JP2003044338A - Ｗｅｂクラスタシステムにおける配布コンテンツのチェック方法及び配布コンテンツのチェック機能を備えたＷｅｂクラスタシステム - Google Patents
Ｗｅｂクラスタシステムにおける配布コンテンツのチェック方法及び配布コンテンツのチェック機能を備えたＷｅｂクラスタシステムInfo
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- JP2003044338A JP2003044338A JP2001229886A JP2001229886A JP2003044338A JP 2003044338 A JP2003044338 A JP 2003044338A JP 2001229886 A JP2001229886 A JP 2001229886A JP 2001229886 A JP2001229886 A JP 2001229886A JP 2003044338 A JP2003044338 A JP 2003044338A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】コンテンツ配布時に、そのコンテンツに基づく
コンテンツ提供のサービスがＷｅｂサーバから適切に実
施されることを確認できるようにする。 【解決手段】マスタノード１１-1からレプリカノード１
１-iにＷｅｂコンテンツを配布した際に、その配布され
たコンテンツを、レプリカノード１１-i上で動作するＷ
ｅｂサーバの持つＷｅｂサービス機能を利用して当該Ｗ
ｅｂサーバを介してアクセスすることで、適切なＷｅｂ
サービスが保証されるコンテンツ配布結果であるか否か
を確認する。
コンテンツ提供のサービスがＷｅｂサーバから適切に実
施されることを確認できるようにする。 【解決手段】マスタノード１１-1からレプリカノード１
１-iにＷｅｂコンテンツを配布した際に、その配布され
たコンテンツを、レプリカノード１１-i上で動作するＷ
ｅｂサーバの持つＷｅｂサービス機能を利用して当該Ｗ
ｅｂサーバを介してアクセスすることで、適切なＷｅｂ
サービスが保証されるコンテンツ配布結果であるか否か
を確認する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアントから
与えられるリクエスト（Ｗｅｂリクエスト）を負荷分散
装置を用いて複数のＷｅｂサーバのいずれかに振り分け
るＷｅｂクラスタシステムに係り、特に各Ｗｅｂサーバ
に配布される同一コンテンツにより各Ｗｅｂサーバが同
一サービスを提供するのを確認するのに好適なＷｅｂク
ラスタシステムにおける配布コンテンツのチェック方法
及び配布コンテンツのチェック機能を備えたＷｅｂクラ
スタシステムに関する。
与えられるリクエスト（Ｗｅｂリクエスト）を負荷分散
装置を用いて複数のＷｅｂサーバのいずれかに振り分け
るＷｅｂクラスタシステムに係り、特に各Ｗｅｂサーバ
に配布される同一コンテンツにより各Ｗｅｂサーバが同
一サービスを提供するのを確認するのに好適なＷｅｂク
ラスタシステムにおける配布コンテンツのチェック方法
及び配布コンテンツのチェック機能を備えたＷｅｂクラ
スタシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】近時、インターネットの爆発的な普及に
伴い、Ｗｅｂサーバへのアクセスが増大し、当該Ｗｅｂ
サーバの負荷が増大している。このため、Ｗｅｂサーバ
へのアクセスの増大に柔軟に対応することが必要となっ
てきている。
伴い、Ｗｅｂサーバへのアクセスが増大し、当該Ｗｅｂ
サーバの負荷が増大している。このため、Ｗｅｂサーバ
へのアクセスの増大に柔軟に対応することが必要となっ
てきている。
【０００３】Ｗｅｂサーバの負荷が増大した場合にも高
速なレスポンスを実現可能なシステムとして、負荷分散
装置を備え、当該負荷分散装置により複数のＷｅｂサー
バへリクエストを分散させる、Ｗｅｂクラスタシステム
が知られている。このシステムでは、クライアント（Ｗ
ｅｂクライアント）からのリクエストは、Ｗｅｂクラス
タを構成する複数のＷｅｂサーバのいずれか１つに振り
分けられる。このクライアントからのリクエストを受け
取ったＷｅｂサーバは、当該リクエストの指定するサー
ビスをリクエスト元のクライアントに対して提供する。
速なレスポンスを実現可能なシステムとして、負荷分散
装置を備え、当該負荷分散装置により複数のＷｅｂサー
バへリクエストを分散させる、Ｗｅｂクラスタシステム
が知られている。このシステムでは、クライアント（Ｗ
ｅｂクライアント）からのリクエストは、Ｗｅｂクラス
タを構成する複数のＷｅｂサーバのいずれか１つに振り
分けられる。このクライアントからのリクエストを受け
取ったＷｅｂサーバは、当該リクエストの指定するサー
ビスをリクエスト元のクライアントに対して提供する。
【０００４】Ｗｅｂクラスタシステムにおいて、クライ
アントからのリクエストをいずれのＷｅｂサーバに振り
分けるかは負荷分散装置によって決定される。通常、こ
のリクエストが、どのＷｅｂサーバに振り分けられるか
はわからない。このため、Ｗｅｂクラスタシステムを構
成する各Ｗｅｂサーバは、クライアントからのリクエス
トが自身に振り分けられた場合を想定して、当該リクエ
ストに対するサービスが提供できるように、常に同じ内
容のコンテンツを保持している必要がある。
アントからのリクエストをいずれのＷｅｂサーバに振り
分けるかは負荷分散装置によって決定される。通常、こ
のリクエストが、どのＷｅｂサーバに振り分けられるか
はわからない。このため、Ｗｅｂクラスタシステムを構
成する各Ｗｅｂサーバは、クライアントからのリクエス
トが自身に振り分けられた場合を想定して、当該リクエ
ストに対するサービスが提供できるように、常に同じ内
容のコンテンツを保持している必要がある。
【０００５】Ｗｅｂクラスタシステム内の各Ｗｅｂサー
バが同一のコンテンツ（Ｗｅｂコンテンツ）を保持可能
とするために、従来から種々の方法が知られている。そ
のうち、性能などの点で通常よく使用されている方法
は、コンテンツの更新の都度、その更新されたコンテン
ツを各Ｗｅｂサーバに配布（配信）する方法である。
バが同一のコンテンツ（Ｗｅｂコンテンツ）を保持可能
とするために、従来から種々の方法が知られている。そ
のうち、性能などの点で通常よく使用されている方法
は、コンテンツの更新の都度、その更新されたコンテン
ツを各Ｗｅｂサーバに配布（配信）する方法である。
【０００６】各Ｗｅｂサーバに同一のＷｅｂコンテンツ
を配布した場合、各Ｗｅｂサーバで受け取ったコンテン
ツが同一内容であることを確認する必要がある。従来、
