JP2003023639A - データ伝送装置及び方法、データ伝送プログラム、並びに記録媒体 - Google Patents

データ伝送装置及び方法、データ伝送プログラム、並びに記録媒体

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JP2003023639A
JP2003023639A JP2001209725A JP2001209725A JP2003023639A JP 2003023639 A JP2003023639 A JP 2003023639A JP 2001209725 A JP2001209725 A JP 2001209725A JP 2001209725 A JP2001209725 A JP 2001209725A JP 2003023639 A JP2003023639 A JP 2003023639A
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JP2001209725A
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Satoshi Mihashi
聡 三橋
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Original Assignee
Sony Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送エラーが生じた場合に次のキーフレーム
を再生するタイミングまで表示が停止されるのを防止
し、また、伝送可能レートの低下や受信装置側の処理能
力の低下が起こった場合にも十分な画質と安定的な伝送
を確保する。 【解決手段】 RTPパケッタイザ50は、MPEG4
ビットストリームをパケット化して、受信装置2の逆パ
ケッタイザ70に供給する。伝送エラーが発生している
場合、逆パケッタイザ70は、エラー情報の記録された
状態情報をエラーハンドラ40に供給し、エラーハンド
ラ40は、制御情報Sとしてこのエラー情報をトランス
コーダ10の制御部に出力する。これにより制御部は、
フレーム間順方向予測符号化画像をフレーム内予測符号
化画像に変更するように制御する。また、制御部は、逆
パケッタイザ70からの情報に基づいて、伝送可能レー
トの低下や受信装置側の処理能力の低下に応じたビット
量、フレーム数等に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ伝送装置及
び方法、データ伝送プログラム、並びにデータ伝送プロ
グラムの記録された記録媒体に関し、特に、時系列のデ
ィジタルデータを符号化して送信し、受信側において、
これを受信して、リアルタイムで復号する場合等に用い
て好適なデータ伝送装置及び方法、データ伝送プログラ
ム、並びにデータ伝送プログラムの記録された記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネット上での映像(音声
及びビデオ)データの伝送には、ダウンロード型伝送方
式とストリーム型伝送方式とがある。このダウンロード
型伝送方式では、配信サーバから送信された映像ファイ
ルは、端末側で一旦コピーされ、その後、映像ファイル
のデータ(映像データ)が再生されることとなる。この
ため、この方式では、ファイルの転送が完了するまで
は、端末側ではデータの再生を行うことができず、ダウ
ンロード型伝送方式は、映像データ等の長時間再生に
は、不向きである。
【0003】一方、ストリーム型伝送方式では、配信サ
ーバから端末への伝送が行われている間にも、受信した
データの再生が行われる。このストリーム型伝送方式
は、IETF(Internet Engineering Task Force)の
RFC1889において規定されているRTP(Real-T
ime Transport Protocol)と呼ばれるプロトコルを用い
るものが主流となっている。
【0004】従来のRTPによる映像データの伝送方法
を図6を用いて説明する。図6に示すように、配信サー
バ(送信側)とパーソナルコンピュータ等の端末(受信
側)とは、インターネットにおけるモデム、ISDN
(Integrated Service DigitalNetwork)、LAN(Loc
al Area Network)等の有線回線により接続され、RT
Pにより映像データの伝送が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このRTP
は、UDP(User Datagram Protocol)上に実装された
プロトコルである。このRTPによるデータ伝送では、
送信側と受信側との間で時間情報としてのタイムスタン
プにより各パケットに対する処理の同期が取られてお
り、同期外れ(到着遅延)パケットや送信エラーが発生
したエラーパケットを検出することができる。しかし、
エラーが発生しても再送要求は行われず、エラーパケッ
トを破棄し、上位のパケットを受け取るプログラムにエ
ラー発生のみを知らせるようになっている。このため、
このような送信、受信を行うシステム上では、RTPの
レイヤの上位のプログラムで再送要求を行い、受信した
データと再送されたデータとの順序の並べ替えを行う必
要があるが、このような再送を行っても、ネットワーク
の状況によっては、データが欠落したままになることが
ある。
【0006】また、システムを簡略化するためにデータ
の再送を行わないシステムも存在する。このような場
合、送信エラーが発生すると、再生画像の表示をエラー
が起きる直前のフレームで停止し、次にIピクチャ(フ
レーム内予測符号化画像)等の、他のフレームを参照せ
ずにそのフレームのデータだけで再生可能なフレーム
(以下、適宜、キーフレームという。)を表示するタイ
ミングになると、正常な表示を再開するようにする手法
がとられている。
【0007】また、システムの簡略化のため、エラーパ
ケットのみを破棄し、残りのデータで再生を行う手法も
存在する。この場合、フレーム間予測符号化を用いてい
るため、欠落フレームにより参照画像が正しく表示され
ず、再生画像が符号化側と異なる違和感のある映像が表
示される。
【0008】特に、MPEG4(Moving Picture Exper
ts Group 4) SPを用いた低ビットレートの伝送で
は、符号化効率を考慮して、シーンチェンジのない映像
では、キーフレームを伝送する間隔が一般には約6秒と
長いのが現状である。このため、キーフレームの伝送直
後やキーフレーム自体にエラーが発生すると、上述のよ
うに表示を数秒間にわたって停止するか、又はエラーの
ある不自然な映像を数秒間表示することになるという問
題があった。
【0009】RTPを用いてデータを伝送し、リアルタ
イムで復号する場合には、別の問題も存在する。例え
ば、インターネット等のネットワークを介して、送信側
から受信側に映像データ等のディジタルデータを伝送す
る場合においては、一般に、ディジタルデータのデータ
レートの方がネットワークの伝送帯域(伝送可能レー
ト)よりも高いため、送信側でディジタルデータを圧縮
符号化し、符号化データとしてから送信し、受信側でそ
の符号化データを復号するようになされている。
【0010】しかし、不特定多数で伝送路を共有して使
用しているため、伝送可能レートは、トラフィック量に
起因して刻一刻と変化している。従って、符号化データ
を受信しながら、それをリアルタイムで復号するような
場合は、ネットワークの伝送可能レートが符号化データ
のデータレートよりも小さくなると、符号化データの送
信が間に合わなくなり、ディジタルデータをリアルタイ
ムで復号、再生することが困難となる。
【0011】この伝送可能レートの変化は、予測不可能
であるが、一旦伝送エラーが発生した場合、次も同じデ
ータレートで伝送しようとすると、エラーの起きる可能
性が高くなると考えられる。
【0012】しかし、従来、符号化側においては、伝送
エラーの発生の有無に関わらず、一定のビットレートで
符号化を行うため、エラーの起きた後も同じデータレー
トで伝送が行われ、再度伝送エラーの発生する可能性が
高くなるという問題があった。
【0013】また、インターネット等では、符号化デー
タの送信が間に合わなくなるようなことがなるべく生じ
ないようなシステム設計がなされているが、受信側のハ
ードウェアの性能やデコーダの復号方法等に起因して、
ディジタルデータをリアルタイムで復号、再生すること
が困難となるという問題があった。
【0014】すなわち、例えば、送信側におけるエンコ
ーダの符号化方法が複雑なものであると、一般に、その
ようなエンコーダによって符号化された符号化データを
