JP2003046274A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2003046274A
JP2003046274A JP2001229243A JP2001229243A JP2003046274A JP 2003046274 A JP2003046274 A JP 2003046274A JP 2001229243 A JP2001229243 A JP 2001229243A JP 2001229243 A JP2001229243 A JP 2001229243A JP 2003046274 A JP2003046274 A JP 2003046274A
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Japan
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flexible printed
wiring board
printed wiring
hinge mechanism
space
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Application number
JP2001229243A
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Inventor
Kazunori Imazaki
一範 今崎
Takafumi Kakiuchi
崇文 垣内
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも2つの部分がヒンジ機構部を介し
て連結されると共にこれら2つの部分に各別に設けられ
た回路部がフレキシブルプリント配線板を介して接続さ
れた電子機器において、フレキシブルプリント配線板の
中間部分が配置される空間部の大きさを小さくして電子
機器の小型化を図ることを課題とする。 【解決手段】 少なくとも2つの部分2、3がヒンジ機
構部4を介して連結されると共にこれら2つの部分に各
別に設けられた回路部29、30がフレキシブルプリン
ト配線板31を介して接続され、上記フレキシブルプリ
ント配線板は上記ヒンジ機構部の軸方向に隣接して設け
られた空間部25において一巻きされると共にフレキシ
ブルプリント配線板の上記一巻きされた部分の少なくと
も一部がヒンジ機構部の一部20に巻き付けられた電子
機器1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な電子機器に関
する。詳しくは、少なくとも2つの部分がヒンジ機構部
を介して連結されると共にこれら2つの部分に各別に設
けられた回路部がフレキシブルプリント配線板を介して
接続された電子機器において、ヒンジ機構部の軸方向に
おける大きさを小さくする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】少なくとも2つの部分がヒンジ機構部を
介して連結されると共にこれら2つの部分に各別に設け
られた回路部がフレキシブルプリント配線板を介して接
続された電子機器がある。例えば、主として操作ボタン
等の操作部材が設けられた本体部と液晶表示パネルが設
けられた表示部とがヒンジ機構部を介して折り畳み自在
に結合された携帯電話機がある。
【0003】図15はそのような携帯電話機の一例aを
示すものである。該携帯電話機aは操作ボタン(図示し
ない)が配設された本体部bと液晶表示パネル(図示し
ない)が設けられた表示部cとがヒンジ機構部dを介し
て折り畳み自在に結合されて成る。
【0004】このような携帯電話機aにおいて本体部b
に設けられた回路部と表示部cに設けられた回路部とを
接続するためにフレキシブルプリント配線板eが用いら
れている。
【0005】上記ヒンジ機構部dは、スリーブと該スリ
ーブに回転可能に嵌合されたプラグとから成るヒンジ体
(図示しない)を備え、本体部bの両側部に設けられた
連結部f、fにヒンジのスリーブが内嵌状に固定され、
表示部cの連結端部に固定された連結フレームgに設け
られた連結環部h、hがヒンジのプラグに外嵌状に固定
されて構成され、連結環部hとhとの間には空間部iが
形成される。そして、上記フレキシブルプリント配線板
eの中間部分jは一巻きされた状態で上記空間部i内に
配置される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の携帯電
