JP2003050732A - 公開コンテンツ改竄対処方法、公開コンテンツ提供システム、公開コンテンツサーバ,ネットワーク接続装置,不正アクセス防止装置および切換装置、並びに公開コンテンツサーバ用プログラム,ネットワーク接続装置用プログラム,不正アクセス防止装置用プログラムおよび切換装置用プログラム - Google Patents

公開コンテンツ改竄対処方法、公開コンテンツ提供システム、公開コンテンツサーバ,ネットワーク接続装置,不正アクセス防止装置および切換装置、並びに公開コンテンツサーバ用プログラム,ネットワーク接続装置用プログラム,不正アクセス防止装置用プログラムおよび切換装置用プログラム

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JP2003050732A
JP2003050732A JP2001237729A JP2001237729A JP2003050732A JP 2003050732 A JP2003050732 A JP 2003050732A JP 2001237729 A JP2001237729 A JP 2001237729A JP 2001237729 A JP2001237729 A JP 2001237729A JP 2003050732 A JP2003050732 A JP 2003050732A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェブページが不当に改竄されることによる
弊害を効果的に防止することが可能な公開コンテンツ改
竄対処方法およびこの方法を実現するための公開コンテ
ンツ提供システムを提供する。 【解決手段】 ウェブサーバ10において、ファイル管
理データD(台帳ファイル)とコンテンツファイルF1
とを照合することにより、コンテンツファイルF1が不
当に改ざんされたか否かを監視する。そして、改竄行為
を検知したときに、電源制御装置30を利用してルータ
20の稼動を停止させる制御を行い、ウェブサーバ10
をインターネット40から切り離す。これにより、改竄
されたコンテンツが利用者の目に触れること無く直ちに
停止され、コンテンツ提供者の情報信用力および威信が
担保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
介してコンテンツを公開する際に、コンテンツの改竄行
為に対処することを可能とする公開コンテンツ改竄対処
方法、この方法を実現するための公開コンテンツ提供シ
ステム、このシステムを構成する公開コンテンツサー
バ,ネットワーク接続装置,不正アクセス防止装置およ
び切換装置、並びにこれらの各構成装置に用いられる公
開コンテンツサーバ用プログラム,ネットワーク接続装
置用プログラム,不正アクセス防止装置用プログラムお
よび切換装置用プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インターネットなどの通信技
術の発展に伴い、世界規模で各種情報(コンテンツ)を
公開可能な公開コンテンツ提供システム(WWW:Worl
d WideWeb)が構築されている。この公開コンテンツ提
供システムによれば、例えばパーソナルコンピュータな
どの端末装置を利用して、インターネットを通じて各種
コンテンツを入手することができる。これらの各種コン
テンツは、例えばテキストデータや画像データにより構
成されたウェブページ(ホームページ)を通じて閲覧可
能であり、インターネットとの接続機能を備えた端末装
置さえ所有していれば、如何なる者も所望のコンテンツ
を入手可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、端末
装置の普及やコンピュータ技術の浸透に伴い、公開コン
テンツ提供システム内の公開コンテンツサーバ(ウェブ
サーバ)に侵入し、コンテンツを改竄する、いわゆるク
ラッカーと呼ばれる者が現れ、これによる弊害が問題に
なっている。この問題は、特に、例えば官公庁などの公
的機関により提供される公式文書などが改竄された場合
に情報の信用力の低下や威信の失墜などを招き、深刻と
なる。また、最近では、公序良俗に反する改竄行為を行
う者も現れており、問題を一層深刻にしている。
【0004】そこで、従来より、そのようなクラッカー
による不当な侵入を阻止するための障壁を設けるなど、
不当な改竄行為の未然防止策がとられている。しかしな
がら、クラッカーの中にはコンピュータに関する高度の
技術力を備えた者が少なからず存在し、彼らがサーバ運
営者側で設けた種々の障壁を乗り越えてサーバに侵入
し、データの不法な改竄を行った、という事例がしばし
ば報告されている。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、ウェブページが不当に改竄されるこ
とによる弊害を効果的に防止することが可能な公開コン
テンツ改竄対処方法、この方法を実現するための公開コ
ンテンツ提供システム、このシステムを構成する公開コ
ンテンツサーバ,ネットワーク接続装置,不正アクセス
防止装置および切換装置、並びにこれらの各構成装置に
用いられる公開コンテンツサーバ用プログラム,ネット
ワーク接続装置用プログラム,不正アクセス防止装置用
プログラムおよび切換装置用プログラムを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の公開コンテンツ
改竄対処方法は、コンテンツを蓄積すると共にインター
ネットを介してなされた要求に応じてコンテンツを公開
する機能を備えた公開コンテンツサーバを含む公開コン
テンツ提供システムに適用される方法であり、コンテン
ツが不当に改竄されたか否かを監視する監視ステップ
と、監視ステップにおいて不当なコンテンツ改竄が検知
されたときに、その改竄されたコンテンツの閲覧を停止
させるための制御を行う停止制御ステップとを含むよう
にしたものである。
【0007】本発明の公開コンテンツ改竄対処方法で
は、監視ステップにおいて、コンテンツが不当に改竄さ
れたか否かが監視され、この監視ステップにおいて不当
なコンテンツ改竄が検知されたときに、停止制御ステッ
プにおいて、その改竄されたコンテンツの閲覧を停止さ
せるための制御が行われる。
【0008】本発明の公開コンテンツ提供システムは、
コンテンツを蓄積すると共にインターネットを介してな
された要求に応じてコンテンツを公開する機能を備えた
公開コンテンツサーバを含むものであり、コンテンツが
不当に改竄されたか否かを監視する監視手段と、監視手
段によって不当なコンテンツ改竄が検知されたときに、
その改竄されたコンテンツの閲覧を停止させるための制
御を行う停止制御手段とを備えるようにしたものであ
る。
【0009】本発明の公開コンテンツ提供システムで
は、監視手段によりコンテンツが不当に改竄されたか否
かが監視され、この監視手段により不当なコンテンツ改
竄が検知されたときに、停止制御手段によりその改竄さ
れたコンテンツの閲覧を停止させるための制御が行われ
る。
【0010】本発明の公開コンテンツサーバは、コンテ
ンツを蓄積すると共にインターネットを介してなされた
要求に応じてコンテンツを公開する機能を備えたもので
あり、コンテンツが不当に改竄されたか否かを監視する
監視手段と、監視手段によって不当なコンテンツ改竄が
検知されたときに、その改竄されたコンテンツの閲覧を
停止させるための制御を行う停止制御手段とを備えるよ
うにしたものである。
【0011】本発明の公開コンテンツサーバでは、コン
テンツが蓄積されると共にインターネットを介してなさ
れた要求に応じてコンテンツが公開されつつ、監視手段
によりコンテンツが不当に改竄されたか否かが監視さ
れ、この監視手段により不当なコンテンツ改竄が検知さ
れたときに、停止制御手段によりその改竄されたコンテ
