JP2002543483A - 画像圧縮のための対称フィルタリング−ベースvlsiアーキテクチャ - Google Patents

画像圧縮のための対称フィルタリング−ベースvlsiアーキテクチャ

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JP2002543483A JP2000601847A JP2000601847A JP2002543483A JP 2002543483 A JP2002543483 A JP 2002543483A JP 2000601847 A JP2000601847 A JP 2000601847A JP 2000601847 A JP2000601847 A JP 2000601847A JP 2002543483 A JP2002543483 A JP 2002543483A
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Abstract

(57)【要約】 対称フィルタリング・画像圧縮を行うための装置が提供されている。この装置は、データ・エレメントを格納しかつシフトさせるためのN個のシフト・ブロック(SB)を有するNエレメント・シフト回路を含んでいる。データ・エレメントのそれぞれは、画像のピクセルを表す。またこの装置は、前記N個のSBの第1の複数のペアとなっているSBからのデータ・エレメントを加算するための第1の複数の加算回路を含んでいる。さらにこの装置には、前記N個のSBの第2の複数のペアとなっているSBからのデータ・エレメントを加算するための第2の複数の加算回路が含まれる。以上に加えて、この装置には、対応するローパス係数を用いて、前記第1の複数の加算回路によって実行された加算の結果に対する乗算を行う、第1の複数の乗算回路が含まれる。さらにまたこの装置は、対応するハイパス係数を用いて、前記第2の複数の加算回路によって実行された加算の結果に対する乗算を行う、第2の複数の乗算回路を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (背景) (1. 分野) 本発明は、信号/画像処理に関する。より具体的に述べると、本発明は、画像
圧縮に関する。
【0002】 (背景情報) 伝統的なフーリエ解析変換を使用すれば、任意の信号を種々の周波数の正弦波
形の合計として近似することができる。フーリエ変換は会話信号等の繰り返され
る波形を有する信号に理想的に適しているが、画像のエッジの形状、あるいはデ
ィジタル通信のためにエンコーディングされた信号のように鋭い不連続を伴う信
号の効率的な近似に関しては、フーリエ変換から好ましい結果が得られない。
【0003】 ウェーブレットは、周波数ドメインおよび空間ドメインの両方において画像を
表現する方法として使用される。量子化効果に起因して、ウェーブレットを使用
した場合には、ブロック−ベースの離散コサイン変換(DCT)に比べると、生
成される視覚的な副次効果が少ない。離散ウェーブレット変換(DWT)は、フ
ーリエ変換に類似の、ウェーブレット解析をベースにした変換であり、不連続な
形状を伴う信号を表現するために開発された。DWTは、「離散的」アルゴリズ
ムであり、連続波形を使用して信号を近似するのではなく、波形の離散的なサン
プルによって信号を近似する。変換が離散的であることから、DWTは超大規模
集積回路(VLSI)等のディジタル・ロジックを使用して実装することができ
る。したがって、他のディジタル・コンポーネントを伴うチップ上にDWTを組
み込むことができる。
【0004】 DWTの基本は、入力信号を2ないしはそれ以上の周波数サブバンドに分解す
ることである。たとえば入力信号を、2つの出力、すなわち、ローパス・フィル
タを使用して得られる低周波周波数サブバンドと、ハイパス・フィルタを使用し
て得られる高周波周波数サブバンドに分解する。これらのサブバンドのそれぞれ
は、適切なコーディング・システムを使用して個別に符号化することができる。
さらに各サブバンドは、必要に応じて、順次より小さなサブバンドに分けること
ができる。
