JP2003052486A - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JP2003052486A
JP2003052486A JP2001246394A JP2001246394A JP2003052486A JP 2003052486 A JP2003052486 A JP 2003052486A JP 2001246394 A JP2001246394 A JP 2001246394A JP 2001246394 A JP2001246394 A JP 2001246394A JP 2003052486 A JP2003052486 A JP 2003052486A
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arm
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chair
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Takashi Suzuki
鈴木貴士
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 椅子に坐り机に向かう作業は、腰背部を丸め
た体幹前屈位姿勢など崩れた坐位姿勢となる場合が多
い。このような坐位姿勢の長時間保持は、体重支持部位
の一局集中や、筋収縮バランスの崩れ等、腰痛を発症さ
せる一つの環境要因となる。そこでこの発明は、理想的
坐位姿勢をいかに楽に、簡単に、長時間保持できる椅子
を提供することを課題とする。 【解決手段】 坐部2の下側に位置する坐部回旋継手1
2から側方に延びる第二アーム11aと、この第二アー
ム11aの先端に設けられる第一アーム角度調節手段6
aと、第一アーム角度調節手段6aから上方に延びたの
ちに坐部の上方へ屈曲する略L字状の第一アーム3aを
設けたことにより、椅子のバックレスト1aが前後方向
に移動する構造を備えた。これにより、バックレスト1
aは本来の背部支持機能の他に胸腹部支持機能を兼ね備
え、容易に長時間の理想的坐位姿勢が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、椅子のバックレ
スト機能に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術の椅子を示す斜視図を図56
に記す。坐部2の下側の坐部回旋継手12にサスペンシ
ョン構造と共に設けられるL字状の第一アーム3aと3
bの二部材は、坐部2の後方へ延びた後に坐部2後縁か
ら屈曲して上方へ延びる。この第一アーム3aと3bの
二部材の先端に設けられるバックレスト受け部材28
と、このバックレスト受け部材28を背側に有するバッ
クレスト1aを備えた椅子である。バックレスト1aは
身体をよりかけた際、腰背部とバックレスト1aが適合
すべく、バックレスト受け部材28でバックレスト1a
の接触面の角度を変える構造を有している。
【0003】バックレスト1aとバックレスト受け部材
28と二部材の第一アーム3aと3bは、背部のよりか
けに伴い、坐部2下方で角度を変える「遊び:joint pl
ay」機能のサスペンション装置などを有している。坐部
2からバックレスト1aは、支柱4aを軸に坐部2の下
側の坐部回旋継手12で共に回旋する。坐部2の高さ調
節は、支柱4aと脚軸7との間に坐部高低差調節ネジ5
を設け、坐部高低差調節ネジ5を緩めて支柱4を出し入
れすることにより可能である。そして、移動が容易とな
るようにキャスター9aから9dを脚8aから8dに取
り付け、坐位姿勢を維持したままの移動が可能となった
椅子である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術によれば、椅子に坐り、机に向かって作業を行なう
ようなデスクワークでは、多くの人は坐位姿勢が長時間
に及ぶと、腰背部を丸めた体幹前屈位姿勢や、体幹が後
方に仰け反るようにバックレスト1aに寄り掛けた姿勢
となり、坐位姿勢を崩して作業を行なう機会が多い。こ
の従来技術での坐位姿勢が体幹前屈位姿勢となった場合
の一使用形態を示す右側面図を図2に記す。体幹前屈位
での坐位姿勢は、骨盤が後屈位となり、股関節の屈曲角
も減少する。これは、坐骨結節部及び、坐骨結節から後
方の臀部という限局された部位に身体重心が乗る機会が
格段に増加する。つまり、坐骨結節部で体重支持する比
率が格段に増加する。また頭部も前に出るから、頚部が
伸展して負担がかかる。デスク上におかれた体重の約1
6%を占める両上肢の重みを支えるために、その負担は
頚から肩に集中する。腹筋群は短縮し十分な収縮が得ら
れない。これらに伴って、背筋群は伸転位での過剰な遠
心性等尺性収縮となり、筋の血流量が減少し、粗血障害
を生じさせる。すると疲労物質も蓄積され、凝りを招
く。
【0005】ではデスクワークにおける理想の坐位姿勢
とはどういうものか、従来技術での理想的坐位姿勢を保
つ一使用形態を示す右側面図を図3に記しながら説明す
る。それは頚椎前弯、胸椎後弯、腰椎前弯、骨盤前傾し
て、脊柱全体がS字状になり、体幹は伸展される。腹部
は伸張し、腹筋群が収縮しやすい状況を構築する。股関
節が80度以上屈曲して、坐骨結節部から両側大腿部と
両足の足底で体重を支持することが、まず最低条件とな
る。身体重心が坐骨結節部より前方に移動することで、
坐骨結節部一点の体重支持をさける。坐骨結節部から大
腿部に重心がかかるようになり、足部にも体重の支持が
はかられ、両下肢に体重分散される。
【0006】そして視線は、耳垂と鼻の下を結ぶライン
の延長線上に置く。しかもそのラインと脊柱が直角にな
っているとき、頚部に最も負担がかからない。肘関節屈
曲角は直角よりもやや広い角度を保ち、前腕は回内して
前腕全体が机に乗ってもよい。これは、上体の重みを前
腕で支えつつ、指が自由に動くポジションであること
と、肩が大腿の中央を通る垂線上にあるのが理想的であ
る。ただしこの一点で固定すると姿勢がガチガチになる
ので、大腿骨大転子部を通る垂線との間で自由に動いて
よい。そして大腿の中央を通る垂線上に足の前足部と下
腿遠位1/3のポイントが並ぶと、両脚で体重を効果的
に支えられる。この様な姿勢では、バックレスト1aの
必要性は薄くなる。
【0007】しかし理想的な坐位姿勢を長時間保持する
ことは、苦痛と疲労を強いるものとなる。図2の坐位お
よび図3の理想的坐位のどちらにせよ、デスクワークに
代表される坐位姿勢を長時間保持するという環境は、立
位や臥位よりも、椅子坐位での腰椎椎間板内圧が高くな
ることからも、椅子坐位姿勢そのものが関節の機能異常
や、姿勢異常による筋もしくは筋膜の緊張異常や、過剰
な遠心性の等尺性収縮による血流障害など、さまざまな
原因が考えられている腰痛を発症させる大きな一つの環
境要因となる。デスクワーク中心の人であれば1日数時
間、1週間に最低でも5日は続くことになる。社会人に
とどまらず、学生を含む老若男女誰しも椅子に坐り、作
業や学習等を行なう機会の増加している現代社会、いか
に坐位姿勢をよりよく保つよう取り組むかが、重要であ
る。
【0008】理想的坐位姿勢における身体と、机及び椅
子部材を含めた身体を取り巻いている環境との接触部
は、臀部から大腿部と坐部2、足底と床、前腕から手と
