JP2003048499A - 自動車用グリル - Google Patents
自動車用グリルInfo
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- JP2003048499A JP2003048499A JP2001235163A JP2001235163A JP2003048499A JP 2003048499 A JP2003048499 A JP 2003048499A JP 2001235163 A JP2001235163 A JP 2001235163A JP 2001235163 A JP2001235163 A JP 2001235163A JP 2003048499 A JP2003048499 A JP 2003048499A
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Abstract
提供すること。 【解決手段】自動車用グリル(1)において、車体に取付
ける共通の基枠(5)と、同基枠(5)に選択的に着脱可能と
した複数のパーツ(6)とからなる組立式に構成した。上
記パーツ(6)としては、基枠(5)の後側部に着脱自在とし
たメッシュ体(7)、基枠(5)若しくは同基枠(5)に取付け
たメッシュ体(7)に着脱自在としたグリルインナー(8)を
備えることとした。
Description
設けられたグリルに関するものである。
ルには、通常、メッシュタイプのものとフィンタイプの
ものがあるが、いずれにしても、完全に自動車の一部と
して取付いた状態で製造・販売されている。
キスパンドメタルを取付けただけの比較的シンプルなデ
ザインであり、装飾的なパーツとしてはエンブレムを装
着する程度であった。
をグリル枠と一体成形しており、放電加工を行ってい
る。
来のグリル構造では、様々なバリエーションを設定しよ
うとしても、放電加工などを行う必要があることからコ
スト的にきわめて難しいものとなっていた。
合、グリルに関しては自分の好みのものを選択すること
はできず、ユーザは好みとは無関係に、自動車に設定さ
れているグリルをそのまま受け入れるしかなかった。
し、かつ他者との差別化志向が強くなってきており、あ
らゆる面においてカスタマイズできるものが好まれるよ
うになってきた。
にあるものと推測されるが、前述したように、コスト的
な面から今もって多様なグリルが設定されることはな
く、また、特に量産車種においてはユーザの好みに合わ
せてグリルをカスタムメイドできるシステムもない。
る組立式の自動車用グリルを提供することを目的として
いる。
するために、請求項1記載の本発明では、自動車用グリ
ルにおいて、車体に取付ける共通の基枠と、同基枠に選
択的に着脱可能とした複数のパーツとからなる組立式と
した。
ーツとして、基枠の後側部に着脱自在としたメッシュ体
を備えることに特徴を有する。
ーツとして、基枠若しくは同基枠に取付けたメッシュ体
に着脱自在としたグリルインナーを備えることに特徴を
有する。
ーツとして、メッシュ体あるいはグリルインナーに装着
可能なエンブレムを備えることにも特徴を有する。
リルインナーは、互いに選択的に組合わせ自在とした複
数の縦フィンと横フィンとからなり、両フィンには、フ
ィン同士を組合わせる係合手段が設けられていることに
特徴を有する。
請求項1〜5のいずれか1項に記載の基枠及びパーツを
1セットとして、組立・装着可能な状態で自動車本体に
付属したことに特徴を有する。
車体に取付ける共通の基枠と、同基枠に選択的に着脱可
能とした複数のパーツとからなる組立式としたものであ
る。
ツを自在に取付けることで、意匠的に多様なバリエーシ
ョンを有するグリルを構成できるようにしたもので、ユ
ーザは、例えば新車購入時に、多数(複数)のパーツの
中から自分好みの組合わせを指定してオリジナルのグリ
ルを装着することができるし、あるいは、メーカ側が基
枠と複数のパーツとを1セットとして、組立・装着可能
な状態で自動車本体に付属させておき、ユーザは購入時
に所定の組合わせを指定してディーラでオリジナルグリ
ルを装着することができるととともに、購入後に、他の
パーツを使用して、意匠的に異なるデザインのグリルを
自分で組立てて装着することも可能である。したがっ
て、ユーザの自動車選択自由度がデザイン面で大きく向
上する。
自在としたメッシュ体や、かかる基枠若しくは同基枠に
取付けたメッシュ体に着脱自在としたグリルインナー、
さらには前記メッシュ体あるいはグリルインナーに装着
可能なエンブレムを備えておくことができる。これら
