JP2003009247A - 無線通信システム、無線通信方法、無線端末及び無線基地局 - Google Patents

無線通信システム、無線通信方法、無線端末及び無線基地局

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JP2003009247A JP2001191941A JP2001191941A JP2003009247A JP 2003009247 A JP2003009247 A JP 2003009247A JP 2001191941 A JP2001191941 A JP 2001191941A JP 2001191941 A JP2001191941 A JP 2001191941A JP 2003009247 A JP2003009247 A JP 2003009247A
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Masashi Usuda
昌史 臼田
Takehiro Nakamura
武宏 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DHO状態にある無線端末の占める割合が大
きくなった場合であっても、HSDPAの通信性能を向
上させることを目的とする。 【解決手段】 無線端末10は、DHO状態において、
第1の無線通信信号(A−DPCH信号)のそれぞれの
受信電波強度を測定する測定手段12と、第1の無線通
信信号の送信電波強度を制御する制御信号(TPCコマ
ンド)を無線基地局20Aに送信する第1の送信手段1
5と、無線基地局20A乃至20Cからの第1の無線通
信信号の総受信電波強度と、無線基地局20Aからの第
1の無線通信信号の受信電波強度との比較値を計算する
計算手段13と、比較値を無線基地局20Aに送信する
第2の送信手段14とを具備し、無線基地局20Aは、
制御信号と比較値とに応じて、第2の無線通信信号(H
S−DSCH信号)の変調方式及び符号化率を制御する
制御手段を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広帯域CDMA方
式の無線通信システムの通信性能(通信容量や通信品質
等)を向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】広帯域CDMA無線通信システムの標準
化プロジェクト「3GPP(3rdGeneratio
n Partnership Project)」にお
いて、下り方向高速パケット伝送方式である「HSDP
A(High speeddownlink pack
et access)」の標準化が行われている。
【0003】このHSDPAの通信性能を向上させるた
めの重要な機能の一つが、「AMCS(Adaptiv
e modulation and coding s
cheme)」である。AMCSは、無線端末と無線基
地局との間の無線状態に応じて、無線チャネルの変調方
式や符号化率を制御する方法である。HSDPAの通信
性能を向上させるために、AMCSは、「HS−DSC
H(High speed downlink sha
red channel)」の変調方式や符号化率を制
御する。「HS−DSCH」は、広帯域CDMA無線通
信で用いられるトランスポートチャネルの一つであっ
て、下り方向(無線基地局から無線端末への方向)の高
速共有チャネルである。
【0004】具体的には、HSDPAの通信性能を向上
させるために、AMCSは、無線端末と無線基地局との
間の無線状態に応じて、無線端末と無線基地局との間で
用いられるべきHS−DSCHの変調方式と符号化率の
組み合わせによって構成される4乃至8程度の「MCS
(Modulation and coding sc
heme)レベル」を選択することによって、HS−D
SCHの変調方式と符号化率を制御する。AMCSは、
無線基地局によって用いられてもよいし、無線端末によ
って用いられてもよい。
【0005】従来、AMCSを用いてHSDPAの通信
性能を向上させるための方法として、3GPPによる広
帯域CDMA無線通信システムの仕様「Release
99」で標準化されている「DSCH(Downlin
k shared channel)の送信電力の制御
方法」と同様の方法、すなわち、無線基地局において、
下り方向(無線基地局から無線端末への方向)の「A−
DPCH(Associated Downlink
physical channel)」の送信電力(送
信電波強度)に基づいて、HS−DSCHのMCSレベ
