JP2003021380A - 空調制御システム及びこれに使用する空気調和機 - Google Patents
空調制御システム及びこれに使用する空気調和機Info
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- JP2003021380A JP2003021380A JP2001207885A JP2001207885A JP2003021380A JP 2003021380 A JP2003021380 A JP 2003021380A JP 2001207885 A JP2001207885 A JP 2001207885A JP 2001207885 A JP2001207885 A JP 2001207885A JP 2003021380 A JP2003021380 A JP 2003021380A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】空気調和機が設置されている環境に合致するよ
うに最適運転制御プログラムを、少ない負担で空気調和
機側に供給できるシステムを提供する。 【解決手段】室内機2の通信部22から送信されてくる
室内計測データ、運転状況データ、及びリモコン計測デ
ータ、並びに、室外計測データ及び位置データといった
送信データをデータ処理センタ6が受信すると、受信し
た位置データに基づきその地域の気象に関するデータが
取得され、通信部22からの送信データ及び気象に関す
るデータに合致するように、データ処理センタ6によ
り、初期の運転制御プログラムが最適化されて最適運転
制御プログラムが作成され、この最適運転制御プログラ
ムが通信部22によりこれが受信され、このような送受
信が定期的に繰り返され、通信部22により受信された
最適運転制御プログラムに従って運転制御される。
うに最適運転制御プログラムを、少ない負担で空気調和
機側に供給できるシステムを提供する。 【解決手段】室内機2の通信部22から送信されてくる
室内計測データ、運転状況データ、及びリモコン計測デ
ータ、並びに、室外計測データ及び位置データといった
送信データをデータ処理センタ6が受信すると、受信し
た位置データに基づきその地域の気象に関するデータが
取得され、通信部22からの送信データ及び気象に関す
るデータに合致するように、データ処理センタ6によ
り、初期の運転制御プログラムが最適化されて最適運転
制御プログラムが作成され、この最適運転制御プログラ
ムが通信部22によりこれが受信され、このような送受
信が定期的に繰り返され、通信部22により受信された
最適運転制御プログラムに従って運転制御される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、室外機、室内機
及び各種の運転制御用キーを有するリモートコントロー
ラから成る空気調和機と、データ処理センタとを備えて
成る空調制御システム及びこれに使用する空気調和機に
関する。
及び各種の運転制御用キーを有するリモートコントロー
ラから成る空気調和機と、データ処理センタとを備えて
成る空調制御システム及びこれに使用する空気調和機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば家庭用の空気調和機の場
合、各空気調和機毎にROM等に予め格納された運転制
御プログラムに従って、空気調和機の運転制御が行われ
る。この運転制御プログラムは、各メーカが独自にユー
ザのニーズや実際の運転状況等を分析してこれらニー
ズ、運転状況等に合致するよう作成されているのが現状
である。
合、各空気調和機毎にROM等に予め格納された運転制
御プログラムに従って、空気調和機の運転制御が行われ
る。この運転制御プログラムは、各メーカが独自にユー
ザのニーズや実際の運転状況等を分析してこれらニー
ズ、運転状況等に合致するよう作成されているのが現状
である。
【0003】このとき、各家庭個別の運転状況や、地域
特有の気象状況などは加味されずに、ユーザのニーズ、
実際の運転状況等に共通する最大公約数的な事項を考慮
した運転制御プログラムを作成している。
特有の気象状況などは加味されずに、ユーザのニーズ、
実際の運転状況等に共通する最大公約数的な事項を考慮
した運転制御プログラムを作成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ユーザのニー
ズは多様であり、その運転状況もユーザ毎に違って千差
万別であるため、このようにユーザのニーズ、実際の運
転状況等に共通する最大公約数的な事項のみを考慮した
運転制御プログラムでは、ユーザ各々の要求を十分に満
足することはできないという問題があった。
ズは多様であり、その運転状況もユーザ毎に違って千差
万別であるため、このようにユーザのニーズ、実際の運
転状況等に共通する最大公約数的な事項のみを考慮した
運転制御プログラムでは、ユーザ各々の要求を十分に満
足することはできないという問題があった。
【0005】また、従来の場合、運転制御プログラムは
空気調和機に搭載されているROMに格納されるため、
ROMに格納されているプログラムを修正、変更するに
はROMごと取り替えるしかなく、運転制御プログラム
の修正を容易に行うことはできなかった。
空気調和機に搭載されているROMに格納されるため、
ROMに格納されているプログラムを修正、変更するに
はROMごと取り替えるしかなく、運転制御プログラム
の修正を容易に行うことはできなかった。
【0006】ところで、特開平7−158940号公報
には、商業ビルの各室に調和空気を供給する空調制御シ
ステムであって、温度、湿度を検出する空調状態検出部
が設けられたセンサ電話機を各室に設置し、データ収集
用コンピュータから各センサ電話機に内線電話し、各セ