机25の三カ所である。筋疲労や腰痛を予防しながら長
時間の坐位を保つことを考えた際に有効なのは、身体と
身体を取り巻く環境である各部材との接触部分を増やし
て、その部材が身体を支持することである。支持された
部分の筋は、各部材との触圧覚刺激により、筋収縮が促
通され、他の部分の筋は過剰収縮や筋緊張亢進の軽減が
図られる。以上のことから、最も有効な手段は、理想的
坐位姿勢を保つ上で必要性の低下したバックレスト1a
の活用である。
【0009】例えば、従来の椅子をそのままに前後逆に
して寄り掛けることで、図2のような体幹前屈位での坐
位とならないよう、バックレスト1aに体幹の胸腹部支
持を行ない、体幹伸転位の理想的坐位姿勢を保つという
活用方法がある。この前後逆にした従来の椅子のバック
レスト1aによりかかりながら理想的坐位を保とうとし
た場合の一使用形態を示す右側面図を図4に記す。しか
し、この従来の椅子を使用したバックレスト1aの活用
方法には、いくつかの欠点が生じ、構造の変更を必要と
する。以下に説明する。
【0010】それは、第一アーム3aと3bの二部材
が、坐部2の後方へ延びた後にL字状に坐部2後縁から
屈曲して上方へ延びて、バックレスト受け部材28に至
るまでの長さが短いことである。バックレスト1aと坐
部2の間隔が狭いため、大腿部が入らない人が多い。た
とえ入ったとしても窮屈である。そのためバックレスト
1aと坐部2の間隔は、高めに確保するか、大腿部の厚
さに合わせて間隔調節ができるような椅子の構造変更を
要する。
【0011】また、腰掛ける際、第一アーム3aと3b
の二部材が邪魔になり、股がなければならない。この姿
勢は、両下肢外転位での坐位姿勢となるため、だらしな
く見られると同時に、机の下の空間に下肢は納まりきら
ない。結果として、スカート着用の有無に関わらず、女
性の人前での使用は難しく、敬遠される。これでは女性
は適応外となってしまい、第一アーム3aと3bの構造
変更を必要とする。それでも適応する者の使用形態を考
えるとバックレスト1aに体幹を寄り掛けながら、理想
的坐位姿勢を保とうとした場合、坐部2のバックレスト
1a寄りに身体重心が移り、転倒の危険があり、安心し
てバックレスト1aに体幹を預けることができない。
【0012】これに対し、椅子が転倒することのない坐
部2の中心部へ身体重心を置いた坐位で、バックレスト
1aに体幹を寄り掛けた場合、坐位を保つ身体と、寄り
掛かろうとするバックレスト1aとの間隔が離れてい
る。理想的坐位姿勢には程遠い体幹前屈位の崩れた坐位
姿勢となる。この坐部2の中心部に坐骨結節部が位置す
るようにしながら、バックレスト1aに体幹をよりかけ
ようとした場合の一使用形態を示す右側面図を図5に記
す。
【0013】これには、バックレスト1a側の坐部2を
短縮して、バックレスト1aを坐部2の中心に近付ける
という椅子の構造の変更を要する。このバックレスト1
a及び第一アーム3aと3bを坐部2の中心に近付ける
よう構造変更をした椅子の一使用形態を示す右側面図を
図6に記す。これにより胸腹部支持と体重心バランスに
は適した形態になるが、バックレスト1aを坐部2の中
心に近付けたことによって、坐部2における体重の支持
基底面が縮小され、坐骨結節部から大腿部での体重支持
ができず、ほぼ坐骨結節部のみでの体重支持となる。こ
れでは体重支持量の分散ができない。
【0014】そこでさらなる従来の椅子の構造変更を必
要となる。それはバックレスト1aが、椅子の向きを前
後逆にして、背部支持機能と胸腹部支持機能を有しなが
ら、前後どちらからでも坐骨結節部から大腿部での体重
支持が可能となるようにするには、前後に長い長方形を
した形状になる。しかしこの形状は、従来の椅子のバッ
クレスト1aと坐部2との連結構造通りにはいかず、第
一アーム3aと3bの変更が必要となり、従来の椅子形
態ではなくなる。この事からも従来の椅子での適応は難
しい。
【0015】総合すると、第一アームレスト3aと3b
やバックレスト1aが固定されている従来の椅子を前後
逆にして、バックレスト1aを胸腹部支持とした場合の
欠点は、五点ある。一、バックレスト1aと坐部2の間
に大腿部が入らない。二、第一アーム3aと3bを股が
なければならない。三、バックレスト1aに理想的坐位
姿勢を保つように寄り掛けると、体重心位置が支柱4a
の位置から離れ、転倒の危険がある。四、転倒を防ごう
とすると坐位姿勢が崩れ、体幹前屈位になる。五、転倒
を予防しながら、理想的坐位姿勢を保てるよう、バック
レスト1aを支柱4aに近づける構造にすると、坐部2
上では、坐る面積が縮小し、坐骨結節部から大腿部まで
の身体支持ができず、坐骨結節部のみでの体重支持とな
る。以上の理由から、従来の椅子を前後逆にしたバック
レスト1aの活用方法は適応されない。
【0016】そこでこの発明は、上述の諸欠点を克服し
ながら、理想的坐位姿勢をいかに楽に、簡単に、そして
長時間保持することが可能となるよう、一つの椅子の形
態をしていながら、本来バックレスト1aの持っている
機能である腰背部支持機能と、理想的坐位姿勢を長時間
保つ上で必要性の高い胸腹部支持機能の二つの機能をバ
ックレスト1aに備えた椅子で、体型、体格の異なる多
くの人に適応する椅子を提供することを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、坐部2の下側に位置する坐部
回旋継手12から側方に延びる第二アーム11aと、こ
の第二アーム11aの先端に設けられる第一アーム角度
調節手段6aと、第一アーム角度調節手段6aから上方
に延びたのちに坐部2の上方へ屈曲する略L字状の第一
アーム3aを備える。坐部2の上方へ屈曲する第一アー
ム3a部に設けられるバックレスト方向高さ変換手段1
0aと、このバックレスト方向高さ変換手段10aを背
側に有するバックレスト1aを備えたことを特徴とし
て、第一アーム角度調節手段6aによって角度が調節さ
れることで坐部2の前後方向にバックレスト1aの移動
が可能となる椅子である。
【0018】そして請求項2の発明は、前記バックレス
ト方向高さ変換手段10aは、第一アーム3aの先端の
水平部分が貫通される貫通スリットが形成された本体
と、貫通した第一アーム3aの先端部分に設けられるバ
ックレスト方向高さ調節機構13と、このバックレスト
方向高さ調節機構13を締めることで前記本体を挟んで
固定するために第一アーム3aに設けられたストッパー
手段30aと30bを備えて構成されることを特徴とす
る請求項1に記載の椅子である。
【0019】そして請求項3の発明は、前記の第一アー
ム角度調節手段6aから上方へ延びて、坐部の上方へ屈
曲する略L字状の第一アーム3aに貫通されるバックレ
スト方向高さ変換手段10aを背側に有するバックレス
ト1aは、第一アーム3aの前後の移動に際し、理想的
坐位姿勢を保つべく、身体とバックレスト1aとの間で
の適正なる接触位置調整のため、第一アーム3aの先端
部分に設けられるバックレスト方向高さ調節機構13を
緩め、第一アーム3aを軸にバックレスト1aの約18
0度の反転と傾斜角調節を行なう。それに加え、前方に
移動した際は、バックレスト1a下端が大腿部と接触し
ない高さ調節も行なうことにより、バックレスト1a
は、背部支持機能だけでなく胸腹部支持機能も有し、腰
痛予防しながら長時間の坐位を可能とするデスクワーク
