JP2003006366A - 電子化チケット発行システム及び電子化チケット認証システム並びに電子化チケット授受システム - Google Patents

電子化チケット発行システム及び電子化チケット認証システム並びに電子化チケット授受システム

Info

Publication number
JP2003006366A
JP2003006366A JP2001185542A JP2001185542A JP2003006366A JP 2003006366 A JP2003006366 A JP 2003006366A JP 2001185542 A JP2001185542 A JP 2001185542A JP 2001185542 A JP2001185542 A JP 2001185542A JP 2003006366 A JP2003006366 A JP 2003006366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ticket
telephone number
number information
file
ticket file
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001185542A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuzo Ishii
秀三 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP2001185542A priority Critical patent/JP2003006366A/ja
Publication of JP2003006366A publication Critical patent/JP2003006366A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 盗取及び複製が不可能であり、認証や取扱
い、払戻しなどの処理も簡単に行えるような電子化チケ
ットファイルを作成する。 【解決手段】 チケット発行を行うセンタ1と、ユーザ
の携帯端末(携帯電話機3)とが通信網2を介して接続
可能なように電子化チケット発行システムを構成し、セ
ンタが、携帯電話機からその携帯電話機を特定する電話
番号情報と、ユーザがチケット予約を希望しているイベ
ントの種類やチケット枚数などを特定する予約希望情報
とを受信し、電話番号情報を挿入して予約希望情報に応
じたチケットファイルを作成し、作成されたチケットフ
ァイルを携帯電話機に送信して、携帯電話機が格納手段
にチケットファイルを格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イベントなどの入
場の際の入場許可の証明となるチケットを発行する電子
化チケット発行システム、及びそのチケットの認証を行
う電子化チケット認証システム、並びにそのチケットを
ユーザ間で授受することを可能とする電子化チケット授
受システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的にコンサートや演劇、スポ
ーツなどのチケットは、電話やインターネットからの予
約ができるまで電子化されてはいるが、最終的な権利は
全て紙に印刷されたチケット(以下、ペーパーチケット
と呼ぶ)に集約されており、チケット発行業者、ユーザ
の両者にとって利便性が高いチケットを電子化する要求
が高まっている。
【0003】近年の電子認証技術、電子署名技術、暗号
化などのセキュリティ技術によれば、偽造不可能な電子
化チケットファイルを作成することが可能となってい
る。例えば特公平6−52518号公報、特開平8−1
47500号公報、特開平11−31204号公報など
には、ペーパーチケットの電子化の技術が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、全ての
権利が集約されるペーパーチケットの場合には、ペーパ
ーチケットを郵送したりチケット発行業者の店舗へ出向
いたりする必要があるなど、ペーパーチケットの扱いに
不便さやトラブルが多く見られ、さらには、ペーパーチ
ケット授受の際の金銭トラブルも発生する。例えば、発
行されたペーパーチケットを第三者へ譲渡しようとする
場合、まず、インターネットや雑誌、あるいは口コミな
どの様々な手段で譲渡相手を探す手間が発生し、次に、
チケットと代金の交換を直接手渡しで行うか、あるいは
チケットを郵送し、代金を振り込んでもらうなどの手間
も発生する。しかも、チケットは郵送したものの、代金
が振り込まれないなどのトラブルが発生したり、人気の
コンサートやスポーツのペーパーチケットのカラーコピ
ー(偽造品)が出回ったりするなどの事件も起こり得
る。
【0005】また、電子化チケットの場合には、偽造は
不可能であっても、複製を防止することは難しく、さら
には複製に関しては、電子化チケットはペーパーチケッ
トよりも容易に複製可能であるという面がある。また、
従来の電子化チケットは、いずれもその電子化チケット
の権利者であることを証明するICカードや携行装置な
どの専用のハードウェアを必要としている。このため、
上記ハードウェアが十分に普及しないことには、ペーパ
ーレスのチケットサービスがビジネスとして成立しな
い。
【0006】上記課題を解決するために、本発明は、す