ンサ電話機の空調状態検出部による検出データを内線電
話で収集し、これを空調制御用コンピュータに転送して
フィードバック制御を可能にしたシステムが記載されて
いる。また、特開2000−357146号公報には、
いわゆるネットワーク家電に関する技術が記載されてい
る。
には、商業ビルの各室に調和空気を供給する空調制御シ
ステムであって、温度、湿度を検出する空調状態検出部
が設けられたセンサ電話機を各室に設置し、データ収集
用コンピュータから各センサ電話機に内線電話し、各セ
ンサ電話機の空調状態検出部による検出データを内線電
話で収集し、これを空調制御用コンピュータに転送して
フィードバック制御を可能にしたシステムが記載されて
いる。また、特開2000−357146号公報には、
いわゆるネットワーク家電に関する技術が記載されてい
る。
【0007】しかしながら、これらの公報に記載のもの
は、本件発明のように各家庭に設置される空気調和機の
運転制御プログラムを、各空気調和機から取得した計測
データや運転状況データなどに基づきデータ処理センタ
において最適化して各空気調和機に送信するというもの
ではない。
は、本件発明のように各家庭に設置される空気調和機の
運転制御プログラムを、各空気調和機から取得した計測
データや運転状況データなどに基づきデータ処理センタ
において最適化して各空気調和機に送信するというもの
ではない。
【0008】そこで、本発明は、空気調和機が設置され
ている環境に合致するように最適運転制御プログラム
を、少ない負担で空気調和機側に供給できるシステムを
提供することを目的とする。
ている環境に合致するように最適運転制御プログラム
を、少ない負担で空気調和機側に供給できるシステムを
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明にかかる空調制御システムは、室外機、
室内機及び各種の運転制御用キーを有するリモートコン
トローラから成る空気調和機と、データ処理センタとを
備えて成る空調制御システムにおいて、前記リモートコ
ントローラが、温度・湿度を計測するリモコン計測手段
を備え、前記室外機が、GPSまたは入力される郵便番
号データを利用してその設置場所に関する位置データを
取得する位置データ取得部と、室外の複数箇所に配設さ
れて温度・湿度を計測する室外計測手段からの室外計測
データ、及び、前記位置データを取得して通信可能な形
態に処理する室外側データ処理部とを備え、前記室内機
が、室内の複数箇所に配設されて温度・湿度を計測する
室内計測手段からの室内計測データ、前記リモートコン
トローラのキー操作による運転状況データ及び前記リモ
コン計測手段によるリモコン計測データを取得して通信
可能な形態に処理する室内側データ処理部と、前記室内
側データ処理部により処理された前記室内計測データ、
前記運転状況データ及び前記リモコン計測データ、並び
に、前記室外側データ処理部により処理された前記室外
計測データ及び前記位置データを、通信回線を介して外
部のデータ処理センタに送信する通信部とを備え、前記
データ処理センタが、前記通信部との間で送受信し、前
記通信部から受信した前記位置データに該当する地域を
特定してその地域の気象に関するデータをインターネッ
ト経由で所定のサーバから受信する送受信部と、前記通
信部からの送信データ及び前記気象に関するデータに合
致するように、初期の運転制御プログラムを最適化して
最適運転制御プログラムを作成しこの最適運転制御プロ
グラムを前記送受信部から送信させる処理部と備え、前
記データ処理センタと前記通信部との間で定期的に通信
を行い、前記通信部により受信される前記最適運転制御
プログラムに従って前記空気調和機を運転制御すること
を特徴としている。
ために、本発明にかかる空調制御システムは、室外機、
室内機及び各種の運転制御用キーを有するリモートコン
トローラから成る空気調和機と、データ処理センタとを
備えて成る空調制御システムにおいて、前記リモートコ
ントローラが、温度・湿度を計測するリモコン計測手段
を備え、前記室外機が、GPSまたは入力される郵便番
号データを利用してその設置場所に関する位置データを
取得する位置データ取得部と、室外の複数箇所に配設さ
れて温度・湿度を計測する室外計測手段からの室外計測
データ、及び、前記位置データを取得して通信可能な形
態に処理する室外側データ処理部とを備え、前記室内機
が、室内の複数箇所に配設されて温度・湿度を計測する
室内計測手段からの室内計測データ、前記リモートコン
トローラのキー操作による運転状況データ及び前記リモ
コン計測手段によるリモコン計測データを取得して通信
可能な形態に処理する室内側データ処理部と、前記室内
側データ処理部により処理された前記室内計測データ、
前記運転状況データ及び前記リモコン計測データ、並び
に、前記室外側データ処理部により処理された前記室外
計測データ及び前記位置データを、通信回線を介して外
部のデータ処理センタに送信する通信部とを備え、前記
データ処理センタが、前記通信部との間で送受信し、前
記通信部から受信した前記位置データに該当する地域を
特定してその地域の気象に関するデータをインターネッ
ト経由で所定のサーバから受信する送受信部と、前記通
信部からの送信データ及び前記気象に関するデータに合
致するように、初期の運転制御プログラムを最適化して
最適運転制御プログラムを作成しこの最適運転制御プロ
グラムを前記送受信部から送信させる処理部と備え、前
記データ処理センタと前記通信部との間で定期的に通信
を行い、前記通信部により受信される前記最適運転制御
プログラムに従って前記空気調和機を運転制御すること
を特徴としている。
【0010】このような構成によれば、室内機の通信部
から送信されてくる室内計測データ、運転状況データ及
びリモコン計測データ、並びに、室外計測データ及び位
