JP2003044577A - ライフイベント関連の手続システムのサーバ装置 - Google Patents

ライフイベント関連の手続システムのサーバ装置

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JP2003044577A
JP2003044577A JP2001230254A JP2001230254A JP2003044577A JP 2003044577 A JP2003044577 A JP 2003044577A JP 2001230254 A JP2001230254 A JP 2001230254A JP 2001230254 A JP2001230254 A JP 2001230254A JP 2003044577 A JP2003044577 A JP 2003044577A
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Katsutoshi Watabe
勝年 渡部
Hajime Takatsuka
肇 高塚
Yasunori Inoue
恭法 井上
Takeshi Shimazaki
剛 嶋崎
Masako Iseda
正子 伊勢田
Yutaka Yone
豊 米
Sanae Sakamoto
早苗 坂本
Eiji Niihori
英二 新堀
Miki Numata
幹 沼田
Koji Yoshida
幸司 吉田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
NTT Communications Corp
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
NTT Communications Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼のおける本人認証を伴って、あるライフ
イベントに関連して生じる手続を効率的に実行すること
が可能な手続システムを提供する。 【解決手段】 ネットワークを介してユーザ端末と接続
された手続システムのサーバ装置において、種々の手続
のための電子フォームを記憶する電子フォームデータベ
ースと、手続の履歴を保存するログデータベースと、ユ
ーザ端末からライフイベントの選択を受け取り、当該ラ
イフイベントに関連する電子フォームを電子フォームデ
ータベースから取得するフォーム取得手段と、取得した
電子フォームを前記ユーザ端末へ送信する手段と、ユー
ザが前記電子フォームに必要事項を入力することにより
作成した電子書類データをユーザ端末から受信し、手続
先端末へ送信する手段と、前記ユーザ端末へ送信した電
子フォームの内容を示す内容ログ及び前記電子フォーム
データをユーザ端末へ送信した日時を含む送信ログをロ
グデータベースに保存するログ保存手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
利用した手続システムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの普及により、今まで紙
の書類を使用して行われてきた様々の手続(届出、申
込、申請、通知など。以下、単に「手続」と呼ぶことが
ある。)を電子化することが可能となっている。即ち、
従来の書類に対応する電子フォームを利用し、電子書類
データを作成して通信することにより、種々の手続を迅
速かつ効率的に行うことができる。従って、例えば、引
っ越し、結婚などの生活上発生するいわゆるライフイベ
ントに関連して役所や銀行その他に対して各種届け出な
どを行う場合にも手続を電子的に行うことが可能となり
つつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、インターネッ
トを通じたデータの通信は、依然としてセキュリティ面
の信頼性が十分ではない。従って、他人になりすまして
手続を行う者の重要な個人情報を不正に閲覧・利用した
り、不正な手続を行うなどの行為を防止するために、信
頼のおける本人認証処理が不可欠となる。
【0004】また、そのような1つの事由に関連して複
数の手続先に内容の類似した届け出などを行う場合に
は、必要な書類の作成などをなるべく効率的に行いたい
という要請がある。
【0005】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、信頼のおける本人認証を伴って、あるライフイ
ベントに関連して生じる手続を効率的に実行することが
