JP2003018292A - 非サーバ式音声パケット通信装置と通信方法 - Google Patents
非サーバ式音声パケット通信装置と通信方法Info
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- General Business, Economics & Management (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の電話機と同じ電話番号でインターネ
ット電話が掛けられる非サーバ式音声パケット通信装置
及びその通信方法を提供する。 【解決手段】 本発明は、アドレスデータ検索ステップ
と、アドレスデータ受信ステップと、音声パケット送信
ステップとを含む非サーバ式音声パケット通信方法を提
供する。アドレスデータ検索ステップでは、先に公衆交
換電話網を介して発信音によりアドレスデータ検索信号
を非サーバ式音声パケット通信装置に送信する。アドレ
スデータ受信ステップでは、非サーバ式音声パケット通
信装置が発信音により送信したアドレスデータを受信す
る。音声パケット送信ステップでは、アドレスデータに
基づき少なくとも一つの音声パケットを他の非サーバ式
パケージ音声通信装置へ送信する。また、本発明は、ア
ドレスデータ検索モジュールと、アドレスデータ受信モ
ジュールと、音声パケット送信モジュールとを備えた非
サーバ式音声パケット通信装置を提供する。
ット電話が掛けられる非サーバ式音声パケット通信装置
及びその通信方法を提供する。 【解決手段】 本発明は、アドレスデータ検索ステップ
と、アドレスデータ受信ステップと、音声パケット送信
ステップとを含む非サーバ式音声パケット通信方法を提
供する。アドレスデータ検索ステップでは、先に公衆交
換電話網を介して発信音によりアドレスデータ検索信号
を非サーバ式音声パケット通信装置に送信する。アドレ
スデータ受信ステップでは、非サーバ式音声パケット通
信装置が発信音により送信したアドレスデータを受信す
る。音声パケット送信ステップでは、アドレスデータに
基づき少なくとも一つの音声パケットを他の非サーバ式
パケージ音声通信装置へ送信する。また、本発明は、ア
ドレスデータ検索モジュールと、アドレスデータ受信モ
ジュールと、音声パケット送信モジュールとを備えた非
サーバ式音声パケット通信装置を提供する。
Description
【0001】本発明は、非サーバ音声パケット通信装置
及びその通信方法に関し、特に先にPSTNを介して発信音
によりアドレスデータを取得した後、アドレスデータに
基づきインターネットを通して電話を掛ける音声通信装
置及びその通信方法に関する。
及びその通信方法に関し、特に先にPSTNを介して発信音
によりアドレスデータを取得した後、アドレスデータに
基づきインターネットを通して電話を掛ける音声通信装
置及びその通信方法に関する。
【0002】従来のPSTN(Public switched telephone
network,公衆交換電話網)に比べ、デジタルネットワー
クにより音声信号(以下VoIP、Voice on Internet Prot
ocolと呼ぶ)を送信する技術はコストが低いため、イン
ターネットの技術の進歩に伴い、VoIP技術も既にインタ
ーネット電話やインターネットファクシミリ又はテレビ
電話会議などの運用で普及し、通話料金及び信号送信コ
ストを低下させている。
network,公衆交換電話網)に比べ、デジタルネットワー
クにより音声信号(以下VoIP、Voice on Internet Prot
ocolと呼ぶ)を送信する技術はコストが低いため、イン
ターネットの技術の進歩に伴い、VoIP技術も既にインタ
ーネット電話やインターネットファクシミリ又はテレビ
電話会議などの運用で普及し、通話料金及び信号送信コ
ストを低下させている。
【0003】インターネット電話では、VoIPゲートウエ
イに接続することにより電話機のアナログ信号が音声パ
ケット信号に変換され、デジタルネットワークを通して
他方の対応するVoIPゲートウエイに送信される。この他
方のVoIPゲートウエイは、受信した音声パケット信号を
アナログ信号に変換し、ユーザーが他の電話機で音声信
号を受信し、アナログ音声信号を発信する電話機と信号
接続を行う目的を達成し得る。
イに接続することにより電話機のアナログ信号が音声パ
ケット信号に変換され、デジタルネットワークを通して
他方の対応するVoIPゲートウエイに送信される。この他
方のVoIPゲートウエイは、受信した音声パケット信号を
アナログ信号に変換し、ユーザーが他の電話機で音声信
号を受信し、アナログ音声信号を発信する電話機と信号
接続を行う目的を達成し得る。
【0004】しかしながら、ネットワーク社会と一般企
業のネットワークシステムの発展及びモデムによるイン
ターネットへのアクセスの普及とともに、ユーザーがネ
ット電話を利用して通信する際の、新しい問題が浮かび
上がった。ユーザーがモデムを利用してインターネット
にアクセスしたりまたは構内通信網(LAN)のインター
ネットサーバによりアクセスする際に,ユーザーのアド
レスデータはインターネットサーバから割り当てられ
る。このため、ユーザーがインターネットにアクセスす
る度に異なるアドレスが使用されるか、或いはユーザー
が広域通信網(WAN)のアドレスデータではなく、構内
通信網の内部連絡のアドレスデータを使用する場合、ユ
ーザーのアドレスデータがインターネットインフォメー
ションセンタ登録サービス機構が割り当てたアドレスで
はないため、構内通信網の中でのみユーザのアドレスデ
ータが公開され、広域通信網では公開されない。ここ
で、ユーザのアドレスデータが特定できない、あるいは
広域通信網で公開されないと、他のユーザがインタネッ
ト電話を利用してユーザと通信しようとしても、信号が
得られず、接続できない。
業のネットワークシステムの発展及びモデムによるイン
ターネットへのアクセスの普及とともに、ユーザーがネ
ット電話を利用して通信する際の、新しい問題が浮かび
上がった。ユーザーがモデムを利用してインターネット
にアクセスしたりまたは構内通信網(LAN)のインター
ネットサーバによりアクセスする際に,ユーザーのアド
レスデータはインターネットサーバから割り当てられ
る。このため、ユーザーがインターネットにアクセスす
る度に異なるアドレスが使用されるか、或いはユーザー
が広域通信網(WAN)のアドレスデータではなく、構内
通信網の内部連絡のアドレスデータを使用する場合、ユ
ーザーのアドレスデータがインターネットインフォメー
ションセンタ登録サービス機構が割り当てたアドレスで
はないため、構内通信網の中でのみユーザのアドレスデ
ータが公開され、広域通信網では公開されない。ここ
で、ユーザのアドレスデータが特定できない、あるいは
広域通信網で公開されないと、他のユーザがインタネッ