ンツの閲覧を停止させるための制御が行われる。
【0012】本発明のネットワーク接続装置は、コンテ
ンツを蓄積すると共にインターネットを介してなされた
要求に応じてコンテンツを公開する機能を備えた公開コ
ンテンツサーバをインターネットに接続させるものであ
り、コンテンツが不当に改竄されたか否かを監視する監
視手段と、監視手段によって不当なコンテンツ改竄が検
知されたときに、その改竄されたコンテンツの閲覧を停
止させるための制御を行う停止制御手段とを備えるよう
にしたものである。
【0013】本発明のネットワーク接続装置では、公開
コンテンツサーバをインターネットに接続させつつ、監
視手段によりコンテンツが不当に改竄されたか否かが監
視され、この監視手段により不当なコンテンツ改竄が検
知されたときに、停止制御手段によりその改竄されたコ
ンテンツの閲覧を停止させるための制御が行われる。
【0014】本発明の不正アクセス防止装置は、コンテ
ンツを蓄積すると共にインターネットを介してなされた
要求に応じてコンテンツを公開する機能を備えた公開コ
ンテンツサーバに第三者が不正にアクセスすることを防
止するものであり、コンテンツが不当に改竄されたか否
かを監視する監視手段と、監視手段によって不当なコン
テンツ改竄が検知されたときに、その改竄されたコンテ
ンツの閲覧を停止させるための制御を行う停止制御手段
とを備えるようにしたものである。
【0015】本発明の不正アクセス防止装置では、公開
コンテンツサーバに第三者が不正にアクセスすることが
防止されつつ、監視手段によりコンテンツが不当に改竄
されたか否かが監視され、この監視手段により不当なコ
ンテンツ改竄が検知されたときに、停止制御手段により
その改竄されたコンテンツの閲覧を停止させるための制
御が行われる。
【0016】本発明の切換装置は、コンテンツを蓄積す
ると共にインターネットを介してなされた要求に応じて
前記コンテンツを公開する機能を備えた公開コンテンツ
サーバおよび他の1または2以上のサーバのうちのいず
れか一つをインターネットに接続させるように切り換え
を行うものであり、コンテンツが不当に改竄されたか否
かを監視する監視手段と、監視手段によって不当なコン
テンツ改竄が検知されたときに、その改竄されたコンテ
ンツの閲覧を停止させるための制御を行う停止制御手段
とを備えるようにしたものである。
【0017】本発明の切換装置では、公開コンテンツサ
ーバおよび他の1または2以上のサーバのいずれか一つ
をインターネットに接続させるように切り換えが行われ
つつ、監視手段によりコンテンツが不当に改竄されたか
否かが監視され、この監視手段により不当なコンテンツ
改竄が検知されたときに、停止制御手段によりその改竄
されたコンテンツの閲覧を停止させるための制御が行わ
れる。
【0018】本発明の公開コンテンツサーバ用プログラ
ムは、コンテンツを蓄積すると共にインターネットを介
してなされた要求に応じてコンテンツを公開する機能を
備えた公開コンテンツサーバに用いられるものであり、
コンテンツが不当に改竄されたか否かを監視する監視ス
テップと、監視ステップにおいて不当なコンテンツ改竄
が検知されたときに、その改竄されたコンテンツの閲覧
を停止させるための制御を行う停止制御ステップとを含
み、コンピュータにより実行可能なようにしたものであ
る。
【0019】本発明の公開コンテンツサーバ用プログラ
ムでは、コンテンツが蓄積されると共にインターネット
を介してなされた要求に応じてコンテンツが公開されつ
つ、監視ステップにおいてコンテンツが不当に改竄され
たか否かが監視され、この監視ステップにおいて不当な
コンテンツ改竄が検知されたときに、停止制御ステップ
においてその改竄されたコンテンツの閲覧を停止させる
ための制御が行われる。
【0020】本発明のネットワーク接続装置用プログラ
ムは、コンテンツを蓄積すると共にインターネットを介
してなされた要求に応じてコンテンツを公開する機能を
備えた公開コンテンツサーバをインターネットに接続さ
せるネットワーク接続装置に用いられるものであり、コ
ンテンツが不当に改竄されたか否かを監視する監視ステ
ップと、監視ステップにおいて不当なコンテンツ改竄が
検知されたときに、その改竄されたコンテンツの閲覧を
停止させるための制御を行う停止制御ステップとを含
み、コンピュータにより実行可能なようにしたものであ
る。
【0021】本発明のネットワーク接続装置用プログラ
ムでは、公開コンテンツサーバがインターネットに接続
されつつ、監視ステップにおいてコンテンツが不当に改
竄されたか否かが監視され、この監視ステップにおいて
不当なコンテンツ改竄が検知されたときに、停止制御ス
テップにおいてその改竄されたコンテンツの閲覧を停止
させるための制御が行われる。
【0022】本発明の不正アクセス防止装置用プログラ
ムは、コンテンツを蓄積すると共にインターネットを介
してなされた要求に応じてコンテンツを公開する機能を
備えた公開コンテンツサーバに第三者が不正にアクセス
することを防止する不正アクセス防止装置に用いられる
ものであり、コンテンツが不当に改竄されたか否かを監
視する監視ステップと、監視ステップにおいて不当なコ
ンテンツ改竄が検知されたときに、その改竄されたコン
テンツの閲覧を停止させるための制御を行う停止制御ス
テップとを含み、コンピュータにより実行可能なように
したものである。
【0023】本発明の不正アクセス防止装置用プログラ
ムでは、公開コンテンツサーバに第三者が不正にアクセ
スすることが防止されつつ、監視ステップにおいてコン
テンツが不当に改竄されたか否かが監視され、この監視
ステップにおいて不当なコンテンツ改竄が検知されたと
きに、停止制御ステップにおいてその改竄されたコンテ
ンツの閲覧を停止させるための制御が行われる。
【0024】本発明の切換装置用プログラムは、コンテ
ンツを蓄積すると共にインターネットを介してなされた
要求に応じてコンテンツを公開する機能を備えた公開コ
ンテンツサーバおよび他の1または2以上のサーバのう
ちのいずれか一つをインターネットに接続させるように
切り換えを行う切換装置に用いられるものであり、コン
テンツが不当に改竄されたか否かを監視する監視ステッ
プと、監視ステップにおいて不当なコンテンツ改竄が検
知されたときに、その改竄されたコンテンツの閲覧を停
止させるための制御を行う停止制御ステップとを含み、
コンピュータにより実行可能なようにしたものである。
【0025】本発明の切換装置用プログラムでは、公開
コンテンツサーバおよび他の1または2以上のサーバの
いずれか一つをインターネットに接続させるように切り
換えが行われつつ、監視ステップにおいてコンテンツが
不当に改竄されたか否かが監視され、この監視ステップ
において不当なコンテンツ改竄が検知されたときに、停
止制御ステップにおいてその改竄されたコンテンツの閲
覧を停止させるための制御が行われる。
【0026】本発明の公開コンテンツ改竄対処方法で
は、公開コンテンツサーバにより監視ステップおよび停
止制御ステップを行うようにしてもよい。
【0027】また、本発明の公開コンテンツ改竄対処方
法では、公開コンテンツ提供システムが、さらに、公開
コンテンツサーバをインターネットに接続させるネット
ワーク接続装置を含むようにし、このネットワーク接続
装置により監視ステップおよび停止制御ステップを行う
ようにしてもよい。
【0028】また、本発明の公開コンテンツ改竄対処方
法では、公開コンテンツ提供システムが、さらに、公開
コンテンツサーバに第三者が不正にアクセスすることを
防止する不正アクセス防止装置を含むようにし、この不
正アクセス防止装置により監視ステップおよび停止制御
ステップを行うようにしてもよい。
【0029】また、本発明の公開コンテンツ改竄対処方
法では、公開コンテンツ提供システムが、さらに、公開