可能な手続システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ネットワークを介してユーザ端末と接続された手続
システムのサーバ装置において、種々の手続のための電
子フォームを記憶する電子フォームデータベースと、手
続の履歴を保存するログデータベースと、ユーザ端末か
らライフイベントの選択を受け取り、当該ライフイベン
トに関連する電子フォームを電子フォームデータベース
から取得するフォーム取得手段と、取得した電子フォー
ムを前記ユーザ端末へ送信する手段と、前記ユーザ端末
へ送信した電子フォームの内容を示す内容ログ及び前記
電子フォームデータをユーザ端末へ送信した日時を含む
送信ログをログデータベースに保存するログ保存手段
と、を備える。
【0007】上記のように構成されたサーバ装置によれ
ば、ユーザがネットワークを介してサーバ装置に接続
し、あるライフイベントを選択すると、それに関連する
電子フォームが電子フォームデータベースから取得さ
れ、ユーザ端末へ送信される。その際、ユーザ端末へ送
信した電子フォームの内容を示す内容ログ及び前記電子
フォームデータをユーザ端末へ送信した日時を含む送信
ログがログデータベースに保存される。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のサーバ装置において、前記ユーザ端末において前記電
子フォームがプリントされたことを示すプリントログを
前記ユーザ端末から受信し、前記ログデータベースに保
存する手段をさらに備える。これにより、ユーザが電子
フォームをプリントしたことをサーバ側で知り、ログデ
ータベースに記録しておくことができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、ネットワークを
介してユーザ端末と接続された手続システムのサーバ装
置において、種々の手続のための電子フォームを記憶す
る電子フォームデータベースと、手続の履歴を保存する
ログデータベースと、ユーザ端末からライフイベントの
選択を受け取り、当該ライフイベントに関連する電子フ
ォームを電子フォームデータベースから取得するフォー
ム取得手段と、取得した電子フォームを外部プリント端
末へ送信する手段と、前記外部プリント端末へ送信した
電子フォームの内容を示す内容ログ及び前記電子フォー
ムデータを外部プリント端末へ送信した日時を含む送信
ログをログデータベースに保存するログ保存手段と、を
備える。
【0010】上記のように構成されたサーバ装置によれ
ば、ユーザがネットワークを介してサーバ装置に接続
し、あるライフイベントを選択すると、それに関連する
電子フォームが電子フォームデータベースから取得さ
れ、外部プリント端末へ送信される。その際、外部プリ
ント端末へ送信した電子フォームの内容を示す内容ログ
及び前記電子フォームデータを外部プリント端末へ送信
した日時を含む送信ログがログデータベースに保存され
る。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のサーバ装置において、前記外部プリント端末において
前記電子フォームがプリントされたことを示すプリント
ログを前記外部プリント端末から受信し、前記ログデー
タベースに保存する手段をさらに備える。これにより、
ユーザが電子フォームをプリントしたことをサーバ側で
知り、ログデータベースに記録しておくことができる。
【0012】請求項5に記載の発明は、ネットワークを
介してユーザ端末と接続された手続システムのサーバ装
置において、種々の手続のための電子フォームを記憶す
る電子フォームデータベースと、手続の履歴を保存する
ログデータベースと、ユーザ端末からライフイベントの
選択を受け取り、当該ライフイベントに関連する電子フ
ォームを電子フォームデータベースから取得するフォー
ム取得手段と、取得した電子フォームを前記ユーザ端末
へ送信する手段と、ユーザが前記電子フォームに必要事
項を入力することにより作成した電子書類データをユー
ザ端末から受信し、手続先端末へ送信する手段と、前記
ユーザ端末へ送信した電子フォームの内容を示す内容ロ
グ、並びに、前記電子フォームデータをユーザ端末へ送
信した日時及び前記電子書類データを前記手続先端末へ
送信した日時を含む送信ログをログデータベースに保存
するログ保存手段と、を備える。
【0013】上記のように構成されたサーバ装置によれ
ば、ユーザはネットワークを介してサーバ装置に接続
し、あるライフイベントを選択すると、それに関連する
電子フォームが電子フォームデータベースから取得さ
れ、ユーザ端末へ送信される。ユーザはこの電子フォー
ムに必要事項を入力し、電子書類データとしてサーバ装