この確認は、コンテンツ配布処理の実行結果のみで行わ
れるのが一般的であった。つまり従来は、各Ｗｅｂサー
バへのＷｅｂコンテンツ配布処理が成功すれば、配布先
の各Ｗｅｂサーバには正しいコンテンツが保持されてお
り、各Ｗｅｂサーバ間でＷｅｂコンテンツの同期（整合
性）がとれていると判断していた。
を配布した場合、各Ｗｅｂサーバで受け取ったコンテン
ツが同一内容であることを確認する必要がある。従来、
この確認は、コンテンツ配布処理の実行結果のみで行わ
れるのが一般的であった。つまり従来は、各Ｗｅｂサー
バへのＷｅｂコンテンツ配布処理が成功すれば、配布先
の各Ｗｅｂサーバには正しいコンテンツが保持されてお
り、各Ｗｅｂサーバ間でＷｅｂコンテンツの同期（整合
性）がとれていると判断していた。
【０００７】しかし、クライアントからのリクエストに
対するサービスの提供という観点からは、各Ｗｅｂサー
バへのＷｅｂコンテンツ配布処理が成功しただけでは、
そのＷｅｂサーバに配布されたコンテンツに基づいてそ
のＷｅｂサーバによって適切にサービスが提供されるか
否かを判断することは難しい。
対するサービスの提供という観点からは、各Ｗｅｂサー
バへのＷｅｂコンテンツ配布処理が成功しただけでは、
そのＷｅｂサーバに配布されたコンテンツに基づいてそ
のＷｅｂサーバによって適切にサービスが提供されるか
否かを判断することは難しい。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
Ｗｅｂクラスタシステムでは、各Ｗｅｂサーバに配布さ
れたＷｅｂコンテンツの同期状態は、コンテンツ配布処
理の実行結果のみで判断していた。しかし、コンテンツ
配布処理に成功したとしても、Ｗｅｂサービスの観点か
らは、配布されたコンテンツによって適切にサービスが
提供されるかどうかは判断できなかった。つまり従来
は、各Ｗｅｂサーバに配布されたＷｅｂコンテンツの同
期状態を、コンテンツ配布処理の実行結果のみで判断し
ていたため、配布されたコンテンツによって適切にサー
ビスが提供されることまでは保証できなかった。
Ｗｅｂクラスタシステムでは、各Ｗｅｂサーバに配布さ
れたＷｅｂコンテンツの同期状態は、コンテンツ配布処
理の実行結果のみで判断していた。しかし、コンテンツ
配布処理に成功したとしても、Ｗｅｂサービスの観点か
らは、配布されたコンテンツによって適切にサービスが
提供されるかどうかは判断できなかった。つまり従来
は、各Ｗｅｂサーバに配布されたＷｅｂコンテンツの同
期状態を、コンテンツ配布処理の実行結果のみで判断し
ていたため、配布されたコンテンツによって適切にサー
ビスが提供されることまでは保証できなかった。
【０００９】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、Ｗｅｂコンテンツの配布と同時に、配布
したコンテンツにＷｅｂサービスのレベルでアクセスす
ることで、コンテンツ提供のサービスがＷｅｂサーバか
ら適切に実施されていることを確認できるＷｅｂクラス
タシステムにおける配布コンテンツのチェック方法及び
配布コンテンツのチェック機能を備えたＷｅｂクラスタ
システムを提供することにある。
でその目的は、Ｗｅｂコンテンツの配布と同時に、配布
したコンテンツにＷｅｂサービスのレベルでアクセスす
ることで、コンテンツ提供のサービスがＷｅｂサーバか
ら適切に実施されていることを確認できるＷｅｂクラス
タシステムにおける配布コンテンツのチェック方法及び
配布コンテンツのチェック機能を備えたＷｅｂクラスタ
システムを提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の１つの観点に係
る構成は、マスタノードからレプリカノードにＷｅｂコ
ンテンツの複製を配布した際に、その配布されたＷｅｂ
コンテンツを当該Ｗｅｂコンテンツの配布先のレプリカ
ノード上のＷｅｂサーバを介してアクセスするステップ
と、Ｗｅｂサーバを介してアクセスしたＷｅｂコンテン
ツが正しいコンテンツであるか否かにより、マスタノー
ドからレプリカノードへのコンテンツ配布が正しく行わ
れたか否かを判定するステップとを備えたことを特徴と
する。
る構成は、マスタノードからレプリカノードにＷｅｂコ
ンテンツの複製を配布した際に、その配布されたＷｅｂ
コンテンツを当該Ｗｅｂコンテンツの配布先のレプリカ
ノード上のＷｅｂサーバを介してアクセスするステップ
と、Ｗｅｂサーバを介してアクセスしたＷｅｂコンテン
ツが正しいコンテンツであるか否かにより、マスタノー
ドからレプリカノードへのコンテンツ配布が正しく行わ
れたか否かを判定するステップとを備えたことを特徴と
する。
【００１１】このように、マスタノードから各レプリカ
ノードへのコンテンツの配布処理の実行結果が正しいか
否かを確認するために、各レプリカノード上で動作する
Ｗｅｂサーバの持つＷｅｂサービス機能を利用して当該
Ｗｅｂサーバを介したコンテンツへのアクセスを行うこ
とで、単にコンテンツ配布結果が正しいか否かだけでな
く、適切なＷｅｂサービスが保証されるコンテンツ配布
結果であるか否かが確認できる。これにより、Ｗｅｂク
ラスタシステム全体として各クライアントに適切にサー
ビスを提供することが確認でき、Ｗｅｂクラスタ内のコ
ンテンツ管理の確実性を向上できる。
ノードへのコンテンツの配布処理の実行結果が正しいか
否かを確認するために、各レプリカノード上で動作する
Ｗｅｂサーバの持つＷｅｂサービス機能を利用して当該
Ｗｅｂサーバを介したコンテンツへのアクセスを行うこ
とで、単にコンテンツ配布結果が正しいか否かだけでな
く、適切なＷｅｂサービスが保証されるコンテンツ配布
結果であるか否かが確認できる。これにより、Ｗｅｂク
ラスタシステム全体として各クライアントに適切にサー
ビスを提供することが確認でき、Ｗｅｂクラスタ内のコ
ンテンツ管理の確実性を向上できる。
【００１２】ここで、マスタノードからレプリカノード
にＷｅｂコンテンツの複製を配布するに際し、当該Ｗｅ
ｂコンテンツの配布結果を確認するのに利用されるチェ
ック用データを当該Ｗｅｂコンテンツに基づいて生成し
て、当該Ｗｅｂコンテンツと共にマスタノードからレプ
リカノードに配布し、そのレプリカノードに配布された
ＷｅｂコンテンツをＷｅｂサーバを介してアクセスする
と共に、そのレプリカノードに配布された対応するチェ
ック用データをアクセスすることで、そのＷｅｂコンテ
ンツ及びチェック用データから、当該Ｗｅｂコンテンツ
の配布が正しく行われたか否かを判定するとよい。
にＷｅｂコンテンツの複製を配布するに際し、当該Ｗｅ
ｂコンテンツの配布結果を確認するのに利用されるチェ
