JP2003058051A - 電子入札システム - Google Patents

電子入札システム

Info

Publication number
JP2003058051A
JP2003058051A JP2001246387A JP2001246387A JP2003058051A JP 2003058051 A JP2003058051 A JP 2003058051A JP 2001246387 A JP2001246387 A JP 2001246387A JP 2001246387 A JP2001246387 A JP 2001246387A JP 2003058051 A JP2003058051 A JP 2003058051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
computer
bid
public key
key
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001246387A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Aikawa
登 相川
Osamu Taniguchi
修 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NS Solutions Corp
Original Assignee
NS Solutions Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NS Solutions Corp filed Critical NS Solutions Corp
Priority to JP2001246387A priority Critical patent/JP2003058051A/ja
Publication of JP2003058051A publication Critical patent/JP2003058051A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 応札情報を開札時刻まで知ることができず、
鍵の生成・管理に要する応札者の負担をなくし、復号化
の鍵を送信しない電子入札システムを提供する。 【解決手段】 発注者側の第一コンピュータは、第一公
開鍵及び第一秘密鍵を生成し、第一公開鍵を応札者側の
第二コンピュータに送信する。第三者機関側の第三コン
ピュータは、第二公開鍵及び第二秘密鍵を生成し、第二
公開鍵を第二コンピュータに送信する。第二コンピュー
タは、最初に第一公開鍵、次に第二公開鍵を用いて、応
札情報を二重に暗号化し、その二重に暗号化した応札情
報を第一コンピュータに送信する。開札時刻が経過する
と、第三コンピュータは、第一コンピュータから送られ
た二重に暗号化された応札情報を第二秘密鍵で復号化し
た後、その復号化された応札情報を第一コンピュータに
送信する。第一コンピュータは、その復号化された応札
情報を第一秘密鍵で復号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、官公庁等で行われ
る入札の処理を電子的に行う電子入札システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】官公庁等で行われる入札では、応札情報
が事前に応札者にも発注者にも漏れないように、開札日
時までは何人も応札情報の内容を知ることができないよ
うにする必要がある。このため、従来は、発注者が用意
した木箱に応札者が応札情報を封書で投入し、開札時刻
になると、木箱の鍵を開けてそれぞれの応札情報を開封
することにより、入札がなされていた。
【0003】近年では、このような入札の処理を電子化
すべく、電子入札システムが提案されている。かかる電
子入札システムは、例えば、発注者側に設けられたコン
ピュータ(発注者側コンピュータ)と応札者側に設けら
れたコンピュータ(応札者側コンピュータ)とをインタ
ーネット等を通じて接続し、応札情報を電子情報として
コンピュータ間でやり取りするものである。但し、上述
したように応札情報の内容が事前に漏れないようにする
ため、電子情報を暗号化する必要がある。
【0004】電子入札システムで採用されている暗号化
の方式としては、共通鍵分散方式と、時間鍵方式とがあ
る。共通鍵分散方式は、共通鍵という一種類の鍵を用い
て、情報を暗号化すると共にその暗号化した情報を復号
化する方式である。これに対し、時間鍵方式とは、信頼
のある第三者機関が、情報を暗号化するための公開鍵と
その暗号化された情報を復号化するための秘密鍵という
二種類の鍵を生成すると共に、かかる鍵の送信時期の管
理を行う方式である。
【0005】次に、これまで提案されている種々の電子
入札システムについて説明する。最初に、共通鍵分散方
式による電子入札システムの例を説明する。この電子入
札システムのことを第一従来例と称することにする。図
8は第一従来例である電子入札システムにおける入札の
処理手順を説明するための図である。この第一従来例で
は、まず、応札者側コンピュータは共通鍵を生成する
(1)。次に、応札者側コンピュータは、その共通鍵で
入札書(応札情報)を暗号化し(2)、その暗号化した
入札書を発注者側コンピュータに送信する(3)。ま
た、応札者側コンピュータは、開札時刻前のある時期
に、当該共通鍵を発注者側コンピュータに送信する
(4)。そして、開札時刻が経過した後、発注者側コン
ピュータがその共通鍵で暗号化した入札書を復号化する
ことにより(5)、発注者は、その入札書の内容を知る
ことができる。
【0006】次に、時間鍵方式による電子入札システム
の例を説明する。この一例としては、特開平11−13
6230号公報に掲載されたもの(第二従来例)があ
る。図9は第二従来例である電子入札システムにおける
入札の処理手順を説明するための図である。この第二従
来例では、時間鍵管理装置(コンピュータ)がインター
ネットを通じて発注者側コンピュータ及び受注者側コン
ピュータと接続されている。まず、時間鍵管理装置は、
公開鍵及び秘密鍵を生成し(1)、その公開鍵を受注者
側コンピュータに送信する(2)。受注者側コンピュー
タは、その送信された公開鍵を用いて入札情報(応札情
報)を暗号化し(3)、その暗号化した入札情報を発注
者側コンピュータに送信する(4)。そして、開示時刻
が経過すると、時間鍵管理装置が、自己の秘密鍵を発注
者側コンピュータに送信する(5)。発注者側コンピュ
ータが、その秘密鍵を用いて、暗号化された入札情報を
復号化することにより(6)、発注者は、当該入札情報
の内容を知ることができる。
【0007】尚、この特開平11−136230号公報
には、上記時間鍵管理装置を、公開鍵・秘密鍵の生成及
び管理だけを行う時間鍵管理装置と、それ以外の入札処
理、例えば暗号化された情報の送受信等を行う入札管理
装置とに分離して構成することが開示されている。
【0008】また、電子入札システムに関する他の先行
技術として、特開2000−29973号公報、特開2
000−353205号公報、特開2001−2287
5号公報等に記載された発明等がある。
【0009】特開2000−29973号公報には、上
記特開平11−136230号公報に記載された発明
(第二従来例)をさらに複雑化したもの(第三従来例)
が開示されている。図10は第三従来例である電子入札
システムにおける入札の処理手順を説明するための図で
ある。図10において、(1)から(4)までの処理
は、上記第二従来例の対応する処理とほとんど同じであ
る。但し、第三従来例では、セリ等における入札を想定
しているため、発注者の代わりに「入札要求者」、応札
者の代わりに「売手」、応札情報の代わりに「付け値」
という言葉を使用している。また、暗号鍵という言葉が
使用されているが、これは、共通鍵、又は公開鍵・秘密
鍵を意味していると考えられる。
【0010】第三従来例では、売手側のコンピュータか
ら暗号鍵1で暗号化された付け値が送信されると、入札
要求者側のコンピュータは、独自に暗号鍵2を生成した
後(5)、その暗号鍵2を用いて、暗号鍵1で暗号化さ
れた付け値を二重に暗号化する(6)。その後、入札要
求者側のコンピュータは、その二重に暗号化された付け
値を第三者認証機関側のコンピュータに送信する
(7)。第三者認証機関側のコンピュータは、入札満了
時に達すると、その二重に暗号化された付け値と暗号鍵
1とを入札要求者側のコンピュータに送信する(8)。
こうして、入札要求者側のコンピュータが、暗号鍵1と
自己の暗号鍵2とを用いて、二重に暗号化された付け値
を復号化することにより(9)、入札要求者は、付け値
の内容を知ることができる。
【0011】特開2001−22875号公報には、上
記特開平11−136230号公報に記載された発明
(第二従来例)の変形例とでも言うべきもの(第四従来
例)が開示されている。図11は第四従来例である電子
入札システムにおける入札の処理手順を説明するための
図である。図11において、(1)から(4)までの処
理は、上記第二従来例の対応する処理とほとんど同じで
ある。第四従来例では、応札者側コンピュータから公開
鍵で暗号化された応札情報が送信されると、電子取引所
(発注者)側のコンピュータは、当該暗号化された応札
情報をセキュリティセンタ(第三者機関)側のコンピュ
ータに送信する(5)。そして、セキュリティセンタ側
のコンピュータは、自己の秘密鍵でその暗号化された応
札情報を復号化し(6)、落札時刻以降にその応札情報
を電子取引所側のコンピュータに送信する(7)。
【0012】また、この特開2001−22875号公
報には、もう一つの発明(第五従来例)が開示されてい
る。図12は第五従来例である電子入札システムにおけ
る入札の処理手順を説明するための図である。尚、特開
2000−353205号公報に記載された発明は、こ
の第五従来例に係る発明と実質的に同一な内容を有して
いる。
【0013】第五従来例では、まず、セキュリティセン
タ側のコンピュータが、公開鍵及び秘密鍵を生成し
(1)、そのうち公開鍵を応札者側コンピュータに送信
する(2)。一方、応札者側コンピュータも独自に共通