でに広く普及している携帯電話機や携帯電話機能を内蔵
したモバイル端末(これらをまとめて携帯端末と呼ぶ)
を利用して、盗取及び複製が不可能であり、認証や取扱
い、払戻しなどの処理も簡単に行えるような電子化チケ
ットファイルを作成する電子化チケット発行システムを
提供することを第1の目的とする。また、例えばコンサ
ートの入場ゲートなどでのチケット認証の際に、容易か
つ確実にチケットの認証が可能となる電子化チケット認
証システムを提供することを第2の目的とする。また、
ユーザ間で、盗取及び複製が不可能な電子化チケットフ
ァイルの授受が安全かつ簡単に行える電子化チケット授
受システムを提供することを第3の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本発明では、ユーザの携帯端末に内蔵する不揮
発性メモリに書き込まれた電話番号情報を認証キーとし
て、電子化チケットファイルにこの電話番号情報を挿入
して電子化チケットファイルを作成するようにしてい
る。
【0008】すなわち、本発明によれば、チケット発行
を行うセンタと、ユーザの携帯端末とにより構成され、
前記センタと、前記携帯端末とが通信網を介して接続可
能な電子化チケット発行システムであって、前記センタ
が、前記携帯端末から前記携帯端末を特定する電話番号
情報及び予約希望情報を受信し、前記電話番号情報を挿
入して前記予約希望情報に応じたチケットファイルを作
成し、前記作成されたチケットファイルを前記携帯端末
に送信して、前記携帯端末が前記チケットファイルを格
納する電子化チケット発行システムが提供される。
【0009】また、上記第2の目的を達成するため、本
発明では、ユーザの携帯端末に格納されておりユーザの
携帯端末の電話番号情報が挿入されたチケットファイル
の認証を行うため、認証用端末が、チケットファイルに
挿入された電話番号情報と、チケットファイル所有者の
一覧が記載されているチケット権利者リストに存在する
電話番号情報とを照合するようにしている。
【0010】すなわち、本発明によれば、ユーザの携帯
端末に格納されているチケットファイルであって前記携
帯端末を特定する電話番号情報を挿入して作成された前
記チケットファイルの認証を行うため、前記チケットフ
ァイルが格納された携帯端末の電話番号情報の一覧であ
るチケット権利者リストの参照が可能な認証用端末と、
前記携帯端末と前記認証用端末とを接続可能とする通信
手段とにより構成される電子化チケット認証システムで
あって、前記認証用端末が、前記通信手段を介して、前
記携帯端末から前記チケットファイルを取得し、前記チ
ケットファイルに挿入された電話番号情報と前記チケッ
ト権利者リストに存在する電話番号情報とを照合し、前
記照合の結果、一致するものがあれば前記チケットファ
イルが正当なものであると判断する電子化チケット認証
システムが提供される。
【0011】さらに、前記通信手段と前記携帯端末との
通信が、ブルートゥースによる通信であることは本発明
の好ましい態様である。
【0012】また、上記第3の目的を達成するため、本
発明では、センタが、チケットファイルの授与を希望す
る第1の携帯端末の電話番号情報とチケットファイルの
取得を希望する第2の携帯端末の電話番号情報とを取得
し、チケットファイル所有者の一覧が記載されているチ
ケット権利者リストから第1の携帯端末の電話番号情報
を削除して第2の携帯端末の電話番号情報を付加し、第
2の電話番号情報を挿入した新たなチケットファイルを
作成するようにしている。
【0013】すなわち、本発明によれば、ユーザの携帯
端末を特定する電話番号情報を挿入して作成されたチケ
ットファイルを格納している複数の前記携帯端末と、前
記複数の携帯端末の間で前記チケットファイルの授受を
可能とし前記チケットファイルが格納された携帯端末の
電話番号情報の一覧であるチケット権利者リストの参照
が可能なセンタとにより構成される電子化チケット授受
システムであって、前記センタが、前記チケットファイ
ルの授与を希望する第1の携帯端末の電話番号情報と前
記チケットファイルの取得を希望する第2の携帯端末の
電話番号情報とを取得し、前記チケット権利者リストか
ら前記第1の携帯端末の電話番号情報を削除して前記第
2の携帯端末の電話番号情報を付加し、前記第2の電話
番号情報を挿入して前記チケットファイルに関連した新
たなチケットファイルを作成し、前記新たなチケットフ
ァイルを前記第2の携帯端末に送信して、前記第2の携
帯端末が前記チケットファイルを格納する電子化チケッ
ト授受システムが提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の電子化チケット
発行システム全体の構成図である。本発明の電子化チケ
ット発行システムは、チケット発行業者側のセンタ1、
通信網2、携帯電話機(携帯端末)3、販売者端末4に
より構成される。センタ1は、チケット発行の管理を行
うチケット発行業者側の装置であり、自社の支店などに
配置された販売者端末4などから、ユーザのチケットオ
ーダを受け付け、チケットの電子発行処理を行うもので
あり、チケットオーダを受け付けたユーザの一覧である
チケット権利者リスト6を格納するための格納手段5を
有している。
【0015】携帯電話機3は、チケット購入者となり得
るユーザが有するものであり、携帯電話機3には、必ず
その携帯電話機3を特定するための電話番号が割り当て