コンテンツサーバおよび他の1または2以上のサーバの
いずれか一つをインターネットに接続させるように切り
換えを行う切換装置とを含むようにし、この切換装置に
より監視ステップおよび停止制御ステップを行うように
してもよい。
【0030】また、本発明の公開コンテンツ改竄対処方
法では、監視ステップにおいて、コンテンツを構成する
ファイルの更新日時の変化、サイズの変化または数の変
化の少なくとも一つを監視することにより、不当なコン
テンツ改竄を検知するようにしてもよい。特に、コンテ
ンツが複数のページよりなる場合には、コンテンツを構
成するファイルの数の変化をページごとに監視するよう
にするのが好ましい。
【0031】また、本発明の公開コンテンツ改竄対処方
法では、停止制御ステップにおいて、公開コンテンツサ
ーバをインターネットから切り離すことにより、改竄さ
れたコンテンツの閲覧を停止させるようにしてもよい。
【0032】また、本発明の公開コンテンツ改竄対処方
法では、停止制御ステップにおいて、改竄されたコンテ
ンツから予め用意した予備用コンテンツに切り換えて閲
覧に供することにより、その改竄されたコンテンツの閲
覧を停止させるようにしてもよい。この場合には、公開
コンテンツサーバにおいて、コンテンツおよび予備用コ
ンテンツの双方を一つの記憶装置に格納するようにして
もよいし、コンテンツと予備用コンテンツとを物理的に
異なる記憶装置にそれぞれ格納するようにしてもよい。
【0033】また、本発明の公開コンテンツ改竄対処方
法では、コンテンツが複数のページよりなる場合には、
改竄されたコンテンツのうちの改竄されたページのみを
予備用コンテンツの側に切り換えるようにするのが好ま
しい。
【0034】また、本発明の公開コンテンツ提供システ
ムでは、公開コンテンツサーバが監視手段および停止制
御手段が含むようにしてもよい。
【0035】また、本発明の公開コンテンツ提供システ
ムでは、公開コンテンツサーバに加えて、さらに、公開
コンテンツサーバをインターネットに接続させるネット
ワーク接続装置を含み、このネットワーク接続装置が監
視手段および停止制御手段を含むようにしてもよい。
【0036】また、本発明の公開コンテンツ提供システ
ムでは、公開コンテンツサーバに加えて、さらに、第三
者が公開コンテンツサーバに不正にアクセスすることを
防止する不正アクセス防止装置を含み、この不正アクセ
ス防止装置が監視手段および停止制御手段を含むように
してもよい。
【0037】また、本発明の公開コンテンツ提供システ
ムでは、公開コンテンツサーバに加えて、さらに、前記
公開コンテンツサーバおよび他の1または2以上のサー
バのうちのいずれか一つをインターネットに接続させる
ように切り換えを行う切換装置を含み、この切換装置が
監視手段および停止制御手段を含むようにしてもよい。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0039】[第1の実施の形態] <公開コンテンツ提供システムの構成>まず、図1およ
び図2を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る公
開コンテンツ提供システムの構成について説明する。図
1は公開コンテンツ提供システム1の概略構成を表すも
のであり、図2は公開コンテンツ提供システム1におい
て管理されるコンテンツファイルF1(A)およびファ
イル管理データD(B)の一例を説明するものである。
なお、本発明の「公開コンテンツサーバ」および「公開
コンテンツサーバ用プログラム」は公開コンテンツ提供
システム1の構成要素のうちの一つであり、また本発明
の「公開コンテンツ改竄対処方法」は公開コンテンツ提
供システム1の機能・動作等により具現化されるので、
以下、併せて説明する。
【0040】本実施の形態に係る公開コンテンツ提供シ
ステム1は、主に、インターネット40を通じて利用者
にコンテンツ(ウェブページ)を公開すると共に、コン
テンツの改竄行為に適切に対処するものである。図1に
示したように、この公開コンテンツ提供システム1は、
インターネット40を通じて利用者にコンテンツ(例え
ばホームページ)を公開するウェブサーバ10と、この
ウェブサーバ10をインターネット40に接続させるル
ータ20と、このルータ20への電力供給を制御する電
源制御装置30とを含んで構成されている。利用者は、
例えば通信機能を備えた汎用のパーソナルコンピュータ
50(以下、単に「パソコン」という)を利用し、イン
ターネット40を通じて公開コンテンツ提供システム1
にアクセスすることにより、コンテンツを入手可能にな
っている。コンテンツは、パソコン50に接続されたモ
ニタ51を通じて利用者に閲覧される。ここで、ウェブ
サーバ10が本発明における「公開コンテンツサーバ」
の一具体例に対応する。
【0041】《ウェブサーバの構成》ウェブサーバ10
は、主に、コンテンツを蓄積して管理するデータベース
サーバであり、サーバ全体を制御するサーバコントロー
ラ11と、コンテンツを構成するコンテンツファイルF
1を格納するための記憶装置12と、サーバコントロー
ラ11とルータ20との間を接続させるための通信イン
ターフェース(I/F)13とを含んで構成されてい
る。
【0042】記憶装置12は、例えばハードディスク装
置などの記憶デバイスにより構成されている。記憶装置
12に格納されたコンテンツファイルF1は、コンテン
ツを構成する複数のデータファイルDF(例えばab
c.html等)により構成されており、これらのデー
タファイルDFは、例えばホームページの各ページ(例
えばP1〜P4ページ)ごとに分類されてい。各データ
ファイルDFは、例えばファイル名,データ,サイズ,
更新日時,種類(ファイル形式)などの情報から構成さ
れている。また、各ページごとに、そこに含まれるファ
イル数を示す情報が付加されている。
【0043】サーバコントローラ11は、例えばCPU
(Central Processing Unit )などを含んで構成されて
おり、自らが動作するためのプログラムR1と、コンテ
ンツファイルF1の照合に用いるためのファール管理デ
ータDとを保有している。このファイル管理データD
は、コンテンツファイルF1が不当に改竄されていない
かどうかを判断するための照合用の台帳ファイルであ
り、コンテンツファイルF1に含まれているデータファ
イルDFのファイル名,サイズ,更新日時,ファイル数
および総ファイル数(例えば38)を含んでいる。ファ
イル管理データDの更新は、例えば、ウェブサーバ10
を管理するサーバ管理者によりコンテンツファイルF1
が正規に更新される度に行われる。ここで、プログラム
R1が本発明における「公開コンテンツサーバ用プログ
ラム」の一具体例に対応する。
【0044】サーバコントローラ11は、コンテンツを
入手するために利用者からパソコン50を通じてアクセ
スされると、そのコンテンツに対応するコンテンツファ
イルF1を記憶装置12から読み出し、コンテンツを利
用者に公開するようになっている。
【0045】また、サーバコントローラ11は、コンテ
ンツファイルF1の内容をファイル管理データDの内容
と定期的に照合することにより、コンテンツファイルF
1が不当に改竄されていないかどうかを監視する機能を
有している。具体的には、サーバコントローラ11は、
例えば、ファイル管理データDに含まれている各データ
ファイルDFの更新日時と、コンテンツファイルF1に
含まれている各データファイルDFの更新日時とを照合
し、更新日時の一致しないデータファイルDF(例えば
mnp.gif)を検知すると、コンテンツファイルF
1が改竄されたものと判断する。また、サーバコントロ
ーラ11は、改竄行為を検知したときに、電源制御装置
30に対して停止信号N1を出力し、電源制御装置30
からルータ20への電力の供給を中断させることによ