ック用データを当該Ｗｅｂコンテンツに基づいて生成し
て、当該Ｗｅｂコンテンツと共にマスタノードからレプ
リカノードに配布し、そのレプリカノードに配布された
ＷｅｂコンテンツをＷｅｂサーバを介してアクセスする
と共に、そのレプリカノードに配布された対応するチェ
ック用データをアクセスすることで、そのＷｅｂコンテ
ンツ及びチェック用データから、当該Ｗｅｂコンテンツ
の配布が正しく行われたか否かを判定するとよい。
【００１３】このようにすると、配布されたコンテンツ
の個数に拘わらず、一定の手間でコンテンツのチェック
を実施できる。
の個数に拘わらず、一定の手間でコンテンツのチェック
を実施できる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【００１５】図１は本発明の一実施形態に係るＷｅｂク
ラスタシステムの構成を示すブロック図である。図１に
おいて、Ｗｅｂクラスタシステム１０は、複数台、例え
ば４台のサーバ計算機１１-1〜１１-4と、Ｗｅｂコンテ
ンツ１２０-1〜１２０-4が格納される記憶装置、例えば
磁気ディスク装置等のディスク記憶装置１２-1〜１２-4
と、負荷分散装置１３とを備えて構成されている。サー
バ計算機１１-1〜１１-4上では、後述するＷｅｂクライ
アントからのリクエストを受けて、Ｗｅｂコンテンツ１
２０-1〜１２０-4を用いて要求されたサービスを提供す
るＷｅｂサーバ１１０-1〜１１０-4が動作している。サ
ーバ計算機１１-1〜１１-4及び負荷分散装置１３は、例
えばＬＡＮ１４により相互接続されている。
ラスタシステムの構成を示すブロック図である。図１に
おいて、Ｗｅｂクラスタシステム１０は、複数台、例え
ば４台のサーバ計算機１１-1〜１１-4と、Ｗｅｂコンテ
ンツ１２０-1〜１２０-4が格納される記憶装置、例えば
磁気ディスク装置等のディスク記憶装置１２-1〜１２-4
と、負荷分散装置１３とを備えて構成されている。サー
バ計算機１１-1〜１１-4上では、後述するＷｅｂクライ
アントからのリクエストを受けて、Ｗｅｂコンテンツ１
２０-1〜１２０-4を用いて要求されたサービスを提供す
るＷｅｂサーバ１１０-1〜１１０-4が動作している。サ
ーバ計算機１１-1〜１１-4及び負荷分散装置１３は、例
えばＬＡＮ１４により相互接続されている。
【００１６】Ｗｅｂクラスタシステム１０は、例えばサ
ーバ計算機１１-1がマスタノードに、他のサーバ計算機
１１-2〜１１-4がレプリカノードとなって、マスタノー
ドから各レプリカノードにＷｅｂコンテンツのレプリカ
を配布する機能と、各レプリカノードに配布されたＷｅ
ｂコンテンツをチェックするチェック機能とを有する。
ーバ計算機１１-1がマスタノードに、他のサーバ計算機
１１-2〜１１-4がレプリカノードとなって、マスタノー
ドから各レプリカノードにＷｅｂコンテンツのレプリカ
を配布する機能と、各レプリカノードに配布されたＷｅ
ｂコンテンツをチェックするチェック機能とを有する。
【００１７】Ｗｅｂクラスタシステム１０の負荷分散装
置１３は、インターネット２０に接続されている。この
インターネット２０には、クライアント端末３０-1〜３
０-nが接続されている。各クライアント端末３０-1〜３
０-n上では、Ｗｅｂサーバ１１０のサービスを要求する
Ｗｅｂクライアント３１-1〜３１-nが動作している。負
荷分散装置１３は、各クライアント端末３０-j（ｊ＝１
〜ｎ）上のＷｅｂクライアント３１-jからのリクエスト
をインターネット２０を介して受け取ると、当該リクエ
ストをサーバ計算機１１-1〜１１-4のＷｅｂサーバ１１
０-1〜１１０-4のうち、その時点で最も負荷の少ないＷ
ｅｂサーバに選択的に出力する。
置１３は、インターネット２０に接続されている。この
インターネット２０には、クライアント端末３０-1〜３
０-nが接続されている。各クライアント端末３０-1〜３
０-n上では、Ｗｅｂサーバ１１０のサービスを要求する
Ｗｅｂクライアント３１-1〜３１-nが動作している。負
荷分散装置１３は、各クライアント端末３０-j（ｊ＝１
〜ｎ）上のＷｅｂクライアント３１-jからのリクエスト
をインターネット２０を介して受け取ると、当該リクエ
ストをサーバ計算機１１-1〜１１-4のＷｅｂサーバ１１
０-1〜１１０-4のうち、その時点で最も負荷の少ないＷ
ｅｂサーバに選択的に出力する。
【００１８】図２は、図１中のＷｅｂクラスタシステム
１０が有するコンテンツ配布機能と配布コンテンツのチ
ェック機能とを中心とする構成を示すブロック図であ
る。
１０が有するコンテンツ配布機能と配布コンテンツのチ
ェック機能とを中心とする構成を示すブロック図であ
る。
【００１９】図２において、サーバ計算機１１-1はマス
タノード１１-1に、サーバ計算機１１-i（ｉ＝２〜４）
はレプリカノード１１-iに、それぞれ設定されているも
のとする。Ｗｅｂコンテンツ更新プロセス２００は、マ
スタノード１１-1において管理されるＷｅｂコンテンツ
（マスタ）１２０-1を作成／更新する。このＷｅｂコン
テンツ更新プロセス２００はＷｅｂクラスタシステム１
０内またはＷｅｂクラスタシステム１０外のいずれで動
作してもよい。
タノード１１-1に、サーバ計算機１１-i（ｉ＝２〜４）
はレプリカノード１１-iに、それぞれ設定されているも
のとする。Ｗｅｂコンテンツ更新プロセス２００は、マ
スタノード１１-1において管理されるＷｅｂコンテンツ
（マスタ）１２０-1を作成／更新する。このＷｅｂコン
テンツ更新プロセス２００はＷｅｂクラスタシステム１
０内またはＷｅｂクラスタシステム１０外のいずれで動
作してもよい。
【００２０】マスタノード１１-1は、複製対象管理モジ
ュール１１１と、複製送信モジュール１１２とを備えて
いる。複製対象管理モジュール１１１は、Ｗｅｂコンテ
ンツ（マスタ）１２０-1を管理し、当該コンテンツ１２
０-1が更新された場合、複製送信モジュール１１２にレ
プリカノードへの複製の指示を行う。複製対象管理モジ
ュール１１１は、複製送信モジュール１１２による複製
送信の前処理として、更新されたコンテンツのレプリカ
ノード１１-iへの配布結果を確認するために利用される
チェック用データ１２１-1を生成する。ここで、コンテ
ンツ配布結果の確認とは、レプリカノード１１-iへのコ
ンテンツの複製が正しく実行され、その複製されたコン
テンツに基づいてＷｅｂサーバ１１０-iによるＷｅｂサ
ービスが適切に行われるのを確認すること、つまり配布
（複製）されたコンテンツとマスタとなるコンテンツと
のＷｅｂサービスレベルでの整合性を確認することであ
る。チェック用データ１２１-1は、マスタとなるチェッ
ク用データ１２１-1、即ちチェック用データ（マスタ）
