JP2003038497A - Shunt inserting tool - Google Patents
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Abstract
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体の管状組織を
手術する際に、シャントを容易に且つ確実に目的の管状
組織に挿入し得るようにしたシャント挿入具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば、冠状動脈バイパス手術を行なう
際に、冠状動脈の側壁であって吻合すべき部位を切開し
たとき、該切開部から血液が浸出して視界を妨げ、円滑
な吻合手術を行なうことが出来ないという問題が生じ
る。シャントはこのような問題を解決するための器具で
あり、切開部にシャントを挿入することで冠状動脈の血
流を確保すると共に血液の浸出を防ぎ、円滑な吻合を実
現するものである。
【0003】このように、シャントは生体の管状組織を
手術(代表的には血管の吻合手術)を行なう際に、該管
状組織内に挿入されて体液の流通を確保すると共に手術
部位への体液の浸出を防ぐ機能を有するものであり、こ
の機能を発揮させるために、可撓性を持った管と、該管
の外側両端部に管状組織の内壁に当接して閉塞する閉塞
部とを有して構成されている。
【0004】冠状動脈の切開部にシャントを挿入する操
作について図8により説明する。先ず、冠状動脈に於け
る所要個所(例えば血栓の発生部位)を切開した後、同
図(a)に示すようにシャント51をピンセット52で挟
み、シャント51の一方側を血管に於ける血流方向下流側
に且つ略半分の長さまで挿入し、次いで、同図(b)に
示すように、未だ挿入されていない残り部分を折り曲げ
てく字状にした後、血流方向上流側に挿入する。この場
合、シャント51は血管と同等の軟かい材質である上、弾
性が大きく、ピンセット52による保持を緩めると元の形
状に戻り易く、非常に扱い難いため、術者にとってシャ
ント51を切開部に挿入する作業は大きなストレスになっ
ている。そしてシャント51が所定位置に留置されたと
き、血管の内壁に当接して閉塞する閉塞部により血液が
切開部から浸出することがなく、円滑な吻合を実現する
ことが出来る。更に、目的の手術、例えば吻合手術が終
了する寸前にシャント51を引き抜くことで挿入部位から
離脱させ、その後最後の縫合を行なっている。
【0005】上記の如く、切開した冠状動脈にシャント
を挿入する作業は、シャントをピンセットで挟んで作業
を進めるが、シャントが柔らかい上に弾性が大きく、且
つ形状が元に戻り易いため扱い難く、ピンセットで保持
することが術者に大きなストレスを与えている。更に、
切開部周辺には、止血クリップや、視野確保のために炭
酸ガスを吹き付けて血液を飛ばす器具、及びスタビライ
ザーがある。このスタビライザーは、心臓の表面にあっ
て動いている冠状動脈は吻合できないので、吻合部位の
みを略静止状態に保持するための器具である。これら複
数の器具が存在するため、空間に制限が生じてピンセッ
トを自由に動かすことが困難になる。このことも、術者
に大きなストレスを与える要因となっている。
【0006】心臓手術の場合、人工心肺を用いること
で、心臓を停止させた状態で行なうのが一般的であり、
この場合、スタビライザーに代表される器具類やシャン
トが不要であった。しかし、手技の発達により、より患
者に負担が掛からない、心臓を停止させることのない手
術が可能となり、上記の如き各機器類が必要になってい
るのである。
【0007】特開平11−335号公報に開示された技
術は、血管吻合補助具に関するものであり、シャントの
内腔に可撓性を持ったロッドを挿通してガイドとし、シ
ャントを血管に挿入する際には、先ずガイドを挿入し、
その後、シャントをピンセットで挟んで、前述の方法で
挿入した後、ガイドに沿って移動させることで、シャン
トの挿入を円滑に実施し得るようにしたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記技術であ
っても完全なものではなく、解決すべきいくつかの問題
を有している。即ち、ガイドとなるロッドがシャントの
内腔を貫通させたものであるため、シャントを血管内に
挿入するには、該シャントを直接ピンセットで挟んで移
動させることが必要となること、且つ血管に形成した切
開部の付近に複数の器具が交錯して周囲の空間に制限が
あるので、手でピンセットを自由に動かせないというこ
とには変わりがないという問題が残る。またこの作業に
於いて、シャントが軟らかく腰が弱いので、ピンセット
でシャントを全長にわたってスムーズに血管内に押し込
むことが出来ず、このため、シャントをく字状に折り曲
げて挿入しなければならない。しかも、シャントが持つ
弾性により折り曲げても元に戻り易く、折り曲げた状態
を維持することが術者に大きなストレスを与えていると
いう問題がある。
【0009】本発明の目的は、シャントを生体の管状組
織に挿入するに際し、ピンセットで直接挟むことなく、
且つ折り曲げることもなく円滑に且つ確実に作業を行な
えるようにしたシャント挿入具を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るシャント挿入具は、生体の管状組織に挿
入されて体液の流通を確保するシャントを前記管状組織
に挿入するためのシャント挿入具であって、生体の管状
組織内に導入される導入部と、前記導入部に連続して形
成され内部にシャントを移動可能に保持する保持部と、
前記保持部に保持されたシャントを導入部側に移動させ
て管状組織内に押し出す押出部材とを有して構成される
ものである。
【0011】上記シャント挿入具では、保持部の内部に
シャントを保持しておき、該保持部に連続して形成され
た導入部を生体の管状組織に導入して押出部材を操作す
ることで、シャントを保持部から導入部へと移動させて
管状組織内に押し出すことが出来る。このため、保持部
に保持したシャントをピンセットを用いることなく、且
つ折り曲げることなく、管状組織の切開部に挿入するこ
とが出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るシャント挿入
具の好ましい実施形態について図を用いて説明する。図
1は第1実施例に係るシャント挿入具の構成を説明する
断面図である。図2はシャントの導入部と保持部を含む
部材の構成を説明する図である。図3は押出部材と本体
部分の構成を説明する図である。図4はシャントの例を
説明する図である。図5は第2実施例に係るシャント挿
入具の構成を説明する図である。図6は第3実施例に係
るシャント挿入具の構成を説明する図である。図7はシ
ャントを挿入する際の手順を説明する図である。
【0013】本発明に係るシャント挿入具は、血管やリ
ンパ管等の生体の管状組織(以下単に「血管」という)
の側壁を切開して該切開部に他の血管を接続するバイパ
ス手術を実施する際に、切開部に対するシャントの挿入
を容易に且つ確実に行なえるようにしたものである。
【0014】本実施例に係るシャント挿入具の説明に先
立って、図4によりシャントの一例について説明する。
図に示すシャント1は、血管の側壁に形成された切開部
から該血管の内部に一次的に挿入されて、血流を確保す
ると共に切開部からの血液の浸出を防止するものであ
る。
【0015】シャント1は、挿入すべき血管の内径より
も細く且つ可撓性を持った管部1aと、管部1aの両端
部の外周に形成され挿入すべき血管の内径と略等しい外
径を持ったリング状の閉塞部1bと、閉塞部1bの間に
於ける管部1aに結束した取り出し糸1cと、取り出し
糸1cの端部に取り付けた把手1dとによって構成され
ている。
【0016】上記の如く構成されたシャント1では、血
管に挿入されたとき閉塞部1bが血管の内壁面と接触し
て該血管に形成された切開部の両側で閉鎖し、且つ管部
1aが閉塞部1bの両側を導通して血流を確保すること
が可能である。またシャント1を血管に挿入したとき、
取り出し糸1cと把手1dを血管の外に出しておき、吻
