JP2003036217A - Javaアプレットバージョン管理装置 - Google Patents

Javaアプレットバージョン管理装置

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JP2003036217A
JP2003036217A JP2001223141A JP2001223141A JP2003036217A JP 2003036217 A JP2003036217 A JP 2003036217A JP 2001223141 A JP2001223141 A JP 2001223141A JP 2001223141 A JP2001223141 A JP 2001223141A JP 2003036217 A JP2003036217 A JP 2003036217A
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Kiyoshi Tomizuka
潔 冨塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たなバージョンのJavaアプレットをク
ライアントに即座に利用できるようにする。 【解決手段】 Web中継サーバ3がクライアント4に
よりアクセスされたHTMLファイル及びそのHTML
ファイルに記述されたJavaアプレットをキャッシュ
している状態において、HTMLファイル生成処理部1
6は、既存機能を利用したクライアント4からのHTM
Lファイルのダウンロード要求に応じてバージョンテー
ブル12を参照してファイル名とバージョンによりJa
vaアプレットのファイル名を形成し、HTMLファイ
ルに組み込む。クライアント4は、ダウンロードされた
HTMLファイルに記述のJavaアプレットのダウン
ロード要求を発する。Web中継サーバ3は、キャッシ
ュしている旧バージョンと異なるファイル名であるた
め、そのダウンロード要求をWebサーバ10へ中継す
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はJavaアプレット
バージョン管理装置、特にインターネット環境において
HTML(HyperText Markup Language)などのページ記
述言語により記述されたテキストファイル及びテキスト
ファイル内に指定されたJavaアプレットを中継する
ウェブ中継サーバが、その中継するファイルを一時保持
するキャッシュ機能を有する場合に、最新バージョンの
Javaアプレットをクライアントに実行させるための
一手法に関する。 【0002】 【従来の技術】図5は、インターネットを利用した一般
的なネットワーク構成図であり、この図5には、インタ
ーネット1に接続されたWebサーバ2及びWeb中継
サーバ3、Web中継サーバ3を介してインターネット
1に接続されるクライアント4が示されている。Web
サーバ2は、所定のサービスを提供するためにページ記
述言語であるHTMLにより記述され生成されたテキス
トファイル(以下、「HTMLファイル」)及び各HT
MLファイルに記述されたJavaアプレットを保持管
理している。Proxyサーバ等により実現されるWe
b中継サーバ3は、クライアント4が送信したWebサ
ーバ2へのダウンロード要求及びそのダウンロード要求
に応じてWebサーバ2がダウンロードする当該クライ
アント4へのHTMLファイル又はJavaアプレット
を中継する機能を有している。更に、中継したHTML
ファイル、Javaアプレットのファイルを一時保持す
るキャッシュ機能を有している。クライアント4には、
Webブラウザが搭載されており、所定のHTMLファ
イル及びJavaアプレットのダウンロード要求を送信
し、該当するファイルを受け取るとそれを実行すること
でWebサーバ2が提供するサービスを利用することが
できる。以下、クライアント4がWebサーバ2のサー
ビスを利用する際の動作について説明する。なお、ここ
では、所望のサービスを利用する際にHTMLファイル
(例えば、ABC.HTML)にアクセスし、これに伴
い、そのHTMLファイルに記述されたJavaアプレ
ット(例えば、ABC.JAR)がダウンロードされ実
行されるものとする。 【0003】クライアント4がWebサーバ2が保持し
ているHTMLファイル(ファイル名:ABC.HTM
L)に対するダウンロード要求を発する。クライアント
4に接続されているWeb中継サーバ3は、そのクライ
アント4からの要求を分析して該当するHTMLファイ
ル、すなわちABC.HTMLを内部に保持しているか
否かをチェックする。初回利用等により保持していない
