JP2003001529A - 突合せ接合用調心装置 - Google Patents

突合せ接合用調心装置

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JP2003001529A
JP2003001529A JP2001188598A JP2001188598A JP2003001529A JP 2003001529 A JP2003001529 A JP 2003001529A JP 2001188598 A JP2001188598 A JP 2001188598A JP 2001188598 A JP2001188598 A JP 2001188598A JP 2003001529 A JP2003001529 A JP 2003001529A
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JP
Japan
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load cell
load
butt
clamp mechanism
clamping mechanism
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Pending
Application number
JP2001188598A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Sugiura
裕喜 杉浦
Shoichi Hata
晶一 秦
Shogo Serizawa
祥吾 芹澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 何らかの原因でクランプ機構に衝撃荷重が作
用した場合に、ロードセルに過大な衝撃荷重が伝達され
ることを防ぎ、ロードセルを保護する。 【解決手段】 ワーク1は、他のワーク(図示せず)に
対して、接合面を互いに突合せ且つ互いの軸を一致させ
た状態で接合される。ワーク1はコレット3の先端にク
ランプされる。クランプ機構2はスライダ13に沿って
上下方向に移動可能である。ロードセル8は高さ調整機
構15を介してベース11の上に支持され、ロードセル
8の頂部はクランプ機構2の後端面に接している。クラ
ンプ機構2の後端面の下側に近接して、機械的ストッパ
9が設けられている。機械的ストッパ9の当り面に対す
るロードセル8の相対的な高さ(G)を、適切に調整す
ることによって、クランプ機構2に衝撃荷重が作用した
とき、ロードセル8に過大な衝撃荷重が伝達されること
を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、先端に接合面を備
えた二つのワークを、軸を互いに一致させた状態で、接
合面で互いに突合せる際に使用される突合せ接合用の調
心装置に係る。
【0002】
【従来の技術】図3及び図4に、従来の突合せ接合用の
調心装置の例を示す。なお、図3は正面側から見た軸方
向断面図、図4は側面側から見た軸方向断面図である。
【0003】ワーク1は先端に接合面を備えている。ワ
ーク1は、他のワーク(図示せず)に対して、軸を互い
に一致させた状態で、接合面を互いに突合せて接合され
る。
【0004】クランプ機構2は、コレット3、ケーシン
グ4、シリンダ5、ピストン6及び圧縮コイルバネ7な
どから構成されている。ワーク1はコレット3先端の開
口にクランプされる。クランプ機構2は、スライダ13
を介してフレーム12の前面に取り付けられている。ク
ランプ機構2は、スライダ13によりワーク1の軸方向
に対して平行に移動可能である。フレーム12はベース
11の上に固定されている。ロードセル8は、クランプ
機構2の下方に配置され、ベース11の上に固定されて
いる。ロードセル8の頂部はクランプ機構2の後端面に
接している。
【0005】(従来の装置の問題点)従来の装置では、
何らかの異常発生に伴う装置の急激な振動、誤動作、ま
たは装置の運送などの際、クランプ機構2からロードセ
ル8に衝撃荷重が伝達される。このような衝撃荷重が許
容範囲を超えると、ロードセル8の精度を狂わせ、場合
によってはロードセル8を破損することがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な従来の突合せ接合用の調心装置の問題点に鑑み成され
たもので、本発明の目的は、何らかの原因でクランプ機
