JP2003008977A - カメラ - Google Patents

カメラ

Info

Publication number
JP2003008977A
JP2003008977A JP2001186206A JP2001186206A JP2003008977A JP 2003008977 A JP2003008977 A JP 2003008977A JP 2001186206 A JP2001186206 A JP 2001186206A JP 2001186206 A JP2001186206 A JP 2001186206A JP 2003008977 A JP2003008977 A JP 2003008977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
advice
image
button
image data
page
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001186206A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4154868B2 (ja
Inventor
Akira Omura
晃 大村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Nikon Gijutsu Kobo KK
Original Assignee
Nikon Corp
Nikon Gijutsu Kobo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2001186206A priority Critical patent/JP4154868B2/ja
Application filed by Nikon Corp, Nikon Gijutsu Kobo KK filed Critical Nikon Corp
Priority to US10/481,624 priority patent/US7545958B2/en
Priority to AT02741212T priority patent/ATE455434T1/de
Priority to PCT/JP2002/006154 priority patent/WO2003001794A1/ja
Priority to DE60235096T priority patent/DE60235096D1/de
Priority to CNB028121821A priority patent/CN100505833C/zh
Priority to EP02741212A priority patent/EP1427190B1/en
Publication of JP2003008977A publication Critical patent/JP2003008977A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4154868B2 publication Critical patent/JP4154868B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な撮影シーンにおいて最適な撮影を行え
るカメラを提供することを目的とする。 【解決手段】 サーバコンピュータと通信を行うことが
可能なカメラにおいて、撮影した画像データをサーバコ
ンピュータに転送する転送手段と、前記画像データに基
づいたアドバイス情報をサーバコンピュータから受信す
る受信手段と、前記アドバイス情報に従って撮影設定を
変更する設定手段とを有する構成とした。簡単に異常診
断を行えるシステムを提供することを目的とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、撮影方法に関する
アドバイスを提供するカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】カメラでは、いろいろな撮影シーンにお
いて適切な画像データを得られるように撮影設定データ
をカメラ内に記憶している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、膨大な撮影設
定データをカメラ内持たすことはできないので、代表的
な撮影シーンにたいしてのみ記憶していた。また、ユー
ザ所有のカメラアクセサリ、ユーザの好み等まで考慮し
た撮影設定データを記憶することはできない。
【0004】本発明は、上記問題を解決し、様々な撮影
シーンにおいて最適な撮影を行えるカメラを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、サーバコンピュータと通信を行うことが可能なカメ
ラにおいて、撮影した画像データをサーバコンピュータ
に転送する転送手段と、前記画像データに基づいたアド
バイス情報をサーバコンピュータから受信する受信手段
と、前記アドバイス情報に従って撮影設定を変更する設
定手段とを有する構成とした。これにより、様々撮影シ
ーンにおいて最適な撮影設定を行うことができる。
【0006】請求項2に記載の発明は、サーバコンピュ
ータと通信を行うことが可能なカメラにおいて、撮影し
た画像データをサーバコンピュータに転送する転送手段
と、前記画像データに基づいたアドバイス情報をサーバ
コンピュータから受信する受信手段と、前記アドバイス
情報を表示する表示手段とを有する構成とした。これに
より、様々撮影シーンにおいて最適な撮影方法を知るこ
とができる。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載のカメラにおいて、前記転送手段は、撮
影後に自動的に画像データを転送する構成とした。請求
項4に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の
カメラにおいて、前記サーバコンピュータは、カメラを
所有するユーザに関する情報を保持し、ユーザに関する
情報と画像データに基づいてアドバイス情報を作成する
構成とした。
【0008】請求項5に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載のカメラにおいて、本撮影前に予備撮影
を実施する撮影制御手段を有し、前記転送手段は、前記
予備撮影で得られた画像データを前記サーバコンピュー
タに転送する構成とした。請求項6に記載の発明は、請
求項1または請求項2に記載のカメラにおいて、撮影し
た画像データを記憶するメモリを有し、前記転送手段に
より前記サーバコンピュータに転送する画像データは、
前記メモリに記憶する画像データよりデータ量が少ない
構成とした。
【0009】請求項7に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載のカメラにおいて、前記サーバコンピュ
ータは、画像データを蓄積するメモリを有し、前記転送
手段は、転送する画像データを前記メモリに蓄積させる
構成とした。請求項8に記載の発明は、サーバコンピュ
ータと通信を行うことが可能なカメラにおいて、撮影し
た画像データをサーバコンピュータに転送する転送手段
と、前記画像データに基づいてカメラの異常情報をサー
バコンピュータから受信する受信手段と、前記異常情報
を表示する表示手段とを有する構成とした。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態について
図を用いて説明する。 (実施形態1)図1は、本発明の実施形態1のシステム
構成を説明するための図である。
【0011】図1に示すように、実施形態1のシステム
は、ユーザ側パソコン1と、サーバ側コンピュータ2
と、それらを通信可能につなぐインターネット3により
構成される。インターネット3により通信可能な環境を
得るためには、モデム等の機器とインターネットプロバ
イダ等が必要であるが、本発明と直接関係ないので今回
説明を省略する。また、図1ではインターネット3を使
用したシステムを例示しているが、LAN(Local Area
Network)やエクストラネット等のネットワークを使用
したシステムでも実現できる。
【0012】ユーザ側パソコン1は、ユーザの自宅等に
設置され、ユーザが操作する端末である。ユーザ側パソ
コン1は、ユーザが撮影した画像データ等様々な情報を
サーバ側コンピュータ2に送信するために使用される。
また、ユーザ側パソコン1は、サーバ側コンピュータ2
から送信されてきた情報を受信するためにも使用され
る。
【0013】サーバ側コンピュータ2は、ユーザ側パソ
コン1からの画像データ等の様々な情報を受信する。サ
ーバ側コンピュータ2は、図2に示すように膨大な情報
を記憶できるメモリ201を備えている。図2は、サー
バ側コンピュータ2内のコンポーネント構成を示す機能
ブロック図である。
【0014】図2に示すようにサーバ側コンピュータ2
内には、メモリ201、送受信部202、CPU203
が設けられている。メモリ201は、画像情報データベ
ース領域211とユーザ情報データベース領域212と
プログラム領域213と画像データ領域214を構成す
る。なお、説明の都合でメモリ201内を領域で区分し
てあるが、実際には図2に示すような物理的領域区分は
ない。画像情報データベース領域211には、画像に関
する情報、撮影に関する情報、カメラに関する情報等を
記憶している。ユーザ情報データベース領域212に
は、登録ユーザに関するデータを記憶している。プログ
ラム領域213には、画像データに画像処理する画像処
理プログラム等の後述する処理を実行する様々なプログ
ラムを記憶している。画像データ領域214には、登録
ユーザがアップロードした画像データを記憶している。
【0015】送受信部202は、外部装置と信号の送受
信を行うための回路である。送受信部202は、ユーザ
側パソコン1等から送信された信号を受信し、また、ユ
ーザ側パソコン1等に向けて信号を送信することができ
る。CPU203は、以下に説明する様々な制御を実行
するプロセッサである。
【0016】以下にユーザ側パソコン1とサーバ側コン
ピュータ2との間で行われる制御について説明する。 <ログイン制御>ユーザ側パソコン1とサーバ側コンピ
ュータ2とがインターネット3を介して、接続される
と、図3に示すページがユーザ側パソコン1のモニタに
表示される。図3は、ユーザがアドバイスサービスにロ
グインするためのページの一例を示す図である。
【0017】ユーザは、サーバ側コンピュータ2が提供
するアドバイスサービスを使用するためにはログインの
作業を必要とする。ログインするためにユーザは予めユ
ーザ登録を完了させておく必要がある。図3中の「初め
ての方はこちら」ボタン304がクリックされると、サ
ーバ側コンピュータ2はユーザ登録のためのページ(不
図示)を配信する。ユーザ登録では、使用カメラ機種
名、所有カメラアクセサリ、使用しているパソコンモニ
タの機種名、モニタの設定ガンマ値、使用するプリンタ
機種名、画像処理ソフト名等の情報を入力する。入力が
終了するとアドバイスサービスへのログインに必要なロ
グイン名とパスワードが発行される。
【0018】ユーザは、図3中の「ログイン名」、「パ
スワード」の右側の空欄301、302にユーザ登録時
に発行されたログイン名とパスワードとを入力し、「ロ
グイン」ボタン303をクリックすることによりアドバ
イスサービスにログインすることができる。以下にログ
インにより行われる制御について説明する。
【0019】図4は、ログインによりサーバ側パソコン
2で行われる制御を示すフローチャート図である。本フ
ローは、サーバ側コンピュータ2がユーザ側パソコン1
からのログイン名とパスワードの情報を受信することに
よりスタートする。ステップS101では、ユーザ情報
データベース領域212の中データに受信したログイン
名とパスワードとに一致する登録ユーザが存在するか検
索する。一致する登録ユーザが見つかった場合にはステ
ップS102に進み、一致する登録ユーザが見つからな
かった場合にはステップS106に進み、ログインをや
り直してもらうため再度図3に示すページを送信する。
【0020】ステップS102では、ユーザ情報データ
ベース領域212から登録ユーザと対応して記憶された
使用しているコンピュータに関する情報を読み出す。ス
テップS103では、ユーザ情報データベース領域21
2から登録ユーザと対応して記憶された使用しているデ
ジタルカメラに関する情報を読み出す。これら、情報
は、ユーザ登録時に収集した情報の他にログイン後に収
集した情報も蓄積されている。コンピュータに関する情
報には、登録ユーザが使用しているモニタ機種名、モニ
タのガンマ情報、プリンタ機種名、使用している画像処
理ソフト名等の情報がある。また、デジタルカメラに関
する情報には、カメラ以外に所有しているアクセサリ情
報、撮影経験年数、好みの撮影手法(例えばストロボは
使用しない)、良く撮影するシーン等がある。所有アク
セサリ情報、撮影経験年数、好みの撮影手法、良く撮影
するシーン等の情報は、後述する撮影アドバイスのため
に用いられ、モニタ機種名、モニタのガンマ情報、プリ
ンタ機種名、使用画像処理ソフト名等は画像編集アドバ
イスに用いられる。
【0021】ステップS104では、図5に示すような
登録ユーザに対応したページを作成する。ステップS1
05では、登録ユーザに対応したページをユーザ側パソ
コン1に送信する。これによりユーザはログインに成功
したことがわかり、後述するアドバイスサービスを受け
ることが可能になる。
【0022】また、このようにして取得したユーザに関
する情報は、アドバイスサービス以外にも、オンライン
ショッピング、プリントアウトサービス、サポート等で
も利用される。 <画像データ選択、情報収集制御>以下に、ユーザによ
るアドバイス対象となる画像データの選択作業と、アド
バイスを実行するための情報収集の制御について説明す
る。ユーザ側パソコン1におけるユーザ操作と、その操
作に応答してサーバ側コンピュータ2が行う制御を説明
する。
【0023】インターネット3を使用してアドバイスサ
ービスサイトに接続し、上述したログイン処理が完了す
ると、サーバ側コンピュータ2は、図5に示すようなペ
ージがユーザ側パソコン1のモニタに表示されるよう配
信する。図5は、アドバイスサービスにログインしたと
きのページの一例を示す図である。図5に示すページで
は、ログインに成功したことをユーザに示すとともに、
ユーザに対してアドバイス対象の画像データの選択を催
促する。ユーザが図5中の「マイアルバムから」ボタン
305をクリックすると、サーバ側コンピュータ2は、
サーバ側コンピュータ2内メモリ201に既にアップロ
ードされている画像データを選択するための図6に示す
ページを配信する。ユーザが図5中の「アップロード」
ボタン306をクリックすると、サーバ側コンピュータ
