JP2003046506A - 情報伝送方法、情報伝送プログラム及び情報伝送プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報伝送方法、情報伝送プログラム及び情報伝送プログラムを記録した記録媒体

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JP2003046506A
JP2003046506A JP2001234517A JP2001234517A JP2003046506A JP 2003046506 A JP2003046506 A JP 2003046506A JP 2001234517 A JP2001234517 A JP 2001234517A JP 2001234517 A JP2001234517 A JP 2001234517A JP 2003046506 A JP2003046506 A JP 2003046506A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末に割り当てられるアドレスが自動的に変
化し、かつ利用者が割り当てアドレスを把握していない
ネットワーク環境下において、自動的にネットワークに
接続されている端末を検出し、利用者がどの端末に情報
が記憶されているかを一切気にすることなく希望した情
報を入手可能な情報伝送方法及び情報伝送プログラムを
記録した記録媒体を提供する。 【解決手段】 本発明は、ネットワークに接続された少
なくとも情報再生手段を有する第一の端末と、情報記憶
手段を有する一つ以上の第二の端末で構成された情報伝
送方法であって、それらの端末が、自動的に近隣の端末
を発見し、数珠繋ぎ状に接続された端末間で情報伝送が
行えることで、利用者がネットワークに接続されたどの
端末情報が記録されているかを一切気にすることなく希
望した情報にアクセスできるようにするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続された複数の端末間で、相互に端末内に記憶された情
報を交換する情報伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報伝送方法に関し、以下のような従来
例がある。一般的な情報伝送方法として、図104のよ
うに1つの中央サーバー902上に全ての情報を記録
し、クライアント900が中央サーバー902に情報伝
送要求を行い、中央サーバー902が該当する情報を伝
送する情報伝送システムがある。
【0003】また、図105のように、1つの中央サー
バー912に情報を記録するのではなく、あらかじめ同
一データをコピーしてある複数のサーバー914,91
6,918を用意し、クライアントからの要求を、サー
バー負荷などの一定の基準に従って各サーバー914,
916,918に振り分け、そのサーバーがクライアン
ト910に情報伝送することによって、個々のサーバー
負荷を低減できる情報伝送システムがある。
【0004】また、特開平10−134485号公報で
は、前記図105のようないわゆる疎結合の分散型情報
伝送方法ではなく、クライアントの要求を受けつける複
数のサーバーとそれぞれ異なるデータが蓄積されている
複数の情報記録手段を用意し、それらをネットワークで
接続することによって、クライアントからの要求を複数
サーバーに負荷分散しつつ、なおかつ複数の情報記録手
段の間でデータの同期を図る必要がない情報伝送方法が
記載されている。一方、中央にサーバーを設置するので
はなく、ネットワークに接続された端末がサーバー機能
とクライアント機能の両方の機能を搭載し、情報を要求
する端末と情報を記憶している端末が直接情報交換を行
うピアツーピア型の情報伝送システムとして、Naps
terやGnutellaというソフトウェアがある。
【0005】Napsterは、図106のように、情
報を記憶し他の端末へ情報伝送が行える複数の端末93
5,938,941と、端末から送られてくる情報のイ
ンデックス情報とその端末の位置情報を蓄積する1つの
中央サーバー933から構成され、情報を要求する端末
930が、中央サーバー933に対して、該当情報が記
録されている端末がどこにあるかを問い合わせ、その応
答結果に従って、該当情報が記録されている端末941
に直接接続し、情報伝送を行うソフトウェアである。
【0006】Gnutellaは、図107のように、
情報を記憶し他の端末へ情報伝送が行える複数の端末9
53,956,959から構成され、端末953,95
6,959が数珠繋ぎ型に接続され、情報を要求する端
末950が、検索情報を隣接する端末953に送出する
と、検索情報が次々と転送され、該当する情報を記録し
ている端末959が応答し、両端末950,959間が
直接接続され、情報伝送を行うソフトウェアである。さ
らには、近年Havi,HomeRF,HomePN
A,Bluetooth等により家庭内でネットワーク
を構成し、家庭内の画像や音声情報を共有することが検
討されている。
【0007】
【発明が解決しようする課題】しかしながら、上記のよ
うな情報伝送方法を用いて、家族内の各端末に記憶され
ている異なるコンテンツを共有することを考えた場合、
図104や図105及び特開平10−134485号公
報に記載されているようなサーバー・クライアント型の
情報伝送方法は、常時稼動する非常に高性能なサーバー
もしくは常時稼動する複数のサーバーに情報を記録する
ことが前提であり、これらの情報伝送システムを家庭内
に適用することは困難であった。
【0008】また、ピアツーピア型の情報伝送ソフトウ
ェアであるNapsterでは、情報伝送は端末同士で
行うが、中央に情報のインデックス情報を扱うサーバー
が常時稼動していることが前提の方法であり、家庭内に
そのようなサーバー的機器を設置することは困難であっ
た。Gnutellaは、前述の全ての課題を解決して
いるが、最初の接続先端末のIPアドレスを手動で入力
する必要があり、非常に煩雑であった。
【0009】まず、一般的に、家庭内にはIPアドレス
を管理できる技術を持った人間が存在しないケースが多
く、家庭内に複数台のパソコンがあり、それらの端末間
でネットワークを構築する際には、ルーター内等に搭載
された自動アドレス割り当て装置(DHCPサーバー)
が各端末にIPアドレスを割り当てている。しかし、そ
の割り当てアドレスは、固定アドレスではなく、アドレ
ス取得時によって変化するため、どの端末にどのIPア
ドレスが割り当てられているかを常時把握することは、
一般利用者には困難であった。
【0010】次世代インタネットプロトコルであるIP
v6では、アドレス空間が128bitになり、各端末
に固定アドレスを割り当てることが可能となるが、12
8bitという長いIPアドレスを管理することは難し
く、実際には、自動的にアドレス割り当てが行われると
予想される。
【0011】従って、各端末が電源オン/オフにより起
動・終了を繰り返す可能性が高く、個々の端末に割り当
てられたIPアドレスが動的に変化することが想定され
る家庭内ネットワークにおいて、最初の接続先端末のI
Pアドレスを手動で入力しなくてはいけないGnute
llaを適用することは困難である。
【0012】本発明は、そのような状況を鑑みてなされ
たもので、端末に割り当てられるアドレスが動的に変化
し、かつ利用者が割り当てアドレスを把握していないネ
ットワーク環境下において、自動的にネットワークに接
続されている端末を検出し、利用者がどの端末に情報が
記憶されているかを一切気にすることなく希望した情報
を入手可能な情報伝送方法及び情報伝送プログラムを記
録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、ネットワーク
に接続された少なくとも情報再生手段を有する第一の端
末と、情報記憶手段を有する一つ以上の第二の端末で構
成された情報伝送方法であって、それらの端末が、自動
的に近隣の端末を発見し、数珠繋ぎ状に接続された端末
間で情報伝送が行えることで、利用者がネットワークに
接続されたどの端末情報が記録されているかを一切気に
することなく希望した情報にアクセスできるようにする
ものである。本発明は、こうした課題を解決するための
手段を提供するもので、各請求項の発明は、以下の技術
手段を構成する。
【0014】請求項1記載の情報伝送方法の発明は、ネ
ットワークに接続され、情報再生手段を有する第一の端
末と、前記ネットワークに接続され、情報記憶手段を有
する1つ以上の第二の端末で構成され、前記第二の端末
から前記第一の端末に情報を伝達する方法であって、前
記第一の端末が前記第二の端末に対して検出信号を送信
する検出信号送信ステップと、前記第二の端末が前記検
出信号に応答して、検出応答信号を送信する検出応答ス
テップと、前記第一の端末が前記検出応答信号を受信す
ることによって、前記第二の端末を検出する端末検出ス
テップと、前記第一の端末が前記検出された前記第二の
端末と接続する接続ステップと、前記第一の端末が前記
接続された前記第二の端末に情報を要求する情報要求ス
テップと、前記第二の端末が前記要求された情報につい
ていずれかの第二の端末の情報記憶手段で検索する要求
情報検索ステップと、前記いずれかの第二の端末の情報
記憶手段に前記要求情報検索ステップにて要求された情
報が記憶されていた場合に、前記第一の端末に当該記憶
されていた情報を送信する要求情報送信ステップと、を
有することを特徴とする。
【0015】ここに、第二の端末には、ネットワークに
接続されており、少なくとも情報記憶手段を有する端末
で、第一の端末を除く全ての端末が該当する。いずれか
の第二の端末の情報記憶手段とは、第一の端末に接続さ
れた第二の端末の情報記憶手段含み、それ以外のいずれ
の第二の端末の情報記憶手段でも良い。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の情
報伝送方法において、前記検出応答ステップは、当該検
出応答信号を送信する第二の端末が既に接続している他
の第二の端末のアドレス情報を応答するアドレス情報応
答ステップを有することを特徴とする。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項2記載の情
報伝送方法において、前記接続ステップは、前記アドレ
ス情報応答ステップで応答した前記第二の端末のうち、
既に接続している端末の数が1の端末又は既に接続して
いる端末の数が最少の端末を選択して接続するリンク端
末選択ステップを有することを特徴とする。第二の端末
を相互に接続していく際に、特定の端末に通信が集中し
ないようにするためである。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項2又は3記
載の情報伝送方法において、前記リンク端末選択ステッ
プは、各接続グループ毎に1つの第二の端末を選択して
接続することを特徴とする。グループ内のいずれかの端
末に接続できれば、当該端末を介してグループ内の他の
端末にも接続可能である。請求項5記載の発明は、請求
項1乃至3記載の情報伝送方法において、前記検出応答
ステップは、前記第二の端末の性能情報を応答する性能
応答ステップを有することを特徴とする。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項5記載の情
報伝送方法において、前記接続ステップは、前記性能応
答ステップで応答された前記第二の端末の性能情報を用
いて最も性能の高い第二の端末を選択して接続する端末
性能接続ステップであることを特徴とする。性能の高い
端末を中心に他の端末が接続され、性能に見合った負荷
分散がされる。
【0020】請求項7記載の発明は、請求項6記載の情
報伝送方法において、前記端末性能接続ステップは、選
択した最も性能の高い第二の端末について既に接続して
いる端末の数と所定の最大接続数を比較する最大接続数
検出ステップと、前記最大接続数検出ステップで両者が
等しい場合には、性能が次に高い第二の端末を選択して
接続するステップを有することを特徴とする。
【0021】請求項8記載の発明は、請求項1乃至7記
載の情報伝送方法において、前記検出応答ステップは、
前記第二の端末が接続されているネットワークへの接続
速度情報を応答するネットワーク接続速度応答ステップ
を有することを特徴とする。
【0022】請求項9記載の発明は、請求項8記載の情
報伝送方法において、前記接続ステップは、前記ネット
ワーク接続速度応答ステップで応答した前記第二の端末
のうちから、最も高速なネットワーク接続速度を有する
第二の端末を選択して接続するネットワーク接続速度ス
テップを有することを特徴とする。
【0023】請求項10記載の発明は、請求項1乃至9