置へ送る。サーバ装置は、この電子書類データを手続先
端末へ送信して手続を行う。また、前記ユーザ端末へ送
信した電子フォームの内容を示す内容ログ、並びに、前
記電子フォームデータをユーザ端末へ送信した日時及び
前記電子書類データを前記手続先端末へ送信した日時を
含む送信ログがログデータベースに保存される。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
のサーバ装置において、前記手続先端末から前記電子書
類データの受領確認データを受信し、前記ユーザ端末へ
手続完了通知を送信する手段を備え、前記ログ保存手段
は、前記受領確認データの受信日時及び前記手続完了通
知の送信日時を前記ログデータベースに保存する。これ
により、手続先に対して確実に手続が実行されたことを
ログとして記録することができる。
【0015】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6
のいずれか一項に記載のサーバ装置において、ユーザの
本人認証情報を記憶する認証用データベースと、ユーザ
から取得した本人認証情報を前記認証用データベースに
記憶された当該ユーザの本人認証情報と比較することに
より当該ユーザの本人認証を行う手段と、を備え、前記
送信手段は、当該ユーザの本人認証が成功した場合に限
り前記電子フォームを送信する。これにより、本人認証
を条件に手続が行われるので、手続の安全性が保たれ
る。
【0016】請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7
のいずれか一項に記載のサーバ装置において、ユーザの
個人情報を記憶する個人情報データベースと、前記ユー
ザの個人情報を前記個人情報データベースから取得し
て、前記電子フォーム中に転記する手段と、を備える。
これにより、ユーザの個人情報が自動的に電子フォーム
に転記されるので、ユーザは必要な書類毎に個人情報を
入力する必要がなくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態について説明する。
【0018】図1に、本発明の実施形態にかかる手続シ
ステムの概略構成を示す。本実施形態は、引っ越し、結
婚などの特定のライフイベントに関連して生じる届け出
などの手続を実行するシステムに関するものである。
【0019】図1において、手続を行うユーザの端末2
と、役所の端末3と、店頭プリント端末6と、ユーザと
役所との間に入って本人認証を含む種々の手続を遂行す
るサーバ10とがインターネット1を介して接続されて
いる。ユーザは、あるライフイベントに関連して届け出
などを行う個人であり、ユーザ端末2として自宅や勤務
先の端末装置を使用して手続を行う。以下、ユーザが引
っ越しを行った場合の例を挙げて説明する。なお、ユー
ザ端末2は、ユーザ個人が所持するICカード5との間
でデータの読み書きを行うためのICカードリーダ(図
示せず)を備える。
【0020】役所は、ライフイベントに関連してユーザ
が各種の届け出などを行う手続先であり、例えばユーザ
が引っ越しをした際に転入届などを提出することにな
る。
【0021】サーバ10は、ユーザと役所との間でイン
ターネットを利用した手続を行う企業Aが運営するもの
であり、フォームデータベース(DB)11、プロセス
DB12、認証用DB13、ログDB14に接続され
る。フォームDB11には各種手続において使用される
電子フォームが保存されている。電子フォームとは、従
来から使用されている紙の手続書類を電子化したデータ
である。サーバ10は、ユーザが指定したライフイベン
トに関連して必要な電子フォームや、ユーザに所定の情
報や通知を提供するために必要な電子フォームをフォー
ムDB11から読み出し、必要事項を自動入力などして
ユーザ端末2へ送信する。
【0022】プロセスDB12は、各種手続において必
要な処理及びその順序を含む手続プロセスデータを記憶
している。サーバ10は、ユーザが特定のライフイベン
トを指定すると、それに対応する手続プロセスデータを
プロセスDB12から取得し、その手続プロセスデータ
に従って必要な処理を正しい順序で実行する。こうし
て、サーバ10は、ユーザが指定したライフイベントに
関連する手続の電子フォームを利用し、その手続に対応
する手続プロセスに従って各処理を実行することによ
り、インターネット1を利用して各種手続を実行する。
【0023】認証用DB13は、ユーザの個人情報及び
本人認証情報を記憶している。本人認証処理については
後述する。ログDB14は、ユーザとの間で送受信され
た電子フォームや実行された手続に関するログデータを