１２１-1として、ディスク記憶装置１２-1に保存され
る。マスタ複製対象管理モジュール１１１はまた、複製
結果についてレプリカノード上で動作するＷｅｂコンテ
ンツチェックモジュール１１３-iに問い合わせし、その
結果を受信する。
ュール１１１と、複製送信モジュール１１２とを備えて
いる。複製対象管理モジュール１１１は、Ｗｅｂコンテ
ンツ（マスタ）１２０-1を管理し、当該コンテンツ１２
０-1が更新された場合、複製送信モジュール１１２にレ
プリカノードへの複製の指示を行う。複製対象管理モジ
ュール１１１は、複製送信モジュール１１２による複製
送信の前処理として、更新されたコンテンツのレプリカ
ノード１１-iへの配布結果を確認するために利用される
チェック用データ１２１-1を生成する。ここで、コンテ
ンツ配布結果の確認とは、レプリカノード１１-iへのコ
ンテンツの複製が正しく実行され、その複製されたコン
テンツに基づいてＷｅｂサーバ１１０-iによるＷｅｂサ
ービスが適切に行われるのを確認すること、つまり配布
（複製）されたコンテンツとマスタとなるコンテンツと
のＷｅｂサービスレベルでの整合性を確認することであ
る。チェック用データ１２１-1は、マスタとなるチェッ
ク用データ１２１-1、即ちチェック用データ（マスタ）
１２１-1として、ディスク記憶装置１２-1に保存され
る。マスタ複製対象管理モジュール１１１はまた、複製
結果についてレプリカノード上で動作するＷｅｂコンテ
ンツチェックモジュール１１３-iに問い合わせし、その
結果を受信する。
【００２１】複製送信モジュール１１２は、複製対象管
理モジュール１１１からの指示に従い、当該管理モジュ
ール１１１により登録管理されている各レプリカノード
１１-iに対して、更新されたコンテンツの内容及びチェ
ック用データを配布する。
理モジュール１１１からの指示に従い、当該管理モジュ
ール１１１により登録管理されている各レプリカノード
１１-iに対して、更新されたコンテンツの内容及びチェ
ック用データを配布する。
【００２２】各レプリカノード１１-i（ｉ＝２〜４）
は、それぞれＷｅｂコンテンツチェックモジュール１１
３-iと複製受信モジュール１１４-iとを備えている。Ｗ
ｅｂコンテンツチェックモジュール１１３-iは、マスタ
ノード１１-1の複製対象管理モジュール１１１からの指
示に従い、同じレプリカノード１１-iで動作しているＷ
ｅｂサーバ１１０-iにアクセスして、Ｗｅｂコンテンツ
の配布結果を確認し、結果を問い合わせ元に返却する。
は、それぞれＷｅｂコンテンツチェックモジュール１１
３-iと複製受信モジュール１１４-iとを備えている。Ｗ
ｅｂコンテンツチェックモジュール１１３-iは、マスタ
ノード１１-1の複製対象管理モジュール１１１からの指
示に従い、同じレプリカノード１１-iで動作しているＷ
ｅｂサーバ１１０-iにアクセスして、Ｗｅｂコンテンツ
の配布結果を確認し、結果を問い合わせ元に返却する。
【００２３】複製受信モジュール１１４-iは、マスタノ
ード１１-1の複製送信モジュール１１２から更新された
コンテンツの内容及びチェック用データを受け取り、そ
の複製（レプリカ）をＷｅｂコンテンツ１２０-i及びチ
ェック用データ（レプリカ）１２１-iとしてディスク記
憶装置１２-i上に作成する。
ード１１-1の複製送信モジュール１１２から更新された
コンテンツの内容及びチェック用データを受け取り、そ
の複製（レプリカ）をＷｅｂコンテンツ１２０-i及びチ
ェック用データ（レプリカ）１２１-iとしてディスク記
憶装置１２-i上に作成する。
【００２４】次に、本実施形態のＷｅｂクラスタシステ
ム１０における、コンテンツ配布と配布コンテンツのチ
ェックとを中心とする動作について、図３のフローチャ
ートを参照して説明する。、今、Ｗｅｂクラスタシステ
ム１０を構成する各ノード（サーバ計算機１１-1〜１１
-4）へのＷｅｂコンテンツの配布（配信）のために、マ
スタノード１１-1で管理されるＷｅｂコンテンツ（マス
タ）１２０-1の新規作成処理、またはマスタノード１１
-1で現在管理されているＷｅｂコンテンツ（マスタ）１
２０-1の更新処理が、Ｗｅｂコンテンツ更新プロセス２
００により行われたものとする。ここで、Ｗｅｂコンテ
ンツは一般に複数のファイルから構成されており、当該
Ｗｅｂコンテンツの更新はファイル単位で行われる。Ｗ
ｅｂコンテンツ更新プロセス２００によるＷｅｂコンテ
ンツ（マスタ）１２０-1の更新自体については、本発明
に直接関係しないため説明を省略する。
ム１０における、コンテンツ配布と配布コンテンツのチ
ェックとを中心とする動作について、図３のフローチャ
ートを参照して説明する。、今、Ｗｅｂクラスタシステ
ム１０を構成する各ノード（サーバ計算機１１-1〜１１
-4）へのＷｅｂコンテンツの配布（配信）のために、マ
スタノード１１-1で管理されるＷｅｂコンテンツ（マス
タ）１２０-1の新規作成処理、またはマスタノード１１
-1で現在管理されているＷｅｂコンテンツ（マスタ）１
２０-1の更新処理が、Ｗｅｂコンテンツ更新プロセス２
００により行われたものとする。ここで、Ｗｅｂコンテ
ンツは一般に複数のファイルから構成されており、当該
Ｗｅｂコンテンツの更新はファイル単位で行われる。Ｗ
ｅｂコンテンツ更新プロセス２００によるＷｅｂコンテ
ンツ（マスタ）１２０-1の更新自体については、本発明
に直接関係しないため説明を省略する。
【００２５】マスタノード１１-1の複製対象管理モジュ
ール１１１は、Ｗｅｂコンテンツ更新プロセス２００に
より、マスタとなるＷｅｂコンテンツ１２０-1、つまり
Ｗｅｂコンテンツ（マスタ）１２０-1の作成または更新
処理が行われると、予め定められたスケジュールに従っ
て、以下に述べるように各レプリカノード１１-iへのコ
ンテンツ配布のための処理を開始する。
ール１１１は、Ｗｅｂコンテンツ更新プロセス２００に
より、マスタとなるＷｅｂコンテンツ１２０-1、つまり
Ｗｅｂコンテンツ（マスタ）１２０-1の作成または更新
処理が行われると、予め定められたスケジュールに従っ
て、以下に述べるように各レプリカノード１１-iへのコ
ンテンツ配布のための処理を開始する。
【００２６】まず複製対象管理モジュール１１１は、作
成または更新されたＷｅｂコンテンツ（マスタ）１２０
-1をもとに、当該コンテンツ（マスタ）１２０-1のチェ
ック用データ（マスタ）１２１-1を生成する（ステップ
Ｓ１）。生成されたチェック用データ（マスタ）１２１
-1はディスク記憶装置１２-1に保存される。ここで、Ｗ
ｅｂコンテンツ（マスタ）１２０-1が新規に作成された
場合であれば、当該コンテンツ（マスタ）１２０-1を構