2は、ユーザ側パソコン1内のメモリまたはユーザ側パ
ソコン1に接続された周辺機器に保管された画像データ
を選択する図7に示すページを配信する。また、ユーザ
が「戻る」ボタン307をクリックすると、サーバ側コ
ンピュータ2は、アドバイスサービスからログオフして
図3に示すログインのページに戻り、他のユーザをログ
イン可能にする。
【0024】図6は、サーバ側コンピュータ2内メモリ
201の画像データ領域214に記憶されている、ログ
インしたユーザ所有の画像データを選択するためのペー
ジの一例を示した図である。ユーザによりアップロード
された画像データはアルバム毎に分類され記憶されたい
る。ページ左側の「アルバム」の下にある「運動会」
「パーティ」「花見」等のアルバム名308は、画像デ
ータをサーバ側パソコン2内メモリ201の画像データ
領域214への登録時にユーザが付けたアルバムの名称
である。ユーザがアルバム名308のいずれか1つをク
リックすると、サーバ側コンピュータ2は、そのアルバ
ム内に登録された画像データのサムネイル309をペー
ジ右側に表示させる。ユーザがサムネイル309をクリ
ックすることにより画像データを選択した状態になる。
図6では、アルバム「花見」内の1番目の画像データが
選択された状態を示している。画像データが選択される
と「OK」ボタン310がクリック可能となる。ユーザ
が画像データを選択し、「OK」ボタン310をクリッ
クすると、サーバ側コンピュータ2は、図8に示すペー
ジを配信する。また、ユーザが「戻る」ボタン311を
クリックすると図5に示すページに戻る。
【0025】図7は、ユーザ側パソコン1内メモリまた
はユーザ側パソコン1に接続された周辺機器メモリ内に
記憶された画像データを選択するためのページの一例を
示した図である。ページ左側にはユーザ側パソコン内メ
モリの構造がフォルダごとツリー表示される。ユーザが
フォルダ名312のいずれか1つをクリックすることに
より、そのフォルダ内に画像データに対応するサムネイ
ル313がページ右側に表示される。画像データの選択
方法は図6のアルバム内の画像データを選択する場合と
同じである。ユーザが画像データを選択して、「OK」
ボタン314をクリックすると、サーバ側コンピュータ
2は、図8に示すページを配信する。また、ユーザが
「戻る」ボタン315をクリックすると図5に示すペー
ジに戻る。
【0026】図8は、ユーザに画像データに関する情報
を入力してもらうためのページの一例を示した図であ
る。図8に示すページでは、画像データに付加されてい
る情報と、ユーザ登録等で既にサーバ側コンピュータ2
内のメモリに記憶されている情報以外にアドバイスの精
度を上げるために必要とする情報をユーザに入力しても
らう。サーバ側コンピュータ2は、ユーザに入力しても
らいたい項目について質問形式で問い合わせ、ユーザ入
力欄316に質問の答えの入力を促す。また、ページ右
側には選択されている画像データの縮小画像317を表
示する。ユーザは、縮小画像317を見ることにより質
問に対する答えを導きやすくなる。
【0027】ユーザが答えの入力を終わり、「OK」ボ
タン318をクリックすると、サーバ側コンピュータ2
は図9に示すページを配信する。また、ユーザが「戻
る」ボタン319をクリックすると図6または図7に示
すページに戻り、画像データを選択し直すことを可能に
する。
【0028】図9は、ユーザに画像内の主要被写体の領
域を選択してもらうためのページの一例を示した図であ
る。図9における点線の範囲が主要被写体領域320で
ある。主要被写体領域320は、ユーザが画像内をマウ
ス等によりクリックアンドドラッグすることにより選択
される。図9では、クリックアンドドラッグにより矩形
状に領域を選択する例を示しているが、円形状に領域を
選択するようにしてもよい。できるだけ正確に主要被写
体領域320が選択されることによりアドバイスの精度
を向上することができる。ユーザが領域の選択を終了
し、「OK」ボタン321をクリックすると、サーバ側
コンピュータ2は画像データに関する情報収集を終了
し、図12に示すページを配信する。また、ユーザが
「戻る」ボタン322をクリックすると図8に示すペー
ジに戻る。以上で画像データ選択、情報収集制御は終了
する。
【0029】以上のようにサーバ側コンピュータ2は、
ユーザ側パソコン1に対して複数のページを順次配信し
て対話形式で情報を収集していくので、初めてアドバイ
スサービスを利用するユーザでもわかりやすい。また、
情報の入力項目を1ページ毎に少なくしているので、ユ
ーザは情報の入力漏れを防ぐことができる。 <アドバイス制御>サーバ側コンピュータ2は、画像デ
ータに関連する情報の収集が完了すると、アドバイスの
ための処理を開始する。
【0030】収集した情報に基づいて実行されるアドバ
イスの具体的な処理について以下に説明する。図10、
図11は、アドバイス処理を示すフローチャート図であ
る。本フローは、図9に示すページで「OK」ボタン3
21がクリックされたことを示す信号を受信することに
よりスタートする。
【0031】ステップS201では、ユーザが選択した
画像データを解析する。ステップS202では、解析結
果と収集した情報とから最適な画像となる画像処理を判
断する。ステップS203では、解析結果と収集した情
報とから画像データを撮影したデジタルカメラが故障し
ている可能性があるか否かを判断する。例えば、故障し
ている可能性ありと判断する事例としては、被写体まで
の距離が短く、ストロボを発光している情報があるの
に、画像データにはストロボが発光された形跡がないと
いったものである。故障の可能性がある場合にはステッ
プS204に進み、後述する故障診断の制御を実行す
る。故障の可能性がない場合にはステップS205に進
む。
【0032】ステップS205では、画像データに対し
て画像処理を実行する。ここで、実行する画像処理は、
ユーザが選択した画像データを最適な画像になるように
明るさ、カラーバランス等を調整するものである。サー
バ側コンピュータ2は、画像データの解析結果と取得し
た情報とに基づいて画像データを最適化する画像処理を
施す。以下にサーバ側コンピュータ2で行われる画像デ
ータの解析結果と取得した情報とに基づく画像処理につ
いて説明する。
【0033】逆光撮影された画像データを一例として説
明する。サーバ側コンピュータ2は、中央部が暗く周囲
が明るい画像データと、撮影シーンが人物、主要被写体
領域として中央部、ストロボの発光なしという取得情報
とに基づいて撮影環境を判断する。サーバ側コンピュー
タ2は、中央部の主要被写体のみが暗いので撮影環境と
して逆光撮影であると判断することができる。
【0034】次に、サーバ側コンピュータ2は、最適な
画像処理として逆光撮影により暗い主要被写体を明るく
する処理を施す。主要被写体を明るくする画像処理とし
て、画像全体を均一に明るくする、主要被写体領域のみ
明るくする、といったような選択肢が生じる。選択肢が
生じた場合には、サーバ側コンピュータ2は、更に判断
をしてどちらの選択をした方が最適な画像になるかを決
定する。例えば、主要被写体の背景が適正な明るさであ
る場合にはサーバ側コンピュータ2は、主要被写体領域
のみ明るくする画像処理を選択する。
【0035】以上の通り、サーバ側コンピュータ2は、
画像データの解析結果と収集した情報とから最適化する
画像処理を施すことが可能になる。ステップS206で
は、図12に示すような、画像処理を施した画像を含む
ページを作成する。図12は、ユーザが選択した画像デ
ータを取得した情報により画像解析を行い、画像処理に
より最適化した画像を表示するページの一例を示す図で
ある。図12に示すページでは、ページ左側にユーザが
選択した画像データの画像323を表示し、左側に画像
処理を施した画像324を表示する。また、ページに
は、「バリエーション」ボタン325、「手動補正」ボ
タン326、「撮影アドバイス」ボタン327、「画像
編集アドバイス」ボタン328が付されている。
【0036】ステップS207では、作成したページを
ユーザ側パソコン1に送信する。ステップS208で
は、「手動補正」ボタン326または「バリエーショ
ン」ボタン325が押されたか否かを検出する。押され
たことを検出した場合にはステップS209に進み、押
されていない場合にはステップS210に進む。ステッ
プS209では、手動補正またはバリエーション処理を
実行する。「手動補正」ボタン326または「バリエー
ション」ボタン325がクリックされたことを検出する
と図13、図14に示すページをユーザ側パソコン1に
送信する。図13、図14は、サーバ側コンピュータ2
が画像処理した画像を更にユーザが操作して好みの画像
にするためのページの一例を示す図である。ユーザが図
12における「手動補正」ボタン326をクリックした
場合には、サーバ側コンピュータ2は図13に示すペー
ジを配信する。図13に示すページは、右上側にユーザ
が選択した画像329を表示し、ページ右下側にサーバ
側コンピュータ2が画像処理を加えた画像330を表示
する。また、図13に示すページは、画像処理を加えた
画像330の左側に「明るさ」「コントラスト」「彩
度」を変更するためのスライダ331を設けている。ユ
ーザはこれらスライダ331を左右にドラッグすること
により画像330に対して手動補正を行う。ユーザが
「OK」ボタン332をクリックすると、サーバ側コン
ピュータ2は、ユーザにより施された手動補正を反映し
て図12に示すページを再配信する。また、ユーザが
「戻る」ボタン333をクリックすると、サーバ側コン
ピュータ2は、ユーザにより施された手動補正を反映せ
ずに図12に示すページを再配信する。
【0037】また、ユーザが図12における「バリエー
ション」ボタン325をクリックした場合には、サーバ
側コンピュータ2は図14に示すページを配信する。図
14に示すページには、右上側にユーザが選択した画像
334を表示し、下側にサーバ側コンピュータ2により
異なる画像処理がされた画像335を複数同時に表示す
る。ここで、表示される複数の画像335は、カメラに
おける異なる撮影設定に合わせて、それぞれ異なる画像
処理が施されている。例えば、画像全体の明るさを変更
する画像処理を施した画像、主要被写体と背景との明る
さを別々に変更する画像処理を施した画像等、カメラに
おいて変更できる撮影設定に合わせて画像処理が施され
ている。画像全体の明るさを変更する画像処理に対応す
る撮影設定とは露出補正であり、主要被写体と背景とを
別々に明るさを変更する画像処理に対応する撮影設定と
はストロボ使用した撮影設定が相当する。ユーザが複数
の画像335内の1つをクリックすることにより、クリ
ックされた画像が選択された状態となる。そして、ユー
ザが図14に示すページにおける「OK」ボタン336
をクリックすると、サーバ側コンピュータ2は図12に
示すページを配信する。その時、図12のページの画像
324には、図14に示すページにおいて選択した画像
と同様の画像が表示される。また、選択した画像になさ
れた画像処理が最適化の画像処理として使用される。
【0038】また、ユーザが「戻る」ボタン337をク
リックすると、サーバ側コンピュータ2は、いずれかの
画像が選択されていても反映しないで図12に示すペー
ジを再配信する。ここで施された手動補正、バリエーシ
ョン処理の情報は、サーバ側コンピュータ内メモリ20
1のユーザ情報データベース領域212に蓄積されてい
き、ユーザの好みの画像情報として次のアドバイスに反
映される。例えば、ユーザが手動補正で画像を明るくす
る補正を施した場合には次のアドバイスの機会にはサー
バ側コンピュータ2が実行する最適化の画像処理で通常
より明るめの画像にするようにする。
【0039】ステップS210では、図12のページに
おいてユーザが「撮影アドバイス」ボタン327をクリ
ックしたことを示す信号を受信したか否かを検出する。
受信した場合にはステップS211に進み、受信しない
場合にはステップS212に進む。ステップS211で
は、撮影アドバイス用の処理を施す。撮影アドバイス制
御については後述する。ステップS212では、ユーザ
が「画像編集アドバイス」ボタン328をクリックした
ことを示す信号を受信したか否かを検出する。受信した
場合にはステップS213に進み、受信しない場合には
ステップS208に戻る。ステップS213では、画像
編集アドバイス用の処理を施す。画像編集アドバイス制
御については後述する。 <撮影アドバイス制御>以下に図11のステップS21
1で実行される撮影アドバイス制御について説明する。
撮影アドバイス制御では、ユーザがどのような撮影方法
で撮影していれば、サーバ側コンピュータ2が最適化し
た画像が得られたかを解析し、アドバイスを作成する。
【0040】例えば、サーバ側コンピュータ2が、最適
化の画像処理において主要被写体のみ明るさを明るくす
る画像処理を施した場合について説明する。撮影設定に
おいて、主要被写体の明るさを明るくするには、露出補
正するか、ストロボを発光させる等の補助光を使用する
ことが考えられる。最適化の画像処理では主要被写体の
み明るくしているので、サーバ側コンピュータ2は、画
像全体を均一に明るくしてしまう露出補正より主要被写
体のみ明るくすることが可能な補助光を使用する撮影を
アドバイスする。
【0041】しかし、主要被写体までの距離が遠い、カ
メラにストロボが内蔵されていない、所有アクセサリに
もストロボがない、ストロボが嫌い等の情報がある場合
には、サーバ側コンピュータ2は、ストロボを使用しな
いで主要被写体を明るくする露出補正を行うようにアド
バイスする。
【0042】また、ユーザの写真経験年数が短く、カメ
ラに逆光補正ボタン等が設けられている場合には、サー
バ側コンピュータ2は、簡単に設定できる逆光補正ボタ
ンを使用するようにアドバイスする。このように、サー
バ側コンピュータ2は、取得した情報からユーザに合っ
た最適なアドバイスを作成する。
【0043】また、何種類か候補アドバイスを作成し、
ユーザに採用するアドバイスを選択してもらうようにし
てもよい。以上のようなアドバイスを可能にするため、
サーバ側コンピュータ2内メモリ201の画像情報デー
タベース211には、画像データに対して自動的に施さ
れた最適化の画像処理と撮影設定とを関連付けして記憶
するテーブルを備える。
【0044】例えば、画像情報データベース211に
は、主要被写体等の画像内の一部のみ明るくする画像処
理と、ストロボを発光するという撮影設定とを関連付け
して記憶されている。また、画像全体の明るさを明るく
する画像処理と、露出補正する、スポット測光にすると
いう撮影設定とを関連付けして記憶している。更に、ユ
ーザの使用カメラ、使用アクセサリ、好み等の取得情報
とも関連付けして記憶している。これにより、ユーザの
使用カメラ、使用アクセサリ、好みに合った撮影設定を
選択することができる。
【0045】また、画像情報データベース211には、
