JP2003031883A - 共振器系アライメント装置および共振器チャンバー - Google Patents

共振器系アライメント装置および共振器チャンバー

Info

Publication number
JP2003031883A
JP2003031883A JP2001210414A JP2001210414A JP2003031883A JP 2003031883 A JP2003031883 A JP 2003031883A JP 2001210414 A JP2001210414 A JP 2001210414A JP 2001210414 A JP2001210414 A JP 2001210414A JP 2003031883 A JP2003031883 A JP 2003031883A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resonator
transit
mirror
chamber
laser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001210414A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4836361B2 (ja
Inventor
Minoru Yokoyama
横山  稔
Fumihiko Oda
史彦 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP2001210414A priority Critical patent/JP4836361B2/ja
Publication of JP2003031883A publication Critical patent/JP2003031883A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4836361B2 publication Critical patent/JP4836361B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自由電子レーザ発生装置共振器系のアライメ
ントを能率良い、また可視領域外の自由電子レーザに対
してレーザ光軸と良く一致したガイド用プローブレーザ
を供給できるアライメント装置を提供する。 【解決手段】 挿入光源1を挟んで共振器チャンバー
2,3に収納された1対の共振器ミラー4,6を備えた
共振器系を対象として、共振系の外部にトランシット1
0を備え、トランシットから共振器ミラー4,6とプロ
ーブレーザ用反射鏡5を見通せるビューポート21,2
2、31を共振器チャンバー2,3に備えて、共振器チ
ャンバー2,3の表面に付けた印に頼ることなく共振器
ミラー等を直接観測して位置姿勢の調整を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自由電子レーザ装
置の挿入光源において共振器系のアライメントを行う装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】自由電子レーザ装置は、波長可変、高ピ
ーク出力、高波長選択性などの特徴を持つことから、物
理、化学、バイオ、医療など、広範囲の分野において広
く利用されることが期待されている。良質な自由電子レ
ーザを効率よく発生させるためには、共振器ミラーの軸
を100μm以内の精度でアライメントする必要があ
る。自由電子レーザの共振は真空ダクト内で行われるの
で共振器ミラーは真空チャンバーに格納されている。
【0003】従来のアライメント方法では、チャンバー
自体の位置姿勢を調整することにより共振器ミラーの軸
アライメントを行う。ミラーホールダーを共振器チャン
バーの決められた設計位置に組み込み、図5の側面図と
図6の平面図に示すように、平たい円筒形をした共振器
チャンバの外側表面に共振器ミラー軸の垂直位置と水平
位置を罫書き線で印しておき、この罫書き線に基づいて
トランシットあるいはレベラで共振器ミラーの軸アライ
メントを行っていた。
【0004】しかし、この方法では、加工精度と組み立
て精度の問題で、内部の共振器ミラーと外部の罫書き線
の間にずれが生じるので、数100μm以上の誤差が生
じることは避けられなかった。さらに、共振器チャンバ
ーを真空引きしたときに大気圧差が掛かるため1mm程
度のずれが生じる。こうした誤差のため、組み立て後に
自由電子レーザの発振条件を探索しながらミラーホルダ
ーの位置姿勢を調整しなければならず、発振調整に多大
な手間と時間を必要としていた。
【0005】また、可視領域外の自由電子レーザについ
て実験系の設定を行うときは、可視領域のガイド用プロ