保存する。
【0024】店頭プリント端末6は、コンビニエンスス
トアなどの店頭に設置されるものであり、他の各種機能
を兼備することもできる。このプリント端末6は、例え
ばプリント用紙のサイズや用紙の種類などの要因でユー
ザが自宅のプリンタで電子フォームなどをプリントでき
ない場合などに利用される。
【0025】次に、本人認証について説明する。本発明
では、サーバ10がユーザの本人認証を行う点が特徴と
なっている。認証処理に関して、まず、ユーザは予めサ
ーバ10を運営する企業Aに対して登録手続を行う。登
録手続の際には、ユーザの氏名、住所、年齢、勤務先、
その他の個人情報の他、運転免許証などの身分証明書を
利用して本人確認を行う。この手続は、基本的にインタ
ーネットを介さず、郵便や対面手続などにより行う。こ
れにより、登録時の本人確認が確実に行われる。
【0026】こうして、登録がなされると、企業Aから
そのユーザに対して本人認証情報を記憶した記憶媒体、
例えばICカード5が発行される。本人認証情報は、企
業Aに登録済みのユーザを特定する情報であり、ユーザ
IDやパスワードのみならず、種々の形態のデータを使
用することができる。こうしてユーザが企業Aに登録を
完了すると、その登録済みユーザの個人情報及び本人認
証情報が認証用DB13に保存される。
【0027】ユーザがサーバ10を介して何らかの手続
を行う際には、基本的に本人認証処理が要求される。そ
の際、ユーザはユーザ端末2に自分のICカード5を挿
入し、本人認証処理を行う。ICカードに記憶されてい
る本人認証情報はインターネット1を介してサーバ10
に送られる。サーバ10は、送信されてきた本人認証情
報を認証用DB13内に保存されているその登録済みユ
ーザの本人認証情報と照合するなどの処理により、現在
アクセスしている者が確かに登録済みユーザ自身である
か(つまり、他人が偽って不正にアクセスしているので
はないか)を確認する。この本人認証処理が正しく完了
することを条件に、その後の手続が実行可能となる。即
ち、サーバ10が提供するサービスは、サーバ10への
登録により本人であることが確認されたユーザのみが受
けることができる。
【0028】次に、ユーザが本発明のシステムを利用す
る場合の処理について図2乃至4を参照して説明する。
なお、以下の説明では、前提条件としてユーザが事前に
前述のような企業Aに対する登録を行い、そのユーザの
個人情報や本人認証情報が記憶されたICカード5を取
得しているものとする。また、ユーザはサーバ10の運
営するサイトにおいて行う手続として、あるライフイベ
ント(例えば引っ越し)に関連して役所に行う手続(例
えば転入届け)を行うものとする。
【0029】まず、ユーザはユーザ端末2を操作し、イ
ンターネット1を通じて企業Aがサーバ10を使用して
運営するサイトへアクセスする(ステップS2)。この
サイトは、例えばユーザのライフイベントに関連して種
々の情報やサポートサービスを提供するサイトである。
ユーザが当該サイト上でメニューなどの選択を行うと、
サーバ10はユーザに対して認証情報を要求する(ステ
ップS4)。これに対して、ユーザは、自分のICカー
ド5をユーザ端末2に挿入し、本人認証処理を指示する
(ステップS6)。これに応じて、サーバ10は本人認
証処理を実行する(ステップS8)。即ち、ユーザの指
示に応じて、ユーザのICカード5内に記憶された個人
情報及び本人認証情報が読み出され、サーバ10へ送信
される。サーバ10は、受信した個人情報に対応する本
人認証情報を認証用DB13内から読み出し、ユーザ端
末2から受信した本人認証情報と照合する。両者が一致
すれば、現在サーバ10のサイトにアクセスしている者
が確かに登録ユーザ本人であることが確認される。この
本人認証処理が正しく行われることを条件として、サー
バ10はその後の処理を行う。なお、認証が正しく行わ
れない場合は、サーバ10はその旨のメッセージなどを
表示し、認証が正しく行われるようになるまでユーザに
対するサービスを行わない。
【0030】ユーザの本人認証が得られると、サーバ1
0はサービスメニューを表示する(ステップS10)。
このメニューには、ユーザが指定すべきライフイベント
の選択肢として、例えば「引っ越し」、「結婚」、「転
職」、「出産」などの項目が用意されている。ユーザ
が、これらのいずれかを選択すると(ステップS1
2)、その選択情報がサーバ10へ送信される。
【0031】次に、サーバ10は、ユーザが指定したラ
イフイベントに関連して行うべき手続を決定し、それら
手続に必要な電子フォームをフォームDB11から取得
する(ステップS14)。各ライフイベントに関連して