ト電話を利用してユーザと通信しようとしても、信号が
得られず、接続できない。
【0005】以上の問題を解決するために、インターネ
ット電話業者はユーザのハードウエア、例えばのインタ
ーネットインターフェイス或いはVoIPゲートウエイシリ
アルナンバーにかけることにより、インターネット電話
と通信する方法を提案した。しかし、このような方法で
は、アドレスデータの不特定による問題を解決できるも
のの、このような構成では、インターネット電話を掛け
る際に調べるのに、ユーザが使用しているハードウエア
のシリアルナンバーとそのアドレスデータを記録するた
めのサーバが必要になる。したがって、このような構成
では、サーバが誤作動すると、ユーザはインターネット
電話を掛けることができなくなり、またユーザにハード
ウエアのシリアルナンバーを覚えてもらうのは実際容易
ではない。さらに、一旦ハードウエアを交換すると、シ
リアルナンバーも交換されるので、ユーザにとって不便
である。
ット電話業者はユーザのハードウエア、例えばのインタ
ーネットインターフェイス或いはVoIPゲートウエイシリ
アルナンバーにかけることにより、インターネット電話
と通信する方法を提案した。しかし、このような方法で
は、アドレスデータの不特定による問題を解決できるも
のの、このような構成では、インターネット電話を掛け
る際に調べるのに、ユーザが使用しているハードウエア
のシリアルナンバーとそのアドレスデータを記録するた
めのサーバが必要になる。したがって、このような構成
では、サーバが誤作動すると、ユーザはインターネット
電話を掛けることができなくなり、またユーザにハード
ウエアのシリアルナンバーを覚えてもらうのは実際容易
ではない。さらに、一旦ハードウエアを交換すると、シ
リアルナンバーも交換されるので、ユーザにとって不便
である。
【0006】なお、インターネット電話のハードウエア
のアドレスデータが広域通信網では公開されない状況に
ついては、インターネット電話業者はいまだに有効な解
決法を見つけることができない。また目下採用されてい
る広域通信網アドレス様式では、その有効アドレスがす
でにユーザの広大な需要を満足できない。
のアドレスデータが広域通信網では公開されない状況に
ついては、インターネット電話業者はいまだに有効な解
決法を見つけることができない。また目下採用されてい
る広域通信網アドレス様式では、その有効アドレスがす
でにユーザの広大な需要を満足できない。
【0007】以上のように、どのようにすればユーザ
が、特に番号の記憶という煩雑さを省いてインターネッ
ト電話を掛けやすく、広域通信網のアドレス不足を克服
できるかが、重要な課題となっている。
が、特に番号の記憶という煩雑さを省いてインターネッ
ト電話を掛けやすく、広域通信網のアドレス不足を克服
できるかが、重要な課題となっている。
【0008】本発明は、従来の電話機と同じ電話番号で
インターネット電話が掛けられる非サーバ式音声パケッ
ト通信装置及びその通信方法を提供することを目的とす
る。
インターネット電話が掛けられる非サーバ式音声パケッ
ト通信装置及びその通信方法を提供することを目的とす
る。
【0009】上述の目的を達成するために、本発明は、
アドレスデータ検索ステップと、アドレスデータ受信ス
テップと、音声パケット送信ステップとを含む非サーバ
式音声パケット通信方法を提供する。アドレスデータ検
索ステップでは、先に公衆交換電話網を介して発信音に
よりアドレスデータ検索信号を非サーバ式音声パケット
通信装置に送信する。アドレスデータ受信ステップで
は、非サーバ式音声パケット通信装置が発信音により送
信したアドレスデータを受信する。音声パケット送信ス
テップでは、アドレスデータに基づき少なくとも一つの
音声パケットを他の非サーバ式パケージ音声通信装置へ
送信する。
アドレスデータ検索ステップと、アドレスデータ受信ス
テップと、音声パケット送信ステップとを含む非サーバ
式音声パケット通信方法を提供する。アドレスデータ検
索ステップでは、先に公衆交換電話網を介して発信音に
よりアドレスデータ検索信号を非サーバ式音声パケット
通信装置に送信する。アドレスデータ受信ステップで
は、非サーバ式音声パケット通信装置が発信音により送
信したアドレスデータを受信する。音声パケット送信ス
テップでは、アドレスデータに基づき少なくとも一つの
音声パケットを他の非サーバ式パケージ音声通信装置へ
送信する。
【0010】本発明は、アドレスデータ検索モジュール
と、アドレスデータ受信モジュールと、音声パケット送
信モジュールとを備えた非サーバ式音声パケット通信装
置を提供する。アドレスデータ検索モジュールは、電話
の発信音で一つのアドレスデータ検索信号を他の非サー
バ式音声パケット通信装置に送信する。アドレスデータ
受信モジュールは、他の非サーバ式音声パケット通信装
置が発信音により送信したアドレスデータを受信する。
音声パケットモジュールは、アドレスデータに基づき少
なくとも一つの音声パケットを他の非サーバ式音声パケ
ット通信装置に送信する。
と、アドレスデータ受信モジュールと、音声パケット送
信モジュールとを備えた非サーバ式音声パケット通信装
置を提供する。アドレスデータ検索モジュールは、電話
の発信音で一つのアドレスデータ検索信号を他の非サー
バ式音声パケット通信装置に送信する。アドレスデータ
受信モジュールは、他の非サーバ式音声パケット通信装
置が発信音により送信したアドレスデータを受信する。
音声パケットモジュールは、アドレスデータに基づき少
なくとも一つの音声パケットを他の非サーバ式音声パケ
ット通信装置に送信する。
【0011】本発明の非サーバ式音声パケット通信装置
によれば、PSTNを介して発信音により他の非サーバ式音
声パケット通信装置のアドレスデータ(構内通信網アド
レスデータ及びそのNATに対応する広域通信網アドレス
データを含む)を検索できるので、非サーバ式音声パケ
ット通信装置がNATを介してデジタルネットワークと接
続していても、2つの非サーバ式音声パケット通信装置
間でインターネット電話を掛けることができ、NATの影
響を受けない。
によれば、PSTNを介して発信音により他の非サーバ式音
声パケット通信装置のアドレスデータ(構内通信網アド
レスデータ及びそのNATに対応する広域通信網アドレス
データを含む)を検索できるので、非サーバ式音声パケ
ット通信装置がNATを介してデジタルネットワークと接
続していても、2つの非サーバ式音声パケット通信装置
間でインターネット電話を掛けることができ、NATの影
響を受けない。
【0012】本発明の非サーバ式音声パケット通信装置
によれば、ユーザが電話番号をかける方法で直接インタ
ーネット電話をかけることができる。すなわち、ユーザ
は電話番号を記憶するだけで、従来の電話を掛ける方法
でインターネット電話を掛ければよく、ユーザにとって
