JP2003030699A - 通信領域自動補正システム - Google Patents

通信領域自動補正システム

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JP2003030699A
JP2003030699A JP2001213209A JP2001213209A JP2003030699A JP 2003030699 A JP2003030699 A JP 2003030699A JP 2001213209 A JP2001213209 A JP 2001213209A JP 2001213209 A JP2001213209 A JP 2001213209A JP 2003030699 A JP2003030699 A JP 2003030699A
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axis
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JP2001213209A
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Yasuo Shimizu
康生 清水
Toshihiro Kawanabe
敏弘 川那辺
Satoru Kayukawa
悟 粥川
Masaya Nozato
雅哉 野里
Takayuki Iino
隆之 飯野
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Hitachi Information and Control Systems Inc
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ノンストップ自動料金収受システムにおける無
線アンテナの通信領域を自動調整する。 【解決手段】料金所に設置する無線アンテナ1から送信
する制御電波11を車線の通信領域の境界に設置した測
定装置2、測定装置3、測定装置4、測定装置5で受信
する。通信領域位置判定装置6は、測定装置2において
検出した測定値Aが通信領域に設定されている許容値に
満たないとき、測定装置2のX軸方向に並ぶ測定装置5
の測定値Dが許容値を満たしているか否かを判定し、満
たしているときは通信領域をX軸方向に移動する。測定
装置2のY軸方向に並ぶ測定装置3についても同様に行
なう。測定値Dが許容値未満のときは、測定器2及び5
それぞれの真値と測定値の偏差Δをとり、ΔAがΔDよ
り大なる場合はX軸の正方向に、逆の場合はX軸の負方
向に通信領域を移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノンストップ自動
料金収受システム(ETC)における無線アンテナ通信領
域の自動調整方式に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ETCの通信領域は無線アンテナ
の取付け角度を調整している。この通信領域の調整は、
料金所の車線を閉鎖し、人手により電界強度を測定し、
無線アンテナの取付け角度を調整する(たとえば、特開
H4−47284号公報)。
【0003】しかし、車両の通行による振動や、風、雪
などにより、一度取付けられた無線アンテナの角度がず
れた場合、不適切な通信領域となって通信障害を引き起
こす。この対策として、路側アンテナを回動可能に指示
するとともに、路側アンテナの通信領域に複数個の受信
器を設置し、受信電力の大きさに応じて路側アンテナの
設置角度を調整する方式が提案されている。このような
公知例として、特開2000−48227号公報があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の特開2000−
48227号公報では、路側アンテナから発射する電波
の強さを測定して、受信信号の一番強い位置を探してそ
の位置でモータを停止させるようにしている。しかし、
通信領域のずれはX軸方向、Y軸方向あるいはその両方
に及ぶことがあり、各受信信号が一番強くなる位置を探
すことが容易ではなく、何度も繰り返し調整して所望の
通信領域を得ることが多い。このため、多大な時間と労
力を必要とし、この調整中は車線を閉鎖する必要がある
ため、交通量の多い料金所においては利用者に対して迷
惑をかけることになり、定期点検においても実施が困難
になる。
【0005】本発明の目的は、従来技術の問題点に鑑
み、通信領域の調整を所定のアルゴリズムに従って自動
で行うことにより、車線を閉鎖することなく簡単に位置
補正ができる通信領域自動補正システムを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、受信信号の
一番強くなる位置を探すのではなく、受信信号が通信領
域に予め設定されている許容値を満たしているか、各受
信器について監視し、許容値を満たしていない測定器が
あれば、その測定器とX軸上またはY軸上の配置関係に
ある他の測定器が許容値を満たしているか否かを判定
し、満たしている場合は通信領域のずれは小さく、満た
していない場合はずれは大きいので、それぞれ異なるア
ルゴリズムによって通信領域を移動して、調整するもの
である。
【0007】すなわち、本発明は、有料道路の料金収受
システムであって、無線アンテナから送信される電波の
強度を測定する測定器とアンテナ角度を調整する装置を
備え、受信した電波の強度からアンテナの角度を調整
し、通信領域を自動的に補正する通信領域自動補正シス
テムにおいて、前記通信領域の境界となる少なくとも4
地点に前記測定器を配置し、正常時の各測定値が前記通
信領域に設定されている許容値を満たすとき、各測定値
をそれぞれ真値として記憶しておき、任意の測定器の測
定値が許容値に達していないとき、該測定器に対してX
軸方向および/またはY軸方向に並ぶ他の測定器の測定
値がその真値以上であるか否かを判定し、その結果に応
じて異なるアルゴリズムによって前記アンテナ角度を調
整し、前記通信領域を移動することを特徴とする。
【0008】前記他の測定器(たとえば測定器B)の測
定値が真値以上であれば、前記任意の測定器(たとえば
測定器A)に対する通信領域のずれは小さい。このと
き、測定器Aと測定器BがX軸(またはY軸)方向に並
ぶ場合は、前記通信領域をX軸方向(またはY軸方向)
に移動するように、前記アンテナ角度を調整する。
【0009】前記通信領域をX軸(またはY軸)の正方
向又は負方向に移動するかは、測定器AとBの位置関係
による。例えば、測定器AがBに対してX軸方向にあれ
ば、通信領域はX軸の正方向に移動される。また、測定
器AがBに対してY軸の負方向にあれば、通信領域はY
軸の負方向に移動される。
【0010】前記他の測定器(たとえば測定器B)の測
定値が真値未満であれば、前記任意の測定器(たとえば
測定器A)に対する通信領域のずれは大きい。このと
き、前記真値と前記測定値の差を偏差として、前記測定
器Aの偏差が前記測定器Bの偏差より大なるときは前記
通信領域をX軸の一方向(またはY軸の一方向)に、前
記測定器Bの偏差が前記測定器Aの偏差より大なるとき
は前記通信領域をX軸の他方向(またはY軸の他方向)
に移動する。なお、前記測定器Aが前記測定器Bに対し
てX軸(またはY軸)の正方向にあるとき、前記一方向
は正方向、前記他方向は負方向となる。
【0011】以上のように、本発明の通信領域自動補正
システムでは、通信領域におけるアンテナの電界強度値
は通信が可能になる許容値以上であり、領域外では許容
値未満となる。したがって、測定値が許容値未満のある
測定器Aは通信領域から外れているので、通信領域の調
整が必要になる。この場合、ずれが僅かであれば、他方
の測定器まで外れることはなく、X軸(またはY軸)方
向に並ぶ測定器Bの測定値がその真値または許容値以上
となるので、前記通信領域をX軸方向(またはY軸方
向)に移動するように、前記アンテナ角度を調整する。
【0012】一方、大きなずれにより、測定器A、Bと
もに通信領域から外れている場合は、各々の真値と測定
値の偏差を比較し、Aの偏差が大きいときは通信領域を
X軸の一方向(またはY軸の一方向)に移動する。ま
た、Bの偏差が大きいときは通信領域をX軸の他方向
(またはY軸の他方向)に移動する。このように無線ア
ンテナの向きを左右、上下に振り、アンテナ角度を上記
のように調整して、各測定器の測定値が許容値内となれ
ば調整を終了する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例による通
信領域補正システムのブロック図を示す。本システム
は、料金所に設置する無線アンテナ1と、無線アンテナ
1から送信する制御電波11の電界強度を測定する測定
装置A2、測定装置B3、測定装置C4、測定装置D5
と、測定装置A2から送信する測定値A12、測定装置
B3から送信する測定値B13、測定装置C4から送信
する測定値C14、測定装置D5から送信する測定値D
15を用いて、通信領域の位置を判定する通信領域位置
判定装置6と、通信領域位置判定装置6から送信する通
信領域補正情報16を用いて無線アンテナの角度を補正
するアンテナ角度調整装置7により構成される。
【0014】図2は、測定装置を通信領域21の4隅に
配置した例である。車線走行方向をX軸31、車線幅員
方向をY軸32としている。なお、電界強度を測定する
測定装置2〜5は、通信領域のずれを判定するためには
台数を4台に限定するものではなく、一般に測定装置が
多いほど精度は向上する。
【0015】図3は、X軸方向の電界強度分布を示して
いる。仕様により、無線通信領域の電界強度はαdB以
上、無応答領域の電界強度はβdB以下となる。従って、
測定装置による測定値がαdB以上であれば許容値であ
る。反対に、測定値がαdB未満であれば、無線通信領域
がずれている。Y軸方向についても同様である。
【0016】通信領域位置判定装置6は、無線アンテナ
1の取付け調整時に測定装置A2の測定値を真値
「A」、測定装置B3の測定値を真値「B」、測定装置
C4の測定値を真値「C」、測定装置D5の測定値を真
値「D」として記憶する。また、測定装置2〜5の真値
はすべて許容値で、αdB以上である。
【0017】図4に通信領域位置判定装置の処理フロー
を示す。まず、カウントを“0”に初期化する(ステッ
プ101)。次に、カウントを“1”インクリメントし
(ステップ102)、最大値、つまり最大調整回数を超
えているか判定する(ステップ103)。1回の調整に
おける移動距離は小さく設定されているので、通信領域
の調整には数回かかることが多い。しかし、最大調整回
数を超えても収束しない場合は、通信領域の調整不能と
して異常アラームを出力し、終了する(ステップ10
4)。
【0018】カウントが最大値以下の場合に、測定値A
が許容値を満たしているか判定する(ステップ10
5)。測定値Aが許容値を満たしていない場合、補正処
理A(ステップ106)を実施し、ステップ102から
処理を継続する。
【0019】ステップ105において測定値Aが許容値
を満たしている場合、測定値Bが許容値を満たしている
か判定する(ステップ107)。測定値Bが許容値を満
たしていない場合、補正処理B(ステップ108)を実
施し、ステップ102から処理を継続する。
【0020】ステップ107において測定値Bが許容値
を満たしている場合、測定値Cが許容値を満たしている
か判定する(ステップ109)。測定値Cが許容値を満
たしていない場合、補正処理C(ステップ110)を実
施し、ステップ102から処理を継続する。
【0021】ステップ109において測定値Cが許容値
を満たしている場合、測定値Dが許容値を満たしている
か判定する(ステップ111)。測定値Dが許容値を満
たしていない場合、補正処理D(ステップ112)を実
施し、ステップ102から処理を継続する。ステップ1
11において測定値Dが許容値を満たしている場合は、
通信領域の補正処理が正常に終了したことを示す。
【0022】次に、補正処理A〜Dを説明する。図5に
補正処理Aの詳細フロー、図6に補正処理Bの詳細フロ
ー、図7に補正処理Cの詳細フロー、図8に補正処理D
の詳細フローをそれぞれ示す。
【0023】測定値Aが許容値に満たない場合、補正処
理A、すなわちステップ106が起動され、X軸方向の
補正、ついでY軸方向の補正を実施する。まず、測定器
Aに対しX軸の負方向に配置されている測定器Dの測定
値Dと真値「D」を比較する(ステップ201)。測定
値Dが許容値ないし真値「D」より大きい場合は、X軸
の正方向に通信領域を移動させるように、通信領域補正
情報16をアンテナ角度調整装置7へ送信する(ステッ
プ204)。
【0024】次に、測定器Aに対しY軸の正方向に配置
されている測定器Bの測定値Bと真値「B」を比較する
(ステップ206)。測定値Bが許容値ないし真値
「B」より大きい場合は、通信領域をY軸の負方向(A
の方向)へ移動する(ステップ209)。
【0025】図9に、上記アルゴリズムの説明図を示
す。図示のように測定器A、B、C、Dが通信領域の4
隅に配置されている。(a)は、通信領域21が点線の
ようにX軸負方向またはY軸正方向に若干ずれている場
合で、測定器Aは通信領域外となるので許容値未満とな
る。
【0026】いま、X軸負方向にずれて通信領域21’
となっている場合、測定器Dは通信領域内にあるので許
容値を確保している。この結果、通信領域はX軸正方向
に移動され、測定器Aが許容値を回復するまで調整され
る。逆に、通信領域がX軸正方向に若干ずれている場合
は、測定器Dが許容値未満、測定器Aが許容値となるの
で、通信領域はX軸負方向に移動される。
【0027】また、通信領域がY軸正方向に若干ずれて
通信領域21”となっている場合、測定器Aが許容値未
満、測定器Bは許容値となるので、通信領域はY軸負方
向(B→A方向)に移動される。通信領域がY軸負方向
に若干ずれている場合は、上記の逆となる。
【0028】一方、ステップ201で、測定値Dが許容
値未満ないし真値「D」より小さい場合、真値「A」と
測定値Aの差分ΔAと、真値「D」と測定値Dの差分Δ
Dを比較する(ステップ202,203)。この結果、
差分ΔAの方が大きい場合は、X軸の正方向に通信領域
を移動させる(ステップ204)。差分ΔDの方が大き
い場合は、通信領域をX軸の負方向に移動させる(ステ
ップ205)。なお、両偏差の差がない(有意の差がな
い)場合は、X軸方向の調整は不適当と思われるので、
何もせずに(ステップ203の判定でNo)、Y軸方向
の調整に移る。
【0029】Y軸方向についても同様に行い、測定器A
の差分デルタAと測定器Bの差分ΔBを比較し、前者が
大なるときは通信領域をY軸の負方向へ、後者が大なる
ときは通信領域をY軸の正方向へ移動する。ここで、再
び両偏差の差がない(有意の差がない)場合は、何もし
ないで処理を終え、異常終了が通知される。
【0030】図9(b)は、通信領域がX軸方向または
Y軸方向に大きくずれた場合の説明図である。X軸の負
方向に大きくずれた場合は、点線の通信領域21’のよ
うに測定器A、Dともに通信領域から外れ、測定値A、
Dともに許容値未満となるので、両測定値の偏差ΔAと
ΔDを比較する。この場合、測定値Dの減少の方が小さ
いので(ΔA>ΔD)、通信領域はX軸の正方向に大き
く移動される。通信領域がX軸正方向に大きくずれた場
合は上記と逆に、通信領域はX軸の負方向に大きく移動
される。
【0031】ΔAとΔDに差がない(有意な差がない)
場合は、通信領域がX軸方向にさらに大きくずれている
か、Y軸方向にずれている場合である。Y軸方向に大き
くずれている場合は通信領域21”となり、測定値A、
Bともに許容値未満となるので、偏差ΔAと偏差ΔBを
比較する。そして、ΔA>ΔBのときは通信領域をY軸
の負方向に、逆の場合はY軸の正方向に移動する。
【0032】図6は測定器Bの補正処理(ステップ10
8)を示すフローである。検証する測定値はX軸方向に
対しては測定値C、Y軸方向に対しては測定値Aであ
る。図7は測定器Cの補正処理(ステップ110)を示
し、検証する測定値はX軸方向に対しては測定値B、Y
軸方向に対しては測定値Dである。図8は測定器Dの補
正処理(ステップ112)で、検証する測定値はX軸方
向に対しては測定値A、Y軸方向に対しては測定値Cで
ある。何れの場合も、通信領域の移動方向が異なるのみ
で、図5の場合と同様の処理となる。
【0033】図10に無線アンテナの調整機構を示す。
無線アンテナ1は、無線アンテナ取付け面45に設置さ
れ、方位角調整軸42を軸とし、方位角を調整する方位
角調整部41、及び俯角調整軸44を軸とし、俯角を調
整する俯角調整部43を備えている。
【0034】図11は、アンテナ角度調整装置のブロッ
ク図を示す。アンテナ角度調整装置7は、通信領域位置
判定装置6から受信した通信領域補正情報16を、モー
タ駆動信号変換部51においてモータの駆動信号に変換
し、俯角調整部、及び方位角調整部でモータを制御し、
無線アンテナ1の角度を調整する。俯角調整部51は主
にX軸方向、方位角調整部52は主にY軸方向に通信領
域を調整する。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
通信領域を容易かつ速やかに自動調整できるので、ノン
ストップ自動料金収受システム(ETC)における無線ア
ンテナ通信領域の調整に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による通信領域自動補正シス
テムのブロック図。
【図2】通信領域と測定装置の配置を示す説明図。
【図3】X軸方向(車両進行方向)の電界強度分布を示
す特性図。
【図4】一実施例による通信領域自動補正システムの概
略処理フロー図。
【図5】補正処理Aの詳細フロー図。
【図6】補正処理Bの詳細フロー図。
【図7】補正処理Cの詳細フロー図。
【図8】補正処理Dの詳細フロー図。
【図9】通信領域のずれを示す説明図。
【図10】無線アンテナ駆動部の構成図。
【図11】アンテナ角度調整装置のブロック図。
【符号の説明】
1…無線アンテナ、2…測定装置A、3…測定装置B、
4…測定装置C、5…測定装置D、6…通信領域位置判
定装置、7…アンテナ角度調整装置、41…方位角調整
部、42…方位角調整軸、43…俯角調整部、44…俯
角調整軸、45…無線アンテナ取付け面、51…モータ
駆動信号変換部。
フロントページの続き (72)発明者 川那辺 敏弘 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立情報制御システム内 (72)発明者 粥川 悟 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立情報制御システム内 (72)発明者 野里 雅哉 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立情報制御システム内 (72)発明者 飯野 隆之 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所情報制御システム事業部 内 Fターム(参考) 3E027 EA01 5K067 AA23 BB21 EE02 EE10 FF02 FF27 KK02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有料道路の料金収受システムであって、
    無線アンテナから送信される電波の強度を測定する測定
    器とアンテナ角度を調整する装置を備え、受信した電波
    の強度からアンテナの角度を調整し、通信領域を自動的
    に補正する通信領域自動補正システムにおいて、 前記通信領域の境界となる少なくとも4地点に前記測定
    器を配置し、正常時の各測定値が前記通信領域に設定さ
    れている許容値を満たすとき、各測定値をそれぞれ真値
    として記憶しておき、任意の測定器の測定値が許容値に
    達していない場合に、該測定器に対してX軸方向および
    /またはY軸方向に並ぶ他の測定器の測定値がその真値
    以上であるか否かを判定し、その結果に応じて異なるア
    ルゴリズムによって前記アンテナ角度を調整し、前記通
    信領域を移動することを特徴とする通信領域自動補正シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記任意の測定器Aに対しX軸(またはY軸)方向に並
    ぶ前記他の測定器Bの測定値が許容値に達している場合
    は、前記通信領域をX軸方向(またはY軸方向)に移動
    することを特徴とする通信領域自動補正システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記測定器Aが前記測定器Bに対してX軸(またはY
    軸)の正方向にあるとき、前記通信領域をX軸の正方向
    (またはY軸の正方向)に移動し、 前記測定器Aが前記測定器Bに対してX軸(またはY
    軸)の負方向にあるとき、前記通信領域をX軸の負方向
    (またはY軸の負方向)に移動することを特徴とする通
    信領域自動補正システム。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記真値と前記測定値の差を偏差として、前記他の測定
    器Bの測定値がその真値に達していないとき、前記任意
    の測定器Aの偏差が前記測定器Bの偏差より大なるとき
    は前記通信領域をX軸の一方向(またはY軸の一方向)
    に、前記測定器Bの偏差が前記測定器Aの偏差より大な
    るときは前記通信領域をX軸の他方向(またはY軸の他
    方向)に移動することを特徴とする通信領域自動補正シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記測定器Aが前記測定器Bに対してX軸(またはY
    軸)の正方向にあるとき、前記一方向は正方向、前記他
    方向は負方向となる通信領域自動補正システム。
  6. 【請求項6】 請求項1から5の何れかにおいて、 各測定器の測定値が前記通信領域の移動によって前記許
    容値内に補正できなかった場合は、通信領域補正異常と
    してアラームを出力することを特徴とする通信領域自動
    補正システム。
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