JP2003054561A - 容 器 - Google Patents

容 器

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JP2003054561A
JP2003054561A JP2001248830A JP2001248830A JP2003054561A JP 2003054561 A JP2003054561 A JP 2003054561A JP 2001248830 A JP2001248830 A JP 2001248830A JP 2001248830 A JP2001248830 A JP 2001248830A JP 2003054561 A JP2003054561 A JP 2003054561A
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Japan
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temperature
label
container
vessel
indicating label
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Application number
JP2001248830A
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English (en)
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Toshiaki Miyajima
俊明 宮島
Yoshinobu Kawakubo
芳伸 川窪
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Fuji Seal Inc
Original Assignee
Fuji Seal Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内容物の温度を適正に検出することができる示
温ラベル付きの容器を提供する。 【解決手段】容器本体10と、この容器本体10に貼着
される、温度に応じて色彩が変化する示温ラベル20
と、容器本体10に装着される筒状の外装ラベル30と
から構成されており、容器本体10は、上端に口部が形
成された有底の本体部11と、この本体部11の口部を
開閉可能に閉塞するスクリューキャップ12とを備えて
いる。本体部11の外周面には、全周にわたって所定幅
で窪んだ凹部13が形成されており、この凹部13の表
面に示温ラベル20が貼着されている。外装ラベル30
は、透明のシュリンクフィルムからなるラベル基材と、
このラベル基材の裏面に形成された表示印刷層とから構
成されており、凹部13を覆うように、肩部から底部周
縁に密着した状態で本体部11に装着されている。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、温度を表示する
示温ラベルを貼着した容器、特に、充填された内容物の
温度を適正に検出することができる示温ラベル付きの容
器に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、ワインやビールのように「飲み
頃」温度があるような飲料等が充填される容器には、充
填された内容物である飲料が「飲み頃」温度であるかど
うかを判断するための指標として、示温ラベルが貼着さ
れる場合があり、こういった示温ラベルは、タックラベ
ルを構成しているラベル基材の表面または裏面に、温度
に応じて色彩等が変化するような示温インキによって温
度表示印刷が施されたものである。なお、このような示
温インキや示温インキを用いた印刷物としては、例え
ば、実公平3−3429号公報、実開昭60−1620
61号公報、実開昭60−150059号公報等の各公
報に記載されている。 【0003】従って、こういった示温ラベルが容器に貼
着された飲料商品の購入者は、容器に貼着された示温ラ
ベルが、容器に充填された内容物であるワインやビール
の温度を的確に表示しているものと信じて、その示温ラ
ベルの温度表示に基づいて、「飲み頃」かどうか、即
ち、今飲むべきかどうかを判断することになる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうい
った示温ラベルは、通常、容器の胴部外周面に直接貼着
されるか、容器の胴部外周面を覆っているシュリンクフ
ィルムの表面に貼着される場合が多いので、容器がおか
れている雰囲気温度の影響を受けやすく、実際に容器に
充填された飲料等の内容物の温度を、常時、的確に検出
しているとは言えなかった。 【0005】例えば、ビールやワイン等を冷蔵庫に長時
間保存している場合は、ビールやワインの温度が冷蔵庫
の庫内温度まで冷却されているので、こういった状態で
は、容器の胴部外周面に貼着されている示温ラベルが、
冷蔵庫の庫内温度、即ち、容器に充填されているビール
やワイン自体の温度を的確に表示することになる。 【0006】これに対して、ビールやワイン等を冷蔵庫
で冷やし始めてそれ程時間が経過していない状態では、
冷蔵庫内の冷気に直接接触する示温ラベルは、短時間の
うちに冷蔵庫内の温度を表示するようになるが、容器に
充填されたビールやワイン自体は、短時間で冷蔵庫内の
温度まで冷えることはないので、示温ラベルの温度表示
と、ビールやワイン等の実際の温度とが食い違うことに
なり、示温ラベルが十分にその機能を果たしているとは
言えなかった。 【0007】また、こういった示温ラベルには、例え
ば、特公平2−31810号公報に記載されているよう
に、一度ある温度領域まで到達すると、その時点の温度
をその後も継続して表示する不可逆タイプがあり、こう
いった不可逆タイプの示温ラベルは、例えば、低温で流
通させなければならない牛乳等の容器に貼着しておき、
最終の流通段階で、所定の低温状態で適正に流通された
ものであるか否かを判断するための指標として使用され
る場合がある。こういった示温ラベルも、外気や直射日
光に直接晒されると、短時間で流通許容温度を上回る温
度を表示(記録)することになるが、実際に容器に充填
されている牛乳等は、流通途中においてある程度の時間
外気中に放置されなければ、流通許容温度を上回る温度
まで上昇することはない。 【0008】従って、実際には適正温度で流通された牛
乳であっても、こういった示温ラベルに適正温度以上の
記録が表示された牛乳については、最終の流通段階で廃
棄せざるを得ないといった問題がある。 【0009】そこで、この発明の課題は、内容物の温度
