JP2003000417A - ストロー - Google Patents

ストロー

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JP2003000417A
JP2003000417A JP2001189336A JP2001189336A JP2003000417A JP 2003000417 A JP2003000417 A JP 2003000417A JP 2001189336 A JP2001189336 A JP 2001189336A JP 2001189336 A JP2001189336 A JP 2001189336A JP 2003000417 A JP2003000417 A JP 2003000417A
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JP
Japan
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straw
light
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straw body
bending
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Minoru Awabayashi
稔 粟林
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OMNIGLOW JAPAN CO Ltd
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OMNIGLOW JAPAN CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化学ルミネセンス反応によって発光する化学
発光体を利用し、視覚的効果を発揮し得る様になされた
発光可能なストローを提供する。 【解決手段】 ストローは、弾性変形可能な透明性の合
成樹脂から成る細管状のストロー本体(1)と、当該ス
トロー本体に挿入された化学発光体(2)とから構成さ
れる。化学発光体(2)は、ストロー本体(1)に設け
られた2つの脱落防止手段の間に移動自在に挿入されて
おり、ストロー本体(1)内部で移動することにより、
視覚的効果を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストローに関する
ものであり、詳しくは、化学ルミネセンス反応によって
発光する化学発光体を利用し、視覚的効果を発揮し得る
様になされた発光可能なストローに関するものである。
【0002】
【従来の技術】化学ルミネセンス反応によって発光する
化学発光体は、特定の溶液および蛍光物質と、前記溶液
と反応する溶液が封入されたガラスアンプルとを透光性
のプラスチック製チューブに収容した簡易発光具であ
り、発光させる場合は、プラスチック製チューブを折り
曲げて内部のアンプルを割ることにより、アンプルに封
入されていた溶液をチューブ内の溶液と反応させる。上
記の化学発光体は、通常は照明具、表示灯、発光玩具と
して使用されるが、昨今では、日用品などの分野におい
ても視覚的効果を高めるためにその適用が種々検討され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、化学
ルミネセンス反応によって発光する化学発光体を利用
し、視覚的効果を発揮し得る様になされた発光可能なス
トローを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のストローは、弾
性変形可能な透明性の合成樹脂から成る細管状のストロ
ー本体と、当該ストロー本体に挿入された化学発光体と
から構成された発光可能なストローであって、前記化学
発光体は、前記ストロー本体に設けられた2つの脱落防
止手段の間に移動自在に挿入されていることを特徴とす
る。
【0005】上記のストローは、ストロー本体内部に挿
入された化学発光体をストロー本体と共に一時的に折曲
げて発光させる。化学発光体を発光させた場合、当該化
学発光体の光は、透明性のストロー本体を透過して視覚
に作用する。そして、発光した状態の化学発光体は、飲
料を飲むために使用した場合、ストロー本体の2つの脱
落防止手段の間を上下し、視覚的効果を高める。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係るストローの実施形態
を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係るスト
ローの一例を示す一部破断の外観図である。図2及び図
3は、各々、脱落防止手段としての曲り部を備えた本発
明に係るストローの他の例を示す一部破断の外観図であ
り、図2は、屈曲させて成る曲り部を備えたストローを
示し、図3は、湾曲させて成る曲り部を備えたストロー
を示す。なお、実施形態の説明においては化学発光体を
「発光体」と略記する。
【0007】本発明のストローは、図1に示す様に、飲
料を飲む際に使用される発光可能なストローであり、弾
性変形可能な透明性の合成樹脂から成る細管状のストロ
ー本体(1)と、当該ストロー本体に挿入された発光体
(2)とから構成される。
【0008】ストロー本体(1)は、従来の一般的な樹
脂製ストローと同様に、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート等の各種の
熱可塑性樹脂によって形成され、通常、その外径は3.
0〜10.0mm程度に設計される。ストロー本体
(1)は、発光操作において一時的に折曲げた場合も原
形に復元し得る様に、素材の選択および肉厚の設定によ
り弾性変形可能に構成される。
【0009】また、ストロー本体(1)は、後述する発
光体(2)の光を十分に透過させるため、透明性の樹脂
によって構成される。斯かる透明性の樹脂は、例えば、
発光体(2)の光量の1/2以上の光を透過し得る限
り、いわゆる半透明な樹脂であってもよい。更に、図示
する様に、ストロー本体(1)の一端側(上端側)に
は、斯かる一端側を吸い口として使用し易い様に適度な
角度に屈曲させるためのベロー部(伸縮部)(4)が設
けられていてもよい。
【0010】ストロー本体(1)に挿入される発光体
(2)は、従来より照明具、表示灯、発光玩具として使
用されている発光体と同様の構成のものである。斯かる
発光体(2)は、周知の通り、容器として細長の略円筒
形に形成された透光性のプラスチック製チューブ(2
1)の内部にガラスアンプル(22)が挿入され、チュ
ーブ(21)とガラスアンプル(22)との各内部に
は、混合した際に化学ルミネセンスを生じる複数の溶液
が別々に充填される。例えば、チューブ(21)の内部
