JP2003055208A - 組み合わせ化学療法 - Google Patents

組み合わせ化学療法

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JP2003055208A
JP2003055208A JP2002192378A JP2002192378A JP2003055208A JP 2003055208 A JP2003055208 A JP 2003055208A JP 2002192378 A JP2002192378 A JP 2002192378A JP 2002192378 A JP2002192378 A JP 2002192378A JP 2003055208 A JP2003055208 A JP 2003055208A
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リチャード グローブ ウィリアム
Ronald Lynn Merriman
リン メリマン ロナルド
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ガンの化学療法治療剤において、剤の組み合わ
せにより単一製剤より大きな治療効果を有し、且つ副作
用を軽減した組成物を提供する。 【解決手段】ドセタキセル(又は医薬として許容される
塩もしくは水和物を含む)とアセチルジナリンとの組み
合わせ組成物をカプセル又は静脈注入剤として使用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は既知の腫瘍崩壊性剤の組み合わせを利用する腫
瘍の治療用医薬組成物又は治療方法に関する。上記剤の
共の使用は単一の剤のみを使用するよりも予想外のより
大きな効果を提供する。発明の背景 癌の化学療法は近年めざましく進歩した。多くの腫瘍は
天然生成物または合成剤のどちらかの化合物を利用して
効果的に処置されうる。癌の化学療法は、一般的にはよ
り大きな治療効果を提供すること及び単一で使用された
ときしばしば個々の剤と遭遇する毒性効果を軽減するこ
との意味として、しばしば剤の組み合わせ物の使用を必
要とする。
【0002】我々は今般、めざましい相乗効果を示す、
既知の腫瘍崩壊性剤の独特の組み合わせを見つけた。上
記組み合わせはドセタキセルと共にアセチルジナリン剤
を利用する。上記組み合わせは特に固形腫瘍、特に非小
細胞肺癌及び他の進行した固形腫瘍を有する患者の治療
において有効である。
【0003】アセチルジナリンは4−アセチルアミノ−
N−(2’−アミノフェニル)−ベンズアミドである。
それはCI−994としても知られる。それは、アセチ
ルジナリンの合成方法、それの投与形態への調合方法、
及び結腸癌及び腺癌の如き癌の治療のためのそれの使用
方法のその教えについて、本明細書中に援用される、米
国特許第5,137,918号中に示される。アセチル
ジナリンは、癌治療のために共役可能であるとして、米
国特許第5,795,909号中にも示される。
【0004】ドセタキセルはタクソイド種に属する半合
成化合物である。それは脱重合化を防ぐことによりチュ
ーブリン二量体からの微小管の会合を促進し、そして微
小管を安定化する抗微小管剤である。この安定性は生命
維持に必要な間期及び有糸細胞機能に重要な上記微小管
構造の正常な動的な再組織化の阻害をもたらす。それに
加えて、ドセタキセルは細胞分裂サイクルを通じて微小
管の異常な配列又は束を、そして有糸分裂の間微小管の
多様な星状体を誘導する。ドセタキセルは、他の癌の治
療においても有用であるが、主に乳癌及び非小細胞肺癌
について示される。ドセタキセルの使用は、過敏症反
応、低血圧、徐脈、高血圧、悪心及び嘔吐、並びに注入
部位の反応を含む、一般的に好ましくない副作用を伴
う。ドセタキセル三水和物はTaxotere(商標)
(PA カレッジビルのAventis Pharma
ceutical Products, Inc.)と
して商業的に入手できる。
【0005】本発明の目的は、ドセタキセルと共にアセ
チルジナリンを含む組み合わせを用いる、癌、特に進行
した固形腫瘍の治療方法を提供することである。さらな
る目的は、アセチルジナリン及びドセタキセルの相乗的
な量を含む組成物を提供することである。発明の要約 本発明は抗腫瘍性剤の相乗的(synergisti
c)な組み合わせ物に、そして上記組み合わせ物を投与
