JP2003047162A - 充電器 - Google Patents
充電器Info
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- JP2003047162A JP2003047162A JP2001231446A JP2001231446A JP2003047162A JP 2003047162 A JP2003047162 A JP 2003047162A JP 2001231446 A JP2001231446 A JP 2001231446A JP 2001231446 A JP2001231446 A JP 2001231446A JP 2003047162 A JP2003047162 A JP 2003047162A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 被充電装置を取り外すと、電源コンセントを
差し込んだ状態のままでも、待機電流を零にすることの
できる充電器を提供することを目的とする。 【解決手段】 一次側にリードスイッチ３を介して商用
電源を接続し、その商用電源を直流電源に変換するトラ
ンス２および整流・平滑回路４、その整流平滑回路４の
出力を接続した送電端子５を含む充電器本体１６ａと、
この充電器本体１６ａに被充電装置６を装着した時に前
記リードスイッチ３をオンする磁石１０とを備え、被充
電装置６の非装着時に商用電源の供給を遮断して待機電
流を零にすることを可能にした。
差し込んだ状態のままでも、待機電流を零にすることの
できる充電器を提供することを目的とする。 【解決手段】 一次側にリードスイッチ３を介して商用
電源を接続し、その商用電源を直流電源に変換するトラ
ンス２および整流・平滑回路４、その整流平滑回路４の
出力を接続した送電端子５を含む充電器本体１６ａと、
この充電器本体１６ａに被充電装置６を装着した時に前
記リードスイッチ３をオンする磁石１０とを備え、被充
電装置６の非装着時に商用電源の供給を遮断して待機電
流を零にすることを可能にした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯機器などの充電
に利用される充電器に関するものである。
に利用される充電器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、省エネ技術が注目を集めている
が、従来の充電器においては、被充電装置を充電器から
取り外しても、電源コードを抜かない限り、損失として
トランスの一次側に流れる待機電流が生じていた。
が、従来の充電器においては、被充電装置を充電器から
取り外しても、電源コードを抜かない限り、損失として
トランスの一次側に流れる待機電流が生じていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、被充電
装置を取り外しても、電源コンセントが差し込まれたま
まの状態では、待機電流がトランスの一次側に流れてい
ることになる。従来は、この待機電流は微少であるとい
うことでほとんど無視されてきたが、今日のように携帯
電話などの携帯機器の需要が増加すると、それらすべて
の電力消費は無視できず、また省エネという観点からも
この待機電流をなくすということが課題となってきた。
装置を取り外しても、電源コンセントが差し込まれたま
まの状態では、待機電流がトランスの一次側に流れてい
ることになる。従来は、この待機電流は微少であるとい
うことでほとんど無視されてきたが、今日のように携帯
電話などの携帯機器の需要が増加すると、それらすべて
の電力消費は無視できず、また省エネという観点からも
この待機電流をなくすということが課題となってきた。
【０００４】本発明はこの課題を解決するためのもので
あり、被充電装置を充電器から取り外したときに待機電
流も零にする充電器を提供することを目的とする。
あり、被充電装置を充電器から取り外したときに待機電
流も零にする充電器を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の充電器は、以下の構成を有する。
に本発明の充電器は、以下の構成を有する。
【０００６】本発明の請求項１に記載の発明は、一次側
に可動スイッチを介して商用電源に接続され、この商用
電源を被充電装置への直流電源に変換する電源変換回路
と、前記電源変換回路を外部に供給するための送電端子
を含む充電器本体と、この充電器本体への前記被充電装
置の装着時に前記電源変換回路に電力を供給するように
前記可動スイッチをオンする起動手段とを備えたもので
あり、前記充電器本体から前記被充電装置を外した場合