合が終了する寸前に術者が把手1dを把持して引っ張る
ことでシャント1を血管から引き出すことが可能であ
る。このとき、管部1aは「く」字状に折り曲げられ
る。
【0017】次に図1〜図3により第1実施例に係るシ
ャント挿入具Aの構成について説明する。
【0018】図に於いて、本発明に係るシャント挿入具
Aは、血管に導入される導入部2と、この導入部2に連
続して形成されシャント1を移動可能に保持する保持部
3と、術者の操作に伴って保持部3に保持されたシャン
ト1を導入部2側に移動させて血管内に押し出す押出部
材4とを有して構成されている。
【0019】導入部2と保持部3は内部にシャント1を
収容するため、シャント1の閉塞部1bの外径と略等し
いか或いは僅かに大きい内径を持ったパイプ状に形成さ
れている。また押出部材4は保持部3に保持されたシャ
ント1を挿入部から血管に押し出すように細長いロッド
或いはワイヤ状に形成されている。
【0020】このため、シャント挿入具Aは、内径がシ
ャントの外径と略等しいか僅かに大きいパイプ部材10を
有し、このパイプ部材10の先端部分(図に於ける左側、
以下同じ)に導入部2が形成され、導入部2に連続して
保持部3が形成されている。またパイプ部材10の後端側
(図に於ける右側、以下同じ)は接続部材11を介して本
体12に着脱可能に取り付けられ、パイプ部材10,接続部
材11,本体12を貫通して押出部材4が配置されている。
更に、押出部材4の端部には操作部材13が取り付けられ
ている。
【0021】導入部2はパイプ部材10の先端に形成さ
れ、血管の側壁に形成された切開部にシャントを挿入す
る際に、該血管の切開部に挿入されてパイプ部材10の内
部に形成された保持部と血管の内部とを導通させる機能
を有するものである。
【0022】尚、導入部2は血管の切開部に差し込まれ
る。このため、パイプ部材10の先端部であって導入部2
として機能する部位は鋭利なエッジが形成されることが
ないように曲面状に形成されている。
【0023】保持部3は導入部2に連続して形成され、
内部にシャント1を保持する機能を有する。このため、
保持部3の内径は、シャント1の閉塞部1bの外径と略
等しいか或いは僅かに大きいことが好ましい。従って、
保持部3は使用するシャント1のサイズに応じて複数種
のものが用意される。シャント1の大きさは特に限定す
るものではないが、例えば、長さ1.2mm〜3.0mm、外径1.
25mm〜4.0mm程度が望ましい。そして保持部3をこのよ
うな内径で形成することで、シャント1を挿入したと
き、該シャント1が自己保持することが可能となる。
【0024】シャント1を保持部3に保持している間、
シャント1に取り付けた取り出し糸1cは保持部3の外
部に引き出されている。取り出し糸1cの保持部3から
の引き出し形態は特に限定するものではなく、シャント
1を保持部3に保持したとき、取り出し糸1cを導入部
2から引き出すようにしても良い。
【0025】しかし、本実施例では、パイプ部材10の側
壁に、導入部2に対応する先端部分から保持部3に対応
する部位まで溝10aを形成し、この溝10aに取り出し糸
1cを導入している。尚、溝10aはパイプ部材10に少な
くとも1ヶ所あれば良い。
【0026】上記導入部2と保持部3を形成したパイプ
部材10は、後端10bが接続部材11に形成された穴11aに
挿入されて接着或いはネジ止め等の手段で固定されてい
る。
【0027】上記パイプ部材10の長さは特に限定される
ものではなく、複数の器具が交錯する血管の切開部に対
し作業上の悪影響を与えることがなく、且つ切開部を視
認しつつ容易に操作し得る程度の長さであることが好ま
しい。即ち、パイプ部材10が短すぎると作業性が劣化す
る虞があり、また長すぎると導入する際に不安定になる
虞がある。
【0028】パイプ部材10は適度な強度を発揮し得る材
料で且つ生体に対して悪影響を与えることのない材料に
よって構成されている。このような材料としては、ステ
ンレス鋼のパイプや、4フッ化エチレン樹脂(PTF
E)のパイプ等がある。
【0029】接続部材11はパイプ部材10を本体12に接続
するためのものであり、一方側の端部にパイプ部材10を
固定するための穴10aが形成され、他方側の端部に本体
12に設けたテーパ状の突起12aと嵌合して着脱されるテ
ーパ状の穴11bが形成され、更に、中心には押出部材4
を挿通する穴11cが形成されている。
【0030】尚、接続部材11と本体12は、互いに確実に
一体化し且つ容易に離脱し得るような機能を有すること
が必要である。このため、本実施例に於いて穴11b,突
起12aは互いにテーパ状に形成されて嵌合(圧入)する
ことで装着され、一方を引き抜くことで離脱し得るよう
に構成されている。この場合、少なくとも一方が適度な
弾性を発揮し得る材料によって構成されていることが好
ましい。例えば、接続部材11を合成樹脂によって成形
し、本体12を金属によって構成することで、穴11bを突
起12aに嵌合させることで確実な一体化をはかることが
可能である。また接続部材11及び本体12の両方を合成樹
脂の成形品としても同様の効果を期待することが可能で
ある。
【0031】上記の如く、パイプ部材10と接続部材11と
は一体化された部材であり、穴11b,突起12aを介して
本体12に対して着脱可能に構成される。このように、本
体12に対してパイプ部材10を着脱し得るように構成する
ことによって、使用するシャント1のサイズに応じて最
適なパイプ部材10を選択して用いることが可能である。
尚、本体12に対してパイプ部材10を選択的に取り付ける
場合、必ずしも接続部材11と本体12を着脱可能に構成す
る必要はなく、パイプ部材10と接続部材11を着脱可能に
構成しても良く、更に、接続部材11と本体12及びパイプ
部材10と接続部材11を夫々着脱可能に構成しても良い。
【0032】しかし、シャント挿入具では、必ずしもパ
イプ部材と本体とが分離可能である必要はなく、両者が
一体化されていても、シャントを保持すること、血管に
対して円滑に導入し得ること、保持されたシャントを移
動させて血管に挿入すること、からなる機能を満足する
ものであれば良い。この場合、シャントのサイズを変更
する際には、シャント挿入具も変更する必要が生じる。
言い換えると、シャントとシャント挿入具とは一対のも
のとして使用される。
【0033】即ち、シャント挿入具の最も単純なもの
は、導入部2と保持部3を設けたパイプ部材10に押出部
材4を挿通して構成したものとなる。このような、形状
を持ったシャント挿入具であっても、有効に使用するこ
とが可能である。
【0034】本体12は血管の切開部にシャント1を挿入
する際に術者がシャント挿入具Aを保持するものであ
り、先端側にパイプ部材10を着脱可能に取り付ける突起
12aが形成され、内部に操作部材13を軸方向に沿って摺
動し得るように収容する摺動部12bが形成されている。
【0035】特に、本体12の外部形状は術者による保持
のし易さ及び、又は操作部材13の操作のし易さを考慮し
て設定されており、後述する各実施例に示すように、一
義的に設定されるものではなく、幾つかの形状のものが
設定されている。
【0036】本実施例では、本体12の外周後端側には指
を差し込むためのリング部材14が設けられており、この
リング部材14に術者が指を差し込むことによってシャン
ト挿入具Aを確実に保持し得るように構成されている。
即ち、シャント1を血管に挿入する場合、術者は人指し
指と中指を本体12のリング部材14に差し込むと共に操作
部13に親指を掛けて押し操作し得るように構成してい
る。
【0037】押出部材4はパイプ部材10,接続部材11,
本体12を貫通して摺動可能に収容され、操作部13の押し
操作に伴って保持部3に保持されたシャント1を付勢し
て挿入部2側へ移動させ、該挿入部2から血管の切開部
に挿入する機能を有する。このため、押出部材4は細い
線を縒ったワイヤによって構成されている。このような
材料としては、ステンレス鋼があるが、本実施例ではNi
−Ti合金からなるロッドを直線状の形状記憶処理し、超
弾性範囲で使用している。
【0038】押出部材4のシャント1と当接する先端側