することを含む癌の治療方法に関する。本発明はより特
別に、第一の成分としてアセチルジナリン、及び第二の
成分としてドセタキセルを含む、組成物を提供する。
【0006】本発明に係る上記組成物は主に、通常の賦
形剤、希釈剤、及び担体を伴う、上記の活性成分、又は
その好適な塩から成る。
【0007】本発明のさらなる態様においては、我々は
治療の必要のある哺乳類に有効な量のアセチルジナリン
とドセタキセルの組み合わせ投与することを含む癌の治
療方法を提供する。
【0008】好ましい方法は固形腫瘍の治療を含む。
【0009】さらに好ましい方法は抗腫瘍的な量のアセ
チルジナリン及び、NSCLC、乳癌、卵巣癌、頭部及
び首の癌、骨髄腫、前立腺癌、及び膵臓癌を含む、感受
性の癌の治療に有効な量のドセタキセルを使用する。
【0010】本発明の他の態様は1の区画にはアセチル
ジナリンの投与量、及び他の区画にはドセタキセルの投
与量を含むキットである。発明の詳細な説明 本発明に係る方法において利用される化合物は通常臨床
的に使用される用量で投与されるであろう。上記用量は
通常の仕方、例えば体表面積で計算されるであろう。ア
セチルジナリンは例えば、約1.0mg/m2〜約50
mg/m2、好ましくは約2.0mg/m2〜約10.0
mg/m2の用量で投与されるであろう。理想的には、
アセチルジナリンは約5〜約100μg/mLの血漿値
を産出するであろう用量で投与されるであろう。アセチ
ルジナリンは典型的に経口で、例えば活性成分をカプセ
ル当たり2.5、5、及び25mg有するカプセルとし
て、投与されるであろう。アセチルジナリンは治療期
間、典型的には15〜30日間を通して毎日およそ同じ
用量値で投与されるであろう。多様な治療期間が、主治
医及び特別の患者並びに治療されるべき状態により規定
され、実行されうる。
【0011】ドセタキセルは細胞毒性抗癌薬であり、そ
してその剤の取り扱いにおいては注意が実行されるべき
である。ドセタキセルは典型的にガラス瓶で提供され、
そして静脈内注入による投与の前に希釈される。典型的
な希釈剤は0.9%塩化ナトリウム、及び5%デクスト
ロースを含む。注入液の終濃度は一般的に約0.3〜約
1.2mg/mLである。ドセタキセルはさまざまな濃
度、例えば20mg/0.5mL濃縮物;80mg/
2.0mL濃縮物で商業的に入手できる。上記生成物は
一般的に乳癌の治療のために、例えば毎3週、1〜2時
間にわたり約60mg/m2〜約100mg/m2の用量
で投与される。
【0012】上記剤は毎3週約1時間にわたる約100
mg/m2IV投与の用量で、乳癌の有効な治療であ
る。AIDSに関連したカポージ肉腫の治療のために、
ドセタキセルは一般的に毎3週1〜2時間にわたり約7
5mg/m2で、又は毎2週3時間にわたり100mg
/m2でIVで与えられる。一般的に、ドセタキセルの
用量強度は約45〜50mg/m2/週であろう。
【0013】好ましい態様においては、典型的な発明の
組み合わせは以下の表(1)中に示される用量で投与さ
れるであろう。
【0014】
【表1】
【0013】好ましい態様においては、典型的な発明の
組み合わせは以下の表(1)中に示される用量で投与さ
れるであろう。
【0014】
【表1】
【0015】他の典型的な用量の態様は表(2)中に示
される。
【0016】
【表2】
【0017】本発明により提供される上記組み合わせは
いくつかの評価系において評価されおり、そしてそのデ
ータは抗癌剤間の相乗作用、相加作用、及び拮抗作用を
量化するために標準のプログラムを利用して分析されう
る。好ましく使用される上記プログラムはChou及び
Talalayにより“New Avenues in
Developmental Cancer Che
motherapy,” Academic Pres
, 1987, Chapter2中に示されるプロ
グラムである。上記方法は酵素反応速度論系をモデルと
して用いた質量作用の法則の中点−効果の原理に基づ
く。上記式は単純で、用量−効果曲線の形に関わらず用
量と効果の関係を示す。2つの基本的な式はこの方法論
の柱を構成する。可能である最も単純な仕方で単一の薬
の用量と効果を関係付けるためにChouにより導かれ
た上記中点−効果の式は以下の式により与えられる:
【0018】
【数1】
【0019】{式中、右辺は用量を示し、左辺は効果を
