JP2003039110A - 中空管体成型装置及びその製品 - Google Patents

中空管体成型装置及びその製品

Info

Publication number
JP2003039110A
JP2003039110A JP2001207039A JP2001207039A JP2003039110A JP 2003039110 A JP2003039110 A JP 2003039110A JP 2001207039 A JP2001207039 A JP 2001207039A JP 2001207039 A JP2001207039 A JP 2001207039A JP 2003039110 A JP2003039110 A JP 2003039110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
welding
inner die
strip
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001207039A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiki Sho
清旗 鍾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001207039A priority Critical patent/JP2003039110A/ja
Publication of JP2003039110A publication Critical patent/JP2003039110A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた強度を具有して変形が起きにくく、軽量
で製造工程の簡単な中空管体製造装置及びその製品を提
供する。 【解決手段】材料送り装置より金属帯41が該固定架4
2を経て該伝動装置20の内型23上に至るようにし、
該伝動機21で該内型23を回転させて該金属帯41を
巻いて管状にし、該溶接装置30の溶接ガン31で該金
属帯41の隣接する個所に対して溶接を行うことによっ
て中空管体50を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は中空管体成型装置及
びその製品に係り、特に管体に優れた強度をもたらし、
また変形し難く且つ該管体が液体等を通す際に流れる液
体の速度を増加させるべく、回転させて螺旋状に金属板
材を巻きつけ、中空管状の管体を形成するものに関わ
る。
【0002】
【従来の技術】図1,2に示すように一般の溶接によっ
て製造される中空管体10(継ぎ目有り)では、主に金
属板11がローラによってプレスされて平面であった金
属板11が管状となるものであり、該プレスを経て円形
となった金属板11の隣合う両端が溶接によって完全な
中空管体10となるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】公知の技術では、上述
の方式によって中空管体が製造されるのであるが、溶接
個所は一直線であるため、該中空管体は容易に該溶接個
所で変形する状況が発生しやすく、特に比較的長いもの
を形成する際においては、更に頻繁に発生しやすくなっ
てしまい、よって該中空管体を液体移送用の管として使
用する場合等では特に、その液体の流速が制限を受けて
いる。そこで上述の欠点を解決すべく、本発明の中空管
体成型装置及び製品を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】金属材料の材料帯を巻く
ことにより、溶接個所を螺旋状にして管体の強度が充分
で変形し難くし、完成した管体中に液体を流した場合
は、流れる液体の流速を従来のものよりも増加させるこ
とのできる中空管体を製造する。
【0005】
【発明実施の形態】図3に示すように、本発明は主に伝
動装置20,溶接装置30,材料送り装置40を含む。
該伝動装置20(図3参照)においては、伝動機21の
出力端22が円柱状の内型23と連結されており、該内
型23は異なる規格に合わせて各サイズのものに交換す
ることができ、また該内型23には先端に適度当な傾斜
のついたガイド24を有する。該溶接装置30(図3参
照)は一般の溶接機であり、溶接ガン31を有する。該
材料送り装置40(図3参照)においては金属帯41が
設置され、該金属帯41は材料が送り出された後に固定
架42を経て該伝動装置20の内型23にまで至り、該
固定架42が該金属帯41に対して引っ張る作用を提供
している。また該金属帯41が該内形23にまで至ると
き一定の角度が生じるが、その際該金属帯41と該内形
23との間の角度は45度がベストとなっている。
【0006】図5,6に示すように、上述の伝動装置2
0の内型23上には適当な深さの螺旋状凹溝25が設け
られ、材料送り装置40の金属帯41は延性と展性に優
れた金属であり、その片側には適宜のローラ或いはプレ
ス機などの治具により下方に湾曲した状態に形成された
折辺43が設けられている。図7に示すように、該折辺
43の金属帯41が固定架42を経て伝動装置20内の
内型23に至った際、該折辺43は該伝動装置20の内
型23の螺旋状凹溝25に対応し、該伝動機21が該内
型23を再び起動させ、該金属帯41を中空管体60状
に巻いた状態に形成する。よって該中空管体60の溶接
個所61は螺旋状を呈しており、且つ該折辺43は該溶
接個所61より内側に向かって螺旋状に延伸しており、
即ち該中空管体60に補強の作用が提供され、また応力
を均等にして強度を増強し、変形の量を低減させてい
る。また該折辺43は該中空管体60内にて螺旋状の凸
架を形成していることより該中空管体60内にて液体を
流す場合、管内の折辺43によって螺旋状の流水道を形
成しており、よって液体が管内にて流れる際に螺旋状に
流れて、液体の流速が自然に速められる。更に該金属帯
41は略L字型を呈した片体であり、該内型23の回転
を受けて成型される際に抗力が生じ、また該金属帯41
は延性と展性に優れた金属材質であることより、溶接作
業による高温で金属組織を変化させて変形することなく
スムーズに該金属帯41を巻くことができる。
【0007】
【発明の効果】本発明によると、金属材質による材料帯
を巻きつけることにより、溶接個所が螺旋状で均等に管
体の周囲に該材料を巻きつけるため、中空管体の強度を
増加すると同時に変形率を低減し、中空管体が理想的な
円形状を保つようになり、また完成した中空管体内に液
体を流した際はその流速が加速される目的が達成され
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知装置の管体におけるローラによる成型の説
明図である。
【図2】公知装置の中空管体の立体装置図である。
【図3】本発明の中空管体成型説明図である。
【図4】本発明の立体装置説明図である。
【図5】本発明のもう一つの実施例における説明図であ
る。
【図6】図5のI―Iにおける断面図である。
【図7】本発明のもう一つの中空管体立体装置図であ
る。
【符号の説明】
10 中空管体 11 金属板 12 溶接個所 20 伝動装置 21 伝動機 22 出力端 23 内型 24 ガイド 25 螺旋状凹溝 30 溶接装置 31 溶接ガン 40 材料送り装置 41 金属帯 42 固定架 43 折辺 50 中空管体 51 溶接個所 60 中空管体 61 溶接個所