ルを選択することによって、HS−DSCHの変調方式
と符号化率を制御する方法が知られている。
【0006】「DSCH」は、広帯域CDMA無線通信
で用いられるトランスポートチャネルの一つであって、
下り方向の共有チャネルである。「A−DPCH」は、
各無線端末に個別に割り当てられる物理チャネルであっ
て、DSCH又はHS−DSCHのデータを伝送する物
理チャネルに付随するものである。
【0007】この方法は、上り方向(無線端末から無線
基地局への方向)に送信する新たなフィードバック情報
を定義する必要がなく、上り方向の通信容量を圧迫しな
いという利点を有する。また、この方法は、上述の「R
elease99」仕様の広帯域CDMA無線通信シス
テムにおける技術を容易に転用することができるという
利点を有する。
【0008】しかしながら、この方法には、上述の「D
SCHの送信電力の制御方法」において指摘されている
ように、無線端末が「DHO(Diversity h
and−over:ダイバーシティハンドオーバ)状
態」にある場合の各無線基地局から無線端末へのA−D
PCHの送信電力が、無線端末がDHO状態にない場合
のそれと比べて低減するため、無線端末がDHO状態に
ある場合に、各無線基地局においてHS−DSCHのM
CSレベルを正確に選択することができず、通信品質
(スループット等)が劣化するという問題点がある。特
に、DHO状態にある無線端末の占める割合がかなり大
きくなった場合(例えば、50%程度になった場合)に
問題となる。
【0009】また、この方法は、各無線基地局によるA
−DPCHの送信電力のみに応じて、HS−DSCHの
MCSレベルを選択するものであるので、各無線端末に
よってHS−DSCHの受信特性の改善効果とA−DP
CHの受信特性の改善効果とが異なる場合には、HS−
DSCHの変調方式及び符号化率を制御する精度が劣化
する。
【0010】図5は、無線基地局によるA−DPCHの
送信電力と、各MCSレベルにおけるHS−DSCHの
「BLER(ブロックエラーレート)特性」との関係を
示すグラフである。図5に示すように、無線端末UE1
と無線端末UE2は、同じMCSレベル(MCS1乃至
MCS3)が選択されている場合であっても、無線基地
局によるA−DPCHの送信電力とHS−DSCHのB
LER特性との関係が異なっている。
【0011】この問題を解決するために、無線端末にお
いて、HS−DSCHの受信特性(受信電波強度)に応
じてHS−DSCHのMCSレベルを選択し、その選択
結果をフィードバック情報として無線基地局に送信し、
無線基地局において、この選択結果に応じてHS−DS
CHのMCSレベルを選択することによって、HS−D
SCHの変調方式及び符号化率を制御する方法が知られ
ている。
【0012】この方法によれば、無線端末において、H
S−DSCHのMCSレベルを選択するため、各無線端
末によってHS−DSCHの受信特性の改善効果とA−
DPCHの受信特性の改善効果とが異なる場合であって
も、HS−DSCHの変調方式及び符号化率を制御する
精度の劣化を回避することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
方法は、各無線端末において、例えば、無線基地局によ
るA−DPCHの送信電力の変動の影響によって、HS
−DSCHの受信特性の変動が頻繁に発生する場合に
は、当該無線端末が、HS−DSCHの受信特性に応じ
てHS−DSCHの変調方式及び符号化率を制御するこ
とが難しくなるという問題を有する。また、HS−DS
CHのMCSレベルを選択する精度は、各無線端末の性
能に委ねられることとなることとなるため、HS−DS
CHのMCSレベルの精度が悪い無線端末の存在が、H
SDPAの通信性能に悪影響を及ぼす可能性があるとい
う問題点もある。
【0014】そこで、本発明は、以上の点に鑑みてなさ
れたもので、各無線端末の性能が様々である場合であっ
て、DHO状態にある無線端末の占める割合が大きくな
った場合であっても、HSDPAの通信性能を向上させ
ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る無線通信シ
ステム及び無線通信方法は、無線端末と複数の無線基地
局との間で無線通信を行うものであって、無線端末が、
ハンドオーバ状態において、所定数の無線基地局から第
1の無線通信信号を受信すると共に、所定数の無線基地
局のうちの1つの無線基地局から第2の無線通信を受信
している場合に、無線端末において、第1の無線通信信
