JP2003057090A - 計量能力を備えた容器 - Google Patents

計量能力を備えた容器

Info

Publication number
JP2003057090A
JP2003057090A JP2001255315A JP2001255315A JP2003057090A JP 2003057090 A JP2003057090 A JP 2003057090A JP 2001255315 A JP2001255315 A JP 2001255315A JP 2001255315 A JP2001255315 A JP 2001255315A JP 2003057090 A JP2003057090 A JP 2003057090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall structure
container
container according
inclined portion
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001255315A
Other languages
English (en)
Inventor
G Horting Michael
ジー、ホーティング マイケル
C Horting Steven
シー、ホーティング スチーブン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Corelle Brands Holdings Inc
Original Assignee
WKI Holding Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WKI Holding Co Inc filed Critical WKI Holding Co Inc
Priority to JP2001255315A priority Critical patent/JP2003057090A/ja
Publication of JP2003057090A publication Critical patent/JP2003057090A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器内の材料の容量を正確に、簡単に決める
方法を提供する。 【解決手段】 計量容器は、空洞を画定する壁構造と、
壁構造のほぼ底から壁構造の頂部に向かって上昇する少
なくとも1個の傾斜部とを有する。少なくとも1個の傾
斜部は、傾斜部下方の壁構造部分に一体に接続する横方
向内側縁と、傾斜部上方の壁構造部分に一体に接続する
横方向外側縁とを有する上方に向いた面を有する。少な
くとも1個の上方を向いた面に付された標印が、使用者
が計量カップ内を下方に覗くだけで、容器内の内容物の
容量レベルを視覚的に検知することを可能にし、視線の
高さにおいて容器を水平に見る必要を無くしている。好
適には、容器が2個の傾斜部を有し、一方に標準英国単
位の標印が付され、他方にメートル法単位が付されてい
る。一実施例においては、緩衝把持鞘を被覆された把手
が壁構造の頂部から片持ち状に延び、把手の遠位端が壁
構造の底のレベルに位置し、容器底と協働して容器を下
方の支持面上に支持している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(発明の属する技術分野)本出願は、19
99年5月18日出願の“計量カップ”という名称の米
国出願第09/313686号の一部継続出願である。
本発明は計量可能な内容物(contents)を収容
する容器に関する。詳しくは、目盛りを付けられた標印
(graduated indicia)を有する容器
に関する。
【0002】(従来の技術)計量能力(measuri
ng capability)をもつカップ、丼、匙等
のような容器は既に知られている。かかる装置は、プラ
スチック、金属、硝子を含む種々の材料から作られ得
る。現在市場に見られる最も普通の計量容器の一つは、
使用中に受ける温度急変に対する抵抗を有するパイレッ
クス(登録商標)(Pyrex)により作られた透明な
計量カップである。
【0003】計量容器の実用性は、計量容器の壁上の容
量標印を使用者がいかに容易に読み取り得るかに関係し
ている。もちろん、計量容器内の内容物のレベルを示す
ために、計量の種々の適切な単位が使用可能であろう。
【0004】従来の計量容器は、例えば計量の正確度、
計量容器の材料、使用者の物理的状態等に依存して、計
量容器上に印加された標印がしばしば読み取り困難なこ
とがある。計量カップが例えばパイレックス(登録商
標)のような透明または半透明の材料から作られている
場合、収容されている内容物を計量する最も正確な方法
は、計量カップを水平面上に置き、計量される内容物を
計量カップ内へ注ぎ、液体メニスカス(meniscu
s)の底または中実の内容物(solid conte
nts)のレベル面を目視検出するために身を屈めるこ
