JP2003009935A - 装飾具 - Google Patents

装飾具

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JP2003009935A
JP2003009935A JP2001194219A JP2001194219A JP2003009935A JP 2003009935 A JP2003009935 A JP 2003009935A JP 2001194219 A JP2001194219 A JP 2001194219A JP 2001194219 A JP2001194219 A JP 2001194219A JP 2003009935 A JP2003009935 A JP 2003009935A
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Japan
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hair
accessory
base
brooch
hairpin
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JP2001194219A
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Mie Mori
美恵 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブローチとして使用可能なかんざしを提供す
る。 【解決手段】 本発明による装飾具は、基部(4)と、
基部(4)に一体に接合され、且つ、髪に接続される髪
接続部(5、13)と、基部(4)に接合されたピン
(2)と、基部(4)に接続された飾り(3)とを備え
ている。当該装飾具は、髪接続部(5、13)とピン
(2)とを備え、これによりかんざしとしてもブローチ
としても使用可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装飾具に関する。
本発明は、特に、かんざしとブローチとのいずれにも使
用可能な装飾具に関する。
【0002】
【従来の技術】髪を装飾する装飾具としてかんざしが知
られている。かんざしは、日本の伝統工芸の一つであ
り、その芸術的価値は高い。
【0003】しかし、和装離れが進む今、かんざしが使
用される機会は減少している。伝統工芸の集大成たるか
んざしがあまり使用されないことは誠に残念なことであ
る。
【0004】仮にかんざしが他の用途に使用可能であれ
ば、かんざしはより広く利用されるであろう。かんざし
が他の用途に使用可能とされ、かんざしの美的価値が大
いに活用されることが望まれる。
【0005】なお、ブローチをかんざしと兼用すること
を目的とした装着具が登録実用新案公報(第30205
52号)に開示されている。公知のその装着具は、ブロ
ーチの止め金を内側から固定するさし込み部と、バネを
利用してさし込み部の幅を変更させる取っ手部とを含
む。その装着具は、そのさし込み部によってブローチに
接続される。ブローチが接続された装着具は、その取っ
手部で髪に装着される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、他の
用途、特に、ブローチとして使用可能なかんざしを提供
することにある。
【0007】本発明の他の目的は、ブローチとして使用
可能なかんざしであって、その取扱いが楽なものを提供
することにある。
【0008】本発明の更に他の目的は、ブローチとして
使用可能なかんざしであって、その美的効果をより大き
くすることができるかんざしを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以下に、[発明の実施の
形態]で使用される番号・符号を用いて、課題を解決す
るための手段が説明される。これらの番号・符号は、
[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載と
の対応関係を明らかにするために付加されている。但
し、付加された番号・符号は、[特許請求の範囲]に記載
されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならな
い。
【0010】本発明による装飾具は、基部(4)と、基
部(4)に一体に接合され、且つ、髪に接続される髪接
続部(5、13)と、基部(4)に接合されたピン
(2)と、基部(4)に接続された飾り(3)とを備え
ている。当該装飾具は、髪接続部(5、13)とピン
(2)とを備え、これによりかんざしとしてもブローチ
としても使用可能である。
【0011】ピン(2)は、髪接続部(5、13)の反
対側に向かって開くことが好ましい。
【0012】また、飾り(3)は、基部(4)に対して
回転可能であることが好ましい。
【0013】髪接続部(5、13)は、基部(4)から
飾り(3)と反対側に伸展する伸展する棒状体(5)を
含むことがある。
【0014】また、髪接続部(5、13)は、髪クリッ
プ(13)を含むことがある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明による装飾具の実施の一形態を説明する。
【0016】図1は、本発明による装飾具の実施の第1
形態を示す。当該装飾具は、足部材1と安全ピン2と飾
り3とを含む。
【0017】足部材1は、図2に示されているように基
部4と棒状体5とを含む。棒状体5は、基部4に一体に
接合され、飾り3と反対方向に伸展する。この実施の形
態では、2本の棒状体5が基部4に接続されているが、
棒状体5は単数であることも、3本以上であることも可
能である。
【0018】図1に示されているように、基部4には、
飾り3が接続されている。飾り3は、飾り本体8と軸9
とを含む。飾り本体8は、美感を起こさせるための部分
である。飾り本体8には、軸9が接合されている。軸9
は、基部4に設けられた穴を貫通する。軸9には、固定
片10が接合されている。飾り本体8と固定片10とが
基部4を挟み込むことにより、飾り3は基部4に保持さ
れる。このとき、軸9は、基部4に対して回転可能であ
る。飾り本体8に回転力を加えると、飾り3は、軸9を
回転軸として回転し、飾り本体8が向く方向を調節する
ことができる。
【0019】基部4には、更に安全ピン2が接合されて
いる。安全ピン2は、固定部6と針部7とを含む。針部
7は、固定部6に設けられた軸6aに接続されている。
【0020】図3に示されているように、安全ピン2
は、棒状体5の反対側に向かって開く。より詳細には、
針部7が、固定部6のフック部6bからはずされると、
針部7は、それが有する弾性によって、軸6aを回転軸
として、矢7aの方向に基部4から離れるように開く。
【0021】本実施の形態では、針部7がフック部6b
に係止されたときに針部7の先端がフック部6bにより
覆われるように、安全ピン2が使用されている。しか
し、針部7がフック部6bに係止されても針部7の先端