話機aにおいては、横幅の小型化に限度があるという問
題がある。
【0007】すなわち、フレキシブルプリント配線板e
を途中で一巻きさせて配置するためには、巻始め部分と
巻終わり部分とで幅方向に位置をずらさなければなら
ず、そのため、一巻きさせたフレキシブル配線板eの中
間部分jを配置するためには、該中間部分jの幅wの2
倍の幅が必要になり、従って、該中間部分jを配置する
ための上記空間部iの幅は最低でもフレキシブル配線板
eの中間部分jの幅の2倍の幅を要することになり、こ
れが携帯電話機aの幅方向、すなわち、ヒンジ軸の延び
る方向における小型化の障害になるという問題があっ
た。
【0008】そこで、本発明は、上記した事情に鑑み
て、上記した携帯電話機aのように、少なくとも2つの
部分がヒンジ機構部を介して連結されると共にこれら2
つの部分に各別に設けられた回路部がフレキシブルプリ
ント配線板を介して接続された電子機器において、フレ
キシブルプリント配線板の中間部分が配置される空間部
の大きさを小さくして電子機器の小型化を図ることを課
題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明電子機器は、上記
した課題を解決するために、少なくとも2つの部分がヒ
ンジ機構部を介して連結されると共にこれら2つの部分
に各別に設けられた回路部がフレキシブルプリント配線
板を介して接続された電子機器であって、上記フレキシ
ブルプリント配線板は上記ヒンジ機構部の軸方向に隣接
して設けられた空間部において一巻きされると共にフレ
キシブルプリント配線板の上記一巻きされた部分の少な
くとも一部がヒンジ機構部の一部に巻き付けられたもの
である。
【0010】従って、本発明電子機器にあっては、フレ
キシブルプリント配線板の一巻きされた部分の一部がヒ
ンジ機構部の一部に巻き付けられることによって該巻き
付けられた部分の幅に相当する分、ヒンジ機構部の軸方
向に隣接する空間部の幅を小さくすることが出来、よっ
て、電子機器のヒンジ機構部の軸方向における小型化を
促進することが出来る。
【0011】また、フレキシブルプリント配線板の一巻
きされた部分は、電子機器の2つの部分がヒンジ機構部
によって互いに回動されるのに従って、巻き径が縮径し
たり拡径したりするが、該一巻きされた部分を支えるも
のが何もないと、該部分が空間部内で不規則に移動す
る、いわゆる、暴れるという現象を起こすが、フレキシ
ブルプリント配線板の一部がヒンジ機構部の一部に巻き
付けられることによって、上記一巻きされた部分の位置
が安定し、いわゆる、暴れるという現象を防止すること
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明電子機器の実施の
形態を添付図面を参照して説明する。なお、図示した実
施の形態は、本発明を主として操作ボタン等の操作部材
が設けられた本体部と液晶表示パネルが設けられた表示
部とがヒンジ機構部を介して折り畳み自在に結合された
携帯電話機に適用したものである。
【0013】携帯電話機1は、本体部2と表示部3とが
ヒンジ機構部4、5を介して折り畳み自在に結合されて
いる。本体部2と表示部3とはそれぞれ前面ケース体6
a、7aと背面ケース体6b、7bとが表裏で結合され
て成るケース体6、7に各種部材乃至部品が収納乃至取
着されて成る。
【0014】本体部2の上端部と表示部3の下端部とが
ヒンジ機構部4、5を介して結合されており、本体部2
と表示部3とはそれぞれの正面が重ね合わさった閉塞状
態(図2参照)とそれぞれの正面が見える開放状態(図
1参照)との間で回動自在にされている。なお、図1に
示す開放状態では本体部2、表示部3それぞれの正面の
為す角度はほぼ160度になっており、ヒンジ機構部
4、5内の内蔵されたクリックストップ手段によって、
上記閉塞状態及び開放状態でクリックストップがかかる
ようになっている。また、本体部2と表示部3とは、図
示しないストッパ手段によって、図1に示す状態以上に
は開かないようになっている。
【0015】本体部2の正面には入力操作手段としての
各種操作キー8、8、・・・及び回転スイッチ(ジョグ
ダイヤル)9等が設けられている。また、本体部2の正
面の下端部にはマイクロフォン10が配置され、操作者
の音声がこのマイクロフォン10によって入力されるよ
うになっている。なお、本体部2には、このほかにも、
インターフェースコネクターやイヤフォンジャック等が