は、グリルとして従来よりポピュラーなものであり、多
くのユーザの支持を得るものであり、なおかつ本実施形
態によればこれらのデザインが好みに応じて自由に変形
可能なので、ユーザの満足度をより高めることができ
る。
的に組合わせ自在とした複数の縦フィンと横フィンとか
らなり、両フィンには、フィン同士を組合わせる係合手
段が設けられている構成とすることが好ましい。
合わせていくことで、様々な印象を与える意匠的に異な
るグリルを誰でもが容易に組み立てることが可能とな
る。
観印象に大きな影響を与えるグリルの形状を、ユーザの
好みに応じて自由にデザインできるとともに、いつでも
ユーザサイドにおいて容易にデザイン変更が可能とな
る。
ら具体的に説明する。 (第1実施例)図1は第1実施例に係る自動車用グリル
(以下「グリル」とする)1を装着した乗用車Aの説明
図、図2は同グリル1の実施例説明図、図3は図2に示
したグリル1の分解斜視図、図4及び図5はグリル1の
取付構造を示す断面視による説明図、図6はメッシュ体
の変形例を示す説明図、図7は図6に示したメッシュ体
を装着したグリルの説明図である。
の車体前側部の左右両端側に設けられたヘッドランプ2,
2の間をなす車体中央に設けられており、同グリル1の
下側にはバンパ3が取付けられている。
るグリル1は、車体に予め形成されたグリル取付部4に
着脱可能に取付けた共通の基枠5と、同基枠5に選択的
に着脱可能とした複数のパーツ6とからなる組立式に構
成されている。
ネットA1の前端部を、下方に緩やかに曲げながら前記ヘ
ッドランプ2,2の間を塞ぐように伸延形成しており、こ
の伸延形成部にグリル1に対応する形状に孔部40を穿設
し、同孔部40の周縁部に適宜ボルト等挿通孔41を設けて
前記グリル取付部4としている(図3参照)。
枠5の後側部に着脱自在としたメッシュ体7や、かかる
基枠5若しくは同基枠5に取付けた前記メッシュ体7に
着脱自在としたグリルインナー8、さらには前記メッシ
ュ体7あるいは同グリルインナー8に装着可能なエンブ
レム9などがある。
は、基枠5に、エキスパンドメタルからなるメッシュ体
7と、エンブレム9とを組合わせたもので、図3及び図
4に示すように、グリル取付部4のボルト等挿通孔41
に、基枠5に予め突設した取付ボルト51及びクリップ52
を挿通して、取付ボルト51に対してはナット53で固定し
ている。本実施例に係る基枠5には、上側縁部の長手方
向に所定間隔をあけて取付ボルト51を3本設け、下側縁
部の略中央部にクリップ52を設けている。なお、クリッ
プ52を廃止して全てボルト・ナットによる締結でも構わ
ない。
体7を装着するが、本実施例では、図5に示すように、
基枠5に対してビス71により固定している。本実施例で
はメッシュ体7を10箇所ビス止めするようにしている
が、その数は適宜決定して構わない。
方側からエンブレム9を装着する。本実施例では、図5
に示すように、エンブレム9の裏面にクリップ止めでき
る突起体91を予め突設しておき、同突起91をメッシュ体
7に挿通して裏側からワニ口クリップ92により係止して
いる。
記したメッシュ体7と、グリルインナー8と、さらに上
記エンブレム9とを組合わせたものである。なお、メッ
シュ体7は前述同様に基枠5に取付けられている。
にエンブレム取付部80を設けた細長矩形形状の枠体に形
成した枠型としており、前述したエンブレム9の取付構
造と同様に、グリルインナー8の裏面に予め設けられた
突起81をメッシュ体7に挿通し、裏側からワニ口クリッ
プ92により係止している(図3及び図5参照)。
を別体とせずに、エンブレム9をグリルインナー8に予
め装着して両者を一体的に組合わせた構造のものとして
も構わない。
定可能であり、いかなる形状としてもよいが、例えば、
図2(c)に示すように、枠型ではなく、フィン体8'を
上下に併設した形状のものなどが考えられる。図2
(c)において、8aはグリルインナー8に適宜設けられ
た装飾体である。
代えて、図6及び図7に示すような櫛状に細い縦線が形
成されたものを採用してもよい。あるいは網目をハニカ
ム形状にするなど、メッシュ体7にしても適宜デザイン
することができる。なお、これらの基枠5への取付構造
は前述同様にすればよい。
ー8及びエンブレム9のメッシュ体7への装着は、ワニ
口クリップ92を用いたものとしたが、ワニ口クリップ92
に代えてボルト・ナットにより締結しても構わない。 (第2実施例)図8(a)〜(c)及び図9は第2実施例に
係るグリル1の説明図、図10は図8に示した各グリル
1の分解斜視図、図11は同グリル1の取付構造を示す
断面視による説明図である。なお、第1実施例と同一構