ことを確認すると、Web中継サーバ3は、クライアン
ト4からのダウンロード要求を中継し、該当するWeb
サーバ2へ送信する。Webサーバ2は、クライアント
4からの要求に応じて、該当するABC.HTMLをダ
ウンロードする。Web中継サーバ3は、Webサーバ
2がダウンロードしたHTMLファイルを中継するが、
この中継の際、キャッシュ機能によりHTMLファイル
をキャッシュ5に保持する。クライアント4は、Web
中継サーバ3経由で送られてきたABC.HTMLを受
信すると、それを実行する。ABC.HTMLの内容例
を図6に示す。そして、そのABC.HTMLにJav
aアプレット実行の記述を検出すると、今度は、そのJ
avaアプレット、すなわちABC.JARのダウンロ
ード要求を発する。Web中継サーバ3は、そのクライ
アント4からの要求を分析して該当するJavaアプレ
ット、すなわちABC.JARを内部に保持しているか
否かをチェックする。初回利用等により保持していない
ことを確認すると、Web中継サーバ3は、クライアン
ト4からのダウンロード要求を中継し、該当するWeb
サーバ2へ送信する。Webサーバ2は、クライアント
4からの要求に応じて、該当するABC.JARをダウ
ンロードする。Web中継サーバ3は、Webサーバ2
がダウンロードしたJavaアプレットを中継するが、
この中継の際、キャッシュ機能によりJavaアプレッ
トをキャッシュ5に保持する。クライアント4は、We
b中継サーバ3経由で送られてきたABC.JARを受
信すると、それを実行する。このようにして、Webサ
ーバ2が提供するサービスを利用することができる。 【0004】クライアント4では、上記のようにしてサ
ービスを利用した後、更に同じサービスを利用するため
にABC.HTMLへのダウンロード要求を発したとす
る。クライアント4に接続されているWeb中継サーバ
3は、そのクライアント4からの要求を分析してAB
C.HTMLを内部に保持しているか否かをチェックす
る。このとき、Web中継サーバ3は、前回の処理によ
り内部に保持しているので、クライアント4からのダウ
ンロード要求を中継せずに、内部のキャッシュ5に保持
しているHTMLファイルをクライアント4へ送信す
る。クライアント4は、Web中継サーバ3から送られ
てきたABC.HTMLを上記と同様にして実行する。
そして、そのHTMLファイルに記述されたABC.J
ARを検出すると、今度は、そのJavaアプレットの
ロード要求を発する。Web中継サーバ3は、そのクラ
イアント4からの要求を分析してABC.JARを内部
に保持しているか否かをチェックする。このとき、We
b中継サーバ3は、前回の処理により内部に保持してい
るので、クライアント4からのダウンロード要求を中継
せずに、キャッシュ5に保持しているABC.JARを
クライアント4へ送信する。このようにして、クライア
ント4は、Webサーバ2が提供するサービスを利用す
ることができる。このとき、クライアント4は、ダウン
ロードされてきたHTMLファイル等の発信元を意識す
る必要はない。 【0005】このように、クライアント4は、Web中
継サーバ3のキャッシュ機能を利用することにより、2
回目以降、インターネット1を介することなく所望のサ
ービスを利用することができる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところで、バグ等によ
りJavaアプレットに修正が発生し、更新されたとす
る。つまり、Webサーバにおいて新たなバージョンの
Javaアプレットが生成されたことになるが、このJ
avaアプレットの更新後に、旧バージョンのJava
アプレットを利用したクライアント4から再度ダウンロ
ード要求が出されたとする。従来においては、バージョ
ンに関係なくJavaアプレットのファイル名を同一と
して管理していたので、キャッシュ機能により旧バージ
ョンのJavaアプレットを一時保持しているWeb中
継サーバ3は、クライアント4からのダウンロード要求
に対してキャッシュ5に保持している旧バージョンのJ
avaアプレットをクライアント4に対してダウンロー
ドしてしまう。HTMLファイルに対しては、Webブ
ラウザが持つ既存の機能によりWebサーバ2が保持す
るHTMLファイルを明示してWeb中継サーバ3経由
で取得することができるため、Web中継サーバ3が内
部に保持しているHTMLファイルを更新することはで
きるが、Javaアプレットに対してはこのような機能
はない。従って、Web中継サーバ3のキャッシュ5に
旧バージョンのJavaアプレットが残っている間は、