設けられるが、図示を省略する。
【0016】表示部3の正面の大部分の領域には表示手
段として液晶ディスプレイ(LCD)11が配置されて
おり、該液晶ディスプレイ11に、電波の受信状況、電
池残量、通話相手の電話番号、電話帳として登録されて
いる内容(相手先電話番号や氏名等)、発信履歴、着信
履歴、その他の各種登録内容等、各種の情報が表示され
るようになっている。
【0017】また、表示部3の正面の上端部にはスピー
カー12が配置されており、通話時、このスピーカー1
2から通話相手の音声が出力されるようになっている。
【0018】表示部3の背面の上端部からアンテナ13
が引出収納自在に取り付けられており、該アンテナ13
を介して基地局との間で電波の送受信を行うようになっ
ている。
【0019】上記ヒンジ機構部4、5はそれぞれ、ヒン
ジ体14、14を備える。ヒンジ体14は、ほぼ円筒状
をしたスリーブ14aと該スリーブ14aに回転可能に
内嵌状に結合されたプラグ14bとから成り、プラグ1
4bの一部がスリーブ14aの一端から突出されている
(図4、図5参照)。
【0020】本体部2の外殻を構成するケース体6の前
面ケース体6aの上端部には3つの突出部が一体に形成
されている。すなわち、前面ケース体6aの上端部の左
右両端部から上方へ突出されたほぼ円筒状を為す軸受部
15、15と、これら軸受部15と15との間にこれら
軸受部15、15から離間して位置し、前面側を覆うよ
うに形成されたほぼ半円筒状をした空間部カバー体16
の3つの突出部である’図4、図5参照)。
【0021】そして、上記ヒンジ体14、14のスリー
ブ14a、14aが本体部2の前面ケース体6aの軸受
部15、15に内嵌されて固定される。この固定の方法
は圧入又は圧入して接着等適宜の方法によって良い。こ
れによって、ヒンジ体14、14のプラグ14b、14
bの一部が軸受部15、15から互いに近づく方向に突
出した状態となる。なお、軸受体15、15の外側には
キャップ17、17が取着され、ヒンジ体14、14が
目隠しされる。
【0022】表示部3のケース体7の前面ケース7aの
下端部の内側には連結フレーム18が固定されている。
該連結フレーム18は、例えば、マグネシウム合金等、
軽量でありながら強度を有する材料で形成されている。
連結フレーム18は左右に長い板状をしたベース部19
と該ベース部19の左右両端寄りの位置からほぼ下方へ
突出された連結環部20、21とが一体に形成されて成
る。
【0023】各連結環部20、21はそれぞれの軸心が
左右方向に延びる同一の軸上にあるように形成され、そ
の左右幅、すなわち、軸方向長さは正面に向かって右側
の連結環部20の方が左側の連結環部21より狭く形成
されている(図5、図6参照)。また、正面に向かって
右側の連結環部20の外径は向かって左側の連結環部2
1の外径より小さくされている。さらに、向かって右側
の連結環部20の左側端面、すなわち、もう一方の連結
環部21に対面した側の面の周縁部は曲面状の面取り面
22に形成されている。該面取り面22はほぼ正面側斜
め上方に位置した部分の約180度近くの部分22aの
曲率半径Ra(図6参照)が背面側斜め下方を向いた約
180度近くの部分22bの曲率半径Rb(図6参照)
より大きくされている。例えば、部分22aの曲率半径
Raが1.0mmに、また、部分22bの曲率半径Rb
が0.3mmにされている。右側の連結環部20の内側
面の外周面に面取り面22を設ける理由は、後で説明す
るように、開閉時の挙動によってフレキシブルプリント
配線板が連結環部20のエッジによって傷つけられるこ
とがないようにするためであり、そのためには、面取り
面22の曲率半径Rは大きい方が好ましいが、大きなR
の面取り面を全周に亘って設けることは連結環部20の
強度を低下させる惧がある。また、後に説明するよう
に、連結環部20の背面側斜め下方を向いた面には開閉
動作中の全期間にわたってフレキシブルプリント配線板
が巻き付いている、一方、連結環部20の正面側斜め上
方を向いた面には開放状態から閉塞状態に閉じられて行
くに従って、縮径されて行くフレキシブルプリント配線
板の空間部25内に位置する部分との境界部分が接触
し、このときに、フレキシブルプリント配線板が上記面
取り面22aに擦られて損傷される惧がある。従って、
フレキシブルプリント配線板を傷つける危険性がより大
きい部分22aに大きな曲率半径Raの曲面を形成し、
フレキシブルプリント配線板を傷つける危険性がほとん