の待機電流を零にできるという作用を有する。
に可動スイッチを介して商用電源に接続され、この商用
電源を被充電装置への直流電源に変換する電源変換回路
と、前記電源変換回路を外部に供給するための送電端子
を含む充電器本体と、この充電器本体への前記被充電装
置の装着時に前記電源変換回路に電力を供給するように
前記可動スイッチをオンする起動手段とを備えたもので
あり、前記充電器本体から前記被充電装置を外した場合
の待機電流を零にできるという作用を有する。
【０００７】本発明の請求項２に記載の発明は、請求項
１に記載の発明において、可動スイッチが機械式スイッ
チを含み、被充電装置の装着時に前記機械的スイッチの
ボタンを押してスイッチをオンさせる構造を有し、被充
電装置を外した場合の待機電流を零にでき、被充電装置
には商用電源をオン・オフするための部品を用いる必要
がないという作用を有する。
１に記載の発明において、可動スイッチが機械式スイッ
チを含み、被充電装置の装着時に前記機械的スイッチの
ボタンを押してスイッチをオンさせる構造を有し、被充
電装置を外した場合の待機電流を零にでき、被充電装置
には商用電源をオン・オフするための部品を用いる必要
がないという作用を有する。
【０００８】本発明の請求項３に記載の発明は、請求項
１に記載の発明において、可動スイッチがリードスイッ
チを含み、被充電装置の装着時に、前記送電端子に被充
電装置の受電端子が接触するとともに前記被充電装置に
固定された磁石がそのリードスイッチの接点をオンさせ
る位置に配置された構成を有し、商用電源回路側にリー
ドスイッチを用いることで、漏電などの可能性を小さく
でき、充電器本体とは別に細い導線を用いて接続するこ
とのできる充電台を設けることができ、しかも被充電装
置を取り外した場合には待機電流を零にできるという作
用を有する。
１に記載の発明において、可動スイッチがリードスイッ
チを含み、被充電装置の装着時に、前記送電端子に被充
電装置の受電端子が接触するとともに前記被充電装置に
固定された磁石がそのリードスイッチの接点をオンさせ
る位置に配置された構成を有し、商用電源回路側にリー
ドスイッチを用いることで、漏電などの可能性を小さく
でき、充電器本体とは別に細い導線を用いて接続するこ
とのできる充電台を設けることができ、しかも被充電装
置を取り外した場合には待機電流を零にできるという作
用を有する。
【０００９】本発明の請求項４に記載の発明は、一次側
にリードスイッチを介して商用電源が接続され、二次側
に整流及び平滑回路が接続されたトランスと、前記整流
・平滑回路から供給する直流電流出力によって前記リー
ドスイッチの位置に磁界を発生させるバイアスコイル
と、後述の誘導コイルからの電流で前記リードスイッチ
の位置に磁界を発生させるトリガーコイルからなる充電
器本体と、中継コードを介して前記整流・平滑回路から
の出力を前記バイアスコイルを通して外部に供給する送
電端子と、被充電装置の装着時に前記送電端子に被充電
装置の受電端子が接触するとともに、前記被充電装置に
固定された磁石により誘導電流を発生させる位置に配置
された誘導コイルからなる充電台とによる構成を有し、
商用電源回路側にリードスイッチを用いることで漏電な
どの可能性を小さくでき、充電器本体とは別に中継コー
ドを用いて接続した充電台を設けたことで被充電装置の
取扱性を良くでき、しかも被充電装置を取り外した場合
には待機電流を零にできるという作用を有する。
にリードスイッチを介して商用電源が接続され、二次側
に整流及び平滑回路が接続されたトランスと、前記整流
・平滑回路から供給する直流電流出力によって前記リー
ドスイッチの位置に磁界を発生させるバイアスコイル
と、後述の誘導コイルからの電流で前記リードスイッチ
の位置に磁界を発生させるトリガーコイルからなる充電
器本体と、中継コードを介して前記整流・平滑回路から
の出力を前記バイアスコイルを通して外部に供給する送
電端子と、被充電装置の装着時に前記送電端子に被充電
装置の受電端子が接触するとともに、前記被充電装置に
固定された磁石により誘導電流を発生させる位置に配置
された誘導コイルからなる充電台とによる構成を有し、
商用電源回路側にリードスイッチを用いることで漏電な
どの可能性を小さくでき、充電器本体とは別に中継コー
ドを用いて接続した充電台を設けたことで被充電装置の
取扱性を良くでき、しかも被充電装置を取り外した場合
には待機電流を零にできるという作用を有する。
【００１０】本発明の請求項５に記載の発明は、請求項
４に記載の発明において、バイアスコイルの巻数が、充
電時の電流により発生する磁界ではリードスイッチをオ
ンさせ、充電終了後の微少電流により発生する磁界では
リードスイッチがオフとなるように調整された構成を有