撮影設定とアドバイスデータとを関連付けして記憶する
テーブルを備える。サーバ側コンピュータ2は、画像情
報データベース211に記憶されたこれらデータにより
最適なアドバイスを作成する。
【0046】以下に撮影アドバイス制御について具体的
に説明する。図15は、ステップS211で実行される
処理を示すフローチャート図である。ステップS301
では、図10のステップS205及びステップS209
で最適化のために施した画像処理情報を読み出す。ステ
ップS302では、上述した画像情報データベース21
1に記憶されたデータを使用して、最適化のために施し
た画像処理に対応した撮影設定と置き換える。
【0047】ステップS303では、ユーザの使用カメ
ラ、ユーザの所有アクセサリで画像処理した画像が得ら
れるような撮影設定を行うことが可能であるか否かを検
出する。撮影設定が可能な場合にはステップS304に
進み、撮影設定が不可能な場合にはステップS305に
進む。
【0048】ステップS304では、ユーザの使用カメ
ラ、所有アクセサリを所定の撮影設定に変更して撮影す
れば最適化した画像と同様の画像データを得ることがで
きるので、その撮影設定にするための操作方法等を記載
したアドバイスページを作成する。図16、図17、図
18は、アドバイスページの一例を示す図である。
【0049】図16におけるコメント欄350は、アド
バイスコメントが記載される。図16に示したページ例
では、適切な画像が得られる撮影方法をコメントしてい
る。コメント欄350に記載されたコメント中の「日中
シンクロ撮影」「スポット測光」「逆光補正」の用語に
は参照先リンク下線351が設けられている。参照先リ
ンク下線351は、用語をクリックすることにより、そ
の用語を解説するページにジャンプできることを示して
いる。図18に解説ページの一例を示す。
【0050】図18に示すページの解説欄357にクリ
ックした用語の解説が記載されている。「OK」ボタン
358をクリックすることにより図16のページに戻
る。図16に示すページにおける「OK」ボタン353
がクリックされるとアドバイスを終了する。「カメラ設
定」ボタン352は、ユーザが使用しているカメラにお
いてどのように操作すれば適切な画像が得られる撮影設
定になるかを知るときにクリックするボタンである。
「カメラ設定」ボタン352をクリックすると図17に
示すページが表示される。設定説明欄354には、ユー
ザが使用しているカメラを示す図と操作解説を記載す
る。「コメント」ボタン355をクリックすると図16
に示すページに戻る。また「OK」ボタン356を操作
するとアドバイスを終了する。
【0051】図15におけるステップS305では、最
適化した画像と同様の画像データを得るために、ユーザ
が所有していないアクセサリ等の代替手段を使用すれば
撮影設定可能か否かを検索する。例えば、外付けストロ
ボを使用すれば最適化処理された画像と同等の画像を撮
影設定のみで得ることができる場合には代替手段があり
と判断する。また、カメラ本体を買い換えることを代替
手段有りと判断してもよい。代替手段がある場合にはス
テップS306に進み、代替手段がない場合にはステッ
プS307に進む。ステップS306では、代替手段の
使用を提案するアドバイスページを作成する。
【0052】図19は、代替手段の使用を提案するアド
バイスページの一例を示す図である。図19に示すペー
ジにおける画像359は、撮影に使用することを推奨す
る代替手段の画像を表示する。画像359に表示される
代替手段の画像データは、サーバ側コンピュータ2内メ
モリ201に記憶されている。「商品紹介」ボタン36
0は、画像359に表示されている代替手段のスペック
等を紹介するページにジャンプさせるためのボタンであ
る。「オンラインショップ」ボタン361は、代替手段
を購入することができるオンラインショップページにジ
ャンプさせるためのボタンである。このように代替手段
を提案することにより、ユーザは時間を費やして代替手
段を探す必要がない。また、購入することができるオン
ラインショップページに簡単にジャンプすることができ
るので、ユーザは煩わしい操作をすることなく代替手段
を購入することができる。図19に示すページにおける
「OK」ボタン362を操作するとアドバイスを終了す
る。
【0053】次に図15におけるステップS307で
は、撮影設定だけでは無理なので、撮影アドバイスと後
述する画像編集アドバイスとを含むアドバイスページを
作成する。ステップS308では、作成したアドバイス
ページをユーザ側パソコン1に送信する。 <画像編集アドバイス制御>以下に、画像編集アドバイ
スの場合にはどのように画像編集を施せばよいかアドバ
イスする。
【0054】当然ユーザが使用しているソフトウェアの
操作に合わせてアドバイスする。ソフトウェアに逆光補
正機能がある場合にはそれのみを操作することをアドバ
イスしてもよい。画像処理を施すときには処理を施す順
序も重要であるので順序についてもアドバイスする。
【0055】以下に具体的に説明する。図20は、図1
1のステップS212で実行する処理を示すフローチャ
ート図である。ステップS401では、図10のステッ
プS205及びステップS209で最適化のために施し
た画像処理情報を読み出す。ステップS402では、施
した画像処理に対応する画像データの修正をユーザ使用
画像編集ソフトの編集設定と置き換える。画像処理に対
応する編集設定のデータは、撮影設定と同様に画像情報
データベース211に記憶されている。
【0056】ステップS403では、ユーザの使用画像
編集ソフトで編集設定が可能であるか否かを検出する。
編集設定が可能な場合にはステップS404に進み、編
集設定が不可能な場合にはステップS405に進む。ス
テップS404では、最適化した画像を得るためのユー
ザ使用画像編集ソフトにおける操作方法等を記載したア
ドバイスページを作成する。図21は、画像編集アドバ
イスページの一例を示す図である。図21に示すページ
における画像表示領域363は、アドバイス対象の画像
を表示する領域である。ライン364、366は、画像
編集を加える箇所を示す。コメント365、367は、
画像編集の操作方法等のアドバイスコメントが表示され
る。図21に示すページでは、ライン364とコメント
365とが矢印で対応付けられおり、ライン364で示
した箇所をコメント365のアドバイスコメントに従っ
て画像編集すれば最適な画像が得られるようになる。ま
た「OK」ボタン368を操作するとアドバイスを終了
する。
【0057】図20におけるステップS405では、ユ
ーザが使用している画像編集ソフトでは編集設定できな
いので、編集設定可能な画像編集ソフトを紹介するペー
ジを作成する。ステップS406では、作成したアドバ
イスページをユーザ側パソコン1に送信する。 <故障診断制御>次に図10のステップS204で実行
される故障診断制御について説明する。上述したように
アドバイスのために収集した情報と画像データの解析結
果との関係が著しく一致しない場合には、撮影に用いた
カメラが故障している可能性がある。
【0058】故障診断制御では、更に詳細な故障診断を
行い、ユーザに故障診断結果を伝える。また、故障原因
がソフトウェアによるものである場合には最新のソフト
ウェアへの更新を可能にし、故障原因がメカニカルに起
因する場合には修理することを推奨し、修理費用の見積
もりを出力する。
【0059】以下に、故障診断制御について詳細に説明
する。図22は、故障診断を行う制御を示すフローチャ
ート図である。本フローは、図10のステップS203
において、アドバイスのために取得した情報と画像デー
タの解析結果からカメラが故障している可能性が有るこ
とが判断されることによりスタートする。
【0060】ステップS501では、アドバイスに使用
したデータに更にデータを追加して故障しているかどう
かを詳細に調査する。追加するデータとは、同機種デジ
タルカメラの故障状況、デジタルカメラの製造ロット、
デジタルカメラ内のソフトウェアのバージョン、デジタ
ルカメラの購入日、現在までのストロボの発光回数、シ
ャッタの開閉回数等の情報である。このようにより多く
のデータから故障診断を実施することにより正確な診断
が可能となる。なお、本実施例で故障診断に使用すると
挙げた追加データのいくつかはアドバイスを実行するた
めに使用するデータであってもよい。また、アドバイス
に使用するデータとして挙げたデータも故障診断に使用
するようにしてもよい。
【0061】ステップS502では、詳細検討プログラ
ムによる診断の結果、異常であるか否かを判断する。異
常であると診断された場合にはステップS503に進
み、正常と診断された場合には本フローを終了し、アド
バイスのフローに戻る。ステップS503では異常がメ
カニカルな要因によるものであるか否かを判断する。メ
カニカルな要因である場合にはステップS504に進
み、メカニカルでないソフトウェアによる要因である場
合にはステップS505に進む。
【0062】ステップS504では、メカニカル要因に
よる故障に対する処理を行う。ステップS505では、
ソフトウェア要因による故障に対する処理を行う。それ
ぞれの処理については図24と図28を用いて後述す
る。ステップS506では、図23に示すような、故障
している可能性があるので正確なアドバイスができない
旨のページを送信し、「OK」ボタン338がクリック
されるとアドバイスのフローに戻る。 <メカニカル故障制御>以下にメカニカル要因による故
障に対する処理について説明する。図24は、図22の
ステップS504で行われる制御を説明するためのフロ
ーチャート図である。
【0063】ステップS601では、図25に示すよう
な、画像データを撮影したカメラが故障している可能性
がある旨のページを送信する。ページには修理時にかか
る費用の見積もりを出力する「見積作成」ボタン339
が設けられている。更に、ページにはアドバイスサービ
スを継続するための「アドバイス」ボタン340が設け
られている。ステップS602では、「見積作成」ボタ
ン339がクリックされたことを示す信号を受信したか
否かを検出する。「見積作成」ボタン339がクリック
されたことを受信した場合にはステップS604に進
み、「見積作成」ボタン339がクリックされたことを
受信していない場合にはステップS603に進む。
【0064】ステップS603では、「アドバイス」ボ
タン340がクリックされたことを示す信号を受信した
か否かを検出する。受信した場合には本フローを終了
し、受信しない場合にはステップS602に戻る。ステ
ップS604では、故障診断の結果から料金テーブルを
参照して修理料金を計算する。ステップS605では、
図26に示すような、修理費用を記したページを送信す
る。また、ページには実際に修理の予約をする「修理予
約」ボタン341が設けられている。更に、ページには
アドバイスサービスを継続するための「アドバイス」ボ
タン342が設けられている。ステップS606では、
「修理予約」ボタン341がクリックされたことを示す
信号を受信したか否かを検出する。受信した場合にはス
テップS608に進み、受信しない場合にはステップS
607に進む。ステップS607では、「アドバイス」
ボタン342がクリックされたことを示す信号を受信し
たか否かを検出する。受信した場合には本フローを終了
し、受信しない場合にはステップS606に戻る。
【0065】ステップS608では、図27に示すよう
な、修理受付番号と修理を受ける方法を説明したページ
を送信する。ステップS609では、修理を行うサービ
スセンタに修理を受け付けたカメラの機種名、修理受付
番号、故障状態等の情報を電子メールで送信する。ま
た、カメラの開発担当者宛に同様の内容を電子メールで
送信するようにしてもよい。 <ソフトウェア故障制御>以下にソフトウェア要因によ
る故障に対する処理について説明する。図28は、図2
2のステップS505で行われる制御を説明するための
フローチャート図である。
【0066】ステップS701では、図29に示すよう
な、カメラが故障している可能性がある旨と、ソフトウ
ェアをアップデートすれば故障が解消する可能があるこ
とを記載したページを送信する。ページにはアップデー
トソフトウェアをダウンロードするページに移行するた
めの「アップデート」ボタン344とアドバイスサービ
スに戻るための「アドバイス」ボタン345が設けられ
ている。ステップS702では、「アップデート」ボタ
ン344がクリックされた信号を受信したか否かを検出
する。受信した場合にはステップS704に進み、受信
しない場合にはステップS703に進む。ステップS7
03では、「アドバイス」ボタン345がクリックされ
た信号を受信したか否かを検出する。受信した場合には
本フローを終了し、受信しない場合にはステップS70
2に戻る。
【0067】ステップS704では、図30に示すよう
な、アップデートソフトウェアをダウンロードするため
規約、方法を記載したページを送信する。ページにはダ
ウンロードを開始する「ダウンロード」ボタン346と
アドバイスサービスに戻る「アドバイス」ボタン347
とを備える。ステップS705では、「ダウンロード」
ボタン346がクリックされた信号を受信したか否かを
検出する。受信した場合にはステップS707に進み、
受信しない場合にはステップS706に進む。
【0068】ステップS706では、「アドバイス」ボ
タン347がクリックされた信号を受信したか否かを検
出する。受信した場合には本フローを終了し、受信しな
い場合にはステップS705に戻る。ステップS707
では、ダウンロードのためソフトウェアの送信を行う。
ステップS708では、ダウンロードが終了したか否か
を検出し、終了している場合には本フローを終了し、終
了していない場合にはダウンロードを継続する。
【0069】このように、単にソフトウェアが古い場合
に更新するのではなく、ソフトウェアが要因の故障があ
ると診断された場合に更新できる。無駄なダウンロード
をすることがない。また、診断するのでソフトウェアの
異常箇所がわかる。また、本実施例では、ソフトウェア
が要因の故障の場合にアップデートするようにしたが、
アップデートでは解決できない場合もあるのでそれを判
断した後に、アップデートさせるようにしてもよいが、
最新のソフトウェアを提供することにより他の不都合を
解消することができる。また、カメラが既に最新のソフ
トウェアであっても壊れている可能性があるのでアップ
デートを行わせる。
【0070】このように、実施形態1では、アドバイス
サービスにおいて収集した情報により故障診断について
も行うようにした。ユーザはアドバイスサービスを受け
るための作業により故障診断が行われるので、故障診断
のためにユーザは何ら負担はない。
【0071】当然、故障診断のみを行う故障診断サービ
スをアドバイスサービスと別途運用してもよい。また、
アドバイスサービスとの連携でなく、他のサービスと連
