JP2003039077A - 環境改善剤再利用型水中浄化システム - Google Patents
環境改善剤再利用型水中浄化システムInfo
- Publication number
- JP2003039077A JP2003039077A JP2001260450A JP2001260450A JP2003039077A JP 2003039077 A JP2003039077 A JP 2003039077A JP 2001260450 A JP2001260450 A JP 2001260450A JP 2001260450 A JP2001260450 A JP 2001260450A JP 2003039077 A JP2003039077 A JP 2003039077A
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- environment
- reutilizing
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】環境改善剤の水中散布に代わり、有害藻類の浮
遊分布状況に応じて任意の水深で環境改善剤の散布と同
等の効果をあげ、しかも環境改善剤を回収して再利用で
きる環境改善剤再利用型水中浄化システムを提供するこ
とを目的とする。 【構成】水中に浮遊するように比重調整された浮力体と
環境改善剤を入れることができる容器とからなり、この
浮力体を定点に固定するロープと錘を設けている。
遊分布状況に応じて任意の水深で環境改善剤の散布と同
等の効果をあげ、しかも環境改善剤を回収して再利用で
きる環境改善剤再利用型水中浄化システムを提供するこ
とを目的とする。 【構成】水中に浮遊するように比重調整された浮力体と
環境改善剤を入れることができる容器とからなり、この
浮力体を定点に固定するロープと錘を設けている。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は環境改善剤を使用し
て、水中の表層、中層、下層と任意の水深で水質浄化を
行うことができ、しかも環境改善剤を回収して再利用す
ることができる環境改善剤再利用型水中浄化システムに
関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来は環境改善剤を水上から散布するの
で環境改善剤は底に堆積埋没し、表層、中層への効果が
遅く、特に表層に浮遊している有害藻類の増殖の抑制及
び沈降が迅速ではなかった。しかも水中に投入した環境
改善剤は除去できず、その回収は不可能であった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の欠点を
解決し、環境改善剤を浮力付き容器に入れることにより
任意の水深で散布と同等の効果を与え、しかも継続的に
効力を発揮することができる。特に表層に浮遊している
有害藻類の増殖の抑制及び沈降を迅速にする容器内の環
境改善剤を後日回収して再処理後再利用することができ
る。資源の節約となる環境改善剤再利用型水中浄化シス
テムを提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】水中に浮遊するように比
重調整された浮力体(1)と環境改善剤をいれることが
できる容器(2)とからなり、容器(2)に複数の孔
(3)をあける。浮力体(1)は下部に浮力体を定点に
固定する固定用ロープ(4)と錘(5)を設ける。 【0005】 【作用】まず、この発明に係わる環境改善剤再利用型水
中浄化システムの容器(2)に環境改善剤を固着させ
る。水中に浮遊するように比重調整された浮力体(1)
に接続された固定用ロープ(4)と錘(5)とで浮力体
(1)を水表層に浮遊させる。容器(2)の孔(3)は
水を流通させて環境改善剤の溶解と排出の役目をし浮遊
有毒藻類を迅速に沈降させ除去する。容器(2)の環境
改善剤は後日回収して再処理後再利用する。 【0006】 【実施例】実施例 1 図1は実施例1を示す斜視図である。浮力を有する長方
形の浮力体(1)の下部に環境改善剤を固着する容器
(2)を取り付けている。容器(2)には、水を流通さ
せて中の環境改善剤の溶解と排出の役目をする複数の孔
(3)があけてある。浮力体(1)に固定用ロープ
(4)と錘(5)が設けてある。浮力体(1)は環境改
善剤を入れても水中に浮遊するよう比重調整されてい
る。環境改善剤を容器(2)に固着し、浮力体(1)を
設置する定点の水深に合わせて、ロープ(4)の長さを
調整した後、錘(5)を水中に投入して固定する。後日
容器(2)内の環境改善剤を回収して再処理、再利用す
る。 実施例 2 図2の(a)は実施例2を示す斜視図である。図2の
(b)は実施例2を示す使用状態を示す斜視図である。
浮力を有する半球形の浮力体(1)の下部に環境改善剤
を固着する半球形の容器(2)を取り付けている。実施
例1の変化例である。 実施例 3 図3は実施例3を示す斜視図であり実施例1の応用例で
ある。実施例1の浮力体1を表層、中層、下層と多段式
立体的に組み合わせたものである。 実施例 4 図4は実施例4を示す平面図である。実施例1と実施例
2を組み合わせた応用例である。実施例1の長方形浮力
体(1)と実施例2の半球形浮力体(1)とを平面的に
組み合わせたものである。 【0007】 【発明の効果】この発明に係わる環境改善剤再利用型水
中浄化システムによるときは、水中の流れに左右される
ことなく環境改善剤の効果を発揮でき、特に浮遊してい
る有害藻類の増殖の抑制及び沈降を迅速に行い、除去す
ることができる。しかも本システムを多面的、定点的に
応用する事により有害藻類の発生を阻止することができ
る。容器(2)内の環境改善剤は入れ替えができ、再処
理後再利用できるので資源の節約を図る事が出来る。 【0008】
て、水中の表層、中層、下層と任意の水深で水質浄化を
行うことができ、しかも環境改善剤を回収して再利用す
ることができる環境改善剤再利用型水中浄化システムに
関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来は環境改善剤を水上から散布するの
で環境改善剤は底に堆積埋没し、表層、中層への効果が
遅く、特に表層に浮遊している有害藻類の増殖の抑制及
び沈降が迅速ではなかった。しかも水中に投入した環境
改善剤は除去できず、その回収は不可能であった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の欠点を
解決し、環境改善剤を浮力付き容器に入れることにより
任意の水深で散布と同等の効果を与え、しかも継続的に
効力を発揮することができる。特に表層に浮遊している