とである。透明または半透明の計量カップ内の内容物の
上昇したレベルを読み取る他の方法は、計量カップを目
のレベルに持ち上げ、容積を目視検出する間計量カップ
を確実に保持しておくことである。いずれの場合にも、
観察者は容量検出のためほぼ水平方向に視線を向けてい
る。
【0005】従来技術においては、不透明な(opaq
ue)計量カップは透明または半透明なものに比して読
み取り困難である。不透明な計量カップ内に収容された
内容物の容量を読み取るためには、使用者は、計量カッ
プのレベルまで身を屈めるか、計量カップを視線のレベ
ルまで持ち上げるかして、内容物の上昇したレベルを出
来るだけ接近して観察するため計量カップの上縁(up
per margin)を覗き込まなければならない。
【0006】計量カップ内の内容物の容量を決める上述
の方法は、多くの使用者には充分に簡単に思われよう
が、他の使用者にとっては困難であることが分かってい
る。例えば、膝や背骨の悪い、または関節炎を病んでい
る使用者は、水平面に置かれた計量カップ内の内容物の
容量を正確に読み取るために身を屈めることが一般に困
難であるだけでなく、計量カップ内の内容物の容量を読
み取るために、計量カップを目線にまで持ち上げ確実に
保持することもまた同様に困難であろう。内容物の容量
の正確な計量が仕事にとって重要である場合、ある人に
は容易に見える、体を曲げたり、計量カップを目線にま
で持ち上げるという単純な動作が、他の人にとっては困
難でやっかいなものであることもあろう。
【0007】従来の計量カップを用いて食品材料の容量
を計量することには苛立たしい点もある。上述したよう
に、カップが水平面に置かれているか、目線まで持ち上
げられた場合、内容物のレベルを読み取るため使用者が
屈み込むことが困難なこともある。手が不安定であれ
ば、計量カップを目線まで持ち上げたとき、内容物の容
量を測定することが困難であるだけでなく、測定しよう
とするとき、使用者が内容物をこぼしたり、計量カップ
を落とすことさえあろう。
【0008】計量容器は勿論調理室における使用に限定
されるものではない。不凍剤のような溶液の適切な比率
を計量するためにも使用され、その際は、正確な計量が
重要であり、正確な容量を簡単に決め得ることが必要で
ある。家事に普通に使用されている溶液も危険、すなわ
ち、有毒または腐食性であることがあり、計量容器がこ
れら溶液で満たされた場合、その内容物の容量を測定す
るために計量容器を目線にまで持ち上げなければならな
いときには、溶液を幼児またはペットの近くでこぼす危
険が非常に増大する。
【0009】本発明の目的は、容器内の原料の容量を正
確に測定し得る方法を簡単化することである。本発明の
他の目的は、計量容器を、簡単にして正確な容量測定に
一層役立つように改良することである。
【0010】本発明は上記目的を、容器に少なくとも一
個の傾斜した傾斜部(ramp)を設け、その上方に向
いた面に、観察者が容器の開放上端の方へ見下ろすこと
によって容易に観察することのできる標印を付すること
により解決している。
【0011】本発明の構造においては、観察者が、容器
の標印を水平方向に見るために容器に対し動く必要はな
いため、容量測定が簡単になっている。かくて、内容物
がこぼれる危険が減少されている。また、好適には傾斜
部が容器の底から連続して徐々に上昇しているから、上
方から容器を充填しようとしている使用者は、容器充填
時に、充填時に使用されるのとほぼ同じ視線に沿って見
ながら、傾斜部の上方を向いた面の容量標印を実際に見
ることが出来る。この利点は、容器の内容物の容量を、
単に容器の開放端や傾斜部の緩やかな傾斜を見るだけで
視覚的に測定し得ることから得られている。
【0012】本発明の第1好適実施例においては、カッ
プは、底壁と、それを取り巻く垂直側壁とを有する壁構
造を有し、該カップは開放上端をもつ円筒形をなしてい
る。カップ内には、少なくとも一個の傾斜部が、底壁か
ら開放上端に向かって連続して傾斜している。傾斜部
は、カップの内容物の容量を視覚的に測定するために、
開放上端を通して視認され得る印刷された容量標印を付
された上方に向いた面を有する。好適にはカップは、側
壁に沿って一体に形成された2個の傾斜部を有し、その
一方には標準英国単位の標印を付され、他方にはメート
ル法単位を付されている。2個の傾斜部は相対して位置
された底端と、相対して位置された頂端とを有する。カ
ップはまた、一方の傾斜部に隣接した把手と、他の傾斜
部に隣接した注ぎ口とを有している。
【0013】第2実施例においては、側壁が垂直ではな
く、いくらか傾斜している。カップは、互いに隣接して
位置された底端と互いに隣接して位置された頂端とを有
する2個の互いに対向した一体の傾斜部を有する。頂端
は注ぎ口に向かっており、この場合にも、一方は標準英
国単位の標印を付され、他方はメートル法単位を付され
ている。
【0014】他の実施例においては、把手は側壁から片
持ち状に突出し、遠位端において追加の自己支持をなす
底壁面に終結する垂直把持部を有し、該把持部はエラス