新バージョンのJavaアプレットをWeb中継サーバ
3のキャッシュ5に反映することはできず、よってクラ
イアント4は新バージョンのJavaアプレットを実行
することができなかった。 【0007】もちろん、Web中継サーバ3のキャッシ
ュ機能を作用させずに、常にWebサーバ2からJav
aアプレットを取り出すようにすることは可能である
が、このような設定は、ネットワーク負荷やシステムパ
フォーマンス全体を考慮すると現実的でない。 【0008】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、ウェブ中継サーバ
のキャッシュ機能が作用しているインターネット環境に
おいて新たなバージョンのJavaアプレットをクライ
アントに即座に利用できるようにするJavaアプレッ
トバージョン管理装置を提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、本発明に係るJavaアプレットバージョ
ン管理装置は、ページ記述言語により記述されたテキス
トファイル及びそのテキストファイル内に指定されたJ
avaアプレットを保持管理し、ダウンロード要求に応
じて該当するテキストファイル及びJavaアプレット
をダウンロードするウェブサーバと、ブラウザ機能を有
し、インターネットを介して前記ウェブサーバへテキス
トファイル又はJavaアプレットのダウンロード要求
を送信するクライアントと、前記クライアントが送信し
た前記ウェブサーバへのダウンロード要求及びそのダウ
ンロード要求に応じて前記ウェブサーバがダウンロード
する当該クライアントへのテキストファイル又はJav
aアプレットを中継すると共に、Javaアプレットを
中継する際にはそのJavaアプレットを内部キャッシ
ュに一時保持し、その後、前記クライアントからのダウ
ンロード要求が前記内部キャッシュに一時保持している
ときにはそのダウンロード要求を中継せずに一時保持し
ている当該Javaアプレットを当該クライアントへダ
ウンロードするウェブ中継サーバとを有するネットワー
クシステムにおいて、前記ウェブサーバは、所定の規則
に従いファイル名とバージョンとの組合せにより生成さ
れるファイル名で最新バージョンのJavaアプレット
が生成されたとき、そのJavaアプレットのファイル
名とバージョンとが対応付けされて格納されるバージョ
ン記憶手段と、前記テキストファイルのダウンロード要
求に応じて当該テキストファイルを自動生成するテキス
トファイル生成処理手段とを有し、前記テキストファイ
ル生成処理手段は、当該テキストファイル内に記述する
Javaアプレットのファイル名を前記バージョン記憶
手段を参照して形成するものである。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
好適な実施の形態について説明する。なお、従来例と同
じ構成要素には同じ符号を付ける。 【0011】図1は、本発明に係るJavaアプレット
バージョン管理装置の一実施の形態を搭載したインター
ネット環境におけるネットワークシステムの構成図であ
る。図1には、インターネット1に接続されたWebサ
ーバ10及びWeb中継サーバ3、Web中継サーバ3
を介してインターネット1に接続されるクライアント4
が示されている。Webサーバ10は、所定のサービス
を提供するためにページ記述言語であるHTMLにより
記述され生成されたテキストファイル(HTMLファイ
ル)及び各HTMLファイルに記述されたJavaアプ
レットを図示しないデータベースにて保持管理してい
る。本実施の形態におけるWebサーバ10は、バージ
ョンテーブル12、バージョンテーブル更新処理部14
及びHTMLファイル生成処理部16を有している。詳
細は後述するが、本実施の形態ではJavaアプレット
に対してバージョンアップされたときにはそのバージョ
ンを含むような名称を割り付けることを特徴としている
ので、バージョンテーブル12には、Webサーバ10
において保持管理している各Javaアプレットと各J
avaアプレットの最新バージョンとが対応付けされて
格納される。バージョンテーブル更新処理部14は、J
avaアプレットが修正され、新たなバージョンで生成
されたとき、バージョンアップされたJavaアプレッ
トの最新バージョンでバージョンテーブル12を更新す
る。HTMLファイル生成処理部16は、HTMLファ
イルのダウンロード要求に応じて当該HTMLファイル
を自動生成する。本実施の形態におけるHTMLファイ
ル生成処理部16は、Webブラウザからの要求を受け
付けて、所定の外部プログラムを呼び出し、プログラム
の実行結果を返すというWebサーバ10が持つCGI