し、被充電装置を取り外した状態以外にも、被充電装置
をセットした状態で充電が完了した場合にも待機電流を
零にすることができるという作用を有する。
４に記載の発明において、バイアスコイルの巻数が、充
電時の電流により発生する磁界ではリードスイッチをオ
ンさせ、充電終了後の微少電流により発生する磁界では
リードスイッチがオフとなるように調整された構成を有
し、被充電装置を取り外した状態以外にも、被充電装置
をセットした状態で充電が完了した場合にも待機電流を
零にすることができるという作用を有する。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図１から図３を用いて説明する。
て図１から図３を用いて説明する。
【００１２】（実施の形態１）図１は、本発明の実施の
形態１における充電器の構成を示し、図１において、２
はトランスであり、商用電源としての交流１００Vを適
切な電圧に変圧する。３はリードスイッチであり、トラ
ンス２の一次側と電源コンセント１の間に挿入される。
４は整流・平滑回路であり、トランス２の二次側出力の
交流電圧を直流の公称電圧に変換する。５は送電端子で
あり、ここから整流・平滑回路４の出力を外部に供給す
る。ここで、トランス２、リードスイッチ３、整流・平
滑回路４、送電端子により充電器本体１６ａを構成して
おり、充電器本体１６ａに一体に受電台を有する。
形態１における充電器の構成を示し、図１において、２
はトランスであり、商用電源としての交流１００Vを適
切な電圧に変圧する。３はリードスイッチであり、トラ
ンス２の一次側と電源コンセント１の間に挿入される。
４は整流・平滑回路であり、トランス２の二次側出力の
交流電圧を直流の公称電圧に変換する。５は送電端子で
あり、ここから整流・平滑回路４の出力を外部に供給す
る。ここで、トランス２、リードスイッチ３、整流・平
滑回路４、送電端子により充電器本体１６ａを構成して
おり、充電器本体１６ａに一体に受電台を有する。
【００１３】一方、６は被充電装置である。７は受電端
子で、被充電装置６が充電器本体１６ａにセットされる
と、受電端子７が送電端子５と接触する。８は充電制御
回路であり、受電端子７を介して電力が供給される。９
は二次電池であり、充電制御回路８により充電される。
また、１０は磁石であり、被充電装置６が充電器本体１
６ａにセットされると、リードスイッチ３をオンさせる
位置に置かれている。
子で、被充電装置６が充電器本体１６ａにセットされる
と、受電端子７が送電端子５と接触する。８は充電制御
回路であり、受電端子７を介して電力が供給される。９
は二次電池であり、充電制御回路８により充電される。
また、１０は磁石であり、被充電装置６が充電器本体１
６ａにセットされると、リードスイッチ３をオンさせる
位置に置かれている。
【００１４】次に、以上のように構成された充電器の動
作を説明する。被充電装置６が充電器本体１６ａにセッ
トされると、磁石１０によりリードスイッチ３がオンし
て商用電源としての交流１００Ｖがトランス２の一次側
に供給され、さらに整流・平滑回路４により公称直流電
圧に変換され、送電端子５、受電端子７を介して被充電
装置６に充電電流が供給される。被充電装置６において
は、充電制御回路８を介して二次電池９が充電される。
作を説明する。被充電装置６が充電器本体１６ａにセッ
トされると、磁石１０によりリードスイッチ３がオンし
て商用電源としての交流１００Ｖがトランス２の一次側
に供給され、さらに整流・平滑回路４により公称直流電
圧に変換され、送電端子５、受電端子７を介して被充電
装置６に充電電流が供給される。被充電装置６において
は、充電制御回路８を介して二次電池９が充電される。
【００１５】そして、被充電装置６が充電器本体１６ａ
から外されると、送電端子５、受電端子７が外れ、充電
電流の供給が止まる。また、このときリードスイッチ３
がオフするため、トランス２の損失となる一次側の電流
も遮断され、待機電流は零となる。
から外されると、送電端子５、受電端子７が外れ、充電
電流の供給が止まる。また、このときリードスイッチ３
がオフするため、トランス２の損失となる一次側の電流
も遮断され、待機電流は零となる。
【００１６】以上のように本実施の形態による充電器を
用いることにより、待機電流を大幅に削減できる。構造
的には、商用電源回路側はリードスイッチによってオン
・オフされるため、漏電などの可能性も少ない。
用いることにより、待機電流を大幅に削減できる。構造
的には、商用電源回路側はリードスイッチによってオン
・オフされるため、漏電などの可能性も少ない。
【００１７】（実施の形態２）図２は本発明の実施の形
態２の充電器を示すものである。図２において、実施の