トマー把持鞘で被覆されている。
【0015】いずれの実施例においても、カップは適切
ないかなる材料から、適切ないかなるプロセスを経て作
られてもよいが、透明でモールド可能な材料が好適であ
り、モールドプロセスを用いて製造されることが好まし
い。
【0016】これらの、また他の特徴のいくつかは、計
量可能な容量の内容物を受容するための開放上端をもつ
空洞を画定する壁構造と、壁構造の下端近くから上方へ
延びる連続した傾斜部と、使用者が開放上端の方を見下
ろして、容器の内容物の容量を容易に観察し得る表示を
提供することによって観察しうるように傾斜部上に付さ
れた標印とを有する容器を設けることにより達成されよ
う。
【0017】これら特徴は以下詳細に述べる説明と付図
とから容易に理解されよう。
【0018】(発明の実施の形態)図1から図3は計量
カップ10の形態の本発明の第1好適実施例に従う容器
を示す。一般に、計量カップ10は適切な材料を用いて
一体に形成され、ほぼ垂直な側壁16に一体に取付けら
れた把手12と注ぎ口14とを有する。計量カップ10
は、側壁16の底縁の周囲に一体に取付けられた底壁1
8を有する。側壁16は底壁18と共に、上方端が開い
た空洞を画定する壁構造を形成している。
【0019】壁16は内面20と外面22とを有し、そ
こから傾斜部24a、24bが浮き彫りの状態で(in
relief)形成されている。計量カップは当分野
では既知の適切な食品等級のプラスチックからモールド
された単一の、一体構造である。しかし、計量カップ1
0は他の適切なプロセスにより製造され得ることが理解
されよう。また、計量カップ10が、パイレックス(登
録商標)または金属のような当分野に既知の他の適切な
材料からも製造され得ることも理解されよう。
【0020】傾斜部24a、24bはカップ10の相対
する側に位置されているが、構造は同じである。従って
一つの傾斜部についてだけ説明する。各傾斜部は傾斜部
基部すなわち底端25と、傾斜部頂部すなわち上端26
とを有する。傾斜部基部25は側壁16の底縁近くに位
置され、傾斜部頂部26は側壁16の頂縁近くに位置さ
れている。傾斜部24a、24bはそれぞれ、概して上
方を向いた傾斜部上面30a、30bを有し、ランプ基
礎25とランプ頂部26との間にほぼ一定の傾斜を有し
ている。第1好適実施例においては、傾斜部24a、2
4bが壁16の内面20に相対して配置されている。ま
た第1好適実施例では、傾斜部24a、24bが、壁1
6の底縁から壁16の頂縁へと内面20に沿ってほぼ同
じ距離だけ旋回している。傾斜部24a、24bの傾斜
が増大または減少され、その結果、壁16の底縁から頂
縁へと、それぞれ旋回する距離が短くなり、または、長
くなってもよいことは当業者には理解されよう。
【0021】傾斜部24a、24bは図2に見るよう
に、壁16の周囲の半分を越えて延びないように充分大
きい傾斜を有している。また、傾斜部24a、24bは
互いに重なり合っていない。すなわち、傾斜部24aは
壁16の内面20において傾斜部24bを越えて立ち上
がってはいない。計量カップ10の第1好適実施例にお
いては、側壁16は基礎18にほぼ垂直であり、カップ
10がほぼ円筒形をなしている。図示の実施例では、側
壁16は横断面において僅かに楕円形をしているが、円
形または他の形状であってもよい。壁16が基礎18の
周辺から角度をなして拡張され、計量カップ10が第2
計量カップ(図示せず)を受容する、すなわち、互いの
内面に複数個の計量カップ10を積み重ね得るようにす
ることも可能であることが当業者には理解されよう。
【0022】傾斜部24a、24bはそれぞれ上方に向
いた面30a、30bに標印27a、27bを有し、使
用者が計量カップ10を上方から容易に見下ろして、カ
ップ10内の内容物28の容量レベルを見得るようにな
っている。第1好適実施例においては、傾斜部24aは
傾斜部表面30a上にメートル法単位の標印27aを備
え、傾斜部24bは傾斜部表面30b上に標準英国法単
位の標印27bを備えている。標印27a、27bは、
傾斜部24a、24bの所望の傾斜に依って、各傾斜部
24a、24bの計測単位に応じて種々の間隔を置いて
配置され得ることは当業者には理解されよう。
【0023】側壁16は傾斜部表面30a、30bの横
方向内側縁と一体に接続する傾斜部24a、24bより
下方の部分と、傾斜部面30a、30bの横方向外側縁
と一体に接続する傾斜部より上方の部分とを有してい
る。
【0024】図4から図6は本発明の第2好適実施例に
従う計量カップ100を示す。計量カップ100は、底
壁すなわち基礎118と一体の側壁116を含んだ壁構
造を有し、該側壁と底壁とは協働して底壁すなわち基礎
118の幅Bよりも大きい幅Aをもつ開放上端132を
有する空洞を画定している。かくて側壁116は、側壁
116が底縁から頂縁へと上昇するに従い基礎118か
ら外側へ離れるように傾斜し、従って、少なくとも1個
の第2計量カップ100’(図6)が計量カップ100
内に積み重ね得るようになっている。カップ100は側
