JP2003006202A - オンラインブックマークサービス提供システム、携帯用ブックマーク装置、オンラインブックマークサービス利用クライアント、オンラインブックマークサービス提供サーバ、オンラインブックマーク登録方法、オンラインブックマークサービス利用方法、オンラインブックマークサービス利用プログラム、及びオンラインブックマークサービス提供プログラム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が簡便にオンラインブックマークサー
ビスを利用することを可能とする。 【解決手段】 携帯用ブックマーク装置３２０の新規ブ
ックマークボタン群３２５のいずれかのボタンが押下さ
れた際に、ユニークな識別情報と押下されたボタンに固
有の識別情報とを発生し、利用者端末３１０へ送信す
る。利用者端末３１０は、ブックマークが要求される
と、現在表示／再生しているコンテンツの識別子を特定
し、これと受信した各識別情報とをサービス提供システ
ム１０１へ送信する。サービス提供システム１０１は、
各識別情報とコンテンツ識別子との対応をブックマーク
データベース１０２において管理する。利用時には、ブ
ックマーク呼出ボタン群３２６の対応するボタンを押下
することで、必要な識別情報が発生し、これに基づいて
サービス提供システム１０１において対応するコンテン
ツ識別子が特定される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、オンラインブック
マークサービス提供システム、携帯用ブックマーク装
置、オンラインブックマークサービス利用クライアン
ト、オンラインブックマークサービス提供サーバ、オン
ラインブックマーク登録方法、オンラインブックマーク
サービス利用方法、オンラインブックマークサービス利
用プログラム、及びオンラインブックマークサービス提
供プログラムに関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、インターネットや移動体通信ネッ
トワーク上に設けられたサーバにおいて、個々の利用者
毎にブックマーク（しおり付けしたコンテンツのＵＲＬ
やアドレス等の識別情報等）を管理するサービス（以
下、オンラインブックマークサービスという）が展開さ
れている。

【０００３】このオンラインブックマークサービスで
は、利用者一人一人によって異なるコンテンツを閲覧し
てブックマークさせるために、個々の利用者毎にブック
マークを管理しておく必要がある。

【０００４】そのため、従来のオンラインブックマーク
サービス形態では、個々の利用者を識別するための識別
情報が、利用者個々へのサービスの提供に先立って各利
用者毎に割り当てられる。従って、利用者は、サービス
を利用するにあたり、利用者端末から自身に割り当てら
れた識別情報をサービス提供側へ通知して、自己に対応
するブックマークを取得する。

【０００５】ここで、利用者が識別情報の入力を行うた
めの構成としては、一般的に、オンラインブックマーク
サービスを提供するサーバが利用者端末に対して利用者
の識別情報を入力するための画面を送信し、利用者がこ
の画面によりキーボード等を用いて手動で入力するか、
又は、利用者端末に接続されたカードリーダ等の装置を
介してカードから識別情報を入力するものとなってい
た。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、オンラインブックマークサービスを利
用する度に、利用者は利用者端末に対して識別情報を入
力するという作業が、目的のコンテンツを閲覧する、又
は、閲覧中のコンテンツをブックマークする（しおり付
けする）ための作業とは別に必要となり、非常に手間の
かかるものとなっていた。

【０００７】また、上記のような問題の解決策として、
利用者の識別情報を利用者端末に予め記録しておき、サ
ービス利用時に利用者端末からサーバへ記録している識
別情報を送信するよう構成することも考えられるが、こ
のように構成した場合、サービスを利用することができ
る端末が予め識別情報を登録しておいたものに限定され
るという問題が存在する。

【０００８】また、複数の利用者が同一端末でサービス
を利用する場合、上記のような構成では、利用者毎に送
信する識別情報を切り替えることが必要となるため、利
用者が送信する識別情報を切り替える指示を利用者端末
へ入力することとなり、従来と同様な手間が必要とな
る。更に、例えば顔認識や指紋認識、声紋認識などによ
り利用者を自動識別するよう構成した場合は、これを実
現するための装置が必要となり、余分な費用がかかる。

【０００９】このように、上記にあげたような方法で
は、利用者が任意の端末でサービスを利用したり、複数
の利用者が同一の端末でサービスを利用するなどの、オ
ンラインブックマークサービスの利用法を容易に実現す
ることができず、このため、オンラインブックマークサ
ービスの利用範囲が限定されてしまうという問題が存在
する。

【００１０】従って、本発明は上記問題に鑑みてなされ
たものであり、利用者が簡便にオンラインブックマーク
サービスを利用することを可能とするオンラインブック
マークサービス提供システム、携帯用ブックマーク装
置、オンラインブックマークサービス利用クライアン
ト、オンラインブックマークサービス提供サーバ、オン
ラインブックマーク登録方法、オンラインブックマーク
サービス利用方法、オンラインブックマークサービス利
用プログラム、及びオンラインブックマークサービス提
供プログラムを提供することを目的とする。

【００１１】

【課題を解決するための手段】係る目的を達成するため
に、請求項１記載の発明は、ネットワーク上に提供され
たコンテンツを表示／再生する利用者端末と、ブックマ
ークを管理するサービス提供システムと、を有するオン
ラインブックマークサービス提供システムであって、利
用者端末に表示／再生されているコンテンツをブックマ
ークとして登録することを要求すると共に、ユニークな
識別情報を送信する携帯用ブックマーク装置を有し、前
記利用者端末が、前記携帯用ブックマーク装置からブッ
クマークとして登録することが要求された場合、表示／
再生しているコンテンツの識別子を特定し、受信した前
記ユニークな識別情報と、前記コンテンツの識別子と、
を前記サービス提供システムへ送信し、前記サービス提
供システムが、前記利用者端末から前記ユニークな識別
情報と前記コンテンツの識別子とを受信した場合、前記
ユニークな識別情報に対応して前記コンテンツの識別子
を管理することを特徴としている。

【００１２】これにより、請求項１記載の発明では、利
用者が簡便にオンラインブックマークサービスを利用す
ることが可能となる。即ち、携帯用ブックマーク装置に
格納されているユニークな識別情報に基づいて、サービ
ス提供システムにおいて利用者の認証やコンテンツの識
別子と利用者（携帯用ブックマーク装置）にユニークな
識別情報との対応づけを行うため、利用者は、携帯用ブ
ックマーク装置に対して所定のアクション、例えばボタ
ンの押下などをすることのみで閲覧／再生中のコンテン
ツのブックマークを行うことが可能となり、提供するオ
ンラインブックマークサービスの利便性を向上させるこ
とが可能となる。

【００１３】更に、請求項２記載の発明は、前記携帯用
ブックマーク装置が、利用者端末にブックマークされて
いるコンテンツを表示／再生させることを要求すると共
に、前記ユニークな識別情報を送信し、前記利用者端末
が、前記携帯用ブックマーク装置からブックマークとし
て登録されているコンテンツを表示／再生することが要
求された場合、前記ユニークな識別情報を前記サービス
提供システムへ送信し、前記サービス提供システムが、
前記利用者端末から前記ユニークな情報を受信した場
合、該ユニークな識別情報に対応して管理しているコン
テンツの識別子を前記利用者端末へ送信し、前記利用者
端末が、前記サービス提供システムから受信した前記コ
ンテンツの識別子に基づいて、該当するコンテンツを前
記ネットワークから取得し、表示／再生することを特徴
としている。

【００１４】これにより、請求項２記載の発明では、利
用者が簡便にオンラインブックマークサービスを利用す
ることが可能となる。即ち、携帯用ブックマーク装置に
格納されているユニークな識別情報に基づいて、サービ
ス提供システムにおいて利用者の認証や対応するコンテ
ンツの識別子の特定を行うため、利用者は、携帯用ブッ
クマーク装置に対して所定のアクション、例えばボタン
の押下などをすることのみでブックマーク登録済みのコ
ンテンツの閲覧／再生を行うことが可能となり、提供す
るオンラインブックマークサービスの利便性を向上させ
ることが可能となる。

【００１５】更に、請求項３記載の発明は、携帯用ブッ
クマーク装置が、利用者端末に表示／再生されているコ
ンテンツをブックマークとして登録することを要求する
ブックマーク登録手段と、該ブックマーク登録手段にお
いて登録されたブックマークを利用者端末において表示
／再生させることを要求するブックマーク呼出手段と、
を１組以上有し、対応付けられている前記ブックマーク
登録手段及び前記ブックマーク呼出手段が、各々、前記
利用者端末又は前記サービス提供システムにおいて対応
が管理されているユニークな識別情報を出力し、前記サ
ービス提供システムが、前記ブックマーク登録手段又は
前記ブックマーク呼出手段により送信されたユニークな
識別情報に対応して、前記コンテンツの識別情報を管理
することを特徴としている。

【００１６】これにより、請求項３記載の発明では、複
数のコンテンツをブックマークとして登録することが可
能となり、更に、それぞれ１対１で対応するボタンを押
下するのみで、要求するコンテンツを指定し、これを閲
覧／再生することが可能となる。

【００１７】更に、請求項４記載の発明は、前記利用者
端末が、前記コンテンツの識別子を特定する際に、該コ
ンテンツの表示状態／再生状態を特定し、特定した該コ
ンテンツの表示状態／再生状態を、前記コンテンツの識
別情報と共に前記サービス提供システムへ送信し、前記
サービス提供システムが、前記ユニークな識別情報に対
応して、前記コンテンツの表示状態／再生状態を管理す
ることを特徴としている。

【００１８】これにより、請求項４記載の発明では、ブ
ックマークとして登録したコンテンツの閲覧済みの状態
や再生済みの状態に応じて、未閲覧箇所や未再生箇所の
先頭等から閲覧／再生を再開することが可能となり、状
況や条件に応じてコンテンツの利用を図ることが可能と
なる。

【００１９】また、請求項５記載の発明は、ネットワー
ク上に提供されたコンテンツを表示／再生する利用者端
末に表示／再生されているコンテンツをブックマークと
して登録することを要求するブックマーク登録手段と、
該ブックマーク登録手段において登録されたブックマー
クを利用者端末において表示／再生させることを要求す
るブックマーク呼出手段と、を有し、前記ブックマーク
登録手段が、前記利用者端末に表示／再生されているコ
ンテンツをブックマークとして要求する際、ユニークな
識別情報を送信し、前記ブックマーク呼出手段が、前記
ブックマーク登録手段により登録されたコンテンツを前
記利用者端末に表示／再生することを要求する際、ユニ
ークな識別情報を送信することを特徴としている。

【００２０】これにより、請求項５記載の発明では、利
用者に対して、簡便にオンラインブックマークサービス
を利用することを可能とする携帯用ブックマーク装置を
提供することが可能となる。即ち、携帯用ブックマーク
装置に格納されているユニークな識別情報に基づいて、
サービス提供システムにおいて携帯用ブックマーク装置
に格納されたユニークな識別情報を用いて利用者の認証
やコンテンツの登録、更に、閲覧／再生要求するコンテ
ンツの特定を行うため、利用者は、携帯用ブックマーク
装置に対して所定のアクション、例えばボタンの押下な
どをすることのみで閲覧／再生中のコンテンツのブック
マーク及びブックマーク済みのコンテンツの閲覧／再生
を行うことが可能となり、提供するオンラインブックマ
ークサービスの利便性を向上させることが可能となる。

【００２１】更に、請求項６記載の発明は、前記ブック
マーク登録手段が、押下されることで各々ユニークな識
別情報を発生するボタン群より構成され、前記ブックマ
ーク呼出手段が、前記ブックマーク登録手段のボタン群
におけるボタンと１対１で対応付けられ、押下されるこ
とで各々ユニークな識別情報を発生するボタン群より構
成されることを特徴としている。

【００２２】これにより、請求項６記載の発明では、複
数のコンテンツをブックマークとして登録することが可
能となり、更に、それぞれ１対１で対応するボタンを押
下するのみで、要求するコンテンツを指定し、これを閲
覧／再生することが可能となる。

【００２３】また、請求項７記載の発明は、表示／再生
されているコンテンツをブックマークとして登録するこ
とを要求すると共にユニークな識別情報を送信するブッ
クマーク登録手段と、該ブックマーク登録手段において
登録されたブックマークを表示／再生させることを要求
すると共にユニークな識別情報を送信するブックマーク
呼出手段と、を有する携帯用ブックマーク装置から、無
線又は有線を介して前記要求及び前記ユニークな識別情
報を受信することを特徴としている。

【００２４】これにより、請求項７記載の発明では、簡
易な操作を伴う携帯用ブックマーク装置を用いたオンラ
インブックマークサービスを提供することが可能とな
る。即ち、携帯用ブックマーク装置に格納されているユ
ニークな識別情報に基づいて、サービス提供システムに
おいて携帯用ブックマーク装置に格納されたユニークな
識別情報を用いて利用者の認証やコンテンツの登録を行
うため、利用者は、携帯用ブックマーク装置に対して所
定のアクション、例えばボタンの押下などをすることの
みで閲覧／再生中のコンテンツのブックマークを行うこ
とが可能となり、提供するオンラインブックマークサー
ビスの利便性を向上させることが可能となる。

【００２５】更に、請求項８記載の発明は、前記携帯用
ブックマーク装置から、コンテンツをブックマークとし
て登録することが要求された場合、表示／再生している
コンテンツの識別子を特定し、特定した該コンテンツの
識別子と、受信した前記ユニークな識別情報と、をネッ
トワークを介して接続されているサーバへ送信し、前記
携帯用ブックマーク装置から、登録されているコンテン
ツを表示／再生させることが要求された場合、受信した
前記ユニークな識別情報を前記サーバへ送信することを
特徴としている。