置データといった送信データをデータ処理センタが受信
すると、受信した位置データに基づきその地域の気象に
関するデータが取得され、通信部からの送信データ及び
気象に関するデータに合致するように、データ処理セン
タにより、初期の運転制御プログラムが最適化されて最
適運転制御プログラムが作成され、この最適運転制御プ
ログラムが通信部によりこれが受信され、このような送
受信が定期的に繰り返され、通信部により受信された最
適運転制御プログラムに従って運転制御される。
から送信されてくる室内計測データ、運転状況データ及
びリモコン計測データ、並びに、室外計測データ及び位
置データといった送信データをデータ処理センタが受信
すると、受信した位置データに基づきその地域の気象に
関するデータが取得され、通信部からの送信データ及び
気象に関するデータに合致するように、データ処理セン
タにより、初期の運転制御プログラムが最適化されて最
適運転制御プログラムが作成され、この最適運転制御プ
ログラムが通信部によりこれが受信され、このような送
受信が定期的に繰り返され、通信部により受信された最
適運転制御プログラムに従って運転制御される。
【0011】そのため、空気調和機側では最新の最適運
転制御プログラムを容易に取得して運転制御でき、空気
調和機の設置環境やユーザの好みに合致する最適運転制
御プログラムに従い、より効率的な運転を実現すること
ができる。
転制御プログラムを容易に取得して運転制御でき、空気
調和機の設置環境やユーザの好みに合致する最適運転制
御プログラムに従い、より効率的な運転を実現すること
ができる。
【0012】また、本発明にかかる空気調和機は、室外
機及び室内機を備える空気調和機において、前記室外機
が、その設置場所に関する位置データを取得する位置デ
ータ取得部と、室外の複数箇所に配設されて温度・湿度
を計測する室外計測手段からの室外計測データ、及び、
前記位置データを取得して通信可能な形態に処理する室
外側データ処理部とを備え、前記室内機が、室内の複数
箇所に配設されて温度・湿度を計測する室内計測手段か
らの室内計測データを取得して通信可能な形態に処理す
る室内側データ処理部と、前記室内側データ処理部によ
り処理された前記室内計測データ、前記室外側データ処
理部により処理された前記室外計測データ及び前記位置
データを、通信回線を介して外部のデータ処理センタに
送信する通信部とを備え、前記データ処理センタにおい
て、前記通信部からの送信データに合致するように、初
期の運転制御プログラムが最適化されて送信されてくる
最適運転制御プログラムを前記通信部が受信し、受信し
た前記最適運転制御プログラムに従って運転制御するこ
とを特徴としている。
機及び室内機を備える空気調和機において、前記室外機
が、その設置場所に関する位置データを取得する位置デ
ータ取得部と、室外の複数箇所に配設されて温度・湿度
を計測する室外計測手段からの室外計測データ、及び、
前記位置データを取得して通信可能な形態に処理する室
外側データ処理部とを備え、前記室内機が、室内の複数
箇所に配設されて温度・湿度を計測する室内計測手段か
らの室内計測データを取得して通信可能な形態に処理す
る室内側データ処理部と、前記室内側データ処理部によ
り処理された前記室内計測データ、前記室外側データ処
理部により処理された前記室外計測データ及び前記位置
データを、通信回線を介して外部のデータ処理センタに
送信する通信部とを備え、前記データ処理センタにおい
て、前記通信部からの送信データに合致するように、初
期の運転制御プログラムが最適化されて送信されてくる
最適運転制御プログラムを前記通信部が受信し、受信し
た前記最適運転制御プログラムに従って運転制御するこ
とを特徴としている。
【0013】このような構成によれば、室内機の通信部
から送信されてくる室内計測データ、室外計測データ及
び位置データに合致するように、データ処理センタにお
いて、初期の運転制御プログラムが最適化されて最適運
転制御プログラムが作成され、この最適運転制御プログ
ラムが通信部によりこれが受信され、受信された最適運
転制御プログラムに従って運転制御されるため、空気調
和機の設置環境、例えば木造家屋や鉄筋コンクリート家
屋などの家屋環境に合致する最適運転制御プログラム
を、簡単な構成により供給することができ、より効率的
な運転を実現できる。
から送信されてくる室内計測データ、室外計測データ及
び位置データに合致するように、データ処理センタにお
いて、初期の運転制御プログラムが最適化されて最適運
転制御プログラムが作成され、この最適運転制御プログ
ラムが通信部によりこれが受信され、受信された最適運
転制御プログラムに従って運転制御されるため、空気調
和機の設置環境、例えば木造家屋や鉄筋コンクリート家
屋などの家屋環境に合致する最適運転制御プログラム
を、簡単な構成により供給することができ、より効率的
な運転を実現できる。
【0014】また、本発明にかかる空気調和機は、前記
通信部が、前記データ処理センタにおいて、前記通信部
からの前記位置データに基づきその地域が特定され、特
定された地域の気象に関するデータがインターネット経
由で所定のサーバから取得され、その気象に関するデー
タが加味されて作成されるその地域に合致した前記最適
運転制御プログラムを前記データ処理センタから受信す
ることを特徴としている。
通信部が、前記データ処理センタにおいて、前記通信部
からの前記位置データに基づきその地域が特定され、特
定された地域の気象に関するデータがインターネット経
由で所定のサーバから取得され、その気象に関するデー
タが加味されて作成されるその地域に合致した前記最適
運転制御プログラムを前記データ処理センタから受信す
ることを特徴としている。
【0015】このような構成によれば、特定された地域