成要素については同一の符号を用いている。
した第1実施例に係るグリル1同様に、車体に予め形成
されたグリル取付部4に着脱可能に取付けた共通の基枠
5と、同基枠5に選択的に着脱可能とした複数のパーツ
6とからなる組立式に構成されている。
枠5内部に着脱自在としたグリルインナー8、及び同グ
リルインナー8に装着可能なエンブレム9などがある。
は、基枠5に、同基枠5と略同幅の横フィン82と、基枠
5と略同高さの縦フィン83とを十字状に組合わせたグリ
ルインナー8とから構成している。横フィン82及び縦フ
ィン83の組み付けに関しては、図10に示すように、各
フィン82,83の少なくともいずれか一方の中央部に、係
合手段として切り込み部84を形成し、互いを嵌合するこ
とで十字状となるようにしている。したがって、各フィ
ン82,83の組み付け構造を共通にしておき、各フィン82,
83の意匠的デザインの異なるものを用意しておけば、デ
ィーラ側でもユーザ側であっても、簡単に外観の異なる
グリルインナー8を構成することが可能である。
り、図10に示すように、グリル取付部4のボルト等挿
通孔41に、基枠5に予め突設した取付ボルト51及びクリ
ップ52を挿通して、取付ボルト51に対してはナット53で
固定している(図4参照)。なお、本実施例であって
も、前記クリップ52を廃止して全てボルト・ナットによ
る締結でも構わない。
ン型のグリルインナー8を取付けるのであるが、本実施
例では、図10及び図11に示すように、縦フィン83の
上下端に扁平の取付座83aを連設し、同取付座83aに設け
た連結用孔83bと、基枠5に設けた連結用孔55とを重合
させて、ワッシャ61を介してリベット部材62により連結
固定している。ワッシャ61の厚みを変えることにより、
あるいは複数のワッシャ61を用いることで、グリルイン
ナー8の基枠5に対しての前後方向の取付位置を調整す
ることができる。
横フィン82と縦フィン83との交差部にエンブレム9を設
けたものである。
ム9を、前面部にデザイン面90を形成した横向きカップ
状に形成しており、周面部に横フィン82及び縦フィン83
に対応するくさび状の切欠き部91を形成するとともに、
同切欠き部91に各フィン82,83を嵌合している。この場
合、エンブレム9の基本構造を共通にして、デザイン面
90に各種の形態を用意しておけば、好みに応じたエンブ
レム9付きのグリルインナー8を、ディーラ側でもユー
ザ側であっても、簡単に構成することが可能となる。
て、パーツ6として、基枠5よりも一回り小さな形状の
内側枠85を設けたものであり、同内側枠85の周面に、や
はり横フィン82及び縦フィン83に対応するくさび状の切
欠き部85aを形成するとともに、同切欠き部85aに各フィ
ン82,83を嵌合している。
を共通にして、意匠的に異なる形態のものを複数用意し
ておけば、外観の印象が大きく異なるグリルインナー
8、ひいてはグリル1を、ディーラ側であってもユーザ
側であっても簡単に構成することができる。
のグリルインナー8を装着したものであるが、ここで
は、縦フィン83を複数枚、一定間隔をあけて横フィン82
に組み付けた構成としている。
ン83に横フィン82に対応する切欠き部84を形成しておけ
ばよく、この場合、横フィン82はフィン型グリルインナ
ー8全体に共通部品とすることができる。
せに関しては、前述してきた実施例に限定されるもので
はなく、様々な態様が考えられ、例えば各フィン82,83
の設定枚数を適宜変えたり、格子状にしたりして、異な
った印象のグリル1を構成することができる。
匠的に異なるデザインのグリル1を用意に組立てること
ができるので、ユーザが自分の好みに応じて、あたかも
プラモデルのように簡単に組立てて自動車に装着するこ
とができる。
いて、基枠5とパーツ6とを予めキットにして1セット
とし、これを組立・装着可能な状態で自動車本体に付属
させておき、ユーザは購入時に所定の組合わせを指定し
てディーラでオリジナルグリルを装着するようにした
り、あるいは、自動車を購入後に、各種パーツ6を使用
して、意匠的に異なるオリジナルデザインのグリル1を
自分で組立てて装着することも可能である。
単に応じることができ、ユーザとしても、自分の好みに
あった独自のグリル1を装着した自動車となすことで、
他者との差別化が図れ、大きな満足感を得ることができ
る。
もので、以下の効果を奏する。
グリルにおいて、車体に取付ける共通の基枠と、同基枠
に選択的に着脱可能とした複数のパーツとからなる組立
式としたことにより、意匠的に多様なバリエーションを
有するグリルを簡単に構成でき、ユーザは、例えば新車
