JP2003014198A - 高圧容器用保護具 - Google Patents

高圧容器用保護具

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JP2003014198A
JP2003014198A JP2001201437A JP2001201437A JP2003014198A JP 2003014198 A JP2003014198 A JP 2003014198A JP 2001201437 A JP2001201437 A JP 2001201437A JP 2001201437 A JP2001201437 A JP 2001201437A JP 2003014198 A JP2003014198 A JP 2003014198A
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pressure container
pressure
locking
cap
protector
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Takeshi Tachibana
武史 橘
Takaharu Ishihara
隆治 石原
Shoichi Goto
昭一 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の高圧容器を輸送する場合には互いを損
傷させることなく安定に保護してその安全性を高めるこ
とができると共に、火災や爆発に際して高圧容器の一部
が破損して周囲に飛散しするのを防止することもできる
高圧容器用保護具を提供する。 【解決手段】 ガスボンベ等の高圧容器11の頭部に遊
嵌して装着されるバルブ部遊嵌口と、前記遊嵌口の周縁
部に高圧容器11の上部周壁より大きく延設された延設
部12bとを有するキャップ部12と、キャップ部12
の周縁部に突設された係止部13とを備えて高圧容器用
保護具10を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプロパン、ブタン、
酸素、窒素、水素、炭酸ガス、空気等や液化ガス等が充
填されるガスボンベ等の高圧容器に装着されその安全性
を付加することのできる高圧容器用保護具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高圧ガスや液化ガス等が充填され
る縦置き型の高圧容器では、その頭部に設けられたバル
ブの周囲に蓋部を装着したり、工場や車両の荷台等の壁
部に鎖や係止具等を用いて高圧容器を拘束したりするこ
とで、高圧容器の倒れや衝撃等に伴う事故を防止してそ
の安全性を維持していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のものでは、以下のような課題を有していた。 (1)複数の高圧容器を輸送する場合等では、互いにぶ
つかり合って干渉し、この衝撃により蓋部で保護された
バルブ等の接合部やねじ部が損傷したり、表面の塗装が
剥がれて腐蝕したりして、ガス漏れ等を生じ易いという
課題があった。 (2)バルブ部等の接合部の亀裂や緩み、容器本体の腐
蝕等によりガス漏れが起こり、火災や爆発が生じると、
高圧容器が破損してその破片が周囲に飛散し損害をさら
に大きくするという課題があった。 (3)ガスボンベ等の高圧容器は一般に縦長でその重心
位置が高いため、倒れ易く、周囲に支持部がない場所で
は、これら複数の高圧容器を倒れないように安全に保持
させておくのが困難であるという課題があった。 (4)高圧容器が倒れるとこの衝撃を緩和する機構がな
いので、容器本体やバルブ部等が損傷して重大事故に繋
がる場合があるという課題があった。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、複数の高圧容器を輸送する場合に互いを損傷させる
ことなく安定に保護してその安全性を高めることができ
ると共に、火災や爆発に際して高圧容器の破片等が周囲
に飛散するのを防止乃至緩和することができると共に、
ボンベ保管場所や飲食店、家庭のボンベ設置場所に安定
して設置し、かつバルブ部の損傷を防いで事故を防止で
きる高圧容器用保護具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は以下の構成を有している。請求項1に記載の
高圧容器用保護具は、ガスボンベ等の高圧容器の頭部に
遊嵌して装着されるバルブ部遊嵌口と、前記遊嵌口の周
