JP2003009395A - 変電所自動化システム - Google Patents

変電所自動化システム

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JP2003009395A
JP2003009395A JP2001192662A JP2001192662A JP2003009395A JP 2003009395 A JP2003009395 A JP 2003009395A JP 2001192662 A JP2001192662 A JP 2001192662A JP 2001192662 A JP2001192662 A JP 2001192662A JP 2003009395 A JP2003009395 A JP 2003009395A
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Toshihiro Inoue
俊宏 井上
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Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/16Electric power substations

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  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 変電所スペースの効率的な活用、および主機
と入出力部を接続する電気ケーブルの大幅な削減を可能
とする。 【解決手段】 入出力部5の処理を行う電子機器部分
に、外来ノイズによるソフトウェア暴走が発生した場
合、入出力情報をデータ取得制御装置3に通知できない
ため、入出力部5の電子機器に、自動的にハードウェア
リセットを行う機能を設け、データ取得制御装置3は、
入出力部5の電子機器が自動的にハードウェアリセット
を行ったこと、および正常な状態になったことを検出
し、ハードウェアリセット直後のある一定時間、データ
取得制御装置3内でシステム上擬似的に正常であるよう
に見せかけるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力系統におけ
る変電所と遠隔運用拠点とを高度に情報結合する変電所
の監視を行なうに際し、変電所内の各種情報をディジタ
ル化することにより、電力系統の遠隔運用の高度化と容
易化を実現することを目的とした変電所自動化システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】変電所自動化システムは、広域化・複雑
化する電力系統(電力流通網)の遠隔運用の高度化と容
易化を目的としたものである。特長は、制御所などの上
位システムが変電所をインテリジェントな現地処理機能
を持つ小型変電所自動化サーバとして扱うことができる
ことであり、各種高度化と自動化機能に関する上位系〜
変電所のトータルコーディネーションを図り、国際レベ
ルの仕様に準拠したものである。この特長を実現するた
めに、変電所自動化システムは、マルチポイント/マル
チプロトコル通信機能と小型変電所自動化サーバ機能を
具備し、さらに、変電所構内でのディジタル情報化に対
応してフィールドソリューション技術を適用している。
【0003】フィールドソリューションにおいては、超
小型インテリジェントRIO(リモート入出力モジュー
ル)と高速なフィールドネットワークを適用することに
より、リアルタイムな情報収集はもとより、変電所構内
におけるスペースの効率的な活用と従来のメタルケーブ
ルの大幅な削減を図ることを可能としている。変電所自
動化システムは、上記特長をもっているため、遠隔運用
における監視制御のみならず、多様な変電所情報を活用
した各種自動化・支援システムへの応用が可能である。
【0004】電力は、発電所から変電所と送電線などで
構成される電力流通網を経由して家庭や工場等へ供給さ
れており、社会的にもその供給信頼性は高いものが要求
されている。一方、電力流通網は広域化・複雑化してい
るため、その運用に関する業務がますます高度化する動
向にある。この高度化する運用を容易かつ迅速に実施す
るためには、電力流通網の高度な情報を基とする自動化
と支援等のシステムが重要となる。
【0005】電力流通網の運用で必要とする監視制御
は、変電所の監視制御機能を通じて遠隔で行なう。した
がって、遠隔運用の高度化・容易化のためには、変電所
をディジタル化し、遠隔運用拠点と高度に情報結合する
ことが重要となる。さらに、遠隔運用拠点に高度な処理
が集中すると、遠隔側システムが必要以上に大きなもの
となることを防止するため、自動化処理機能等を最適な
形で変電所側に分散させることが必要となる。