号のそれぞれの受信電波強度を測定する工程と、前記1
つの無線基地局からの第1の無線通信信号の受信電波強
度に応じて、前記1つの無線基地局による第1の無線通
信信号の送信電波強度を制御するための制御信号を、前
記1つの無線基地局に送信する工程と、無線端末におい
て、所定数の無線基地局からの第1の無線通信信号の総
受信電波強度と、前記1つの無線基地局からの第1の無
線通信信号の受信電波強度との比較値を計算する工程
と、前記比較値を前記1つの無線基地局に送信する工程
と、前記1つの無線基地局において、前記制御信号と前
記比較値とに応じて、前記1つの無線基地局により送信
される前記第2の無線通信信号の変調方式及び符号化率
を制御する工程とを有することを特徴とするものであ
る。
【0016】本発明に係る無線通信システム及び無線通
信方法によれば、無線基地局が、前記1つの無線基地局
からの第1の無線通信信号の受信電波強度に応じた制御
信号と、所定数の無線基地局からの第1の無線通信信号
の総受信電波強度と前記1つの無線基地局からの第1の
無線通信信号の受信電波強度との比較値とに応じて、第
2の無線通信信号の変調方式及び符号化率を制御するた
め、無線端末がDHO状態にあり、第1の無線通信信号
の送信電波強度(送信電力)が低減している場合であっ
ても、上述の比較値を用いることにより、DHO状態に
ない無線端末からの制御信号に応じた第2の無線通信信
号の変調方式及び符号化率の制御方法と同一の方法を用
いることが可能となる。
【0017】上述の無線通信システム及び無線通信方法
において、前記1つの無線基地局において、第1の無線
通信信号の送信電波強度と、第2の無線通信信号の変調
方式及び符号化率とを関連付けており、制御信号に基づ
いて制御された第1の無線通信信号の送信電波強度と比
較値とに基づいて、第1の無線通信信号の送信電波強度
に対する補正を行い、補正された第1の無線通信信号の
送信電波強度に基づいて、関連付け手段から第2の無線
通信信号の変調方式及び符号化率を選択することによっ
て、第2の無線通信信号の変調方式及び符号化率を制御
することが好ましい。
【0018】この場合、前記1つの無線基地局が、関連
付けて記憶している情報に基づいて第2の無線通信信号
の変調方式及び符号化率を制御するため、第2の無線通
信信号の変調方式及び符号化率の制御に関する制御アル
ゴリズムの容易化を図ることができ、無線基地局のシス
テムの複雑化を回避することが可能となる。
【0019】上述の無線通信システム及び無線通信方法
において、無線端末が、第1の無線通信信号のそれぞれ
の受信電波強度として、第1の無線通信信号のそれぞれ
についての希望波信号電力と干渉波電力との比(SI
R)を測定することが好ましい。
【0020】この場合、無線端末が、第1の無線通信信
号のそれぞれの受信電波強度として「SIR」を測定す
るため、無線端末は、SIRに係る処理を行う機能を有
するだけでよく、既存の無線端末からの移行が容易とな
る。
【0021】上述の無線通信システム及び無線通信方法
において、前記第1の無線通信信号は、広帯域符号分割
多元接続(CDMA)方式のA−DPCH信号であり、
前記第2の無線通信リンクは、下り方向高速パケット伝
送(HSDPA)方式のHS−DSCH信号であること
が好ましい。
【0022】この場合、HSDPAサービスを提供する
広帯域CDMA無線通信システムにおいて、無線基地局
20A乃至20Bから無線端末10に送信されるHS−
DSCH信号の変調方式及び符号化率を制御することが
可能となり、HSDPAの通信性能を向上させることが
可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】(本発明の一実施形態に係る無線
通信システムの構成)本発明の一実施形態に係る無線通
信システムの構成について図を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る無線通信システムの概要構成
を示すものである。
【0024】本実施形態に係る無線通信システムは、H
SDPAサービスを提供する広帯域CDMA無線通信シ
ステムであって、無線基地局20Aから無線端末10に
送信される「HS−DSCH(第2の無線通信信号)」
の変調方式及び符号化率を制御することによって、この
HSDPAの通信性能を向上させるためのものである。
【0025】本実施形態に係る無線通信システムは、図
1に示すように、無線通信端末10と、無線基地局20
A乃至20Cとによって構成されている。本実施形態で
は、無線端末10が、DHO状態(セル1からセル3に