必要な手続及びそのための電子フォームは、予めプロセ
スDB12内に記憶されており、サーバ10はプロセス
DB12にアクセスすることによりユーザが指定したラ
イフイベントに対応する手続及び電子フォームを特定す
る。
【0032】次に、サーバ10は、認証用DB13にア
クセスして当該ユーザの個人情報を取得し、それらをス
テップS14で取得した各電子フォームの対応する入力
欄に転記する(ステップS16)。これにより、複数の
電子フォームについて、ユーザの個人情報が自動的に入
力されることになる。1つのライフイベントに関連して
多数の手続が発生し、そのために複数の届出書類をユー
ザが作成して届け出手続を行わなければならないような
場合があるが、そのような場合でも各届出書類中のユー
ザの個人情報は共通であるので、この自動転記によりユ
ーザは書類毎に個人情報を入力又は記入する手間が省
け、手続の効率化が図られる。
【0033】こうして各届出手続のための電子フォーム
が準備されると、次に役所に対して手続が実行される。
この手続は、オフライン手続(ステップS18)又はオ
ンライン手続(ステップS20)のいずれかにより実行
される。
【0034】なお、ある届出手続をオフライン手続で行
うか、オンライン手続で行うかは、種々の方法で決定す
ることができる。例えば、ユーザが各手続に対して、オ
フライン手続く又はオンライン手続のいずれの方法で行
うかを決定することができる。また、現実には手続先
(役所、銀行など)毎又は手続毎(例えば、転入届、婚
姻届など)にオンライン手続が可能であるか否かが決ま
っている場合が多いので、オンライン手続が可能な手続
に関してはオンライン手続が自動的に選択され、オンラ
イン手続が不可能な手続に関してはオフライン手続が自
動的に選択されるようにプロセスDB12及びサーバ1
0を構成することもできる。
【0035】次に、オフライン手続について図3を参照
して説明する。オフライン手続では、まずサーバ10が
図2のステップS16で作成された電子フォームをユー
ザ端末2へ送信し、送信ログを保存する(ステップS3
0)。ユーザは、ユーザ端末2に接続されたプリンタを
使用して電子フォームをプリントすることにより、届出
書類を取得する。
【0036】一方、ユーザ端末2にプリンタが接続され
ていない場合、又は、その届出に特殊な用紙や特定の大
きさの用紙などを使用することが義務付けられているよ
うな場合、ユーザは電子フォームを店頭プリント端末6
でプリントすることができる。この場合、ユーザはまず
店頭プリント端末6を操作して、本人認証処理を行う
(ステップS34)。この本人認証処理は、ステップS
4〜S8で行われたのと同様の処理として行うことがで
きる。本人認証に成功すると、ユーザは取得したい電子
フォームを特定し、その電子フォームをプリント出力し
て届出書類を取得する。なお、ここでの電子フォームの
特定方法は種々の形態が採用できる。例えば、ユーザが
ステップS12で1つのライフイベントを指定した時
に、その指定に対してサーバ10が手続IDを付与し、
その後の手続に関してその手続IDを使用可能とするこ
とができる。その場合は、ユーザは店頭プリント端末6
上で手続IDを入力することにより、その手続IDに関
連して作成された電子フォームを特定することができ
る。
【0037】次に、サーバ10は、ユーザ端末2に接続
されたプリンタ又は店頭プリント端末6からプリントロ
グを受信し、保存する(ステップS38)。プリントロ
グを保存することにより、サーバ10はユーザに対する
サービスが完了したことを記録しておくことができる。
【0038】さて、こうしてユーザが取得した届出書類
には、サーバ10側で転記されたユーザの個人情報が既
に入力済みとなっている。従って、ユーザは残りの欄に
必要事項を記入して届出書類を完成させ、必要な捺印や
添付書類とともに手続先の役所などに郵送、持参などの
方法により提出する。こうして、オフライン手続は終了
する。
【0039】次に、オンライン手続について図4を参照
して説明する。オンライン手続では、必要な届出などの
手続をオンラインで完了させることができる。
【0040】まず、サーバ10は図2のステップS16
で作成した電子フォームをユーザ端末2へ送信し、送信
ログを保存する(ステップS40)。ユーザは、ユーザ
端末2において電子フォームを受信する。この電子フォ
ームには、図2のステップS16においてユーザの個人
情報が既に転記されているので、ユーザは残りの必要な
情報を入力し、入力後の電子フォームをサーバ10へ送
信する(ステップS42)。
【0041】サーバ10は、ユーザ端末2から電子書類
