JP2003003765A - 可動間仕切り用接床部材および可動間仕切り - Google Patents
可動間仕切り用接床部材および可動間仕切りInfo
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- JP2003003765A JP2003003765A JP2001187201A JP2001187201A JP2003003765A JP 2003003765 A JP2003003765 A JP 2003003765A JP 2001187201 A JP2001187201 A JP 2001187201A JP 2001187201 A JP2001187201 A JP 2001187201A JP 2003003765 A JP2003003765 A JP 2003003765A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 板バネの塑性変形を起こさずに隙間封止を確
実に行うことのできる、新しい可動間仕切り用接床部
材、およびその接床部材を備えた可動間仕切りを提供す
る。 【解決手段】 パネル体(1)側端部から突出した進退
ピン(21)と、進退ピン(21)がパネル体(1)内
方へ押し込まれることで下方へ変形する板バネ(22)
と、板バネ(22)の下方押圧によってパネル体(1)
内から下降して床面と接触する接床体(23)とを有す
る接床部材(2)にあって、進退ピン(21)を、板バ
ネ(22)の初期バネ定数より大きく、且つ接床体(2
3)が床面に接触するときの板バネ(22)のバネ定数
より小さいバネ定数を持つ弾性体(211)を備えたも
のとする。
実に行うことのできる、新しい可動間仕切り用接床部
材、およびその接床部材を備えた可動間仕切りを提供す
る。 【解決手段】 パネル体(1)側端部から突出した進退
ピン(21)と、進退ピン(21)がパネル体(1)内
方へ押し込まれることで下方へ変形する板バネ(22)
と、板バネ(22)の下方押圧によってパネル体(1)
内から下降して床面と接触する接床体(23)とを有す
る接床部材(2)にあって、進退ピン(21)を、板バ
ネ(22)の初期バネ定数より大きく、且つ接床体(2
3)が床面に接触するときの板バネ(22)のバネ定数
より小さいバネ定数を持つ弾性体(211)を備えたも
のとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、可動間仕
切り用接床部材およびその接床部材を備えた可動間仕切
りに関するものである。
切り用接床部材およびその接床部材を備えた可動間仕切
りに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅等の建物内においては、
室内空間を必要に応じて区画することのできる可動間仕
切りがしばしば設置されている。
室内空間を必要に応じて区画することのできる可動間仕
切りがしばしば設置されている。
【0003】この可動間仕切りは、複数のパネル体が天
井に設けられたレールに沿って走行し、所定の位置にて
並設されて、空間を仕切るようになっている。そして、
そのパネル体と床面との間に生じる隙間を塞ぐために、
たとえば図8(a)〜(c)に示したように、移動時に
はパネル体(1)内に収納されており、移動後の所定位
置にてパネル体(1)下端部から下降して床面と接触す
る接床部材(2)(タイトナーとも呼ばれる)を採用す
ることがある。
井に設けられたレールに沿って走行し、所定の位置にて
並設されて、空間を仕切るようになっている。そして、
そのパネル体と床面との間に生じる隙間を塞ぐために、
たとえば図8(a)〜(c)に示したように、移動時に
はパネル体(1)内に収納されており、移動後の所定位
置にてパネル体(1)下端部から下降して床面と接触す
る接床部材(2)(タイトナーとも呼ばれる)を採用す
ることがある。
【0004】図8(a)〜(c)に例示した接床部材
(2)についてさらに説明すると、パネル体(1)側端
部から突出した進退ピン(21)と、進退ピン(21)
の進退と連動して変形するパネル体(1)内に収納され
た板バネ(22)と、板バネ(22)の変形と連動して
上下動するパネル体(1)内に収納された接床体(2
3)とを有し、進退ピン(21)がパネル体(1)内方
へ押し込まれることで板バネ(22)が下方へ変形し、
それによる下方押圧によって接床体(23)がパネル体
(1)内から下降して床面と接触するようになってい
る。当然、進退ピン(21)が元の突出位置へ戻ると、
接床体(23)は板バネ(22)の付勢力によりパネル
体(1)内へ上昇して収納される。進退ピン(21)の
進退は、たとえば隣接するパネル体(1)と接触して加
圧されることにより行われる。
(2)についてさらに説明すると、パネル体(1)側端
部から突出した進退ピン(21)と、進退ピン(21)
の進退と連動して変形するパネル体(1)内に収納され
た板バネ(22)と、板バネ(22)の変形と連動して
上下動するパネル体(1)内に収納された接床体(2
