JP2003051645A - 加工放射線を生成させるためのレーザー放射源 - Google Patents
加工放射線を生成させるためのレーザー放射源Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ダイオードレーザーバーの重畳レーザー放射線
束から簡単な手段で且つ高効率で種々の放射形状を持っ
た加工放射線を生成させる。 【解決手段】第1の座標方向におけるレーザービーム
(L)の発散性を利用してレーザービーム(L)を相互
に重畳させて指向させる、均一化要素(3)の側面
(4,5)の間に、作用層の前記共通の面に対し垂直な
方向において互いに隣接する反射面(E1ないしE4)
を設ける。これら反射面(E1ないしE4)をレーザー
ビーム(L)が順次通過し、これら反射面(E1ないし
E4)において、レーザービーム(L)の発散性を利用
して側面(4,5)の間で第1の座標方向で反射を繰り
返す。
束から簡単な手段で且つ高効率で種々の放射形状を持っ
た加工放射線を生成させる。 【解決手段】第1の座標方向におけるレーザービーム
(L)の発散性を利用してレーザービーム(L)を相互
に重畳させて指向させる、均一化要素(3)の側面
(4,5)の間に、作用層の前記共通の面に対し垂直な
方向において互いに隣接する反射面(E1ないしE4)
を設ける。これら反射面(E1ないしE4)をレーザー
ビーム(L)が順次通過し、これら反射面(E1ないし
E4)において、レーザービーム(L)の発散性を利用
して側面(4,5)の間で第1の座標方向で反射を繰り
返す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザーダイオー
ド装置のレーザービーム放出用のエミッター要素がその
作用層をして1つの共通の面内と第1の座標方向とにお
いて空間的に分離されるように互いに並設されており、
エミッター要素の作用層の前記共通の面に対し垂直な第
2の座標方向において作用する視準光学系と、互いに対
向する一対の反射性側面を備えた均一化要素とが設けら
れている、加工放射線を生成させるためのレーザー放射
源に関するものである。
ド装置のレーザービーム放出用のエミッター要素がその
作用層をして1つの共通の面内と第1の座標方向とにお
いて空間的に分離されるように互いに並設されており、
エミッター要素の作用層の前記共通の面に対し垂直な第
2の座標方向において作用する視準光学系と、互いに対
向する一対の反射性側面を備えた均一化要素とが設けら
れている、加工放射線を生成させるためのレーザー放射
源に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ダイオードレーザーバーの形態の高出力
ダイオードレーザーに対しては、産業および医療技術の
分野での応用範囲がますます拡がってきている。これ
は、高出力ダイオードレーザーは電子光学的効率が高
く、製造が低コストであり、構成がコンパクトであるた
めに他の放射源および手段に対し優れた択一性を成して
いるからである。
ダイオードレーザーに対しては、産業および医療技術の
分野での応用範囲がますます拡がってきている。これ
は、高出力ダイオードレーザーは電子光学的効率が高
く、製造が低コストであり、構成がコンパクトであるた
めに他の放射源および手段に対し優れた択一性を成して
いるからである。
【0003】しかしながら、ダイオードレーザーバーの
初期放射線にはその性質に特異性があることは知られて
いるところであり、ほとんどの適用例に対しては、作用
が異なる種々の光学系により適応させねばならない。こ
のため通常は作用層に対し垂直な面(高速軸またはy
軸)と作用層の面(低速軸またはx軸)とで大きな発散
角度差を持つような放射線をまず少なくとも高速軸方向
において視準させることが行われる。
初期放射線にはその性質に特異性があることは知られて
いるところであり、ほとんどの適用例に対しては、作用
が異なる種々の光学系により適応させねばならない。こ
のため通常は作用層に対し垂直な面(高速軸またはy
軸)と作用層の面(低速軸またはx軸)とで大きな発散
角度差を持つような放射線をまず少なくとも高速軸方向
において視準させることが行われる。
【0004】さらに、両方向において放射品質がかなり
異なっていることを改善するため、これら両方向のうち
一方の方向または両方向における強度分布を均一化し、
矩形形状の放射プロフィールを線形状に漸近させるのが
多くの適用例に対し望ましい。この場合考慮すべきこと
は、高速軸方向におけるダイオードレーザーバーのエミ
ッターの強度が第一次近似でガウスプロフィールに相当
し、回折をほぼ制限させるような放射品質を有するのに
対し、低速軸方向に放出される放射線は、効率上の理由
から最大モード密度をマルチモード配分によって励起さ
せるためにひどく不均一に形成されることである。この
ような性質は、エミッターの数量と間隔と幅とによって
決定され重畳される放射線束であればどのような放射線
束においても存在するので、作用層の面内に複数のエミ
ッターを並設すれば均一な線放射源は得られない。
異なっていることを改善するため、これら両方向のうち
一方の方向または両方向における強度分布を均一化し、
矩形形状の放射プロフィールを線形状に漸近させるのが
多くの適用例に対し望ましい。この場合考慮すべきこと
は、高速軸方向におけるダイオードレーザーバーのエミ
ッターの強度が第一次近似でガウスプロフィールに相当
し、回折をほぼ制限させるような放射品質を有するのに
対し、低速軸方向に放出される放射線は、効率上の理由
から最大モード密度をマルチモード配分によって励起さ
せるためにひどく不均一に形成されることである。この
ような性質は、エミッターの数量と間隔と幅とによって
決定され重畳される放射線束であればどのような放射線