ーブレーザを用いて光軸調整を行うが、プローブレーザ
の光軸と自由電子レーザの光軸を数100μm以内の精
度で一致させることは難しく、最終的には出力を観察し
ながら実験系の位置調整を行うことになる。このよう
に、可視領域外の自由電子レーザの実験設定は極めて困
難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が解決
しようとする課題は、自由電子レーザ発生装置の共振器
系におけるアライメントを能率良く行う装置を提供する
ことである。また、可視領域外の自由電子レーザを利用
する場合に、実際のレーザ光軸と良く一致したガイド用
プローブレーザを供給できるアライメント装置を提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、挿入光源を挟んで共振器チャンバーに収納された1
対の共振器ミラーを備えた共振器系に用いる本発明の共
振器系アライメント装置は、共振系の外部に第1のトラ
ンシットを配設する位置が決められていて、配設位置に
設置された第1のトランシットから共振器ミラーの光線
反射位置を見通せるビューポートを共振器チャンバーに
備えることを特徴とする。
【0008】本発明の共振器系アライメント装置では、
共振器チャンバーにビューポートを設けてトランシット
から直接に共振器ミラーの光線反射位置が見通せるよう
になっている。したがって、共振器チャンバーの外側に
印した罫書き線に頼らず直接に共振器ミラーの位置が確
認できるので、共振器チャンバーなどの製作誤差やミラ
ーホールダなどの組み込み誤差にかかわらず、正確なミ
ラー軸調整ができる。また、ミラー軸調整後に真空引き
してもミラー自体の位置に基づいて調整するので大気圧
分の差圧がかかることによる誤差が生じない。さらに、
耐真空のビューポートを介して共振器チャンバー内のミ
ラーを見通すことができるので、チャンバーやダクトを
真空引きした後でミラー軸の調整を行うことができる。
【0009】また、本発明の共振器系アライメント装置
は、第1のトランシットから1対の共振器ミラーのいず
れについても光線反射位置が見通せるようにトランシッ
トを配置することが好ましい。共振器ミラーの光軸はア
ンジュレータなど挿入光源に対して位置決めすることも
できるが、両方の共振器ミラーを見通して両者の位置関
係を直接的に精密に調整することにより、光線が共振す
る軌道を正確に規定することができる。
【0010】さらに、共振器チャンバーの少なくとも一
方に出し入れ可能なプローブレーザ用反射鏡を備え、こ
のプローブレーザ用反射鏡の光線反射位置を第1のトラ
ンシットから見通せるようなビューポートを共振器チャ
ンバーに備えるようにしてもよい。特に赤外線や紫外線
など可視領域外の自由電子レーザを使用するときには、
共振器ミラーの調整ばかりでなく、発振後のレーザ軌跡
を実験装置に導くための光学系を調整するためにも自由
電子レーザと同じ光軸を持つ可視光レーザが必要にな
る。可視光レーザを自由電子レーザの光軸に正確に一致
させるためには、反射鏡のレーザ反射位置を自由電子レ
ーザの光軸に正確に一致させる必要がある。共振器チャ
ンバーにプローブレーザ用反射鏡を見通せるビューポー
トを備えた本発明の共振系アライメント装置であれば、
プローブレーザ用反射鏡を光軸中に挿入したときにトラ
ンシットを利用して直接的に反射鏡の位置調整をするこ
とができる。
【0011】本発明の共振系アライメント装置は、さら
に、第2のトランシットもしくはレベラー(以下、トラ
ンシットで代表する)を共振系の外部において第1のト
ランシットと異なる方向から共振器系を観測する位置に
配置して、第2のトランシットから共振器ミラーの光線
反射位置を見通せるビューポートを共振器チャンバーに
備えるようにしてもよい。さらに共振器チャンバーに第
2トランシットからプローブレーザ用反射鏡の光線反射
位置を見通せるビューポートを備えるようにしてもよ
い。また、第1のトランシットは挿入光源の鉛直上方に
配置され、第2トランシットが挿入光源の水平側方に配
置されることが好ましい。異なる2方向からトランシッ
トで観測することにより、光軸を立体的に確定すること
ができる。
【0012】また、挿入光源を挟んで配置される共振器
ミラーを格納する本発明の共振器チャンバーは、挿入光
源の外部に設けたトランシットから共振器ミラーの光線
反射位置を見通せるようなビューポートを備えることを
特徴とする。従来の共振器チャンバーは外部から共振器
ミラーの状態を目視で観察することができなかったが、
共振器ミラーが見える位置にビューポートを備えること
により、トランシットで直接に共振器ミラーのレーザ反
射位置を観測して位置調整することができるようにな
る。なお、ビューポートは、2基のトランシットからそ