り、ウェブサーバ10をインターネット40から切り離
し、改竄されたコンテンツの閲覧を停止させる制御を行
うという機能をも有している。なお、サーバコントロー
ラ11は、例えば、サーバ管理者等によりコンテンツの
内容が更新される場合には、上記した監視機能や停止制
御機能を中断するようになっている。ここで、サーバコ
ントローラ11が本発明における「監視手段」および
「停止制御手段」の一具体例に対応する。
【0046】《ルータの構成》ルータ20は、ウェブサ
ーバ10に向けて送られてきたデータパケットに対して
所定の処理を行うためのパケット処理部21を備えてい
る。このパケット処理部21は、主に、送られてきたデ
ータパケットへのヘッダ部分から、アクセス先を表すU
RL(Uniform Resource Locaters )アドレスを抽出
し、そのURLアドレスがウェブサーバ10に対するも
のである場合にはそのデータパケットを通過させ、一
方、そうでない場合にはそのデータパケットを破棄(ま
たは無視)するようになっている。
【0047】《電源制御装置の構成》電源制御装置30
は、ルータ20へ電力供給を制御するものであり、装置
全体を制御する電源コントローラ31と、ルータ20へ
の電力供給状態を切り換えるためのスイッチ部32と、
電源制御装置30を商用電源コンセントに接続させるた
めのプラグ33とを含んで構成されている。通常はスイ
ッチ部32が接続されており、プラグ33を通じて商用
電源コンセントから供給された電力が、電源制御装置3
0を介してルータ20へ供給されるようになっている。
【0048】電源コントローラ31は、ウェブサーバ1
0から停止信号N1が出力されると、この停止信号N1
に応じてスイッチ部32を切断し、ルータ20への電力
供給を中断する機能を有している。なお、電源コントロ
ーラ31には、スイッチ部32の状態(接続または切
断)にかかわりなく、プラグ33を介して電力が供給さ
れるようになっている。
【0049】<公開コンテンツ提供システムの動作>次
に、図1〜図3を参照して、公開コンテンツ提供システ
ム1の動作について説明する。図3は、公開コンテンツ
提供システム1の動作を説明するための流れ図である。
【0050】この公開コンテンツ提供システム1では、
ウェブサーバ10に対応するURLアドレスが含まれた
データパケットが、ルータ20を通じてウェブサーバ1
0に入力されると、サーバコントローラ11は、記憶装
置12からコンテンツファイルF1を読み出し、利用者
にコンテンツを公開する。
【0051】また、サーバコントローラ11は、電源制
御装置30からルータ20へ電力が供給され、ウェブサ
ーバ10からインターネット40を通じて利用者にコン
テンツを公開可能な状態において、コンテンツの更新時
に入力されることとなる更新信号の有無を定期的に確認
し、更新信号の入力を検知したとき、サーバ管理者によ
る正規のコンテンツ更新処理中であるかどうかを確認す
る(ステップS101)。正規の更新処理中である場合
(ステップS101Y)には、引き続きコンテンツの更
新処理確認動作(ステップS101)を行う。一方、正
規の更新処理中でない場合(ステップS101N)に
は、ファイル管理データDに含まれている各データファ
イルDFの更新日時と、コンテンツファイルF1に含ま
れている各データファイルDFの更新日時とを照合する
(ステップS102)。ここで、各データファイルDF
の更新日時が一致した場合(ステップS103Y)に
は、コンテンツファイルF1が改竄されていないものと
判断し、コンテンツの更新処理確認動作(ステップS1
01)に回帰する。一方、更新日時が一致しないデータ
ファイルDF(例えばmnp.gif)を検知した場合
(ステップS103N)には、コンテンツファイルF1
が改竄されたものと判断する(ステップS104)。コ
ンテンツファイルF1の改竄行為を検知したときには、
電源制御装置30の電源コントローラ31に停止信号N
1を出力する。この停止信号N1を受けた電源コントロ
ーラ31は、スイッチ部32を切断させることにより、
ルータ20への電力の供給を中断させる。これにより、
ウェブサーバ10がインターネット40から切り離さ
れ、改竄されたコンテンツの閲覧が停止される(ステッ
プS105)。
【0052】<第1の実施の形態の作用および効果>以
上説明したように、本実施の形態の公開コンテンツ提供
システム1では、ウェブサーバ10(サーバコントロー
ラ11)が、ファイル管理データDとコンテンツファイ
ルF1とを照合することによりコンテンツファイルF1
の改竄行為を監視し、改竄行為を検知したときに電源制
御装置30を利用してルータ20の稼動を停止させる制
御を行うようにしたので、ウェブサーバ10をインター
ネット40から切り離すことができる。これにより、改
竄されたコンテンツの閲覧を直ちに停止することができ
る。この結果、例えば第三者によりコンテンツについて
公序良俗に反する改竄がなされたとしても、改竄された
コンテンツが利用者の目に触れることが無くなる。これ
により、コンテンツ提供者の情報信用力および威信を担
保することができる。
【0053】また、本実施の形態では、既存のウェブサ
ーバ10およびルータ20に電源制御装置30を附設す
ることにより上記効果を得ることが可能なため、既存の
ルータ20を利用して、簡略かつ低コストで公開コンテ
ンツ提供システム1を構成することができる。
【0054】<第1の実施の形態の変形例> 《変形例1》本実施の形態では、改竄行為を検知する
際、コンテンツファイルF1に含まれているデータファ
イルDFの更新日時を照合するようにしたが、必ずしも
これに限られるものではなく、例えば、更新日時に代え
て、データファイルDFのファイル名,サイズ,ファイ
ル数,種類などを照合するようにしてもよいし、これら
のうちの任意の2つ以上の項目の組み合わせについて照
合するようにしてもよい。ファイル数を照合する際に
は、総ファイル数を照合してもよいし、コンテンツファ
イルF1をより詳細に調べるために、ページごとのファ
イル数を照合するようにしてもよい。後者の場合には、
改竄行為の検知に関する信頼性が高められる。このよう
な場合においても、上記実施の形態の場合と同様の効果
を得ることができる。ただし、改竄行為の検知に関する
信頼性を確保するためには、少なくとも更新日時を照合
するようにするのが好ましい。なぜなら、データファイ
ルDFのサイズやファイル数について照合するようにし
た場合には、改竄行為の前後においてデータファイルD
Fのサイズやファイル数が偶然一致してしまい、改竄行
為が見逃される可能性があるのに対し、更新日時の場合
は改竄行為を見逃すことがないからである。
【0055】《変形例2》本実施の形態では、ルータ2
0への電力供給を制御する電源制御装置30を含んで公
開コンテンツ提供システム1を構成するようにしたが、
必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、図4に
示したように、電源制御装置30と同様の機能を内蔵し
たルータ60を含むように公開コンテンツ提供システム
101を構成してもよい。この場合には、パケット処理
部61と、電源コントローラ62と、スイッチ部63
と、プラグ64とを含んでルータ60を構成する。これ
らのパケット処理部61,電源コントローラ62,スイ
ッチ部63,プラグ64は、例えば上記実施の形態にお
けるパケット処理部21,電源コントローラ31,スイ
ッチ部32,プラグ33とそれぞれ同様の機能を有する
ものである。
【0056】この公開コンテンツ提供システム101で
は、サーバコントローラ11によりコンテンツの改竄行
為が検知されると、サーバコントローラ11から電源コ
ントローラ62に対して出力された停止信号N2に応じ
てパケット処理部61への電力供給が中断され、ウェブ
