JP2003022469A - 商品販売システム、自動販売機、商品販売方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム - Google Patents

商品販売システム、自動販売機、商品販売方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム

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JP2003022469A
JP2003022469A JP2001209001A JP2001209001A JP2003022469A JP 2003022469 A JP2003022469 A JP 2003022469A JP 2001209001 A JP2001209001 A JP 2001209001A JP 2001209001 A JP2001209001 A JP 2001209001A JP 2003022469 A JP2003022469 A JP 2003022469A
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Japan
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product
vending machine
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JP2001209001A
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English (en)
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Yutaka Haniyu
裕 羽生
Hirofumi Tayama
洋文 多山
Satoru Yoneya
悟 米家
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Kansai Electric Power Co Inc
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動販売機からの不正な商品購入を、その利
用者に経済的負担(自動販売機の管理会社までの通信料
負担など)をかけずに防止すること。 【解決手段】 自動販売機100から商品を購入しよう
とする利用者は、自己のPHS101の数字ボタンなど
から所定の数値、たとえば暗証番号を入力する。この手
入力された暗証番号はPHS101内にあらかじめ格納
されている暗証番号ととともに自動販売機100に送信
され、これを受信した自動販売機100は両者が一致し
ていれば商品の販売をおこなう(利用者の認証)。ま
た、たとえば自局番号についてPHS101側で所定の
演算をおこない、当該番号とその演算結果とを自動販売
機100側でチェックして、PHS101による演算結
果が正しい、すなわちPHS101が所定の演算機能を
有していれば自動販売機100は商品の販売をおこなう
(電話機の認証)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動販売機およ
びその利用者が携行する制御装置からなる商品販売シス
テム、自動販売機、商品販売方法およびその方法をコン
ピュータに実行させるプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】別途購入したプリペイドカードやあらか
じめ登録したクレジットカード、本人口座を記録したI
Dカードを挿入することで、飲料などの商品をキャッシ
ュレスで購入できる自動販売機は、企業などを中心に広
く利用されている。ただ、プリペイドカードの発行・再
発行にコストがかかること、メディア破損・紛失時のデ
ータ保証の問題、紛失・盗難時に無権限者による使用を
阻止できないこと、利用状況の照会が困難であること
(カードに表示、印字書換えする方法もあるが価格、汚
れ対応など必要)などから、近年、急速に普及の進んで
いる携帯電話などにより自動販売機を制御して、商品の
販売をおこなわせることが考えられている。
【0003】たとえば特開2001−23015号公報
に記載の発明では、自動販売機の利用者はまずその保持
する携帯電話により商品を選択し、つぎに電話回線を通
じて当該自販機の管理会社などに設置される「販売管理
装置」に接続する。そして、この「販売管理装置」によ
り携帯電話の認証と仮決済(利用者および利用代金の記
録)とがおこなわれたのを確認の上、自動販売機は商品
を利用者に提供する。このように、商品購入の都度認証
をおこなうことで、偽造の携帯電話などによる自動販売
機の不正使用を防止できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、商品を購入しようとするたびに管理
会社や管理センターまでの通信が発生し、商品購入まで
に時間がかかる、管理会社などを介して取引するため、
操作が煩わしいなどの問題があった。さらに、管理会社
や管理センターまでの通信コストはもっぱら利用者負担
となって、キャッシュレスの恩恵を凌駕してしまうた
め、結局このような自動販売機は普及しないという問題
もあった。
【0005】また、携帯電話もプリペイドカードと同様
に紛失・盗難の危険があり、電話会社に届け出れば以後
の不正使用を阻止することはできるものの、その届出が
遅れたり紛失・盗難そのものに気付くのが遅れたりする
と、正規に製造された電話機である限り(電話機自体が
「販売管理装置」による認証を通る限り、といってもよ
い)、届出までの間は無権限者に無断で使用されてしま
うという問題もあった。
【0006】さらに、自己の携帯電話を知らぬ間に持ち
出されて使用された場合には、後日送付される利用明細
書などにより発見可能であるとはいえ、実際100円程
度の飲料までいつどれだけ購入したかを覚えていること
は少なく、見過ごされてしまうことが多い。そのため気
付かぬうちに繰り返し被害に遭い、全体の被害額が大き
くなってしまうという問題もあった。
【0007】この発明は上述した従来技術による問題点
を解消するため、自動販売機からの不正な商品購入をそ
の利用者に経済的負担(通信コストなど)をかけずに防
止するとともに、商品購入時の認証・取引・決済などの
一連の手続きを容易かつ迅速におこなうことが可能な商
品販売システム、自動販売機、商品販売方法およびその
方法をコンピュータに実行させるプログラムを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかる商
品販売システムは、自動販売機およびその利用者が携行
する制御装置からなる商品販売システムにおいて、前記
制御装置が、当該装置を特定するための特定情報と、当
該装置にあらかじめ入力される照合情報とを記憶した記
憶手段と、当該装置を携行する利用者に照合情報を入力
させる入力手段と、前記記憶手段に記憶された特定情報
および照合情報と、前記入力手段により入力された照合
情報とを前記自動販売機に送信する送信手段と、を備
え、前記自動販売機が、前記送信手段により送信された
情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信さ
れた照合情報同士が一致するかどうかを判定する判定手
段と、前記判定手段により照合情報同士が一致すると判
定された場合に、前記利用者により選択された商品を提
供する提供手段と、前記提供手段により商品の提供がお
こなわれると、受信した特定情報と提供された商品に関
する販売情報とを対応させて記憶する販売情報記憶手段
と、前記特定情報に基づく精算業務のために、前記販売
情報記憶手段に記憶された情報を定期的に外部の管理セ
ンターに出力する出力手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0009】この請求項1に記載の発明によれば、制御
装置を使用する正当な権限を有し、したがって暗証番号
などの数値を正確に入力できる利用者のみが、認証のた
めの通信コストを一切負担することなく、当該装置を用
いて自動販売機から直接商品を購入することができる。
【0010】また、請求項2に記載の発明にかかる商品
販売システムは、自動販売機およびその利用者が携行す
る制御装置からなる商品販売システムにおいて、前記制
御装置が、当該装置を特定するための特定情報と、当該
装置にあらかじめ入力される照合情報と、プリペイド残
額情報とを記憶した記憶手段と、当該装置を携行する利
用者に照合情報を入力させる入力手段と、前記記憶手段
に記憶された特定情報、照合情報およびプリペイド残額
情報と、前記入力手段により入力された照合情報とを前
記自動販売機に送信する送信手段と、を備え、前記自動
販売機が、前記送信手段により送信された情報を受信す
る受信手段と、前記受信手段により受信された照合情報
同士が一致するかどうかを判定する判定手段と、前記判
定手段により照合情報同士が一致すると判定された場合
に、前記利用者により選択されかつその価格が前記受信
手段により受信されたプリペイド残額の範囲内である商
品を提供する提供手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】この請求項2に記載の発明によれば、制御
装置を使用する正当な権限を有し、したがって暗証番号
などの数値を正確に入力できる利用者のみが、認証のた
めの通信コストを一切負担することなく、プリペイド残
額の限度内で当該装置を用いて自動販売機から直接商品
を購入することができる。
【0012】また、請求項3に記載の発明にかかる商品
販売システムは、自動販売機およびその利用者が携行す
る制御装置からなる商品販売システムにおいて、前記制
御装置が、当該装置を特定するための特定情報と、当該
装置にあらかじめ入力される照合情報とを記憶した記憶
手段と、前記特定情報に所定の演算を施して得られる解
を算出する演算手段と、当該装置を携行する利用者に照
合情報を入力させる入力手段と、前記記憶手段に記憶さ
れた特定情報、照合情報、前記演算手段により算出され
た解および、前記入力手段により入力された照合情報を
前記自動販売機に送信する送信手段と、を備え、前記自
動販売機が、前記送信手段により送信された情報および
解を受信する受信手段と、前記受信手段により受信され
た特定情報に所定の演算を施して得られる解と前記受信
手段により受信された解、および照合情報同士が一致す
るかどうかを判定する判定手段と、前記判定手段により
解および照合情報が一致すると判定された場合に、前記
利用者により選択された商品を提供する提供手段と、前
記提供手段により商品の提供がおこなわれると、受信し
た特定情報と提供された商品に関する販売情報とを対応
させて記憶する販売情報記憶手段と、前記特定情報に基
づく精算業務のために、前記販売情報記憶手段に記憶さ
れた情報を定期的に外部の管理センターに出力する出力
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】この請求項3に記載の発明によれば、所定
の演算機能を備えた正規の制御装置を有する利用者のみ
が、認証のための通信コストを一切負担することなく、
当該装置を用いて自動販売機から直接商品を購入するこ
とができる。
【0014】また、請求項4に記載の発明にかかる商品
販売システムは、前記請求項1〜請求項3のいずれか一
つに記載の発明において、さらに、前記記憶手段に前記
制御装置の契約者の個人情報を記憶させる機能、前記送
信手段に当該個人情報を自動販売機に送信する機能、前
記受信手段に当該個人情報を受信する機能、前記判定手
段に当該個人情報があらかじめ設定されている所定条件
を満たすかどうかを判定する機能、前記提供手段に前記
判定手段により当該個人情報が前記所定条件を満たして
いないと判定された場合には商品の提供を禁止する機能
をそれぞれ設けたことを特徴とする。
【0015】この請求項4に記載の発明によれば、たと
えば未成年者に対して酒類や煙草を販売してしまうよう
なことがない。
【0016】また、請求項5に記載の発明にかかる商品
販売システムは、前記請求項1〜請求項4のいずれか一
つに記載の発明において、前記制御装置が携帯型の電話
機であることを特徴とする。
【0017】この請求項5に記載の発明によれば、利用
者は自己の保持する携帯型電話機を用いて自動販売機か
ら直接商品を購入することができる。
【0018】また、請求項6に記載の発明にかかる商品
販売システムは、前記請求項5に記載の発明において、