れぞれ観察できるように2個備えても良い。また、本発
明の共振器チャンバーは、さらにプローブレーザ用反射
鏡の位置が見えるようなビューポートを備えても良い。
なお、両者が一緒に見えるような大きなビューポートを
備えることもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下実施例を用いて本発明を詳細
に説明する。本実施例の共振器系アライメント装置は、
鉛直方向と水平方向の2基のトランシットを備えて、2
個の共振器ミラーの反射位置がアンジュレータに設定さ
れた光軸の延長上に来るように立体的に調整するもので
ある。なお、一方の共振器チャンバーにはプローブレー
ザ用反射鏡が挿入されるようになっており、このレーザ
反射位置が上の光軸上に来るように調整することもでき
る。
【0014】図1は本実施例の共振器系アライメント装
置の鉛直側トランシットを説明する側面図、図2は本実
施例の水平側トランシットを説明する平面図、図3は共
振器チャンバーの外形を表す斜視図、図4はプローブレ
ーザ光と共振器ミラー軸のと軸調整機構を説明する平面
図である。
【0015】本実施例の共振器系アライメント装置は、
アンジュレータ1の光軸の延長上両側に備えられた1対
の共振器チャンバー2,3を対象にするものである。第
1の共振器チャンバー2には第1の共振器ミラー4とプ
ローブレーザ用反射鏡5、第2の共振器チャンバー3に
は第2の共振器ミラー6が装着されている。第1の共振
器ミラーは全反射型であるが、第2の共振器ミラー6は
自由電子レーザを取り出す窓、カップリングホールが設
けられている。図には省略してあるが、第1共振器チャ
ンバー2にはプローブレーザ用反射鏡5を必要に応じて
光軸中に挿入したり待避したりする駆動装置が設けられ
ている。また、共振器チャンバー2,3の外側から共振
器ミラー4,6およびプローブレーザ用反射鏡5の位置
と姿勢を調整するためのアクチュエータがそれぞれ設け
られている。第1共振器チャンバー2と第2共振器チャ
ンバー3の間は真空ダクト7で繋がっていて高真空の保
持ができるようになっている。
【0016】アライメントを行うために、アンジュレー
タ1内を走る光軸の鉛直上方に設けられた第1のトラン
シット10とアンジュレータ1内の光軸の水平側方に設
けられた第2のトランシット12を使用する。トランシ
ットによる位置計測は比較的容易であるので、必要に応
じてトランシットを設置して測定してもよく、また1基
のトランシットを垂直位置と水平位置に据え直して利用
することもできる。これらのトランシットは、自由電子
レーザ試験条件を変更するたびに使用することになるの
で、常設しておいてもよいことはいうまでもない。
【0017】第1共振器チャンバー2の上面には、第1
トランシット10から第1共振器ミラー4の光反射位置
が見通せるように設置されたビューポート21と、プロ
ーブレーザ用反射鏡5が共振器軸位置に挿入されたとき
にレーザ光を反射する位置が見通せるように設置された
ビューポート22が設けられている。また、第1共振器
チャンバー2の側面には、第2トランシット12から第
1共振器ミラー4の光反射位置が見通せるビューポート
23と、プローブレーザ用反射鏡5が共振器軸位置に挿
入されたときのレーザ光反射位置が見通せるビューポー
ト24が設けられている。
【0018】なお、第1共振器チャンバー2は、図3に
示すように、チャンバー上面と側面にそれぞれ大きな透
明窓25,26を設けて、第1共振器4とプローブレー
ザ用反射鏡5の両方が1つのビューポートから見通せる
ようにしても良い。ビューポートにはガラスを密着する
ように嵌めて真空が漏れないようにしてある。なお、共
振器チャンバー2の表面には共振器軸の設計位置を示す
罫書き線が印されたプレート27,28が付けられてい
る。
【0019】第2共振器チャンバー3の上面には、上方
に設けられた第1トランシット10から第2共振器ミラ
ー6の光反射位置が見通せるビューポート31、側面に
は側方に設けられた第2トランシット12から第2共振
器ミラー6の光反射位置が見通せるビューポート32が
設けられている。
【0020】共振器系のアライメントを取るときには、
アンジュレーター1に対して共振器チャンバー2,3を
据えた後で、アンジュレータやチャンバーに付された罫
書き線に基づいて各装置の位置を大まかに調整して固定
する。次に、第1トランシット10の望遠鏡11の光軸
をアンジュレータ1自由電子レーザの光軸を含む面内で
動くように調整した後、鏡身を第1共振器ミラー4に向
けて観測し、自由電子レーザ光の反射位置が望遠鏡11
の光軸に来るように第1共振器ミラー4の位置を微調整
する。
【0021】なお、自由電子レーザの光軸は、アンジュ
レーター1の両端に付けられた罫書き線に基づいて決め
