JP2003004504A - 水位計 - Google Patents

水位計

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JP2003004504A
JP2003004504A JP2001184785A JP2001184785A JP2003004504A JP 2003004504 A JP2003004504 A JP 2003004504A JP 2001184785 A JP2001184785 A JP 2001184785A JP 2001184785 A JP2001184785 A JP 2001184785A JP 2003004504 A JP2003004504 A JP 2003004504A
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JP
Japan
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water level
water
liquid
level gauge
pipe
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JP2001184785A
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English (en)
Inventor
Yukio Hoshino
幸男 星野
Wataru Fukai
亘 深井
Go Yonemoto
郷 米本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Measuring Volume Flow (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】せき式流量計の水位を計測する水位計におい
て、周囲温度の影響が少なく、かつ水中への投入、引き
上げ作業などが容易に行われる、レベル差式の水位計を
提供すること。 【解決手段】高圧側ダイヤフラム3aおよび低圧側ダイ
ヤフラム3bを介して内部圧力センサ2を収納し、低圧
側ダイヤフラム3bに対向して液密空間8を設けた差圧
検出部と、液密空間8に連結された配管9とを備え、前
記差圧検出部を水中に設置した際、液密空間8内が大気
圧となるよう配管9を水面上まで延長した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、せき式流量計で水
位測定に用いられる水位計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の実施例は図10、図11に示すよ
うに、投込式水位計の構造をしている。31は検出器、
5は中空ケーブル、6はハウジングで、検出器31は水
中に沈められ、内部に設けられた圧力センサ34で水の
へッド圧を大気圧基準で測定し、これらの関係より水の
水位を測定するものである。
【0003】圧カセンサ34は封入液35で覆われ、受
圧ダイアフラム36に印加されるへッド圧が、封入液3
5を介して圧力センサ34に伝達される。圧力センサ3
4では圧力が電気信号に変換され、信号処理回路4によ
って非直線性、温度特性などが補正された後、中空ケー
ブル5を介して地上に設置されるハウジング6に伝送さ
れる。
【0004】中空ケーブル5の内部には、大気圧を圧力
センサ34の低圧側に導入するための管38が設けられ
ている。ハウジング6は端子台39を有し、伝送線40
が接続され、この伝送線40を介してヘッド圧の値が電
気信号として上位のシステムへ伝送されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、用い
られている投込式水位計は高圧(受圧)側に受圧ダイア
フラムと封入液があり、低圧(大気)圧側には空気しか
ないので、温度変化により封入液の膨張、収縮に伴う内
圧変化が生じる。これにより圧力センサのブリッジ回路
のオフセット出力が変化するため、一般には信号処理回
路で補正を行うが、低水位を測定する場合には、出力へ
の影響が大きく現れるため、実使用上誤差が大きく流量
を精度よく測定できなかった。そこで、本発明では低水
位を温度変化の影響を少なくして精度よく測定できる水
位計を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の水位計は、水中
に設置され、高圧側ダイアフラムおよび低圧側ダイアフ
ラムを介して内部圧力センサが収納されるとともに、前
記低圧側ダイアフラムに対向して液密空間を設けた差圧
検出部と、この差圧検出部の前記液密空間に連結された
配管とを備え、前記差圧検出部を水中に設置した際、前
記液密空間内が大気圧となるように前記配管を水面上ま
で延長することを特徴とするものである。
【0007】また、本発明の水位計においては、前記液
密空間は、フランジにより形成し、オーリングおよび固定
ねじにより前記低圧側ダイアフラムに対向して着脱可能
に設置したことを特徴とするものである。
【0008】さらに、本発明の水位計においては、前記
フランジにプラグを設け、前記液密空間内に溜まった水
を排水できるようにしたことを特徴とするものである。
【0009】さらに、本発明の水位計においては、前記
フランジを透明部材としたことを特徴とするものであ
る。
【0010】さらに、本発明の水位計においては、前記
差圧検出部を前記配管に固定し、前記配管を水中に設置
しあるいは水中から取り出すようにしたことを特徴とす
るものである。
【0011】以上のような手段を施したので、従来から
用いられている差圧計を水中で使用するに際して、低圧
側に大気圧を液密に導入する管を設けることにより、周
囲温度の影響の少ないレベル差式の水位計を実現するこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の水位計の実施形態を
説明する。
【0013】図1において、差圧検出器1は水中に設置
できるようにするために溶接構造等で防水構造とし、低
圧側にフランジ7を設け、液密な空間8を作り、空間8
に大気圧を導入する配管9を設ける。
【0014】配管9はフランジ7に設けた穴に溶接等で
固定され、配管9の他端は水没しない程度の長さにし
て、雨等の水分が配管内に入り込まないようにするた
め、適当な曲率で180度曲げておく。
【0015】圧力センサ2を設置した差圧検出部の両側
には、それぞれ高圧側受圧ダイアフラム3aと低圧側受
圧ダイアフラム3bで圧力センサ2を密閉している。圧
力センサ2からは信号処理回路4で圧力情報が電気信号
に変換され、中空ケーブル5を介してハウジング6に伝
達される。
【0016】なお、圧カセンサ2のブリッジ回路のオフ
セット出力が変化するため、一般には信号処理回路で補