にはシャント1の管部1aの端面に確実に当接し得るよ
うに当接部材4aが取り付けられており、後端側には操
作部材13が取り付けられている。当接部材4aはシャン
ト1の間部1aの外径よりも大きく閉塞部1bの外径よ
りも小さい外径を持ち、且つ押出部材4の外径と略等し
い内径を持ったカップ状に形成されている。そして押出
部材4の先端に嵌め込まれることで、該押出部材4の太
さに関わらず、シャント1の間部1aの端面に当接する
ことが可能である。
【0039】押出部材4の後端側には操作部材13が取り
付けられている。操作部材13の押出部材4に対する取付
方法は特に限定するものではなく、操作部材13に形成し
た穴13aに押出部材4の後端部を差し込んでネジ止め
し、或いは接着することで取り付けることが可能であ
る。即ち、押出部材4を本体12の先端側から差し込み、
端部が本体12の後端側に露出したとき、該端部を操作部
材13の穴13aに嵌合させて固定することで、押出部材4
と操作部材13を一体化している。
【0040】操作部材13は、保持部3に保持したシャン
ト1を血管に挿入する際に押し操作するものである。こ
のため、操作部材13は術者が最も操作し易い形状を想定
して形成されている。本実施例では、操作部材13は術者
が操作し易いように、後端部にフランジ状の操作部13b
を設けたピストン状に形成されている。
【0041】次に、上記の如く構成されたシャント挿入
具Aを用いてシャント1を切開部に挿入する際の手順に
ついて図7により説明する。血管の吻合に先立って最適
なシャント1及び該シャント1に対応したパイプ部材10
が選択され、選択されたパイプ部材10の保持部3にシャ
ント1が保持され、取り出し糸1cが溝10aから外部に
引き出されている。
【0042】術者が本体12のリング部材14に指を差し込
んだ状態で操作し、同図(a)に示すように、導入部2
を血管の切開部から血管の内部に導入する。この状態で
操作部材13の操作部13bを押し操作すると、この操作に
伴って押出部材4が移動して保持部3に保持されている
シャント1を導入部2から血管の内部に挿入する。この
とき、シャント1は略全長にわたって血管の末梢側に挿
入され、この状態では切開部を閉塞する機能は発揮して
いない。
【0043】シャント1を血管の末梢側に挿入した後、
シャント挿入具Aを引抜き、同図(b)に示すように、
シャント1を血管の内部に残置する。次いで、把手1d
を把持して中枢側に引っ張り、これにより、同図(c)
に示すように、シャント1を中枢側に移動させて一対の
閉塞部1bを切開部の両側に配置する。
【0044】これにより切開部に於ける血流を確保する
ことが可能であり、且つ切開部の中枢側と末梢側がシャ
ント1の閉塞部1bによって閉塞されるため、該切開部
からの血液の浸出を防止することが可能である。そして
目的の吻合が終了する直前に、取り出し糸1cを引っ張
り血管内に挿入されていたシャント1を取り出す。
【0045】上記の如く、シャント1を血管に挿入する
に際し、シャント1を直接ピンセットによって挟んで操
作することがなく、血管に於ける切開部の周辺に器具を
交錯させることがない。また切開部に導入部2を導入し
てガイドとすることが可能となり、簡単な操作で確実に
シャントを挿入することが可能となる。
【0046】次に、図5により第2実施例に係るシャン
ト挿入具Bの構成について説明する。尚、図に於いて前
述の第1実施例と同一部分及び同一の機能を有する部分
には同一の符号を付して説明を省略する。
【0047】本実施例に係るシャント挿入具Bは、基本
的な構成は前述のシャント挿入具Aと同一である。図に
示すように、シャント挿入具Bを構成する本体12の摺動
部12bにはバネ15が挿入されている。このバネ15は、押
出部材4を後端側に付勢する機能を有するものであり、
術者がシャント1を血管に挿入する際に、操作部材13を
押し操作したとき、操作部材13の先端面に当接して操作
方向に対し反力を付与する。
【0048】このため、シャント1を血管に挿入する操
作を行なう際に、押出部材4の移動に伴って術者に微妙
な反力を作用させることが可能となり、シャント1の移
動量を微妙に調整して、円滑で確実な挿入を実現するこ
とが可能である。
【0049】次に、図6により第3実施例に係るシャン
ト挿入具Cの構成を説明する。尚、図に於いて前述の各
実施例と同一部分及び同一の機能を有する部分には同一
の符号を付して説明を省略する。
【0050】図に於いて、シャント挿入具Cを構成する
パイプ部材10の先端側には所定の角度で屈折した屈折部
10cが形成されている。屈折部10cは、導入部2,保持
部3よりも後端側に形成されており、シャント1を屈折
させることなく真っ直ぐな状態で保持し得るように構成
されている。
【0051】上記屈折部10cは、パイプ部材10を屈折さ
せることで、導入部2,保持部3を術者から視認し易く
することを目的とするものであり、該屈折部10cに於け
る屈折角度は前記目的を達成し得る角度であれば良く、
特に限定するものではない。このため、本実施例では屈
折部10cの屈折角度は約45度に設定されている。
【0052】尚、屈折部10cを形成するパイプ部材10は
ステンレスパイプ等の比較的に剛性の高い材料によって
構成されたものであり、可撓性を持った合成樹脂パイプ
を用いてパイプ部材10を構成した場合には直線状であっ
ても良い。またパイプ部材10に形成した屈折部10cは1
ヶ所に限定するものではなく、術者の視認性を向上する
という目的を達成するためには複数個所に形成されてい
ても良い。
【0053】接続部材11と本体12はネジ結合されてい
る。即ち、接続部材11の後端側には雌ネジ部11dが形成
されると共に、本体12の前端側に雄ネジ部12cが形成さ
れ、両者が互いに螺合することで一体化し、螺合状態を
解除することで離脱し得るように構成されている。
【0054】本体12の後端側には、リング部材に代えて
術者の指を掛けるストッパー12dが形成されており、術
者が指で本体12の外周を挟むことで保持し、ストッパー
12dに指を掛けることで押し操作し得るように構成され
ている。また本実施例では、本体12からリング部材を排
除し、操作部材13の後端側にリング部材16を形成し、該
リング部材16に術者の親指を掛けるようにしている。
【0055】上記の如く構成されたシャント挿入具Cで
は、保持部3にシャント1を保持した状態で、術者はス
トッパー12dとリング部材16に指を掛けて操作し、導入
部2を血管の切開部に導入する。このとき、パイプ部材
10が屈折しているため、導入部2,保持部3が視認し易
くなり、シャント1を血管に挿入する際の操作性が向上
する。
【0056】また接続部材11と本体12をネジ結合するこ
とによって、これらの部材を構成する材料が金属、或い
は合成樹脂であっても、パイプ部材10を確実に本体12に
一体化することが可能である。
【0057】上記の如く構成されたシャント挿入具A〜
Cでは、保持部3に保持されたシャント1を血管に挿入
する際に、操作部材13を押し操作することで押出部材4
を移動させてシャント1を移動させるので、操作自体が
簡単であり、術者に違和感を持たせることなく、容易に
シャント1を血管に挿入することが可能である。
【0058】またパイプ部材10の先端側に溝10aを形成
することによって、保持部3にシャント1を保持したと
き、該シャント1に取り付けた取り出し糸1cを溝10a
に沿って外部に引出ことが可能となり、且つシャント1
を導入部2から保持部3に挿入する際の作業を容易に行
なうことが出来る。
【0059】またパイプ部材10と本体12を接続部材11を
介して着脱可能に構成することによって、シャント1の
サイズに応じて選択されたパイプ部材10を共通の本体12
及び押出部材4に取り付けることが可能となり、本体12
を使用する際の自由度を向上することが可能である。
【0060】またパイプ部材10に屈折部10cを形成する
ことによって、導入部2,保持部3の術者による視認性
を向上することが可能となり、血管にシャント1を挿入
する際の作業をより円滑に且つ確実に行なうことが可能
となる。
【0061】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