かなり便利になる。
によれば、ユーザが電話番号をかける方法で直接インタ
ーネット電話をかけることができる。すなわち、ユーザ
は電話番号を記憶するだけで、従来の電話を掛ける方法
でインターネット電話を掛ければよく、ユーザにとって
かなり便利になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態に係わる非サーバ式音声パケット通信装置及
びその通信方法を説明する。
実施の形態に係わる非サーバ式音声パケット通信装置及
びその通信方法を説明する。
【0014】図1に示すように、本実施の形態では、非
サーバ式音声パケット通信装置1と非サーバ式音声パケ
ット通信装置1’は、それぞれ第1電話機41と第2電話
機42に接続され、しかも両者ともPSTN70に接続される。
さらに、非サーバ式音声パケット通信装置1’は、NAT
(network address translator,ネットワークアドレス
変換機)60を介してデジタルネットワーク80に接続され
るが、非サーバ式音声パケット通信装置1は直接デジタ
ルネットワーク80に接続される。
サーバ式音声パケット通信装置1と非サーバ式音声パケ
ット通信装置1’は、それぞれ第1電話機41と第2電話
機42に接続され、しかも両者ともPSTN70に接続される。
さらに、非サーバ式音声パケット通信装置1’は、NAT
(network address translator,ネットワークアドレス
変換機)60を介してデジタルネットワーク80に接続され
るが、非サーバ式音声パケット通信装置1は直接デジタ
ルネットワーク80に接続される。
【0015】非サーバ式音声パケット通信装置1’がNAT
60を介してデータネットワーク80に接続されているた
め、ほかのデジタルネットワークに接続している電子装
置は、非サーバ式音声パケット通信装置1’自身のIPア
ドレスを得ることができず、NAT60によって変換された
後のIPアドレスしか得られない。NAT60は非サーバ式音
声パケット通信装置1’が使用した通信ポートを記録
し、受信されたパケットを非サーバ式音声パケット通信
装置1のパケットへ送信するか否かを判断する。
60を介してデータネットワーク80に接続されているた
め、ほかのデジタルネットワークに接続している電子装
置は、非サーバ式音声パケット通信装置1’自身のIPア
ドレスを得ることができず、NAT60によって変換された
後のIPアドレスしか得られない。NAT60は非サーバ式音
声パケット通信装置1’が使用した通信ポートを記録
し、受信されたパケットを非サーバ式音声パケット通信
装置1のパケットへ送信するか否かを判断する。
【0016】図2に示すように、本実施の形態では、本
発明の非サーバ式音声パケット通信装置1は、第1接続
ポート11と、第2接続ポート12と、第3接続ポート13
と、SLIC(Subscriber line interface circuit,利用者
線路インターフェイス回路)デバイス14と、インターネ
ットインターフェイス15と、信号変換モジュール16と、
DAA(data access arrangement,データアクセス配置)1
7と、セントラルプロセッシングユニット18とメモリデ
バイス19とを備える。本実施の形態において、第1接続
ポート11は、RJ-11接続ポートであり、SLICデバイス14
と第1電話機41信号を接続することにより、第1電話機
41が送受信するアナログ信号を送信する。第2接続ポー
ト12は、RJ-45接続ポートであり、NAT60を通してインタ
ーネットインターフェイス15をデジタルネットワーク80
に接続させることにより、デジタルネットワークが送受
信したデジタル音声パケットを送信する。第3接続ポ−
ト13は、RJ-11接続ポートであり、DAAデバイス17とPSTN
70間の信号を接続することにより、PSTN70が送受信する
アナログ信号を送信する。
発明の非サーバ式音声パケット通信装置1は、第1接続
ポート11と、第2接続ポート12と、第3接続ポート13
と、SLIC(Subscriber line interface circuit,利用者
線路インターフェイス回路)デバイス14と、インターネ
ットインターフェイス15と、信号変換モジュール16と、
DAA(data access arrangement,データアクセス配置)1
7と、セントラルプロセッシングユニット18とメモリデ
バイス19とを備える。本実施の形態において、第1接続
ポート11は、RJ-11接続ポートであり、SLICデバイス14
と第1電話機41信号を接続することにより、第1電話機
41が送受信するアナログ信号を送信する。第2接続ポー
ト12は、RJ-45接続ポートであり、NAT60を通してインタ
ーネットインターフェイス15をデジタルネットワーク80
に接続させることにより、デジタルネットワークが送受
信したデジタル音声パケットを送信する。第3接続ポ−
ト13は、RJ-11接続ポートであり、DAAデバイス17とPSTN
70間の信号を接続することにより、PSTN70が送受信する
アナログ信号を送信する。
【0017】信号変換モジュール16は、デジタル/アナ
ログ信号変換器(CODEC, coder/decoder)161とデジタ
ル信号プロセッサ(DSP, digital signal processor)1
62とから構成され、デジタル音声パケットとアナログ音
声信号との間の変換を行う。デジタル/アナログ信号変
換器161は、アナログ音声信号をデジタル音声信号に変
換する。例えば、第1電話機41が第1接続ポート11とSLIC
デバイス14を介して送信したアナログ音声信号を受信し
た後、デジタル/アナログ信号変換器161は先ずアナログ
信号を照合してサンプリングを行い、その結果をそれぞ
れデジタル音声信号に変換する。なお、デジタル/アナ
ログ信号変換器161はデジタル音声信号をアナログ音声
信号に変換することもできる。デジタル信号プロセッサ
162は、デジタル音声信号の処理を行い、例えば、デジ
タル音声信号をデジタルネッワークで送信できるデジタ
ル音声パケットにパッケージし、または利得制御(gain
control)、,エコー消去、音声測定とバックグラウンド
音生成などを行う。
ログ信号変換器(CODEC, coder/decoder)161とデジタ
ル信号プロセッサ(DSP, digital signal processor)1
62とから構成され、デジタル音声パケットとアナログ音
声信号との間の変換を行う。デジタル/アナログ信号変
換器161は、アナログ音声信号をデジタル音声信号に変
換する。例えば、第1電話機41が第1接続ポート11とSLIC
デバイス14を介して送信したアナログ音声信号を受信し
た後、デジタル/アナログ信号変換器161は先ずアナログ
信号を照合してサンプリングを行い、その結果をそれぞ
