JP2003038330A - 毛細管現象及び表面張力を利用したスプーン兼フォーク。 - Google Patents

毛細管現象及び表面張力を利用したスプーン兼フォーク。

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JP2003038330A
JP2003038330A JP2001266528A JP2001266528A JP2003038330A JP 2003038330 A JP2003038330 A JP 2003038330A JP 2001266528 A JP2001266528 A JP 2001266528A JP 2001266528 A JP2001266528 A JP 2001266528A JP 2003038330 A JP2003038330 A JP 2003038330A
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JP
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spoon
slit
user
scooping
shaped grooves
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JP2001266528A
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Jitsuo Matsushita
実男 松下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプーンを斜めに持ってもスープなど飲み物
等をこぼすことなく口に運ぶことができるようにした。
また、少しの量でもコントロールできる。さらに、細い
各スリット状溝に挟まった、小さな固形の食べ物を取り
除くことができるようにした。 【解決手段】.スプーン(1)の上部掬い部(2)及び
下部掬い部(3)に上部スリット状溝(4)、下部スリ
ット状溝(5)を形成し、凹凸を設けることにより、毛
細管現象と表面張力及び液体付着力の作用が生じ、各ス
リット状溝に飲み物等を保持することができ、こぼすこ
となく口に運ぶことができる。また、固形物もスリット
状溝の間がフォークとして機能し、突き刺して口に運ぶ
ことができ、通常のスプーンとして掬って口に運ぶこと
もできる。そして、細い各スリット状溝の凹凸に挟まっ
た、小さな固形の食べ物を取り除くため、上部掬い部
(2)は下部スリット状溝(5)に、下部掬い部(3)
は上部スリット状溝(4)に、各上下にスライドして動
くようにし弾力性のあるものにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する技術分野】本発明は、毛細管現象と表面
張力及び液体の付着力の作用を利用して、スプーンを斜
めに持ってもスープなどがこぼれないためと、各スリッ
ト状溝の凹凸に挟まった小さな固形物を取り除くことが
できる、飲食用具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は幼い子供がスプーンを持ってスー
プなど飲み物を口に入れようとする時や、身体障害者が
スプーンを持って飲み物を口に入れようとする時、スプ
ーンが斜めになりほとんどがこぼれてしまい口に入る量
は、わずかだった。また、寝たきり病人に少しの量の飲
み物を口に含ますのはむずかしかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スプーンを斜めに持つ
とスープなどの飲み物がこぼれてしまう問題点があった
が、毛細管現象及び表面張力の作用で斜めに持っても飲
み物がこぼれない。
【0004】毛細管現象が生じる上部スリット状溝と、
下部スリット状溝の凹凸に小さな固形物が挟まった時に
取り除くことができることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】目的を達成するために、
スプーンに上部掬い部と下部掬い部に上部スリット状溝
と下部スリット状溝の凹凸を設けることにより毛細管現
象で飲み物が上部スリット状溝と下部スリット状溝の凹
凸にたまり毛細管現象、表面張力作用で飲み物を持ち上
げることができ、斜めに持っても飲み物がこぼれない、
このようにすれば、斜めに持っても自由な角度でスープ
や飲み物をこぼれることなく口に入れることができる。
また、固形物も従来どおり掬うことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
ずき図面を参照して説明する、図11において幼い子供
が通常のスプーンを持っている状態で、このまま口に入
れようとするとこぼれてしまうのでスプーン(1)に上
部掬い部(2)と下部掬い部(3)に上部スリット状溝
(4)下部スリット状溝(5)を設け、毛細管現象と表