縁部に前記高圧容器の上部周壁より大きく延設された延
設部とを有するキャップ部と、前記キャップ部の周縁部
に突設された係止部とを備えて構成されている。この構
成によって以下の作用が得られる。 (1)高圧容器の上部周壁より大きく形成されたキャッ
プ部を有するので、複数の高圧容器を接近させて配置し
ても高圧容器の本体同士が直接接触して傷つけ合うこと
がなく耐傷性に優れている。 (2)高圧容器の頭部を覆うキャップ部を有しているの
で、上部からの落下物等による衝撃や荷重に対して、頭
部に設けられたバルブ部等を有効に保護することがで
き、安全性に優れている。 (3)キャップ部の周縁部に突設された係止部を有して
いるので、この係止部を介して建物の支柱や、隣接する
高圧容器の係止部と容易に連結させ、高圧容器が倒れる
ことのない安定性に優れた構造に配置できる。 (4)係止部に高圧容器の側部を囲む保護部を設けた場
合には、高圧容器爆発時の破片の飛散を防止及び緩和し
て安全性をさらに向上させることができる。ここで、高
圧容器は略円筒形のガスボンベや、ビア樽型のLPGボ
ンベ等のスチール製等の耐圧容器であり、都市ガス、プ
ロパンガス、酸素ガス、窒素ガス、水素ガス、圧縮空
気、液化ガス等が充填されて用いられる。キャップ部
は、高圧容器の頭部や、その頭部に設けられたバルブ部
周囲のねじ部、嵌合部に螺着若しくは嵌着されるノズル
部遊嵌口等の支持部を有し、スチール等の金属材で湾曲
して形成された延設部を備えた傘状等の部材である。キ
ャップ部はバルブ部の周囲に立設される立設部及び、立
設部の内側に高圧容器の頭部に嵌合若しくは遊嵌する嵌
合部を設けることで形成できる。また立設部の上部は開
口させるか、若しくは開口させずに湾曲した天井部を一
体に形成するか、又は別途形成し螺着や嵌着できるよう
に形成することもできる。延設部の大きさは、高圧容器
の上部周壁の直径に対して1.2〜1.5倍の範囲とす
ることが望ましい。これは適用する高圧容器の条件にも
よるが延設部の大きさ(直径)が1.2倍より小さくな
るにつれ、複数の高圧容器を並べて配置した時に、互い
の本体同士が接触しやすくなり、塗装などがはげ易くな
り、逆に1.5倍を超えると高圧容器用保護具を高圧容
器に装着した時のバランスが悪くなるからである。係止
部は、その基端部がキャップ部の周縁部に配設され、他
端部側で拡大したグローブ状部と前記グローブ状部の凹
部に嵌着される突起部等や、環状等の雌部と、前記雌部
に嵌合されるL字状等の雄部もしくは互いに係着する係
着部等を設けて形成される。このような雌部及び雄部を
係合部に形成させる場合、キャップ部の周縁に沿って形
成される係合部毎に雄雌が交互になるように配列させる
ことが望ましく、これによって、複数の高圧容器同士を
キャップ部を介して互いに連結させる際の操作を迅速に
行うことができると共に、集合させた高圧容器の安定保
持性を高めることができる。
【0006】請求項2に記載の高圧容器用保護具は、請
求項1に記載の発明において、前記遊嵌口に立設され前
記バルブ部を囲繞する立設部を備えて構成されている。
この構成によって、請求項1の作用に加えて、以下の作
用を有する。 (1)バルブ部の周囲を囲繞する立設部が設けられてい
るので、上部からの落下物等による衝撃や荷重に対し
て、高圧容器のバルブ部等を有効に保護することがで
き、安全性に優れている。 (2)立設部の側壁に開口部や溝部等を設けバルブ部に
接続される配管類の取付け等を容易に行うことができ
る。ここで、立設部の水平断面は、使用時の条件に応じ
て円形の他に、四角形や六角形等の多角形状に形成する
ことができ、取り扱い等の利便性を高められる。立設部
の高さは使用条件にもよるが、その中に囲繞されるバル
ブ部の高さの1.1〜1.8倍程度とすることが望まし
い。これは立設部の高さが1.1倍より低いと、上部か
らの衝撃に対する抵抗性が弱まり、逆に1.8倍を超え
ると全体の背の高さが大きくなり収納性が悪くなるから
である。
【0007】請求項3に記載の高圧容器用保護具は、請
求項1又は2に記載の発明において、前記キャップ部の
前記係止部にその上端部に設けられた係止部材を介して
係止され前記高圧容器の周壁部を覆う円筒状保護部を有
して構成されている。この構成によって、請求項1又は
2に記載の作用に加えて、以下の作用を有する。 (1)高圧容器の周壁部を覆う円筒状保護部を有してい
るので、火災や爆発に際して高圧容器が破損した際にそ
の破片等が周囲に飛散するのを防止し、もしくは飛散を
弱めて、被害を最小限度に留めることができる。 (2)円筒状保護部に可撓性の金属製や合成樹脂製の網