【0005】 概して言えば、DWTは、非常に演算集約的なプロセスであり、そのため汎用
コンピューティング・システムを使用して演算を行うと非常に遅くなる。それを
リアルタイム応用に適したものにするためには、DWT用の専用カスタムVLS
Iチップを使用し、基礎をなすデータ・パラレルを利用して、高いスループット
、したがって高いデータ・レートを得ることになる。これまでにも、いくつかの
DWTのためのVLSIアーキテクチャが提案されている。しかしながら、それ
らの複雑なアーキテクチャのほとんどが大きなハードウエア・エリアを必要とし
、100%をはるかに下回るハードウエア利用度を招いている。そのため、使用
するハードウエア部品数の少ない、画像圧縮を実行するための新しいDWTアー
キテクチャが提供されると望ましい。
【0006】 (要約) 端的に言えば、一実施態様において本発明は、対称フィルタリング画像圧縮を
行うための装置を提供する。この装置は、データ・エレメントを格納しかつシフ
トを行うためのN個のシフト・ブロック(SB)を有するNエレメント・シフト
回路を含んでいる。このデータ・エレメントのそれぞれは、画像のピクセルを表
す。またこの装置は、前記N個のSBの、第1の複数のペアとなっているSBか
らのデータ・エレメントを加算するための第1の複数の加算回路を含んでいる。
さらにこの装置には、前記N個のSBの、第2の複数のペアとなっているSBか
らのデータ・エレメントを加算するための第2の複数の加算回路が含まれる。以
上に加えて、この装置には、対応するローパス係数を用いて、第1の複数の加算
回路によって実行された加算の結果に対する乗算を行う第1の複数の乗算回路が
含まれる。さらにまたこの装置は、対応するハイパス係数を用いて、第2の複数
の加算回路によって実行された加算の結果に対する乗算を行う第2の複数の乗算
回路を含んでいる。
【0007】 本発明の特徴、側面、および利点は、以下に示す詳細な説明、付随する特許請
求の範囲、および添付の図面から完全に明らかなものとなろう。
【0008】 (詳細な説明) 以下の説明においては、本発明の完全な理解を提供するため各種の具体的な詳
細を示している。しかしながら、当業者であれば、必ずしもこれらの具体的な詳
細がなくても本発明を実施できることを認識する必要がある。一方、周知の回路
、構造、およびテクニックについては、本発明を徒に不明瞭化することのないよ
うに詳細を省略している。
【0009】 離散ウェーブレット変換(DWT)ベースの画像圧縮は、通常、演算の多いプ
ロセスである。基本ファンクションの選択は、期待されるパフォーマンスの達成
ならびに効率的な実装を行う上での重要な判断基準となる。本発明の一実施形態
においては、画像圧縮アプリケーションに適している9−7双直交スプライン・
フィルタリング・ベースのDWTが使用される。この特定のDWTベースの画像
圧縮スキームの最適実装のために、対称フィルタリング・アーキテクチャが使用
される。
【0010】 DWTは、任意のデータ・シーケンス(以下、「データ・エレメント」と呼ぶ
)d=(d0,d1,...,dn-1)を、ローパス・サブバンドL={L0,L1
...,LN/2-1}と、ハイパス・サブバンドH={H0,H1,...,HN/2-1
}に分解し、これらは、次のように表すことができる。 Ln=Σh2n-kkn=Σg2n-kk ただし、 n=0,1,...,N/2−1 これにおいて、hi、giは、それぞれローパスおよびハイパスのフィルタ係数
であり、Hi、Liは、それぞれデータ係数である。本発明の一実施形態に使用さ
れている9−7双直交スプライン・フィルタリング・ベースのDWTは、この分
野において周知であり、画像圧縮アプリケーションに適している。9−7双直交
スプライン・フィルタは、9つのローパス・フィルタ係数(h-4,h-3,h-2
-1,h0,h1,h2,h3,h4)および7つのハイパス・フィルタ係数(g-3
,g-2,g-1,g0,g1,g2,g3)を有している。9−7双直交スプライン・
フィルタを使用する場合の、n=0,1,...,N/2−1に関するローパス
