JP2003037592A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JP2003037592A
JP2003037592A JP2001226237A JP2001226237A JP2003037592A JP 2003037592 A JP2003037592 A JP 2003037592A JP 2001226237 A JP2001226237 A JP 2001226237A JP 2001226237 A JP2001226237 A JP 2001226237A JP 2003037592 A JP2003037592 A JP 2003037592A
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addr
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JP2001226237A
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English (en)
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Hiroshi Miyasada
浩 宮定
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信が可能な電子機器どうしで個人情報
を交換する際に、他の電子機器への転送を抑制すること
により、第三者への個人情報の流出や複製を防止する。 【解決手段】 このパケット30を受信したスレーブ1
2の制御部26は、送信先BD_ADDRを確認し、B
D_ADDR記憶領域23aに格納されているスレーブ
12の固有のBD_ADDRと一致するか否かを判断す
る。一致した場合は、スレーブ12のBD_ADDRを
デスクランブル回路22にセットし、フィールド33の
個人情報をデスクランブル回路22によりデスクランブ
ルを行って解読する。個人情報は、データ受信部21か
ら個人情報記憶領域23bに格納される。マスター11
は、個人情報にスレーブ13のBD_ADDRを用いて
スクランブルをかけてスレーブ13へ転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PDA(Personal
Digital assistants)等の電子機器間同士で情報交換
が可能な無線通信装置に関し、特にBluetooth
による通信が可能な電子機器どうしで個人情報を交換す
る際に、Bluetooth機器がもつ特徴を利用した
ある制限をかけることにより、第三者への個人情報の流
出や複製を防止することができる無線通信装置である。
【0002】
【従来の技術】近年、PDA等の電子機器を用い、イン
ターネット等を介して情報を交換することが可能となっ
ている。そして、得た情報は、簡単に他の電子機器への
転送が自由に行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、電子機器
を用いて個人情報を交換した場合、相手側の電子機器か
ら他の電子機器への転送が自由に行えるため、個人情報
が直接交換した相手以外の第三者へ転送されたり複製さ
れるなどして、利用されるという状況にあった。
【0004】本発明の目的は、Bluetooth等に
よる無線通信が可能な電子機器どうしで個人情報を交換
する際に、他の電子機器への転送を抑制することによ
り、第三者への個人情報の流出や複製を防止する無線通
信装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、装置固有のパ
ラメータによりデータをスクランブル/デスクランブル
可能な無線通信装置において、送信先装置の第1のパラ
メータと、前記第1のパラメータによりスクランブルさ
れた情報とを含むデータ信号を受信する受信手段と、装
置自身の固有の第2のパラメータを予め記憶しているパ
ラメータ記憶手段と、前記第1のパラメータと第2のパ
ラメータが一致しているかを判定する判定手段と、前記
判定手段が一致していると判定した場合に、前記パラメ
ータ記憶手段に記憶されている第2のパラメータにより
前記情報にデスクランブルをかけて解読するデスクラン
ブル手段と、前記判定手段が一致していると判定した場
合に、受信した前記情報を記憶する情報記憶手段と、前
記情報記憶手段に記憶された情報をさらに他の装置に送
信する場合、該他の送信先装置の第3のパラメータによ
り前記情報記憶手段に記憶された情報をさらにスクラン
ブルするスクランブル手段と、送信先装置の前記第3の
パラメータと、前記スクランブル手段が第3のパラメー
タによりスクランブルした情報を含むデータ信号を送信
する送信手段とを備えることを特徴とする。
【0006】前記受信手段は、前記第1のパラメータを
受信し、前記判定手段が一致していると判断した場合に
のみ残りのデータ信号をすべて受信することを特徴とす
る。
【0007】本発明は、Bluetoothによる無線
通信を利用し、前記パラメータはBD_ADDRである
ことを特徴とする。
【0008】本発明では、Bluetooth等の無線
通信装置同士の個人情報交換において、スクランブル/