3)とを有し、進退ピン(21)がパネル体(1)内方
へ押し込まれることで板バネ(22)が下方へ変形し、
それによる下方押圧によって接床体(23)がパネル体
(1)内から下降して床面と接触するようになってい
る。当然、進退ピン(21)が元の突出位置へ戻ると、
接床体(23)は板バネ(22)の付勢力によりパネル
体(1)内へ上昇して収納される。進退ピン(21)の
進退は、たとえば隣接するパネル体(1)と接触して加
圧されることにより行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この図
8のとおりの従来の接床部材(2)には、実用上以下の
問題点があった。
8のとおりの従来の接床部材(2)には、実用上以下の
問題点があった。
【0006】すなわち、図9に例示したように、接床部
材(2)の可動量が大きい設定になっており、且つパネ
ル体(1)と床面との隙間が狭い場合において、進退ピ
ン(21)を無理やり加圧すると、板バネ(22)に許
容範囲を超える力が加わるために、板バネ(22)が塑
性変形して壊れてしまう恐れがあるのである。
材(2)の可動量が大きい設定になっており、且つパネ
ル体(1)と床面との隙間が狭い場合において、進退ピ
ン(21)を無理やり加圧すると、板バネ(22)に許
容範囲を超える力が加わるために、板バネ(22)が塑
性変形して壊れてしまう恐れがあるのである。
【0007】そこで、この出願の発明は、以上のとおり
の事情に鑑みてなされたものであり、従来技術の問題点
を解消し、板バネの塑性変形を起こさずに隙間封止を確
実に行うことのできる、信頼性のより高い、新しい可動
間仕切り用接床部材およびその接床部材を備えた可動間
仕切りを提供することを課題としている。
の事情に鑑みてなされたものであり、従来技術の問題点
を解消し、板バネの塑性変形を起こさずに隙間封止を確
実に行うことのできる、信頼性のより高い、新しい可動
間仕切り用接床部材およびその接床部材を備えた可動間
仕切りを提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決する手段】この出願の発明は、上記の課題
を解決するものとして、パネル体の側端部から突出した
進退ピンと、進退ピンがパネル体内方へ押し込まれるこ
とでパネル体内にて下方へ変形する板バネと、板バネの
下方押圧によってパネル体内から下降して床面と接触す
る接床体とを有する可動間仕切り用接床部材であって、
進退ピンは、板バネの初期バネ定数より大きく、且つ接
床体が床面に接触するときの板バネのバネ定数より小さ
いバネ定数を持つ弾性体を備えていることを特徴とする
可動間仕切り用接床部材を提供する。
を解決するものとして、パネル体の側端部から突出した
進退ピンと、進退ピンがパネル体内方へ押し込まれるこ
とでパネル体内にて下方へ変形する板バネと、板バネの
下方押圧によってパネル体内から下降して床面と接触す
る接床体とを有する可動間仕切り用接床部材であって、
進退ピンは、板バネの初期バネ定数より大きく、且つ接
床体が床面に接触するときの板バネのバネ定数より小さ
いバネ定数を持つ弾性体を備えていることを特徴とする
可動間仕切り用接床部材を提供する。
【0009】また、この出願の発明は、上記の可動間仕
切り用接床部材において、進退ピンの回転伸縮によりパ
ネル体側端部からの進退ピンの出代を調整することでパ
ネル体下端部からの接床体の出代が調整可能とされてお
り、進退ピンの表面に調整用目盛りが設けられているこ
とをも提供する。
切り用接床部材において、進退ピンの回転伸縮によりパ
ネル体側端部からの進退ピンの出代を調整することでパ
ネル体下端部からの接床体の出代が調整可能とされてお
り、進退ピンの表面に調整用目盛りが設けられているこ
とをも提供する。
【0010】またさらに、この出願の発明は、上記の可
動間仕切り用接床部材を備えたことを特徴とする可動間
仕切りをも提供する。
動間仕切り用接床部材を備えたことを特徴とする可動間
仕切りをも提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】この出願の発明は、上記のとおり
の特徴を有するものであるが、以下にその実施の形態に
ついて説明する。
の特徴を有するものであるが、以下にその実施の形態に
ついて説明する。
【0012】図1は、この出願の発明の可動間仕切り用
接床部材を例示したものである。たとえばこの図1に例
示したように、この出願の発明の接床部材(2)は、上
述した図8の従来の接床部材(2)における進退ピン
(21)、板バネ(22)、および接床体(23)とか
らなる基本構成については同じであるが、進退ピン(2
1)の詳細構造にその大きな特徴を有している。
接床部材を例示したものである。たとえばこの図1に例
示したように、この出願の発明の接床部材(2)は、上
述した図8の従来の接床部材(2)における進退ピン
(21)、板バネ(22)、および接床体(23)とか
らなる基本構成については同じであるが、進退ピン(2
1)の詳細構造にその大きな特徴を有している。