鍵を生成する(3)。その後、応札者側コンピュータ
は、応札情報を共通鍵で暗号化すると共に(4)、その
共通鍵を公開鍵で暗号化する(5)。これら二つの暗号
化された情報は一緒にして電子取引所側のコンピュータ
に送信される(6)。電子取引所側のコンピュータは、
暗号化された公開鍵をセキュリティセンタ側のコンピュ
ータに送信する(7)。セキュリティセンタ側のコンピ
ュータは、自己の秘密鍵でその暗号化された公開鍵を復
号化し(8)、その後、落札日時以降に、当該公開鍵を
電子取引所側のコンピュータに送信する(9)。電子取
引所側のコンピュータはその公開鍵を用いて、暗号化さ
れた応札情報を復号化する(10)。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、電子
入札システムでは、入札の公正性を担保するために、応
札情報の内容を開札時刻まで第三者機関も含めて何人も
知ることができないようにする必要がある。このため、
発注者側のコンピュータは開札時刻以前に応札情報を復
号化できないようにしなければならない。しかし、上記
の第一従来例では、応札者側コンピュータが開札時刻以
前に共通鍵を発注者側コンピュータに送信するので、発
注者は開札時刻が経過する前に入札書の内容を知ること
が可能である。一方、第四従来例では、セキュリティセ
ンタ側のコンピュータが落札日時以前に応札情報を復号
化するため、セキュリティセンタはその応札情報の内容
を知ることが可能である。したがって、第一従来例又は
第四従来例の電子入札システムについては、入札の公正
性に不安が残るという問題がある。
【0015】また、応札者の負担を考えると、応札者に
は鍵の生成や管理を行わせるべきではない。特に、応札
者が多数の入札案件に対して応札する場合に、各入札案
件毎に鍵を生成し、しかも各鍵毎にその送信時刻等を管
理するのでは、応札者の負担があまりにも大きくなって
しまう。それにもかかわらず、上記の第一従来例及び第
五従来例では、応札者側で共通鍵を生成することにして
いる。特に、第一従来例では、応札者が入札書と共通鍵
を個別に二回に分けて送信し、しかも共通鍵の送信時間
の管理をしなければならないので、応札者の負担がとて
も大きい。
【0016】更に、時間鍵方式では、暗号鍵として公開
鍵と秘密鍵を用いるが、秘密鍵は、本来、その生成元で
秘密に管理すべきものである。これにより、公開鍵で暗
号化された情報は当該鍵の生成元以外には知られること
がないということが保証される。しかしながら、上記の
第二従来例及び第三従来例では、秘密鍵を送信する処理
が行われている。このため、セキュリティの観点から、
一度送信された秘密鍵は二度と使用することができず、
次回は、新たに秘密鍵を生成しなければならなくなって
しまう。
【0017】このように、上述した従来の各電子入札シ
ステムは、実際に入札業務に適用するに際して十分満足
のいくものではない。
【0018】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、応札情報の内容を開札時刻まで何人も知ること
ができず、鍵の生成や管理に要する応札者の負担をなく
し、しかも復号化のための鍵を送信する必要のない電子
入札システムを提供することを目的とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、各発注者側に設けられた第一コンピュー
タと、各応札者側に設けられた第二コンピュータと、発
注者及び応札者に関係のない第三者機関側に設けられた
第三コンピュータとがネットワークを介して接続された
電子入札システムであって、前記各第一コンピュータ
は、自己の作成した入札案件毎に第一公開鍵及びそれに
対応する第一秘密鍵を生成する第一鍵生成手段と、前記
第一公開鍵を前記各第二コンピュータに送信する手段
と、前記第一公開鍵で暗号化された情報を当該第一公開
鍵に対応する前記第一秘密鍵を用いて復号化する第一復
号手段とを有し、前記第三コンピュータは、入札案件毎
に第二公開鍵及びそれに対応する第二秘密鍵を生成する
第二鍵生成手段と、前記第二公開鍵を前記各第二コンピ
ュータに送信する手段と、前記第二公開鍵で暗号化され
た情報を当該第二公開鍵に対応する前記第二秘密鍵を用
いて復号化する第二復号手段とを有し、前記各第二コン
ピュータは、ある入札案件についての応札情報を、前記
第一コンピュータから送信された当該入札案件に対する
前記第一公開鍵を用いて暗号化した後に、その暗号化し
た前記応札情報を前記第三コンピュータから送信された
当該入札案件に対する前記第二公開鍵を用いて二重に暗
号化する暗号手段と、前記暗号手段で二重に暗号化され
た前記応札情報を、当該入札案件の作成元である前記第
一コンピュータ及び前記第三コンピュータのうち少なく
とも一方に送信する手段とを有し、ある入札案件の開札
時間が経過したときに、前記第三コンピュータの前記第
二復号手段が、前記第二コンピュータから直接又は前記
第一コンピュータを介して送信された当該入札案件につ
いての二重に暗号化された前記応札情報を復号化した
後、前記第三コンピュータが、その復号化により得られ
た前記第一公開鍵でのみ暗号化された前記応札情報を、
当該入札案件の作成元である前記第一コンピュータに送
信し、当該第一コンピュータの前記第一復号手段が、前
記第三コンピュータから送信された前記第一公開鍵での
み暗号化された前記応札情報を復号化することを特徴と
するものである。
【0020】また、上記の目的を達成するための本発明
は、各発注者側に設けられた第一コンピュータと、各応
札者側に設けられた第二コンピュータと、発注者及び応
札者に関係のない第三者機関側に設けられた第三コンピ
ュータとがネットワークを介して接続された電子入札シ
ステムであって、前記各第一コンピュータは、自己の作
成した入札案件毎に第一公開鍵及びそれに対応する第一
秘密鍵を生成する第一鍵生成手段と、前記第一公開鍵を
前記各第二コンピュータに送信する手段と、前記第一公
開鍵で暗号化された情報を当該第一公開鍵に対応する前
記第一秘密鍵を用いて復号化する第一復号手段とを有
し、前記第三コンピュータは、入札案件毎に第二公開鍵
及びそれに対応する第二秘密鍵を生成する第二鍵生成手
段と、前記第二公開鍵を前記各第二コンピュータに送信
する手段と、前記第二公開鍵で暗号化された情報を当該
第二公開鍵に対応する前記第二秘密鍵を用いて復号化す
る第二復号手段とを有し、前記各第二コンピュータは、
ある入札案件についての応札情報を、前記第三コンピュ
ータから送信された当該入札案件に対する前記第二公開
鍵を用いて暗号化した後に、その暗号化した前記応札情
報を前記第一コンピュータから送信された当該入札案件
に対する前記第一公開鍵を用いて二重に暗号化する暗号
手段と、前記暗号手段で二重に暗号化された前記応札情
報を前記第三コンピュータに送信する手段とを有し、あ
る入札案件の開札時間が経過したときに、前記第三コン
ピュータが、前記第二コンピュータから送信された当該
入札案件についての二重に暗号化された前記応札情報
を、当該入札案件の作成元である前記第一コンピュータ
に送信し、当該第一コンピュータの前記第一復号手段
が、当該二重に暗号化された前記応札情報を復号化した
後、当該第一コンピュータが、その復号化により得られ
た前記第二公開鍵でのみ暗号化された前記応札情報を前
記第三コンピュータに送信し、前記第三コンピュータの
前記第二復号手段が、当該第一コンピュータから送信さ
れた前記第二公開鍵でのみ暗号化された前記応札情報を
復号化した後、前記第三コンピュータが、その復号化に
より得られた前記応札情報を当該第一コンピュータに送
信することを特徴とするものである。
【0021】また、上記の目的を達成するための本発明
に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、各発注
者側に設けられた第一コンピュータにおいて、自己の作
成した入札案件毎に第一公開鍵及びそれに対応する第一
秘密鍵を生成する第一機能と、前記第一機能で生成され
た前記第一公開鍵を各応札者側に設けられた第二コンピ
ュータに送信する第二機能とを実現させるためのプログ
ラムと、発注者及び応札者に関係のない第三者機関側に
設けられた第三コンピュータにおいて、入札案件毎に第
二公開鍵及びそれに対応する第二秘密鍵を生成する第三
機能と、前記第三機能で生成された前記第二公開鍵を前
記各第二コンピュータに送信する第四機能とを実現させ
るためのプログラムと、前記各第二コンピュータにおい
て、ある入札案件についての応札情報を、前記第一コン
ピュータから送信された当該入札案件に対する前記第一
公開鍵を用いて暗号化した後に、その暗号化した前記応
札情報を前記第三コンピュータから送信された当該入札
案件に対する前記第二公開鍵を用いて二重に暗号化する
第五機能と、前記第五機能で二重に暗号化された前記応
札情報を、当該入札案件の作成元である前記第一コンピ
ュータ及び前記第三コンピュータのうち少なくとも一方
に送信する第六機能とを実現させるためのプログラム
と、ある入札案件の開札時間が経過したときに、前記第
三コンピュータが、前記第二コンピュータから直接又は
前記第一コンピュータを介して送信された当該入札案件
についての二重に暗号化された前記応札情報を、当該入
札案件に対する前記第二秘密鍵を用いて復号化した後、
その復号化により得られた前記第一公開鍵でのみ暗号化
された前記応札情報を、当該入札案件の作成元である前
記第一コンピュータに送信し、当該第一コンピュータ
が、前記第三コンピュータから送信された前記第一公開
鍵でのみ暗号化された前記応札情報を、当該入札案件に
対する前記第一秘密鍵を用いて復号化する第七機能を実
現するためのプログラムと、が記録されたことを特徴と
するものである。
【0022】更に、上記の目的を達成するための本発明
に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、各発注
者側に設けられた第一コンピュータにおいて、自己の作
成した入札案件毎に第一公開鍵及びそれに対応する第一
秘密鍵を生成する第一機能と、前記第一機能で生成され
た前記第一公開鍵を各応札者側に設けられた第二コンピ
ュータに送信する第二機能とを実現するためのプログラ