復号するデコーダの復号方法も複雑なものとなる。この
場合、受信側のハードウェアが、その複雑な復号方法に
対象可能な処理能力を有していないと、ディジタルデー
タの復号がその再生に間に合わなくなる。また、デコー
ダによる符号化データの復号処理時間は、受信側のハー
ドウェアの処理能力に大きく影響されるため、例えば他
の処理や省電力モード等の影響で、受信側のハードウェ
アの処理能力が送信側が予想するものよりも低いと、符
号化データの処理に費やされる時間が、送信側が予想す
る時間よりも長くなってしまい、ディジタルデータをリ
アルタイムで復号、再生することが困難となる。このよ
うな場合、伝送された符号化データを復号後、再生部分
でフレームの表示すべき時刻と現時刻とを比較し、フレ
ームの破棄を行うことになる。
【0015】また、そもそも受信側に、伝送された符号
化データを受信、復号、再生する処理能力がない場合に
も、フレームの破棄が行われ、ディジタルデータの内容
をスムーズに再生することができない。
【0016】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
提案されたものであり、伝送エラーが生じた場合に次の
キーフレームを再生するタイミングまで表示が停止され
るのを防止し、また、伝送可能レートの低下や受信側の
処理能力の低下が起こった場合にも十分な画質と安定的
な伝送を確保するデータ伝送装置及びその方法、データ
伝送プログラム、並びにデータ伝送プログラムの記録さ
れた記録媒体を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明に係るデータ伝送装置は、画像を符号化
した符号化データを、所定の伝送レートの伝送路を介し
て受信装置に伝送するデータ伝送装置であって、上記画
像を符号化して上記符号化データとして出力する符号化
手段と、上記符号化データが伝送された上記受信装置か
ら入力した状態情報に応じてエラー情報を出力する送受
信手段と、上記送受信手段から入力した上記エラー情報
に基づいて、フレーム間順方向予測符号化画像をフレー
ム内予測符号化画像に変更するように制御する制御手段
とを備えることを特徴としている。
【0018】ここで、上記エラー情報は、上記受信装置
に伝送された上記符号化データのうち、フレーム内予測
符号化画像又はフレーム間予測符号化画像に発生したエ
ラーに関する情報である。
【0019】このようなデータ伝送装置は、フレーム内
予測符号化画像又はフレーム間予測符号化画像にエラー
が発生すると、フレーム間順方向予測符号化画像をフレ
ーム内予測符号化画像に変更するように制御する。
【0020】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係るデータ伝送装置は、画像を符号化した符号化
データを、所定の伝送レートの伝送路を介して受信装置
に伝送するデータ伝送装置であって、上記画像を符号化
して上記符号化データとして出力する符号化手段と、上
記符号化データが伝送された上記受信装置から入力した
状態情報に応じて実際に伝送されたビット量の情報を出
力する送受信手段と、上記送受信手段から入力した所定
単位時間のビット量と当該単位時間に上記符号化手段に
おいて生成されたビット量とに基づいて、生成するビッ
ト量を変更するように制御する制御手段とを備えること
を特徴としている。
【0021】このようなデータ伝送装置は、所定単位時
間に受信装置に伝送されたビット量と当該単位時間に符
号化手段において生成されたビット量とに基づいて、生
成するビット量を変更する。
【0022】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係るデータ伝送装置は、画像を符号化した符号化
データを、所定の伝送レートの伝送路を介して受信装置
に伝送するデータ伝送装置であって、上記画像を符号化
して上記符号化データとして出力する符号化手段と、上
記符号化データが伝送された上記受信装置から入力した
状態情報に応じて実際に再生されたフレーム数の情報を
出力する送受信手段と、上記送受信手段から入力した所
定単位時間のフレーム数と当該単位時間に上記符号化手
段において生成されたフレーム数とに基づいて、生成す
るフレーム数を変更するように制御する制御手段とを備
えることを特徴としている。
【0023】ここで、上記制御手段は、上記符号化手段
において生成するビット量又は上記符号化データの解像
度を変更するように制御しても構わない。
【0024】このようなデータ伝送装置は、所定単位時
間に受信装置で再生されたフレーム数と当該単位時間に
符号化手段において生成されたフレーム数とに基づい
て、生成するフレーム数等を変更する。
【0025】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係るデータ伝送方法は、データ伝送装置が、画像
を符号化した符号化データを所定の伝送レートの伝送路
を介して受信装置に伝送するデータ伝送方法であって、
上記データ伝送装置が上記画像を符号化して上記符号化
データとして上記受信装置に出力する符号化工程と、上
記受信装置がエラー情報を含む状態情報を上記データ伝
送装置に出力する状態情報出力工程と、上記データ伝送
装置が上記状態情報に応じて当該データ伝送装置の制御
手段に上記エラー情報を出力するエラー情報出力工程
と、上記制御手段が上記エラー情報に基づいて、フレー
ム間順方向予測符号化画像をフレーム内予測符号化画像
に変更するように制御する制御工程とを有することを特
徴としている。
【0026】ここで、上記エラー情報は、上記受信装置
に伝送された上記符号化データのうち、フレーム内予測
符号化画像又はフレーム間予測符号化画像に発生したエ
ラーに関する情報である。
【0027】このようなデータ伝送方法は、フレーム内
予測符号化画像又はフレーム間予測符号化画像にエラー
が発生すると、フレーム間順方向予測符号化画像をフレ
ーム内予測符号化画像に変更するように制御する。
【0028】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係るデータ伝送方法は、データ伝送装置が、画像
を符号化した符号化データを所定の伝送レートの伝送路
を介して受信装置に伝送するデータ伝送方法であって、
上記データ伝送装置が上記画像を符号化して上記符号化
データとして上記受信装置に出力する符号化工程と、上
記受信装置が実際に伝送されたビット量の情報を含む状
態情報を上記データ伝送装置に出力する状態情報出力工
程と、上記データ伝送装置が上記状態情報に応じて上記
実際に伝送されたビット量の情報を当該データ伝送装置
の制御手段に出力する出力工程と、上記制御手段が所定
単位時間のビット量の情報と当該単位時間に上記符号化
工程にて生成されたビット量とに基づいて、生成するビ
ット量を変更するように制御する制御工程とを有するこ
とを特徴としている。
【0029】このようなデータ伝送方法は、所定単位時
間に受信装置に伝送されたビット量と当該単位時間に符
号化工程にて生成されたビット量とに基づいて、生成す
るビット量を変更する。
【0030】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係るデータ伝送方法は、データ伝送装置が、画像
を符号化した符号化データを所定の伝送レートの伝送路
を介して受信装置に伝送するデータ伝送方法であって、
上記データ伝送装置が上記画像を符号化して上記符号化
データとして上記受信装置に出力する符号化工程と、上
記受信装置が実際に再生されたフレーム数の情報を含む
状態情報を上記データ伝送装置に出力する状態情報出力
工程と、上記データ伝送装置が上記状態情報に応じて実
際に再生されたフレーム数の情報を当該データ伝送装置
の制御手段に出力する出力工程と、上記制御手段が所定
単位時間の上記フレーム数の情報と当該単位時間に上記
符号化工程にて生成されたフレーム数とに基づいて、生
成するフレーム数を変更するように制御する制御工程と
を有することを特徴としている。
【0031】ここで、上記制御工程では、上記符号化工
程にて生成するビット量又は上記符号化データの解像度
を変更するように制御しても構わない。
【0032】このようなデータ伝送方法は、所定単位時
間に受信装置で再生されたフレーム数と当該単位時間に
符号化工程にて生成されたフレーム数とに基づいて、生
成するフレーム数等を変更する。
【0033】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係るデータ伝送プログラムは、画像を符号化した
符号化データを、所定の伝送レートの伝送路を介して受
信装置に伝送するデータ伝送プログラムであって、上記