記載の情報伝送方法において、前記要求情報送信ステッ
プは、当該情報を要求された第二の端末から、前記第一
の端末に要求された情報を保有していることを示す保有
情報を送信する保有情報送信ステップと、前記第一の端
末が、前記第二の端末のうちから受信した前記保有情報
に基づいて一つの前記第二の端末を選択して情報送信を
要求する情報送信要求ステップと、前記選択された第二
の端末が前記情報送信要求に応じて当該要求された情報
を送信する情報送信ステップを有することを特徴とす
る。
【0024】要求された情報とは請求項1の情報要求ス
テップで要求された情報をいい、要求情報検索ステップ
にて要求された情報が、いずれかの第二の端末の情報記
憶手段記憶されていた場合に、要求情報送信ステップで
第一の端末に送信する情報に等しい。具体的には、情報
要求ステップで示された検索条件を満たす文献等であ
る。
【0025】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の情報伝送方法において、前記情報要求ステップは、前
記第二の端末が前記第一の端末からの情報要求を受けた
際に、当該情報要求を受けた第二の端末と接続されかつ
前記第一の端末と接続されていない第二の端末(以下、
本願明細書において第三の端末という)へ前記第一の端
末の情報要求を転送する情報要求転送ステップを有し、
前記保有情報送信ステップは、前記第二の端末が第三の
端末から保有情報を受けた際に、前記第一の端末へ保有
情報を送信する保有情報転送ステップを有することを特
徴とする。
【0026】ここに、第三の端末とは、第二の端末のう
ち、第一の端末からの情報要求を受けた第二の端末(当
該第二の端末)と接続され、かつ第一の端末と接続され
ていない端末をいうが、具体的な役割をになうものは、
当該第二の端末から第一の端末の情報要求を転送される
転送先の端末である。請求項12記載の発明は、請求項
11記載の情報伝送方法において、前記第二の端末が前
記第一の端末へ保有情報を送信する保有情報転送ステッ
プは、前記第二の端末が前記第三の端末から受信した保
有情報を当該第二の端末の情報記憶手段に一時蓄積する
保有情報蓄積ステップを有することを特徴とする。
【0027】第三の端末から受信した保有情報が記憶さ
れるのは当該第二の端末の情報記憶手段である。以後、
第一の端末から当該情報を要求された場合は、当該第二
の端末のみで対処可能となる。請求項13記載の発明
は、請求項12記載の情報伝送方法において、前記第二
の端末は、前記第一の端末からの情報要求を受けた際に
前記保有情報蓄積ステップで蓄積した保有情報を検索す
る保有情報検索ステップと、前記蓄積している保有情報
内に前記第一の端末からの情報要求と同一の情報が保有
されている際に、前記第一の端末へ前記蓄積した保有情
報を送信する蓄積保有情報送信ステップを有することを
特徴とする。
【0028】請求項14記載の発明は、前記保有情報蓄
積ステップは前記保有情報とともに前記保有情報を蓄積
しておく有効期限を蓄積しておき、前記第二の端末は、
請求項13記載の情報伝送方法において、前記蓄積して
いる有効期限が期限内であった際に、前記第一の端末へ
蓄積している保有情報を送信し、前記有効期限が切れて
いる際には前記蓄積されている保有情報及び前記蓄積さ
れている有効期限を消去することを特徴とする。
【0029】請求項15記載の発明は、請求項11乃至
14記載の情報伝送方法において、前記情報要求転送ス
テップは、さらに前記情報要求を接続経路に従って末端
の端末まで転送していく際に、前記第一の端末が情報要
求とともに最大転送端末数を通知し、前記第二の端末を
含む経由端末が前記第一の端末からの接続順位を判定可
能な情報を通知することにより最大転送端末数に到達す
るまで情報要求することを特徴とする。請求項11の情
報伝送方法を順次実行していくことにより、接続された
末端の端末まで転送が可能である。最大転送回数は、第
一の端末から末端の端末に転送される毎に1づつ少なく
なる。これにより何台の端末を経て転送されたかがわか
る。
【0030】請求項16記載の発明は、請求項10乃至
15記載の情報伝送方法において、前記第二の端末へ情
報送信を要求する情報送信要求ステップは、前記第一の
端末から当該情報を要求された第二の端末からの応答が
なかった際に、他の第二の端末(以下、本願明細書にお
いて第四の端末という)に前記検出信号を送信するステ
ップと、前記検出信号に応答する第四の端末を検出する
ステップと、をさらに有することを特徴とする。ここ
に、第四の端末とは、第二の端末のうち、第一の端末か
ら当該情報を要求された第二の端末以外の第二の端末を
いう。具体的な役割をになうものは、当該情報を要求さ
れた第二の端末から応答がなかった場合に、代わりに接
続対象となる端末である。
【0031】請求項17記載の発明は、請求項11乃至
15記載の情報伝送方法において、前記第三の端末へ情
報要求を転送する情報要求転送ステップは、前記第二の
端末から当該情報要求を転送された第三の端末からの応
答がなかった際に、他の第三の端末(以下、本願明細書
において第五の端末という)に前記検出信号を送信する
ステップと、前記検出信号に応答する第五の端末を検出
するステップと、をさらに有することを特徴とする。
【0032】ここに、第五の端末とは、第三の端末(し
たがって第二の端末にも該当する)のうち、第一の端末
からの情報要求を転送された第三の端末以外の第三の端
末をいう。具体的な役割をになうものは、情報要求を転
送された第三の端末から応答がなかった場合に、代わり
に接続対象となる端末である。
【0033】請求項18記載の発明は、請求項16又は
17記載の情報伝送方法において、前記第四の端末又は
第五の端末を検出するステップは、前記検出信号に対す
る応答として受信されたアドレス情報から、前記転送し
て通知したが応答のなかった端末と接続していたことを
示すアドレス情報を応答した端末と接続するステップを
有することを特徴とする。
【0034】請求項19記載の発明は、請求項16又は
17記載の情報伝送方法において、前記第四の端末又は
第五の端末を検出するステップは、前記検出信号に対す
る応答として受信されたアドレス情報を基に、接続先を
示すアドレスの端末が存在しないアドレス情報を応答し
た端末と接続するステップを有することを特徴とする。
【0035】請求項20記載の情報伝送プログラムの発
明は、コンピュータに、ネットワークに接続され、情報
再生手段を有する第一の端末と、前記ネットワークに接
続され、情報記憶手段を有する1つ以上の第二の端末で
構成され、前記第二の端末から前記第一の端末に情報を
伝達する方法であって、前記第一の端末が前記第二の端
末に対して検出信号を送信する検出信号送信ステップ
と、前記第二の端末が前記検出信号に応答して、検出応
答信号を送信する検出応答ステップと、前記第一の端末
が前記検出応答信号を受信することによって、前記第二
の端末を検出する端末検出ステップと、前記第一の端末
が前記検出された前記第二の端末と接続する接続ステッ
プと、前記第一の端末が前記接続された前記第二の端末
に情報を要求する情報要求ステップと、前記第二の端末
が前記要求された情報についていずれかの第二の端末の
情報記憶手段を検索する要求情報検索ステップと、前記
いずれかの第二の端末の情報記憶手段に前記要求情報検
索ステップにて要求された情報が記憶されていた場合
に、前記第一の端末に当該記憶されていた情報を送信す
る要求情報送信ステップと、を有する情報伝送方法を実
行させることを特徴とする。本発明による情報伝送方法
をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
請求項21に記載の記録媒体の発明は、請求項20記載
のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体である。上記プログラムを搭載する記録媒体であ
る。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明による情報伝送方法の実施の形態について詳細に説
明する。図1は、本発明による情報伝送方法の実施形態
におけるシステム構成の一例であり、端末100、11
0、118、119、ネットワーク109から構成され
ている。端末100が第一の端末、110,118,1
19が第二の端末に該当する。
【0037】第一の端末100は、操作入力手段10
1、情報再生手段102、制御部103、アドレス情報
テーブル106、保有情報蓄積テーブル107、情報送
受信手段108から構成されており、例えば、パソコ
ン、情報携帯端末、テレビ、VTR、コンポなどの端末
であるがこれに限定されず、少なくとも情報記録機能や
情報蓄積機能、又は情報再生機能を有し、ネットワーク
を介して情報の伝達が可能な機器である。また、操作入
力手段101及び情報再生手段102及び情報送受信手
段108は制御部103に接続されている。
【0038】操作入力手段101は、例えばキーボード
やリモコンやマウスなどの装置であるが、それに限定さ
れず利用者が端末100を操作するための手段である。
情報再生手段102は、例えばパ一ソナルコンピュ一夕
(以下、パソコン)やテレビのディスプレイや、オーデ
ィオ機器のスピーカーなどの装置であるが、それに限定
されずネットワーク109から情報送受信手段を介して
端末100に伝送されてきた情報を再生するための手段
である。
【0039】情報送受信手段108は、例えばイーサー
ネットのネットワークインターフェースカードやBlu
etoothカードなどの装置であるが、それに限定さ
れずネットワーク109に接続し情報を送受信するため
の手段である。制御部103は、端末検出手段120、
アドレス情報テーブル管理手段104、検索情報処理手
段105から構成されており、アドレス情報テーブル管
理手段104は、アドレス情報テーブル106に接続さ
れており、検索情報処理手段105は、保有情報蓄積テ
ーブル107に接続されている。
【0040】第二の端末110、118、119は、制
御部111、情報送受信手段112、情報記憶手段11
3、アドレス情報テーブル116、保有情報蓄積テーブ
ル117から構成されており、例えば、パソコン、情報
携帯端末、ビデオレコーダー等の端末である。そして、
情報記憶手段113及び情報送受信手段112は制御部
111に接続されている。情報記録手段113は、例え
ば、ハードディスクドライブや不揮発性メモリなどの記
録メディアであるが、それに限定されず情報を記憶する
ための手段である。
【0041】情報送受信手段112は、例えばイーサー
ネットのネットワークインターフェースカードやBlu
etoothカードなどの装置であるが、それに限定さ
れずネットワーク109に接続し情報を送受信するため
の手段である。制御部111は、端末検出手段121、
アドレス情報テーブル管理手段114、検索情報処理手
段115から構成されており、前記アドレス情報テーブ
ル管理手段114は、前記アドレス情報テーブル116
に接続されており、前記検索情報処理手段115は、前
記保有情報蓄積テーブル117に接続されている。
【0042】ネットワーク109は、イーサーネット等
によるデータ通信手段を総称する概念であり、端末10
0、110、118、119間での情報通信を可能にす
るものである。また、ネットワーク109の物理的なネ
ットワークデバイスとしては、イーサーネット、IEE
E1394、Bluetooth等特に限定しない。次
に、本発明の動作の詳細を説明する。
【0043】第1の実施の形態 4台のパソコンがイーサーネットに接続されている状態
で、1台のパソコンに向けてネットワークに接続された
他のパソコン内に蓄積されている映像情報を配信する場
合の実施形態について以下に説明する。本実施形態は請
求項1に相応する。
【0044】システム構成には図2を用い、パソコン2
00の処理情報として図3、図7、図8、図12、図1
6、図17を用い、パソコン210の処理情報として図
4、図9、図13を用い、パソコン218の処理情報と
して図5、図10、図14を用い、パソコン219の処
理情報として図6、図11、図15を用い、図18乃至
図26のフローチャートを用いて以下に動作の詳細を説
明する。図2は、図1の構成を具体化したものである。
パソコン200が第一の端末に、パソコン210、21
8、219が第二の端末に該当する。図3〜17の図番
は処理の流れの順に付与されている。パソコン200、
210、218、219は、家庭内のそれぞれ異なる場
所に設置されているパソコンである。
【0045】ネットワーク209は、イーサーネットを
用いたネットワークであり、パソコン200、210、
218、219が接続されている。パソコン200(第