等を用いた場合は、円筒状保護部によって外部からの衝
撃を緩和することができ、例え倒れても、この衝撃によ
る破損を防止して安全性に優れている。 (3)多数の高圧容器をまとめて輸送しても高圧容器同
士が直接こすれ合って接触することがなく、容器本体の
塗装が剥げ落ちたり、傷付いたりせず、表面の腐蝕を有
効に防止して、高圧容器の塗装を塗り換えることなく長
期に亘って使用でき、利便性に優れる。ここで、円筒状
保護部には、ステンレススチールやスチール等からなる
金属製やナイロン等の合成樹脂製等の網状体や金属製薄
板、パンチングメタル等を用いて円筒状に形成したもの
を適用することができる。円筒状保護部の上部円周上に
は、係止部に挿入して係止されるリング状フック等が設
けられている。また、円筒状保護部の下部円周上にも必
要に応じてフック等を設けて、高圧容器の底部が載置さ
れる台座部等に係止させるようにすることもできる。
【0008】請求項4に記載の高圧容器用保護具は、請
求項3に記載の発明において、前記円筒状保護部が網状
体で形成されて構成されている。この構成によって、請
求項3の作用に加えて、以下の作用を有する。 (1)円筒状保護部が網状体で形成されているので、弾
力性が高く衝撃緩和性に優れている。 (2)高圧容器の爆発等に際して、その材質や太さ、網
目の間隔等を調整して円筒状保護部に機械的強度を付与
できると共に、板状物を用いる場合に比べて軽量化で
き、取り扱い性や経済性に優れている。 (3)円筒状保護部が通気性に優れるので、内部に湿分
が滞留せず高圧容器表面の腐蝕を効果的に防止できる。
ここで、網状体はピアノ線等の金属やゴム、合成樹脂等
からなる。金属で網状体を形成した場合には、機械的強
度が高く耐爆性に優れ、ゴムや合成樹脂で形成した場合
には、高圧容器の倒れや高圧容器同士の接触の際の衝撃
緩和性に優れており、状況に応じて、これらの材料を使
い分けることができる。なお、網状体は、2層又は2層
以上の多層に形成して、必要な強度に設定することもで
きる。網状体を鋼鉄線材で構成した場合、線材の太さは
0.3〜5mm、好ましくは0.5〜3mmの範囲とす
ることが望ましい。これは鋼鉄線材の種類や使用条件に
もよるが、線材の太さが0.5mmより小さくなるにつ
れ高圧容器の爆発時等における破片の飛散を防止するこ
とが困難になる傾向にあり、逆に3mmを超えるにつ
れ、重量が増加する上に網状体としての弾力性が小さく
なって衝撃緩和能力が低下する傾向が現れ、これらの傾
向は0.3mmより小さくなるか、5mmを超えるとさ
らに顕著になる。また、網状体の最大網目間隔は2〜3
5mm、好ましくは5〜10mmの範囲とすることが望
ましい。これは円筒状保護部の適用条件等にもより異な
るが、最大網目間隔が5mmより小さくなるにつれ、弾
力性が低下する傾向が現れ、逆に10mmを超えるにつ
れ、細かい破片の捕捉能力が悪くなる傾向が現れ、これ
らの傾向は2mmより小さくなるか、35mmを超える
とさらに顕著になるので好ましくない。
【0009】請求項5に記載の高圧容器用保護具は、請
求項3又は4に記載の発明において、前記高圧容器の底
部が嵌合して載置される台座部と、前記高圧容器に前記
キャップ部を介して装着された前記円筒状保護部の下部
を前記台座部に係止させる台座係止部材とを有して構成
されている。この構成によって、請求項3又は4の作用
に加えて以下の作用を有する。ができ、これらの耐久性
を向上させることができる。 (1)円筒状保護部の下部を前記台座部に係止させる台
座係止部材を有するので、高圧容器の全体をキャップ部
及び円筒状保護部、台座部とで囲まれた空間内に収納さ
せることができ、外部からの力や衝撃に抗して高圧容器
を安全に保護することができる。 (2)高圧容器の底部に台座部が装着されるので、高圧
容器が置かれる床面等と平らな底面を有する台座部との
接地面積を大きくして倒れ難くし、安定性を付与でき
る。 (3)高圧容器の底部が嵌合して載置される台座部を有
するので、高圧容器を引きずって移動させる時における
床面や高圧容器底部の損傷、衝撃を緩和することがで
き、これらの耐久性を向上させることができる。ここ
で、台座部は円柱状の高圧容器の底部が嵌合される円筒
状の壁部と底面とを有して形成され、スチールやアルミ
等の金属やポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレ
ン、フェノール系等の合成樹脂や合成ゴム等を素材とし
て製造できる。台座部を合成樹脂製にした場合には、軽
量化を図ることができると共にその硬度が低いので床面
