JP2003022917A - インバータトランス - Google Patents
インバータトランスInfo
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- JP2003022917A JP2003022917A JP2001205869A JP2001205869A JP2003022917A JP 2003022917 A JP2003022917 A JP 2003022917A JP 2001205869 A JP2001205869 A JP 2001205869A JP 2001205869 A JP2001205869 A JP 2001205869A JP 2003022917 A JP2003022917 A JP 2003022917A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 実装基板への取付面積を小さくし小形化を図
ったインバータトランスを提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 互いに対向する平板状の背脚部２１に複
数の外脚部２２を連接するとともに中脚部２３を連接し
て閉磁路を形成した閉磁路磁芯２４と、この外脚部２２
に巻回した一次巻線２５および二次巻線２６と、この一
次巻線２５および二次巻線２６を接続した端子２７とを
備え、二次巻線２６を巻回した外脚部２２は２個設ける
とともに、一次巻線２５を巻回した外脚部２２は１個設
けて互いの外脚部２２を対向配置し、かつ、互いの外脚
部２２との間に中脚部２３を対向配置した構成である。
ったインバータトランスを提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 互いに対向する平板状の背脚部２１に複
数の外脚部２２を連接するとともに中脚部２３を連接し
て閉磁路を形成した閉磁路磁芯２４と、この外脚部２２
に巻回した一次巻線２５および二次巻線２６と、この一
次巻線２５および二次巻線２６を接続した端子２７とを
備え、二次巻線２６を巻回した外脚部２２は２個設ける
とともに、一次巻線２５を巻回した外脚部２２は１個設
けて互いの外脚部２２を対向配置し、かつ、互いの外脚
部２２との間に中脚部２３を対向配置した構成である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は各種電子機器等に用
いるインバータトランスに関するものである。
いるインバータトランスに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】以下、従来のインバータトランスについ
て図面を参照しながら説明する。
て図面を参照しながら説明する。
【０００３】図５は従来のインバータトランスの分解斜
視図、図６は同インバータトランスの斜視図である。
視図、図６は同インバータトランスの斜視図である。
【０００４】図５、図６において、従来のインバータト
ランスは、貫通孔８を有した２つのボビン９をＥ字形状
の磁芯と扁平状の磁芯を組み合わせた閉磁路磁芯４の２
つの外脚部２に各々挿入するとともに、一方のボビン９
に一次巻線５を、他方のボビン９に二次巻線６を巻回し
て形成したトランスを２個平行に配置している。そし
て、２つの一次巻線５より入力された入力電圧を昇圧変
換し、２つの二次巻線６より２つの出力電圧を出力し、
各々によって２つの点灯装置１３を駆動させている。
ランスは、貫通孔８を有した２つのボビン９をＥ字形状
の磁芯と扁平状の磁芯を組み合わせた閉磁路磁芯４の２
つの外脚部２に各々挿入するとともに、一方のボビン９
に一次巻線５を、他方のボビン９に二次巻線６を巻回し
て形成したトランスを２個平行に配置している。そし
て、２つの一次巻線５より入力された入力電圧を昇圧変
換し、２つの二次巻線６より２つの出力電圧を出力し、
各々によって２つの点灯装置１３を駆動させている。
【０００５】このときの等価回路は図７に示すとおりで
あり、電源部１２に駆動回路１４を介して２つの一次巻
線５が接続され、２つの二次巻線６には２つの点灯装置
１３が接続されている。