示し、その中でfa及びfuはそれぞれ影響される及び影
響されない有理数であり、Dは用量、Dmは可能性を示
す中点−効果用量であり、そしてmは上記用量−効果曲
線の形を示す係数である}。この式からChou及びT
alalayは2又はそれ以上の薬のための一般式を導
いた:
【0020】
【数2】
【0021】{式中、m=1は1次のミカエリス−メン
テン型速度論であり、そしてm>1(又はm<1)はよ
り高い次数の(又はより低い次数の)ヒル型速度論であ
る}。アルファ=0のとき、右辺の第3項が消え、そし
てアルファ=1のとき、第3項は保たれる。アルファ=
0は成熟的に排他的な薬に使用され、そしてアルファ=
1は成熟的に非排他的な薬に使用される。作用の同じ又
は同様の様式を有する薬には、両方の薬の効果は成熟的
に排他的である。作用の異なる様式を有する又は独立に
作用する薬には、両方の薬の効果は成熟的に非排他的で
ある。
【0022】組み合わせ指標(CI)に対する影響され
る有理数(Fa)のプロットはFa−CIプロットと呼ば
れる。このプロットは、連続的に希釈される混合物中の
さまざまな効果値での2つの薬の相乗作用、相加作用又
は拮抗作用を示す。さまざまな混合物が作成されると
き、最高の相乗作用のための最適な組み合わせの率を見
積もることが可能である。異なる効果値は通常異なる程
度の相乗作用、相加作用又は拮抗作用を与える。CI値
<1は相乗作用を示し;CI値>1は拮抗作用を示し、
そして1又は1近辺のCI値は相加作用を示す。抗癌剤
には、高い効果値(Fa)の相乗作用が低いFa値の相乗
作用よりも臨床的により関連性がある。
【0023】アセチルジナリン(CI−994)は臨床
の使用に承認されていないが、それにもかかわらずいく
つかの臨床試験において評価されている。1の上記研究
において、患者は1日の用量と治療期間の両方を増加さ
せる用量エスカレーション計画を用いて処置された。患
者の大部分は広範囲な前化学療法を受けていた。耐えら
れる最高用量(MTD)は、治療期間が14日連続のと
き15mg/m2/日であった。より延長された治療を
許可するために、より低い用量が研究された。2週間の
「薬休み」(‘drug holiday’)が続く、
8週間の連続的な毎日の治療の計画を用いて、上記MT
Dは8mg/m2/日であった。上記用量限定的な毒性
は通常治療開始の1ヶ月以内に起こる血小板減少又は好
中球減少であった。血液計測は連続的な治療でも安定
し、治療を停止したときすぐに回復する傾向にあった。
繰り返された過程及び延長されたCI−994への暴露
に続く蓄積毒性の証拠はなかった。他の毒性は悪心、嘔
吐、下痢、食欲不振、疲労、粘液性、頭痛、脱水症、及
び肝臓及び腎臓の機能の試験における増加を含んだ。応
答はNSCLCを有する大いに前処置された患者におけ
る1部分の応答及び腎細胞癌及びNSCLCをそれぞれ
有する1人の患者における小応答を含んだ。
【0024】追加のフェーズ1研究は繰り返される急性
白血病又は他の血液悪性腫瘍を有する患者において1日
1回高用量5日間の投与計画を用いて実行された。上記
MTDは135mg/m2/日であった。上記用量限定
的毒性は鎮静及び傾眠として表れる急性CNS毒性であ
った。他の悪い事件は脱水症、低カルシウム血症、頭痛
から生ずる悪心、嘔吐、低血圧、そしてそれぞれ1人の
患者においては急性膵炎、反射亢進及び両側のバビンス
キー反射により特徴付けられる錐体症候群、及び敗血症
を含んだ。血液毒性はこの患者集団中では評価され得な
かった。AMLを有する2人の患者は腫瘍崩壊症候群を
進行し、1人の死をもたらした。末梢性白血細胞数にお
ける一過性の減少が注目された。
【0025】フェーズ2プログラムは単一剤として用い
るCI−994で現今実行されている。用量プログラム
は経口で毎日与えられ8mg/m2である。非小細胞肺
癌、腎細胞癌、膵臓癌、頭部及び首の癌、卵巣癌、骨髄
腫、前立腺癌、及び乳癌を有する患者を含む、100超
の患者が処置された。何人かの患者は血小板減少のため
に治療を中断し、それからより低い用量でCI−994
を再開されなければならなかったが、何人かの患者は1
0mg/m2まで用量増加に耐えられた。上記悪い事件
は慢性的投与のフェーズ1プロトコールにおいて観察さ
れた事件と同様であった。血小板減少は用量限定的毒性
であった。感覚異常、錯乱、及び幻覚を含む稀な神経性
の悪い事件が報告された。客観的応答が非小細胞肺癌を