ムと、発注者及び応札者に関係のない第三者機関側に設
けられた第三コンピュータにおいて、入札案件毎に第二
公開鍵及びそれに対応する第二秘密鍵を生成する第三機
能と、前記第三機能で生成された前記第二公開鍵を前記
各第二コンピュータに送信する第四機能とを実現するた
めのプログラムと、前記各第二コンピュータにおいて、
ある入札案件についての応札情報を、前記第三コンピュ
ータから送信された当該入札案件に対する前記第二公開
鍵を用いて暗号化した後に、その暗号化した前記応札情
報を前記第一コンピュータから送信された当該入札案件
に対する前記第一公開鍵を用いて二重に暗号化する第五
機能と、前記第五機能で二重に暗号化された前記応札情
報を前記第三コンピュータに送信する第六機能とを実現
するためのプログラムと、ある入札案件の開札時間が経
過したときに、前記第三コンピュータが、前記第二コン
ピュータから送信された当該入札案件についての二重に
暗号化された前記応札情報を、当該入札案件の作成元で
ある前記第一コンピュータに送信し、当該第一コンピュ
ータが、当該二重に暗号化された前記応札情報を、当該
入札案件に対する前記第一秘密鍵を用いて復号化した
後、その復号化により得られた前記第二公開鍵でのみ暗
号化された前記応札情報を前記第三コンピュータに送信
し、前記第三コンピュータが、当該第一コンピュータか
ら送信された前記第二公開鍵でのみ暗号化された前記応
札情報を、当該入札案件に対する前記第二秘密鍵を用い
て復号化した後、その復号化により得られた前記応札情
報を当該第一コンピュータに送信する第七機能を実現す
るためのプログラムと、が記録されたことを特徴とする
ものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本発明の第一実施形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は本発明の第一実施
形態である電子入札システムの概略構成図、図2はその
電子入札システムにおいて各発注者側に設けられた第一
コンピュータの概略ブロック図、図3はその電子入札シ
ステムにおいて各応札者側に設けられた第二コンピュー
タの概略ブロック図、図4はその電子入札システムにお
いて第三者機関側に設けられた第三コンピュータの概略
ブロック図である。
【0024】かかる電子入札システムは、ネットワーク
上で入札案件を公開し、官公庁等で行われる入札の処理
を電子的に行うものである。この電子入札システムは、
図1に示すように、複数の第一コンピュータ10,1
0,・・・ と、複数の第二コンピュータ20,20,・・・
と、第三コンピュータ30とを備える。これらの第一コ
ンピュータ10、第二コンピュータ20及び第三コンピ
ュータ30は互いにインターネット等のネットワークを
介して接続されている。
【0025】第一コンピュータ10は各発注者側に設置
されており、第二コンピュータ20は各応札者側に設置
されている。また、第三コンピュータ30は、発注者及
び応札者に関係のない第三者機関の側に設置されてい
る。ここで、第三者機関は、各発注者から送られた入札
案件を登録し、その入札案件に対する開札時刻を管理す
る等の役割を果たす。
【0026】各第一コンピュータ10は、図2に示すよ
うに、制御部11と、記憶部12と、入札案件データベ
ース13と、応札情報データベース14と、鍵データベ
ース15と、鍵生成部(第一鍵生成手段)16と、送受
信部17と、復号部(第一復号手段)18とを有する。
【0027】記憶部12には、制御部11による処理に
必要な各種のプログラムが記録されている。制御部11
は、所定のプログラムに従って各種の処理を実行した
り、鍵生成部16、送受信部17や復号部18等を制御
したりする。
【0028】入札案件データベース13には、当該発注
者が作成した入札案件に関する情報が格納される。かか
る入札案件に関する情報には、入札案件の内容の詳細、
入札案件に対する開札時刻、発注者の名前等の情報が含
まれる。鍵生成部16は、自己の作成した入札案件毎に
第一公開鍵及びそれに対応する第一秘密鍵を生成するも
のである。ここでは、例えば、各入札案件毎に異なる第
一公開鍵及び第一秘密鍵を生成することにする。かかる
第一公開鍵及び第一秘密鍵は、入札案件と関連付けられ
て鍵データベース15に格納される。
【0029】送受信部17は、例えば、鍵生成部16で
生成された第一公開鍵を各第二コンピュータ20に送信
したり、自己の作成した入札案件に関する情報を第三コ
ンピュータ30に送信したりする。また、送受信部17
は、各第二コンピュータ20や第三コンピュータ30か
ら送られた暗号化された応札情報を受信する。
【0030】復号部18は、第一公開鍵で暗号化された
応札情報を、当該第一公開鍵に対応する第一秘密鍵を用
いて復号化するものである。また、応札情報データベー
ス14は、暗号が完全に解かれた応札情報を入札案件と
関連付けて格納するものである。発注者は、ある入札案
件に対する開札時刻以降に、当該入札案件に関連付けら
れた応札情報の中から、例えば応札金額が最も安い応札
者を選択し、その応札者に当該入札案件を発注する。
【0031】第三コンピュータ30は、図4に示すよう
に、制御部31と、記憶部32と、入札案件データベー
ス33と、応札情報データベース34と、鍵データベー
ス35と、鍵生成部(第二鍵生成手段)36と、送受信
部37と、復号部(第二復号手段)38とを有する。
【0032】記憶部32には、制御部31による処理に
必要な各種のプログラムが記録されている。制御部31
は、所定のプログラムに従って各種の処理を実行した
り、鍵生成部36、送受信部37や復号部38等を制御
したりする。
【0033】入札案件データベース33には、各第一コ
ンピュータ10から送られた入札案件に関する情報が格
納される。制御部31は、入札案件データベース33に
格納された各入札案件に関する情報に基づいて、各々の
入札案件に対する開札時刻を管理する。また、鍵生成部
36は、入札案件毎に第二公開鍵及びそれに対応する第
二秘密鍵を生成するものである。ここでは、例えば、各
入札案件毎に異なる第二公開鍵及び第二秘密鍵を生成す
ることにする。かかる第二公開鍵及び第二秘密鍵は、入
札案件と関連付けられて鍵データベース35に格納され
る。
【0034】送受信部37は、例えば、鍵生成部36で
生成された第二公開鍵を各第二コンピュータ20に送信
したり、各第一コンピュータ10から送られた、入札案
件に関する情報及び暗号化された応札情報を受信したり
する。ここで、各第一コンピュータ10から送られた応
札情報は後述するように二重に暗号化されており、かか
る二重に暗号化された応札情報は、入札案件と関連付け
られて応札情報データベース34に格納される。また、
復号部38は、第二公開鍵で暗号化された応札情報を、
当該第二公開鍵に対応する第二秘密鍵を用いて復号化す
るものである。
【0035】各第二コンピュータ20は、図3に示すよ
うに、制御部21と、記憶部22と、鍵データベース2
3と、暗号部(暗号手段)26と、送受信部27とを有
する。記憶部22には、制御部21による処理に必要な
各種のプログラムが記録されている。制御部21は、所
定のプログラムに従って各種の処理を実行したり、暗号
部26や送受信部27等を制御したりする。
【0036】鍵データベース23は、各第一コンピュー
タ10から送信された第一公開鍵及び第三コンピュータ
30から送信された第二公開鍵を入札案件と関連付けて
格納するものである。
【0037】暗号部26は、ある入札案件に対する応札
情報を、第一コンピュータ10から送信された当該入札
案件に対する第一公開鍵を用いて暗号化した後に、その
暗号化した応札情報をさらに第三コンピュータ30から
送信された当該入札案件に対する第二公開鍵を用いて二
重に暗号化するものである。ここで、暗号化の順序は最
初に第一公開鍵、次に第二公開鍵であるから、当該二重
に暗号化された応札情報を復号化する場合は、先に第二
秘密鍵を用い、次に第一秘密鍵を用いなければならな
い。
【0038】送受信部27は、例えば、各第一コンピュ
ータ10からの第一公開鍵や第三コンピュータ30から
の第二公開鍵を受信したり、暗号部26で二重に暗号化
された応札情報を、当該入札案件の作成元である第一コ
ンピュータ10に送信したりする。
【0039】上述したように、第三コンピュータ30の
制御部31は、入札案件データベース33に格納された
入札案件に関する情報に基づいて、各々の入札案件に対
する開札時刻を管理している。制御部31は、ある入札
案件に対する開札時刻が経過したと判断すると、応札情
報データベース34から二重に暗号化された応札情報の
うち当該入札案件に関連付けら得たものを読み出し、そ
の読み出した二重に暗号化された応札情報の復号化を復
号部38に行わせる。復号部38は、その暗号化に使わ
れた第二公開鍵に対応する第二秘密鍵、すなわち当該入
札案件に対する第二秘密鍵を用いて復号化を行うことに
より、二重に暗号化された応札情報は、第一公開鍵での
み暗号化された応札情報となる。その後、送受信部37
は、その第一公開鍵でのみ暗号化された応札情報を、当
該入札案件の作成元である第一コンピュータ10に送信
する。第一コンピュータ10の復号部18は、その送信
された、第一公開鍵でのみ暗号化された応札情報を、当
該第一公開鍵に対応する第一秘密鍵を用いて復号化す
る。これにより、発注者は、当該応札情報の内容を知る
ことができる。このようにして復号化された各応札者か
らの応札情報は応札情報データベース13に格納され
る。
【0040】次に、第一実施形態の電子入札システムに
おける入札の処理手順について説明する。図5はその電
子入札システムにおける入札の処理手順を説明するため
の図である。
【0041】いま、ある発注者Aにおいて入札案件が発
生し、当該発注者Aがその入札案件の内容を自己の第一
コンピュータ10から入力したとする。この入力した入
札案件に関する情報は、入札案件データベース13に格
納される。ここで、入札案件に関する情報には、当該入
札案件に対する開札時刻、発注者の名前等の情報も含ま
れる。
【0042】こうして、入札案件の入力処理が終了する
と、第一コンピュータ10の鍵生成部16は、当該入札