には、シュウ酸誘導体などの反応物質とこの反応物質の
反応により励起して発光する蛍光物質とを含有する溶液
が充填され、ガラスアンプル(22)の内部には、触
媒、過酸化水素などを含有する溶液が充填される。
【0011】発光体(2)においては、チューブ(2
1)を折り曲げてガラスアンプル(22)を割ると、上
記の反応物質が過酸化水素と混合して反応し、その結
果、上記の蛍光物質が励起されて発光する。また、発光
体(2)は、チューブ(21)に1本のガラスアンプル
(22)を収容することにより、一色の発光が得られる
が、チューブ(21)に複数本のガラスアンプル(2
2)を挿入して多色の発光を得ることも出来る。この場
合は、ガラスアンプル(22)の内部に複数の溶液のう
ちの蛍光物質を含む溶液が充填され、各ガラスアンプル
毎に異なる種類の蛍光物質を含む溶液が充填される。
【0012】上記の発光体(2)は、ストロー本体
(1)に挿入されるため、従来の発光体に比べて十分に
小さな寸法、具体的には、直径2.5〜9.5mm程
度、長さ15〜100mm程度に設計される。そして、
本発明においては、発光効果に加えて光の動的効果を得
るため、発光体(2)は、ストロー本体(1)に設けら
れた2つの脱落防止手段の間に移動自在に挿入される。
すなわち、ストロー本体(1)には、2箇所に脱落防止
手段が設けられ、発光体(2)は、これら脱落防止手段
の間に装填される。
【0013】上記の2つの脱落防止手段は、例えば、図
1に示す様に、発光体(2)の直径よりも小さな内径に
ストロー本体(1)の一部を縮径させて成る絞り部
(3)によって構成される。絞り部(3)は、ストロー
本体(1)の成形の際に同時に加熱変形させて形成され
るか又は一旦細管状にストロー本体(1)を成形した後
に加熱変形させて形成される。なお、2つの脱落防止手
段のうちの1つを構成するストロー本体(1)の上端側
の絞り部としては、上記のベロー部(伸縮部)(4)の
縮径部分を利用することも出来る。また、絞り部は、ス
トロー本体(1)の末端部を内側に折曲した構造のもの
であってもよい。
【0014】また、図2及び図3に示す様に、上記の2
つの脱落防止手段のうちの1つは、ストロー本体(1)
の曲げ構造によって構成されていてもよい。具体的に
は、一方の脱落防止手段は、発光体(2)の直径よりも
小さな内径にストロー本体(1)の一部を縮径させて成
る上記と同様の絞り部(3)によって構成され、他方の
脱落防止手段は、ストロー本体(1)の端部側(吸い口
部側)を屈曲または湾曲させて成る曲り部(5)によっ
て構成される。
【0015】すなわち、図2に示すストローは、ストロ
ー本体(1)の上端側が吸い口部として所定角度に屈曲
されたものであり、斯かるストローにおいては、上端側
の曲り部(5)によって他方の脱落防止手段が構成され
ている。また、図3に示すストローは、ストロー本体
(1)の上端側が吸い口部としてループ状に湾曲された
ものであり、斯かるストローにおいては、上端側の曲り
部(5)によって他方の脱落防止手段が構成されてい
る。図2及び図3に示す何れのストローにおいても、曲
り部(5)は、発光体(2)が通過し得ない曲率で形成
される必要がある。
【0016】本発明のストローは、ストロー本体(1)
内部に挿入された発光体(2)をストロー本体(1)と
共に一時的に折曲げることにより、チューブ(21)内
部のガラスアンプル(22)を割り、チューブ(21)
とガラスアンプル(22)にそれぞれ充填された溶液を
混合して発光させる。発光体(2)を発光させた場合、
当該発光体の光は、透明性のストロー本体(1)を透過
して視覚に作用する。そして、飲料を飲むために使用し
た場合、発光した状態の発光体(2)は、ストロー本体
(1)に移動自在に挿入されており、ストロー本体
(1)の2つの脱落防止手段の間を上下し、視覚的効果
を高める。換言すれば、本発明のストローは、これを使
用した場合、発光する発光体(2)がストロー本体
(1)内部で移動するため、その視覚的効果によって楽
しむことが出来、また、科学的興味感などを高揚させる
ことが出来る。
【0017】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明のストローに
よれば、発光する発光体がストロー本体内部で移動する
ため、その視覚的効果によって楽しむことが出来、ま
た、科学的興味感などを高揚させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るストローの一例を示す一部破断の
外観図
【図2】脱落防止手段としての曲り部を備えた本発明に
係るストローの他の例を示す一部破断の外観図
【図3】脱落防止手段としての曲り部を備えた本発明に
係るストローの更に他の例を示す一部破断の外観図
【符号の説明】
1 :ストロー本体 2 :化学発光体 21:チューブ 22:ガラスアンプル 3 :絞り部(脱落防止手段) 4 :ベロー部 5 :曲り部(脱落防止手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性変形可能な透明性の合成樹脂から成
    る細管状のストロー本体と、当該ストロー本体に挿入さ
    れた化学発光体とから構成された発光可能なストローで
    あって、前記化学発光体は、前記ストロー本体に設けら
    れた2つの脱落防止手段の間に移動自在に挿入されてい
    ることを特徴とするストロー。
  2. 【請求項2】 各脱落防止手段が、化学発光体の直径よ
    りも小さな内径にストロー本体の一部を縮径させて成る
    絞り部によって構成されている請求項1に記載のストロ
    ー。
  3. 【請求項3】 一方の脱落防止手段が、化学発光体の直
    径よりも小さな内径にストロー本体の一部を縮径させて
    成る絞り部によって構成され、他方の脱落防止手段が、
    ストロー本体の端部側を屈曲または湾曲させて成る曲り
    部によって構成されている請求項1に記載のストロー。
JP2001189336A 2001-06-22 2001-06-22 ストロー Withdrawn JP2003000417A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005055778A1 (en) * 2003-12-09 2005-06-23 Chun Haeng Cho Straw having built-in amusement unit
JP2008528152A (ja) * 2005-01-28 2008-07-31 グリュネンタール・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 補強部を有する飲用ストロー

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