有する患者においてみられた。臨床的な利点は腎細胞癌
を有する患者において報告された。
【0026】固形腫瘍のフェーズ1研究において、CI
−994用量は絶食期間に続いて経口投与され、そして
血液標本は薬物速度論分析のために回収された。予備的
な結果は、最高の血液値は摂取後約1〜2時間で達成さ
れ、そしてCI−994の最終排泄半減期は約15時間
であることを示す。増加用量値で達成される最高血漿C
I−994濃度は用量比例より少なかった。上記最終排
泄半減期及び見かけのクリアランス率は投与された用量
に独立であった。
【0027】この研究の1の追加の目的は、食物と共に
CI−994を摂取することがその吸収の率又は程度に
影響するかどうかを決定することであった。12人の絶
食患者は単回投与のCI−994、8mg/m2を与え
られた。1週間後、上記同患者は通常の食事と共に同じ
用量のCI−994を与えられた。薬物速度論的データ
の解析はCI−994は食事に関わらず摂取されうるこ
とを示した。
【0028】容量バランス/排泄経路の研究はヒトにお
いては実行されていない。動物研究は24時間以内にサ
ル及びラットの尿においてそれぞれ80%及び62%の
放射性標識薬の出現を伴って、排泄の主要な経路は腎排
出を介していることを示す。
【0029】以下の詳細な例はさらにCI−994とド
セタキセルの間の相乗性を確立する。実施例1 本発明により提供される上記相乗性の組み合わせは、1
8〜20gの体重の雌BALB/Cマウスを用いて標準
の化学療法研究において評価されている。上記試験マウ
スはMA、ウィルミントンのCharles Rive
r Laboratoriesから得られた。上記試験
0日目、それぞれのマウスは外科的に約30〜60mg
の重さのLC−12鱗状細胞肺癌腫瘍の断片を(皮下
に)埋め込まれた。上記腫瘍断片は12ゲージのトロカ
ールを用いて埋め込まれた。上記マウスは毎週体重測定
され、そして腫瘍の大きさを(幅及び長さをmmで)標
準のカリパスを用いて毎週2回計測された。それぞれの
動物の腫瘍の容量は以下の式に従って計算された:
【0030】
【数3】
【0031】{式中、“a”はmmで腫瘍の幅、そして
“b”はmmでその長さである}。抗癌活性の評価は、
“T”及び“C”が治療に必要とされる中間の時間(日
で)及び予め決定された約750mgの大きさ(「評価
の大きさ」(“evaluation size”))
に達する対照(それぞれ)腫瘍である、式T−Cにより
確立された。腫瘍は薬投与が開始される前に一般的に約
150〜約200mgの大きさに達した。抗腫瘍活性は
4のパラメーターに従って評価された:(1)部分的な
腫瘍応答(PR);(2)完全な腫瘍応答(CR);
(3)腫瘍を欠く生存(TF);及び(4)腫瘍成長の
遅れ(TL)。腫瘍成長の遅れは、Tは治療群の腫瘍が
予め決定された大きさ(例えば750mg)に達するの
に必要とされる中間の日であり、そしてCは対照群の腫
瘍がこの大きさに達する中間の日である、T−C値とし
て表現される。上記腫瘍成長の遅れ値から、正味のlo
10腫瘍細胞殺害が以下のように計算される: 正味のlog10腫瘍細胞殺害=[(T−C)−Rx]/
3.32×Td {式中、Tdは腫瘍の容量が2倍になる日数であり、そ
してRxは処置の総日数である}。Tdは指数関数的な
成長(200〜800mgの範囲)において対照群の腫
瘍のlog−線形プロットからの最適化直線から見積も
られる。上記T−C値のlog10細胞殺害への変換は、
治療後の腫瘍の再成長に関する上記Tdが無処置の対照
マウスのそれとほぼ同じであるため、可能である。上記
正味のlog10殺害値はさまざまな期間の治療プログラ
ムの間の腫瘍成長に関する上記効力データを正規化し、
その腫瘍の実際の退行が起こったかどうかの見積もりを
提供する。正の値は腫瘍負荷の実際の縮小が起こったこ
とを示す。負の値は上記腫瘍が治療の間実際に成長した
(よりゆっくりとであるかもしれないが)ことを示す。
腫瘍を欠く生存者はこの計算からは除かれた。
【0032】アセチルジナリンは0.5%水性メチルセ
ルロースに懸濁され、そして0.5mLの体積でさまざ
まな用量で経口投与された。ドセタキセルは5%エタノ
ール、5%Tween80、90%水性食塩水に溶解さ
れ、そして0.2mLの注入でさまざまな用量値で静脈
内投与された。
【0033】上記動物はそれぞれ10匹の動物の群に分