画像を符号化して上記符号化データとして出力する符号
化工程と、上記符号化データが伝送された上記受信装置
から入力した状態情報に応じてエラー情報を出力する送
受信工程と、上記送受信工程にて入力された制御情報に
基づいて、フレーム間順方向予測符号化画像をフレーム
内予測符号化画像に変更するように制御する制御工程と
を有することを特徴としている。
【0034】ここで、上記エラー情報は、上記受信装置
に伝送された上記符号化データのうち、フレーム内予測
符号化画像又はフレーム間予測符号化画像に発生したエ
ラーに関する情報である。
【0035】このようなデータ伝送プログラムは、フレ
ーム内予測符号化画像又はフレーム間予測符号化画像に
エラーが発生すると、フレーム間順方向予測符号化画像
をフレーム内予測符号化画像に変更するように制御す
る。
【0036】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係るデータ伝送プログラムは、画像を符号化した
符号化データを、所定の伝送レートの伝送路を介して受
信装置に伝送するデータ伝送プログラムであって、上記
画像を符号化して上記符号化データとして出力する符号
化工程と、上記符号化データが伝送された上記受信装置
から入力した状態情報に応じて実際に伝送されたビット
量の情報を出力する送受信工程と、上記送受信工程にて
入力された所定単位時間のビット量と当該単位時間に上
記符号化工程にて生成されたビット量とに基づいて、生
成するビット量を変更するように制御する制御工程とを
有することを特徴としている。
【0037】このようなデータ伝送プログラムは、所定
単位時間に受信装置に伝送されたビット量と当該単位時
間に符号化工程にて生成されたビット量とに基づいて、
生成するビット量を変更する。
【0038】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係るデータ伝送プログラムは、画像を符号化した
符号化データを、所定の伝送レートの伝送路を介して受
信装置に伝送するデータ伝送プログラムであって、上記
画像を符号化して上記符号化データとして出力する符号
化工程と、上記符号化データが伝送された上記受信装置
から入力した状態情報に応じて実際に再生されたフレー
ム数の情報を出力する送受信工程と、上記送受信工程に
て入力された所定単位時間のフレーム数と当該単位時間
に上記符号化工程にて生成されたフレーム数とに基づい
て、生成するフレーム数を変更するように制御する制御
工程とを有することを特徴としている。
【0039】ここで、上記制御工程では、上記符号化工
程にて生成するビット量又は上記符号化データの解像度
を変更するように制御しても構わない。
【0040】このようなデータ伝送プログラムは、所定
単位時間に受信装置で再生されたフレーム数と当該単位
時間に符号化工程にて生成されたフレーム数とに基づい
て、生成するフレーム数等を変更する。
【0041】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係る記録媒体は、画像を符号化した符号化データ
を、所定の伝送レートの伝送路を介して受信装置に伝送
するデータ伝送プログラムが記録された記録媒体であっ
て、上記データ伝送プログラムは、上記画像を符号化し
て上記符号化データとして出力する符号化工程と、上記
符号化データが伝送された上記受信装置から入力した状
態情報に応じてエラー情報を出力する送受信工程と、上
記送受信工程にて入力された上記エラー情報に基づい
て、フレーム間順方向予測符号化画像をフレーム内予測
符号化画像に変更するように制御する制御工程とを有す
ることを特徴するデータ伝送プログラムが記録されてい
る。
【0042】ここで、上記エラー情報は、上記受信装置
に伝送された上記符号化データのうち、フレーム内予測
符号化画像又はフレーム間予測符号化画像に発生したエ
ラーに関する情報である。
【0043】このような記録媒体に記録されているデー
タ伝送プログラムは、フレーム内予測符号化画像又はフ
レーム間予測符号化画像にエラーが発生すると、フレー
ム間順方向予測符号化画像をフレーム内予測符号化画像
に変更するように制御する。
【0044】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係る記録媒体は、画像を符号化した符号化データ
を、所定の伝送レートの伝送路を介して受信装置に伝送
するデータ伝送プログラムが記録された記録媒体であっ
て、上記データ伝送プログラムは、上記画像を符号化し
て上記符号化データとして出力する符号化工程と、上記
符号化データが伝送された上記受信装置から入力した状
態情報に応じて実際に伝送されたビット量の情報を出力
する送受信工程と、上記送受信工程にて入力された所定
単位時間の制御情報と当該単位時間に上記符号化工程に
て生成されたビット量とに基づいて、生成するビット量
を変更するように制御する制御工程とを有することを特
徴とするデータ伝送プログラムが記録されている。
【0045】このような記録媒体に記録されているデー
タ伝送プログラムは、所定単位時間に受信装置に伝送さ
れたビット量と当該単位時間に符号化工程にて生成され
たビット量とに基づいて、生成するビット量を変更す
る。
【0046】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係る記録媒体は、画像を符号化した符号化データ
を、所定の伝送レートの伝送路を介して受信装置に伝送
するデータ伝送プログラムが記録された記録媒体であっ
て、上記データ伝送プログラムは、上記画像を符号化し
て上記符号化データとして出力する符号化工程と、上記
符号化データが伝送された上記受信装置から入力した状
態情報に応じて実際に再生されたフレーム数の情報を出
力する送受信工程と、上記送受信工程にて入力された所
定単位時間の制御情報と当該単位時間に上記符号化工程
にて生成されたフレーム数とに基づいて、生成するフレ
ーム数を変更するように制御する制御工程とを有するこ
とを特徴とするデータ伝送プログラムが記録されてい
る。
【0047】ここで、データ伝送プログラムにおいて、
上記制御工程では、上記符号化工程にて生成するビット
量又は上記符号化データの解像度を変更するように制御
しても構わない。
【0048】このような記録媒体に記録されているデー
タ伝送プログラムは、所定単位時間に受信装置で再生さ
れたフレーム数と当該単位時間に符号化工程にて生成さ
れたフレーム数とに基づいて、生成するフレーム数等を
変更する。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。この実施の形態は、トランスコーダにおいてMPE
G2(MovingPicture Experts Group 2)ビットストリ
ームをMPEG4ビットストリームに変換し、このMP
EG4ビットストリームを後述するように再生機能を有
する受信装置に伝送し、受信装置においてリアルタイム
に復号、再生するものである。
【0050】先ず、このトランスコーダの構成について
図1を用いて説明する。図1に示すトランスコーダ10
において、パーサー部11は、入力されたMPEG2ビ
ットストリームから所定の情報を抽出し、その情報に従
って以下の再符号化処理を実行する。このパーサー部1
1は、特に、符号量制御に必要な情報を後述する符号量
制御部19に供給する。
【0051】可変長復号部12は、MPEG2ビットス
トリームを可変長復号し、量子化された離散コサイン係
数を逆量子化部13に供給する。また、可変長復号部1
2は、動きベクトル及び予測モードの情報を動き補償部
17とスケーラ18とに供給する。
【0052】逆量子化部13は、量子化された離散コサ
イン係数を逆量子化し、得られた離散コサイン係数を逆
DCT(Discrete Cosine Transformation)部14に供
給し、逆DCT部14は、離散コサイン係数を逆DCT
し、演算器15に供給する。
【0053】演算器15には、逆DCT部14の出力デ
ータの他、動き補償部17の出力データも供給されてい
る。すなわち、動き補償部17は、フレームメモリ16
に記憶されている、既に復号された画像データを、可変
長復号部12からの動きベクトル及び予測モードに従っ
て読み出し、予測画像データとして演算器15に供給す
る。演算器15は、逆DCT部14の出力データと動き
補償部17からの予測画像データとを加算することで、
元の画像データを復号する。
【0054】スケーラ18は、可変長復号部12から供
給された動きベクトル及び予測モードの情報をMPEG
4の動きベクトル及び予測モードに変換する。
【0055】制御部19における符号量制御部20は、