束においても存在するので、作用層の面内に複数のエミ
ッターを並設すれば均一な線放射源は得られない。
【0005】強度分布を均一化させるための装置と方法
に関しては従来すでに多数の説明が行なわれている。特
に米国特許第4744615号公報および米国特許第5
303084号公報に記載の光学装置では、内側に平ら
な反射面を備えた光トンネルが発散レーザー光線を受容
して、光トンネルの出口で重畳させる。
に関しては従来すでに多数の説明が行なわれている。特
に米国特許第4744615号公報および米国特許第5
303084号公報に記載の光学装置では、内側に平ら
な反射面を備えた光トンネルが発散レーザー光線を受容
して、光トンネルの出口で重畳させる。
【0006】しかしこの種の光トンネルはその効果に制
限がある。特に、線状の放射源から出てこの線方向に不
均一であるような放射線束を、生成させれるべき矩形形
状の横断面全体にわたって均一な放射分布で形成させる
必要がある場合に不具合である。このような必要性とエ
ッジ急傾斜に対する要求とは、たとえばレーザー溶接に
際して、連続した線状の放射横断面を生成させるために
複数個のダイオードレーザーバーを列設して、互いに境
を接している個々の領域を強度分布の点で障害がないよ
うにする場合に重要である。この種の構成の放射源は、
比較的長い溶接継ぎ目を生成させるために工具を運動さ
せる必要がない場合に特に有利である。
限がある。特に、線状の放射源から出てこの線方向に不
均一であるような放射線束を、生成させれるべき矩形形
状の横断面全体にわたって均一な放射分布で形成させる
必要がある場合に不具合である。このような必要性とエ
ッジ急傾斜に対する要求とは、たとえばレーザー溶接に
際して、連続した線状の放射横断面を生成させるために
複数個のダイオードレーザーバーを列設して、互いに境
を接している個々の領域を強度分布の点で障害がないよ
うにする場合に重要である。この種の構成の放射源は、
比較的長い溶接継ぎ目を生成させるために工具を運動さ
せる必要がない場合に特に有利である。
【0007】ホログラフィック格子で均一化させること
はたとえば米国特許第5850300号公報から知られ
ているが、放射源の強度分布を検知することが必要であ
る。ダイオードレーザーバーは立体的に拡がった物体と
して種々の点源を提供し、これらの点源から個々の放射
線束が放出され、これら放射線束がその形状と強度分布
に関し重畳されるので、これによって生じた放射線束全
体はかなりあいまいな放射特性を有している。この理由
からホログラフィック格子はダイオードレーザーバーに
おいて放射線を均一にするには不具合であり、しかも通
常は50−80%程度の置換率しか達成されない。
はたとえば米国特許第5850300号公報から知られ
ているが、放射源の強度分布を検知することが必要であ
る。ダイオードレーザーバーは立体的に拡がった物体と
して種々の点源を提供し、これらの点源から個々の放射
線束が放出され、これら放射線束がその形状と強度分布
に関し重畳されるので、これによって生じた放射線束全
体はかなりあいまいな放射特性を有している。この理由
からホログラフィック格子はダイオードレーザーバーに
おいて放射線を均一にするには不具合であり、しかも通
常は50−80%程度の置換率しか達成されない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ダイ
オードレーザーバーの重畳レーザー放射線束から簡単な
手段で且つ高効率で種々の放射形状を持った加工放射線
を生成させ、有利には矩形または線状の放射横断面を持
った加工放射線を生成させ、この放射横断面がその均一
性とエッジ傾斜度に関し改善された強度分布を有すると
ともに、長尺の放射プロフィールを生じさせるために複
数の加工放射線の並設を保証するようにすることであ
る。
オードレーザーバーの重畳レーザー放射線束から簡単な
手段で且つ高効率で種々の放射形状を持った加工放射線
を生成させ、有利には矩形または線状の放射横断面を持
った加工放射線を生成させ、この放射横断面がその均一
性とエッジ傾斜度に関し改善された強度分布を有すると
ともに、長尺の放射プロフィールを生じさせるために複
数の加工放射線の並設を保証するようにすることであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、第1の座標方向におけるレーザービームの
発散性を利用してレーザービームを相互に重畳させて指
向させる、均一化要素の前記側面の間に、作用層の前記
共通の面に対し垂直な方向において互いに隣接する反射
面が設けられ、これら反射面をレーザービームが順次通
過し、これら反射面において、レーザービームの発散性
を利用して側面の間で第1の座標方向で反射を繰り返す
ことを特徴とするものである。
決するため、第1の座標方向におけるレーザービームの
発散性を利用してレーザービームを相互に重畳させて指
向させる、均一化要素の前記側面の間に、作用層の前記
共通の面に対し垂直な方向において互いに隣接する反射
面が設けられ、これら反射面をレーザービームが順次通
過し、これら反射面において、レーザービームの発散性
を利用して側面の間で第1の座標方向で反射を繰り返す
ことを特徴とするものである。
【0010】有利な構成によれば、個々の作用層の共通
の面に対し平行に指向している反射面は均一化要素によ
り生成され、均一化要素の側面は個々の作用層の共通の
面に対し垂直に指向し、均一化要素の端面に、個々の作
用層の共通の面に対し傾斜している反射性の転向面がル
ーフエッジ構成部として設けられている。
の面に対し平行に指向している反射面は均一化要素によ
り生成され、均一化要素の側面は個々の作用層の共通の
面に対し垂直に指向し、均一化要素の端面に、個々の作