けられた。1の群は対照としての役割を果たし、そして
薬物処置なしで媒体のみを受けた。2の群は特定された
値(表(3)中に示されるように)の活性薬(30mg
/kg及び60mg/kg)でアセチルジナリンのみの
経口投与を受けた。上記アセチルジナリンは11〜13
日目(0日目が上記腫瘍が埋め込まれたときである)、
15〜17日目、及び19〜20日目に毎日投与され
た。3の群は3.5、5.6、及び9.0mg/kgの
用量でドセタキセルのみを受けた。2の群は3.5mg
/kgのドセタキセルと共に再引用される用量でアセチ
ルジナリンを受け、他の2の群は5.9mg/kgのド
セタキセルと共に再引用される用量でアセチルジナリン
を受け、そして最後の2の群は9.0mg/kgのドセ
タキセルと共に再引用される用量でアセチルジナリンを
受けた。結果及び結論 CI−994がドセタキセルと共に使用されたとき産出
される抗腫瘍効果は表(3)中に示される。CI−99
4のMTDは60mg/kg/日であった。この用量は
40%の完全な腫瘍応答率、及び10%の部分的な腫瘍
応答を産出した。CI−994に完全には応答しなかっ
た上記腫瘍の上記腫瘍成長の遅れは4.9日であった。
この遅れは−0.3log10の正味の腫瘍細胞殺害を示
す。30パーセント(30%)のマウスは上記研究が最
後のCI−994処置後105日目に終了したとき腫瘍
を欠いていた。30mg/kg/日のCI−994(そ
のMTDの50%)は20%の部分的な腫瘍応答を産出
したが、完全な腫瘍応答はなかった。上記腫瘍成長の遅
れはこの用量4.6日間により産出され、このことは−
0.5log10の正味の腫瘍細胞殺害を示す。ドセタキ
セルのMTDは9mg/kg/日であった。この用量は
30%の部分的な腫瘍応答を産出したが、完全な腫瘍応
答はなかった。そのMTDでのドセタキセルにより産出
される腫瘍成長の遅れはたったの3.3日であった。こ
のことは−0.2log10の正味の腫瘍細胞殺害を示
す。
【0034】上記剤は個々にはおだやかな抗腫瘍力を産
出するのみであったが、CI−994とドセタキセルの
全ての組み合わせで良好な抗腫瘍活性が観察された。C
I−994はそのMTDのドセタキセルと共にそのMT
Dで与えられうる。この用量の組み合わせは40%C
R、30%PR、及び15.7日間のT−Cを産出し
た。この成長の遅れは+0.2log10の正味の腫瘍細
胞殺害を示す。20パーセント(20%)の処置された
動物は105日目に研究が終了したとき腫瘍を欠いてい
た。
【0035】より良好な抗腫瘍活性はCI−994が、
そのMTDの62%のドセタキセルと共にそのMTDで
与えられたときみられた。この組み合わせは70%の完
全な腫瘍応答率、100%の部分的な応答率、12日間
のT−Cを産出し、そして100%のマウスは105日
後に上記研究が終了したときもまだ腫瘍を欠いていた。
【0036】この結果は上記抗腫瘍活性は、ドセタキセ
ルがそのMTD又はそれより低く与えられるとき同時に
CI−994がそのMTDで与えられるとき、相加より
大きいことを示す。本当に、PR、CR、TFの腫瘍応
答パラメーター及び腫瘍成長の遅れに基づいて、この結
果は上記組み合わせの抗腫瘍活性はCI−994がその
MTDで使用され、そしてドセタキセルがそのMTDの
62%で使用されるとき相加よりも大きいことを示す。
【0037】
【表3】
【0038】実施例2 CI−994とドセタキセルの組み合わせはマウス結腸
癌細胞(組み換え26:10細胞)において評価される
ことができ、そしてそのデータは上記組み合わせが相乗
的であることを確立するChou及びTalalayの
プログラムに従って分析された。
【0039】マウスの結腸癌細胞は96ウェル培養プレ
ートに20%ウシ胎児血清及び10μg/mLのインス
リンで補充されたRPMI1640培地中でまかれる。
さまざまな濃度のCI−994及びドセタキセルが細胞
がはじめに培養プレートにまかれ、そして接着すること
ができるようになって24時間後に共に添加される。結
腸癌増殖に対するCI−994及びドセタキセル単独及
び組み合わせの影響はSRB分析(Skehan P,
Stoneng R, ScudieroD, et
al. New colorimetric cyt
otoxicity assay for antic
ancer−drug screening, J.