ることができる。また、共振器チャンバーに付けられた
罫書き線を基準としても良い。装置の位置調整が精密で
あれば、これらの罫書き線は全て一直線上に並び、自由
電子レーザの光軸は一意に決定される。次に、望遠鏡1
1を反転して、今度は第2共振器ミラー6に向け、自由
電子レーザの取り出し窓の位置が望遠鏡11の光軸に来
るように第2共振器ミラー6の位置調整をする。
【0022】この結果、第1トランシット10を用いて
第1共振器ミラー4と第2共振器ミラー6のレーザ反射
位置があるべき鉛直面内に納められる。さらに、同様の
手順で、第2トランシット12の望遠鏡13を用いて2
つの共振器ミラーの反射位置があるべき水平面内に納め
られる。こうして、2つの共振器ミラーの水平位置と垂
直位置が決定される。
【0023】この後、自由電子レーザの発振調整を行
い、第1共振器ミラー4と第2共振器ミラー6の向きを
調整して、最も大きな出力が得られるようにする。既に
共振器ミラーの位置調整は済んでいるので、発振調整で
は共振器ミラーのレーザ反射位置を中心とした回転によ
る向きの調整を主に行えばよい。本実施例のアライメン
ト装置の調整作業は、位置の調整と姿勢の調整を段階を
追って行うため、短い時間で正確に行うことができる。
【0024】このようにして位置調整した共振器ミラー
の位置は、共振器チャンバーの外側に付けた罫書き線に
基づくものではなく、共振器ミラー自体の測定に基づい
て決定されるので、位置誤差がなくまたチャンバーを真
空引きしても変動しない。なお、本実施例の装置では共
振器チャンバーが真空状態であっても位置調整すること
ができるので、経時による寸法変化や発振条件の変更が
あったときにも、そのまま直ちに位置調整を行うことが
できる。
【0025】自由電子レーザ装置の利用施設において、
特に可視光線領域外の自由電子レーザを使用するとき
は、自由電子レーザ発生装置からレーザ利用装置まで光
線を導くような光学系を正確に構成することが極めて困
難であった。このため、可視光のプローブレーザを導入
し自由電子レーザの光軸上を走行するようにして、レー
ザ利用装置のアライメントに使用する。しかし、従来の
プローブレーザはその光軸を自由電子レーザの光軸と一
致させることが困難でかつどの程度乖離しているかを知
ることが困難であった。このため、最終的な調整は、調
整する光学系の近辺における自由電子レーザのエネルギ
ー分布を測定してターゲット位置を決定する必要があっ
た。
【0026】本実施例の共振系アライメント装置を用い
てプローブレーザ用反射鏡5の位置を調整する場合は、
上と同様にしてレーザ光軸に合わせた望遠鏡11,13
の鏡身をビューポート22,24,25,26を通して
反射鏡5に向け、プローブレーザの入射位置が自由電子
レーザの光軸上に来るように調整する。そして、図4に
示すように、レーザ導入ノズル26から可視領域のプロ
ーブレーザ光を導入し、反射鏡5で反射させて第2共振
器ミラー6のカップリングホールに当てるようにする。
プローブレーザ用反射鏡5の向きは図外の姿勢調整装置
により調整することができる。自由電子レーザの光軸上
の点で反射するプローブレーザが第2共振器ミラーの出
力窓を通過するようにすれば、プローブレーザの光軸5
1は自由電子レーザの光軸41と一致することになるの
で、従来は困難であった両レーザの光軸を合致させるこ
とが可能となり、プローブレーザの光点がそのまま自由
電子レーザの照射位置を示すので、光学系の調整が極め
て容易になる。
【0027】以上説明したとおり、本実施例の共振器系
アライメントは、共振器チャンバーに頼らず共振器ミラ
ーの反射位置に基づいて位置を調整するため、製作精度
や組み立て精度に影響を受けず、また真空状態による変
形の影響も受けず、精度の高い共振器ミラーの位置調整
ができる。したがって、自由電子レーザの光軸調整が極
めて容易になる。さらに、プローブレーザを自由電子レ
ーザの光軸に正確に合わせることができるので、レーザ
利用装置の光学調整も簡単に行うことができる。
【0028】なお、上記実施例においては、鉛直方向と
水平方向にトランシットを設置してほぼ垂直な2方向か
らの測量により自由電子レーザの光軸を調整したが、鉛
直や水平に限らず、トランシットの観測面が光軸を含み
互いに交差した平面であればよい。また、トランシット
を2方面から使用して測定しているが、1方向しかトラ
ンシットで観測しない場合でも、発明の効果の一部を具
現するものであることはいうまでもない。
【0029】
【発明の効果】本発明の共振器系アライメントは、自由
電子レーザ発生装置における共振器系のアライメントを
従来と比較して各段に容易にかつ正確に行うことを可能
にし、自由電子レーザの学術的あるいは工業的利用を容
易にするために効果がある。また、プローブレーザのア