用層の共通の面に対し傾斜している反射性の転向面がル
ーフエッジ構成部として設けられている。
【0011】前記端面のうち一方の端面がレーザービー
ムの入射領域と放射出口の領域とルーフエッジ構成部の
うちの一方のルーフエッジ構成部とに分割されているの
に対し、他方の端面は他方のルーフエッジ構成部を受容
するためにのみ用いられる。
ムの入射領域と放射出口の領域とルーフエッジ構成部の
うちの一方のルーフエッジ構成部とに分割されているの
に対し、他方の端面は他方のルーフエッジ構成部を受容
するためにのみ用いられる。
【0012】他の有利な構成によれば、互いに対を成し
て対向している反射面が設けられ、これらの反射面のう
ち一対の反射面は直方体の側面として個々の作用層の共
通の面に対し垂直に指向している。他の対の反射面は直
方体の端面部分として垂直線からずれるように個々の作
用層の共通の面に対し傾斜して配置されている。放射入
口および放射出口としては、前記端面に設けられ、反射
性側面部分に隣接している放射線透過領域が用いられ
る。この場合、放射入口と放射出口とは同じ端面に設け
られるか、或いは、両端面に配分して設けるのが有利で
ある。
て対向している反射面が設けられ、これらの反射面のう
ち一対の反射面は直方体の側面として個々の作用層の共
通の面に対し垂直に指向している。他の対の反射面は直
方体の端面部分として垂直線からずれるように個々の作
用層の共通の面に対し傾斜して配置されている。放射入
口および放射出口としては、前記端面に設けられ、反射
性側面部分に隣接している放射線透過領域が用いられ
る。この場合、放射入口と放射出口とは同じ端面に設け
られるか、或いは、両端面に配分して設けるのが有利で
ある。
【0013】上記両構成では、均一化要素の反射性側面
は平坦な面として形成されている。しかし、第1の座標
方向におけるレーザー放射線束の発散性を変化させる必
要がある場合には、均一化要素の反射性側面を湾曲した
面として形成してもよい。
は平坦な面として形成されている。しかし、第1の座標
方向におけるレーザー放射線束の発散性を変化させる必
要がある場合には、均一化要素の反射性側面を湾曲した
面として形成してもよい。
【0014】レーザー放射線束用の入射領域がレーザー
ダイオード装置の放射場の拡がり全体にわたって第1の
座標方向に延びているのが特に有利である。上述した装
置を使用するためには、均一化した放射線横断面を加工
面に結像させるため、モジュラー交換可能な結像光学系
を設けるのが有利である。この結像光学系は加工放射線
の種々の加工間隔および種々の放射線形状に整合した結
像を可能にする。
ダイオード装置の放射場の拡がり全体にわたって第1の
座標方向に延びているのが特に有利である。上述した装
置を使用するためには、均一化した放射線横断面を加工
面に結像させるため、モジュラー交換可能な結像光学系
を設けるのが有利である。この結像光学系は加工放射線
の種々の加工間隔および種々の放射線形状に整合した結
像を可能にする。
【0015】均一化の結果に好都合に特に影響するの
は、半導体レーザー放射線のガイドを、第1の座標方向
において何度も繰り返すことによって最短距離で行なう
ことである。このため、均一化要素の出口面に、十分に
矩形の横断面全体にわたって延びる均一な強度分布を持
った加工光線を存在させる。さらに本発明によれば、装
置の重畳される発散性個別放射線を空間的に分離させた
個別エミッターにより同時に修正することが可能にな
る。個別エミッターは構成が簡潔でコンパクトな光学的
構成要素であって低コストで製造可能で調整が簡単な前
記光学的構成要素を備えている。
は、半導体レーザー放射線のガイドを、第1の座標方向
において何度も繰り返すことによって最短距離で行なう
ことである。このため、均一化要素の出口面に、十分に
矩形の横断面全体にわたって延びる均一な強度分布を持
った加工光線を存在させる。さらに本発明によれば、装
置の重畳される発散性個別放射線を空間的に分離させた
個別エミッターにより同時に修正することが可能にな
る。個別エミッターは構成が簡潔でコンパクトな光学的
構成要素であって低コストで製造可能で調整が簡単な前
記光学的構成要素を備えている。
【0016】矩形の放射横断面はその均一な強度分布に
より明確に定義された放射パラメータを有しているの
で、光学的結像手段を用いれば特に好適に後処理するこ
とができ、これによりフレキシブルに種々の使用条件お
よび使用目的に適合させることができ、たとえば特にプ
ラスチックおよび金属に対し溶接結合部および蝋接結合
部を生成させることができ、或いは照射目的にも使用で
きる。
より明確に定義された放射パラメータを有しているの
で、光学的結像手段を用いれば特に好適に後処理するこ
とができ、これによりフレキシブルに種々の使用条件お
よび使用目的に適合させることができ、たとえば特にプ
ラスチックおよび金属に対し溶接結合部および蝋接結合
部を生成させることができ、或いは照射目的にも使用で
きる。
【0017】特に組合せレンズを用いて投射を行なう
と、広範囲で自在に定義可能な線長さと特定の加工間隔
で大きなエッジ勾配とを備えた線焦点を生じさせること
ができ、その結果工作物上に鋭く画成された線を生成さ
せることができる。この種の加工放射線はたとえば比較
的長い溶接継ぎ目の定常溶接に特に適しており、すなわ
ち工具と工作物との間に相対運動を必要としない溶接に
適している。工具と工作物はある定常状態にとどまる。
放射運動のための光学的補助手段は必要ない。さらに、
第1の座標方向にある急傾斜のエッジ勾配と加工放射線
のエッジにまで及ぶ均一な強度分布とは、本発明による
複数個のレーザー放射源のモジュール状の列設を保証
し、これにより線の長さをダイオードレーザーの制限的
拡がりによって決定されるサイズ以上に長くさせること
