JP2003040639A - シングルモード光ファイバの製造方法 - Google Patents

シングルモード光ファイバの製造方法

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JP2003040639A
JP2003040639A JP2001225240A JP2001225240A JP2003040639A JP 2003040639 A JP2003040639 A JP 2003040639A JP 2001225240 A JP2001225240 A JP 2001225240A JP 2001225240 A JP2001225240 A JP 2001225240A JP 2003040639 A JP2003040639 A JP 2003040639A
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optical fiber
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pmd
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Fumio Takahashi
文雄 高橋
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/02Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
    • C03B37/025Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor from reheated softened tubes, rods, fibres or filaments, e.g. drawing fibres from preforms
    • C03B37/027Fibres composed of different sorts of glass, e.g. glass optical fibres
    • C03B37/02745Fibres having rotational spin around the central longitudinal axis, e.g. alternating +/- spin to reduce polarisation mode dispersion
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C03B2203/10Internal structure or shape details
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速線引き中に所定のPMDの値を得るため
のねじり回数をできる限り低減し、微小欠陥や残留ねじ
れの発生を防ぐシングルモード光ファイバの製造方法を
提供する。 【解決手段】 コアとクラッドとを有し、該コアの該ク
ラッドに対する最大比屈折率差が0.3〜0.5%で、
波長1310nmにおけるモードフィールド径が8〜1
0μmのシングルモード光ファイバを毎分500m以上
の速度で線引きする際に、時計回りと反時計回りとを繰
り返すねじりを付与し、光ファイバのクラッド非円率を
x(単位:%)、1mあたりのねじり回数をyとしたと
きに、exp(24x−12)≦y≦4を満足するよう
に最大ねじり回数を定めて、該波長におけるPMDを
0.5ps・km-1/2以下とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、波長分割多重(W
DM)光伝送に好適に用いられるシングルモード光ファ
イバの製造方法に関する。 【0002】 【従来の技術】光ファイバの伝送容量を増大させるため
の技術として、WDM光伝送が知られており、WDM光
伝送を行うための光ファイバについても検討が進んでい
る。 【0003】WDM光伝送を行うための光ファイバに必
要とされる条件に、偏波モード分散(PMD)の値が小
さいことが挙げられている。一般に、PMDの値は0.
5ps・km-1/2以下であることが望ましいとされてい
る。 【0004】光ファイバのPMDを低下させるための技
術については、例えば米国特許5298047号公報に
記載されており、光ファイバの線引中にその光ファイバ
に対して時計方向のねじりと反時計方向のねじりとを交
互に与え、その単位長さ当たりのねじりを4回/mより
大きくすることが望ましいとされている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光ファ
イバの単位長さ当たりのねじり回数を多くすればするほ
ど、光ファイバ内に微小欠陥を誘発したり、時計方向と
反時計方向のねじりのバランスが崩れやすくなり、その
結果として光ファイバに残留ねじれが発生しやすくなる
という問題があった。このような微小欠陥や残留ねじれ
が発生した光ファイバは不良品となるので、微小欠陥や
残留ねじれは極力発生しないようにしなければならな
い。 【0006】また、光ファイバの単位長さ当たりのねじ
り回数を多くすると、高速線引き中に外径変動が大きく
なりやすくなり、例えば、ねじり回数が5回/m以上で
は、毎分500m以上の高速線引きで外径変動が大きく
なる。 【0007】また、コアが真円でない光ファイバなどの
PMDを抑制する技術が、特開平7−69665号公報
に開示されている。しかし、この技術は光ファイバを一
方向かつ一様にねじるものであって、このようなねじり
方ではPMDが十分に低下しないことは米国特許529
8047号公報に記載されているとおり周知である。 【0008】そこで、本発明は、光ファイバのクラッド
の非円率とPMDとの間に密接な関係があることを見い
だし、その新しい知見に基づいて、PMDの値を所定の
値以下にするための高速線引き中における単位長さ当た
りのねじり回数をできる限り低減することを目的とす
る。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、鋭意実験的に検討した結果、到達したもの
である。即ち、本発明は、コアとクラッドとを有してP
MDが0.5ps・km-1/2以下であるシングルモード
光ファイバを、線引きする際に時計回りと反時計回りの
ねじりを繰り返し付与して製造するシングルモード光フ
ァイバの製造方法において、シングルモード光ファイバ
のクラッド非円率をx(単位:%)、1m当たりのねじ
り回数をy(単位:回/m)としたときに、exp(2
4x−12)≦y≦4を満足するように、ねじり回数を