形態１で示したものと同一の構造のものについては、詳
細な説明を省略する。１１は機械スイッチであり、被充
電装置６を設置する面に上下に移動する突起状のボタン
をもち、被充電装置６を充電器本体１６ａにセットした
ときに、そのボタンが押し込まれ、機械スイッチ１１が
オンし、被充電装置６を充電器本体１６ａから外した場
合にはボタンが浮き上がり、機械スイッチ１１がオフす
るように構成されている。トランス２の一次側は機械ス
イッチ１１を介して商用電源に接続されており、さらに
二次側から整流・平滑回路４、送電端子５に接続され、
電力が供給できる。被充電装置６の充電に関する回路
は、実施の形態１に示したものと同一である。ただし、
本実施の形態の場合、機械スイッチ１１をオンさせるた
めの部品は必要ない。
態２の充電器を示すものである。図２において、実施の
形態１で示したものと同一の構造のものについては、詳
細な説明を省略する。１１は機械スイッチであり、被充
電装置６を設置する面に上下に移動する突起状のボタン
をもち、被充電装置６を充電器本体１６ａにセットした
ときに、そのボタンが押し込まれ、機械スイッチ１１が
オンし、被充電装置６を充電器本体１６ａから外した場
合にはボタンが浮き上がり、機械スイッチ１１がオフす
るように構成されている。トランス２の一次側は機械ス
イッチ１１を介して商用電源に接続されており、さらに
二次側から整流・平滑回路４、送電端子５に接続され、
電力が供給できる。被充電装置６の充電に関する回路
は、実施の形態１に示したものと同一である。ただし、
本実施の形態の場合、機械スイッチ１１をオンさせるた
めの部品は必要ない。
【００１８】次に、以上のように構成された充電器の動
作を説明する。被充電装置６が充電器本体１６ａにセッ
トされると、機械スイッチ１１のボタンが押し込まれ、
トランス２の一次側が商用電源としての交流１００Ｖに
接続される。以降の電力の供給は、実施の形態１に示し
たものと同一であるため、説明は省略する。
作を説明する。被充電装置６が充電器本体１６ａにセッ
トされると、機械スイッチ１１のボタンが押し込まれ、
トランス２の一次側が商用電源としての交流１００Ｖに
接続される。以降の電力の供給は、実施の形態１に示し
たものと同一であるため、説明は省略する。
【００１９】また、被充電装置６が充電器本体１６ａか
ら外されると、機械スイッチ１１がオフとなり、トラン
ス２の一次側の電流である待機電流も零となる。
ら外されると、機械スイッチ１１がオフとなり、トラン
ス２の一次側の電流である待機電流も零となる。
【００２０】以上のように本実施の形態による充電器を
用いることにより、待機電流を大幅に削減できる。構造
的には、被充電装置に付加する部品が少なくてすむた
め、小型の携帯機器などの用途に対して有効である。
用いることにより、待機電流を大幅に削減できる。構造
的には、被充電装置に付加する部品が少なくてすむた
め、小型の携帯機器などの用途に対して有効である。
【００２１】（実施の形態３）図３は本発明の実施の形
態３の充電器を示すものである。図３において、実施の
形態１で示したものと同一の構造のものについては、詳
細な説明を省略する。２はトランスであり、３はリード
スイッチである。１２はバイアスコイルであり、整流・
平滑回路４の出力電流により、リードスイッチ３の位置
に磁界を発生させる。バイアスコイル１２の巻数は、充
電制御回路８の最小電流においても、リードスイッチ３
をオンさせておくことができるだけの磁界を発生できる
ものとする。１３はトリガコイルであり、後述の誘導コ
イル１４に中継コード１５を介して接続されている。１
５は中継コードであり、整流・平滑回路４の出力と送電
端子５を接続する導線と、トリガコイル１３と誘導コイ
ル１４を接続する導線の四本の導線からなり、充電器本
体１６ａと充電台１６ｂを接続している。
態３の充電器を示すものである。図３において、実施の
形態１で示したものと同一の構造のものについては、詳
細な説明を省略する。２はトランスであり、３はリード
スイッチである。１２はバイアスコイルであり、整流・
平滑回路４の出力電流により、リードスイッチ３の位置
に磁界を発生させる。バイアスコイル１２の巻数は、充
電制御回路８の最小電流においても、リードスイッチ３
をオンさせておくことができるだけの磁界を発生できる
ものとする。１３はトリガコイルであり、後述の誘導コ
イル１４に中継コード１５を介して接続されている。１
５は中継コードであり、整流・平滑回路４の出力と送電
端子５を接続する導線と、トリガコイル１３と誘導コイ
ル１４を接続する導線の四本の導線からなり、充電器本
体１６ａと充電台１６ｂを接続している。
【００２２】被充電装置６の構造は、実施の形態１に示