【0006】変電所自動化システムは、上記の動向に対
応するものであり、変電所の高度なインテリジェント
化、多様な遠隔通信インターフェース、変電所構内の各
種主機・装置のディジタルネットワーク化により、高度
な遠隔運用システムをコストメリットのある形で構築す
ることを目指すシステムである。
【0007】図6は従来の変電所自動化システムを示す
構成図であり、図において、21はデータ取得制御装置
{以下、DAC(Data Acquisition
and Control)装置と略す}であり、監視制
御機能を処理するサーバ機能を組み込む装置である。こ
のDAC装置21への搭載機能の例としては、選択制御
等の各種制御,計測表示,SV/状変,SOE(Seq
uence Of Event)等が搭載可能である。
DAC装置21は、システムLAN22,フィールドネ
ットワーク(電気)23,上位システム24との通信イ
ンターフェースを備え、システムLAN22には変電所
のヒューマンマシンインタフェースであるHMI装置2
5,変電所機能拡充に対応するための変電所サーバ装置
26が接続可能な構成となっている。
【0008】入出力部27は、ディジタル入力情報を収
集するRlO(リモート入出力モジュール)ーDI27
a,ディジタル出力を行うRIOーDO27b,アナロ
グ情報を収集するRIOーAI27cから構成され、D
AC装置21とフィールドネットワーク23経由で入出
力情報の送受信を行う。図7は、入出力部27の構成の
詳細を示したものである。RIOーDI27aは通信部
28aとDI部29aから構成され、通信部28a内に
は、Dl部29aで収集した情報をDAC装置21に送
信するための処理部30aが搭載されている。RIOー
DO27b,RIOーAI27cは、RIOーDI27
aと同様に通信部30b,30cを搭載している。
【0009】従来の変電所自動化システムでは、図6に
示すように、各装置はすべて変電所制御室側に配置され
ており、現場スイッチヤードにある主機31とは電気ケ
ーブル32にて変電所制御室にある入出力部27と接続
される。図8は図6とは別の変電所自動化システムを示
す構成図であり、図において、33は光によるフィール
ドネットワーク、34は電気ー光変換器である。図8に
おいては、入出力部27を主機31近傍の現場スイッチ
ヤードに配置することにより、変電所スペースの効率的
な活用、および主機31と入出力部27を接続する電気
ケーブルの大幅な削減が可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の変電所自動化シ
ステムは以上のように構成されており、現場スイッチヤ
ードでは、文献「ケーブル系GlSの開閉サージによる
エレクトロニクス機器への誘導障害」(電気学会論文,
111巻3号,平成3年,P314)に示されているよ
うに、主機開閉時に発生する開閉サージにより、大きな
ノイズが発生することが分かっており、電子機器が搭載
された入出力部を現場スイッチヤードに配置するために
は、耐ノイズ性を考慮しなければならないという問題点
があった。
【0011】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、入出力部を現場スイッチヤ
ードに配置可能とするために、耐ノイズ性を向上させた
変電所自動化システムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る変電所自動化システムは、監視制御機能を有するデー
タ取得制御装置と、このデータ取得制御装置と入出力情
報の送受信を行なう入出力部と、この入出力部内に設け
られ、主機から収集した情報をデータ取得制御装置に送
信するための処理部が搭載された通信部とから構成され
たものであって、処理部のソフトウェアが暴走した場合
に、処理部に対してリセット信号を出力するハードウェ
アリセット回路を通信部内に設けたものである。
【0013】この発明の請求項2に係る変電所自動化シ
ステムは、入出力部を複数の主機毎に設け、各主機毎の
動作時間をデータ取得制御装置内に設定することによ
り、入出力部が初期化され、正常に復帰するまでの時間
を予測可能としたものである。
【0014】この発明の請求項3に係る変電所自動化シ
ステムは、各主機の動作速度を計測することができるト
ラベルセンサ情報入力部を入出力部内に設けたものであ
る。
【0015】この発明の請求項4に係る変電所自動化シ
ステムは、データ取得制御装置内及び通信部内に試験モ
ードスイッチを設けることにより、主機動作から入出力
部の入出力機能が停止する時間を試験的に計測するもの
である。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
一実施形態を図に基づいて説明する。図1はこの発明の
実施の形態1による変電所自動化システムを示す構成図