ができる。特に均一な強度分布は、不十分な溶接も過熱
溶融個所も回避できるのでたとえば高品質の溶接継ぎ目
を提供する。
と、広範囲で自在に定義可能な線長さと特定の加工間隔
で大きなエッジ勾配とを備えた線焦点を生じさせること
ができ、その結果工作物上に鋭く画成された線を生成さ
せることができる。この種の加工放射線はたとえば比較
的長い溶接継ぎ目の定常溶接に特に適しており、すなわ
ち工具と工作物との間に相対運動を必要としない溶接に
適している。工具と工作物はある定常状態にとどまる。
放射運動のための光学的補助手段は必要ない。さらに、
第1の座標方向にある急傾斜のエッジ勾配と加工放射線
のエッジにまで及ぶ均一な強度分布とは、本発明による
複数個のレーザー放射源のモジュール状の列設を保証
し、これにより線の長さをダイオードレーザーの制限的
拡がりによって決定されるサイズ以上に長くさせること
ができる。特に均一な強度分布は、不十分な溶接も過熱
溶融個所も回避できるのでたとえば高品質の溶接継ぎ目
を提供する。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を添付の
図面を用いて詳細に説明する。図1に図示したレーザー
放射源では、レーザーダイオード装置1としてダイオー
ドレーザーバーが設けられ、ダイオードレーザーバーの
個々の放射要素はそれらの作用層が共通の面内(ここで
はx−z面内)と第1の座標方向(x方向または低速
軸)とにおいて空間的に分離されるように互いに並設さ
れている。高速軸視準光学系2は放射要素のこれら作用
層に対し垂直に作用し、放射要素から放射されたレーザ
ービームLを均一化要素3へ指向させる。均一化要素3
はレーザービームLの入射領域が少なくともダイオード
レーザーバーの照射場の拡がり全体に及ぶように第1の
座標方向に延在している。このようにして点放射源とし
て用いられるいかなるエミッターも光学的に検出され、
その際ビームパラメータ生成物が得られ、回折特性が悪
化することはない。第1の座標方向におけるレーザービ
ームLの発散は解消されていないので、全幅にわたって
均一化要素3に侵入してレーザービームLの相互重畳に
より生じるレーザー放射線は、その発散特性により、互
いに対向しあっている一対の平坦な反射性側面4,5に
おいて反射して何度も混合され、これによって均一化さ
れる。
図面を用いて詳細に説明する。図1に図示したレーザー
放射源では、レーザーダイオード装置1としてダイオー
ドレーザーバーが設けられ、ダイオードレーザーバーの
個々の放射要素はそれらの作用層が共通の面内(ここで
はx−z面内)と第1の座標方向(x方向または低速
軸)とにおいて空間的に分離されるように互いに並設さ
れている。高速軸視準光学系2は放射要素のこれら作用
層に対し垂直に作用し、放射要素から放射されたレーザ
ービームLを均一化要素3へ指向させる。均一化要素3
はレーザービームLの入射領域が少なくともダイオード
レーザーバーの照射場の拡がり全体に及ぶように第1の
座標方向に延在している。このようにして点放射源とし
て用いられるいかなるエミッターも光学的に検出され、
その際ビームパラメータ生成物が得られ、回折特性が悪
化することはない。第1の座標方向におけるレーザービ
ームLの発散は解消されていないので、全幅にわたって
均一化要素3に侵入してレーザービームLの相互重畳に
より生じるレーザー放射線は、その発散特性により、互
いに対向しあっている一対の平坦な反射性側面4,5に
おいて反射して何度も混合され、これによって均一化さ
れる。
【0019】平坦な側面4,5の代わりに湾曲した面を
使用する場合には、湾曲に応じて第1の座標方向におけ
る発散を変化させる。図7ないし図9は、3つのエミッ
ターとエッジおよびダイオードレーザーバーの中心にそ
れぞれ配置されるエミッターとからのレーザービームL
に対しx−z面内で生じる効果を図示したものである。
これらの図は均一化要素3の放射出口6の領域における
各点放射源の放射強度の均一分布効果を示したものであ
るが、この効果は、側面4,5の間において個々の作用
層の共通の面に対し垂直な方向に互いに隣接して位置す
る反射面E1,E2,E3,E4が設けられていること
により増大する(図2)。これらの反射面E1,E2,
E3,E4を順次レーザービームLが通過し、側面4と
5の間において第1の座標方向に反射を繰り返す。図1
と図2の実施形態の場合、互いに隣接してここでは重設
されている反射面E1,E2,E3,E4は、個々の作
用層に共通の面に平行に指向している面として有利に生
成させている。このため、均一化要素3は個々の作用層
の共通の面のほうへ端面側へ傾斜している反射性転向面
7,8,9,10をルーフエッジ構成部11または12
として有している。均一化要素3の第1の端面13はレ
ーザー放射線Lの入射領域14と放射出口6の領域と一
方のルーフエッジ構成部11の領域とに分割されている
が、この第1の端面13に対向している第2の端面15
は完全に他方のルーフエッジ構成部12のために提供さ
れている。図5は均一化を行なう前の強度プロフィール
を示したものであり、すなわち1つの方向に拡がってい
る平面放射体の強度プロフィール、或いは、一列に配置
される複数個の個別放射体の強度プロフィールを示した
ものである。個別放射体は第1の座標方向に所定の拡が
りを持っており、且つこの第1の座標方向における放射
特性は不均一で、しかも個々の作用層の共通の面に対し
垂直な第2の方向における放射特性はコリメートされて
いる。このような強度プロフィールは本発明による手段
により、図6に図示したような矩形の強度プロフィール
に転換される。このような矩形の強度プロフィールを持
った平面放射体は強度分布のエッジにおいて急傾斜であ
り、有利には第1の座標方向において急傾斜であり、し