前記制御装置の送信手段は、当該装置が通信不能の状態
にある場合には前記情報を送信しないことを特徴とす
る。
【0019】この請求項6に記載の発明によれば、紛失
・盗難の届出に基づいて強制的に通信不能とさせられた
携帯型電話機によっては、自動販売機から直接商品を購
入することはできない。
【0020】また、請求項7に記載の発明にかかる自動
販売機は、利用者が携行する制御装置により制御される
自動販売機において、前記制御装置に記憶された、当該
装置を特定するための特定情報および照合情報と、前記
利用者により入力された照合情報とを受信する受信手段
と、前記受信手段により受信された照合情報同士が一致
するかどうかを判定する判定手段と、前記判定手段によ
り照合情報同士が一致すると判定された場合に、前記利
用者により選択された商品を提供する提供手段と、前記
提供手段により商品の提供がおこなわれると、受信した
特定情報と提供された商品に関する販売情報とを対応さ
せて記憶する販売情報記憶手段と、前記特定情報に基づ
く精算業務のために、前記販売情報記憶手段に記憶され
た情報を定期的に外部の管理センターに出力する出力手
段と、を備えたことを特徴とする。
【0021】この請求項7に記載の発明によれば、制御
装置を使用する正当な権限を有し、したがって暗証番号
などの数値を正確に入力できる利用者のみが、認証のた
めの通信コストを一切負担することなく、当該装置を用
いて自動販売機から直接商品を購入することができる。
【0022】また、請求項8に記載の発明にかかる自動
販売機は、利用者が携行する制御装置により制御される
自動販売機において、前記制御装置に記憶された、当該
装置を特定するための特定情報、照合情報およびプリペ
イド残額情報と、前記利用者により入力された照合情報
とを受信する受信手段と、前記受信手段により受信され
た照合情報同士が一致するかどうかを判定する判定手段
と、前記判定手段により照合情報同士が一致すると判定
された場合に、前記利用者により選択されかつその価格
が前記受信手段により受信されたプリペイド残額の範囲
内である商品を提供する提供手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0023】この請求項8に記載の発明によれば、制御
装置を使用する正当な権限を有し、したがって暗証番号
などの数値を正確に入力できる利用者のみが、認証のた
めの通信コストを一切負担することなく、プリペイド残
額の限度内で当該装置を用いて自動販売機から直接商品
を購入することができる。
【0024】また、請求項9に記載の発明にかかる自動
販売機は、利用者が携行する制御装置により制御される
自動販売機において、前記制御装置に記憶された、当該
装置を特定するための特定情報および照合情報と、前記
特定情報に所定の演算を施して得られる解および前記利
用者により入力された照合情報とを受信する受信手段
と、前記受信手段により受信された特定情報に所定の演
算を施して得られる解と前記受信手段により受信された
解、および照合情報同士が一致するかどうかを判定する
判定手段と、前記判定手段により解および照合情報が一
致すると判定された場合に、前記利用者により選択され
た商品を提供する提供手段と、前記提供手段により商品
の提供がおこなわれると、受信した特定情報と提供され
た商品に関する販売情報とを対応させて記憶する販売情
報記憶手段と、前記特定情報に基づく精算業務のため
に、前記販売情報記憶手段に記憶された情報を定期的に
外部の管理センターに出力する出力手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0025】この請求項9に記載の発明によれば、所定
の演算機能を備えた正規の制御装置を有する利用者のみ
が、認証のための通信コストを一切負担することなく、
当該装置を用いて自動販売機から直接商品を購入するこ
とができる。
【0026】また、請求項10に記載の発明にかかる商
品販売方法は、前記請求項7〜請求項9のいずれか一つ
に記載の発明において、さらに、前記受信手段に前記制
御装置の契約者の個人情報を受信する機能、前記判定手
段に当該個人情報があらかじめ設定されている所定条件
を満たすかどうかを判定する機能、前記提供手段に前記
判定手段により当該個人情報が前記所定条件を満たして
いないと判定された場合には商品の提供を禁止する機能
をそれぞれ設けたことを特徴とする。
【0027】この請求項10に記載の発明によれば、た
とえば未成年者に対して酒類や煙草を販売してしまうよ
うなことがない。
【0028】また、請求項11に記載の発明にかかる商
品販売方法は、利用者が携行する制御装置により制御さ
れる自動販売機により商品を販売する商品販売方法にお
いて、前記制御装置に記憶された照合情報を当該装置を
携行する利用者に入力させる入力工程と、前記制御装置
に記憶された、当該装置を特定するための特定情報およ
び前記照合情報と、前記入力工程で入力された照合情報
とを前記自動販売機に送信する送信工程と、前記送信工
程で送信された情報を受信する受信工程と、前記受信工
程で受信された照合情報同士が一致するかどうかを判定
する判定工程と、前記判定工程で照合情報同士が一致す
ると判定された場合に、前記利用者により選択された商
品を提供する提供工程と、前記提供工程で商品の提供が
おこなわれると、受信した特定情報と提供された商品に
関する販売情報とを対応させて記録する販売情報記録工
程と、前記特定情報に基づく精算業務のために、前記販
売情報記録工程で記録された情報を定期的に外部の管理
センターに出力する出力工程と、を含んだことを特徴と
する。
【0029】この請求項11に記載の発明によれば、制
御装置を使用する正当な権限を有し、したがって暗証番
号などの数値を正確に入力できる利用者のみが、認証の
ための通信コストを一切負担することなく、当該装置を
用いて自動販売機から直接商品を購入することができ
る。
【0030】また、請求項12に記載の発明にかかる商
品販売方法は、利用者が携行する制御装置により制御さ
れる自動販売機により商品を販売する商品販売方法にお
いて、前記制御装置に記憶された照合情報を当該装置を
携行する利用者に入力させる入力工程と、前記制御装置
に記憶された、当該装置を特定するための特定情報、前
記照合情報およびプリペイド残額情報と、前記入力工程
で入力された照合情報とを前記自動販売機に送信する送
信工程と、前記送信工程で送信された情報を受信する受
信工程と、前記受信工程で受信された照合情報同士が一
致するかどうかを判定する判定工程と、前記判定工程で
照合情報同士が一致すると判定された場合に、前記利用
者により選択されかつその価格が前記受信工程で受信さ
れたプリペイド残額の範囲内である商品を提供する提供
工程と、を含んだことを特徴とする。
【0031】この請求項12に記載の発明によれば、制
御装置を使用する正当な権限を有し、したがって暗証番
号などの数値を正確に入力できる利用者のみが、認証の
ための通信コストを一切負担することなく、プリペイド
残額の限度内で当該装置を用いて自動販売機から直接商
品を購入することができる。
【0032】また、請求項13に記載の発明にかかる商
品販売方法は、利用者が携行する制御装置により制御さ
れる自動販売機により商品を販売する商品販売方法にお
いて、前記制御装置に記憶された照合情報を当該装置を
携行する利用者に入力させる入力工程と、前記制御装置
に記憶された、当該装置を特定するための特定情報に所
定の演算を施して得られる解を算出する演算工程と、前
記制御装置に記憶された特定情報および照合情報と、前
記演算工程で算出された解および、前記入力工程で入力
された照合情報とを前記自動販売機に送信する送信工程
と、前記送信工程で送信された情報および解を受信する
受信工程と、前記受信工程で受信された特定情報に所定
の演算を施して得られる解と前記受信工程で受信された
解、および照合情報同士が一致するかどうかを判定する
判定工程と、前記判定工程で解および照合情報が一致す
ると判定された場合に、前記利用者により選択された商
品を提供する提供工程と、前記提供工程で商品の提供が
おこなわれると、受信した特定情報と提供された商品に
関する販売情報とを対応させて記録する販売情報記録工
程と、前記特定情報に基づく精算業務のために、前記販
売情報記録工程で記録された情報を定期的に外部の管理
センターに出力する出力工程と、を含んだことを特徴と
する。
【0033】この請求項13に記載の発明によれば、所
定の演算機能を備えた正規の制御装置を有する利用者の
みが、認証のための通信コストを一切負担することな
く、当該装置を用いて自動販売機から直接商品を購入す
ることができる。
【0034】また、請求項14に記載の発明にかかる商
品販売方法は、前記請求項11〜請求項13のいずれか
一つに記載の発明において、さらに、前記送信工程で前
記制御装置の契約者の個人情報を自動販売機に送信し、
前記受信工程で当該個人情報を受信し、前記判定工程で
当該個人情報があらかじめ設定されている所定条件を満
たすかどうかを判定し、前記提供工程で、前記判定工程
で当該個人情報が前記所定条件を満たしていないと判定
された場合には商品の提供を禁止することを特徴とす
る。
【0035】この請求項14に記載の発明によれば、た
とえば未成年者に対して酒類や煙草を販売してしまうよ
うなことがない。
【0036】また、請求項15に記載の発明にかかる商
品販売方法は、利用者が携行する制御装置により制御さ
れる自動販売機の商品販売方法において、前記制御装置
に記憶された、当該装置を特定するための特定情報およ
び照合情報と、前記利用者により入力された照合情報と
を受信する受信工程と、前記受信工程で受信された照合
情報同士が一致するかどうかを判定する判定工程と、前
記判定工程で照合情報同士が一致すると判定された場合
に、前記利用者により選択された商品を提供する提供工
程と、前記提供工程で商品の提供がおこなわれると、受
信した特定情報と提供された商品に関する販売情報とを
対応させて記録する販売情報記録工程と、前記特定情報
に基づく精算業務のために、前記販売情報記録工程で記
録された情報を定期的に外部の管理センターに出力する
出力工程と、を含んだことを特徴とする。
【0037】この請求項15に記載の発明によれば、制
御装置を使用する正当な権限を有し、したがって暗証番
号などの数値を正確に入力できる利用者のみが、認証の
ための通信コストを一切負担することなく、当該装置を
用いて自動販売機から直接商品を購入することができ
る。
【0038】また、請求項16に記載の発明にかかる商
品販売方法は、利用者が携行する制御装置により制御さ
れる自動販売機の商品販売方法において、前記制御装置
に記憶された、当該装置を特定するための特定情報、照
合情報およびプリペイド残額情報と、前記利用者により
入力された照合情報とを受信する受信工程と、前記受信
工程で受信された照合情報同士が一致するかどうかを判
定する判定工程と、前記判定工程で照合情報同士が一致
すると判定された場合に、前記利用者により選択されか
つその価格が前記受信工程で受信されたプリペイド残額
の範囲内である商品を提供する提供工程と、を含んだこ
とを特徴とする。
【0039】この請求項16に記載の発明によれば、制
御装置を使用する正当な権限を有し、したがって暗証番
号などの数値を正確に入力できる利用者のみが、認証の
ための通信コストを一切負担することなく、プリペイド
残額の限度内で当該装置を用いて自動販売機から直接商
品を購入することができる。
【0040】また、請求項17に記載の発明にかかる商
品販売方法は、利用者が携行する制御装置により制御さ
れる自動販売機の商品販売方法において、前記制御装置
に記憶された、当該装置を特定するための特定情報およ
び照合情報と、前記特定情報に所定の演算を施して得ら
れる解および前記利用者により入力された照合情報とを
受信する受信工程と、前記受信工程で受信された特定情
報に所定の演算を施して得られる解と前記受信工程で受
信された解、および照合情報同士が一致するかどうかを
判定する判定工程と、前記判定工程で解および照合情報
が一致すると判定された場合に、前記利用者により選択
された商品を提供する提供工程と、前記提供工程で商品
の提供がおこなわれると、受信した特定情報と提供され
た商品に関する販売情報とを対応させて記録する販売情
報記録工程と、前記特定情報に基づく精算業務のため
に、前記販売情報記録工程で記録された情報を定期的に
外部の管理センターに出力する出力工程と、を含んだこ
とを特徴とする。
【0041】この請求項17に記載の発明によれば、所