であり、図において、1は上位システム、2は主機、3
は監視制御機能を処理するサーバ機能を組み込むユニッ
トであるデータ取得制御装置{以下DAC(Data
Acquisition and Control)装
置と略す}である。ここで、DAC装置3は、汎用アー
キテクチュア技術を応用した電力用としての高い耐環境
性を備えた小型リアルタイム計算装置(サーバ)であ
り、システムLAN,フィールドネットワーク4,上位
系との通信インターフェースを具備可能である。DAC
装置搭載機能の例として、選択制御等の各種制御,計測
表示,SV/状変,SOE,制御用リレー等の各種演算
機能,マクロ指令など対応の各種自動化機能,冗長系対
応の構成制御機能などが搭載可能である。また、汎用ア
ーキテクチャ技術と多様なネットワークインタフェース
を活用して、保全系機能への対応も可能である。
【0017】又、5は入出力情報を得るための入出力部
であり、この入出力部5は、ディジタル入力情報を収集
するRIO(リモート入出力モジュール)−DI6a,
ディジタル出力を行うRIO−DO6b,アナログ情報
を収集するRIO−AI6cから構成され、主機2と電
気ケーブル9にて接続される。ここで、RIO(リモー
ト入出力モジュール)は、主機2近傍に配置可能な小型
インテリジェントなものであり、電力用/現場置きとし
ての高い耐環境性を持ち、データ取得制御装置3と高速
ディジタルネットワーク(プロセスレベルのフィールド
ネットワーク)で結合する。主機2の情報収集の大幅な
向上が図れるとともに、変電所スペースの効率的な活用
及び従来のメタルケーブルの大幅な削減を図ることが可
能であり、例えば50パーセント以上の削減効果も期待
できる。
【0018】RIO−DI6a,RlO−DO6b,R
IO−AI6cは、それぞれDAC装置3との通信を行
うための通信部8a,8b,8cがあり、各処理部9
a,9b,9cとS/W(ソフトウェア)には依存しな
いで動作することのできるH/W(ハードウェア)リセ
ット回路10a,10b,10cを搭載している。又、
11aはDI(ディジタルインプット)部、11bはD
O(ディジタルアウトプット)部、11cはAI(アナ
ログインプット)部である。
【0019】図2は上記図1における通信部8a,8
b,8cの詳細を示す構成図であり、通信部8が外来ノ
イズによりS/W(ソフトウェア)暴走した場合に、自
動的に処理部9を初期化し、正常に戻すための機構を示
したものである。H/Wリセット回路10は、発信器1
2とカウンタ13から構成され、S/Wには依存しない
で動作することのできるものであり、カウンタ13があ
る一定値を超えると、処理部9に対してリセット信号を
出力するものである。
【0020】処理部9のS/Wが正常に動作中は、処理
部9からH/Wリセット回路10にカウンタリセット信
号が送信されることにより、H/Wリセット回路10の
カウンタ13を定期的にリセットし、処理部9に対して
リセット信号を出力することはない。しかし、外来ノイ
ズにより処理部9のS/Wが暴走した場合には、H/W
リセット回路10のカウンタ13をリセットすることが
できず、処理部9に対してリセット信号が出力され、処
理部9は初期化後正常に復帰する。
【0021】次に通信部8が外来ノイズによりS/W暴
走し、リセット後正常に戻るまでのシステムの動きにつ
いて説明する。先ず、上位システム1より変電所自動化
システムに対し、主機2の制御命令が出力される。次
に、DAC装置3からRIO−DO6bヘ主機2の制御
出力要求を発行し、RIO−DO6bは、通信部8bを
経由して、DO部11bから主機2に対して、制御出力
を行う。
【0022】主機2が開閉動作することにより、開閉サ
ージが発生し、入出力部5の通信部8に開閉サージによ
る外来ノイズが加わり、通信部8内の処理部9で動作し
ているS/Wが暴走する。この場合、通信部8内のH/
Wリセット回路10から処理部9に対してリセット信号
が出力され、処理部9は初期化後、正常に復帰する。
【0023】DAC装置3は、入出力部5から定期的に
情報を収集しているが、入出力部5でS/W暴走により
初期化処理が行われているものに対しては、情報の収集
ができない。DAC装置3は、初期化処理が行われてい
る通信部8の情報については、初期化が完了するまで前
回の収集データをシステム処理としては利用し、変電所
自動化システムとしては、問題なく動作させる。以上の
ような処理を行うことにより、変電所自動化システムと
して、入出力部5の耐ノイズ性を向上させることができ
る。
【0024】以上のように、この発明における変電所自
動化システムは、入出力部5の処理を行う電子機器部分
に、外来ノイズによるS/W暴走が発生した場合、入出
力情報をDAC装置3に通知できないため、入出力部5
の電子機器に自動的にH/Wリセットを行う機能を設