や高圧容器の底部を傷つけることなく保護できる。ま
た、金属製にした場合には耐久性に優れるので、高圧容
器を確実に保持させることができる。
【0010】請求項6に記載の高圧容器用保護具は、請
求項1乃至5の内いずれか1項に記載の発明において、
前記キャップ部の前記係止部が隣接して配置された他の
キャップ部の係止部と着脱自在に締結される結合手段を
有して構成されている。この構成によって、請求項1乃
至5の内いずれか1項の作用に加えて、以下の作用を有
する。 (1)係止部同士を互いに締結する結合手段を有するの
で、複数の高圧容器をキャップ部を介して所定間隔で配
列することができ、これを平面状(2次元)に配列した
場合には、重心位置が高く立てた時に不安定な高圧容器
同士の連係を高めて倒れることなく安定に保持させるこ
とができる。 (2)隣接するキャップ部間の係止部同士が着脱自在に
締結され、各キャップ部の周縁部に係止部が設けられて
いるので、最低3個の高圧容器のセットをもとにこれの
周囲の係止部に別の高圧容器の係止部を継ぎ足したり、
取り外したりして高圧容器の集合体を構成でき、高圧容
器の取り扱い性や保持性に優れている。ここで、結合手
段には、列車間の連結器のような鉤状のものの組み合わ
せや、環状体とこの環状体の環部に挿入されるL字状等
の組み合わせ、あるいはフックをワイヤ等を介して結束
するタイプのもの等が含まれる。
【0011】請求項7に記載の高圧容器用保護具は、請
求項1乃至6の内いずれか1項に記載の発明において、
前記係止部が前記キャップ部の全周縁部を6分割乃至1
2分割する位置に形成されて構成されている。この構成
によって、請求項1乃至6の内いずれか1項の作用に加
えて以下の作用を有する。 (1)係止部がキャップ部の全周縁部を所定個数に分割
する位置に配置されているので、キャップ部を介して隣
接する高圧容器を連結していくだけで、所定の二次元配
列に全体を構成することができ、極めて容易に安定配置
を実現できる。 (2)係止部をキャップ部の全周縁部を6分割する位置
(隣接する係止部間の角度が60°)に配置した場合に
は、最大集合密度で多数の高圧容器を配列でき、省スペ
ース性に優れている。 (3)係止部をキャップ部の全周縁部を8分割や12分
割する位置(隣接する係止部間の角度が45°や30
°)に配置した場合には、一つのキャップ部に配置でき
る係止部の数を大きくして配列の自由度を高くでき、配
列作業における操作性に優れる。ここで、係止部はキャ
ップ部における周縁部の全ての分割点に配置する必要は
なく、適宜、省略することも可能である。例えば、12
分割点の内10箇所だけに係止部を配置して、これによ
って、より低いコストで高圧容器用保護具を製造するよ
うにしてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は実施の形態1の高圧容器用保護
具の斜視図である。図1において、10は実施の形態1
の高圧容器用保護具、11は高圧容器用保護具10に内
蔵される頭部にバルブ部11aを備えたLPGや酸素、
窒素等が充填されたガスボンベ等の高圧容器、12は高
圧容器11の頭部に遊嵌して装着されその周縁部が高圧
容器11の周壁より大きく延設されバルブ部11aを囲
む立設部12aを備えたキャップ部、13はキャップ部
12の周縁部に互いに約60°の角度間隔で突設された
係止部、14はキャップ部12の係止部13にその上端
部に設けられた係止部材14aを介して係止され高圧容
器11の周壁部を覆う円筒状保護部、15は高圧容器1
1の底部が嵌合して載置される台座部、15aは円筒状
保護部14の下端に設けられた係止部材14bが係止さ
れる台座部15の側面に設けられた台座係止部材であ
る。高圧容器11は、約118リットルの内容積を有
し、プロパンガス約50kgが充填された略円筒状の鋼
鉄製(SG325)容器である。高圧容器11の肉厚は
約2.6mmであって、約3100キロパスカル(kP
a)(約31気圧)の耐圧強度を有している。高圧容器
11の頭部にはバルブ部11aが設けられ、バルブ部1
1aの基部の周囲に円柱状に形成された図示しない螺合
部を有しており、これにキャップ部12の立設部12a
の下部が嵌合するようになっている。
【0013】図2(a)はキャップ部の平面図であり、
図2(b)はその矢視A−A断面図である。図2におい
て、12bはキャップ部12の立設部12aから高圧容
器頭部の面に沿って湾曲して形成され高圧容器11の周
壁より1〜50mm大きく延設された延設部、12cは
