JP2003058600A - 構造物の意匠提供方法 - Google Patents

構造物の意匠提供方法

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JP2003058600A
JP2003058600A JP2001250418A JP2001250418A JP2003058600A JP 2003058600 A JP2003058600 A JP 2003058600A JP 2001250418 A JP2001250418 A JP 2001250418A JP 2001250418 A JP2001250418 A JP 2001250418A JP 2003058600 A JP2003058600 A JP 2003058600A
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Tokimitsu Komuro
時光 小室
Kazunori Kurachi
和紀 倉知
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Kikusui Kagaku Kogyo KK
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Kikusui Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、構造物の意匠見本が容易に取得し
得て、施工側も依頼側も構造物全体の意匠を実感として
把握することが容易にできて、構造物の意匠の取引きが
容易となり、さらに、客側での構造物の意匠見本を作成
する場合、専門知識が不十分でも専門家と等価な意匠見
本が作成できる構造物の意匠提供方法の提供を目的とす
る。 【解決手段】この発明は、構造物の画像に色および模様
を割り付けた意匠見本を、相互に少なくとも一部の意匠
が異なる複数に設定し、これら意匠見本の情報をネット
ワーク上のサーバから利用者に提供する構造物の意匠提
供方法であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、例えば、住宅、
ビルなどの構築物を含む構造物の外装を行う場合、その
意匠が容易に選択や確認ができるような構造物の意匠提
供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】商取引きにおいて、例えば、構築物の外
装の意匠を取引きの対象としたとき、これを取引先に説
明して、意匠を決定するには、構築物外装の設計図に意
匠を施した意匠見本を作成し、さらに、外装に使用する
外装材料の商品サンプルを用意して、これら意匠見本の
図面と商品サンプルを使用し説明することになる。
【0003】しかし、このような外装の説明では、全体
のイメージを実感として把握することが困難であり、さ
らに、サンプルを選択するなど試行錯誤する時間が多く
かかり、また、多くの時間を使用しても、なおかつ、全
体のイメージの実感を得ることが困難であると言う問題
点を有する。
【0004】また、上述の外装意匠の説明を外商で行う
とすれば、施工側がこれらの意匠見本設計図や商品サン
プルの複数を所持し、取引先まで訪問して説明すること
になるが、このような設計図や商品サンプルによる取引
き作業は効率が悪く、また、大変煩わしいものである。
【0005】さらに、構造物の外装の施工を企画する客
側において、企画の段階で外装のイメージ作りを行う場
合、建築専門業と同様に意匠見本の設計図を作成すると
しても、知識が専門業のように十分でないと、満足の得
られる意匠見本の作成が困難であると言う問題点を有す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、構造物の
意匠見本が容易に取得し得て、施工側も依頼側も構造物
全体の意匠を実感として把握することが容易にできて、
構造物の意匠の取引きが容易となり、さらに、客側での
構造物の意匠見本を作成する場合、専門知識が不十分で
も専門家と等価な意匠見本の作成ができる構造物の意匠
提供方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、構造物の画
像に色および模様を割り付けた意匠見本を、相互に少な
くとも一部の意匠が異なる複数に設定し、これら意匠見