壁116の上端近くから突出する把手112と、把手1
12と反対側の側壁上端から突出する注ぎ口114とを
有し、注ぎ口114は下方入り口端と、開放上端132
に位置する上方出口端とを有している。計量カップ10
0は、相対して位置され同じ傾斜を有する一対の傾斜部
124を有し、該傾斜部は側壁内面120に沿って傾斜
部底125から傾斜部頂部126へ向かってほぼ連続し
ている。すなわち、両傾斜部124は、側壁116の内
面120に沿って対称的に、注ぎ口114のほぼ反対側
にある側壁内面120の底縁から注ぎ口114の底に隣
接する側壁116の頂縁近くへと上昇している。
【0025】開放上端132の幅Aは底118の幅Bよ
りも大きいから、傾斜部124の上面130に付けられ
た標印127a、127bの間隔は一定ではない。すな
わち、側壁116の底縁近くにおける内容物のレベル1
28を所定の距離だけ上昇させるには、側壁116の上
縁近くにおける内容物のレベルを同じ距離だけ上昇させ
るよりも小さい容量しか必要でない。結果として、標印
127a、127bは、内容物128の等しい容量に対
して、傾斜部124上で側壁116の上縁近くにおい
て、底縁においてよりも互いの間の離隔距離が小さくな
っている。計量カップ100の直径の側壁116の底1
18から上縁へ向かうときの漸進的な変化は、傾斜部1
24に沿って標印127a、127bの間の間隔を一定
に維持しつつ、傾斜部124の傾斜を側壁116下縁か
ら側壁116の上縁へ向かって減少させることによって
も調整され得ることは当業者には理解されよう。
【0026】この実施例においてもまた、傾斜部頂部1
26が注ぎ口114の内面に連続しており、使用者が計
量カップ100から内容物をこぼすことなく注ぐことを
容易にしている。
【0027】側壁116は、側壁116の上方部分11
6bから、傾斜部上面130の幅だけ内方に偏った傾斜
部124下方の下方部分116aを有している。この偏
りが、カップを積み重ねた場合、計量カップ100内に
他の計量カップ100’が入れ子状に収容されることを
可能にしている。詳しくは、側壁116の傾斜部124
より下方の下方部分116aが傾斜部の横方向内縁と一
体に接続しており、一方、傾斜部上方の上方部分116
bは傾斜部の横方向外縁と一体に接続している。
【0028】図7、図8は本発明の他の実施例に従う計
量カップ200を示す。計量カップ200は底壁すなわ
ち基礎218と一体の側壁216を含んだ壁構造を有
し、該側壁と底壁とは協働して底壁すなわち基礎218
の幅よりも大きい幅を有する開放上端232を有する空
洞を画定している。かくて、側壁216は、側壁216
が底縁から頂縁へと上昇するに従い基礎218から外側
へ離れるように傾斜している。カップ200は側壁21
6の上端近くから突出する把手212と、把手212と
反対側の側壁216の上端から突出する注ぎ口214と
を有し、注ぎ口214は下方の入り口端と、開放上方端
232に位置する上方出口端とを有している。計量カッ
プ200は、互いに対向して位置されているが同じ傾斜
を有する一対の傾斜部224を有し、該傾斜部は側壁内
面220を回り傾斜部底225から傾斜部頂部226へ
向かってほぼ連続している。すなわち、両傾斜部224
は、側壁216の内面220に沿って対称的に、注ぎ口
214のほぼ反対側にある側壁内面220の底縁周辺か
ら注ぎ口214の基礎に隣接する側壁216の頂縁近く
へと上昇している。
【0029】開放上端232の幅は底218の幅よりも
大きいから、傾斜部224の上面230は、上述したカ
ップ100に対すると同様な理由から、等しい間隔を置
いて離隔されてはいない標印227a、227bを付さ
れている。側壁216の底218から側壁216の上縁
へ向かうときの計量カップ200の直径の漸進的な変化
は、傾斜部224に沿って標印227a、227bの間
の間隔を一定に維持しつつ、傾斜部224の傾斜を側壁
216下縁から側壁216の上縁へ向かって減少させる
ことによっても調整され得ることは当業者には理解され
よう。
【0030】側壁216は、側壁216の上方部分21
6bから、傾斜部上面230の幅だけ内方に偏った傾斜
部224より下方の下方部分216aを有している。よ
り詳しくは、側壁216の傾斜部224より下方の下方
部分216aは傾斜部の横方向内側縁224aと一体に
接続しており、一方、傾斜部上方の上方部分216bは
傾斜部の横方向外側縁224bと一体に接続している。
【0031】底壁218の周囲は基礎面P上にあり、下
方の支持面上の安定した支持を提供している。把手21
2はほぼL字形をなし、側壁216から横方向外側へ突
出し、垂下する細長い把握部分215と外端で一体に接
続された短い腕213を有し、この把握部分215は基
礎面Pにほぼ垂直に延び、ほぼ基礎面に位置するほぼ平
坦な遠位端217に終結している。かくて、計量カップ
200が基礎すなわち底壁218に置かれているとき、
遠位端217が追加の支持点となっている。さらに、把
手212の垂下部分215は、例えば商標名サントプレ