携して故障診断を行ってもよい。また、自動的な診断だ
けでなく、故障の可能性有りと診断された場合には、サ
ービス担当者に画像データ他のデータを含む警告メール
を送信し、人手を介した故障診断を行うようにしても良
い。
【0072】以上の説明した実施形態1のアドバイスサ
ービスでは、撮影アドバイスと画像編集アドバイスとの
両者についてそれぞれ別に受けることができるようにし
た。また、撮影時の撮影設定と画像編集時の補正とには
それぞれ限界があるので撮影アドバイスと画像編集アド
バイスとを組み合わせてアドバイスするようにしてい
る。
【0073】また、実施形態1では、撮影アドバイスを
受けるか、画像編集アドバイスを受けるかを利用者の情
報の入力が済んでから選択させるようにした。利用者に
よる情報入力の前に、撮影アドバイスか画像編集アドバ
イスかを選択するようにして、その選択に応じて利用者
が入力する情報の入力項目を異ならすようにしても良
い。
【0074】また、これらアドバイスサービスは、イン
ターネットを経由したオンラインのサービスではなく、
パソコンその他で駆動するソフトウェアのサービスとし
て販売しても良い。 (実施形態2)実施形態1では、ユーザによる画像デー
タの選択作業、情報の入力作業を複数のページを遷移さ
せて実行させるものであった。実施形態2では、ほぼ1
ページにユーザによる作業項目を用意した点を特徴とす
る。
【0075】なお、実施形態2におけるシステム構成、
アドバイス制御等、実施形態1と同様であるので説明を
省略する。実施形態1と同様の操作でログインが完了す
ると、ユーザ側パソコン1には図31に示すようなペー
ジが表示される。図31は、アドバイスサービスにログ
インしたときのページの一例を示す図である。
【0076】図31における、「諸情報表示」ボタン4
01は、画像データに関連して付加されたデータを確認
するときにクリックするボタンである。諸情報表示ボタ
ンをクリックすることにより画像データに付加された情
報が表示される。デジタルカメラにより撮影時に自動的
に付加される情報がほとんどである。「シーン選択」メ
ニュー402は、アドバイス対象として選択された画像
データがこの中のどのシーンに相当するのかをユーザに
設定してもらうためのものである。「シーン選択」メニ
ュー402の右側の部分をクリックすることにより、風
景、人物等の撮影シーンを選択可能になる。「範囲指
定」ボタン403は、画像内の主要被写体の領域を指定
するときにクリックするボタンである。「範囲指定」ボ
タン403をクリックした後に画像領域内をクリックア
ンドドラッグすることにより範囲指定できる。「拡大表
示」ボタン404は、画像表示領域400に表示された
画像を拡大表示するためのボタンである。また、「縮小
表示」ボタン405は、画像表示領域400に表示され
た画像を縮小表示するボタンである。
【0077】「画像選択」ボタン406は、サーバ側コ
ンピュータ2内に保管されているアルバムの中の画像デ
ータをアドバイス対象として選択するためのボタンであ
る。画像データが選択されると画像表示領域400に表
示される。「画像保存」ボタン407は、アドバイス制
御の画像処理により最適化された画像データをサーバ側
コンピュータ2内に保管する時にクリックするボタンで
ある。「アップロード」ボタン408は、ユーザパソコ
ン1内または周辺機器内のメモリに保管されている画像
データをアドバイス対象としてアップロードするための
ボタンである。画像データがアップロードされると画像
表示領域400に表示される。「ダウンロード」ボタン
409は、アドバイス制御の画像処理により最適化され
た画像データをユーザパソコン1内にダウンロードする
ためのボタンである。また、「ダウンロード」ボタン4
09の下には、プリントラジオボタン424、観賞ラジ
オボタン425が設けられている。プリントラジオボタ
ン424が選択されている場合には、ユーザの所有して
いるプリンタ情報から、ユーザの所有プリンタにより最
適にプリントアウトできるように画像処理して画像デー
タをダウンロードさせるようにする。また、観賞ラジオ
ボタン425が選択されている場合には、ユーザ側パソ
コン1のモニタの情報から、モニタ観賞が最適になるよ
うに画像処理して画像データをダウンロードさせるよう
にする。プリンタ情報、モニタ情報は、サーバ側コンピ
ュータ2内メモリ201のユーザ情報データベース領域
212ユーザ情報に記憶された情報を使用する。また、
ダウンロードするときにプリンタ情報、モニタ情報をユ
ーザに入力させるようにしてもよい。
【0078】「全自動」ボタン410、「レベル」ボタ
ン411、「明るさ」ボタン412、「階調」ボタン4
13、「コントラスト」ボタン414は、アドバイス対
象として選択した画像に対して露出に関わる画像処理を
施すときにクリックするボタンである。「全自動」ボタ
ン410をクリックするとサーバ側コンピュータ2内の
プログラムに従って画像解析を行い、最適な露出になる
ように画像処理を施す。そして、画像表示領域400に
画像処理後の画像を表示する。「レベル」ボタン41
1、「明るさ」412、「階調」ボタン413、「コン
トラスト」ボタン414のいずれかをクリックすると、
それぞれユーザが手動により画像処理を施すことが可能
になる。
【0079】「全自動」ボタン415、「シャープネ
ス」ボタン416、「ノイズ」417は、アドバイス対
象として選択した画像に対して解像、粒状に関わる画像
処理を施すときにクリックするボタンである。「全自
動」ボタン415をクリックするとサーバ側コンピュー
タ2内のプログラムに従って画像解析を行い、最適な解
像、粒状になるように画像処理を施す。そして、画像表
示領域400に画像処理後の画像を表示する。「シャー
プネス」ボタン416、「ノイズ」417のいずれかを
クリックすると、それぞれユーザが手動により画像処理
を施すことが可能になる。
【0080】「全自動」ボタン418、「カラーバラン
ス」ボタン419、「適応色」420は、アドバイス対
象として選択した画像に対して色再現に関わる画像処理
を施すときにクリックするボタンである。「全自動」ボ
タン418をクリックするとサーバ側コンピュータ2内
のプログラムに従って画像解析を行い、最適な色再現に
なるように画像処理を施す。そして、画像表示領域40
0に画像処理後の画像を表示する。「カラーバランス」
ボタン419、「適応色」420のいずれかをクリック
すると、それぞれユーザが手動により画像処理を施すこ
とが可能になる。
【0081】「操作取消」ボタン421は、画像処理を
施した操作を1つ取り消すためのボタンである。ここ
で、アドバイス対象の画像データの画像解析及び最適化
のための画像処理は実施形態1で行われる制御と同様で
ある。なお、実施形態1では、必ず一度サーバ側コンピ
ュータ2により自動的に画像処理を施したものに対して
手動補正で再調整するようにしていたが、実施形態2で
もそのようにしてもよい。
【0082】このように、実施形態2では、ほぼ1ペー
ジ内でアドバイスに必要な情報入力ができるようにした
ので、いちいちページを遷移させることなく、短時間で
情報の入力が完了する。また、図31における、「撮影
アドバイス」ボタン422、「画像編集アドバイス」ボ
タン423のいずれかのボタンをクリックすることによ
り、ユーザが入力した情報に基づいて、アドバイス処理
を実行する。「撮影アドバイス」ボタン422、「画像
編集アドバイス」ボタン423は、実施形態1の「撮影
アドバイス」ボタン327、「画像編集アドバイス」ボ
タン328と同様の目的でクリックされるボタンであ
る。「撮影アドバイス」ボタン422、「画像編集アド
バイス」ボタン423をクリックした後に実行される制
御も実施形態1の「撮影アドバイス」ボタン327、
「画像編集アドバイス」ボタン328をクリックした後
に行われる制御と同様であるので説明を省略する。 (実施形態3)実施形態1、2では、予め決められたプ
ログラムに従ってサーバ側コンピュータ2が画像データ
に対して自動的に最適化する画像処理を施した。また、
画像を撮影したユーザ自身が手動で画像処理を施した。
そして、画像データに対して施した画像処理に基づいて
アドバイスを行うという実施形態であった。実施形態3
では、画像を撮影したユーザでなく第三者が画像データ
に対して手動で最適化のための画像処理を施し、その画
像処理に基づいてアドバイスを行う。
【0083】図32は、本発明の実施形態3のシステム
構成を説明するための図である。ユーザ側パソコン1
と、サーバ側コンピュータ2と、アドバイザ側パソコン
4と、それらを通信可能につなぐインターネット3によ
り構成される。図32ではインターネット3を使用した
システムを例示しているが、LANやエクストラネット
等のネットワークを使用したシステムでも実現できる。
【0084】図32におけるユーザ側パソコン1はアド
バイスを依頼するユーザ(以下アドバイス依頼者)が使
用しているパソコンである。アドバイザ側パソコン4
は、アドバイス依頼者にアドバイスするアドバイザが使
用しているパソコンである。以下に、実施形態3におけ
るアドバイスサービスについて具体的に説明する。実施
形態3におけるアドバイスサービスは、電子掲示板形式
を使用して行われる仕組みである。本サービスは、アド
バイスを必要とするアドバイス依頼者がコメント、画像
データと関連情報を掲示板上にアップし、掲示板ページ
を閲覧した第三者のアドバイザがアドバイスを掲示板上
にアップすることにより成立する。
【0085】図33は、実施形態3におけるアドバイス
サービスの掲示板ページの一部を抽出した図である。図
33では、あるアドバイス依頼者による1つのアドバイ
ス依頼と、アドバイス依頼に対するアドバイザのアドバ
イスのみを抽出している。図33において、アドバイス
依頼者がアップした画像とコメントがコメント掲載領域
501及び画像掲載領域502に掲載される。「アドバ
イスする」ボタン504は、掲示板を見たアドバイザが
アドバイスをするときにクリックするボタンである。
「アドバイスする」ボタン504がクリックされた後の
動作については後述する。
【0086】アドバイザによるアドバイスがアップされ
た場合には、アドバイザがアップした画像とコメントが
コメント掲載領域505及び画像掲載領域506に掲載
される。「撮影アドバイス」ボタン507は、アドバイ
ス依頼者が撮影方法に関するアドバイスを得たいときに
クリックするボタンである。「撮影アドバイス」ボタン
507がクリックされることによりサーバ側コンピュー
タ2で実行される制御については後述する。「撮影アド
バイス」ボタン507の右横のポイント509は、撮影
アドバイスを受ける時に、アドバイス依頼者がアドバイ
ザに支払うポイント数を示している。実施形態3のアド
バイス掲示板は、アドバイス依頼者がアドバイザに対し
てポイントを支払うシステムになっている。
【0087】「画像編集アドバイス」ボタン508は、
アドバイス依頼者が画像編集ソフトにおける画像編集方
法に関するアドバイスを得たいときにクリックするボタ
ンである。「画像編集アドバイス」ボタン508がクリ
ックされることによりサーバ側コンピュータ2で実行さ
れる制御については後述する。「画像編集アドバイス」
ボタン508の右横のポイント510は、画像編集アド
バイスを受ける時に、アドバイス依頼者がアドバイザに
支払うポイント数を示している。
【0088】以下に、アドバイス依頼者のユーザがどの
ようにして画像とコメントとをアップするか具体的に説
明する。なお、実施形態3において実施形態1、2と共
通部分についての説明を省略する。アドバイス依頼者
は、実施形態1での説明と同様にサーバ側コンピュータ
2が配信する図3から図9に示すページに従ってユーザ
情報、画像データの情報を入力する。アドバイス依頼者
が図9に示すのページで「OK」ボタン321をクリッ
クすると、サーバ側コンピュータ2は図34に示すペー
ジを配信する。図34は、アドバイス依頼者が掲示板に
画像データ他の情報をアップロードするときに使用する
ページの一例を示す図である。アドバイス依頼者は、図
34に示すページ内のコメント欄511にコメントを記
入して「掲示板にアップ」ボタン513をクリックする
ことにより掲示板に選択した画像とコメント等をアップ
することができる。画像領域512には、選択した画像
が表示される。また、アドバイス依頼者は「戻る」ボタ
ン514をクリックすることにより図9に示すページに
戻り、情報の入力等をやり直すことができる。
【0089】次に、アドバイザがどのようにしてアドバ
イス依頼者へのアドバイスを掲示板にアップするか説明
する。図33のアドバイス依頼者のアップした画像の右
にある「アドバイスする」ボタン504をアドバイザが
クリックすることにより、サーバ側コンピュータ2はア
ドバイザ側パソコン4に向けて図35に示すページを配
信する。図35は、アドバイザがアドバイス作業をする
ためのページの一例を示す図である。図35に示すペー
ジを受信したアドバイザは自分が最適と考える画像にな
るよう画像編集を加える。
【0090】図35における画像領域518は、アドバ
イス依頼者が掲載した画像データの画像を表示する領域
である。画像領域519は、アドバイザにより画像編集
された画像を表示する領域である。編集メニュー515
は、スライダ516で編集する機能を選択するためのも
のである。編集メニュー515で選択した項目によりス
ライダ516で編集できる機能が変わる。編集メニュー
515において選択できる項目には、「全般」「カラー
バランス」等がある。例えば、編集メニュー515にお
いて「全般」が選択された場合には、スライダ516に
より編集できる機能は、図35に示すように「明る
さ」、「コントラスト」、「彩度」である。また、編集
メニュー515において「カラーバランス」が選択され
た場合には、スライダ516により編集できる機能は、
赤、緑、青のカラーバランスとなり、スライダ516右
側の表示も「赤」、「緑」、「青」に変わる。「操作取
消」ボタン517は、スライダ516で行われた画像編
集を取り消すためのボタンである。
【0091】図35に示すページは、アドバイザが画像
に対して施した画像編集の項目、手順等はアドバイザ側
パソコン4に一時的に画像編集情報として記憶するよう
にページが作成されている。サーバ側コンピュータ2
は、ここで記憶したデータを受け取って、データに基づ
いてアドバイス制御を実行する。
【0092】アドバイザが画像編集処理を終了して「O
K」ボタン520をクリックするとサーバ側コンピュー
タ2は図36に示すページを配信する。また、アドバイ
ザが「戻る」ボタン521をクリックするとアドバイス
作業をキャンセルし、図33のページに戻る。
【0093】図36は、アドバイザが掲示板にアップす
る前に確認するためのページを示す図である。アドバイ
ザは、図36に示すページで画像編集した結果を画像領
域524に表示された画像にて最終チェックする。ま