用の椅子である。
【0020】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を示す斜視
図を図1に記す。そして右側面図を図7に、正面図を図
8に、背面図を図9にそれぞれ記す。図1のバックレス
ト1aを椅子の前方に設置した一使用形態を示す右側面
図を図10に記す。「特許請求の範囲」で述べている第
一アーム角度調節手段6a、バックレスト方向高さ変換
手段10a、バックレスト方向高さ調節機構13、スト
ッパー手段30aと30bは、この「発明の実施の形
態」では、各々の手段、機構の一例として第一アーム角
度調節継手6a、バックレスト方向高さ変換部材10
a、バックレスト方向高さ調節ネジ13、ストッパー部
材30aと30bとして述べる。
【0021】この椅子はスチール製である。坐部2とバ
ックレスト1aの身体と接する部分は、クッション性を
有するために、ポリウレタン等の体重をきちんと支えて
沈み込まない程の硬さをもつ素材を内蔵し、シート部材
26で被われている。バックレスト1aの身体接触面の
弯曲は、腰背部と胸腹部を包み込むような緩やかな凹の
弯曲を持つ。坐部2からバックレスト1aまでの連結
は、坐部2の下側に位置する坐部回旋継手12から側方
に延びる第二アーム11aと、この第二アーム11aの
先端に設けられる第一アーム角度調節継手6aと、第一
アーム角度調節継手6aから上方に延びたのちに坐部2
の上方へ屈曲する略L字状の第一アーム3aと、この第
一アーム3aの坐部2の上方に延びる部分に設けられる
バックレスト方向高さ変換部材10aと、バックレスト
方向高さ調節ネジ13を介して連結する。第一アーム角
度調節継手6aから上方に延びた略L字状の第一アーム
3aが、坐部2の上方へ屈曲する部分までの高さは、胸
腹部支持のために第一アーム3aが前方に移動した際、
坐位保持する人の大腿部と接触しないよう、坐面から十
分に離れるだけの高さを有する。
【0022】バックレスト方向高さ変換手段10aは、
第一アーム3aの水平部分が直径を変えて貫通される貫
通スリットが形成されたバックレスト方向高さ変換部材
10a本体と、第一アーム3aの先端部分に設けられる
バックレスト方向高さ調節ネジ13と、本体を挟んで固
定するために、本体内の第一アーム3aに設けられたス
トッパー部材30aと30bを備えて構成する。このバ
ックレスト方向高さ変換部材10aの内部構造図を図1
1に記す。この本体の固定に関わる部材は、第一アーム
3aの直径の太い部分と、ストッパー部材30aと30
bとバックレスト方向高さ調節ネジ13である。バック
レスト方向高さ変換部材10aの貫通スリットが形成さ
れた側壁の内側からは、第一アーム3aに結合している
ストッパー部材30aと30bが、壁に密着するように
接している。そして側壁の外側は、一方が太い第一アー
ム3a、もう一方はバックレスト方向高さ調節ネジ13
が、それぞれ壁と密着するように接している。これが、
左右の側壁を内外側から挟むことにより、バックレスト
方向高さ変換部材10aが傾かず、水平を保つ。
【0023】バックレスト方向高さ変換部材10aは、
バックレスト方向高さ調節ネジ13を緩めたり、締め付
けることで、バックレスト1aの身体接触面が身体と一
致するように、バックレスト1aとバックレスト方向高
さ変換部材10aの約180度の反転と反転制御の切り
替えや、バックレスト1aの傾斜角度の調節が可能であ
る。そして第一アーム3aが前方に移動した際は、大腿
部の厚みに合わせてバックレスト1aの下端が、大腿部
と接触しない位置でありながら、バックレスト1aが胸
腹部支持しても苦しくない胸腹部接触の位置であるよう
に、バックレスト1aの高さ調節を行なう。また、第一
アーム3aが後方に移動した際は、腰背部接触に適する
位置の高さ調節が可能である。
【0024】バックレスト1aに支持した際の坐位姿勢
の設定には、第一アーム角度調節継手6aで第一アーム
3aの角度調節を行なう。これによりバックレスト1a
のおおまかな位置が設定される。体型及び体格によって
理想的坐位姿勢は、各個人微妙に違うので、第一アーム
3aの坐部2の上方に屈曲する部分の位置により、坐部
2上の坐骨結節部から大腿部の体重支持する位置や、バ
ックレスト1aに身体を寄り掛ける姿勢などが違ってく
る。
【0025】第一アーム3aは、第一アーム角度調節継
手6aを軸として角度調節されることで、前後方向へ移
動する。それに伴い、第一アーム3aに連結しているバ
ックレスト1aと、バックレスト方向高さ変換部材10
aと、バックレスト方向高さ調節ネジ13は、第一アー
ム3aと共に移動する。バックレスト1aは、前方に移
動すると胸腹部支持機能を有し、後方に移動すると背部
支持機能を有する。第一アーム角度調節継手6aは、5
度ずつの角度調整が可能である。第一アーム角度調節継
手6aを外側ヘ引くことにより、第一アーム3aの固定
が解除され、第一アーム角度調節継手6aを内側ヘ押し
込むことにより、第一アーム3aが固定される。
【0026】例えば、バックレスト1aを腰背部支持か
ら胸腹部支持機能へ変換しようとした場合の手順を述べ
る。第一アーム角度調節継手6aの固定を解除して、第
一アーム3aを前方へ移動し、理想的坐位姿勢の胸腹部
とバックレスト1aが接触する上で、最も適切な位置で
第一アーム角度調節継手6aを固定する。バックレスト
1aは、後方に位置している時のバックレスト1aと身
体との接触面が逆になる。そこで胸腹部接触できるよう
に、バックレスト方向高さ調節ネジ13を緩め、身体に
適合するバックレスト方向高さ変換部材10aの約18
0度の反転と、傾斜角の調節、そしてバックレスト1a
の下端が大腿部に接触せず、しかも最も適する胸腹部支
持位置への高さ調節を行なう。バックレスト方向高さ調
節ネジ13を締めてバックレスト1aを固定する。
【0027】坐部2と坐部回旋継手12と第二アーム1
1aは結合するので、坐部2からバックレスト1aまで
の各部材は、坐部回旋継手12で支柱4aを軸に、共に
回旋する。坐部2の高さ調節は、支柱4aと脚軸7の間
で、坐部高低差調節ネジ5により調節可能。4本の脚8
aから8dには、それぞれキャスター9aから9dが取
り付けられ、坐位を保ちながらも移動を容易とする。
【0028】「実施形態の効果」「0005」から「0
006」で述べたように、理想的坐位姿勢を保持した
際、従来の椅子のバックレスト1aに腰背部を寄り掛け
て支持するという必要性は低下している。しかし、理想
的坐位姿勢のまま長時間の坐位保持を行なうことは、実
際には難しく疲労を伴う。そこで、「0008」で述べ
たように、疲労度の軽減のために身体支持面を増やすこ
との重要性から、使用頻度の低下したバックッレスト1
aの新しい活用法が望まれる。しかし、使用頻度が低下
しているとはいえ、時にはバックレスト1aに腰背部を
よりかけての使用や、背伸びするように仰け反りたいな
どの心理をも我々は持ち合わせている。そこで安易な解
決策として、従来の椅子の形態のままで、前後を逆にす
ることによりバックレスト1aの胸腹部支持が考えられ
る。
【0029】しかし、従来の椅子の形態のままで、前後
を逆にすることでのバックレスト1aの胸腹部支持は、
「0015」で述べてきた五つの欠点が生ずる。その
上、個人によって体格や体幹の厚み、大腿部の厚さが違