ライメントに使用すれば、特に可視領域外のレーザを利
用する装置を正確にかつ容易に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の共振器系アライメント装置
の鉛直側トランシットを説明する側面図である。
【図2】本実施例の水平側トランシットを説明する平面
図である。
【図3】本実施例の共振器チャンバーの外形を表す斜視
図である。
【図4】本実施例のプローブレーザ光と共振器ミラー軸
のと軸調整機構を説明する平面図である。
【図5】従来の共振器系アライメントにおける誤差を説
明する側面図である。
【図6】従来の共振器系アライメントにおける誤差を説
明する平面図である。
【符号の説明】
1 アンジュレータ 2,3 共振器チャンバー 4,6 共振器ミラー 5 プローブレーザ用反射鏡 7 真空ダクト 10 第1トランシット 11,13 望遠鏡 12 第2トランシット 21,22,23,24,31,32 ビューポート 26 プローブレーザ導入ノズル 27,28 罫書き線プレート 41 自由電子レーザ光軸 51 プローブレーザ光軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F072 AC10 JJ02 KK05 KK06 KK30 MM11 MM16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入光源を挟んで共振器チャンバーに収
    納された1対の共振器ミラーを備えた共振器系のアライ
    メント装置であって、前記共振器チャンバーにビューポ
    ートを備え、前記共振系の外部に第1のトランシットの
    配設位置を定め、該配設位置に第1のトランシットを配
    置したとき該第1のトランシットから前記ビューポート
    を介して前記共振器ミラーの光線反射位置を見通せるよ
    うにしたことを特徴とする共振器系アライメント装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のトランシットの配設位置から
    前記1対の共振器ミラーのいずれも光線反射位置が見通
    せることを特徴とする請求項1記載の共振器系アライメ
    ント装置。
  3. 【請求項3】 前記共振器チャンバーの一方に出し入れ
    可能なプローブレーザ用反射鏡を備え、該プローブレー
    ザ用反射鏡の光線反射位置を前記第1のトランシットか
    ら見通せるビューポートを備えることを特徴とする請求
    項1又は2記載の共振器系アライメント装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記共振系の外部であって前記
    第1のトランシットと異なる方向から該共振器系を観測
    する第2のトランシットの配設位置を定めて、該第2の
    トランシットを配置したときに前記共振器チャンバーに
    該第2のトランシットから前記共振器ミラーの光線反射
    位置を見通せるビューポートを備えることを特徴とする
    請求項1から3のいずれかに記載の共振系アライメント
    装置。
  5. 【請求項5】 さらに第2のトランシットを前記共振系
    の外部において前記第1のトランシットと異なる方向か
    ら該共振器系を観測する位置に配置して、前記共振器チ
    ャンバーに前記第2のトランシットから前記プローブレ
    ーザ用反射鏡の光線反射位置を見通せるビューポートを
    備えることを特徴とする請求項3記載の共振系アライメ
    ント装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のトランシットの配設位置が前
    記挿入光源の鉛直上方に定められることを特徴とする請
    求項1から5のいずれかに記載の共振器系アライメント
    装置。
  7. 【請求項7】 前記第2のトランシットの配設位置が前
    記挿入光源の水平側方に定められることを特徴とする請
    求項1から6のいずれかに記載の共振器系アライメント
    装置。
  8. 【請求項8】 挿入光源を挟んで配置される共振器ミラ
    ーを格納する共振器チャンバーであって、挿入光源の外
    部に設けたトランシットから前記共振器ミラーの光線反
    射位置を見通せるビューポートを備えることを特徴とす
    る共振器チャンバー。