あり、電源部１２に駆動回路１４を介して２つの一次巻
線５が接続され、２つの二次巻線６には２つの点灯装置
１３が接続されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
１つの点灯装置１３に１つのトランスのみが対応するの
で、２つの点灯装置１３には２つのトランスを対応させ
る必要があり、この場合、実装基板への取付面積が大き
くなり小形化が図れないという問題点を有していた。
１つの点灯装置１３に１つのトランスのみが対応するの
で、２つの点灯装置１３には２つのトランスを対応させ
る必要があり、この場合、実装基板への取付面積が大き
くなり小形化が図れないという問題点を有していた。
【０００７】本発明は上記問題点を解決するもので、実
装基板への取付面積を小さくし小形化を図ったインバー
タトランスを提供することを目的としている。
装基板への取付面積を小さくし小形化を図ったインバー
タトランスを提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は以下の構成を有する。
に本発明は以下の構成を有する。
【０００９】本発明の請求項１に記載の発明は、特に、
二次巻線を巻回した外脚部を複数個設けるとともに、一
次巻線を巻回した外脚部を１個設けて、互いの外脚部を
対向配置し、かつ、互いの前記外脚部との間に中脚部を
対向配置し、閉磁路磁芯の２つの背脚部の内少なくとも
一方には前記二次巻線を巻回した隣接する前記外脚部間
に対向する位置に凹部を設けた構成であり、上記構成に
より、二次巻線を巻回した外脚部は複数個設けるととも
に、一次巻線を巻回した外脚部は１個設けて互いの外脚
部を対向配置し、かつ、互いの外脚部との間に中脚部を
対向配置しているので、１つの閉磁路磁芯を用いて少な
くとも２つの外脚部に巻回された２つの二次巻線より２
つの出力電圧を出力することができ、よって、１つの閉
磁路磁芯を用いて少なくとも２つのトランスの機能を得
ることができ、実装基板への取付面積を小さくして小形
化を図ることができる。
二次巻線を巻回した外脚部を複数個設けるとともに、一
次巻線を巻回した外脚部を１個設けて、互いの外脚部を
対向配置し、かつ、互いの前記外脚部との間に中脚部を
対向配置し、閉磁路磁芯の２つの背脚部の内少なくとも
一方には前記二次巻線を巻回した隣接する前記外脚部間
に対向する位置に凹部を設けた構成であり、上記構成に
より、二次巻線を巻回した外脚部は複数個設けるととも
に、一次巻線を巻回した外脚部は１個設けて互いの外脚
部を対向配置し、かつ、互いの外脚部との間に中脚部を
対向配置しているので、１つの閉磁路磁芯を用いて少な
くとも２つの外脚部に巻回された２つの二次巻線より２
つの出力電圧を出力することができ、よって、１つの閉
磁路磁芯を用いて少なくとも２つのトランスの機能を得
ることができ、実装基板への取付面積を小さくして小形
化を図ることができる。
【００１０】また、一般的には、１個の外脚部に巻回し
た一次巻線と複数の外脚部に巻回した二次巻線との間で
相互誘導させると、二次巻線を巻回した複数の外脚部の
内、隣接する外脚部に巻回した二次巻線どうしが互いに
磁気影響を与え、トランスとしての機能が低減するが、
上記構成では、閉磁路磁芯の２つの背脚部の内少なくと
も一方には二次巻線を巻回した隣接する外脚部間に対向
する位置に凹部を設けているので、この部分における磁
束の流れが抑制され、この隣接する外脚部に巻回した二
次巻線どうしが互いに磁気影響を与えにくい。
た一次巻線と複数の外脚部に巻回した二次巻線との間で
相互誘導させると、二次巻線を巻回した複数の外脚部の
内、隣接する外脚部に巻回した二次巻線どうしが互いに
磁気影響を与え、トランスとしての機能が低減するが、
上記構成では、閉磁路磁芯の２つの背脚部の内少なくと
も一方には二次巻線を巻回した隣接する外脚部間に対向
する位置に凹部を設けているので、この部分における磁
束の流れが抑制され、この隣接する外脚部に巻回した二
次巻線どうしが互いに磁気影響を与えにくい。
【００１１】さらに、背脚部の裏面側に凹部が形成され
ることになり、表面側には凹部が形成されていないの
