【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用サンバイ
ザに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来車両用サンバイザは、車室内への光
を遮るための板状のバイザ本体と、そのバイザ本体を車
室天井面に回動可能に取付けるための支軸と、バイザ本
体を車室天井面に対して脱着可能に係止するためのフッ
クとを有していた。したがってバイザ本体は、車室天井
面に対して支軸の軸周りに回動可能であるとともに、回
動の際にはフックを介して車室天井面に係止され、支軸
とフックとを回動軸として車室天井面に沿った収納位置
とフロントガラスに沿った遮光位置との間で回動されて
いた。ところで、バイザ本体とフックとの係止構造は、
バイザ本体に設けられた略円柱状のサポート軸（係止
部）と、フックに設けられた係止凹部により構成されて
おり、サポート軸を係止凹部に係止させることでバイザ
本体がフックに対して脱着可能に係止されていた。しか
しサポート軸をフックに係止させる際には、サポート軸
をフックに押し当ててフックの係止凹部を拡開変形さ
せ、これによってサポート軸を係止凹部内に挿入する必
要があった。したがってバイザ本体をフックに取付ける
ためには、フックを弾性変形させる力が必要があって容
易ではなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
の問題点に鑑みて、バイザ本体をフックに対して容易に
取付けることができる構成を備えた車両用サンバイザを
提供することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、上記請求項に記載の通りの構成を備える車
両用サンバイザであることを特徴とする。請求項１に記
載の発明によれば、車両用サンバイザは、フックとバイ
ザ本体を有する。すなわち車両用サンバイザは、車室天
井面に取付けられるフックと、そのフックに脱着可能に
係止する係止部を有するバイザ本体とを有する。そして
フックと係止部は、磁石と磁性体、あるいは磁石と磁石
を介して引き合う構造になっている。例えば、係止部に
磁石が設けられ、フックに磁性体又は磁石が設けられ、
これらによって係止部とフックとが引き合う構造になっ
ている。
【０００５】したがってフックと係止部は、磁石の磁力
によって引き合い、これによって係止部がフックに係止
され、バイザ本体がフックに係止される。そのためバイ
ザ本体は、フックに対して容易に取付けられる（係止さ
れる）。なお磁石は、永久磁石に限定されず、電磁石な
どでもよい。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図にしたが
って説明する。車両用サンバイザ１は、図１に示すよう
に車室内への光を遮るためのバイザ本体２と、バイザ本
体２を車室天井面１０に取付けるための支軸５とを有す
るとともに、車室天井面１０に取付けられるブラケット
５０とフック３とを有する。
【０００７】支軸５は、図１に示すように縦軸と横軸を
有して略Ｌ字状に形成されており、横軸にバイザ本体２
が回動可能に取付けられている。また縦軸は、図１に示
すように車室天井面１０に取付けられるブラケット５０
に差込まれ、ブラケット５０を介して車室天井面１０に
回動可能に取付けられている。したがってバイザ本体２
は、支軸５の横軸を軸中心として回動することで車室天
井面１０に沿った収納位置と、フロントガラス１１に沿
った遮光位置との間で回動する。さらにバイザ本体２
は、縦軸を軸中心として回動することで、フロントガラ
ス１１に沿った遮光位置とサイドガラス１２に沿ったサ
イド位置との間で回動する。
【０００８】またバイザ本体２は、図１に示すように板
状であって、その上端の一端寄りには前記した支軸５が
取付けられている。また上端の他端寄りには、バイザ本
体２の一部が引っ込んだ形状の引込み部分２１が設けら
れ、その引込み部分２１を渡るように略円柱のサポート
軸２０が設けられている。このサポート軸２０は、図１
に示すように支軸５の横軸と同軸上に位置するように設
けられている。したがってサポート軸２０は、フック３
に係止されることで、バイザ本体２を支軸５の横軸と同
軸位置で支持し、バイザ本体２が車室天井面１０に沿っ
た位置と、フロントガラス１１に沿った位置との間で回
動する際の回動軸となって、その回動を補助する。なお
このサポート軸２０は、バイザ本体２と一体に設けられ
る形態であってもよいし、別体に設けられる形態であっ
てもよい。またこのサポート軸２０は、磁性体（例え
ば、鉄、ニッケル、コバルト等の金属）を素材として形
成されており、図２に示すようにフック３に係止される
ものであって、本発明の係止部に相当する。
【０００９】フック３は、図２，３に示すように樹脂を
主体に構成されたフック本体３０と、フック本体３０を
車室天井面１０に取付けるための取付ネジ３３と、磁石
によって成形された磁石部４とを主体に構成されてい
る。なお磁石部４は、本発明の磁石に相当する。フック
本体３０は、図２，３に示すように車室天井面１０に沿
う上面３７と、その上面３７から車室天井面１０側へ延
出する延出ピン３１を有する。またフック本体３０に
は、取付ネジ３３を取付けるために車室側の面から上面
３７に貫通するネジ取付孔３２を有し、このネジ取付孔
３２に取付ネジ３３が取付けられる。
【００１０】一方車室天井面１０は、図３に示すように
フック３を取付けるために二つの貫通孔１３，１４が設
けられている。したがってフック３の延出ピン３１が貫
通孔１３に挿入されることで、フック３が車室天井面１
０に対して位置決めされる。そしてネジ取付孔３２に取
付ネジ３３が挿入され、その取付ネジ３３の先端が貫通
孔１４に螺合（係止）されることで、フック３が車室天
井面１０に固定される。なお車室天井面１０は、図２に
示すようにボディー天井面１０ｂと、そのボディー天井
面１０ｂの車室側に装着された樹脂製のインナーパネル
１０ａとによって構成されている。
【００１１】またフック本体３０は、図２に示すように
断面略コ字状（図２では左右が逆である）に形成されて