【００２６】これにより、請求項８記載の発明では、簡
易な操作を伴う携帯用ブックマーク装置を用いてオンラ
インブックマークサービスを提供することが可能とな
る。即ち、携帯用ブックマーク装置に格納されているユ
ニークな識別情報に基づいて、サービス提供システムに
おいて携帯用ブックマーク装置に格納されたユニークな
識別情報を用いて利用者の認証や閲覧／再生を要求する
コンテンツの特定を行うため、利用者は、携帯用ブック
マーク装置に対して所定のアクション、例えばボタンの
押下などをすることのみでブックマーク済みのコンテン
ツの閲覧／再生を行うことが可能となり、提供するオン
ラインブックマークサービスの利便性を向上させること
が可能となる。

【００２７】更に、請求項９記載の発明は、前記ブック
マーク登録手段により送信されたユニークな識別情報
と、前記ブックマーク呼出手段により送信されたユニー
クな識別情報と、を対応させて管理し、前記携帯用ブッ
クマーク装置から、コンテンツをブックマークとして登
録することが要求された場合、表示／再生しているコン
テンツの識別子を特定し、特定した該コンテンツの識別
子と、受信した前記ユニークな識別情報に対応する前記
ブックマーク呼出手段により送信されたユニークな識別
情報と、をネットワークを介して接続されているサーバ
へ送信し、前記携帯用ブックマーク装置から、登録され
ているコンテンツを表示／再生させることが要求された
場合、受信した前記ユニークな識別情報を前記サーバへ
送信することを特徴としている。

【００２８】これにより、請求項９記載の発明では、携
帯用ブックマーク装置に設けられた複数のボタン等にお
いて、各ボタンに固有の機能やコンテンツのブックマー
クを対応させることが可能となる。

【００２９】また、請求項１０記載の発明は、上記のよ
うな携帯用ブックマーク装置における前記ユニークな識
別情報に対応して、ネットワークを介して接続された利
用者端末から受信したコンテンツの識別子を管理するこ
とを特徴としている。

【００３０】これにより、請求項１０記載の発明では、
簡易な操作を伴う携帯用ブックマーク装置を用いたオン
ラインブックマークサービスを提供することが可能とな
る。即ち、携帯用ブックマーク装置に格納されているユ
ニークな識別情報に基づいて、サービス提供システムに
おいて携帯用ブックマーク装置に格納されたユニークな
識別情報を用いて利用者の認証やコンテンツの登録、
又、閲覧／再生要求されたコンテンツの特定を行うた
め、利用者は、携帯用ブックマーク装置に対して所定の
アクション、例えばボタンの押下などをすることのみで
閲覧／再生中のコンテンツのブックマークや要求するコ
ンテンツの閲覧／再生を行うことが可能となり、提供す
るオンラインブックマークサービスの利便性を向上させ
ることが可能となる。

【００３１】更に、請求項１１記載の発明は、前記ブッ
クマーク登録手段におけるユニークな識別情報と、前記
ブックマーク呼出手段におけるユニークな識別情報と、
の対応を管理し、前記ブックマーク登録手段におけるユ
ニークな識別情報を、ネットワークを介して接続された
利用者端末より受信した場合、受信した該ユニークな識
別情報に対応する前記ブックマーク呼出手段におけるユ
ニークな識別情報を特定し、特定した該ユニークな識別
情報と対応して前記コンテンツの識別子を管理すること
を特徴としている。

【００３２】これにより、請求項１１記載の発明では、
携帯用ブックマーク装置に設けられた複数のボタン等に
おいて、各ボタンに固有の機能やコンテンツのブックマ
ークを対応させることが可能となる。

【００３３】また、請求項１２記載の発明は、ネットワ
ークに接続された利用者端末において表示／再生されて
いるコンテンツをブックマークとして前記ネットワーク
上に設けられたサーバに登録するオンラインブックマー
ク登録方法であって、ユニークな識別情報を発生する携
帯用ブックマーク装置を用いて、前記利用者端末に表示
／再生されているコンテンツをブックマークとして登録
することを要求するブックマーク登録要求工程と、利用
者端末において表示／再生されているコンテンツの識別
子を特定するコンテンツ識別子特定工程と、特定された
前記コンテンツの識別子と前記携帯用ブックマーク装置
から通知された前記ユニークな識別情報を前記ネットワ
ークを介して前記サーバへ送信するブックマーク内容送
信工程と、前記ユニークな識別情報に対応して前記コン
テンツの識別子を管理するブックマーク登録工程と、を
有することを特徴としている。

【００３４】これにより、請求項１２記載の発明では、
利用者が簡便にオンラインブックマークサービスを利用
することが可能となる。即ち、携帯用ブックマーク装置
に格納されているユニークな識別情報に基づいて、サー
ビス提供システムにおいて利用者の認証やコンテンツの
識別子と利用者（携帯用ブックマーク装置）にユニーク
な識別情報との対応づけを行うため、利用者は、携帯用
ブックマーク装置に対して所定のアクション、例えばボ
タンの押下などをすることのみで閲覧／再生中のコンテ
ンツのブックマークを行うことが可能となり、提供する
オンラインブックマークサービスの利便性を向上させる
ことが可能となる。

【００３５】また、請求項１３記載の発明は、ネットワ
ーク上に設けられたサーバにおいて、利用者端末に表示
／再生されているコンテンツをブックマークとして登録
することを要求する携帯用ブックマーク装置におけるユ
ニークな識別情報毎にコンテンツの識別子を管理してい
るオンラインブックマークサービス利用方法であって、
ユニークな識別情報を発生する携帯用ブックマーク装置
を用いて、コンテンツを表示／再生させることを前記利
用者端末へ要求するブックマーク呼出要求工程と、前記
携帯用ブックマーク装置から通知された前記ユニークな
識別情報を前記ネットワークを介して前記サーバへ送信
するブックマーク内容送信工程と、前記ユニークな識別
情報に対応する前記コンテンツの識別子を前記ネットワ
ークを介して前記利用者端末へ送信するブックマーク送
信工程と、受信した前記コンテンツの識別子に基づい
て、該当するコンテンツを特定し、表示／再生するコン
テンツ表示／再生工程と、を有することを特徴としてい
る。

【００３６】これにより、請求項１３記載の発明では、
利用者が簡便にオンラインブックマークサービスを利用
することが可能となる。即ち、携帯用ブックマーク装置
に格納されているユニークな識別情報に基づいて、サー
ビス提供システムにおいて利用者の認証や対応するコン
テンツの識別子の特定を行うため、利用者は、携帯用ブ
ックマーク装置に対して所定のアクション、例えばボタ
ンの押下などをすることのみでブックマーク登録済みの
コンテンツの閲覧／再生を行うことが可能となり、提供
するオンラインブックマークサービスの利便性を向上さ
せることが可能となる。

【００３７】また、請求項１４記載の発明は、表示／再
生されているコンテンツをブックマークとして登録する
ことを要求すると共にユニークな識別情報を送信するブ
ックマーク登録手段と、該ブックマーク登録手段におい
て登録されたブックマークを表示／再生させることを要
求すると共にユニークな識別情報を送信するブックマー
ク呼出手段と、を有する携帯用ブックマーク装置から、
コンテンツをブックマークとして登録することが要求さ
れた場合、表示／再生しているコンテンツの識別子を特
定するコンテンツ識別子特定処理と、特定した前記コン
テンツの識別子と、無線又は有線を介して受信した前記
ユニークな識別情報と、をネットワークを介して接続さ
れているサーバへ送信するブックマーク登録内容送信処
理と、前記携帯用ブックマーク装置から、登録されてい
るコンテンツを表示／再生させることが要求された場
合、受信した前記ユニークな識別情報を前記サーバへ送
信するブックマーク呼出内容送信処理と、をコンピュー
タに実行させる。

【００３８】これにより、請求項１４記載の発明では、
簡易な操作を伴う携帯用ブックマーク装置を用いてオン
ラインブックマークサービスを提供することが可能とな
る。即ち、携帯用ブックマーク装置に格納されているユ
ニークな識別情報に基づいて、サービス提供システムに
おいて携帯用ブックマーク装置に格納されたユニークな
識別情報を用いて利用者の認証や閲覧／再生要求するコ
ンテンツの特定を行うため、利用者は、携帯用ブックマ
ーク装置に対して所定のアクション、例えばボタンの押
下などをすることのみでブックマーク済みのコンテンツ
の閲覧／再生を行うことが可能となり、提供するオンラ
インブックマークサービスの利便性を向上させることが
可能となる。

【００３９】また、請求項１５記載の発明は、無線又は
有線を介してデータを送信する機能を有する携帯用ブッ
クマーク装置から、表示／再生されているコンテンツを
ブックマークとして登録することを要求する際に送信さ
れるユニークな識別情報と、前記ブックマーク登録手段
において登録されたブックマークを表示／再生させるこ
とを要求する際に送信されるユニークな識別情報と、を
対応させて管理する識別情報管理処理と、前記携帯用ブ
ックマーク装置から、コンテンツをブックマークとして
登録することが要求された場合、表示／再生しているコ
ンテンツの識別子を特定するコンテンツ識別子特定処理
と、特定した前記コンテンツの識別子と、受信した前記
ユニークな識別情報に対応する前記ブックマーク呼出手
段により送信されたユニークな識別情報と、をネットワ
ークを介して接続されているサーバへ送信するブックマ
ーク登録内容送信処理と、前記携帯用ブックマーク装置
から、登録されているコンテンツを表示／再生させるこ
とが要求された場合、受信した前記ユニークな識別情報
を前記サーバへ送信するブックマーク呼出内容送信処理
と、前記サーバから受信したコンテンツの識別子に基づ
いて、該当するコンテンツを前記ネットワークから特定
し、表示／再生するコンテンツ再生処理と、をコンピュ
ータに実行させる。

【００４０】これにより、請求項１５記載の発明では、
簡易な操作を伴う携帯用ブックマーク装置を用いたオン
ラインブックマークサービスを提供することが可能とな
る。即ち、携帯用ブックマーク装置に格納されているユ
ニークな識別情報に基づいて、サービス提供システムに
おいて携帯用ブックマーク装置に格納されたユニークな
識別情報を用いて利用者の認証やコンテンツの登録、
又、閲覧／再生要求されたコンテンツの特定を行うた
め、利用者は、携帯用ブックマーク装置に対して所定の
アクション、例えばボタンの押下などをすることのみで
閲覧／再生中のコンテンツのブックマークや要求するコ
ンテンツの閲覧／再生を行うことが可能となり、提供す
るオンラインブックマークサービスの利便性を向上させ
ることが可能となる。

【００４１】また、請求項１６記載の発明は、上記の携
帯用ブックマーク装置における前記ユニークな識別情報
に対応して、ネットワークを介して接続された利用者端
末から受信したコンテンツの識別子を管理するブックマ
ーク管理工程と、前記利用者端末から受信したユニーク
な識別情報に対応するコンテンツの識別子を特定し、前
記ネットワークを介して該利用者端末へ送信するブック
マーク登録内容送信処理と、をコンピュータに実行させ
る。

【００４２】これにより、請求項１６記載の発明では、
簡易な操作を伴う携帯用ブックマーク装置を用いたオン
ラインブックマークサービスを提供することが可能とな
る。即ち、携帯用ブックマーク装置に格納されているユ
ニークな識別情報に基づいて、サービス提供システムに
おいて携帯用ブックマーク装置に格納されたユニークな
識別情報を用いて利用者の認証やコンテンツの登録、
又、閲覧／再生要求されたコンテンツの特定を行うた
め、利用者は、携帯用ブックマーク装置に対して所定の
アクション、例えばボタンの押下などをすることのみで
閲覧／再生中のコンテンツのブックマークや要求するコ
ンテンツの閲覧／再生を行うことが可能となり、提供す
るオンラインブックマークサービスの利便性を向上させ
ることが可能となる。

【００４３】更に、請求項１７記載の発明は、前記ブッ
クマーク登録手段におけるユニークな識別情報と、前記
ブックマーク呼出手段におけるユニークな識別情報と、
の対応を管理する識別情報管理処理と、前記ブックマー
ク登録手段におけるユニークな識別情報を、ネットワー
クを介して接続された利用者端末より受信した場合、受
信した該ユニークな識別情報に対応する前記ブックマー
ク呼出手段におけるユニークな識別情報を特定する識別
情報特定処理と、をコンピュータに実行させる。

【００４４】これにより、請求項１７記載の発明では、
利用者が簡便にオンラインブックマークサービスを利用
することが可能となる。即ち、携帯用ブックマーク装置
に格納されているユニークな識別情報に基づいて、サー
ビス提供システムにおいて利用者の認証やコンテンツの
識別子と利用者（携帯用ブックマーク装置）にユニーク
な識別情報との対応づけを行うため、利用者は、携帯用
ブックマーク装置に対して所定のアクション、例えばボ
タンの押下などをすることのみで閲覧／再生中のコンテ
ンツのブックマークを行うことが可能となり、提供する
オンラインブックマークサービスの利便性を向上させる
ことが可能となる。