定の演算機能を備えた正規の制御装置を有する利用者の
みが、認証のための通信コストを一切負担することな
く、当該装置を用いて自動販売機から直接商品を購入す
ることができる。
【0042】また、請求項18に記載の発明にかかる商
品販売方法は、前記請求項15〜請求項17のいずれか
一つに記載の発明において、さらに、前記受信工程で前
記制御装置の契約者の個人情報を受信し、前記判定工程
で当該個人情報があらかじめ設定されている所定条件を
満たすかどうかを判定し、前記提供工程で、前記判定工
程で当該個人情報が前記所定条件を満たしていないと判
定された場合には商品の提供を禁止することを特徴とす
る。
【0043】この請求項18に記載の発明によれば、た
とえば未成年者に対して酒類や煙草を販売してしまうよ
うなことがない。
【0044】また、請求項19に記載の発明にかかるプ
ログラムによれば、前記請求項15〜請求項17のいず
れか一つに記載された方法をコンピュータによって実行
される。
【0045】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる商品販売システム、自動販売機、商品販売
方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログ
ラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0046】実施の形態1:まず、図1はこの発明の実
施の形態1による商品販売システムのシステム構成を示
す説明図である。100は自動販売機であり、その運営
業者であるオペレータが、設置場所を提供するロケーシ
ョンオーナー(ロケオーナーともいう)に貸与すること
で各地に設置するものである。オペレータは定期的にサ
ービスマンを派遣して、自動販売機100へのオペレー
ト、すなわち商品の補充や清掃などのメンテナンスをお
こなう。
【0047】また、101は利用者が携行する制御装置
であり、具体的には自動販売機100の利用者の保持す
るパーソナルハンディーフォン(以下では「PHS」と
いう)により実現される。
【0048】また、102は自動販売機100の管理装
置であり、具体的にはオペレータの管理センターなどに
設置されるサーバコンピュータにより実現される。この
管理サーバ102は、各地に設置されている自動販売機
100から基地局103およびISDN回線104を通
じて、定期的にその保持する販売データなどを受信する
とともに、全体としての販売実績の集計・分析などをお
こなう(オンラインPOS)。なお、自動販売機100
のデータをデータ収集機を使って人手により収集するオ
フライン方式もあるが、その場合は基地局103やIS
DN回線104は不要である。
【0049】つぎに、図2はこの発明の実施の形態1に
よる自動販売機100の概略構成を示す説明図である。
200は、この自動販売機100全体の動作を制御する
制御部であり、具体的にはCPUなどにより実現され
る。201は、制御部200により実行されるプログラ
ム、あるいは後述する販売データなどを格納する記憶部
であり、具体的にはROMやRAMなどにより実現され
る。
【0050】202は、利用者からこの自動販売機10
0に投入された貨幣や紙幣を計数するとともに、釣銭な
どの返却をおこなう現金処理部である。なお、この現金
処理部202はPHS101を携行していない利用者に
も商品購入を可能とするために設けるが、利用者をPH
S101の保持者に制限するのであれば、あるいは設け
ない構成とするのであってもよい。
【0051】203は、この自動販売機100が販売す
る個々の商品に対応づけられた押しボタン、あるいは取
引をキャンセルし、投入した現金の返却を指示するため
のレバーなどからなる操作部である。この操作部203
も、従前の押しボタンやレバーをPHS101の数字ボ
タンなどで代替させる場合は(後述)、自動販売機10
0には設けない構成としてもよい。
【0052】204は、この自動販売機100が商品を
販売可能な状態にあるかどうかを示す取引可能ランプ、
上述の押しボタンに埋め込まれ、各商品の販売可否を示
す販売可能ランプ、あるいは投入金額や釣銭金額、釣銭
切れメッセージなどを表示するパネルなどからなる表示
部である。
【0053】205は、この自動販売機100が販売す
る商品を所定の温度などのもとに保管するとともに、そ
の収納数量(在庫数量)を管理し、かつ操作部203を
介して選択された商品を取出口まで搬送する商品管理・
搬送部である。なお、この商品管理・搬送部205は上
記のほか、商品の調理や調合、たとえば冷凍食品の解
凍、コーヒーの作成などの機能をあわせて有するのであ
ってもよい。
【0054】206は、基地局103およびISDN回
線104を介して管理サーバ102との無線通信をおこ
なう基地局通信部であり、信号を所定の搬送波に乗せて
送信するとともに、受信した電波から信号を取り出す機
能を有している。この基地局通信部206の通信方式
は、たとえばPIAFS(PHS InternetA
ccess Forum Standard)であるも
のとする。なお、上述のオフライン方式の場合はこの基
地局通信部206は不要である。
【0055】207は、利用者が保持するPHS101
との通信をおこなう利用者通信部である。通信方式は赤
外線(IrDAなど)、電波(Bluetoothな
ど)、音声などといった非接触方式、あるいは機械的な
接点同士の接触方式など、PHS101とのデータの授
受をおこなるものであればどのようなものであってもよ
い。
【0056】つぎに、図3はこの発明の実施の形態1に
よる自動販売機100の制御装置、すなわちPHS10
1の概略構成を示す説明図である。300は、このPH
S101全体の動作を制御する制御部であり、具体的に
はCPUなどにより実現される。
【0057】301は、制御部300により実行される
プログラムや各種データなどを格納する記憶部であり、
具体的にはROMやRAMなどにより実現される。この
記憶部301に保持されるデータには、少なくともこの
PHS101の購入時すなわち電話会社との契約時に契
約者が選定した(契約後の変更も可能)電話番号、すな
わち自局番号と、通常4桁の数値である暗証番号とが含
まれる。上記のほか、記憶部301にはたとえば契約者
の氏名や生年月日などといった個人情報も保持される。
【0058】302は液晶ディスプレイなどからなる表
示部であり、303は数字ボタンや十字キーなどからな
る操作部である。また、304は後述する基地局通信部
306から入力した電気信号を音声に変換して出力する
スピーカであり、305は電気信号に変換した話者音声
を基地局通信部306に対して出力するマイクである。
【0059】306は、基地局103との無線通信をお
こなう基地局通信部であり、音声・文書・画像などの各
種データを送受信する。また、307は自動販売機10
0との通信をおこなう自販機通信部であり、後述する各
種信号や暗証番号などを送受信する。
【0060】つぎに、図4はこの発明の実施の形態1に
よる自動販売機100を、その制御装置であるPHS1
01により制御して商品販売をおこなわせるための手順
を示すフローチャートである。
【0061】同図に示すフローチャートの開始に先立っ
て、自動販売機100から商品を購入しようとする利用
者は、その保持するPHS101にあらかじめ組み込ま
れている、自動販売機100の制御プログラム(自動販
売機100を制御して商品を販売させるためのプログラ
ム)を起動しておく。具体的には、その表示部302す
なわち液晶ディスプレイに表示されたメニューから、操
作部303の選択ボタンや決定ボタンなどを介して、
「自販機からの購入」を選択・決定する。この操作を検
知した制御部300は、記憶部301から上記プログラ
ムを読み出して実行し、当該プログラムの動作中、この
PHS101は自動販売機100の制御装置として機能
することになる。
【0062】ステップS401で利用者は自己のPHS
101に、自動販売機100からの商品の購入、すなわ
ち自動販売機100との取引の開始を指示する。具体的
には、上記プログラムにより表示部302に表示された
「商品購入」ボタンなどを、その操作部303を介して
選択・決定する。あるいは、操作部303のいずれかの
ボタンを押下することで、取引開始の指示が直接おこな
えるようにしてもよい。
【0063】上記操作を検知した制御部300は、ステ
ップS402でその制御するPHS101が通信可能な
状態であるかどうか、すなわち圏外でないかどうかを判
定する。そして、通信不能すなわち圏外である場合は
(ステップS402:No)、ステップS403で取引
ができない旨、たとえば『現在自販機からの商品購入は
できません。』などのエラーメッセージを記憶部301
から取り出して、表示部302により画面表示させた
後、本フローチャートによる処理を終了する。
【0064】このように、圏外の場合に自動販売機10
0からの商品購入ができないようにするのは、紛失・盗
難などにかかるPHS101の不正使用を防止するため
である。電話契約者からPHS101の紛失・盗難の届
出を受けた電話会社は、通常当該PHS101を強制的
に圏外、すなわち通信不能とすることで通信料の発生お
よび契約者への損害発生を防止している。そこで、圏外
の状態にある、すなわち紛失・盗難のおそれのあるPH
S101からは、それを用いた自動販売機100からの
商品購入もできないようにする。
【0065】これに対して、PHS101が通信可能で
ある場合、すなわち圏内である場合には(ステップS4
02:Yes)、ステップS404で制御部300は所
定の命令コードなどからなる取引開始信号を発生し、こ
れを自販機通信部307を介して自動販売機100に送
信する。
【0066】上記信号をその利用者通信部207により
受信した自動販売機100は、つぎにステップS405
でその制御部200により、自己が利用者に商品を販売
できる状態であるかどうか、あるいは利用者に商品を販
売してもよい状況であるかどうかを判定する。そして、
故障中、あるいは後述する本人照合の失敗などの理由で
取引不可の状態・状況にあるときは(ステップS40
5:No)、ステップS406で所定のフォーマットの
取引不可信号を発生し、これを利用者通信部207を介
してPHS101に送信する。
【0067】また、取引可能の状態・状況にあるときは
(ステップS405:Yes)、ステップS407で制
御部200は表示部204を制御して、その取引可能ラ
ンプを点灯させるとともに、ステップS408で所定の
フォーマットの取引可能信号を発生し、これを利用者通
信部207を介してPHS101に送信する。
【0068】つぎに、ステップS409でPHS101
は、その自販機通信部307により自動販売機100か
ら受信したのがステップS406の取引不可信号である
か、ステップS408の取引可能信号であるかを判定す
る。そして、取引不可信号を受信したときは(ステップ
S409:No)、ステップS403でエラーメッセー
ジを表示した後、本フローチャートによる処理を終了す
る。
【0069】これに対して、取引可能信号を受信したと
きは(ステップS409:Yes)、ステップS410
で制御部300は利用者に暗証番号の入力を促すメッセ
ージ、たとえば『利用できます。暗証番号を入力してく
ださい。』などのメッセージを記憶部301から取り出
して、表示部302により画面表示させる。
【0070】そして、これに応じた利用者が操作部30
3を介して、電話会社との契約で取り決めた暗証番号を
入力・決定すると、この操作を検知した制御部300
は、ステップS411で記憶部301に格納されている
自局番号および暗証番号を取り出す。つぎに、ステップ
S412でこの自局番号と暗証番号とを繋ぎ合わせて、
利用者IDを生成する。そして、ステップS412で生
成した利用者IDと、ステップS410で入力された暗
証番号とを、ステップS413で自販機通信部307を
介して自動販売機100に送信する。
【0071】ステップS414で自動販売機100の制
御部200は、利用者通信部207により受信した利用
者ID中の暗証番号、すなわちPHS101にもともと
格納されていた暗証番号と、利用者により手入力された
暗証番号とを照合する。利用者が正確に暗証番号を入力
していれば両者は一致するはずであり、逆にこれらが一
致しない場合は、暗証番号を知らない無権限者がPHS
101の不正使用を試みている可能性がある。
【0072】そこで、両者が一致しない場合、すなわち
本人の照合に失敗した場合には(ステップS414:N
o)、ステップS405に戻って取引不可の判定をおこ