高圧容器11のバルブ部11aに接続される配管類等を
挿入するために立設部12aに設けられた開口部、12
dは子供の悪戯などを防止するための蓋部12eや高圧
容器11のバルブ部11aの周囲に形成された嵌合部1
1bに螺着される螺子溝部である。なお、延設部12b
は必要に応じて多数の開口部を設けて、全体を軽量化す
ることもできる。また、延設部12bは円形のものを図
示したが、六角形や四角形等の多角形のものでもよい。
立設部12aは頂部を蓋状に覆うように形成してもよ
く、これにより上部からの落下物等に対して更に有効に
バルブ部11a等を保護することができる。
【0014】図3は円筒状保護部の斜視図であり、図4
(a)は台座部の平面図であり、図4(b)はその矢視
B−B断面図である。図4において、15bは台座部1
5の底部、15cは底部15bの中央に円形状に開口し
て形成され全体を軽量化したり、高圧容器11の表面に
結露した水滴等を逃がしたりするための開口部、15d
は高圧容器11の底部が嵌合される円筒状に形成された
壁部である。図3において、円筒状保護部14はステン
レスやスチール等の金属製やナイロン等の高強度の合成
繊維等の網状体で形成され、所定の弾力性を有して外部
からの衝撃を緩和すると共に、高圧容器11の爆裂時
や、亀裂等からのガスの噴出時にはその破片等が周囲に
飛び散るのを抑止又は緩衝するようにしている。なお、
高圧容器11に約1平方センチメートルの小孔が開いた
場合、ボンベ内圧を32℃におけるプロパンの蒸気圧で
ある1000キロパスカル(約10気圧)に仮定して計
算するとその小孔からの噴出量は毎秒約260gであ
る。これらの計算結果等を反映させて、円筒状保護部1
4に必要な強度やその形態等を設定することもできる。
【0015】以上のように構成された実施の形態1の高
圧容器用保護具10の使用方法について図面を参照しな
がら説明する。まず、高圧容器11の底部を台座部15
の中に挿入して載置する。次に、縦置きされた高圧容器
11の頭部側から円筒状保護部14を被せ、円筒状保護
部14下端部側の係止部材14bと台座部15の台座係
止部材15aとを結合させる。最後に、キャップ部12
を高圧容器11の頭部に嵌合させて装着し、キャップ部
12の係止部13と円筒状保護部14の係止部材14a
とを係合して、図1に示すように円筒状保護部14を固
定する。こうして高圧容器用保護具10を高圧容器11
に装着することができる。
【0016】実施の形態1の高圧容器用保護具10は以
上のように構成されているので、以下の作用を有する。 (1)高圧容器11の周壁より大きく形成されたキャッ
プ部12を有するので、複数の高圧容器11を接近させ
て配置しても高圧容器11の本体同士が直接接触して傷
つけ合うことがなく耐衝撃性や耐傷性に優れている。 (2)高圧容器11の頭部を覆うキャップ部12を有し
ているので、上部からの落下物等による衝撃や荷重に対
して、頭部に設けられたバルブ部11aを有効に保護す
ることができ、安全性を高めることができる。 (3)キャップ部12の周縁部に突設された係止部13
を有しているので、この係止部13を介して建物の支柱
や、隣接する高圧容器の係止部と容易に連結させ、高圧
容器11が容易に倒れることのない状態に配置できる。 (4)高圧容器11の周壁部を覆う円筒状保護部14を
有しているので、火災や爆発に際して高圧容器11の一
部が破損しても周囲に飛散するのを防止して、又は飛散
力を分散させ衝撃力を弱めて被害を最小限度に留めるこ
とができる。 (5)円筒状保護部14に可撓性のある金属製等の網状
体を用いているので、外部からの衝撃を緩和することが
でき、衝撃による破損を防止できる。 (6)多数の高圧容器11をまとめて輸送するような場
合、高圧容器同士が直接こすれ合って接触することがな
く、容器本体の塗装が剥げ落ちたり、傷付いたりせず、
表面の腐蝕を有効に防止できる。 (7)円筒状保護部14が網状体で形成され通気性に優
れるので、内部に湿分が滞留せず高圧容器表面の腐蝕を
効果的に防止できる。 (8)円筒状保護部14の下部を台座部15に係止させ
る台座係止部材15aを有するので、高圧容器11の全
体をキャップ部12及び円筒状保護部14、台座部15
とで囲まれた空間内に収納させることができ、外部から
の力や衝撃に対抗し高圧容器11を保護できる。 (9)高圧容器11の底部が嵌合して載置される台座部
を有するので、載置時の安定性を保持できると共に、高
圧容器を引きずって移動させる時における床面や高圧容
器底部の損傷、衝撃を緩和することができ、これらの耐
久性を向上させることができる。