た、アドバイザは、掲示板に掲載するアドバイスコメン
トをコメント欄522に記入する。また、アドバイスの
対価として支払って欲しいポイント数をポイント欄52
3に記入する。そして、アドバイザが「掲示板にアッ
プ」ボタン525をクリックすることにより画像編集を
施した画像データとアドバイスコメント等をサーバ側パ
ソコン2に送信され、アドバイスを掲示板にアップする
ことができる。同時にアドバイザ側パソコン4に一時的
に記憶された画像編集情報をサーバ側コンピュータ2に
送信する。また、アドバイザが「戻る」ボタン526を
クリックすることにより図35に示すページに戻り、画
像編集を再度やり直すことができる。
【0094】また、実施形態3のアドバイスサービスに
は以下の機能を備える。サーバ側コンピュータ2が自動
的に作成したアドバイス文章の中で、予めサーバ側コン
ピュータ2に登録されている用語を使用した場合には、
その用語の解説ページに自動的にリンクが貼られる。実
施形態1でも同様の機能を有し、図16、図18を用い
て簡単に説明した。ここでは詳細に説明する。例えば、
アドバイス文章に「日中シンクロ撮影する。」とのコメ
ントがあった場合(図16参照)に、「日中シンクロ撮
影」等の用語それぞれにその用語の解説ページ(図18
参照)にジャンプするリンクが貼られる。用語のわから
ないアドバイス依頼者はリンクが貼られた用語をクリッ
クすることにより、用語の解説ページを読むことが可能
になる。また、サーバ側コンピュータ2が作成したアド
バイス文章以外にも、アドバイザが作成したコメントに
も同様にリンクが貼られるようにしてもよい。
【0095】以下に解説ページへのリンクを作成する処
理を含め、アドバイス依頼者にアドバイスを提供する時
にサーバ側コンピュータ2が実行する処理について説明
する。図37は、実施形態3におけるアドバイス提供に
関する処理を示すフローチャート図である。本フロー
は、図33に示すページ中の「撮影アドバイス」ボタン
または「画像補正アドバイス」がクリックされた信号を
受信することによりスタートする。
【0096】ステップS1001では、アドバイザが設
定したポイント情報を取得する。ステップS1002で
は、アドバイス依頼者が保有しているポイント数がアド
バイザにより設定したポイント数に足りるか否かを検出
する。足りる場合にはステップS1004に進み、足り
ない場合にはステップS1003に進む。ステップS1
003では、アドバイス依頼者が保有しているポイント
数が足りなくてアドバイスを受けられない旨のページを
作成し、アドバイス依頼者のユーザ側パソコン1に送信
する。ステップS1004では、アドバイザから受信し
ているアドバイス情報を取得する。ステップS1005
では、アドバイス依頼者のユーザ情報とアドバイス情報
とから実施形態1で説明した処理と同様のアドバイス処
理を実行する。ステップS1006では、ステップS1
005でのアドバイス処理で作成されるアドバイス文章
を解析する。ステップS1007では、ステップS10
06での解析で登録された用語があったか否かを検出す
る。登録用語があった場合にはステップS1008に進
み、登録用語がない場合にはステップS1009に進
む。ステップS1008では、登録用語が解説されてい
るページのアドレスを検出する。ステップS1009で
は、図16に示すようなアドバイスページを作成し、ア
ドバイス依頼者のユーザ側パソコン1に送信する。ステ
ップS1010では、アドバイス依頼者のポイントをマ
イナスさせる。ステップS1011では、アドバイザの
ポイントをプラスさせる。
【0097】以上の通り、実施形態3では、電子掲示板
形式でアドバイスサービスを提供する。これにより、複
数のアドバイザがアドバイスすることができるので、ア
ドバイス依頼者は比較的短時間でアドバイスを受けるこ
とができると考えられる。アドバイス依頼者の撮影経験
年数、使用カメラ機種等に沿った適格なアドバイスする
ためにはアドバイス依頼者のプライバシー情報を使用し
なければできない。しかし、他人である第三者のアドバ
イザにプライバシー情報を提供すればアドバイス依頼者
のプライバシー情報を悪意に使用されてしまう可能性が
ある。実施形態3では、最終的なアドバイスはサーバ側
コンピュータ2が行うので、アドバイス依頼者に関する
諸情報をアドバイザに知られることなく適格なアドバイ
スが得られるようにした。また、最終的にアドバイス依
頼者に提供されるアドバイスもアドバイザに見ることが
できないようにしているので、カメラ機種名、アクセサ
リ等のプライバシー情報を推測することもできない。こ
のように実施形態3では、アドバイス依頼者のプライバ
シーを尊重したアドバイスサービスを実現できる。
【0098】また、実施形態3では、アドバイザである
人がアドバイス対象の画像を見て画像編集を施すので実
施形態1、2で必要であった主要被写体領域を選択する
作業を省略することもできる。また、複数の人にアドバ
イスをもらった場合には、アドバイス依頼者は、アドバ
イザのコメント、編集後の画像を見て、気に入ったもの
について「撮影アドバイス」ボタン507、「画像編集
アドバイス」ボタン508をクリックすればよい。当
然、クリックしていないアドバイザにポイントが支払わ
れることはない。また、アドバイス依頼者が特定のアド
バイザを予め指定してアドバイスを依頼してもよい。ま
た、アドバイザでなくアドバイス依頼者がポイント数を
決めてアドバイスを依頼してもよい。
【0099】実施形態3の場合には、実施形態1、2と
異なり、アドバイスを依頼してからアドバイザによるア
ドバイスを行われるまでにタイムラグが生じる。アドバ
イザによるアドバイスが完了した時点でアドバイス依頼
者に電子メールで伝えるようにしてもよい。また、アド
バイスが済んだ旨をメールで伝え、所定のページを閲覧
するようにしてもよい。
【0100】なお、アドバイザが作成した画像データ
は、アドバイス依頼者が自由にプリント、コピー等で使
用できるように許可が得られるようにしておく必要があ
る。 (実施形態4)実施形態4は、アドバイス依頼者がアッ
プした画像、諸情報に基づいて第三者であるアドバイザ
が撮影方法等の最終的なアドバイスまで提供する。実施
形態1から実施形態3ではサーバ側コンピュータ2によ
り最終的なアドバイスを提供していた。実施形態4で
は、コンピュータでなく人間がアドバイスを行うので、
構図等についても正確にアドバイスを行える。
【0101】実施形態4におけるシステム構成は、図3
2に示す実施形態3のシステム構成と同様である。実施
形態4におけるアドバイスサービスの概要を説明する。
まず、アドバイスを依頼するユーザ(以下アドバイス依
頼者)がユーザ側パソコン1を使用してサーバ側コンピ
ュータ2にアドバイス依頼する。アドバイス依頼を受け
たサーバ側コンピュータが特定のアドバイザに電子メー
ルでアドバイス依頼を受けたことを通知する。通知を受
けたアドバイザはアドバイザ側パソコン4を使用してア
ドバイスを行い、アドバイス結果をサーバ側コンピュー
タ2に送信する。アドバイス結果を受けたサーバ側コン
ピュータ2はアドバイス依頼者に電子メールでアドバイ
ス結果が出たことを通知する。通知を受けたアドバイス
依頼者はユーザ側パソコン1を使用してアドバイス結果
を閲覧する。
【0102】以下に実施形態4におけるアドバイスサー
ビスについて具体的に説明する。アドバイスサービスを
受けるアドバイス依頼者が画像データと諸情報をサーバ
側コンピュータ2にアップロードする。アドバイス依頼
者による画像データ、諸情報のアップロード方法は実施
形態1で説明した方法と同様であるので説明を省略す
る。
【0103】図38は、実施形態4のアドバイスサービ
スで実行される制御を示すフローチャート図である。図
38のフローは、サーバ側コンピュータ2で実行され、
アドバイス依頼者から画像データと諸情報のアップが行
われることによりスタートする。
【0104】ステップS1101では、第三者であるア
ドバイザによりアドバイス作業を行ってもらうためのペ
ージを作成する。作成するページの一例を図39に示
す。図39に示すページについての説明は後述する。ス
テップS1102では、アドバイザ宛にアドバイス依頼
を受信した旨の電子メールを送信する。また、電子メー
ルには、図39に示すページを閲覧できるアドレスを記
載する。ステップS1103では、アドバイスが完了し
たか否かを検出する。アドバイザからアドバイス結果を
受信していればアドバイスが完了していると検出され
る。完了している場合にはステップS1104に進み、
完了していない場合には完了の検出を継続する。ステッ
プS1104では、アドバイザからのアドバイス結果か
らアドバイス依頼者が閲覧するページを作成する。図4
7にページの一例を示す。図47に示すページの説明は
後述する。次にステップS1105では、アドバイス依
頼者にアドバイスが完了していることを示す電子メール
を送信する。また、電子メールには、アドバイス結果の
ページを閲覧できるアドレスを記載する。
【0105】次にアドバイザが行うアドバイスのための
作業について具体的に説明する。アドバイザは、ステッ
プS1101で作成された図39に示すページに付され
た様々なボタンをクリックすることによりジャンプする
ページを使用してアドバイスを作成する。図39は、ア
ドバイザがアドバイス作業を行うためのページの一例で
ある。図39に示すページには、画像領域601、画像
領域602、「構図」ボタン603、「露出補正」ボタ
ン604、「補助光」ボタン605、「彩色補正」ボタ
ン606、「フリー」ボタン607、「諸情報表示」ボ
タン608、「アドバイス表示」ボタン609が備えら
れている。画像領域601は、アドバイス依頼者がアド
バイス対象として選択した画像を表示する。画像領域6
02は、アドバイザによりアドバイス作業が反映された
後の画像を表示する。各種ボタンについては以下に説明
する。
【0106】図39に示すページ中の「構図」ボタン6
03は、アドバイザが構図についてアドバイスしたいと
考えた時にクリックするボタンである。「構図」ボタン
603をクリックすることにより構図についてアドバイ
スを施す図40に示すページにジャンプする。図40
は、アドバイザが構図に関するアドバイス作業を行うた
めのページの一例である。
【0107】図40を用いて構図についてのアドバイス
作業を説明する。図40に示すページにおける画像領域
615には、アドバイス対象の画像が表示される。アド
バイザは画像領域615に表示された画像内をマウス等
のクリックアンドドラッグ操作で最適な構図となるよう
に矩形範囲616を指定する。「たて」ラジオボタン6
11、「よこ」ラジオボタン612は、構図の矩形範囲
616を縦長にするか横長にするかを選択するボタンで
ある。「たて」ラジオボタン611の左側にあるプルダ
ウンメニュー610では、構図として選択できる矩形範
囲616の縦横比を選択できる。プルダウンメニュー6
10で選択できる縦横比は、「オリジナル」「3:4」
「5:8」等がある。デフォルトでは、「オリジナル」
が選択されており、アドバイス対象の画像データの縦横
比が選択された状態になっている。また、「たて」ラジ
オボタン611、「よこ」ラジオボタン612のいずれ
かを選択した場合には、矩形範囲616の端をクリック
アンドドラッグすることにより、プルダウンメニュー6
10で選択されている縦横比を保ったまま矩形範囲61
6の大きさを変更することができる。
【0108】「フリー」ラジオボタン613は、画像領
域615に表示された画像内で自由な縦横比で構図の範
囲設定するときにクリックするボタンである。コメント
欄614は、構図アドバイスに関するコメントを記入す
る欄である。アドバイザがこのページでの作業を終えて
「OK」ボタン617をクリックすると、このページで
施した作業が反映されて図39に示すページに遷移す
る。また、アドバイザが「戻る」ボタン618をクリッ
クすると、このページで施した作業が反映されずに図3
9に示すページに遷移する。
【0109】図39における「露出補正」ボタン604
は、アドバイザが露出補正についてアドバイスしたいと
考えた時にクリックするボタンである。「露出補正」ボ
タン604をクリックすることにより露出補正について
アドバイスを施す図41に示すページにジャンプする。
図41は、アドバイザが露出補正に関するアドバイス作
業を行うためのページの一例である。図41を用いて露
出補正についてのアドバイス作業を説明する。図41に
示すページにおける画像領域622には、アドバイス対
象の画像が表示される。「+」ボタン619、「−」ボ
タン620は、画像領域622に表示された画像の明る
さを調整するためのボタンである。「+」ボタン619
をクリックすると画像領域622に表示された画像の明
るさを明るくする。「−」ボタン620をクリックする
と画像領域622に表示された画像を暗くする。コメン
ト欄621には、露出補正アドバイスに関するコメント
を記入することができる。アドバイザがこのページでの
作業を終えて「OK」ボタン623をクリックすると、
このページで施した作業が反映されて図39に示すペー
ジに遷移する。また、アドバイザが「戻る」ボタン62
4をクリックすると、このページで施した作業が反映さ
れずに図39に示すページに遷移する。
【0110】図39における「補助光」ボタン605
は、アドバイザが補助光についてアドバイスしたいと考
えた時にクリックするボタンである。「補助光」ボタン
605をクリックすることにより補助光についてアドバ
イスを施す図42に示すページにジャンプする。図42
は、アドバイザが補助光に関するアドバイス作業を行う
ためのページの一例である。図42に示すページにおけ
る画像領域630には、アドバイス対象の画像が表示さ
れる。「領域選択」ボタン625は、補助光を照らす範
囲を選択する時にクリックするボタンである。「領域選
択」ボタン625をクリックすると画像領域630内に
おいて補助光を照らす範囲を選択領域629として選択
可能にする。「+」ボタン626をクリックすると、選
択領域629内を明るくする画像処理を施す。「−」ボ
タン627をクリックすると、選択領域629内を暗く
する画像処理を施す。コメント欄628には補助光アド
バイスに関するコメントを記入することができる。アド
バイザがこのページでの作業を終えて「OK」ボタン6
31をクリックすると、このページで施した作業が反映
されて図39に示すページに遷移する。また、アドバイ
ザが「戻る」ボタン632をクリックすると、このペー
ジで施した作業が反映されずに図39に示すページに遷
移する。
【0111】図39における「彩色補正」ボタン606
は、アドバイザが彩色補正についてアドバイスしたいと
考えた時にクリックするボタンである。「彩色補正」ボ
タン606をクリックすることにより彩色補正について
アドバイスを施す図43に示すページにジャンプする。
図43は、アドバイザが彩色補正に関するアドバイス作
業を行うためのページの一例である。図43に示すペー