パーサー部11から供給される情報と後述する可変長符
号化部25から供給されるフィードバック情報とに基づ
いて、後述する量子化部24における量子化ステップ等
を制御する。また、制御部19には、後述するように、
受信側情報Sが入力される。
【0056】解像度変換部21は、MPEG4ビットス
トリームに変換するための解像度変換を行う。すなわ
ち、水平方向については、例えばローパスフィルタによ
り1/2の間引きを行う。垂直方向については、例えば
トップフィールド又はボトムフィールドの何れかを削除
することにより、1/2の間引き処理を行う。ここで、
例えば、入力されたMPEG2ビットストリームがNT
SC(National Television System Committee)の規格
に準拠したもの、つまり720×480画素、30Hz
のインタレース画像であった場合、解像度変換部20に
おける変換後の画枠は360×240画素ということに
なるが、後続のMPEG4ビットストリームに符号化す
る際、マクロブロック単位の処理を行うには、水平方
向、垂直方向ともに、その画素数が16の倍数である必
要がある。従って、このための画素の補填又は廃棄を解
像度変換部21において同時に行う。すなわち、画素の
補填又は廃棄として、例えば水平方向の右端若しくは左
端の8画素分を廃棄して352×240画素とする。
【0057】演算器22は、解像度変換された画像デー
タと後述する動き補償部30からの予測画像との差分値
を演算し、DCT部23に供給する。
【0058】DCT部23は、演算器22の出力データ
に対してDCT処理を施し、その結果得られるDCT係
数を量子化部24に供給する。
【0059】量子化部24は、符号量制御部20から供
給された量子化ステップで、DCT係数を量子化し、量
子化されたDCT係数を量子化ステップと共に可変長符
号化部25及び逆量子化部26に供給する。
【0060】可変長符号化部25は、量子化されたDC
T係数を可変長符号化し、MPEG4ビットストリーム
として出力する。また、可変長符号化部25は、量子化
部24からの量子化ステップ、スケーラ18からの動き
ベクトル及び予測モードも可変長符号化する。また、可
変長符号化部25は、符号化したフレーム毎のビット量
等の情報を符号量制御部20にフィードバックする。
【0061】逆量子化部26は、量子化されたDCT係
数を量子化部24から供給された量子化ステップに従っ
て逆量子化し、得られたDCT係数を逆DCT部27に
供給する。
【0062】逆DCT部27は、逆量子化部26から供
給されたDCT係数に対して逆DCT処理を施し、得ら
れたデータを演算器28に供給する。演算器28は、逆
DCT部27からのデータと動き補償部30からの予測
画像とを加算し、元の画像データを局所復号する。この
局所復号された画像データは、フレームメモリ29に供
給されて記憶され、予測画像として用いられる。
【0063】以上のような構成を有するトランスコーダ
10からのMPEG4ビットストリームが、後述するよ
うにパケットを単位としてRTP(Real-Time Transpor
t Protocol)によりインターネットを介して受信装置に
伝送される。
【0064】以下、上述したトランスコーダ10を有す
るサーバと、サーバから伝送された符号化データを復号
して再生する受信装置との構成及び動作について図2を
用いて説明する。
【0065】図2に示すように、サーバ1は、トランス
コーダ10と、エラーハンドラ40と、RTPパケッタ
イザ50と、コントロールハンドラ60とを有する。ま
た、受信装置2は、逆パケッタイザ70と、ストリーム
ハンドラ80と、デコーダ90と、ミドル・ウェア・レ
イヤ100と、アプリケーション・レイヤ110とを有
する。このサーバ1と受信装置2とは、インターネット
におけるモデム、ISDN(Integrated Service Digit
al Network)、LAN(Local Area Network)等の有線
回線により接続され、RTPにより圧縮画像データの伝
送が行われる。
【0066】トランスコーダ10は、上述するようにし
て生成したMPEG4ビットストリームをRTPパケッ
タイザ50に供給し、RTPパケッタイザ50は、この
MPEG4ビットストリームをRTPに従ってパケット
化する。RTPパケッタイザ50は、パケット化によっ
て得られたRTPパケットをRTPに従って受信装置2
の逆パケッタイザ70に供給する。
【0067】逆パケッタイザ70は、供給されたRTP
パケットを逆パケット化し、元のMPEG4ビットスト
リームに復元する。また、逆パケッタイザ70は、パケ
ット化した際のタイムスタンプの情報をストリームハン
ドラ80に供給し、MPEG4ビットストリームをデコ
ーダ90に供給する。さらに、逆パケッタイザ70は、
供給されたRTPパケットの状態情報をRTCP(Real
-Time Control Protocol)に従ってエラーハンドラ40
に返送する。
【0068】デコーダ90は、MPEG4ビットストリ
ームを復号し、また、図示しない符号化部において例え
ばATRAC3(Adaptive TRansform Acoustic Coding
3)で符号化されたオーディオ信号を復号する。
【0069】ミドル・ウェア・レイヤ100は、デコー
ダ90で復号されて得た画像データとオーディオデータ
との時間軸の同期をとって多重化する。そして、アプリ
ケーション・レイヤ110は、この多重化されたデータ
を再生する。また、アプリケーション・レイヤ110
は、停止,早送り,巻き戻し,指定した位置からの再生
等の情報をRTSP(Real-Time Streaming Protocol)
に従ってコントロールハンドラ60に供給する。これに
より、受信装置2側でサーバ1のデータを操作すること
ができる。
【0070】ここで、伝送エラーによってエラーパケッ
トが発生した場合について考える。例えばPピクチャ
(フレーム間順方向予測符号化画像)に対応するパケッ
トやIピクチャ(フレーム内予測符号化画像)に対応す
るパケットにエラーが発生した場合、このエラーパケッ
トは、逆パケッタイザ70において破棄される。この場
合、残りのデータで再生を行うことができるが、フレー
ム間予測符号化を用いているため、欠落フレームにより
参照画像が正しく表示されず、再生画像が符号化側と異
なる違和感のある映像が表示されることになる。また、
再生画像の表示をエラーが起きる直前のフレームで停止
し、次にIピクチャ等の、他のフレームを参照せずにそ
のフレームのデータだけで再生可能なフレーム(以下、
適宜、キーフレームという。)を表示するタイミングに
なると、正常な表示を再開するようにすることもできる
が、MPEG4 SPを用いた低ビットレートの伝送の
ようにキーフレームを伝送する間隔が長い場合には、キ
ーフレームの伝送直後やキーフレーム自体にエラーが発
生すると、数秒間にわたって表示を停止することにな
る。
【0071】そこで本実施の形態では、逆パケッタイザ
70においてPピクチャに対応するパケットやIピクチ
ャに対応するパケットにエラーが発生すると、エラー情
報の記録された状態情報をRTCPに従ってエラーハン
ドラ40に送るようにしている。なお、Bピクチャ(フ
レーム間双方向予測符号化画像)に対応するパケットに
エラーが発生した場合、Bピクチャは、参照画像とはな
らないため、逆パケッタイザ70において破棄するのみ
でよく、エラー情報を送る必要はない。
【0072】エラーハンドラ40は、状態情報を入力す
ると図1に示すトランスコーダ10の制御部19に受信
側情報Sとしてエラー情報を出力する。制御部19は、
このエラー情報によりトランスコーダ10を制御し、次
のPピクチャをIピクチャに変更して符号化させる。
【0073】以上の処理を図3のフローチャートに示
す。図3において、先ずステップS1では、MPEG4
ビットストリームをパケット化して図2の受信装置2に
出力する。
【0074】次にステップS2では、逆パケッタイザ7
0がRTPパケットのエラーを検出し、ステップS3で
は、状態情報をエラーハンドラ40に供給する。
【0075】続いてステップS4では、エラーハンドラ
40が受信側情報Sとしてエラー情報を制御部19に出
力し、ステップS5では、制御部19が次のPピクチャ
をIピクチャに変更して符号化するように制御する。
【0076】以上のようにすることで、数秒間にわたっ
て違和感のある映像が表示することや、数秒間にわたっ
て表示を停止することが防止される。なお、エラーパケ
ットを検出してエラー情報が供給された場合であって
も、次にキーフレームを伝送するまでの時間が短い場合
には、PピクチャからIピクチャへの変更を行わないよ
うにしても構わない。