う。臀部の大きさにも個人差がある。これらの個人差に
対応しながら、従来の形態の椅子で腰背部支持構造と、
胸腹部支持構造を有するには、坐部2の大きさや、バッ
クレスト1aと坐部2を連結している第一アーム3aと
3bの構造を変えなければ適応されない。そのため、第
一アーム3aと3bの長さを変えたり、バックレスト受
け部材28を移動できるような構造を追加する必要もあ
る。そうでなければ、個人差に対応すべく、椅子自体に
大きさの異なるいくつかの規格を設け、バリエーション
を増やす必要が生じる。そうしなければ体格の異なる多
くの人に対応しきれない。
【0030】そこでこの発明は、一つの椅子のままで上
述した欠点、構造の変更点などを解決しながら、本来バ
ックレスト1aの持っている機能である腰背部支持機能
と、理想的坐位姿勢を長時間保つ上で必要性の高い胸腹
部支持機能の二つの機能をバックレスト1aに備えた椅
子を発明した。以下に従来の椅子の形態における各欠
点、問題点に対する今回発明の椅子構造の効果を述べ
る。
【0031】第一に、「0015」の一つ目にあげた、
従来の椅子の第一アーム3aと3bを股がなければなら
ないという欠点に対して、従来の椅子の坐部2からバッ
クレスト1aの連結をしている第一アーム3aと3bと
バックレスト受け部材28までの連結構造の変更を行な
う。坐部2の側方からアームを延ばすことにより解決を
図る。発明の椅子の坐部2からバックレスト1aまでの
連結は、坐部2の下側に位置する坐部回旋継手12から
側方に延びる第二アーム11aと、この第二アーム11
aの先端に設けられる第一アーム角度調節継手6aと、
第一アーム角度調節継手6aから上方に延びたのちに坐
部2の上方へ屈曲する略L字状の第一アーム3aと、こ
の坐部2の上方に延びる第一アーム3a部に設けられる
バックレスト方向高さ変換部材10aと、バックレスト
方向高さ調節ネジ13を介して連結する構造とした。
【0032】第二に、個人により大腿部の厚さが違うこ
とと、臀部の大きさにも個人差があることと、第一アー
ム3aと3bがL字状に坐部2後縁から屈曲して上方へ
延びてバックレスト受け部材28に至るまでの長さが短
いことによる、「0015」の二つ目にあげた、従来の
椅子のバックレスト1aと坐部2の間に大腿部が入らな
いという欠点に対しては、第一アーム角度調節継手6a
から上方に延びた略L字状の第一アーム3aの坐部2の
上方へ屈曲する部分までの高さが、胸腹部支持のために
第一アーム3aが前方に移動した際、坐位保持する人の
大腿部と接触しないよう坐面から十分に離れるだけの高
さを有することで、解決を図る。
【0033】第三に、「0015」の三、四、五つ目に
あげた、従来の椅子の転倒に関する欠点については、第
二アーム11aと、第一アーム3aの間に設けられる第
一アーム角度調節継手6aにより、第一アーム3aの角
度を変えることで、第一アーム3aの坐部2の上方に延
びる部分に設けられる、バックレスト方向高さ変換部材
10aとバックレスト1aの位置も変わる。バックレス
ト1aが胸腹部支持機能に変換されても、坐部2の大き
さを変えずに、坐部2の中心である支柱4aの直上付近
に身体重心が置かれ、身体支持しても転倒の危険を回避
しながら、坐部2上での坐骨結節部から大腿部までの身
体支持が可能となる。そして、理想的坐位姿勢を保ちな
がら、バックレスト1aに身体を寄り掛けることができ
る。
【0034】第四に、一つの椅子で理想的坐位姿勢を保
つ上でのバックレスト1aへの胸腹部支持機能と、バッ
クレスト1aに腰背部をよりかけての使用や、背伸びす
るように仰け反りたいという希望をふまえた腰背部支持
機能の両立という問題に対しては、第三の解決方法と同
様に、第二アーム11aと第一アーム3aの間に設けら
れる第一アーム角度調節継手6aにより、第一アーム3
aの角度を変えることで、坐部2の上方に延びる第一ア
ーム3a部に備えられる、バックレスト方向高さ変換部
材10aとバックレスト方向高さ調節ネジ13を背側に
配置するバックレスト1aは、前後方向に移動可能とな
る。
【0035】第五に示す問題は、第四の解決方法で述べ
た、第一アーム角度調節継手6aの角度調節による第一
アーム3aの前後方向の移動に伴い、バックレスト1a
の身体接触面は逆さになる。この問題に対する解決方法
は、第一アーム3aの先端にあるバックレスト方向高さ
調節ネジ13を緩めて、バックレスト1aとバックレス
ト方向高さ変換部材10aの約180度の反転と反転制
御の切り替えを行ない、その後バックレスト方向高さ調
節ネジ13を締め付けることによりバックレスト方向高
さ変換部材10aが固定され、解決する。
【0036】第六に示す問題は、理想的坐位姿勢にも、
体格の相違など諸条件から股関節屈曲角及び体幹の傾斜
角は、若干の個人差が生ずる。この問題に対する解決方
法は、第三の解決方法でも述べた、第一アーム角度調節
継手6aにより、第一アーム3aの角度を変えることに
より、胸腹部支持を目的とするバックレスト方向高さ変
換部材10aとバックレスト1aの位置を変えることが
できる。おおまかな身体設定には、この方法で対応でき
る。
【0037】第七に示す問題は、理想的坐位姿勢でのバ
ックレスト1aと胸腹部の適合位置にも、個人差があ
る。これに対しては、第五の解決方法と同様に、第一ア
ーム3aの先端に設けられるバックレスト方向高さ調節
ネジ13を緩めたり、締め付けてバックレスト方向高さ
変換部材10aの位置を変えることにより解決する。バ
ックレスト1aの身体接触面が身体と一致するように、
バックレスト1aの傾斜角度の調節も可能である。さら
に第一アーム3aが前方に移動した際は、大腿部の厚み
に合わせてバックレスト1aの下端が、大腿部と接触し
ない位置でありながら、バックレスト1aが胸腹部支持
しても辛くない胸腹部接触の位置であるように、バック
レスト1aの高さ調節を行なう。また、第一アーム3a
が後方に移動した際は、腰背部接触に適する位置の高さ
調節が可能である。身体接触する上で、第六の解決方法
だけでは、いきとどかない不十分な構造を補う木目の細
やかな対応が可能。
【0038】第8に、個人差に対応すべく、椅子自体に
大きさの異なるいくつかの規格を設け、バリエーション
を増やす必要が生じる。そうしなければ体格の異なる多
くの人に対応しきれない。この問題に対しては、これま
で述べてきた解決方法の適応により、一つの椅子による
対応が可能となる。
【0039】この実施形態によれば、本来の腰背部支持
機能を有したバックレスト1aを前方に移動させ、体幹
の胸腹部支持を行なう。そうする事で、最小限の努力で
理想的坐位姿勢を容易に保持できるようになり、デスク
ワークにおける筋疲労を軽減しながら長時間の理想的坐
位姿勢保持が可能となる。
【0040】「他の実施形態」バックレスト1aを前方
移動させて、胸腹部支持機能に変換した際、体幹が前方
移動したバックレスト1aによりかけやすく、より容易
に体幹伸展位を維持しながら、下肢へ体重支持を可能と
することを目的に、坐部2を被うような坐部カバー14
を付属品として備えた椅子でもよい。この発明において
他の実施形態で適用される坐部カバー14の斜視図を図
12に記し、坐部カバー14のX−X断面斜視図を図1
3に記す。そして坐部カバー14の一使用形態の右側面
図を図14に記す。
【0041】坐部カバー14は、臀部が高く大腿部が低