案件に対する第一公開鍵A及び第一秘密鍵Aを生成する
(1)。その生成された第一公開鍵A及び第一秘密鍵A
は、当該入札案件と関連付けられて、鍵データベース1
5に格納される。その後、送受信部17は、当該第一公
開鍵Aを複数の第二コンピュータ20に送信する
(2)。但し、第一秘密鍵Aについては送信しない。第
一秘密鍵Aはその生成元である第一コンピュータ10に
よって秘密に管理される。
【0043】一方、発注者Aは、入札案件を作成したと
きには、当該入札案件の登録を行わなければならない。
このため、発注者Aが所定のコマンド入力すると、第一
コンピュータ10の送受信部17は、今回の入札案件に
関する情報を第三者機関B側の第三コンピュータ30に
送信する(3)。
【0044】第三コンピュータ30の送受信部37が第
一コンピュータ10から入札案件に関する情報を受信す
ると、第三コンピュータ30の制御部31は、その入札
案件に関する情報を入札案件データベース33に登録す
る。登録された入札案件については、制御部31により
その開札時刻等が管理されることになる。また、制御部
31は、当該登録された入札案件に対する鍵を鍵生成部
36に生成させる。すなわち、鍵生成部36は、当該入
札案件に対する第二公開鍵B及び第二秘密鍵Bを生成す
る(4)。その生成された第二公開鍵B及び第二秘密鍵
Bは、当該入札案件と関連付けられて、鍵データベース
35に格納される。その後、送受信部37は、当該第二
公開鍵Bを複数の第二コンピュータ20に送信する
(5)。但し、第二秘密鍵Bについては送信しない。第
二秘密鍵Bはその生成元である第三コンピュータ30に
よって秘密に管理される。
【0045】こうして、ある入札案件が発生すると、当
該入札案件に対する第一公開鍵A及び第二公開鍵Bが各
第二コンピュータ20に送られることになる。ここで、
各第二コンピュータ20においては、かかる第一公開鍵
A及び第二公開鍵Bは、入札案件と関連付けられて鍵デ
ータベース23に格納される。
【0046】ある応札者Cは、当該入札案件に対して応
札を行う場合、自己の第二コンピュータ20から応札情
報を入力する。入力が完了すると、第二コンピュータ2
0の暗号部26は、まず、当該入札案件に対する第一公
開鍵Aを用いて、その応札情報を暗号化する(6)。そ
の後、当該入札案件に対する第二公開鍵Bを用いて、
(6)において第一公開鍵Aで暗号化された当該応札情
報を暗号化する(7)。これにより、応札者Cが入力し
た応札情報は、第一公開鍵A及び第二公開鍵Bを用いて
二重に暗号化される。その後、送受信部27は、かかる
二重に暗号化された応札情報を、当該入札案件の作成元
である発注者Aの側に設けられた第一コンピュータ10
に送信する(8)。
【0047】このように、第一コンピュータ10には、
各第二コンピュータ20から二重に暗号化された応札情
報が送られることになるが、第一コンピュータ10は第
二秘密鍵Bを有しないため、この時点で、当該発注者は
応札情報の内容を知ることができない。第一コンピュー
タ10の制御部11は、かかる二重に暗号化された応札
情報に基づいて当該入札案件に対する応札状況を管理す
る。これにより、発注者は、例えば、誰が応札したの
か、現在まで何人応札したのを知ることができる。ま
た、第一コンピュータ10の送受信部17は、第二コン
ピュータ20から二重に暗号化された応札情報が送られ
ると、その二重に暗号化された応札情報を第三コンピュ
ータ30に送信する(9)。
【0048】その二重に暗号化された応札情報が第一コ
ンピュータ10から第三コンピュータ30に送られる
と、第三コンピュータ30の制御部31は、その二重に
暗号化された応札情報を入札案件と関連付けて応札情報
データベース34に格納する。ここで、第三コンピュー
タ30は、その二重に暗号化された応札情報に対して、
当該入札案件に対する開札時刻が経過するまで何らの処
理も行わない。
【0049】第三コンピュータ30の制御部31は、当
該入札案件に対する開札時刻が経過したと判断すると、
当該入札案件に関連付けられた二重に暗号化された応札
情報を応札情報データベース34から読み出し、復号部
38に復号化させる。すなわち、復号部38は、当該二
重に暗号化された応札情報を、当該入札案件に対する自
己の第二秘密鍵Bを用いて復号化する(10)。これに
より、その二重に暗号化された応札情報は、第一公開鍵
Aでのみ暗号化された応札情報となる。このとき、第三
コンピュータ30は第一秘密鍵Aを有しないため、第三
者機関は応札情報の内容を知ることができない。
【0050】その後、第三コンピュータ30の送受信部
37は、その第一公開鍵Aでのみ暗号化された応札情報
を、当該入札案件の作成元である発注者Aの側に設けら
れた第一コンピュータ10に送信する(11)。第一コ
ンピュータ10の送受信部17が第三コンピュータ30
から送られた第一公開鍵Aでのみ暗号化された応札情報
を受信すると、復号部18は、その第一公開鍵Aでのみ
暗号化された応札情報を、当該第一公開鍵Aに対応する
自己の第一秘密鍵Aを用いて復号化する(12)。これ
により、暗号が完全に解かれた応札情報が得られる。こ
の応札情報は、入札案件と関連付けられて応札情報デー
タベース14に格納される。
【0051】最後に、発注者は、当該入札案件と関連付
けられた応札情報の中から、例えば応札金額の最も低い
ものを選択することにより、当該応札情報の応札者に入
札案件を発注する。
【0052】第一実施形態の電子入札システムでは、応
札者は自分で鍵を生成・管理する必要がないので、応札
者の負担を軽減することができる。また、発注者は第一
公開鍵及び第一秘密鍵を生成し、第三者機関は第二公開
鍵及び第二秘密鍵を生成するが、発注者及び第三者機関
の各々は、秘密鍵を他に送信することはなく自己で管理
している。しかも、応札情報を最初に第一公開鍵、次に
第二公開鍵を用いて二重に暗号化し、第三者機関側に設
けられた第三コンピュータが、開札時刻以降に当該二重
に暗号化された応札情報を復号化して、当該入札案件の
発注者の側に設けられた第一コンピュータに送信する。
このため、第三者機関は応札情報の内容を知ることがで
きず、発注者も開札時刻以前に応札情報を復号化して、
その内容を知ることができない。応札情報の内容を知る
ことができる者は、開札時刻以降において、その応札情
報に対する入札案件を作成した発注者だけである。した
がって、第一実施形態の電子入札システムは、従来の電
子入札システムに比べて、入札の公正性、応札者の負担
軽減の点で特に優れている。
【0053】次に、本発明の第二実施形態である電子入
札システムについて説明する。
【0054】第二実施形態の電子入札システムの構成
は、図1に示す第一実施形態のものと同様である。すな
わち、第二実施形態の電子入札システムは、図1に示す
ように、複数の第一コンピュータ10,10,・・・ と、
複数の第二コンピュータ20,20,・・・ と、第三コン
ピュータ30とを備えている。ここで、これらの第一コ
ンピュータ10、第二コンピュータ20及び第三コンピ
ュータ30は互いにインターネット等のネットワークを
介して接続されている。
【0055】また、各第一コンピュータ10、各第二コ
ンピュータ20及び第三コンピュータ30の構成はそれ
ぞれ、図2、図3及び図4に示すものと同様である。す
なわち、各第一コンピュータ10は、図2に示すよう
に、制御部11と、記憶部12と、入札案件データベー
ス13と、応札情報データベース14と、鍵データベー
ス15と、鍵生成部(第一鍵生成手段)16と、送受信
部17と、復号部(第一復号手段)18とを有する。各
第二コンピュータ20は、図3に示すように、制御部2
1と、記憶部22と、鍵データベース23と、暗号部
(暗号手段)26と、送受信部27とを有する。また、
第三コンピュータ30は、図4に示すように、制御部3
1と、記憶部32と、入札案件データベース33と、応
札情報データベース34と、鍵データベース35と、鍵
生成部(第二鍵生成手段)36と、送受信部37と、復
号部(第二復号手段)38とを有する。
【0056】第二実施形態の電子入札システムが第一実
施形態のものと異なる点は、各第二コンピュータ20の
送受信部27が、暗号部26で二重に暗号化された応札
情報を所定の第一コンピュータ10に送信する代わり
に、第三コンピュータ30に送信する点と、二重に暗号
化された応札情報が各第二コンピュータ20から第三コ
ンピュータ30に送られたときに、第三コンピュータ3
0の制御部31が、当該応札情報に対する入札案件を発
注した第一コンピュータ10に応札情報受領を通知する
点とである。第二実施形態では、二重に暗号化された応
札情報が当該入札案件に対する開札時刻以前に当該入札
案件の作成元である第一コンピュータ10に送信されな
いので、第三コンピュータ30が責任を持って、応札情
報を受領した旨の通知を当該第一コンピュータ10に送
信することにしている。この応札情報受領の通知には、
応札者の名前、応札情報の受領日時等の情報が含まれて
いる。第一コンピュータ10の制御部11は、当該入札
案件に対する開札時刻以前には、かかる応札情報受領通
知に基づいて応札状況を管理することになる。
【0057】その他の点については、第二実施形態の電
子入札システムは第一実施形態のものと略同様である。
このため、第二実施形態においては、第一実施形態のも
のと同一の機能を有するものについては、その詳細な説
明を省略する。
【0058】次に、第二実施形態の電子入札システムに
おける入札の処理手順について説明する。図6はその電
子入札システムにおける入札の処理手順を説明するため
の図である。この図6においては(8)及び(9)の処
理だけが図5に示す第一実施形態のものと異なる。
(1)から(7)まで、及び(10)から(12)まで
の処理は図5に示す処理と同様である。以下では、第一
実施形態と同様の処理については簡単に説明することに
する。
【0059】ある発注者Aにおいて入札案件が発生する
と、当該発注者Aがその入札案件の内容を自己の第一コ
ンピュータ10から入力する。かかる入札案件の入力処
理が終了すると、第一コンピュータ10の鍵生成部16
は、当該入札案件に対する第一公開鍵A及び第一秘密鍵
Aを生成する(1)。その後、送受信部17は、当該第