デスクランブルを行うパラメータを利用して、第三者へ
の個人情報の流出や複製の防止を実現する。すなわち、
受信した送信先の第1のパラメータと、あらかじめ記憶
しておいた装置自身の固有の第2のパラメータが一致し
た場合は、デスクランブル手段が第2のパラメータによ
り解読が可能となる。したがって、第1と第2のパラメ
ータが一致しない場合は、解読できない。また、他の送
信先ヘ、受信した情報を転送しようとした場合、記憶手
段に記憶され第1のパラメータでスクランブルされた情
報を、さらに送信先の装置固有の第3のパラメータでス
クランブルする。このため、この情報を受け取った送信
先の装置は、装置固有のパラメータでデスクランブルを
かけても、第1のパラメータでスクランブルされている
ので、第1のパラメータを備えていない送信先装置は解
読できない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係るB
luetooth無線通信装置を用いたネットワークを
示す構成図である。Bluetooth機器11,1
2,13を用いたネットワークをピコネット10と呼
ぶ。Bluetooth機器11はマスター、Blue
tooth機器12,13はスレーブである。
【0010】マスター11はピコネット10の形成に主
導的役割を果たす。スレーブ12,13は、ピコネット
を形成しようとするマスター11に応答することによっ
て、ピコネットを形成するメンバーとなる。このときマ
スター11とスレーブ12,13は、互いのBD_AD
DR(パラメータ)を把握している。
【0011】図2は、Bluetooth機器を示すブ
ロック図である。B1uetooth機器11,12,
13は、データ受信部21、デスクランブル回路22
と、記憶部23と、スクランブル回路24と、データ送
信部25と、制御部26とを備える。記憶部23は、B
D_ADDR記憶領域23aと個人情報記憶領域23b
を備えている。また制御部26は各部の制御を行う役割
を担っている。
【0012】次に、図1に示すピコネット10における
Bluetooth機器の動作について説明する。まず
マスター11が、スレーブ12へ個人情報を送信する場
合を想定する。マスター11は、データ送信部25から
データ信号を送信する。図3は、個人情報を交換する際
に送受信されるデータ信号のパケットの基本構成であ
る。31は送信先ユニットのBD_ADDRを含むヘッ
ダ、32は送信元ユニットのBD_ADDRを含むフィ
ールド、33は送信元ユニットの個人情報を含むフィー
ルドである。
【0013】すなわち、マスター11は、図3のフィー
ルド31にスレーブ12のBD_ADDRを含むヘッダ
を置き、次にフィールド32にマスター11のBD_A
DDRを、フィールド33に個人情報を書き込んでパケ
ット30を構成し、送信する。このときフィールド33
の個人情報データは、送信先であるスレーブ12のBD
_ADDRをセットしたスクランブル回路24でスクラ
ンブルがかけられて、データ送信部25に送られ、スレ
ーブ12へ送信される。
【0014】このパケット30を受信したスレーブ12
の制御部26は、まずフィールド31に含まれている送
信先BD_ADDRを確認し、BD_ADDR記憶領域
23aに格納されているスレーブ12の固有のBD_A
DDRと一致するか否かを判断する。一致しない場合、
制御部26は、データ受信部21に、そのパケットに対
する受信動作を行わせず、待ち受け状態に戻す。一致し
た場合は、スレーブ12のBD_ADDRをデスクラン
ブル回路22にセットし、フィールド33の個人情報を
デスクランブル回路22によりデスクランブルを行って
解読する。
【0015】但し、個人情報データの保存は、フィール
ド33のスクランブルがかかった状態で保存する。すな
わち、個人情報は、フィールド31のBD_ADDR
と、BD_ADDR記憶領域23aのスレーブ12のB
D_ADDRとが一致した場合に、データ受信部21か
ら個人情報記憶領域23bに格納される。個人情報を参
照する際には、デスクランブル回路22により随時デス
クランブルを行ない解読する。
【0016】スレーブ12からマスター11へ個人情報
を送信する場合も同様である。スレーブ12は通信相手
であるマスター11のBD_ADDRをデータ受信部2
1で取得し、これをスクランブル回路24のパラメータ
としてセットする。スレーブ12の個人情報はこのスク
ランブル回路24を経てマスター11へ送信される。マ
スター11はスレーブ12から受け取った個人情報に、
自身のBD_ADDRをパラメータとするデスクランブ
ル回路22を用いて、デスクランブルを行うことで解読
する。
【0017】以下、スレーブ12からマスター11へ個
人情報を送信した場合の操作手順を箇条書きにして説明
する。 1.マスター11とスレーブ12が個人情報を交換する
場合、マスター11側では所定の操作することにより個
人情報交換のためのアプリケーションを起動し、スレー
ブ12に対して個人情報交換要求を行う。 2.スレーブ12側も同様に所定の操作によってアプリ
ケーションを起動し、マスター11に対して個人情報交
換要求の受理を知らせる。 3.マスター11は要求が受け付けられたことを認識す
ると、データ送信部25では図3のパケット構成を行っ