めに傾斜がつくように、ポリウレタンなどの素材の楔状
のクッション部材15を臀部側へ内蔵した坐部カバー1
4で、坐部2を被う構造である。坐部カバー14は、坐
部2と同じ面積で、坐部2と同じ素材のシート部材26
とクッション部材15を用いているのが望ましい。しか
し、素材が違っていたとしてもかまわない。
【0042】そしてクッション部材15は仙骨及び骨盤
の動きを制御する上で坐骨結節部から仙骨下端部までが
望ましい。坐部2に接する大腿から坐骨結節部までと、
坐骨結節部から仙骨下端部までの坐面上の前後の長さを
比較すると約2:1の割合となる。クッション部材15
底辺の前後の長さは、坐面に占める前後の長さに対し、
1/3程度とする。この前後の長さを一辺として、クッ
ション部材15は楔の形状をしている。坐骨結節部から
大腿近位部までの身体接触面が、臀部全体から大腿近位
部の接触面に面積が拡大し、臀部の後方が適度に密着す
ることにより、坐骨結節部から臀部を押し上げ骨盤前屈
角度の制御及び、腰椎前弯及び体幹伸展方向への補正が
得られる。
【0043】この坐部カバー14に対する他の実施形態
としては、坐部カバー14のように坐部2に被せるよう
な形態を有していなくともよい。
【0044】また、シート部材26に被われた楔状のク
ッション部材15のみで、臀部と坐部2の間に挟んで使
用することもよい。この楔状のクッション部材15の一
使用形態を示す右側面図を図15に記す。
【0045】また、シート部材26に被われたクッショ
ン形状が、楔状状のクッション部材15でなく、身体接
触面が臀部の形状にあわせた凹型のカーブを有している
凹型坐部クッション16でもよい。この凹型の坐部クッ
ション16の一使用形態を示す右側面図を図16に記
す。
【0046】そしてクッション部材15が凹型坐部クッ
ション16に変更された坐部カバー14でもよい。
【0047】また、坐部カバー14のクッション部材1
5の底辺の前後の長さは、坐面に占める前後の長さに対
し、厳密に1/3程度に限られたものでなくともよい。
【0048】また、坐部2自体が坐部カバー14を付け
た時の状態と同様の形状をしていてもよい。
【0049】また、臀部がより密着しやすく、包み込む
ような臀部と大腿部の形状に逆らわない凹凸を有した形
状をしていながら、坐部カバーの機能も十分果たし得る
形状をした坐部2でもよい。この臀部と大腿部の形状に
逆らわない凹凸を有する形状の坐部2を備えた実施形態
を示す斜視図を図17に記し、正面図を図18に記す。
【0050】また、下顎支持構造をバックレスト1aに
設けた椅子でもよい。身体と椅子との接触部分を増や
し、各部材が身体を支持することを目的として、バック
レスト1aに胸腹部支持の構造をもたせたのがこの発明
であるが、さらに椅子における身体の支持部分を増や
し、体重の支持量の分散を目的に、胸腹部支持のバック
レス1aに下顎支持部材31を設けた椅子でもよい。
【0051】下顎支持部材31の下顎を支持する部分
は、下額を受けるために凹型を呈し、下顎を下方から支
持する。下顎を支持して締めすぎず、圧迫しすぎないよ
う、十分な広さの支持面を設ける。支持面の内部は、頭
部の重さを下顎に受け、圧迫が長時間に及んでも苦にな
らないよう、他の身体接触する各部材と同様のクッショ
ン部材15を有していてもよいし、この部分のみ違って
いてもよいし、クッション部材15ではなく下顎を支持
する形状をした硬質の部材であってもかまわない。この
下顎支持部材31の斜視図を図19に記し、Y−Y断面
図を図20に記す。
【0052】この下顎支持部材31が、いかにバックレ
スト1aと接続されるかというと、その接続構造は一つ
に限られたものではない。バックレスト1aに対して脱
着式、内蔵式、一体式などがある。
【0053】まず脱着式の下顎支持部材31のバックレ
スト1aに対する接続構造を説明する。下顎支持部材3
1の下方に下顎支持アーム32を備える。この下顎支持
アーム32をバックレスト1aに差し込む構造となる。
バックレスト1aが胸腹部支持する際、上方に来る側に
下顎支持アーム32の挿入口があり、バックレスト1a
内に下顎支持アーム32を差し込むスペースと、バック
レスト方向高さ変換部材10aの上方に下顎支持アーム
高さ調節ネジ33を設ける。この機構により、下顎に合
わせて身体に対するバックレスト1aの高さを変えた
り、バックレスト1aの大きさを変更することなく、下
顎支持部材31が下顎を支持することが可能となる。こ
の脱着式の下顎支持部材31を設けた椅子が胸腹部支持
を行なう際の一実施形態を示す斜視図を図21に記す。
【0054】一体式の下顎支持部材31のバックレスト
1aに対する接続構造を説明する。バックレスト1aが
胸腹部支持する際、上方に来る側に下顎支持部材31を
接続し、下顎の位置に合わせてバックレスト1aの位置
調節を行なう機構とする。この一体式下顎支持部材31
を設けた椅子が胸腹部支持を行なう際の一実施形態を示
す斜視図を図22に記し、背面図を図23に記す。
【0055】内臓式の下顎支持部材31のバックレスト
1aに対する接続構造を説明する。バックレスト1a内
に下顎支持部材31を設けた構造をする。このバックレ
ストを下顎支持用バックレスト34とする。この下顎支
持用バックレスト34を設けた椅子が胸腹部支持を行な
う際の一実施形態を示す斜視図を図24に記し、下顎支
持用バックレスト34を設けた椅子が背部支持を行なう
際の一実施形態を示す斜視図を図25に記し、正面図を
図26に記し、背面図を図27に記す。
【0056】この下顎支持部材31とバックレスト1a
の接続構造として、脱着式、内蔵式、一体式を述べた
が、この三つの構造以外でもかなわない。
【0057】また、下顎支持部材31に下顎を支持し固
定された頭部ではあるが、例えばパソコンのモニターと
机上を交互に見る場面において、眼球運動を最小限にす
ることを目的に、下顎支持部材31に下顎を支持しなが
ら頭部を動かせるように、下顎支持部材31の角度を変
える手段を備えていてもよい。この手段は、下顎支持部
材31と下顎支持アーム32の間や、一体式や内臓式の
下顎支持部材31とバックレスト1aの接合部に設け
る。構造は、回転軸式、スプリング式、油圧式、空気圧
式、サスペンション装置による「遊び:joint play」
構造など、あらゆる構造が該当する。
【0058】バックレスト1a及び下顎支持用バックレ
スト34、そして坐部2や坐部カバー14のクッション
部材15として内蔵される素材は、ポリウレタンに限っ
たものではない。身体を十分に包み込み、体重をきちん
と支えて沈み込まないほどの十分に硬めの坐面をつくり
だす素材であれば、ゲル状素材などポリウレタン以外の
素材でも十分適応される。
【0059】また、椅子はスチール製としているが、カ
ーボン製、アルミ製など一つの素材に限られたものでな
くともよい。
【0060】また、第一アーム3aの長さは限定しな
い。バックレスト1aが胸腹部支持する場合、坐位姿勢
を保つ上で大腿部に当たらず、大腿部の動きを遮らない
だけの十分な長さの余裕があれば良い。
【0061】また、バックレスト1a及び坐部2の形状
は四角形としているが、円形、楕円形など四角形以外の
どのような形でもよい。加えて、大きさについても限定
しない。一例として楕円形のバックレスト1aを備えた
一実施形態を示す正面図を図28に記す。