れデジタル音声信号に変換する。なお、デジタル/アナ
ログ信号変換器161はデジタル音声信号をアナログ音声
信号に変換することもできる。デジタル信号プロセッサ
162は、デジタル音声信号の処理を行い、例えば、デジ
タル音声信号をデジタルネッワークで送信できるデジタ
ル音声パケットにパッケージし、または利得制御(gain
control)、,エコー消去、音声測定とバックグラウンド
音生成などを行う。
【0018】セントラルプロセッシングユニット18は、
電話機、PSTN及びデジタルネットワーク間の呼び出しス
テップとデータ送信ステップの管理を行い、ユーザの掛
けた電話番号により信号変換モジュール16から送信され
たデジタル音声パケットに適当なヘッダを加えることに
より、デジタル音声パケットがデジタルネットワーク80
において正確な位置へ送信される。
電話機、PSTN及びデジタルネットワーク間の呼び出しス
テップとデータ送信ステップの管理を行い、ユーザの掛
けた電話番号により信号変換モジュール16から送信され
たデジタル音声パケットに適当なヘッダを加えることに
より、デジタル音声パケットがデジタルネットワーク80
において正確な位置へ送信される。
【0019】メモリデバイス19は、アドレスデータ記録
表505を保存する。図3に示すように、アドレスデータ記
録表505には、アドレスデータ903と電話番号901の対応
関係が記録されている。これらの対応関係は、ユーザに
よって手動で入力するか、或いは自動的に先の通話記録
から保存される。さらに、本実施の形態において、メモ
リデバイス19は、アドレスデータ検索モジュール191、
アドレスデータ受信モジュール192、音声パケット送信
モジュール193、電話番号受信モジュール194、アドレス
データ記録モジュール195、対応記録検索モジュール19
6、検査モジュール197及び自身アドレスデータ検索モジ
ュール198など複数のプログラムモジュールも保存して
いる。セントラルプロセッシングユニット18は、各プロ
グラムモジュールを読み取った後、上述の各ハードウエ
アの後述する非サーバ式音声パケット通信方法30におけ
る各ステップの実行を制御することができる。
表505を保存する。図3に示すように、アドレスデータ記
録表505には、アドレスデータ903と電話番号901の対応
関係が記録されている。これらの対応関係は、ユーザに
よって手動で入力するか、或いは自動的に先の通話記録
から保存される。さらに、本実施の形態において、メモ
リデバイス19は、アドレスデータ検索モジュール191、
アドレスデータ受信モジュール192、音声パケット送信
モジュール193、電話番号受信モジュール194、アドレス
データ記録モジュール195、対応記録検索モジュール19
6、検査モジュール197及び自身アドレスデータ検索モジ
ュール198など複数のプログラムモジュールも保存して
いる。セントラルプロセッシングユニット18は、各プロ
グラムモジュールを読み取った後、上述の各ハードウエ
アの後述する非サーバ式音声パケット通信方法30におけ
る各ステップの実行を制御することができる。
【0020】以下、本発明の非サーバ式音声パケット通
信方法30のステップを説明する。
信方法30のステップを説明する。
【0021】図4に示すように、本発明の非サーバ式音
声パケット通信方法30では、先ず、第1電話機41からの
電番号901を受信するための電話番号受信ステップ301を
行う。このステップにおいて、ユーザは第1電話機41上
のCCITT標準キーボードを使用して掛けることができ、
特別の識別番号に加入して非サーバ式音声パケット通信
装置1にインターネット電話を掛けたいことを知らせ
る。例えば、ユーザは電話番号901の前に「*」を加え
て、インターネット電話を掛けたいことを表示する。
声パケット通信方法30では、先ず、第1電話機41からの
電番号901を受信するための電話番号受信ステップ301を
行う。このステップにおいて、ユーザは第1電話機41上
のCCITT標準キーボードを使用して掛けることができ、
特別の識別番号に加入して非サーバ式音声パケット通信
装置1にインターネット電話を掛けたいことを知らせ
る。例えば、ユーザは電話番号901の前に「*」を加え
て、インターネット電話を掛けたいことを表示する。
【0022】ユーザが入力した電話番号901を受信した
後、次に、アドレスデータ記録表505の中にアドレスデ
ータ903と電話番号901の対応関係が既に記録されている
か否かを検索するための対応記録検索ステップ302を行
う。上述したように、非サーバ式音声パケット通信装置
1のアドレスデータ記録表505には、アドレスデータと電
話番号の対応関係が記録されている。アドレスデータ記
録表505にアドレスデータ903と電話番号901の対応関係
が既に記録されている場合、アドレスデータ記録表505
に記録されたアドレスデータ903によってコミュニケー
ションチャネルをつくり信号(電話番号901)を非サー
バ式音声パケット通信装置1’に送信する。それから、
検査ステップ307を行い、音声送信チャネルを成立し、
音声パケット904を送信する。
後、次に、アドレスデータ記録表505の中にアドレスデ
ータ903と電話番号901の対応関係が既に記録されている
か否かを検索するための対応記録検索ステップ302を行
う。上述したように、非サーバ式音声パケット通信装置
1のアドレスデータ記録表505には、アドレスデータと電
話番号の対応関係が記録されている。アドレスデータ記
録表505にアドレスデータ903と電話番号901の対応関係
が既に記録されている場合、アドレスデータ記録表505
に記録されたアドレスデータ903によってコミュニケー
ションチャネルをつくり信号(電話番号901)を非サー
バ式音声パケット通信装置1’に送信する。それから、
検査ステップ307を行い、音声送信チャネルを成立し、
音声パケット904を送信する。
【0023】一方、アドレスデータ記録表505にアドレ
スデータ903と電番号901の相対関係が記録されていない
場合、発信音によりアドレスデータ検索信号902を非サ
ーバ式音声パケット通信装置1’に送信するためのアド
レスデータ検索ステップ303を実行する。アドレスデー
タ検索ステップ303において、アドレスデータ検索信号9
02は一組のあらかじめ定義された発信音であり、非サー
バ式音声パケット通信装置1’がアドレスデータ検索信
号902を受信したとき、第2電話機42との通話チャネルを
成立せず、自身でこの信号を処理して、発信音の形式で
自身のアドレスデータ及びNAT60上で使用されたアドレ
スと通信ポートを非サーバ式音声パケット通信装置1に
送信する。なお、発信音は、例えばDTMF(Dual tone mu
lti-frequency)信号である。
スデータ903と電番号901の相対関係が記録されていない