【0017】(実施の形態2)図5は実施の形態2の高
圧容器用保護具の斜視図であり、図6はその平面配置図
である。図5及び図6において、20〜26は実施の形
態2の高圧容器用保護具、27は各キャップ部12の係
止部、28はキャップ部12の係止部27にその上端部
が係止された円筒状保護部、29は各高圧容器11の底
部が載置される台座部である。なお、実施の形態1と同
様の機能を有するものについては同一の符号を付してそ
の詳しい説明を省略する。実施の形態2の高圧容器用保
護具20〜26は、各キャップ部12の隣接する係止部
27同士を着脱自在に締結する結合手段を有する点と、
円筒状保護部の下部が台座部29に連結されていない点
とで実施の形態1の高圧容器用保護具10と異なってい
る。円筒状保護部28は金属製の網状体で形成され、所
定の弾力性を有して外部からの衝撃を緩和する機能を有
すると共に、高圧容器の爆裂時や、腐蝕等による亀裂等
からのガスの噴出時にはその破片等が周囲に飛び散るの
を抑止する機能を有している。図7は係止部27におけ
る結合手段の形態例を示す模式平面図である。図7にお
いて、27aは端部側が環状に形成された雌型係止部、
27bは係止部27aの環状の孔にL字状に形成された
先端が挿入されて係止される雄型係止部、27c、27
dは互いに鉤形状に形成された先端部を介して嵌合され
る一対の鉤状係止部である。係止部27は必要に応じて
これら結合手段のものの中から選択されて、キャップ部
12の周縁部の所定箇所に互い違いに設けられる。
【0018】以上のように構成された高圧容器用保護具
20〜26の配列方法について図面を参照しながら説明
する。まず、各高圧容器11の底部を台座部29に挿入
して載置する。次に、縦置きされた高圧容器11に円筒
状保護部28を被せて、キャップ部12を高圧容器11
の頭部に嵌合させて装着し、キャップ部12の係止部2
7と円筒状保護部28の係止部材14aとを係合する。
こうして高圧容器用保護具20〜26を高圧容器11に
装着することができる。これら高圧容器用保護具20〜
26がそれぞれ装着された6本の高圧容器11をそれぞ
れの係止部27を介して互いに結合させることにより、
図6に示すように平面状に配列して、多数の高圧容器1
1を安定化させた状態に載置することができる。
【0019】実施の形態2の高圧容器用保護具20〜2
6は以上のように構成されているので、実施の形態1の
作用に加えて以下の作用を有する。 (1)係止部27がキャップ部12の周縁部に配置され
ているので、キャップ部12を介して隣接する高圧容器
11を連結していくだけで、所定の安定した二次元配列
に全体を構成でき、設置作業性に優れている。 (2)係止部27をキャップ部12の周縁部を6分割す
る位置に配置しているので、最大集合密度で多数の高圧
容器を配列でき、省スペース性に優れている。 (3)係止部27同士を互いに締結する結合手段を有す
るので、複数の高圧容器11をキャップ部12を介して
所定間隔で配列でき、これを平面状に配列して、重心位
置が高く不安定な高圧容器11同士の連係を高めて安定
に保持できる。 (4)隣接するキャップ部12間の係止部27同士が着
脱自在に締結されるので、最低3個の高圧容器のセット
をもとにこれの周囲の係止部に別の高圧容器の係止部を
脱着して高圧容器の集合体を構成でき、多数の高圧容器
の取り扱い性や保持性に優れている。
【0020】(実施の形態3)図8は実施の形態3の高
圧容器用保護具の平面図であり、図9はこの高圧容器用
保護具を介して多数個の高圧容器を平面状に配列した平
面配置図である。図8及び図9において、13aは実施
の形態3の高圧容器用保護具におけるキャップ部12に
追加して配設された係止部である。なお、実施の形態2
と同様の機能を有するものについては同一の符号を付し
てその詳しい説明を省略する。実施の形態3の高圧容器
用保護具は互いに90°間隔で配置された係止部13a
がキャップ部12に配設されている点で実施の形態2の
高圧容器用保護具と異なっている。実施の形態3の高圧
容器用保護具は、互いに90°の角度間隔で配置された
係止部13aを有するので、必要に応じて多数の高圧容
器を図9に示すように互いが正方形状になるように配列
させることができ、これによって配列の自由度が更に高
められ、その設置作業性をさらに向上させることができ
る。
【0021】
【発明の効果】請求項1に記載の高圧容器用保護具によ
れば、この構成によって以下の効果が得られる。 (1)高圧容器の周壁より大きく形成されたキャップ部