移動中)であり、無線基地局20A乃至20Cと無線端
末10との間で、それぞれ無線通信リンクが確立されて
いる。したがって、A−DPCH信号(第1の無線通信
信号)が、無線基地局20A乃至20Cと無線端末10
との間で、それぞれ送受信されている。また、無線基地
局20Aと無線端末10との間で無線通信リンクが確立
されており、HS−DSCH信号(第2の無線通信信
号)が、無線基地局20Aから無線端末10に対して送
信されている。無線基地局20A乃至20Cは、セル1
A乃至1Cをカバーしている。
【0026】無線端末10は、広帯域CDMA無線通信
用の無線端末であって、具体的には、図2に示すよう
に、HSDPA通信部11と、通信部12と、ΔSIR
計算部13と、ΔSIR送信部14と、TPCコマンド
送信部15とを具備する。HSDPA通信部11と通信
部12とが、無線通信システムの測定手段を構成する。
【0027】HSDPA通信部11は、ΔSIR計算部
13に接続されており、HSDPAサービスを提供する
基地局20AからのHS−DSCH信号(第2の無線通
信信号)を受信するものである。また、HSDPA通信
部11は、無線端末10がDHO状態にあると判断した
場合に、HS−DSCH信号を送信している無線基地局
20Aから送信されるA−DPCH信号のSIR(Si
gnal to interference powe
r ratio:希望波信号電力対干渉波電力)を測定
するものである。このSIRを、SIR
HSDSCH_cellとする。HSDPA通信部11
は、測定したSIRHSDSCH_cellを、ΔSI
R計算部13に送信する。
【0028】通信部12は、ΔSIR計算部13とTP
Cコマンド送信部15とに接続されており、無線基地局
20A乃至20CからのA−DPCH信号(第1の無線
通信信号)を受信するものである。また、通信部12
は、無線端末10がDHO状態にあると判断した場合
に、無線基地局20A乃至20Cから送信されるA−D
PCH信号の総受信電波強度として、無線リンクが確立
されている全ての無線基地局20A乃至20Cから送信
されるA−DPCH信号のSIRを測定するものであ
る。このSIRを、SIRALL_cellとする。通
信部12は、測定したSIRALL_cellを、ΔS
IR計算部13に送信する。
【0029】ΔSIR計算部13は、HSDPA通信部
11と通信部12とに接続されており、無線端末10が
DHO状態にあると判断した場合に、HSDPA通信部
11から送信されたSIRHSDSCH_cellと、
通信部12から送信されたSIRALL_cellとに
基づいて比較値ΔSIRを計算する計算手段である。比
較値ΔSIRは、例えば「ΔSIR=SIR
ALL_cell/SIRHSD SCH_cell」に
よって計算される。
【0030】ΔSIR送信部14は、ΔSIR計算部1
3に接続されており、無線端末10がDHO状態にある
と判断した場合に、ΔSIR計算部13によって計算さ
れたΔSIRを、無線通信リンクを介して、HSDPA
サービスを提供している無線基地局20Aに送信する第
2の送信手段である。ΔSIR送信部14は、無線基地
局20AにおけるHS−DSCHの「TTI(Tran
smission time interval)」単
位で、ΔSIRを送信する。「TTI単位」は、送信デ
ータの誤り訂正符号化を行う時間単位である。
【0031】TPCコマンド送信部15は、通信部12
に接続されており、無線基地局20A乃至20Cが送信
し通信部12が受信したA−DPCHの受信電波強度
(SIR)に応じて、無線基地局20A乃至20Cによ
るA−DPCHの送信電力を制御するための「TPC
(送信電力制御)コマンド」を、無線基地局20A乃至
20Cにそれぞれ送信する第1の送信手段である。TP
Cコマンドは、無線基地局20A乃至20Cによる現在
のA−DPCHの送信電力の増減を指示する制御信号で
ある。
【0032】無線基地局20A乃至20Cは、広帯域C
DMA無線通信用の無線基地局であって、具体的には、
図3に示すように、TPCコマンド受信部21と、送信
電力制御部22と、通信部23と、ΔSIR受信部24
と、MCSレベル選択部25と、マッピングデータ記憶
部25aと、HSDPA通信部26とを具備する。無線
端末10がDHO状態にある場合、無線制御装置(図示
せず)による制御にしたがって、3つの無線基地局20
A乃至20Cが、無線端末10との間で無線通信リンク
を確立し、すなわち、無線端末10に対してA−DPC
H信号(第1の無線通信信号)を送信する状態になる。
この場合であっても、無線端末10との間でHSDPA