サーバ10がインターネット40から切り離される。こ
のため、上記実施の形態の場合と同様に、改竄されたコ
ンテンツの閲覧を直ちに停止させることができる。ま
た、特に、上記実施の形態の場合(図1参照)と異な
り、ルータ20と電源制御装置30とを接続させるため
の接続線等が不要になるため、公開コンテンツ提供シス
テム101の構成をより簡略化することができる。
【0057】《変形例3》本実施の形態では、コンテン
ツの改竄行為を検知したとき、ルータ20への電力供給
の中断というハードウェアによる強制的な処理を用いて
ウェブサーバ10をインターネット40から切り離すよ
うにしたが、必ずしもこれに限られるものではない。例
えば、図5に示したように、パケット処理部71および
ソフトウェアによる論理スイッチ72を含んだ一般的な
構成よりなるルータ70を含むように公開コンテンツ提
供システム201を構成してもよい。この公開コンテン
ツ提供システム201では、コンテンツの改竄行為が検
知されると、ルータ70本来の機能を利用して、サーバ
コントローラ11から出力された停止信号N3に応じて
パケット処理部71が論理スイッチ72を切断すること
(すなわち全てのデータパケットを通過させないように
すること)により、ウェブサーバ10がインターネット
40から切り離される。改竄されたコンテンツの閲覧停
止をソフトウェア(論理スイッチ72)のみにより実現
可能となるため、この場合においても、公開コンテンツ
提供システム201の構成をより簡略化することができ
る。
【0058】《変形例4》本実施の形態では、ウェブサ
ーバ10のサーバコントローラ11が監視機能および停
止制御機能を実行するようにしたが、必ずしもこれに限
られるものではなく、以下においていくつか例示するよ
うに、監視機能および停止制御機能の実行主体は自由に
変更可能である。
【0059】例えば、図6に示したように、パケット処
理部81と、論理スイッチ82と、例えばCPUよりな
る改竄監視部83とを備えたルータ80を含むように公
開コンテンツ提供システム301を構成し、この改竄監
視部83が監視機能および停止制御機能を実行するよう
にしてもよい。この改竄監視部83は、内蔵されたプロ
グラムR2に基づいて監視機能および停止制御機能を実
行し、コンテンツの改竄行為を検知すると、論理スイッ
チ82を切断することによりウェブサーバ10をインタ
ーネット40から切り離す。この場合には、サーバコン
トローラ11が監視機能および停止制御機能を実行して
いた上記実施の形態の場合と異なり、改竄監視部83が
監視機能および停止制御機能を実行することにより、サ
ーバコントローラ11の処理負担を軽減させることがで
きる。ここで、ルータ80が本発明における「ネットワ
ーク接続装置」の一具体例に対応し、プログラムR2が
本発明における「ネットワーク接続装置用プログラム」
の一具体例に対応する。
【0060】《変形例5》また、例えば、図7に示した
ように、ウェブサーバ10に第三者が不正にアクセスす
ることを防止する不正アクセス監視部91と、論理スイ
ッチ92と、改竄監視部93とを含んで構成されたコン
ピュータなどよりなるファイアーウォール90を含むよ
うに公開コンテンツ提供システム401を構成し、この
改竄監視部93が監視機能および停止制御機能を実行す
るようにしてもよい。不正アクセス防止部91は、例え
ば、ウェブサーバ10へのアクセス要求がされると、ア
クセス元のアドレスに基づいてそのアクセス要求が不正
なものでないかどうか(正当なアクセス権を有する者に
よるものか)を判断し、正当なアクセス要求のみを認可
する。改竄監視部93は、内蔵されたプログラムR3に
基づいて監視機能および停止制御機能を実行し、コンテ
ンツの改竄行為を検知すると、論理スイッチ92を切断
することによりウェブサーバ10をインターネット40
から切り離す。サーバコントローラ11の代わりに改竄
監視部93により監視機能および停止制御機能が実行さ
れるため、この場合においてもサーバコントローラ11
の処理負担を軽減させることができる。ここで、ファイ
アーウォール90が本発明における「不正アクセス防止
装置」の一具体例に対応し、プログラムR3が本発明に
おける「不正アクセス防止装置用プログラム」の一具体
例に対応する。
【0061】《変形例6》また、例えば、図8に示した
ように、利用者によりパソコン50を通じて送受信され
るメールを管理するメールサーバ100と、インターネ
ット40の接続先をウェブサーバ10またはメールサー
バ100に切り換えるスイッチャ110とを含むように
すると共に、このスイッチャ110が、インターネット
40との接続ラインを切り換えるための論理スイッチ1
11と、改竄監視部112とを含むように公開コンテン
ツ提供システム501を構成し、この改竄監視部112
により監視機能および停止制御機能が実行されるように
してもよい。スイッチャ110には、メールサーバ10
0の他、例えばアドレスに関する情報が蓄積されたDN
S(Domain Name System)サーバなどの他の1または2
以上の各種サーバが接続されるようにしてもよい。
【0062】論理スイッチ111は、例えば、通常状態
ではウェブサーバ10をパソコン50に接続可能にして
おき、利用者によりパソコン50を通じてメールサーバ
100にアクセスされると、メールサーバ100をパソ
コン50と接続可能にするように切り換えを行う。改竄
監視部112は、内蔵されたプログラムR4に基づいて
監視機能および停止制御機能を実行し、ウェブサーバ1
0とパソコン50とが接続された状態においてコンテン
ツの改竄行為を検知すると、論理スイッチ111により
ウェブサーバ10をインターネット40から切り離す。
なお、改竄行為の検知時にウェブサーバ10をインター
ネット40から切り離した際には、メールサーバ100
や他のサーバをインターネット40に接続させるように
してもよい。サーバコントローラ11の代わりに改竄監
視部112により監視機能および停止制御機能が実行さ
れるため、この場合においてもサーバコントローラ11
の処理負担を軽減させることができる。ここで、メール
サーバ100が本発明における「他の1または2以上の
サーバ」の一具体例に対応し、スイッチャ110が本発
明における「切換装置」の一具体例に対応し、プログラ
ムR4が本発明における「切換装置用プログラム」の一
具体例に対応する。
【0063】なお、図4〜図8に示した公開コンテンツ
提供システム101〜501の構成に係る一連の変形例
について、上記した各特徴部分以外の構成は、例えば上
記実施の形態の場合と同様である。ウェブサーバ10を
インターネット40から切り離す際には、変形例2では
上記実施の形態の場合と同様にハードウェア処理(スイ
ッチ部による物理的な接続切換)を利用し、変形例3〜
6ではソフトウェア処理(論理スイッチによる論理的な
接続切換)を利用している。
【0064】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態について説明する。
【0065】まず、図9を参照して、本発明の第2の実
施の形態に係る公開コンテンツ提供システムの構成につ
いて説明する。図9は公開コンテンツ提供システム2の
概略構成を表すものであり、上記実施の形態において説
明した図1に対応している。この公開コンテンツ提供シ
ステム2は、コンテンツの改竄行為を検知したときにウ
ェブサーバ10をインターネット40から切り離すよう
にした上記第1の実施の形態とは異なり、ウェブサーバ
10とインターネット40との接続ラインを確保したま
ま、改竄されたコンテンツに代えて予備用コンテンツを
利用者に閲覧させるようにしたものである。なお、本発
明の「公開コンテンツ改竄対処方法」は公開コンテンツ
提供システム2の機能・動作等により具現化されるの
で、以下、併せて説明する。