構に衝撃荷重が作用した場合にも、ロードセルに過大な
衝撃荷重が伝達されることを防ぎ、これによって、ロー
ドセルを保護することができる突合せ接合用の調心装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の突合せ接合用調
心装置は、先端に接合面を備えた二つのワークを、軸を
互いに一致させた状態で、接合面で互いに突合せる突合
せ接合用調心装置において、ワークの一方を、その側面
から把持するクランプ機構と、このクランプ機構をワー
クの軸方向に対して平行に移動可能な状態で支持するガ
イド機構と、前記クランプ機構の後端面に接触し、ワー
クの接合面に作用する前記軸方向の荷重による反力を受
けて、その荷重を検出するロードセルと、前記クランプ
機構の後方に配置され、前記クランプ機構の後退限界を
定める機械的ストッパと、を備えたことを特徴とする。
【0008】本発明の突合せ接合用調心装置によれば、
クランプ機構に対するロードセルの接触面と機械的スト
ッパの当り面の間の間隔を適切な値に設定しておくこと
によって、クランプ機構に衝撃荷重が作用した場合に
も、ロードセルに過大な衝撃荷重が伝達されることを防
ぐことができる。
【0009】好ましくは、前記ロードセルを、前記クラ
ンプ機構に対する接触面の、前記軸方向の位置を調整す
る高さ調整機構の上に支持する。これによって、前記接
触面と前記機械的ストッパの当り面の間の間隔を細かく
調整することが可能になる。
【0010】例えば、前記高さ調整機構を、前記軸方向
に対する垂直面に対して傾斜したテーパ面を有する下部
プレートと、このテーパ面の上に支持され、このテーパ
面に沿って位置の調整が可能な上部プレートとによって
構成し、この上部プレートの上に前記ロードセルを支持
する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1及び図2に、本発明に基づく
突合せ接合用調心装置の例を示す。なお、図1は正面側
から見た軸方向断面図、図2は側面側から見た軸方向断
面図である。図中、1はワーク、2はクランプ機構、1
3はスライダ(ガイド機構)、8はロードセル、9は機
械的ストッパ、15は高さ調整機構を表す。
【0012】ワーク1は先端に接合面を備えている。ワ
ーク1は、他のワーク(図示せず)に対して、軸を互い
に一致させ、接合面を互いに突合せた状態で接合され
る。
【0013】クランプ機構2は、コレット3、ケーシン
グ4、シリンダ5、ピストン6及び圧縮コイルバネ7な
どから構成されている。コレット3はケーシング4の中
に収容されている。コレット3の先端近傍の外周にはテ
ーパ面が形成され、これに対応して、ケーシング4の先
端近傍の内周にもテーパ面が形成されている。ケーシン
グ4の後端にはシリンダ5が接続され、シリンダ5の中
にピストン6が収容されている。コレット2の後端部は
ピストン6に接続されている。
【0014】ワーク1は、コレット3先端の開口にクラ
ンプされる。ワーク1の軸方向は、コレット3の軸方向
に一致する。コレット3は、圧縮コイルバネ7によって
クランプ方向へ付勢され、ピストン6を駆動して、コレ
ット3をケーシング4内で軸方向に移動することによっ
て、コレット3の先端近傍のテーパ面が、ケーシング4
の先端近傍のテーパ面の上で摺動し、コレット3先端の
開口の径が変化する。これによって、ワーク1のクラン
プ及びアンクランプが行われる。
【0015】クランプ機構2は、スライダ13を介して
フレーム12の前面に取り付けられている。クランプ機
構2は、スライダ13によりワーク1の軸方向に対して
平行に(この例では上下方向に)移動可能である。フレ
ーム12は、ベース11の上に固定されている。
【0016】ロードセル8は、クランプ機構2の下方に
配置され、高さ調整機構15を介してベース11の上に
支持されている。クランプ機構2の後端面は、ロードセ
ル8の頂部に接している。クランプ機構2の後端面の下
側には、ロードセル8及び高さ調整機構15に隣接し
て、機械的ストッパ9が設けられている。
【0017】ロードセル8の高さ調整機構15は、下部
プレート16、上部プレート17及び調整ネジ18など
から構成されている。下部プレート16は、ベース11
の上に固定され、下部プレート16の上面には、水平面
に対して傾斜する勾配面が形成されている。上部プレー
ト17は、下部プレート16の上に支持され、上部プレ
ート17の下面には、下部プレート16の上面に対応す
る勾配面が形成されている。下部プレート16上での、