方式の無線通信リンクを確立する無線基地局、すなわ
ち、HS−DSCH信号を送信する無線基地局は、無線
基地局20Aのみである。
【0033】TPCコマンド受信部21は、送信電力制
御部22とMCSレベル選択部25とに接続されてお
り、無線端末10から送信されたTPCコマンド(制御
信号)を受信するものである。TPCコマンド受信部2
1は、受信したTPCコマンドを、送信電力制御部22
に送信する。
【0034】送信電力制御部22は、TPCコマンド受
信部21と通信部23とMCSレベル選択部25とに接
続されており、TPCコマンド受信部21から送信され
たTPCコマンドに応じて、現在のA―DPCH信号の
送信電力(送信電波強度)を補正(増減)することによ
って、以後のA―DPCH信号(第1の無線通信信号)
の送信電力を決定するものである。送信電力制御部22
は、決定されたA―DPCH信号の送信電力を、通信部
23及びMCSレベル選択部25に通知する。
【0035】通信部23は、送信電力制御部22に接続
されており、送信電力制御部22により通知されたA―
DPCH信号の送信電力に応じて、A―DPCH信号を
無線端末10に送信するものである。
【0036】ΔSIR受信部24は、MCSレベル選択
部25に接続されており、無線端末10から送信された
比較値ΔSIRを受信し、受信した比較値ΔSIRをM
CSレベル選択部25に送信するものである。
【0037】MCSレベル選択部25は、送信電力制御
部22とΔSIR受信部24とマッピングデータ記憶部
25aとHSDPA通信部26とに接続されている。M
CSレベル選択部25は、送信電力制御部22により通
知された補正されたA―DPCH信号の送信電力と、Δ
SIR受信部24により送信された比較値ΔSIRとに
基づいて「HS−DSCH信号(第2の無線通信信号)
の変調方式及び符号化率」を制御する制御手段である。
MCSレベル選択部25は、上述のA―DPCH信号の
送信電力と上述の比較値ΔSIRとを掛け合わせ、その
結果得られたA―DPCH信号の送信電力に基づいて、
マッピングデータ記憶部25aに記憶されているマッピ
ングデータ25bから該当するMCSレベルを選択す
る。そして、MCSレベル選択部25は、選択されたM
CSレベルに対応するHS−DSCH信号(第2の無線
通信信号)の変調方式と符号化率を、HSDPA通信部
26に通知する。
【0038】マッピングデータ記憶部25aは、MCS
レベル選択部25に接続されており、マッピングデータ
25bを記憶するものである。マッピングデータ25b
は、例えば、図3に示すように、「A―DPCH送信電
力」、「MCSレベル」、「変調方式」、「符号化率」
からなるレコードを有する関連付け手段である。「A―
DPCH送信電力」は、無線基地局20Aが送信するA
―DPCH信号の送信電力を示すものであって、所定の
範囲(○○〜××)の値が設定される。「MCSレベ
ル」は、上述のAMCSで定義されるものであって、4
乃至8程度の種類のMCSレベルが設定される。「変調
方式」は、無線基地局20Aが送信するHS−DSCH
信号の変調方式を規定するものであって、例えば、16
QPSK(=A1)や32QPSK(=A2)といった
値が設定される。「符号化率」は、無線基地局20Aが
送信するHS−DSCH信号の符号化率を規定するもの
であって、例えば、冗長度1/3(=B1)や冗長度1
/4(=B2)といった値が設定される。
【0039】HSDPA通信部26は、MCSレベル選
択部25に接続されており、MCSレベル選択部25に
より通知されたHS−DSCH信号の変調方式及び符号
化率に基づいて、HS−DSCH信号を無線端末10に
送信するものである。
【0040】(本実施形態に係る無線通信システムを用
いた無線通信方法)上記構成を有する無線通信システム
を用いた無線通信方法は、以下の手順により実施するこ
とができる。図4は、上記構成を有する無線通信システ
ムにおいて、無線端末10がDHO状態にある場合、無
線基地局20Aにより送信されるHS−DSCH信号の
変調方式及び符号化率を制御する動作を示すフローチャ
ート図である。
【0041】図4に示すように、ステップA0におい
て、無線端末10がDHO状態であり、無線基地局20
AからHS−DSCH信号が送信されており、無線基地
局20A乃至20CからA−DPCH信号が送信されて
いる。
【0042】ステップA1において、無線端末10のH
SDPA通信部11が、無線端末10がDHO状態にあ
ると判断し、HS−DSCH信号を送信している無線基
地局20Aから送信されるA−DPCH信号のSIRで
