JP2003020730A - インサート器具 - Google Patents

インサート器具

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JP2003020730A
JP2003020730A JP2001208657A JP2001208657A JP2003020730A JP 2003020730 A JP2003020730 A JP 2003020730A JP 2001208657 A JP2001208657 A JP 2001208657A JP 2001208657 A JP2001208657 A JP 2001208657A JP 2003020730 A JP2003020730 A JP 2003020730A
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JP2001208657A
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Kiyobumi Ogita
清文 荻田
Ken Iida
憲 飯田
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Meiden Ceramics Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Meiden Ceramics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小形で、コンクリート構造物内の筋体と干渉
しないインサート器具を得る。 【解決手段】 セラミックスにより筒状に形成したイン
サート本体1の内周に雌ねじ部1aを形成するととも
に、インサート本体1の外周に螺旋状の凸部1bを形成
し、このインサート本体1の一端に筒状のスリーブ体3
の一端を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンクリート内
に埋設されるインサート器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】雌ねじを有するインサート本体とねじの
挿通孔を有するスリーブ体を備えたインサート器具は、
実公平5−6326などで知られている。又、発明者ら
は、インサート器具に関する技術を多く提案しており、
コンクリート打設前にセットするものとしては、特開平
11−322447、特開平11−322406、特開
平11−320525、特開2000−303566、
特開2000−303565、特開2000−2974
77、特開平11−200507、特開平11−200
506、特開平11−200505、特開平11−93
274、特開平10−46676、特開平9−2965
24、特開平9−279693等がある。
【0003】又、既設のコンクリート構造物に後から設
置するものとしては、特開2000−320017〜3
20014、特開平11−22023、特開平10−1
8435、特開平9−228485、特開平9−217
429、特開平9−217428等があり、特にインサ
ート本体の外周に凹凸を設けたものとしては、特開20
00−320017〜320014等がある。
【0004】又、インサート本体の雌ねじのねじ種類規
格には、メートルねじとウィットねじ(通称インチね
じ)が存在し、土木関係では両者が混合して使用されて
いる。インサート本体はコンクリート構造物の奥深くに
埋設されており、コンクリート構造物の外部から視認で
きるのは、スリーブ体の外端面のみであって、インサー
ト本体を視認することはできない。このため、インサー
ト本体のねじの種類に応じてスリーブ体を異なる色に着
色することが行われているが、金属酸化物を微量添加混
合して焼成し、着色セラミックスを得るものとしては、
特開平9−208295、特開平7−118064、特
開昭56−140070〜140071、特開昭59−
105055、特開昭62−224226等が知られて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コンクリー
ト構造物内には、鉄筋などの筋体が埋設されており、イ
ンサート器具等の埋設具をコンクリート構造物に埋設す
る場合、筋体と埋設具とが干渉する場合があり、インサ