一公開鍵Aを複数の第二コンピュータ20に送信する
(2)。
【0060】一方、発注者Aが所定のコマンド入力する
と、第一コンピュータ10の送受信部17は、今回の入
札案件に関する情報を第三者機関B側の第三コンピュー
タ30に送信する(3)。第三コンピュータ30の送受
信部37が第一コンピュータ10から入札案件に関する
情報を受信すると、鍵生成部36は、当該入札案件に対
する第二公開鍵B及び第二秘密鍵Bを生成する(4)。
その後、送受信部37は、当該第二公開鍵Bを複数の第
二コンピュータ20に送信する(5)。
【0061】ある応札者Cが当該入札案件について応札
情報を入力すると、第二コンピュータ20の暗号部26
は、まず、当該入札案件に対する第一公開鍵Aを用い
て、その応札情報を暗号化する(6)。その後、当該入
札案件に対する第二公開鍵Bを用いて、(6)において
第一公開鍵Aで暗号化された当該応札情報を暗号化する
(7)。これにより、応札者Cが入力した応札情報は、
第一公開鍵A及び第二公開鍵Bを用いて二重に暗号化さ
れる。その後、送受信部27は、かかる二重に暗号化さ
れた応札情報を、第三コンピュータ30に送信する
(8)。
【0062】その二重に暗号化された応札情報が第二コ
ンピュータ20から第三コンピュータ30に送られる
と、第三コンピュータ30の制御部31は、その二重に
暗号化された応札情報を入札案件と関連付けて応札情報
データベース34に格納する。ここで、第三コンピュー
タ30は、その二重に暗号化された応札情報に対して、
当該入札案件に対する開札時刻が経過するまで何らの処
理も行わない。また、制御部31は、当該応札情報を受
領した旨の通知を、当該入札案件の作成元である第一コ
ンピュータ10に送信する(9)。この通知には、応札
者の名前や応札情報受領の日時等についての情報も含ま
れている。第一コンピュータ10の制御部11は、かか
る応札情報受領の通知に基づいて当該入札案件に対する
応札状況を管理する。これにより、発注者は、例えば、
誰が応札したのか、現在まで何人応札したのを知ること
ができる。
【0063】第三コンピュータ30の制御部31が当該
入札案件に対する開札時刻が経過したと判断すると、復
号部38は、当該入札案件についての二重に暗号化され
た応札情報を、自己の第二秘密鍵Bを用いて復号化する
(10)。その後、送受信部37は、その復号化によっ
て得られた第一公開鍵Aでのみ暗号化された応札情報
を、当該入札案件の作成元である第一コンピュータ10
に送信する(11)。第一コンピュータ10の送受信部
17がその第一公開鍵Aでのみ暗号化された応札情報を
受信すると、復号部18は、その第一公開鍵Aでのみ暗
号化された応札情報を自己の第一秘密鍵Aを用いて復号
化する(12)。これにより、暗号が完全に解かれた応
札情報が得られる。
【0064】第二実施形態の電子入札システムでも、第
一実施形態のものと同様の効果を奏する。すなわち、応
札者は自分で鍵を生成・管理する必要がないので、応札
者の負担を軽減することができる。また、発注者は第一
公開鍵及び第一秘密鍵を生成し、第三者機関は第二公開
鍵及び第二秘密鍵を生成するが、発注者及び第三者機関
の各々は、秘密鍵を他に送信する必要はない。さらに、
ある入札案件に対する開札時刻以前には、第三者機関及
び発注者も含めて何人も当該入札案件についての応札情
報の内容を知ることができない。したがって、第二実施
形態の電子入札システムは、従来の電子入札システムに
比べて、入札の公正性、応札者の負担軽減の点で特に優
れている。
【0065】次に、本発明の第三実施形態である電子入
札システムについて説明する。
【0066】第三実施形態の電子入札システムの構成
は、図1に示す第一実施形態のものと同様である。すな
わち、第三実施形態の電子入札システムは、図1に示す
ように、複数の第一コンピュータ10,10,・・・ と、
複数の第二コンピュータ20,20,・・・ と、第三コン
ピュータ30とを備えている。ここで、これらの第一コ
ンピュータ10、第二コンピュータ20及び第三コンピ
ュータ30は互いにインターネット等のネットワークを
介して接続されている。
【0067】また、各第一コンピュータ10、各第二コ
ンピュータ20及び第三コンピュータ30の構成はそれ
ぞれ、図2、図3及び図4に示すものと同様である。す
なわち、各第一コンピュータ10は、図2に示すよう
に、制御部11と、記憶部12と、入札案件データベー
ス13と、応札情報データベース14と、鍵データベー
ス15と、鍵生成部(第一鍵生成手段)16と、送受信
部17と、復号部(第一復号手段)18とを有する。各
第二コンピュータ20は、図3に示すように、制御部2
1と、記憶部22と、鍵データベース23と、暗号部
(暗号手段)26と、送受信部27とを有する。また、
第三コンピュータ30は、図4に示すように、制御部3
1と、記憶部32と、入札案件データベース33と、応
札情報データベース34と、鍵データベース35と、鍵
生成部(第二鍵生成手段)36と、送受信部37と、復
号部(第二復号手段)38とを有する。
【0068】第三実施形態の電子入札システムは、以下
の各点で第一実施形態のものと異なる。すなわち、第一
に、各第二コンピュータ20の暗号部26が、ある入札
案件についての応札情報を当該入札案件に対する第二公
開鍵を用いて暗号化した後に、その暗号化した応札情報
をさらに当該入札案件に対する第一公開鍵を用いて二重
に暗号化する点である。すなわち、第三実施形態では、
暗号化の順序が第一実施形態の場合と異なる。この場
合、暗号化の順序は最初に第二公開鍵、次に第一公開鍵
であるから、当該二重に暗号化された応札情報を復号化
するには、先に第一秘密鍵を用い、次に第二秘密鍵を用
いなければならない。
【0069】第二に、各第二コンピュータ20の送受信
部27が、暗号部26で二重に暗号化された応札情報を
第三コンピュータ30に送信する点である。第三の異な
る点は、第三コンピュータ30の制御部31がある入札
案件に対する開札時刻が経過したと判断したときに、送
受信部37が、当該入札案件についての二重に暗号化さ
れた応札情報を、当該入札案件の作成元である第一コン
ピュータ10に送信し、当該第一コンピュータ10の復
号部18が、当該二重に暗号化された応札情報を復号化
した後、当該第一コンピュータ10の送受信部17が、
その復号化により得られた第二公開鍵でのみ暗号化され
た応札情報を第三コンピュータ30に送信し、第三コン
ピュータ30の復号部38が、当該第一コンピュータ1
0から送信された第二公開鍵でのみ暗号化された応札情
報を復号化した後、第三コンピュータ30の送受信部3
7が、その復号化により得られた応札情報を当該第一コ
ンピュータ10に送信する点である。
【0070】その他の点については、第三実施形態の電
子入札システムは第一実施形態のものと略同様である。
このため、第三実施形態においては、第一実施形態のも
のと同一の機能を有するものについては、その詳細な説
明を省略する。
【0071】次に、第三実施形態の電子入札システムに
おける入札の処理手順について説明する。図7はその電
子入札システムにおける入札の処理手順を説明するため
の図である。この図7においては(6)以降の処理が図
5に示す第一実施形態のものと異なる。(1)から
(5)までの処理は図5に示す処理と同様である。以下
では、第一実施形態と同様の処理については簡単に説明
することにする。
【0072】ある発注者Aにおいて入札案件が発生する
と、当該発注者Aがその入札案件の内容を自己の第一コ
ンピュータ10から入力する。かかる入札案件の入力処
理が終了すると、第一コンピュータ10の鍵生成部16
は、当該入札案件に対する第一公開鍵A及び第一秘密鍵
Aを生成する(1)。その後、送受信部17は、当該第
一公開鍵Aを複数の第二コンピュータ20に送信する
(2)。
【0073】一方、発注者Aが所定のコマンド入力する
と、第一コンピュータ10の送受信部17は、今回の入
札案件に関する情報を第三者機関B側の第三コンピュー
タ30に送信する(3)。第三コンピュータ30の送受
信部37が第一コンピュータ10から入札案件に関する
情報を受信すると、鍵生成部36は、当該入札案件に対
する第二公開鍵B及び第二秘密鍵Bを生成する(4)。
その後、送受信部37は、当該第二公開鍵Bを複数の第
二コンピュータ20に送信する(5)。
【0074】ある応札者Cは、当該入札案件に対して応
札を行う場合、自己の第二コンピュータ20から応札情
報を入力する。入力が完了すると、第二コンピュータ2
0の暗号部26は、まず、当該入札案件に対する第二公
開鍵Bを用いて、その応札情報を暗号化する(6)。そ
の後、当該入札案件に対応する第一公開鍵Aを用いて、
(6)において第二公開鍵Bで暗号化された当該応札情
報を暗号化する(7)。これにより、応札者Cが入力し
た応札情報は、第一公開鍵A及び第二公開鍵Bを用いて
二重に暗号化される。その後、送受信部27は、かかる
二重に暗号化された応札情報を第三コンピュータ30に
送信する(8)。
【0075】その二重に暗号化された応札情報が第二コ
ンピュータ20から第三コンピュータ30に送られる
と、第三コンピュータ30の制御部31は、その二重に
暗号化された応札情報を入札案件と関連付けて応札情報
データベース34に格納する。ここで、第三コンピュー
タ30は、その二重に暗号化された応札情報に対して、
当該入札案件に対する開札時刻が経過するまで何らの処
理も行わない。また、第三コンピュータ30は第一秘密
鍵Aを有しないため、この時点で、第三者機関は応札情
報の内容を知ることができない。
【0076】第三コンピュータ30の制御部31が、当
該入札案件に対する開札時刻が経過したと判断すると、
送受信部37は、当該入札案件に関連付けられた二重に
暗号化された応札情報を応札案件データベース34から
読み出し、当該入札案件の作成元である第一コンピュー
タ10に送信する(9)。第一コンピュータ10の送受
信部17が第三コンピュータ30から送られた当該二重
に暗号化された応札情報を受信すると、復号部18は、
当該二重に暗号化された応札情報を自己の第一秘密鍵A
を用いて復号化する(10)。これにより、その二重に
暗号化された応札情報は、第二公開鍵Bでのみ暗号化さ
れた応札情報となる。その後、当該第一コンピュータ1