あるSIRHSDSCH_c ellを測定する。また、
無線端末10の通信部12が、無線端末10がDHO状
態にあると判断し、無線通信リンクを確立した全ての無
線基地局20A乃至20Cから送信されるA−DPCH
信号のSIRであるSIRALL_cellを測定す
る。
【0043】ステップA2において、無線端末10のΔ
SIR計算部13が、HSDPA通信部11から送信さ
れたSIRHSDSCH_cellと、無線端末10の
通信部12から送信されたSIRALL_cellとに
基づいて比較値ΔSIRを計算する。
【0044】ステップA3において、無線端末10のΔ
SIR送信部14が、ΔSIR計算部13によって計算
された比較値ΔSIRを、無線通信リンクを介して、H
S−DSCH信号のTTI単位で、無線基地局20Aに
送信する。また、無線端末10のTPCコマンド送信部
15が、無線基地局20A乃至20Cが送信し通信部1
2が受信したA−DPCH信号の受信電波強度(受信電
力)に応じて生成されたTPC(送信電力制御)コマン
ドを、無線基地局20A乃至20Cに送信する。
【0045】ステップA4において、無線基地局20A
の送信電力制御部22が、TPCコマンド受信部212
より受信されたTPCコマンドに応じて、現在のA―D
PCH信号の送信電力を増減することによって、以後の
A―DPCH信号の送信電力を決定する。
【0046】ステップA5において、無線基地局20A
のMCSレベル選択部25が、送信電力制御部22によ
り通知されたA―DPCH信号の送信電力と、ΔSIR
受信部24により送信された比較値ΔSIRとに基づい
て、HS−DSCH信号の変調方式及び符号化率を決定
する。
【0047】ステップA6において、無線基地局20A
のHSDPA通信部26が、MCSレベル選択部25に
より通知されたHS−DSCH信号の変調方式及び符号
化率に基づいて、HS−DSCH信号を無線端末10に
送信する。ステップA7において、本動作は終了する。
【0048】上述の動作は「SHCCH(Shared
control chanel)」信号の送信電力の
制御にも適用することが可能である。「SHCCH」
は、HS−DSCH信号の伝送に必要な種々の情報(M
CSレベルやパケットの再送等に係る信号)を伝送する
ための下り方向の共有制御チャネルである。
【0049】(無線通信システム及び無線通信方法の作
用・効果)本実施形態に係る無線通信システム及び無線
通信方法によれば、無線基地局20Aが、無線基地局2
0AからのA−DPCH信号の受信電波強度(受信電
力)に応じたTPC信号と、所定数の無線基地局20A
乃至20CからのA−DPCH信号の総受信電波強度
(総受信電力)と無線基地局20AからのA−DPCH
信号の受信電波強度(受信電力)との比較値とに応じ
て、HS−DSCH信号の変調方式及び符号化率を制御
するため、無線端末10がDHO状態にあり、A−DP
CH信号の送信電波強度(送信電力)が低減している場
合であっても、上述の比較値を用いることにより、DH
O状態にない無線端末10からのTPC信号に応じたH
S−DSCH信号の変調方式及び符号化率の制御方法と
同一の方法を用いることが可能となる。
【0050】また、本実施形態に係る無線通信システム
及び無線通信方法によれば、無線基地局20Aが、マッ
ピングデータ記憶部25aに記憶しているマッピングデ
ータ25bに基づいてHS−DSCH信号の変調方式及
び符号化率を制御するため、HS−DSCH信号の変調
方式及び符号化率の制御に関する制御アルゴリズムの容
易化を図ることができ、無線基地局20Aのシステムの
複雑化を回避することが可能となる。
【0051】さらに、本実施形態に係る無線通信システ
ム及び無線通信方法によれば、無線端末10が、A−D
PCH信号のそれぞれの受信電波強度として「SIR」
を測定するため、無線端末10は、SIRに係る処理を
行う機能を有するだけでよく、既存の無線端末からの移
行が容易となる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
無線端末10の性能が様々である場合であって、DHO
状態にある無線端末10の占める割合が大きくなった場
合であっても、HSDPAの通信性能を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る無線通信システムの
概略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る無線通信システムの