で、実装機によって自動吸着させても吸着に不具合を生
じることがない。
ることになり、表面側には凹部が形成されていないの
で、実装機によって自動吸着させても吸着に不具合を生
じることがない。
【００１２】特に、凹部の形状としているので閉磁路磁
芯の背脚部の強度を必要以上に脆弱させることもなく、
振動や落下等の衝撃を受けても閉磁路磁芯の割れ防止を
図れるとともに、閉磁路磁芯自体における熱放散性劣化
の抑制も図れる。
芯の背脚部の強度を必要以上に脆弱させることもなく、
振動や落下等の衝撃を受けても閉磁路磁芯の割れ防止を
図れるとともに、閉磁路磁芯自体における熱放散性劣化
の抑制も図れる。
【００１３】本発明の請求項２に記載の発明は、請求項
１に記載の発明において、特に、凹部は背脚部の外周面
から一次巻線を巻回した外脚部に向かって設けた構成で
あり、隣接する外脚部に巻回した二次巻線どうしがより
互いに磁気影響を与えにくくなり、特性劣化を防止でき
る。
１に記載の発明において、特に、凹部は背脚部の外周面
から一次巻線を巻回した外脚部に向かって設けた構成で
あり、隣接する外脚部に巻回した二次巻線どうしがより
互いに磁気影響を与えにくくなり、特性劣化を防止でき
る。
【００１４】本発明の請求項３に記載の発明は、請求項
１に記載の発明において、特に、閉磁路磁芯の２つの背
脚部の内他方には二次巻線を巻回した隣接する外脚部間
に対向する位置に切欠部を設けた構成であり、隣接する
外脚部に巻回した二次巻線どうしがより一層互いに磁気
影響を与えにくくなり、特性劣化を防止できる。
１に記載の発明において、特に、閉磁路磁芯の２つの背
脚部の内他方には二次巻線を巻回した隣接する外脚部間
に対向する位置に切欠部を設けた構成であり、隣接する
外脚部に巻回した二次巻線どうしがより一層互いに磁気
影響を与えにくくなり、特性劣化を防止できる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態にお
けるインバータトランスについて図面を参照しながら説
明する。図１は本発明の一実施の形態におけるインバー
タトランスの分解斜視図、図２は同インバータトランス
の斜視図、図３は同インバータトランスの閉磁路磁芯の
一方の背脚部の裏面斜視図、図４は同インバータトラン
スの一使用形態における等価回路図である。
けるインバータトランスについて図面を参照しながら説
明する。図１は本発明の一実施の形態におけるインバー
タトランスの分解斜視図、図２は同インバータトランス
の斜視図、図３は同インバータトランスの閉磁路磁芯の
一方の背脚部の裏面斜視図、図４は同インバータトラン
スの一使用形態における等価回路図である。
【００１６】図１〜図３において、本発明の一実施の形
態におけるインバータトランスは、互いに対向する平板
状の背脚部２１の内、一方には、複数の外脚部２２を連
接するとともに中脚部２３を連接して閉磁路を形成した
閉磁路磁芯２４と、このそれぞれの外脚部２２に巻回し
た一次巻線２５および二次巻線２６と、この一次巻線２
５および二次巻線２６を接続した端子２７とを備えてい
る。
態におけるインバータトランスは、互いに対向する平板
状の背脚部２１の内、一方には、複数の外脚部２２を連
接するとともに中脚部２３を連接して閉磁路を形成した
閉磁路磁芯２４と、このそれぞれの外脚部２２に巻回し
た一次巻線２５および二次巻線２６と、この一次巻線２
５および二次巻線２６を接続した端子２７とを備えてい
る。
【００１７】また、二次巻線２６を巻回した円柱状の外
脚部２２は２個設けるとともに、一次巻線２５を巻回し
た直方体状の外脚部２２は１個設けて、互いの外脚部２
２を対向配置し、かつ、互いの外脚部２２との間に背脚
部２１と同じ長さの中脚部２３を対向配置している。二
次巻線２６を巻回した外脚部２２は断面形状を円形状に
するとともに、一次巻線２５を巻回した外脚部２２は断
面形状を直方体状にし、一次巻線２５を巻回した外脚部
２２の長さは、二次巻線２６を巻回した２つの外脚部２
２間の距離と略同一の長さとしている。
脚部２２は２個設けるとともに、一次巻線２５を巻回し
た直方体状の外脚部２２は１個設けて、互いの外脚部２
２を対向配置し、かつ、互いの外脚部２２との間に背脚