ート器具はその外形が小形であることが望まれる。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、小形なインサート器具を得る
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明者らは、コンクリー
ト施工時に埋設する埋設具(所謂先施工)と、即設のコ
ンクリート構造物に後から埋設する埋設具(所謂後施
工)とを異なる構成技術で提案したが、後施工専用に用
いていた埋設具を先施工に使用しても、必要な引き抜き
強度を確保できることを見出した。
【0008】この発明の請求項1に係るインサート器具
は、セラミックスにより筒状に形成され、内周に雌ねじ
部が形成されるとともに、外周に凸部が形成されたイン
サート本体と、インサート本体に接続された筒状のスリ
ーブ体とを備えたものである。
【0009】請求項2に係るインサート器具は、セラミ
ックスをアルミナセラミックスを主成分としたものであ
る。
【0010】請求項3に係るインサート器具は、インサ
ート本体の外周の凸部を半径方向に突出させたものであ
る。
【0011】請求項4に係るインサート器具は、インサ
ート本体の外周の凸部を連続した螺旋状に形成したもの
である。請求項5に係るインサート器具は、インサート
本体の外周の凸部をリング状としたものである。
【0012】請求項6に係るインサート器具は、スリー
ブ体をセラミックス、モルタル、樹脂のいずれかにより
形成したものである。
【0013】請求項7に係るインサート器具は、スリー
ブ体をセラミックスまたはモルタルにより形成した場合
に、スリーブ体とインサート本体とを樹脂製の継手また
は接着剤により接合一体化したものである。
【0014】請求項8に係るインサート器具は、インサ
ート本体又は及びスリーブ体を、セラミックス粉末に着
色助材を添加混合して焼成して発色させたもので構成し
たものである。
【0015】請求項9に係るインサート器具は、着色助
材を、Ce,Pr,Na,Ho,Er,Mn,V,C
r,Sr,Co,Cu,Sbの中から選択された元素の
酸化物、窒化物、炭化物の1種類以上から構成したもの
である。
【0016】Ceを用いた場合にはセラミックスは緑色
となり、Prの場合は黄色、Naの場合は水色、Hoの
場合は肌色、Erの場合は桃色、Mnの場合は山吹色、
Crの場合は赤紫色、Coの場合は青色、Cuの場合は
焦げ茶色となる。着色助材は0.1〜0.5重量%添加
した。着色材の粒径は、0.5〜10μmである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面とともに説明する。図1はこの実施形態によるインサ
ート器具の型枠取付状態の正面図、図2(a),(b)
はこの実施形態によるインサート本体の正面図及び側面
図を示し、1はセラミックスにより筒状に形成されたイ
ンサート本体であり、その内周には雌ねじ部1aが形成
され、外周には螺旋状の凸部1bが形成されている。
又、インサート本体1の凸部1bには4つの半径方向に
おいて90度間隔で凹部1cが形成されている。凸部1
bは、コンクリートに埋設した際に引き抜き強度及び回
り止め強度を向上させるために設けてある。又、凹部1
cは回り止め強度を向上させるために設けてある。な
お、凸部1bが螺旋状の場合には、凸部1bが回り止め
機能を有するので、凹部1cは必ずしも必要でない、し
かし、凸部をリング状にした場合には回り止め機能を有
さないので、リング状の凸部に対して4つの半径方向に
おいて90度間隔の凹部を設けて回り止め機能を持たせ
る必要がある。インサート本体1の一端には、コンクリ
ートの侵入防止のために樹脂製のシール2が接着剤によ
り接着される。インサート本体1の他端には、筒状のス
リーブ体3の一端が樹脂製の継手または接着剤により一
体的に接合される。スリーブ体3は、セラミックス、モ
ルタル、樹脂のいずれかにより形成される。又、スリー
ブ体3の他端には、ゴムリングからなる型枠シール4が
コンクリート侵入防止と緩衝材としての役目を果たすた
めに接着されている。
【0018】又、インサート本体1はねじの種類毎、即
ち雌ねじ部1aがメートルねじかウィットねじかによっ
て異なる色に着色する。例えば、雌ねじ部1aが、メー
トルねじの場合には、インサート本体1をアルミナセラ
ミックスで形成し、白色系とした。一方、雌ねじ部1a
がウィットねじの場合には、アルミナセラミックスの粉
末に着色助材としてCr酸化物を添加混合して焼成し、