シャント挿入具では、導入部に連続した保持部にシャン
トを保持しておき、導入部を血管の側壁に形成した切開
部に導入して押出部材を操作することで、保持部に保持
されたシャントを導入部に移動させて血管内に挿入する
ことが出来る。このとき、シャントをピンセットによっ
て挟みく字状に折り曲げる操作を行なう必要がないた
め、切開部に複数の器具が交錯して空間に制限があって
も、円滑に且つ確実にシャントを挿入することが出来
る。このため、術者のストレスを解消することが出来、
疲労を軽減することが出来る。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a shunt capable of easily and surely inserting a shunt into a target tubular tissue when performing a surgical operation on a tubular tissue of a living body. It relates to an insertion tool. 2. Description of the Related Art For example, when performing a coronary artery bypass operation, when a site to be anastomosed on a side wall of a coronary artery is incised, blood infiltrates from the incision and obstructs the field of view. A problem arises that the anastomosis operation cannot be performed. The shunt is an instrument for solving such a problem. The shunt is inserted into the incision to secure blood flow in the coronary artery, prevent blood from leaching, and realize a smooth anastomosis. [0003] As described above, the shunt is inserted into a tubular tissue of a living body to perform a surgical operation (typically, an anastomosis operation on a blood vessel) to secure the flow of the bodily fluid and to perform the bodily fluid to the operation site. In order to exhibit this function, a flexible tube is provided, and at both outer end portions of the tube, a closing portion is provided which abuts against the inner wall of the tubular tissue to close the tube. It is configured. The operation of inserting a shunt into an incision in a coronary artery will be described with reference to FIG. First, after incising a required portion (for example, a site where a thrombus occurs) in the coronary artery, the shunt 51 is sandwiched between tweezers 52 as shown in FIG. Then, as shown in FIG. 3B, the remaining portion that has not yet been inserted is bent into a C-shape, and then inserted upstream in the blood flow direction. In this case, the shunt 51 is made of a soft material equivalent to the blood vessel, has high elasticity, easily returns to the original shape when the holding by the tweezers 52 is loosened, and is very difficult to handle. Insertion work is a great stress. When the shunt 51 is indwelled at the predetermined position, blood does not leak out from the incision due to the closing portion that abuts on the inner wall of the blood vessel, and a smooth anastomosis can be realized. Further, the shunt 51 is pulled out just before the end of the target operation, for example, the anastomosis operation, to be detached from the insertion site, and then the last suture is performed. As described above, the operation of inserting the shunt into the incised coronary artery proceeds with the shunt sandwiched between tweezers. However, the shunt is soft, has high elasticity, and its shape is easy to return to its original shape. Holding with tweezers puts great stress on the surgeon. Furthermore,
Around the incision, there are a hemostatic clip, a device for blowing blood by blowing carbon dioxide gas to secure a visual field, and a stabilizer. This stabilizer is an instrument for keeping only the anastomotic site in a substantially stationary state because the moving coronary artery on the surface of the heart cannot be anastomosed. Due to the presence of these multiple instruments, space is limited and it is difficult to freely move the tweezers. This also causes a great stress on the operator. [0006] In the case of cardiac surgery, it is common to use a heart-lung machine while the heart is stopped.