部２１と同じ長さの中脚部２３を対向配置している。二
次巻線２６を巻回した外脚部２２は断面形状を円形状に
するとともに、一次巻線２５を巻回した外脚部２２は断
面形状を直方体状にし、一次巻線２５を巻回した外脚部
２２の長さは、二次巻線２６を巻回した２つの外脚部２
２間の距離と略同一の長さとしている。
【００１８】この際、貫通孔２８を有した３つのボビン
２９を四角形状の閉磁路磁芯２４の３つの外脚部２２に
各々挿入するとともに、一方のボビン２９に一次巻線２
５を、他方の２つのボビン２９に二次巻線２６を巻回し
て形成している。そして、１つの一次巻線２５より入力
された入力電圧を２つの二次巻線２６により昇圧変換す
るとともに２つの出力電圧を出力し、各々によって２つ
の点灯装置３３を駆動させている。
２９を四角形状の閉磁路磁芯２４の３つの外脚部２２に
各々挿入するとともに、一方のボビン２９に一次巻線２
５を、他方の２つのボビン２９に二次巻線２６を巻回し
て形成している。そして、１つの一次巻線２５より入力
された入力電圧を２つの二次巻線２６により昇圧変換す
るとともに２つの出力電圧を出力し、各々によって２つ
の点灯装置３３を駆動させている。
【００１９】さらに、閉磁路磁芯２４の２つの背脚部２
１の内、一方には二次巻線２６を巻回した隣接する外脚
部２２間に対向する位置に凹部３０を、他方には二次巻
線２６を巻回した隣接する外脚部２２間に対向する位置
に切欠部３１を、背脚部２１の外周面から一次巻線２５
を巻回した外脚部２２に向かって設けてある。
１の内、一方には二次巻線２６を巻回した隣接する外脚
部２２間に対向する位置に凹部３０を、他方には二次巻
線２６を巻回した隣接する外脚部２２間に対向する位置
に切欠部３１を、背脚部２１の外周面から一次巻線２５
を巻回した外脚部２２に向かって設けてある。
【００２０】このときの等価回路は図４に示すとおりで
あり、電源部３２に駆動回路３４を介して２つの一次巻
線２５が接続され、２つの二次巻線２６には２つの点灯
装置３３が接続されている。
あり、電源部３２に駆動回路３４を介して２つの一次巻
線２５が接続され、２つの二次巻線２６には２つの点灯
装置３３が接続されている。
【００２１】上記構成のインバータトランスについて、
以下その動作を説明する。
以下その動作を説明する。
【００２２】上記構成により、二次巻線２６を巻回した
外脚部２２は複数個設けるとともに、一次巻線２５を巻
回した外脚部２２は１個設けて、互いの外脚部２２を対
向配置し、かつ、互いの外脚部２２との間に中脚部２３
を対向配置しているので、１つの閉磁路磁芯２４を用い
て２つの二次巻線２６より２つの出力電圧を出力するこ
とができる。よって、１つの閉磁路磁芯２４を用いて２
つのトランスの機能を得ることができ、実装基板への取
付面積を小さくして小形化を図ることができる。
外脚部２２は複数個設けるとともに、一次巻線２５を巻
回した外脚部２２は１個設けて、互いの外脚部２２を対
向配置し、かつ、互いの外脚部２２との間に中脚部２３
を対向配置しているので、１つの閉磁路磁芯２４を用い
て２つの二次巻線２６より２つの出力電圧を出力するこ
とができる。よって、１つの閉磁路磁芯２４を用いて２
つのトランスの機能を得ることができ、実装基板への取
付面積を小さくして小形化を図ることができる。
【００２３】また、閉磁路磁芯２４の２つの背脚部２１
の内、一方には、二次巻線２６を巻回した隣接する外脚
部２２間に対向する位置に凹部３０を設け、他方には、
二次巻線２６を巻回した隣接する外脚部２２間に対向す
る位置に切欠部３１を設けているので、この部分におけ
る磁束の流れが抑制され、この隣接する外脚部２２に巻
回した二次巻線２６どうしが互いに磁気影響を与えにく
い。
の内、一方には、二次巻線２６を巻回した隣接する外脚
部２２間に対向する位置に凹部３０を設け、他方には、
二次巻線２６を巻回した隣接する外脚部２２間に対向す
る位置に切欠部３１を設けているので、この部分におけ
る磁束の流れが抑制され、この隣接する外脚部２２に巻
回した二次巻線２６どうしが互いに磁気影響を与えにく
い。
【００２４】さらに、背脚部２１の裏面側に凹部３０が
形成されることになり、表面側には凹部３０が形成され