赤紫色系に形成した。スリーブ体3もインサート本体1
の雌ねじ部1aのねじの種類によって着色する場合に
は、インサート本体1と同系色とする。スリーブ体3が
樹脂により形成されている場合には、インサート本体1
と同系色のものが得難いので、類似色のものを使用す
る。スリーブ体3がモルタルにより形成されている場合
には、顔料を混合してインサート本体1と同系色または
類似色としてもよく、またコンクリートに埋設された場
合に外部から視認できる外端部のみインサート本体と同
系色または類似色に着色してもよい。さらに、スリーブ
体3がセラミックスにより形成されている場合には、イ
ンサート本体1と同系色のものが得られるが、全体でな
く、一部のみペイントにより着色してもよい。
【0019】上記構成のインサート器具をコンクリート
に埋設する際には、まず型枠5の挿通孔5aに挿通した
取付ボルト6をゴムリング4及びスリーブ体3に挿通し
た後、インサート本体1の雌ねじ部1aに螺合し、イン
サート器具を型枠5の内側に固定する。次に、型枠6の
内側にコンクリートを打設し、インサート器具をコンク
リート内に埋設する。コンクリートの固化後、取付ボル
ト6を取り外して型枠5を取り外し、ゴムリング4も取
り外す。次に、図3に示すように、コンクリートの固化
により形成されたコンクリート構造物7に被取付部材8
を当接し、この被取付部材8の挿通孔8aに挿通した取
付ボルト6をスリーブ体3に挿通してインサート本体1
の雌ねじ部1aに螺着し、被取付部材8をコンクリート
構造物7に取り付ける。
【0020】上記実施形態においては、インサート本体
1は外周に螺旋状の凸部1bを備えた略筒状に形成され
ているので、小形になり、コンクリート構造物7内に設
けられる鉄筋などと干渉することが少なくなり、インサ
ート本体1の埋設位置の制限が極めて緩和され、設置作
業の容易性が向上し、インサート器具全体の施工作業の
効率も極めて向上する。又、インサート本体1をその雌
ねじ部1aのねじの種類に応じて異なった色に着色し、
スリーブ体3も同系色または類似色に着色したので、雌
ねじ部1aのねじの種類を外部から視認することがで
き、同じねじの種類の取付ボルト6を選別することが容
易となり、取付ボルト6の誤使用が防止されるととも
に、雌ねじ部1aの損傷が防止され、作業性が向上す
る。
【0021】
【実施例】(インサート本体1の製造方法について)ま
ず、主成分となる酸化アルミニウム原料に焼結を助ける
ための副成分(焼結助材)を添加し、さらに純水を加
え、ボールミルにより10時間混合粉砕を行う。得られ
た原料スラリーにポリビニールアルコールなどの有機バ
インダーと分散剤としてのポリカルボン酸アンモニウム
塩を添加し、スプレーにより150℃の温度で乾燥し、
噴霧造粒する。得られた顆粒を静水圧製型機(通称CI
P)により5MPaの圧力で成形する。加圧成形後、ガ
ス炉により1600℃で2時間焼成し、100℃/時間
の降温速度で冷却してアルミナセラミックス製のインサ
ート本体1を得る。
【0022】なお、主成分の酸化アルミニウムの含有量
は約96重量%とし、アルミナの純度は99.9重量%
でその粒径は約1μm以下としたが、酸化アルミニウム
の含有量は約90〜98重量%がよい。90重量%以下
の場合には、接続継手としての強度が不足し、特に雌ね
じ部1aのねじ山が破損する。98重量%以上の場合に
は、焼結温度を高くする必要があり、経済的に好ましく
ない。酸化アルミニウム以外の成分は焼結助材であり、
MgO,SiO2,CaOを添加する。
【0023】噴霧造粒された顆粒は、その粒径が約30
〜200μmの範囲に分布する粒子が約80%以上占め
るものが望ましい。この範囲を下回る、小径の場合に
は、流動性が悪化して成形型への充填が困難となり、空
洞が発生する。この範囲を上回る、大径の場合には、雌
ねじ部1aのねじ山の形成が確実に行われない。何れの
場合も、所望の接続継手を得ることが困難である。
【0024】成形圧力は、3〜10MPaの範囲であれ
ばよい。これ以下であると、成形圧力不足により、欠け
やクラックを発生し、これ以上では圧力解除までの時間
がかかり、生産性が低下するとともに、離型性が悪くな
り、型割れが発生し易くなるからである。
【0025】焼成はガス雰囲気で行ったが、大気雰囲気
中でもよい。焼成保持温度は1500〜1700℃以上
で2時間以上、降温速度は焼成保持温度から400℃ま
でを50〜200℃/時間以上の冷却速度で行えばよ