ない(ステップS405:No)、以後は上記と同様で
ある。また、両者が一致する場合、すなわち本人の照合
に成功した場合には(ステップS414:Yes)、ス
テップS415で制御部200は表示部204を制御し
て、各商品の販売可能ランプを点灯させた後、利用者か
らの操作待ちとなる。
【0073】そして、ステップS416で操作部203
によるキャンセル操作、すなわち返金レバーの押し下げ
を検知すると(ステップS416:Yes)、ステップ
S420で制御部200は表示部204を制御して、取
引可能ランプや販売可能ランプを消灯させた後、本フロ
ーチャートによる処理を終了する。
【0074】また、ステップS417で商品の選択操
作、すなわちいずれかの商品の押しボタンが押下された
ことを検知すると(ステップS416:No、ステップ
S417:Yes)、ステップS418で制御部200
は商品管理・搬送部205に指示して、選択された商品
を取出口に搬出させ、利用者に提供する。
【0075】さらに、ステップS419で制御部200
は、ステップS413で受信した利用者IDから自局番
号を抽出し、これをステップS418で提供した商品の
ID、数量、価格および現在日時(販売日時)と対応づ
けて、販売データとして記憶部201に格納する。な
お、暗証番号についてはセキュリティを重視して、販売
データとして自動販売機100内に蓄積することはしな
い。その後、ステップS420で制御部200は表示部
204を制御して、取引可能ランプなどのランプ類を消
灯させた上、本フローチャートによる処理を終了する。
【0076】なお、ステップS418〜S420のいず
れかの時点で、個々の取引の利用総額を自動販売機10
0からPHS101に通知し、たとえば『ご利用ありが
とうございました。今回のご利用額は¥120です。』
などの、利用額の確認メッセージをPHS101の画面
に表示するようにしてもよい。また、ステップS419
の販売データの格納後、一定時間の経過前であれは、再
度商品の選択操作ができるようにしてもよい(連続販
売)。
【0077】上記フローチャートによる取引の後、たと
えば一ヶ月ごとに設定されている所定の締め日が到来す
ると、自動販売機100はその基地局通信部206から
管理サーバ102に対して、前回の締め日以降に記憶部
201に蓄積された、当月分の上記販売データをまとめ
て送信する。あるいは、データの送信は取引が発生する
都度逐次おこなうようにしてもよい。
【0078】なお、ここではオンラインにより自販機側
の販売データをセンター側に吸い上げるようにしたが、
定期的に派遣されるサービスマンが、その保持するハン
ディーターミナルによりデータを収集して、センターに
持ち帰るようにしてもよい。販売データの吸い出し後、
吸い出された分のデータは記憶部201内から消去され
る。
【0079】管理サーバ102では、販売データ中の自
局番号ごとに当月分の利用明細と利用総額とを集計し、
その口座引き落としの予定日などとあわせて、電子メー
ルとして各利用者のPHS101に送信する。また、各
利用者の利用総額に応じたポイント計算や、景品の抽選
などをおこない、累計獲得ポイント数や景品当選の有無
などを上記メールであわせて通知する。
【0080】他方、センターに集約された販売データは
電話会社が保持している契約者情報(性別・年齢・職業
・住所などの個人情報)とつきあわせることで、いつど
こでどういう人がどういう商品を購買しているといった
マーケット分析、ひいては新商品の企画・開発、棚割管
理、需要予測などの用途に活用することができる。ま
た、各利用者の購入履歴を取っておき、ポイント数の照
会などのために利用者がホームページを訪れたときに、
当該利用者の嗜好に合うCMを表示するなど、いわゆる
CRM(Customer Relationship
Management)的な、ターゲッタに合わせた
効果的な販促活動がおこなえる。
【0081】以上説明した実施の形態1によれば、利用
者の認証を暗証番号の照合により自動販売機100限り
でおこなうので、従来技術のように商品購入の都度、管
理会社までの通信が発生してしまうということがない。
したがって、購入者・販売者ともに、取引ごとに発生す
る通信費用などのランニングコストを負担する必要がな
い。
【0082】また、盗難・紛失にかかるPHS101に
よっては、電話会社への届出前であれば正確な暗証番号
を知らない限り、届出後は強制的に通信不能となるため
常に、自動販売機100からの商品の購入は禁止され、
したがって無権限者などによるその不正使用が未然に回
避される。
【0083】このように、電話会社への届出の有無にか
かわらず電話機の不正使用を二重に防止でき、しかもそ
のためのコストを一切利用者に負担させることのないシ
ステムでありながら、その構成は単純であって、たとえ
ば暗証番号の入力以上に複雑な操作を利用者に求めた
り、全国の自動販売機100にいわゆるブラックリスト
(盗難・紛失にかかるPHS101の製造番号など)を
定期的に配信したり、あるいは当該リストを個々の自動
販売機100で記録・保持したりする必要がない。
【0084】実施の形態2:さて、上述した実施の形態
1では商品代金は後払い、すなわちクレジット方式であ
るものとしたが、後日債権が回収できないなどのトラブ
ルを生じやすいので、以下で説明する実施の形態2のよ
うに、前払いすなわちプリペイド方式とするようにして
もよい。また前払い・後払いを問わず、商品の選択やキ
ャンセルの指示は自動販売機100上のボタンでなく、
PHS101上のボタンによりおこなわせるようにして
もよい。
【0085】実施の形態2による自動販売機100およ
びPHS101の概略構成は実施の形態1と同様であ
る。ただし、PHS101の記憶部301には上述の自
局番号と暗証番号のほか、このPHS101の保持者が
別途前払いで支払った金額から購入済みの商品の代金を
差し引いた金額、すなわちプリペイド残額が記憶されて
いる。
【0086】つぎに、図5はこの発明の実施の形態2に
よる自動販売機100を、その制御装置であるPHS1
01により制御して商品販売をおこなわせるための手順
を示すフローチャートである。
【0087】ステップS501で利用者は自己のPHS
101に、図4のステップS401と同様にして、自動
販売機100との取引の開始を指示する。そして、これ
を検知した制御部300は、ステップS502で記憶部
301内のプリペイド残額が0より大きいか否かを判定
する。
【0088】そして、プリペイド残額が0になっている
場合は(ステップS502:No)、ステップS503
でステップS403と同様、『現在自販機からの商品購
入はできません。』などのエラーメッセージを表示す
る。また、プリペイド残額が0より大きい場合は(ステ
ップS502:Yes)、ステップS504でステップ
S402と同様に、自己が通信可能な状態であるかどう
かを判定する。
【0089】このステップS504からステップS51
3まではステップS402からステップS412(ステ
ップS403を除く)と同様であり、送信した取引開始
信号に対して取引可能信号が返信されてきた場合に、P
HS101は暗証番号の入力受付と利用者IDの生成と
をおこなう。そして、ステップS514でその制御部3
00は、入力された暗証番号と利用者IDとのほか、記
憶部301内のクレジット残額(プリペイド残額)を自
販機通信部307を介して自動販売機100に送信す
る。
【0090】そして、これをその利用者通信部207に
より受信した自動販売機100の制御部200は、ステ
ップS515で暗証番号が一致し、かつプリペイド残額
の範囲内で購入できる商品があるかどうか(プリペイド
残額が、この自動販売機100の販売商品のうちもっと
も安価なものの価格以上であるかどうか)を判定する。
そして、暗証番号が一致しかつプリペイド残額で購入で
きる商品があった場合に(ステップS515:Ye
s)、ステップS516で表示部204を制御して、上
記商品の販売可能ランプのみを点灯させる。さらに、ス
テップS517で利用者通信部207を介して、プリペ
イド残額の範囲で購入できる商品の名称や価格などを、
所定のフォーマットの販売可能信号としてPHS101
に送信する。
【0091】そして、上記信号をその自販機通信部30
7により受信したPHS101は、制御部300により
『以下の商品が購入可能です。商品の数字ボタンを押し
てください。キャンセルは「#」ボタンを押してくださ
い。1.サ○トリー烏龍茶¥120 2.ネ○カフェア
イスコーヒー ¥120・・・』などのメッセージを作
成して、表示部302により表示させた後、利用者から
の操作待ちとなる。なお、商品名などの表示は必須では
なく、たとえば『ランプの点灯した商品が購入可能で
す。商品の番号のボタンを押してください。キャンセル
は「#」ボタンを押してください。』のように、自動販
売機100の前面に表記された各商品の番号を、PHS
101のボタンによって入力させるようにしてもよい。
【0092】この後ステップS518で、操作部303
によるキャンセル操作、たとえば「#」ボタンの押下に
続けて決定ボタンの押下を検知すると(ステップS51
8:Yes)、ステップS519で制御部300は自販
機通信部307を介して、所定のフォーマットのキャン
セル信号を自動販売機100に送信する。これをその利
用者通信部207により受信した自動販売機100は、
ステップS528でその制御部200により表示部20
4を制御して、取引可能ランプや販売可能ランプなどを
消灯させ、本フローチャートによる処理を終了する。
【0093】また、ステップS520で操作部303に
よる商品の選択操作、たとえばいずれかの数字ボタンの
押下に続けて決定ボタンの押下を検知すると(ステップ
S518:No、ステップS520:Yes)、ステッ
プS521で制御部300は自販機通信部307を介し
て、どの商品が選択されたかを示す所定のフォーマット
の商品選択信号を自動販売機100に送信する。
【0094】そして、上記信号をその利用者通信部20
7により受信した自動販売機100の制御部200は、
ステップS522で、選択された商品の価格をステップ
S514で受信したプリペイド残額から差し引くこと
で、今回の購入後の新たなプリペイド残額を算出する。
そして、この新たなプリペイド残額をステップS523
で、利用者通信部207を介してPHS101に送信す
る。
【0095】このプリペイド残額をその自販機通信部3
07により受信したPHS101は、ステップS524
で制御部300により、記憶部301内の従前のプリペ
イド残額を受信したプリペイド残額で更新する。なお、
このとき表示部302を制御して、更新後のプリペイド
残額を表示させるようにしてもよい。その後、ステップ
S525で自販機通信部307を介して、上記更新が正
常に終了したことを示す所定のフォーマットの更新完了
信号を自動販売機100に送信する。
【0096】そして、上記信号をその利用者通信部20
7により受信した自動販売機100の制御部200は、
ステップS526〜S528で図4のステップS418
〜S420と同様に、選択された商品の提供と販売デー
タの記録、およびランプ類の消灯をおこなった後、本フ
ローチャートによる処理を終了する。
【0097】以上説明した実施の形態2によれば、商品
の代金は前払いされた金額から順次差し引いてゆくた
め、販売側は債権を確実に回収することができる。な
お、販売側としては代金さえ回収できれば、利用者がP
HS101の正当な使用権限を有するかどうかはあまり
重要でないため、前払いの場合にはステップS511の
暗証番号の入力は不要とし、ステップS515の照合も
おこなわないようにしてもよい。もっとも、無権限者に
よる不正使用があった場合は本人と販売側との間でもト
ラブルが生じやすいので、暗証番号による照合もおこな
っておいたほうが安全である。
【0098】なお、上述した実施の形態2では商品購入
に必要なすべての操作がPHS101からおこなえるの
で、たとえば背の低い子供や車椅子の人でもスムーズに
自動販売機100を利用することができる。また、実施
の形態1で説明したクレジット方式、実施の形態2で説
明したプリペイド方式のいずれかを利用者が任意に選択
できるようにしてもよい。
【0099】実施の形態3:さて、上述した実施の形態
1および2における認証は、利用者が正当な権利者であ
るかどうかを正確な暗証番号を入力できるかどうかによ
りチェックするものであって、前出の従来技術のように
電話機そのものの正当性をチェックするものではない。
したがって、正規に製造されたPHS101が無権限者
に不正に使用されることは防止できるが、PHS101