・サブバンドのサンプルLnは、次のように表される。 L0=h00+2h-11+2h-22+2h-33+2h-441=h20+h11+h02+h-13+h-24+h-35+h-46+h42 + h312=h40+h31+h22+h13+h04+h-15+h-26+h-37+ h-48 残りのLi項についても同様の形を用いて表すことができる。
【0011】 ローパス・フィルタ係数は対称、つまりh-i=hiであることから、上記のロ
ーパス・サブバンドに関するLi項は、次のような形に書き直すことができる。
0=h0(0+d0)+h1(d1+d1)+h2(d2+d2)+h3(d3+d3)+ h4(d4+d4) L1=h0(0+d2)+h1(d1+d3)+h2(d0+d4)+h3(d1+d5)+ h4(d2+d6) L2=h0(0+d4)+h1(d3+d5)+h2(d2+d6)+h3(d1+d7)+ h4(d0+d8) 残りのLi項についても同様になる。
【0012】 9−7双直交スプライン・フィルタを使用する場合の、n=0,1,...,
N/2−1に関するハイパス・サブバンドのサンプルHnは、次のように表され
る。 H0=g01+g1(d0+d2)+g2(d1+d3)+g3(d2+d4) H1=g03+g1(d2+d4)+g2(d1+d5)+g3(d0+d6) 残りのHi項についても同様の形を用いて表すことができる。
【0013】 一実施形態においては、1次元9−7双直交スプライン・フィルタリング・ベ
ースのDWTが、NブロックのデータをN/2個のハイパス・ブロックのデータ
およびN/2個のローパス・ブロックのデータに変換する。このプロセスは、人
の視覚に対して異なる有意性を持った、異なる分解能で画像を表現するサブバン
ドを生成する。ローパス・フィルタ係数およびハイパス・フィルタ係数は、それ
ぞれ対称であり、したがってh-i=hi、g-i=giとなる。
【0014】 フィルタリング演算に関係する基本ステップを図1に要約する。図1において
は、2つのフィルタ、すなわち9タップのローパス・フィルタh、および7タッ
プのハイパス・フィルタgによって、到来するデータ・エレメントdiのコンボ
リューションが行なわれる。ナイキストの理論によれば、結果として得られるフ
ィルタリング後の表現が、オリジナルの画像の完全な周波数帯域幅を含んでいな
いことから、N個のエレメントをすべて用いなくても、フィルタリング後の表現
を復元することができる。その結果、図1に示したスキームを基礎とする本発明
の装置(図示せず)は、1つ置きのデータ・エレメントに対してコンボリューシ
ョンを実行する。
【0015】 ステップ1においては、次に示す演算が行なわれることになる。 L0=h00+h112+h222+h332+h442 H0=g01+g1(d0+d2)+g2(d1+d3)+g3(d2+d4) ただし、これにおいてLはローパス係数、Hはハイパス係数である。
【0016】 上記の演算、つまりステップ1において実行される演算は、図1に図示した次
のブロックとの関連から容易に理解することができる。図1を参照すると、垂直
の破線104および106によって区切られたデータ・エレメントd0〜d7の
サブブロック108を含むブロック102(破線内)が示されている。ブロック
102は、さらにデータ・エレメントd1、d2、d3、d4を含むサブブロック1
10を含んでいる。データ・エレメントd1、d2、d3、d4は、データ・エレメ
ントd0に対して対称になっている。このようにデータをd0に対して対称に配置
している1つの理由は、エッジ効果の低減である。各データ・エレメントdi
16ビットの大きさを有し、画像のピクセル、または直前のフィルタリング演算
の結果の特性を表す。
【0017】 図1に示したブロック図は、データのブロック102に対してローパスの係数
0、h1、h2、h3、h4、およびハイパスの係数g0、g1、g2、g3がどのよ
うに配置されるかを4つのステップで図示している。データ・エレメントdi
係数hi、giの間におけるコンボリューションは、ブロック102のデータ・エ
レメントdiに対して係数hi、giがどのような配置となるかを知ることによっ
て、より容易に計算することができる。