イン(SANTOPRENE)のような適切に可撓性で
緩衝エラストマー材料により好適に形成された把握鞘2
19により被覆されている。これは快適な、滑らない、
摩擦のある把握面を提供し、把手212の把持を容易に
している。
【0032】上述の実施例においては、傾斜部は固定
の、すなわち一定の傾斜を有していたが、傾斜が変化し
てもよいことが理解されよう。また、上述の実施例はそ
れぞれ2個の傾斜部を有していたが、傾斜部は1個であ
ってもよい。好適には、計量カップ全体が透明な材料で
作られるが、所望ならば、容器の側壁とのコントラスト
を強調するため傾斜部を半透明にしてもよい。
【0033】上述の実施例はカップについてであった
が、本発明の趣旨は、丼、柄杓、匙等のような他の容
器、実際、自己支持であるか否か、把手や注ぎ口を備え
ているか否かに拘らず、大きさまたは形状に拘らず、容
器を形成する構造全てに適用可能である。
【0034】上記説明と付図に述べた事柄は、単に説明
のためのものであり、本発明を限定するものではない。
特殊な実施例が示され記載されたが、本出願人の提案の
広い局面から逸脱することなく、変化や修正が可能であ
ることは当業者には明らかであろう。保護されるべき実
際の権利範囲は、先行技術に基づいて適切に解釈された
添付の特許請求の範囲において規定されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の計量カップの透視図。
【図2】図1の計量カップの上面図。
【図3】図2の計量カップの線3−3に沿う断面図。
【図4】本発明の第2実施例の計量カップの透視図。
【図5】図4の計量カップの上面図。
【図6】図4の計量カップの入れ子特性を示す側面図。
【図7】他の実施例の計量カップの上面図。
【図8】図7の計量カップの側立面図
【符号の説明】
10、100、200 計量カップ 12、112、212 把手 14、114、214 注ぎ口 16、116、216 側壁 18、118、218 底壁 24、124、224 傾斜部 25、125、225 底端 26、126、226 上端 27、127、227 標印 28、128 内容物 30、130、230 傾斜部上面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スチーブン シー、ホーティング アメリカ合衆国 オハイオ、シンシナテ ィ、 フイドラーズ グリーン 3286

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量可能な容量をもつ内容物を受容する
    ための開放上端を備えた空洞を画定する壁構造と、 該壁構造の下端近くから上方に延びる連続した傾斜部
    と、 使用者が容器の開放上端に向かって下方に覗き込み観察
    し得るように傾斜部上に位置付けられ、容器の内容物の
    容量を容易に観察し得る表示を提供する標印と、 を有する容器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の容器において、壁構造
    が自己支持であることを特徴とする容器。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の容器において、壁構造
    が底壁と、直立した側壁とを有することを特徴とする容
    器。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の容器において、側壁が
    ほぼ円筒形であることを特徴とする容器。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の容器において、側壁が
    非円筒形であることを特徴とする容器。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の容器において、底壁と
    開放上端とがほぼ同じ大きさであることを特徴とする容
    器。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載の容器において、開放上
    端が底壁よりも大きいことを特徴とする容器。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の容器において、底壁と
    開放上端とがそれぞれ楕円形であることを特徴とする容
    器。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載の容器において、傾斜部
    が底壁から開放上端へと延びていることを特徴とする容
    器。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の容器において、壁構
    造が光透過材料で作られていることを特徴とする容器。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の容器において、壁
    構造が透明であり、傾斜部が半透明であることを特徴と