0の送受信部17は、その第二公開鍵Bでのみ暗号化さ
れた応札情報を第三コンピュータ30に送信する(1
1)。
【0077】第三コンピュータ30の送受信部37が当
該第一コンピュータ10から送られた第二公開鍵Bでの
み暗号化された応札情報を受信すると、復号部38は、
その第二公開鍵Bでのみ暗号化された応札情報を自己の
第二秘密鍵Bを用いて復号化する(12)。これによ
り、暗号が完全に解かれた応札情報が得られる。ここ
で、第三者機関はその応札情報の内容を知ることができ
るが、このときには既に当該入札案件に対する開札時刻
を経過しているので、このことは何ら問題とならない。
その後、第三コンピュータ30の送受信部37は、その
応札情報を当該第一コンピュータ10に送信する(1
3)。当該第一コンピュータ10に送信された応札情報
は、入札案件と関連付けられて応札情報データベース1
4に格納される。
【0078】第三実施形態の電子入札システムでも、第
一実施形態の電子入札システムと同様に、応札者は自分
で鍵を生成・管理する必要がないので、応札者の負担を
軽減することができる。また、発注者は第一公開鍵及び
第一秘密鍵を生成し、第三者機関は第二公開鍵及び第二
秘密鍵を生成するが、発注者及び第三者機関の各々は、
秘密鍵を他に送信する必要はない。さらに、ある入札案
件に対する開札時刻以前には、第三者機関及び発注者も
含めて何人も当該入札案件についての応札情報の内容を
知ることができない。したがって、第三実施形態の電子
入札システムは、従来の電子入札システムに比べて、入
札の公正性、応札者の負担軽減の点で特に優れている。
【0079】尚、本発明は上記の各実施形態に限定され
るものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形
が可能である。
【0080】例えば、上記の各実施形態では、各第一コ
ンピュータ10の鍵生成部16が各入札案件毎に異なる
第一公開鍵及び第一秘密鍵を生成する場合について説明
したが、かかる鍵生成部16は、複数の入札案件に対し
て共通の第一公開鍵及び第一秘密鍵を使用するようにし
てもよい。上述したように、上記の各実施形態では、復
号化のための第一秘密鍵をどこにも送信せずその生成元
の第一コンピュータで秘密に管理している。したがっ
て、第一秘密鍵の内容は他人に知られることがなく、セ
キュリティが確保されているので、同じ第一秘密鍵を何
度でも使用することができるからである。これにより、
発注者側の第一コンピュータにおいては、例えば、入札
案件毎に異なる鍵を生成するための特殊な仕組みを構築
する必要はなくなる。また、この場合、発注者が鍵の作
成を所定の電子認証機関に申請し、そこで作成してもら
った鍵を一定期間使用するということも可能である。
【0081】また、上記の各実施形態では、第三コンピ
ュータ30の鍵生成部36が各入札案件毎に異なる第二
公開鍵及び第二秘密鍵を生成する場合について説明した
が、上記と同様の理由により、かかる鍵生成部36は、
複数の入札案件に対して共通の第二公開鍵及び第二秘密
鍵を使用するようにしてもよい。
【0082】更に、上記の各実施形態において、各第一
コンピュータ10の鍵生成部16が各入札案件毎に且つ
各応札者毎に異なる第一公開鍵及び第一秘密鍵を生成す
るようにしてもよい。また、上記の各実施形態におい
て、第三コンピュータ30の鍵生成部36が各入札案件
毎に且つ各応札者毎に異なる第二公開鍵及び第二秘密鍵
を生成するようにしてもよい。
【0083】上記の第二実施形態では、第三コンピュー
タが、第二コンピュータから二重に暗号化された応札情
報を受け取ったときに、応札情報受領の通知を、当該応
札情報に対する入札案件の作成元である第一コンピュー
タに送信する場合について説明したが、例えば、第三コ
ンピュータは、かかる応札情報受領通知の代わりに、そ
の二重に暗号化された応札情報そのものを当該第一コン
ピュータに送信するようにしてもよい。
【0084】また、上記の第二実施形態では、第二コン
ピュータが二重に暗号化された応札情報を第三コンピュ
ータにのみ送信する場合について説明したが、例えば、
第二コンピュータは、二重に暗号化された応札情報を、
第三コンピュータと当該応札情報に対する入札案件の作
成元である第一コンピュータの両方に送信してもよい。
この場合、第三コンピュータは当該第一コンピュータに
応札情報受領の通知を送信する必要はない。
【0085】更に、上記の第三実施形態において、第三
コンピュータが、第二コンピュータから二重に暗号化さ
れた応札情報を受け取ったときに、第二実施形態の場合
と同様に、応札情報受領の通知を、当該応札情報に対す
る入札案件の作成元である第一コンピュータに送信する
ようにしてもよい。
【0086】尚、本発明は、上記の各実施形態の機能を
実現するプログラムを記録媒体に格納し、コンピュータ
を用いてその記録媒体に格納されたプログラムを読み出
して実行するようにしてもよい。記録媒体としては、フ
レキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光
磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM等を用い
ることができる。
【0087】また、本発明は、請求項8から請求項14
までのうちいずれか一の請求項に記載の各機能をコンピ
ュータに実現させるためのプログラムを含むプログラム
・プロダクトであってもよい。ここで、プログラム・プ
ロダクトというのは、コンピュータ・プログラムだけで
なく、プログラムを記録した記録媒体或いはコンピュー
タを含むものである。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電子入札シ
ステムによれば、応札者は自分で鍵を生成・管理する必
要がないので、応札者の負担を軽減することができる。
また、発注者は第一公開鍵及び第一秘密鍵を生成し、第
三者機関は第二公開鍵及び第二秘密鍵を生成するが、発
注者及び第三者機関の各々は、秘密鍵を他に送信する必
要はない。さらに、ある入札案件に対する開札時刻以前
には、第三者機関及び発注者も含めて何人も当該入札案
件についての応札情報の内容を知ることができない。し
たがって、本発明の電子入札システムは、従来の電子入
札システムに比べて、入札の公正性、応札者の負担軽減
の点で特に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態である電子入札システム
の概略構成図である。
【図2】その電子入札システムにおいて各発注者側に設
けられた第一コンピュータの概略ブロック図である。
【図3】その電子入札システムにおいて各応札者側に設
けられた第二コンピュータの概略ブロック図である。
【図4】その電子入札システムにおいて第三者機関側に
設けられた第三コンピュータの概略ブロック図である。
【図5】第一実施形態の電子入札システムにおける入札
の処理手順を説明するための図である。
【図6】第二実施形態の電子入札システムにおける入札
の処理手順を説明するための図である。
【図7】第三実施形態の電子入札システムにおける入札
の処理手順を説明するための図である。
【図8】第一従来例である電子入札システムにおける入
札の処理手順を説明するための図である。
【図9】第二従来例である電子入札システムにおける入
札の処理手順を説明するための図である。
【図10】第三従来例である電子入札システムにおける
入札の処理手順を説明するための図である。
【図11】第四従来例である電子入札システムにおける
入札の処理手順を説明するための図である。
【図12】第五従来例である電子入札システムにおける
入札の処理手順を説明するための図である。
【符号の説明】
10 第一コンピュータ 11 制御部 12 記憶部 13 入札案件データベース 14 応札情報データベース 15 鍵データベース 16 鍵生成部 17 送受信部 18 復号部 20 第二コンピュータ 21 制御部 22 記憶部 23 鍵データベース 26 暗号部 27 送受信部 30 第三コンピュータ 31 制御部 32 記憶部 33 入札案件データベース 34 応札情報データベース 35 鍵データベース 36 鍵生成部 37 送受信部 38 復号部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各発注者側に設けられた第一コンピュー
    タと、各応札者側に設けられた第二コンピュータと、発
    注者及び応札者に関係のない第三者機関側に設けられた
    第三コンピュータとがネットワークを介して接続された
    電子入札システムであって、 前記各第一コンピュータは、自己の作成した入札案件毎
    に第一公開鍵及びそれに対応する第一秘密鍵を生成する
    第一鍵生成手段と、前記第一公開鍵を前記各第二コンピ
    ュータに送信する手段と、前記第一公開鍵で暗号化され
    た情報を当該第一公開鍵に対応する前記第一秘密鍵を用
    いて復号化する第一復号手段とを有し、 前記第三コンピュータは、入札案件毎に第二公開鍵及び
    それに対応する第二秘密鍵を生成する第二鍵生成手段
    と、前記第二公開鍵を前記各第二コンピュータに送信す
    る手段と、前記第二公開鍵で暗号化された情報を当該第
    二公開鍵に対応する前記第二秘密鍵を用いて復号化する
    第二復号手段とを有し、 前記各第二コンピュータは、ある入札案件についての応
    札情報を、前記第一コンピュータから送信された当該入
    札案件に対する前記第一公開鍵を用いて暗号化した後
    に、その暗号化した前記応札情報を前記第三コンピュー
    タから送信された当該入札案件に対する前記第二公開鍵
    を用いて二重に暗号化する暗号手段と、前記暗号手段で
    二重に暗号化された前記応札情報を、当該入札案件の作
    成元である前記第一コンピュータ及び前記第三コンピュ
    ータのうち少なくとも一方に送信する手段とを有し、 ある入札案件の開札時間が経過したときに、前記第三コ
    ンピュータの前記第二復号手段が、前記第二コンピュー
    タから直接又は前記第一コンピュータを介して送信され