場合、発信音によりアドレスデータ検索信号902を非サ
ーバ式音声パケット通信装置1’に送信するためのアド
レスデータ検索ステップ303を実行する。アドレスデー
タ検索ステップ303において、アドレスデータ検索信号9
02は一組のあらかじめ定義された発信音であり、非サー
バ式音声パケット通信装置1’がアドレスデータ検索信
号902を受信したとき、第2電話機42との通話チャネルを
成立せず、自身でこの信号を処理して、発信音の形式で
自身のアドレスデータ及びNAT60上で使用されたアドレ
スと通信ポートを非サーバ式音声パケット通信装置1に
送信する。なお、発信音は、例えばDTMF(Dual tone mu
lti-frequency)信号である。
【0024】続いて、非サーバ式音声パケット通信装置
1’が発信音により送信したアドレスデータ903を受信す
るためのアドレスデータ受信ステップ304を行う。アド
レスデータ903は、非サーバ式音声パケット通信装置1’
自身のIPアドレス、NAT60のIPアドレス及び非サーバ式
音声パケット通信装置1’がNAT60上で使用した通信ポー
トを含む。その後、受信したアドレスデータ903をアド
レスデータ記録表505に記録するためのアドレスデータ
記録ステップ305を行う。
1’が発信音により送信したアドレスデータ903を受信す
るためのアドレスデータ受信ステップ304を行う。アド
レスデータ903は、非サーバ式音声パケット通信装置1’
自身のIPアドレス、NAT60のIPアドレス及び非サーバ式
音声パケット通信装置1’がNAT60上で使用した通信ポー
トを含む。その後、受信したアドレスデータ903をアド
レスデータ記録表505に記録するためのアドレスデータ
記録ステップ305を行う。
【0025】アドレスデータ903を受信した後、アドレ
スデータ903により音声パケット904を非サーバ式音声パ
ケット通信装置1’へ送信するための音声パケット送信
ステップ306を行う。アドレスデータ903がNAT60のIPア
ドレス及び非サーバ式音声パケット通信装置1’がNAT60
上で使用した通信ポートを含むので、非サーバ式音声パ
ケット通信装置1と1’は、お互いに信号を送信し合い、
お互いの音声送信チャネルを成立し、音声パケット904
が確実に非サーバ式音声パケット通信装置1’に届くよ
うにする。
スデータ903により音声パケット904を非サーバ式音声パ
ケット通信装置1’へ送信するための音声パケット送信
ステップ306を行う。アドレスデータ903がNAT60のIPア
ドレス及び非サーバ式音声パケット通信装置1’がNAT60
上で使用した通信ポートを含むので、非サーバ式音声パ
ケット通信装置1と1’は、お互いに信号を送信し合い、
お互いの音声送信チャネルを成立し、音声パケット904
が確実に非サーバ式音声パケット通信装置1’に届くよ
うにする。
【0026】検査ステップ307は、音声パケット904が非
サーバ式音声パケット通信装置1’に届いたか否かを検
査するためのステップである。音声パケット904が非サ
ーバ式音声パケット通信装置1’に届かなかった場合に
は、アドレスデータ検索ステップ303を行い、非サーバ
式音声パケット通信装置1’今現在のアドレスデータ903
を取得する。一般的には、非サーバ式音声パケット通信
装置1’或いはNAT60の電源が切断されたことがある場
合、非サーバ式音声パケット通信装置1’がNAT60上で使
用した通信ポートが変更されることがある。この場合、
アドレスデータ記録表505における記録が正確ではな
く、改めてアドレスデータ検索ステップ303を行う必要
がある。
サーバ式音声パケット通信装置1’に届いたか否かを検
査するためのステップである。音声パケット904が非サ
ーバ式音声パケット通信装置1’に届かなかった場合に
は、アドレスデータ検索ステップ303を行い、非サーバ
式音声パケット通信装置1’今現在のアドレスデータ903
を取得する。一般的には、非サーバ式音声パケット通信
装置1’或いはNAT60の電源が切断されたことがある場
合、非サーバ式音声パケット通信装置1’がNAT60上で使
用した通信ポートが変更されることがある。この場合、
アドレスデータ記録表505における記録が正確ではな
く、改めてアドレスデータ検索ステップ303を行う必要
がある。
【0027】なお、状況に応じて、異なる方法により検
査ステップ307を行うこともできる。例えば、非サーバ
式音声パケット通信装置1は先ずアドレスデータ記録表5
05に記録された電話番号901を非サーバ式音声パケット
通信装置1’に送信し、非サーバ式音声パケット通信装
置1’により受信した電話番号901が自己の電話番号であ
るか否かを確認する。このようにして、パケットの送信
ミスを避けることができる。
査ステップ307を行うこともできる。例えば、非サーバ
式音声パケット通信装置1は先ずアドレスデータ記録表5
05に記録された電話番号901を非サーバ式音声パケット
通信装置1’に送信し、非サーバ式音声パケット通信装
置1’により受信した電話番号901が自己の電話番号であ
るか否かを確認する。このようにして、パケットの送信
ミスを避けることができる。
【0028】なお、非サーバ式音声パケット通信装置
1’が作動している場合には、NAT60のIPアドレス、及び
そのNAT60上で使用された通信ポートが何かを知る必要
があり、これにより、発信音で送信されたアドレスデー
タ検索信号902を受信する際に、アドレスデータ903が非
サーバ式音声パケット通信装置1に送信されるようにす
る。図5に示すように、非サーバ式音声パケット通信装
置1’は作動している際に、先ず自身のアドレスデータ
検索ステップ501を行い、自己アドレスデータ検索パケ
ット906をIPアドレス解析装置90に送信する。NAT60は、
自己アドレスデータ検索パケット906を受信した後、NAT
60自身のIPアドレス及び非サーバ式音声パケット通信装
置1’がNAT60上で使用した通信ポートを通して、IPアド
レス解析装置90に送信する。IPアドレス解析装置90は、
受信したパケットのヘッダから、この装置がNAT60自身
を介したIPアドレスと非サーバ式音声パケット通信装置
1’がNAT60上で使用した通信ポートとを取得し、さらに
NAT60によりこのアドレスデータを非サーバ式音声パケ
ット通信装置1’へ送り返す。非サーバ式音声パケット
通信装置1’は、自己アドレスデータ受信ステップ502に
おいて、NAT60から送信されたIPアドレスと通信ポート
を受信して、両者を記録し、検索に回答できるようにす
る。
1’が作動している場合には、NAT60のIPアドレス、及び
そのNAT60上で使用された通信ポートが何かを知る必要
があり、これにより、発信音で送信されたアドレスデー
タ検索信号902を受信する際に、アドレスデータ903が非
サーバ式音声パケット通信装置1に送信されるようにす