どない部分22bには用心のために小さな曲率半径Rb
の曲面を形成したもので、これによって、所定の強度を
維持すると共に、フレキシブルプリント配線板を傷つけ
る危険を回避するようにしたものである。
【0024】また、連結環部20の外周面の正面側上端
部には下方を向いた右下がりの段差面20aが形成され
ている。
【0025】上記した連結フレーム18はベース部19
が表示部3の前面ケース体7aの下端部内面に固定さ
れ、2つの連結環部20、21は斜め下前方へ突出した
状態となる。そして、前面ケース体7aの下端部には連
結環部20、21のほぼ前側半分を覆うように軸方向が
左右方向に延びるほぼ半円筒状をしたヒンジカバー部2
3、23が下方及び前方へ向けて突設されており、上記
連結環部20、21はこれらヒンジカバー部23、23
の背面側に位置することになる。なお、2つのヒンジカ
バー部23、23は同じ曲率及び同じ幅を有する。そし
て、左側の連結環部21はヒンジカバー部23の内側に
ほぼ接触する状態になるが、右側の連結環部20は外径
が小さくされている分ヒンジカバー部23の内面との間
に空間が形成される(図8参照)。
【0026】本体部2の前面ケース体6aの軸受部1
5、15の内端から突出しているヒンジ体14、14の
プラグ14b、14bの一部が連結フレーム18の連結
環部20、21に各別に内嵌固定される。なお、プラグ
14b、14bと連結環部20、21との固定は、互い
に回転不能の関係になれば良い。なお、具体的には、本
体部2の前面ケース体6aの軸受部15、15と連結フ
レーム18の連結環部20、21とを互いの軸心が一致
するように位置合わせをしておき、その状態から、ヒン
ジ体14、14を軸受部15、15の外側から、該軸受
部15、15にヒンジ体14、14のスリーブ14a、
14aを圧入し、次いで、ヒンジ体14、14のプラグ
14b、14bを連結環部20、21に内嵌することに
よって、ヒンジ機構部4、5を組み立てることが出来る
(図5参照)。
【0027】以上のようにして、本体部2と表示部3と
はヒンジ機構部4、5を介して互いに開閉可能に結合さ
れる。すなわち、ヒンジ体14、本体部2の前面ケース
体6aの右側の軸受部15及び連結フレーム18の連結
環部20によってヒンジ機構部4が構成され、ヒンジ体
14、本体部2の前面ケース体6aの左側の軸受部15
及び連結フレーム18の連結環部21によってヒンジ機
構部5が構成されることになる。
【0028】上記したように、本体部2の前面ケース体
6aと表示部3の前面ケース体7aとが結合されると、
前面ケース体6aの軸受部15、15と空間部カバー体
16の間の部分のうち前側ほぼ半分の部分を補完するよ
うに前面ケース体7aのヒンジカバー部23、23が位
置する。
【0029】そして、前面ケース体6aの背面が背面ケ
ース体6bで覆われ、また、前面ケース体7aの背面が
背面ケース体7bで覆われる。そして、背面ケース体6
bの上端部中央には軸方向が左右方向に延びるほぼ半円
筒状をした空間部背面カバー体24が上方へ突設され、
該空間部背面カバー体24と上記空間部カバー体16と
によってほぼ円筒状をした空間部25が形成される。な
お、前面ケース体6aの空間部カバー体16の斜め下方
を向いた部分にはほぼ楕円形の凹部16aが形成されて
いる(図1、図9参照)。この空間部カバー体16の直
下の部分に回転スイッチ(ジョグダイヤル)9が配置さ
れており、空間部カバー体16に上記した凹部16aを
形成することによって、回転スイッチ9の操作時に、指
26が広い範囲に亘って回転スイッチ9の外周面に触
れ、操作を行い易くなる(図9参照)。
【0030】また、表示部3の背面ケース体7bの下端
部の左右両端寄りの位置には軸方向が左右方向に延びる
ほぼ半円筒状をしたヒンジ背面カバー部27、27が下
方へ突設されており、該ヒンジ背面カバー部27、27
が前面ケース体7aのヒンジカバー部23、23と共に
ほぼ円筒状の空間を形成し、該空間内にヒンジ機構部
4、5の一部である上記連結環部20、21が位置され
る。そして上記したように、連結環部20の外径は小さ
くされているので、該連結環部20と上記カバー部2
3、27との間には間隙28が形成される(図8参
照)。
【0031】本体部2及び表示部3のケース体6、7内
にはそれぞれ回路基板29、30が配置される。そし
て、2つの回路基板29と30との間はフレキシブル配
線板31によって接続される。フレキシブルプリント配