【0013】すなわち、進退ピン(21)を、板バネ
(22)の初期バネ定数より大きく、且つ接床体(2
3)が床面に接触するときの板バネ(22)のバネ定数
より小さいバネ定数を持つ弾性体(211)を備えたも
のとしているのである。
(22)の初期バネ定数より大きく、且つ接床体(2
3)が床面に接触するときの板バネ(22)のバネ定数
より小さいバネ定数を持つ弾性体(211)を備えたも
のとしているのである。
【0014】このようなバネ定数を持つ弾性体(21
1)を進退ピン(21)に組み込むことにより、パネル
体(1)と床面との隙間が狭い場合においても、板バネ
(22)の塑性変形を起こさずに隙間封止を確実に行う
ことができるのである。
1)を進退ピン(21)に組み込むことにより、パネル
体(1)と床面との隙間が狭い場合においても、板バネ
(22)の塑性変形を起こさずに隙間封止を確実に行う
ことができるのである。
【0015】より具体的には、図2に例示したように、
まず収納状態、つまり進退ピン(21)が元の突出位置
にあり、接床体(23)が板バネ(22)の付勢力によ
りパネル体(1)内に収納されている状態では、弾性体
(211)(図示した例では弾性体(211)としてコ
イルバネを用いている)は通常の伸びた状態となってい
る。次いで、隣接するパネル体(1)等による加圧によ
って進退ピン(2)がパネル体(1)内方へ押し込まれ
ると、板バネ(22)が下方へ変形し、それによる下方
押圧によって接床体(23)がパネル体(1)内から下
降するが、この下降途中にあっても弾性体(211)は
通常状態を維持する。そして、接床体(23)が床面に
接地すると、板バネ(22)のバネ定数は大きくなり、
進退ピン(21)内の弾性体(211)が縮んで、加圧
力を吸収し、板バネ(22)の塑性変形発生を防ぐよう
になる。
まず収納状態、つまり進退ピン(21)が元の突出位置
にあり、接床体(23)が板バネ(22)の付勢力によ
りパネル体(1)内に収納されている状態では、弾性体
(211)(図示した例では弾性体(211)としてコ
イルバネを用いている)は通常の伸びた状態となってい
る。次いで、隣接するパネル体(1)等による加圧によ
って進退ピン(2)がパネル体(1)内方へ押し込まれ
ると、板バネ(22)が下方へ変形し、それによる下方
押圧によって接床体(23)がパネル体(1)内から下
降するが、この下降途中にあっても弾性体(211)は
通常状態を維持する。そして、接床体(23)が床面に
接地すると、板バネ(22)のバネ定数は大きくなり、
進退ピン(21)内の弾性体(211)が縮んで、加圧
力を吸収し、板バネ(22)の塑性変形発生を防ぐよう
になる。
【0016】すなわち、接床体(23)が床面に接触す
ると、板バネ(22)はそれ以上接床体(23)を押し
下げることができないので、そのままさらに進退ピン
(21)が押し込まれた場合に加圧力の逃げ場がなくな
って板バネ(22)自身が塑性変形を起こしてしまう
が、この出願の発明では、進退ピン(21)内の弾性体
(211)が床面接触後の加圧力を吸収するため、板バ
ネ(22)にはそれ以上の負荷が加わらず、塑性変形が
防止されるのである。
ると、板バネ(22)はそれ以上接床体(23)を押し
下げることができないので、そのままさらに進退ピン
(21)が押し込まれた場合に加圧力の逃げ場がなくな
って板バネ(22)自身が塑性変形を起こしてしまう
が、この出願の発明では、進退ピン(21)内の弾性体
(211)が床面接触後の加圧力を吸収するため、板バ
ネ(22)にはそれ以上の負荷が加わらず、塑性変形が
防止されるのである。
【0017】進退ピン(21)と弾性体(211)との
詳細構成についてさらに説明すると、図3〜図5にも例
示したように、進退ピン(21)は、一方の端部が開口
した筒状のアウターピース(212)と、アウターピー
ス(212)の開口端部からその内部に対して進退可能
なインナーピース(213)とを有し、アウターピース
(212)の内部先端壁とインナーピース(213)の
先端壁との間に弾性体(211)が内蔵されている。ま
た、インナーピース(213)内には、アウターピース
(212)とは反対の側から、板バネ(22)に繋がる
押圧ピン(24)が挿入可能となっている。アウターピ
ース(212)とインナーピース(213)は、インナ
ーピース(213)の先端部に形成された穴部(213
a)に突設される止めネジ(213b)がアウターピー
ス(212)の軸方向に沿って形成された溝部(212
a)にスライド自在に嵌入された状態で、連結されてい
る。
詳細構成についてさらに説明すると、図3〜図5にも例
示したように、進退ピン(21)は、一方の端部が開口
した筒状のアウターピース(212)と、アウターピー
ス(212)の開口端部からその内部に対して進退可能
なインナーピース(213)とを有し、アウターピース
(212)の内部先端壁とインナーピース(213)の
先端壁との間に弾性体(211)が内蔵されている。ま
た、インナーピース(213)内には、アウターピース
(212)とは反対の側から、板バネ(22)に繋がる