一の端末)は、利用者が検索したい映像情報のキーワー
ドを入力したりパソコン200の操作を行うためのキー
ボード201(操作入力手段)を有し、他のパソコン2
10、218、219(第二の端末)から送信される情
報を表示するディスプレイ202(情報再生手段)を有
し、ネットワーク209に接続しネットワーク209に
接続された他の端末と通信するためにイーサーネット用
のネットワークインターフェースカード208(情報送
受信手段)を有し、さらには、制御部203、アドレス
情報テーブル206、保有情報蓄積テーブル207を有
するパソコンである。
【0046】制御部203は、端末検出手段220、ア
ドレス情報テーブル管理手段204、検索情報処理手段
205から構成されており、アドレス情報テーブル管理
手段204はアドレス情報テーブル206と接続されて
おり、検索情報処理手段205は保有情報蓄積テーブル
207と接続されている。また、制御部203は、キー
ボード201及びディスプレイ202及びネットワーク
インターフェースカード208と接続されている。
【0047】パソコン210、218、219(第二の
端末)は、映像情報をMPEG2ファイル等の形で蓄積
することが可能なハードディスク装置213(情報記憶
手段)を有し、ネットワーク209に接続するためのイ
ーサーネット用のネットワークインターフェースカード
212(情報送受信手段)を有し、さらには、制御部2
11、アドレス情報テーブル216、保有情報蓄積テー
ブル217を有するパソコンである。
【0048】なお、本実施形態ではハードディスク装置
213(情報記憶手段)に蓄積されるデータは、MPE
G2ファイルとしたが、それに限らず、MPEG1ファ
イルであってもよいし、MPEG1−Audio La
yer3ファイルであってもよいし、画像圧縮データに
制限されず、あらゆる情報データでよい。
【0049】制御部211は、端末検出手段221、ア
ドレス情報テーブル管理手段214、検索情報処理手段
215から構成されており、アドレス情報テーブル管理
手段214はアドレス情報テーブル216と接続されて
おり、検索情報処理手段215は保有情報蓄積テーブル
217と接続されている。また、制御部211は、ハー
ドディスク装置213及びネットワークインターフェー
スカード212と接続されている。
【0050】まず、パソコン200、210、218、
219は起動時にダイアルアップルーターやDHCP
(Dynamic Host Configurati
onProtocol)サーバー等に搭載されたIPア
ドレス自動割当機構によって、任意のIPアドレスが割
り当てられているものとし、利用者は各パソコンにどの
ようなIPアドレスが割り当てられているかを意識して
いないものとする。
【0051】なお、本実施形態では、説明の都合上、パ
ソコン200には、192.168.1.1というIP
アドレスが割り当てられ、同様にして、パソコン210
には192.168.1.4、パソコン218には19
2.168.1.7、パソコン219には192.16
8.1.8というIPアドレスが割り当てられているも
のと仮定して、動作の説明を行う。
【0052】図18は、パソコン200の処理を示すメ
インフロチャートである。まずパソコン200が起動す
る(S100)と、端末検出手段220が働き、端末検
出処理が実行される(S101)。図19は、パソコン
200の端末検出ステップ(S101,S102)の詳
細を示したフローチャートである。端末検出手段220
は、ネットワーク209に接続された他の端末を検出す
るために、ブロードキャストアドレス(自分のIPアド
レスのうちホスト部分が全て0であるIPアドレス)を
抽出し (S201)、ネットワーク209に向かっ
て、ブロードキャストアドレス宛ての図3に示した端末
検出言号を送信する(S202)。端末検出言号には、
送信元のパソコン200のIPアドレスが含まれてい
る。
【0053】図20は、パソコン210、218、21
9の端末応答ステップ(パソコン200のS101,S
102に対応する)の詳細を示したフローチャートであ
り、ブロードキャストアドレスへ送信した信号は、イン
ターネットプロトコルで定められた伝送機能によってネ
ットワークに接続されている全ての端末が受信できるの
で、端末検出信号は、ネットワーク209に接続されて
いる全てのパソコン210、218、219が受信する
(S211)。
【0054】端末検出信号を受信したパソコン210の
端末検出手段221は、端末検出言号に応答するため、
ネットワーク209を介して図4のような端末検出応答
信号をパソコン200に送信する(S212)。端末検
出応答信号には、応答したパソコン210のIPアドレ
スが含まれている。パソコン200の端末検出手段22
0は、端末検出手段221からの端末検出応答信号を受
信し(S203)、パソコン210がネットワーク20
9に接続されていることを認識する(S204)。
【0055】パソコン218、219は、パソコン21
0と同様に構成されており、パソコン200からの端末
検出信号を受け取り、パソコン200に対してパソコン
218は図5のような端末検出応答信号を返し、パソコ
ン218は図6のような端末応答信号を返すので、パソ
コン200は、パソコン218、パソコン219がパソ
コン210と同じくネットワーク209に接続されてい
ることを認識する。
【0056】次にパソコン200は、端末接続ステップ
を行う(Sl03)。図21は、パソコン200の端末
接続ステップ(Sl03)の詳細を示したフローチャー
トであり、図22は、接続される側のパソコン210、
218、219の端末接続ステップの詳細を示したフロ
ーチャートである。
【0057】パソコン200は、端末検出信号に応答し
たパソコン210、218、219にネットワーク20
9を介して、図7のような端末接続信号を送信し(S2
21)、エラーが発生したかどうかを判断し(S22
2)、エラーがなければ、パソコン210、218、2
19との接続が完了する(S223)。そして、パソコ
ン200のアドレス情報テーブル管理手段204は、図
8のように接続したパソコン210、218、219の
IPアドレスをアドレス情報テーブル206に書きこむ
(S224)。
【0058】また、パソコン200から接続されたパソ
コン210は、端末接続信号を受信したら(S23
1)、アドレス情報テーブル管理手段214を用いて図
9のようにアドレス情報テーブル216にパソコン20
0のIPアドレスを書きこむ(S232)。パソコン2
18、219も同様の処理を行う。図10は、パソコン
218のアドレス情報テーブルを示し、図11は、パソ
コン219のアドレス情報テーブルを示す。パソコン2
00はパソコン210、218、219と接続した後、
次に情報要求ステップを実行する(Sl04,S10
5)。
【0059】図23はパソコン200の情報要求ステッ
プ(Sl04,S105)の詳細を示したフローチャー
トである。情報要求ステップでは、パソコン200の利
用者は、キーボード201を使って、視聴したい映像コ
ンテンツのキーワードを入力する(S241)。検索情
報処理手段205は、入力されたキーワードに該当する
映像コンテンツを検索するためのパケットとして図12
のように情報検索パケットを生成する(S242)。
【0060】情報検索パケットは、パソコンに割り当て
られたIPアドレスと日付と時間と乱数から算出された
検索番号、送信元のパソコン200のIPアドレス、前
記キーボード201で入力された検索キーワードから構
成されている。次に検索情報処理手段205は、アドレ
ス情報テーブル206(図8)に記載されている全ての
IPアドレスに向けて前記情報検索パケットを送信する
(S243)。
【0061】図24は、パソコン210、218、21
9の要求情報検索ステップを示したフローチャートであ
り、パソコン210の検索情報処理手段215は、情報
検索パケットを受信し(S251)、ハードディスク2
13の中に情報検索パケット内の検索キーワードに該当
するファイル名のデータを検索し(S252)、該当す
るデータが存在するか調べ(S253)、存在する場合
には、図13に示された保有情報パケットを情報検索パ
ケットの送信元であるパソコン200に返信する(S2
54)。該当するファイル名のデータが複数存在する場
合には、複数の保有情報パケットを返信する。また、該
当するデータが存在しない場合には、一切の応答を行わ
ない。なお、保有情報パケットは、情報検索パケットと
同一の検索番号、自分のIPアドレス、該当ファイルの
ファイル名から構成されている。
【0062】パソコン218、219は、パソコン21
0と同様に構成されているので、前記情報検索パケット
を受け取った検索情報処理手段は、ハードディスクの中
に前記情報検索パケット内の検索キーワードに該当する
ファイル名のデータがあるかどうかを調べ、該当するデ
ータが存在する場合には、情報検索パケットの送信元で
あるパソコン200に保有情報パケットを返信する。ま
た、該当するデータが存在しない場合には、一切の応答
を行わない。なお、図14は、パソコン218の保有情
報パケットの例であり、図15は、パソコン219の保
有情報パケットの例である。
【0063】パソコン200は、パソコン210、21
8、219のいずれかもしくは複数のパソコンから保有
情報パケットを受信し(S244)、パソコン200
は、図16のようにディスプレイ202に受信した保有
情報パケットの該当ファイル名を一覧表示し(Sl0
6)、ユーザーの操作入力を待つ。ユーザーがキーボー
ド201を用いてパソコン210に蓄積されている該当
ファイル名を指定(S107)すると、情報送信要求ス
テップが実行される(Sl08)。
【0064】図25は、パソコン200の情報送信要求
ステップ(Sl08)の詳細を示したフローチャートで
あり、図26は、パソコン210の要求情報送信ステッ
プ(パソコン200のSl08に対応する)の詳細を示
したフローチャートである。図25の情報送信要求ステ
ップでは、制御部203は、指定された該当ファイル名
に対応したIPアドレスのパソコン210に対して図1
7のような情報送信要求パケットを送信する(S26
1)。情報送信要求パケットは、該当ファイルのファイ
ル名から構成されている。
【0065】図26の要求情報送信ステップとして、パ
ソコン210は情報送信要求パケットを受信し(S27
1)、情報送信要求パケット内のファイル名に該当する
映像データファイルをハードディスク装置213から読
み出し(S272)、情報送信要求パケットの送信元で
あるパソコン200に読み出したデータを送信する(S
273)。パソコン200は、パソコン210から映像
データファイルを受信し(S262)、情報送信要求ス
テップを終了し(S263)、映像情報を再生して(S
l09)、ディスプレイ202に表示する。
【0066】以上のように、本実施の形態の情報伝送方
法では、ネットワークに接続された他の端末を自動的に
検出し、それら検出された不特定多数の端末に対して、
情報検索・伝送が行える。従って、家庭内やネットワー
ク専門家のいないオフィスのように各パソコンに自動的
にIPアドレスが割り当てられ、利用者が各端末にどの
ようなアドレスが割り当てられているかを把握できない
環境においても、端末検出手段によりネットワークに接
続されたパソコンを自動的に検出でき、検出されたパソ
コンを対象にして情報検索を行うことが出来る。また、
利用者はネットワークに接続されたどのパソコンに自分
の希望する映像情報が蓄積されているかを一切意識する
ことなく、どこかのパソコンに記憶されている映像情報
を入手することができる。
【0067】なお、検索キーワードに対するデータの一
致をどのように判断するかについて、本実施形態ではフ
ァイル名の一致を例にとり説明したが、それに限らずデ
ータファイルに付随した情報、例えば、テレビ番組の映
像データファイルにおける出演者や音楽データファイル
における作曲者などを検索対象としても良いし、文字に
限らず音声や映像本体による一致でも良く、また、コン
テンツにキーワードが含まれる場合でも良い。
【0068】第2の実施の形態 第2の実施の形態は、前述第1の実施の形態とは、端末
検出ステップと端末接続ステップが異なる。他のステッ
プは前述の第1の実施の形態における動作と同様である
ので説明を省略する。本実施形態は請求項2又は3に相
応する。
【0069】図27は、パソコン300、302、30
4が前述第1の実施の形態による情報伝送方法を実行す
ることにより、既に接続されている状態(パソコン30
2に300と304が接続されている状態)を示した例
であり、パソコン300、302、304、306はい
ずれもネットワークに接続されているものとする。ま
た、パソコン300にはIPアドレス301(192.