線板31は下端と上端とにコネクタ部32、33を有
し、下端のコネクタ部32は本体部2の回路基板29の
上端部に設けられたコネクタ部29aに接続され、上端
のコネクタ部33は表示部3の回路基板30の下端部に
設けられたコネクタ部30aに接続される。
【0032】フレキシブルプリント配線板31のうちヒ
ンジ機構部4と5との間で一巻きされる中間部分34は
下側のほぼ上下方向に延びる下側垂直部35と上側のほ
ぼ上下方向に延びる上側垂直部36とが上方へ行くに従
って右側に変位していく傾斜部37によって接続された
形状を有する(図7参照)。そして、このようなフレキ
シブルプリント配線板31の中間部分34は、本体部2
と表示部3とが開いた状態、すなわち、図1に示す状態
において、先ず、下側垂直部35のほぼ中間部分から弧
を描きながら手前側へ巻かれ、次いで、傾斜部37が弧
を描きながら下方へさらに後方へと巻かれ、そして、最
後に上側垂直部36が上方へと延びるようにされる。こ
のようにして、中間部分34において一巻きされた状態
で上下に延びるように配置される。なお、上記に、各部
の巻かれていく方向を示したが、おおよそ当該部分がそ
のような方向に巻かれていることを示すものである(図
10参照)。そして、一巻きの最後の部分では下側垂直
部35の右側縁35rと上側垂直部36の左側縁35l
とが接触ないし近接した状態となる。
【0033】そして、上記したように一巻きされたフレ
キシブルプリント配線板31の中間部分34はその一部
が、ヒンジ機構部4の一部を構成する右側連結環部20
に巻き付けられる。具体的には、中間部分34のうち傾
斜部37から上側垂直部36にかけての部分が右側連結
環部20に巻き付けられる(図11参照)。そして、中
間部分34の一巻きされた部分の右側連結環部20に巻
き付けられた残りの部分はヒンジ機構部4と5との間の
空間部25内に位置される。
【0034】上記したように、フレキシブルプリント配
線板31の中間部34を一巻きすると共にその一部をヒ
ンジ機構部4の一部である連結環部20に巻き付けるこ
とによって、該巻き付けた幅の分空間部25内に位置す
る部分の幅が小さくなり、それだけ空間部25の幅、す
なわち、ヒンジ機構部4の軸方向における空間部25の
長さを小さくすることが可能になり、その結果、携帯電
話機1のヒンジ機構部4の軸方向における小型化が可能
になる。
【0035】なお、上記実施の形態においては、フレキ
シブルプリント配線板31の中間部34の幅は約7mm
に対し、これが巻き付けられる連結環部20の幅、すな
わち、軸方向長さは約3mmとされ、プリント配線板3
1の幅の一部が連結環部20に巻き付けられるようにな
っている。この場合、上記空間部25の幅を3mm小さ
くすることが出来るが、携帯電話機においては幅を3m
m小さくすることはかなりの小型化になる。
【0036】図3や図11に示した状態は本体部2と表
示部3とが開いた開放状態にあるときのフレキシブルプ
リント配線板31の巻き具合を示し、約360度の範囲
で巻かれている。しかしながら、本体部2と表示部3と
が閉じられた閉塞状態になると、さらに180度巻かれ
ることになり、巻き角は約540度になる。ただ、この
中間部34において巻き角が大きくなることは、巻きが
オーバーラップする分フレキシブルプリント配線板31
の実質的な長さが短くなることを意味する。フレキシブ
ルプリント配線板31に巻きがオーバーラップする分を
補填するだけの長さに余裕を持たして開放時にその分を
たるませておくわけにはいかないため、巻きのオーバー
ラップによって実質的長さが短くなる分は、中間部分3
4の巻き部分が縮径して補うことになる。ただ縮径する
といっても、連結環部20に巻き付けられている部分は
連結環部20の外径によってその径が規定されるため、
連結環部20に卷回されていない部分が縮径することに
なる。その間の状態を図111乃至図13に示す。
【0037】図11は本体部2と表示部3とが互いに開
いた開放状態における連結環部20とフレキシブルプリ
ント配線板31との状態を示すものである。この状態に
おいてはフレキシブルプリント配線板31は約360度
の角度で巻かれた状態となっていて、この状態で、フレ
キシブルプリント配線板31の連結環部20に巻回され
ている部分は連結環部20の外周面に対して密着状態に
はなっていない(図8参照)。
【0038】図12は本体部2と表示部3とが開放状態
と閉塞状態とのほぼ中間の状態にあるときにおける連結
環部20とフレキシブルプリント配線板31との状態を