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝動装置、溶接装置、材料送り装置等より
    構成される中空管体装置及びその製品において、 外径が製造される管体の内径に等しい円柱状を呈して伝
    動機の出力端と組み立てられている内型を有する伝動装
    置と、 一般の溶接機と同様の装置であり、溶接ガンを有する溶
    接装置と、 設置された金属帯が、送り出された後に引っ張りの作用
    を提供する固定架を経て伝動装置の内型にまで至らせる
    べくするもので、また該内型に至ったときには該金属帯
    と該内型の間が一定の角度を有するようにしている材料
    送り装置と、 を有し、 よって該金属帯は適度な角度で該伝動装置の内型にまで
    至り、該伝動機を起動させて該内型を回転させ、該金属
    帯が管状に巻かれ、該金属帯の側面は相互に隣接し合
    い、該溶接装置の溶接ガンによって該金属帯の隣接する
    個所を溶接し、完全な中空管体が形成されることを特徴
    とする中空管体成型装置及びその製品。
  2. 【請求項2】該伝動装置の内型上には螺旋状の凹溝が設
    けられており、また材料送り装置の帯状材料においては
    延性と展性に優れた金属帯であり、且つ片側が下向に湾
    曲した折辺が設けられており、 よって該帯状材料が送り出されて該伝動装置の内型に至
    った際、該折辺が該内型の凹溝に対応し、該帯状材料を
    巻いて溶接して中空管体を形成し、且つ該溶接個所下方
    に螺旋状の折辺を延伸させることを特徴とする請求項1
    記載の中空管体成型装置及びその製品。
  3. 【請求項3】該伝動装置の内型先端には、溶接後の管体
    が内型より外すのに便利なように、適当な傾斜のついた
    ガイドが設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の中空管体成型装置及びその製品。
JP2001207039A 2001-07-06 2001-07-06 中空管体成型装置及びその製品 Pending JP2003039110A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001207039A JP2003039110A (ja) 2001-07-06 2001-07-06 中空管体成型装置及びその製品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001207039A JP2003039110A (ja) 2001-07-06 2001-07-06 中空管体成型装置及びその製品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003039110A true JP2003039110A (ja) 2003-02-12

Family

ID=19043081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001207039A Pending JP2003039110A (ja) 2001-07-06 2001-07-06 中空管体成型装置及びその製品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003039110A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107185985B (zh) 大长度异形铜管生产线及生产方法
CN107052110B (zh) 变截面三维复杂构件局部旋压及三维自由辊弯综合成形装置和方法
CN104607512B (zh) 一种高精度大管径小弯径比的大角度管道的弯曲成形方法
JP6169538B2 (ja) 内面螺旋溝付管の製造方法および製造装置
EP2423585A2 (en) Method of forming, inserting and permanently bonding ribs in boiler tubes
KR101506797B1 (ko) 관 플랜징 방법
KR20110034586A (ko) 용접에 의한 튜브 제조방법
CN207642011U (zh) 一种铝焊丝预刮削拉拔装置
JP2003039110A (ja) 中空管体成型装置及びその製品
US4134958A (en) Method of manufacturing corrugated tubing of polytetrafluorethylene
CN104676142A (zh) 一种聚丙稀骨架增强内肋缠绕结构壁管道及其制造方法
CN107855393A (zh) 一种旋压成形板式换热器衬环的方法
JP2015024434A (ja) スパイラル管およびスパイラル管製造装置、製造方法
JP2002321010A (ja) 中空管体成型装置及びその製品
CN205372049U (zh) 一种夹钢加肋塑料外波纹管用弧形带材
US2452125A (en) Method of forming and changing the cross section of convoluted metal tubing
JP3151926U (ja) 自転車構造用の中空管体
KR200417670Y1 (ko) 냉각시스템용 오일분리기 케이스의 성형장치
KR200430191Y1 (ko) 알루미늄 재질의 오일분리기 케이스의 성형 장치
CN216151308U (zh) 一种建筑不锈钢管的切割装置
JP2002263761A (ja) 中空ラック軸およびその製造方法
KR102212878B1 (ko) 핀튜브 제조장치
KR101425416B1 (ko) 타원형관의 성형방법 및 성형장치
JPH0942573A (ja) フィンチュ−ブの製造方法
JP6358720B2 (ja) 内面螺旋溝付管の製造方法および製造装置