【００４５】

【発明の実施の形態】〔本発明の特徴〕本発明は、利用
者が端末を利用してウェブページや映像、音声等のコン
テンツを閲覧中に、そのコンテンツを指定するための情
報（例えばＵＲＬやアドレス等）をネットワーク上のサ
ーバにブックマークとして記録し、後にそのブックマー
クを呼び出すことでコンテンツを再び利用することので
きるオンラインブックマークサービスにおいて、従来の
サービス手法に比べ利便性が向上されたものを提供する
ためのオンラインブックマークサービス提供システム、
携帯用ブックマーク装置、オンラインブックマークサー
ビス利用クライアント、オンラインブックマークサービ
ス提供サーバ、オンラインブックマーク登録方法、オン
ラインブックマークサービス利用方法、オンラインブッ
クマークサービス利用プログラム、及びオンラインブッ
クマークサービス提供プログラムに関するものである。

【００４６】従来の方法では、個々の利用者が端末（以
下、利用者端末という）のキーボードからユーザ名を入
力したり、カードリーダを用いてカードに記録されたＩ
Ｄを入力するなど、利用者識別情報（ユーザ名やＩＤ
等）をサービス側のシステムへ通知することが必要であ
るため、一人の利用者が異なる利用者端末で利用する場
合や、複数の利用者が同一の利用者端末で利用する場合
に、サービス利用の度ごとに利用者識別情報を入力する
手間が大きく、利用が困難であるという問題が存在し
た。

【００４７】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、ユーザ名やＩＤ等の利用者識別情報を格納する
携帯用のブックマーク装置（以下、携帯用ブックマーク
装置という）を利用し、利用者がこの装置を用いてブッ
クマーク機能を利用者端末に対して指定すると共に、利
用者識別情報を利用者端末へ入力することで、上記の手
間を省力化し、困難であったサービス（オンラインブッ
クマークサービス）の利用を利便性の高いものに改善す
るものである。

【００４８】本発明によると、オンラインブックマーク
機能により、利用者は、異なる利用者端末において、携
帯用ブックマーク装置を用いるだけで簡便にコンテンツ
をブックマークに登録したり、呼び出したりすることが
可能となる。また、本発明による携帯用ブックマーク装
置を用いることで、複数の利用者間でブックマークの受
け渡しが可能になるなど、新たなブックマークの利用法
を実現することが可能となる。

【００４９】これを実現するために、本発明によるオン
ラインブックマークサービスは、利用中のコンテンツを
新規にブックマーク（しおり付け）するための指示を入
力するためのボタン（以下、新規ブックマークボタンと
いう）と、過去にブックマークしたコンテンツを呼び出
すためのボタン（以下、ブックマーク呼出ボタンとい
う）とを備え、装置又は所有者（ユーザ）固有の識別情
報を持ち、ボタンの押下情報と識別情報とをコンピュー
タ等の利用者端末に送信することができる携帯可能なブ
ックマーク装置（以下、携帯用ブックマーク装置とい
う）を用いる。

【００５０】ここで、携帯用ブックマーク装置から端末
にボタンの押下情報と識別情報とを送信する手段として
は、ＵＳＢやＩＥＥＥ１３９４等の有線による手段であ
っても、赤外線通信やBluetoothのような無線による手
段であってもよい。

【００５１】このような携帯用ブックマーク装置を用い
る本発明では、以下のような手順により、オンラインブ
ックマークサービスをユーザ（利用者）へ提供する。

【００５２】まず、本発明では、ユーザが携帯用ブック
マーク装置のいずれかのボタンを押下することで、装置
本体に割り当てられた、又は、ユーザに割り当てられた
固有（ユニーク）な識別情報と、押下されたボタンに固
有な識別情報とが利用者端末へ通知され、対応する機能
が利用者端末において起動される段階を有している。

【００５３】この段階において、携帯用ブックマーク装
置から送信された情報のうち、利用者端末に現在表示・
再生されているコンテンツを新規にブックマークするた
めの新規ブックマークボタンに対応する固有の識別情報
が含まれていた場合、本発明では、その時点で利用者端
末のブラウザにおいて表示されているコンテンツに関
し、このコンテンツの識別子（ＵＲＬやアドレス等）と
閲覧状態又は再生状態とを、携帯用ブックマーク装置か
ら送られてきた情報（各識別情報等）と併せて、ネット
ワーク上に存在するブックマークを記録するサービスを
提供するサーバ（以下、サービス提供システムという）
へ送信する段階と、サービス提供システムにおいて、受
信した携帯用ブックマーク装置（又はユーザ）の識別情
報と押下されたボタンの識別情報とに対応して、同じく
受信したコンテンツの識別子と閲覧状態又は再生状態と
を記録する段階と、を有している。このように、本発明
では、ネットワーク（例えばインターネット）上に設け
たサーバにおいて、携帯用ブックマーク装置（又はユー
ザ）個別のブックマークを管理するよう構成されてい
る。

【００５４】また、上記の段階において、利用者端末が
携帯用ブックマーク装置から送信された情報のうち、既
にブックマークしているコンテンツを呼び出すためのブ
ックマーク呼出ボタンに対応する固有の識別情報が含ま
れていた場合、本発明では、利用者端末がこの通知され
た情報（携帯用ブックマーク装置（又はユーザ）に固有
の識別情報やブックマーク呼出ボタンに固有の識別情報
等）をネットワーク上のサービス提供システムへ送信す
る段階と、サービス提供システムが受信した携帯用ブッ
クマーク装置（又はユーザ）の識別情報と押下されたブ
ックマーク呼出ボタンの識別情報とに対応するブックマ
ークとして登録されているコンテンツの識別子と閲覧状
態又は再生状態とを取得し、利用者端末へ返信する段階
と、利用者端末がサービス提供システムから受信した情
報に基づいて、該当するコンテンツをネットワークから
取得し、閲覧状態又は再生状態に併せて利用者に呈示す
る段階と、を有している。このように、本発明では、ネ
ットワーク上のサーバにおいて管理されているブックマ
ークを利用者端末へ送信し、これに基づいてコンテンツ
を取得して利用者へ呈示するよう構成されている。

【００５５】以下に、上記のような特徴を有する本発明
によるオンラインブックマークサービス提供システム、
携帯用ブックマーク装置、オンラインブックマークサー
ビス利用クライアント、オンラインブックマークサービ
ス提供サーバ、オンラインブックマーク登録方法、オン
ラインブックマークサービス利用方法、オンラインブッ
クマークサービス利用プログラム、及びオンラインブッ
クマークサービス提供プログラムを好適に実施した形態
について、図面を用いて詳細に説明する。

【００５６】〔第１の実施形態〕まず、本発明の第１の
実施形態について以下に説明する。

【００５７】（第１の実施形態の構成）本実施形態によ
るオンラインブックマークサービス提供システムは、図
１に示すように、オンラインブックマークサービス提供
側１００とコンテンツ提供側２００と利用者３００とよ
り構成されている。

【００５８】・オンラインブックマークサービス提供側
１００ この構成において、オンラインブックマークサービス提
供側１００は、オンラインブックマークサービスを提供
する企業等であり、サービスを提供する動作を実現する
サービス提供システム１０１と各種情報を格納するブッ
クマークデータベース１０２とを有している。

【００５９】・・サービス提供システム１０１ ここで、サービス提供システム１０１は、後述において
説明するような動作を実行して本発明によるオンライン
ブックマークサービスを提供するものであり、単一のコ
ンピュータで構成することも、複数のコンピュータで構
成することも可能なものである。

【００６０】・・ブックマークデータベース１０２ また、ブックマークデータベース１０２は、ネットワー
ク１を介して利用者側３００から通知された各種情報
を、各利用者毎に記録・管理するものであり、通常のフ
ァイル形式により作成することも、リレーショナルデー
タベース等により作成することも可能なものである。但
し、本実施形態では、リレーショナルデータベースで作
成した場合について説明する。

【００６１】・・・データ構成 ここで、ブックマークデータベース１０２のデータ構成
を図２を用いて説明する。図２を参照すると、ブックマ
ークデータベース１０２は、属性として、携帯用ブック
マーク装置ＩＤとブックマーク呼出ボタンＩＤとコンテ
ンツ識別子と閲覧状態／再生状態とが設けられている。

【００６２】この属性において、携帯用ブックマーク装
置ＩＤは、携帯用ブックマーク装置３２０に対してユニ
ークな情報であり、個々の携帯用ブックマーク装置３２
０を個別に識別するための識別子である。但し、この携
帯用ブックマーク装置ＩＤは、ユーザ（利用者）ＩＤと
することも可能である。

【００６３】ここで、携帯用ブックマーク装置ＩＤとし
た場合、各携帯用ブックマーク装置３２０には、製造時
又は出荷時等に予め製造メーカ等で個別のＩＤが割り当
てられるよう構成するとよい。この個別のＩＤとして
は、製造時のシリアルナンバー等があげられる。これに
対して、ユーザＩＤとした場合、各利用者が本発明によ
るサービスを受けるようオンラインブックマークサービ
ス提供側１００と契約を交わした際に、オンラインブッ
クマーク提供側１００からユーザＩＤが予め利用者へ付
与され、これを携帯用ブックマーク装置３２０に内蔵さ
れたメモリ等に記憶させるよう構成するとよい。

【００６４】また、携帯用ブックマーク装置３２０とし
た場合でも、ユーザＩＤとした場合でも、このＩＤは、
オンラインブックマークサービス提供側１００において
管理されているものである。以下の説明では、携帯用ブ
ックマーク装置ＩＤとした場合について説明する。

【００６５】ブックマーク呼出ボタンＩＤは、携帯用ブ
ックマーク装置３２０に設けられている各ボタンにおい
て個別に割り当てられている識別子であり、いずれのボ
タンが押下されたかをサービス提供システム１０１にお
いて判別するための情報である。但し、新規ブックマー
ク時に利用者端末３１０から通知される情報を新規ブッ
クマークボタン個々に割り当てられた識別子（以下、新
規ブックマークボタンＩＤという）とした場合、予めサ
ービス提供システム１０１において、新規ブックマーク
ボタンＩＤとブックマーク呼出ボタンＩＤとの対応を示
すテーブルをメモリ等において保持しておく必要があ
る。また、この対応は、同一機種である携帯用ブックマ
ーク装置において統一されるものとして構成するとよ
い。また、このような対応を利用者端末３１０において
管理するよう構成することも可能である。この構成につ
いては、以下において説明する。

【００６６】コンテンツ識別子は、登録されたコンテン
ツのネットワーク１上の場所を特定するものであり、例
えばホームページのＵＲＬであったり、ファイルのアド
レスであったりする。

【００６７】閲覧状態／再生状態は、上記のコンテンツ
の閲覧状態や再生状態を示すものであり、利用者が前回
までにおいてどの程度、対象であるコンテンツを閲覧又
は再生したかを示すものである。

【００６８】従って、本実施形態によるサービス提供シ
ステム１０１は、利用者側３００から通知された携帯用
ブックマーク装置ＩＤとブックマーク呼出ボタンＩＤと
を用いて該当するコンテンツ識別子と閲覧状態／再生状
態とを特定し、これを利用者側３００へ通知するよう動
作する。

【００６９】・コンテンツ提供側２００ また、本実施形態によるコンテンツ提供側２００は、ホ
ームページやファイル等のコンテンツをネットワーク１
を介して提供するサイトであり、コンテンツをネットワ
ーク１上に置き、必要（要求）に応じて配信するための
コンテンツ提供システム２０１．１〜２０１．ｎを有し
て構成される。これは、従来存在するものと同様である
ため、ここでは説明を省略する。

【００７０】・利用者側３００ また、本実施形態による利用者側３００は、図１に示す
ように、利用者端末３１０と携帯用ブックマーク装置３
２０とを有して構成されており、利用者端末３１０と携
帯用ブックマーク装置３２０とが通信インタフェース３
１１と通信インタフェース３２１とを介して接続されて
いる。

【００７１】・・通信インタフェース３１１，３２１ この通信インタフェース３１１と通信インタフェース３
２１とは、ＵＳＢやＩＥＥＥ１３９４等の有線により接
続されるよう構成しても、赤外線やBluetooth規格に準
じた無線により接続されるよう構成してもよい。即ち、
携帯用ブックマーク装置３２０から各種情報を利用者端
末３１０へ通知できる構成であれば、いかなるものも適
用することが可能である。但し、このように、携帯用ブ
ックマーク装置３２０に実装される通信インターフェー
ス３２１には、情報を送信する手段のみが設けられてい
ればよく、且つ、利用者端末３１０に実装される通信イ
ンタフェース３１１には、通信インタフェース３２１か
ら送信された信号を受信する手段のみが設けられていれ
ばよいため、これらの通信インタフェースを赤外線を用
いるものとして構成することで、比較的安価に製造する
ことが可能である。

【００７２】・・利用者端末３１０ 利用者端末３１０は、ネットワーク１上に置かれたコン
テンツを閲覧する機能を有するものであり、例えばディ
スクトップ型、ノート型、ラップトップ型、パームトッ
プ型等のコンピュータやＰＤＡや簡易型インターネット
等に接続可能な携帯電話機等を用いることが可能であ
る。

【００７３】また、利用者端末３１０は、携帯用ブック
マーク装置３２０から何らかの信号が入力された場合
に、これを検知し、入力された内容に基づいて、必要な
情報をネットワーク１を介してサービス提供システム１
０１へ送信するよう構成される。これは、必要な処理を
実行するソフトウェアが予め利用者端末３１０へインス
トールされることで実現される。本説明では、このソフ
トウェアをブラウザソフトウェアという。また、このブ
ラウザソフトウェアは、利用者が端末３１０においてコ
ンテンツを閲覧・再生する際の動作も実行するものであ
る。