示すものである。本体部2と表示部3とが互いに閉じら
れていくと、フレキシブルプリント配線板31の中間部
分34の巻角度が大きくなっていくので、フレキシブル
プリント配線板31は固定点であるコネクタ部32と3
3との間で引っ張られることになり、これを中間部分3
4の巻径が縮径することによって吸収することになる。
そして、縮径するといっても、連結環部20に巻き付け
られている部分は連結環部20の外周面に密着する以上
には縮径することができないので、空間部25内に位置
している部分34aが縮径することになる。
【0039】図13は本体部2と表示部3とが互いに閉
じた閉塞状態にあるときにおける連結環部20とフレキ
シブルプリント配線板31との状態を示すものである。
この状態になると、フレキシブルプリント配線板31は
さらに上下から(コネクタ部32と33)引っ張られる
ことになるので空間部25内に位置している部分34a
はさらに縮径することになる。
【0040】本体部2と表示部3は、上記した図11に
示す状態と図13に示す状態との間でフレキシブルプリ
ント配線板31が挙動することによって、フレキシブル
プリント配線板31に邪魔されることなく開閉動作が可
能になる。そして、図11に示す状態から図12に示す
状態を経て図13に示す状態になる間に、フレキシブル
プリント配線板31の連結環部20に巻き付けられてい
る部分は連結環部20の外周面に密着し、該連結環部2
0に巻き付けられている部分と空間部25内に位置して
いる部分34aとの間の部分34bは連結環部20の空
間部25側端面の周縁部に強く接触することになる。し
かも、連結環部20はフレキシブルプリント配線板31
に対して相対的に回転し、また、フレキシブルプリント
配線板31は上下から引っ張られて緊張するため、フレ
キシブル配線板31の上記部分34bは連結環部20の
空間部25側端面の周縁部に強く摺接することになる。
かかる場合に、フレキシブルプリント配線板31の上記
部分34bが強く摺接する部分が角ぱっていると、当該
部分34bが傷つけられる惧れがある。そこで、連結環
部20の空間部25側端面の周縁部は面取り面22とさ
れ、これによって、フレキシブルプリント配線板31が
損傷されるのが防止されている。そして、上記面取り面
22のうちフレキシブルプリント配線板31が離れてい
く部分(すなわち、フレキシブルプリント配線板31と
最も強く接触する部分)であるほぼ正面側斜め上方に位
置した部分の約180度近くの部分22aの曲率半径R
a(図6参照)を背面側斜め下方を向いた約180度近
くの部分22bの曲率半径Rb(図6参照)より大きく
して、フレキシブルプリント配線板31に極力損傷を与
えないようにしている。なお、連結環部20の左側端面
の周縁部の残りの部分22bも曲率半径の小さい面取り
面としているのは、上記したように、連結環部20の軸
方向長さが約3mmなのに対してフレキシブルプリント
配線板31の中間部34の幅が約7mmあり、連結環部
20に巻き付けられている部分でも連結環部20の外周
面に接触している部分と連結環部20の外周面に接触し
ていない部分とがあり、この2つの部分の境部分が鋭い
エッジによって傷つけられることがないようにとの配慮
からである。
【0041】また、本体部2と表示部3とがヒンジ機構
部4、5によって互いに回動されるのに従って、フレキ
シブルプリント配線板31の中間部分34の巻き径が縮
径したり拡径したりするが、該一巻きされた部分を支え
るものが何もないと、該部分が空間部25内で不規則に
移動する、いわゆる、暴れるという現象を起こすが、上
記した携帯電話機1にあっては、フレキシブルプリント
配線板31の一部がヒンジ機構部4の一部である連結環
部20に巻き付けられることによって、上記一巻きされ
た部分である中間部分34の位置が安定し、いわゆる、
暴れることがない。従って、フレキシブルプリント配線
板31のいわゆる暴れによる損傷が回避される。
【0042】なお、上記したフレキシブルプリント配線
板31の暴れを完全に防止するためには、図13に示す
ような変形が考えられる。
【0043】図13においては、連結環部20の空間部
25側の端部を左方へ伸ばして巻き付け軸38を形成
し、連結環部20及び上記巻き付け軸38にフレキシブ
ルプリント配線板31の中間部分34を巻き付けるよう
にしたものである。この場合、連結環部20及び巻き付
け軸38の外径が十分に細く、開放状態においてフレキ
シブルプリント配線板31との間に十分なクリアランス