本の情報をネットワーク上のサーバから利用者に提供す
る構造物の意匠提供方法であることを特徴とする。
【0008】さらに、上述の意匠見本を、前記色および
/または模様の少なくとも一部を選択可能、あるいは編
集・修正可能に設定することができる。
【0009】実施の形態として、生活空間の雰囲気を複
数の空間イメージで分類すると共に、各空間イメージに
それぞれの雰囲気に適応した色および模様を割り付け、
上記空間イメージに基づいて構造物の画像に色および模
様を割り付けて意匠見本を設定することができる。
【0010】実施の形態として、利用者が望む構造物の
画像に、利用者が指定した空間イメージに対応する色お
よび模様を割り付けて意匠見本を設定することができ
る。この場合、利用者が望む構造物の画像には、利用者
が作成した構造物の画像、あるいは、提供者が意匠未設
定の状態で予め用意した複数の構造物の画像からの選択
を含む。
【0011】実施の形態として、前述のネットワークは
イントラネット、インターネット、あるいは、特定回線
で構成することができ、さらに、意匠見本の情報をサー
バに格納して、該情報のアクセスを許容することがで
き、また、サーバへのアクセスには、IDコードやパス
ワードによりアクセス権を設定することができる。
【0012】実施の形態として、前記模様を、区画され
た形態を目地無しまたは/および目地有りで設定するこ
とができる。
【0013】また、前記模様を、タイル張り、レンガ積
み、石積みで代表されるブロック状形態の目地無しまた
は/および目地有りで設定することができる。
【0014】さらに、前記意匠見本の情報のアクセス
を、コンピュータの制御でディスプレイに表示すること
ができる。
【0015】さらに、前述のサーバには、意匠見本の情
報に加えて、構造物の変更や修正、あるいは、色や模様
の割り付けを変更、修正などの編集が可能なプログラ
ム、さらに、使用する色および模様のデータテーブルを
添付することができる。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、ネットワーク上のサ
ーバから、例えば、パーソナルコンピュータで制御され
るディスプレイに、構造物の意匠見本を容易に読み出す
ことができ、さらには、その意匠の色や模様を自由に編
集して、ディスプレイ上で多数の意匠見本を確認するこ
とができ、全体のイメージを容易に実感として把握する
ことかできる。
【0017】したがって、ネットワークが存在する場
所、例えば、施工側では自社のイントラネットを利用し
て、また、依頼側ではインターネットを利用して構造物
の意匠見本を取得して、これを自由に編集し、この意匠
見本で構造物の意匠を説明するとにより、施工側も依頼
側も構造物全体の意匠を実感として容易に把握すること
ができて、構造物の意匠の取引きが容易にできる。
【0018】さらに、利用者が作成した構造物の画像、
あるいは意匠未設定の状態で予め用意した複数の構造物
の画像から選択した画像に対して、提供者側が意匠見本
を設定し、さらに、利用者が空間イメージを指定すれ
ば、該空間イメージに対応した意匠見本が提供者から提
供されるので、利用者が望む構造物に対して専門知識が
不十分でも専門家と等価な意匠見本が容易にでき、構造
物の意匠見本作成の作業を効率よく行うことができる。
【0019】
【実施の形態】この発明の一実施の形態を以下図面と共
に説明する。
【0020】図面は構造物の意匠提供方法を示し、該提
供方法にはインターネットを利用して行う例を示し、図
1において、意匠提供者はインターネット10の所定の
サイトに設定したWebサーバ11にアドレスを持った
ホームページを設定して、該ホームページ(ホルダ)に
後述するような構造物の画像に色および模様を割り付け
た複数の意匠見本の情報を格納する。
【0021】このWebサーバ11には、意匠提供者の
周知のPC(パーソナルコンピュータ)12が接続さ
れ、このPC12で制作された意匠見本の情報がWeb
サーバ11の設定ホームページに格納される。また、P
C12には入力操作する所定の入力手段、および処理情
報を表示する表示手段、その他必要な周辺機器を備えて
いる。
【0022】上述の意匠見本の情報を格納したホームペ
ージはクライアントPC13からインターネット10を
介してアクセスを許容するように設定している。
【0023】上述のクライアントPC13も周知のPC