い。理由は、90重量%以上の酸化アルミニウムを含む
焼結助材(MgO,SiO2,CaO)を含む組成で
は、約1500〜1700℃で焼結しないと焼結が完了
せず、また約50〜200℃以上の降温速度でないと焼
成後の強度が低下して好ましくないからである。 (スリーブ体3の製造方法について)まず、主成分とな
る酸化アルミニウムに焼結を助けるための副成分即ち焼
結助材を添加し、さらに純水を加え、ボールミルにより
10時間混合破砕を行う。得られた原料スラリーにポリ
ビニールアルコールなどの有機バインダと分散剤として
のポリカルボン酸アンモニウム塩を添加し、得られた顆
粒を押出成型機により加熱乾燥しながら円筒体に連続押
出成型する。押出成型後の成型体は半生状態であり、ピ
アノ線などによるワイヤ切断機により所定の長さに切断
し、スリーブ体3を仮成型する。この仮成型体をバッチ
タイプのガス炉により1200℃の焼成保持温度で2時
間焼成し、100℃/時間の降温速度で冷却してアルミ
ナセラミックス製のスリーブ体3を得る。
【0026】なお、主成分の酸化アルミニウムの含有量
は約93重量%とし、アルミナ純度は99.9重量%と
したが、主成分の酸化アルミニウムの含有量は約60〜
98重量%がよい。60重量%以下であると、必要な強
度が不足する。一方、含有量が多いほど強度は増すが、
スリーブ体3はあまり強度を必要としないこと、また含
有量を多くすると焼結条件の温度を高温にする必要があ
ること等から、経済性を勘案して含有量を見極めること
が必要である。また、焼結助材としてMgO,Si
2,CaOを添加することにより、焼成温度が低下
し、エネルギーコストの低減が見込まれる。
【0027】又、造粒された顆粒は、その粒径が約30
〜200μmの範囲に分布する粒子が約80重量%以上
を占めるものを用いる。この範囲を下回る粒径の顆粒を
用いると、流動性が悪化し、押出成形時に型への充填が
難しくなり、空洞が発生してしまう。又、上記範囲外の
粒径の顆粒を用いると、焼成後のスリーブ体3の強度が
低下する。
【0028】又、焼成はガス雰囲気中で行ったが、大気
雰囲気中で行ってもよく、焼成保持温度は約1000〜
1500℃、降温速度は焼成保持温度から400℃まで
の範囲で約50〜200℃/時間であればよい。酸化ア
ルミニウムの含有量が約90重量%以上でMgO,Si
2,CaOなどの焼結助材を含んだ組成では、焼成保
持温度が約1000〜1500℃でないと焼結が完了せ
ず、また約50〜200℃/時間の降温速度でないと焼
成後の素材強度が低下するからである。 (着色インサート本体1及び着色スリーブ体3の製造方
法について)上記した例ではインサート本体1及びスリ
ーブ体3は着色しない例を示したが、着色する場合に
は、いずれも、上記成分に着色助材(Cr23)を添加
して製造する。それ以外の条件は、上記例と同様であ
る。なお、着色助材の添加量は、0.1〜0.5重量%
とした。多すぎると、強度低下の原因となり、少ないと
発色性が悪い。着色助材の粒径は、0.5〜10μmと
し、主成分のアルミナより小径が好ましい。 (インサート本体1とセラミックス製のスリーブ体3と
の接続について)インサート本体とセラミックス製のス
リーブ体3との接続は、接着剤により行った。接着剤と
しては、常温硬化形のエポキシ樹脂を使用した。例え
ば、二液型の接着剤であって、主成分のエポキシ樹脂
(ビスフェノールA型エポキシ樹脂中間体)と充填材、
染料からなる主剤と、主成分のポリチオールと充填材か
らなる硬化剤とからなるものを用いた。具体的には、エ
ポキシ系接着剤として、市販されている商品名EP−3
30(セメダイン株式会社製)を使用した。この場合、
主剤と硬化剤の二液を50:50で混合し、塗布後イン
サート本体1とスリーブ体3の接合部分を合わせて静止
状態で自然硬化させて接合した。 (スリーブ体3とゴムリング4との接着について)スリ
ーブ体とゴムリング4との接着には、一液性の瞬間接着
剤、例えばアロンアルファ(東亜合成株式会社製)、あ
るいはセメダイン3000シリーズ(セメダイン株式会
社製)を用いた。接着が容易であり、かつゴムリング4
の除去が容易であるからである。
【0029】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1〜7
によれば、インサート本体は外周に凸部を備えることか
らコンクリートとの密着面積を大きくでき、引き抜き破
壊強度を十分なものに確保できる。又、インサート本体