したものと同一である。また、リードスイッチ３、トリ
ガコイル１３、誘導コイル１４、磁石１０は以下のよう
な関係にあるとする。被充電装置６が充電台１６ｂにセ
ットされるとき、磁石１０は所定の距離ｈから誘導コイ
ル１４に影響を与え、誘導電流を発生させるものとす
る。仮にセットする速さが、この間の自由落下に等しい
とすると、磁石１０の磁界の強さに比例した誘導電流が
発生している時間ｔは、ｔ＝（２ｈ／９．８）1/ 2とな
り算出できる。トリガコイル１３はこの時間ｔの間、リ
ードスイッチ３をオンするだけの磁界を発生できるだけ
の巻数をもっているものとする。そして、巻く方向は、
発生する磁界が被充電装置６が充電台１６ｂにセットさ
れるときに、バイアスコイル１２によって発生する磁界
と等しい方向とする。また、整流・平滑回路４はこの時
間ｔに比べて十分早く立ち上がるものとし、送電端子５
はばね性をもった電極で構成されており、距離ｈ付近か
ら受電端子７と導通をはじめるものとする。
したものと同一である。また、リードスイッチ３、トリ
ガコイル１３、誘導コイル１４、磁石１０は以下のよう
な関係にあるとする。被充電装置６が充電台１６ｂにセ
ットされるとき、磁石１０は所定の距離ｈから誘導コイ
ル１４に影響を与え、誘導電流を発生させるものとす
る。仮にセットする速さが、この間の自由落下に等しい
とすると、磁石１０の磁界の強さに比例した誘導電流が
発生している時間ｔは、ｔ＝（２ｈ／９．８）1/ 2とな
り算出できる。トリガコイル１３はこの時間ｔの間、リ
ードスイッチ３をオンするだけの磁界を発生できるだけ
の巻数をもっているものとする。そして、巻く方向は、
発生する磁界が被充電装置６が充電台１６ｂにセットさ
れるときに、バイアスコイル１２によって発生する磁界
と等しい方向とする。また、整流・平滑回路４はこの時
間ｔに比べて十分早く立ち上がるものとし、送電端子５
はばね性をもった電極で構成されており、距離ｈ付近か
ら受電端子７と導通をはじめるものとする。
【００２３】次に、以上のように構成された充電器の動
作を説明する。被充電装置６が充電台１６ｂにセットさ
れる瞬間、磁石１０により誘導コイル１４に誘導電流が
発生し、さらに、トリガコイル１３において磁界が発生
し、リードスイッチ３がオンする。このとき、トランス
２の一次側が商用電源としての交流１００Ｖに接続さ
れ、バイアスコイル１２により磁界が発生し、この磁界
によってのみでもリードスイッチ３をオンできる。やが
て、被充電装置６が充電台１６ｂにセットされ終わる
と、誘導コイル１４による誘導電流はなくなり、トリガ
コイル１３による磁界がなくなるが、バイアスコイル１
２の磁界によりリードスイッチ３はオンを続ける。以降
の電力の供給は、実施の形態１に示したものと同一であ
るため、説明は省略する。
作を説明する。被充電装置６が充電台１６ｂにセットさ
れる瞬間、磁石１０により誘導コイル１４に誘導電流が
発生し、さらに、トリガコイル１３において磁界が発生
し、リードスイッチ３がオンする。このとき、トランス
２の一次側が商用電源としての交流１００Ｖに接続さ
れ、バイアスコイル１２により磁界が発生し、この磁界
によってのみでもリードスイッチ３をオンできる。やが
て、被充電装置６が充電台１６ｂにセットされ終わる
と、誘導コイル１４による誘導電流はなくなり、トリガ
コイル１３による磁界がなくなるが、バイアスコイル１
２の磁界によりリードスイッチ３はオンを続ける。以降
の電力の供給は、実施の形態１に示したものと同一であ
るため、説明は省略する。
【００２４】また、被充電装置６が充電台１６ｂから外
されると、整流・平滑回路４の出力が遮断されるため、
バイアスコイル１２の磁界がなくなり、リードスイッチ
３がオフとなり、トランス２の一次側の電流である待機
電流も零となる。
されると、整流・平滑回路４の出力が遮断されるため、
バイアスコイル１２の磁界がなくなり、リードスイッチ
３がオフとなり、トランス２の一次側の電流である待機
電流も零となる。
【００２５】以上のように本実施の形態による充電器を
用いることにより、待機電流を大幅に削減できる。構造
的には、充電器本体１６ａを商用電源側に配置し、細い
中継コード１５で充電台１６ｂと接続することができ、
使用の利便性に対して有効である。
用いることにより、待機電流を大幅に削減できる。構造
的には、充電器本体１６ａを商用電源側に配置し、細い
中継コード１５で充電台１６ｂと接続することができ、
使用の利便性に対して有効である。
【００２６】（実施の形態４）本発明の実施の形態４の
充電器は図３に示すものと同様のブロック的構成を有す
る。ただし、バイアスコイル１２の具体的構成において
異なるため、これを以下に示す。