おり、乗員側の一側面側（右側）を開口とした軸受部３
４を有する。この軸受部３４には、サポート軸２０が挿
入され、軸受部材３４がサポート軸２０を収容するが、
その開口幅は、サポート軸２０の径よりも広い。そのた
め軸受部３４は、その開口幅を拡開することなくサポー
ト軸２０を受け入れることができ、容易にサポート軸２
０を軸受部３４に挿入することができる。
【００１２】また軸受部３４は、図２に示すように開口
側に対する奥側の面に磁石部４を有する。したがって軸
受部３４にサポート軸２０が挿入されると、サポート軸
２０が磁石部４の磁力によって引き寄せられ、軸受部３
４がサポート軸２０を保持する。換言するとフック３と
サポート軸２０は、磁石部４とサポート軸２０の磁性体
を介して引き合い、これによってサポート軸２０がフッ
ク３に係止される。この磁石部４は、例えば希土類を基
材とする剛体状の磁石、ゴムを基材とする軟質性の磁
石、あるいは樹脂の中に小さな磁石を含有させて形成さ
れた永久磁石によって形成されている。
【００１３】またフック本体３０は、図２に示すように
磁石部４が突出しないようにするために磁石部４を収納
するための凹部を有し、この凹部に磁石部４が取付けら
れ、磁石部４がフック本体３０に収められる。なお磁石
部４は、凹部に収められるために、安定よくフック本体
３０に取付けられる。また磁石部４を含む軸受部３４の
奥側の面は、図２，３に示すように断面略半円状に形成
され、サポート軸２０の外周形状に沿う軸当接面３５を
形成している。したがってサポート軸２０は、広い面積
でフック３に接し、その接する面の大部分が、磁石部４
によって形成されている。
【００１４】またフック３は、図２に示すようにサポー
ト軸２０を下側から支持する支持部３６を有する。この
支持部３６の上面３６ａ、すなわちサポート軸２０を受
ける側の面は、図２に示すようにサポート軸２０が脱落
しにくいようにするために水平面、あるいはサポート軸
２０の挿入側が高くなった傾斜面となっている。したが
ってサポート軸２０は、支持部３６によってフック３か
ら脱落しにくくなっている。とりわけサポート軸２０
は、フック３に対して回動される際にフック３から脱落
しやすいが、この脱落を効果的に防止できる。
【００１５】以上のように車両用サンバイザ１が構成さ
れている。したがってサポート軸２０は、磁石部４の磁
力によってフック３に対して容易に取付けることがで
き、バイザ本体２をフック３に対して容易に取付けるこ
とができる。すなわち従来は、フック３を弾性変形する
力が必要であったが、この構造によるとその力が必要で
ない。そればかりか、サポート軸２０をフック３に近づ
けると、その磁石部４の磁力によってサポート軸２０が
フック３に引き寄せられ、容易にサポート軸２０がフッ
ク３に取付けられる。
【００１６】また本発明は、上記の実施形態に限定され
ず、次の形態であってもよい。
（１）上記の実施形態では、フックに磁石が設けられ、
サポート軸が磁性体によって形成されていた。しかしフ
ックが磁性体によって成形され、あるいはフックが磁性
体によって成形された部分を有し、サポート軸が磁石を
有する形態であってもよい。あるいはフックとサポート
軸の両方に磁石が設けられる形態であってもよい。これ
らによっても磁石の磁力によってサポート軸がフックに
容易に取付けられ、バイザ本体がフックに容易に取付け
られる。
（２）また上記の実施形態では、車両用サンバイザが支
軸を有していたが、支軸を有さず、バイザ本体が、複数
（例えば二つ）のサポート軸を有する形態であってもよ
い。すなわち車両用サンバイザは、複数のサポート軸
（係止部）を有するバイザ本体と、これらサポート軸を
係止するための複数のフックを有する形態であってもよ
い。そして、これらサポート軸とフックにも磁石の磁力
を利用する構成が設けられることで、バイザ本体を車室
天井面に容易に取付けることができる。そしてこの形態
によるとバイザ本体は、車室天井面から取外すことがで
きる構成であるため、取外したバイザ本体を他の用途に
使用できたり、他の場所へ取り付けたりすることもでき
る。
（３）また上記の実施形態では、磁石が永久磁石によっ
て形成されていたが、電磁石によって構成されるもので
あってもよい。
【００１７】
【発明の効果】本発明に係る車両用サンバイザによれ
ば、バイザ本体をフックに対して容易に取付けることが
できる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a sun visor for a vehicle. 2. Description of the Related Art A conventional sun visor for a vehicle includes a plate-shaped visor body for blocking light into a vehicle interior, a support shaft for rotatably mounting the visor body on a ceiling surface of the vehicle interior, and And a hook for detachably locking the visor main body to the ceiling surface of the passenger compartment. Therefore, the visor body is rotatable around the axis of the support shaft with respect to the cabin ceiling surface, and at the time of rotation, is locked to the cabin ceiling surface via a hook, so that the support shaft and the hook are connected to each other. It has been rotated as a rotation axis between a storage position along the ceiling surface of the vehicle compartment and a light blocking position along the windshield. By the way, the locking structure between the visor body and the hook,