【0018】 ここで、破線112および114によって区切られるデータのサブブロックに
注目すると、このデータ・エレメントのブロックと、ローパスの係数hiの間に
おけるコンボリューションは、次のような方法に従って計算することができる。
各ローパスの係数hiに、それと垂直方向に対応するデータ・エレメントdiの乗
算を行う。それにより、この垂直方向における乗算は、左から右に向かって次に
示すような結果をもたらす。 h44、h33、h22、h11、h00、h11、h22、h33、h44 乗算結果を水平方向に加算すれば、次の値を得ることができる。 L0=h00+2h11+2h22+2h33+2h44 同一の垂直方向の乗算および水平方向の加算を行うことによって、ハイパスの
係数giとデータ・エレメントdiの間におけるコンボリューションから、次のよ
うな積を得る。 g32、g21、g10、g01、g12、g23、g34 これらの乗算結果を水平方向に加算すれば、次の値を得ることができる。 H0=g01+g1(d0+d2)+g2(d1+d3)+g3(d2+d4
【0019】 ステップ2におけるコンボリューションは、ローパスの係数hiのブロック1
16およびハイパスの係数giのブロック118を、図のステップ2に示される
ように2つ分だけ右方向にシフトすることによって行なわれる。このステップに
おいては、ローパスの係数hiとデータ・エレメントdiの間におけるコンボリュ
ーションの結果が次のように計算される。垂直方向におけるhiとdiの間の乗算
は、次のような結果をもたらす。 h42、h31、h20、h11、h02、h13、h24、h35、h46 これらの結果を加算すれば次の値が得られる。 L1=h02+h1(d1+d3)+h2(d0+d4)+h3(d1+d5)+h4(d2 +d6
【0020】 同様に、直前のステップ1のハイパス係数に対して右に2つ分シフトしたハイ
パスの係数giを用いてdiのコンボリューションを行うことによりハイパス係数
H1を得ることができる。したがって、ローパス・フィルタおよびハイパス・フ
ィルタの中心が、ともに右に向かって2つ分だけ移動される。結果として得られ
るハイパス係数H1は、次のようになる。 H1=g03+g1(d2+d4)+g2(d1+d5)+g3(d0+d6
【0021】 ここで注意しなければならないことは、図1において二重線で囲まれているボ
ックス内のデータである。フィルタが非因果的であることから、この境界におい
てこれを考慮する必要がある。1つのテクニックは、境界に関してデータを対称
に延長し、境界効果を低減する方法である。
【0022】 図2に、本発明に従った対称フィルタリング画像圧縮を実行するための実施形
態の装置200をハイ・レベルのブロック図の形式で示す。装置200は、Nエ
レメント・シフト回路201を含み、これには、破線を用いて示したように、N
個のシフト・ブロックが含まれている。本発明の一実施形態においては、Nエレ
メント・シフト回路201が9つのシフト・ブロック202、204、206、
208、210、212、214、216、218を含んでいる。これらのシフ
ト・ブロックは、それらの中にデータ・エレメントを格納し、それぞれが格納し
ているデータ・エレメントを次のシフト・ブロックにシフトするべく構成されて
いる。本発明の装置の一実施形態においては、各シフト・ブロックがシフト・レ
ジスタRiを含む。シフト・レジスタRiは、16ビットのシフト・レジスタであ
り、16ビットのデータ・エレメントdiを収容する。データ・エレメント、た
とえばd0、d1、d2等は、連続するレジスタRiの間を、図において左から右に
シフトされる。
【0023】 最初に、5つのデータ・エレメントd0〜d4が回路264に供給されるが、そ
れについてはこのセクションで後の方に述べる。回路264は、回路260およ
び262を介してデータ・エレメントd0〜d4を出力し、それがマルチプレクサ
266に渡される。ステップ1〜4を含む最初のパスの間に、マルチプレクサ2
66は、回路260および262を通って渡されたデータ・エレメントをその出
力として選択する。マルチプレクサ266によって出力されたデータ・エレメン