【0077】次に、伝送路のトラフィック量に起因して
パケットの同期外れ(到着遅延)が起こり、これにより
パケットが破棄されることで生成したビット量の一部し
か実際に伝送されなかった場合について考える。
【0078】本実施の形態では、このような場合、伝送
されたビット量とタイムスタンプとの記録された状態情
報をRTCPに従ってエラーハンドラ40に送るように
している。すなわち、伝送できたビット量によって生成
するビット量にフィードバックをかける。この際、短い
単位時間でフィードバックを行うと生成するビット量の
変動が激しくなるため、ある程度の長さの単位時間毎の
データを用いてフィードバックを行うようにする。
【0079】逆パケッタイザ70は、伝送されたビット
量とタイムスタンプとの記録された状態情報をRTCP
に従ってエラーハンドラ40に送り、エラーハンドラ4
0は、この情報を受信側情報Sとして図1に示す制御部
19に供給する。制御部19は、ビット量及びタイムス
タンプの情報を図示しない記憶部に記憶する。
【0080】また、制御部19には、図1に示す可変長
符号化部25から生成したビット量の情報が供給されて
おり、この情報についても図示しない記憶部に記憶す
る。
【0081】そして制御部19は、例えば20秒分のデ
ータを記憶部から読み出し、以下の式(1)に従って、
生成するビット量を変更する。なお、式(1)におい
て、Σtransfered_bitは、例えば20秒間に実際に伝送
されたビット量を示し、Σgenerated_bitは、その20
秒間に生成したビット量を示す。また、MAX_bitrate
は、ストリームのビット量を示す。また、Kは、ビット
量の変動を安定化させるための安定化係数である。
【0082】
【数1】
【0083】以上の処理を図4のフローチャートに示
す。図4において、先ずステップS10では、生成した
ビット量を記憶する。
【0084】次にステップS11において、実際に伝送
されたビット量を記憶し、ステップS12において、例
えば20秒分のデータに基づいて、生成するビット量を
変更する。
【0085】一般に、一旦伝送エラーが発生した場合、
次も同じデータレートで伝送しようとすると、エラーの
起きる可能性が高くなると考えられるが、以上のように
生成ビット量を更新することで、再度伝送エラーの発生
する可能性が高くなるのを防止することができる。
【0086】次に、受信装置2の処理能力に起因して、
伝送されたフレーム数の一部しか再生できなくなる場合
について説明する。
【0087】例えば他の処理や省電力モード等の影響
で、受信装置2の処理能力がサーバ1側が予想するもの
よりも低いと、データの処理に費やされる時間が、送信
側が予想する時間よりも長くなってしまい、伝送された
データをリアルタイムで復号、再生することが困難とな
る。このような場合、伝送されたデータを復号後、再生
部分でフレームの表示すべき時刻と現時刻とが比較さ
れ、同期外れのフレームの破棄が行われてしまう。
【0088】そこで本実施の形態においては、単位時間
当たりに再生されたフレーム数とタイムスタンプとの記
録された状態情報をRTCPに従ってエラーハンドラ4
0に送るようにしている。
【0089】逆パケッタイザ70は、単位時間当たりに
再生されたフレーム数とタイムスタンプとをRTCPに
従ってエラーハンドラ40に送り、エラーハンドラ40
は、この情報を受信側情報Sとして図1に示す制御部1
9に出力する。制御部19は、フレーム数及びタイムス
タンプの情報を図示しない記憶部に記憶する。
【0090】また、制御部19には、図1に示す可変長
符号化部25から生成したフレーム数の情報が供給され
ており、この情報についても図示しない記憶部に記憶す
る。
【0091】そして制御部19は、単位時間分のデータ
を記憶部から読み出し、単位時間に再生されたフレーム
数とその単位時間に生成したフレーム数との比較結果に
応じて、生成するフレーム数を変更させる。この際、伝
送エラーによってフレーム数の減少が生じている場合に
は、実際に伝送されたフレーム数を上述した単位時間に
生成したフレーム数と考えればよい。
【0092】以上の処理を図5のフローチャートに示
す。図5において、先ずステップS20では、再生した
フレーム数を記憶する。
【0093】次にステップS21において、生成された
ビット量を記憶し、ステップS22において、単位時間
分のデータに基づいて、生成するフレーム数を変更す
る。
【0094】なお、制御部19は、生成するフレーム数
を変更するだけでなく、解像度やビット量を減じるよう
に制御し、これにより再生にかかる処理を減らすように
しても構わない。
【0095】以上のように、所定単位時間に受信装置2
で再生されたフレーム数と当該単位時間に生成されたフ
レーム数とに基づいて、生成するフレーム数等を変更す
ることにより、受信装置2の処理能力の変動に応じたフ
レーム数等に設定することができる。
【0096】なお、本発明は上述した実施の形態のみに
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
【0097】例えば、上述の説明では、トランスコーダ
からの出力をパケット化するものとして説明したが、こ
れに限定されるものではなく、本発明は、符号化装置の
出力をパケット化して伝送し、受信側でそれをリアルタ
イムで復号して再生する場合に適用可能である。
【0098】また、上述の説明では、画像データをMP
EG符号化するものとして説明したが、符号化方式は、
MPEGに限定されるものではない。
【0099】また、上述の説明では、ハードウェアの構
成として説明したが、これに限定されるものではなく、
サーバ1の処理をCPU(Central Processing Unit)
にコンピュータプログラムを実行させることにより実現
することも可能である。この場合、そのコンピュータプ
ログラムは、記録媒体に記録して提供することも可能で
あり、また、インターネットその他の伝送媒体を介して
伝送することにより提供することも可能である。
【0100】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
データ伝送装置は、画像を符号化した符号化データを、
所定の伝送レートの伝送路を介して受信装置に伝送する
データ伝送装置であって、上記画像を符号化して上記符
号化データとして出力する符号化手段と、上記符号化デ
ータが伝送された上記受信装置から入力した状態情報に
応じてエラー情報を出力する送受信手段と、上記送受信
手段から入力した上記エラー情報に基づいて、フレーム
間順方向予測符号化画像をフレーム内予測符号化画像に
変更するように制御する制御手段とを備えることを特徴
としている。
【0101】ここで、上記エラー情報は、上記受信装置
に伝送された上記符号化データのうち、フレーム内予測
符号化画像又はフレーム間予測符号化画像に発生したエ
ラーに関する情報である。
【0102】このようなデータ伝送装置によっては、フ
レーム内予測符号化画像又はフレーム間予測符号化画像
にエラーが発生した場合であっても、数秒間にわたって
違和感のある映像が表示されることや、数秒間にわたっ
て表示を停止することが防止される。
【0103】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係るデータ伝送装置は、画像を符号化した符号化
データを、所定の伝送レートの伝送路を介して受信装置
に伝送するデータ伝送装置であって、上記画像を符号化
して上記符号化データとして出力する符号化手段と、上
記符号化データが伝送された上記受信装置から入力した
状態情報に応じて実際に伝送されたビット量の情報を出
力する送受信手段と、上記送受信手段から入力した所定
単位時間のビット量と当該単位時間に上記符号化手段に
おいて生成されたビット量とに基づいて、生成するビッ
ト量を変更するように制御する制御手段とを備えること
を特徴としている。
【0104】このようなデータ伝送装置によっては、所
定単位時間に受信装置に伝送されたビット量と当該単位
時間に符号化手段において生成されたビット量とに基づ
いて、生成するビット量を変更することにより、トラフ
ィック量に起因する伝送エラーの発生頻度を減少させる
ことができる。
【0105】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係るデータ伝送装置は、画像を符号化した符号化
データを、所定の伝送レートの伝送路を介して受信装置
に伝送するデータ伝送装置であって、上記画像を符号化
して上記符号化データとして出力する符号化手段と、上
記符号化データが伝送された上記受信装置から入力した
状態情報に応じて実際に再生されたフレーム数の情報を