を使用することができ、所定の入力手段、および表示手
段、その他必要な周辺機器を備えている。
【0024】前述のWebサーバ11のホームページに
格納される構造物の意匠見本は、次のように意匠提供者
が制作して格納する。
【0025】すなわち、構造物の例として建物を示し、
この建物の外装についての意匠見本の制作を説明する。
【0026】建物外装の意匠を設計するには、まず、想
定の中心に生活空間の雰囲気をおいて設計し、この生活
空間の雰囲気は、それぞれが雰囲気を代表すイメージ言
語で分類して基本となる複数の主空間イメージを設定す
る。
【0027】すなわち、この実施例では、上述の主空間
のイメージを、「ナチュラル」「モダン」「クラシッ
ク」「エレガンス」「ジャパネスク」の5を設定する。
【0028】上述の5つの主空間イメージは、それぞれ
が雰囲気(ムード)を代表(集約)するイメージ言語で
生活空間の雰囲気を複数種の異なるイメージで捉らえた
ものであって、この主空間イメージが指定されると、色
彩設計および模様設計の方向性が指定され、この方向性
が定まると配色の絞り込みおよび模様の絞り込みが簡単
化される。
【0029】上述の主空間イメージの内容は、例えば、 「ナチュラル」の主空間イメージ 自然を感じ、穏やかな環境を感じさせ、親しみ、陽気、
なごやか、清潔、さわやかさを感じさせる空間イメージ
であり、温もりのあるソフト〜ライトな色調および模様
(形状体)を用いたさわやかなイメージを示す。 「モダン」の主空間イメージ 無機質感や直線的で、堅さを感じさせ、シャープ、理知
的、進歩的、人工的、はっきりさを感じさせる空間イメ
ージであり、すっきりとしたデザインにコントラストを
つけたカラー配色および模様などで、個性が感じられる
イメージを示す。 「クラシック」の主空間イメージ 格調、風格、重厚さ、豊かさを感じさせる空間イメージ
であり、ダンディで、大人のゆとりを感じさせ、落ち着
いた色使いで重みがあり、欧米の伝統感をもたらす、深
く落ち着いた色使いおよび模様でのイメージを示す。 「エレガンス」の主空間イメージ 優しさ、柔らかさ、フェミニン、透明感のある、明るく
淡い色調と優しい模様の空間イメージであり、ロマンチ
ックで、可愛らしいイメージや、上品さを感じさせるイ
メージを示す。 「ジャパネスク」の主空間イメージ 古風、粋、風情、渋さ、趣のある、日本の伝統的な、落
ち着いた空間イメージであり、主張のそれほど多くない
色使いや模様は、他要素を取り入れることで、和洋折衷
雰囲気やオリジナルなイメージにアレンジ可能なイメー
ジを示す。
【0030】さらに、上述例の5つの主空間イメージ
は、寒い、暖かいといった寒暖の雰囲気に分類して10
個の空間イメージを形成することもでき、この寒暖は色
彩設計の色見として認識される。
【0031】さらに、屋根や外壁の模様を形成する形状
体のグループ、および形状体の色のグループは、各主空
間イメージを作り出すに適合した形状体および色の集合
体で形成することができ、さらに、基調となる基調形状
体と基調色、副調となる副調形状体と副調色、強調とな
る強調形状体と強調色のように、基調、副調および強調
の3要素を含めて設定することも含まれる。
【0032】図2は、上述の各主空間イメージに、建物
の外装を形成する材料を対応させた意匠生成テーブルの
設定例を示す。
【0033】建物の外装として、外壁と屋根とに区分
し、それぞれ模様を形成する形状体の、その工法、その
色を設定する。外壁については目地の有無、および目地
有りのときはその色を設定する。
【0034】例えば、外壁を形成する形状体は、石、レ
ンガ、ブロック、タイル、塗装、板状体(壁板)、土
(土壁)などが有り、また、これらの各種の形状体はそ
れぞれの中で種類が細分化されるので、細分化された形
状体も含めて外壁の各形状体が持つイメージを各主空間
イメージに対応して割当てる。
【0035】外壁の各種の形状体にはそれぞれ工法があ
り、例えば、石であれば、自然石、加工石、野石、玉石
など石の形で、例えば、間知石積み、切石積み、玉石積
み、野石積みなどがあり、さらに、積み方によって、整
層積み、整層乱積み、乱層積みなどがあり、目地の形に
より、布積み、谷積み、亀甲積みなどがあり、これらの
工法によって生じるイメージを主空間イメージに対応し
て割当てる。勿論、前述したその他の外壁の形状体にお
いても同様に、それぞれ固有の工法があるので、それぞ