168.1.1)が割り当てられ、パソコン302には
IPアドレス303(192.168.1.7)が割り
当てられ、パソコン304にはIPアドレス305(1
92.168.1.8)が割り当てられ、パソコン30
6にはIPアドレス307(192.168.1.4)
が割り当てられているとする。
【0070】以下、第2の実施の形態における端末検出
ステップと端末接続ステップの動作を説明する。システ
ム構成には図27を用い、パソコン300の処理情報と
して図28、図32、図37を用い、パソコン302の
処理情報として図29、図33を用い、パソコン304
の処理情報として図30、図34を用い、パソコン30
6の処理情報として図31、図35、図36を用い、図
38乃至図41のフロチャートを用いて以下に動作の詳
細を説明する。
【0071】図27において、既に相互に接続されてい
るパソコン300、302、304に対して新たにパソ
コン306が接続を行う。すなわち、パソコン306が
第一の端末に、パソコン300、302、304が第二
の端末に該当する。図28〜37の図番は処理の流れの
順に付与されている。パソコン300、302、304
のアドレス情報テーブルは既に図28〜30のようにな
っている。
【0072】図38は、パソコン306(第一の端末)
の端末検出ステップを示したフロチャートである。ま
ず、パソコン306は、端末検出ステップにおいて、ネ
ットワークに接続された他の端末を検出するために、ブ
ロードキャストアドレスを抽出し(S301)、ネット
ワークに向かってブロードキャストアドレス宛ての図3
1に示した端末検出信号を送信する(S302)。端末
検出信号には、送信元のパソコン306のIPアドレス
が含まれている。
【0073】図39は、パソコン300、302、30
4(第二の端末)の端末検出応答ステップを示したフロ
ーチャートであり、ブロードキャストアドレスへ送信し
た信号は、インターネットプロトコルで定められた伝送
機能によってネットワークに接続されている全ての端末
が受信できるので、端末検出信号は、ネットワークに接
続されている全てのパソコン300、302、304が
受信する(S312)。
【0074】端末検出信号を受信したパソコン300
は、図32の端末検出応答信号を返信し(S313)、
さらにアドレス情報応答ステップとして、保持している
図28のアドレス情報テーブルを返信する(S31
4)。また、同様にして、パソコン302は図33の端
末検出応答信号と図29のアドレス情報テーブルを返信
し、パソコン304は図34の端末検出応答信号と図3
0のアドレス情報テーブルを返信する。パソコン306
は、パソコン300、302、304から送信された端
末検出応答信号を受信し(S303)、各パソコンを認
識し(S304)、また、パソコン300、302、3
04のアドレス情報テーブルも受信する(S305)。
【0075】次に端末接続ステップにおいて、パソコン
306は、端末検出信号に応答したパソコン300、3
02、304が送信してきた図28及び図29及び図3
0のアドレス情報テーブルから、各パソコンが現在何台
のパソコンと接続しているかを計算する(S321)。
計算の結果、接続台数1台の端末が存在するか調べ(S
322)、存在するならば、パソコン306は、接続台
数が1台であるパソコンに対して図35のような端末接
続信号を送信する(S323)。また、接続台数が1台
の端末が存在しなかった場合には、最も少ない接続台数
のパソコンに図35のような端末接続信号を送信する
(S324)。加えて、本実施にように接続台数が1台
であるパソコンが複数存在した場合には、乱数によりど
のパソコンに接続するかを決定し、該当パソコンに対し
て端末接続信号を送信する。
【0076】なお、本実施形態では、パソコン300が
該当した場合について説明する。パソコン306は、接
続エラーが発生したかどうかを判断し(S325)、エ
ラーがなければ、パソコン300との接続が完了する
(S326)。そして、図36のように接続したパソコ
ン300のIPアドレスをアドレス情報テーブルに書き
こむ(S327)。エラーがあれば処理を終了する。な
お、電源オフによる接続エラーについては、電源オン時
に接続可能になる。
【0077】また、パソコン306から接続されたパソ
コン300は図37のようにアドレス情報テーブルにパ
ソコン306のIPアドレスを追加する(S332)。
以上のように、本実施形態の形態の情報伝送方法では、
検出された端末に接続していく際に、検出された端末が
既に何台の端末と接続されているかを算出し、より接続
台数が少ない端末に接続することが出来る。結果とし
て、数珠繋ぎ状に各端末を接続していくことになり、1
台の端末に情報検索や保有情報のための通信が集中する
ことを防ぎ、検索処理の分散化が図れる。
【0078】第3の実施の形態 第3の実施の形態は、前述第2の実施の形態とは、端末
接続ステップが異なる。他のステップは前述の第2の実
施の形態における動作と同様であるので説明を省略す
る。本実施形態は請求項4に相応する。
【0079】図42は、パソコン400とパソコン40
2が、パソコン404とパソコン406が前述第1の実
施の形態を実行することにより既に接続されている状態
を示した例であり、パソコン400、402、404、
406、408はいずれもネットワークに接続されてい
るものとする。また、パソコン400にはIPアドレス
401、パソコン402にはIPアドレス403が割り
当てられ、パソコン404にはIPアドレス405が割
り当てられ、パソコン406にはIPアドレス407が
割り当てられ、パソコン408にはIPアドレス409
が割り当てられているとする。以下、第3の実施の形態
における端末接続ステップの動作を説明する。
【0080】システム構成には図42を用い、パソコン
400の処理情報として、図43、図49を用い、パソ
コン402の処理情報として、図44を用い、パソコン
404の処理情報として、図45、図50を用い、パソ
コン406の処理情報として、図46を用い、パソコン
408の処理情報として、図47、図48を用い、図5
1のフローチャートを用いて以下に動作の説明をする。
パソコン408が第一の端末に、パソコン400、40
2、404、406が第二の端末に該当する。図43〜
50の図番は処理の流れの順に付与されている。パソコ
ン400、402、404、406のアドレス情報テー
ブルは既に図43〜46のようになっている。
【0081】図42において、パソコン400と40
2、及びパソコン404と406が相互に接続されてお
り、パソコン408は、前述第1の実施形態における端
末検出ステップを実行したことによってパソコン40
0、402、404、406を検出し、それぞれのパソ
コン内に保持している図43、図44、図45、図46
のアドレス情報テーブルを受信しているものとする。
【0082】図51は、パソコン408(第一の端末)
の端末接続ステップを示したフローチャートである。ま
ず、パソコン408は、検出された各パソコンのアドレ
ス情報テーブルを参照し、接続台数を計算する(S34
1)。もし、接続台数が1台のものが無かった場合に
は、最も接続台数の少ないパソコンを選択し端末接続信
号を送信し(S344)、S352に飛ぶ。
【0083】また、該当するパソコンがある場合には、
何台あるかを調べ(S343)、1台しかなかった場合
には、該当端末に端末接続信号を送信し(S345)、
S352に飛ぶ。接続台数1台のものが複数台検出され
た場合には、リンク端末選択ステップに移行し、抽出し
たパソコンのIPアドレスと抽出したパソコンが保持し
ているアドレス情報テーブルを図47のようにリストー
覧にする(S346)。
【0084】そして、一番先頭に並べられているパソコ
ンのアドレス情報テーブル(図43)を参照し(S34
7)、抽出された各パソコンのIPアドレスが記載され
ているかを調べ(S348)、記載されていた場合に
は、そのIPアドレスのパソコンを前記リスト覧から削
除する(S349)。ここではパソコン402が削除さ
れる。これは、既に接続ルートが確保されているパソコ
ンへの重複接続を避けるためである。
【0085】さらに、前記アドレス情報テーブルに記載
されているIPアドレスに対応したパソコンが保持して
いるアドレス情報テーブルも参照し、同様に抽出された
パソコンのIPアドレスが記載されているかを調べ、記
載されていれば、そのIPアドレスのパソコンを前記リ
スト覧から削除する。このような処理を一番先頭に並べ
られているパソコンから延びる全ての接続経路について
繰り返す。ただし、いかなる場合においても、一番先頭
に並べられているパソコンは前記リスト覧から削除しな
いものとする。
【0086】次に、前記リスト覧に残されているパソコ
ンのうち、2番目に並べられているパソコンに対しても
同様にS347からの処理を行う。以上の動作を前記リ
スト一覧に残されているパソコン全てに行い、最終的に
残ったパソコンに対してのみ以下に説明する端末接続を
行う。ここではパソコン406が削除される。
【0087】なお本実施形態では、パソコン400、4
04が残されたパソコンに該当するので、パソコン40
8(第一の端末)はパソコン400及び404に端末接
続信号を送信する(S351)。パソコン408は、接
続エラーが発生したかどうかを判断し(S352)、エ
ラーがなければ、パソコン400及び404との接続が
完了する(S353)。そして、図48のように接続し
たパソコン400及び404のIPアドレスをアドレス
情報テーブルに書きこみ(S354)、端末接続ステッ
プを終了する(S355)。
【0088】また、パソコン408から接続されたパソ
コン400は図49のようにアドレス情報テーブルにパ
ソコン408のIPアドレスを追加し、パソコン408
から接続されたパソコン404は図50のようにアドレ
ス情報テーブルにパソコン408のIPアドレスを追加
する。以上のように、本実施の形態の情報伝送方法で
は、複数のグループとして存在している端末に対して、
それぞれのグループ毎に1台ずつ接続することができ、
独立した複数のグループを1つの端末を中心して束ね、
広範囲にわたって効率的に検索が行えるようになる。
【0089】第4の実施の形態 第4の実施の形態は、前述第1の実施の形態とは、端末
検出ステップ及び端末接続ステップが異なる。他のステ
ップは前述の第1の実施の形態における動作と同様であ
るので説明を省略する。本実施形態は請求項5乃至7に
相応する。
【0090】図52は、パソコン500、502、50
4が前述第1の実施の形態を実行することにより、既に
接続されている状態を示した例であり、パソコン50
0、502、504、506はいずれもネットワークに
接続されているものとする。また、パソコン500には
IPアドレス501が割り当てられ、パソコン502に
はIPアドレス503が割り当てられ、パソコン504
にはIPアドレス505が割り当てられ、パソコン50
6にはIPアドレス507が割り当てられているとす
る。以下、第4の実施の形態における端末検出ステップ
と端末接続ステップの動作を説明する。
【0091】システム構成には図52を用い、パソコン
500の処理情報として図54、図57を用い、パソコ
ン502の処理情報として図55、図58、図62を用
い、パソコン504の処理情報として図56、図59を
用い、パソコン506の処理情報として図53、図6
0、図61を用い、図63乃至図66のフローチャート
を用いて以下に動作の詳細を説明する。パソコン506
が第一の端末に、パソコン500、502、504が第
二の端末に該当する。図53〜62の図番は処理の流れ
の順に付与されている。パソコン500、502、50
4のアドレス情報テーブルは既に図57〜59のように
なっている。
【0092】図52において、既に相互に接続されてい
るパソコン500、502、504に対して新たにパソ
コン506が接続を行うとする。図63は、パソコン5
06(第一の端末)の端末検出ステップを示したフロー
チャートである。まず、パソコン506は、端末検出ス
テップにおいて、ネットワークに接続された他の端末を
検出するために、ブロードキャストアドレスを抽出し
(S401)、ネットワークに向かってブロードキャス
トアドレス宛ての図53に示した端末検出信号を送信す
る(S402)。端末検出信号には、送信元のパソコン
506のIPアドレスが含まれている。
【0093】図64は、パソコン500、502、50
4(第二の端末)の端末応答ステップを示したフローチ
ャートであり、ブロードキャストアドレスへ送信した信
号は、インターネットプロトコルで定められた伝送機能
によってネットワークに接続されている全ての端末が受
信できるので、端末検出信号は、ネットワークに接続さ
れている全てのパソコン500、502、504が受信
する(S412)。
【0094】端末検出信号を受信したパソコン500
は、図54の端末検出応答信号を返信し(S413)、
さらに性能応答ステップとして、保持している図57の
アドレス情報テーブルを返信する(S414)。ここ
で、図54に示しているように端末検出信号は、送信元
アドレス、性能情報、最大接続数から構成されており、
性能情報は、あらかじめ計測しておいたパソコンの処理
能力を数値化して表現したものであり、最大接続数は、
他の端末との接続数の最大値であり所有者があらかじめ
設定しておくものである。なお、性能情報は、端末内の
中央演算処理装置のMIPS値と端末内に保持している
情報バイト数から算出される数値であり、MIPS値を
α、情報バイト数をβとすると、性能情報は次の式で算
出される。
【0095】性能情報=f(α、β) たとえば、f=(α÷100)*(β÷1000)とし