JP2001210414A 2001-07-11 2001-07-11 共振器系アライメント装置および共振器チャンバー Expired - Fee Related JP4836361B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001210414A JP4836361B2 (ja) 2001-07-11 2001-07-11 共振器系アライメント装置および共振器チャンバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001210414A JP4836361B2 (ja) 2001-07-11 2001-07-11 共振器系アライメント装置および共振器チャンバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003031883A true JP2003031883A (ja) 2003-01-31
JP4836361B2 JP4836361B2 (ja) 2011-12-14

Family

ID=19045888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001210414A Expired - Fee Related JP4836361B2 (ja) 2001-07-11 2001-07-11 共振器系アライメント装置および共振器チャンバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4836361B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP4836361B2 (ja) 2011-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2586148T3 (es) Sistema de suministro de haz flexible para sistemas láser de alta potencia
US5680698A (en) Method for precise alignment and placement of optoelectric components
CA2311110C (en) Optical coupling
EP1972975A1 (en) Optical module and manufacturing method thereof
US11389241B2 (en) Alignment method and tools
CN112817160A (zh) 光学成像系统的装调方法
JP5700540B2 (ja) 光学装置、及び光学式測定装置
JPH10123356A (ja) 光伝送部材の位置測定方法および光デバイスの製造方法
JP2003031883A (ja) 共振器系アライメント装置および共振器チャンバー
CN210731351U (zh) 一种激光准直和控制系统
JP4514316B2 (ja) 半導体レーザモジュールの製造方法
CN114088078B (zh) 一种激光陀螺谐振腔的角腔的准直装置及准直方法
CN215219330U (zh) 一种通用空间光消像散光束整形系统
EP4267027A1 (en) Laser alignment method and tools
JP3691361B2 (ja) 光素子モジュールの組み立て装置及び光軸調整方法
US20020033941A1 (en) Method and system for aligning an optical fiber delivery system
CN102510003B (zh) 反射镜双程放大软x射线激光出光靶装置及调节方法
KR100562961B1 (ko) 중성자 유도관용 고정밀 정렬장치
CN110666343A (zh) 激光转折装置、激光加工光路系统及光路调试方法
US7023550B2 (en) Aligning optical components of an optical measuring system
JPH05150145A (ja) 光フアイバへのレーザ光入射方法
CN115540913B (zh) 一种激光陀螺谐振腔综合误差测量方法
CN219552747U (zh) 激光雷达收发镜头组装装置
CN116544779B (zh) 一种波长锁定装置及其工作方法
JP3042762B2 (ja) 素子のボンディング方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110927

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110927

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4836361

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees