JP2003030011A - メモリダンプ採取方式および方法 - Google Patents

メモリダンプ採取方式および方法

Info

Publication number
JP2003030011A
JP2003030011A JP2001219961A JP2001219961A JP2003030011A JP 2003030011 A JP2003030011 A JP 2003030011A JP 2001219961 A JP2001219961 A JP 2001219961A JP 2001219961 A JP2001219961 A JP 2001219961A JP 2003030011 A JP2003030011 A JP 2003030011A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dump
node
data
memory
file
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001219961A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Shinoda
明宏 篠田
Kazuko Kimura
かず子 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Solution Innovators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Solution Innovators Ltd filed Critical NEC Solution Innovators Ltd
Priority to JP2001219961A priority Critical patent/JP2003030011A/ja
Publication of JP2003030011A publication Critical patent/JP2003030011A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】メモリダンプをクラスタ内の全ノードから参照
できるディスクに採取し、クラスタ管理ノードを含む他
ノードからもそれを参照する。 【解決手段】複数のノード30および40を有するクラ
スタシステムにおいて、前記複数のノードにネットワー
クLAN1を介して接続されるクラスタ管理ノード10
と、前記クラスタ管理ノードを含む各ノードに専用バス
2を介して接続される共有ディスク50と、前記クラス
タ管理ノードに指示されて,障害発生時の各ノードのメ
モリダンプを前記共有ディスクに格納し,前記共有ディ
スクに格納されたメモリダンプを前記各ノードから参照
する手段を具備する。さらに、前記クラスタシステムは
前記ネットワークおよび前記専用バスにそれぞれ接続さ
れた任意のホスト20を有し、前記任意のホストは前記
クラスタ管理ノードに指示されてその機能の一部を受け
持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメモリダンプ採取方
式および方法に関し、特に複数のノードを有するクラス
タシステムに設けられた共有ディスクに各ノードのメモ
リダンプデータを格納するメモリダンプ採取方式および
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】システム障害発生時に動作するメモリダ
ンプ採取処理は、最低限の機能で動作しなければならな
い制限があるため、通常のシステム運用時と同等のネッ
トワーク転送機能を実装できない。そのため、メモリダ
ンプ採取用のディスクを各ノードにそれぞれ個別に用意
しておき、特別な出力手段によって書き込んでいるの
で、システムディスク上にシステムダンプ採取用の領域
をあらかじめ確保している。
【0003】したがって、採取したメモリダンプの参照
は、当該ノードの再起動後に行うか、当該ノードが再起
動不可能な場合には、該当ディスクを他ノードに割り当
て換えてから参照しなければならない。
【0004】また、クラスタシステムでは、ダンプファ
イルの出力先は主導権を握るホストコンピュータに限定
される。このホストコンピュータをクラスタ管理ノード
とした場合、全ノードのダンプ出力先がクラスタ管理ノ
ードに集中することになり、複数ノードで同時に障害が
発生した場合には負荷集中が発生し得る。
【0005】すなわち、メモリイメージをホストコンピ
ュータ上の外部ディスクに出力するシステムにおいて
も、ダンプ採取の指示は、ホストコンピュータ側からの
指示であり、任意のホスト間でのダンプデータの転送は
できない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
メモリダンプ採取方式では、一般に機能や資源の利用に
制限があるので、特にクラスタシステムの場合にはメモ
リダンプの採取および参照の操作や処理が繁雑になり、
障害が発生した場合はその復旧に手間取ることが多いと
いう欠点がある。
【0007】本発明の目的は、上記のような問題点を改
善するために、メモリダンプをクラスタ内の全ノードか
ら参照できるディスクに採取し、クラスタ管理ノードを
含めた他ノードからもそれを参照することを可能とする
メモリダンプ採取方式および方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリダンプ採
取方式は、複数のノードを有するクラスタシステムにお
いて、前記複数のノードにネットワークを介して接続さ
れるクラスタ管理ノードと、前記クラスタ管理ノードを
含む各ノードに専用バスを介して接続される共有ディス
クと、前記クラスタ管理ノードに指示されて,障害発生
時の各ノードのメモリダンプを前記共有ディスクに格納
し,前記共有ディスクに格納されたメモリダンプを前記
各ノードから参照する手段を具備することを特徴とす
る。
【0009】さらに、本発明のメモリダンプ採取方式に
おいて、前記クラスタ管理ノードは、クラスタシステム
を構成する各ノードの状態を管理するノード状態管理手
段と、各ノードのメモリダンプを格納する共有ディスク
上のファイルを指示するダンプファイル指定手段と、前
記各ノードからダンプデータを受信しそれを該当のダン
プファイルに書き込むダンプファイル出力手段と、前記
共有ディスク上のダンプファイルからダンプデータを読
み出すメモリダンプ参照手段とを備えることを特徴とす
る。
【0010】さらに、本発明のメモリダンプ採取方式に
おいて、前記クラスタシステムを構成する各ノードは、
前記クラスタ管理ノードに指示されて起動し前記ダンプ
ファイル指定手段からダンプファイルに関する指定情報
を受信する情報取得手段と、障害発生時に自メモリから
ダンプデータを取り込むダンプデータ採取手段と、前記
指定情報が指示するダンプファイル出力手段に前記ダン
プデータを送信するダンプデータ送信手段と、前記共有
ディスク上のダンプファイルからダンプデータを読み出
すメモリダンプ参照手段とを備えることを特徴とする。
【0011】さらに、本発明のメモリダンプ採取方式に
おいて、前記クラスタシステムは前記ネットワークおよ
び前記専用バスにそれぞれ接続された任意のホストを有
し、前記任意のホストは前記クラスタ管理ノードに指示
されてその機能の一部を受け持つことを特徴とする。
【0012】さらに、本発明のメモリダンプ採取方式に
おいて、前記任意のホストは、前記各ノードからダンプ
データを受信しそれを該当のダンプファイルに書き込む
ダンプファイル出力手段と、前記共有ディスク上のダン
プファイルからダンプデータを読み出すメモリダンプ参
照手段とを備えることを特徴とする。
【0013】また、本発明のメモリダンプ採取方法は、
クラスタ管理ノードを含む複数のノードをネットワーク
で接続したクラスタシステムにおいて、前記複数のノー
ドに専用バスを介して接続される共有ディスクを備え、
障害発生時には各ノードは自ノードのメモリからダンプ
データを採取し,前記ネットワークを介して前記クラス
タ管理ノードに前記ダンプデータを送信し,前記クラス
タ管理ノードは前記専用バスを介して前記共有ディスク
のダンプファイルに前記各ノードから受信したダンプデ
ータを格納し、障害解析時にはクラスタ管理ノードを含
む各ノードは前記専用バスを介して前記共有ディスクの
ダンプファイルに格納されているダンプデータを参照す
ることを特徴とする。
【0014】さらに、本発明のメモリダンプ採取方法に
おいて、前記クラスタシステムは前記ネットワークおよ
び前記専用バスにそれぞれ接続された任意のホストを備
え、前記任意のホストは、障害発生時には前記クラスタ
管理ノードから指示されたノードから前記ネットワーク
を介して前記ノードのダンプデータを受信し,前記専用
バスを介して前記共有ディスクのダンプファイルに前記
ダンプデータを格納し、障害解析時には前記専用バスを
介して前記共有ディスクのダンプファイルに格納されて
いるダンプデータを参照することを特徴とする。
【0015】すなわち、本発明によれば、複数のノード
を有するクラスタシステムにおいて、各ノードにおける
システム障害発生時のメモリダンプを共有ディスクに採
取し、それをクラスタ管理ノードを含めた他ノードから
参照することができる。
【0016】ここで、クラスタ管理ノードは、複数ノー
ドを有するクラスタシステムにおける各ノードの状態管
理手段および各ノードの障害発生時に採取するダンプフ
ァイルの指定手段を有する。
【0017】また、ネットワーク上のクラスタ管理ノー
ド,および複数のノード,さらにネットワーク上に存在
するファイルサーバ等の任意のホスト上には、ノード上
のシステムダンプ採取手段からネットワーク経由でダン
プデータを受信しディスク上に採取するダンプファイル
出力手段,および採取されたメモリダンプを参照するた
めのメモリダンプ参照手段を有する。
【0018】さらに、各ノードは、起動OS格納ディス
クを個別に保持し,クラスタ管理ノードからの指示で起
動され,ダンプファイルの指定情報を取得する情報取得
手段と、障害解析に必要なデータを採取するためのダン
プデータ採取手段と、指定されたホスト上のダンプファ
イル出力手段に対してデータを送信するダンプデータ送
信手段と、採取されたメモリダンプを解析するためのメ
モリダンプ参照手段とを有する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
しながら説明する。
【0020】図1は本発明の実施の一形態を示すブロッ
ク図である。同図において、本発明によるメモリダンプ
採取方式は、複数のノード30および40を有するクラ
スタシステムにおいて、前記複数のノードにネットワー
クLAN1を介して接続されるクラスタ管理ノード10
と、前記クラスタ管理ノードを含む各ノードに専用バス
2を介して接続される共有ディスク50と、前記クラス
タ管理ノードに指示されて,障害発生時の各ノードのメ
モリダンプを前記共有ディスクに格納し,前記共有ディ
スクに格納されたメモリダンプを前記各ノードから参照
する手段を具備する。
【0021】さらに、上記のメモリダンプ採取方式にお
いて、前記クラスタシステムは前記ネットワークおよび
前記専用バスにそれぞれ接続された任意のホスト20を
有し、前記任意のホストは前記クラスタ管理ノードに指
示されてその機能の一部を受け持つ。
【0022】クラスタ管理ノード10は、ノード状態管
理手段101と、システム障害時のメモリダンプをどこ
に採取するかを各ノードに指示するダンプファイル指定
手段102と、他ノードから転送されてきたダンプデー
タを共有ディスク上のファイルに出力するダンプファイ
ル出力手段103と、採取されたダンプファイルを解析
するメモリダンプ参照手段104とから構成される。
【0023】ノード30は、起動OS32が格納された
外部ディスクとメモリ31が接続されてシステム運用を
行っており、クラスタ管理ノードからダンプファイルを
どこに転送するかを指示される情報取得手段301と、
システム障害発生時にメモリダンプを採取するダンプデ
ータ採取手段302と、採取されたデータを指定された
ホストマシンに転送するダンプデータ送信手段303
と、採取されたダンプファイルを解析するメモリダンプ
参照手段304とで構成される。
【0024】ノード40もノード30と同様に、起動O
S42が格納された外部ディスクとメモリ41が接続さ
れてシステム運用を行っており、クラスタ管理ノードか
らダンプファイルをどこに転送するかを指示される情報
取得手段401と、システム障害発生時にメモリダンプ
を採取するダンプデータを取得手段402と、採取され
たデータを指定されたホストマシンに転送するダンプデ
ータ送信手段403と、採取されたダンプファイルを解
析するメモリダンプ参照手段404とで構成される。
【0025】任意のホスト20は、各ノードから送信さ
れてきたダンプデータを共有ディスク上のダンプファイ
ルに出力するダンプファイル出力手段201と、ダンプ
ファイルを解析するメモリダンプ参照手段202とから
構成されている。
【0026】共有ディスク50は、ノード30に対して
ダンプファイル501を,ノード40に対してダンプフ
ァイル502をそれぞれ有している。
【0027】次に、上記のメモリダンプ採取方式の動作
について説明する。
【0028】まず、クラスタ管理ノード10のダンプフ
ァイル指定手段102は、構成されている各ノードに対
して、システム障害発生時のメモリダンプの出力先を指
示する。たとえば、ノード30に対しては、クラスタ管
理ノード経由で、共有ディスク50上のダンプファイル
501を指示する。
【0029】さらに、ダンプファイル指定手段102
は、各ノードにおいて障害発生時のダンプファイル出力
の負荷分散を図ることも行う。すなわち、同時に同じホ
スト上のダンプファイル出力手段が動作しない様に動的
変更を可能とする。
【0030】ノード30は、外部ディスクに格納された
起動OS32がメモリ31にロードされシステム運用を
開始する。情報取得手段301は、クラスタ管理ノード
10のダンプファイル指定手段102からダンプファイ
ルの出力先の指示を受ける。
【0031】具体的には、ダンプファイル出力手段が動
作しているホストのIPアドレスとUDPプロトコルの
ポート番号が指示される。すなわち、ノード上のダンプ
データ送信手段は、OS上で動作するものでないので、
TCP/IPプロトコルではなく、UDPプロトコルを
利用する。
【0032】起動OS32にシステム運用を継続できな
い障害が発生すると、ダンプデータ採取手段302に制
御を移行する。ダンプデータ採取手段302は、メモリ
31上の一部分のデータを圧縮し、ダンプデータ送信手
段303に送信を依頼する。
【0033】障害発生時にメモリのどの部分を採取する
かはOSに依存しており、ダンプデータ採取手段302
は、OSの管理テーブル等を参照し、解析に必要な箇所
を取り出す。そして、取り出したメモリイメージをその
まま転送すると転送データサイズが大きくなりネットワ
ーク負荷が高くなるので、データ圧縮を行う。データ圧
縮手段については、種々の既存の技術を利用する。
【0034】ダンプデータ送信手段303は、情報取得
手段301からデータの送信先を入手し、LAN1を経
由してデータ送信を行う。送信データには、圧縮したメ
モリイメージにUDPプロトコルのヘッダ、すなわちL
AN1の通信媒体にヘッダを付加する。LAN1は、汎
用的にはEthernetであるが、ホスト間接続が可能な媒体
であれば既存の技術を利用することができる。
【0035】データの送信先がクラスタ管理ノード10
の場合には、ダンプファイル出力手段103が、転送さ
れたデータの受信を行う。ダンプファイル出力手段10
3は、共有ディスク50上のダンプファイル501に受
信したデータを出力し、出力完了報告をダンプデータ送
信手段303に返す。
【0036】完了報告を受けたダンプデータ送信手段3
03は、次のデータ要求をダンプデータ採取手段302
に送り、ダンプデータ採取手段302がメモリの次の位
置のデータを圧縮し、ダンプデータ送信手段303に送
信を依頼する。上記の動作は、メモリの最後までの送信
が完了するまで繰り返される。
【0037】ダンプファイル出力手段103は、受信し
たデータからUDPプロトコルのヘッダ部分を取り除
き、メモリイメージの圧縮データだけを取り出して、順
次にファイルに追加する。
【0038】クラスタ管理ノード10上のノード状態管
理手段101は、ノード30に障害が発生し、メモリダ
ンプ採取を開始したことを操作員にメッセージとして知
らせ、またダンプ採取が完了したこと、ダンプファイル
が共有ディスク50上のダンプファイル501に採取さ
れたことを通知する。
【0039】操作員は、クラスタ管理ノード10上のメ
モリダンプ参照手段104を使って、メモリダンプの解
析を行うことができる。メモリダンプ参照手段104
は、解析者とインタラクティブに対応し、解析者の指示
したアドレスから必要な長さ分のデータを圧縮ファイル
から取り出し、伸張し、表示する。
【0040】また、遠隔地にいるシステム保守員に対し
てもネットワークを経由することで、任意のホスト20
上のメモリダンプ参照手段202または他のノードのメ
モリダンプ参照手段304や404を使ってメモリダン
プの解析を行う様指示することもできる。
【0041】上記のように、本発明によるメモリダンプ
採取方式は、多数のノードから構成されるクラスタシス
テムにおいて、システム障害発生時のメモリダンプを共
有ディスクに採取することにより、任意のホストから採
取されたダンプデータの解析ができる。
【0042】ところで、ノード40においても障害が発
生した場合のダンプファイルの出力先はクラスタ管理ノ
ード経由とすることもできるが、ノード30のダンプフ
ァイル出力手段103と重なって負荷が高くなることが
懸念される。そこで、クラスタ管理ノード10のダンプ
ファイル指定手段102は、ノード40に対しては任意
のホスト20上のダンプファイル出力手段201を利用
するよう指示を出す。
【0043】すなわち、クラスタ管理ノード10のダン
プファイル指定手段102は、ノード40に対しては、
任意のホスト20経由で、共有ディスク50上のダンプ
ファイル502を指示する。
【0044】ノード40は、外部ディスクに格納された
起動OS42がメモリ41にロードされシステム運用を
開始する。情報取得手段401は、クラスタ管理ノード
10のダンプファイル指定手段102からダンプファイ
ルの出力先の指示を受ける。
【0045】具体的には、ダンプファイル出力手段が動
作しているホストのIPアドレスとUDPプロトコルの
ポート番号が指示される。ノード上のダンプデータ送信
手段は、OS上で動作するものでないので、TCP/I
Pプロトコルではなく、UDPプロトコルを利用する。
【0046】起動OS42にシステム運用を継続できな
い障害が発生すると、ダンプデータ採取手段402に制
御を移行する。ダンプデータ採取手段402は、メモリ
41上の一部分のデータを圧縮し、ダンプデータ送信手
段403に送信を依頼する。
【0047】障害発生時にメモリのどの部分を採取する
かは、OSに依存しており、ダンプデータ採取手段40
2は、OSの管理テーブル等を参照し、解析に必要な箇
所を取り出す。そして、取り出したメモリイメージをそ
のまま転送すると転送データサイズが大きくなりネット
ワーク負荷が高くなるので、データ圧縮を行う。データ
圧縮手段については、種々の既存の技術を利用する。
【0048】ダンプデータ送信手段403は、情報取得
手段401からデータの送信先を入手し、LAN1を経
由してデータ送信を行う。送信データには、圧縮したメ
モリイメージにUDPプロトコルのヘッダ、すなわち、
LAN1の通信媒体にヘッダを付加する。LAN1は、
汎用的にはEthernetであるが、ホスト間接続が可能な媒
体であれば既存の技術を利用することができる。
【0049】ここでは、データ送信先は任意のホスト2
0であるので、ダンプファイル出力手段201が、転送
されたデータの受信を行う。ダンプファイル出力手段2
01は、共有ディスク50上のダンプファイル502に
受信したデータを出力し、出力完了報告をダンプデータ
送信手段403に返す。
【0050】完了報告を受けたダンプデータ送信手段4
03は、次のデータ要求をダンプデータ採取手段402
に送り、ダンプデータ採取手段402がメモリの次の位
置のデータを圧縮し、ダンプデータ送信手段403に送
信を依頼する。上記の動作はメモリの最後までの送信が
完了するまで繰り返される。
【0051】ダンプファイル出力手段201は、受信し
たデータからUDPプロトコルのヘッダ部分を取り除
き、メモリイメージの圧縮データだけを取り出して、順
次にファイルに追加する。ファイルへの出力は、任意の
ホスト20のOSに依存したものであり、ダンプデータ
出力手段201は、任意のホスト20のファイルシステ
ム形式およびディスク入出力処理に依存している。
【0052】クラスタ管理ノード10上のノード状態管
理手段101は、ノード40に障害が発生し、メモリダ
ンプ採取を開始したことを操作員にメッセージとして知
らせ、またダンプ採取が完了したこと、ダンプファイル
が共有ディスク50上のダンプファイル502に採取さ
れたことを通知する。
【0053】操作員は、クラスタ管理ノード10上のメ
モリダンプ参照手段104を使って、メモリダンプの解
析を行うことができる。メモリダンプ参照手段104
は、解析者とインタラクティブに対応し、解析者の指示
したアドレスから必要な長さ分のデータを圧縮ファイル
から取り出し、伸張し、表示する。
【0054】また、任意のホスト20上のメモリダンプ
参照手段202または他のノードのメモリダンプ参照手
段304や404を使ってメモリダンプの解析を行う様
指示することもできる。
【0055】上記のように、本発明によるメモリダンプ
採取方式は、任意のホストマシンに対しても同様な方式
でダンプファイルの出力を行うことができる。すなわ
ち、ホストマシンのOSに依存したファイルシステムの
形式およびディスク入出力の方式を意識せずに、ダンプ
ファイルの出力を行うことができる。
【0056】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば次の効果が得られる。
【0057】第一の効果は、多数のノードから構成され
るクラスタシステムにおいて、システム障害発生時のメ
モリダンプ採取処理の負荷を分散することができること
である。その理由は、クラスタ管理ノードにおいて、配
下のノードの状態を管理し、ダンプファイルの出力先を
動的に変更することが可能であるからである。
【0058】第二の効果は、共有ディスクを使用するこ
とにより、任意のホストから採取されたダンプデータの
解析ができることである。その理由は、従来システムに
おけるメモリダンプは、当該システムに接続されたディ
スクへの出力、または、特定のホストマシンへの出力で
あったため、出力されたダンプファイルを参照するため
には、そのシステムが再起動しないと参照できなかった
が、本発明では共有ディスクを参照できる他のホストか
ら自由に参照できるからである。
【0059】第三の効果は、ダンプファイルの送信処理
を送信先のOSに依存せず実行できることである。その
理由は、実際のファイル出力処理を障害発生したノード
マシン上でなく、ネットワーク上の別マシンで行うこと
により、各マシンに依存した出力処理を実装することが
できるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すブロック図。
【符号の説明】
1 LAN 2 専用バス 10 クラスタ管理ノード 20 任意のホスト 30,40 ノード 31,41 メモリ 32,42 起動OS 50 共有ディスク 101 ノード状態管理手段 102 ダンプファイル指定手段 103,201 ダンプファイル出力手段 104,202,304,404 メモリダンプ参照
手段 301,401 情報取得手段 302,402 ダンプデータ採取手段 303,403 ダンプデータ送信手段 501,502 ダンプファイル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノードを有するクラスタシステム
    において、前記複数のノードにネットワークを介して接
    続されるクラスタ管理ノードと、前記クラスタ管理ノー
    ドを含む各ノードに専用バスを介して接続される共有デ
    ィスクと、前記クラスタ管理ノードに指示されて,障害
    発生時の各ノードのメモリダンプを前記共有ディスクに
    格納し,前記共有ディスクに格納されたメモリダンプを
    前記各ノードから参照する手段を具備することを特徴と
    するメモリダンプ採取方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のメモリダンプ採取方式に
    おいて、前記クラスタ管理ノードは、クラスタシステム
    を構成する各ノードの状態を管理するノード状態管理手
    段と、各ノードのメモリダンプを格納する共有ディスク
    上のファイルを指示するダンプファイル指定手段と、前
    記各ノードからダンプデータを受信しそれを該当のダン
    プファイルに書き込むダンプファイル出力手段と、前記
    共有ディスク上のダンプファイルからダンプデータを読
    み出すメモリダンプ参照手段とを備えることを特徴とす
    るメモリダンプ採取方式。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のメモリダンプ採
    取方式において、前記クラスタシステムを構成する各ノ
    ードは、前記クラスタ管理ノードに指示されて起動し前
    記ダンプファイル指定手段からダンプファイルに関する
    指定情報を受信する情報取得手段と、障害発生時に自メ
    モリからダンプデータを取り込むダンプデータ採取手段
    と、前記指定情報が指示するダンプファイル出力手段に
    前記ダンプデータを送信するダンプデータ送信手段と、
    前記共有ディスク上のダンプファイルからダンプデータ
    を読み出すメモリダンプ参照手段とを備えることを特徴
    とするメモリダンプ採取方式。
  4. 【請求項4】 請求項1,2,または3記載のメモリダ
    ンプ採取方式において、前記クラスタシステムは前記ネ
    ットワークおよび前記専用バスにそれぞれ接続された任
    意のホストを有し、前記任意のホストは前記クラスタ管
    理ノードに指示されてその機能の一部を受け持つことを
    特徴とするメモリダンプ採取方式。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3,または4記載のメモ
    リダンプ採取方式において、前記任意のホストは、前記
    各ノードからダンプデータを受信しそれを該当のダンプ
    ファイルに書き込むダンプファイル出力手段と、前記共
    有ディスク上のダンプファイルからダンプデータを読み
    出すメモリダンプ参照手段とを備えることを特徴とする
    メモリダンプ採取方式。
  6. 【請求項6】 クラスタ管理ノードを含む複数のノード
    をネットワークで接続したクラスタシステムにおいて、
    前記複数のノードに専用バスを介して接続される共有デ
    ィスクを備え、障害発生時には各ノードは自ノードのメ
    モリからダンプデータを採取し,前記ネットワークを介
    して前記クラスタ管理ノードに前記ダンプデータを送信
    し,前記クラスタ管理ノードは前記専用バスを介して前
    記共有ディスクのダンプファイルに前記各ノードから受
    信したダンプデータを格納し、障害解析時にはクラスタ
    管理ノードを含む各ノードは前記専用バスを介して前記
    共有ディスクのダンプファイルに格納されているダンプ
    データを参照することを特徴とするメモリダンプ採取方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のメモリダンプ採取方法に
    おいて、前記クラスタシステムは前記ネットワークおよ
    び前記専用バスにそれぞれ接続された任意のホストを備
    え、前記任意のホストは、障害発生時には前記クラスタ
    管理ノードから指示されたノードから前記ネットワーク
    を介して前記ノードのダンプデータを受信し,前記専用
    バスを介して前記共有ディスクのダンプファイルに前記
    ダンプデータを格納し、障害解析時には前記専用バスを
    介して前記共有ディスクのダンプファイルに格納されて
    いるダンプデータを参照することを特徴とするメモリダ
    ンプ採取方法。
JP2001219961A 2001-07-19 2001-07-19 メモリダンプ採取方式および方法 Pending JP2003030011A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001219961A JP2003030011A (ja) 2001-07-19 2001-07-19 メモリダンプ採取方式および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001219961A JP2003030011A (ja) 2001-07-19 2001-07-19 メモリダンプ採取方式および方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003030011A true JP2003030011A (ja) 2003-01-31

Family

ID=19053858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001219961A Pending JP2003030011A (ja) 2001-07-19 2001-07-19 メモリダンプ採取方式および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003030011A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007334668A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Nec System Technologies Ltd メモリダンプ方法、クラスタシステム、それを構成するノードおよびプログラム
JP2009193231A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Nec Corp 情報処理装置、情報処理システム、制御方法及び制御プログラム
JP2010176345A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Nec Corp マルチノードシステム、ノード、メモリダンプ処理方法、及びプログラム
JP2011076344A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Fujitsu Ltd 情報処理装置,情報処理装置の制御方法および制御プログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007334668A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Nec System Technologies Ltd メモリダンプ方法、クラスタシステム、それを構成するノードおよびプログラム