It is composed of a substantially cylindrical support shaft (locking portion) provided on the visor main body and a locking concave portion provided on the hook. The visor main body is connected to the hook by locking the support shaft to the locking concave portion. On the other hand, it was detachably locked. However, when locking the support shaft to the hook, the support shaft must be pressed against the hook to expand and deform the locking recess of the hook, thereby inserting the support shaft into the locking recess. Therefore, it is not easy to attach the visor body to the hook because a force for elastically deforming the hook is required. [0003] In view of the above problems, the present invention has been made to provide a sun visor for a vehicle having a structure in which a visor body can be easily attached to a hook. Make it an issue. [0004] In order to solve the above-mentioned problems, the present invention is characterized in that it is a sun visor for a vehicle having a structure as described in the above claims. According to the first aspect of the present invention, a sun visor for a vehicle has a hook and a visor main body. That is, the sun visor for a vehicle has a hook attached to the ceiling surface of the vehicle compartment, and a visor main body having an engaging portion detachably engaged with the hook. The hook and the locking portion are structured to attract each other via the magnet and the magnetic material or the magnet and the magnet. For example, a magnet is provided in the locking portion, a magnetic body or a magnet is provided in the hook,
With these, the hook and the hook are structured to attract each other. [0005] Therefore, the hook and the locking portion are attracted by the magnetic force of the magnet, whereby the locking portion is locked to the hook, and the visor body is locked to the hook. Therefore, the visor body is easily attached (locked) to the hook. The magnet is not limited to a permanent magnet, but may be an electromagnet or the like. Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. As shown in FIG. 1, the vehicle sun visor 1 has a visor body 2 for blocking light from entering the vehicle interior, a support shaft 5 for attaching the visor body 2 to a vehicle interior ceiling surface 10, and a vehicle interior ceiling. It has a bracket 50 and a hook 3 attached to the surface 10. As shown in FIG. 1, the support shaft 5 has a vertical axis and a horizontal axis, and is formed in a substantially L-shape.