られている。また、携帯電話機3は、不揮発性メモリな
どの格納手段(不図示)、他の装置との接続を可能とす
る通信手段(不図示)を有しており、モバイル端末など
の一般的な通信端末を用いることも可能である。販売者
端末4は、例えばそのチケット発行業者が管理する全国
各地の支店に配置される端末であり、センタ1のリモー
ト端末である。
【0016】また、センタ1は、公衆回線網、専用線、
携帯電話通信網などの通信網2を介して、ユーザの携帯
電話機3及び販売者端末4と接続可能であり、さらに、
携帯電話機3と販売者端末4は、ブルートゥース(Blue
tooth)による通信や、赤外線通信などの無線通信又は
ケーブル接続による有線通信などにより接続可能であ
る。これらの通信で送受信されるデータでは、高度に暗
号化などのデータの漏洩防止を行うことが好ましい。
【0017】なお、ブルートゥースは、2.4GHz帯
を使い周波数ホッピング方式のスペクトラム拡散方式を
用いた近距離無線通信技術であり、最大10m程度の近
距離に限定した無線リンク空間を展開できる無線プロト
コルである。このブルートゥースは小型かつ安価で構成
可能なので、近年、携帯電話機3にブルートゥースを標
準装備しようという動きが活発になってきている。例え
ば、携帯電話機3のヘッドセットを本体から分離して無
線リンクで接続することで、重い本体部を鞄に入れたま
ま軽いヘッドセット部のみで通話を可能にするなどの標
準機能を分離できる。このことは、特に携帯電話機の本
体機能を一層小型化し、より携行性を高める結果とな
る。
【0018】次に、図1に示す構成において、ユーザが
携帯電話機3を用いて電子化チケットを取得する流れを
説明する。図2は、ユーザが携帯電話機3を用いて電子
化チケットを取得する流れを示すシーケンスチャートで
ある。なお、図2では左側に携帯電話機3の動作、右側
にセンタ1の動作を示し、図の上から下に時間が経過し
ているものとする。
【0019】ステップS21において、携帯電話機3の
ユーザがセンタ1に対して発呼を行い、ステップS22
において、センタ1と携帯電話機3間で発着呼シーケン
スが行われて、センタ1と携帯電話機3とが互いに接続
する。そして、ステップS23において、例えばあらか
じめ登録された会員情報(ユーザIDやパスワードな
ど)が携帯電話機3からセンタ1に送信されて、センタ
1が携帯電話機3を識別・認証するユーザ認証シーケン
スが行われ、センタ1と携帯電話機3との間に高度なセ
キュリティネットワークが敷設される。なお、発着呼シ
ーケンス又はユーザ認証シーケンスで、センタ1と携帯
電話機3間の接続が確立できなかった場合には、強制終
了となる。
【0020】ステップS24において、携帯電話機3の
ユーザは、例えば携帯電話機3の液晶ディスプレイ上に
コンサートなどのイベントが記載されたリストを表示
し、予約希望のイベントの種類及びチケットの希望枚数
などの予約希望情報を入力する。ステップS25におい
て、携帯電話機3は、ステップS24でユーザにより入
力された予約希望情報をセンタ1に送信し、ステップS
26において、センタ1はその予約希望情報を受信す
る。
【0021】次に、ステップS27において、センタ1
は携帯電話機3に電話番号通知要求情報を送信し、ステ
ップS28において、携帯電話機3は、その電話番号通
知要求情報を受信する。そして、ステップS29におい
て、携帯電話機3はセンタ1にその携帯電話機3の電話
番号を送信し、ステップS30において、センタ1がそ
の電話番号情報を受信する。なお、センタ1は、ステッ
プS22の発着呼シーケンスやステップS23のユーザ
認証シーケンスなどで携帯電話機3の電話番号を取得す
ることも可能である。
【0022】ステップS31において、センタ1は、ユ
ーザが選択したチケットコードを参照し、さらにステッ
プS30で受信した携帯電話機3の電話番号を認証キー
として挿入し、電子化チケットファイルを作成する。こ
の際、例えば満席などの理由により、ユーザが選択した
チケットコードの電子化チケットファイルが作成できな
い場合にはその旨を連絡し、電子化チケットファイルの
作成を行わない。また、この電子化チケットファイルを
偽造不可能なものにするため、さらに電子化チケットフ
ァイルに対して、チケット発行業者の電子署名を付加す
ることも可能であり、電子化チケットファイル作成時
に、チケットに対する決済を行うことも可能である。そ
して、ステップS32において、そのユーザの電話番号
情報をチケット権利者リスト6に追加する。これによ
り、チケット権利者リスト6には、電子化チケットファ
イルを作成したユーザの電話番号情報の一覧が記載され
ることになる。
【0023】ステップS33において、センタ1は作成
された電子化チケットファイルを携帯電話機3に送信
し、ステップS34において、携帯電話機3は電子化チ
ケットファイルを受信して、ステップS35において、
受信した電子化チケットファイルを内蔵する不揮発性メ
モリに格納する。ステップS36において、携帯電話機
3は、電子化チケットファイルを受信した旨を通知する
受領通知をセンタ1に送信し、ステップS37におい
て、センタ1が受領通知を受信して、一連のチケットオ
ーダ手順が完了する。これにより、ユーザがチケット発
行店舗などに出向くことなく、家庭や職場に居ながらに
して電子化チケットを取得可能となる。
【0024】なお、上記実施の形態では、センタ1と携