の気象に関するデータを加味してその地域に合致した最
適運転制御プログラムがデータ処理センタで作成され、
この最適運転制御プログラムに従って運転制御されるた
め、例えば北海道と沖縄のように大きく異なる気象条件
下で同じ仕様の空気調和機を使用する場合であっても、
各地域に合致した最適運転制御プログラムをデータ処理
センタから取得して運転制御することができる。
の気象に関するデータを加味してその地域に合致した最
適運転制御プログラムがデータ処理センタで作成され、
この最適運転制御プログラムに従って運転制御されるた
め、例えば北海道と沖縄のように大きく異なる気象条件
下で同じ仕様の空気調和機を使用する場合であっても、
各地域に合致した最適運転制御プログラムをデータ処理
センタから取得して運転制御することができる。
【0016】また、本発明にかかる空気調和機は、前記
通信部からの前記位置データが、GPSを利用して取得
されるものであることを特徴としている。このような構
成によれば、GPSによりその設置場所に関する比較的
精度の高い位置データを簡単に取得することができる。
通信部からの前記位置データが、GPSを利用して取得
されるものであることを特徴としている。このような構
成によれば、GPSによりその設置場所に関する比較的
精度の高い位置データを簡単に取得することができる。
【0017】また、本発明にかかる空気調和機は、前記
通信部からの前記位置データが、郵便番号データの入力
によって取得されるものであることを特徴としている。
このような構成によれば、7桁の郵便番号データにより
ある程度の位置を特定することができ、実用上問題のな
い程度の位置データ極めて容易に取得することができ
る。
通信部からの前記位置データが、郵便番号データの入力
によって取得されるものであることを特徴としている。
このような構成によれば、7桁の郵便番号データにより
ある程度の位置を特定することができ、実用上問題のな
い程度の位置データ極めて容易に取得することができ
る。
【0018】また、本発明にかかる空気調和機は、各種
の運転制御用キー及び温度・湿度を計測するリモコン計
測手段を有するリモートコントローラを備え、前記室内
側データ処理部が、前記リモートコントローラのキー操
作による運転状況データ及び前記リモコン計測手段によ
るリモコン計測データを取得して通信可能な形態に処理
し、前記通信部が、前記運転状況データ及び前記リモコ
ン計測データを前記データ処理センタに送信すると共
に、前記データ処理センタにおいて前記運転状況データ
及び前記リモコン計測データを加味して作成される前記
最適運転制御プログラムを受信することを特徴としてい
る。
の運転制御用キー及び温度・湿度を計測するリモコン計
測手段を有するリモートコントローラを備え、前記室内
側データ処理部が、前記リモートコントローラのキー操
作による運転状況データ及び前記リモコン計測手段によ
るリモコン計測データを取得して通信可能な形態に処理
し、前記通信部が、前記運転状況データ及び前記リモコ
ン計測データを前記データ処理センタに送信すると共
に、前記データ処理センタにおいて前記運転状況データ
及び前記リモコン計測データを加味して作成される前記
最適運転制御プログラムを受信することを特徴としてい
る。
【0019】このような構成によれば、ユーザによるリ
モートコントローラのキー操作に基づく運転状況デー
タ、及びユーザに最も近い位置でのリモコン計測手段に
よるリモコン計測データを加味した最適運転制御プログ
ラムがデータ処理センタで作成され、この最適運転制御
プログラムに従って運転制御されるため、ユーザの好み
に合致したそのユーザ固有の最適運転制御プログラムを
データ処理センタから取得して運転制御することができ
る。
モートコントローラのキー操作に基づく運転状況デー
タ、及びユーザに最も近い位置でのリモコン計測手段に
よるリモコン計測データを加味した最適運転制御プログ
ラムがデータ処理センタで作成され、この最適運転制御
プログラムに従って運転制御されるため、ユーザの好み
に合致したそのユーザ固有の最適運転制御プログラムを
データ処理センタから取得して運転制御することができ
る。
【0020】また、本発明にかかる空気調和機は、前記
通信部が、定期的に前記データ処理センタとの間で通信
を行うことを特徴としている。このような構成によれ
ば、常に最新の最適運転制御プログラムをデータ処理セ
ンタから取得して運転制御することができる。
通信部が、定期的に前記データ処理センタとの間で通信
を行うことを特徴としている。このような構成によれ
ば、常に最新の最適運転制御プログラムをデータ処理セ
ンタから取得して運転制御することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態について図
1及び図2を参照して説明する。但し、図1はシステム
全体のある状態での動作説明図、図2は空気調和機の概
略図である。
1及び図2を参照して説明する。但し、図1はシステム
全体のある状態での動作説明図、図2は空気調和機の概
略図である。
【0022】本実施形態における空調制御システムは、
図1に示すように、室外機1、室内機2及び各種の運転
制御用キーを有するリモートコントローラ(以下、単に
リモコンと称する)3から成り、例えば各家庭に設置さ
れる空気調和機4と、これら空気調和機4が設置されて
地点から遠隔地に設けられているデータ処理センタ6と
により構成されている。
図1に示すように、室外機1、室内機2及び各種の運転
制御用キーを有するリモートコントローラ(以下、単に
リモコンと称する)3から成り、例えば各家庭に設置さ
れる空気調和機4と、これら空気調和機4が設置されて
地点から遠隔地に設けられているデータ処理センタ6と
により構成されている。
【0023】室外機1は、図1に示すように、GPS(G