購入時に、多数(複数)のパーツの中から自分好みの組
合わせを指定してオリジナルのグリルを装着することが
できる。
ツとして、基枠の後側部に着脱自在としたメッシュ体を
備えることとしたので、従来からポピュラーなメッシュ
体を具備するグリルであって、なおかつ好みに応じたデ
ザインとなすことができる。
ツとして、基枠若しくは同基枠に取付けたメッシュ体に
着脱自在としたグリルインナーを備えることにより、従
来からポピュラーなメッシュ体とグリルインナーとの組
合わせのグリルであって、なおかつ好みに応じたデザイ
ンとなすことができる。
ツとして、メッシュ体あるいはグリルインナーに装着可
能なエンブレムを備えることとしたので、従来からポピ
ュラーなエンブレムを具備するグリルであって、なおか
つエンブレムなどは好みに応じたデザインとなすことが
できる。
ルインナーは、互いに選択的に組合わせ自在とした複数
の縦フィンと横フィンとからなり、両フィンには、フィ
ン同士を組合わせる係合手段が設けられていることとし
たので、各フィンを好みに応じて組合わせていくこと
で、様々な印象を与える意匠的に異なるグリルを誰でも
が容易に組み立てることが可能となる。
項1〜5のいずれか1項に記載の基枠及びパーツを1セ
ットとして、組立・装着可能な状態で自動車本体に付属
したことにより、ユーザは購入時に所定の組合わせを指
定してディーラでオリジナルグリルを装着することがで
きるととともに、購入後に、他のパーツを使用して、意
匠的に異なるデザインのグリルを自分で組立てて装着す
ることも可能となり、ユーザの自動車選択自由度がデザ
イン面で大きく向上する。
用車の説明図である。
ある。
ある。
明図である。
図である。
Claims (6)
- 【請求項1】車体に取付ける共通の基枠と、同基枠に選
択的に着脱可能とした複数のパーツとからなる組立式の
自動車用グリル。 - 【請求項2】パーツとして、基枠の後側部に着脱自在と
したメッシュ体を備えることを特徴とする請求項1記載
の自動車用グリル。 - 【請求項3】パーツとして、基枠若しくは同基枠に取付
けたメッシュ体に着脱自在としたグリルインナーを備え
ることを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用
グリル。 - 【請求項4】パーツとして、メッシュ体あるいはグリル
インナーに装着可能なエンブレムを備えることを特徴と
する請求項3記載の自動車用グリル。 - 【請求項5】グリルインナーは、互いに選択的に組合わ
せ自在とした複数の縦フィンと横フィンとからなり、両
フィンには、フィン同士を組合わせる係合手段が設けら
れていることを特徴とする請求項3または4に記載の自
動車用グリル。 - 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1項に記載の基枠
及びパーツを1セットとして、組立・装着可能な状態で
自動車本体に付属したことを特徴とする自動車用グリ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001235163A JP2003048499A (ja) | 2001-08-02 | 2001-08-02 | 自動車用グリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001235163A JP2003048499A (ja) | 2001-08-02 | 2001-08-02 | 自動車用グリル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003048499A true JP2003048499A (ja) | 2003-02-18 |
Family
ID=19066656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001235163A Pending JP2003048499A (ja) | 2001-08-02 | 2001-08-02 | 自動車用グリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003048499A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-08-02 JP JP2001235163A patent/JP2003048499A/ja active Pending
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