Natl. Cancer Inst., 1990;
82:1107−1112)を用いて37℃で96時間
インキュベート後決定される。上記組み合わせ化学療法
のデータは、抗癌剤間の相乗作用、相加作用、及び拮抗
作用を量化するための標準のプログラムであり、Cho
u及びTalalayにより示された酵素反応速度論系
モデルを用いる質量−作用の法則の中点−効果原理に基
づいているBiosoftプログラム“Dose Ef
fect Analysis with Microc
omputers for IBM PC”を用いて分
析される。組み合わせ指標(CI)に対する影響される
有理数(Fa)のプロットはFa−CIプロットと呼ば
れる。これらのプロットは連続的に希釈された混合物中
でのさまざまな効果値での2の薬の相乗作用、相加作用
又は拮抗作用を示す。いくつかの混合物が作成されると
き、最高の相乗性のための最適な組み合わせ率を見積も
ることは可能である。異なる効果値は通常異なる程度の
相乗作用、相加作用又は拮抗作用を与える。CI値<1
は相乗作用を示し;CI>1は拮抗作用を示し、そして
直線としての1付近の値は相加性を示す。実施例3 2−成分組み合わせ治療の臨床的評価 これは、進行した固形腫瘍を有する患者へのドセタキセ
ルと共に与えられるCI−994の複数の医療機関にま
たがったオープンラベルのフェーズ1研究である。
【0040】この研究の目的は、(1)MTD、(2)
推奨されるフェーズ2の用量、(3)薬物速度論、
(4)安全性のプロファイルを決定すること、及び
(5)進行した固形腫瘍を有する患者にドセタキセルと
共に与えたときのCI−994の抗腫瘍活性を観察する
ことである。第1の効力終点はPR又はCRのどちらか
の到達である。第2の終点はPR又はCRまでの時間、
PR又はCRの期間、及び生存を含む。
【0041】ドセタキセルは、はじめの75mg/m2
の用量を用いて、治療過程の間3週間おきに静脈内注入
として投与される。CI−994は28日過程の1日目
にはじまる21日間毎日の用量として経口投与される。
患者は個々人の治療に対する耐性及び応答に基づいて治
療のそれに続く過程を受けうる。疾患が応答しない又は
耐え難い悪い事件を発展する患者は研究治療から中断さ
れた。
【0042】CI−994のはじめの用量値は4mg/
2である。最低でも3人の患者がそれぞれの用量値で
処置されるであろう。用量値はMTDが到達するまで2
mg/m2ずつ増加される。10人の追加の患者は、M
TDである又はそのMTDよりも1用量下であると予想
される、フェーズ2研究に推奨される用量値で処置され
るべきである。
【0043】患者がいったん研究治療を開始すると、他
の癌治療の追加は安全性及び効力の評価を混乱させるで
あろう、だからそれゆえ許可されない。この制限は、上
記患者がこのプロトコールの治療フェーズ中にいる間の
全身細胞毒性の、ホルモンの、免疫の又は他の生物学的
剤の追加を除外する。研究中に緩和するための放射線治
療が必要である患者は一般的に進行した疾患を有すると
考えられ、強制させる情報がそれと反対に存在しない限
りは、研究治療から中断されるべきである。研究中に新
たな脳転移を発展する患者は頭側の照射の過程を受ける
ために治療を中断させ、その後少なくとも1週間の回復
期間の後、研究治療を再開することもできる。
【0044】制吐薬は、悪心又は嘔吐の防止及び/又は
処置のために調査員の分別で使用されうる。これらの状
態は患者をCI−994の経口用量を摂取する又は吸収
することから除外しうるので、悪心及び嘔吐を制御する
ことを確保するためにさまざまな努力が払われるべきで
ある。
【0045】コロニー刺激因子は、感染により悪化され
る重篤な骨髄抑制の発現を処置するために調査員の分別
で使用されうるが、そうでなければ低い血球数を支持す
るため又は用量強度を保つために使用されるべきではな
い。
【0046】クライテリアがCRに達したとき、そのC
Rの確定を超えて2の追加の治療過程を投与し、そして
その後その患者の疾患状態を完全に再評価せよ。上記患
者がそのとき臨床的に疾患をもたないと考えられると
き、ドセタキセルを中断し、そして同じ用量及び計画
(3週間投与/1週間休み)を用いて追加の3ヶ月間C
I−994を投与し続けよ。そのとき、上記患者の疾患
状態を再び完全に再評価せよ。上記患者がまだCR中で
あるとき、上記調査員はCI−994治療を継続するこ
との危険性と可能性のある利点を評価しなければならな