定めたことを特徴とするものである。ここで、クラッド
非円率xとは、光ファイバの長手方向におけるクラッド
の非円率(2×(長径−短径)×100 /(長径+短
径))の最大値である。 【0010】一般に光ファイバのコア非円率とPMDと
は密接な関係にあることが知られているが、鋭意検討し
た結果、光ファイバのクラッド非円率とPMDとの間に
も密接な関係があることがわかった。そこで、上述のよ
うにねじり回数を設定すると、コアのクラッドに対する
最大比屈折率差が0.3〜0.5%で、波長1310n
mにおけるモードフィールド径が8〜10μmであるシ
ングルモード光ファイバを毎分500m以上の高速度で
線引きしても、PMDを0.5ps・km-1/2以下に
し、かつ外径変動を十分に小さくすることができる。な
お、光ファイバのコア非円率を測定・管理することは困
難であるが、本発明における光ファイバのクラッド非円
率は容易に測定・管理することができる。 【0011】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を用
いて説明する。図1は、本発明の方法により製造される
シングルモード光ファイバの屈折率分布構造の一例を示
す説明図である。図1において、11はコア、12はク
ラッドである。そして、コア11のクラッド12に対す
る長手方向の最大比屈折率差が0.3〜0.5%となっ
ており、波長1310nmにおけるモードフィールド径
が8〜10μmの範囲となっている。また、コア11の
外径は約10μm、クラッド12の外径は約125μm
となっている。 【0012】なお、本発明の方法により製造されるシン
グルモード光ファイバの屈折率分布構造は、図1に示す
もののほか、例えば図1におけるコア11とクラッド1
2との間に、屈折率がクラッド12よりやや高いかある
いはやや低い環状領域を有するものであってもよい。こ
の場合にも、コア11のクラッド12に対する最大比屈
折率差が0.3〜0.5%であり、波長1310nmに
おけるモードフィールド径が8〜10μmの範囲となっ
ている。 【0013】図2は、本実施形態において用いた、線引
き中の光ファイバにねじりを付与する装置の部分上面説
明図であり、米国特許5298047号に示されている
ものである。図中、13は光ファイバ心線、1911、
192、193はそれぞれガイドローラであり、20は
引っ張りキャプスタンである。また、図2において、光
ファイバ心線13は図1の屈折率分布構造を有する光フ
ァイバに保護被覆を施したものであり、ガイドローラ1
911は角度θの揺動運動を行う。 【0014】本実施形態が従来例と異なる特徴的なこと
は、光ファイバのクラッド非円率をx、1m当たりのね
じり回数をyとしたときに、exp(24x−12)≦
y≦4の関係が成立するように、光ファイバのねじり条
件を設定することである。このように光ファイバのねじ
り条件を設定することにより、高速度で線引きし、ねじ
り回数が4回/m以下でも、PMDを0.5ps・km
-1/2以下にし、かつ外径変動を十分に小さくすることが
できる。 【0015】なお、クラッド非円率が0.2%以下の場
合は、必要とされるねじり回数が0.001回/m以下
でもよくなり、実質的にねじりを加えなくてもPMDは
0.5ps・km-1/2以下になることが多い。また、ク
ラッド非円率が約0.56%より大きくなると、exp
(24x−12)>4となるため、クラッド非円率は
0.5%以下となるように管理する必要がある。 【0016】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説
明する。本実施例では、毎分1000mで線引き中の光
ファイバのPMDを0.5ps・km-1/2以下にするね
じり条件を調査した。その結果を表1に示す。なお、表
1において、PMDについては、0.5ps・km-1/2
以下となっているものを○とし、外径変動については光
ファイバの外径が125μm±1μmの範囲にあるもの
を○とした。また、クラッド非円率xの単位は%、ねじ
り回数yの単位は回/mである。 【0017】 【表1】 【0018】表1のとおり、実施例1〜4の光ファイバ
はいずれもexp(24x−12)≦y≦4の関係を満
たしているため、PMDが0.5ps・km-1/2以下と
なり、かつ外径変動がほとんど発生していない。 【0019】一方、比較例の光ファイバについては、比
較例1ないし比較例3はいずれもexp(24x−1
2)≦yの関係を満たしていないため、PMDが0.5
ps・km-1/2より大きくなり、比較例4は、exp
(24x−12)≦yの条件を満たしているが、y≦4
の関係を満たしていないため、外径変動が発生し、いず
れも実用に適さない。 【0020】なお、光ファイバの線引き速度を毎分20
00mまでの範囲で変化させたところ、exp(24x
−12)≦y≦4の関係を満たしている場合には、PM
Dが0.5ps・km-1/2以下となり、かつ光ファイバ
の外径変動が許容範囲内となることが確認された。 【0021】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、P
MDが十分低下し、かつ外径がほぼ一定のシングルモー
ド光ファイバを高速線引きにより製造することができる
という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るシングルモード光ファイバの製造
方法の実施形態で製造されたシングルモード光ファイバ
の屈折率分布構造の一例を示す説明図である。 【図2】本実施形態において用いた、線引き中の光ファ
イバにねじりを付与する装置の部分上面説明図である。 【符号の説明】 11 コア 12 クラッド 13 光ファイバ心線 1911、192、193ガイドローラ 20 引っ張りキャプスタン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 コアとクラッドとを有してPMDが0.
    5ps・km-1/2以下であるシングルモード光ファイバ
    を、線引きする際に時計回りと反時計回りのねじりを繰
    り返し付与して製造するシングルモード光ファイバの製
    造方法において、シングルモード光ファイバのクラッド
    非円率をx(単位:%)、1m当たりのねじり回数をy
    (単位:回/m)としたときに、exp(24x−1
    2)≦y≦4を満足するように、ねじり回数を定めたこ
    とを特徴とするシングルモード光ファイバの製造方法。
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