In this case, instruments and shunts typified by stabilizers were unnecessary. However, with the development of the technique, it becomes possible to perform an operation without placing a burden on the patient and without stopping the heart, and the above-described devices are required. [0007] The technique disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-335 relates to a blood vessel anastomosis assisting device, in which a flexible rod is inserted into a lumen of a shunt to serve as a guide, and the shunt is inserted into a blood vessel. When doing, first insert the guide,
Thereafter, the shunt is sandwiched between tweezers, inserted by the above-described method, and then moved along the guide so that the shunt can be smoothly inserted. [0008] However, even the above technique is not perfect, and has several problems to be solved. That is, since the rod serving as a guide penetrates the lumen of the shunt, in order to insert the shunt into the blood vessel, it is necessary to move the shunt directly by sandwiching it with tweezers, and Since a plurality of instruments are mixed near the formed incision and the surrounding space is limited, there remains a problem that the tweezers cannot be freely moved by hand. In this operation, since the shunt is soft and the waist is weak, it is not possible to smoothly push the shunt into the blood vessel with tweezers over the entire length, and therefore, the shunt must be bent and inserted in a V shape. In addition, there is a problem that even if the shunt is bent, the shunt easily returns to its original state, and maintaining the bent state gives a great stress to the operator. An object of the present invention is to insert a shunt into a tubular tissue of a living body without directly pinching it with tweezers.
Another object of the present invention is to provide a shunt insert that can be smoothly and reliably operated without bending. [0010] In order to solve the above-mentioned problems, a shunt insertion device according to the present invention inserts a shunt inserted into a tubular tissue of a living body to ensure the flow of bodily fluids into the tubular tissue. A shunt insertion tool for the introduction portion to be introduced into the tubular tissue of a living body, and a holding portion formed continuously with the introduction portion and movably holding the shunt inside,
An extruding member configured to move the shunt held by the holding section toward the introduction section and extrude the shunt into the tubular tissue. [0011] In the shunt insertion device, the shunt is held inside the holding portion, and the introduction portion formed continuously with the holding portion is introduced into the tubular tissue of the living body to operate the pushing member. The shunt can be moved from the retainer to the introducer and extruded into the tubular tissue. Therefore, the shunt held by the holding portion can be inserted into the incision in the tubular tissue without using tweezers and without bending. DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Hereinafter, a preferred embodiment of a shunt insertion tool according to the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a cross-sectional view illustrating the configuration of the shunt insert according to the first embodiment. FIG. 2 is a diagram illustrating a configuration of a member including a shunt introduction portion and a holding portion. FIG. 3 is a diagram illustrating the configuration of the pushing member and the main body. FIG. 4 is a diagram illustrating an example of a shunt. FIG. 5 is a diagram illustrating a configuration of a shunt insert according to the second embodiment. FIG. 6 is a diagram illustrating the configuration of a shunt insert according to the third embodiment. FIG. 7 is a diagram illustrating a procedure for inserting a shunt. [0013] The shunt insertion device according to the present invention is a tubular tissue of a living body such as a blood vessel or a lymph vessel (hereinafter simply referred to as "blood vessel").
When performing a bypass operation for incising the side wall of the incision and connecting another blood vessel to the incision, the shunt can be easily and reliably inserted into the incision. Prior to description of the shunt insert according to the present embodiment, an example of a shunt will be described with reference to FIG.
The shunt 1 shown in FIG. 1 is temporarily inserted into an inside of a blood vessel from an incision formed in a side wall of the blood vessel to secure blood flow and prevent blood from leaking from the incision. The shunt 1 has a tube portion 1a which is thinner and more flexible than the inner diameter of the blood vessel to be inserted, and an outer diameter formed on the outer periphery of both ends of the tube portion 1a and substantially equal to the inner diameter of the blood vessel to be inserted. , A take-out thread 1c bound to the tube 1a between the close-up sections 1b, and a handle 1d attached to an end of the take-out thread 1c. In the shunt 1 configured as described above, when inserted into a blood vessel, the closed part 1b comes into contact with the inner wall surface of the blood vessel and closes on both sides of the incision formed in the blood vessel, and the tube part 1a is closed. It is possible to secure blood flow by conducting on both sides of the closing portion 1b. When shunt 1 is inserted into a blood vessel,
The removal thread 1c and the handle 1d are put out of the blood vessel, and the shunt 1 can be pulled out of the blood vessel by the operator grasping and pulling the handle 1d just before the anastomosis is completed. At this time, the tube portion 1a is bent in a “<” shape. Next, the configuration of the shunt insert A according to the first embodiment will be described with reference to FIGS. In the figure, a shunt insert A according to the present invention comprises an introduction part 2 to be introduced into a blood vessel, a holding part 3 formed continuously with the introduction part 2 and holding the shunt 1 movably. And an extruding member 4 for moving the shunt 1 held by the holding section 3 toward the introduction section 2 and pushing the shunt 1 into the blood vessel in accordance with the operation of the operator. The introduction portion 2 and the holding portion 3 are formed in a pipe shape having an inner diameter substantially equal to or slightly larger than the outer diameter of the closing portion 1b of the shunt 1 to accommodate the shunt 1 therein. The pushing member 4 is formed in an elongated rod or wire shape so as to push the shunt 1 held by the holding portion 3 from the insertion portion into the blood vessel. For this reason, the shunt inserter A has a pipe member 10 having an inner diameter substantially equal to or slightly larger than the outer diameter of the shunt, and a distal end portion of the pipe member 10 (the left side in FIG.