トd0〜d4は、続いてレジスタR0、R1、R2、R3、R4内において図の左から
右にシフトされ、その結果、このシフト・オペレーションの最後には、R0がd4 を、R1がd3を、R2がd2を、R3がd1を、R4がd0をそれぞれ格納することに
なる。
【0024】 図3に示した装置200の構成の概略図においては、装置200の中にデータ
・エレメントd0、d1、d2、d3、d4が対称的に格納されている。図2に示し
たように、データ・エレメントd0〜d4がそれぞれレジスタR4〜R0に格納され
ると、その後、矢印268、270、272、274で示されるように、データ
・エレメントR3、R2、R1、R0が、レジスタR4に対して対称に、それぞれR5 、R6、R7、R8にコピーされる。より具体的には、d1がR3からR5に、d2
2からR6に、d3がR1からR7に、d4がR0からR8に、それぞれコピーされる
【0025】 装置200は、この対称コピーを実行するためのハードウエア・サポートを備
えている。レジスタR4に関してデータ・エレメントの対称コピーを行うための
ハードウエア・サポートの具体化については、当業者が有する知識の範囲である
ことからここでは説明しない。ローパスおよびハイパスのフィルタ係数L0、H0 、L1、H1、L2、H2、L3、H3、L4、H4を獲得するために、最初のパスが実
行される。2番目のパスにおいては、データ・エレメントd0〜d7を取り込み、
本発明に従った装置のレジスタR0〜R8に渡すのではなく、エレメントL0、L1 、L2、L3、L4、H0、H1、H2、H3、H4が直接、レジスタR0〜R8に渡され
、前述したそれぞれの演算が、それらのエレメントに対して行なわれる。中央の
レジスタR4に関してデータの対称コピーを行うオペレーションは、データ・エ
レメントのシーケンスをレジスタR0〜R8内に格納させる。このシーケンスは、
図1に示した、破線112および114によって区切られるブロック内に含まれ
ているデータ・エレメントのシーケンスに等しい。図1においては、破線112
と114の間に配置されるデータ・エレメントが、d0に対して対称に広がって
おり、d0の左側の4データ・エレメントは、d0の右側のデータ・エレメントの
鏡像になっている。
【0026】 装置200によりローパス係数L0を獲得するためのオペレーションは、以下
を含む。各対称ペアのレジスタ(R3,R5)、(R2,R6)、(R1,R7)、(
0,R8)は、それぞれに対応する回路230、232、234、236が結合
されており、これらの回路内において、各対称ペアに格納されたデータ・エレメ
ントの加算が行なわれる。以下、回路230、232、234、236を「加算
除算器」と呼ぶが、これは、これらの回路が次の2つの機能を提供することによ
る:すなわち加算除算器に結合された対称に展開されているレジスタのペアから
のデータ・エレメントのペアの加算;および、加算結果の上位16ビットを抽出
することによる2を除数とする除算である。2を除数とする除算を行う理由は、
2つの16ビットのデータ・エレメントの加算によって17ビットへの桁上がり
を招くことがあるからである。図2〜7に示した装置のロジックが16ビットの
バッファを使用していることから、1ビットを左から右にシフト・アウトするこ
とによって17ビットを16ビットに縮小する。これは、2を除数とする除算に
等しい。
【0027】 図3の装置は、さらに第1の乗算器240、242、244、246、248
を含んでいる。乗算器240、242、244、246は、それぞれに対応する
加算除算器236、234、232、230に結合されている。これらの乗算器
は、ローパスの係数h1、h2、h3、h4と、加算除算器による演算、すなわ
ち2つの対称データ・エレメントの加算および2を除数とする加算結果の除算か
ら得られた結果に対する乗算を行う。さらにローパスの係数h1〜h4には2が乗
じられて、対称データ・エレメントの加算結果に対する2を除数とする除算の補
償が行なわれる。これらの演算が行なわれた後、乗算器240〜246の出力ポ
ートに、それぞれの積、すなわち値2h44、2h33、2h22、2h11