【００７４】・・携帯用ブックマーク装置３２０ また、本実施形態による携帯用ブックマーク装置３２０
は、例えば図３に示すような構成を有する。

【００７５】図３を参照すると、携帯用ブックマーク装
置３２０は、新規ブックマークボタン３２５．１，３２
５．２，３２５．３より成る新規ブックマークボタン群
３２５と、ブックマーク呼出ボタン３２６．１，３２
６．２，３２６．３より成るブックマーク呼出ボタン群
３２６と、を有している。

【００７６】本実施形態において、例えば新規ブックマ
ークボタン３２５．１とブックマーク呼出ボタン３２
６．１と、新規ブックマークボタン３２５．２とブック
マーク呼出ボタン３２６．２と、新規ブックマークボタ
ン３２５．３とブックマーク呼出ボタン３２６．３と、
は各々対応するものとする。この対応は、利用者端末３
１０、又は、サービス提供システム１０１において管理
されているものとする。以下では、サービス提供システ
ム１０１において管理されている場合について説明す
る。但し、利用者端末３１０において管理されているよ
う構成する場合では、携帯用ブックマーク装置３２０か
ら入力された際に、新規ブックマークボタンの識別情報
に対応するブックマーク呼出ボタンの識別情報が特定さ
れ、これがネットワーク１を介してサービス提供システ
ム１０１へ送信されるよう構成される。

【００７７】即ち、本実施形態では、例えば新規ブック
マークボタン３２５．１を用いて登録したコンテンツ識
別子及び閲覧状態／再生状態は、ブックマーク呼出ボタ
ン３２６．１を押下することにより利用者端末３１０へ
表示・再生されるよう構成する。

【００７８】利用者は、利用者端末３１０のブラウザソ
フトウェアを用いてネットワーク１上に置かれたコンテ
ンツを閲覧／再生している状態において、このコンテン
ツをブックマークする場合、携帯用ブックマーク装置３
２０の新規ブックマークボタン群のいずれかを押下す
る。

【００７９】ここで、例えば新規ブックマークボタン３
２５．１が押下されたとすると、携帯用ブックマーク装
置３２０からは、自装置３２０に割り当てられたユニー
クな識別情報（携帯用ブックマーク装置ＩＤ）と、押下
された新規ブックマークボタン３２５．１にユニークな
識別情報とが利用者端末３１０へ送信される。但し、携
帯用ブックマーク装置ＩＤや新規ブックマークボタンＩ
Ｄやブックマーク呼出ボタンＩＤ等は、携帯用ブックマ
ーク装置３２０に格納されたＲＯＭ等のメモリに予め格
納されているよう構成する。

【００８０】利用者端末３１０は、受信した各識別情報
に新規ブックマークボタンの識別情報（新規ブックマー
クボタンＩＤ）が含まれている場合、この携帯用ブック
マークＩＤ及び新規ブックマークボタンＩＤと、現在ブ
ラウザソフトウェアで表示／再生しているコンテンツの
識別子と、このコンテンツの閲覧／表示状態と、をネッ
トワーク１を介してサービス提供システム１０１へ送信
する。但し、本実施形態において、新規ブックマークボ
タンＩＤとブックマーク呼出ボタンＩＤとは、区別して
識別することができるように構成される。これは、例え
ば各ＩＤを８ビットの２値データとして構成した場合、
所定番目のビットに“０”が格納されていれば新規ブッ
クマークボタンＩＤであり、“１”が格納されていれば
ブックマーク呼出ボタンＩＤであるとするよう構成する
ことで解決される。

【００８１】サービス提供システム１０１は、ネットワ
ーク１を介して受信した各情報において、まず、押下さ
れたボタンの識別情報を基に要求されたサービス（機
能）を判別する。この場合、新規ブックマークボタン３
２５．１に対応する識別情報であるため、サービス提供
システム１０１は、受信した携帯用ブックマーク装置Ｉ
Ｄと、新規ブックマークボタン３２５．１に対応づけら
れたブックマーク呼出ボタン３２６．１の識別情報（ブ
ックマーク呼出ボタンＩＤ）と、同じく受信したコンテ
ンツ識別子と閲覧状態／再生状態と、をブックマークデ
ータベース１０１における同一レコードに格納する。こ
こで、登録した結果（ブックマーク結果）を利用者端末
３１０へ通知し、利用者に確認させるよう構成するとよ
い。

【００８２】また、利用者は、利用者端末３１０を用い
て、過去にブックマークしたコンテンツを閲覧する場
合、携帯用ブックマーク装置３２０におけるブックマー
ク呼出ボタン群３２６のいずれかを押下する。ここで、
上記の説明とあわせるために、ブックマーク呼出ボタン
３２６．１を押下した場合について以下に説明する。

【００８３】ブックマーク呼出ボタン３２６．１が押下
されると、携帯用ブックマーク装置３２０は、利用者端
末３１０へ自装置３１０の識別情報（携帯用ブックマー
ク装置ＩＤ）と押下されたブックマーク呼出ボタン３２
６．１の識別情報（ブックマーク呼出ボタンＩＤ）とを
送信する。

【００８４】利用者端末３１０は、受信した各識別情報
にブックマーク呼出ボタンＩＤが含まれている場合、こ
の携帯用ブックマーク装置ＩＤとブックマーク呼出ボタ
ンＩＤとをネットワーク１を介してサービス提供システ
ム１０１へ通知する。

【００８５】サービス提供システム１０１では、上記と
同様に、ネットワーク１を介して受信した各情報におい
て、まず、押下されたボタンの識別情報を基に要求され
たサービス（機能）を判別する。この場合、ブックマー
ク呼出ボタン３２６．１に対応する識別情報であるた
め、サービス提供システム１０１は、受信した携帯用ブ
ックマーク装置ＩＤ及びブックマーク呼出ボタンＩＤに
対応づけられたコンテンツ識別子及び閲覧状態／再生状
態をブックマークデータベース１０２より特定し、これ
をネットワーク１を介して利用者端末３１０へ送信す
る。

【００８６】利用者端末３１０では、受信したコンテン
ツ識別子と閲覧状態／再生状態に基づいてブラウザソフ
トウェアがネットワーク１上に置かれた該当するコンテ
ンツを取得し、これをディスプレイやスピーカ等を用い
て表示・再生する。

【００８７】但し、図３に示した携帯用ブックマーク装
置３２０の構成は、本実施形態を説明するための一例に
過ぎず、この構成は、本発明の主旨を逸脱しない範囲に
おいて種々変形して実施されるものである。

【００８８】・ネットワーク１ また、本実施形態によるオンラインブックマークサービ
ス提供システムにおいて、利用者端末３１０が例えばパ
ーソナルコンピュータ（ディスクトップ型、ノート型、
ラップトップ型、パームトップ型等）のようなインター
ネットに接続する機能を有しているものである場合、ネ
ットワーク１は、インターネットとされるものである。
また、利用者端末３１０が、例えば簡易型インターネッ
ト（移動体通信ネットワーク）に接続できるような携帯
電話機等である場合、ネットワーク１は、簡易型インタ
ーネットとされるものである。

【００８９】（第１の実施形態の動作）次に、上記のよ
うに構成されたオンラインブックマークサービス提供シ
ステムにおける動作について、図面を用いて詳細に説明
する。

【００９０】図４は、本実施形態の概略動作を示すフロ
ーチャートである。但し、本動作において、利用者端末
３１０の各動作は、予め利用者端末３１０に組み込まれ
ているブラウザソフトウェアにより、実行されるもので
ある。また、このブラウザソフトウェアは、以下に示す
ような各動作を実現するよう構成されたものである。

【００９１】図４を参照すると、本実施形態では、まず
利用者より携帯用ブックマーク装置３１０のいずれかの
ボタンが押下されると、携帯用ブックマーク装置３２０
では、ボタンが押下されたことが検知される（ステップ
Ｓ１０１）。次に、携帯用ブックマーク装置３２０は、
ステップＳ１０１において、いずれかのボタンが押下さ
れたことを検知すると、このボタンに対応する識別情報
（新規ブックマークボタンＩＤ又はブックマーク呼出ボ
タンＩＤ）と、自装置３２０の識別情報（携帯用ブック
マーク装置ＩＤ）とを利用者端末３１０へ送信インタフ
ェース３２１を介して送信する（ステップＳ１０２）。

【００９２】利用者端末３１０では、ステップＳ１０２
において送信された各識別情報を通信インタフェース３
１１を介して受信し、受信した各識別情報に含まれる押
下されたボタンの識別情報に基づいて、押下されたボタ
ンの種類を判別する（ステップＳ１０３）。

【００９３】ステップＳ１０３の結果、新規ブックマー
クボタン群３２５のボタンが押下されたと判別された場
合（ステップＳ１０３の‘新規ブックマークボタ
ン’）、利用者端末３１０は、現在立ち上げられている
ブラウザソフトウェアにおいて表示・再生されているコ
ンテンツの識別子（ＵＲＬやアドレス等）と、現在の閲
覧状態／再生状態を取得する（ステップＳ１０４）。こ
のコンテンツは、上述でも説明したように、コンテンツ
提供側２００のコンテンツ提供システム２０１．１…２
０１．ｎから取得し、ブラウザソフトウェアにより表示
・再生されているものである。但し、ここで、利用者端
末１０４においてブラウザソフトウェアが立ち上げられ
ていない場合、利用者端末３１０は、携帯用ブックマー
ク装置３１０から通知された各識別情報をキャンセルす
るよう構成するとよい。

【００９４】ステップＳ１０４において、現在ブラウザ
ソフトウェアにおいて表示・再生されているコンテンツ
の識別子と閲覧状態／再生状態を取得すると、利用者端
末３１０は、このコンテンツ識別情報と閲覧状態／再生
状態の情報（本説明では、閲覧状態／再生状態と省略し
て説明する）と、上記ステップで携帯用ブックマーク装
置３２０から受信した携帯用ブックマーク装置ＩＤ及び
新規ブックマークボタンＩＤとをネットワーク１を介し
てサービス提供システム１０１へ送信する（ステップＳ
１０５）。

【００９５】サービス提供システム１０１では、受信し
た情報を参照して新規ブックマークボタンＩＤが含まれ
ていることが判別され、この新規ブックマークボタンＩ
Ｄに対応するブックマーク呼出ボタンＩＤが特定され、
特定されたブックマーク呼出ボタンＩＤと、受信した情
報に含まれる携帯用ブックマークＩＤ及びコンテンツ識
別子及び閲覧状態／再生状態と、がブックマークデータ
ベース１０２の同一レコードへ格納される（ステップＳ
１０６）。ここで、閲覧状態／再生状態は、後に利用者
がいずれかの端末から閲覧・再生を要求した場合に、登
録時の閲覧状態や再生状態から継続して閲覧・再生でき
るよう構成するためのものである。

【００９６】また、このように各情報を対応してブック
マークデータベース１０２へ登録後、サービス提供シス
テム１０１は、この登録結果を利用者端末３１０へ通知
し（ステップＳ１０７）、利用者端末３１０において利
用者へ登録結果が表示される（ステップＳ１０８）。通
知される登録結果としては、登録が正常に終了したかを
示す情報や、携帯用ブックマーク装置３２０のいずれの
ブックマーク呼出ボタンに該当するコンテンツが割り当
てられたかを示す情報等である。また、本実施形態で提
供されるオンラインブックマークサービスにおいて、例
えば過去に登録された内容に上書きしてコンテンツを登
録する機能を提供する場合等では、この上書きが成功し
たことを示す情報等も登録結果として通知するとよい。

【００９７】また、ステップＳ１０３の判別の結果、ブ
ックマーク呼出ボタン群３２６のボタンが押下されたと
判別された場合（ステップＳ１０３の‘ブックマーク呼
出ボタン’）、利用者端末３１０は、通知された携帯用
ブックマーク装置ＩＤとブックマーク呼出ボタンＩＤと
をネットワーク１を介してサービス提供システム１０１
へ送信する（ステップＳ１０９）。この処理は、利用者
端末３１０におけるブラウザソフトウェアで行われる。
また、本プロセスにおいてブラウザソフトウェアが起動
されていない場合、携帯用ブックマーク装置３２０から
入力されたことを検知して自動的にブラウザソフトウェ
アが起動されるよう構成するとよい。

【００９８】サービス提供システム１０１では、ネット
ワーク１を介して受信した各情報にブックマーク呼出ボ
タンＩＤが含まれていることが判別され、このブックマ
ーク呼出ボタンＩＤと携帯用ブックマーク装置ＩＤとを
用いて、ブックマークデータベース１０２において対応
するコンテンツ識別子と閲覧状態／再生状態とが特定さ
れる（ステップＳ１１０）。その後、特定されたコンテ
ンツ識別子と閲覧状態／再生状態とは、ネットワーク１
を介してサービス提供システム１０１から利用者端末３
１０へ通知される（ステップＳ１１１）。

【００９９】利用者端末３１０は、サービス提供システ
ム１０１からコンテンツ識別子と閲覧状態／再生状態と
が通知されると、これがブラウザソフトウェアへ指定・
設定される（ステップＳ１１２）。従って、ブラウザソ
フトウェアは、このコンテンツ識別子に基づいてネット
ワーク１上から（但し、ネットワーク１に限定されず、
他のネットワークやバス等を介するものであってもよ
い）該当するコンテンツを取得し（ステップＳ１１
３）、これを閲覧状態／再生状態に基づいて利用者端末
３１０のディスプレイ上に表示・再生する（ステップＳ
１１４）。