無線端末の機能ブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る無線通信システムの
無線基地局の機能ブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る無線通信システムに
おいて、無線端末がDHO状態にある場合、無線基地局
により送信されるHS−DSCHの変調方式及び符号化
率を制御する動作を示すフローチャート図である。
【図5】従来技術において、無線基地局によるA−DP
CHの送信電力と、各MCSレベルにおけるHS−DS
CHのBLER特性との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1A,1B、1C…セル 10…無線端末 11、26…HSDPA通信部 12、23…通信部 13…ΔSIR計算部 14…ΔSIR送信部 15…TPCコマンド送信部 20A、20B、20C…無線基地局 21…TPCコマンド受信部 22…送信電力制御部 24…ΔSIR受信部 25…MCSレベル選択部 25a…マッピングデータ記憶部 25b…マッピングデータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K022 EE01 EE21 EE31 5K067 AA23 BB21 CC10 DD27 DD44 EE02 EE10 EE24 GG01 GG08 GG11 HH22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線端末と複数の無線基地局との間で無
    線通信を行う無線通信システムであって、 前記無線端末は、ハンドオーバ状態において、所定数の
    前記無線基地局から第1の無線通信信号を受信すると共
    に、前記所定数の無線基地局のうちの1つの無線基地局
    から第2の無線通信信号を受信しており、 前記無線端末は、 ハンドオーバ状態である場合に、前記第1の無線通信信
    号のそれぞれの受信電波強度を測定する測定手段と、 前記1つの無線基地局からの前記第1の無線通信信号の
    受信電波強度に応じて、前記1つの無線基地局による前
    記第1の無線通信信号の送信電波強度を制御するための
    制御信号を、前記1つの無線基地局に送信する第1の送
    信手段と、 前記所定数の無線基地局からの前記第1の無線通信信号
    の総受信電波強度と、前記1つの無線基地局からの前記
    第1の無線通信信号の受信電波強度との比較値を計算す
    る計算手段と、 前記比較値を前記1つの無線基地局に送信する第2の送
    信手段とを具備し、 前記1つの無線基地局は、前記制御信号と前記比較値と
    に応じて、前記1つの無線基地局により送信される前記
    第2の無線通信信号の変調方式及び符号化率を制御する
    制御手段を具備することを特徴とする無線通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記1つの無線基地局は、前記第1の無
    線通信信号の送信電波強度と、前記第2の無線通信信号
    の変調方式及び符号化率とを関連付ける関連付け手段を
    具備し、 前記制御手段は、前記制御信号に基づいて制御された前
    記第1の無線通信信号の送信電波強度と前記比較値とに
    基づいて、前記第1の無線通信信号の送信電波強度に対
    する補正を行い、補正された前記第1の無線通信信号の
    送信電波強度に基づいて、前記関連付け手段から前記第
    2の無線通信信号の変調方式及び符号化率を選択するこ
    とによって、前記第2の無線通信信号の変調方式及び符
    号化率を制御することを特徴とする請求項1に記載の無
    線通信システム。
  3. 【請求項3】 前記第1の測定手段は、前記第1の無線
    通信信号のそれぞれの受信電波強度として、前記第1の
    無線通信信号のそれぞれについての希望波信号電力と干
    渉波電力との比(SIR)を測定することを特徴とする
    請求項1又は2に記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】 前記第1の無線通信信号は、広帯域符号
    分割多元接続(CDMA)方式のA−DPCH信号であ
    り、 前記第2の無線通信リンクは、下り方向高速パケット伝
    送(HSDPA)方式のHS−DSCH信号であること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の無