現れる。データ・エレメントd0については、レジスタR4に結合された乗算器
248においてh0との乗算が行なわれる。乗算器248、246、244、2
42、240は、加算器250に結合されており、それにおいて、これらの乗算
器による乗算結果が加算される。加算器250における加算結果は、最初のロー
パス係数L0であり、次の式で示される値に等しい。 h00+2h11+2h22+2h33+2h44
【0028】 図2および3に示した装置は、さらにハイパス係数H0の計算も行う。複数の
レジスタのペア内のデータ・エレメントが加算される。レジスタR2およびR4
データ・エレメントは、加算除算器222において加算される。レジスタR1
よびR5のデータ・エレメントは、加算除算器224において加算される。レジ
スタR0およびR6のデータ・エレメントは、加算除算器226において加算され
る。これらの加算除算器は、それに結合されているデータ・エレメントのペアの
加算を行い、続いて加算結果に対する2を除数とする除算を行うべく構成されて
いる。つまり、加算除算器222、224、226は、対称配置されたシフト・
レジスタからの2つのデータ・エレメントの加算を行った後、加算結果に対して
2を除数とする除算を行う構成になっている。ここで図3に示した実施形態との
関連から説明している特定の例においては、データ・エレメントd02が加算除
算器222において加算された後、2を除数としてその加算結果の除算が行なわ
れる。データ・エレメントd31は、加算除算器224において加算された後、
2を除数としてその加算結果の除算が行なわれる。また、データ・エレメントd 42は、加算除算器226において加算された後、2を除数としてその加算結果
の除算が行なわれる。
【0029】 上記の演算を終了すると、これらの演算の結果に対して、それぞれ乗算器22
7、225、223において、2g3、2g2、2g1との乗算が行なわれる。レ
ジスタ4からのデータ・エレメントd1については、乗算器221において係数
0との乗算が行なわれる。これらの乗算結果は、続いて加算器251において
加算される。加算器250および251は、32ビットのアキュームレータを備
えており、加算結果をそこに格納する。その後、加算器250からの加算結果と
係数hfqとの乗算が行なわれ、ブロック251における加算の結果と係数gf
qとの乗算が行なわれる。係数gfqおよびhfqとの乗算は、これらの結果の
出力に先行して、累算された結果がどのように量子化され得るかということを表
す。量子化は、画像圧縮におけるステップ・ダウンであり、エレメントに端数を
乗ずることによって、到来データの範囲を縮小する。
【0030】 本発明に従った装置200は、格納されたデータ・エレメントdi、およびロ
ーパスならびにハイパス係数の対称な構成を利用する。この対称な構成によって
、2つの乗算に代わる1つの乗算を行うだけで充分となる。
【0031】 図4は、図3に示した装置のデータ・エレメントがシフト回路201によって
2つ分だけ右にシフトされた状態を示している。これにおいては、データ・エレ
メントd56が、それぞれレジスタR1およびR0内にシフト・インされている。
【0032】 図4の構成は、ステップ2におけるローパス係数L1およびハイパス係数H1
生成を行う。この場合、レジスタR4内に格納されているd2が、乗算器248に
おいてローパスの係数h0と乗じられる。対称に配置されたレジスタR5およびR 3 内に格納されているデータ・エレメントd13は、加算除算器230において
加算され、さらにその結果に対する2を除数とする除算が行なわれる。加算結果
に対する2を除数とする除算の結果は、続いて乗算器246において値2h1
の乗算が行なわれる。レジスタR2およびR6内に格納されているデータ・エレメ
ント、つまりd40は、加算除算器232において加算され、さらにその結果に
対する2を除数とする除算が行なわれる。続いて乗算器244において、加算結
果に対する2h2を用いた乗算が行なわれる。レジスタR7およびR1内に格納さ
れているデータ・エレメント、つまりd15は、加算除算器234において加算