た場合に、MIPS値2000、ハードディスクに蓄積
された情報量が1GBのパソコンでは、 f=(2000÷100)*(1,000,000÷1000) =20*1000 =20000 となり、性能情報は20000となる。
【0096】同様にしてパソコン502は図55の端末
検出応答信号と図58のアドレス情報テーブルを返信
し、パソコン504は図56の端末検出応答信号と図5
9のアドレス情報テーブルを返信する。パソコン506
は、パソコン500、502、504から送信された端
末検出応答信号を受信し(S403)、各パソコンを認
識し(S404)、また、パソコン500、502、5
04のアドレス情報テーブルも受信する(S405)。
【0097】次に図65の端末接続ステップにおいて、
パソコン506は、端末性能接続ステップとして、パソ
コン500、502、504から返信された端末検出信
号に含まれている性能情報を比較し、値が最も高いもの
を検索する(S421)。ここでは、パソコン502が
性能情報2000で最大である。そして、最も値が高い
ものを見つけたら、そのパソコンが端末検出ステップに
おいて返信してきたアドレス情報テーブルから現在何台
のパソコンと接続しているかを計算する(S422)。
【0098】次に算出した接続台数と端末検出ステップ
において受信した端末検出応答信号内に含まれた最大接
続台数を比較し(S423)、現在の接続台数が最大接
続台数未満であれば該当パソコンに図60のような端末
接続信号を送信する(S425)。ここでは、パソコン
502の現在の接続台数が2で最大接続台数5未満であ
る。また、既に接続台数が最大接続台数以上であったな
らば、検出したパソコンの中で次に性能情報が高いもの
を検索し(S424)、同様に接続台数と最大接続台数
を比較し、該当パソコンが見つかるまで繰り返す。
【0099】なお、本実施形態では、パソコン502を
該当パソコンと仮定して以下説明を続ける。パソコン5
06は、接続エラーが発生したかどうかを判断し(S4
26)、エラーがなければパソコン502との接続が完
了する(S427)。そして、図61のように接続した
パソコン502のIPアドレスをアドレス情報テーブル
に書き込み(S428)、端末接続ステップを終了する
(S429)。また、パソコン506から接続されたパ
ソコン502は図62のようにアドレス情報テーブルに
パソコン506のIPアドレスを追加する(S43
2)。
【0100】以上のように、本実施形態の形態の情報伝
送方法では、端末を連鎖的に接続していく際に、検出さ
れた端末の中で性能の高い端末を中心に他の端末が接続
していくので、情報検索や保有情報のための通信処理
が、各端末の処理能力に見合ったものになり、処理能力
の高い端末がより多くの通信処理を行うという負荷分散
が行える。
【0101】第5の実施の形態 第5の実施の形態は、前述第1の実施の形態とは、端末
検出ステップ及び端末接続ステップが異なる。他のステ
ップは前述の第1の実施の形態における動作と同様であ
るので説明を省略する。本実施形態は請求項8又は9に
相応する。
【0102】図67は、パソコン600、602、60
4が前述第1の実施の形態を実行することにより既に接
続されている状態を示した例であり、パソコン600、
602、604、606はいずれもネットワークに接続
されているものとする。また、パソコン600にはIP
アドレス601が割り当てられ、パソコン602にはI
Pアドレス603が割り当てられ、パソコン604には
IPアドレス605が割り当てられ、パソコン606に
はIPアドレス607が割り当てられているとする。以
下、第5の実施の形態における端末検出ステップと端末
接続ステップの動作を説明する。
【0103】システム構成には図67を用い、パソコン
600の処理情報として図69を用い、パソコン602
の処理情報として図70、図74を用い、パソコン60
4の処理情報として図71を用い、パソコン606の処
理情報として図68、図72、図73を用い、図75乃
至図78のフローチャートを用いて以下に動作の詳細を
説明する。パソコン606が第一の端末に、パソコン6
00、602、604が第二の端末に該当する。図68
〜74の図番は処理の流れの順に付与されている。
【0104】図67において、既に相互に接続されてい
るパソコン600、602、604に対して新たにパソ
コン606が接続を行うとする。図75は、パソコン6
06(第一の端末)の端末検出ステップを示したフロー
チャートである。
【0105】まず、パソコン606は、端末検出ステッ
プにおいて、ネットワークに接続された他の端末を検出
するために、ブロードキャストアドレスを抽出し(S5
01)、ネットワークに向かってブロードキャストアド
レス宛ての図68に示した端末検出信号を送信する(S
502)。端末検出信号には、送信元のパソコン606
のIPアドレスが含まれている。
【0106】図76は、パソコン600、602、60
4(第二の端末)の端末検出応答ステップを示したフロ
ーチャートであり、ブロードキャストアドレスへ送信し
た信号は、インターネットプロトコルで定められた伝送
機能によってネットワークに接続されている全ての端末
が受信できるので、端末検出信号は、ネットワークに接
続されている全てのパソコン600、602、604が
受信する(S512)。端末検出信号を受信したパソコ
ン600は、図69の端末検出応答信号を返信(S51
3)する。
【0107】ここで、図69の端末検出応答信号は、送
信元アドレス、接続速度から構成されており、接続速度
はそのパソコンがネットワークに接続されている速度で
あり、あらかじめ設定しておくものである。設定の方法
は、図示しないが所有者が自分の手で設定する場合や、
端末自身が自動的に速度を検出し設定する場合などがあ
る。同様にしてパソコン602は図70の端末検出応答
信号を返信し、パソコン604は図71の端末検出応答
信号を返信する。
【0108】パソコン606は、パソコン600、60
2、604から送信された端末検出応答信号を受信し
(S503)、各パソコンを認識し(S504)、端末
検出ステップを終了する(S505)。次に端末接続ス
テップにおいて、パソコン606は、パソコン600、
602、604から返信された端末検出信号に含まれて
いる接続速度を比較し、ネットワーク速度接続ステップ
として、最も高速なものを検索し(S521)、該当パ
ソコンに図72のような端末接続信号を送信する(S5
22)。
【0109】パソコン606は、接続エラーが発生した
かどうかを判断し(S523)、エラーがなければパソ
コン602との接続が完了する(S524)。そして、
図73のように接続したパソコン602のIPアドレス
をアドレス情報テーブルに書き込み(S525)、端末
接続ステップを終了する(S526)。また、パソコン
602はパソコン606から端末接続信号を受信し(S
531)、図74のようにアドレス情報テーブルにパソ
コン606のIPアドレスを追加する(S532)。
【0110】以上のように、本実施形態の形態の情報伝
送方法では、端末を連鎖的に接続していく際に、検出さ
れた端末の中でネットワークヘの接続速度が高い端末を
中心に他の端末が接続していくので、情報検索や保有情
報のための通信量が、各端末のネットワークヘの接続速
度に見合ったものになり、高速なネットワークにつなが
れた端末がより多くの通信処理を行うという負荷分散が
行える。
【0111】第6の実施の形態 第6の実施の形態は、前述第1の実施の形態とは、情報
要求ステップと要求情報検索ステップと要求情報送信ス
テップが異なる。他のステップは前述の第1の実施の形
態における動作と同様であるので説明を省略する。本実
施形態は請求項10乃至15に相応する。
【0112】図79は、パソコン700、702、70
4、706、708が前述第一及び第二の実施の形態を
実行することによって既に接続されている状態を示した
例であり、パソコン700、702、704、706、
708はいずれもネットワークに接続されているものと
する。また、パソコン700にはIPアドレス701が
割り当てられ、パソコン702にはIPアドレス703
が割り当てられ、パソコン704にはIPアドレス70
5が割り当てられ、パソコン706にはIPアドレス7
07が割り当てられ、パソコン708にはIPアドレス
709が割り当てられているとする。以上、第六の実施
の形態における情報要求ステップと要求情報検索ステッ
プと要求情報送信ステップの動作を説明する。
【0113】システム構成には図79を用い、パソコン
700の処理情報として図80、図85を用い、パソコ
ン702の処理情報として図81、図86、図87、図
88、図90、図91を用い、パソコン704の処理情
報として図82、図89、図92を用い、パソコン70
6の処理情報として図83を用い、パソコン708の処
理情報として図84を用い、図93乃至図95のフロー
チャートを用いて以下に動作の詳細を説明する。パソコ
ン700が第一の端末に、パソコン702、704、7
06、708が第二の端末に該当する。このうちパソコ
ン702が情報転送を行う第二の端末に、パソコン70
4が情報転送を受ける第三の端末に該当する。図80〜
92の図番は処理の流れの順に付与されている。パソコ
ン700、702、704、706、708のアドレス
情報テーブルは既に図80〜84のようになっている。
【0114】図79において、利用者がパソコン700
を用いてネットワークに接続された他のパソコンに対し
て情報要求を行う。図93はパソコン700(第一の端
末)の情報要求ステップを示したフローチャートであ
る。情報要求ステップでは、まず、パソコン700の利
用者は、パソコン700に搭載されたキーボードを使っ
て視聴したい映像コンテンツのキーワードを入力する
(S601)。
【0115】パソコン700は、入力されたキーワード
に該当する映像コンテンツを検索するためのパケットと
して図85にような情報検索パケットを生成する(S6
02)。情報検索パケットは、パソコンに割り当てられ
たIPアドレスと日付と時間と乱数から算出された検索
番号、送信元のパソコン700のIPアドレス、前記キ
ーボードで入力された検索キーワードと情報検索パケッ
トの転送制限回数を示す最大転送回数情報から構成され
ている。次にパソコン700は図80に示された保持し
ているアドレス情報に記載されている全てのIPアドレ
スに向けて前述の情報検索パケットを送信する(S60
3)。
【0116】図94はパソコン702(第一の端末と接
続され、第一の端末へ保有情報を送信する第二の端
末)、704(第二の端末と接続され、第一の端末と接
続されていない第三の端末)の要求情報検索ステップを
示したフローチャートであり、パソコン702は、情報
検索パケットを受信し(S612)、図90のように受
信した情報検索パケット内に含まれている検索番号及び
検索キーワード及び送信元アドレスを保有情報蓄積テー
ブルに記録する(S613)。
【0117】次にパソコン702は情報検索パケット内
の検索キーワードに該当するファイルを保有しているか
検索し(S614)、該当データが存在するか調べ(S
615)、存在する場合には図87に示された保有情報
パケットを作成し、情報検索パケットの送信元であるパ
ソコン700に返信する(S616)。また、該当する
データが存在しない場合には、一切の応答を行わない。
なお、保有情報パケットは、情報検索パケットと同一の
検索番号、自分のIPアドレス、該当情報を保有してい
るパソコンのIPアドレス、該当ファイルのファイル名
から構成されている。
【0118】次にパソコン702は、先ほど受信した情
報検索パケット内の検索キーワードと保有情報蓄積テー
ブル(図90)内に過去に記録された保有情報の検索キ
ーワードを比較し(S617)、同一の検索キーワード
且つ検索番号が異なる検索結果データが存在するかを調
べる(S618)。
【0119】もし該当する検索結果データが存在するな
らば、有効期限が切れていないかを調べ(S619)、
有効期限内であれば、検索結果データが含まれた保有情
報パケットを情報検索パケットの送信元であるパソコン
700に返信し(S620)、処理が終了する(S62
6)。また、有効期限が切れていた場合には、該当する
検索結果データを削除し(S621)、S618におい
て検索結果データが存在しなかった場合の処理と同様の
処理を行う。この具体的処理ステップを次に記述する。
なお、有効期限は保有情報蓄積テーブル内に記述されて
いる有効期限日時と現在の日時を比較し、現在の日時を
過ぎていれば有効期限が切れていると判断する。
【0120】S618において検索結果データが存在し
なかった場合もしくはS619においてデータが存在し
たが有効期限が切れていた場合には、パソコン702
は、先ほど受信した情報検索パケット内に記載されてい
る最大転送回数から1を引き(S622)、結果が1以
上だった場合には、図86に示されたように受信した情
報検索パケットのうち送信元アドレスを自分のIPアド
レスに書き換え、さらに最大転送回数を1つ減らした数
値に書き換えた情報検索パケットを生成し(S62
4)、図81に示された保持しているアドレス情報テー
ブルの中から受信した前記情報検索パケットの送信元7
00以外のパソコンに対して、生成した前記情報検索パ
ケットを転送する(S625)。また、S623におい
て結果が0だった場合にはそのまま処理を終了する(S
626)。最大転送回数を1つ減らすのは、これから転
送を行うからである。
【0121】パソコン704(第二の端末と接続され、
第一の端末と接続されていない第三の端末)は、パソコ
ン702から図86に示された情報検索パケットを受信
し、パソコン702と同様に処理を行う。処理の流れ