【0066】この公開コンテンツ提供システム2のウェ
ブサーバ10は、コンテンツファイルF1と共に予備用
コンテンツファイルF2を物理的に一つの記憶装置12
に格納している。この予備用コンテンツファイルF2
は、改竄行為の発生時に備えて準備され、例えば風景画
像などにより構成される。サーバコントローラ11によ
る記憶装置12の読出アドレスは、閲覧ポインタにより
指定されている。この閲覧ポイントは、通常時にはコン
テンツファイルF1を指定する一方、非常時(改竄発生
時)にはコンテンツファイルF1に代えて予備用コンテ
ンツファイルC2を指定するようになっている。公開コ
ンテンツ提供システム2における上記特徴部分以外の構
成は、例えば上記第1の実施の形態(図1参照)と同様
である。
【0067】この公開コンテンツ提供システム2におい
て、ウェブサーバ10のコントローラ11は、通常時、
閲覧ポインタにより指定されたコンテンツファイルF1
を記憶装置12から読み出し、コンテンツを利用者に公
開する。このとき、サーバコントローラ11は、上記第
1の実施の形態の場合と同様にコンテンツが不当に改竄
されていないかどうかを監視し、コンテンツの改竄行為
を検知すると、改竄されたコンテンツファイルF1に代
えて予備用コンテンツファイルF2を読み出し、予備用
コンテンツを利用者の閲覧に供する。
【0068】本実施の形態の公開コンテンツ提供システ
ム2では、コンテンツファイルF1と共に予備用コンテ
ンツファイルF2を記憶装置12に格納しておき、改竄
行為を検知したとき、コンテンツファイルF1から予備
用コンテンツファイルに切り換えるようにしたので、改
竄されたコンテンツの閲覧が中止され、その代わりに例
えば風景画像などの予備用コンテンツが利用者の閲覧に
供される。したがって、改竄発生時にコンテンツが全く
表示されなくなることがないため、利用者を不快にさせ
ることなくコンテンツの公開を行うことができる。
【0069】なお、本実施の形態では、コンテンツの改
竄行為を検知したときに、コンテンツの全てを予備用コ
ンテンツに切り換えるようにしたが、必ずしもこれに限
られるものではない。例えば、コンテンツファイルF1
のうちの改竄されたページのみを予備用コンテンツファ
イルF2の側に切り換えるようにしてもよい。この場合
には、改竄されたページ以外のページについては利用者
が閲覧可能となるため、改竄発生時に利用者に与える影
響を最小限にとどめることができる。
【0070】また、本実施の形態では、コンテンツファ
イルF1および予備用コンテンツF2の双方を物理的に
一つの記憶デバイス(記憶装置12)に格納するように
したが、必ずしもこれに限られるものではない。例え
ば、図10に示したように、記憶装置12の代わりに、
複数のハードディスクドライブ(HDD;Hard Disk Dr
ive )600A,600Bを含むRAID(Redundant
Array of Independant Disks)などよりなる記憶装置6
00をウェブサーバ10に搭載し、HDD200Aにコ
ンテンツファイルF1,HDD200Bに予備用コンテ
ンツファイルF2をそれぞれ格納するようにしてもよ
い。この場合には、物理的に異なるHDD200A,2
00BからコンテンツファイルF1,予備用コンテンツ
ファイルF2がそれぞれ読み出されることとなるため、
コンテンツファイルF1から予備用コンテンツファイル
F2への切換を確実に行うことができる。
【0071】また、本実施の形態では、予備用コンテン
ツファイルF2が風景画像よりなる場合について説明し
たが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、
「只今このコンテンツは閲覧できません」などのメッセ
ージ画像などよりなるようにしてもよいし、風景画像と
メッセージ画像との組み合わせよりなるなるようにして
もよい。
【0072】なお、本実施の形態の公開コンテンツ提供
システム2についての上記以外の構成,機能,動作およ
び効果等は、上記第1の実施の形態の場合と同様であ
る。
【0073】以上、いくつかの実施の形態を挙げて本発
明を説明してきたが、本発明は上記実施の形態において
説明したものに限定されるものではなく、種々の変形が
可能である。すなわち、公開コンテンツ提供システムを
構築する各構成要素の構成,動作,機能等は、必ずしも
上記実施の形態において説明したものに限られるもので
はなく、コンテンツの改竄行為を監視し、改竄行為を検
知したときにその改竄されたコンテンツの閲覧を停止さ
せる制御を行うことにより、コンテンツ提供者の情報信
用力および威信を担保することが可能な限り、自由に変
更可能である。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項12のいずれか1項に記載の公開コンテンツ改竄対
処方法、請求項13ないし請求項17のいずれか1項に
記載の公開コンテンツ提供システム、請求項18記載の
公開コンテンツサーバまたは請求項22記載の公開コン
テンツサーバ用プログラムによれば、コンテンツが不当
に改ざんされたか否かを監視し、不当なコンテンツの改
竄が検知されたときに、その改竄されたコンテンツの閲
覧を停止させる制御を行うようにしたので、改竄行為の
発生時に公開コンテンツサーバがインターネットから切
り離され、改竄されたコンテンツの閲覧が直ちに停止さ
れる。したがって、改竄されたコンテンツが利用者の目
に触れることが無くなるため、コンテンツ提供者の情報
信用力および威信を担保することができる。
【0075】特に、請求項3ないし請求項5のいずれか
1項に記載の公開コンテンツ改竄対処方法、請求項15
ないし請求項17のいずれか1項に記載の公開コンテン
ツ提供システム、請求項19記載のネットワーク接続装
置,請求項20記載の不正アクセス防止装置または請求
項21記載の切換装置、もしくは請求項23記載のネッ
トワーク接続装置用プログラム,請求項24記載の不正
アクセス防止装置用プログラムまたは請求項25記載の
切換装置用プログラムによれば、ネットワーク接続装
置,不正アクセス防止装置または切換装置のいずれかに
より監視ステップおよび停止制御ステップを行うように
したので、コンテンツの公開を行う公開コンテンツサー
バが監視ステップおよび停止制御ステップを行う場合よ
りも、公開コンテンツサーバの処理負担を軽減させるこ
とができる。
【0076】また、請求項6記載の公開コンテンツ改竄
対処方法によれば、コンテンツを構成するファイルの更
新日時の変化,サイズの変化または数の変化の少なくと
も一つを監視することにより、不当なコンテンツ改竄を
検知するようにしたので、例えば少なくともファイルの
更新日時の変化を監視することにより、改竄行為を見逃
す可能性が低くなり、改竄行為の検知に関する信頼性を
確保することができる。
【0077】また、請求項7記載の公開コンテンツ改竄
対処方法によれば、コンテンツを構成するファイルの数
の変化をページごとに監視するようにしたので、改竄行
為の検知に関する信頼性をより高めることができる。
【0078】また、請求項9記載の公開コンテンツ改竄
対処方法によれば、改竄されたコンテンツから予め用意
した予備用コンテンツに切り換えて閲覧に供することに
より、その改竄されたコンテンツの閲覧を停止させるよ
うにしたので、改竄発生時にコンテンツが全く表示され
なくなることがない。このため、利用者を不快にさせる
ことなく、改竄コンテンツの閲覧を中止することができ
る。
【0079】また、請求項11記載の公開コンテンツ改
竄対処方法によれば、コンテンツと予備用コンテンツと
を物理的に異なる記憶装置にそれぞれ格納するようにし
たので、コンテンツから予備用コンテンツへの切換を確
実に行うことができる。
【0080】また、請求項12記載の公開コンテンツ改
竄対処方法によれば、改竄されたコンテンツのうちの改