され、さらにその結果に対する2を除数とする除算が行なわれる。乗算器242
においては、この加算結果に対する2h3を用いた乗算が行なわれる。最後に、
レジスタR0およびR8内に格納されているデータ・エレメント、つまりd62
対し、加算除算器236において加算、およびその結果に対する2を除数とする
除算が行なわれる。加算の結果は、乗算器240に供給され、それにおいて値2
×h4との乗算が行なわれる。乗算器240、242、244、246、248
によって出力される乗算の結果は、加算器250において加算され、値L1とな
る。レジスタR0〜R8に格納されているデータに対し、加算除算器226、22
4、222、および乗算器227、225、223、221によって類似の演算
が行なわれ、ハイパス係数H1が獲得される。
【0033】 図5は、図4に示した装置の、レジスタR0〜R8に格納されているデータ・エ
レメントが2つ分だけ右にシフトされたときの状態であり、レジスタR1とR0
にそれぞれ新しいデータ・エレメントd76が格納されている。残りの、データ
・エレメント間の加算ならびに2を除数とする除算に関する演算、ローパスの係
数hiおよびハイパスの係数giとの乗算、および加算器250ならびに251に
よる結果の加算は、前の図面の記述に関連して説明した演算と同じになる。
【0034】 図6は、図5に示した装置の、レジスタR0〜R8に格納されているデータ・エ
レメントが2つ分だけ右にシフトされたときの状態である。レジスタR1とR0
には、それぞれデータ・エレメントd54が格納されている。この例においては
、d7が最後のデータ・エレメントを表すことから、装置は、d7に関してデータ
の対称コピーを行い、演算を総括する。
【0035】 装置200のシフト回路201をデータ・エレメントが通過し、加算および乗
算に関連して説明した演算が実行されると、ローパス係数L0〜L4およびハイパ
ス係数H0〜H4が得られる。その後さらに、装置200および前述のデータの処
理方法に従って、L0〜L4およびH0〜H4を用いたパスが行われることになる。
【0036】 図7は、図2の装置を示しており、それにおいて最初のパスによって得られた
ローパス・エレメントL0〜L4がレジスタR0〜R4に渡される。その後、レジス
タR3〜R0の内容がレジスタR4に対して対称に、レジスタR5、R6、R7、R8
にコピーされる。ここで、この場合においてはマルチプレクサ266が、その出
力として、L0、L1、L2、L3、L4に直接結合された入力を選択しており、そ
の結果、L0〜L4が回路260および262によって処理されることなく、シフ
ト回路201に直接それが供給されることに注意が必要である。装置200は、
続いてデータ・エレメントdiの処理を行った方法に類似の方法に従って、係数
iとHiの処理を行う。2番目のパスの最初のステップにおいては、係数LL0
およびHL0が獲得される。2番目のパスの2番目のステップにおいては、係数
LL1およびHL1が獲得され、以下同様に続けられる。
【0037】 演算の合計は、加算器250および251に含まれている32ビットのアキュ
ームレータ内に逐次格納される。この32ビットのアキュームレータは、ディジ
タル信号プロセッサにおいて使用されていた従来の40ビットおよび54ビット
アキュムレーターに比べると有利である。DWTを実行するあらゆるアーキテク
チャは、通常、浮動小数点表現を使用するが、本発明は16ビットの固定小数点
表現を使用して小数を表す。小数の左側の上位16ビットを抽出することによっ
て、演算ごとの精度を可能な限り高く維持している。各データ・エレメントが1
6ビットのデータ・エレメントであることから、加算除算器によって実行される
加算の結果もまた、16ビットの固定小数点表現の小数になる。
【0038】 浮動小数点から固定小数点への数の変換は、この分野において周知である。装
置200を通る最初のパスにおいて、データに対するレベル・シフトならびに結
果の正規化を実行することによって、符号なしデータ・エレメントが固定小数点
に変換される。本発明の一実施形態においては、シフト・デバイス260が、そ