帯電話機3とが接続して電子化チケットファイルの授受
を行っているが、例えば携帯電話機3とセンタ1のリモ
ート端末である販売者端末4とが、ブルートゥースなど
の無線通信やケーブルなどの有線通信を介して接続し、
電子化チケットファイルの授受を行うことも可能であ
る。
【0025】次に、コンサート会場の入場ゲートなどで
の携帯電話機3内に格納された電子チケットファイルの
認証について説明する。図3は、コンサート会場の入場
ゲートに設置された電子化チケット認証システムを示す
構成図である。携帯電話機3に格納された電子化チケッ
トファイルの認証としては、例えば表示画面に電子化チ
ケットファイルを表示させて提示したり、無線通信又は
有線通信を用いて携帯電話機3内に格納された電子化チ
ケットファイルを取得し、認証したりすることが可能で
ある。ここでは一例として、携帯電話機3と認証用端末
32とをブルートゥース通信によって接続する態様につ
いて説明する。
【0026】図3に示す電子化チケット認証システム
は、ブルートゥース通信手段31、認証用端末32によ
り構成される。ブルートゥース通信手段31は、各入場
ゲートに設置されるブルートゥースによる無線通信の基
地局で、ユーザの携帯電話機3がブルートゥース通信を
用いて認証用端末32に接続することを可能とする手段
である。なお、図3では、携帯電話機3を有するユーザ
が入場ゲートを通過し、ブルートゥース通信手段31の
電波圏内に存在している状態が示されている。認証用端
末32は、例えば会場内の事務所などに設置され、図1
に示すセンタ1と接続可能なリモート端末であるか、又
はセンタ1に格納されているチケット権利者リスト6を
すでに格納手段(不図示)内に取得しており、チケット
権利者リスト6を参照することができるようになってい
る。
【0027】次に、図3に示す構成において、コンサー
トの入場ゲートにおいて、携帯電話機3に格納された電
子化チケットが認証される流れを説明する。図4は、携
帯電話機に格納された電子化チケットが認証される流れ
を示すシーケンスチャートである。なお、図4では左側
に携帯電話機3の動作、右側に認証用端末32の動作を
示し、図の上から下に時間が経過しているものとする。
【0028】携帯電話機3を有したユーザが入場ゲート
を通過すると、ユーザが存在する方向に指向性が調整さ
れたブルートゥース通信手段31による2.4GHz帯
の電波圏内に入り、ステップS41において、所定の無
線リンクシーケンスが行われて、携帯電話機3と認証用
端末32とが互いに無線リンクによって接続される。
【0029】この所定の無線リンクシーケンスは、ロー
カルプロトコルによる無線リンクシーケンスであり、ブ
ルートゥース通信手段31と携帯電話機3とが物理的に
接続した際、ブルートゥース通信手段31から認証用端
末32にリンク通知(呼番号を付加)が行われるもので
ある。なお、認証用端末32が複数のブルートゥース通
信手段31を管理している場合には、このリンク通知に
は必ず呼番号が付加される。
【0030】次に、ステップS42において、認証用端
末32は、無線リンクを介して接続している携帯電話機
3に電話番号通知要求情報を送信し、ステップS43に
おいて、携帯電話機3は、その電話番号通知要求情報を
受信する。そして、ステップS44において、携帯電話
機3は、内蔵する不揮発性メモリに記憶されているその
携帯電話機3の電話番号情報を認証用端末32に送信
し、ステップS45において、認証用端末32は携帯電
話機3から送信された電話番号情報を受信する。
【0031】次に、ステップS46において、認証用端
末32は携帯電話機3に電子化チケットファイル要求情
報を送信し、ステップS47において、携帯電話機3
は、その電子化チケットファイル要求情報を受信する。
そして、ステップS48において、携帯電話機3は、内
蔵する不揮発性メモリに記憶されている電子化チケット
ファイルを認証用端末32に送信し、ステップS49に
おいて、認証用端末32は携帯電話機3から送信された
電子化チケットファイルを受信する。
【0032】ステップS50において、認証用端末32
は、ステップS49で携帯電話機3から受信した電子化
チケットファイルの認証処理を行う。この認証処理で
は、認証用端末32が、格納手段5(図1参照)に格納
されているチケット権利者リスト6又は通信網を介して
接続するセンタ1内に格納されているチケット権利者リ
スト6を参照し、ステップS49で携帯電話機3から受
信した電子化チケットファイル内の電話番号情報と、チ
ケット権利者リスト6に記載されている電話番号情報と
を照合し、チケット権利者リスト6に電子化チケットフ
ァイルの電話番号情報が存在する場合に、そのユーザの
電子化チケットファイルを正当なものと判断する。
【0033】ステップS51において、電子化チケット
ファイルが正当なものと判断された場合、認証に成功し
たことを示す認証通知情報を携帯電話機3に送信し、ス
テップS52において、携帯電話機3がその認証通知情
報を受信する。そして、ステップS53において、所定
の無線リンク解放シーケンスが行われ、携帯電話機3と
認証用端末32との無線リンクが切断される。なお、フ
ローチャートには示していないが、ステップS52で携
帯電話機3が認証通知情報を受信した場合、携帯電話機
3の画面にチケットの認証が完了した証明を表示して、
電子化チケットファイルが認証されたことをユーザに通