る。図5に示すように、非サーバ式音声パケット通信装
置1’は作動している際に、先ず自身のアドレスデータ
検索ステップ501を行い、自己アドレスデータ検索パケ
ット906をIPアドレス解析装置90に送信する。NAT60は、
自己アドレスデータ検索パケット906を受信した後、NAT
60自身のIPアドレス及び非サーバ式音声パケット通信装
置1’がNAT60上で使用した通信ポートを通して、IPアド
レス解析装置90に送信する。IPアドレス解析装置90は、
受信したパケットのヘッダから、この装置がNAT60自身
を介したIPアドレスと非サーバ式音声パケット通信装置
1’がNAT60上で使用した通信ポートとを取得し、さらに
NAT60によりこのアドレスデータを非サーバ式音声パケ
ット通信装置1’へ送り返す。非サーバ式音声パケット
通信装置1’は、自己アドレスデータ受信ステップ502に
おいて、NAT60から送信されたIPアドレスと通信ポート
を受信して、両者を記録し、検索に回答できるようにす
る。
【0029】
【発明の効果】本発明の非サーバ式音声パケット通信装
置によれば、PSTNを介して発信音により他の非サーバ式
音声パケット通信装置のアドレスデータ(構内通信網ア
ドレスデータ及びそのNATに対応する広域通信網アドレ
スデータを含む)を検索できるので、非サーバ式音声パ
ケット通信装置がNAT接続デジタルネットワークを介し
てデジタルネットワークと接続していても、二つの非サ
ーバ式音声パケット通信装置間でインターネット電話を
掛けることができ、NATの影響を受けない。
置によれば、PSTNを介して発信音により他の非サーバ式
音声パケット通信装置のアドレスデータ(構内通信網ア
ドレスデータ及びそのNATに対応する広域通信網アドレ
スデータを含む)を検索できるので、非サーバ式音声パ
ケット通信装置がNAT接続デジタルネットワークを介し
てデジタルネットワークと接続していても、二つの非サ
ーバ式音声パケット通信装置間でインターネット電話を
掛けることができ、NATの影響を受けない。
【0030】本発明の非サーバ式音声パケット通信装置
によれば、ユーザは直接電話番号を掛ける方法でインタ
ーネット電話を掛けることができる。すなわち、ユーザ
は電話番号を記憶するだけで、従来の電話を掛ける方法
でインターネット電話を掛ければよく、ユーザにとって
かなり便利になる。
によれば、ユーザは直接電話番号を掛ける方法でインタ
ーネット電話を掛けることができる。すなわち、ユーザ
は電話番号を記憶するだけで、従来の電話を掛ける方法
でインターネット電話を掛ければよく、ユーザにとって
かなり便利になる。
【0031】なお、上述の技術を熟知した技術者が設計
変更などを行っても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
あれば、本発明に含まれる。例えば、あるNATをそれ自身
が2つ以上のIPアドレスをもつように設計して、非サー
バ式音声パケット通信装置のアドレスに対して変換を行
う。この場合でも、デジタルネットワークにおける他の
電子装置にとって、非サーバ式音声パケット通信装置が
唯一のIPアドレスを持つが、このIPアドレスはNATを介
して変換されたアドレスとなる。言い換えれば、NATは
通信ポートで非サーバ式音声パケット通信装置を判別す
るわけではない。この場合、アドレスデータは非サーバ
式音声パケット通信装置がNATを通して変換されたIPア
ドレスのみを含み、非サーバ式音声パケット通信装置が
NAT上で使用した通信ポートを記録する必要はない。
変更などを行っても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
あれば、本発明に含まれる。例えば、あるNATをそれ自身
が2つ以上のIPアドレスをもつように設計して、非サー
バ式音声パケット通信装置のアドレスに対して変換を行
う。この場合でも、デジタルネットワークにおける他の
電子装置にとって、非サーバ式音声パケット通信装置が
唯一のIPアドレスを持つが、このIPアドレスはNATを介
して変換されたアドレスとなる。言い換えれば、NATは
通信ポートで非サーバ式音声パケット通信装置を判別す
るわけではない。この場合、アドレスデータは非サーバ
式音声パケット通信装置がNATを通して変換されたIPア
ドレスのみを含み、非サーバ式音声パケット通信装置が
NAT上で使用した通信ポートを記録する必要はない。
【0032】さらに、上述した実施の形態では、各機能
モジュールは、ソフトウエアモジュールの方式で表した
が、これらのソフトモジュールを全部または一部を特定
のハード、例えばASIC(Application-specific integra
ted circuit)チップなどとしてもよい。
モジュールは、ソフトウエアモジュールの方式で表した
が、これらのソフトモジュールを全部または一部を特定
のハード、例えばASIC(Application-specific integra
ted circuit)チップなどとしてもよい。
【0033】以上、本発明の実施例を図面を参照して詳
述してきたが、具体的な構成は、この実施例に限られる
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更等があっても、本考案に含まれる。
述してきたが、具体的な構成は、この実施例に限られる
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更等があっても、本考案に含まれる。
【図1】本発明に係わる非サーバ式音声パケット通信装
置と、PSTNとデジタルネットワークと電話機とあわせた
状態を示す概略図である。
置と、PSTNとデジタルネットワークと電話機とあわせた
状態を示す概略図である。
【図2】本発明に係わる非サーバ式音声パケット通信装
置の構成を示す概略図である。
置の構成を示す概略図である。
【図3】本発明に係わる非サーバ式音声パケット通信装
置において、アドレスデータ記録表が記録しているデー
タを示す図である。
置において、アドレスデータ記録表が記録しているデー
タを示す図である。
【図4】本発明に係わる非サーバ式音声パケット通信方
法を示すフローチャートである。
法を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係わる非サーバ式音声パケット通信装
置がNATに自身のアドレスデータを検索するステップを
示したフローチャートである。
置がNATに自身のアドレスデータを検索するステップを
示したフローチャートである。
1 非サーバ式音声パケット通信装置
第1接続ポート 第2接続ポート 第3接続ポート SLICデバ
イス インタネットインタフェイス 信号変換モジュール
デジタル/アナログ信号変換機 デジタル信号プロセッ