れの工法が持つイメージを各主空間イメージに対応して
割当てる。
【0036】また、上述の外壁の形状体にも色があり、
上述例の石の場合、ことに加工石では意図的に着色さ
れ、同様に塗装においても各種の色があるので、これら
の色が持つイメージを各主空間イメージに対応して割当
てる。
【0037】また、形状体を積上げて外装を形成する場
合、その積上げには目地を用いたり、あるいは、目地無
しで積上げるので、この目地の有無、および目地を使用
したときの目地色によって生じるイメージを各主空間イ
メージに割当てる。
【0038】さらに、屋根を形成する形状体には、例え
ば、瓦屋根、化粧スレート屋根、金属屋根(銅板、折
板、トタンなど)などがあり、さらに、これらの屋根に
も種類が細分化されるので、細分化された屋根の形状体
も含めて各形状体が持つイメージを各主空間イメージに
対応して割当てる。
【0039】各種の屋根の形状体にはそれぞれ工法が各
種存在するので、これらの工法によって生じる屋根の形
状体のイメージを主空間イメージに対応して割当てる。
【0040】また、上述の屋根の形状体にも色があり、
ことに化粧スレート屋根では意図的に着色されて各種の
色があるので、これらの色が持つ屋根の形状体のイメー
ジを各主空間イメージに対応して割当てる。
【0041】上述のように構成された意匠生成テーブル
は意匠制作者のPC12にファイルしているので、次ぎ
に上述の意匠生成テーブルを利用して、意匠提供者が図
3に示す建物の外装の意匠見本の設計制作を、図4のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0042】まず、意匠提供者はPC12を使用して建
物の外観を設計して(ステップn1)、その外観図形を
表示手段のディスプレイに表示し、次ぎに、建物の主空
間イメージを決定して、主空間イメージを入力する(ス
テップn2)。
【0043】上述の主空間イメージの指定項目は、「ナ
チュラル」「モダン」「クラシック」「エレガンス」
「ジャパネスク」であって、これらを建物の外観図形と
共にディスプレイに表示し、これらの指定項目を入力手
段のマウスにより選択して指定入力する。
【0044】例えば、「モダン」を選択してこれを指定
入力すると、図2に示した意匠生成テーブルから主空間
イメージの「モダン」の項目の外壁と屋根に関する形状
体の種類、形状体の工法、形状体の色、形状体の目地の
有無、その色に関する設定された項目が読出されて、デ
ィスプレイに表示される(ステップn3)。
【0045】上述の主空間イメージの「モダン」の項目
は、例えば、図5に示すごとくであって、意匠提供者は
この中から模様および色を選択して指定する。
【0046】意匠提供者はディスプレイ14に表示され
た建物の外観図において、外装を行う部分を指定する
(ステップn4)。
【0047】例えば、図3において、建物20の外壁2
1の下部横ラインの基礎部分21aの範囲を入力手段の
マウスを使用して指定し、この分の形状体を選択する。
この選択は、例えば、図5において、石積みをクリック
し、さらに、この部分21aは積上げをしないので、工
法は平積みをクリックし、さらに、色は場所が基礎部分
であるので、ベースカラーの1つ、例えば、色X1をク
リックすれば、基礎部分21aの範囲が指定通りの形状
体と色で外観図に表示される。
【0048】そして、表示された形状体および色が満足
いかないときは、それぞれを入力しなおし、満足であれ
ばエンタキーを操作することにより、形状体および色が
確定される(ステップn5,n6,n7)。
【0049】続いて、外壁21の基礎部分21aを除く
全面の範囲を上述と同様に指定し、さらに、例えば、形
状体を石積み(例えば砂岩)、工法を整層積み、色をア
ソートカラーのY1、目地有りでその色をベースカラー
X3を指定することにより、外壁21の全面が指定され
た形状体および色の通りに表示される。
【0050】この状態で、外壁21の強調ライン21b
を指定するべく、この部分21bを指定し、色の指定を
アクセントカラーZ1にすると、この強調ライン21b
の部分がアクセントカラーZ1で表示される。
【0051】このような操作を繰返し実行して、ドアー
21c、樋21d、帯部21e、屋根22、屋根側面2
2a、屋根壁部22bについても形状体および色を指定
して建物20の外装全体を選択してその意匠を確定する
(ステップn7,n8)。