を有するので、複数の高圧容器を接近させて配置しても
高圧容器の本体同士が直接接触して傷つけ合うことがな
く耐傷性に優れている。 (2)高圧容器の頭部を覆うキャップ部を有しているの
で、上部からの落下物等による衝撃や荷重に対して、頭
部に設けられたバルブ部等を有効に保護することがで
き、安全性を高めることができる。 (3)キャップ部の周縁部に突設された係止部を有して
いるので、この係止部を介して建物の支柱や、隣接する
高圧容器の係止部と容易に連結させ、高圧容器が倒れる
ことのない安定性に優れた構造に配置できる。 (4)係止部に保護部を設けた場合には、高圧容器爆発
時の破片の飛散を防止してその安全性をさらに向上させ
ることができる。
【0022】請求項2に記載の高圧容器用保護具によれ
ば、請求項1の作用に加えて、以下の作用を有する。 (1)バルブ部の周囲を囲繞する立設部が設けられてい
るので、上部からの落下物等による衝撃や荷重に対し
て、高圧容器のバルブ部等を有効に保護することがで
き、安全性に優れている。 (2)立設部の側壁に開口部や溝部等を設けバルブ部に
接続される配管類の取付け等を容易に行うことができ
る。
【0023】請求項3に記載の高圧容器用保護具によれ
ば、請求項1又は2に記載の効果に加えて、以下の効果
を有する。 (1)高圧容器の周壁部を覆う円筒状保護部を有してい
るので、火災や爆発に際して高圧容器の一部が破損して
周囲に飛散するのを防止して、被害を最小限度に留める
ことができる。 (2)円筒状保護部に可撓性の金属製や合成樹脂製の網
等を用いた場合は、円筒状保護部によって外部からの衝
撃を緩和することができ、例え倒れても、この衝撃によ
る破損を防止して安全性に優れている。 (3)多数の高圧容器をまとめて輸送しても高圧容器同
士が直接こすれ合って接触することがなく、容器本体の
塗装が剥げ落ちたり、傷付いたりせず、表面の腐蝕を有
効に防止して、高圧容器の塗装を塗り換えることなく長
期に亘って使用でき、利便性に優れる。
【0024】請求項4に記載の高圧容器用保護具によれ
ば、請求項3の効果に加えて、以下の効果を有する。 (1)円筒状保護部が網状体で形成されているので、弾
力性が高く衝撃緩和性に優れている。 (2)高圧容器の爆発等やガス漏れに対して円筒状保護
部に機械的強度を付与できると共に、板状物を用いる場
合に比べて軽量化でき、取り扱い性や経済性に優れてい
る。 (3)円筒状保護部が通気性に優れるので、内部に湿分
が滞留せず高圧容器表面の腐蝕を効果的に防止できる。
【0025】請求項5に記載の高圧容器用保護具によれ
ば、請求項3又は4の効果に加えて以下の効果を有す
る。 (1)円筒状保護部の下部を前記台座部に係止させる台
座係止部材を有するので、高圧容器の全体をキャップ部
及び円筒状保護部、台座部とで囲まれた空間内に収納さ
せることができ、外部からの力や衝撃に抗して高圧容器
を安全に保護することができる。 (2)高圧容器の底部に台座部が装着されるので、高圧
容器が置かれる床面等と平らな底面を有する台座部との
接地面積を大きくして倒れ難くし、安定性を付与でき
る。 (3)高圧容器の底部が嵌合して載置される台座部を有
するので、高圧容器を引きずって移動させる時における
床面や高圧容器底部の損傷、衝撃を緩和することがで
き、これらの耐久性を向上させることができる。
【0026】請求項6に記載の高圧容器用保護具によれ
ば、請求項1乃至5の内いずれか1項の効果に加えて、
以下の効果を有する。 (1)係止部同士とを互いに締結する結合手段を有する
ので、複数の高圧容器をキャップ部を介して所定間隔で
配列することができ、これを平面状(2次元)に配列し
た場合には、重心位置が高く立てた時に不安定な高圧容
器同士の連係を高めて倒れることなく安定に保持させる
ことができる。 (2)隣接するキャップ部間の係止部同士が着脱自在に
締結され、各キャップ部の周縁部に係止部が設けられて
いるので、最低3個の高圧容器のセットをもとにこれの
周囲の係止部に別の高圧容器の係止部を継ぎ足したり、
取り外したりして高圧容器の集合体を構成でき、高圧容
器の取り扱い性や保持性に優れている。
【0027】請求項7に記載の高圧容器用保護具によれ
ば、請求項1乃至6の内いずれか1項の効果に加えて以
下の効果を有する。 (1)係止部がキャップ部の周縁部を所定個数に分割す
る位置に配置されているので、キャップ部を介して隣接
する高圧容器を連結していくだけで、所定の二次元配列
に全体を構成することができ、極めて容易に安定配置を
実現できる。 (2)係止部をキャップ部の周縁部を6分割する位置