【０１００】このように、本実施形態では、利用者は、
携帯用ブックマーク装置３２０のボタンを押下するだけ
で、要求するサービスを利用することが可能となる。

【０１０１】〔第２の実施形態〕また、上記第１の実施
形態は、例えば放送番組に対応した番組情報や広告情報
をインターネット等のネットワーク上に提供するサービ
ス（番組コンテンツ提供サービス）に対しても適用する
ことが可能である。これを第２の実施形態として以下に
説明する。

【０１０２】（第２の実施形態の構成）本実施形態によ
る番組コンテンツ提供サービスをオンラインブックマー
クサービスと共に実施するシステム（オンラインブック
マークサービス提供システム）は、図１に示した第１の
実施形態によるオンラインブックマークサービス提供シ
ステムに対して、図５に示すような構成が新たに追加さ
れた構成となる。

【０１０３】・オンラインブックマークサービス提供側
１００ この構成において、オンラインブックマークサービス提
供側１００の構成は、第１の実施形態と同様であるた
め、ここでは説明を省略する。

【０１０４】・コンテンツ提供側２００ また、本実施形態によるコンテンツ提供側２００は、放
送番組に対応した番組情報や広告情報のコンテンツを提
供する側であり、放送番組プログラムにおける各番組
（全ての放送番組でなくてもかまわない）に対してウェ
ブページや映像・音声ファイル等のコンテンツを作成
し、作成したコンテンツをコンテンツ提供システム２０
１．１，…，２０１．ｎ（但し、コンテンツ提供システ
ム２０１．１，…，２０１．ｎは各番組放送局毎、又
は、各放送番組制作会社において管理・運用されている
ものである）より対象となる番組の時間帯を指定して番
組コンテンツ提供側４００へ登録する。

【０１０５】この登録の際に、コンテンツ提供側２００
から番組コンテンツ提供側４００へ通知される情報とし
ては、コンテンツに対応する番組が放送されているチャ
ンネル（ｃｈ）と、放送時間の開始時刻及び終了時刻
と、コンテンツデータとである。

【０１０６】ここで、番組コンテンツ提供側４００から
コンテンツ提供側２００に対して課金等の処理を行う場
合、コンテンツ登録側（コンテンツ提供側２００）を特
定する情報、例えば、番組コンテンツ提供サービスに加
盟した際に割り当てられた識別情報（ユーザＩＤ）や認
証を行うためのパスワード等も共に通知される。

【０１０７】・番組コンテンツ提供側４００ これに対して、番組コンテンツ提供側４００は、図５に
示すように、ネットワーク１に接続された番組コンテン
ツ提供システム４０１と、番組コンテンツ提供システム
４０１に接続された番組コンテンツデータベース４０２
と、を有して構成される。

【０１０８】・・番組コンテンツ提供システム４０１ 本実施形態において番組コンテンツ提供システム４０１
は、図６に示すように、時間帯及びチャンネル（ｃｈ）
毎にコンテンツを管理するものであり、利用者端末３１
０からの要求に応じて対応するコンテンツをネットワー
ク１を介して提供するものである。図６では、例えば１
ｃｈから１２ｃｈまでのチャンネル（放送局）に対して
コンテンツを管理する場合のスケジュールの例が示され
ている。しかしながら、本実施形態では、これに限定さ
れず、例えばケーブルテレビや衛星放送等にも対応する
よう構成することも可能である。

【０１０９】・・番組コンテンツデータベース４０２ 図６に示すようなコンテンツのスケジュールは、図７に
示すような番組コンテンツデータベース４０２のデータ
構造に基づいて管理・構成されている。

【０１１０】図７を参照すると、本実施形態による番組
コンテンツデータベース４０２は、属性として、チャン
ネルとコンテンツデータと開始時刻と終了時刻とが設け
られている。

【０１１１】チャンネルは、コンテンツが対応する番組
が放送されているチャンネルであり、図６に示すスケジ
ュールを例とした場合、定義域に１ｃｈから１２ｃｈま
でのチャンネル種類が含まれるものである。

【０１１２】コンテンツデータは、コンテンツのタイト
ル（対応する番組のタイトルであってもよい）や、提供
するウェブページや映像・音声ファイルの内容を示すコ
メントや、ウェブページや映像・音声ファイル等であ
り、ネットワーク１を介して利用者端末３１０へ提供さ
れるものである。

【０１１３】開始時刻及び終了時刻とは、対応するコン
テンツに対応する番組の放送時間の開始時刻と終了時刻
とである。本実施形態では、放送時間帯に対応して番組
に対応するコンテンツを提供するため、開始時刻と終了
時刻とは、指定された時間に対応するコンテンツを特定
するための判断要素である。

【０１１４】・利用者側３００ 本実施形態による利用者側２００は、第１の実施形態と
同様に、利用者端末３１０と携帯用ブックマーク装置３
３０とを有して構成され、利用者端末３１０と携帯用ブ
ックマーク装置３３０とが通信インタフェース３１１及
び３２１を介して接続されるよう構成される。

【０１１５】ここで、携帯用ブックマーク装置３３０
は、例えば図８に示す構成とするとよい。

【０１１６】図８を参照すると、本実施形態による携帯
用ブックマーク装置３３０は、第１の実施形態と同様
に、新規ブックマークボタン群３２５とブックマーク呼
出ボタン群３２６とを有している。

【０１１７】また、携帯用ブックマーク装置３３０は、
コンテンツ選択ボタン群３３１を有している。このコン
テンツ選択ボタン群３３１は、１ｃｈから１２ｃｈまで
に対応したボタン（“ＣＨ１”〜“ＣＨ１２”）と、現
在選択されているチャンネルから次のチャンネルに切り
替えるための“ＣＨ＋”ボタンと、現在選択されている
チャンネルの前のチャンネルに切り替えるための“ＣＨ
−”ボタンと、現在設定されている時刻から所定の時間
（例えば３０分や１時間等。但し、この値は任意に設定
できるよう構成するとよい）後の時刻を設定するための
“ＴＭ＋”ボタンと、現在設定されている時刻から所定
の時間前の時刻を設定するための“ＴＭ−”ボタンと、
設定される時刻を現在の時刻にする“ＮＯＷ”ボタン
と、が含まれている。

【０１１８】（第２の実施形態の動作）このように構成
された携帯用ブックマーク装置３３０において、例えば
利用者から“ＣＨ１”が押下された場合、携帯用ブック
マーク装置３３０は、利用者端末３１０へ通信インタフ
ェース３２１から押下された“ＣＨ１”ボタンに固有に
割り当てられている識別情報（以下、チャンネルボタン
ＩＤという）と、自装置３３０の識別情報（携帯用ブッ
クマーク装置ＩＤ）とが送信される。

【０１１９】これに対して、利用者端末３１０は、通信
インタフェース３１１を介して携帯用ブックマーク装置
ＩＤ及びチャンネルボタンＩＤを受信すると、まず、自
端末３１０に格納されている時計機構から現在の時刻を
特定し、特定した時刻の情報（時刻情報という）と、受
信した携帯用ブックマーク装置ＩＤ及びチャンネルボタ
ンＩＤとをネットワーク１を介して番組コンテンツ提供
システム４０１へ送信する。ここで、利用者端末３１０
が、送信した内容をＲＡＭ等のメモリ等に保持しておく
よう構成するとよい。

【０１２０】番組コンテンツ提供システム４０１では、
ネットワーク１を介して上記のように送信された各情報
を受信すると、まず、携帯用ブックマーク装置ＩＤを用
いて利用者（携帯用ブックマーク装置３３０）の認証を
行う。その後、同じく受信したチャンネルボタンＩＤと
時刻情報とを検索キーとして番組コンテンツデータベー
ス４０２を参照し、対応するコンテンツデータを特定
し、これをネットワーク１を介して利用者端末３１０へ
送信する。利用者端末３１０では、このように送信され
たコンテンツがブラウザソフトウェアによりディスプレ
イ上に表示される。

【０１２１】また、利用者は、前回特定した時刻より所
定の時間前に放送していた番組に関するコンテンツを閲
覧・再生したい場合には、携帯用ブックマーク装置３３
０における“ＴＭ−”ボタンを押下する。携帯用ブック
マーク装置３３０は、“ＴＭ−”ボタンが押下される
と、保持している時刻から所定の時刻（例えば３０分）
前の時刻を特定し、この時刻情報と、前回送信したチャ
ンネルボタンＩＤ及び携帯型ブックマーク装置ＩＤと
を、ネットワーク１を介して番組コンテンツ提供システ
ム４０１へ送信する。

【０１２２】これに対して、番組コンテンツ提供システ
ム４０１は、受信した時刻情報とチャンネルボタンＩＤ
とを検索キーとして対応するコンテンツデータを特定
し、これをネットワーク１を介して利用者端末３１０へ
送信する。

【０１２３】従って、利用者端末３１０には、前回入力
した時刻よりも所定の時刻前に対象とするチャンネルで
放送していた番組に関するコンテンツが表示・再生され
る。

【０１２４】また、上記では、利用者端末３１０におい
て番組コンテンツ提供システム４０１へ送信した内容を
保持するよう構成した場合であるが、これは、例えば番
組コンテンツ提供システム４０１において、携帯用ブッ
クマーク装置ＩＤ毎に保持しておくよう構成することも
可能である。

【０１２５】更に、上記では、利用者端末３１０におい
て現在の時刻及び指定された時刻を特定するよう構成し
ていたが、例えば携帯用ブックマーク装置３３０に時計
機構を設けた場合、携帯用ブックマーク装置３３０にお
いて現在の時刻及び“ＴＭ＋”，“ＴＭ−”ボタンで指
定された時刻を特定するよう構成することも可能であ
る。但し、この場合“ＴＭ＋”，“ＴＭ−”ボタンで指
定される時刻は、現在の時刻（時計機構に設定されてい
る時刻）から所定の時間前後である時刻とすることも、
携帯用ブックマーク装置３３０のＲＡＭ等のメモリにお
いて現在利用者端末３１０のブラウザソフトウェアによ
り表示されているコンテンツを要求した際に特定した時
刻を保持しておき、この時刻から所定の時刻前後である
時刻とすることも可能である。

【０１２６】このように構成された携帯用ブックマーク
装置３３０において、現在利用者端末３３０のブラウザ
ソフトウェアにより表示・再生されているコンテンツを
ブックマークする場合、利用者は、第１の実施形態と同
様に、携帯用ブックマーク装置３３０の新規ブックマー
クボタン（３２５．１，３２５．２，３２５，３のいず
れか）を押下する。これにより、オンラインブックマー
クサービス提供側１００におけるサービス提供システム
１０１には、該当するコンテンツの識別子及び閲覧状態
／再生状態が、携帯用ブックマーク装置３３０の識別情
報（携帯用ブックマーク装置ＩＤ）及び押下された新規
ブックマークボタンに対応するブックマーク呼出ボタン
（３２６．１，３２６．２，３２６．３のいずれか）の
識別情報（ブックマーク呼出ボタンＩＤ）と対応して、
ブックマークデータベース１０２の同一レコードに格納
される。

【０１２７】但し、上記構成において、利用者端末３１
０の動作は、予め組み込まれているブラウザソフトウェ
アにより実行されるものとする。また、本実施形態によ
るブラウザソフトウェアは、上記のような利用者端末３
１０の動作を実現するよう構成されているものとする。

【０１２８】このように構成することで、本実施形態で
は、携帯用ブックマーク装置を通常の赤外線リモコン装
置として実現できるため、コンテンツをブックマークす
るサービス以外の付加的なサービスも提供するユーザイ
ンタフェースとして実現することが可能となる。

【０１２９】また、携帯用ブックマーク装置と、対応す
る機能を持つ利用者端末と、を用いて利用者が番組コン
テンツ提供サービスを利用することで、放送番組の放送
中に放送番組のウェブページを端末に迅速に呼び出し、
閲覧利用すると共に、そのページを再度利用するため
に、本発明による方式によってページをサービス提供シ
ステムにブックマークしておき、後にブックマークから
呼び出して利用することができる。このように、一度コ
ンテンツを呼び出した時に、本実施形態によるブックマ
ーク機能でブックマークしておくことにより、利用者は
気に入ったコンテンツを何度でも利用することが可能と
なる。

【０１３０】また、番組コンテンツ提供サービスとは、
異なる端末でも同一のユーザインタフェース装置で利用
するよう構成することが可能であるため、オンラインブ
ックマークサービスと組み合わせるにおいて、異なる端
末で利用できるという本発明の利便性を損なうことがな
い。

【０１３１】その結果、本実施形態では、放送番組に関
するウェブページの提供を行う場合に、第２の実施形態
に示すような番組コンテンツ提供サービスによって、放
送番組のウェブページへの利用者のアクセスを増やすと
共に、オンラインブックマークサービスにより、放送終
了以降のウェブページへのリピート的な利用を増やすこ
とが可能となる。また、利用者にとっては、この２つの
サービス方式において、リモコンのボタンを押下するだ
けで利用できるという使用法が共通しているため、一般
のコンピュータによってネットワーク上のコンテンツを
利用するのに比べて、テレビ受信機のように非常に簡単
にネットワークコンテンツを利用することができるとい
う利便性がある。

【０１３２】〔まとめ〕以上、説明したように、本発明
は、インターネットなどのネットワークに接続された利
用者端末を介して、利用者がネットワーク上のサイトか
ら提供されるウェブページや映像・音声等のコンテンツ
の閲覧を行う際に、閲覧中のコンテンツを識別する情報
や閲覧・再生状態をブックマーク（しおり）としてネッ
トワーク上に設けられた所定のサーバに記録する（これ
を“ブックマークする”という）ことで、一旦利用を中
断した後でも、利用者が同一利用者端末又は別の利用者
端末において容易に該当するコンテンツを呼び出し、再
利用することが可能なサービス（オンラインブックマー
クサービス）を提供することを可能にしている。