【0062】また、バックレスト1aの身体接触面の弯
曲は、背部と胸腹部を包み込むような緩やかな凹の弯曲
を持つこととしているが、身体の形状に合わせたより複
雑な曲面を有していても良いし、より簡素な形状でも良
い。
【0063】バックレスト1aは、第一アーム3aと第
二アーム11aを介して前方へ移動し、反転することに
より、胸腹部支持となったが、他の実施形態では、第一
アーム3aが脱着式で、腰背部支持及び胸腹部支持を切
り替える仕組みの椅子でもよい。この第一アーム3aが
脱着式の椅子の一実施形態を示す背面図を図29に記
し、一使用形態を示す右側面図を図30に記す。延長し
た第二アーム11aの先端に第一アーム3aを装着し、
アーム固定ネジ20によりバックレスト1aと体幹との
間の調節を行なう。
【0064】また、左右両側に第二アーム11aと11
bを備え、第一アーム3aが脱着式で第二アーム11a
と11bの左右どちらか一方に装着する。第一アーム3
aのバックレスト方向高さ変換部材10aの近位側は、
第三アーム17を装着する。そしてアーム丈調節ネジ1
9aと19bにより、第一アーム3aの長さを変え、バ
ックレスト巾調節ネジ27により、身体とバックレスト
1a間の巾の調節を行なう。この第二アーム11aと1
1bと二部材を備えた第一アーム3a脱着式椅子の一実
施形態を示す背面図を図31に記し、一使用形態を示す
右側面図を図32に記す。
【0065】本来のバックレスト機能はなく、胸腹部支
持機能のみを備えるバックレスト1aの椅子でもよい。
この胸腹部支持機能のみを備えるバックレスト1aの椅
子の一実施形態を示す右側面図を図33に記す。これ
は、第一アーム角度調節継手6aが無く、第一アーム3
aと第二アーム11aは一部材にまとまる。ここでは第
一アーム3aとして記す。この椅子でのバックレスト方
向高さ変換部材10aの機能は、バックレスト方向高さ
調節ネジ13により、バックレスト1aの高さと傾斜角
の調節である。
【0066】また、バックレスト1aの反転と角度と高
さ調節を行なうバックレスト方向高さ変換部材10aと
バックレスト方向高さ調節ネジ13備えてない椅子でも
よい。胸腹部支持機能のみを備えるバックレスト1aの
椅子の図33を例に、バックレスト方向高さ変換部材1
0aのない椅子の実施形態を示す右側面図を図34に記
す。
【0067】また、バックレスト1aは前方移動した
際、逆さになった身体接触面を反転させなければならな
いが、反転させずに両面接触できるよう両面ともクッシ
ョン構造を有した、両面バックレスト18を備えた椅子
でも良い。第一アーム3aは、両面バックレスト18の
身体接触面の背腹両面の間に入り込むような構造となっ
ていてもよい。接触面は両面とも凹型を有し、バックレ
スト方向高さ変換部材10aと、バックレスト方向高さ
調節ネジ13が行なう両面バックレスト18の身体接触
位置の高さ調節及び、角度調節の機能をバックレスト1
a内部に備えていてもよい。この両面バックレスト18
を備えた椅子の実施形態を示す背面図を図35に記し、
右側面図を図36に記す。
【0068】また、両面バックレスト18部材内のバッ
クレスト方向高さ変換部材10aの高さ調節構造のない
椅子でもよい。両面バックレスト18部材内は、傾斜角
調節を行なうためバックレスト角度調節継手29を両面
バックレスト18部材の側方に備える。そして、両面バ
ックレスト18とバックレスト角度調節継手29の内部
構造は、バックレスト方向高さ変換部材10aとバック
レスト方向高さ調節ネジ13の内部構造に準ずる構造で
もよい。この両面バックレスト18の高さ調節構造のな
い椅子の実施形態を示す背面図を図37に記し、右側面
図を図38に記す。
【0069】また、バックレスト1aの高さ調節構造の
ない椅子の場合など、バックレスト1aが大腿部に当た
らないように胸腹部支持の位置調節には、第一アーム3
aの長さ調節が可能な椅子でもよい。一例として第一ア
ーム3aを第一アーム3aと第三アーム17の二部材に分
け、第一アーム3aにアーム丈調節ネジ19aを設け、
第三アーム17を出し入れする構造でもよい。図38を
例にして第一アーム3a部分の長さ調節可能な椅子の実
施形態を示す右側面図を図39に記す。
【0070】また、高さ調節構造を備えていないバック
レスト受け部材28とバックレスト角度調節継手29を
備えたバックレスト1aと、第一アーム3a部分の長さ
調節構造を備えた椅子でもよい。この椅子の一実施形態
を示す右側面図を図40に記し、背面図を図41に記
す。
【0071】また、第二アーム11aを延長し、第一ア
ーム3aを短縮して、第一アーム角度調節継手6aを軸
に第一アーム3aが回転することにより、バックレスト
1aが移動する椅子でもよい。このように第二アーム1
1aを延長した椅子の実施形態を示す右側面図を図42
に記し、使用形態を示す右側面図を図43に記す。
【0072】そして、図43の椅子の第一アーム3aと
第二アーム11aは、各々長さ調節が可能な椅子であっ
てもよい。
【0073】また、第二アーム11aがなく、坐部2と
第一アーム角度調節継手6aが、一体化している椅子で
もよい。この第二アーム11aが無い椅子の実施形態を
示す斜視図を図44に記し、背面図を図45に記す。
【0074】また、バックレスト1aと坐部2は、共に
回旋しなくてもよい。坐部回旋継手12の部分に回旋と
固定のための調節システムを備え、バックレスト1aと
坐部2が分離して稼動するような構造を有していてもよ
い。例えば坐部回旋継手12を二重にして、アーム固定
ネジ20を設ける。坐部回旋の内側継手21は坐部2と
結合し、坐部回旋の外側継手22は第二アーム11aと
結合する。アーム固定ネジ20は、支柱4aまで貫か
ず、二重にした坐部回旋の内側継手21で止まる構造と
する。アーム固定ネジ20を緩める事で、第二アーム1
1aを坐部2から独立して稼動する事ができる。アーム
固定ネジ20を締めると、坐部回旋の内側継手21と坐
部回旋の外側継手22は固定され、バックレスト1aと
坐部2は共に回旋する。この第二アーム11aが稼動す
る椅子の実施形態を示す背面図を図46に記し、図46
に記したZーZ断面拡大図を図47に記す。
【0075】また、背部支持機能を目的としたバックレ
スト1aと、胸腹部支持機能有するバックレスト1bの
両方を備えた椅子であってもよい。バックレスト1aと
1bを備えるために、バックレスト方向高さ変換部材1
0a、bと、第一アーム3aと3bというようにそれぞ
れ二部材ずつ備え、第一アーム角度調節継手6aで第一
アーム3aと3bを固定し、また角度調節も行なう。こ
のバックレスト1aと1bを前後に備えた椅子の実施形
態を示す右側面図を図48に記す。
【0076】また、坐部2の高低差の調節機能がなく、
坐部2の高さが固定された椅子でもよい。この坐部2高
さ固定椅子の実施形態を示す右側面図を図49に記す。
【0077】また、坐部回旋継手12が支柱4aに固定
され、坐部2とバックレスト1aが回旋しない椅子でも
よい。
【0078】また、坐面2が水平でありながら、臀部は
高く大腿部が低くなるような傾斜を調節できる構造を備
えた椅子でもよい。例として支柱4aを支柱4aと4b
の2部材に分け、その間に坐部傾斜角調節継手23を設
け、坐部2の傾斜調節を可能とする。坐部傾斜角調節継
手23の角度調節構造は、アームの角度調節継手6aと