知する処理を行うことも可能である。
【0034】一方、電子化チケットが認証された場合又
は認証されなかった場合には、例えばブザーによりユー
ザ又は係員にその旨を報知したり、入場ゲートの開閉を
制御したりすることにより、正当な電子化チケットファ
イルを有するユーザのみ入場可能とすることができる。
以上の流れで、一連の電子化チケット認証処理が完了
し、これにより、電子化チケットを自動的に認証するこ
とが可能となり、コンサート会場などの入り口での混雑
を緩和したり、係員による誤確認のトラブルを未然に防
いだりすることが可能となる。
【0035】また、上記実施の形態で説明したようなイ
ベントのチケットだけではなく、商品券のような金券な
どを電子化して本発明に適用することも可能である。ま
た、上記実施の形態では、認証キーとして電話番号を挿
入して電子化チケットファイルを作成しているが、携帯
電話機3の電話番号による認証キーに加えて、パスワー
ド、指紋、ICカードなどのユーザ本人を確認する認証
キーを組み合わせて電子化チケットファイルの認証を行
うことで、より強固なセキュリティを得ることも可能で
ある。なお、近年は、携帯電話機3がJava(米国サ
ン・マイクロシステムズ社の商標)などのプログラミン
グ言語などに対応し、様々なアプリケーションを導入で
きるようになっているので、本発明による認証プロトコ
ルを組み込むことが容易となってきている。
【0036】さらに本発明では、電子化チケットファイ
ルの払戻しや、ユーザ間での電子化チケットファイルの
授受を行うことも可能である。図5は、携帯電話機の画
面表示であって、ユーザ間における電子化チケットの売
買を行うためのトレードリストの一例である。なお、こ
のトレードリスト60は、図1に示すセンタ1により提
供されるものである。トレードリスト60は、コンサー
トなどのイベント毎に管理されており、売り注文欄(図
5の左側)と買い注文欄(図5の右側)に分けられてい
る。売り注文欄61と買い注文欄62では、1行につき
1つのトレードオーダ(1つの売却申込み又は購入申込
み)が表されており、売り注文欄61のトレードオーダ
には券種、公演日、指定座席、売却希望価格が表示さ
れ、買い注文欄62のトレードオーダには券種、公演
日、座席エリアの希望(希望座席)、購入希望価格が表
示される。なお、売却希望価格、購入希望価格は、著し
く価格が釣り上がらないよう、例えば上限をチケット額
面価格とするなどの制限を設けることが好ましい。
【0037】まず、携帯電話機3内の不揮発性メモリに
格納された電子化チケットファイルを売却したいと希望
するユーザが、通信網2を介してセンタ1にアクセス
し、携帯電話機3を操作して電子化チケットファイルの
売却申込みを行う場合を説明する。センタ1がユーザか
らの電子化チケットファイルの売却申込みを受領する
と、まず、センタ1はチケット権利者リスト6から、該
当する電子化チケットファイルを検索して、チケット権
利者リスト6からそのユーザの電子化チケットファイル
の権利(すなわち、そのユーザの携帯電話機3の電話番
号)を抹消する。さらに、そのユーザの携帯電話機3に
該当する電子化チケットファイルが抹消された旨を送信
する。また、このとき実際に、例えばその電子化チケッ
トファイルに所定のデータを上書きするなどして、その
ユーザの携帯電話機3の不揮発性メモリに格納された電
子化チケットファイルを無効にすることも可能である。
【0038】上記のようにして、携帯電話機3に格納さ
れている電子化チケットファイルの権利を一時的に抹消
し、そのユーザの携帯電話機3に格納されていた電子化
チケットファイルは、一時的にセンタ1に預けられるこ
ととなる。そして、センタ1はその一時的に預かった電
子化チケットファイルの情報(トレードオーダ)をトレ
ードリスト60の売り注文欄61に追加する。
【0039】一方、買い注文欄62には、同一イベント
の購入申込みが3件入っているものとする。センタ1は
売り注文欄61又は買い注文欄62にトレードオーダを
追加するたびに、これらの注文のうちで売買が成立する
ものが存在するか否かを検索する。今、売り注文欄61
に追加したトレードオーダと、買い注文欄62の3件目
のトレードオーダとでは、全ての売買成立条件が一致し
ている。この場合、センタ1は、売買成立条件が一致し
ている双方のユーザに対して、売買が成立する可能性が
あることを通知し、双方のユーザから売買成立の承諾を
得た場合には、買い手となるユーザの電話番号を認証キ
ーとして挿入して新しく電子化チケットファイルを作成
し、さらにチケット発行業者の電子署名を付加して、買
い手となるユーザの携帯電話機3にその新しい電子化チ
ケットファイルを送信する。このようにして、ユーザ間
における電子化チケットファイルの売買を仲介すること
が可能となり、また、売り手及び/又は買い手のユーザ
から手数料を徴収することで、ビジネスとしても成立す
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザの携帯端末に内蔵する不揮発性メモリに書き込ま
れた電話番号情報を認証キーとして、電子化チケットフ
ァイルにこの電話番号情報を挿入して電子化チケットフ
ァイルを作成するので、携帯端末を利用して、盗取及び
複製が不可能な電子化チケットファイルを作成すること
が可能となり、チケットの認証や取扱い、払戻しなどの
処理も簡単に行うようにすることができる。