【０１３３】これを達成するために、本発明は、上記の
実施形態のように、利用者がオンラインブックマークサ
ービスの機能を利用者端末へ指示するためのボタンを有
し、利用者端末との間で有線媒体や赤外線等の無線媒体
を介して情報の伝送を行う機能を有する携帯用の装置
（携帯用ブックマーク装置）を用いている。

【０１３４】この装置を用いることで、本発明では、ユ
ーザが利用者端末においてネットワークから提供される
コンテンツを利用する際に、携帯用ブックマーク装置上
のボタンを押下するのみで、新規にコンテンツをブック
マークする（しおり付けする）又は過去にブックマーク
したコンテンツを呼び出すことが可能となる。

【０１３５】この際、携帯用ブックマーク装置から利用
者端末へは、利用者が押下したボタンに固有の識別情報
と共に、個々の携帯用ブックマーク装置（又はユーザ）
に固有の識別情報が送信される。また、利用者端末は、
携帯用ブックマーク装置からこのように各識別情報が通
知されると、これを所定のネットワークを介してサービ
ス提供システムへ通知する。

【０１３６】これに対して、サービス提供システムは、
通知された各識別情報に対応して格納されているブック
マークの情報を利用者端末へ通知し、利用者端末におい
て、この通知されたブックマークの情報に基づいて該当
するコンテンツがネットワーク等を介して取得される。

【０１３７】従って、利用者は、携帯用ブックマーク装
置のいずれかのボタンを押下するだけで、このボタンに
対応する機能が利用でき、更に、所望するコンテンツを
利用者端末において閲覧することが可能となる。

【０１３８】更に、本発明によるオンラインブックマー
クサービスは、テレビ等の放送番組に関するコンテンツ
を提供する番組コンテンツ提供サービス等のようなネッ
トワーク１上のコンテンツを利用する際のサービスと共
に提供することが可能であるため、利用者に多くの付加
的なサービスを提供することが可能である。

【０１３９】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
オンラインブックマークサービスを利用する際に、利用
者は自己に割り当てられたＩＤ等の識別情報を携帯用ブ
ックマーク装置のボタンを押下するだけで行うことがで
き、手間を大幅に削減することが可能となる。

【０１４０】また、本発明による携帯用ブックマーク装
置がプラグアンドプレイを可能とする有線や、赤外線や
Bluetooth等のような無線により利用者端末に接続され
るため、利用者は、携帯用ブックマーク装置を異なる様
々な端末へ持ち運び、同じＩＤでオンラインブックマー
クサービスを利用することが可能となる。

【０１４１】また、識別情報の入力は、携帯用ブックマ
ーク装置の押下されたボタンに固有の識別情報と同時に
行われるため、複数の利用者がそれぞれ異なる識別情報
を携帯用ブックマーク装置を用いて、同一利用者端末に
対してオンラインブックマークサービスを利用する場合
でも、利用者の手間が単独利用者の場合に対して増加す
ることがない。そのため、例えば利用者Ａが利用者端末
Ｃにおいてオンラインブックマークサービスを用いてネ
ットワークコンテンツを呼び出し、呼び出されたコンテ
ンツを他の利用者Ｂが同一端末Ｃで自己のブックマーク
としてオンラインブックマークサービスに登録すること
が可能となる。

【０１４２】更に、この複数利用者の同一端末における
同時利用で、利用の手間がかからないオンラインブック
マークの機能は、ネットワークコンテンツの情報を利用
者から利用者へ対面での伝達手段となり、新しいネット
ワークサービス媒体となる。

【０１４３】このように、本発明によるオンラインブッ
クマークサービスでは、コンテンツの識別子と共に、利
用者がそのコンテンツを閲覧していた状態又は再生状態
を共にブックマークとして記録するため、動画や音楽等
のような時系列データの利用をブックマークとして中断
しておき、後にブックマークを呼び出すことで、中断時
から利用を再開することが可能となる。この機能は、異
なる端末で簡単に利用できる機能と併せて、モバイル環
境におけるネットワークコンテンツを場所の移動を挟ん
で連続して利用する方法を実現する。従って、時間の長
い動画像コンテンツの利用の場合等では、何回かに分け
て異なる場所で利用することができ、まとまった時間が
とれない中でも、動画像コンテンツを利用する需要を生
み出すことが可能となる。

【０１４４】より具体的に、請求項１記載の発明によれ
ば、ネットワーク上に提供されたコンテンツを表示／再
生する利用者端末と、ブックマークを管理するサービス
提供システムと、を有するオンラインブックマークサー
ビス提供システムであって、利用者端末に表示／再生さ
れているコンテンツをブックマークとして登録すること
を要求すると共に、ユニークな識別情報を送信する携帯
用ブックマーク装置を有し、前記利用者端末が、前記携
帯用ブックマーク装置からブックマークとして登録する
ことが要求された場合、表示／再生しているコンテンツ
の識別子を特定し、受信した前記ユニークな識別情報
と、前記コンテンツの識別子と、を前記サービス提供シ
ステムへ送信し、前記サービス提供システムが、前記利
用者端末から前記ユニークな識別情報と前記コンテンツ
の識別子とを受信した場合、前記ユニークな識別情報に
対応して前記コンテンツの識別子を管理することを特徴
とし、これにより、利用者が簡便にオンラインブックマ
ークサービスを利用することが可能となる。即ち、携帯
用ブックマーク装置に格納されているユニークな識別情
報に基づいて、サービス提供システムにおいて利用者の
認証やコンテンツの識別子と利用者（携帯用ブックマー
ク装置）にユニークな識別情報との対応づけを行うた
め、利用者は、携帯用ブックマーク装置に対して所定の
アクション、例えばボタンの押下などをすることのみで
閲覧／再生中のコンテンツのブックマークを行うことが
可能となり、提供するオンラインブックマークサービス
の利便性を向上させることが可能となる。

【０１４５】更に、請求項２記載の発明によれば、前記
携帯用ブックマーク装置が、利用者端末にブックマーク
されているコンテンツを表示／再生させることを要求す
ると共に、前記ユニークな識別情報を送信し、前記利用
者端末が、前記携帯用ブックマーク装置からブックマー
クとして登録されているコンテンツを表示／再生するこ
とが要求された場合、前記ユニークな識別情報を前記サ
ービス提供システムへ送信し、前記サービス提供システ
ムが、前記利用者端末から前記ユニークな情報を受信し
た場合、該ユニークな識別情報に対応して管理している
コンテンツの識別子を前記利用者端末へ送信し、前記利
用者端末が、前記サービス提供システムから受信した前
記コンテンツの識別子に基づいて、該当するコンテンツ
を前記ネットワークから取得し、表示／再生することを
特徴と、これにより、利用者が簡便にオンラインブック
マークサービスを利用することが可能となる。即ち、携
帯用ブックマーク装置に格納されているユニークな識別
情報に基づいて、サービス提供システムにおいて利用者
の認証や対応するコンテンツの識別子の特定を行うた
め、利用者は、携帯用ブックマーク装置に対して所定の
アクション、例えばボタンの押下などをすることのみで
ブックマーク登録済みのコンテンツの閲覧／再生を行う
ことが可能となり、提供するオンラインブックマークサ
ービスの利便性を向上させることが可能となる。

【０１４６】更に、請求項３記載の発明によれば、携帯
用ブックマーク装置が、利用者端末に表示／再生されて
いるコンテンツをブックマークとして登録することを要
求するブックマーク登録手段と、該ブックマーク登録手
段において登録されたブックマークを利用者端末におい
て表示／再生させることを要求するブックマーク呼出手
段と、を１組以上有し、対応付けられている前記ブック
マーク登録手段及び前記ブックマーク呼出手段が、各
々、前記利用者端末又は前記サービス提供システムにお
いて対応が管理されているユニークな識別情報を出力
し、前記サービス提供システムが、前記ブックマーク登
録手段又は前記ブックマーク呼出手段により送信された
ユニークな識別情報に対応して、前記コンテンツの識別
情報を管理することを特徴と、これにより、複数のコン
テンツをブックマークとして登録することが可能とな
り、更に、それぞれ１対１で対応するボタンを押下する
のみで、要求するコンテンツを指定し、これを閲覧／再
生することが可能となる。

【０１４７】更に、請求項４記載の発明によれば、前記
利用者端末が、前記コンテンツの識別子を特定する際
に、該コンテンツの表示状態／再生状態を特定し、特定
した該コンテンツの表示状態／再生状態を、前記コンテ
ンツの識別情報と共に前記サービス提供システムへ送信
し、前記サービス提供システムが、前記ユニークな識別
情報に対応して、前記コンテンツの表示状態／再生状態
を管理することを特徴と、これにより、ブックマークと
して登録したコンテンツの閲覧済みの状態や再生済みの
状態に応じて、未閲覧箇所や未再生箇所の先頭等から閲
覧／再生を再開することが可能となり、状況や条件に応
じてコンテンツの利用を図ることが可能となる。

【０１４８】また、請求項５記載の発明によれば、ネッ
トワーク上に提供されたコンテンツを表示／再生する利
用者端末に表示／再生されているコンテンツをブックマ
ークとして登録することを要求するブックマーク登録手
段と、該ブックマーク登録手段において登録されたブッ
クマークを利用者端末において表示／再生させることを
要求するブックマーク呼出手段と、を有し、前記ブック
マーク登録手段が、前記利用者端末に表示／再生されて
いるコンテンツをブックマークとして要求する際、ユニ
ークな識別情報を送信し、前記ブックマーク呼出手段
が、前記ブックマーク登録手段により登録されたコンテ
ンツを前記利用者端末に表示／再生することを要求する
際、ユニークな識別情報を送信することを特徴と、これ
により、利用者に対して、簡便にオンラインブックマー
クサービスを利用することを可能とする携帯用ブックマ
ーク装置を提供することが可能となる。即ち、携帯用ブ
ックマーク装置に格納されているユニークな識別情報に
基づいて、サービス提供システムにおいて携帯用ブック
マーク装置に格納されたユニークな識別情報を用いて利
用者の認証やコンテンツの登録、更に、閲覧／再生要求
するコンテンツの特定を行うため、利用者は、携帯用ブ
ックマーク装置に対して所定のアクション、例えばボタ
ンの押下などをすることのみで閲覧／再生中のコンテン
ツのブックマーク及びブックマーク済みのコンテンツの
閲覧／再生を行うことが可能となり、提供するオンライ
ンブックマークサービスの利便性を向上させることが可
能となる。

【０１４９】更に、請求項６記載の発明によれば、前記
ブックマーク登録手段が、押下されることで各々ユニー
クな識別情報を発生するボタン群より構成され、前記ブ
ックマーク呼出手段が、前記ブックマーク登録手段のボ
タン群におけるボタンと１対１で対応付けられ、押下さ
れることで各々ユニークな識別情報を発生するボタン群
より構成されることを特徴と、これにより、複数のコン
テンツをブックマークとして登録することが可能とな
り、更に、それぞれ１対１で対応するボタンを押下する
のみで、要求するコンテンツを指定し、これを閲覧／再
生することが可能となる。

【０１５０】また、請求項７記載の発明によれば、表示
／再生されているコンテンツをブックマークとして登録
することを要求すると共にユニークな識別情報を送信す
るブックマーク登録手段と、該ブックマーク登録手段に
おいて登録されたブックマークを表示／再生させること
を要求すると共にユニークな識別情報を送信するブック
マーク呼出手段と、を有する携帯用ブックマーク装置か
ら、無線又は有線を介して前記要求及び前記ユニークな
識別情報を受信することを特徴と、これにより、簡易な
操作を伴う携帯用ブックマーク装置を用いたオンライン
ブックマークサービスを提供することが可能となる。即
ち、携帯用ブックマーク装置に格納されているユニーク
な識別情報に基づいて、サービス提供システムにおいて
携帯用ブックマーク装置に格納されたユニークな識別情
報を用いて利用者の認証やコンテンツの登録を行うた
め、利用者は、携帯用ブックマーク装置に対して所定の
アクション、例えばボタンの押下などをすることのみで
閲覧／再生中のコンテンツのブックマークを行うことが
可能となり、提供するオンラインブックマークサービス
の利便性を向上させることが可能となる。

【０１５１】更に、請求項８記載の発明によれば、前記
携帯用ブックマーク装置から、コンテンツをブックマー
クとして登録することが要求された場合、表示／再生し
ているコンテンツの識別子を特定し、特定した該コンテ
ンツの識別子と、受信した前記ユニークな識別情報と、
をネットワークを介して接続されているサーバへ送信
し、前記携帯用ブックマーク装置から、登録されている
コンテンツを表示／再生させることが要求された場合、
受信した前記ユニークな識別情報を前記サーバへ送信す
ることを特徴と、これにより、簡易な操作を伴う携帯用
ブックマーク装置を用いてオンラインブックマークサー
ビスを提供することが可能となる。即ち、携帯用ブック
マーク装置に格納されているユニークな識別情報に基づ
いて、サービス提供システムにおいて携帯用ブックマー
ク装置に格納されたユニークな識別情報を用いて利用者
の認証や閲覧／再生要求するコンテンツの特定を行うた
め、利用者は、携帯用ブックマーク装置に対して所定の
アクション、例えばボタンの押下などをすることのみで
ブックマーク済みのコンテンツの閲覧／再生を行うこと
が可能となり、提供するオンラインブックマークサービ
スの利便性を向上させることが可能となる。