そのものが偽造されてしまうと、記憶部301内の偽造
の暗証番号と手入力の暗証番号とが一致する限り、誰に
でも商品が販売されてしまうという問題がある。
【0100】そこで、以下に説明する実施の形態3のよ
うに、自動販売機100およびPHS101の双方に共
通の演算回路(または演算機能)を組み込むようにして
もよい。PHS101は何らかの数値、たとえば自局番
号を上記回路に通してその演算結果、すなわち解を求
め、利用者ID(=自局番号+暗証番号)と手入力され
た暗証番号、および上記解を自動販売機100に送信す
る。
【0101】自動販売機100は受信した利用者ID中
の自局番号を自己の演算回路に通し、得られた解を受信
した解と比較して、両者が一致する場合、すなわちPH
S101による演算結果が正しい場合には、当該PHS
101は所定の演算回路(または演算機能)が組み込ま
れた正規の電話機であると判断する(電話機の認証)。
また、実施の形態1および2と同様に、利用者ID中の
暗証番号が手入力された暗証番号と一致するかどうかも
あわせてチェックし、両者が一致すれば当該利用者は当
該PHS101の正当な使用権限を有すると判断する
(利用者の認証)。
【0102】図6は、この発明の実施の形態3による自
動販売機100の概略構成を示す説明図である。実施の
形態3による自動販売機100は、図2に示した実施の
形態1および2の自動販売機100に、演算部608を
追加した構成である。また、図7はこの発明の実施の形
態3によるPHS101の概略構成を示す説明図であ
る。実施の形態3によるPHS101は、図3に示した
実施の形態1および2のPHS101に、演算部708
を追加した構成である。演算部608および708は、
与えられた数値に同一の演算を施す回路である。
【0103】つぎに、図8はこの発明の実施の形態3に
よる自動販売機100を、その制御装置であるPHS1
01により制御して商品販売をおこなわせるための手順
を示すフローチャートである。実施の形態1で説明した
クレジット方式、実施の形態2で説明したプリペイド方
式のいずれにおいても、上述の利用者の認証と組み合わ
せて電話機の認証をおこなうことが可能であるが、以下
では実施の形態1のクレジット方式に、電話機の認証を
組み合わせる例で説明する。
【0104】ステップS801〜S812は、図4に示
した実施の形態1のステップS401〜S412と同様
であるが、実施の形態3によるPHS101は、ステッ
プS813でその制御部700により演算部708に指
示して、ステップS811で取り出した自局番号につい
て所定の演算をおこなわせ、その演算結果すなわち解を
算出させる。そして、ステップS814で制御部700
は自販機通信部707を介して、利用者IDおよび手入
力の暗証番号とあわせて上記解を自動販売機100に送
信する。
【0105】これをその利用者通信部607により受信
した自動販売機100は、ステップS815でステップ
S414と同様に、利用者ID中の暗証番号と手入力の
暗証番号とを照合する。そして、利用者の認証に成功し
た場合に(ステップS815:Yes)、続くステップ
S816でその制御部600は演算部608に指示し
て、ステップS814で受信した利用者ID中の自局番
号につき所定の演算をおこなわせる。
【0106】つぎに、ステップS817で制御部600
は、ステップS816で得られた解とステップS814
で受信した解とを比較して、一致するすなわち受信した
解が正しい場合には(ステップS817:Yes)、電
話機の認証に成功したとしてステップS818に進み、
図4のステップS415と同様に表示部604を制御し
て、各商品の販売可能ランプを点灯させる。このステッ
プS818からS823までは図4のステップS415
〜S420と同様である。
【0107】また、解が一致しないすなわち受信した解
が正しくない場合には(ステップS817:No)、電
話機の認証に失敗したとして、ステップS805・S8
06・S809で図4のステップS405・S406・
S409と同様の処理を経て、ステップS803で取引
ができない旨のエラーメッセージを表示した後、本フロ
ーチャートによる処理を終了する。
【0108】以上説明した実施の形態3によれば、利用
者の認証とともに電話機の認証もおこなうので、正規の
電話機が無権限者に使用されることのほか、偽造の電話
機が使用されることも防止することができる。
【0109】なお、上述した実施の形態1〜3では、メ
モリへのアクセス制限などの目的で従来からPHS10
1の本体に格納されている暗証番号を自動販売機100
との取引にも流用するようにしたが、利用者の認証に用
いる数値はこれに限らず、どのような数値であってもよ
い。ただし暗証番号と同様、PHS101内に格納され
ている数値であって、かつその画面には決して表示され
ないような数値でなければならない。
【0110】また、上述した実施の形態3では電話機の
認証に自局番号を用いるようにしたが、この数値も何で
あってもよく、たとえば上述の暗証番号であってもよ
い。この場合自動販売機100には、PHS101にあ
らかじめ組み込まれた暗証番号、PHS101の演算回
路により算出されたその解、および利用者により手入力
された暗証番号の少なくとも三つを提出させることにな
る。
【0111】なお、上述した実施の形態1〜3では、利
用者IDは自局番号と暗証番号とから生成するようにし
たが、この利用者ID中にたとえば利用者の生年(19
80、など)を含ませるようにしてもよい。酒類や煙
草、「toto」などのくじ券などを販売する自動販売
機100では、利用者の年齢を上記生年から算出するこ
とで、未成年者などへの物品の販売を禁止することがで
きる。また、入場券などの自動販売機100では、上記
生年から大人/小人を判別して適切な課金をおこなうこ
とができる。
【0112】なお、上述した実施の形態1〜3では自動
販売機100−PHS101間の通信に特段のスクラン
ブルをかけていないが、暗証番号などの送受信データが
傍受・盗聴される可能性があるので、たとえばRSAな
どによる強固な暗号化をおこなうようにしてもよい。
【0113】また、上述した実施の形態1〜3では、自
動販売機100の制御装置101はPHSであるものと
したが、これはたとえば携帯電話やPDA(Perso
nal Digital Assistant)、PI
M(Personal Information Ma
nager)機能を搭載した腕時計など、利用者が常時
携行し容易に操作できるような機器であれば、どのよう
なものであってもよい。
【0114】なお、上記説明から明らかなように、PH
S101の記憶部301あるいは701が請求項にいう
「記憶手段」に相当する。また、PHS101の操作部
303あるいは703が請求項にいう「入力手段」に相
当し、そのおこなう処理の一つに請求項にいう「入力工
程」が含まれる。また、PHS101の自販機通信部3
07あるいは707が請求項にいう「送信手段」に相当
し、そのおこなう処理の一つに請求項にいう「送信工
程」が含まれる。
【0115】また、自動販売機100の利用者通信部2
07あるいは607が請求項にいう「受信手段」に相当
し、そのおこなう処理の一つに請求項にいう「受信工
程」が含まれる。また、自動販売機100の制御部20
0あるいは600が請求項にいう「判定手段」に相当
し、そのおこなう処理の一つに請求項にいう「判定工
程」が含まれる。また、自動販売機100の商品管理・
搬送部205あるいは605が請求項にいう「提供手
段」に相当し、そのおこなう処理の一つに請求項にいう
「提供工程」が含まれる。また、自動販売機100の記
憶部201あるいは601が請求項にいう「販売情報記
憶手段」に相当する。さらに、基地局通信部206ある
いは606が請求項にいう「出力手段」に、そのおこな
う処理が請求項にいう「出力工程」に、それぞれ相当す
る。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、自動販売機およびその利用者が携行する制
御装置からなる商品販売システムにおいて、前記制御装
置が、当該装置を特定するための特定情報と、当該装置
にあらかじめ入力される照合情報とを記憶した記憶手段
と、当該装置を携行する利用者に照合情報を入力させる
入力手段と、前記記憶手段に記憶された特定情報および
照合情報と、前記入力手段により入力された照合情報と
を前記自動販売機に送信する送信手段と、を備え、前記
自動販売機が、前記送信手段により送信された情報を受
信する受信手段と、前記受信手段により受信された照合
情報同士が一致するかどうかを判定する判定手段と、前
記判定手段により照合情報同士が一致すると判定された
場合に、前記利用者により選択された商品を提供する提
供手段と、前記提供手段により商品の提供がおこなわれ
ると、受信した特定情報と提供された商品に関する販売
情報とを対応させて記憶する販売情報記憶手段と、前記
特定情報に基づく精算業務のために、前記販売情報記憶
手段に記憶された情報を定期的に外部の管理センターに
出力する出力手段と、を備えたので、制御装置を使用す
る正当な権限を有し、したがって暗証番号などの数値を
正確に入力できる利用者のみが、認証のための通信コス
トを一切負担することなく、当該装置を用いて自動販売
機から直接商品を購入することができ、これによって、
自動販売機からの不正な商品購入をその利用者に経済的
負担をかけずに防止するとともに、商品購入時の認証・
取引・決済などの一連の手続きを容易かつ迅速におこな
うことが可能な商品販売システムが得られるという効果
を奏する。
【0117】また、請求項2に記載の発明によれば、自
動販売機およびその利用者が携行する制御装置からなる
商品販売システムにおいて、前記制御装置が、当該装置
を特定するための特定情報と、当該装置にあらかじめ入
力される照合情報と、プリペイド残額情報とを記憶した
記憶手段と、当該装置を携行する利用者に照合情報を入
力させる入力手段と、前記記憶手段に記憶された特定情
報、照合情報およびプリペイド残額情報と、前記入力手
段により入力された照合情報とを前記自動販売機に送信
する送信手段と、を備え、前記自動販売機が、前記送信
手段により送信された情報を受信する受信手段と、前記
受信手段により受信された照合情報同士が一致するかど
うかを判定する判定手段と、前記判定手段により照合情
報同士が一致すると判定された場合に、前記利用者によ
り選択されかつその価格が前記受信手段により受信され
たプリペイド残額の範囲内である商品を提供する提供手
段と、を備えたので、制御装置を使用する正当な権限を
有し、したがって暗証番号などの数値を正確に入力でき
る利用者のみが、認証のための通信コストを一切負担す
ることなく、プリペイド残額の限度内で当該装置を用い
て自動販売機から直接商品を購入することができ、これ
によって、自動販売機からの不正な商品購入をその利用
者に経済的負担をかけずに防止するとともに、商品購入
時の認証・取引・決済などの一連の手続きを容易かつ迅
速におこなうことが可能な商品販売システムが得られる
という効果を奏する。
【0118】また、請求項3に記載の発明によれば、自
動販売機およびその利用者が携行する制御装置からなる
商品販売システムにおいて、前記制御装置が、当該装置
を特定するための特定情報と、当該装置にあらかじめ入
力される照合情報とを記憶した記憶手段と、前記特定情
報に所定の演算を施して得られる解を算出する演算手段
と、当該装置を携行する利用者に照合情報を入力させる
入力手段と、前記記憶手段に記憶された特定情報、照合
情報、前記演算手段により算出された解および、前記入
力手段により入力された照合情報を前記自動販売機に送
信する送信手段と、を備え、前記自動販売機が、前記送
信手段により送信された情報および解を受信する受信手
段と、前記受信手段により受信された特定情報に所定の
演算を施して得られる解と前記受信手段により受信され
た解、および照合情報同士が一致するかどうかを判定す
る判定手段と、前記判定手段により解および照合情報が
一致すると判定された場合に、前記利用者により選択さ
れた商品を提供する提供手段と、前記提供手段により商
品の提供がおこなわれると、受信した特定情報と提供さ
れた商品に関する販売情報とを対応させて記憶する販売
情報記憶手段と、前記特定情報に基づく精算業務のため
に、前記販売情報記憶手段に記憶された情報を定期的に
外部の管理センターに出力する出力手段と、を備えたの
で、所定の演算機能を備えた正規の制御装置を有する利
用者のみが、認証のための通信コストを一切負担するこ
となく、当該装置を用いて自動販売機から直接商品を購