サ DAAデバイス セントラルプロセッシングユニット メ
モリデバイス アドレスデータ検索モジュール アドレス
データ受信モジュール 音声パケット送信モジュール 電
話番号受信モジュール アドレスデータ記録モジュール
対応記録検索モジュール 検査モジュール 自身アドレス
データ検索モジュール 非サーバ式音声パケット通信方
法 301〜307 非サーバ式音声パケット通信方法のステ
ップ 第1電話機 第2電話機 自身アドレスデータ検索ステップ
自身アドレスデータ受信ステップ アドレスデータ記録
表 NAT PSTN デジタルネットワーク IPアドレス解析装
置 電話番号 アドレスデータ検索信号 アドレスデータ
音声パケット 906自身アドレスデータ検索パケット
イス インタネットインタフェイス 信号変換モジュール
デジタル/アナログ信号変換機 デジタル信号プロセッ
サ DAAデバイス セントラルプロセッシングユニット メ
モリデバイス アドレスデータ検索モジュール アドレス
データ受信モジュール 音声パケット送信モジュール 電
話番号受信モジュール アドレスデータ記録モジュール
対応記録検索モジュール 検査モジュール 自身アドレス
データ検索モジュール 非サーバ式音声パケット通信方
法 301〜307 非サーバ式音声パケット通信方法のステ
ップ 第1電話機 第2電話機 自身アドレスデータ検索ステップ
自身アドレスデータ受信ステップ アドレスデータ記録
表 NAT PSTN デジタルネットワーク IPアドレス解析装
置 電話番号 アドレスデータ検索信号 アドレスデータ
音声パケット 906自身アドレスデータ検索パケット
Claims (16)
- 【請求項1】 発信音によりアドレスデータ検索信号を非
サーバ式音声パケット通信装置に送信するアドレスデー
タ検索ステップと、前記非サーバ式音声パケット通信装
置が発信音により送信したアドレスデータを受信するア
ドレスデータ受信ステップと、前記アドレスデータに基
づき少なくとも一つの音声パケットを前記非サーバ式音
声パケット通信装置へ送信する音声パケット送信ステッ
プと、を含むことを特徴とする非サーバ式音声パケット
通信方法。 - 【請求項2】 第1電話機からの電話番号を受信する電話
番号受信ステップを更に含み、前記アドレスデータ検索
ステップでは前記電話番号に基づき前記アドレスデータ
検索信号を非サーバ式音声パケット通信装置に送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の非サーバ式音声パケ
ット通信方法。 - 【請求項3】 受信した前記アドレスデータを、前記ア
ドレスデータと電話番号の対応関係を記録するアドレス
データ記録表へ記録するアドレスデータ記録ステップを
更に含むことを特徴とする請求項1に記載の非サーバ式
音声パケット通信方法。 - 【請求項4】 前記アドレスデータ記録表にすでに前記
アドレスデータと電話番号の対応関係が記録されている
か否かを検索し、前記アドレスデータ記録表がすでに前
記アドレスデータと電話番号の対応関係を記録している
場合は、前記アドレスデータ記録表に記録された前記ア
ドレスデータに基づき前記音声パケットを送信する対応
記録検索ステップを更に含むことを特徴とする請求項3
に記載の非サーバ式音声パケット通信方法。 - 【請求項5】 前記音声パケットが前記非サーバ式音声
パケット通信装置に届いたか否かを検査する検査ステッ
プを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の非サー
バ式音声パケット通信方法。 - 【請求項6】 前記音声パケットが前記非サーバ式音声
パケット通信装置に届かない場合に、前記アドレスデー
タ検索ステップを行うことを特徴とする請求項5に記載
の非サーバ式音声パケット通信方法。 - 【請求項7】 発信音によりアドレスデータ検索信号を
他の非サーバ式音声パケット通信装置へ送信するアドレ
スデータ検索モジュールと、前記他の非サーバ式音声パ
ケット通信装置が発信音により送信したアドレスデータ
を受信するアドレスデータ受信モジュールと、前記アド
レスデータに基づき少なくとも一つの音声パケットを他
の非サーバ式音声パケット通信装置に送信する音声パケ
ット送信モジュールと、を備えることを特徴とする非サ
ーバ式音声パケット通信装置。 - 【請求項8】 第1音声通信装置からの電話番号を受信す
る電話番号受信モジュールを更に備え、前記アドレスデ
ータ検索モジュールが前記電話番号に基づき前記アドレ
スデータ検索信号を送信することを特徴とする請求項7
に記載の非サーバ式音声パケット通信装置。 - 【請求項9】 受信したアドレスデータを、前記アドレ
スデータと電話番号の対応関係を記録するアドレスデー
タ記録表に記録するアドレスデータ記録モジュールをさ
らに備えることを特徴とする請求項7に記載の非サーバ
式音声パケット通信装置。 - 【請求項10】 前記アドレスデータ記録表にすでに前記
アドレスデータと電話番号の対応関係が記録されたか否
かを検索する対応記録検索モジュールを更に備え、前記
アドレスデータ記録表にすでにアドレスデータと電話番
号の対応関係が記録されている場合は、前記音声パケッ
ト送信モジュールが前記アドレスデータ記録表に記録さ
れているアドレスデータに基づき前記音声パケットを送
信することを特徴とする請求項9に記載の非サーバ式音
声パケット通信装置。 - 【請求項11】 前記音声パケットが前記他の非サーバ式
音声パケット通信装置に送信されたか否かを検査する検
査モジュールを更に備えることを特徴とする請求項10に
記載の非サーバ式音声パケット通信装置。 - 【請求項12】 前記他の非サーバ式音声パケット通信装
置がNATに接続し、しかも前記他の非サーバ式音声パケ
ット通信装置が前記NATを介して前記音声パケットを受
信することを特徴とする請求項7に記載の非サーバ式音
声パケット通信装置。 - 【請求項13】 自身アドレスデータ検索パケットを前記
NATへ送信する自身アドレスデータ検索モジュールを更
に備えることを特徴とする請求項12に記載の非サーバ式
音声パケット通信装置。 - 【請求項14】 前記自身アドレスデータ検索パケットが
前記NATを介してIPアドレス解析装置に送信され、前記I
Pアドレス解析装置は、前記自己アドレスデータ検索パ
ケットのヘッダにおけるアドレスデータを前記非サーバ
式音声パケット通信装置に送り返すことを特徴とする請
求項13に記載の非サーバ式音声パケット通信装置。 - 【請求項15】 前記アドレスデータは、前記NATのIPア
ドレスと、前記他の非サーバ式音声パケット通信装置が
NAT上で使用した通信ポートとを含むことを特徴とする
請求項12に記載の非サーバ式音声パケット通信装置。 - 【請求項16】 前記アドレスデータは、さらに前記他の
非サーバ式音声パケット通信装置自身のIPアドレスを含