ジにおける画像領域636には、アドバイス対象の画像
が表示される。プルダウンメニュー633は、カメラの
撮影レンズに装着する光学フィルタの名称を選択するた
めのものである。プルダウンメニュー633の右側をク
リックしてフィルタ名を選択すると画像領域636に表
示された画像に対して選択したフィルタを装着したとき
の効果を画像処理で反映する。プルダウンメニュー63
4は、カメラにおいて設定可能なホワイトバランス項目
である太陽光、蛍光灯、ランプ等を選択するためのもの
である。プルダウンメニュー634の右側をクリックし
てホワイトバランスを選択すると画像領域636に表示
された画像に対して選択したホワイトバランスを設定し
たときの効果を画像処理で反映する。コメント欄635
にはフィルタまたはホワイトバランス等のアドバイスに
関するコメントを記入することができる。アドバイザが
このページでの作業を終えて「OK」ボタン637をク
リックすると、このページで施した作業が反映されて図
39に示すページに遷移する。また、アドバイザが「戻
る」ボタン638をクリックすると、このページで施し
た作業が反映されずに図39に示すページに遷移する。
【0112】図39における「フリー」ボタン607
は、アドバイザがフリーにアドバイスしたいと考えた時
にクリックするボタンである。「フリー」ボタン607
をクリックすることによりフリーに様々なアドバイスを
施す図44に示すページにジャンプする。図44は、ア
ドバイザがフリーに様々なアドバイス作業を行うための
ページの一例である。図44に示すページでは、プルダ
ウンメニュー640と「+」ボタン641、「−」ボタ
ン642を使用して様々なアドバイス作業をすることが
できる。プルダウンメニュー640は、アドバイス作業
を行う項目を選択するためのもので、露出補正、補助光
等の今まで説明したアドバイス項目の他にもカラーバラ
ンス赤、カラーバランス青等の項目を備える。そのた
め、図44に示すページでは、より細かなアドバイス作
業を行える。「領域選択」ボタン639は、図42にお
ける「領域選択」ボタン625と同等の機能を有する。
コメント欄643にはアドバイス全般に関するコメント
を記入することができる。アドバイザがこのページでの
作業を終えて「OK」ボタン645をクリックすると、
このページで施した作業が反映されて図39に示すペー
ジに遷移する。また、アドバイザが「戻る」ボタン64
6をクリックすると、このページで施した作業が反映さ
れずに図39に示すページに遷移する。
【0113】図39における「諸情報表示」ボタン60
8は、アップロードされた画像データに関連する情報、
ユーザ情報を見たいときにクリックするボタンである。
「諸情報表示」ボタン608をクリックすると図45に
示すページを受信する。図45は、アップロードされた
画像データに関連する情報、ユーザ情報等の諸情報を確
認するためのページの一例を示す図である。ここで情報
表示領域647に表示された、諸情報を見ることにより
撮影データ、使用カメラ、アクセサリ等がわかり、アド
バイザは的確なアドバイスが可能になる。「戻る」ボタ
ン648をクリックすることにより図39に示すページ
に戻ることができる。
【0114】図39における「アドバイス表示」ボタン
609は、アドバイス作業の結果を確認するときにクリ
ックするボタンである。「アドバイス表示」ボタン60
9をクリックすると図46に示すページを受信する。図
46は、アドバイザがアドバイス結果を最終確認するペ
ージの一例を示す図である。図46に示すページは、ア
ドバイス結果を示すページの一例であり、アドバイス依
頼者が閲覧するページとほぼ同じである。図46に示す
ページにおける、ライン650、652は、アドバイス
の箇所等を示し、アドバイスをわかりやすくするための
ものである。コメント欄651、653には、アドバイ
ザが記入したコメントが表示される。
【0115】図46に示すページ例では、ライン650
は、アドバイザが指定した適正構図領域を示す。ライン
652は、補助光を照らすように指定した領域を示す。
また、図46に示すページ例では、コメント欄651に
は、構図に関してアドバイザが記入したコメントが適正
構図領域を示すライン650と関連して表示される。コ
メント欄653には、補助光に関してアドバイザが記入
したコメントがライン652と関連して表示される。こ
のように、アドバイスがわかりやすくなるように、サー
バ側コンピュータ2は、アドバイザによるコメントとラ
イン等を自動的にレイアウトする。
【0116】「拡大表示」ボタン656は、画像領域6
49に表示された画像を拡大するときにクリックするボ
タンである。また。「縮小表示」ボタン657は、画像
領域949に表示された画像を縮小するときにクリック
するボタンである。アドバイザは図46に示すページで
アドバイス結果を確認したのちに「送信」ボタン654
をクリックし、アドバイス情報をサーバ側コンピュータ
2にアップロードすることができる。アドバイザは「戻
る」ボタン655をクリックすることにより図39のペ
ージに戻ることができ、アドバイス作業を継続すること
ができる。
【0117】また、アドバイス依頼者が閲覧するページ
を図47に示す。図47は、アドバイス依頼者がアドバ
イス結果を閲覧するページの一例を示す図である。図4
7は、図46に示すページの「送信」ボタン654、
「戻る」ボタン655の代わりに「ダウンロード」ボタ
ン659と「画像保存」ボタン658が配置されてい
る。「ダウンロード」ボタン659は、アドバイザがア
ドバイス作業により画像処理された画像データをユーザ
側パソコン1内にダウンロードするときにクリックす
る。「画像保存」ボタン658は、アドバイザがアドバ
イス作業により画像処理された画像データをサーバ側コ
ンピュータ2のユーザの領域に保存するときにクリック
する。また、「画像保存」ボタン658、「ダウンロー
ド」ボタン659の付近にそれぞれにラジオボタン66
0、661が設けられている。ラジオボタン660、6
61は、画像データとともにオーバーレイのアドバイス
情報を保存、ダウンロードするか否かを選択するための
ものである。アドバイス依頼者がラジオボタン660を
チェックして「ダウンロード」ボタン659をクリック
した場合には、アドバイザにより最適化された画像デー
タのみダウンロードする。また、アドバイス依頼者がラ
ジオボタン661をチェックして「ダウンロード」ボタ
ン659をクリックした場合には、画像データにオーバ
ーレイされたアドバイス情報が表示されるようなデータ
をダウンロードする。
【0118】以上のとおり実施形態4では、最適な構図
領域を示すラインや、画像内のどの部分をどのようにす
ればよいかをオーバーレイで表示するので、アドバイス
依頼者は文章だけでされるアドバイスよりアドバイスを
正確に理解することができる。また、このようなアドバ
イスページのレイアウトを自動的に作成するようにした
のでアドバイザは最小限の負担でアドバイスをすること
ができる。
【0119】また、電子メール等を使用してアドバイス
の完了を伝えるようにすることにより、アドバイス依頼
者はアドバイスの完了を容易に知ることができる。 (実施形態5)実施形態5は、自宅等に設置されたパソ
コンではなく、通信機能を有するデジタルカメラと直接
通信して、アドバイスサービスを受ける実施形態であ
る。
【0120】通信機能を内蔵したデジタルカメラ、通信
端末(携帯電話)等に接続されたデジタルカメラであっ
てもよい。図48は、本発明の実施形態5のシステム構
成を説明するための図である。図48に示すように、デ
ジタルカメラ5と、サーバ側コンピュータ2と、それら
を通信可能につなぐインターネット3により構成され
る。
【0121】実施形態1から4におけるアドバイスサー
ビスは、デジタルカメラ等で撮影した画像データをパソ
コン等の端末を利用してサーバ側コンピュータ2にアッ
プロードすることによりアドバイスが受けられるもので
ある。しかし、例えば、旅行先で撮影した画像データに
ついてアドバイスを受け、撮影方法がわかったとして
も、同じ場所で撮影するチャンスがない可能性がある。
また、同じ場所で撮影できるとしても、季節、時刻、天
候が異なっていればアドバイスされた撮影方法を実行し
ても最適な画像を得ることができない可能性がある。
【0122】実施形態5におけるアドバイスサービス
は、デジタルカメラ5とサーバ側コンピュータ2との間
で制御が行われ、デジタルカメラ5で現在撮影が進行し
ているときにアドバイスが得られるようにする。以下に
実施形態5のアドバイスサービスの概要を説明する。
【0123】先ず、アドバイスを受けたいユーザは、デ
ジタルカメラ5をアドバイスモードにして、本撮影の前
に予備撮影を行う。デジタルカメラは、予備撮影により
得た画像データを自動的にサーバ側コンピュータ2に転
送する。サーバ側コンピュータ2は、画像データと諸情
報とに基づいてアドバイス制御を行う。デジタルカメラ
5は、サーバ側コンピュータ2よりアドバイス結果を受
信し、アドバイス結果に応じたカメラ設定に変更する。
ユーザは、アドバイス結果に応じたカメラ設定で本撮影
することにより最適な画像データを得られる。
【0124】また、本撮影の前に予備撮影するのでな
く、既に撮影されている画像データと諸情報とに基づい
てアドバイスを受けることもできる。その際、デフォル
トとして直前に撮影された画像データが選択される。こ
こで、画像データは、カメラに内蔵または挿入されたメ
モリに保存されたものであるとは限らない。例えば、撮
影された画像データを他の保存場所に転送する場合には
転送先の画像を選択することができる。
【0125】以下に図49、図50を用いてデジタルカ
メラ5及びサーバ側コンピュータ2で行われる制御につ
いてフローを用いて説明する。図49は、デジタルカメ
ラ5内で行われる制御を示すフローチャート図である。
デジタルカメラ5に設けられたアドバイスボタンが操作
されことにより本フローはスタートする。
【0126】ステップS2001では、デジタルカメラ
5はサーバ側コンピュータ2と接続を試みる。ステップ
S2002では、サーバ側コンピュータ2と接続したか
否かを検出する。接続した場合にはステップS2005
へ進み、接続していない場合にはステップS2003へ
進む。ステップS2003では、接続処理を開始してか
ら所定時間が経過したか否かを検出する。所定時間が経
過した場合にはステップS2004に進み、所定時間が
経過していない場合にはステップS2002に戻る。ス
テップS2004では、サーバ側コンピュータ2との接
続に失敗したので、カメラモニタにサーバ側コンピュー
タ2との接続不可である旨を表示する。ステップS20
05では、サーバ側コンピュータ2との接続が成功した
ので、サーバ側コンピュータ2から送信される信号に基
づいて制御されるようになる。ここでサーバ側コンピュ
ータ2主導で行われる制御については図50を用いて後
述する。
【0127】ステップS2006では、アドバイス結果
の受信を完了し、サーバ側コンピュータ2との接続が切
れたか否かを検出する。ここで、デジタルカメラ5で
は、アドバイス結果を受信すると自動的にサーバ側コン
ピュータ2との接続を切断する。サーバ側コンピュータ
2との接続が切れた場合には、ステップS2007に進
み、アドバイス制御を行う。ステップS2007のアド
バイス制御については図53を用いて後述する。また、
サーバ側コンピュータとの接続が切れていない場合には
ステップS2005でサーバ側コンピュータ2主導の制
御を継続する。
【0128】図50は、サーバ側コンピュータ2内で行
われる制御を示すフローチャート図である。本フロー
は、デジタルカメラ5と接続がなされることによりスタ
ートする。ステップS2101では、接続したカメラが
撮影モードであるか否かを検出する。撮影モードである
場合にはステップS2102に進み、撮影モードでない
場合にはステップS2105に進む。撮影モードである
場合にはこれから撮影する被写体像に対する撮影アドバ
イスをして欲しいものと判断する。撮影モードでない場
合には既に撮影済みの画像データに対して撮影アドバイ
スをして欲しいものと判断する。ステップS2102で
は、カメラモニタのビューファインダ表示にスーパーイ
ンポーズ表示できるように「シャッタボタンを押して下
さい」のデータを送信する。図51にカメラモニタに表
示される表示例を示す。「シャッタボタンを押して下さ
い」をスーパーインポーズするとともにアドバイスのた
めの撮影であることを示すスーパーインポーズも行う。
ステップS2103では、シャッタボタンが操作され撮
影が実行されたか否かを検出する。撮影が実行された場
合にはステップS2104に進み、撮影されない場合に
はステップS2103を繰り返す。ステップS2104
では、撮影した画像データと撮影設定データとを転送す
るように指示する。転送する画像データの解像度、サイ
ズは、アドバイスのための画像解析ができる程度であれ
ばよいので、カメラで設定されている解像度、サイズま
たはデジタルカメラ5で設定できる最高の解像度、サイ
ズの画像データを転送することはない。例えば、転送時
間を短くすることも考慮に入れて、中程度の解像度、サ
イズの画像データを転送するようにする。転送する画像
データの解像度、サイズはサーバ側コンピュータ2との
間の通信速度に応じて選択できるようにしてもよい。ま
た、ここで撮影した画像データはアドバイス用に撮影し
たものであるがカメラ内メモリに保存される。メモリに
保存される画像データの解像度、サイズ等は設定されて
いるとおりにする。ここで撮影した画像データが唯一の
シャッターチャンスになる可能性があるからである。
【0129】また、ステップS2105では、カメラモ
ニタに「画像を選択して下さい」と表示できるようにカ
メラにデータを送信する。図52に、画像を選択するた
めにカメラモニタに表示される表示例を示す。上述した
ように直前に撮影された画像データが選択された状態に
なっている。ステップS2106では、画像データの選
択が行われたか否かを検出する。選択が行われた場合に
はステップS2107に進み、選択が行われない場合に
はステップS2106を繰り返す。ステップS2107
では、カメラのメモリ内に記憶されている画像データと
撮影設定情報とを転送するように指示する。ステップS
2108では、データの受信が完了したか否かを検出す
る。完了した場合にはステップS2109に進み、完了
していない場合にはステップS2108を繰り返す。ス
テップS2109では撮影アドバイス処理を実行する。
ステップS2110では、結果を送信する。
【0130】なお、デジタルカメラ5のモニタに表示す
るビューファインダ表示にスーパーインポーズする文字
は、その度にサーバ側コンピュータ2からダウンロード
せずに、カメラ内のメモリに保存し、そのデータを表示
するように指示してもよい。次に、サーバ側コンピュー
タ2から受信したアドバイス結果を使ってどのようにデ