出力する送受信手段と、上記送受信手段から入力した所
定単位時間のフレーム数と当該単位時間に上記符号化手
段において生成されたフレーム数とに基づいて、生成す
るフレーム数を変更するように制御する制御手段とを備
えることを特徴としている。
【0106】ここで、上記制御手段は、上記符号化手段
において生成するビット量又は上記符号化データの解像
度を変更するように制御しても構わない。
【0107】このようなデータ伝送装置によっては、所
定単位時間に受信装置で再生されたフレーム数と当該単
位時間に符号化手段において生成されたフレーム数とに
基づいて、生成するフレーム数等を変更することによ
り、受信装置の処理の応力の変動に応じたフレーム数等
に設定することができる。
【0108】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係るデータ伝送方法は、データ伝送装置が、画像
を符号化した符号化データを所定の伝送レートの伝送路
を介して受信装置に伝送するデータ伝送方法であって、
上記データ伝送装置が上記画像を符号化して上記符号化
データとして上記受信装置に出力する符号化工程と、上
記受信装置がエラー情報を含む状態情報を上記データ伝
送装置に出力する状態情報出力工程と、上記データ伝送
装置が上記状態情報に応じて当該データ伝送装置の制御
手段に上記エラー情報を出力するエラー情報出力工程
と、上記制御手段が上記エラー情報に基づいて、フレー
ム間順方向予測符号化画像をフレーム内予測符号化画像
に変更するように制御する制御工程とを有することを特
徴としている。
【0109】ここで、上記エラー情報は、上記受信装置
に伝送された上記符号化データのうち、フレーム内予測
符号化画像又はフレーム間予測符号化画像に発生したエ
ラーに関する情報である。
【0110】このようなデータ伝送方法によっては、フ
レーム内予測符号化画像又はフレーム間予測符号化画像
にエラーが発生した場合であっても、数秒間にわたって
違和感のある映像が表示されることや、数秒間にわたっ
て表示を停止することが防止される。
【0111】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係るデータ伝送方法は、データ伝送装置が、画像
を符号化した符号化データを所定の伝送レートの伝送路
を介して受信装置に伝送するデータ伝送方法であって、
上記データ伝送装置が上記画像を符号化して上記符号化
データとして上記受信装置に出力する符号化工程と、上
記受信装置が実際に伝送されたビット量の情報を含む状
態情報を上記データ伝送装置に出力する状態情報出力工
程と、上記データ伝送装置が上記状態情報に応じて上記
実際に伝送されたビット量の情報を当該データ伝送装置
の制御手段に出力する出力工程と、上記制御手段が所定
単位時間のビット量の情報と当該単位時間に上記符号化
工程にて生成されたビット量とに基づいて、生成するビ
ット量を変更するように制御する制御工程とを有するこ
とを特徴としている。
【0112】このようなデータ伝送方法によっては、所
定単位時間に受信装置に伝送されたビット量と当該単位
時間に符号化工程にて生成されたビット量とに基づい
て、生成するビット量を変更することにより、トラフィ
ック量に起因する伝送エラーの発生頻度を減少させるこ
とができる。
【0113】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係るデータ伝送方法は、データ伝送装置が、画像
を符号化した符号化データを所定の伝送レートの伝送路
を介して受信装置に伝送するデータ伝送方法であって、
上記データ伝送装置が上記画像を符号化して上記符号化
データとして上記受信装置に出力する符号化工程と、上
記受信装置が実際に再生されたフレーム数の情報を含む
状態情報を上記データ伝送装置に出力する状態情報出力
工程と、上記データ伝送装置が上記状態情報に応じて上
記実際に再生されたフレーム数の情報を当該データ伝送
装置の制御手段に出力する出力工程と、上記制御手段が
所定単位時間の上記フレーム数の情報と当該単位時間に
上記符号化工程にて生成されたフレーム数とに基づい
て、生成するフレーム数を変更するように制御する制御
工程とを有することを特徴としている。
【0114】ここで、上記制御工程では、上記符号化工
程にて生成するビット量又は上記符号化データの解像度
を変更するように制御しても構わない。
【0115】このようなデータ伝送方法によっては、所
定単位時間に受信装置で再生されたフレーム数と当該単
位時間に符号化工程にて生成されたフレーム数とに基づ
いて、生成するフレーム数等を変更することにより、受
信装置の処理の応力の変動に応じたフレーム数等に設定
することができる。
【0116】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係るデータ伝送プログラムは、画像を符号化した
符号化データを、所定の伝送レートの伝送路を介して受
信装置に伝送するデータ伝送プログラムであって、上記
画像を符号化して上記符号化データとして出力する符号
化工程と、上記符号化データが伝送された上記受信装置
から入力した状態情報に応じてエラー情報を出力する送
受信工程と、上記送受信工程にて入力された制御情報に
基づいて、フレーム間順方向予測符号化画像をフレーム
内予測符号化画像に変更するように制御する制御工程と
を有することを特徴としている。
【0117】ここで、上記エラー情報は、上記受信装置
に伝送された上記符号化データのうち、フレーム内予測
符号化画像又はフレーム間予測符号化画像に発生したエ
ラーに関する情報である。
【0118】このようなデータ伝送プログラムによって
は、フレーム内予測符号化画像又はフレーム間予測符号
化画像にエラーが発生した場合であっても、数秒間にわ
たって違和感のある映像が表示されることや、数秒間に
わたって表示を停止することが防止される。
【0119】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係るデータ伝送プログラムは、画像を符号化した
符号化データを、所定の伝送レートの伝送路を介して受
信装置に伝送するデータ伝送プログラムであって、上記
画像を符号化して上記符号化データとして出力する符号
化工程と、上記符号化データが伝送された上記受信装置
から入力した状態情報に応じて実際に伝送されたビット
量の情報を出力する送受信工程と、上記送受信工程にて
入力された所定単位時間のビット量と当該単位時間に上
記符号化工程にて生成されたビット量とに基づいて、生
成するビット量を変更するように制御する制御工程とを
有することを特徴としている。
【0120】このようなデータ伝送プログラムによって
は、所定単位時間に受信装置に伝送されたビット量と当
該単位時間に符号化工程にて生成されたビット量とに基
づいて、生成するビット量を変更することにより、トラ
フィック量に起因する伝送エラーの発生頻度を減少させ
ることができる。
【0121】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係るデータ伝送プログラムは、画像を符号化した
符号化データを、所定の伝送レートの伝送路を介して受
信装置に伝送するデータ伝送プログラムであって、上記
画像を符号化して上記符号化データとして出力する符号
化工程と、上記符号化データが伝送された上記受信装置
から入力した状態情報に応じて実際に再生されたフレー
ム数の情報を出力する送受信工程と、上記送受信工程に
て入力された所定単位時間のフレーム数と当該単位時間
に上記符号化工程にて生成されたフレーム数とに基づい
て、生成するフレーム数を変更するように制御する制御
工程とを有することを特徴としている。
【0122】ここで、上記制御工程では、上記符号化工
程にて生成するビット量又は上記符号化データの解像度
を変更するように制御しても構わない。
【0123】このようなデータ伝送プログラムによって
は、所定単位時間に受信装置で再生されたフレーム数と
当該単位時間に符号化工程にて生成されたフレーム数と
に基づいて、生成するフレーム数等を変更することによ
り、受信装置の処理の応力の変動に応じたフレーム数等
に設定することができる。
【0124】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係る記録媒体は、画像を符号化した符号化データ
を、所定の伝送レートの伝送路を介して受信装置に伝送
するデータ伝送プログラムが記録された記録媒体であっ
て、上記データ伝送プログラムは、上記画像を符号化し
て上記符号化データとして出力する符号化工程と、上記
符号化データが伝送された上記受信装置から入力した状