ていないので、実装機によって自動吸着させても、吸着
に不具合を生じることがない。
形成されることになり、表面側には凹部３０が形成され
ていないので、実装機によって自動吸着させても、吸着
に不具合を生じることがない。
【００２５】特に、凹部３０としているので、閉磁路磁
芯２４の背脚部２１の強度を必要以上に脆弱させること
もなく、振動や落下等の衝撃を受けても閉磁路磁芯２４
の割れ防止を図れるとともに、閉磁路磁芯２４自体にお
ける熱放散性劣化の抑制も図れる。
芯２４の背脚部２１の強度を必要以上に脆弱させること
もなく、振動や落下等の衝撃を受けても閉磁路磁芯２４
の割れ防止を図れるとともに、閉磁路磁芯２４自体にお
ける熱放散性劣化の抑制も図れる。
【００２６】そして、凹部３０は背脚部２１の外周面か
ら一次巻線２５を巻回した外脚部２２に向かって設けて
いるので、隣接する外脚部２２に巻回した二次巻線２６
どうしによって発生する磁気影響を的確に抑制し、特性
劣化を防止できる。
ら一次巻線２５を巻回した外脚部２２に向かって設けて
いるので、隣接する外脚部２２に巻回した二次巻線２６
どうしによって発生する磁気影響を的確に抑制し、特性
劣化を防止できる。
【００２７】このように本発明の一実施の形態によれ
ば、１つの閉磁路磁芯２４を用いて２つのトランスの機
能を得ることができ、実装基板への取付面積を小さくし
て小形化を図ることができる。
ば、１つの閉磁路磁芯２４を用いて２つのトランスの機
能を得ることができ、実装基板への取付面積を小さくし
て小形化を図ることができる。
【００２８】また、隣接する外脚部２２に巻回した二次
巻線２６どうしによって発生する磁気影響を的確に抑制
し、特性劣化を防止できる。
巻線２６どうしによって発生する磁気影響を的確に抑制
し、特性劣化を防止できる。
【００２９】さらに、実装機による自動吸着に不具合を
生じることがなく、振動や落下等の衝撃に起因した閉磁
路磁芯２４の割れ防止を図れるとともに、閉磁路磁芯２
４自体における熱放散性劣化の抑制も図れる。
生じることがなく、振動や落下等の衝撃に起因した閉磁
路磁芯２４の割れ防止を図れるとともに、閉磁路磁芯２
４自体における熱放散性劣化の抑制も図れる。
【００３０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、二次巻線
を巻回した外脚部は複数個設けるとともに一次巻線を巻
回した外脚部は１個設けて互いの外脚部を対向配置し、
かつ、互いの外脚部との間に中脚部を対向配置している
ので、１つの閉磁路磁芯を用いて少なくとも２つの外脚
部に巻回された２つの二次巻線より２つの出力電圧を出
力することができ、１つの閉磁路磁芯を用いて少なくと
も２つのトランスの機能を得ることができ、実装基板へ
の取付面積を小さくして小形化を図ったインバータトラ
ンスを提供することができる。
を巻回した外脚部は複数個設けるとともに一次巻線を巻
回した外脚部は１個設けて互いの外脚部を対向配置し、
かつ、互いの外脚部との間に中脚部を対向配置している
ので、１つの閉磁路磁芯を用いて少なくとも２つの外脚
部に巻回された２つの二次巻線より２つの出力電圧を出
力することができ、１つの閉磁路磁芯を用いて少なくと
も２つのトランスの機能を得ることができ、実装基板へ
の取付面積を小さくして小形化を図ったインバータトラ
ンスを提供することができる。
【図１】本発明の一実施の形態におけるインバータトラ
ンスの分解斜視図
ンスの分解斜視図
【図２】同インバータトランスの斜視図
【図３】同インバータトランスの閉磁路磁芯の一方の背
脚部の裏面斜視図
脚部の裏面斜視図
【図４】同インバータトランスの一使用形態における等
価回路図
価回路図
【図５】従来のインバータトランスの分解斜視図
【図６】同インバータトランスの斜視図
【図７】同インバータトランスの一使用形態における等
価回路図
価回路図
２１ 背脚部
２２ 外脚部
２３ 中脚部
２４ 閉磁路磁芯
２５ 一次巻線
２６ 二次巻線
２７ 端子
２８ 貫通孔
２９ ボビン
３０ 凹部
３１ 切欠部
３２ 電源部
３３ 点灯装置
３４ 駆動回路
Claims (3)