け、DAC装置3は入出力部5の電子機器が自動的にH
/Wリセットを行ったこと、および正常な状態になった
ことを検出し、H/Wリセット直後の入出力部5の電子
機器初期化中のある一定時間、DAC装置3内でシステ
ム上擬似的に正常であるように見せかけるものである。
これにより、耐ノイズ性を向上させ、入出力部5を現場
スイッチヤードに配置可能とすることで、変電所スペー
スの効率的な活用、および主機2と入出力部5を接続す
る電気ケーブル7の大幅な削減が可能となる。
【0025】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2による変電所自動化システムを示す構成図であり、
複数台の主機2a,2b,2cに対して接続される入出
力部5a,5b,5cを主機毎にグループ化し、各主機
毎の主機動作時間をDAC装置3内に設定できるように
したものである。入出力部5a,5b,5cに加わる外
来ノイズの主要因である主機開閉サージ発生時間は、主
機動作時間ごとにほぼ決まった数値となる。
【0026】DAC装置3は、各主機2a,2b,2c
ごとの主機動作時間設定値2A,2B,2Cを用いるこ
とにより、各入出力部5a,5b,5cに加わる外来ノ
イズ発生時間を算出することが可能となり、入出力部5
a,5b,5c内の通信部8a,8bで動作しているS
/W暴走により、入出力部5a,5b,5cが初期化さ
れ、正常に復帰するまでの時間が予測可能となる。これ
により、入出力部5a,5b,5cのいずれかが正常に
復帰すると、DAC装置3は優先して当該入出力部の情
報を収集することで、入出力部初期化中にDAC装置3
が入出力部5から情報収集できない時間を最短にするこ
とが可能となる。
【0027】以上のように本実施形態によれば、入出力
部5a,5b,5cの電子機器に加わる外来ノイズは、
主機動作時間に関係しており、主機動作は各主機2a,
2b,2cごとに異なることを利用して、各主機2a,
2b,2cごとの動作時間から、入出力部5の電子機器
に加わる外来ノイズ発生時間を予測し、その予測値から
DAC装置3内で、システム上擬似的に正常であるよう
に見せかける時間を主機2ごとに個別に決定し、設定で
きる機能を設けたものである。
【0028】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3による変電所自動化システムを示す構成図であり、
図において、主機2a,2b毎にグループ化された入出
力部5a,5bに、主機2a,2bの動作速度を計測可
能なように、トラベルセンサ情報入力部14a,14b
を設け、主機2a,2bが動作するたびに主機動作速度
を計測し、その情報から入出力部5a,5bに加わる外
来ノイズ発生時間をより正確に算出するものである。こ
れにより、入出力部5a,5b内の通信部8a,8bで
動作しているS/W暴走により、入出力部5a,5bが
初期化され正常に復帰するまでの時間がより正確に予測
可能となる。
【0029】以上のように本実施形態によれば、主機動
作時間について、主機2a,2bの動作速度情報を計測
する機能を設け、その情報をシステム内に取り込むこと
により、その情報から入出力部5a,5bの電子機器に
加わる外来ノイズ発生時間を予測し、その予測値からD
AC装置3内で、システム上擬似的に正常であるように
見せかける時間を決定するようにしたものである。
【0030】実施の形態4.図5は、この発明の実施の
形態4による変電所自動化システムを示す構成図であ
り、図において、DAC装置3内に試験モードスイッチ
15を設けるとともに、入出力部5a,5bの通信部8
a,8bに試験モードスイッチ16a,16bを設けた
ものである。本システムの現地調整試験時には、DAC
装置3,入出力部5a,5bの各試験モードスイッチ1
5,16a,16bをonにすることで、DAC装置3
上のS/Wは試験モードとなり、入出力部5a,5bは
通信部8a,8bのH/Wリセット回路10b,10b
の機能を無効とする。
【0031】これにより、入出力部5a,5bは主機動
作による外来ノイズで、S/Wが暴走し、入出力機能が
停止する。DAC装置3は、試験モード時には、主機動
作から入出力部5a,5bの入出力機能が停止する時間
を計測することで、通常運用時(試験モードスイッチ1
5,16a,16bをOFFにしたとき)には、試験モ
ードにて測定した計測値を、入出力部5a,5bがS/
W暴走し、正常な状態になるまでの間、DAC装置3内
でシステム上擬似的に正常であるように見せかける時間
とするものである。
【0032】以上のように本実施形態によれば、システ
ム動作状態に試験モード状態を設け、試験モード時には
入出力部5の電子機器が自動的にH/Wリセットする機
能を無効にし、外来ノイズによりS/W暴走する状態
で、主機を動作させることにより外来ノイズを発生させ