【０１５２】更に、請求項９記載の発明によれば、前記
ブックマーク登録手段により送信されたユニークな識別
情報と、前記ブックマーク呼出手段により送信されたユ
ニークな識別情報と、を対応させて管理し、前記携帯用
ブックマーク装置から、コンテンツをブックマークとし
て登録することが要求された場合、表示／再生している
コンテンツの識別子を特定し、特定した該コンテンツの
識別子と、受信した前記ユニークな識別情報に対応する
前記ブックマーク呼出手段により送信されたユニークな
識別情報と、をネットワークを介して接続されているサ
ーバへ送信し、前記携帯用ブックマーク装置から、登録
されているコンテンツを表示／再生させることが要求さ
れた場合、受信した前記ユニークな識別情報を前記サー
バへ送信することを特徴と、これにより、携帯用ブック
マーク装置に設けられた複数のボタン等において、各ボ
タンに固有の機能やコンテンツのブックマークを対応さ
せることが可能となる。

【０１５３】また、請求項１０記載の発明によれば、上
記のような携帯用ブックマーク装置における前記ユニー
クな識別情報に対応して、ネットワークを介して接続さ
れた利用者端末から受信したコンテンツの識別子を管理
することを特徴と、これにより、簡易な操作を伴う携帯
用ブックマーク装置を用いたオンラインブックマークサ
ービスを提供することが可能となる。即ち、携帯用ブッ
クマーク装置に格納されているユニークな識別情報に基
づいて、サービス提供システムにおいて携帯用ブックマ
ーク装置に格納されたユニークな識別情報を用いて利用
者の認証やコンテンツの登録、又、閲覧／再生要求され
たコンテンツの特定を行うため、利用者は、携帯用ブッ
クマーク装置に対して所定のアクション、例えばボタン
の押下などをすることのみで閲覧／再生中のコンテンツ
のブックマークや要求するコンテンツの閲覧／再生を行
うことが可能となり、提供するオンラインブックマーク
サービスの利便性を向上させることが可能となる。

【０１５４】更に、請求項１１記載の発明によれば、前
記ブックマーク登録手段におけるユニークな識別情報
と、前記ブックマーク呼出手段におけるユニークな識別
情報と、の対応を管理し、前記ブックマーク登録手段に
おけるユニークな識別情報を、ネットワークを介して接
続された利用者端末より受信した場合、受信した該ユニ
ークな識別情報に対応する前記ブックマーク呼出手段に
おけるユニークな識別情報を特定し、特定した該ユニー
クな識別情報と対応して前記コンテンツの識別子を管理
することを特徴と、これにより、携帯用ブックマーク装
置に設けられた複数のボタン等において、各ボタンに固
有の機能やコンテンツのブックマークを対応させること
が可能となる。

【０１５５】また、請求項１２記載の発明によれば、ネ
ットワークに接続された利用者端末において表示／再生
されているコンテンツをブックマークとして前記ネット
ワーク上に設けられたサーバに登録するオンラインブッ
クマーク登録方法であって、ユニークな識別情報を発生
する携帯用ブックマーク装置を用いて、前記利用者端末
に表示／再生されているコンテンツをブックマークとし
て登録することを要求するブックマーク登録要求工程
と、利用者端末において表示／再生されているコンテン
ツの識別子を特定するコンテンツ識別子特定工程と、特
定された前記コンテンツの識別子と前記携帯用ブックマ
ーク装置から通知された前記ユニークな識別情報を前記
ネットワークを介して前記サーバへ送信するブックマー
ク内容送信工程と、前記ユニークな識別情報に対応して
前記コンテンツの識別子を管理するブックマーク登録工
程と、を有することを特徴と、これにより、利用者が簡
便にオンラインブックマークサービスを利用することが
可能となる。即ち、携帯用ブックマーク装置に格納され
ているユニークな識別情報に基づいて、サービス提供シ
ステムにおいて利用者の認証やコンテンツの識別子と利
用者（携帯用ブックマーク装置）にユニークな識別情報
との対応づけを行うため、利用者は、携帯用ブックマー
ク装置に対して所定のアクション、例えばボタンの押下
などをすることのみで閲覧／再生中のコンテンツのブッ
クマークを行うことが可能となり、提供するオンライン
ブックマークサービスの利便性を向上させることが可能
となる。

【０１５６】また、請求項１３記載の発明によれば、ネ
ットワーク上に設けられたサーバにおいて、利用者端末
に表示／再生されているコンテンツをブックマークとし
て登録することを要求する携帯用ブックマーク装置にお
けるユニークな識別情報毎にコンテンツの識別子を管理
しているオンラインブックマークサービス利用方法であ
って、ユニークな識別情報を発生する携帯用ブックマー
ク装置を用いて、コンテンツを表示／再生させることを
前記利用者端末へ要求するブックマーク呼出要求工程
と、前記携帯用ブックマーク装置から通知された前記ユ
ニークな識別情報を前記ネットワークを介して前記サー
バへ送信するブックマーク内容送信工程と、前記ユニー
クな識別情報に対応する前記コンテンツの識別子を前記
ネットワークを介して前記利用者端末へ送信するブック
マーク送信工程と、受信した前記コンテンツの識別子に
基づいて、該当するコンテンツを特定し、表示／再生す
るコンテンツ表示／再生工程と、を有することを特徴
と、これにより、利用者が簡便にオンラインブックマー
クサービスを利用することが可能となる。即ち、携帯用
ブックマーク装置に格納されているユニークな識別情報
に基づいて、サービス提供システムにおいて利用者の認
証や対応するコンテンツの識別子の特定を行うため、利
用者は、携帯用ブックマーク装置に対して所定のアクシ
ョン、例えばボタンの押下などをすることのみでブック
マーク登録済みのコンテンツの閲覧／再生を行うことが
可能となり、提供するオンラインブックマークサービス
の利便性を向上させることが可能となる。

【０１５７】また、請求項１４記載の発明によれば、表
示／再生されているコンテンツをブックマークとして登
録することを要求すると共にユニークな識別情報を送信
するブックマーク登録手段と、該ブックマーク登録手段
において登録されたブックマークを表示／再生させるこ
とを要求すると共にユニークな識別情報を送信するブッ
クマーク呼出手段と、を有する携帯用ブックマーク装置
から、コンテンツをブックマークとして登録することが
要求された場合、表示／再生しているコンテンツの識別
子を特定するコンテンツ識別子特定処理と、特定した前
記コンテンツの識別子と、無線又は有線を介して受信し
た前記ユニークな識別情報と、をネットワークを介して
接続されているサーバへ送信するブックマーク登録内容
送信処理と、前記携帯用ブックマーク装置から、登録さ
れているコンテンツを表示／再生させることが要求され
た場合、受信した前記ユニークな識別情報を前記サーバ
へ送信するブックマーク呼出内容送信処理と、をコンピ
ュータに実行、これにより、簡易な操作を伴う携帯用ブ
ックマーク装置を用いてオンラインブックマークサービ
スを提供することが可能となる。即ち、携帯用ブックマ
ーク装置に格納されているユニークな識別情報に基づい
て、サービス提供システムにおいて携帯用ブックマーク
装置に格納されたユニークな識別情報を用いて利用者の
認証や閲覧／再生要求するコンテンツの特定を行うた
め、利用者は、携帯用ブックマーク装置に対して所定の
アクション、例えばボタンの押下などをすることのみで
ブックマーク済みのコンテンツの閲覧／再生を行うこと
が可能となり、提供するオンラインブックマークサービ
スの利便性を向上させることが可能となる。

【０１５８】また、請求項１５記載の発明によれば、無
線又は有線を介してデータを送信する機能を有する携帯
用ブックマーク装置から、表示／再生されているコンテ
ンツをブックマークとして登録することを要求する際に
送信されるユニークな識別情報と、前記ブックマーク登
録手段において登録されたブックマークを表示／再生さ
せることを要求する際に送信されるユニークな識別情報
と、を対応させて管理する識別情報管理処理と、前記携
帯用ブックマーク装置から、コンテンツをブックマーク
として登録することが要求された場合、表示／再生して
いるコンテンツの識別子を特定するコンテンツ識別子特
定処理と、特定した前記コンテンツの識別子と、受信し
た前記ユニークな識別情報に対応する前記ブックマーク
呼出手段により送信されたユニークな識別情報と、をネ
ットワークを介して接続されているサーバへ送信するブ
ックマーク登録内容送信処理と、前記携帯用ブックマー
ク装置から、登録されているコンテンツを表示／再生さ
せることが要求された場合、受信した前記ユニークな識
別情報を前記サーバへ送信するブックマーク呼出内容送
信処理と、前記サーバから受信したコンテンツの識別子
に基づいて、該当するコンテンツを前記ネットワークか
ら特定し、表示／再生するコンテンツ再生処理と、をコ
ンピュータに実行、これにより、簡易な操作を伴う携帯
用ブックマーク装置を用いたオンラインブックマークサ
ービスを提供することが可能となる。即ち、携帯用ブッ
クマーク装置に格納されているユニークな識別情報に基
づいて、サービス提供システムにおいて携帯用ブックマ
ーク装置に格納されたユニークな識別情報を用いて利用
者の認証やコンテンツの登録、又、閲覧／再生要求され
たコンテンツの特定を行うため、利用者は、携帯用ブッ
クマーク装置に対して所定のアクション、例えばボタン
の押下などをすることのみで閲覧／再生中のコンテンツ
のブックマークや要求するコンテンツの閲覧／再生を行
うことが可能となり、提供するオンラインブックマーク
サービスの利便性を向上させることが可能となる。

【０１５９】また、請求項１６記載の発明によれば、上
記の携帯用ブックマーク装置における前記ユニークな識
別情報に対応して、ネットワークを介して接続された利
用者端末から受信したコンテンツの識別子を管理するブ
ックマーク管理工程と、前記利用者端末から受信したユ
ニークな識別情報に対応するコンテンツの識別子を特定
し、前記ネットワークを介して該利用者端末へ送信する
ブックマーク登録内容送信処理と、をコンピュータに実
行、これにより、簡易な操作を伴う携帯用ブックマーク
装置を用いたオンラインブックマークサービスを提供す
ることが可能となる。即ち、携帯用ブックマーク装置に
格納されているユニークな識別情報に基づいて、サービ
ス提供システムにおいて携帯用ブックマーク装置に格納
されたユニークな識別情報を用いて利用者の認証やコン
テンツの登録、又、閲覧／再生要求されたコンテンツの
特定を行うため、利用者は、携帯用ブックマーク装置に
対して所定のアクション、例えばボタンの押下などをす
ることのみで閲覧／再生中のコンテンツのブックマーク
や要求するコンテンツの閲覧／再生を行うことが可能と
なり、提供するオンラインブックマークサービスの利便
性を向上させることが可能となる。

【０１６０】更に、請求項１７記載の発明によれば、前
記ブックマーク登録手段におけるユニークな識別情報
と、前記ブックマーク呼出手段におけるユニークな識別
情報と、の対応を管理する識別情報管理処理と、前記ブ
ックマーク登録手段におけるユニークな識別情報を、ネ
ットワークを介して接続された利用者端末より受信した
場合、受信した該ユニークな識別情報に対応する前記ブ
ックマーク呼出手段におけるユニークな識別情報を特定
する識別情報特定処理と、をコンピュータに実行、これ
により、利用者が簡便にオンラインブックマークサービ
スを利用することが可能となる。即ち、携帯用ブックマ
ーク装置に格納されているユニークな識別情報に基づい
て、サービス提供システムにおいて利用者の認証やコン
テンツの識別子と利用者（携帯用ブックマーク装置）に
ユニークな識別情報との対応づけを行うため、利用者
は、携帯用ブックマーク装置に対して所定のアクショ
ン、例えばボタンの押下などをすることのみで閲覧／再
生中のコンテンツのブックマークを行うことが可能とな
り、提供するオンラインブックマークサービスの利便性
を向上させることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施形態によるオンラインブッ
クマークサービス提供システムの構成を示すブロック図
である。

【図２】本発明の第１の実施形態におけるブックマーク
データベース１０２のデータ構成を示すテーブルであ
る。

【図３】本発明の第１の実施形態による携帯用ブックマ
ーク装置３２０の構成例を示すブロック図である。

【図４】本発明の第１の実施形態におけるオンラインブ
ックマークサービス利用時の動作を示すフローチャート
である。

【図５】本発明の第２の実施形態によるオンラインブッ
クマークサービス提供システムの構成を示すブロック図
である。

【図６】本発明の第２の実施形態による番組コンテンツ
提供サービスにおいて提供される番組のコンテンツのタ
イムスケジュールを示すスケジュール表である。

【図７】本発明の第２の実施形態による番組コンテンツ
データベース４０２のデータ構造を示すテーブルであ
る。

【図８】本発明の第２の実施形態による携帯用ブックマ
ーク装置３３０の構成例を示すブロック図である。

【符号の説明】

１ ネットワーク １００ オンラインブックマークサービス提供側 １０１ サービス提供システム １０２ ブックマークデータベース ２００ コンテンツ提供側 ２０１．１，…，２０１．ｎ コンテンツ提供システム ３００ 利用者側 ３１０ 利用者端末 ３１１、３２１ 通信インタフェース ３２０、３３０ 携帯用ブックマーク装置 ３２５ 新規ブックマークボタン群 ３２５．１，…，３２５．３ 新規ブックマークボタン ３２６ ブックマーク呼出ボタン ３２６．１，…，３２６．３ ブックマーク呼出ボタン ３３１ コンテンツ選択ボタン群 ４００ 番組コンテンツ提供側 ４０１ 番組コンテンツ提供システム ４０２ 番組コンテンツデータベース