かも強度分布は均一である。
使用する場合には、湾曲に応じて第1の座標方向におけ
る発散を変化させる。図7ないし図9は、3つのエミッ
ターとエッジおよびダイオードレーザーバーの中心にそ
れぞれ配置されるエミッターとからのレーザービームL
に対しx−z面内で生じる効果を図示したものである。
これらの図は均一化要素3の放射出口6の領域における
各点放射源の放射強度の均一分布効果を示したものであ
るが、この効果は、側面4,5の間において個々の作用
層の共通の面に対し垂直な方向に互いに隣接して位置す
る反射面E1,E2,E3,E4が設けられていること
により増大する(図2)。これらの反射面E1,E2,
E3,E4を順次レーザービームLが通過し、側面4と
5の間において第1の座標方向に反射を繰り返す。図1
と図2の実施形態の場合、互いに隣接してここでは重設
されている反射面E1,E2,E3,E4は、個々の作
用層に共通の面に平行に指向している面として有利に生
成させている。このため、均一化要素3は個々の作用層
の共通の面のほうへ端面側へ傾斜している反射性転向面
7,8,9,10をルーフエッジ構成部11または12
として有している。均一化要素3の第1の端面13はレ
ーザー放射線Lの入射領域14と放射出口6の領域と一
方のルーフエッジ構成部11の領域とに分割されている
が、この第1の端面13に対向している第2の端面15
は完全に他方のルーフエッジ構成部12のために提供さ
れている。図5は均一化を行なう前の強度プロフィール
を示したものであり、すなわち1つの方向に拡がってい
る平面放射体の強度プロフィール、或いは、一列に配置
される複数個の個別放射体の強度プロフィールを示した
ものである。個別放射体は第1の座標方向に所定の拡が
りを持っており、且つこの第1の座標方向における放射
特性は不均一で、しかも個々の作用層の共通の面に対し
垂直な第2の方向における放射特性はコリメートされて
いる。このような強度プロフィールは本発明による手段
により、図6に図示したような矩形の強度プロフィール
に転換される。このような矩形の強度プロフィールを持
った平面放射体は強度分布のエッジにおいて急傾斜であ
り、有利には第1の座標方向において急傾斜であり、し
かも強度分布は均一である。
【0020】モジュール交換可能な、線幅および線高さ
を整形するための結像光学系16を用いて、放射出口6
の領域において均一化された放射横断面はそこにある他
のポジティブな放射特性とともに加工面(図示せず)へ
投射され、その結果均一で、幅を調整可能で、鋭利に画
成された線状の強度分布が生じる。投射は種々の加工間
隔および種々の幾何学的放射形状に対し調整され、した
がってもちろん線状の放射形状に限定されるものではな
く、長方形または正方形の放射形状を生成させてもよ
い。高さがほぼ1mmで、他の寸法を線の短縮または延
長により調整可能な横断面を設定しても有利である。こ
のような設定は、ハウジング内に収納したレーザー放射
源のハウジング幅のサイズから加工面内に線焦点を生成
させることをも保証するので、ハウジングに収納したこ
れらのレーザー放射源をモジュール状に列設することが
可能になる。複数個のレーザー放射源を列設した場合、
放射出口6の領域において第1の座標方向での強度が急
傾斜であるため複数の線焦点が生成され、強度の隆起ま
たは凹みが回避される。
を整形するための結像光学系16を用いて、放射出口6
の領域において均一化された放射横断面はそこにある他
のポジティブな放射特性とともに加工面(図示せず)へ
投射され、その結果均一で、幅を調整可能で、鋭利に画
成された線状の強度分布が生じる。投射は種々の加工間
隔および種々の幾何学的放射形状に対し調整され、した
がってもちろん線状の放射形状に限定されるものではな
く、長方形または正方形の放射形状を生成させてもよ
い。高さがほぼ1mmで、他の寸法を線の短縮または延
長により調整可能な横断面を設定しても有利である。こ
のような設定は、ハウジング内に収納したレーザー放射
源のハウジング幅のサイズから加工面内に線焦点を生成
させることをも保証するので、ハウジングに収納したこ
れらのレーザー放射源をモジュール状に列設することが
可能になる。複数個のレーザー放射源を列設した場合、
放射出口6の領域において第1の座標方向での強度が急
傾斜であるため複数の線焦点が生成され、強度の隆起ま
たは凹みが回避される。
【0021】結像光学系16の他の構成によっては、た
とえば加工面の位置、線形状或いは強度分布のような加
工放射線の他の特性を制御してもよい。プリズム状の均
一化要素3も有利であるが、互いに平行に対を成して対
向しあっている反射面を持った本発明の他の実施形態も
効果的である。これらの反射面のうち一対の反射面は光
学ガラス(たとえばBK7)から成る直方体17の側面
として個々の作用層の共通の面に対し垂直に指向せしめ
られる。なお図3では前記側面のうち18を付した側面
だけが図示されている。他の対は鏡化端面部分20,2
1の形態の転向面を形成し、1つの方向成分において個
々の作用層の共通の面に対し垂直に指向して互いにずら
して配置され、且つ前記共通の面に対し傾斜している
(垂直線から偏移している)。ずらして配置することに
より放射入口22のための放射透過領域と放射出口23
のための放射透過領域とが形成され、これらの放射透過
領域はそれぞれ反対側において端面部分20,21に隣
接している。
とえば加工面の位置、線形状或いは強度分布のような加
工放射線の他の特性を制御してもよい。プリズム状の均
一化要素3も有利であるが、互いに平行に対を成して対
向しあっている反射面を持った本発明の他の実施形態も
効果的である。これらの反射面のうち一対の反射面は光
学ガラス(たとえばBK7)から成る直方体17の側面
として個々の作用層の共通の面に対し垂直に指向せしめ