(The same applies to the following.), The introduction part 2 is formed, and the holding part 3 is formed continuously to the introduction part 2. Further, the rear end side of the pipe member 10 (the right side in the figure, the same applies hereinafter) is detachably attached to the main body 12 via the connecting member 11, and penetrates through the pipe member 10, the connecting member 11, and the main body 12, and pushes out. 4 are arranged.
Further, an operation member 13 is attached to an end of the pushing member 4. The introduction portion 2 is formed at the distal end of the pipe member 10 and is inserted into the incision of the blood vessel when the shunt is inserted into the incision formed in the side wall of the blood vessel. It has a function of conducting the holding portion and the inside of the blood vessel. The introduction section 2 is inserted into an incision in a blood vessel. For this reason, the leading end of the pipe member 10 and the introduction portion 2
Is formed into a curved surface so as not to form a sharp edge. The holding part 3 is formed continuously with the introduction part 2,
It has a function of holding the shunt 1 inside. For this reason,
The inner diameter of the holding portion 3 is preferably substantially equal to or slightly larger than the outer diameter of the closing portion 1b of the shunt 1. Therefore,
A plurality of types of holding parts 3 are prepared according to the size of the shunt 1 to be used. Although the size of the shunt 1 is not particularly limited, for example, the length is 1.2 mm to 3.0 mm and the outer diameter is 1.
About 25 mm to 4.0 mm is desirable. By forming the holding portion 3 with such an inner diameter, when the shunt 1 is inserted, the shunt 1 can self-hold. While the shunt 1 is being held by the holding section 3,
The take-out thread 1c attached to the shunt 1 is drawn out of the holding unit 3. The form of pulling out the thread 1c from the holding section 3 is not particularly limited. When the shunt 1 is held by the holding section 3, the thread 1c may be pulled out from the introduction section 2. However, in the present embodiment, a groove 10a is formed in the side wall of the pipe member 10 from a tip portion corresponding to the introduction portion 2 to a portion corresponding to the holding portion 3, and the takeout thread 1c is introduced into the groove 10a. ing. It is sufficient that at least one groove 10a is provided in the pipe member 10. The pipe member 10 formed with the introduction part 2 and the holding part 3 has a rear end 10b inserted into a hole 11a formed in the connection member 11 and fixed by means such as bonding or screwing. The length of the pipe member 10 is not particularly limited, and does not adversely affect the incision in the blood vessel where a plurality of instruments intersect with each other. Preferably, the length is such that it can be operated. That is, if the pipe member 10 is too short, the workability may be deteriorated, and if the pipe member 10 is too long, it may be unstable when introduced. The pipe member 10 is made of a material capable of exerting an appropriate strength and having no adverse effect on the living body. Such materials include stainless steel pipes and tetrafluoroethylene resin (PTF).
E) pipes and the like. The connecting member 11 is for connecting the pipe member 10 to the main body 12, and has a hole 10a for fixing the pipe member 10 at one end and a main body at the other end.
A tapered hole 11b is formed to be fitted to and detached from the tapered projection 12a provided on the projection 12, and the pushing member 4 is provided at the center.
Is formed. It is necessary that the connecting member 11 and the main body 12 have a function to be surely integrated with each other and to be easily detachable. For this reason, in the present embodiment, the hole 11b and the projection 12a are formed in a tapered shape and mounted by fitting (press-fitting), and can be detached by pulling out one. In this case, it is preferable that at least one is made of a material that can exhibit appropriate elasticity. For example, by forming the connection member 11 from a synthetic resin and forming the main body 12 from a metal, the hole 11b can be fitted into the projection 12a to achieve a reliable integration. Similar effects can be expected even if both the connection member 11 and the main body 12 are formed of synthetic resin. As described above, the pipe member 10 and the connecting member 11 are integrated members, and are configured to be detachable from the main body 12 through the holes 11b and the projections 12a. As described above, by configuring the pipe member 10 to be detachable from the main body 12, it is possible to select and use an optimum pipe member 10 according to the size of the shunt 1 to be used.
When the pipe member 10 is selectively attached to the main body 12, the connecting member 11 and the main body 12 do not necessarily need to be configured to be detachable, and the pipe member 10 and the connecting member 11 may be configured to be detachable. Further, the connecting member 11 and the main body 12 and the pipe member 10 and the connecting member 11 may be configured to be detachable. However, in the shunt insertion device, the pipe member and the main body do not necessarily need to be separable. Even if both are integrated, the shunt can be held and can be smoothly introduced into a blood vessel. Any function that satisfies the function of moving the held shunt and inserting it into the blood vessel may be used. In this case, when changing the size of the shunt, it is necessary to change the shunt insert.
In other words, the shunt and the shunt insert are used as a pair. That is, the simplest shunt insertion tool has a configuration in which the pushing member 4 is inserted through the pipe member 10 provided with the introduction portion 2 and the holding portion 3. Even a shunt insertion tool having such a shape can be used effectively. The main body 12 is used by an operator to hold the shunt insertion tool A when inserting the shunt 1 into an incision in a blood vessel.