Are rotatably mounted. The vertical axis represents a bracket 50 attached to the cabin ceiling 10 as shown in FIG.
And is rotatably attached to the vehicle interior ceiling surface 10 via the bracket 50. Therefore, the visor body 2
By rotating about the horizontal axis of the support shaft 5 as an axis, the device rotates between a storage position along the vehicle interior ceiling surface 10 and a light shielding position along the windshield 11. Further visor body 2
Is rotated between the light shielding position along the windshield 11 and the side position along the side glass 12 by rotating about the vertical axis. The visor body 2 is plate-shaped as shown in FIG. 1, and the above-mentioned support shaft 5 is mounted near one end of the upper end thereof. In addition, near the other end of the upper end, a retracted portion 21 having a shape in which a part of the visor main body 2 is retracted is provided, and a substantially cylindrical support shaft 20 is provided so as to cross the retracted portion 21. This support shaft 20 is shown in FIG.
As shown in the figure, the support shaft 5 is provided so as to be coaxial with the horizontal axis. Therefore, the support shaft 20 is
, The visor body 2 is supported at a position coaxial with the horizontal axis of the support shaft 5, and the visor body 2 is positioned between the position along the vehicle interior ceiling surface 10 and the position along the windshield 11. And serves as a rotation axis when rotating, and assists the rotation. The support shaft 20 may be provided integrally with the visor body 2 or may be provided separately. The support shaft 20 is made of a magnetic material (for example, a metal such as iron, nickel, or cobalt) and is engaged with the hook 3 as shown in FIG. It corresponds to a locking portion. As shown in FIGS. 2 and 3, the hook 3 is formed of a hook main body 30 mainly composed of resin, mounting screws 33 for mounting the hook main body 30 to the passenger compartment ceiling surface 10, and magnets. It is mainly configured with the magnet unit 4. The magnet section 4 corresponds to the magnet of the present invention. As shown in FIGS. 2 and 3, the hook main body 30 has an upper surface 37 along the vehicle interior ceiling surface 10 and an extension pin 31 extending from the upper surface 37 to the vehicle interior ceiling surface 10 side. Further, the hook body 30 has a screw mounting hole 32 penetrating from the surface on the vehicle compartment side to the upper surface 37 for mounting the mounting screw 33, and the mounting screw 33 is mounted in the screw mounting hole 32. On the other hand, as shown in FIG. 3, two through holes 13 and 14 are provided on the ceiling surface 10 of the passenger compartment to mount the hooks 3 thereon. Therefore, when the extension pin 31 of the hook 3 is inserted into the through hole 13, the hook 3 is
Positioned relative to zero. Then, the mounting screw 33 is inserted into the screw mounting hole 32, and the tip of the mounting screw 33 is screwed (locked) into the through hole 14, so that the hook 3 is fixed to the passenger compartment ceiling surface 10. As shown in FIG. 2, the vehicle interior ceiling surface 10 includes a body ceiling surface 10b and a resin inner panel 10a mounted on the vehicle interior side of the body ceiling surface 10b. The hook body 30 has a substantially U-shaped cross section as shown in FIG. 2 (the left and right sides are inverted in FIG. 2), and a bearing having an opening on one side (right side) of the occupant side. Part 3
4 The support shaft 20 is inserted into the bearing portion 34, and the bearing member 34 accommodates the support shaft 20,
The opening width is wider than the diameter of the support shaft 20. Therefore, the bearing portion 34 can receive the support shaft 20 without expanding its opening width, and the support shaft 2 can easily be supported.