られる。なお図3では前記側面のうち18を付した側面
だけが図示されている。他の対は鏡化端面部分20,2
1の形態の転向面を形成し、1つの方向成分において個
々の作用層の共通の面に対し垂直に指向して互いにずら
して配置され、且つ前記共通の面に対し傾斜している
(垂直線から偏移している)。ずらして配置することに
より放射入口22のための放射透過領域と放射出口23
のための放射透過領域とが形成され、これらの放射透過
領域はそれぞれ反対側において端面部分20,21に隣
接している。
【0022】もちろん、放射出口23のための放射透過
領域を放射入口22のための放射透過領域と同じ端面に
設けてもよい。この場合両放射透過領域は反対側で端面
部分20に境を接する。
領域を放射入口22のための放射透過領域と同じ端面に
設けてもよい。この場合両放射透過領域は反対側で端面
部分20に境を接する。
【0023】端面部分20,21が個々の作用層の共通
の面に対し傾斜していることにより、入射レーザービー
ムLに対し互いに隣接する反射面E5ないしE11が生
成される。本実施形態において一方の端面の上部部分に
設けられている放射透過領域22を介して直方体17内
へ侵入するレーザービームLは、反対側の他の端面にあ
たってそこの鏡化部分領域21に斜めに入射し、ここか
ら反対側の鏡化部分領域20へ向けて反射する。反射面
E5ないしE11は個々の作用層の共通の面に対する鏡
化部分領域20,21の傾斜に依存したジグザグ模様で
延在しており、この場合レーザービームLが同じ方向に
通過する反射面E5ないしE11は互いに平行に指向し
ている。反射と逆反射とは、レーザービームLが下部部
分の他の端面にある放射出口23の領域に当たるまで行
なわれる。放射出口23の領域には、第1実施形態にお
ける放射出口6の領域での放射特性と同じ放射特性が存
在しているので、ここから加工面への結像を行なうこと
ができる。放射入口と放射出口とが同じ端面に設けられ
ている場合には、放射出口はたとえば反射面E10が放
射入口を設けた端面と交差するような位置に配置してよ
い。
の面に対し傾斜していることにより、入射レーザービー
ムLに対し互いに隣接する反射面E5ないしE11が生
成される。本実施形態において一方の端面の上部部分に
設けられている放射透過領域22を介して直方体17内
へ侵入するレーザービームLは、反対側の他の端面にあ
たってそこの鏡化部分領域21に斜めに入射し、ここか
ら反対側の鏡化部分領域20へ向けて反射する。反射面
E5ないしE11は個々の作用層の共通の面に対する鏡
化部分領域20,21の傾斜に依存したジグザグ模様で
延在しており、この場合レーザービームLが同じ方向に
通過する反射面E5ないしE11は互いに平行に指向し
ている。反射と逆反射とは、レーザービームLが下部部
分の他の端面にある放射出口23の領域に当たるまで行
なわれる。放射出口23の領域には、第1実施形態にお
ける放射出口6の領域での放射特性と同じ放射特性が存
在しているので、ここから加工面への結像を行なうこと
ができる。放射入口と放射出口とが同じ端面に設けられ
ている場合には、放射出口はたとえば反射面E10が放
射入口を設けた端面と交差するような位置に配置してよ
い。
【0024】もちろん、中実のガラス体として構成され
た均一化要素を中空体に構成し、表面を鏡化する代わり
に実際のミラーを取り付けてこの種の均一化要素として
構成してもよい。図4に図示した実施形態では、この種
の中空体24は均一化の用を成す反射を得るために互い
に対向するサイドミラー25,26を備えている。個々
の作用層の共通の面に対し垂直な方向において互いに隣
接する反射面は、中空体24の端面に設けた他のミラー
27によって生成され、このため中空体24は、すでに
図3に図示し、中実のガラス体の解決法に対し説明した
ように、個々の作用層の共通の面に対して傾斜してレー
ザー放射線の中に設置され、放射入口29の領域と放射
出口30の領域とを有している。
た均一化要素を中空体に構成し、表面を鏡化する代わり
に実際のミラーを取り付けてこの種の均一化要素として
構成してもよい。図4に図示した実施形態では、この種
の中空体24は均一化の用を成す反射を得るために互い
に対向するサイドミラー25,26を備えている。個々
の作用層の共通の面に対し垂直な方向において互いに隣
接する反射面は、中空体24の端面に設けた他のミラー
27によって生成され、このため中空体24は、すでに
図3に図示し、中実のガラス体の解決法に対し説明した
ように、個々の作用層の共通の面に対して傾斜してレー
ザー放射線の中に設置され、放射入口29の領域と放射
出口30の領域とを有している。
【0025】本発明は、ダイオードレーザーバーの場合
のような一列に配置した個別エミッターの放射の均一化
に関わるばかりでなく、半導体レーザー積層体(レーザ
ーダイオードバーの積層配置)と関連しても適用でき
る。
のような一列に配置した個別エミッターの放射の均一化
に関わるばかりでなく、半導体レーザー積層体(レーザ
ーダイオードバーの積層配置)と関連しても適用でき
る。
【図1】プリズム状の均一化要素を備えたレーザー放射
源の斜視図である。
源の斜視図である。
【図2】互いに隣接する反射面をプリズム状の均一化要
素に設けた図1のレーザー放射源の側面図である。
素に設けた図1のレーザー放射源の側面図である。
【図3】レーザー放射線束の放射経路内に斜めに設置し
た直方体状の均一化要素の、互いに隣接する反射面を示
す図である。
た直方体状の均一化要素の、互いに隣接する反射面を示
す図である。
【図4】中空体として構成された直方体状の均一化要素
を示す図である。
を示す図である。
【図5】本発明による装置で均一化する以前の強度分布
を示すグラフである。
を示すグラフである。