竄されたページのみを予備用コンテンツの側に切り換え
るようにしたので、改竄されたページ以外のページにつ
いては利用者が閲覧可能となり、改竄発生時に利用者に
与える影響を最小限にとどめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る公開コンテン
ツ提供システムの概略構成を表す図である。
【図2】コンテンツファイルおよびファイル管理データ
を説明するための図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る公開コンテン
ツ提供システムの動作を説明するための流れ図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る公開コンテン
ツ提供システムの構成に関する変形例を表す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る公開コンテン
ツ提供システムの構成に関する他の変形例を表す図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る公開コンテン
ツ提供システムの構成に関するさらに他の変形例を表す
図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る公開コンテン
ツ提供システムの構成に関するさらに他の変形例を表す
図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る公開コンテン
ツ提供システムの構成に関するさらに他の変形例を表す
図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る公開コンテン
ツ提供システムの概略構成を表す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る公開コンテ
ンツ提供システムの構成に関する変形例を表す図であ
る。
【符号の説明】 1,2,101,102,201,301,401,5
01…公開コンテンツ提供システム、10…ウェブサー
バ、11…サーバコントローラ、12,600…記憶装
置、13…通信I/F、20,60,70,80…ルー
タ、30…電源制御装置、31,62…電源コントロー
ラ、32,62…スイッチ部、33,64…プラグ、4
0…インターネット、50…パソコン、51…モニタ、
21,61,71,81…パケット処理部、72,8
2,92,111…論理スイッチ、83,93,112
…改竄監視部、90…ファイアウォール、91…不正ア
クセス監視部、100…メールサーバ、110…スイッ
チャ、600A,600B…HDD、D…ファイル管理
データ、DF…データファイル、F1…コンテンツファ
イル、F2…予備用コンテンツファイル、N1,N2,
N3…停止信号、R1,R2,R3,R4…プログラ
ム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 公開コンテンツ改竄対処方法、公開コンテンツ提供システム、公開コンテンツサーバ,ネットワ ーク接続装置,不正アクセス防止装置および切換装置、並びに公開コンテンツサーバ用プログラ ム,ネットワーク接続装置用プログラム,不正アクセス防止装置用プログラムおよび切換装置用 プログラム

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツを蓄積すると共にインターネ
    ットを介してなされた要求に応じて前記コンテンツを公
    開する機能を備えた公開コンテンツサーバを含む公開コ
    ンテンツ提供システム、に適用される方法であって、 前記コンテンツが不当に改竄されたか否かを監視する監
    視ステップと、 前記監視ステップにおいて不当なコンテンツ改竄が検知
    されたときに、その改竄されたコンテンツの閲覧を停止
    させるための制御を行う停止制御ステップとを含むこと
    を特徴とする公開コンテンツ改竄対処方法。
  2. 【請求項2】 前記公開コンテンツサーバにより、前記
    監視ステップおよび停止制御ステップを行うようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の公開コンテンツ改竄対
    処方法。
  3. 【請求項3】 前記公開コンテンツ提供システムが、さ
    らに、前記公開コンテンツサーバをインターネットに接
    続させるネットワーク接続装置を含むようにし、 このネットワーク接続装置により、前記監視ステップお
    よび停止制御ステップを行うようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の公開コンテンツ改竄対処方法。
  4. 【請求項4】 前記公開コンテンツ提供システムが、さ
    らに、前記公開コンテンツサーバに第三者が不正にアク
    セスすることを防止する不正アクセス防止装置を含むよ
    うにし、 この不正アクセス防止装置により、前記監視ステップお
    よび停止制御ステップを行うようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の公開コンテンツ改竄対処方法。
  5. 【請求項5】 前記公開コンテンツ提供システムが、さ
    らに、前記公開コンテンツサーバおよび他の1または2
    以上のサーバのうちのいずれか一つをインターネットに
    接続させるように切り換えを行う切換装置を含むように
    し、 この切換装置により、前記監視ステップおよび停止制御
    ステップを行うようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の公開コンテンツ改竄対処方法。
  6. 【請求項6】 前記監視ステップにおいて、 前記コンテンツを構成するファイルの、更新日時の変
    化、サイズの変化または数の変化の少なくとも一つを監
    視することにより、不当なコンテンツ改竄を検知するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のい
    ずれか1項に記載の公開コンテンツ改竄対処方法。
  7. 【請求項7】 前記コンテンツが複数のページよりなる
    場合において、 前記コンテンツを構成するファイルの数の変化を、前記
    ページごとに監視するようにしたことを特徴とする請求
    項6記載の公開コンテンツ改竄対処方法。
  8. 【請求項8】 前記停止制御ステップにおいて、 前記公開コンテンツサーバをインターネットから切り離
    すことにより、前記改竄されたコンテンツの閲覧を停止
    させるようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求
    項7のいずれか1項に記載の公開コンテンツ改竄対処方
    法。
  9. 【請求項9】 前記停止制御ステップにおいて、 前記改竄されたコンテンツから、予め用意した予備用コ
    ンテンツに切り換えて閲覧に供することにより、その改
    竄されたコンテンツの閲覧を停止させるようにしたこと
    を特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に
    記載の公開コンテンツ改竄対処方法。
  10. 【請求項10】 前記公開コンテンツサーバにおいて、 前記コンテンツおよび前記予備用コンテンツの双方を物
    理的に一つの記憶装置に格納するようにしたことを特徴
    とする請求項9記載の公開コンテンツ改竄対処方法。
  11. 【請求項11】 前記公開コンテンツサーバにおいて、 前記コンテンツと前記予備用コンテンツとを、物理的に