    する容器。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の容器において、壁構
    造が単一の一体構造であることを特徴とする容器。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の容器において、傾斜
    部が壁構造と一体であることを特徴とする容器。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の容器において、傾
    斜部が、開放上端に向いた上面を有し、該上面に標印が
    位置されていることを特徴とする容器。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の容器において、傾
    斜部が横方向内側の縁と横方向外側の縁とを有し、壁構
    造が、傾斜部の上方で傾斜部の外側の縁と一体に接続す
    る部分と、傾斜部の下方で傾斜部の内側の縁と一体に接
    続する部分とを有することを特徴とする容器。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載の容器において、傾斜
    部が一定の傾斜を有することを特徴とする容器。
  17. 【請求項17】 請求項1に記載の容器において、該容
    器がさらに、壁構造から外側へ突出し、開放上端に位置
    する出口端と、入り口端とを備えた注ぎ口を有すること
    を特徴とする容器。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の容器において、傾
    斜部が壁構造の下端から注ぎ口の入り口端へと延びてい
    ることを特徴とする容器。
  19. 【請求項19】 請求項17に記載の容器において、傾
    斜部は、標印を配置され、開放上端に向いた上面を有
    し、注ぎ口は傾斜部の上面に連続する内面を有すること
    を特徴とする装置。
  20. 【請求項20】 請求項1に記載の容器において、該容
    器がさらに、壁構造から外側へ延びる把手を有すること
    を特徴とする容器。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の容器において、該
    容器がさらに、壁構造の把手と反対側に注ぎ口を設けら
    れていることを特徴とする容器。
  22. 【請求項22】 請求項20に記載の容器において、壁
    構造が、基礎面に横たわる下端を有し、把手が、壁構造
    から離隔し基礎面に位置する遠位端を有することを特徴
    とする容器。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の容器において、把
    手が基礎面に対しほぼ垂直に延びる細長い部分を有する
    ことを特徴とする容器。
  24. 【請求項24】 請求項20に記載の容器において、該
    容器がさらに、把手に配置されたエラストマー材料の把
    持鞘を有することを特徴とする容器。
  25. 【請求項25】 計量可能な容量をもつ内容物を受容す
    る開放上端を備える空洞を画定する壁構造と、 該壁構造の下端近くから上方に、およびそれぞれ壁構造
    の互いに対向する側近くへと延びる第1、第2の連続し
    た傾斜部と、および使用者が容器の開放上端に向かって
    下方に覗き込み観察し得るように、第1、第2傾斜部上
    に位置付けられ、容器の内容物の容量を容易に観察し得
    る表示を提供する第1、第2標印と、 を有する容器。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の容器において、傾
    斜部がそれぞれ壁構造の互いに対向する側に置かれてい
    ることを特徴とする容器。
  27. 【請求項27】 請求項26に記載の容器において、各
    傾斜部が壁構造と一体であることを特徴とする容器。
  28. 【請求項28】 請求項27に記載の容器において、各
    傾斜部が開放上端の方を向いた上面を有し、第1、第2
    標印がそれぞれ傾斜部の上面に置かれていることを特徴
    とする容器。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の容器において、各
    傾斜部が横方向内側の縁と横方向外側の縁とを有し、壁
    構造の傾斜部より上方の部分が外側の縁と一体に接続し
    ており、傾斜部より下方の部分が内側の縁と一体に接続
    していることを特徴とする容器。
  30. 【請求項30】 請求項25に記載の容器において、第
    1標印が第2標印とは異なっていることを特徴とする容
    器。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載の容器において、第
    1標印が英国計量単位の目盛りであり、第2標印がメー