【0041】また、本発明によれば、ユーザの携帯端末
に格納されておりユーザの携帯端末の電話番号情報が挿
入されたチケットファイルの認証を行うため、認証用端
末が、チケットファイルに挿入された電話番号情報と、
チケットファイル所有者の一覧が記載されているチケッ
ト権利者リストに存在する電話番号情報とを照合するの
で、例えばコンサートの入場ゲートなどでのチケット認
証の際に、容易かつ確実にチケットを認証することが可
能となる。
【0042】また、本発明によれば、センタが、チケッ
トファイルの授与を希望する第1の携帯端末の電話番号
情報とチケットファイルの取得を希望する第2の携帯端
末の電話番号情報とを取得し、チケットファイル所有者
の一覧が記載されているチケット権利者リストから第1
の携帯端末の電話番号情報を削除して第2の携帯端末の
電話番号情報を付加し、第2の電話番号情報を挿入した
新たなチケットファイルを作成するので、ユーザ間で、
盗取及び複製が不可能な電子化チケットファイルの授受
が安全かつ簡単に行えるようになる。
【0043】さらに、携帯電話機が、チケット購入時に
販売者端末と接続したり、チケット認証時に認証用端末
と接続したりする際に、ブルートゥースによる通信を用
いることで、ユーザが通信線の接続作業などの面倒な作
業を行う必要がなくなる。特に、入場ゲートなどでのチ
ケット認証時には、ユーザが入場ゲートを通過している
間に、そのユーザのチケットの認証を行うことが可能と
なり、混雑緩和やチケット認証の係員の削除などに繋が
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子化チケット発行システム全体の構
成図である。
【図2】ユーザが携帯電話機3を用いて電子化チケット
を取得する流れを示すシーケンスチャートである。
【図3】コンサート会場の入場ゲートに設置された電子
化チケット認証システムを示す構成図である。
【図4】携帯電話機に格納された電子化チケットが認証
される流れを示すシーケンスチャートである。
【図5】携帯電話機の画面表示であって、ユーザ間にお
ける電子化チケットの売買を行うためのトレードリスト
の一例である。
【符号の説明】
1 センタ 2 通信網 3 携帯電話機(携帯端末) 4 販売者端末 5 格納手段 6 チケット権利者リスト 31 ブルートゥース通信手段 32 認証用端末 60 トレードリスト 61 売り注文欄 62 買い注文欄
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07B 15/00 G07B 15/00 L T H04Q 7/38 H04B 7/26 109M

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チケット発行を行うセンタと、ユーザの
    携帯端末とにより構成され、前記センタと、前記携帯端
    末とが通信網を介して接続可能な電子化チケット発行シ
    ステムであって、 前記センタが、前記携帯端末から前記携帯端末を特定す
    る電話番号情報及び予約希望情報を受信し、前記電話番
    号情報を挿入して前記予約希望情報に応じたチケットフ
    ァイルを作成し、前記作成されたチケットファイルを前
    記携帯端末に送信して、前記携帯端末が前記チケットフ
    ァイルを格納する電子化チケット発行システム。
  2. 【請求項2】 ユーザの携帯端末に格納されているチケ
    ットファイルであって前記携帯端末を特定する電話番号
    情報を挿入して作成された前記チケットファイルの認証
    を行うため、前記チケットファイルが格納された携帯端
    末の電話番号情報の一覧であるチケット権利者リストの
    参照が可能な認証用端末と、前記携帯端末と前記認証用
    端末とを接続可能とする通信手段とにより構成される電
    子化チケット認証システムであって、 前記認証用端末が、前記通信手段を介して、前記携帯端
    末から前記チケットファイルを取得し、前記チケットフ
    ァイルに挿入された電話番号情報と前記チケット権利者
    リストに存在する電話番号情報とを照合し、前記照合の
    結果、一致するものがあれば前記チケットファイルが正
    当なものであると判断する電子化チケット認証システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記通信手段と前記携帯端末との通信
    が、ブルートゥースによる通信であることを特徴とする
    請求項2に記載の電子化チケット認証システム。
  4. 【請求項4】 ユーザの携帯端末を特定する電話番号情
    報を挿入して作成されたチケットファイルを格納してい
    る複数の前記携帯端末と、前記複数の携帯端末の間で前
    記チケットファイルの授受を可能とし前記チケットファ
    イルが格納された携帯端末の電話番号情報の一覧である
    チケット権利者リストの参照が可能なセンタとにより構
    成される電子化チケット授受システムであって、 前記センタが、前記チケットファイルの授与を希望する
    第1の携帯端末の電話番号情報と前記チケットファイル
    の取得を希望する第2の携帯端末の電話番号情報とを取
    得し、前記チケット権利者リストから前記第1の携帯端
    末の電話番号情報を削除して前記第2の携帯端末の電話