ジタルカメラ5がアドバイス制御を実行するか図53を
用いて説明する。図53は、アドバイス制御を示すフロ
ーチャート図である。
【0131】ステップS2201では、カメラモニタに
図54に示す選択メニュー画面を表示する。図54は、
カメラモニタに表示される選択メニュー画面の一例を示
す図である。図54における「自動設定」が選択された
場合にはデジタルカメラ5のカメラ設定をアドバイス結
果に従って自動的に変更する。また、「アドバイス表
示」が選択された場合にはアドバイス結果に従ったデジ
タルカメラ5におけるカメラの設定方法をカメラモニタ
に表示する。従って、ユーザは「自動設定」を選択すれ
ば瞬時に最適な設定で次の撮影をすることが可能になる
し、「アドバイス表示」を選択すれば設定方法を覚える
ことが可能になる。
【0132】次にステップS2202では、自動設定が
選択されたか否かを検出する。選択されたことを検出し
た場合にはステップS2203に進み、選択されない場
合にはステップS2204に進む。ステップS2203
では、サーバ側コンピュータ2から受信したアドバイス
結果に従ってカメラ設定を自動的に変更する。なお、カ
メラ自身が自動的に設定変更できず、ユーザが手動によ
る設定操作を必要とする場合には、設定手順をモニタに
表示する。ステップS2204では、アドバイス表示が
選択されたか否かを検出する。選択されたことを検出し
た場合にはステップS2205に進み、選択されない場
合にはステップS2202に戻る。ステップS2205
では、カメラモニタに図55に示すようなアドバイスを
表示する。図55は、カメラモニタに表示されるアドバ
イス画面の一例を示す図である。図55に示すアドバイ
ス表示では、デジタルカメラ5をどのように操作すれば
最適な画像データが得られるカメラ設定にできるかをア
ドバイスする。
【0133】以上のとおり、実施形態5では、デジタル
カメラ5とサーバ側コンピュータ2との間でアドバイス
サービスを実現できるようにした。なお、実施形態5で
は、デジタルカメラ5で受信するアドバイスであるので
撮影アドバイスのみを行う説明をしたが、画像編集アド
バイスを行うようにしてもよい。また、実施形態1のよ
うに故障診断を行ってもよい。その場合に、ソフトウェ
アの不具合による故障である場合には、自動的にカメラ
内のソフトウェアを書き換えてしまってもよい。
【0134】実施形態5のアドバイスサービスのよう
に、デジタルカメラ5内の処理負荷を減らすためにサー
バ側コンピュータ2で撮影アドバイス処理を行うことは
極めて有効である。また、サーバ側コンピュータ2は、
ユーザに関するデータを記憶する大容量メモリを持てる
ため適格にアドバイスすることができる。
【0135】また、実施形態5では、インターネット3
を介してデジタルカメラ5とサーバ側コンピュータ2と
の間でアドバイスサービスを行う例を説明したが、カメ
ラ内に撮影アドバイスのプログラムを記憶しておき、カ
メラ単体で撮影アドバイスを行えるようにしてもよい。 (実施形態6)実施形態5では、本撮影前に予備撮影を
行い、予備撮影時の画像データをアドバイスサービスの
ためだけにサーバ側コンピュータ2に送信し、アドバイ
スを得るようにした。
【0136】実施形態6では、撮影が終了した後にサー
バ側コンピュータ2に画像データを転送し、サーバ側コ
ンピュータ2内メモリ201の画像データ領域214に
格納する画像データ格納サービスの一環としてアドバイ
スサービスを提供する。そのため、ユーザは通常の撮影
動作、画像アップロードのみでアドバイスサービス、故
障診断サービスが受けることが可能になる。
【0137】以下に実施形態6で行われる制御を図5
6、図57のフローチャート図を用いて説明する。図5
6は、デジタルカメラ5内で行われる制御を示すフロー
チャート図である。本フローはデジタルカメラ5により
撮影操作がなされることによりスタートする。
【0138】ステップS3001では、サーバ側コンピ
ュータ2との接続を行う。ステップS3002では、撮
影した画像データをサーバ側コンピュータ2に送信す
る。ステップS3003では、アドバイス情報または故
障診断情報のデータを受信したか否かを検出する。受信
した場合にはステップS3004に進み、受信しない場
合には受信検出を繰り返す。ステップS3004では、
受信したアドバイス情報に従ってデジタルカメラ5の撮
影設定を自動的に変更する。故障診断情報を受信した場
合には故障していることをモニタに表示する。また、故
障原因がソフトウェアによるものである場合には最新の
ソフトウェアをダウンロードし、アップデートする。
【0139】図57は、サーバ側コンピュータ2で行わ
れる制御を示すフローチャート図である。本フローはデ
ジタルカメラ5と接続され、画像データを受信が開始さ
れることでスタートする。ステップS3101では、デ
ジタルカメラ5からの画像データの受信を行う。ステッ
プS3102では、画像データの受信が完了したか否か
を検出する。完了している場合にはステップS3103
に進み、完了していない場合にはステップS3101で
受信を継続する。ステップS3103では、メモリ20
1内画像データ領域214の送信したユーザの格納領域
に画像データを格納する。ステップS3104では、受
信した画像データを画像解析する。ステップS3105
では、アドバイス制御、故障診断制御を実行する。画像
解析、アドバイス制御、故障診断制御は実施形態1と同
様であるのでここでは詳細な説明を省略する。ステップ
S3106では、アドバイス情報、故障診断情報をデジ
タルカメラ5に送信する。
【0140】なお、実施形態6では、デジタルカメラ5
での撮影直後に画像データをサーバ側コンピュータ2に
転送する例を説明したが、任意のタイミングで転送する
ようにしてもよい。また、デジタルカメラ5から直接サ
ーバ側コンピュータ2に転送するシステムでなく、実施
形態1のように撮影した画像データをパソコンによりサ
ーバ側コンピュータ2に転送するシステムにおける画像
データ格納サービスの一環でアドバイスサービスを行う
ようにすることもできる。
【0141】以上、様々な実施形態を説明したが、これ
らのアドバイスサービスはユーザからアドバイス料金を
徴収する有料サービスとして行ってもよい。アドバイス
サービスを有料にした場合の課金システムは従来の技術
を使用することにより可能であるので説明は省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施形態1のシステム構成を
説明するための図である。
【図2】図2は、サーバ側コンピュータ2内のコンポー
ネント構成を示す機能ブロック図である。
【図3】図3は、ユーザにアドバイスサービスにログイ
ンするためのページの一例を示す図である。
【図4】図4は、ログインによりサーバ側パソコン2で
行われる制御を示すフローチャート図である。
【図5】図5は、アドバイスサービスにログインしたと
きのページの一例を示す図である。
【図6】図6は、サーバ側コンピュータ2内メモリ20
1の画像データ領域214に記憶されている、ログイン
したユーザ所有の画像データを選択するためのページの
一例を示した図である。
【図7】図7は、ユーザ側パソコン1内メモリまたはユ
ーザ側パソコン1に接続された周辺機器メモリ内に記憶
された画像データを選択するためのページの一例を示し
た図である。
【図8】図8は、ユーザに画像データに関する情報を入
力してもらうためのページの一例を示した図である。
【図9】図9は、ユーザに画像内の主要被写体の領域を
選択してもらうためのページの一例を示した図である。
【図10】図10は、アドバイス処理を示すフローチャ
ート図である。
【図11】図11は、アドバイス処理を示すフローチャ
ート図である。
【図12】図12は、ユーザが選択した画像データを取
得した情報により画像解析を行い、画像処理により最適
化した画像を表示するページの一例を示す図である。
【図13】図13は、サーバ側コンピュータ2が画像処
理した画像を更にユーザが操作して好みの画像にするた
めのページの一例を示す図である。
【図14】図14は、サーバ側コンピュータ2が画像処
理した画像を更にユーザが操作して好みの画像にするた
めのページの一例を示す図である。
【図15】図15は、ステップS211で実行される処
理を示すフローチャート図である。
【図16】図16は、アドバイスページの一例を示す図
である。
【図17】図17は、アドバイスページの一例を示す図
である。
【図18】図18は、アドバイスページの一例を示す図
である。
【図19】図19は、代替手段を提案するアドバイスペ
ージの一例を示す図である。
【図20】図20は、図11のステップS212で実行
する処理を示すフローチャート図である。
【図21】図21は、画像編集アドバイスページの一例
を示す図である。
【図22】図22は、故障診断を行う制御を示すフロー
チャート図である。
【図23】図23は、正確なアドバイスができない旨を
記したページの一例を示す図である。
【図24】図24は、図22のステップS504で行わ
れる制御を説明するためのフローチャート図である。
【図25】図25は、画像データを撮影したカメラが故
障している可能性がある旨を記したページの一例を示す
図である。
【図26】図26は、修理費用を記したページの一例を
示す図である。
【図27】図27は、修理受付番号と修理を受ける方法
を説明したページの一例を示す図である。
【図28】図28は、図22のステップS505で行わ
れる制御を説明するためのフローチャート図である。
【図29】図29は、画像データを撮影したカメラが故
障している可能性がある旨を記したページの一例を示す
図である。
【図30】図30は、アップデートソフトウェアをダウ
ンロードするため規約、方法を記載したページの一例を
示す図である。
【図31】図31は、アドバイスサービスにログインし
たときのページの一例を示す図である。
【図32】図32は、本発明の実施形態3のシステム構
成を説明するための図である。
【図33】図33は、掲示板ページの一部を抽出した図
である。
【図34】図34は、アドバイス依頼者が掲示板に画像
データ他の情報をアップロードするときに使用するペー
ジの一例を示す図である。
【図35】図35は、アドバイザがアドバイス作業をす
るためのページの一例を示す図である。
【図36】図36は、アドバイザが掲示板にアップする
前に確認するためのページを示す図である。
【図37】図37は、実施形態3におけるアドバイス提
供に関する処理を示すフローチャート図である。
【図38】図38は、実施形態4のアドバイスサービス
で実行される制御を示すフローチャート図である。
【図39】図39は、アドバイザがアドバイス作業を行
うためのページの一例である。
【図40】図40は、アドバイザが構図に関するアドバ
イス作業を行うためのページの一例である。
【図41】図41は、アドバイザが露出補正に関するア
ドバイス作業を行うためのページの一例である。
【図42】図42は、アドバイザが補助光に関するアド
バイス作業を行うためのページの一例である。
【図43】図43は、アドバイザが彩色補正に関するア
ドバイス作業を行うためのページの一例である。
【図44】図44は、アドバイザがフリーに様々なアド
バイス作業を行うためのページの一例である。
【図45】図45は、アップロードされた画像データに
関連する情報、ユーザ情報等の諸情報を確認するための
ページの一例を示す図である。
【図46】図46は、アドバイザがアドバイス結果を最
終確認するページの一例を示す図である。
【図47】図47は、アドバイス依頼者がアドバイス結
果を閲覧するページの一例を示す図である。
【図48】図48は、本発明の実施形態5のシステム構
成を説明するための図である。
【図49】図49は、デジタルカメラ5内で行われる制
御を示すフローチャート図である。
【図50】図50は、サーバ側コンピュータ2内で行わ
れる制御を示すフローチャート図である。
【図51】図51は、カメラモニタに表示される表示例
を示す図である。
【図52】図52は、画像を選択するためにカメラモニ
タに表示される表示例を示す図である。
【図53】図53は、アドバイス制御を示すフローチャ
ート図である。
【図54】図54は、カメラモニタに表示される選択メ
ニュー画面の一例を示す図である。
【図55】図55は、カメラモニタに表示されるアドバ
イス画面の一例を示す図である。
【図56】図56は、デジタルカメラ5内で行われる制
御を示すフローチャート図である。
【図57】図57は、サーバ側コンピュータ2で行われ
る制御を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1…ユーザ側パソコン 2…サーバ側コンピュータ 3…インターネット 4…アドバイザ側パソコン 5…デジタルカメラ
フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA13 AB66 AC03 AC12 AC31 AC42 AC52 5C064 BA04 BB10 BC10 BC18 BC20 BC25 BD02 BD08 BD16 5C065 AA03 BB02 BB41 CC01 CC08 FF05 HH04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバコンピュータと通信を行うことが
    可能なカメラにおいて、 撮影した画像データをサーバコンピュータに転送する転
    送手段と、 前記画像データに基づいたアドバイス情報をサーバコン
    ピュータから受信する受信手段と、 前記アドバイス情報に従って撮影設定を変更する設定手
    段とを有することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 サーバコンピュータと通信を行うことが
    可能なカメラにおいて、 撮影した画像データをサーバコンピュータに転送する転
    送手段と、 前記画像データに基づいたアドバイス情報をサーバコン
    ピュータから受信する受信手段と、 前記アドバイス情報を表示する表示手段とを有すること
    を特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のカメラ
    において、 前記転送手段は、撮影後に自動的に画像データを転送す
    ることを特徴とするカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載のカメラ
    において、 前記サーバコンピュータは、カメラを所有するユーザに
    関する情報を保持し、ユーザに関する情報と画像データ
    に基づいてアドバイス情報を作成することを特徴とする
    カメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載のカメラ
    において、 本撮影前に予備撮影を実施する撮影制御手段を有し、 前記転送手段は、前記予備撮影で得られた画像データを
