JP2003021398A - 油炊き温水ボイラ - Google Patents

油炊き温水ボイラ

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JP2003021398A
JP2003021398A JP2001205717A JP2001205717A JP2003021398A JP 2003021398 A JP2003021398 A JP 2003021398A JP 2001205717 A JP2001205717 A JP 2001205717A JP 2001205717 A JP2001205717 A JP 2001205717A JP 2003021398 A JP2003021398 A JP 2003021398A
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JP
Japan
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hot water
heat insulating
oil
combustion
boiler
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001205717A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Shimada
孝一 嶋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼筒を効果的に冷却する冷却構造を備えた
油炊き温水ボイラを提供する。 【解決手段】 燃焼筒4の下部に、断熱空間11に燃焼用
の空気の一部を導入する導入孔12を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油炊き温水ボイラ
に係わり、より詳細には、燃焼筒を効果的に冷却する冷
却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の油炊き温水ボイラは、例えば図1
と、図3とで示すように、下部にバーナ1を備え、内部
に筒状の断熱材2を備え、上部に排気口3を備えた燃焼
筒4と、同燃焼筒4内の上部に設置された熱交換器5と
からなるボイラ部6と、同ボイラ部6により熱交換され
た温水を一時保管するシスターンタンク7と、ポンプ8
と、これらを順次配管接続し、戻り温水路9と往き温水
路10を有して本体内に配設された温水循環路とを設け、
前記断熱材2と前記燃焼筒4との間を離間して断熱空間
11を形成し、前記バーナ2の下部に、燃焼用の空気を供
給する送風ファン14を設けてなる構成であった。
【0003】前記バーナ1が燃焼する際、同バーナ1に
対し、前記送風ファン14により図3の矢印aで示す一次
空気が供給されると共に矢印bで示す二次空気が流入
し、高温になった空気が燃焼室4'を矢印cで示すように
上昇して前記熱交換器5を加熱するようになっている。
【0004】しかしながら、前記バーナ1の燃焼により
高温になった空気が、前記断熱材2と前記燃焼筒4との
隙間から侵入して前記断熱空間11が高温になってしまう
ため、前記ボイラ部6に図示しない排熱口を設けたり、
この排熱口から雨水が侵入しないようにするための部材
を設ける必要が生じるなどして、構造が複雑化して部品
点数が増加してしまうという問題点を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、燃焼筒を効果的に冷却する冷却構造
を備えた油炊き温水ボイラを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、下部にバーナを備え、内部に筒状の断熱材
を備え、上部に排気口を備えた燃焼筒と、同燃焼筒内の
上部に設置された熱交換器とからなるボイラ部と、同ボ
イラ部により熱交換された温水を一時保管するシスター
ンタンクと、ポンプと、これらを順次配管接続し、戻り
温水路と往き温水路を有して本体内に配設された温水循
環路とを設け、前記断熱材と前記燃焼筒との間を離間し
て断熱空間が形成されてなる油炊き温水ボイラにおい
て、前記燃焼筒の下部に、前記断熱空間に燃焼用の空気
の一部を導入する導入孔を設けた構成となっている。
【0007】また、前記断熱材の上部に、前記断熱空間
と燃焼室とを連通する通気孔を設けた構成となってい
る。
【0008】更に、前記導入孔および、または前記通気
孔が複数設けられた構成となっている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいた実施例として詳細に説明する。図1は本発明
(および従来例)による油炊き温水ボイラの説明図であ
り、図2は本発明による油炊き温水ボイラの要部断面図
である。
【0010】本発明による油炊き温水ボイラは、図1
と、図2とで示すように、下部にバーナ1を備え、内部