【0052】このように外装の選択および指定は、1つ
の主空間イメージの「モダン」でも選択する形状体およ
びその色によって、複数種類を作成することができるの
で、これらを名付けてファイル保存する(ステップn
9,n10)。
【0053】このようにして、建物外装の意匠見本を設
計し、さらに、主空間イメージの指定、色、模様の割り
付けの指定を変更して多数の意匠見本を作成して保存す
る。そして、このように設計制作された意匠見本は、例
えば、主空間イメージを上層位置にし、色の違いや模様
の違いを下層にした階層構造の建物外装の意匠見本の情
報集を構築して、Webサーバ11に設定したホームペ
ージのホルダに格納する。同時に、格納した意匠見本の
意匠の一部、例えば、建物の形状、外装の配置、色、模
様などを編集・修正するためのソフトウエアも格納す
る。
【0054】そして、これらの情報のアクセスについて
は、クライアントの住所、氏名または会社名を登録する
ことにより、IDコード、パスワードをアクセス権とし
てクライアントに付与する。
【0055】次ぎに、図6を参照して、上述のWebサ
ーバ11に設定した意匠提供者のホームページへのアク
セスについて説明する。
【0056】クライアントPC13から意匠提供者のホ
ームページのアドレスを入力するとインターネット10
を介して該ホームページに接続され(ステップn1
1)、ホームページからはそのトップページの情報がダ
ウンロードされる(ステップs11)。
【0057】クライアントPC13の表示手段のディス
プレイには、トップページが表示され(ステップn1
2)、その表示項目にアクセス権の設定欄が設けられて
おり、例えば、住所、氏名または会社名を登録すること
を条件としてアクセス権としてIDコードとパスワード
が付与される。
【0058】したがって、この住所、氏名または会社名
の情報が入力されて送信されることにより(ステップn
13)、ホームページ側では受信した住所、氏名または
会社名を登録してアクセス権を設定し、IDコードおよ
びパスワードをダウンロードする(ステップs12)。
【0059】クライアントPC13のディスプレイに
は、トップページに付与されたIDコードとパスワード
が表示され(ステップn14)、また、該トップページ
にはこれらを入力する入力欄が設定されているので、付
与されたIDコードとパスワードを入力して、これを送
信する(ステップn15)。
【0060】ホームページ側では、受信したIDコード
およびパスワードを登録データと照合し、一致すると、
ホルダに格納している建物外装の意匠見本の情報集およ
び編集・修正ソフトウエアをダウンロードする(ステッ
プs13)。
【0061】クライアントPC13では、意匠見本の情
報集および編集・修正ソフトウエアを所定のファイルに
格納する(ステップn16)。
【0062】そして、ダウンロードした情報に基づい
て、建物外装の意匠見本を参照し、また、クライアント
の感覚で意匠見本を必要に応じて編集・修正して目的の
建物外装の意匠を作成することができる(ステップn1
7)。
【0063】上述の意匠提供者のホームページによる意
匠見本の利用は、意匠提供者自身が外商で依頼主と商談
するときに利用することができ、また、依頼主との商談
が予め判明している場合は、依頼主に対応した意匠見本
を作成してホームページに格納しておくことにより、出
先のクライアントPCでこれを容易に参照することがで
きる。
【0064】また、イントラネットを利用する場合、フ
ァイルサーバに建物外装の意匠見本を格納すれば、営業
部のPCで意匠見本を参照することができ、円滑な商談
ができる。
【0065】なお、図4で示した実施例によれば、We
bサーバ11に完成した意匠見本のデータが多く格納さ
れ、そのメモリ量が多くなるが、これを解消するため
に、次ぎのように構成することもできる。
【0066】すなわち、建物外観設計図の画像を意匠未
設定の状態で必要数を予め用意して格納し、これらの設
計画像を利用者に選択させた後、選択された設計画像に
対して、プログラム化された前述の処理ステップn2〜
n10の処理で演算処理して、意匠見本を制作し、これ
を利用者に供給するようにプログラムおよびWebサー
バ11を構築する。
【0067】この処理方法によれば、Webサーバ11
のメモリ量も少なくすることができる。
【0068】さらに、上述の処理方法によれば、利用者