- 【請求項１】 互いに対向する平板状の背脚部に複数の
外脚部を連接するとともに中脚部を連接して閉磁路を形
成した閉磁路磁芯と、前記外脚部に巻回した一次巻線お
よび二次巻線と、前記一次巻線および前記二次巻線を接
続した端子とを備え、前記二次巻線を巻回した前記外脚
部は複数個設けるとともに前記一次巻線を巻回した前記
外脚部は１個設けて互いの前記外脚部を対向配置し、か
つ、互いの前記外脚部との間に中脚部を対向配置し、前
記閉磁路磁芯の２つの前記背脚部の内少なくとも一方に
は前記二次巻線を巻回した隣接する前記外脚部間に対向
する位置に凹部を設けたインバータトランス。 - 【請求項２】 凹部は背脚部の外周面から一次巻線を巻
回した外脚部に向かって設けた請求項１に記載のインバ
ータトランス。 - 【請求項３】 閉磁路磁芯の２つの背脚部の内他方には
二次巻線を巻回した隣接する外脚部間に対向する位置に
切欠部を設けた請求項１に記載のインバータトランス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001205869A JP2003022917A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | インバータトランス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001205869A JP2003022917A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | インバータトランス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003022917A true JP2003022917A (ja) | 2003-01-24 |
Family
ID=19042100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001205869A Pending JP2003022917A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | インバータトランス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003022917A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006085683A1 (ja) * | 2005-02-09 | 2006-08-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | トランスとそれを用いた照光装置およびディスプレイ装置 |
| US7268657B2 (en) | 2004-07-15 | 2007-09-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd | Coil component |
| JP2010251672A (ja) * | 2009-04-20 | 2010-11-04 | Tdk-Lambda Corp | 巻線枠および巻線部品 |
| JP2011035164A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Tdk-Lambda Corp | トランス装置 |
| CN102568749A (zh) * | 2010-12-16 | 2012-07-11 | 三星电机株式会社 | 线路滤波器和使用该线路滤波器的平板显示装置 |
| JP2015056112A (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-23 | 株式会社リコー | 座標検出システム、情報処理装置、プログラム、記憶媒体、座標検出方法 |
-
2001
- 2001-07-06 JP JP2001205869A patent/JP2003022917A/ja active Pending
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