A sliding portion 12b is formed therein for accommodating the operation member 13 so as to be slidable along the axial direction. In particular, the external shape of the main body 12 is set in consideration of the easiness of the operator's holding and / or the operability of the operating member 13, and as shown in each embodiment described later, It is not set uniquely, but some shapes are set. In the present embodiment, a ring member 14 for inserting a finger is provided on the outer peripheral rear end side of the main body 12, and the shunt insertion tool A is securely inserted by the surgeon inserting the finger into the ring member 14. It is configured to be able to be held.
That is, when inserting the shunt 1 into a blood vessel, the surgeon inserts the index finger and the middle finger into the ring member 14 of the main body 12 and hangs the operation unit 13 with the thumb to perform a push operation. The pushing member 4 includes a pipe member 10, a connecting member 11,
The shunt 1, which is slidably housed through the main body 12 and is held by the holding portion 3 in accordance with the pushing operation of the operating portion 13, is moved toward the insertion portion 2, and the blood vessel is moved from the insertion portion 2. It has the function of being inserted into the incision. For this reason, the pushing member 4 is configured by a wire in which a thin wire is twisted. As such a material, there is stainless steel.
-A rod made of Ti alloy is subjected to linear shape memory processing and used in the superelastic range. An abutting member 4a is attached to the end of the pushing member 4 which abuts on the shunt 1 so as to be able to securely contact the end face of the tube portion 1a of the shunt 1, and an operating member 13 is provided on the rear end. Is attached. The contact member 4a is formed in a cup shape having an outer diameter larger than the outer diameter of the intermediate portion 1a of the shunt 1 and smaller than the outer diameter of the closing portion 1b, and having an inner diameter substantially equal to the outer diameter of the pushing member 4. ing. Then, by being fitted to the tip of the pushing member 4, it is possible to come into contact with the end face of the space 1 a between the shunts 1 regardless of the thickness of the pushing member 4. An operating member 13 is attached to the rear end side of the pushing member 4. The method of attaching the operating member 13 to the pushing member 4 is not particularly limited, and the operating member 13 can be attached by inserting the rear end of the pushing member 4 into a hole 13a formed in the operating member 13 and screwing or bonding. It is. That is, the pushing member 4 is inserted from the front end side of the main body 12,
When the end is exposed to the rear end of the main body 12, the end is fitted into the hole 13a of the operation member 13 and fixed, so that the pushing member 4
And the operating member 13 are integrated. The operating member 13 is used to push the shunt 1 held by the holder 3 when inserting the shunt 1 into a blood vessel. For this reason, the operating member 13 is formed assuming a shape that is most easily operated by an operator. In this embodiment, the operating member 13 has a flange-shaped operating portion 13b at the rear end so that the operator can easily operate the operating member.
It is formed in the shape of a piston provided with. Next, the procedure for inserting the shunt 1 into the incision using the shunt insert A configured as described above will be described with reference to FIG. Prior to anastomosis of a blood vessel, an optimal shunt 1 and a pipe member 10 corresponding to the shunt 1
Is selected, the shunt 1 is held in the holding portion 3 of the selected pipe member 10, and the take-out thread 1c is pulled out from the groove 10a. The operator operates with the finger inserted into the ring member 14 of the main body 12, and as shown in FIG.
Is introduced into the blood vessel through an incision in the blood vessel. When the operating portion 13b of the operating member 13 is pushed in this state, the pushing member 4 moves with this operation, and the shunt 1 held by the holding portion 3 is inserted from the introduction portion 2 into the blood vessel. At this time, the shunt 1 is inserted into the peripheral side of the blood vessel over substantially the entire length, and in this state, the function of closing the incision is not exhibited. After inserting the shunt 1 on the distal side of the blood vessel,
Pull out the shunt insert A, and as shown in FIG.
The shunt 1 is left inside the blood vessel. Then, handle 1d
Is gripped and pulled to the center side, and as a result, FIG.
As shown in (1), the shunt 1 is moved to the central side, and a pair of closing portions 1b are arranged on both sides of the incision. As a result, it is possible to secure the blood flow at the incision, and the central and peripheral sides of the incision are closed by the closing portion 1b of the shunt 1, so that blood seeps from the incision. Can be prevented. Immediately before the desired anastomosis is completed, the shunt 1 inserted into the blood vessel is taken out by pulling the take-out thread 1c. As described above, when the shunt 1 is inserted into a blood vessel, the shunt 1 is not directly sandwiched between tweezers and operated, and instruments are not mixed around the incision in the blood vessel. In addition, it becomes possible to introduce the introduction portion 2 into the incision portion and use it as a guide, and it is possible to insert the shunt reliably with a simple operation. Next, the configuration of the shunt insert B according to the second embodiment will be described with reference to FIG. In the drawing, the same portions and portions having the same functions as those in the above-described first embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted. The basic configuration of the shunt insert B according to the present embodiment is the same as that of the shunt insert A described above. As shown in the figure, a spring 15 is inserted into the sliding portion 12b of the main body 12 constituting the shunt insertion tool B. The spring 15 has a function of urging the pushing member 4 toward the rear end.
When the operator pushes the operation member 13 when inserting the shunt 1 into a blood vessel, the operator comes into contact with the distal end surface of the operation member 13 to apply a reaction force in the operation direction. Therefore, when the shunt 1 is inserted into a blood vessel, a delicate reaction force can be applied to the surgeon along with the movement of the pushing member 4, and the movement amount of the shunt 1 can be delicately adjusted. It can be adjusted to achieve smooth and secure insertion. Next, the configuration of the shunt insert C according to the third embodiment will be described with reference to FIG. In the drawings, the same portions and portions having the same functions as those in the above-described embodiments are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted. In the figure, a bending portion bent at a predetermined angle is provided at the tip end of a pipe member 10 constituting a shunt insertion tool C.