が建物外観設計図の画像をWebサーバ11に送信すれ
ば、これに対して意匠見本を制作することができ、併せ
て利用者が主空間イメージをも指定することにより、利
用者が希望する構造物の画像に対して、利用者の指定し
た主空間イメージで、意匠見本を制作して、これを利用
者に提供することができる。
【0069】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明のネットワークは、実施例のインタ
ーネット10に対応し、同様に、サーバは、Webサー
バ11に対応するも、その他の構成を含めてこの発明の
構成は実施例の構成に限定されるものではなく、多くの
実施の形態を備える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 インターネットの構成図。
【図2】 主空間イメージと外装材料との意匠生成テー
ブルの説明図。
【図3】 表示される建物の外観説明図。
【図4】 外装設計処理のフローチャート。
【図5】 主空間イメージの「モダン」の意匠生成テー
ブルの説明図。
【図6】 アクセス処理のフローチャート。
【符号の説明】
10…インターネット 11…Webサーバ 12…PC 13…クライアントPC 20…建物 21…外壁 22…屋根

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】構造物の画像に色および模様を割り付けた
    意匠見本を、相互に少なくとも一部の意匠が異なる複数
    に設定し、これら意匠見本の情報をネットワーク上のサ
    ーバから利用者に提供する構造物の意匠提供方法。
  2. 【請求項2】構造物の画像に色および模様を割り付けた
    意匠見本を、前記色および/または模様の少なくとも一
    部を選択可能に設定し、これら意匠見本の情報をネット
    ワーク上のサーバから利用者に提供する構造物の意匠提
    供方法。
  3. 【請求項3】生活空間の雰囲気を複数の空間イメージで
    分類すると共に、各空間イメージにそれぞれの雰囲気に
    適応した色および模様を割り付け、上記空間イメージに
    基づいて構造物の画像に色および模様を割り付けて意匠
    見本を設定する請求項1または2に記載の構造物の意匠
    提供方法。
  4. 【請求項4】利用者が望む構造物の画像に、利用者が指
    定した空間イメージに対応する色および模様を割り付け
    て意匠見本を設定する請求項3に記載の構造物の意匠提
    供方法。
  5. 【請求項5】意匠見本の情報をネットワーク上のサーバ
    に格納して、該情報のアクセスを許容する請求項1〜4
    の内の1つに記載の構造物の意匠提供方法。
  6. 【請求項6】前記模様を、区画された形態を目地無しま
    たは/および目地有りで設定した請求項1〜4の内の1
    つに記載の構造物の意匠提供方法。
  7. 【請求項7】前記模様を、タイル張り、レンガ積み、石
    積みで代表されるブロック状形態の目地無しまたは/お
    よび目地有りで設定した請求項1〜4の内の1つに記載
    の構造物の意匠提供方法。
  8. 【請求項8】前記意匠見本の情報のアクセスを、コンピ
    ュータの制御で実行することを許容した請求項1〜7の
    内の1つに記載の構造物の意匠提供方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005258921A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Sk Kaken Co Ltd 建築塗料選定システム及びプログラム
JP2012221400A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Yasushi Seiki デザイン生成装置及びデザイン生成プログラム

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JP2005258921A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Sk Kaken Co Ltd 建築塗料選定システム及びプログラム
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