    異なる記憶装置にそれぞれ格納するようにしたことを特
    徴とする請求項9記載の公開コンテンツ改竄対処方法。
  12. 【請求項12】 前記コンテンツが複数のページよりな
    る場合において、 前記改竄されたコンテンツのうちの改竄されたページの
    みを前記予備用コンテンツの側に切り換えるようにした
    ことを特徴とする請求項9ないし請求項11のいずれか
    1項に記載の公開コンテンツ改竄対処方法。
  13. 【請求項13】 コンテンツを蓄積すると共にインター
    ネットを介してなされた要求に応じて前記コンテンツを
    公開する機能を備えた公開コンテンツサーバ、を含む公
    開コンテンツ提供システムであって、 前記コンテンツが不当に改竄されたか否かを監視する監
    視手段と、 前記監視手段によって不当なコンテンツ改竄が検知され
    たときに、その改竄されたコンテンツの閲覧を停止させ
    るための制御を行う停止制御手段とを備えたことを特徴
    とする公開コンテンツ提供システム。
  14. 【請求項14】 前記公開コンテンツサーバが、前記監
    視手段および停止制御手段を含むことを特徴とする請求
    項13記載の公開コンテンツ提供システム。
  15. 【請求項15】 前記公開コンテンツサーバに加えて、
    さらに、前記公開コンテンツサーバをインターネットに
    接続させるネットワーク接続装置を含み、 このネットワーク接続装置が、前記監視手段および停止
    制御手段を含むことを特徴とする請求項13記載の公開
    コンテンツ提供システム。
  16. 【請求項16】 前記公開コンテンツサーバに加えて、
    さらに、第三者が前記公開コンテンツサーバに不正にア
    クセスすることを防止する不正アクセス防止装置を含
    み、 この不正アクセス防止装置が、前記監視手段および停止
    制御手段を含むことを特徴とする請求項13記載の公開
    コンテンツ提供システム。
  17. 【請求項17】 前記公開コンテンツサーバに加えて、
    さらに、前記公開コンテンツサーバおよび他の1または
    2以上のサーバのうちのいずれか一つをインターネット
    に接続させるように選択的に切り換えを行う切換装置を
    含み、 この切換装置が、前記監視手段および停止制御手段を含
    むことを特徴とする請求項13記載の公開コンテンツ提
    供システム。
  18. 【請求項18】 コンテンツを蓄積すると共にインター
    ネットを介してなされた要求に応じて前記コンテンツを
    公開する機能を備えた公開コンテンツサーバであって、 前記コンテンツが不当に改竄されたか否かを監視する監
    視手段と、 前記監視手段によって不当なコンテンツ改竄が検知され
    たときに、その改竄されたコンテンツの閲覧を停止させ
    るための制御を行う停止制御手段とを備えたことを特徴
    とする公開コンテンツサーバ。
  19. 【請求項19】 コンテンツを蓄積すると共にインター
    ネットを介してなされた要求に応じて前記コンテンツを
    公開する機能を備えた公開コンテンツサーバを、インタ
    ーネットに接続させるネットワーク接続装置であって、 前記コンテンツが不当に改竄されたか否かを監視する監
    視手段と、 前記監視手段によって不当なコンテンツ改竄が検知され
    たときに、その改竄されたコンテンツの閲覧を停止させ
    るための制御を行う停止制御手段とを備えたことを特徴
    とするネットワーク接続装置。
  20. 【請求項20】 コンテンツを蓄積すると共にインター
    ネットを介してなされた要求に応じて前記コンテンツを
    公開する機能を備えた公開コンテンツサーバに、第三者
    が不正にアクセスすることを防止する不正アクセス防止
    装置であって、 前記コンテンツが不当に改竄されたか否かを監視する監
    視手段と、 前記監視手段によって不当なコンテンツ改竄が検知され
    たときに、その改竄されたコンテンツの閲覧を停止させ
    るための制御を行う停止制御手段とを備えたことを特徴
    とする不正アクセス防止装置。
  21. 【請求項21】 コンテンツを蓄積すると共にインター
    ネットを介してなされた要求に応じて前記コンテンツを
    公開する機能を備えた公開コンテンツサーバおよび他の
    1または2以上のサーバのうちのいずれか一つをインタ
    ーネットに接続させるように選択的に切り換えを行う切
    換装置であって、 前記コンテンツが不当に改竄されたか否かを監視する監
    視手段と、 前記監視手段によって不当なコンテンツ改竄が検知され
    たときに、その改竄されたコンテンツの閲覧を停止させ
    るための制御を行う停止制御手段とを備えたことを特徴
    とする切換装置。
  22. 【請求項22】 コンテンツを蓄積すると共にインター
    ネットを介してなされた要求に応じて前記コンテンツを
    公開する機能を備えた公開コンテンツサーバに用いられ
    るプログラムであって、 前記コンテンツが不当に改竄されたか否かを監視する監
    視ステップと、 前記監視ステップにおいて不当なコンテンツ改竄が検知
    されたときに、その改竄されたコンテンツの閲覧を停止
    させるための制御を行う停止制御ステップとを含み、コ
    ンピュータにより実行可能なことを特徴とする公開コン
    テンツサーバ用プログラム。
  23. 【請求項23】 コンテンツを蓄積すると共にインター
    ネットを介してなされた要求に応じて前記コンテンツを
    公開する機能を備えた公開コンテンツサーバを、インタ
    ーネットに接続させるネットワーク接続装置に用いられ
    るプログラムであって、 前記コンテンツが不当に改竄されたか否かを監視する監
    視ステップと、 前記監視ステップにおいて不当なコンテンツ改竄が検知
    されたときに、その改竄されたコンテンツの閲覧を停止
    させるための制御を行う停止制御ステップとを含み、コ
    ンピュータにより実行可能なことを特徴とするネットワ
    ーク接続装置用プログラム。
  24. 【請求項24】 コンテンツを蓄積すると共にインター
    ネットを介してなされた要求に応じて前記コンテンツを
    公開する機能を備えた公開コンテンツサーバに、第三者
    が不正にアクセスすることを防止する不正アクセス防止
    装置に用いられるプログラムであって、 前記コンテンツが不当に改竄されたか否かを監視する監
    視ステップと、 前記監視ステップにおいて不当なコンテンツ改竄が検知
    されたときに、その改竄されたコンテンツの閲覧を停止
    させるための制御を行う停止制御ステップとを含み、コ
    ンピュータにより実行可能なことを特徴とする不正アク
    セス防止装置用プログラム。
  25. 【請求項25】 コンテンツを蓄積すると共にインター
    ネットを介してなされた要求に応じて前記コンテンツを
    公開する機能を備えた公開コンテンツサーバおよび他の
    1または2以上のサーバのうちのいずれかをインターネ
    ットに接続させるように選択的に切り換えを行う切換装
    置に用いられるプログラムであって、前記コンテンツが
    不当に改竄されたか否かを監視する監視ステップと、 前記監視ステップにおいて不当なコンテンツ改竄が検知
    されたときに、その改竄されたコンテンツの閲覧を停止
    させるための制御を行う停止制御ステップとを含み、コ
    ンピュータにより実行可能なことを特徴とする切換装置
    用プログラム。
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