を受け取り、必要なプロセスを実行した後(ステップS
44)、その電子書類を手続先の役所などへ送信する
(ステップS46)。なお、必要なプロセスとは、例え
ばその電子書類のコピーを保存することなどを含む。
【0042】手続先の端末3は、電子書類を受信し、受
領確認データをサーバ10へ返信する(ステップS4
8)。これにより、必要な届出書類などが電子書類の形
態で手続先に提出される。
【0043】サーバ10は、手続先の端末3から受領確
認データを受け取ると、手続完了通知をユーザ端末2へ
送信する(ステップS50)。ユーザ端末2は手続完了
通知を受信し、受領ログをサーバ10へ送信する(ステ
ップS54)。受領ログには、手続完了通知がユーザ端
末2で受信された日時などの記録が含まれている。
【0044】サーバ10は、受領ログをユーザ端末から
受信し、それまでの手続において生成された各種ログを
ログDB14に保存する(ステップS56)。具体的に
は、ユーザ端末2へ送信した電子フォームの内容を示す
内容ログ、それまで行った手続において実行された必要
な処理を示すプロセスログ、役所の端末から受け取った
受領確認データを示すログ、ユーザが手続完了通知を受
信したことを示す受領ログ、などを保存する。こうし
て、オンライン手続が完了する。
【0045】なお、上記の例ではユーザの手続が1つの
役所に対して行われているが、複数の手続先に対して複
数の手続が必要となる場合には、各手続先に対して同様
に手続が実行される。
【0046】以上説明したように、本発明のシステムに
よれば、インターネットを利用して、あるライフイベン
トに関連する種々の手続を効率的かつ安全に行うことが
できる。
【0047】また、上記の例では本人認証情報を記憶す
る媒体としてICカードを例示しているが、これ以外の
情報記憶可能な媒体を利用するように構成することもで
きる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザが予めサーバ側による認証登録を行って個人認証
情報を取得し、この個人認証情報を利用して本人認証を
行うことを条件にウェブサイト上での手続を実行するよ
うに構成したので、ユーザの重要な個人情報が漏れた
り、本人以外の者が不正にアクセスして手続を行ったり
するという問題を回避することができる。
【0049】また、ユーザが電子フォームなどを利用す
る手続を行う際には、サーバ側に予め登録された個人情
報を反映した状態で電子フォームなどのデータがユーザ
に提供されるので、ユーザは容易かつ確実に手続を進め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による手続システムの概略構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明によるメイン処理を示すフローチャート
である。
【図3】図2のオフライン手続を示すフローチャートで
ある。
【図4】図2のオンライン手続を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1…インターネット 2…ユーザ端末 3…役所端末 5…ICカード 6…店頭プリント端末 10…サーバ 11…フォームDB 12…プロセスDB 13…認証用DB 14…ログDB
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡部 勝年 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 高塚 肇 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 井上 恭法 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 嶋崎 剛 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 伊勢田 正子 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 米 豊 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 坂本 早苗 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 新堀 英二 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 沼田 幹 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 吉田 幸司 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介してユーザ端末と接続