い。治療過程 治療過程は、28日過程の1日目に静脈内に与えられる
ドセタキセル、及び28日過程の21日間の1日目から
開始される経口で毎日投与されるCI−994から成
る。Grade≦1の非血液性パラメーター、血小板数
≧100,000/μL、及び絶対的好中球数≧150
0/μLとして定義される、悪い事件及び骨髄抑制から
の充分な回復があったとき、過程は29日で繰り返され
るべきである。続く過程は3週間までの週おきに遅らさ
れうる。回復が50日までに起こらないとき、上記患者
は研究治療から中断されるべきである。ドセタキセル投与 それぞれの過程でのドセタキセルのはじめの用量は1〜
2時間の静脈内注入として与えられて約70〜80mg
/m2である。用量調整は治療過程中に必要でありう
る。調製及び投与に関する情報について製造者の推奨に
従うこと。CI−994の用量値 CI−994の用量は体表面積(BSA)に基づいて計
算され、そしてそれから最も近い入手できるカプセル強
度に概算されるべきである。CI−994は2.5、
5、及び25mgのカプセル強度で入手できる。投与量
は食事に関わらず摂取されうる。
【0047】はじめのCI−994用量値は4mg/m
2である。それに続く用量値は、上記MTDが決定され
るまで2mg/m2の固定された増加により増加(又は
必要ならば減少)されるであろう。個々の患者はそれに
続く過程においてジェムシタビン又はCI−994の用
量エスカレーションを受けないであろう。患者は、用量
限定的毒性が経験されたとき、それに続く過程ではより
低い用量のCI−994を受けうる。
【0048】これらの新たな患者はそれぞれの新たな用
量値で評価されるであろう。これらの患者が続けられな
ければならない最小の時間は新たな用量値が開始されう
る4週間前である(治療がより早く中断され、そしてそ
の患者が悪い事件から回復していなければ)。これらの
3人の患者のうちだれも用量限定的毒性を経験しないと
き、その次のより高い用量値が開始されるであろう。1
人の患者が用量限定的毒性を発展するとき、3人のさら
なる患者がその用量値で登録されるであろう。6人の患
者のうち≧2が同じ値で用量限定的毒性を経験すると
き、その用量値は上記MTDであると考えられるであろ
う。
【0049】評価できる患者は、3週毎の用量のジェム
シタビンと少なくとも80%の上記CI−994用量
(≧17用量)を受ける患者、又はその治療過程が早く
中断された若しくは治療関連の悪い事件のために不承諾
であった(<17用量)患者として定義される。17用
量のCI−994未満を摂取する又は非治療関連の理由
(例えば、予約忘れ、CI−994供給の使い果たし、
その患者にカプセルを飲み込むことを不可能にさせる共
存する病状を発展した、速く進行する疾患を発展した)
のために治療過程を完了しなかった患者はその用量値の
耐性について評価できる患者とは考えられない。
【0050】患者は彼(女)らのCI−994用量を毎
日およそ同じ時間に摂取することを奨励されるべきであ
る。しかしながら、日の用量を摂取しないよりもむし
ろ、どちらか12時間までの変動が与えられたどんな用
量でも許可される。患者が日の用量を全く摂取しない場
合、彼らは次の日に「それの埋め合わせ」(‘make
it up’)をしないように指導されなければならな
い。患者がCI−994の用量を摂取した後いつでも嘔
吐した場合、彼らは「それの埋め合わせ」をしないよう
に、しかし前記のように次の日に次の用量を再開するよ
うに指導されなければならない。
【0051】1、8、及び15日目に、上記CI−99
4用量は、上記患者がそのジェムシタビン用量に続いて
嘔吐を起こす事件において最高の吸収を確実にするため
に、ジェムシタビン用量の2時間前に与えられるべきで
ある。
【0052】一旦上記MTDが決定されると、10人の
追加の患者が、そのMTD又はそのMTDの1用量下で
あると期待される、フェーズ2用量値で処置されるであ
ろう。過程中の用量調整 過程中のドセタキセル及びCI−994の継続は患者の
耐性及び血液性パラメーターに因る。ドセタキセルの減
少された用量は、上記製造業者により推奨されるように
8及び15日目に必要とされうる。CI−994の用量
は、早期停止が以下に示されるように必要とされうる
が、処置過程の間増加される又は減少されるべきでな
い。両方の研究治療が過程が完了する前に停止されなけ
ればならない場合、その過程を完了してはならないが、
そのかわり患者の回復に続いて、その後CI−994の