【図6】本発明による装置で均一化を行なった後の強度
分布を示すグラフである。
分布を示すグラフである。
【図7】1つの座標方向におけるレーザー放射線束の発
散性により生じる反射面の反射特性を、個々のエミッタ
ーから出る3つのレーザー放射線束を例にして示した図
である。
散性により生じる反射面の反射特性を、個々のエミッタ
ーから出る3つのレーザー放射線束を例にして示した図
である。
【図8】ダイオードレーザーのエッジに配置されたエミ
ッターの放射線束の1つの座標方向における発散性によ
り生じる反射面の反射特性を示す図である。
ッターの放射線束の1つの座標方向における発散性によ
り生じる反射面の反射特性を示す図である。
【図9】ダイオードレーザーの中心に配置されるエミッ
ターの放射線束の1つの座標方向における発散性により
生じる反射面の反射特性を示す図である。
ターの放射線束の1つの座標方向における発散性により
生じる反射面の反射特性を示す図である。
3,17,24 均一化要素
4,5,18,25,26 均一化要素の側面
E1ないしE11 反射面
L レーザー放射線束
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 クラウス・ペーター シュトールベルク
ドイツ連邦共和国 デー・07743 イェー
ナ ヴェストエントシュトラーセ 4
Fターム(参考) 2H052 BA02 BA03 BA09 BA11
5F073 AB02 AB25 AB27 BA09 EA19
Claims (10)
- 【請求項1】レーザーダイオード装置のレーザービーム
放出用のエミッター要素がその作用層をして1つの共通
の面内と第1の座標方向とにおいて空間的に分離される
ように互いに並設されており、エミッター要素の作用層
の前記共通の面に対し垂直な第2の座標方向において作
用する視準光学系と、互いに対向する一対の反射性側面
を備えた均一化要素とが設けられている、加工放射線を
生成させるためのレーザー放射源において、 第1の座標方向におけるレーザービーム(L)の発散性
を利用してレーザービーム(L)を相互に重畳させて指
向させる、均一化要素(3,17,24)の前記側面
(4,5,18,25,26)の間に、作用層の前記共
通の面に対し垂直な方向において互いに隣接する反射面
(E1ないしE11)が設けられ、これら反射面(E1
ないしE11)をレーザービーム(L)が順次通過し、
これら反射面(E1ないしE11)において、レーザー
ビーム(L)の発散性を利用して側面(4,5,18,
25,26)の間で第1の座標方向で反射を繰り返すこ
とを特徴とするレーザー放射源。 - 【請求項2】反射面(E1ないしE4)が個々の作用層
の共通の面に対し平行に指向していることを特徴とす
る、請求項1に記載のレーザー放射源。 - 【請求項3】均一化要素(3)の側面(4,5)が個々
の作用層の共通の面に対し垂直に指向し、均一化要素
(3)が反射面(E1ないしE4)を生成させるために
端面(13,15)を有し、該端面(13,15)に、
個々の作用層の共通の面に対し傾斜している反射性の転
向面(7ないし10)がルーフエッジ構成部(11,1
2)として設けられていることを特徴とする、請求項2
に記載のレーザー放射源。 - 【請求項4】前記端面(13,15)のうち一方の端面
(13)がレーザービーム(L)の入射領域(14)と
放射出口(6)の領域とルーフエッジ構成部(11,1
2)のうちの一方のルーフエッジ構成部(11)とに分
割されていること、他方の端面(15)が他方のルーフ
エッジ構成部(12)を受容するためにのみ用いられる
ことを特徴とする、請求項3に記載のレーザー放射源。 - 【請求項5】互いに対を成して対向している反射面のう
ち一対の反射面が直方体(17,24)の側面(18,
25,26)として個々の作用層の共通の面に対し垂直
に指向し、他の対の反射面が直方体(17,24)の端
面部分(20,21,27,28)として垂直線からず
れるように個々の作用層の共通の面に対し傾斜している
こと、端面のうち少なくとも1つの端面が放射線入射お
よび(または)放射線射出用の放射線透過領域を有して
いることを特徴とする、請求項1に記載のレーザー放射
源。 - 【請求項6】均一化した放射線横断面を加工面に結像さ
せるため、モジュラー交換可能な結像光学系(16)が
設けられ、結像光学系(16)は加工放射線の種々の加
工間隔および種々の放射線形状に整合した結像を可能に
することを特徴とする、請求項1から5までのいずれか
一つに記載のレーザー放射源。 - 【請求項7】加工面内に複数の加工放射線が第1の座標
方向に並んでいることを特徴とする、請求項6に記載の
レーザー放射源。 - 【請求項8】レーザーダイオード装置が放射場を有し、
この放射場の拡がり全体にわたってレーザービーム
(L)の入射領域(14,22,29)が第1の座標方
向において少なくとも延在していることを特徴とする、
請求項1から7までのいずれか一つに記載のレーザー放
射源。 - 【請求項9】均一化要素(4,5,18,25,26)
の反射性側面が平坦な面として構成されていることを特
徴とする、請求項1から8までのいずれか一つに記載の
レーザー放射源。 - 【請求項10】均一化要素(4,5,18,25,2
6)の反射性側面が第1の座標方向における発散性を変
化させるために湾曲した面として構成されていることを
特徴とする、請求項1から9までのいずれか一つに記載
のレーザー放射源。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE10136611.6 | 2001-07-23 | ||