    された手続システムのサーバ装置において、 種々の手続のための電子フォームを記憶する電子フォー
    ムデータベースと、 手続の履歴を保存するログデータベースと、 ユーザ端末からライフイベントの選択を受け取り、当該
    ライフイベントに関連する電子フォームを電子フォーム
    データベースから取得するフォーム取得手段と、 取得した電子フォームを前記ユーザ端末へ送信する手段
    と、 前記ユーザ端末へ送信した電子フォームの内容を示す内
    容ログ及び前記電子フォームデータをユーザ端末へ送信
    した日時を含む送信ログをログデータベースに保存する
    ログ保存手段と、を備えるサーバ装置。
  2. 【請求項2】 前記ユーザ端末において前記電子フォー
    ムがプリントされたことを示すプリントログを前記ユー
    ザ端末から受信し、前記ログデータベースに保存する手
    段をさらに備える請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークを介してユーザ端末と接続
    された手続システムのサーバ装置において、 種々の手続のための電子フォームを記憶する電子フォー
    ムデータベースと、手続の履歴を保存するログデータベ
    ースと、 ユーザ端末からライフイベントの選択を受け取り、当該
    ライフイベントに関連する電子フォームを電子フォーム
    データベースから取得するフォーム取得手段と、 取得した電子フォームを外部プリント端末へ送信する手
    段と、 前記外部プリント端末へ送信した電子フォームの内容を
    示す内容ログ及び前記電子フォームデータを外部プリン
    ト端末へ送信した日時を含む送信ログをログデータベー
    スに保存するログ保存手段と、を備えるサーバ装置。
  4. 【請求項4】 前記外部プリント端末において前記電子
    フォームがプリントされたことを示すプリントログを前
    記外部プリント端末から受信し、前記ログデータベース
    に保存する手段をさらに備える請求項3に記載のサーバ
    装置。
  5. 【請求項5】 ネットワークを介してユーザ端末と接続
    された手続システムのサーバ装置において、 種々の手続のための電子フォームを記憶する電子フォー
    ムデータベースと、 手続の履歴を保存するログデータベースと、 ユーザ端末からライフイベントの選択を受け取り、当該
    ライフイベントに関連する電子フォームを電子フォーム
    データベースから取得するフォーム取得手段と、 取得した電子フォームを前記ユーザ端末へ送信する手段
    と、 ユーザが前記電子フォームに必要事項を入力することに
    より作成した電子書類データをユーザ端末から受信し、
    手続先端末へ送信する手段と、 前記ユーザ端末へ送信した電子フォームの内容を示す内
    容ログ、並びに、前記電子フォームデータをユーザ端末
    へ送信した日時及び前記電子書類データを前記手続先端
    末へ送信した日時を含む送信ログをログデータベースに
    保存するログ保存手段と、を備えるサーバ装置。
  6. 【請求項6】 前記手続先端末から前記電子書類データ
    の受領確認データを受信し、前記ユーザ端末へ手続完了
    通知を送信する手段を備え、 前記ログ保存手段は、前記受領確認データの受信日時及
    び前記手続完了通知の送信日時を前記ログデータベース
    に保存する請求項5に記載のサーバ装置。
  7. 【請求項7】 ユーザの本人認証情報を記憶する認証用
    データベースと、 ユーザから取得した本人認証情報を前記認証用データベ
    ースに記憶された当該ユーザの本人認証情報と比較する
    ことにより当該ユーザの本人認証を行う手段と、を備
    え、 前記送信手段は、当該ユーザの本人認証が成功した場合
    に限り前記電子フォームを送信する請求項1乃至6のい
    ずれか一項に記載のサーバ装置。
  8. 【請求項8】 ユーザの個人情報を記憶する個人情報デ
    ータベースと、 前記ユーザの個人情報を前記個人情報データベースから
    取得して、前記電子フォーム中に転記する手段と、を備
    えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に
    記載のサーバ装置。
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