減少された用量を用いて他の過程を開始せよ。
【0053】過程中にCI−994投与を停止する決定
はいつでも悪い事件又は血液性の結果に基づいている。
例えば:患者が11日目に45,000/μLの血小板
数を有する。上記患者にCI−994カプセルを摂取す
ることをやめるように(そして全ての研究治療容器を上
記機関に返すように)指導せよ。15日目に他のCBC
を得よ。15日目の上記血小板数が50,000〜9
9,000/μLである場合、計算されたドセタキセル
用量の75%を投与せよ、しかしCI−994投与を再
設立してはならない。15日目の上記血小板数が50,
000/μLより低いままである場合、ジェムシタビン
で再処置してはならない。この過程を停止させることを
考え、そして上記患者の回復に続くこと。どちらの場合
においても、上記患者はドセタキセルの同じはじめの用
量及び2mg/m2に減少されたCI−994を用いて
それに続く処置過程を受けうる。薬剤の調合及び安定性 ドセタキセルは商業的な源から上記機関により得られ
る。調製、投与、安定性、及び貯蔵条件に関する上記製
造業者の推奨に従うこと。
【0054】CI−994は2.5、5又は25mgの
研究治療及びラクトース、トウモロコシデンプン、及び
タルク又はポリエチレングリコール6000の不活性成
分を含む同一に見えるゼラチンカプセル中に調合され
る。制御された室温で貯蔵せよ。
【0055】上記データはドセタキセルと共のアセチル
ジナリンの間の予想外の好ましい相互作用を確立する。
従って、本発明は、ドセタキセルと共の治療プログラム
においてアセチルジナリンを投与することを含む、感受
性の腫瘍の治療方法を提供する。上記組み合わせは一般
的に、そうすることにより投与前の上記剤の間の相互作
用を避ける、別々に包装されたそれぞれの活性成分を含
むであろう。所望の場合、上記個々に包装された薬は、
そうすることにより主治医又は医療付添人に便利さを提
供するキットとしてひとつのボール箱中に置かれうる。
本発明に従って治療される感受性の腫瘍は固形腫瘍、特
に腎細胞癌、膵臓癌、頭部及び首の癌、卵巣癌、骨髄
腫、前立腺癌、及び乳癌はもちろん、進展した固形腫瘍
及び非小細胞肺癌を含む。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィリアム リチャード グローブ アメリカ合衆国,ミシガン 48105,アン アーバー,プリマス ロード 2800,フ ァイザー グローバル リサーチ アンド ディベロップメント (72)発明者 ロナルド リン メリマン アメリカ合衆国,ミシガン 48105,アン アーバー,プリマス ロード 2800,フ ァイザー グローバル リサーチ アンド ディベロップメント

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抗腫瘍量のアセチルジナリン(acet
    yldinaline)と抗腫瘍量のドセタキセル(d
    ocetaxel)を含む抗腫瘍剤の組み合わせ物。
  2. 【請求項2】 カプセルとして調合されるアセチルジナ
    リンを含む、請求項1に記載の組み合わせ物。
  3. 【請求項3】 静脈内注入のための滅菌溶液として調合
    されるドセタキセル又はその医薬として許容される塩若
    しくは水和物を含む、請求項2に記載の組み合わせ物。
  4. 【請求項4】 一塩酸化ドセタキセル三水和物を含む、
    請求項3に記載の組み合わせ物。
  5. 【請求項5】 アセチルジナリン及びドセタキセルを含
    む組み合わせ物。
  6. 【請求項6】 抗腫瘍量の請求項1に記載の組み合わせ
    物を含む、癌の治療用医薬組成物。
  7. 【請求項7】 治療される癌が非小細胞肺癌である、請
    求項6に記載の医薬組成物。
  8. 【請求項8】 治療される癌が乳癌である、請求項6に
    記載の医薬組成物。
  9. 【請求項9】 治療される癌が前立腺癌である、請求項
    6に記載の医薬組成物。
  10. 【請求項10】 治療される癌が膵臓の局所的に進行し
    た(切除不可能な段階II又は段階III)又は転移性
    の(段階IV)腺癌である、請求項6に記載の医薬組成
    物。
  11. 【請求項11】 第1の区画にアセチルジナリンを、及
    び第2の区画にドセタキセルを含むキット。
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