同じであっても良いし、バックレスト方向高さ調節ネジ
13と同じであっても良い。また、全く別の調節構造を
有していても良い。この坐部傾斜角調節が可能な椅子の
実施形態を示す背面図を図50に記し、使用形態を示す
右側面図を図51に記す。
【0079】また坐部2の坐面が、臀部は高く大腿部が
低くなるような傾斜を有する椅子でもよい。この傾斜坐
部を有する椅子の実施形態を示す右背面図を図52に記
す。
【0080】また、実施形態で示している椅子の坐部2
から下方は、支柱4aから脚軸7に続き、脚8aから8
dそしてキャスター9aから9dが付いているが、この
構造ではなく、複数部材の支柱4が坐部2を支える構造
でもよい。この場合の支柱4はいくつあってもかまわな
い。例として支柱4aから4dが坐部2を支持する椅子
の実施形態を示す斜視図を図53に記す。
【0081】また、支柱4aから脚軸7に続き、円盤状
の脚という構造でもよい。この円盤状脚24を有する椅
子の実施形態を示す斜視図を図54に記す。
【0082】また、キャスター9aから9dがない椅子
でもよい。このキャスター9aから9dのない椅子の実
施形態を示す右側面図を図55に記す。
【0083】また、キャスター部材9の有無に関わら
ず、椅子の脚部材8はいくつあってもかまわない。4部
材以上でもかまわない。そして、キャスター部材9のあ
る椅子の場合は、脚部材8の増減に伴い、キャスター部
材9の数も変化する。
【0084】また、身体をバックレスト1aによりか
け、重さを受けとめた際、バックレスト1aと第一アー
ム3aとの間、そして坐部2と第二アーム11aとの間
の双方もしくは各々で重さを受けとめ、第一アーム3a
および第二アーム11aの角度を変える構造を有してい
ても良い。それはスプリング式、油圧式、空気圧式な
ど、サスペンション装置による「遊び:joint play」構
造等を有していてもよいし、別の構造でもよい。
【0085】また、坐部2の高低差の調節には、坐部高
低差調節ネジ5の他に油圧式、空気圧式など、ネジ止め
式に限られたものでなくともよい。
【0086】また、第一アーム角度調節継手6aによる
バックレスト1aの前後の位置調節は、第一アーム角度
調節継手6aを外側ヘ引くことにより固定解除され、5
度ずつ角度調整ができ、押し込むことにより固定される
構造であるが、5度ずつに限定した構造でなくても良
い。もっと細かく5度以下の調節でも良いし、5度以上
の調節でも良い。また、第一アーム角度調節継手6a
は、締め付けることで固定するネジ式でも良い。身体を
よりかけた際、十分な支持性を備えていれば、これ以外
の構造でもよい。
【0087】また、バックレスト方向高さ変換部材10
aと第一アーム3aとバックレスト方向高さ調節ネジ1
3による、バックレスト1aの反転調節と傾斜角調節、
そして高低差調節の構造は、第一アーム3aとバックレ
スト方向高さ調節ネジ13によるネジの締め付けの構造
でなくてもよい。
【0088】また、バックレスト方向高さ変換部材10
aの固定に関わる部材は、第一アーム3aの直径の太い
部分と、ストッパー部材30a、30bとバックレスト
方向高さ調節ネジ13であるが、バックレスト1aの反
転調節と傾斜角調節と高低差調節の構造を有していれ
ば、他の部材を備えてバックレスト方向高さ変換手段1
0aを構成していても該当するものとする。
【0089】また、アームレストを椅子の片側に備えて
いてもよい。この際の片側とは、第二アーム11a、第
一アーム角度調節継手6a、第一アーム3aを設けてい
ない側にアームレストを備えていてもよいし、同側でも
よい。また、アームレストを椅子の両側に備えた椅子で
もよい。
【0090】特許請求項1、2、3に記した第一アーム
角度調節手段6a、バックレスト方向高さ変換手段10
a、バックレスト方向高さ調節機構13は、発明の実施
形態において第一アーム角度調節継手6a、バックレス
ト方向高さ変換部材10a、バックレスト方向高さ調節
ネジ13と記している。これらは、第一アーム角度調節
手段6a、バックレスト方向高さ変換手段10a、バッ
クレスト方向高さ調節機構13の中の一例にすぎない。
これらと同様の働きをするものがあれば、第一アーム角
度調節手段6a、バックレスト方向高さ変換手段10
a、バックレスト方向高さ調節機構13に含まれるもの
とする。
【0091】また、坐部高低差調節ネジ5、坐部回旋継
手12、アーム丈調節ネジ19a、19b、アーム固定
ネジ20、坐部回旋の内側継手21、坐部回旋の外側継
手22、坐部傾斜角調節継手23、バックレスト巾調節
ネジ27、バックレスト角度調節継手29、下顎支持ア
ーム高さ調節ネジ33の各部材は、それぞれ同様の働き
を持つ部材であれば、十分に他の実施形態として適応さ
れるものとする。ここまで様々な他の実施形態を図に入
れながら示して来たが、これら各々の形態が入り交じっ
た椅子でも、この発明の範疇である事とする。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、椅子のバックレスト1aが前後方向に移動する構造
を備えたことにより、本来の機能である背部支持機能に
加え、胸腹部支持機能を兼ね備えた。この胸腹部支持機
能を備えたことで、デスクワークの最中の長時間に及ぶ
腰背部を丸めた体幹前屈位や、体幹が後方へのけ反るよ
うな崩れた坐位姿勢を矯正し、股関節の屈曲角を増した
骨盤前傾及び体幹伸展位である理想的坐位姿勢を容易に
保つことができる。そして、大部分を坐骨結節部に片寄
った体重支持から、胸腹部や坐骨結節部から大腿部や足
底へと体重支持の分散が可能となる。こうして、腰痛を
予防しながら、長時間の坐位を保つことが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】従来技術での坐位姿勢が体幹前屈位姿勢となっ
た場合の一使用形態を示す右側面図である。
【図3】従来技術での理想的坐位姿勢を保つ一使用形態
を示す右側面図である。
【図4】理想的坐位姿勢を保つように、バックレスト1
aに体幹を寄り掛けた場合の一使用形態を示す右側面図
である。
【図5】坐部2の中心部に坐骨結節部が位置するように
しながら、バックレスト1aに体幹をよりかけようとし
た場合の一使用形態を示す右側面図である。
【図6】バックレスト1a及び第一アーム3aと3bを
坐部2の中心に近付けるよう構造変更をした椅子の一使
用形態を示す右側面図である。
【図7】図1の右側面図である。
【図8】図1の正面図である。
【図9】図1の背面図である。
【図10】図1の一使用形態を示す右側面図である。
【図11】この発明におけるバックレスト方向高さ調変
換部材10aの内部構造図である。
【図12】この発明において他の実施形態で適用される
坐部カバー14の斜視図である。
【図13】この発明において他の実施形態で適用される
坐部カバー14のX−X断面斜視図である。
【図14】坐部カバー14の一使用形態の右側面図であ
る。
【図15】楔状のクッション部材15の一使用形態を示
す右側面図である。
【図16】凹型の坐部クッション16の一使用形態を示
す右側面図である。
【図17】臀部と大腿部の形状に逆らわない凹凸を有す
る形状の坐部2を備えた一実施形態を示す斜視図であ
る。
【図18】臀部と大腿部の形状に逆らわない凹凸を有す
る形状の坐部2を備えた一実施形態を示す正面図であ
る。