むことを特徴とする請求項15に記載の非サーバ式音声パ
ケット通信装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW90114200 | 2001-06-12 | ||
TW090114200A TWI259703B (en) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | Non-server type voice packet communication equipment and communication method |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003018292A true JP2003018292A (ja) | 2003-01-17 |
Family
ID=21678513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002099804A Pending JP2003018292A (ja) | 2001-06-12 | 2002-04-02 | 非サーバ式音声パケット通信装置と通信方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20020186686A1 (ja) |
JP (1) | JP2003018292A (ja) |
TW (1) | TWI259703B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1307827C (zh) * | 2004-04-23 | 2007-03-28 | 王晖 | 一种在网络可视电话之间建立呼叫连接的方法 |
US9467594B2 (en) | 2014-03-28 | 2016-10-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Communication apparatus that specifies network, control method therefor and storage medium |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8594078B2 (en) * | 2003-06-02 | 2013-11-26 | At&T Intellectual Property I, L.P. | Method and apparatus for stand-alone voice over internet protocol with POTS telephone support |
JP2006060464A (ja) * | 2004-08-19 | 2006-03-02 | Fujitsu Ltd | 無線ネットワーク通信制御装置及びネットワークシステム |
DE102005045890B4 (de) * | 2005-09-26 | 2008-06-26 | Siemens Ag | Vorrichtung und Verfahren zur Teilnehmernummer-Erkennung für Voice-over-IP-Telefonie |
WO2012130263A1 (de) * | 2011-04-01 | 2012-10-04 | Siemens Enterprise Communications Gmbh & Co. Kg | Verfahren zur adressierung von nachrichten in einem computernetzwerk |
CN110730192B (zh) * | 2019-10-29 | 2022-07-05 | 展讯通信(上海)有限公司 | 语音数据传输方法、装置、设备及计算机可读存储介质 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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AU6666898A (en) * | 1997-02-02 | 1998-09-09 | Fonefriend Systems, Inc. | Internet switch box, system and method for internet telephony |
EP1235416A4 (en) * | 2000-10-26 | 2005-08-10 | Mitsubishi Electric Corp | INTERNET TELEPHONE NETWORK SYSTEM, NETWORK ACCESS METHOD, AND ADAPTER FOR VOICE DEVICE |
US6700884B2 (en) * | 2001-06-28 | 2004-03-02 | Emerson, Iii Harry E. | Integrating the Internet with the public switched telephone network |
-
2001
- 2001-06-12 TW TW090114200A patent/TWI259703B/zh not_active IP Right Cessation
- 2001-08-24 US US09/935,743 patent/US20020186686A1/en not_active Abandoned
-
2002
- 2002-04-02 JP JP2002099804A patent/JP2003018292A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN1307827C (zh) * | 2004-04-23 | 2007-03-28 | 王晖 | 一种在网络可视电话之间建立呼叫连接的方法 |
US9467594B2 (en) | 2014-03-28 | 2016-10-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Communication apparatus that specifies network, control method therefor and storage medium |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20020186686A1 (en) | 2002-12-12 |
TWI259703B (en) | 2006-08-01 |
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---|---|---|---|
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