があれば、閉塞時においてフレキシブルプリント配線板
31が縮径しても、フレキシブルプリント配線板31が
連結環部20や巻き付け軸38に強く巻き付けられて大
きなストレスを受けることがない。
【0044】なお、上記した実施の形態においては、本
発明を携帯電話機に適用したものを示したが、本発明の
適用範囲が携帯電話機に限定されることを意味するもの
ではなく、ヒンジ機構部によって互いに回動可能に連結
された2つの部分を有する電子機器であれば広く適用す
ることが可能である。
【0045】また、上記実施の形態においては、2つの
部分が2つのヒンジ機構部4、5を介して結合されたも
のを示したが、本発明は少なくとも2つの部分が一つの
ヒンジ機構部によって結合されたもの、いわゆる方持ち
構造のものにも適用可能である。かかる場合、一つのヒ
ンジ機構部に隣接する空間部が形成されている場合、該
空間部の幅を小さくすることができる。
【0046】さらに、上記実施の形態では、フレキシブ
ルプリント配線板を1枚だけしようしたもの示したが、
2枚以上のフレキシブルプリント配線板を使用したもの
であっても構わない。
【0047】なお、図示は省略したが、同軸ケーブル等
のコード類が本体部2と表示部3との間に接続されてい
る場合は、フレキシブルプリント配線板31の巻回され
ている中心部をコード類が通り抜けるようにすることに
よって狭い空間(例えば、表面に凹部16aを形成する
ことによって空間部25内に出っ張りができて空間部2
5が狭くなっている)内でもコード類を配置することが
可能になる。
【0048】そのほか、上記した実施の形態において示
した各部の形状乃至構造は、何れも本発明を実施するに
際して行う具体化のほんの一例を示したものにすぎず、
これらによって、本発明の技術的範囲が限定的に解釈さ
れるようなことがあってはならないものである。
【0049】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明電子機器は、少なくとも2つの部分がヒンジ
機構部を介して連結されると共にこれら2つの部分に各
別に設けられた回路部がフレキシブルプリント配線板を
介して接続された電子機器であって、上記フレキシブル
プリント配線板は上記ヒンジ機構部の軸方向に隣接して
設けられた空間部において一巻きされると共にフレキシ
ブルプリント配線板の上記一巻きされた部分の少なくと
も一部がヒンジ機構部の一部に巻き付けられたことを特
徴とする。
【0050】従って、本発明電子機器にあっては、フレ
キシブルプリント配線板の一巻きされた部分の一部がヒ
ンジ機構部の一部に巻き付けられることによって該巻き
付けられた部分の幅に相当する分、ヒンジ機構部の軸方
向に隣接する空間部の幅を小さくすることが出来、よっ
て、電子機器のヒンジ機構部の軸方向における小型化を
促進することが出来る。
【0051】また、フレキシブルプリント配線板の一巻
きされた部分は、電子機器の2つの部分がヒンジ機構部
によって互いに回動されるのに従って、巻き径が縮径し
たり拡径したりするが、該一巻きされた部分を支えるも
のが何もないと、該部分が空間部内で不規則に移動す
る、いわゆる、暴れるという現象を起こすが、フレキシ
ブルプリント配線板の一部がヒンジ機構部の一部に巻き
付けられることによって、上記一巻きされた部分の位置
が安定し、いわゆる、暴れるという現象を防止すること
ができる。
【0052】請求項2に記載した発明にあっては、上記
ヒンジ機構部の一部である巻き付け部の軸方向長さがフ
レキシブルプリント配線板の該巻き付け部に巻き付けら
れる部分の幅のほぼ半分の長さであるので、2つの部分
の開閉に伴うフレキシブルプリント配線板の一巻き部分
の径の拡縮に伴うフレキシブルプリント配線板と上記巻
き付け部との間の摺動抵抗を少なくしてフレキシブルプ
リント配線板へのダメージを軽減することができる。
【0053】請求項3に記載した発明にあっては、上記
巻き付け部の上記空間部側の端部の周縁部が曲面状に面
取りされているので、上記端部の周縁部によってフレキ
シブルプリント配線板に損傷を与えることがない。
【0054】請求項4に記載した発明にあっては、上記
巻き付け部の上記空間部側の端部の周縁部に形成された
曲面の曲率半径は、フレキシブルプリント配線板のうち
上記空間部に位置する部分に連続する部分が巻き付けら
れる側において大きくされたので、上記曲面の形成によ
る巻き付け部の強度の減少を最小に抑えながら、曲面形