は、図94に示したパソコン702のフローチャートと
全く同じであるので、以下図94を用いて説明する。パ
ソコン704は、情報検索パケットを受信し(S61
2)、図92のように保有情報蓄積テーブルに受信した
情報検索パケット内に含まれている検索番号及び検索キ
ーワード及び送信元アドレスを記録する(S613)。
【0122】次にパソコン704は情報検索パケット内
の検索キーワードに該当するファイルを保有しているか
どうかを検索し(S614)、該当するデータが存在す
る場合には(S615)、図89に示されたような保有
情報パケットを情報検索パケットの送信元であるパソコ
ン702に返信する(S616)。また、該当するデー
タが存在しない場合には、一切の応答を行わない。な
お、保有情報パケットは、情報検索パケットと同一の検
索番号、自分のIPアドレス、該当情報を保有している
パソコンのIPアドレス、該当ファイルのファイル名か
ら構成されている。
【0123】次にパソコン704は、先ほど受信した情
報検索パケット内の検索キーワードと保有情報蓄積テー
ブル内に過去に記録された保有情報の検索キーワードを
比較し(S617)、同一の検索キーワード且つ検索番
号が異なる検索結果データが存在するかを調べる(S6
18)。もし該当する検索結果データが存在するなら
ば、有効期限が切れていないかを調べ(S619)、有
効期限内であれば、検索結果データが含まれた保有情報
パケットを情報検索パケットの送信元であるパソコン7
02に返信し(S619)、処理が終了する(S62
6)。また、有効期限が切れていた場合には、該当する
検索結果データを削除し、S618において検索結果デ
ータが存在しなかった場合の処理と同様の処理を行う。
具体的処理ステップを次に記述する。
【0124】なお、有効期限は保有情報蓄積テーブル内
に記述されている有効期限日時と現在の日時を比較し、
現在の日時を過ぎていれば有効期限が切れていると判断
する。S618において検索結果データが存在しなかっ
た場合もしくはS619においてデータが存在したが有
効期限が切れていた場合には、次のパソコンに情報検索
要求を転送する必要がある。パソコン704は、先ほど
受信した情報検索パケット内に記載されている最大転送
回数から1を引き(S622)、結果が1以上だった場
合には、受信した情報検索パケットのうち返信元アドレ
スを自分のIPアドレスに書き換え、さらに、その最大
転送回数を1つ減らした数値に書き換えた情報検索パケ
ットを生成し(S624)、図82に示された保持して
いるアドレス情報の中から受信した前記情報検索パケッ
トの送信元以外のパソコンに対して生成した前記情報検
索パケットを送信する(S625)。また、S622に
おいて結果が0だった場合にはそのまま処理を終了する
(S626)。このように、情報要求転送ステップは、
さらに情報要求を接続経路に従って末端の端末まで転送
していく際に、第一の端末が情報要求とともに最大転送
端末数を通知し、第二の端末を含む経由端末が第一の端
末からの接続順位を判定可能な情報を通知することによ
り最大転送端末数に到達するまで情報要求する。最大転
送回数は、第一の端末から末端の端末に転送される毎に
1づつ少なくなる。これにより何台の端末を経て転送さ
れたかがわかる。
【0125】図94はパソコン702(第一の端末と接
続され、第一の端末へ保有情報を送信する第二の端末)
の保有情報転送ステップを示したフローチャートであ
り、パソコン702は、パソコン704から送信された
保有情報パケットを受信し(S631)、保有情報パケ
ット内の検索番号とS613で作成した図90の保有情
報蓄積テーブル内に記録されている検索番号とを比較す
る(S632)。
【0126】そして、既に保有情報蓄積テーブル内に記
録されている検索番号の中に前記保有情報パケット内の
検索番号と一致するものが存在するか調べ(S63
3)、存在した場合には、図91のように保有情報パケ
ット内に含まれている保有端末アドレスと該当ファイル
名と保有情報パケットの有効期限を保有情報蓄積テーブ
ルの該当欄に追記する(S634)。
【0127】次にパソコン702は、パソコン704か
ら受信した保有情報パケットを図88のように送信元ア
ドレス部分のみ自分のIPアドレスに書き換えた保有情
報パケットを生成する(S635)。さらに前記S63
3で一致を確認した保有情報蓄積テーブルの該当欄内の
送信元IPアドレスに向けて生成した保有情報パケット
を送信する(S636)。
【0128】一方、S633において検索番号が一致し
なかった場合にはそのまま受信した保有情報パケットを
廃棄し(S637)、処理を終了する(S638)。最
終的に、パソコン700は図87に示されたパソコン7
02から送信された保有情報パケットと図88に示され
たパソコン702を経由して転送されてきた保有情報パ
ケットを受信し(S604)、情報要求ステップを終了
する
【0129】以上のように、本実施の形態の情報伝送方
法では、複数の端末がネットワークで接続され、本発明
の情報伝送方法により相互に数珠繋ぎ状に接続されてい
る状態において、1台の端末から出された情報要求パケ
ットを接続されている他の端末に指定した回数だけ次々
と転送していくことができる。また、検索の結果である
保有情報についても情報要求パケットが通過した端末全
てを経由し、それぞれの端末が保有情報を一時蓄積する
ことができる。さらに、再度同じ検索キーワードによる
情報要求パケットが届いた場合には、他の端末に転送す
るのではなく蓄積している前記保有情報に基づいて応答
することができる。従って、情報の検索元は、数珠繋ぎ
状に拡張されている端末に対して、個別に情報検索要求
パケットを送信する必要がなく、リンクの末端の端末1
台に対しで情報検索要求を行えば、その先に続く端末に
蓄積されている情報をも検索することができ、効率的な
検索が行える。また、保有情報が経由する端末にも蓄積
されることで、同様の検索が発生した場合にネットワー
クヘの情報検索パケットの送信量を大幅に削減できる。
【0130】第7の実施の形態 第7の実施の形態は、前述第6の実施の形態とは、情報
要求転送ステップが異なる。他のステップは前述第6の
実施の形態における動作と同様であるので説明を省略す
る。本実施形態は請求項16乃至19に相応する。
【0131】図96は、パソコン800、802、80
4、806、808が前述第一及び第二の実施の形態を
実行することによって既に接続されている状態を示した
例であり、パソコン800、802、804、806、
808はいずれもネットワークに接続されているものと
する。また、パソコン800にはIPアドレス801が
割り当てられ、パソコン802にはIPアドレス803
が割り当てられ、パソコン804にはIPアドレス80
5が割り当てられ、パソコン806にはIPアドレス8
07が割り当てられ、パソコン808にはIPアドレス
809が割り当てられているとする。以上、第七の実施
の形態における情報要求転送ステップの動作を説明す
る。
【0132】システム構成には図96を用い、パソコン
800の処理情報として図97を用い、パソコン802
の処理情報として図98、図102を用い、パソコン8
04の処理情報として図99を用い、パソコン806の
処理情報として図100を用い、パソコン808の処理
情報として図101を用い、図38、図40、図103
のフローチャートを用いて以下に動作の詳細を説明す
る。パソコン802が第一の端末に、パソコン800、
804、806、808が第二の端末に該当する。この
うちパソコン804が第一の端末から情報を要求された
第二の端末に該当し、パソコン808が新たに端末接続
を要求される第四の端末に該当する。パソコン800、
802、804、806、808のアドレス情報テーブ
ルは既に図97〜101のようになっている。
【0133】図96において、パソコン802がパソコ
ン804に向けてパソコン800から送信されてきた情
報検索パケットを送信する。図103は、パソコン80
2(第一の端末)の情報要求転送ステップを示したフロ
ーチャートであり、パソコン802は、図102に示さ
れた情報検索パケットをパソコン804(第一の端末か
ら情報を要求された第二の端末)に送信し(S70
0)、送信時にエラーが発生したかどうかを調べ(S7
01)、エラーが発生しなかった場合には、そのまま処
理を終了する。(S708)エラーが発生した場合に
は、送信相手であるパソコン802の電源がOFFにな
った或いはネットワークとの接続が切断された等の理由
により接続不可能になったと判断し、新たに接続可能な
パソコンヘの接続を試みる。
【0134】本実施形態では、図96においてパソコン
804、806が利用者によって突然電源OFFになり
接続不可能になったと仮定し、以下に説明を続ける。ま
ずパソコン802は、前述の第2の実施形態の図38の
端末検出ステップを示したフローチャートに従って端末
検出ステップを実行し、ネットワークに接続され且つそ
の時点で稼動しているパソコン800、808を検出す
る(S703)。
【0135】次に前記端末検出ステップにおいて検出さ
れたパソコン800、808から受信したそれぞれ図9
7及び図101のアドレス情報を参照し、それぞれのア
ドレス情報の中に記載されているパソコンと前記端末検
出ステップによって検出されたパソコンを比較する(S
704)。
【0136】もし、それぞれのアドレス情報の中に検出
されたパソコン800、808以外のIPアドレスが記
載されており且つ検出されたパソコン800、808の
IPアドレスが1つも記載されておらず且つ端末検出信
号送信元のパソコン802のIPアドレスも記載されて
いないアドレス情報が存在するかを調べ(S705)、
存在した場合には(ここではパソコン808が該当す
る)、そのアドレス情報を保持しているパソコンは、他
の動作中のパソコンと一切接続されていないと判断し、
パソコン802は接続を修復するために該当するパソコ
ン808(第四の端末、すなわち、第一の端末から情報
を要求された第二の端末からの応答がなかった際におけ
る他の第二の端末)に対して前述の第2の実施形態の図
40で示したフローチャートに従って端末接続ステップ
を行う(S706)。
【0137】接続が確認されたら、パソコン802は再
度新しい接続先であるパソコン808に向けで情報検索
パケットを送信し(S707)、処理を終了する。(S
708)また、S705にて該当するものが存在しなか
った場合には、検出パソコンはパソコン802と直接接
続されていないが異なる経路にて接続されていると判断
し、情報検索パケットを送信することなく処理を終了す
る(S708)。
【0138】ここでは、第一の端末から当該情報を要求
された第二の端末からの応答がなかった際に、第四の端
末に前記検出信号を送信するステップと検出信号に応答
する第四の端末を検出するステップについて説明した
が、第二の端末から当該情報要求を転送された第三の端
末からの応答がなかった際に、第五の端末に前記検出信
号を送信するステップと検出信号に応答する第五の端末
を検出するステップもほぼ同様である。
【0139】以上のように、本実施の形態の情報伝送方
法では、複数の端末がネットワークで接続され、本発明
の情報伝送方法により相互に接続されている状態におい
て、情報要求転送時に転送先の端末が応答しなかった場
合には、自動的に周囲の端末を検索し、応答しなかった
端末によって分断されてしまった経路を自動的に修復す
ることができる。従って、突然端末のコンセントを抜
く、或いは突然端末の電源スイッチをOFFにする等の
家電製品に対するごく一般的な操作が発生し、端末間の
相互接続が切断されたとしても、情報要求転送時に、動
作している端末を検出し自動的に端末相互の接続を修復
することができ、情報要求転送を続けることができる。
【0140】以上説明した情報伝送方法は、前記各端末
において各機能を実現するためのプログラムとして実現
される。このプログラムはコンピュータで読み取り可能
な記録媒体に格納されている。記録媒体としては、メイ
ンメモリそのものがプログラムメディアであってもよい
し、また外部記録装置としてプログラム読取装置が設け
られ、そこに記録媒体を挿入することで読み取り可能な
プログラムであっても良い。いずれの場合においても、
格納されているプログラムはCPUがアクセスして実行
させる構成であってもよいし、あるいはいずれの場合も
プログラムを読出し、読み出されたプログラムは、図示
されていないプログラム記憶エリアにダウンロードされ
て、そのプログラムが実行される方式であってもよい。
このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納
されているものとする。
【0141】ここで、上記プログラムメディアは、本体
と分離可能に構成される記録媒体であり、例えばPCカ
ード(ステップSRAMカード)のほか、磁気チーフや
カセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)
ディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD−R
OM/MO/MD/DVD等の光ディスクのディスク
系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等の
カード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEP
ROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含め
た固定的にプログラムを保持する媒体であっても良い。
【0142】また、本実施の形態においては、インター