が露出されているピンも使用され得る。但し、安全上の
観点から、安全ピン2が使用されることが好ましい。
【0022】このような構造を有する当該装飾具は、か
んざしとして使用されるとき、棒状体5が髪に挿入され
て固定される。
【0023】一方、当該装飾具がブローチとして使用さ
れるとき、安全ピン2により衣服に固定される。このよ
うに、当該装飾具は、かんざしとしてもブローチとして
も使用可能である。
【0024】当該装飾具がブローチとして使用される場
合、棒状体5が衣服のポケットに挿入されて使用される
ことが美的観点から望ましい。
【0025】このとき、安全ピン2が棒状体5の反対側
に開くことは、棒状体5が衣服のポケットに挿入されて
使用される際の取扱いを楽にする。当該装飾具がブロー
チとして使用される場合、まず、棒状体5がポケットに
挿入される。続いて、針部7がフック部6bから外さ
れ、針部7が衣服に刺され、更に、針部7がフック6b
に係止される。このとき、安全ピン2が棒状体5の反対
側に開くことにより、安全ピン2が装着者の視線方向の
手前側に開くことになる。これにより、針部7をフック
部6bから外し、又は針部7をフック部6bに係止する
ことが楽になる。
【0026】また、飾り3が基部4に対して回転可能で
あり、飾り本体8が向く方向を調節することができるこ
とにより、当該装飾具の美的効果をより大きくすること
ができる。当該装飾具がかんざしとして使用される場合
と、ブローチとして使用される場合とでは、他者からの
視線の方向が大きく異なる。飾り3が回転可能なことに
より、飾り3を美的効果が大きい方向に向けることがで
きる。
【0027】図4は、本発明による装飾具の実施の第2
形態を示す。実施の第2形態では、髪に接続される部分
として、棒状体5の代わりに髪クリップ13が使用され
る。棒状体5の代わりに髪クリップ13が使用される足
部材1は、以後、足部材11と参照される。当該装飾具
の他の部分は、実施の第1形態と同一の構造を有し、同
一の符号で参照される。
【0028】髪クリップ13は、基部4に一体に接合さ
れている。髪クリップ13は、枠部14と舌状部15と
を含む。図5は、髪クリップ13の上面図である。舌状
部15は、基部4に近い側で枠部14に接合されてい
る。
【0029】当該装飾具を髪に装着する場合、図4に示
された枠部14の2端14a及び14bが固定され、更
に枠部14及び舌状部15が、安全ピン2が接合された
面と反対側に湾曲される。枠部14及び舌状部15が湾
曲されると、図6に示されているように、枠部14は、
安全ピン2が接合された面と反対側に湾曲した形状にな
り、枠部14が有する弾性により、その形状に固定され
る。これにより、髪クリップ13が開き、枠部14と舌
状部15との間に空間ができる。その空間に髪が挿入さ
れる。その後、枠部14が、安全ピン2の接合面と同一
の方向に湾曲されると、図4に示されているように、舌
状部15が枠部14と重なって髪クリップ13が閉じ、
当該装飾具が髪に装着される。
【0030】当該装飾具が髪から外される場合も同様
に、枠部14及び舌状部15が、安全ピン2が接合され
た面と反対側に湾曲され、髪クリップ13が開く。髪ク
リップ13が開くと当該装飾具を髪から外すことが可能
である。
【0031】このような構造を有する実施の第2形態の
装飾具は、実施の第1形態と同様に、かんざしとしても
ブローチとしても使用可能である。更に、実施の第2形
態の装飾具は、実施の第1形態と同様に、安全ピン2が
髪クリップ13と反対側に開くことによってその取扱い
の容易化が図られている。更に、実施の第2形態の装飾
具は、実施の第1形態と同様に、飾り3が回転可能なこ
とにより、飾り3を美的効果が大きい方向に向けること
ができる。
【0032】
【発明の効果】本発明により、ブローチとして使用可能
なかんざしが提供される。
【0033】また、本発明により、ブローチとして使用
可能であり、且つ、その取扱いが楽なかんざしが提供さ
れる。
【0034】また、本発明により、ブローチとして使用
可能であり、且つ、その美的効果をより大きくすること
ができるかんざしが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による装飾具の実施の第1形態
を示す。
【図2】図2は、足部材1を示す。
【図3】図3は、安全ピン2が開く形態を示す。
【図4】図4は、本発明による装飾具の実施の第2形態
を示す。
【図5】図5は、髪クリップ13を示す。
【図6】図6は、髪クリップ13が開く形態を示す。
【符号の説明】 1:足部材 2:安全ピン 3:飾り 4:基部 5:棒状体 6:固定部 6a:軸 6b:フック部 7:針部 8:飾り本体 9:軸 10:固定片 11:足部材 13:髪クリップ 14:枠部 15:舌状部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部と、 前記基部に一体に接合され、且つ、髪に接続される髪接
    続部と、 前記基部に接合されたピンと、 前記基部に接続された飾りとを備えている装飾具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装飾具において、 前記ピンは、前記髪接続部の反対側に向かって開く装飾
    具。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の装飾具において、 前記飾りは、前記基部に対して回転可能である装飾具。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の装飾具において、 前記髪接続部は、前記基部から前記飾りと反対側に伸展
    する棒状体を含む装飾具。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の装飾具において、 前記髪接続部は、髪クリップを含む装飾具。
JP2001194219A 2001-06-27 2001-06-27 装飾具 Withdrawn JP2003009935A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US9998295B2 (en) 2000-07-24 2018-06-12 Locator IP, L.P. Interactive advisory system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9998295B2 (en) 2000-07-24 2018-06-12 Locator IP, L.P. Interactive advisory system
KR20170003374U (ko) * 2016-03-21 2017-09-29 김성은 뒤꽂이로 전환 가능한 브로치 결합기구
KR200484788Y1 (ko) 2016-03-21 2017-10-26 김성은 뒤꽂이로 전환 가능한 브로치 결합기구

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