態情報に応じてエラー情報を出力する送受信工程と、上
記送受信工程にて入力された上記エラー情報に基づい
て、フレーム間順方向予測符号化画像をフレーム内予測
符号化画像に変更するように制御する制御工程とを有す
ることを特徴するデータ伝送プログラムが記録されてい
る。
【0125】ここで、上記エラー情報は、上記受信装置
に伝送された上記符号化データのうち、フレーム内予測
符号化画像又はフレーム間予測符号化画像に発生したエ
ラーに関する情報である。
【0126】このような記録媒体に記録されているデー
タ伝送プログラムによっては、フレーム内予測符号化画
像又はフレーム間予測符号化画像にエラーが発生した場
合であっても、数秒間にわたって違和感のある映像が表
示されることや、数秒間にわたって表示を停止すること
が防止される。
【0127】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係る記録媒体は、画像を符号化した符号化データ
を、所定の伝送レートの伝送路を介して受信装置に伝送
するデータ伝送プログラムが記録された記録媒体であっ
て、上記データ伝送プログラムは、上記画像を符号化し
て上記符号化データとして出力する符号化工程と、上記
符号化データが伝送された上記受信装置から入力した状
態情報に応じて実際に伝送されたビット量の情報を出力
する送受信工程と、上記送受信工程にて入力された所定
単位時間の制御情報と当該単位時間に上記符号化工程に
て生成されたビット量とに基づいて、生成するビット量
を変更するように制御する制御工程とを有することを特
徴とするデータ伝送プログラムが記録されている。
【0128】このような記録媒体に記録されているデー
タ伝送プログラムによっては、所定単位時間に受信装置
に伝送されたビット量と当該単位時間に符号化工程にて
生成されたビット量とに基づいて、生成するビット量を
変更することにより、トラフィック量に起因する伝送エ
ラーの発生頻度を減少させることができる。
【0129】また、上述した目的を達成するために、本
発明に係る記録媒体は、画像を符号化した符号化データ
を、所定の伝送レートの伝送路を介して受信装置に伝送
するデータ伝送プログラムが記録された記録媒体であっ
て、上記データ伝送プログラムは、上記画像を符号化し
て上記符号化データとして出力する符号化工程と、上記
符号化データが伝送された上記受信装置から入力した状
態情報に応じて実際に再生されたフレーム数の情報を出
力する送受信工程と、上記送受信工程にて入力された所
定単位時間の制御情報と当該単位時間に上記符号化工程
にて生成されたフレーム数とに基づいて、生成するフレ
ーム数を変更するように制御する制御工程とを有するこ
とを特徴とするデータ伝送プログラムが記録されてい
る。
【0130】ここで、データ伝送プログラムにおいて、
上記制御工程では、上記符号化工程にて生成するビット
量又は上記符号化データの解像度を変更するように制御
しても構わない。
【0131】このような記録媒体に記録されているデー
タ伝送プログラムによっては、所定単位時間に受信装置
で再生されたフレーム数と当該単位時間に符号化工程に
て生成されたフレーム数とに基づいて、生成するフレー
ム数等を変更することにより、受信装置の処理能力の変
動に応じたフレーム数等に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態におけるトランスコーダの構成を
説明する図である。
【図2】本実施の形態におけるサーバと受信装置の構成
を説明する図である。
【図3】本実施の形態において、エラー情報をフィード
バックする際の処理を説明するフローチャートである。
【図4】本実施の形態において、伝送されたビット量を
フィードバックする際の処理を説明するフローチャート
である。
【図5】本実施の形態において、再生されたフレーム数
をフィードバックする際の処理を説明するフローチャー
トである。
【図6】従来の映像伝送システムを説明する概念図であ
る。
【符号の説明】
1 サーバ、2 受信装置、10 トランスコーダ、1
1 パーサー部、12可変長復号部、13 逆量子化
部、14 逆DCT部、18 スケーラ、19制御部、
20 符号量制御部、21 解像度変換部、23 DC
T部、24量子化部、25 可変長符号化部、40 エ
ラーハンドラ、50 RTPパケッタイザ、60 コン
トロールハンドラ、70 逆パケッタイザ、80 スト
リームハンドラ、90 デコーダ、100 ミドル・ウ
ェア・レイヤ、110 アプリケーション・レイヤ
フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK41 LB05 MA00 MA04 MA05 MA23 MC11 ME01 PP05 PP06 PP07 RB03 RC04 RE16 SS08 SS20 TA23 TA73 TB04 TC22 TC37 UA02 UA12 UA39 5K014 AA01 DA02 FA08 FA11

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を符号化した符号化データを、所定
    の伝送レートの伝送路を介して受信装置に伝送するデー
    タ伝送装置であって、 上記画像を符号化して上記符号化データとして出力する
    符号化手段と、 上記符号化データが伝送された上記受信装置から入力し
    た状態情報に応じてエラー情報を出力する送受信手段
    と、 上記送受信手段から入力した上記エラー情報に基づい
    て、フレーム間順方向予測符号化画像をフレーム内予測
    符号化画像に変更するように制御する制御手段とを備え
    ることを特徴とするデータ伝送装置。
  2. 【請求項2】 上記エラー情報は、上記受信装置に伝送
    された上記符号化データのうち、フレーム内予測符号化
    画像又はフレーム間予測符号化画像に発生したエラーに
    関する情報であることを特徴とする請求項1記載のデー
    タ伝送装置。
  3. 【請求項3】 画像を符号化した符号化データを、所定
    の伝送レートの伝送路を介して受信装置に伝送するデー
    タ伝送装置であって、 上記画像を符号化して上記符号化データとして出力する
    符号化手段と、 上記符号化データが伝送された上記受信装置から入力し
    た状態情報に応じて実際に伝送されたビット量の情報を
    出力する送受信手段と、 上記送受信手段から入力した所定単位時間のビット量と
    当該単位時間に上記符号化手段において生成されたビッ
    ト量とに基づいて、生成するビット量を変更するように
    制御する制御手段とを備えることを特徴とするデータ伝
    送装置。
  4. 【請求項4】 画像を符号化した符号化データを、所定
    の伝送レートの伝送路を介して受信装置に伝送するデー
    タ伝送装置であって、 上記画像を符号化して上記符号化データとして出力する
    符号化手段と、 上記符号化データが伝送された上記受信装置から入力し
    た状態情報に応じて実際に再生されたフレーム数の情報
    を出力する送受信手段と、 上記送受信手段から入力した所定単位時間のフレーム数
    と当該単位時間に上記符号化手段において生成されたフ
    レーム数とに基づいて、生成するフレーム数を変更する
    ように制御する制御手段とを備えることを特徴とするデ
    ータ伝送装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、上記符号化手段におい
    て生成するビット量を変更するように制御することを特
    徴とする請求項4記載のデータ伝送装置。
  6. 【請求項6】 上記制御手段は、上記符号化手段におい
    て生成する上記符号化データの解像度を変更するように
    制御することを特徴とする請求項4記載のデータ伝送装
    置。
  7. 【請求項7】 データ伝送装置が、画像を符号化した符
    号化データを所定の伝送レートの伝送路を介して受信装
    置に伝送するデータ伝送方法であって、 上記データ伝送装置が上記画像を符号化して上記符号化
    データとして上記受信装置に出力する符号化工程と、 上記受信装置がエラー情報を含む状態情報を上記データ
    伝送装置に出力する状態情報出力工程と、 上記データ伝送装置が上記状態情報に応じて当該データ
    伝送装置の制御手段に上記エラー情報を出力するエラー
    情報出力工程と、 上記制御手段が上記エラー情報に基づいて、フレーム間
    順方向予測符号化画像をフレーム内予測符号化画像に変
    更するように制御する制御工程とを有することを特徴と
    するデータ伝送方法。