機能により実現されている。本実施の形態におけるWe
b中継サーバ3及びクライアント4は、従来例と同じ構
成でよい。 【0012】本実施の形態において特徴的なことは、J
avaアプレットのファイル名をバージョンを含めた名
称とし、このJavaアプレットを指定するHTMLフ
ァイルをバージョンテーブル12を参照に自動生成する
ようにしたことである。これにより、クライアント4
は、Web中継サーバ3のキャッシュ機能が作用してい
ても、Javaアプレットの最新バージョンを実行する
ことができる。 【0013】次に、クライアント4がWebサーバ10
のサービスを利用する際の動作について説明する。 【0014】クライアント4は、所望のサービスを利用
するためにHTMLファイル(例えば、ABC.HTM
L)のダウンロード要求を発する。クライアント4に接
続されているWeb中継サーバ3は、そのクライアント
4からの要求を分析して該当するHTMLファイル、す
なわちABC.HTMLを内部のキャッシュ5に保持し
ているか否かをチェックする。初回利用等により保持し
ていないことを確認すると、Web中継サーバ3は、ク
ライアント4からのダウンロード要求を中継し、該当す
るWebサーバ10へ送信する。 【0015】Webサーバ10は、クライアント4から
のダウンロード要求に応じて、対応したHTMLファイ
ルをダウンロードするが、このWebサーバ10におけ
る処理を図2に示したフローチャートを用いて説明す
る。 【0016】Webサーバ10は、クライアント4から
のダウンロード要求を受信すると(ステップ101)、
HTMLファイル生成処理部16は、対応する外部プロ
グラムを起動してABC.HTMLを生成する。このと
き、Javaアプレットのファイル名を、指定するJa
vaアプレットのファイル名とバージョン名をバージョ
ンテーブル12から読み出して形成する(ステップ10
2)。図3は、この処理で生成されるABC.HTML
の例を示した図であるが、この時点では、最新バージョ
ンが“A00”であり、図3に示したように“ABC_
A00.JAR”という名称で形成される。このように
してHTMLファイルが生成されると(ステップ10
3)、Webサーバ10は、インターネット1を介して
HTMLファイルをダウンロードする(ステップ10
4)。 【0017】Web中継サーバ3は、Webサーバ2が
ダウンロードしたHTMLファイルを中継するが、この
中継の際、キャッシュ機能によりABC.HTMLをキ
ャッシュ5に保持する。クライアント4は、Web中継
サーバ3経由で送られてきたABC.HTMLを受信す
ると、それを実行する。そして、そのABC.HTML
にJavaアプレット実行の記述を検出すると、今度
は、そのJavaアプレット、すなわちABC_A0
0.JARのダウンロード要求を発する。 【0018】Web中継サーバ3は、クライアント4か
らの要求を分析して該当するJavaアプレット、すな
わちABC_A00.JARを内部のキャッシュ5に保
持しているか否かをチェックする。初回利用等により保
持していないことを確認すると、Web中継サーバ3
は、クライアント4からのダウンロード要求を中継し、
該当するWebサーバ10へ送信する。Webサーバ1
0は、クライアント4からの要求に応じて、該当するA
BC_A00.JARを図示しないデータベースから取
り出してダウンロードする。Web中継サーバ3は、W
ebサーバ2がダウンロードしたJavaアプレットを
中継するが、この中継の際、キャッシュ機能によりJa
vaアプレット、この場合ABC_A00.JARをキ
ャッシュ5に保持する。クライアント4は、Web中継
サーバ3経由で送られてきたABC_A00.JARを
受信すると、それを実行する。このようにして、クライ
アント4は、Webサーバ10が提供するサービスを利
用することができる。 【0019】ここで、上記ダウンロードの後に、Jav
aアプレット(ABC_A00.JAR)に修正が発生
し、更新されたとする。本実施の形態では、更新された
ファイルには新たなバージョン、例えば“B00”を付
与するものとする。この新たなバージョンのJavaア
プレットのファイル名は、上記規則に基づくと“ABC
_B00.JAR”となる。このとき、バージョンテー
ブル更新処理部14は、バージョンテーブル12に登録
されているファイル名“ABC”のバージョンを“A0
0”から“B00”に更新する。なお、バージョンテー
ブル更新処理部14は、Javaアプレットを更新した
開発者等の操作によって起動される。 【0020】この後、クライアント4では、更に同じサ
ービスを利用するためにABC.HTMLへのダウンロ