押圧ピン(24)が挿入可能となっている。アウターピ
ース(212)とインナーピース(213)は、インナ
ーピース(213)の先端部に形成された穴部(213
a)に突設される止めネジ(213b)がアウターピー
ス(212)の軸方向に沿って形成された溝部(212
a)にスライド自在に嵌入された状態で、連結されてい
る。
【0018】この構成において、進退ピン(21)がパ
ネル体(1)内方へ押し込まれて接床体(23)が接地
するまでは、加圧力は、板バネ(22)の初期バネ定数
より大きいバネ定数を持つ弾性体(211)が伸びた状
態のままで、アウターピース(212)、弾性体(21
1)、インナーピース(213)および押圧ピン(2
4)が一体に動くことにより、板バネ(22)に伝わ
る。その後、接床体(23)が接地し、さらに進退ピン
(21)に力が加わると、加圧力は、接床体(23)接
地時の板バネ(22)のバネ定数より小さいバネ定数を
持つ弾性体(211)により吸収されて、押圧ピン(2
4)およびインナーピース(213)はそれ以上動かず
にアウターピース(212)のみが弾性体(211)の
圧縮に従ってパネル体(1)内方へ進む。
ネル体(1)内方へ押し込まれて接床体(23)が接地
するまでは、加圧力は、板バネ(22)の初期バネ定数
より大きいバネ定数を持つ弾性体(211)が伸びた状
態のままで、アウターピース(212)、弾性体(21
1)、インナーピース(213)および押圧ピン(2
4)が一体に動くことにより、板バネ(22)に伝わ
る。その後、接床体(23)が接地し、さらに進退ピン
(21)に力が加わると、加圧力は、接床体(23)接
地時の板バネ(22)のバネ定数より小さいバネ定数を
持つ弾性体(211)により吸収されて、押圧ピン(2
4)およびインナーピース(213)はそれ以上動かず
にアウターピース(212)のみが弾性体(211)の
圧縮に従ってパネル体(1)内方へ進む。
【0019】下記の表1は、板バネ(22)および弾性
体(211)としてのコイルバネについての材質、使
用、バネ定数の一例を列記したものである。表中、バネ
定数の欄における「下降途中」とあるのは初期バネ定数
を意味している。
体(211)としてのコイルバネについての材質、使
用、バネ定数の一例を列記したものである。表中、バネ
定数の欄における「下降途中」とあるのは初期バネ定数
を意味している。
【0020】
【表1】
【0021】なお、弾性体(211)としては、コイル
バネの他にも、同様な特性を持つウレタン発泡材等を用
いることができる。この場合、たとえば、アウターピー
ス(212)およびインナーピース(213)の間の空
間にウレタン発泡材を伸縮自在に充填すればよい。
バネの他にも、同様な特性を持つウレタン発泡材等を用
いることができる。この場合、たとえば、アウターピー
ス(212)およびインナーピース(213)の間の空
間にウレタン発泡材を伸縮自在に充填すればよい。
【0022】ところで、以上の接床部材(2)について
は、たとえば図6および図7に例示したように、進退ピ
ン(21)にネジ機能を持たせ、その回転伸縮によりパ
ネル体(1)側端部からの進退ピン(21)の出代Aを
調整することで、パネル体(1)下端部からの接床体
(23)の出代Bを調整可能とした構成とすることがで
きる。この場合、進退ピン(21)の表面に調整用目盛
り(214)を設けることが好ましい。これにより、ユ
ーザーは接床部材(2)の可動量を容易に調整できるだ
けでなく、調整用目盛り(214)を見ればその可動量
を一目で把握できるようになる。
は、たとえば図6および図7に例示したように、進退ピ
ン(21)にネジ機能を持たせ、その回転伸縮によりパ
ネル体(1)側端部からの進退ピン(21)の出代Aを
調整することで、パネル体(1)下端部からの接床体
(23)の出代Bを調整可能とした構成とすることがで
きる。この場合、進退ピン(21)の表面に調整用目盛
り(214)を設けることが好ましい。これにより、ユ
ーザーは接床部材(2)の可動量を容易に調整できるだ
けでなく、調整用目盛り(214)を見ればその可動量
を一目で把握できるようになる。
【0023】もちろん、この発明は以上の例に限定され
るものではなく、細部については様々な態様が可能であ
る。
るものではなく、細部については様々な態様が可能であ
る。
【0024】
【発明の効果】以上詳しく説明したとおり、この出願の
発明によって、板バネの塑性変形を起こさずに隙間封止
を確実に行うことのできる、信頼性のより高い、新しい
可動間仕切り用接床部材、およびその接床部材を備えた
可動間仕切りが提供される
発明によって、板バネの塑性変形を起こさずに隙間封止
を確実に行うことのできる、信頼性のより高い、新しい
可動間仕切り用接床部材、およびその接床部材を備えた
可動間仕切りが提供される
【図1】この出願の発明の可動間仕切り用接床部材を例
示した要部構成図である。
示した要部構成図である。
【図2】この出願の発明の可動間仕切り用接床部材の動
作を説明するための図である。
作を説明するための図である。