  8. 【請求項8】 上記エラー情報は、上記受信装置に伝送
    された上記符号化データのうち、フレーム内予測符号化
    画像又はフレーム間予測符号化画像に発生したエラーに
    関する情報であることを特徴とする請求項7記載のデー
    タ伝送方法。
  9. 【請求項9】 データ伝送装置が、画像を符号化した符
    号化データを所定の伝送レートの伝送路を介して受信装
    置に伝送するデータ伝送方法であって、 上記データ伝送装置が上記画像を符号化して上記符号化
    データとして上記受信装置に出力する符号化工程と、 上記受信装置が実際に伝送されたビット量の情報を含む
    状態情報を上記データ伝送装置に出力する状態情報出力
    工程と、 上記データ伝送装置が上記状態情報に応じて上記実際に
    伝送されたビット量の情報を当該データ伝送装置の制御
    手段に出力する出力工程と、 上記制御手段が所定単位時間のビット量の情報と当該単
    位時間に上記符号化工程にて生成されたビット量とに基
    づいて、生成するビット量を変更するように制御する制
    御工程とを有することを特徴とするデータ伝送方法。
  10. 【請求項10】 データ伝送装置が、画像を符号化した
    符号化データを所定の伝送レートの伝送路を介して受信
    装置に伝送するデータ伝送方法であって、 上記データ伝送装置が上記画像を符号化して上記符号化
    データとして上記受信装置に出力する符号化工程と、 上記受信装置が実際に再生されたフレーム数の情報を含
    む状態情報を上記データ伝送装置に出力する状態情報出
    力工程と、 上記データ伝送装置が上記状態情報に応じて上記実際に
    再生されたフレーム数の情報を当該データ伝送装置の制
    御手段に出力する出力工程と、 上記制御手段が所定単位時間の上記フレーム数の情報と
    当該単位時間に上記符号化工程にて生成されたフレーム
    数とに基づいて、生成するフレーム数を変更するように
    制御する制御工程とを有することを特徴とするデータ伝
    送方法。
  11. 【請求項11】 上記制御工程では、上記符号化工程に
    て生成するビット量を変更するように制御されることを
    特徴とする請求項10記載のデータ伝送方法。
  12. 【請求項12】 上記制御工程では、上記符号化工程に
    て生成する上記符号化データの解像度を変更するように
    制御されることを特徴とする請求項10記載のデータ伝
    送方法。
  13. 【請求項13】 画像を符号化した符号化データを、所
    定の伝送レートの伝送路を介して受信装置に伝送するデ
    ータ伝送プログラムであって、 上記画像を符号化して上記符号化データとして出力する
    符号化工程と、 上記符号化データが伝送された上記受信装置から入力し
    た状態情報に応じてエラー情報を出力する送受信工程
    と、 上記送受信工程にて入力された制御情報に基づいて、フ
    レーム間順方向予測符号化画像をフレーム内予測符号化
    画像に変更するように制御する制御工程とを有すること
    を特徴とするデータ伝送プログラム。
  14. 【請求項14】 上記エラー情報は、上記受信装置に伝
    送された上記符号化データのうち、フレーム内予測符号
    化画像又はフレーム間予測符号化画像に発生したエラー
    に関する情報であることを特徴とする請求項13記載の
    データ伝送プログラム。
  15. 【請求項15】 画像を符号化した符号化データを、所
    定の伝送レートの伝送路を介して受信装置に伝送するデ
    ータ伝送プログラムであって、 上記画像を符号化して上記符号化データとして出力する
    符号化工程と、 上記符号化データが伝送された上記受信装置から入力し
    た状態情報に応じて実際に伝送されたビット量の情報を
    出力する送受信工程と、 上記送受信工程にて入力された所定単位時間のビット量
    と当該単位時間に上記符号化工程にて生成されたビット
    量とに基づいて、生成するビット量を変更するように制
    御する制御工程とを有することを特徴とするデータ伝送
    プログラム。
  16. 【請求項16】 画像を符号化した符号化データを、所
    定の伝送レートの伝送路を介して受信装置に伝送するデ
    ータ伝送プログラムであって、 上記画像を符号化して上記符号化データとして出力する
    符号化工程と、 上記符号化データが伝送された上記受信装置から入力し
    た状態情報に応じて実際に再生されたフレーム数の情報
    を出力する送受信工程と、 上記送受信工程にて入力された所定単位時間のフレーム
    数と当該単位時間に上記符号化工程にて生成されたフレ
    ーム数とに基づいて、生成するフレーム数を変更するよ
    うに制御する制御工程とを有することを特徴とするデー
    タ伝送プログラム。
  17. 【請求項17】 上記制御工程では、上記符号化工程に
    て生成するビット量を変更するように制御されることを
    特徴とする請求項16記載のデータ伝送プログラム。
  18. 【請求項18】 上記制御工程では、上記符号化工程に
    て生成する上記符号化データの解像度を変更するように
    制御されることを特徴とする請求項16記載のデータ伝
    送プログラム。
  19. 【請求項19】 画像を符号化した符号化データを、所
    定の伝送レートの伝送路を介して受信装置に伝送するデ
    ータ伝送プログラムが記録された記録媒体であって、 上記データ伝送プログラムは、 上記画像を符号化して上記符号化データとして出力する
    符号化工程と、 上記符号化データが伝送された上記受信装置から入力し
    た状態情報に応じてエラー情報を出力する送受信工程
    と、 上記送受信工程にて入力された上記エラー情報に基づい
    て、フレーム間順方向予測符号化画像をフレーム内予測
    符号化画像に変更するように制御する制御工程とを有す
    ることを特徴とするデータ伝送プログラムが記録された
    記録媒体。
  20. 【請求項20】 上記エラー情報は、上記受信装置に伝
    送された上記符号化データのうち、フレーム内予測符号
    化画像又はフレーム間予測符号化画像に発生したエラー
    に関する情報であることを特徴とするデータ伝送プログ
    ラムが記録された請求項19記載の記録媒体。
  21. 【請求項21】 画像を符号化した符号化データを、所
    定の伝送レートの伝送路を介して受信装置に伝送するデ
    ータ伝送プログラムが記録された記録媒体であって、 上記データ伝送プログラムは、 上記画像を符号化して上記符号化データとして出力する
    符号化工程と、 上記符号化データが伝送された上記受信装置から入力し
    た状態情報に応じて実際に伝送されたビット量の情報を
    出力する送受信工程と、 上記送受信工程にて入力された所定単位時間の制御情報
    と当該単位時間に上記符号化工程にて生成されたビット
    量とに基づいて、生成するビット量を変更するように制
    御する制御工程とを有することを特徴とするデータ伝送
    プログラムが記録された記録媒体。
  22. 【請求項22】 画像を符号化した符号化データを、所
    定の伝送レートの伝送路を介して受信装置に伝送するデ
    ータ伝送プログラムが記録された記録媒体であって、 上記データ伝送プログラムは、 上記画像を符号化して上記符号化データとして出力する
    符号化工程と、 上記符号化データが伝送された上記受信装置から入力し
    た状態情報に応じて実際に再生されたフレーム数の情報
    を出力する送受信工程と、 上記送受信工程にて入力された所定単位時間の制御情報
    と当該単位時間に上記符号化工程にて生成されたフレー
    ム数とに基づいて、生成するフレーム数を変更するよう
    に制御する制御工程とを有することを特徴とするデータ
    伝送プログラムが記録された記録媒体。
  23. 【請求項23】 上記制御工程では、上記符号化工程に
    て生成するビット量を変更するように制御されることを
    特徴とするデータ伝送プログラムが記録された請求項2
    2記載の記録媒体。
  24. 【請求項24】 上記制御工程では、上記符号化工程に
    て生成する上記符号化データの解像度を変更するように
    制御されることを特徴とするデータ伝送プログラムが記
    録された請求項22記載の記録媒体。
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