成する全てのファイルを対象にチェック用データ（マス
タ）１２１-1が生成される。これに対し、Ｗｅｂコンテ
ンツ（マスタ）１２０-1が更新された場合であれば、当
該コンテンツ（マスタ）１２０-1を構成するファイルの
うち、更新されたファイルのみを対象にチェック用デー
タ（マスタ）１２１-1が生成される。チェック用データ
（マスタ）１２１-1は、Ｗｅｂコンテンツ（マスタ）１
２０-1のうちのチェック対象となるファイルのファイル
名と、当該ファイルの内容のチェックサムデータあるい
はハッシュデータ（ＭＤ５等）とから構成される。
成または更新されたＷｅｂコンテンツ（マスタ）１２０
-1をもとに、当該コンテンツ（マスタ）１２０-1のチェ
ック用データ（マスタ）１２１-1を生成する（ステップ
Ｓ１）。生成されたチェック用データ（マスタ）１２１
-1はディスク記憶装置１２-1に保存される。ここで、Ｗ
ｅｂコンテンツ（マスタ）１２０-1が新規に作成された
場合であれば、当該コンテンツ（マスタ）１２０-1を構
成する全てのファイルを対象にチェック用データ（マス
タ）１２１-1が生成される。これに対し、Ｗｅｂコンテ
ンツ（マスタ）１２０-1が更新された場合であれば、当
該コンテンツ（マスタ）１２０-1を構成するファイルの
うち、更新されたファイルのみを対象にチェック用デー
タ（マスタ）１２１-1が生成される。チェック用データ
（マスタ）１２１-1は、Ｗｅｂコンテンツ（マスタ）１
２０-1のうちのチェック対象となるファイルのファイル
名と、当該ファイルの内容のチェックサムデータあるい
はハッシュデータ（ＭＤ５等）とから構成される。
【００２７】複製対象管理モジュール１１１は、チェッ
ク用データ（マスタ）１２１-1を生成すると、Ｗｅｂコ
ンテンツ（マスタ）１２０-1の複製を各レプリカノード
１１-iに送信することを、複製送信モジュール１１２に
対して指示する（ステップＳ２）。同時に複製対象管理
モジュール１１１は、生成したチェック用データに対応
するＷｅｂコンテンツのチェックのための方法を、各レ
プリカノード１１-iのＷｅｂコンテンツチェックモジュ
ール１１３-iに通知する（ステップＳ３）。
ク用データ（マスタ）１２１-1を生成すると、Ｗｅｂコ
ンテンツ（マスタ）１２０-1の複製を各レプリカノード
１１-iに送信することを、複製送信モジュール１１２に
対して指示する（ステップＳ２）。同時に複製対象管理
モジュール１１１は、生成したチェック用データに対応
するＷｅｂコンテンツのチェックのための方法を、各レ
プリカノード１１-iのＷｅｂコンテンツチェックモジュ
ール１１３-iに通知する（ステップＳ３）。
【００２８】複製送信モジュール１１２は、複製対象管
理モジュール１１１から複製送信指示を受け取ると、デ
ィスク記憶装置１２-1に保存されているＷｅｂコンテン
ツ（マスタ）１２０-1を構成するファイルのうちの更新
されたファイル（Ｗｅｂコンテンツの新規作成時には全
ファイル）の複製と、対応するチェック用データ（マス
タ）１２１-1の複製とを、各レプリカノード１１-iに送
信する（ステップＳ４）。すると各レプリカノード１１
-iの複製受信モジュール１１４-iは、複製送信モジュー
ル１１２から送信されたＷｅｂコンテンツ及びチェック
用データを受信して、それぞれＷｅｂコンテンツ（レプ
リカ）１２０-i及びチェック用データ（レプリカ）１２
１-iとして、ディスク記憶装置１２-iに保存する。
理モジュール１１１から複製送信指示を受け取ると、デ
ィスク記憶装置１２-1に保存されているＷｅｂコンテン
ツ（マスタ）１２０-1を構成するファイルのうちの更新
されたファイル（Ｗｅｂコンテンツの新規作成時には全
ファイル）の複製と、対応するチェック用データ（マス
タ）１２１-1の複製とを、各レプリカノード１１-iに送
信する（ステップＳ４）。すると各レプリカノード１１
-iの複製受信モジュール１１４-iは、複製送信モジュー
ル１１２から送信されたＷｅｂコンテンツ及びチェック
用データを受信して、それぞれＷｅｂコンテンツ（レプ
リカ）１２０-i及びチェック用データ（レプリカ）１２
１-iとして、ディスク記憶装置１２-iに保存する。
【００２９】複製対象管理モジュール１１１は、Ｗｅｂ
コンテンツ１２０-1及びチェック用データ１２１-1の複
製を複製送信モジュール１１２により各レプリカノード
１１-iに送信させると、当該複製送信モジュール１１２
に各レプリカノード１１-iへの複製送信の結果を問い合
わせる（ステップＳ５）。そして複製対象管理モジュー
ル１１１は、各レプリカノード１１-i毎に複製送信に成
功したか否かを判定する（ステップＳ６）。
コンテンツ１２０-1及びチェック用データ１２１-1の複
製を複製送信モジュール１１２により各レプリカノード
１１-iに送信させると、当該複製送信モジュール１１２
に各レプリカノード１１-iへの複製送信の結果を問い合
わせる（ステップＳ５）。そして複製対象管理モジュー
ル１１１は、各レプリカノード１１-i毎に複製送信に成
功したか否かを判定する（ステップＳ６）。
【００３０】複製対象管理モジュール１１１は、レプリ
カノード１１-iへの複製送信に成功した場合、当該レプ
リカノード１１-iのＷｅｂコンテンツチェックモジュー
ル１１３-iに対して、配布コンテンツのＷｅｂサービス
レベルでの確認を指示する（ステップＳ７）。これに対
し、レプリカノード１１-iへの複製送信に失敗した場
合、複製対象管理モジュール１１１は当該レプリカノー
ド１１-iへの複製の再送を複製送信モジュール１１２に
指示する。
カノード１１-iへの複製送信に成功した場合、当該レプ
リカノード１１-iのＷｅｂコンテンツチェックモジュー
ル１１３-iに対して、配布コンテンツのＷｅｂサービス
レベルでの確認を指示する（ステップＳ７）。これに対
し、レプリカノード１１-iへの複製送信に失敗した場
合、複製対象管理モジュール１１１は当該レプリカノー
ド１１-iへの複製の再送を複製送信モジュール１１２に
指示する。
【００３１】レプリカノード１１-iのＷｅｂコンテンツ
チェックモジュール１１３-iは、マスタノード１１-1の
複製対象管理モジュール１１１からの確認指示を受け取
ると、当該指示で指定された配布コンテンツ（に基づく
サービス）をＷｅｂサーバ１１０-iに要求する（ステッ
プＳ８）。するとＷｅｂサーバ１１０-iは、ディスク記
憶装置１２-iに保存されているＷｅｂコンテンツ１２０
-iの中から要求されたコンテンツを選択してＷｅｂコン
テンツチェックモジュール１１３-iに送出する（ステッ
プＳ９）。Ｗｅｂコンテンツチェックモジュール１１３
-iは、Ｗｅｂサーバ１１０-iにより送出されたコンテン
ツを取り込む（ステップＳ１０）。このようにＷｅｂコ