【図19】この発明において他の実施形態で適用される
下顎支持部材31の斜視図。
【図20】この発明において他の実施形態で適用される
下顎支持部材31のYーY断面図。
【図21】脱着式の下顎支持部材31を設けた椅子の一
実施形態を示す斜視図。
【図22】一体式の下顎支持部材31を設けた椅子の一
実施形態を示す斜視図。
【図23】一体式の下顎支持部材31を設けた椅子の一
実施形態を示す背面図。
【図24】下顎支持用バックレスト34を設けた椅子が
胸腹部支持を行なう際の一実施形態を示す斜視図。
【図25】下顎支持用バックレスト34を設けた椅子が
背部支持を行なう際の一実施形態を示す斜視図。
【図26】下顎支持用バックレスト34を設けた椅子が
背部支持を行なう際の一実施形態を示す正面図。
【図27】下顎支持用バックレスト34を設けた椅子が
背部支持を行なう際の一実施形態を示す背面図。
【図28】楕円形のバックレスト1aを備えた一実施形
態を示す正面図である。
【図29】第一アーム3aが脱着式の椅子の一実施形態
を示す背面図である。
【図30】第一アーム3aが脱着式の椅子の一使用形態
を示す右側面図である。
【図31】第二アーム11aと11bと二部材を備えた
第一アーム3a脱着式椅子の一実施形態を示す背面図で
ある。
【図32】第二アーム11aと11bと二部材を備えた
第一アーム3a脱着式椅子の一使用形態を示す右側面図
である。
【図33】胸腹部支持機能のみを備えるバックレスト1
aの椅子の一使用形態を示す右側面図である。
【図34】バックレスト方向高さ変換部材10aのない
椅子の一使用形態を示す右側面図である。
【図35】両面バックレスト18を備えた椅子の一実施
形態を示す背面図である。
【図36】両面バックレスト18を備えた椅子の一実施
形態を示す右側面図である。
【図37】両面バックレスト18の高さ調節構造のない
椅子の一実施形態を示す背面図である。
【図38】両面バックレスト18の高さ調節構造のない
椅子の一実施形態を示す右側面図である。
【図39】図38を例にした第一アーム3a部分の長さ
調節可能な椅子の一実施形態を示す右側面図である。
【図40】バックレスト受け部材28とバックレスト角
度調節継手29を備えたバックレスト1aと、第一アー
ム3a部分の長さ調節可能な椅子の一実施形態を示す右
側面図である。
【図41】バックレスト受け部材28とバックレスト角
度調節継手29を備えたバックレスト1aと、第一アー
ム3a部分の長さ調節可能な椅子の一実施形態を示す背
面図である。
【図42】第二アーム11aを延長した椅子の一使用形
態を示す右側面図である。
【図43】第二アーム11aを延長した椅子の一使用形
態を示す右側面図である。
【図44】第二アーム11aが無い椅子の一実施形態を
示す斜視図である。
【図45】第二アーム11aが無い椅子の一実施形態を
示す背面図である。
【図46】第二アーム11aが稼動する椅子の一実施形
態を示す背面図である。
【図47】第二アーム11aが稼動する椅子のZーZ断
面拡大図である。
【図48】バックレスト1aと1bを前後に備えた椅子
の一実施形態を示す右側面図である。
【図49】坐部2高さ固定椅子の一実施形態を示す右側
面図である。
【図50】坐部傾斜角調節が可能な椅子の一実施形態を
示す背面図である。
【図51】坐部傾斜角調節が可能な椅子の一使用形態を
示す右側面図である。
【図52】傾斜坐部2を有する椅子の一実施形態を示す
右背面図である。
【図53】図30を例にした支柱4aから4dが坐部2
を支持する椅子の一実施形態を示す斜視図である。
【図54】円盤状脚24を有する椅子の一実施形態を示
す斜視図である。
【図55】キャスター9aから9dのない椅子の一実施
形態を示す右側面図である。
【図56】従来技術を示す斜視図である。
【符号の説明】
1a、1b バックレスト 2 坐部 3a、3b 第一アーム 4aから4d 支柱 5 坐部高低差調節ネジ 6a、6b 第一アーム角度調節継手 7 脚軸 8aから8d 脚 9aから9d キャスター 10a、10b バックレスト方向高さ変換部材 11a、11b 第二アーム 12 坐部回旋継手 13 バックレスト方向高さ調節ネジ 14 坐部カバー 15 クッション部材 16 凹型坐部クッション 17 第三アーム 18 両面バックレスト 19a、19b アーム丈調節ネジ 20 アーム固定ネジ 21 坐部回旋の内側継手 22 坐部回旋の外側継手 23 坐部傾斜角調節継手 24 円盤状脚 25 机 26 シート部材 27 バックレスト巾調節ネジ 28 バックレスト受け部材 29 バックレスト角度調節継手 30a、30b ストッパー部材 31 下顎支持部材 32 下顎支持アーム 33 下顎支持アーム高さ調節ネジ 34 下顎支持用バックレスト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 坐部2の下側に位置する坐部回旋継手1
    2から側方に延びる第二アーム11aと、この第二アー
    ム11aの先端に設けられる第一アーム角度調節手段6
    aと、第一アーム角度調節手段6aから上方に延びたの
    ちに坐部2の上方へ屈曲する略L字状の第一アーム3a
    を備える。坐部2の上方へ屈曲する第一アーム3a部に
    設けられるバックレスト方向高さ変換手段10aと、こ
    のバックレスト方向高さ変換手段10aを背側に有する
    バックレスト1aを備えたことを特徴として、第一アー
    ム角度調節手段6aによって角度が調節されることで坐
    部2の前後方向にバックレスト1aの移動が可能となる
    椅子。
  2. 【請求項2】 前記バックレスト方向高さ変換手段10
    は、第一アーム3aの先端の水平部分が貫通される貫通
    スリットが形成された本体と、貫通した第一アーム3a
    の先端部分に設けられるバックレスト方向高さ調節機構
    13と、このバックレスト方向高さ調節機構13を締め
    ることで前記本体を挟んで固定するために第一アーム3
    aに設けられたストッパー手段30a、30bを備えて
    構成されることを特徴とする請求項1に記載の椅子。
  3. 【請求項3】 前記の第一アーム角度調節手段6aから
    上方へ延びて、坐部の上方へ屈曲する略L字状の第一ア
    ーム3aに貫通されるバックレスト方向高さ変換手段1
    0aを背側に有するバックレスト1aは、第一アーム3
    aの前後の移動に際し、理想的坐位姿勢を保つべく、身
    体とバックレスト1aとの間での適正なる接触位置調整
    のため、第一アーム3aの先端部分に設けられるバック
    レスト方向高さ調節機構13を緩め、第一アーム3aを
    軸にバックレスト1aの約180度の反転と傾斜角調節
    を行なう。それに加え、前方に移動した際は、バックレ
    スト1a下端が大腿部と接触しない高さ調節も行なうこ
    とにより、バックレスト1aは、背部支持機能だけでな
    く胸腹部支持機能も有し、腰痛予防しながら長時間の坐
    位を可能とするデスクワーク用の椅子である。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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