入することができ、これによって、自動販売機からの不
正な商品購入をその利用者に経済的負担をかけずに防止
するとともに、商品購入時の認証・取引・決済などの一
連の手続きを容易かつ迅速におこなうことが可能な商品
販売システムが得られるという効果を奏する。
【0119】また、請求項4に記載の発明によれば、前
記請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載の発明にお
いて、さらに、前記記憶手段に前記制御装置の契約者の
個人情報を記憶させる機能、前記送信手段に当該個人情
報を自動販売機に送信する機能、前記受信手段に当該個
人情報を受信する機能、前記判定手段に当該個人情報が
あらかじめ設定されている所定条件を満たすかどうかを
判定する機能、前記提供手段に前記判定手段により当該
個人情報が前記所定条件を満たしていないと判定された
場合には商品の提供を禁止する機能をそれぞれ設けたの
で、たとえば未成年者に対して酒類や煙草を販売してし
まうようなことがなく、これによって、自動販売機から
の不正な商品購入をその利用者に経済的負担をかけずに
防止するとともに、商品購入時の認証・取引・決済など
の一連の手続きを容易かつ迅速におこなうことが可能な
商品販売システムが得られるという効果を奏する。
【0120】また、請求項5に記載の発明によれば、前
記請求項1〜請求項4のいずれか一つに記載の発明にお
いて、前記制御装置が携帯型の電話機であるので、利用
者は自己の保持する携帯型電話機を用いて自動販売機か
ら直接商品を購入することができ、これによって、利用
者が使い慣れた機器によって自動販売機から直接商品を
購入することが可能な商品販売システムが得られるとい
う効果を奏する。
【0121】また、請求項6に記載の発明によれば、前
記請求項5に記載の発明において、前記制御装置の送信
手段は、当該装置が通信不能の状態にある場合には前記
情報を送信しないので、紛失・盗難の届出に基づいて強
制的に通信不能とさせられた携帯型電話機によっては、
自動販売機から直接商品を購入することはできず、これ
によって、自動販売機からの不正な商品購入をその利用
者に経済的負担をかけずに防止することが可能な商品販
売システムが得られるという効果を奏する。
【0122】また、請求項7に記載の発明によれば、利
用者が携行する制御装置により制御される自動販売機に
おいて、前記制御装置に記憶された、当該装置を特定す
るための特定情報および照合情報と、前記利用者により
入力された照合情報とを受信する受信手段と、前記受信
手段により受信された照合情報同士が一致するかどうか
を判定する判定手段と、前記判定手段により照合情報同
士が一致すると判定された場合に、前記利用者により選
択された商品を提供する提供手段と、前記提供手段によ
り商品の提供がおこなわれると、受信した特定情報と提
供された商品に関する販売情報とを対応させて記憶する
販売情報記憶手段と、前記特定情報に基づく精算業務の
ために、前記販売情報記憶手段に記憶された情報を定期
的に外部の管理センターに出力する出力手段と、を備え
たので、制御装置を使用する正当な権限を有し、したが
って暗証番号などの数値を正確に入力できる利用者のみ
が、認証のための通信コストを一切負担することなく、
当該装置を用いて自動販売機から直接商品を購入するこ
とができ、これによって、自動販売機からの不正な商品
購入をその利用者に経済的負担をかけずに防止するとと
もに、商品購入時の認証・取引・決済などの一連の手続
きを容易かつ迅速におこなうことが可能な自動販売機が
得られるという効果を奏する。
【0123】また、請求項8に記載の発明によれば、利
用者が携行する制御装置により制御される自動販売機に
おいて、前記制御装置に記憶された、当該装置を特定す
るための特定情報、照合情報およびプリペイド残額情報
と、前記利用者により入力された照合情報とを受信する
受信手段と、前記受信手段により受信された照合情報同
士が一致するかどうかを判定する判定手段と、前記判定
手段により照合情報同士が一致すると判定された場合
に、前記利用者により選択されかつその価格が前記受信
手段により受信されたプリペイド残額の範囲内である商
品を提供する提供手段と、を備えたので、制御装置を使
用する正当な権限を有し、したがって暗証番号などの数
値を正確に入力できる利用者のみが、認証のための通信
コストを一切負担することなく、プリペイド残額の限度
内で当該装置を用いて自動販売機から直接商品を購入す
ることができ、これによって、自動販売機からの不正な
商品購入をその利用者に経済的負担をかけずに防止する
とともに、商品購入時の認証・取引・決済などの一連の
手続きを容易かつ迅速におこなうことが可能な自動販売
機が得られるという効果を奏する。
【0124】また、請求項9に記載の発明によれば、利
用者が携行する制御装置により制御される自動販売機に
おいて、前記制御装置に記憶された、当該装置を特定す
るための特定情報および照合情報と、前記特定情報に所
定の演算を施して得られる解および前記利用者により入
力された照合情報とを受信する受信手段と、前記受信手
段により受信された特定情報に所定の演算を施して得ら
れる解と前記受信手段により受信された解、および照合
情報同士が一致するかどうかを判定する判定手段と、前
記判定手段により解および照合情報が一致すると判定さ
れた場合に、前記利用者により選択された商品を提供す
る提供手段と、前記提供手段により商品の提供がおこな
われると、受信した特定情報と提供された商品に関する
販売情報とを対応させて記憶する販売情報記憶手段と、
前記特定情報に基づく精算業務のために、前記販売情報
記憶手段に記憶された情報を定期的に外部の管理センタ
ーに出力する出力手段と、を備えたので、所定の演算機
能を備えた正規の制御装置を有する利用者のみが、認証
のための通信コストを一切負担することなく、当該装置
を用いて自動販売機から直接商品を購入することがで
き、これによって、自動販売機からの不正な商品購入を
その利用者に経済的負担をかけずに防止するとともに、
商品購入時の認証・取引・決済などの一連の手続きを容
易かつ迅速におこなうことが可能な自動販売機が得られ
るという効果を奏する。
【0125】また、請求項10に記載の発明によれば、
前記請求項7〜請求項9のいずれか一つに記載の発明に
おいて、さらに、前記受信手段に前記制御装置の契約者
の個人情報を受信する機能、前記判定手段に当該個人情
報があらかじめ設定されている所定条件を満たすかどう
かを判定する機能、前記提供手段に前記判定手段により
当該個人情報が前記所定条件を満たしていないと判定さ
れた場合には商品の提供を禁止する機能をそれぞれ設け
たので、たとえば未成年者に対して酒類や煙草を販売し
てしまうようなことがなく、これによって、自動販売機
からの不正な商品購入をその利用者に経済的負担をかけ
ずに防止するとともに、商品購入時の認証・取引・決済
などの一連の手続きを容易かつ迅速におこなうことが可
能な自動販売機が得られるという効果を奏する。
【0126】また、請求項11に記載の発明によれば、
利用者が携行する制御装置により制御される自動販売機
により商品を販売する商品販売方法において、前記制御
装置に記憶された照合情報を当該装置を携行する利用者
に入力させる入力工程と、前記制御装置に記憶された、
当該装置を特定するための特定情報および前記照合情報
と、前記入力工程で入力された照合情報とを前記自動販
売機に送信する送信工程と、前記送信工程で送信された
情報を受信する受信工程と、前記受信工程で受信された
照合情報同士が一致するかどうかを判定する判定工程
と、前記判定工程で照合情報同士が一致すると判定され
た場合に、前記利用者により選択された商品を提供する
提供工程と、前記提供工程で商品の提供がおこなわれる
と、受信した特定情報と提供された商品に関する販売情
報とを対応させて記録する販売情報記録工程と、前記特
定情報に基づく精算業務のために、前記販売情報記録工
程で記録された情報を定期的に外部の管理センターに出
力する出力工程と、を含んだので、制御装置を使用する
正当な権限を有し、したがって暗証番号などの数値を正
確に入力できる利用者のみが、認証のための通信コスト
を一切負担することなく、当該装置を用いて自動販売機
から直接商品を購入することができ、これによって、自
動販売機からの不正な商品購入をその利用者に経済的負
担をかけずに防止するとともに、商品購入時の認証・取
引・決済などの一連の手続きを容易かつ迅速におこなう
ことが可能な商品販売方法が得られるという効果を奏す
る。
【0127】また、請求項12に記載の発明によれば、
利用者が携行する制御装置により制御される自動販売機
により商品を販売する商品販売方法において、前記制御
装置に記憶された照合情報を当該装置を携行する利用者
に入力させる入力工程と、前記制御装置に記憶された、
当該装置を特定するための特定情報、前記照合情報およ
びプリペイド残額情報と、前記入力工程で入力された照
合情報とを前記自動販売機に送信する送信工程と、前記
送信工程で送信された情報を受信する受信工程と、前記
受信工程で受信された照合情報同士が一致するかどうか
を判定する判定工程と、前記判定工程で照合情報同士が
一致すると判定された場合に、前記利用者により選択さ
れかつその価格が前記受信工程で受信されたプリペイド
残額の範囲内である商品を提供する提供工程と、を含ん
だので、制御装置を使用する正当な権限を有し、したが
って暗証番号などの数値を正確に入力できる利用者のみ
が、認証のための通信コストを一切負担することなく、
プリペイド残額の限度内で当該装置を用いて自動販売機
から直接商品を購入することができ、これによって、自
動販売機からの不正な商品購入をその利用者に経済的負
担をかけずに防止するとともに、商品購入時の認証・取
引・決済などの一連の手続きを容易かつ迅速におこなう
ことが可能な商品販売方法が得られるという効果を奏す
る。
【0128】また、請求項13に記載の発明によれば、
利用者が携行する制御装置により制御される自動販売機
により商品を販売する商品販売方法において、前記制御
装置に記憶された照合情報を当該装置を携行する利用者
に入力させる入力工程と、前記制御装置に記憶された、
当該装置を特定するための特定情報に所定の演算を施し
て得られる解を算出する演算工程と、前記制御装置に記
憶された特定情報および照合情報と、前記演算工程で算
出された解および、前記入力工程で入力された照合情報
とを前記自動販売機に送信する送信工程と、前記送信工
程で送信された情報および解を受信する受信工程と、前
記受信工程で受信された特定情報に所定の演算を施して
得られる解と前記受信工程で受信された解、および照合
情報同士が一致するかどうかを判定する判定工程と、前
記判定工程で解および照合情報が一致すると判定された
場合に、前記利用者により選択された商品を提供する提
供工程と、前記提供工程で商品の提供がおこなわれる
と、受信した特定情報と提供された商品に関する販売情
報とを対応させて記録する販売情報記録工程と、前記特
定情報に基づく精算業務のために、前記販売情報記録工
程で記録された情報を定期的に外部の管理センターに出
力する出力工程と、を含んだので、所定の演算機能を備
えた正規の制御装置を有する利用者のみが、認証のため
の通信コストを一切負担することなく、当該装置を用い
て自動販売機から直接商品を購入することができ、これ
によって、自動販売機からの不正な商品購入をその利用
者に経済的負担をかけずに防止するとともに、商品購入
時の認証・取引・決済などの一連の手続きを容易かつ迅
速におこなうことが可能な商品販売方法が得られるとい
う効果を奏する。
【0129】また、請求項14に記載の発明によれば、
前記請求項11〜請求項13のいずれか一つに記載の発
明において、さらに、前記送信工程で前記制御装置の契
約者の個人情報を自動販売機に送信し、前記受信工程で
当該個人情報を受信し、前記判定工程で当該個人情報が
あらかじめ設定されている所定条件を満たすかどうかを
判定し、前記提供工程で、前記判定工程で当該個人情報
が前記所定条件を満たしていないと判定された場合には
商品の提供を禁止するので、たとえば未成年者に対して
酒類や煙草を販売してしまうようなことがなく、これに
よって、自動販売機からの不正な商品購入をその利用者
に経済的負担をかけずに防止するとともに、商品購入時
の認証・取引・決済などの一連の手続きを容易かつ迅速
におこなうことが可能な商品販売方法が得られるという
効果を奏する。
【0130】また、請求項15に記載の発明によれば、
利用者が携行する制御装置により制御される自動販売機