ード要求を発する。前述したように、HTMLファイル
に対しては、Webブラウザが持つ既存の機能により、
Web中継サーバ3がキャッシュしているファイルでは
なく、Webサーバ10が保持するHTMLファイルを
明示してWeb中継サーバ3経由で取得することができ
る。つまり、ユーザ操作によりWebサーバ10からH
TMLファイルを強制的に取得することができる。本実
施の形態において、クライアント4のユーザは、少なく
とも2回目以降のダウンロード要求の際には、常にこの
既存の機能を選択してHTMLファイルのダウンロード
要求を発することにする。従って、Web中継サーバ3
は、前回までの中継処理によりHTMLファイルをキャ
ッシュ5に保持しているいないに関係なくクライアント
4からのダウンロード要求を単に中継することになる。 【0021】Webサーバ10のHTMLファイル生成
処理部16は、クライアント4からの要求に応じて、該
当するABC.HTMLを自動生成するが、その手順は
前述したとおりなので、説明を省略する。但し、Jav
aアプレットの名称は、上記説明した処理では“ABC
_A00.JAR”として形成されたが、この時点にお
いては、バージョンテーブル12に登録されているファ
イル名“ABC”のバージョンは“B00”なので、
“ABC_B00.JAR”となる。この処理で自動生
成されるABC.HTMLの内容例を図4に示す。 【0022】クライアント4は、Web中継サーバ3を
経由してWebサーバ10から送られてきたABC.H
TMLを上記と同様にして実行する。そして、そのHT
MLファイルにJavaアプレット実行の記述を検出す
ると、今度は、そのJavaアプレットのダウンロード
要求を発する。ここで、ABC.HTMLに記述されて
いるJavaアプレットの名称は“ABC_B00.J
AR”である。 【0023】Web中継サーバ3は、従来例と同様に、
クライアント4からの要求を分析して、該当するJav
aアプレット、すなわちABC_B00.JARをキャ
ッシュ5に保持しているか否かをチェックする。旧バー
ジョンのABC_A00.JARは保持されていても、
最新バージョンであるABC_B00.JARは旧バー
ジョンのJavaアプレットとは異なる名称が付けられ
ているため、当該Javaアプレットは、保持されてい
ないと必ず判断される。従って、Web中継サーバ3
は、クライアント4からのダウンロード要求を中継し、
該当するWebサーバ10へ送信する。Webサーバ1
0は、クライアント4からの要求に応じて、該当するA
BC_B00.JARを図示しないデータベースから取
り出してダウンロードする。Web中継サーバ3は、W
ebサーバ2がダウンロードしたJavaアプレットを
中継するが、この中継の際、キャッシュ機能によりJa
vaアプレット、この場合ABC_B00.JARをキ
ャッシュ5に保持する。なお、これにより、ファイル名
“ABC”の当該Javaアプレットに関しては、新旧
バージョンがキャッシュされることになる。なお、不要
となったABC_A00.JARは、今後アクセスされ
ることはなく既存機能によりいずれ消去される。クライ
アント4は、Web中継サーバ3経由で送られてきたA
BC_B00.JARを受信すると、それを実行する。
このようにして、クライアント4は、Webサーバ10
が提供する最新のサービスを利用することができる。 【0024】本実施の形態によれば、Javaアプレッ
トのファイル名にバージョンを付加して形成するように
した。つまり、従来においては、バージョンの新旧に関
係なくJavaアプレットに同じファイル名(例えば
“ABC”)を付与していたのに対して、本実施の形態
では、バージョン毎に異なるファイル名を付与するよう
にしてJavaアプレットを管理するようにした。この
ようなバージョン管理を行うようにしたので、旧バージ
ョンのJavaアプレットがWeb中継サーバ3のキャ
ッシュ5に保持されていたとしても、クライアント4は
最新のJavaアプレットを取得することができる。な
お、上記説明において「ファイル名」というときは、従
来における“ABC”を示すときがあったり、ファイル
名“ABC”を含む本実施の形態における“ABC_B
00”を示すことがあったりするが、上記説明において
「ファイル名」が示すのはいずれであるかは明確である
と考える。 【0025】なお、本実施の形態では、ファイルの機能
を識別するための、また、従来において使用していたフ
ァイル名に、バージョンを付加してファイル名を形成
し、それを使用している。上記説明においては、ファイ
ル名とバージョンとを“_”にて接続するという規則に