ンテンツチェックモジュール１１３-iは、複製対象管理
モジュール１１１からの確認指示で指定された配布コン
テンツをＷｅｂサーバ１１０-iを介して取り込むことが
できる。
チェックモジュール１１３-iは、マスタノード１１-1の
複製対象管理モジュール１１１からの確認指示を受け取
ると、当該指示で指定された配布コンテンツ（に基づく
サービス）をＷｅｂサーバ１１０-iに要求する（ステッ
プＳ８）。するとＷｅｂサーバ１１０-iは、ディスク記
憶装置１２-iに保存されているＷｅｂコンテンツ１２０
-iの中から要求されたコンテンツを選択してＷｅｂコン
テンツチェックモジュール１１３-iに送出する（ステッ
プＳ９）。Ｗｅｂコンテンツチェックモジュール１１３
-iは、Ｗｅｂサーバ１１０-iにより送出されたコンテン
ツを取り込む（ステップＳ１０）。このようにＷｅｂコ
ンテンツチェックモジュール１１３-iは、複製対象管理
モジュール１１１からの確認指示で指定された配布コン
テンツをＷｅｂサーバ１１０-iを介して取り込むことが
できる。
【００３２】次にＷｅｂコンテンツチェックモジュール
１１３-iは、ディスク記憶装置１２-iに保存されている
チェック用データ１２１-iを読み込む（ステップＳ１
１）。ここでは、チェック用データ１２１-iをコンテン
ツの一種として、先の配布コンテンツと同様に、Ｗｅｂ
サーバ１１０-iを介して読み込むものとするが、ディス
ク記憶装置１２-iから直接読み込むようにしても構わな
い。
１１３-iは、ディスク記憶装置１２-iに保存されている
チェック用データ１２１-iを読み込む（ステップＳ１
１）。ここでは、チェック用データ１２１-iをコンテン
ツの一種として、先の配布コンテンツと同様に、Ｗｅｂ
サーバ１１０-iを介して読み込むものとするが、ディス
ク記憶装置１２-iから直接読み込むようにしても構わな
い。
【００３３】次にＷｅｂコンテンツチェックモジュール
１１３-iは、ステップＳ１１で読み込んだチェック用デ
ータ１２１-i、即ちマスタとなるＷｅｂコンテンツ１２
０-1（の全ファイルまたは更新されたファイル）から生
成されたチェック用データ１２１-1の複製をもとに、Ｗ
ｅｂサーバ１１０-iを介して取り込んだ配布コンテンツ
の内容が正しいか否かをチェックする（ステップＳ１
２）。Ｗｅｂコンテンツチェックモジュール１１３-i
は、この配布コンテンツのチェック結果を、マスタノー
ド１１-1の複製対象管理モジュール１１１からの確認指
示に対する応答として当該複製対象管理モジュール１１
１に通知する（ステップＳ１３）。またＷｅｂコンテン
ツチェックモジュール１１３-iは、ディスク記憶装置１
２-iに保存されているチェック用データ１２１-iを削除
する（ステップＳ１４）。
１１３-iは、ステップＳ１１で読み込んだチェック用デ
ータ１２１-i、即ちマスタとなるＷｅｂコンテンツ１２
０-1（の全ファイルまたは更新されたファイル）から生
成されたチェック用データ１２１-1の複製をもとに、Ｗ
ｅｂサーバ１１０-iを介して取り込んだ配布コンテンツ
の内容が正しいか否かをチェックする（ステップＳ１
２）。Ｗｅｂコンテンツチェックモジュール１１３-i
は、この配布コンテンツのチェック結果を、マスタノー
ド１１-1の複製対象管理モジュール１１１からの確認指
示に対する応答として当該複製対象管理モジュール１１
１に通知する（ステップＳ１３）。またＷｅｂコンテン
ツチェックモジュール１１３-iは、ディスク記憶装置１
２-iに保存されているチェック用データ１２１-iを削除
する（ステップＳ１４）。
【００３４】複製対象管理モジュール１１１は、レプリ
カノード１１-iのＷｅｂコンテンツチェックモジュール
１１３-iから配布コンテンツのチェック結果を受け取る
と、そのチェック結果からＷｅｂサーバ１１０-iを介し
てアクセスされた配布コンテンツの内容が正しいか否か
を判定する（ステップＳ１５）。もし、配布コンテンツ
の内容が正しいと判定できた場合、複製対象管理モジュ
ール１１１はレプリカノード１１-iへの複製処理に成功
し、複製された配布コンテンツに基づく適切なＷｅｂサ
ービスが保証されているものと判断する（ステップＳ１
７）。
カノード１１-iのＷｅｂコンテンツチェックモジュール
１１３-iから配布コンテンツのチェック結果を受け取る
と、そのチェック結果からＷｅｂサーバ１１０-iを介し
てアクセスされた配布コンテンツの内容が正しいか否か
を判定する（ステップＳ１５）。もし、配布コンテンツ
の内容が正しいと判定できた場合、複製対象管理モジュ
ール１１１はレプリカノード１１-iへの複製処理に成功
し、複製された配布コンテンツに基づく適切なＷｅｂサ
ービスが保証されているものと判断する（ステップＳ１
７）。
【００３５】これに対し、配布コンテンツの内容が誤っ
ていると判定できた場合、複製対象管理モジュール１１
１は、レプリカノード１１-iへの複製処理に失敗し、適
切なＷｅｂサービスが保証されないものと判断する（ス
テップＳ１６）。この場合、複製対象管理モジュール１
１１は、対応するレプリカノード１１-iへの複製処理
を、当該複製処理に成功するまで、例えば予め定められ
た回数を上限に繰り返す。
ていると判定できた場合、複製対象管理モジュール１１
１は、レプリカノード１１-iへの複製処理に失敗し、適
切なＷｅｂサービスが保証されないものと判断する（ス
テップＳ１６）。この場合、複製対象管理モジュール１
１１は、対応するレプリカノード１１-iへの複製処理
を、当該複製処理に成功するまで、例えば予め定められ
た回数を上限に繰り返す。
【００３６】以上により、各クライアント端末３０-ｊ
（ｊ＝１〜ｎ）上のＷｅｂクライアント３１-jからのリ
クエストに対し、Ｗｅｂクラスタシステム１０全体とし
て、適切にサービスが提供されることを保証できる。
（ｊ＝１〜ｎ）上のＷｅｂクライアント３１-jからのリ
クエストに対し、Ｗｅｂクラスタシステム１０全体とし
て、適切にサービスが提供されることを保証できる。
【００３７】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範
囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施
形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される
複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の
発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構