    トル法計量単位の目盛りであることを特徴とする容器。
  32. 【請求項32】 請求項25に記載の容器において、傾
    斜部が共通上端において結合されていることを特徴とす
    る容器。
  33. 【請求項33】 請求項32に記載の容器において、該
    容器がさらに、壁構造から突出し、開放上端における出
    口端と、その下方の入り口端とを備えた注ぎ口を有し、
    傾斜部の上端が注ぎ口の入り口端に位置されていること
    を特徴とする容器。
  34. 【請求項34】 請求項33に記載の容器において、壁
    構造が底壁と、底壁と一体の直立側壁とを有することを
    特徴とする容器。
  35. 【請求項35】 請求項25に記載の容器において、壁
    構造が基礎面に横たわる下端を有し、容器がさらに、壁
    構造から突出し、壁構造から離隔され基礎面に横たわる
    遠位端を有する把手を有することを特徴とする容器。
  36. 【請求項36】 請求項35に記載の容器において、容
    器がさらに把手に配置されたエラストマー材料の把持鞘
    を有することを特徴とする容器。
JP2001255315A 2001-07-23 2001-07-23 計量能力を備えた容器 Pending JP2003057090A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001255315A JP2003057090A (ja) 2001-07-23 2001-07-23 計量能力を備えた容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001255315A JP2003057090A (ja) 2001-07-23 2001-07-23 計量能力を備えた容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003057090A true JP2003057090A (ja) 2003-02-26

Family

ID=19083304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001255315A Pending JP2003057090A (ja) 2001-07-23 2001-07-23 計量能力を備えた容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003057090A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017039527A (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 ライオン株式会社 計量キャップ

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48109968U (ja) * 1972-03-24 1973-12-18
JPS52144761U (ja) * 1976-04-27 1977-11-02
JPS5365759A (en) * 1976-11-22 1978-06-12 Shigeyuki Hajikano Measuring cup
JPS5425854U (ja) * 1977-07-23 1979-02-20
JPS5621719U (ja) * 1979-07-27 1981-02-26
JPS5618981Y2 (ja) * 1976-06-28 1981-05-06
JPS5886527U (ja) * 1981-12-07 1983-06-11 タニタ販売株式会社 計量カツプ
JPS58104924U (ja) * 1982-01-08 1983-07-16 長野 繁敏 長手柄付メジヤ−カツプ
US5397036A (en) * 1993-11-09 1995-03-14 Maiwald; Manfred Calibrated vessel having a handle which also serves as a delivery element
JPH10253422A (ja) * 1997-03-13 1998-09-25 Kenji Saito 計量カップ
JPH11254475A (ja) * 1998-03-12 1999-09-21 Kao Corp プラスチック成形品の製造方法
JP2000304590A (ja) * 1999-02-15 2000-11-02 Nobuhiko Sato メジャーカップ

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48109968U (ja) * 1972-03-24 1973-12-18
JPS52144761U (ja) * 1976-04-27 1977-11-02
JPS5618981Y2 (ja) * 1976-06-28 1981-05-06