    た当該入札案件についての二重に暗号化された前記応札
    情報を復号化した後、前記第三コンピュータが、その復
    号化により得られた前記第一公開鍵でのみ暗号化された
    前記応札情報を、当該入札案件の作成元である前記第一
    コンピュータに送信し、当該第一コンピュータの前記第
    一復号手段が、前記第三コンピュータから送信された前
    記第一公開鍵でのみ暗号化された前記応札情報を復号化
    することを特徴とする電子入札システム。
  2. 【請求項2】 各発注者側に設けられた第一コンピュー
    タと、各応札者側に設けられた第二コンピュータと、発
    注者及び応札者に関係のない第三者機関側に設けられた
    第三コンピュータとがネットワークを介して接続された
    電子入札システムであって、 前記各第一コンピュータは、自己の作成した入札案件毎
    に第一公開鍵及びそれに対応する第一秘密鍵を生成する
    第一鍵生成手段と、前記第一公開鍵を前記各第二コンピ
    ュータに送信する手段と、前記第一公開鍵で暗号化され
    た情報を当該第一公開鍵に対応する前記第一秘密鍵を用
    いて復号化する第一復号手段とを有し、 前記第三コンピュータは、入札案件毎に第二公開鍵及び
    それに対応する第二秘密鍵を生成する第二鍵生成手段
    と、前記第二公開鍵を前記各第二コンピュータに送信す
    る手段と、前記第二公開鍵で暗号化された情報を当該第
    二公開鍵に対応する前記第二秘密鍵を用いて復号化する
    第二復号手段とを有し、 前記各第二コンピュータは、ある入札案件についての応
    札情報を、前記第三コンピュータから送信された当該入
    札案件に対する前記第二公開鍵を用いて暗号化した後
    に、その暗号化した前記応札情報を前記第一コンピュー
    タから送信された当該入札案件に対する前記第一公開鍵
    を用いて二重に暗号化する暗号手段と、前記暗号手段で
    二重に暗号化された前記応札情報を前記第三コンピュー
    タに送信する手段とを有し、 ある入札案件の開札時間が経過したときに、前記第三コ
    ンピュータが、前記第二コンピュータから送信された当
    該入札案件についての二重に暗号化された前記応札情報
    を、当該入札案件の作成元である前記第一コンピュータ
    に送信し、当該第一コンピュータの前記第一復号手段
    が、当該二重に暗号化された前記応札情報を復号化した
    後、当該第一コンピュータが、その復号化により得られ
    た前記第二公開鍵でのみ暗号化された前記応札情報を前
    記第三コンピュータに送信し、前記第三コンピュータの
    前記第二復号手段が、当該第一コンピュータから送信さ
    れた前記第二公開鍵でのみ暗号化された前記応札情報を
    復号化した後、前記第三コンピュータが、その復号化に
    より得られた前記応札情報を当該第一コンピュータに送
    信することを特徴とする電子入札システム。
  3. 【請求項3】 前記第一鍵生成手段は、各入札案件毎に
    異なる前記第一公開鍵及び前記第一秘密鍵を生成するこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の電子入札システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記第一鍵生成手段は、複数の入札案件
    に対して共通の前記第一公開鍵及び前記第一秘密鍵を使
    用することを特徴とする請求項1又は2記載の電子入札
    システム。
  5. 【請求項5】 前記第一鍵生成手段は、各入札案件毎に
    且つ各応札者毎に異なる前記第一公開鍵及び前記第一秘
    密鍵を生成することを特徴とする請求項1又は2記載の
    電子入札システム。
  6. 【請求項6】 前記第二鍵生成手段は、各入札案件毎に
    異なる前記第二公開鍵及び前記第二秘密鍵を生成するこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の電子
    入札システム。
  7. 【請求項7】 前記第二鍵生成手段は、複数の入札案件
    に対して共通の前記第二公開鍵及び前記第二秘密鍵を使
    用することを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記
    載の電子入札システム。
  8. 【請求項8】 前記第二鍵生成手段は、各入札案件毎に
    且つ各応札者毎に異なる前記第二公開鍵及び前記第二秘
    密鍵を生成することを特徴とする請求項1、2、3、4
    又は5記載の電子入札システム。
  9. 【請求項9】 前記第二鍵生成手段は、前記第一コンピ
    ュータから入札案件に関する情報が送信されたときに、
    前記第二公開鍵及び前記第二秘密鍵を生成することを特
    徴とする請求項1から請求項8までのうちいずれか一の
    請求項に記載の電子入札システム。
  10. 【請求項10】 各発注者側に設けられた第一コンピュ
    ータにおいて、自己の作成した入札案件毎に第一公開鍵
    及びそれに対応する第一秘密鍵を生成する第一機能と、
    前記第一機能で生成された前記第一公開鍵を各応札者側
    に設けられた第二コンピュータに送信する第二機能とを
    実現させるためのプログラムと、 発注者及び応札者に関係のない第三者機関側に設けられ
    た第三コンピュータにおいて、入札案件毎に第二公開鍵
    及びそれに対応する第二秘密鍵を生成する第三機能と、
    前記第三機能で生成された前記第二公開鍵を前記各第二
    コンピュータに送信する第四機能とを実現させるための
    プログラムと、 前記各第二コンピュータにおいて、ある入札案件につい
    ての応札情報を、前記第一コンピュータから送信された
    当該入札案件に対する前記第一公開鍵を用いて暗号化し
    た後に、その暗号化した前記応札情報を前記第三コンピ
    ュータから送信された当該入札案件に対する前記第二公
    開鍵を用いて二重に暗号化する第五機能と、前記第五機
    能で二重に暗号化された前記応札情報を、当該入札案件
    の作成元である前記第一コンピュータ及び前記第三コン
    ピュータのうち少なくとも一方に送信する第六機能とを
    実現させるためのプログラムと、 ある入札案件の開札時間が経過したときに、前記第三コ
    ンピュータが、前記第二コンピュータから直接又は前記
    第一コンピュータを介して送信された当該入札案件につ
    いての二重に暗号化された前記応札情報を、当該入札案
    件に対する前記第二秘密鍵を用いて復号化した後、その
    復号化により得られた前記第一公開鍵でのみ暗号化され
    た前記応札情報を、当該入札案件の作成元である前記第
    一コンピュータに送信し、当該第一コンピュータが、前
    記第三コンピュータから送信された前記第一公開鍵での
    み暗号化された前記応札情報を、当該入札案件に対する
    前記第一秘密鍵を用いて復号化する第七機能を実現する
    ためのプログラムと、 が記録されたことを特徴とするコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 各発注者側に設けられた第一コンピュ
    ータにおいて、自己の作成した入札案件毎に第一公開鍵
    及びそれに対応する第一秘密鍵を生成する第一機能と、
    前記第一機能で生成された前記第一公開鍵を各応札者側
    に設けられた第二コンピュータに送信する第二機能とを
    実現するためのプログラムと、 発注者及び応札者に関係のない第三者機関側に設けられ
    た第三コンピュータにおいて、入札案件毎に第二公開鍵
    及びそれに対応する第二秘密鍵を生成する第三機能と、
    前記第三機能で生成された前記第二公開鍵を前記各第二
    コンピュータに送信する第四機能とを実現するためのプ
    ログラムと、 前記各第二コンピュータにおいて、ある入札案件につい
    ての応札情報を、前記第三コンピュータから送信された
    当該入札案件に対する前記第二公開鍵を用いて暗号化し
    た後に、その暗号化した前記応札情報を前記第一コンピ
    ュータから送信された当該入札案件に対する前記第一公
    開鍵を用いて二重に暗号化する第五機能と、前記第五機
    能で二重に暗号化された前記応札情報を前記第三コンピ
    ュータに送信する第六機能とを実現するためのプログラ
    ムと、ある入札案件の開札時間が経過したときに、前記
    第三コンピュータが、前記第二コンピュータから送信さ
    れた当該入札案件についての二重に暗号化された前記応
    札情報を、当該入札案件の作成元である前記第一コンピ
    ュータに送信し、当該第一コンピュータが、当該二重に
    暗号化された前記応札情報を、当該入札案件に対する前
    記第一秘密鍵を用いて復号化した後、その復号化により
    得られた前記第二公開鍵でのみ暗号化された前記応札情
    報を前記第三コンピュータに送信し、前記第三コンピュ
    ータが、当該第一コンピュータから送信された前記第二
    公開鍵でのみ暗号化された前記応札情報を、当該入札案
    件に対する前記第二秘密鍵を用いて復号化した後、その
    復号化により得られた前記応札情報を当該第一コンピュ
    ータに送信する第七機能を実現するためのプログラム
    と、 が記録されたことを特徴とするコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記第一機能は、各入札案件毎に異な
    る前記第一公開鍵及び前記第一秘密鍵を生成することを
    特徴とする請求項10又は11記載のコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】 前記第一機能は、複数の入札案件に対
    して共通の前記第一公開鍵及び前記第一秘密鍵を使用す