10c is formed. The bending portion 10c is formed on the rear end side of the introduction portion 2 and the holding portion 3, and is configured to be able to hold the shunt 1 in a straight state without being bent. The bending section 10c is intended to make the introduction section 2 and the holding section 3 easily visible to an operator by bending the pipe member 10, and the bending section 10c is configured to bend the pipe member 10. The angle may be any angle that can achieve the above object,
There is no particular limitation. For this reason, in this embodiment, the refraction angle of the refraction portion 10c is set to about 45 degrees. The pipe member 10 forming the bending portion 10c is made of a relatively rigid material such as a stainless steel pipe. The pipe member 10 is formed by using a flexible synthetic resin pipe. When configured, it may be linear. The bending portion 10c formed on the pipe member 10 is 1
It is not limited to a single location, and may be formed at multiple locations in order to achieve the purpose of improving the visibility of the operator. The connecting member 11 and the main body 12 are screwed together. That is, a female screw portion 11d is formed on the rear end side of the connection member 11, and a male screw portion 12c is formed on the front end side of the main body 12, and the two are screwed together to be integrated, and the screwed state is established. It is configured so that it can be separated by releasing. On the rear end side of the main body 12, a stopper 12d is formed in place of the ring member, on which the operator's finger is hung. The operator holds the outer periphery of the main body 12 with his / her finger and holds the stopper.
It is configured so that a push operation can be performed by putting a finger on 12d. In the present embodiment, the ring member is removed from the main body 12, a ring member 16 is formed on the rear end side of the operation member 13, and the operator's thumb is put on the ring member 16. In the shunt insert C configured as described above, the surgeon operates the stopper 12d and the ring member 16 with his or her fingers while holding the shunt 1 in the holding section 3 to move the introduction section 2 into the blood vessel. Introduce into the incision. At this time, the pipe member
Since the portion 10 is bent, the introduction portion 2 and the holding portion 3 are easily visually recognized, and the operability when inserting the shunt 1 into a blood vessel is improved. Also, by connecting the connecting member 11 and the main body 12 by screws, the pipe member 10 can be surely integrated with the main body 12 even if the material forming these members is metal or synthetic resin. It is. The shunt inserts A to A configured as described above
In C, when the shunt 1 held by the holding portion 3 is inserted into a blood vessel, the operating member 13 is pushed to operate the pushing member 4.
Is moved to move the shunt 1, the operation itself is simple, and it is possible to easily insert the shunt 1 into the blood vessel without giving the surgeon an uncomfortable feeling. When the shunt 1 is held in the holding portion 3 by forming the groove 10a on the distal end side of the pipe member 10, the take-out thread 1c attached to the shunt 1 is inserted into the groove 10a.
Can be pulled out to the outside along with the shunt 1
Can be easily carried out when inserting from the introduction part 2 into the holding part 3. Further, by forming the pipe member 10 and the main body 12 so as to be detachable via the connecting member 11, the pipe member 10 selected according to the size of the shunt 1 can be connected to the common main body 12.
And the pushing member 4 can be attached to the main body 12.
It is possible to improve the degree of freedom when using. Further, by forming the bending portion 10c on the pipe member 10, it becomes possible to improve the visibility of the introduction portion 2 and the holding portion 3 by the operator, and the operation when inserting the shunt 1 into the blood vessel can be further improved. It can be performed smoothly and reliably. As described in detail above, in the shunt insertion device according to the present invention, the shunt is held in the holding portion continuous with the introduction portion, and the incision portion formed in the side wall of the blood vessel is provided. The shunt held by the holding section can be moved to the introduction section and inserted into the blood vessel by operating the pushing member by introducing the shunt into the blood vessel. At this time, since there is no need to perform an operation of bending the shunt into a shape of a pinched shape with tweezers, even if a plurality of instruments intersect in the incision and the space is limited, the shunt can be inserted smoothly and securely. I can do it. For this reason, stress of the operator can be eliminated,
Fatigue can be reduced.
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るシャント挿入具の構成を説明
する断面図である。
【図2】シャントの導入部と保持部を含む部材の構成を
説明する図である。
【図3】押出部材と本体部分の構成を説明する図であ
る。
【図4】シャントの例を説明する図である。
【図5】第2実施例に係るシャント挿入具の構成を説明
する図である。
【図6】第3実施例に係るシャント挿入具の構成を説明
する図である。
【図7】シャントを挿入する際の手順を説明する図であ
る。
【図8】従来のシャントを挿入する際の手順を説明する
図である。
【符号の説明】
A〜C シャント挿入具
1 シャント
1a 管部
1b 閉塞部
1c 取り出し糸
1d 把手
2 導入部
3 保持部
4 押出部材
10 パイプ部材
10a 溝
10b 後端
10c 屈折部
11 接続部材
11a〜11c 穴
11d 雌ネジ部
12 本体
12a 突起
12b 摺動部
12c 雄ネジ部
12d ストッパー
13 操作部材
13a 穴
13b 操作部
14 リング部材
15 バネ
16 リング部材
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a sectional view illustrating a configuration of a shunt insert according to a first embodiment. FIG. 2 is a diagram illustrating a configuration of a member including a shunt introduction portion and a holding portion. FIG. 3 is a diagram illustrating a configuration of a pushing member and a main body. FIG. 4 is a diagram illustrating an example of a shunt. FIG. 5 is a diagram illustrating a configuration of a shunt insertion tool according to a second embodiment. FIG. 6 is a diagram illustrating a configuration of a shunt insert according to a third embodiment. FIG. 7 is a diagram illustrating a procedure for inserting a shunt. FIG. 8 is a diagram illustrating a procedure for inserting a conventional shunt. [Description of Signs] A to C Shunt insert 1 Shunt 1a Pipe 1b Closure 1c Take-out thread 1d Handle 2 Introducing section 3 Retaining section 4 Pushing member 10 Pipe member 10a Groove 10b Rear end 10c Refraction section 11 Connecting member 11a to 11c Hole 11d Female screw part 12 Body 12a Projection 12b Sliding part 12c Male screw part 12d Stopper 13 Operating member 13a Hole 13b Operating part 14 Ring member 15 Spring 16 Ring member
Claims (1)
を確保するシャントを前記管状組織に挿入するためのシ
ャント挿入具であって、生体の管状組織内に導入される
導入部と、前記導入部に連続して形成され内部にシャン
トを移動可能に保持する保持部と、前記保持部に保持さ
れたシャントを導入部側に移動させて管状組織内に押し
出す押出部材と、を有することを特徴とするシャント挿
入具。Claims 1. A shunt insertion tool for inserting a shunt inserted in a tubular tissue of a living body to secure the flow of body fluid into the tubular tissue, wherein the shunt is inserted into the tubular tissue of the living body. An introduction part, a holding part formed continuously with the introduction part and holding the shunt movably therein, and an extruding member for moving the shunt held by the holding part toward the introduction part and extruding it into the tubular tissue And a shunt insert.
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