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 オンラインブックマークサービス提供システム、携帯用ブックマーク装置、オンラインブックマ ークサービス利用クライアント、オンラインブックマークサービス提供サーバ、オンラインブッ クマーク登録方法、オンラインブックマークサービス利用方法、オンラインブックマークサービ ス利用プログラム、及びオンラインブックマークサービス提供プログラム

Claims (17)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ネットワーク上に提供されたコンテンツ
   を表示／再生する利用者端末と、ブックマークを管理す
   るサービス提供システムと、を有するオンラインブック
   マークサービス提供システムであって、 利用者端末に表示／再生されているコンテンツをブック
   マークとして登録することを要求すると共に、ユニーク
   な識別情報を送信する携帯用ブックマーク装置を有し、 前記利用者端末は、前記携帯用ブックマーク装置からブ
   ックマークとして登録することが要求された場合、表示
   ／再生しているコンテンツの識別子を特定し、受信した
   前記ユニークな識別情報と、前記コンテンツの識別子
   と、を前記サービス提供システムへ送信し、 前記サービス提供システムは、前記利用者端末から前記
   ユニークな識別情報と前記コンテンツの識別子とを受信
   した場合、前記ユニークな識別情報に対応して前記コン
   テンツの識別子を管理することを特徴とするオンライン
   ブックマークサービス提供システム。
2. 【請求項２】 前記携帯用ブックマーク装置は、利用者
   端末にブックマークされているコンテンツを表示／再生
   させることを要求すると共に、前記ユニークな識別情報
   を送信し、 前記利用者端末は、前記携帯用ブックマーク装置からブ
   ックマークとして登録されているコンテンツを表示／再
   生することが要求された場合、前記ユニークな識別情報
   を前記サービス提供システムへ送信し、 前記サービス提供システムは、前記利用者端末から前記
   ユニークな情報を受信した場合、該ユニークな識別情報
   に対応して管理しているコンテンツの識別子を前記利用
   者端末へ送信し、 前記利用者端末は、前記サービス提供システムから受信
   した前記コンテンツの識別子に基づいて、該当するコン
   テンツを前記ネットワークから取得し、表示／再生する
   ことを特徴とする請求項１記載のオンラインブックマー
   ク提供システム。
3. 【請求項３】 前記携帯用ブックマーク装置は、利用者
   端末に表示／再生されているコンテンツをブックマーク
   として登録することを要求するブックマーク登録手段
   と、該ブックマーク登録手段において登録されたブック
   マークを利用者端末において表示／再生させることを要
   求するブックマーク呼出手段と、を１組以上有し、 対応付けられている前記ブックマーク登録手段及び前記
   ブックマーク呼出手段は、各々、前記利用者端末又は前
   記サービス提供システムにおいて対応が管理されている
   ユニークな識別情報を出力し、 前記サービス提供システムは、前記ブックマーク登録手
   段又は前記ブックマーク呼出手段により送信されたユニ
   ークな識別情報に対応して、前記コンテンツの識別情報
   を管理することを特徴とする請求項２記載のオンライン
   ブックマークサービス提供システム。
4. 【請求項４】 前記利用者端末は、前記コンテンツの識
   別子を特定する際に、該コンテンツの表示状態／再生状
   態を特定し、特定した該コンテンツの表示状態／再生状
   態を、前記コンテンツの識別情報と共に前記サービス提
   供システムへ送信し、 前記サービス提供システムは、前記ユニークな識別情報
   に対応して、前記コンテンツの表示状態／再生状態を管
   理することを特徴とする請求項１から３のいずれか１項
   に記載のオンラインブックマークサービス提供システ
   ム。
5. 【請求項５】 ネットワーク上に提供されたコンテンツ
   を表示／再生する利用者端末に表示／再生されているコ
   ンテンツをブックマークとして登録することを要求する
   ブックマーク登録手段と、該ブックマーク登録手段にお
   いて登録されたブックマークを利用者端末において表示
   ／再生させることを要求するブックマーク呼出手段と、
   を有し、 前記ブックマーク登録手段は、前記利用者端末に表示／
   再生されているコンテンツをブックマークとして要求す
   る際、ユニークな識別情報を送信し、 前記ブックマーク呼出手段は、前記ブックマーク登録手
   段により登録されたコンテンツを前記利用者端末に表示
   ／再生することを要求する際、ユニークな識別情報を送
   信することを特徴とする携帯用ブックマーク装置。
6. 【請求項６】 前記ブックマーク登録手段は、押下され
   ることで各々ユニークな識別情報を発生するボタン群よ
   り構成され、 前記ブックマーク呼出手段は、前記ブックマーク登録手
   段のボタン群におけるボタンと１対１で対応付けられ、
   押下されることで各々ユニークな識別情報を発生するボ
   タン群より構成されることを特徴とする請求項５記載の
   携帯用ブックマーク装置。
7. 【請求項７】 表示／再生されているコンテンツをブッ
   クマークとして登録することを要求すると共にユニーク
   な識別情報を送信するブックマーク登録手段と、該ブッ
   クマーク登録手段において登録されたブックマークを表
   示／再生させることを要求すると共にユニークな識別情
   報を送信するブックマーク呼出手段と、を有する携帯用
   ブックマーク装置から、無線又は有線を介して前記要求
   及び前記ユニークな識別情報を受信することを特徴とす
   るオンラインブックマークサービス利用クライアント。
8. 【請求項８】 前記携帯用ブックマーク装置から、コン
   テンツをブックマークとして登録することが要求された
   場合、表示／再生しているコンテンツの識別子を特定
   し、特定した該コンテンツの識別子と、受信した前記ユ
   ニークな識別情報と、をネットワークを介して接続され
   ているサーバへ送信し、 前記携帯用ブックマーク装置から、登録されているコン
   テンツを表示／再生させることが要求された場合、受信
   した前記ユニークな識別情報を前記サーバへ送信するこ
   とを特徴とする請求項７記載のオンラインブックマーク
   サービス利用クライアント。
9. 【請求項９】 前記ブックマーク登録手段により送信さ
   れたユニークな識別情報と、前記ブックマーク呼出手段
   により送信されたユニークな識別情報と、を対応させて
   管理し、 前記携帯用ブックマーク装置から、コンテンツをブック
   マークとして登録することが要求された場合、表示／再
   生しているコンテンツの識別子を特定し、特定した該コ
   ンテンツの識別子と、受信した前記ユニークな識別情報
   に対応する前記ブックマーク呼出手段により送信された
   ユニークな識別情報と、をネットワークを介して接続さ
   れているサーバへ送信し、 前記携帯用ブックマーク装置から、登録されているコン
   テンツを表示／再生させることが要求された場合、受信
   した前記ユニークな識別情報を前記サーバへ送信するこ
   とを特徴とする請求項７記載のオンラインブックマーク
   サービス利用クライアント。
10. 【請求項１０】 請求項５又は６記載の携帯用ブックマ
    ーク装置における前記ユニークな識別情報に対応して、
    ネットワークを介して接続された利用者端末から受信し
    たコンテンツの識別子を管理することを特徴とするオン
    ラインブックマークサービス提供サーバ。
11. 【請求項１１】 前記ブックマーク登録手段におけるユ
    ニークな識別情報と、前記ブックマーク呼出手段におけ
    るユニークな識別情報と、の対応を管理し、 前記ブックマーク登録手段におけるユニークな識別情報
    を、ネットワークを介して接続された利用者端末より受
    信した場合、受信した該ユニークな識別情報に対応する
    前記ブックマーク呼出手段におけるユニークな識別情報
    を特定し、特定した該ユニークな識別情報と対応して前
    記コンテンツの識別子を管理することを特徴とする請求
    項１０記載のオンラインブックマークサービス提供サー
    バ。
12. 【請求項１２】 ネットワークに接続された利用者端末
    において表示／再生されているコンテンツをブックマー
    クとして前記ネットワーク上に設けられたサーバに登録
    するオンラインブックマーク登録方法であって、 ユニークな識別情報を発生する携帯用ブックマーク装置
    を用いて、前記利用者端末に表示／再生されているコン
    テンツをブックマークとして登録することを要求するブ
    ックマーク登録要求工程と、 利用者端末において表示／再生されているコンテンツの
    識別子を特定するコンテンツ識別子特定工程と、 特定された前記コンテンツの識別子と前記携帯用ブック
    マーク装置から通知された前記ユニークな識別情報を前
    記ネットワークを介して前記サーバへ送信するブックマ
    ーク内容送信工程と、 前記ユニークな識別情報に対応して前記コンテンツの識
    別子を管理するブックマーク登録工程と、 を有することを特徴とするオンラインブックマーク登録
    方法。
13. 【請求項１３】 ネットワーク上に設けられたサーバに
    おいて、利用者端末に表示／再生されているコンテンツ
    をブックマークとして登録することを要求する携帯用ブ
    ックマーク装置におけるユニークな識別情報毎にコンテ
    ンツの識別子を管理しているオンラインブックマークサ
    ービス利用方法であって、 ユニークな識別情報を発生する携帯用ブックマーク装置
    を用いて、コンテンツを表示／再生させることを前記利
    用者端末へ要求するブックマーク呼出要求工程と、 前記携帯用ブックマーク装置から通知された前記ユニー
    クな識別情報を前記ネットワークを介して前記サーバへ
    送信するブックマーク内容送信工程と、 前記ユニークな識別情報に対応する前記コンテンツの識
    別子を前記ネットワークを介して前記利用者端末へ送信
    するブックマーク送信工程と、 受信した前記コンテンツの識別子に基づいて、該当する
    コンテンツを特定し、表示／再生するコンテンツ表示／
    再生工程と、 を有することを特徴とするオンラインブックマークサー
    ビス利用方法。
14. 【請求項１４】 表示／再生されているコンテンツをブ
    ックマークとして登録することを要求すると共にユニー
    クな識別情報を送信するブックマーク登録手段と、該ブ
    ックマーク登録手段において登録されたブックマークを
    表示／再生させることを要求すると共にユニークな識別
    情報を送信するブックマーク呼出手段と、を有する携帯
    用ブックマーク装置から、コンテンツをブックマークと
    して登録することが要求された場合、表示／再生してい
    るコンテンツの識別子を特定するコンテンツ識別子特定
    処理と、 特定した前記コンテンツの識別子と、無線又は有線を介
    して受信した前記ユニークな識別情報と、をネットワー
    クを介して接続されているサーバへ送信するブックマー
    ク登録内容送信処理と、 前記携帯用ブックマーク装置から、登録されているコン
    テンツを表示／再生させることが要求された場合、受信
    した前記ユニークな識別情報を前記サーバへ送信するブ
    ックマーク呼出内容送信処理と、 をコンピュータに実行させるためのオンラインブックマ
    ークサービス利用プログラム。
15. 【請求項１５】 無線又は有線を介してデータを送信す
    る機能を有する携帯用ブックマーク装置から、表示／再
    生されているコンテンツをブックマークとして登録する
    ことを要求する際に送信されるユニークな識別情報と、
    前記ブックマーク登録手段において登録されたブックマ
    ークを表示／再生させることを要求する際に送信される
    ユニークな識別情報と、を対応させて管理する識別情報
    管理処理と、 前記携帯用ブックマーク装置から、コンテンツをブック
    マークとして登録することが要求された場合、表示／再
    生しているコンテンツの識別子を特定するコンテンツ識
    別子特定処理と、 特定した前記コンテンツの識別子と、受信した前記ユニ
    ークな識別情報に対応する前記ブックマーク呼出手段に
    より送信されたユニークな識別情報と、をネットワーク
    を介して接続されているサーバへ送信するブックマーク
    登録内容送信処理と、 前記携帯用ブックマーク装置から、登録されているコン
    テンツを表示／再生させることが要求された場合、受信
    した前記ユニークな識別情報を前記サーバへ送信するブ
    ックマーク呼出内容送信処理と、 前記サーバから受信したコンテンツの識別子に基づい
    て、該当するコンテンツを前記ネットワークから特定
    し、表示／再生するコンテンツ再生処理と、 をコンピュータに実行させるためのオンラインブックマ
    ークサービス利用プログラム。
16. 【請求項１６】 請求項５又は６記載の携帯用ブックマ
    ーク装置における前記ユニークな識別情報に対応して、
    ネットワークを介して接続された利用者端末から受信し
    たコンテンツの識別子を管理するブックマーク管理工程
    と、 前記利用者端末から受信したユニークな識別情報に対応
    するコンテンツの識別子を特定し、前記ネットワークを
    介して該利用者端末へ送信するブックマーク登録内容送
    信処理と、 をコンピュータに実行させるためのオンラインブックマ
    ークサービス提供プログラム。
17. 【請求項１７】 前記ブックマーク登録手段におけるユ
    ニークな識別情報と、前記ブックマーク呼出手段におけ
    るユニークな識別情報と、の対応を管理する識別情報管
    理処理と、 前記ブックマーク登録手段におけるユニークな識別情報
    を、ネットワークを介して接続された利用者端末より受
    信した場合、受信した該ユニークな識別情報に対応する
    前記ブックマーク呼出手段におけるユニークな識別情報
    を特定する識別情報特定処理と、 をコンピュータに実行させるための請求項１６記載のオ
    ンラインブックマークサービス提供プログラム。