JP2009193231A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Nec Corp 情報処理装置、情報処理システム、制御方法及び制御プログラム
JP2010176345A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Nec Corp マルチノードシステム、ノード、メモリダンプ処理方法、及びプログラム
JP2011076344A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Fujitsu Ltd 情報処理装置,情報処理装置の制御方法および制御プログラム
EP2312443A2 (en) 2009-09-30 2011-04-20 Fujitsu Limited Information processing apparatus, method of controlling information processing apparatus and control program
US8732531B2 (en) 2009-09-30 2014-05-20 Fujitsu Limited Information processing apparatus, method of controlling information processing apparatus, and control program

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7716319B2 (en) Computer system and method for managing log information
JP2003046569A (ja) 負荷テスト実行装置及びシステム、及びその方法、及びそのプログラム
US7111138B2 (en) Storage system and storage control device
CN101426025B (zh) 远程复制网络
US20080115144A1 (en) Method and Apparatus for Web Based Storage on Demand
US10140121B2 (en) Sending a command with client information to allow any remote server to communicate directly with client
US7499987B2 (en) Deterministically electing an active node
CN112616024A (zh) Usb摄像头数据获取方法、装置、电子设备和存储介质
US8683154B2 (en) Computer system and system control method
JP4964666B2 (ja) 冗長化された通信経路を切り替える計算機、プログラム及び方法
CN104516687A (zh) 一种Linux块设备的Windows远程映射方法
CN112035062B (zh) 云计算的本地存储的迁移方法、计算机设备及存储介质
JP2003030011A (ja) メモリダンプ採取方式および方法
JP2004118250A (ja) 計算機管理システム、管理プログラム
JP2008258846A (ja) イーサネットスイッチ及びリモートキャプチャシステム
CN114697205B (zh) 日志处理方法及装置
CN114490540B (zh) 数据存储方法、介质、装置和计算设备
CN116032796A (zh) 连线状态检测方法及相关设备
US8055719B2 (en) Performance and reduce network traffic for remote hardware data scan operations
US20100082675A1 (en) Method and apparatus for enabling wide area global name space
US10761883B2 (en) Program executing apparatus and program execution method
JP5033095B2 (ja) ストレージ管理媒介サーバ及びその制御方法
CN114051047B (zh) 一种会话消息的备份方法、装置、网络设备和存储介质
US20140122676A1 (en) Method and Apparatus For Web Based Storage On Demand
JP5708502B2 (ja) 情報保存システム、情報保存装置、及び、情報保存方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040803

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041130