    番号情報を付加し、前記第2の電話番号情報を挿入して
    前記チケットファイルに関連した新たなチケットファイ
    ルを作成し、前記新たなチケットファイルを前記第2の
    携帯端末に送信して、前記第2の携帯端末が前記チケッ
    トファイルを格納する電子化チケット授受システム。
JP2001185542A 2001-06-19 2001-06-19 電子化チケット発行システム及び電子化チケット認証システム並びに電子化チケット授受システム Withdrawn JP2003006366A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001185542A JP2003006366A (ja) 2001-06-19 2001-06-19 電子化チケット発行システム及び電子化チケット認証システム並びに電子化チケット授受システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001185542A JP2003006366A (ja) 2001-06-19 2001-06-19 電子化チケット発行システム及び電子化チケット認証システム並びに電子化チケット授受システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003006366A true JP2003006366A (ja) 2003-01-10

Family

ID=19025103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001185542A Withdrawn JP2003006366A (ja) 2001-06-19 2001-06-19 電子化チケット発行システム及び電子化チケット認証システム並びに電子化チケット授受システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003006366A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004280775A (ja) * 2003-03-15 2004-10-07 Son Katsuhiko 2次元バーコード及びモバイル同期化を利用した決済方法及びシステム
JP2006024062A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Dainippon Printing Co Ltd 電子チケットの発行利用方法
JP2006215629A (ja) * 2005-02-01 2006-08-17 Fujitsu Ltd 電子チケット発行装置、入場可否判定システム及び電子チケットシステム
JP2007072510A (ja) * 2005-09-02 2007-03-22 Ntt Docomo Inc チケット取引用通信端末、チケット発行サーバ、及びチケット発行システム
WO2011073700A1 (en) 2009-12-16 2011-06-23 Pintz Gyoergy Configuration and procedure for setting up a seat reservation system
JP2017134623A (ja) * 2016-01-28 2017-08-03 ヤフー株式会社 管理装置、管理方法、プログラム、端末装置、および制御方法
JP2017134841A (ja) * 2017-02-07 2017-08-03 ヤフー株式会社 管理装置、管理方法、プログラム、端末装置、および制御方法
JP6206892B1 (ja) * 2016-12-08 2017-10-04 Cansell株式会社 仲介支援サーバ、仲介支援システム、仲介支援方法及び仲介支援プログラム
US10185919B2 (en) 2011-12-09 2019-01-22 Visa International Service Association Functional portable device for event access and delivery
US10579995B2 (en) 2010-03-30 2020-03-03 Visa International Service Association Event access with data field encryption for validation and access control

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004280775A (ja) * 2003-03-15 2004-10-07 Son Katsuhiko 2次元バーコード及びモバイル同期化を利用した決済方法及びシステム
JP2006024062A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Dainippon Printing Co Ltd 電子チケットの発行利用方法
JP4522767B2 (ja) * 2004-07-09 2010-08-11 大日本印刷株式会社 電子チケットの発行利用方法
JP2006215629A (ja) * 2005-02-01 2006-08-17 Fujitsu Ltd 電子チケット発行装置、入場可否判定システム及び電子チケットシステム