成の効果を最大にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図13と共に本発明を携帯電話機に適
用した実施の形態を示すものであり、本図は本体部と表
示部を開いた状態を示す斜視図である。
【図2】本体部と表示部を閉じた状態を示す斜視図であ
る。
【図3】本体部と表示部を開いた状態でそれぞれの背面
ケース体の一部を切り欠いて背面側から要部を示す斜視
図である。
【図4】本体部と表示部を開いた状態でそれぞれの背面
ケース体の一部を切り欠いて背面側から要部を示す一部
分解斜視図である。
【図5】要部を分解して示す背面図である。
【図6】表示部を本体部に連結するための連結フレーム
の正面側から見た拡大斜視図である。
【図7】フレキシブルプリント配線板の正面図である。
【図8】図1のVIII−VIII線に沿う拡大断面図
である。
【図9】図1のIX−IX線に沿う拡大断面図である。
【図10】フレキシブルプリント配線板と該フレキシブ
ル配線板が巻き付けられるヒンジ機構部の一部を分離し
て示す概略斜視図である。
【図11】図12及び図13と共に開閉動作に伴うフレ
キシブルプリント配線板と該フレキシブル配線板が巻き
付けられるヒンジ機構部の一部を示す概略斜視図であ
り、本図は開放状態を示すものである。
【図12】開放状態と閉塞状態との途中の状態を示すも
のである。
【図13】閉塞状態を示すものである。
【図14】本発明を携帯電話機に適用した実施の形態の
変形例を示す要部の概略斜視図である。
【図15】従来の携帯電話機の一例を示す要部の概略斜
視図である。
【符号の説明】
1…携帯電話機(電子機器)、2…本体部(部分)、3
…表示部(部分)、4(14、15、20)…ヒンジ機
構部、20…連結環部(ヒンジ機構部の一部、巻き付け
部)、22…曲面状に面取りされた部分、22a…大曲
率部分、25…空間部、29…回路基板(回路部)、3
0…回路基板(回路部)、31…フレキシブルプリント
配線板、34b…空間内に位置する部分に連続する部分
フロントページの続き Fターム(参考) 4E360 AA02 AB12 AB17 AB42 BB02 BB12 BB16 CA03 ED03 ED17 ED23 ED27 GA33 GA35 GA52 GA53 GB26 5E348 AA03 AA29 AA30 CC05 CC08 CC09 EE30 EE31 EF16 FF01 5K023 AA07 BB03 DD08 LL01 PP00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの部分がヒンジ機構部を
    介して連結されると共にこれら2つの部分に各別に設け
    られた回路部がフレキシブルプリント配線板を介して接
    続された電子機器であって、 上記フレキシブルプリント配線板は上記ヒンジ機構部の
    軸方向に隣接して設けられた空間部において一巻きされ
    ると共にフレキシブルプリント配線板の上記一巻きされ
    た部分の少なくとも一部がヒンジ機構部の一部に巻き付
    けられたことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 上記ヒンジ機構部の一部である巻き付け
    部の軸方向長さがフレキシブルプリント配線板の該巻き
    付け部に巻き付けられる部分の幅のほぼ半分の長さであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 上記巻き付け部の上記空間部側の端部の
    周縁部が曲面状に面取りされていることを特徴とする請
    求項2に記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 上記巻き付け部の上記空間部側の端部の
    周縁部に形成された曲面の曲率半径は、フレキシブルプ
    リント配線板のうち上記空間部に位置する部分に連続す
    る部分が巻き付けられる側において大きくされたことを
    特徴とする請求項3に記載の電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008124820A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc ヒンジユニット及び携帯端末

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