0 can be inserted into the bearing part 34. As shown in FIG. 2, the bearing portion 34 has a magnet portion 4 on a surface on the back side with respect to the opening side. Therefore, when the support shaft 20 is inserted into the bearing portion 34, the support shaft 20 is attracted by the magnetic force of the magnet portion 4, and the bearing portion 3
4 holds the support shaft 20. In other words, the hook 3 and the support shaft 20 attract each other via the magnet 4 and the magnetic material of the support shaft 20, whereby the support shaft 20 is locked to the hook 3. The magnet part 4 is formed of, for example, a rigid magnet based on a rare earth element, a soft magnet based on rubber, or a permanent magnet formed by including a small magnet in resin. . As shown in FIG. 2, the hook body 30 has a concave portion for accommodating the magnet portion 4 so that the magnet portion 4 does not protrude. The part 4 is housed in the hook body 30. The magnet portion 4 is stably attached to the hook main body 30 because it is housed in the concave portion. The inner surface of the bearing portion 34 including the magnet portion 4 is formed in a substantially semicircular cross section as shown in FIGS. 2 and 3, and forms a shaft contact surface 35 along the outer peripheral shape of the support shaft 20. I have. Therefore, the support shaft 20 is in contact with the hook 3 over a wide area, and most of the contact surface is in contact with the magnet portion 4.
Is formed by The hook 3 has a support portion 36 for supporting the support shaft 20 from below as shown in FIG. As shown in FIG. 2, the upper surface 36a of the support portion 36, that is, the surface on the side receiving the support shaft 20, has a horizontal surface or an inclined surface on the side where the support shaft 20 is inserted to prevent the support shaft 20 from falling off. Surface. Therefore, the support shaft 20 is hardly dropped from the hook 3 by the support portion 36. Especially the support shaft 20
Can easily fall off the hook 3 when it is rotated with respect to the hook 3, but this can be effectively prevented. The sun visor 1 for a vehicle is configured as described above. Therefore, the support shaft 20 can be easily attached to the hook 3 by the magnetic force of the magnet portion 4, and the visor body 2 can be easily attached to the hook 3. That is, conventionally, a force for elastically deforming the hook 3 was required, but according to this structure, the force is not required. In addition, when the support shaft 20 is brought closer to the hook 3, the magnetic force of the magnet part 4 draws the support shaft 20 to the hook 3, and the support shaft 20 is easily attached to the hook 3. The present invention is not limited to the above embodiment, but may be the following. (1) In the above embodiment, the magnet is provided on the hook,
The support shaft was formed of a magnetic material. However, the hook may be formed of a magnetic material, or the hook may have a portion formed of a magnetic material, and the support shaft may have a magnet. Alternatively, the magnet may be provided on both the hook and the support shaft. Also in these cases, the support shaft is easily attached to the hook by the magnetic force of the magnet, and the visor body is easily attached to the hook. (2) In the above-described embodiment, the vehicle sun visor has the support shaft. However, the vehicle visor does not have the support shaft, and the visor body may have a plurality (for example, two) of support shafts. Good. That is, the vehicle sun visor may have a visor main body having a plurality of support shafts (locking portions) and a plurality of hooks for locking the support shafts. Since the support shaft and the hook are also provided with a configuration utilizing the magnetic force of the magnet, the visor body can be easily mounted on the ceiling surface of the passenger compartment. According to this embodiment, the visor body can be removed from the ceiling of the passenger compartment, so that the removed visor body can be used for other purposes or can be attached to another place. (3) In the above embodiment, the magnet is formed by the permanent magnet, but may be formed by an electromagnet. According to the sun visor for a vehicle according to the present invention, the visor body can be easily attached to the hook.
【図面の簡単な説明】
【図１】車両用サンバイザの斜視図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線における断面図であって、フッ
ク及びサポート軸近傍の拡大図である。
【図３】フック、サポート軸近傍のバイザ本体、及び車
室天井面の一部の拡大斜視図であって、これらが取付け
られる前の状態を示す図である。
【符号の説明】
１…車両用サンバイザ
２…バイザ本体
３…フック
４…磁石部（磁石）
５…支軸
１０…車室天井面
２０…サポート軸（係止部）
５０…ブラケットBRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a perspective view of a vehicle sun visor. FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA of FIG. 1, and is an enlarged view near a hook and a support shaft. FIG. 3 is an enlarged perspective view of a hook, a visor main body in the vicinity of a support shaft, and a part of a ceiling surface of a passenger compartment, showing a state before these are attached. [Description of Signs] 1 ... Sun visor 2 for vehicle 2 ... Visor body 3 ... Hook 4 ... Magnet portion (magnet) 5 ... Support shaft 10 ... Ceiling ceiling surface 20 ... Support shaft (locking portion) 50 ... Bracket