【図3】(a)(b)は、各々、この出願の発明の可動
間仕切り用接床部材を例示した要部構成図である。
間仕切り用接床部材を例示した要部構成図である。
【図4】(a)(b)(c)(d)は、各々、アウター
ピースの背面図、側面図、正面図、B−B線断面図であ
る。
ピースの背面図、側面図、正面図、B−B線断面図であ
る。
【図5】(a)(b)(c)(d)は、各々、インナー
ピースの背面図、側面図、正面図、A−A線断面図であ
る。
ピースの背面図、側面図、正面図、A−A線断面図であ
る。
【図6】この出願の発明の可動間仕切り用接床部材を説
明するための図である。
明するための図である。
【図7】進退ピンを例示した拡大図である。
【図8】(a)(b)(c)は、各々、従来の可動間仕
切り用接床部材を説明するための図である。
切り用接床部材を説明するための図である。
【図9】従来の可動間仕切り用接床部材を説明するため
の図である。
の図である。
1 パネル体
2 接床部材
21 進退ピン
211 弾性体
212 アウターピース
212a 溝部
213 インナーピース
213a 穴部
213b 止めネジ
214 調整用目盛り
22 板バネ
23 接床体
24 押圧ピン
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 山本 智栄
大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工
株式会社内
Fターム(参考) 2E036 AA02 BA01 CA05 DA02 EA03
EB02 FA04 FB01 GA02 HB02
Claims (3)
- 【請求項1】 パネル体の側端部から突出した進退ピン
と、進退ピンがパネル体内方へ押し込まれることでパネ
ル体内にて下方へ変形する板バネと、板バネの下方押圧
によってパネル体内から下降して床面と接触する接床体
とを有する可動間仕切り用接床部材であって、進退ピン
は、板バネの初期バネ定数より大きく、且つ接床体が床
面に接触するときの板バネのバネ定数より小さいバネ定
数を持つ弾性体を備えていることを特徴とする可動間仕
切り用接床部材。 - 【請求項2】 進退ピンの回転伸縮によりパネル体側端
部からの進退ピンの出代を調整することでパネル体下端
部からの接床体の出代が調整可能とされており、進退ピ
ンの表面に調整用目盛りが設けられていることを特徴と
する請求項1記載の可動間仕切り用接床部材。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の可動間仕切り用
接床部材を備えたことを特徴とする可動間仕切り。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001187201A JP2003003765A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 可動間仕切り用接床部材および可動間仕切り |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001187201A JP2003003765A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 可動間仕切り用接床部材および可動間仕切り |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003003765A true JP2003003765A (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=19026526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001187201A Pending JP2003003765A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 可動間仕切り用接床部材および可動間仕切り |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003003765A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3396099A1 (de) * | 2017-04-27 | 2018-10-31 | Walter Degelsegger | Dichtungsvorrichtung |
-
2001
- 2001-06-20 JP JP2001187201A patent/JP2003003765A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP3396099A1 (de) * | 2017-04-27 | 2018-10-31 | Walter Degelsegger | Dichtungsvorrichtung |
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