DE10136611A DE10136611C1 (de) | 2001-07-23 | 2001-07-23 | Optische Anordnung zur Formung und Homogenisierung eines von einer Laserdiodenanordnung ausgehenden Laserstrahls |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003051645A true JP2003051645A (ja) | 2003-02-21 |
Family
ID=7693290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002168532A Pending JP2003051645A (ja) | 2001-07-23 | 2002-06-10 | 加工放射線を生成させるためのレーザー放射源 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20030016450A1 (ja) |
JP (1) | JP2003051645A (ja) |
DE (1) | DE10136611C1 (ja) |
IT (1) | ITTO20020219A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE10255187A1 (de) * | 2002-11-27 | 2004-06-24 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zum Verbinden einer Elektrode mit einem Edelmetallabschnitt |
DE10327735A1 (de) * | 2003-06-18 | 2005-01-05 | Hentze-Lissotschenko Patentverwaltungs Gmbh & Co.Kg | Abbildungsvorrichtung für die Abbildung des Lichtes einer Halbleiterlasereinheit mit einer Mehrzahl von Emittern in einer Arbeitsebene sowie Beleuchtungsvorrichtung mit einer derartigen Abbildungsvorrichtung |
US7355800B2 (en) * | 2005-02-07 | 2008-04-08 | Coherent, Inc. | Apparatus for projecting a line of light from a diode-laser array |
US7538295B2 (en) * | 2005-04-21 | 2009-05-26 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Laser welding system |
WO2008006460A1 (de) | 2006-07-13 | 2008-01-17 | Limo Patentverwaltung Gmbh & Co. Kg. | Vorrichtung zur homogenisierung von licht sowie laservorrichtung zur erzeugung einer linienförmigen intensitätsverteilung in einer arbeitsebene |
AT504335B8 (de) * | 2006-10-03 | 2008-09-15 | Ge Jenbacher Gmbh & Co Ohg | Laserzündvorrichtung |
DE102007061358B4 (de) | 2007-12-19 | 2012-02-16 | Limo Patentverwaltung Gmbh & Co. Kg | Vorrichtung zur Formung von Laserstrahlung |
KR100937864B1 (ko) * | 2008-03-14 | 2010-01-21 | 삼성모바일디스플레이주식회사 | 프릿 실링 시스템 |
EP2356551A4 (en) * | 2008-11-12 | 2012-05-02 | Flatfrog Lab Ab | INTEGRATED TOUCH PANEL DISPLAY APPARATUS AND METHOD OF OPERATION |
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US9429742B1 (en) | 2011-01-04 | 2016-08-30 | Nlight, Inc. | High power laser imaging systems |
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US9409255B1 (en) | 2011-01-04 | 2016-08-09 | Nlight, Inc. | High power laser imaging systems |
US10095016B2 (en) | 2011-01-04 | 2018-10-09 | Nlight, Inc. | High power laser system |
US9720244B1 (en) | 2011-09-30 | 2017-08-01 | Nlight, Inc. | Intensity distribution management system and method in pixel imaging |
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