    前記サーバコンピュータに転送することを特徴とするカ
    メラ。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2に記載のカメラ
    において、 撮影した画像データを記憶するメモリを有し、 前記転送手段により前記サーバコンピュータに転送する
    画像データは、前記メモリに記憶する画像データよりデ
    ータ量が少ないことを特徴とするカメラ。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項2に記載のカメラ
    において、 前記サーバコンピュータは、画像データを蓄積するメモ
    リを有し、 前記転送手段は、転送する画像データを前記メモリに蓄
    積させることを特徴とするカメラ。
  8. 【請求項8】 サーバコンピュータと通信を行うことが
    可能なカメラにおいて、 撮影した画像データをサーバコンピュータに転送する転
    送手段と、 前記画像データに基づいてカメラの異常情報をサーバコ
    ンピュータから受信する受信手段と、 前記異常情報を表示する表示手段とを有することを特徴
    とするカメラ。
JP2001186206A 2001-06-20 2001-06-20 カメラ Expired - Lifetime JP4154868B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001186206A JP4154868B2 (ja) 2001-06-20 2001-06-20 カメラ
AT02741212T ATE455434T1 (de) 2001-06-20 2002-06-20 Ratgebersystem für ein bilderfassungsverfahren und bildeditierung
PCT/JP2002/006154 WO2003001794A1 (fr) 2001-06-20 2002-06-20 Systeme d'assistance pour procede de saisie d'image et d'edition d'image
DE60235096T DE60235096D1 (de) 2001-06-20 2002-06-20 Bildeditierung
US10/481,624 US7545958B2 (en) 2001-06-20 2002-06-20 Advice system for providing advice on photographing method or on image editing
CNB028121821A CN100505833C (zh) 2001-06-20 2002-06-20 对拍摄方法和图像编辑的建议系统
EP02741212A EP1427190B1 (en) 2001-06-20 2002-06-20 Advice system for image pickup method and image edition

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001186206A JP4154868B2 (ja) 2001-06-20 2001-06-20 カメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003008977A true JP2003008977A (ja) 2003-01-10
JP4154868B2 JP4154868B2 (ja) 2008-09-24

Family

ID=19025671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001186206A Expired - Lifetime JP4154868B2 (ja) 2001-06-20 2001-06-20 カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4154868B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007259415A (ja) * 2006-02-24 2007-10-04 Canon Inc 画像処理装置及び画像処理方法、サーバ及びその制御方法、プログラム並びに記憶媒体
JP2008048331A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Fujifilm Corp 撮影支援システム及び撮影装置
JP2009253669A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Nikon Corp 画像処理装置およびデジタルカメラ
US7668454B2 (en) 2006-08-29 2010-02-23 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Photography advice based on captured image attributes and camera settings
US8289433B2 (en) 2005-09-14 2012-10-16 Sony Corporation Image processing apparatus and method, and program therefor
WO2013187108A1 (ja) * 2012-06-13 2013-12-19 ソニー株式会社 推薦装置、方法、およびプログラム
US9215292B2 (en) 2012-08-22 2015-12-15 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, data distribution system, method of controlling information processing apparatus, and storage medium
JP2015536101A (ja) * 2012-10-01 2015-12-17 グーグル インコーポレイテッド ビデオを最適化するためのシステムおよび方法
JP2020005084A (ja) * 2018-06-27 2020-01-09 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8289433B2 (en) 2005-09-14 2012-10-16 Sony Corporation Image processing apparatus and method, and program therefor
JP2007259415A (ja) * 2006-02-24 2007-10-04 Canon Inc 画像処理装置及び画像処理方法、サーバ及びその制御方法、プログラム並びに記憶媒体
JP2008048331A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Fujifilm Corp 撮影支援システム及び撮影装置
US7668454B2 (en) 2006-08-29 2010-02-23 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Photography advice based on captured image attributes and camera settings
JP2009253669A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Nikon Corp 画像処理装置およびデジタルカメラ
US10178305B2 (en) 2012-06-13 2019-01-08 Sony Corporation Imaging apparatus and method to capture images based on recommended applications
JPWO2013187108A1 (ja) * 2012-06-13 2016-02-04 ソニー株式会社 推薦装置、方法、およびプログラム
WO2013187108A1 (ja) * 2012-06-13 2013-12-19 ソニー株式会社 推薦装置、方法、およびプログラム
US9215292B2 (en) 2012-08-22 2015-12-15 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, data distribution system, method of controlling information processing apparatus, and storage medium
JP2015536101A (ja) * 2012-10-01 2015-12-17 グーグル インコーポレイテッド ビデオを最適化するためのシステムおよび方法
US10194096B2 (en) 2012-10-01 2019-01-29 Google Llc System and method for optimizing videos using optimization rules
US11930241B2 (en) 2012-10-01 2024-03-12 Google Llc System and method for optimizing videos
JP2020005084A (ja) * 2018-06-27 2020-01-09 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP7207876B2 (ja) 2018-06-27 2023-01-18 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4154868B2 (ja) 2008-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4696407B2 (ja) 商品推奨システムおよび商品推奨方法
US7586532B2 (en) Customizing a digital camera using firmware components provided by a service provider over a network
US7444354B2 (en) Method and apparatus for storing images, method and apparatus for instructing image filing, image storing system, method and apparatus for image evaluation, and programs therefor
US6657658B2 (en) Method of and system for image processing, method of and system for image reproduction and image confirmation system for use in the methods
JP4655212B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
US20020063736A1 (en) Homepage creation and update program
US20050212914A1 (en) Method, apparatus, system, and computer executable program for image processing
EP1427190B1 (en) Advice system for image pickup method and image edition
JP4614130B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2004253970A (ja) 画像処理装置、方法及びプログラム
JP4154868B2 (ja) カメラ
JP4192443B2 (ja) 撮影アドバイスシステムおよび撮影アドバイス提供方法
JP5077423B2 (ja) アドバイスシステム
JP4934916B2 (ja) カメラ異常診断システムおよびカメラ異常診断方法
JP4973778B2 (ja) 撮影アドバイスシステム
JP2007058794A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP4682458B2 (ja) 画像編集アドバイスシステムおよび画像編集アドバイス提供方法
JP4821056B2 (ja) アドバイス提供装置
JP2007060563A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
KR102455684B1 (ko) 스튜디오 예약 애플리케이션 시스템
JP4115416B2 (ja) 画像処理方法、及び画像処理装置、及び画像処理システム、及び画像処理プログラム
JP3501756B2 (ja) 画像評価システム、画像評価側端末装置、画像評価方法及び記憶媒体
JP2005284411A (ja) 画像処理方法、及び画像処理装置、及び画像処理システム、及び画像処理プログラム
WO2022070825A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
JP4349953B2 (ja) 画像処理方法、及び画像処理装置、及び画像処理システム、及び画像処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080423

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20080424

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080617

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080630

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4154868

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140718

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140718

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140718

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term