充電器は図３に示すものと同様のブロック的構成を有す
る。ただし、バイアスコイル１２の具体的構成において
異なるため、これを以下に示す。
【００２７】バイアスコイル１２の巻数は、充電制御回
路８によって制御される充電電流により発生する磁界で
はリードスイッチ３をオンさせ、充電制御回路８が充電
完了状態となったときのアイドル電流によって発生する
磁界ではリードスイッチ３がオフとなるように調整され
ている。
路８によって制御される充電電流により発生する磁界で
はリードスイッチ３をオンさせ、充電制御回路８が充電
完了状態となったときのアイドル電流によって発生する
磁界ではリードスイッチ３がオフとなるように調整され
ている。
【００２８】次に、以上のように構成された充電器の動
作を説明する。被充電装置６が充電台１６ｂにセットさ
れるときに、充電が行われる動作は、実施の形態３に示
したものと同様であるため、説明は省略する。
作を説明する。被充電装置６が充電台１６ｂにセットさ
れるときに、充電が行われる動作は、実施の形態３に示
したものと同様であるため、説明は省略する。
【００２９】充電が終了すると、被充電装置６を充電台
１６ｂにセットしたままでも、バイアスコイル１２の発
生磁界は小さくなり、このときリードスイッチ３はオフ
する。よって待機電流は零となる。
１６ｂにセットしたままでも、バイアスコイル１２の発
生磁界は小さくなり、このときリードスイッチ３はオフ
する。よって待機電流は零となる。
【００３０】また、被充電装置６が充電台１６ｂから外
されると、バイアスコイル１２により磁界がなくなり、
リードスイッチ３がオフとなり、トランス２の一次側の
電流である待機電流も零となる。
されると、バイアスコイル１２により磁界がなくなり、
リードスイッチ３がオフとなり、トランス２の一次側の
電流である待機電流も零となる。
【００３１】以上のように本実施の形態による充電器を
用いることにより、被充電装置を取り外した場合だけで
なく、充電が完了したときも、待機電流を大幅に削減で
きる。
用いることにより、被充電装置を取り外した場合だけで
なく、充電が完了したときも、待機電流を大幅に削減で
きる。
【００３２】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、被充電装
置を取り外したときには、電源コンセントを差し込んだ
状態でも待機電流を零にできるという効果を有する。
置を取り外したときには、電源コンセントを差し込んだ
状態でも待機電流を零にできるという効果を有する。
【図１】本発明の実施の形態１による充電器を示すブロ
ック図
ック図
【図２】本発明の実施の形態２による充電器を示すブロ
ック図
ック図
【図３】本発明の実施の形態３における充電器を示すブ
ロック図
ロック図
２ トランス
３ リードスイッチ
４ 整流・平滑回路
５ 送電端子
６ 被充電装置
７ 受電端子
８ 充電制御回路
９ 二次電池
１０ 磁石
１１ 機械スイッチ
１２ バイアスコイル
１３ トリガコイル
１４ 誘導コイル
１５ 中継コード
１６ａ 充電器本体
１６ｂ 充電台
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 栗原 功光
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
Ｆターム(参考） 5G003 AA01 BA01 FA03
5H030 AS11 BB01 BB12 DD04 DD12
Claims (5)
- 【請求項１】 一次側に可動スイッチを介して商用電源
が接続され、その商用電源を被充電装置に供給する直流
電源に変換する電源変換回路、および前記電源変換回路
の出力が供給される送電端子を含む充電器本体と、前記
充電器本体への前記被充電装置の装着時に前記電源変換
回路に前記商用電源を供給するように前記可動スイッチ
をオンする起動手段とを備え、前記充電器本体への前記
被充電装置の装着時に前記被充電装置の変電端子を前記
送電端子に接触させて当該被充電装置の充電を行うよう
に構成した充電器。 - 【請求項２】 可動スイッチは、機械式スイッチを含
み、被充電装置が装着されると、前記機械的スイッチの
ボタンを押してスイッチをオンさせる構造を有する請求
項１記載の充電器。 - 【請求項３】 可動スイッチは、リードスイッチを含
み、被充電装置が装着されると、前記被充電装置に固定
された磁石がそのリードスイッチの接点をオンさせる位
置に配置された構成を有する請求項１記載の充電器。 - 【請求項４】 一次側にリードスイッチを介して商用電
源が接続され、二次側に整流及び平滑回路が接続された
トランスと、前記整流・平滑回路から供給する直流電流