有害藻類の増殖の抑制及び沈降を迅速にする容器内の環
境改善剤を後日回収して再処理後再利用することができ
る。資源の節約となる環境改善剤再利用型水中浄化シス
テムを提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】水中に浮遊するように比
重調整された浮力体(1)と環境改善剤をいれることが
できる容器(2)とからなり、容器(2)に複数の孔
(3)をあける。浮力体(1)は下部に浮力体を定点に
固定する固定用ロープ(4)と錘(5)を設ける。 【0005】 【作用】まず、この発明に係わる環境改善剤再利用型水
中浄化システムの容器(2)に環境改善剤を固着させ
る。水中に浮遊するように比重調整された浮力体(1)
に接続された固定用ロープ(4)と錘(5)とで浮力体
(1)を水表層に浮遊させる。容器(2)の孔(3)は
水を流通させて環境改善剤の溶解と排出の役目をし浮遊
有毒藻類を迅速に沈降させ除去する。容器(2)の環境
改善剤は後日回収して再処理後再利用する。 【0006】 【実施例】実施例 1 図1は実施例1を示す斜視図である。浮力を有する長方
形の浮力体(1)の下部に環境改善剤を固着する容器
(2)を取り付けている。容器(2)には、水を流通さ
せて中の環境改善剤の溶解と排出の役目をする複数の孔
(3)があけてある。浮力体(1)に固定用ロープ
(4)と錘(5)が設けてある。浮力体(1)は環境改
善剤を入れても水中に浮遊するよう比重調整されてい
る。環境改善剤を容器(2)に固着し、浮力体(1)を
設置する定点の水深に合わせて、ロープ(4)の長さを
調整した後、錘(5)を水中に投入して固定する。後日
容器(2)内の環境改善剤を回収して再処理、再利用す
る。 実施例 2 図2の(a)は実施例2を示す斜視図である。図2の
(b)は実施例2を示す使用状態を示す斜視図である。
浮力を有する半球形の浮力体(1)の下部に環境改善剤
を固着する半球形の容器(2)を取り付けている。実施
例1の変化例である。 実施例 3 図3は実施例3を示す斜視図であり実施例1の応用例で
ある。実施例1の浮力体1を表層、中層、下層と多段式
立体的に組み合わせたものである。 実施例 4 図4は実施例4を示す平面図である。実施例1と実施例
2を組み合わせた応用例である。実施例1の長方形浮力
体(1)と実施例2の半球形浮力体(1)とを平面的に
組み合わせたものである。 【0007】 【発明の効果】この発明に係わる環境改善剤再利用型水
中浄化システムによるときは、水中の流れに左右される
ことなく環境改善剤の効果を発揮でき、特に浮遊してい
る有害藻類の増殖の抑制及び沈降を迅速に行い、除去す
ることができる。しかも本システムを多面的、定点的に
応用する事により有害藻類の発生を阻止することができ
る。容器(2)内の環境改善剤は入れ替えができ、再処
理後再利用できるので資源の節約を図る事が出来る。 【0008】
【図面の簡単な説明】
【図1】環境改善剤再利用型水中浄化システムの実施例
1を示す斜視図である。 【図2】環境改善剤再利用型水中浄化システムの実施例
2を示す斜視図である。 【図3】環境改善剤再利用型水中浄化システムの実施例
3を示す斜視図である。 【図4】環境改善剤再利用型水中浄化システムの実施例
4を示す平面図である。 【符号の説明】 (1)……浮力体 (2)……容器 (3)……孔 (4)……固定用ロープ (5)……錘 (6)……吊りロープ
1を示す斜視図である。 【図2】環境改善剤再利用型水中浄化システムの実施例
2を示す斜視図である。 【図3】環境改善剤再利用型水中浄化システムの実施例
3を示す斜視図である。 【図4】環境改善剤再利用型水中浄化システムの実施例
4を示す平面図である。 【符号の説明】 (1)……浮力体 (2)……容器 (3)……孔 (4)……固定用ロープ (5)……錘 (6)……吊りロープ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】水中に浮遊するように比重調整された浮力
体(1)と環境改善剤をいれることができる容器(2)
とからなり、容器(2)に複数の孔(3)をあける。浮
力体(1)は下部に浮力体(1)を定点に固定させる固
定用ロープ(4)と錘(5)を設ける。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001260450A JP2003039077A (ja) | 2001-07-27 | 2001-07-27 | 環境改善剤再利用型水中浄化システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001260450A JP2003039077A (ja) | 2001-07-27 | 2001-07-27 | 環境改善剤再利用型水中浄化システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003039077A true JP2003039077A (ja) | 2003-02-12 |
Family
ID=19087644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001260450A Pending JP2003039077A (ja) | 2001-07-27 | 2001-07-27 | 環境改善剤再利用型水中浄化システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003039077A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210151330A (ko) * | 2020-06-05 | 2021-12-14 | 인천대학교 산학협력단 | 수중 부유형 동물플랑크톤 배양 용기 및 이를 이용한 녹조 제거방법 |
-
2001
- 2001-07-27 JP JP2001260450A patent/JP2003039077A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210151330A (ko) * | 2020-06-05 | 2021-12-14 | 인천대학교 산학협력단 | 수중 부유형 동물플랑크톤 배양 용기 및 이를 이용한 녹조 제거방법 |
KR102375762B1 (ko) * | 2020-06-05 | 2022-03-16 | 인천대학교 산학협력단 | 수중 부유형 동물플랑크톤 배양 용기 및 이를 이용한 녹조 제거방법 |
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