JP2007072510A (ja) * 2005-09-02 2007-03-22 Ntt Docomo Inc チケット取引用通信端末、チケット発行サーバ、及びチケット発行システム
WO2011073700A1 (en) 2009-12-16 2011-06-23 Pintz Gyoergy Configuration and procedure for setting up a seat reservation system
US10579995B2 (en) 2010-03-30 2020-03-03 Visa International Service Association Event access with data field encryption for validation and access control
US10185919B2 (en) 2011-12-09 2019-01-22 Visa International Service Association Functional portable device for event access and delivery
JP2017134623A (ja) * 2016-01-28 2017-08-03 ヤフー株式会社 管理装置、管理方法、プログラム、端末装置、および制御方法
JP6206892B1 (ja) * 2016-12-08 2017-10-04 Cansell株式会社 仲介支援サーバ、仲介支援システム、仲介支援方法及び仲介支援プログラム
JP2018097428A (ja) * 2016-12-08 2018-06-21 Cansell株式会社 仲介支援サーバ、仲介支援システム、仲介支援方法及び仲介支援プログラム
JP2017134841A (ja) * 2017-02-07 2017-08-03 ヤフー株式会社 管理装置、管理方法、プログラム、端末装置、および制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7664697B2 (en) Personal electronic settling system and a terminal and control apparatus therefor
JP4399137B2 (ja) 電子決済システム、決済装置及び端末
JP5001491B2 (ja) クレジットカード認証システム、クレジットカード認証端末および認証サーバ
US7478068B2 (en) System and method of selecting consumer profile and account information via biometric identifiers
JP4503143B2 (ja) 電子チケットシステムとサービスサーバとモバイル端末
US20080249948A1 (en) Financial information input method using symmetrical key security algorithm and commercial transaction system for mobile communications
US20020194128A1 (en) System and method for secure reverse payment
US8751349B1 (en) Audio-equipped transaction card systems and approaches
JP2000500595A (ja) 無線取引及び情報システム
WO2001082151A1 (fr) Dispositif externe et systeme d'authentification
JPH0896043A (ja) アクション保証方法とクレジット提供配置
CZ20013012A3 (cs) Způsob placení po telefonu a systém umoľňující toto placení
JP2001513274A (ja) 認可確認方法
JP2001344545A (ja) 処理システム、サーバ、処理端末、通信端末、処理方法、データ管理方法、処理実行方法、プログラム
JP2003150883A (ja) Gps機能付き携帯電話によるクレジットカード認証システム
JP2003006366A (ja) 電子化チケット発行システム及び電子化チケット認証システム並びに電子化チケット授受システム
JP4071271B2 (ja) パーソナル電子決済システム
KR20050017699A (ko) 휴대 단말기 제어장치
EP1408435A1 (en) Electronic currency transfer settling system
JP2002324219A (ja) カード認証システム
KR20040055843A (ko) 공인된 개인 인증 정보를 이용한 결제 시스템 및 결제 방법
KR20050069970A (ko) 블루투스 및 라디오 주파수를 이용한 티켓 예약 구매 및입장 시스템 및 그 방법
JP3989464B2 (ja) パーソナル電子決済システム
KR100579165B1 (ko) 휴대단말기 권한승인자 및 승인단말기 인증/제어장치 및 방법
JP3989465B2 (ja) パーソナル電子決済システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080902