JPS5365759A (en) * 1976-11-22 1978-06-12 Shigeyuki Hajikano Measuring cup
JPS5425854U (ja) * 1977-07-23 1979-02-20
JPS5621719U (ja) * 1979-07-27 1981-02-26
JPS5886527U (ja) * 1981-12-07 1983-06-11 タニタ販売株式会社 計量カツプ
JPS58104924U (ja) * 1982-01-08 1983-07-16 長野 繁敏 長手柄付メジヤ−カツプ
US5397036A (en) * 1993-11-09 1995-03-14 Maiwald; Manfred Calibrated vessel having a handle which also serves as a delivery element
JPH10253422A (ja) * 1997-03-13 1998-09-25 Kenji Saito 計量カップ
JPH11254475A (ja) * 1998-03-12 1999-09-21 Kao Corp プラスチック成形品の製造方法
JP2000304590A (ja) * 1999-02-15 2000-11-02 Nobuhiko Sato メジャーカップ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017039527A (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 ライオン株式会社 計量キャップ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2353056C (en) Vessel with measuring capability
US6263732B1 (en) Measuring cup
US7306120B2 (en) Measuring cup with volume markings visible while pouring
US10240962B2 (en) Measuring cup
US20070068250A1 (en) Measuring cups
US7340953B2 (en) Liquid measuring vessel
CA2657580C (en) Jigger
US20090255333A1 (en) Measuring cup
WO1997026511A1 (en) Adjustable measuring device
US9605988B2 (en) Nested measuring cups
US4928514A (en) Calibration container
US6212953B1 (en) Measuring receptacle having angled lines
US20100229643A1 (en) Measuring container
US20150338259A1 (en) Measuring containers
US20140109669A1 (en) Universal Measuring Container and Method
USRE39827E1 (en) Vessel with measuring capability
US20210212900A1 (en) Dose Cup And Medicinal Fluid Delivery Systems
EP1476114A1 (en) Volume measurement of liquids
JP2003057090A (ja) 計量能力を備えた容器
US4214679A (en) Measured quantity dispenser
RU2329030C2 (ru) Мерное и выдачное устройство для прикрепления к колпачку на бутылке
US10935409B1 (en) Measuring cup giving contents defined shape as form of indication
US9228874B2 (en) Measuring cup
US9341508B2 (en) Volumetric measurement device
CN217338128U (zh) 一种可降解塑料杯

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050531

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050831

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050905

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051130

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060331