    ることを特徴とする請求項10又は11記載のコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記第一機能は、各入札案件毎に且つ
    各応札者毎に異なる前記第一公開鍵及び前記第一秘密鍵
    を生成することを特徴とする請求項10又は11記載の
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記第三機能は、各入札案件毎に異な
    る前記第二公開鍵及び前記第二秘密鍵を生成することを
    特徴とする請求項10、11、12、13又は14記載
    のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記第三機能は、複数の入札案件に対
    して共通の前記第二公開鍵及び前記第二秘密鍵を使用す
    ることを特徴とする請求項10、11、12、13又は
    14記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  17. 【請求項17】 前記第三機能は、各入札案件毎に且つ
    各応札者毎に異なる前記第二公開鍵及び前記第二秘密鍵
    を生成することを特徴とする請求項10、11、12、
    13又は14記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  18. 【請求項18】 前記第三機能は、前記第一コンピュー
    タから入札案件に関する情報が送信されたときに、前記
    第二公開鍵及び前記第二秘密鍵を生成することを特徴と
    する請求項10から請求項17までのうちいずれか一の
    請求項に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  19. 【請求項19】 請求項10から請求項18までのうち
    いずれか一の請求項に記載の各機能をコンピュータに実
    現させるためのプログラム。
JP2001246387A 2001-08-15 2001-08-15 電子入札システム Pending JP2003058051A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001246387A JP2003058051A (ja) 2001-08-15 2001-08-15 電子入札システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001246387A JP2003058051A (ja) 2001-08-15 2001-08-15 電子入札システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003058051A true JP2003058051A (ja) 2003-02-28

Family

ID=19075944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001246387A Pending JP2003058051A (ja) 2001-08-15 2001-08-15 電子入札システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003058051A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011090551A (ja) * 2009-10-23 2011-05-06 Nomura Research Institute Ltd 情報公開システムおよび情報公開方法
CN113553607A (zh) * 2021-07-28 2021-10-26 国网江苏省电力有限公司物资分公司 一种基于多次非对称加密算法的投标文件保密方法
CN114022260A (zh) * 2021-11-11 2022-02-08 陕西华春网络科技股份有限公司 基于秘钥指定的招标方法、装置、计算机设备和存储器

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08102735A (ja) * 1994-09-30 1996-04-16 Toshiba Corp 電子文書処理方法
JPH10336168A (ja) * 1997-06-04 1998-12-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 非対称システムの匿名通信方法およびこれに用いる記録媒体
JP2000029973A (ja) * 1998-05-12 2000-01-28 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ロック・ボックス機構、電子入札方法およびセキュリティ提供方法
JP2000353205A (ja) * 1999-06-11 2000-12-19 Hitachi Ltd 業務電文の送受信処理方法
JP2001134687A (ja) * 1999-11-04 2001-05-18 Ntt Data Corp 入札システム、情報管理システム、参加端末、入札サーバ及び入札方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08102735A (ja) * 1994-09-30 1996-04-16 Toshiba Corp 電子文書処理方法
JPH10336168A (ja) * 1997-06-04 1998-12-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 非対称システムの匿名通信方法およびこれに用いる記録媒体
JP2000029973A (ja) * 1998-05-12 2000-01-28 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ロック・ボックス機構、電子入札方法およびセキュリティ提供方法
JP2000353205A (ja) * 1999-06-11 2000-12-19 Hitachi Ltd 業務電文の送受信処理方法
JP2001134687A (ja) * 1999-11-04 2001-05-18 Ntt Data Corp 入札システム、情報管理システム、参加端末、入札サーバ及び入札方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011090551A (ja) * 2009-10-23 2011-05-06 Nomura Research Institute Ltd 情報公開システムおよび情報公開方法
CN113553607A (zh) * 2021-07-28 2021-10-26 国网江苏省电力有限公司物资分公司 一种基于多次非对称加密算法的投标文件保密方法
CN114022260A (zh) * 2021-11-11 2022-02-08 陕西华春网络科技股份有限公司 基于秘钥指定的招标方法、装置、计算机设备和存储器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100406754B1 (ko) 피케이아이 기반의 상업용 키위탁 방법 및 시스템
US5509071A (en) Electronic proof of receipt
US5666420A (en) Simultaneous electronic transactions
US6134326A (en) Simultaneous electronic transactions
US6363365B1 (en) Mechanism for secure tendering in an open electronic network
EP2494486B1 (en) System for protecting an encrypted information unit
JP2000165373A (ja) 暗号装置、暗号通信システム及び鍵復元システム並びに記憶媒体
JP2001244925A (ja) 暗号化データ管理システム及び方法、記憶媒体
JP2001211156A (ja) 共通鍵生成方法、共通鍵生成器、暗号通信方法、暗号通信システム及びプログラムを記録した記録媒体
EP1473868B1 (en) Method and apparatus for passing data securely between parties
JPH11298470A (ja) 鍵の配布方法およびシステム
CN114143306A (zh) 基于区块链的投标文件的传递方法及传递装置
JP2002237810A (ja) 匿名復号システム及び匿名復号方法並びにプログラム
JP2000200311A (ja) 電子入札システム
JP2003058051A (ja) 電子入札システム
JPH10240826A (ja) 電子契約方法
US7979712B2 (en) Network system, server and information terminal for list matching
JP3984570B2 (ja) 署名/検証システムにおける鍵管理サーバおよび検証装置を制御するプログラム
JP3176610B2 (ja) パスワード管理方式
JP2005217808A (ja) 情報処理装置及び電子文章の封印方法
JP4298441B2 (ja) 匿名オンラインサービス提供方法および匿名オンラインサービスシステム
JP2002352037A (ja) 順位付け方法、抽選サーバ、端末及びプログラム
JPH11289323A (ja) データ伝送システム
JP2007521525A (ja) セキュア通信ネットワークのパーティを認証および認可するシステム
JPH01177229A (ja) キー配送方式

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110411

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110607

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110721