ネットを含む通信ネットワークを接続可能なシステム構
成であることから、通信ネットワークからプログラムを
ダウンロードするように流動的にプログラムを担持する
媒体であってもよい。なお、このように通信ネットワー
クからプログラムをダウンロードする場合には、そのダ
ウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納してお
くか、あるいは別な記録媒体からインストールされるも
のであってもよい。また、記録媒体に格納されている内
容としてはプログラムに限定されず、データであっても
よい。
【0143】
【発明の効果】上記にて説明された本発明により、以下
の効果がもたらされる。まず、家庭内のように各端末に
自動的にアドレスが割り当てられ、利用者が各端末にど
のようなアドレスが割り当てられているかを把握できな
い環境においても、端末検出手段によりネットワークに
接続された端末を自動的に検出でき、検出された端末を
対象にして情報検索を行うことが出来る。また、利用者
はネットワークに接続されたどの端末に自分の希望する
情報が蓄積されているかを一切意識することなく、希望
した情報を入手することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における情報伝送方法のシステム構成図
である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る映像情報伝送シ
ステムのシステム構成図である。
【図3】第1の実施形態における端末送出機能220が
送信する検出信号を示した図である。
【図4】第1の実施形態におけるパソコン210からパ
ソコン200への検出応答信号を示した図である。
【図5】第1の実施形態におけるパソコン218からパ
ソコン200への検出応答信号を示した図である。
【図6】第1の実施形態におけるパソコン219からパ
ソコン200への検出応答信号を示した図である。
【図7】第1の実施形態におけるパソコン200からパ
ソコン210、218、219へ送信された接続信号を
示した図である。
【図8】第1の実施形態におけるパソコン200に記録
されたアドレス情報テーブルの図である。
【図9】第1の実施形態におけるパソコン210に記録
されたアドレス情報テーブルの図である。
【図10】第1の実施形態におけるパソコン218に記
録されたアドレス情報テーブルの図である。
【図11】第1の実施形態におけるパソコン219に記
録されたアドレス情報テーブルの図である。
【図12】第1の実施形態におけるパソコン200から
パソコン210、218、219へ送信された情報検索
パケットの図である。
【図13】第1の実施形態における図12の情報検索パ
ケットに応答したパソコン210からの保有情報パケッ
トの図である。
【図14】第1の実施形態における図12の情報検索パ
ケットに応答したパソコン218からの保有情報パケッ
トの図である。
【図15】第1の実施形態における図12の情報検索パ
ケットに応答したパソコン219からの保有情報パケッ
トの図である。
【図16】第1の実施形態におけるパソコン200が検
索結果をディスプレイ202に表示した表示例の図であ
る。
【図17】第1の実施形態におけるパソコン200から
検索結果パソコン210に向けて送信された情報送信要
求パケットの図である。
【図18】第1の実施形態のパソコン200の処理を示
すメインフローチャートである。
【図19】第1の実施形態におけるパソコン200の端
末検出ステップを示すフローチャートである。
【図20】第1の実施形態におけるパソコン210、2
18、219の端末検出応答ステップを示すフローチャ
ートである。
【図21】第1の実施形態におけるパソコン200の端
末接続ステップを示すフローチャートである。
【図22】第1の実施形態におけるパソコン210、2
18、219の被接続側の端末接続ステップを示すフロ
ーチャートである。
【図23】第1の実施形態におけるパソコン200の情
報要求ステップを示すフローチャートである。
【図24】第1の実施形態におけるパソコン210、2
18、219の要求情報検索ステップを示すフローチャ
ートである。
【図25】第1の実施形態におけるパソコン200の情
報送信要求ステップを示すフローチャートである。
【図26】第1の実施形態におけるパソコン210の要
求情報送信ステップを示すフローチャートである。
【図27】第2の実施形態における情報伝送システムの
システム模式構成図である。
【図28】第2の実施形態におけるパソコン300の保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図29】第2の実施形態におけるパソコン302の保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図30】第2の実施形態におけるパソコン304の保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図31】第2の実施形態におけるパソコン306が送
信する検出信号を示した図である。
【図32】第2の実施形態におけるパソコン300がパ
ソコン306へ送信する検出応答信号を示した図であ
る。
【図33】第2の実施形態におけるパソコン302がパ
ソコン306へ送信する検出応答信号を示した図であ
る。
【図34】第2の実施形態におけるパソコン304がパ
ソコン306へ送信する検出応答信号を示した図であ
る。
【図35】第2の実施形態におけるパソコン306がパ
ソコン300へ送信する接続信号を示した図である。
【図36】第2の実施形態におけるパソコン306が保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図37】第2の実施形態におけるパソコン300が保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図38】第2の実施形態におけるパソコン306の端
末検出ステップを示すフローチャートである。
【図39】第2の実施形態におけるパソコン300、3
02、304の端末検出応答ステップを示すフローチャ
ートである。
【図40】第2の実施形態におけるパソコン306の端
末接続ステップを示すフローチャートである。
【図41】第2の実施形態におけるパソコン300の被
接続側の端末接続ステップを示すフローチャートであ
る。
【図42】第3の実施形態における情報伝送方法のシス
テム模式構成図である。
【図43】第3の実施形態におけるパソコン400の保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図44】第3の実施形態におけるパソコン402の保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図45】第3の実施形態におけるパソコン404の保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図46】第3の実施形態におけるパソコン406の保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図47】第3の実施形態におけるパソコン408が生
成するリスト一覧の図である。
【図48】第3の実施形態におけるパソコン408の保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図49】第3の実施形態におけるパソコン400の保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図50】第3の実施形態におけるパソコン404の保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図51】第3の実施形態におけるパソコン408の端
末接続ステップを示すフローチャートである。
【図52】第4の実施形態における情報伝送方法のシス
テム模式構成図である。
【図53】第4の実施形態におけるパソコン506が送
信する検出信号を示した図である。
【図54】第4の実施形態におけるパソコン500がパ
ソコン506へ送信する検出応答信号を示した図であ
る。
【図55】第4の実施形態におけるパソコン502がパ
ソコン506へ送信する検出応答信号を示した図であ
る。
【図56】第4の実施形態におけるパソコン504がパ
ソコン506へ送信する検出応答信号を示した図であ
る。
【図57】第4の実施形態におけるパソコン500の保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図58】第4の実施形態におけるパソコン502の保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図59】第4の実施形態におけるパソコン504の保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図60】第4の実施形態におけるパソコン506がパ
ソコン502へ送信する接続信号を示した図である。
【図61】第4の実施形態におけるパソコン506の保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図62】第4の実施形態におけるパソコン502州県
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図63】第4の実施形態におけるパソコン506の端
末検出ステップを示すフローチャートである。
【図64】第4の実施形態におけるパソコン500、5
02、504の端末応答ステップを示すフローチャート
である。
【図65】第4の実施形態におけるパソコン506の端
末接続ステップを示すフローチャートである。
【図66】第4の実施形態におけるパソコン502の制
の端末接続ステップを示すフローチャートである。
【図67】第5の実施形態における情報伝送システムの
システム模式構成図である。
【図68】第5の実施形態におけるパソコン606が送
信する検出信号を示した図である。
【図69】第5の実施形態におけるパソコン600がパ
ソコン606へ送信する検出応答信号を示した図であ
る。
【図70】第5の実施形態におけるパソコン602がパ
ソコン606へ送信する検出応鶴号を示した図である。
【図71】第5の実施形態におけるパソコン604がパ
ソコン606へ送信する検出応啓信号を示した図であ
る。
【図72】第5の実施形態におけるパソコン606がパ
ソコン602へ送信する接続信号を示した図である。
【図73】第5の実施形態におけるパソコン606の保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図74】第5の実施形態におけるパソコン602の保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図75】第5の実施形態におけるパソコン606の端
末検出ステップを示すフローチャートである。
【図76】第5の実施形態におけるパソコン600、6
02、604の端末検出応答ステップを示すフローチャ
ートである。
【図77】第5の実施形態におけるパソコン606の端
末接続ステップを示すフローチャートである。
【図78】第5の実施形態におけるパソコン602の被
接続側の端末接続ステップを示すフロ一チャートであ
る。
【図79】第6の実施形態における情報伝送システムの
システム模式構成図である。
【図80】第6の実施形態におけるパソコン700の保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図81】第6の実施形態におけるパソコン702の保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図82】第6の実施形態におけるパソコン704の保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図83】第6の実施形態におけるパソコン706の保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図84】第6の実施形態におけるパソコン708の保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図85】第6の実施形態におけるパソコン700から
パソコン702へ送信された情報検索パケットの図であ
る。
【図86】第6の実施形態におけるパソコン702から
パソコン704へ転送された情報検索パケットの図であ
る。
【図87】第6の実施形態におけるパソコン702から
パソコン700へ送信された保有情報パケットの図であ
る。
【図88】第6の実施形態におけるパソコン702から
パソコン700へ転送された保有情報パケットの図であ
る。
【図89】第6の実施形態におけるパソコン704から
パソコン702へ送信された保有情報パケットの図であ
る。
【図90】第6の実施形態におけるパソコン702の保
持する保有情報蓄積テーブルの図である。
【図91】第6の実施形態におけるパソコン702の保
持する保有情報蓄積テーブルの図である。
【図92】第6の実施形態におけるパソコン704の保
持する保有情報蓄積テーブルの図である。
【図93】第6の実施形態におけるパソコン700の情
報要求ステップを示すフローチャートである。
【図94】第6の実施形態におけるパソコン702、7
04の要求情報検索ステップを示すフローチャートであ
る。
【図95】第6の実施形態におけるパソコン702の保
有情報転送ステップを示すフローチャートである。
【図96】第7の実施形態における情報伝送システムの