lobal Positioning Systems)を利用してその設置場所に
関する位置データ(緯度、経度)を取得する位置データ
取得部11を備えると共に、室外の複数箇所に設置され
て室外の温度・湿度を計測する温度センサ、湿度センサ
から成る室外計測手段7からの室外計測データ、及び、
位置データ取得部11による位置データを取得して通信
可能な形態に処理する室外側データ処理部12とを備え
る。
lobal Positioning Systems)を利用してその設置場所に
関する位置データ(緯度、経度)を取得する位置データ
取得部11を備えると共に、室外の複数箇所に設置され
て室外の温度・湿度を計測する温度センサ、湿度センサ
から成る室外計測手段7からの室外計測データ、及び、
位置データ取得部11による位置データを取得して通信
可能な形態に処理する室外側データ処理部12とを備え
る。
【0024】リモコン3は、温度・湿度を計測する温度
センサ、湿度センサから成るリモコン計測手段8を備
え、このリモコン計測手段8によるリモコン計測データ
が、後述する室内側データ処理部により通信可能な形態
に処理される。更に、リモコン3は、運転/停止キー、
暖房・冷房・除湿・送風等の動作モードを選択するため
の選択キーのほか、“強”、“弱”、“微”、“自
動”、“温度”、“時間”といった設定キーを備え、こ
れら各キーの操作履歴から成る運転状況データが、室内
側データ処理部により通信可能な形態に処理される。
センサ、湿度センサから成るリモコン計測手段8を備
え、このリモコン計測手段8によるリモコン計測データ
が、後述する室内側データ処理部により通信可能な形態
に処理される。更に、リモコン3は、運転/停止キー、
暖房・冷房・除湿・送風等の動作モードを選択するため
の選択キーのほか、“強”、“弱”、“微”、“自
動”、“温度”、“時間”といった設定キーを備え、こ
れら各キーの操作履歴から成る運転状況データが、室内
側データ処理部により通信可能な形態に処理される。
【0025】また、室内機2は、図1及び図2に示すよ
うに、室内の複数箇所に設置されて温度・湿度を計測す
る温度センサ、湿度センサから成る室内計測手段9から
の室内計測データや、図1に示すように、リモコン3か
らのリモコン計測データ及び運転状況データを取得して
通信可能な形態に処理する室内側データ処理部21を備
えると共に、室内側データ処理部21により処理された
室内計測データ、リモコン計測データ及び運転状況デー
タ、並びに、室外側データ処理部12により処理された
室外計測データ及び位置データを、通信回線を介してデ
ータ処理センタ6に送信する通信部22とを備える。
うに、室内の複数箇所に設置されて温度・湿度を計測す
る温度センサ、湿度センサから成る室内計測手段9から
の室内計測データや、図1に示すように、リモコン3か
らのリモコン計測データ及び運転状況データを取得して
通信可能な形態に処理する室内側データ処理部21を備
えると共に、室内側データ処理部21により処理された
室内計測データ、リモコン計測データ及び運転状況デー
タ、並びに、室外側データ処理部12により処理された
室外計測データ及び位置データを、通信回線を介してデ
ータ処理センタ6に送信する通信部22とを備える。
【0026】更に、データ処理センタ6は、図1に示す
ように、通信部22との間で定期的に送受信し、通信部
22から受信した位置データに該当する地域を特定して
その地域の気象に関するデータをインターネット経由で
所定の気象関連サーバから受信する送受信部61を備え
ると共に、通信部22からの送信データ及び気象に関す
るデータに合致するように、ROM等のメモリに予め格
納されている初期の運転制御プログラムを最適化して最
適運転制御プログラムを作成し、この最適運転制御プロ
グラムを送受信部61から送信させる処理部62と備え
る。
ように、通信部22との間で定期的に送受信し、通信部
22から受信した位置データに該当する地域を特定して
その地域の気象に関するデータをインターネット経由で
所定の気象関連サーバから受信する送受信部61を備え
ると共に、通信部22からの送信データ及び気象に関す
るデータに合致するように、ROM等のメモリに予め格
納されている初期の運転制御プログラムを最適化して最
適運転制御プログラムを作成し、この最適運転制御プロ
グラムを送受信部61から送信させる処理部62と備え
る。
【0027】このとき、初期の運転制御プログラムと
は、空気調和機4用に予め設定されて室内機2に設けら
れたROM等に格納されているデフォルトの運転制御プ
ログラムと同じものである。
は、空気調和機4用に予め設定されて室内機2に設けら
れたROM等に格納されているデフォルトの運転制御プ
ログラムと同じものである。
【0028】次に、システム全体の動作について説明す
ると、上記したように、室外計測手段7による室外の温
度や湿度などの室外計測データ、及び、GPSを利用し
た位置データ取得11により取得された位置データ(緯
度、経度)が、室外側データ処理部12により収集され
て通信可能な形態に処理されると共に、室内計測手段9
及びリモコン計測手段8による室内の温度や湿度などの
室内計測データ及びリモコン計測データ、リモコン3の
キー操作に基づく運転状況データが、室内側データ処理
部21により収集されて通信可能な形態に処理される。
ると、上記したように、室外計測手段7による室外の温
度や湿度などの室外計測データ、及び、GPSを利用し
た位置データ取得11により取得された位置データ(緯
度、経度)が、室外側データ処理部12により収集され
て通信可能な形態に処理されると共に、室内計測手段9
及びリモコン計測手段8による室内の温度や湿度などの
室内計測データ及びリモコン計測データ、リモコン3の
キー操作に基づく運転状況データが、室内側データ処理
部21により収集されて通信可能な形態に処理される。