正を行なわれている。
【0017】また、差圧検出器1の設置方法としては、
フランジ7にねじ穴10を設け、図2に示すようにブラ
ケット11を介してパイプ12に固定したり、図3に示
すように壁面13に固定する方法と、図4に示すように
スタンション14を用いて底面に静置する方法などが考
えられる。
【0018】図5は配管9を太くするなどして強度を持
たせ、配管9をハンドリングすることで、差圧検出器1
の水中への投入、引揚げを行えるようにしたものであ
る。また、配管9を地上部で固定することで、機器の設
置、保守が容易にできる。更に、ハウジング6を配管9
に取付けるようにすれば、一体型にすることができ、設
置スペースの省略がはかれる。
【0019】図6はフランジ7の取付けをオー(O)リ
ング15と固定ねじ16を用いて行ったものであり、フ
ランジ7の取外しが自在となる。これにより、空間8に
溜まった水を除去することができるとともに、低圧側受
圧ダイアフラム3bの清掃が可能になる。
【0020】図7はフランジ7の下部にプラグ17を設
けたものである。これにより空間8に溜まった水をドレ
ンすることができ、フランジ7を外す手間が省ける。な
お、フランジ7は透明部材にすることもでき、これによ
り空間8に水が溜まっていることが、容易に確認できる
ので、水が溜まることによって生じる測定誤差を未然に
防止することができる。
【0021】図8はせき式流量装置の概略構成図で、図
9は信号処理回路4のブロック説明図である。せき式流
量計の場合、Qを流量、Hをせき板の下縁と水面までの
水位、Aをせきの形状によって決まる定数とすると、流
量Qは次式で求められる。
【0022】Q=Af(H)・・・(1) 差圧検出器1で測定した大気圧基準の水のへッド圧とし
ての水位信号は、アナログ/デジタル変換器(D/C)
20でデジタル信号に変換され、計算機(MPU)21
で式(1)により演算処理され、流量Qとなり、記憶
(メモリ)装置22で記憶される。
【0023】さらにデジタル/アナログ変換器(D/A
C)23によりアナログ信号に変換され、4〜20mA
DCで流量信号として伝送される。このように、信号処
理回路に演算機能を持たせることで、流量までの測定が
本計器で可能となる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、従来から用いられてい
る差圧計を水中で使用するに際して、低圧側に大気圧を
液密に導入する管を設けることにより、周囲温度の影響
の少ないレベル差式の水位計を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す水位計の部分断面図
である。
【図2】図1の水位計の取り付けを示す正面図である。
【図3】図1の水位計の取り付けを示す他の正面図であ
る。
【図4】図1の水位計の取り付けを示す他の正面図であ
る。
【図5】本発明の他の実施形態を示す水位計の正面図で
ある。
【図6】本発明の他の実施形態を示す水位計の部分断面
図である。
【図7】本発明の他の実施形態を示す水位計の部分断面
図である。
【図8】本発明の他の実施形態を示す水位計の正面図で
ある。
【図9】図8の水位計の作用を示すブロック説明図であ
る。
【図10】従来の実施の形態を示す水位計の正面図であ
る。
【図11】従来の実施の形態を示す水位計の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 差圧検出器 2 圧力センサ 3a 高圧側受圧ダイアフラム 3b 低圧側受圧ダイアフラム 4 信号処理回路 5 中空ケーブル 6 ハウジング 7 フランジ 8 空間 10 ねじ穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米本 郷 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 Fターム(参考) 2F014 AA04 AA14 AB02 AC00 BA03 2F030 CA04 CC02 CD15 CD17 2F031 AA08 AC10 AD01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中に設置され、高圧側ダイアフラムお
    よび低圧側ダイアフラムを介して内部圧力センサが収納
    されるとともに、前記低圧側ダイアフラムに対向して液
    密空間を設けた差圧検出部と、この差圧検出部の前記液
    密空間に連結された配管とを備え、前記差圧検出部を水
    中に設置した際、前記液密空間内が大気圧となるように
    前記配管を水面上まで延長することを特徴とする水位
    計。
  2. 【請求項2】 前記液密空間は、フランジにより形成し、
    オーリングおよび固定ねじにより前記低圧側ダイアフラ
    ムに対向して着脱可能に設置したことを特徴とする請求
    項1記載の水位計。
  3. 【請求項3】 前記フランジにプラグを設け、前記液密
    空間内に溜まった水を排水できるようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の水位計。
  4. 【請求項4】 前記フランジを透明部材としたことを特
    徴とする請求項1記載の水位計。
  5. 【請求項5】 前記差圧検出部を前記配管に固定し、前
    記配管を水中に設置しあるいは水中から取り出すように
    したことを特徴とする請求項1記載の水位計。
JP2001184785A 2001-06-19 2001-06-19 水位計 Pending JP2003004504A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2998367A1 (fr) * 2012-11-21 2014-05-23 S T E P P Solutions De Traitement Des Eaux Publiques Et Privees Nouveau dispositif pour mesurer le debit d'effluents liquides
KR101413247B1 (ko) * 2013-02-05 2014-06-30 주식회사 오토산업 차압센서를 구비하는 연료레벨 측정장치
KR20180064896A (ko) * 2016-12-06 2018-06-15 주식회사 코아비스 차량용 연료탱크

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KR101413247B1 (ko) * 2013-02-05 2014-06-30 주식회사 오토산업 차압센서를 구비하는 연료레벨 측정장치
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