(隣接する係止部間の角度が60°)に配置した場合に
は、最大集合密度で多数の高圧容器を配列でき、省スペ
ース性に優れている。 (3)係止部をキャップ部の周縁部を12分割する位置
(隣接する係止部間の角度が30°)に配置した場合に
は、一つのキャップ部に配置できる係止部の数を大きく
して配列の自由度を高くでき、配列作業における操作性
に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の高圧容器用保護具の斜視図
【図2】(a)キャップ部の平面図 (b)その矢視A−A断面図
【図3】円筒状保護部の斜視図
【図4】(a)台座部の平面図 (b)その矢視B−B断面図
【図5】実施の形態2の高圧容器用保護具の斜視図
【図6】その平面配置図
【図7】係止部における結合手段の形態例を示す模式平
面図
【図8】実施の形態3の高圧容器用保護具の平面図
【図9】多数個の高圧容器を平面状に配列した平面配置
【符号の説明】
10 実施の形態1の高圧容器用保護具 11 高圧容器 11a バルブ部 11b 嵌合部 12 キャップ部 12a 立設部 12b 延設部 12c 開口部 12d 螺子溝部 12e 蓋部 13 係止部 13a 係止部 14 円筒状保護部 14a 係止部材 15 台座部 15a 台座係止部材 15b 底部 15c 開口部 15d 壁部 20〜26 実施の形態2の高圧容器用保護具 27 係止部 27a 雌型係止部 27b 雄型係止部 27c 鉤状係止部 28 円筒状保護部 29 台座部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスボンベ等の高圧容器の頭部に遊嵌して
    装着されるバルブ部遊嵌口と、前記遊嵌口の周縁部に前
    記高圧容器の上部周壁より大きく延設された延設部とを
    有するキャップ部と、前記キャップ部の周縁部に突設さ
    れた係止部とを備えたことを特徴とする高圧容器用保護
    具。
  2. 【請求項2】前記遊嵌口に立設され前記バルブ部を囲繞
    する立設部を備えていることを特徴とする請求項1に記
    載の高圧容器用保護具。
  3. 【請求項3】前記キャップ部の前記係止部にその上端部
    に設けられた係止部材を介して係止され前記高圧容器の
    周壁部を覆う円筒状保護部を有していることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の高圧容器用保護具。
  4. 【請求項4】前記円筒状保護部が網状体で形成されてい
    ることを特徴とする請求項3に記載の高圧容器用保護
    具。
  5. 【請求項5】前記高圧容器の底部が嵌合して載置される
    台座部と、前記高圧容器に前記キャップ部を介して装着
    された前記円筒状保護部の下部を前記台座部に係止する
    台座係止部材とを有することを特徴とする請求項3又は
    4に記載の高圧容器用保護具。
  6. 【請求項6】前記キャップ部の前記係止部が隣接して配
    置される他のキャップ部の係止部と着脱自在に締結され
    る結合手段を有していることを特徴とする請求項1乃至
    5の内いずれか1項に記載の高圧容器用保護具。
  7. 【請求項7】前記係止部が前記キャップ部の全周縁部を
    6分割乃至12分割する位置に形成されていることを特
    徴とする請求項1乃至6の内いずれか1項に記載の高圧
    容器用保護具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008196931A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Toyota Motor Corp 破壊試験装置
JP2009103226A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Toyota Motor Corp 燃料タンク用衝撃記録体および衝撃記録方法
JP2015534010A (ja) * 2012-09-05 2015-11-26 レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード 加圧流体容器及びその製造のための方法
JP2016195516A (ja) * 2015-04-01 2016-11-17 株式会社東芝 圧力容器及び圧力容器の製造方法

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