【0029】このように処理された各データが、通信部
22により通信回線を介してデータ処理センタ6に送信
され、データ処理センタ6の送受信部61によりこれが
受信されると、受信された位置データに該当する地域が
特定され、その地域の気象に関するデータがインターネ
ット経由で取得される。
22により通信回線を介してデータ処理センタ6に送信
され、データ処理センタ6の送受信部61によりこれが
受信されると、受信された位置データに該当する地域が
特定され、その地域の気象に関するデータがインターネ
ット経由で取得される。
【0030】そして、処理部62により、気象に関する
データ及び通信部22から受信された各計測データや運
転状況データに合致するように、データ処理センタ6に
より、ROMなどに格納されている初期の運転制御プロ
グラムが最適化されて最適運転制御プログラムが作成さ
れ、この最適運転制御プログラムが送受信部61から空
気調和機4に向けて送信される。
データ及び通信部22から受信された各計測データや運
転状況データに合致するように、データ処理センタ6に
より、ROMなどに格納されている初期の運転制御プロ
グラムが最適化されて最適運転制御プログラムが作成さ
れ、この最適運転制御プログラムが送受信部61から空
気調和機4に向けて送信される。
【0031】一方、室内機2の通信部22よりこの最適
運転制御プログラムが受信されると、受信された最適運
転制御プログラムがRAM等に格納され、RAMに格納
された最適運転制御プログラムに従って運転制御され
る。こうした通信部22とデータ処理部6との間の通信
が定期的に行われるのである。
運転制御プログラムが受信されると、受信された最適運
転制御プログラムがRAM等に格納され、RAMに格納
された最適運転制御プログラムに従って運転制御され
る。こうした通信部22とデータ処理部6との間の通信
が定期的に行われるのである。
【0032】従って、上記した実施形態によれば、空気
調和機4側では最適運転制御プログラムを容易に取得し
て運転制御することができ、空気調和機4の設置環境や
ユーザの好みに合致する最適運転制御プログラムに従
い、より効率的な運転を実現することができる。
調和機4側では最適運転制御プログラムを容易に取得し
て運転制御することができ、空気調和機4の設置環境や
ユーザの好みに合致する最適運転制御プログラムに従
い、より効率的な運転を実現することができる。
【0033】また、データ処理センタ6と通信部22と
の間で定期的に通信を行うため、常に最新の最適運転制
御プログラムをデータ処理センタ6から取得して運転制
御することができる。
の間で定期的に通信を行うため、常に最新の最適運転制
御プログラムをデータ処理センタ6から取得して運転制
御することができる。
【0034】なお、他の実施形態として、上記した通信
部22からの位置データに基づき、データ処理センタ6
により、図3に示すように、同一町村や同一区等の各地
域A,B,C,…ごとに共通する地域最適運転制御プロ
グラムをデータ処理センタ6側で作成し、これを各地域
ごとの空気調和機4に送信するようにしてもよく、更
に、この地域最適運転制御プログラムを、各空気調和機
4ごとの計測データ等に合致したユーザ単位の最適運転
制御プログラムを作成して送信するようにしてもよい。
このように、地域最新運転制御プログラムを送信するよ
うにすれば、初期の運転制御プログラムを最適化して地
域最適運転制御プログラムを作成する際のデータ処理セ
ンタ6の負担を軽減することができる。
部22からの位置データに基づき、データ処理センタ6
により、図3に示すように、同一町村や同一区等の各地
域A,B,C,…ごとに共通する地域最適運転制御プロ
グラムをデータ処理センタ6側で作成し、これを各地域
ごとの空気調和機4に送信するようにしてもよく、更
に、この地域最適運転制御プログラムを、各空気調和機
4ごとの計測データ等に合致したユーザ単位の最適運転
制御プログラムを作成して送信するようにしてもよい。
このように、地域最新運転制御プログラムを送信するよ
うにすれば、初期の運転制御プログラムを最適化して地
域最適運転制御プログラムを作成する際のデータ処理セ
ンタ6の負担を軽減することができる。
【0035】また、上記した実施形態では、GPSを利
用して位置データを取得する位置データ取得部11を設
けた場合について説明したが、GPS以外に、例えばリ
モコン9のキー操作により入力されるその地域の7桁の
郵便番号データを利用した位置データ取得部であっても
構わない。このとき、上記した図3の例のように各地域
ごとの最適運転制御プログラムを作成する場合に、地域
を選定する上で非常に便利である。
用して位置データを取得する位置データ取得部11を設
けた場合について説明したが、GPS以外に、例えばリ
モコン9のキー操作により入力されるその地域の7桁の
郵便番号データを利用した位置データ取得部であっても
構わない。このとき、上記した図3の例のように各地域
ごとの最適運転制御プログラムを作成する場合に、地域
を選定する上で非常に便利である。
【0036】更に、上記した実施形態では、室内計測手
段9とリモコン計測手段8とを設けているが、これらを
重複して特に設ける必要はなく、リモコン計測手段8ま
たは室内計測手段9のいずれか一方を削除しても構わな
い。
段9とリモコン計測手段8とを設けているが、これらを
重複して特に設ける必要はなく、リモコン計測手段8ま
たは室内計測手段9のいずれか一方を削除しても構わな
い。
【0037】また、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
【0038】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、空気調和機側では最新の最適運転制御プログラ