成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解
決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明
の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、
この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得
る。
るものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範
囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施
形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される
複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の
発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構
成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解
決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明
の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、
この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得
る。
【００３８】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、Ｗ
ｅｂコンテンツの配布と同時に、配布したコンテンツに
Ｗｅｂサービスのレベルでアクセスするようにしたの
で、コンテンツ提供のサービスがＷｅｂサーバから適切
に実施されていることを確認でき、これによりＷｅｂク
ラスタシステム全体として各クライアントに適切にサー
ビスを提供することが確認できる。
ｅｂコンテンツの配布と同時に、配布したコンテンツに
Ｗｅｂサービスのレベルでアクセスするようにしたの
で、コンテンツ提供のサービスがＷｅｂサーバから適切
に実施されていることを確認でき、これによりＷｅｂク
ラスタシステム全体として各クライアントに適切にサー
ビスを提供することが確認できる。
【図１】本発明の一実施形態に係るＷｅｂクラスタシス
テムの構成を示すブロック図。
テムの構成を示すブロック図。
【図２】図１中のＷｅｂクラスタシステム１０が有する
コンテンツ配布機能と配布コンテンツのチェック機能と
を中心とする構成を示すブロック図。
コンテンツ配布機能と配布コンテンツのチェック機能と
を中心とする構成を示すブロック図。
【図３】同実施形態における動作を説明するためのフロ
ーチャートの一部を示す図。
ーチャートの一部を示す図。
【図４】同実施形態における動作を説明するためのフロ
ーチャーの残りを示す図。
ーチャーの残りを示す図。
１１-1…サーバ計算機（マスタノード）
１１-2〜１１-4，１１-i…サーバ計算機（レプリカノー
ド） １２-1〜１２-4，１２-i…ディスク記憶装置 １３…負荷分散装置 ２０…インターネット ３０-1〜３０-n…クライアント端末 ３１-1〜３１-n，３１-j…Ｗｅｂクライアント １１０-1〜１１０-4，１１０-i…Ｗｅｂサーバ １１１…複製対象管理モジュール １１２…複製送信モジュール １１３-i…Ｗｅｂコンテンツチェックモジュール １１４-i…複製受信モジュール １２０-1…Ｗｅｂコンテンツ（マスタ） １２０-2〜１２０-4，１２０-i…Ｗｅｂコンテンツ（レ
プリカ） １２１-1…チェック用データ（マスタ） １２１-i…チェック用データ（レプリカ）
ド） １２-1〜１２-4，１２-i…ディスク記憶装置 １３…負荷分散装置 ２０…インターネット ３０-1〜３０-n…クライアント端末 ３１-1〜３１-n，３１-j…Ｗｅｂクライアント １１０-1〜１１０-4，１１０-i…Ｗｅｂサーバ １１１…複製対象管理モジュール １１２…複製送信モジュール １１３-i…Ｗｅｂコンテンツチェックモジュール １１４-i…複製受信モジュール １２０-1…Ｗｅｂコンテンツ（マスタ） １２０-2〜１２０-4，１２０-i…Ｗｅｂコンテンツ（レ
プリカ） １２１-1…チェック用データ（マスタ） １２１-i…チェック用データ（レプリカ）
Claims (4)
- 【請求項１】 Ｗｅｂクライアントから与えられるリク
エストで要求されたサービスを対応するＷｅｂコンテン
ツに基づいて当該リクエスト元のＷｅｂクライアントに
提供するＷｅｂサーバが動作する複数のサーバ計算機
と、前記リクエストを前記各Ｗｅｂサーバのいずれかに
振り分ける負荷分散装置とを備えたＷｅｂクラスタシス
テムにおいて、前記複数のサーバ計算機の１つがマスタ
ノードとなり、残りのサーバ計算機がレプリカノードと
なって、前記マスタノードから前記レプリカノードにＷ
ｅｂコンテンツの複製を配布した際に、そのコンテンツ
配布が正しく行われたことをチェックするＷｅｂクラス
タシステムにおける配布コンテンツのチェック方法であ
って、 前記マスタノードから前記レプリカノードに前記Ｗｅｂ
コンテンツの複製を配布した際に、その配布されたＷｅ
ｂコンテンツを当該Ｗｅｂコンテンツの配布先の前記レ
プリカノード上の前記Ｗｅｂサーバを介してアクセスす
るステップと、前記Ｗｅｂサーバを介してアクセスした
Ｗｅｂコンテンツが正しいコンテンツであるか否かによ
り、前記マスタノードから前記レプリカノードへのコン
テンツ配布が正しく行われたか否かを判定するステップ
とを具備することを特徴とするＷｅｂクラスタシステム
における配布コンテンツのチェック方法。 - 【請求項２】 Ｗｅｂクライアントから与えられるリク
エストで要求されたサービスを対応するＷｅｂコンテン
ツに基づいて当該リクエスト元のＷｅｂクライアントに
提供するＷｅｂサーバが動作する複数のサーバ計算機
と、前記リクエストを前記各Ｗｅｂサーバのいずれかに
振り分ける負荷分散装置とを備えたＷｅｂクラスタシス
テムにおいて、前記複数のサーバ計算機の１つがマスタ
ノードとなり、残りのサーバ計算機がレプリカノードと
なって、前記マスタノードから前記レプリカノードにＷ
ｅｂコンテンツの複製を配布した際に、そのコンテンツ
配布が正しく行われたことをチェックするＷｅｂクラス
タシステムにおける配布コンテンツのチェック方法であ
って、 前記マスタノードから前記レプリカノードに前記Ｗｅｂ
コンテンツの複製を配布するに際し、当該コンテンツの