基づきファイル名を形成したが、他の規則によってファ
イル名を形成するようにしてもよい。 【0026】また、本実施の形態におけるネットワーク
システムでは、説明を簡略化するために、Webサーバ
10、Web中継サーバ3及びクライアント4を各1台
ずつ図示したが、この台数に限られるものではない。ま
た、クライアント4とWebサーバ10との間で授受さ
れるファイルやダウンロード要求は、複数台のWeb中
継サーバ3が中継するような構成でもよい。 【0027】また、ホームページを作成するときに使わ
れるページ記述言語として、上記説明ではHTMLを例
にして説明したが、その他の言語、例えばXML(eXte
nsible Markup Language)等でも適用することができ
る。また、現在のところ、ブラウザへダウンロードして
実行するクライアント・ソフトとしてJavaアプレッ
トを使用することが汎用的であるが、今後、Javaア
プレットに代わるクライアント・ソフトが登場したとき
には、そのソフトにも本発明を適用することができる。 【0028】 【発明の効果】本発明によれば、Javaアプレットの
ファイル名にバージョンを付加して当該Javaアプレ
ットのファイル名を形成するようにしたので、旧バージ
ョンのJavaアプレットがウェブ中継サーバのキャッ
シュ機能が作用しているときでも、クライアントに最新
のJavaアプレットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明に係るJavaアプレットバージョン
管理装置の一実施の形態を搭載したインターネット環境
におけるネットワークシステムの構成図である。 【図2】 本実施の形態においてWebサーバにおける
HTMLファイルのダウンロード処理を示したフローチ
ャートである。 【図3】 本実施の形態において生成されるHTMLフ
ァイルの内容例を示した図である。 【図4】 本実施の形態において生成されるHTMLフ
ァイルの内容例を示した図である。 【図5】 従来のインターネット環境におけるネットワ
ークシステムの構成図である。 【図6】 従来においてクライアントへダウンロードさ
れるHTMLファイルの内容例を示した図である。 【符号の説明】 1 インターネット、3 Web中継サーバ、4 クラ
イアント、5 キャッシュ、10 Webサーバ、12
バージョンテーブル、14 バージョンテーブル更新
処理部、16 HTMLファイル生成処理部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ページ記述言語により記述されたテキス
    トファイル及びそのテキストファイル内に指定されたJ
    ava(登録商標)アプレットを保持管理し、ダウンロ
    ード要求に応じて該当するテキストファイル及びJav
    aアプレットをダウンロードするウェブサーバと、 ブラウザ機能を有し、インターネットを介して前記ウェ
    ブサーバへテキストファイル又はJavaアプレットの
    ダウンロード要求を送信するクライアントと、 前記クライアントが送信した前記ウェブサーバへのダウ
    ンロード要求及びそのダウンロード要求に応じて前記ウ
    ェブサーバがダウンロードする当該クライアントへのテ
    キストファイル又はJavaアプレットを中継すると共
    に、Javaアプレットを中継する際にはそのJava
    アプレットを内部キャッシュに一時保持し、その後、前
    記クライアントからのダウンロード要求が前記内部キャ
    ッシュに一時保持しているときにはそのダウンロード要
    求を中継せずに一時保持している当該Javaアプレッ
    トを当該クライアントへダウンロードするウェブ中継サ
    ーバと、 を有するネットワークシステムにおいて、 前記ウェブサーバは、 所定の規則に従いファイル名とバージョンとの組合せに
    より生成されるファイル名で最新バージョンのJava
    アプレットが生成されたとき、そのJavaアプレット
    のファイル名とバージョンとが対応付けされて格納され
    るバージョン記憶手段と、 前記テキストファイルのダウンロード要求に応じて当該
    テキストファイルを自動生成するテキストファイル生成
    処理手段と、 を有し、 前記テキストファイル生成処理手段は、当該テキストフ
    ァイル内に記述するJavaアプレットのファイル名を
    前記バージョン記憶手段を参照して形成することを特徴
    とするJavaアプレットバージョン管理装置。
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