上部プレート17の上記勾配面に沿う方向についての位
置は、調整用ネジ18によって調整される。下部プレー
ト16上での上部プレート17の位置を調整することに
よって、ロードセル8の高さの微調整を行うことができ
る。
【0018】ここで、機械的ストッパ9の当り面に対す
る、無負荷状態におけるロードセル8の頂部(クランプ
機構2との接触面)の相対的な高さ(図2における間隔
G)を、適切な値に調整しておくことによって、クラン
プ機構2に衝撃荷重が作用した場合にも、ロードセル8
に過大な衝撃荷重が伝達されることを防ぐことができ
る。
【0019】なお、上記の間隔Gの値としては、例え
ば、許容最大負荷時におけるロードセル8の変形量の9
0%〜110%程度の値が適切である。
【0020】
【発明の効果】本発明の突合せ接合用調心装置によれ
ば、何らかの原因でクランプ機構に衝撃荷重が作用した
場合にも、ロードセルに過大な衝撃荷重が伝達されるこ
とを防止することができる。これによって、外部からの
衝撃に対してロードセル8を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく突合せ接合用調心装置の正面側
から見た軸方向断面図。
【図2】本発明に基づく突合せ接合用調心装置の側面側
から見た軸方向断面図。
【図3】従来の突合せ接合用調心装置の正面側から見た
軸方向断面図。
【図4】従来の突合せ接合用調心装置の側面側から見た
軸方向断面図。
【符号の説明】
1・・・ワーク、 2・・・クランプ機構、 3・・・コレット、 4・・・ケーシング、 5・・・シリンダ、 6・・・ピストン、 7・・・圧縮コイルバネ、 8・・・ロードセル、 9・・・機械的ストッパ、 11・・・ベース、 12・・・フレーム、 13・・・スライダ(ガイド機構)、 15・・・高さ調整機構、 16・・・下部プレート、 17・・・上部プレート、 18・・・調整ネジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芹澤 祥吾 静岡県沼津市大岡2068の3 株式会社東芝 機械マイテック沼津内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に接合面を備えた二つのワークを、
    軸を互いに一致させた状態で、接合面で互いに突合せる
    突合せ接合用調心装置において、 ワークの一方を、その側面から把持するクランプ機構
    と、 このクランプ機構をワークの軸方向に対して平行に移動
    可能な状態で支持するガイド機構と、 前記クランプ機構の後端面に接触し、ワークの接合面に
    作用する前記軸方向の荷重による反力を受けて、その荷
    重を検出するロードセルと、 前記クランプ機構の後方に配置され、前記クランプ機構
    の後退限界を定める機械的ストッパと、 を備えたことを特徴とする突合せ接合用調心装置。
  2. 【請求項2】 前記ロードセルは、前記クランプ機構に
    対する接触面の、前記軸方向の位置を調整する高さ調整
    機構の上に支持され、前記接触面と前記機械的ストッパ
    の当り面の間の間隔を調整することができることを特徴
    とする請求項1に記載の突合せ接合用調心装置。
  3. 【請求項3】 前記高さ調整機構は、 前記軸方向に対する垂直面に対して傾斜したテーパ面を
    有する下部プレートと、 このテーパ面の上に支持され、このテーパ面に沿って位
    置の調整が可能な上部プレートとを備え、 前記ロードセルは、この上部プレートの上に支持されて
    いることを特徴とする請求項2に記載の突合せ接合用調
    心装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106826179A (zh) * 2017-04-01 2017-06-13 哈尔滨工业大学 一种气浮式柔性牵引对接装配平台
CN112719847A (zh) * 2021-02-23 2021-04-30 郑州机械研究所有限公司 一种基于齿轮齿条驱动的自动柔性对接调整装置
CN113686485A (zh) * 2021-07-27 2021-11-23 杭州科技职业技术学院 一种压力传感器检测装置
CN114833544A (zh) * 2022-06-22 2022-08-02 四川航天长征装备制造有限公司 一种可移动背驮式大直径航天产品自动对接平台和对接方法

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