の商品販売方法において、前記制御装置に記憶された、
当該装置を特定するための特定情報および照合情報と、
前記利用者により入力された照合情報とを受信する受信
工程と、前記受信工程で受信された照合情報同士が一致
するかどうかを判定する判定工程と、前記判定工程で照
合情報同士が一致すると判定された場合に、前記利用者
により選択された商品を提供する提供工程と、前記提供
工程で商品の提供がおこなわれると、受信した特定情報
と提供された商品に関する販売情報とを対応させて記録
する販売情報記録工程と、前記特定情報に基づく精算業
務のために、前記販売情報記録工程で記録された情報を
定期的に外部の管理センターに出力する出力工程と、を
含んだので、制御装置を使用する正当な権限を有し、し
たがって暗証番号などの数値を正確に入力できる利用者
のみが、認証のための通信コストを一切負担することな
く、当該装置を用いて自動販売機から直接商品を購入す
ることができ、これによって、自動販売機からの不正な
商品購入をその利用者に経済的負担をかけずに防止する
とともに、商品購入時の認証・取引・決済などの一連の
手続きを容易かつ迅速におこなうことが可能な商品販売
方法が得られるという効果を奏する。
【0131】また、請求項16に記載の発明によれば、
利用者が携行する制御装置により制御される自動販売機
の商品販売方法において、前記制御装置に記憶された、
当該装置を特定するための特定情報、照合情報およびプ
リペイド残額情報と、前記利用者により入力された照合
情報とを受信する受信工程と、前記受信工程で受信され
た照合情報同士が一致するかどうかを判定する判定工程
と、前記判定工程で照合情報同士が一致すると判定され
た場合に、前記利用者により選択されかつその価格が前
記受信工程で受信されたプリペイド残額の範囲内である
商品を提供する提供工程と、を含んだので、制御装置を
使用する正当な権限を有し、したがって暗証番号などの
数値を正確に入力できる利用者のみが、認証のための通
信コストを一切負担することなく、プリペイド残額の限
度内で当該装置を用いて自動販売機から直接商品を購入
することができ、これによって、自動販売機からの不正
な商品購入をその利用者に経済的負担をかけずに防止す
るとともに、商品購入時の認証・取引・決済などの一連
の手続きを容易かつ迅速におこなうことが可能な商品販
売方法が得られるという効果を奏する。
【0132】また、請求項17に記載の発明によれば、
利用者が携行する制御装置により制御される自動販売機
の商品販売方法において、前記制御装置に記憶された、
当該装置を特定するための特定情報および照合情報と、
前記特定情報に所定の演算を施して得られる解および前
記利用者により入力された照合情報とを受信する受信工
程と、前記受信工程で受信された特定情報に所定の演算
を施して得られる解と前記受信工程で受信された解、お
よび照合情報同士が一致するかどうかを判定する判定工
程と、前記判定工程で解および照合情報が一致すると判
定された場合に、前記利用者により選択された商品を提
供する提供工程と、前記提供工程で商品の提供がおこな
われると、受信した特定情報と提供された商品に関する
販売情報とを対応させて記録する販売情報記録工程と、
前記特定情報に基づく精算業務のために、前記販売情報
記録工程で記録された情報を定期的に外部の管理センタ
ーに出力する出力工程と、を含んだので、所定の演算機
能を備えた正規の制御装置を有する利用者のみが、認証
のための通信コストを一切負担することなく、当該装置
を用いて自動販売機から直接商品を購入することがで
き、これによって、自動販売機からの不正な商品購入を
その利用者に経済的負担をかけずに防止するとともに、
商品購入時の認証・取引・決済などの一連の手続きを容
易かつ迅速におこなうことが可能な商品販売方法が得ら
れるという効果を奏する。
【0133】また、請求項18に記載の発明によれば、
前記請求項15〜請求項17のいずれか一つに記載の発
明において、さらに、前記受信工程で前記制御装置の契
約者の個人情報を受信し、前記判定工程で当該個人情報
があらかじめ設定されている所定条件を満たすかどうか
を判定し、前記提供工程で、前記判定工程で当該個人情
報が前記所定条件を満たしていないと判定された場合に
は商品の提供を禁止するので、たとえば未成年者に対し
て酒類や煙草を販売してしまうようなことがなく、これ
によって、自動販売機からの不正な商品購入をその利用
者に経済的負担をかけずに防止するとともに、商品購入
時の認証・取引・決済などの一連の手続きを容易かつ迅
速におこなうことが可能な商品販売方法が得られるとい
う効果を奏する。
【0134】また、請求項19に記載の発明によれば、
前記請求項15〜請求項17のいずれか一つに記載され
た方法をコンピュータに実行させることが可能なプログ
ラムが得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による商品販売システ
ムのシステム構成を示す説明図である。
【図2】この発明の実施の形態1による自動販売機10
0の概略構成を示す説明図である。
【図3】この発明の実施の形態1による自動販売機10
0の制御装置、すなわちPHS101の概略構成を示す
説明図である。
【図4】この発明の実施の形態1による自動販売機10
0を、その制御装置であるPHS101により制御して
商品販売をおこなわせるための手順を示すフローチャー
トである。
【図5】この発明の実施の形態2による自動販売機10
0を、その制御装置であるPHS101により制御して
商品販売をおこなわせるための手順を示すフローチャー
トである。
【図6】この発明の実施の形態3による自動販売機10
0の概略構成を示す説明図である。
【図7】この発明の実施の形態3によるPHS101の
概略構成を示す説明図である。
【図8】この発明の実施の形態3による自動販売機10
0を、その制御装置であるPHS101により制御して
商品販売をおこなわせるための手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
100 自動販売機 101 PHS 102 管理サーバ 103 基地局 104 ISDN回線 200,600 制御部 201,601 記憶部 202,602 現金処理部 203,603 操作部 204,604 表示部 205,605 商品管理・搬送部 206,606 基地局通信部 207,607 利用者通信部 300,700 制御部 301,701 記憶部 302,702 表示部 303,703 操作部 304,704 スピーカ 305,705 マイク 306,706 基地局通信部 307,707 自販機通信部 608,708 演算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 9/00 G07F 9/00 L (72)発明者 多山 洋文 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 米家 悟 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 Fターム(参考) 3E044 AA01 BA01 BA02 BA10 CA02 CA10 DE01

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機およびその利用者が携行する
    制御装置からなる商品販売システムにおいて、 前記制御装置は、 当該装置を特定するための特定情報と、当該装置にあら
    かじめ入力される照合情報とを記憶した記憶手段と、 当該装置を携行する利用者に照合情報を入力させる入力
    手段と、 前記記憶手段に記憶された特定情報および照合情報と、
    前記入力手段により入力された照合情報とを前記自動販
    売機に送信する送信手段と、 を備え、前記自動販売機は、 前記送信手段により送信された情報を受信する受信手段
    と、 前記受信手段により受信された照合情報同士が一致する
    かどうかを判定する判定手段と、 前記判定手段により照合情報同士が一致すると判定され
    た場合に、前記利用者により選択された商品を提供する
    提供手段と、 前記提供手段により商品の提供がおこなわれると、受信
    した特定情報と提供された商品に関する販売情報とを対
    応させて記憶する販売情報記憶手段と、 前記特定情報に基づく精算業務のために、前記販売情報
    記憶手段に記憶された情報を定期的に外部の管理センタ
    ーに出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする商品販売システム。
  2. 【請求項2】 自動販売機およびその利用者が携行する
    制御装置からなる商品販売システムにおいて、 前記制御装置は、 当該装置を特定するための特定情報と、当該装置にあら
    かじめ入力される照合情報と、プリペイド残額情報とを
    記憶した記憶手段と、 当該装置を携行する利用者に照合情報を入力させる入力
    手段と、 前記記憶手段に記憶された特定情報、照合情報およびプ
    リペイド残額情報と、前記入力手段により入力された照
    合情報とを前記自動販売機に送信する送信手段と、 を備え、前記自動販売機は、 前記送信手段により送信された情報を受信する受信手段
    と、 前記受信手段により受信された照合情報同士が一致する
    かどうかを判定する判定手段と、 前記判定手段により照合情報同士が一致すると判定され
    た場合に、前記利用者により選択されかつその価格が前
    記受信手段により受信されたプリペイド残額の範囲内で
    ある商品を提供する提供手段と、 を備えたことを特徴とする商品販売システム。
  3. 【請求項3】 自動販売機およびその利用者が携行する
    制御装置からなる商品販売システムにおいて、 前記制御装置は、 当該装置を特定するための特定情報と、当該装置にあら
    かじめ入力される照合情報とを記憶した記憶手段と、 前記特定情報に所定の演算を施して得られる解を算出す
    る演算手段と、 当該装置を携行する利用者に照合情報を入力させる入力
    手段と、 前記記憶手段に記憶された特定情報、照合情報、前記演
    算手段により算出された解および、前記入力手段により
    入力された照合情報を前記自動販売機に送信する送信手
    段と、 を備え、前記自動販売機は、 前記送信手段により送信された情報および解を受信する
    受信手段と、 前記受信手段により受信された特定情報に所定の演算を
    施して得られる解と前記受信手段により受信された解、
    および照合情報同士が一致するかどうかを判定する判定
    手段と、 前記判定手段により解および照合情報が一致すると判定
    された場合に、前記利用者により選択された商品を提供
    する提供手段と、 前記提供手段により商品の提供がおこなわれると、受信
    した特定情報と提供された商品に関する販売情報とを対
    応させて記憶する販売情報記憶手段と、 前記特定情報に基づく精算業務のために、前記販売情報
    記憶手段に記憶された情報を定期的に外部の管理センタ
    ーに出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする商品販売システム。
  4. 【請求項4】 さらに、前記記憶手段に前記制御装置の
    契約者の個人情報を記憶させる機能、前記送信手段に当
    該個人情報を自動販売機に送信する機能、前記受信手段
    に当該個人情報を受信する機能、前記判定手段に当該個
    人情報があらかじめ設定されている所定条件を満たすか
    どうかを判定する機能、前記提供手段に前記判定手段に
    より当該個人情報が前記所定条件を満たしていないと判
    定された場合には商品の提供を禁止する機能をそれぞれ
    設けたことを特徴とする前記請求項1〜請求項3のいず
    れか一つに記載の商品販売システム。
  5. 【請求項5】 前記制御装置が携帯型の電話機であるこ
    とを特徴とする前記請求項1〜請求項4のいずれか一つ
    に記載の商品販売システム。
  6. 【請求項6】 前記制御装置の送信手段は、当該装置が
    通信不能の状態にある場合には前記情報を送信しないこ
    とを特徴とする前記請求項5に記載の商品販売システ
    ム。
  7. 【請求項7】 利用者が携行する制御装置により制御さ
    れる自動販売機において、 前記制御装置に記憶された、当該装置を特定するための