面張力で凹凸の間に飲み物がたまり自由に口に入れるこ
とができる、図3は、斜めにしても毛細管現象と表面張
力及び液体の付着力の作用で、各スリット状溝の凹凸に
液体がたまっているところを示す掬い部の断面図であ
る。また、図7は、小さい固形の食べ物(11)が各ス
リット状溝の凹凸に挟まった時に取り除くため、唇
(6)に挟んで前後に動かしている状態を示す図、また
は上部掬い部(2)か下部掬い部(3)を食器などにお
しあてて上下にスライドさせることにより凹凸がなくな
り、挟まった小さな固形の食べ物を取り除くことができ
る、これは、上部掬い部(2)及び下部掬い部(3)が
弾力性のあるもので作られているからである。図8は、
各スリット状溝に小さな固形の食べ物が挟まっているの
を取り除こうと、上部掬い部(2)と下部掬い部(3)
を動かしスライドしつつあるところを示す図である。図
9は、完全にスライドして凹凸がなくなり挟まっていた
小さな固形の食べ物が凹凸の溝から取り除かれた状態を
示す図である。図10は、複数のスリット状溝があるた
め果物のリンゴなど小さく切ったものは、突き刺して、
それ以上に力を加えることにより、より小さく切ること
もでき、口に入るぐらいの大きさにすることができる。
【0007】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されているような効果を奏す
る。
【0008】毛細管現象と表面張力及び液体付着力の作
用により、スープや飲み物を口に入れる時、斜めにして
もこぼれない。
【0009】また、幼い子供がスプーンを持つことに興
味をもちスプーン、フォークを持つ練習になる。
【0010】さらに、飲み物を口に入れるとき少しの量
でもコントロールすることができ、病人の手術後、介護
用、身体障害者用としても非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】スプーンに上部掬い部、下部掬い部に上部スリ
ット状溝と下部スリット状溝を設けた斜視図である。
【図2】スプーンの掬い部A−A断面図である。
【図3】スプーンの掬い部を斜めにして、液体がたまっ
ているA−A断面図である。
【図4】スプーンの掬い部A−A拡大断面斜視図であ
る。
【図5】スプーンの上部掬い部、下部掬い部を上下に動
かしスライドしている状態を示す側面図である。
【図6】スプーンの掬い部の先端を示す図である。
【図7】スプーンの上部掬い部、下部掬い部を、動かし
てスライドさすため唇ではさんで前後に動かして、凹凸
に挟まった小さな固形の食べ物を取り除いているところ
を示す図である。
【図8】スプーンの上部掬い部と下部掬い部のあいだに
小さな固形の食べ物が挟まったものを取り除くため上下
にスライドしつつある状態を示す図である。
【図9】スプーンの上部掬い部と下部掬い部が完全にス
ライドし凹凸がなくなり小さな固形の食べ物が取り除き
やすくなった状態を示す図である。
【図10】リンゴが切れた状態を示す図である。
【図11】幼い子供がスプーンを持っている状態を示す
図である。
【図12】飲み物が入っているコップから毛細管現象に
より飲み物を吸い上げている状態を示す図である。
【符号の説明】 1、 スプーン 2、 上部掬い部 3、 下部掬い部 4、 上部スリット状溝 5、 下部スリット状溝 6、 液体 7、 リンゴ 8、 手 9、 コップ 10、飲み物 11、固形の食べ物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプーン(1)の上部掬い部(2)と下
    部掬い部(3)全体に毛細管現象、表面張力及び液体付
    着力の作用が生じる上部スリット状溝(4)と下部スリ
    ット状溝(5)の凹凸を設けたことを特徴としたスプー
    ン兼フォーク。
  2. 【請求項2】スプーン(1)の上部掬い部(2)は、下
    部スリット状溝(5)に、下部掬い部(3)は、上部ス
    リット状溝(4)の各凹凸の間を上下に動かしスライド
    させることにより、凹凸部に挟まった小さな固形の食べ
    物を取り除くことができることを特徴としたスプーン兼
    フォーク。
JP2001266528A 2001-07-30 2001-07-30 毛細管現象及び表面張力を利用したスプーン兼フォーク。 Pending JP2003038330A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014068887A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Otsuka Pharmaceut Factory Inc 嚥下調整食用スプーン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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