て個人情報を送信し、同時にデータ受信部21を起動し
てスレーブ12からの個人情報送信を待つ。 4.スレーブ12はマスター11からパケットを受信す
るとデータ受信部21で上記のパケット分解を開始する
と共に、データ送信部25を起動してパケット構成を行
ない個人情報を送信する。 5.マスター11はスレーブ12からパケットを受信す
ると、パケット分解を行う。
【0018】次に、マスター11が別のBluetoo
th機器をスレーブ13としてピコネット10に加え、
スレーブ12から受け取った個人情報をスレーブ13に
転送した場合について説明する。マスター11とスレー
ブ13は互いのBD_ADDRを把握しており、上記手
順と同様にしてマスター11は、スレーブ12から受け
取った個人情報にスレーブ13のBD_ADDRを用い
てスクランブルをかけてスレーブ13へ転送することは
可能である。
【0019】しかしマスター11が保有するスレーブ1
2の個人情報は、マスター11のBD_ADDRを用い
てスクランブルがかけられたものであり、マスター11
はこれにスレーブ13のBD_ADDRを用いてスクラ
ンブルをかけて転送するため、スレーブ13は受け取っ
た個人情報に自身のBD_ADDRを用いてデスクラン
ブルをかけても、マスター11のBD_ADDRによる
スクランブルが解けず、スレーブ12の個人情報が解読
できない。このようにして、スレーブ12の個人情報は
マスター11以外のBluetooth機器では解読不
可能となり、第三者への流出や複製が防止される。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、受信した
送信先の第1のパラメータと、あらかじめ記憶しておい
た装置自身の固有の第2のパラメータが一致した場合の
み、デスクランブル手段が第2のパラメータにより解読
が可能となる。また、他の送信先ヘ、受信した情報を転
送しようとした場合、記憶手段に記憶され第1のパラメ
ータでスクランブルされた情報を、さらに送信先の装置
固有の第3のパラメータでスクランブルするので、この
情報を受け取った送信先の装置は、装置固有のパラメー
タでデスクランブルをかけただけでは、解読できない。
このように、無線通信装置どうしでの個人情報交換にお
いて、第三者への個人情報の流出や複製の防止を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線通信装置を用いたネットワー
クを示す構成図である。
【図2】図1のネットワークを構成するBluetoo
th機器を示すブロック図である。
【図3】個人情報を交換する際に送受信されるパケット
の基本構成図である。
【符号の説明】
10 ピコネット 11 マスター(Bluetooth機器) 12,13 スレーブ(Bluetooth機器) 21 データ受信部 22 デスクランブル回路 23 記憶部 23a BD_ADDR記憶領域 23b 個人情報記憶領域 24 スクランブル回路 25 データ送信部 26 制御部 30 パケット 31 フィールド 32 フィールド 33 フィールド/スクランブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置固有のパラメータによりデータをス
    クランブル/デスクランブル可能な無線通信装置におい
    て、 送信先装置の第1のパラメータと、前記第1のパラメー
    タによりスクランブルされた情報とを含むデータ信号を
    受信する受信手段と、 装置自身の固有の第2のパラメータを予め記憶している
    パラメータ記憶手段と、 前記第1のパラメータと第2のパラメータが一致してい
    るかを判定する判定手段と、 前記判定手段が一致していると判定した場合に、前記パ
    ラメータ記憶手段に記憶されている第2のパラメータに
    より前記情報にデスクランブルをかけて解読するデスク
    ランブル手段と、 前記判定手段が一致していると判定した場合に、受信し
    た前記情報を記憶する情報記憶手段と、 前記情報記憶手段に記憶された情報をさらに他の装置に
    送信する場合、該他の送信先装置の第3のパラメータに
    より前記情報記憶手段に記憶された情報をさらにスクラ
    ンブルするスクランブル手段と、 送信先装置の前記第3のパラメータと、前記スクランブ
    ル手段が第3のパラメータによりスクランブルした情報
    を含むデータ信号を送信する送信手段とを備えることを
    特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記受信手段は、前記第1のパラメータ
    を受信し、前記判定手段が一致していると判断した場合
    にのみ残りのデータ信号をすべて受信することを特徴と
    する請求項1記載の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 Bluetoothによる無線通信を利
    用し、前記パラメータはBD_ADDRであることを特
    徴とする請求項1又は2記載の無線通信装置。
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