に筒状の断熱材2を備え、上部に排気口3を備えた燃焼
筒4と、同燃焼筒4内の上部に設置された熱交換器5と
からなるボイラ部6と、同ボイラ部6により熱交換され
た温水を一時保管するシスターンタンク7と、ポンプ8
と、これらを順次配管接続し、戻り温水路9と往き温水
路10を有して本体内に配設された温水循環路とを設けた
構成となっている。
【0011】前記燃焼筒4の内部には、同燃焼筒4と前
記断熱材2との間を離間して断熱空間11が形成されてい
【0012】前記バーナ1の燃焼時には、図2の矢印a
で示す一次空気が供給されるのといっしょに矢印bで示
す二次空気が流入し、高温になった空気が燃焼室4'を矢
印cで示すように上昇して前記熱交換器5を加熱するよ
うになっている。
【0013】そして、図2で示すように、前記燃焼筒4
の下部に、前記断熱空間11に燃焼用の空気の一部を導入
する導入孔12を設けた構成となっている。
【0014】これにより、前記バーナ1が燃焼する際、
前記導入孔12から導入された空気が、図2で示す一方の
矢印dのように、前記断熱空間11を通過しながら前記排
気口4aから排出されるようになり、前記断熱空間11に高
温になった空気が滞留しなくなるので、前記燃焼筒4
を、前記導入孔12を設けただけの簡便な構成によって効
果的に冷却できるようになる。
【0015】また、前記断熱材2の上部に、前記断熱空
間11と前記燃焼室4'とを連通する通気孔13を設けた構成
となっており、これによって、前記導入孔12から導入さ
れた空気の一部が、図2で示す他方の矢印dのように、
前記断熱空間11を通過しながら前記通気孔13から前記燃
焼室4'に導入され、前記矢印cで示す上昇熱気流に合流
することになる。
【0016】なお、前記矢印dで示す空気流は、図2の
中で左右対象として示さず一方を省略した上で二つの流
路を示しているが、この二つの流路のうち少なくとも何
れか一方の流路が確保できるようにすればよく、これに
よって、前記導入孔12から導入された空気は、前記断熱
空間11を通過しながら前記排気口4aおよび、または前記
燃焼室4'に向けて循環するようになるので、前記断熱空
間11に高温になった空気が滞留しなくなり、前記燃焼筒
4を効果的に冷却できるようになる。
【0017】また、前記導入孔12は、前記バーナ1およ
び前記燃焼筒4を貫通するように形成され、前記通気孔
13は、前記断熱材3の上部に切欠形成されて、円周上に
夫々が複数づつ設けられた構成となっているので、前記
導入孔12から導入された空気が、前記断熱空間11を通過
しながら前記燃焼室4'に向けて効率よく循環できるよう
になっている。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
燃焼筒を効果的に冷却する冷却構造を備えた油炊き温水
ボイラとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明および従来例による油炊き温水ボイラの
説明図である。
【図2】本発明による油炊き温水ボイラの要部断面図で
ある。
【図3】従来例による油炊き温水ボイラの要部断面図で
ある。
【符号の説明】
1 バーナ 2 断熱材 3 排気口 4 燃焼筒 4' 燃焼室 5 熱交換器 6 ボイラ部 7 シスターンタンク 8 ポンプ 9 戻り温水路 10 往き温水路 11 断熱空間 12 導入孔 13 通気孔 14 送風ファン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部にバーナを備え、内部に筒状の断熱
    材を備え、上部に排気口を備えた燃焼筒と、同燃焼筒内
    の上部に設置された熱交換器とからなるボイラ部と、同
    ボイラ部により熱交換された温水を一時保管するシスタ
    ーンタンクと、ポンプと、これらを順次配管接続し、戻
    り温水路と往き温水路を有して本体内に配設された温水
    循環路とを設け、前記断熱材と前記燃焼筒との間を離間
    して断熱空間が形成されてなる油炊き温水ボイラにおい
    て、 前記燃焼筒の下部に、前記断熱空間に燃焼用の空気の一
    部を導入する導入孔を設けてなることを特徴とする油炊
    き温水ボイラ。
  2. 【請求項2】 前記断熱材の上部に、前記断熱空間と燃
    焼室とを連通する通気孔を設けてなることを特徴とする
    請求項1に記載の油炊き温水ボイラ。
  3. 【請求項3】 前記導入孔および、または前記通気孔が
    複数設けられてなることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の油炊き温水ボイラ。
JP2001205717A 2001-07-06 2001-07-06 油炊き温水ボイラ Pending JP2003021398A (ja)

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