出力によって前記リードスイッチの位置に磁界を発生さ
せるバイアスコイルと、後述の誘導コイルからの電流で
前記リードスイッチの位置に磁界を発生させるトリガー
コイルからなる充電器本体と、中継コードを介して前記
整流・平滑回路からの出力を前記バイアスコイルを通し
て外部に供給する送電端子と、被充電装置の装着時に前
記送電端子に当該被充電装置の受電端子が接触するとと
もに、前記被充電装置に固定された磁石により誘導電流
を発生させる位置に配置された誘導コイルからなる充電
台とによって構成された充電器。 - 【請求項５】 バイアスコイルの巻数が、充電時の電流
により発生する磁界ではリードスイッチをオンさせ、充
電終了後の微少電流により発生する磁界ではリードスイ
ッチがオフとなるように調整された請求項４記載の充電
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001231446A JP2003047162A (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | 充電器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001231446A JP2003047162A (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | 充電器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003047162A true JP2003047162A (ja) | 2003-02-14 |
Family
ID=19063497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001231446A Pending JP2003047162A (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | 充電器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003047162A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007274799A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Hitachi Ltd | 充電器 |
| JP2012518986A (ja) * | 2009-02-24 | 2012-08-16 | チャン・ホ・キム | 待機電力を遮断するための携帯電話充電装置 |
| EP2555341A4 (en) * | 2010-03-31 | 2017-03-29 | Chang Ho Kim | Power supply device having a standby power cutoff structure |
| WO2022004753A1 (ja) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | 本田技研工業株式会社 | 台座、蓄電装置組立体、蓄電装置収容システム、蓄電装置管理システム、蓄電装置管理方法、プログラム及びコンピュータ可読記録媒体 |
-
2001
- 2001-07-31 JP JP2001231446A patent/JP2003047162A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007274799A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Hitachi Ltd | 充電器 |
| JP2012518986A (ja) * | 2009-02-24 | 2012-08-16 | チャン・ホ・キム | 待機電力を遮断するための携帯電話充電装置 |
| EP2555341A4 (en) * | 2010-03-31 | 2017-03-29 | Chang Ho Kim | Power supply device having a standby power cutoff structure |
| WO2022004753A1 (ja) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | 本田技研工業株式会社 | 台座、蓄電装置組立体、蓄電装置収容システム、蓄電装置管理システム、蓄電装置管理方法、プログラム及びコンピュータ可読記録媒体 |
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