は略筒状に形成されているので、小形になり、コンクリ
ート構造物内に設けられる鉄筋などの筋体と干渉するこ
とが少なくなり、インサート器具の埋設位置の制限が極
めて緩和され、施工作業が極めて容易となる。
【0030】又、請求項8,9によれば、インサート本
体又は及びスリーブ体を、セラミックス粉末に着色助材
を添加混合して焼成し、発色させたもので構成してお
り、インサート本体の雌ねじ部のねじの種類に応じてイ
ンサート本体を異なった色に着色することにより、雌ね
じ部のねじの種類を外部から視認することができ、この
インサート本体に螺合する取付ボルトの誤使用が防止さ
れ、インサート本体の雌ねじ部の損傷が防止され、作業
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるインサート器具の型枠取付状態
の正面図である。
【図2】この発明によるインサート本体の正面図及び側
面図である。
【図3】この発明によるコンクリート構造物に埋設され
たインサート器具に被取付部材を取り付けた状態の断面
図である。
【符号の説明】
1…インサート本体 1a…雌ねじ部 1b…凸部 3…スリーブ体 5…型枠 6…取付ボルト 7…コンクリート構造物 8…被取付部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 憲 静岡県沼津市東間門字上中溝515番地 明 電セラミックス株式会社内 Fターム(参考) 2E125 BA04 CA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックスにより筒状に形成され、内
    周に雌ねじ部を有するとともに、外周に凸部を有するイ
    ンサート本体と、インサート本体に接続された筒状のス
    リーブ体とを備えたことを特徴とするインサート器具。
  2. 【請求項2】 セラミックスは、アルミナセラミックス
    を主成分としたことを特徴とする請求項1記載のインサ
    ート器具。
  3. 【請求項3】 上記凸部は、半径方向に突出しているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のインサート器
    具。
  4. 【請求項4】 上記凸部は、連続した螺旋状であること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインサー
    ト器具。
  5. 【請求項5】 上記凸部は、リング状であることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載のインサート器
    具。
  6. 【請求項6】 スリーブ体は、セラミックス、モルタ
    ル、樹脂のいずれかにより形成したことを特徴とする請
    求項1〜5のいずれかに記載のインサート器具。
  7. 【請求項7】 スリーブ体をセラミックスまたはモルタ
    ルにより形成した場合には、スリーブ体とインサート本
    体を樹脂製の継手または接着剤により接合一体化したこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のインサ
    ート器具。
  8. 【請求項8】 インサート本体又は及びスリーブ体を、
    セラミックス粉末に着色助材を添加混合して焼成して発
    色させたもので構成したことを特徴とする請求項1〜7
    のいずれかに記載のインサート器具。
  9. 【請求項9】 着色助材は、Ce,Pr,Na,Ho,
    Er,Mn,V,Cr,Sr,Co,Cu,Sbの中か
    ら選択された元素の酸化物、窒化物、炭化物の1種類以
    上から構成したことを特徴とする請求項8記載のインサ
    ート器具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101564715B1 (ko) 2015-03-23 2015-11-03 비코비엔주식회사 앵커로드의 피복을 유지하고 케미컬 약액의 누출을 방지하는 케미컬앵커 및 그 시공 방법
JP2021110222A (ja) * 2020-01-03 2021-08-02 ▲広▼州大学 コンクリートスラブと鋼梁の接続構造及び装着方法

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