ムを容易に取得して運転制御でき、空気調和機の設置環
境やユーザの好みに合致する最適運転制御プログラムに
従い、より効率的な運転を実現することができ、少ない
負担で最適運転制御プログラムを空気調和機側に供給で
きるシステムを提供することが可能になる。
よれば、空気調和機側では最新の最適運転制御プログラ
ムを容易に取得して運転制御でき、空気調和機の設置環
境やユーザの好みに合致する最適運転制御プログラムに
従い、より効率的な運転を実現することができ、少ない
負担で最適運転制御プログラムを空気調和機側に供給で
きるシステムを提供することが可能になる。
【0039】また、請求項2に記載の発明によれば、室
内機の通信部から送信されてくる室内計測データ、室外
計測データ及び位置データに合致するように、データ処
理センタにおいて、初期の運転制御プログラムが最適化
されて最適運転制御プログラムが作成され、この最適運
転制御プログラムが通信部によりこれが受信され、受信
された最適運転制御プログラムに従って運転制御される
ため、空気調和機が設置されている木造家屋や鉄筋コン
クリート家屋などの家屋環境に合致する最適運転制御プ
ログラムを、簡単な構成により供給することができ、よ
り効率的な運転を実現することが可能になる。
内機の通信部から送信されてくる室内計測データ、室外
計測データ及び位置データに合致するように、データ処
理センタにおいて、初期の運転制御プログラムが最適化
されて最適運転制御プログラムが作成され、この最適運
転制御プログラムが通信部によりこれが受信され、受信
された最適運転制御プログラムに従って運転制御される
ため、空気調和機が設置されている木造家屋や鉄筋コン
クリート家屋などの家屋環境に合致する最適運転制御プ
ログラムを、簡単な構成により供給することができ、よ
り効率的な運転を実現することが可能になる。
【0040】また、請求項3に記載の発明によれば、特
定された地域の気象に関するデータを加味してその地域
に合致した最適運転制御プログラムがデータ処理センタ
で作成され、この最適運転制御プログラムに従って運転
制御されるため、例えば北海道と沖縄のように大きく異
なる気象条件下で同じ仕様の空気調和機を使用する場合
であっても、各地域に合致した最適運転制御プログラム
をデータ処理センタから取得して運転制御することが可
能になる。
定された地域の気象に関するデータを加味してその地域
に合致した最適運転制御プログラムがデータ処理センタ
で作成され、この最適運転制御プログラムに従って運転
制御されるため、例えば北海道と沖縄のように大きく異
なる気象条件下で同じ仕様の空気調和機を使用する場合
であっても、各地域に合致した最適運転制御プログラム
をデータ処理センタから取得して運転制御することが可
能になる。
【0041】また、請求項4に記載の発明によれば、G
PSによりその設置場所に関する比較的精度の高い位置
データを簡単に取得することが可能になる。
PSによりその設置場所に関する比較的精度の高い位置
データを簡単に取得することが可能になる。
【0042】また、請求項5に記載の発明によれば、7
桁の郵便番号データによりある程度の位置を特定するこ
とができ、実用上問題のない程度の位置データ極めて容
易に取得することが可能になる。
桁の郵便番号データによりある程度の位置を特定するこ
とができ、実用上問題のない程度の位置データ極めて容
易に取得することが可能になる。
【0043】また、請求項6に記載の発明によれば、ユ
ーザによるリモートコントローラのキー操作に基づく運
転状況データ、及びユーザに最も近い位置でのリモコン
計測手段によるリモコン計測データを加味した最適運転
制御プログラムがデータ処理センタで作成され、この最
適運転制御プログラムに従って運転制御されるため、ユ
ーザの好みに合致したそのユーザ固有の最適運転制御プ
ログラムをデータ処理センタから取得して運転制御する
ことが可能になる。
ーザによるリモートコントローラのキー操作に基づく運
転状況データ、及びユーザに最も近い位置でのリモコン
計測手段によるリモコン計測データを加味した最適運転
制御プログラムがデータ処理センタで作成され、この最
適運転制御プログラムに従って運転制御されるため、ユ
ーザの好みに合致したそのユーザ固有の最適運転制御プ
ログラムをデータ処理センタから取得して運転制御する
ことが可能になる。
【0044】また、請求項7に記載の発明によれば、常
に最新の最適運転制御プログラムをデータ処理センタか
ら取得して運転制御することが可能になる。
に最新の最適運転制御プログラムをデータ処理センタか
ら取得して運転制御することが可能になる。
【図1】この発明の一実施形態におけるシステム全体の
ある状態での動作説明図である。
ある状態での動作説明図である。
【図2】この発明の一実施形態における空気調和機の概
略図である。
略図である。
【図3】この発明の他の実施形態におけるシステム全体
の異なる状態での動作説明図である。
の異なる状態での動作説明図である。
1 室外機
2 室内機
3 リモコン
4 空気調和機
6 データ処理センタ
7 室外計測手段
8 リモコン計測手段
9 室内計測手段
11 位置データ取得部
12 室外側データ処理部
21 室内側データ処理部
22 通信部
61 送受信部
62 処理部
Claims (7)
- 【請求項1】 室外機、室内機及び各種の運転制御用キ
ーを有するリモートコントローラから成る空気調和機
と、データ処理センタとを備えて成る空調制御システム
において、前記リモートコントローラが、温度・湿度を
計測するリモコン計測手段を備え、前記室外機が、GP
Sまたは入力される郵便番号データを利用してその設置
場所に関する位置データを取得する位置データ取得部
と、室外の複数箇所に設置されて温度・湿度を計測する
室外計測手段からの室外計測データ、及び、前記位置デ