配布結果を確認するために利用されるチェック用データ
を当該コンテンツに基づいて生成するステップと、 前記マスタノードから前記レプリカノードに前記Ｗｅｂ
コンテンツ及び対応する前記チェック用データのそれぞ
れ複製を配布するステップと、 前記レプリカノードに配布されたＷｅｂコンテンツを前
記Ｗｅｂサーバを介してアクセスすると共に、前記レプ
リカノードに配布された対応する前記チェック用データ
をアクセスするステップと、 前記アクセスしたＷｅｂコンテンツ及びチェック用デー
タから、当該Ｗｅｂコンテンツの配布が正しく行われた
か否かを判定するステップとを具備することを特徴とす
るＷｅｂクラスタシステムにおける配布コンテンツのチ
ェック方法。 - 【請求項３】 Ｗｅｂクライアントから与えられるリク
エストで要求されたサービスを対応するＷｅｂコンテン
ツに基づいて当該リクエスト元のＷｅｂクライアントに
提供するＷｅｂサーバが動作する複数のサーバ計算機
と、前記リクエストを前記各Ｗｅｂサーバのいずれかに
振り分ける負荷分散装置とを備え、Ｗｅｂコンテンツの
新規作成または更新時には、前記複数のサーバ計算機の
うちマスタノードとなるサーバ計算機から残りのレプリ
カノードとなるサーバ計算機に、前記作成または更新さ
れたＷｅｂコンテンツの内容が配布されるＷｅｂクラス
タシステムにおいて、 前記マスタノードに設けられ、前記作成または更新され
たＷｅｂコンテンツの複製を前記レプリカノードに配布
する複製送信手段と、 前記レプリカノードに設けられ、前記マスタノードの前
記複製送信手段から配布された前記Ｗｅｂコンテンツを
当該レプリカノード内の前記Ｗｅｂサーバを介してアク
セスし、当該アクセスしたＷｅｂコンテンツが正しいコ
ンテンツであるか否かを判定することで、前記マスタノ
ードから前記レプリカノードへのコンテンツ配布が正し
く行われたか否かを判定するＷｅｂコンテンツチェック
手段とを具備することを特徴とする配布コンテンツのチ
ェック機能を備えたＷｅｂクラスタシステム。 - 【請求項４】 Ｗｅｂクライアントから与えられるリク
エストで要求されたサービスを対応するＷｅｂコンテン
ツに基づいて当該リクエスト元のＷｅｂクライアントに
提供するＷｅｂサーバが動作する複数のサーバ計算機
と、前記リクエストを前記各Ｗｅｂサーバのいずれかに
振り分ける負荷分散装置とを備え、Ｗｅｂコンテンツの
新規作成または更新時には、前記複数のサーバ計算機の
うちマスタノードとなるサーバ計算機から残りのレプリ
カノードとなるサーバ計算機に、前記作成または更新さ
れたＷｅｂコンテンツの内容が配布されるＷｅｂクラス
タシステムにおいて、 前記マスタノードに設けられ、前記作成または更新され
たＷｅｂコンテンツの配布結果を確認するために利用さ
れるチェック用データを当該コンテンツに基づいて生成
する手段と、 前記マスタノードに設けられ、前記作成または更新され
たＷｅｂコンテンツ及び前記生成されたチェック用デー
タのそれぞれ複製を前記レプリカノードに配布する複製
送信手段と、 前記レプリカノードに設けられ、前記マスタノードの前
記複製送信手段から配布された前記Ｗｅｂコンテンツを
当該レプリカノード内の前記Ｗｅｂサーバを介してアク
セスすると共に、前記マスタノードの前記複製送信手段
から配布された前記Ｗｅｂコンテンツに対応するチェッ
ク用データをアクセスし、アクセスした前記Ｗｅｂコン
テンツ及びチェック用データから、当該Ｗｅｂコンテン
ツが正しいコンテンツであるか否かを判定することで、
前記マスタノードから前記レプリカノードへのコンテン
ツ配布が正しく行われたか否かを判定するＷｅｂコンテ
ンツチェック手段とを具備することを特徴とする配布コ
ンテンツのチェック機能を備えたＷｅｂクラスタシステ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001229886A JP2003044338A (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | Ｗｅｂクラスタシステムにおける配布コンテンツのチェック方法及び配布コンテンツのチェック機能を備えたＷｅｂクラスタシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001229886A JP2003044338A (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | Ｗｅｂクラスタシステムにおける配布コンテンツのチェック方法及び配布コンテンツのチェック機能を備えたＷｅｂクラスタシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003044338A true JP2003044338A (ja) | 2003-02-14 |
Family
ID=19062177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001229886A Pending JP2003044338A (ja) | 2001-07-30 | 2001-07-30 | Ｗｅｂクラスタシステムにおける配布コンテンツのチェック方法及び配布コンテンツのチェック機能を備えたＷｅｂクラスタシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003044338A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008243150A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-09 | Nec Corp | レプリケーションシステムおよびデータ同期確認方法 |
-
2001
- 2001-07-30 JP JP2001229886A patent/JP2003044338A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008243150A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-09 | Nec Corp | レプリケーションシステムおよびデータ同期確認方法 |
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|---|---|---|---|
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|
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