る。そして、入出力部5のS/W暴走タイミングを、D
AC装置3にて検出し、主機動作から入出力部5のS/
W暴走までの時間を計測する。この計測時間を、通常運
用時にはDAC装置3内でシステム上擬似的に正常であ
るように見せかける時間とするものである。
【0033】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る変電所自動化
システムによれば、監視制御機能を有するデータ取得制
御装置と、このデータ取得制御装置と入出力情報の送受
信を行なう入出力部と、この入出力部内に設けられ、主
機から収集した情報をデータ取得制御装置に送信するた
めの処理部が搭載された通信部とから構成されたもので
あって、処理部のソフトウェアが暴走した場合に、処理
部に対してリセット信号を出力するハードウェアリセッ
ト回路を通信部内に設けたので、入出力部の耐ノイズ性
を向上させることができる。
【0034】この発明の請求項2に係る変電所自動化シ
ステムによれば、入出力部を複数の主機毎に設け、各主
機毎の動作時間をデータ取得制御装置内に設定すること
により、入出力部が初期化され、正常に復帰するまでの
時間を予測可能としたので、入出力部初期化中にデータ
取得制御装置が入出力部から情報収集できない時間を最
短にすることができる。
【0035】この発明の請求項3に係る変電所自動化シ
ステムによれば、各主機の動作速度を計測することがで
きるトラベルセンサ情報入力部を入出力部内に設けたの
で、入出力部が初期化され正常に復帰するまでの時間が
より正確に予測可能となる。
【0036】この発明の請求項4に係る変電所自動化シ
ステムによれば、データ取得制御装置内及び通信部内に
試験モードスイッチを設けることにより、主機動作から
入出力部の入出力機能が停止する時間を試験的に計測す
るので、入出力部が初期化され正常に復帰するまでの時
間がより正確に予測可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による変電所自動化
システムを示す構成図である。
【図2】 図1の通信部を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による変電所自動化
システムを示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による変電所自動化
システムを示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態4による変電所自動化
システムを示す構成図である。
【図6】 従来の変電所自動化システムを示す構成図で
ある。
【図7】 従来の入出力部を示す構成図である。
【図8】 従来の変電所自動化システムを示す構成図で
ある。
【符号の説明】
2 主機、3 データ取得制御装置、5 入出力部、8
通信部、9 処理部、10 H/Wリセット回路、1
4 トラベルセンサ情報入力部、15,16試験モード
スイッチ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視制御機能を有するデータ取得制御装
    置と、このデータ取得制御装置と入出力情報の送受信を
    行なう入出力部と、この入出力部内に設けられ、主機か
    ら収集した情報を上記データ取得制御装置に送信するた
    めの処理部が搭載された通信部とから構成された変電所
    自動化システムであって、上記処理部のソフトウェアが
    暴走した場合に、上記処理部に対してリセット信号を出
    力するハードウェアリセット回路を上記通信部内に設け
    たことを特徴とする変電所自動化システム。
  2. 【請求項2】 入出力部を複数の主機毎に設け、各主機
    毎の動作時間をデータ取得制御装置内に設定することに
    より、上記入出力部が初期化され、正常に復帰するまで
    の時間を予測可能としたことを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の変電所自動化システム。
  3. 【請求項3】 各主機の動作速度を計測することができ
    るトラベルセンサ情報入力部を入出力部内に設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の変電所自動化システム。
  4. 【請求項4】 データ取得制御装置内及び通信部内に試
    験モードスイッチを設けることにより、主機動作から入
    出力部の入出力機能が停止する時間を試験的に計測する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項
    に記載の変電所自動化システム。
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