システム模式構成図である。
【図97】第7の実施形態におけるパソコン800の保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図98】第7の実施形態におけるパソコン802の保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図99】第7の実施形態におけるパソコン804の保
持するアドレス情報テーブルの図である。
【図100】第7の実施形態におけるパソコン806の
保持するアドレス情報テーブルの図である。
【図101】第7の実施形態におけるパソコン808の
保持するアドレス情報テーブルの図である。
【図102】第7の実施形態におけるパソコン802か
ら804へ送信された情報検索パケットの図である。
【図103】第7の実施形態におけるパソコン802の
情報要求転送ステップのフローチャートである。
【図104】一般的なサーバー・クライアント型情報伝
送方法のシステム構成図である。
【図105】分散型のサーバー・クライアント型情報伝
送方法のシステム構成図である。
【図106】Napster型の情報伝送方法のシステ
ム構成図である。
【図107】Gnutella型の情報伝送方法のシス
テム構成図である。
【符号の説明】
100、110、118、119、900、910、9
30、935、938、941、950、953、95
6、959 端末 101 操作入力手段 102、901、911、931、936、939、9
42、951、954、957、960 情報再生手段 103、111、203、211 制御部 104、114、204、214 アドレス情報テーブ
ル管理手段 105、115、205、215 検索情報処理手段 106、116、206、216 アドレス情報テーブ
ル 107、117、207、217 保有情報蓄積テーブ
ル 108、112 情報送受信手段 109、209、904、920、944、962 ネ
ットワーク 113、903、915、917、919、932、9
37、940、943、952、955、958、96
1 情報記憶手段 120、121、220、221 端末検出手段 200、210、218、219、300、302、3
04、306、402、404、406、408、50
0、502、504、506、600、602、60
4、606、700、702、704、706、70
8、800、802、804、806、808 パソコ
ン 201 キーボード 202 ディスプレイ 208、212 ネットワークインターフェースカード 213 ハードディスク 301、303、305、307、401、403、4
05、407、409、501、503、505、50
7、601、603、605、607、701、70
3、705、707、709、801、803、80
5、807、809IPアドレス 902、912、914、916、918、933、
サーバー 913 負荷分散手段 934 インデックス情報データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B085 AA01 BG07 CA04 CA07 5K030 HA08 HB02 HD09 JT02 KA08 LD01 LD17 5K033 BA01 CB01 CB13 CC01 EC03

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続され、情報再生手段
    を有する第一の端末と、 前記ネットワークに接続され、情報記憶手段を有する1
    つ以上の第二の端末で構成され、 前記第二の端末から前記第一の端末に情報を伝達する方
    法であって、 前記第一の端末が前記第二の端末に対して検出信号を送
    信する検出信号送信ステップと、 前記第二の端末が前記検出信号に応答して、検出応答信
    号を送信する検出応答ステップと、 前記第一の端末が前記検出応答信号を受信することによ
    って、前記第二の端末を検出する端末検出ステップと、 前記第一の端末が前記検出された前記第二の端末と接続
    する接続ステップと、 前記第一の端末が前記接続された前記第二の端末に情報
    を要求する情報要求ステップと、 前記第二の端末が前記要求された情報についていずれか
    の第二の端末の情報記憶手段で検索する要求情報検索ス
    テップと、 前記いずれかの第二の端末の情報記憶手段に前記要求情
    報検索ステップにて要求された情報が記憶されていた場
    合に、前記第一の端末に当該記憶されていた情報を送信
    する要求情報送信ステップと、 を有することを特徴とする情報伝送方法。
  2. 【請求項2】前記検出応答ステップは、当該検出応答信
    号を送信する第二の端末が既に接続している他の第二の
    端末のアドレス情報を応答するアドレス情報応答ステッ
    プを有することを特徴とする請求項1記載の情報伝送方
    法。
  3. 【請求項3】前記接続ステップは、前記アドレス情報応
    答ステップで応答した前記第二の端末のうち、既に接続
    している端末の数が1の端末又は既に接続している端末
    の数が最少の端末を選択して接続するリンク端末選択ス
    テップを有することを特徴とする請求項2記載の情報伝
    送方法。
  4. 【請求項4】前記リンク端末選択ステップは、各接続グ
    ループ毎に1つの第二の端末を選択して接続することを
    特徴とする請求項2又は3記載の情報伝送方法。
  5. 【請求項5】前記検出応答ステップは、前記第二の端末
    の性能情報を応答する性能応答ステップを有することを
    特徴とする請求項1乃至3記載の情報伝送方法。
  6. 【請求項6】前記接続ステップは、前記性能応答ステッ
    プで応答された前記第二の端末の性能情報を用いて最も
    性能の高い第二の端末を選択して接続する端末性能接続
    ステップであることを特徴とする請求項5記載の情報伝
    送方法。
  7. 【請求項7】前記端末性能接続ステップは、選択した最
    も性能の高い第二の端末について既に接続している端末
    の数と所定の最大接続数を比較する最大接続数検出ステ
    ップと、前記最大接続数検出ステップで両者が等しい場
    合には、性能が次に高い第二の端末を選択して接続する
    ステップを有することを特徴とする請求項6記載の情報
    伝送方法。
  8. 【請求項8】前記検出応答ステップは、前記第二の端末
    が接続されているネットワークへの接続速度情報を応答
    するネットワーク接続速度応答ステップを有することを
    特徴とする請求項1乃至7記載の情報伝送方法。
  9. 【請求項9】前記接続ステップは、前記ネットワーク接
    続速度応答ステップで応答した前記第二の端末のうちか
    ら、最も高速なネットワーク接続速度を有する第二の端
    末を選択して接続するネットワーク接続速度ステップを
    有することを特徴とする請求項8記載の情報伝送方法。
  10. 【請求項10】前記要求情報送信ステップは、当該情報
    を要求された第二の端末から、前記第一の端末に要求さ
    れた情報を保有していることを示す保有情報を送信する
    保有情報送信ステップと、 前記第一の端末が、前記第二の端末のうちから、受信し
    た前記保有情報に基づいて一つの前記第二の端末を選択
    して情報送信を要求する情報送信要求ステップと、前記
    選択された第二の端末が前記情報送信要求に応じて当該
    要求された情報を送信する情報送信ステップを有するこ
    とを特徴とする請求項1乃至9記載の情報伝送方法。
  11. 【請求項11】前記情報要求ステップは、前記第二の端
    末が前記第一の端末からの情報要求を受けた際に、当該
    情報要求を受けた第二の端末と接続されかつ前記第一の
    端末と接続されていない第二の端末(以下、本特許請求
    の範囲において第三の端末という)へ前記第一の端末の
    情報要求を転送する情報要求転送ステップを有し、 前記保有情報送信ステップは、前記第二の端末が第三の
    端末から保有情報を受けた際に、前記第一の端末へ保有
    情報を送信する保有情報転送ステップを有することを特
    徴とする請求項10記載の情報伝送方法。
  12. 【請求項12】前記第二の端末が前記第一の端末へ保有
    情報を送信する保有情報転送ステップは、前記第二の端
    末が前記第三の端末から受信した保有情報を当該第二の
    端末の情報記憶手段に一時蓄積する保有情報蓄積ステッ
    プを有することを特徴とする請求項11記載の情報伝送
    方法。
  13. 【請求項13】前記第二の端末は、前記第一の端末から
    の情報要求を受けた際に前記保有情報蓄積ステップで蓄
    積した保有情報を検索する保有情報検索ステップと、 前記蓄積している保有情報内に前記第一の端末からの情
    報要求と同一の情報が保有されている際に、前記第一の
    端末へ前記蓄積した保有情報を送信する蓄積保有情報送
    信ステップを有することを特徴とする請求項12記載の
    情報伝送方法。
  14. 【請求項14】前記保有情報蓄積ステップは前記保有情
    報とともに前記保有情報を蓄積しておく有効期限を蓄積
    しておき、 前記第二の端末は、前記蓄積している有効期限が期限内
    であった際に、前記第一の端末へ蓄積している保有情報
    を送信し、前記有効期限が切れている際には前記蓄積さ
    れている保有情報及び前記蓄積されている有効期限を消
    去することを特徴とする請求項13記載の情報伝送方
    法。
  15. 【請求項15】前記情報要求転送ステップは、さらに前
    記情報要求を接続経路に従って末端の端末まで転送して
    いく際に、前記第一の端末が情報要求とともに最大転送
    端末数情報を通知し、前記第二の端末を含む経由端末が
    前記第一の端末からの接続順位を判定可能な情報を通知
    することにより最大転送端末数に到達するまで情報要求
    することを特徴とする請求項11乃至14記載の情報伝
    送方法。
  16. 【請求項16】前記第二の端末へ情報送信を要求する情
    報送信要求ステップは、前記第一の端末から当該情報を
    要求された第二の端末からの応答がなかった際に、他の
    第二の端末(以下、本特許請求の範囲において第四の端
    末という)に前記検出信号を送信するステップと、前記
    検出信号に応答する第四の端末を検出するステップと、
    をさらに有することを特徴とする請求項10乃至15記
    載の情報伝送方法。
  17. 【請求項17】前記第三の端末へ情報要求を転送する情
    報要求転送ステップは、前記第二の端末から当該情報要
    求を転送された第三の端末からの応答がなかった際に、
    他の第三の端末(以下、本特許請求の範囲において第五
    の端末という)に前記検出信号を送信するステップと、
    前記検出信号に応答する第五の端末を検出するステップ
    と、をさらに有することを特徴とする請求項11乃至1
    5記載の情報伝送方法。
  18. 【請求項18】前記第四の端末又は第五の端末を検出す
    るステップは、前記検出信号に対する応答として受信さ
    れたアドレス情報から、前記転送して通知したが応答の
    なかった端末と接続していたことを示すアドレス情報を
    応答した端末と接続するステップを有することを特徴と
    する請求項16又は17記載の情報伝送方法。
  19. 【請求項19】前記第四の端末又は第五の端末を検出す
    るステップは、前記検出信号に対する応答として受信さ
    れたアドレス情報を基に、接続先を示すアドレスの端末
    が存在しないアドレス情報を応答した端末と接続するス
    テップを有することを特徴とする請求項16又は17記
    載の情報伝送方法。
  20. 【請求項20】コンピュータに、ネットワークに接続さ
    れ、情報再生手段を有する第一の端末と、前記ネットワ
    ークに接続され、情報記憶手段を有する1つ以上の第二
    の端末で構成され、 前記第二の端末から前記第一の端末に情報を伝達する方
    法であって、 前記第一の端末が前記第二の端末に対して検出信号を送
    信する検出信号送信ステップと、 前記第二の端末が前記検出信号に応答して、検出応答信
    号を送信する検出応答ステップと、 前記第一の端末が前記検出応答信号を受信することによ
    って、前記第二の端末を検出する端末検出ステップと、 前記第一の端末が前記検出された前記第二の端末と接続
    する接続ステップと、 前記第一の端末が前記接続された前記第二の端末に情報
    を要求する情報要求ステップと、 前記第二の端末が前記要求された情報についていずれか
    の第二の端末の情報記憶手段を検索する要求情報検索ス
    テップと、 前記いずれかの第二の端末の情報記憶手段に前記要求情
    報検索ステップにて要求された情報が記憶されていた場
    合に、前記第一の端末に当該記憶されていた情報を送信
    する要求情報送信ステップと、 を有する情報伝送方法を実行させることを特徴とする情
    報伝送プログラム。
  21. 【請求項21】請求項20記載のプログラムを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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