を適正に検出することができる示温ラベル付きの容器を
提供することにある。 【0010】 【課題を解決するための手段及びその効果】上記の課題
を解決するため、この発明は、温度に応じて表示態様が
変化する示温ラベルを表面に貼着した容器において、前
記示温ラベルの貼着領域を窪ませ、前記示温ラベルとの
間に空気層が形成されるように、前記示温ラベルを視認
可能なフィルムによって前記示温ラベルの貼着領域を覆
うようにしたのである。 【0011】以上のように、この容器は、窪ませた示温
ラベルの貼着領域を、示温ラベルの視認可能なフィルム
によって覆うことにより、フィルムと示温ラベルとの間
に優れた断熱性能を有する空気層を形成するようにした
ので、容器がおかれている雰囲気温度の影響を示温ラベ
ルが受けにくく、容器内に充填された内容物の温度を示
温ラベルが的確に表示することができる。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、実施の形態について図面を
参照して説明する。図1に示すように、この容器1は、
牛乳を充填するためのプラスチック製のボトル容器であ
り、容器本体10と、この容器本体10に貼着される、
温度に応じて色彩が変化する示温ラベル20と、容器本
体10に装着される筒状の外装ラベル30とから構成さ
れている。 【0013】前記容器本体10は、上端に飲口または注
口となる口部が形成された有底の本体部11と、この本
体部11の口部を開閉可能に閉塞するスクリューキャッ
プ12とから構成されており、図1及び図2に示すよう
に、本体部11の外周面には、全周にわたって所定幅で
窪んだ凹部13が形成されている。 【0014】前記示温ラベル20は、図3に示すよう
に、ポリエチレンテレフタレートやポリプロピレン等の
プラスチックフィルムによって形成された円形のラベル
基材21と、このラベル基材21の表面側における中央
部に、例えば、常温では無色、5℃以下で青色に着色す
るインキ等によって形成された円形の温度表示印刷層2
2と、ラベル基材21の裏面全面に形成された粘着層2
3とから構成されており、図1及び図2に示すように、
容器本体10の外周面に形成された凹部13の表面に貼
着されている。 【0015】前記外装ラベル30は、透明のシュリンク
フィルムからなるラベル基材と、このラベル基材の裏面
に形成された表示印刷層とから構成されており、凹部1
3に示温ラベル20を貼着した状態の本体部11に嵌挿
して加熱収縮させることによって、本体部11の肩部か
ら底部周縁にわたって密着するような状態で容器本体1
0に装着されている。従って、本体部11に形成された
凹部13は、外装ラベル30によって完全に覆われるこ
とになる。 【0016】この外装ラベル30の表示印刷層は、透明
のシュリンクフィルムにベタ印刷を施すことによって形
成されているが、外部から示温ラベル20を視認するこ
とができるように、少なくとも、示温ラベル20に対応
する部分には、表示印刷層のない透明な窓部が形成され
ている。 【0017】以上のように構成された容器1では、本体
部11における凹部13に貼着された示温ラベル20
と、本体部11を覆う外装ラベル30との間に、断熱性
能に優れた空気層が形成されることになるので、凹部1
3に貼着された示温ラベル20が、容器1がおかれた雰
囲気温度の影響を受けにくく、しかも、内容物である牛
乳が保有している熱(冷熱)は、相互に接触している容
器本体10、粘着層23及びラベル基材21を介して温
度表示印刷層22に確実に伝達されるため、容器1内に
充填された内容物である牛乳の温度を的確に表示するこ
とができる。 【0018】なお、上述した実施形態では、本体部11
の外周面を全周にわたって窪ませることによって形成さ
れた貼着領域に示温ラベル20を貼着し、肩部及び底部
の一部を残した状態で本体部11の略全体を外装ラベル
30によって覆う構成を採用しているが、これに限定さ
れるものではなく、例えば、図4(a)、(b)に示す
ように、本体部11の外周面をスポット的に窪ませるこ
とによって形成された凹部14に示温ラベル20を貼着
し、この凹部14を覆うように、凹部14より大径の透
明なタックラベル31を本体部11の表面に貼着するよ
うにしてもよい。 【0019】また、上述した各実施形態では、温度に応
じて表示態様が変化する可逆タイプの示温ラベル20を
使用しているが、これに限定されるものではなく、こう
いった可逆タイプの示温ラベルと、一度ある温度領域ま
で到達すると、その時点の温度をその後も継続して表示
する不可逆タイプの示温ラベルとを、目的に応じて適宜
使い分ければよい。なお、低温流通商品の温度管理を行
う不可逆タイプの示温ラベル(例えば、5℃以上になる
と、黒色から赤色に変色する印刷を施したもの)を使用
する場合は、加熱の必要なシュリンクフィルムよりも、
図4に示すような透明なタックラベル31を外装ラベル
として使用するほうが好ましい。 【0020】また、上述した各実施形態では、本体部1
1の外周面を窪ませることによって示温ラベル20の貼
着領域を形成しているが、これに限定されるものではな
く、示温ラベルの貼着領域の周辺部分を外方に突出させ
ることによって、窪んだ示温ラベル20の貼着領域を形
成することも可能である。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明にかかる容器の一実施形態を示す斜視
図である。 【図2】同上の容器を示す部分拡大断面図である。 【図3】同上の容器に使用されている示温ラベルを示す
断面図である。 【図4】(a)は他の実施形態である容器を示す斜視
図、(b)は同上の容器を示す部分拡大断面図である。 【符号の説明】 1、2 容器 10 容器本体 11 本体部 12 スクリューキャップ 13、14 凹部 20 示温ラベル 21 ラベル基材 22 温度表示印刷層 23 粘着層 30 外装ラベル 31 タックラベル

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 温度に応じて表示態様が変化する示温ラ
    ベルを表面に貼着した容器において、 前記示温ラベルの貼着領域を窪ませ、 前記示温ラベルとの間に空気層が形成されるように、前
    記示温ラベルを視認可能なフィルムによって前記示温ラ
    ベルの貼着領域を覆うようにしたことを特徴とする容
    器。
JP2001248830A 2001-08-20 2001-08-20 容 器 Pending JP2003054561A (ja)

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