    特定情報および照合情報と、前記利用者により入力され
    た照合情報とを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された照合情報同士が一致する
    かどうかを判定する判定手段と、 前記判定手段により照合情報同士が一致すると判定され
    た場合に、前記利用者により選択された商品を提供する
    提供手段と、 前記提供手段により商品の提供がおこなわれると、受信
    した特定情報と提供された商品に関する販売情報とを対
    応させて記憶する販売情報記憶手段と、 前記特定情報に基づく精算業務のために、前記販売情報
    記憶手段に記憶された情報を定期的に外部の管理センタ
    ーに出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする自動販売機。
  8. 【請求項8】 利用者が携行する制御装置により制御さ
    れる自動販売機において、 前記制御装置に記憶された、当該装置を特定するための
    特定情報、照合情報およびプリペイド残額情報と、前記
    利用者により入力された照合情報とを受信する受信手段
    と、 前記受信手段により受信された照合情報同士が一致する
    かどうかを判定する判定手段と、 前記判定手段により照合情報同士が一致すると判定され
    た場合に、前記利用者により選択されかつその価格が前
    記受信手段により受信されたプリペイド残額の範囲内で
    ある商品を提供する提供手段と、 を備えたことを特徴とする自動販売機。
  9. 【請求項9】 利用者が携行する制御装置により制御さ
    れる自動販売機において、 前記制御装置に記憶された、当該装置を特定するための
    特定情報および照合情報と、前記特定情報に所定の演算
    を施して得られる解および前記利用者により入力された
    照合情報とを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された特定情報に所定の演算を
    施して得られる解と前記受信手段により受信された解、
    および照合情報同士が一致するかどうかを判定する判定
    手段と、 前記判定手段により解および照合情報が一致すると判定
    された場合に、前記利用者により選択された商品を提供
    する提供手段と、 前記提供手段により商品の提供がおこなわれると、受信
    した特定情報と提供された商品に関する販売情報とを対
    応させて記憶する販売情報記憶手段と、 前記特定情報に基づく精算業務のために、前記販売情報
    記憶手段に記憶された情報を定期的に外部の管理センタ
    ーに出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする自動販売機。
  10. 【請求項10】 さらに、前記受信手段に前記制御装置
    の契約者の個人情報を受信する機能、前記判定手段に当
    該個人情報があらかじめ設定されている所定条件を満た
    すかどうかを判定する機能、前記提供手段に前記判定手
    段により当該個人情報が前記所定条件を満たしていない
    と判定された場合には商品の提供を禁止する機能をそれ
    ぞれ設けたことを特徴とする前記請求項7〜請求項9の
    いずれか一つに記載の自動販売機。
  11. 【請求項11】 利用者が携行する制御装置により制御
    される自動販売機により商品を販売する商品販売方法に
    おいて、 前記制御装置に記憶された照合情報を当該装置を携行す
    る利用者に入力させる入力工程と、 前記制御装置に記憶された、当該装置を特定するための
    特定情報および前記照合情報と、前記入力工程で入力さ
    れた照合情報とを前記自動販売機に送信する送信工程
    と、 前記送信工程で送信された情報を受信する受信工程と、 前記受信工程で受信された照合情報同士が一致するかど
    うかを判定する判定工程と、 前記判定工程で照合情報同士が一致すると判定された場
    合に、前記利用者により選択された商品を提供する提供
    工程と、 前記提供工程で商品の提供がおこなわれると、受信した
    特定情報と提供された商品に関する販売情報とを対応さ
    せて記録する販売情報記録工程と、 前記特定情報に基づく精算業務のために、前記販売情報
    記録工程で記録された情報を定期的に外部の管理センタ
    ーに出力する出力工程と、 を含んだことを特徴とする商品販売方法。
  12. 【請求項12】 利用者が携行する制御装置により制御
    される自動販売機により商品を販売する商品販売方法に
    おいて、 前記制御装置に記憶された照合情報を当該装置を携行す
    る利用者に入力させる入力工程と、 前記制御装置に記憶された、当該装置を特定するための
    特定情報、前記照合情報およびプリペイド残額情報と、
    前記入力工程で入力された照合情報とを前記自動販売機
    に送信する送信工程と、 前記送信工程で送信された情報を受信する受信工程と、 前記受信工程で受信された照合情報同士が一致するかど
    うかを判定する判定工程と、 前記判定工程で照合情報同士が一致すると判定された場
    合に、前記利用者により選択されかつその価格が前記受
    信工程で受信されたプリペイド残額の範囲内である商品
    を提供する提供工程と、 を含んだことを特徴とする商品販売方法。
  13. 【請求項13】 利用者が携行する制御装置により制御
    される自動販売機により商品を販売する商品販売方法に
    おいて、 前記制御装置に記憶された照合情報を当該装置を携行す
    る利用者に入力させる入力工程と、 前記制御装置に記憶された、当該装置を特定するための
    特定情報に所定の演算を施して得られる解を算出する演
    算工程と、 前記制御装置に記憶された特定情報および照合情報と、
    前記演算工程で算出された解および、前記入力工程で入
    力された照合情報とを前記自動販売機に送信する送信工
    程と前記送信工程で送信された情報および解を受信する
    受信工程と、 前記受信工程で受信された特定情報に所定の演算を施し
    て得られる解と前記受信工程で受信された解、および照
    合情報同士が一致するかどうかを判定する判定工程と、 前記判定工程で解および照合情報が一致すると判定され
    た場合に、前記利用者により選択された商品を提供する
    提供工程と、 前記提供工程で商品の提供がおこなわれると、受信した
    特定情報と提供された商品に関する販売情報とを対応さ
    せて記録する販売情報記録工程と、 前記特定情報に基づく精算業務のために、前記販売情報
    記録工程で記録された情報を定期的に外部の管理センタ
    ーに出力する出力工程と、 を含んだことを特徴とする商品販売方法。
  14. 【請求項14】 さらに、前記送信工程で前記制御装置
    の契約者の個人情報を自動販売機に送信し、前記受信工
    程で当該個人情報を受信し、前記判定工程で当該個人情
    報があらかじめ設定されている所定条件を満たすかどう
    かを判定し、前記提供工程で、前記判定工程で当該個人
    情報が前記所定条件を満たしていないと判定された場合
    には商品の提供を禁止することを特徴とする前記請求項
    11〜請求項13のいずれか一つに記載の商品販売方
    法。
  15. 【請求項15】 利用者が携行する制御装置により制御
    される自動販売機の商品販売方法において、 前記制御装置に記憶された、当該装置を特定するための
    特定情報および照合情報と、前記利用者により入力され
    た照合情報とを受信する受信工程と、 前記受信工程で受信された照合情報同士が一致するかど
    うかを判定する判定工程と、 前記判定工程で照合情報同士が一致すると判定された場
    合に、前記利用者により選択された商品を提供する提供
    工程と、 前記提供工程で商品の提供がおこなわれると、受信した
    特定情報と提供された商品に関する販売情報とを対応さ
    せて記録する販売情報記録工程と、 前記特定情報に基づく精算業務のために、前記販売情報
    記録工程で記録された情報を定期的に外部の管理センタ
    ーに出力する出力工程と、 を含んだことを特徴とする商品販売方法。
  16. 【請求項16】 利用者が携行する制御装置により制御
    される自動販売機の商品販売方法において、 前記制御装置に記憶された、当該装置を特定するための
    特定情報、照合情報およびプリペイド残額情報と、前記
    利用者により入力された照合情報とを受信する受信工程
    と、 前記受信工程で受信された照合情報同士が一致するかど
    うかを判定する判定工程と、 前記判定工程で照合情報同士が一致すると判定された場
    合に、前記利用者により選択されかつその価格が前記受
    信工程で受信されたプリペイド残額の範囲内である商品
    を提供する提供工程と、 を含んだことを特徴とする商品販売方法。
  17. 【請求項17】 利用者が携行する制御装置により制御
    される自動販売機の商品販売方法において、 前記制御装置に記憶された、当該装置を特定するための
    特定情報および照合情報と、前記特定情報に所定の演算
    を施して得られる解および前記利用者により入力された
    照合情報とを受信する受信工程と、 前記受信工程で受信された特定情報に所定の演算を施し
    て得られる解と前記受信工程で受信された解、および照
    合情報同士が一致するかどうかを判定する判定工程と、 前記判定工程で解および照合情報が一致すると判定され
    た場合に、前記利用者により選択された商品を提供する
    提供工程と、 前記提供工程で商品の提供がおこなわれると、受信した
    特定情報と提供された商品に関する販売情報とを対応さ
    せて記録する販売情報記録工程と、 前記特定情報に基づく精算業務のために、前記販売情報
    記録工程で記録された情報を定期的に外部の管理センタ
    ーに出力する出力工程と、 を含んだことを特徴とする商品販売方法。
  18. 【請求項18】 さらに、前記受信工程で前記制御装置
    の契約者の個人情報を受信し、前記判定工程で当該個人
    情報があらかじめ設定されている所定条件を満たすかど
    うかを判定し、前記提供工程で、前記判定工程で当該個
    人情報が前記所定条件を満たしていないと判定された場
    合には商品の提供を禁止することを特徴とする前記請求
    項15〜請求項17のいずれか一つに記載の商品販売方
    法。
  19. 【請求項19】 前記請求項15〜請求項18のいずれ
    か一つに記載された方法をコンピュータに実行させるプ
    ログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004295583A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Fujitsu Ltd 販売情報収集方法、広告方法、アンケート収集方法、自動販売機及び販売情報収集センター
JP2007122457A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Denso Wave Inc 携帯端末装置
JP2020205065A (ja) * 2015-04-30 2020-12-24 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム 電気的に動作する喫煙装置用の不良診断器具

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US11423363B2 (en) 2015-04-30 2022-08-23 Philip Morris Products S.A. Fault diagnosis apparatus for electrically operated smoking devices
US11669810B2 (en) 2015-04-30 2023-06-06 Philip Morris Products S.A. Fault diagnosis apparatus for electrically operated smoking devices

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