ータを取得して通信可能な形態に処理する室外側データ
処理部とを備え、前記室内機が、室内の複数箇所に設置
されて温度・湿度を計測する室内計測手段からの室内計
測データ、前記リモートコントローラのキー操作による
運転状況データ及び前記リモコン計測手段によるリモコ
ン計測データを取得して通信可能な形態に処理する室内
側データ処理部と、前記室内側データ処理部により処理
された前記室内計測データ、前記運転状況データ及び前
記リモコン計測データ、並びに、前記室外側データ処理
部により処理された前記室外計測データ及び前記位置デ
ータを、通信回線を介して外部のデータ処理センタに送
信する通信部とを備え、前記データ処理センタが、前記
通信部との間で送受信し、前記通信部から受信した前記
位置データに該当する地域を特定してその地域の気象に
関するデータをインターネット経由で所定のサーバから
受信する送受信部と、前記通信部からの送信データ及び
前記気象に関するデータに合致するように、初期の運転
制御プログラムを最適化して最適運転制御プログラムを
作成しこの最適運転制御プログラムを前記送受信部から
送信させる処理部と備え、前記データ処理センタと前記
通信部との間で定期的に通信を行い、前記通信部により
受信される前記最適運転制御プログラムに従って前記空
気調和機を運転制御することを特徴とする空調制御シス
テム。 - 【請求項2】 室外機及び室内機を備える空気調和機に
おいて、 前記室外機が、 その設置場所に関する位置データを取得する位置データ
取得部と、室外の複数箇所に設置されて温度・湿度を計
測する室外計測手段からの室外計測データ、及び、前記
位置データを取得して通信可能な形態に処理する室外側
データ処理部とを備え、前記室内機が、室内の複数箇所
に設置されて温度・湿度を計測する室内計測手段からの
室内計測データを取得して通信可能な形態に処理する室
内側データ処理部と、前記室内側データ処理部により処
理された前記室内計測データ、前記室外側データ処理部
により処理された前記室外計測データ及び前記位置デー
タを、通信回線を介して外部のデータ処理センタに送信
する通信部とを備え、前記データ処理センタにおいて、
前記通信部からの送信データに合致するように、初期の
運転制御プログラムが最適化されて送信されてくる最適
運転制御プログラムを前記通信部が受信し、受信した前
記最適運転制御プログラムに従って運転制御することを
特徴とする空気調和機。 - 【請求項3】 前記通信部が、前記データ処理センタに
おいて、前記通信部からの前記位置データに基づきその
地域が特定され、特定された地域の気象に関するデータ
がインターネット経由で所定のサーバから取得され、そ
の気象に関するデータが加味されて作成されるその地域
に合致した前記最適運転制御プログラムを前記データ処
理センタから受信することを特徴とする請求項2に記載
の空気調和機。 - 【請求項4】 前記通信部からの前記位置データが、G
PSを利用して取得されるものであることを特徴とする
請求項3に記載の空気調和機。 - 【請求項5】 前記通信部からの前記位置データが、郵
便番号データの入力によって取得されるものであること
を特徴とする請求項3に記載の空気調和機。 - 【請求項6】 各種の運転制御用キー及び温度・湿度を
計測するリモコン計測手段を有するリモートコントロー
ラを備え、前記室内側データ処理部が、前記リモートコ
ントローラのキー操作による運転状況データ及び前記リ
モコン計測手段によるリモコン計測データを取得して通
信可能な形態に処理し、前記通信部が、前記運転状況デ
ータ及び前記リモコン計測データを前記データ処理セン
タに送信すると共に、前記データ処理センタにおいて前
記運転状況データ及び前記リモコン計測データを加味し
て作成される前記最適運転制御プログラムを受信するこ
とを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の空
気調和機。 - 【請求項7】 前記通信部が、定期的に前記データ処理
センタとの間で通信を行うことを特徴とする請求項2な
いし6のいずれかに記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001207885A JP2003021380A (ja) | 2001-07-09 | 2001-07-09 | 空調制御システム及びこれに使用する空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001207885A JP2003021380A (ja) | 2001-07-09 | 2001-07-09 | 空調制御システム及びこれに使用する空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003021380A true JP2003021380A (ja) | 2003-01-24 |
Family
ID=19043795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001207885A Pending JP2003021380A (ja) | 2001-07-09 | 2001-07-09 | 空調制御システム及びこれに使用する空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003021380A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-07-09 JP JP2001207885A patent/JP2003021380A/ja active Pending
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