    線通信システム。
  5. 【請求項5】 無線端末と複数の無線基地局との間で無
    線通信を行う無線通信方法であって、 前記無線端末が、ハンドオーバ状態において、所定数の
    前記無線基地局から第1の無線通信信号を受信すると共
    に、前記所定数の無線基地局のうちの1つの無線基地局
    から第2の無線通信を受信している場合に、 前記無線端末において、前記第1の無線通信信号のそれ
    ぞれの受信電波強度を測定する工程と、 前記無線端末において、前記1つの無線基地局からの前
    記第1の無線通信信号の受信電波強度に応じて、前記1
    つの無線基地局による前記第1の無線通信信号の送信電
    波強度を制御するための制御信号を、前記1つの無線基
    地局に送信する工程と、 前記無線端末において、前記所定数の無線基地局からの
    前記第1の無線通信信号の総受信電波強度と、前記1つ
    の無線基地局からの前記第1の無線通信信号の受信電波
    強度との比較値を計算する工程と、 前記無線端末において、前記比較値を前記1つの無線基
    地局に送信する工程と、 前記1つの無線基地局において、前記制御信号と前記比
    較値とに応じて、前記1つの無線基地局により送信され
    る前記第2の無線通信信号の変調方式及び符号化率を制
    御する工程とを有することを特徴とする無線通信方法。
  6. 【請求項6】 複数の無線基地局との間で無線通信を行
    う無線端末であって、 ハンドオーバ状態において、所定数の前記無線基地局か
    ら第1の無線通信信号を受信すると共に、前記所定数の
    無線基地局のうちの1つの無線基地局から第2の無線通
    信信号を受信しており、 ハンドオーバ状態である場合に、前記第1の無線通信信
    号のそれぞれの受信電波強度を測定する測定手段と、 前記1つの無線基地局からの前記第1の無線通信信号の
    受信電波強度に応じて、前記1つの無線基地局による前
    記第1の無線通信信号の送信電波強度を制御するための
    制御信号を、前記1つの無線基地局に送信する第1の送
    信手段と、 前記所定数の無線基地局からの前記第1の無線通信信号
    の総受信電波強度と、前記1つの無線基地局からの前記
    第1の無線通信信号の受信電波強度との比較値を計算す
    る計算手段と、 前記比較値を前記1つの無線基地局に送信する第2の送
    信手段とを具備することを特徴とする無線端末。
  7. 【請求項7】 前記第1の測定手段は、前記第1の無線
    通信信号のそれぞれの受信電波強度として、前記第1の
    無線通信信号のそれぞれについての希望波信号電力と干
    渉波電力との比(SIR)を測定することを特徴とする
    請求項6に記載の無線端末。
  8. 【請求項8】 無線端末との間で無線通信を行う無線基
    地局であって、 前記無線端末が、ハンドオーバ状態において、所定数の
    前記無線基地局から第1の無線通信信号を受信すると共
    に、前記所定数の無線基地局のうちの1つの無線基地局
    から第2の無線通信信号を受信している場合に、 前記第1の無線通信信号の送信電波強度を制御するため
    の制御信号を前記無線端末から受信し、 前記所定数の無線基地局からの前記第1の無線通信信号
    の総受信電波強度と、前記1つの無線基地局からの前記
    第1の無線通信信号の受信電波強度との比較値を前記無
    線端末から受信し、 前記制御信号と前記比較値とに応じて、前記無線端末に
    送信する前記第2の無線通信信号の変調方式及び符号化
    率を制御する制御手段を具備することを特徴とする無線
    基地局。
  9. 【請求項9】 前記第1の無線通信信号の送信電波強度
    と、前記第2の無線通信信号の変調方式及び符号化率と
    を関連付ける関連付け手段を具備し、前記制御手段は、
    前記制御信号に基づいて制御された前記第1の無線通信
    信号の送信電波強度と前記比較値とに基づいて、前記第
    1の無線通信信号の送信電波強度に対する補正を行い、
    補正された前記第1の無線通信信号の送信電波強度に基
    づいて、前記関連付け手段から前記第2の無線通信信号
    の変調方式及び符号化率を選択することによって、前記
    第2の無線通信信号の変調方式及び符号化率を制御する
    ことを特徴とする請求項8に記載の無線基地局。
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