れぞれ16ビットのデータ・エレメントd0〜d4を受け取り、最初に、本発明の
一実施形態においては128とするオフセット値の減算を行うことによって、デ
ータ・エレメントの値を固定小数点の小数に変換する。この値128が各データ
・エレメントの値から減算され、その結果、データ・エレメントの値が−128
から127までの間になり、0に関してセンタリングされる。
【0039】 さらに小数に変換するために、16ビットのディジタル数の最大値が256で
あることから、128を減じた後のデータ・エレメントの値に対して、256用
いた除算を行う。この除算の結果は、浮動小数点という意味における小数である
。この数の上位16ビットを抽出するためには、その数に216を乗じる必要があ
る。216による乗算および256によるその数の除算は、28による乗算に等し
く、それは左に8つのゼロをシフト・インすることに等しい。レベル・シフトお
よび正規化演算をそれぞれ実行する回路260および262は、当業者であれば
周知の標準的な既製の回路である。なお、固定小数点数を求めるための方法に関
して説明した上記の演算は、最初のパスの間に限って行なわれる。
【0040】 図8は、本発明に従って係数L0〜L4およびH0〜H4を求めるためのプロセス
の実施形態に関連するフローチャートを示している。このプロセスは、ブロック
802から開始する。そこでインデクスiに値「0」が割り当てられる。次にプ
ロセスがブロック804に進み、すべてのレジスタR0〜R8のデータが右に1つ
分シフトされる。このステップが行なわれた後のレジスタR0は、データ・エレ
メントd0を格納している。続いてインデクスiに、値i+1が割り当てられる
。その後、プロセスが判断ブロック806に進み、そこでi=4となったか否か
の判断が行なわれる。この場合はi=1であることから、プロセスがブロック8
04に戻り、再び、新しいデータ・エレメントがレジスタR0内にシフト・イン
され、残りのレジスタの内容が、それぞれ右に1つ分シフトされる。このパスを
終了すると、レジスタR0内にはデータ・エレメントd1が格納され、レジスタR 1 内にはデータ・エレメントd0が格納される。続いてインデクスiに値「2」が
割り当てられ、プロセスが判断ブロック806に進み、再度、i=4となったか
否かの判断が行なわれる。iが4に等しいことから、プロセスがブロック804
に戻り、再び、新しいデータ・エレメントがレジスタR0内にシフト・インされ
、残りのレジスタの内容が、それぞれ右に1つ分シフトされる。このステップに
おいて、レジスタR0内にデータ・エレメントd2が格納され、レジスタR1内に
データ・エレメントd1が格納され、レジスタR3内にデータ・エレメントd0
格納される。続いてiがインクリメントされて「3」となり、プロセスは、判断
ブロック806に戻る。iはまだ「4」に等しくなく、したがってプロセスがブ
ロック804に戻る。新しいデータ・エレメントがレジスタR0内にシフト・イ
ンされ、残りのレジスタの内容が、それぞれ右に1つ分シフトされる。これによ
り、レジスタR0内にデータ・エレメントd3が格納され、レジスタR1内にデー
タ・エレメントd2が格納され、レジスタR2内にデータ・エレメントd1が格納
され、レジスタR3内にデータ・エレメントd0が格納される。続いてiが「1」
インクリメントされて「4」に等しくなる。プロセスがブロック806に進むと
、今度はi=4であることから、そこからブロック814に進む。ブロック81
4においては、レジスタR0〜R8内のデータが右に「1」シフトされ、レジスタ
0が値di、つまりd4を受け取る。その後、データ・エレメントd0を格納して
いるレジスタR4に対して対称となるようにデータのコピーを実行する。レジス
タR4に対して対称となるデータのコピーを実行した後は、このプロセスを実行
している装置が図3に示したような構成になる。これにより、係数L0およびH0 が、この説明の最初の方に述べたようにして計算される。
【0041】 その後、プロセスがブロック816に進み、すべてのレジスタのデータが、再
び右に「1」シフトされ、レジスタR0が値di+1、つまりd5を受け取る。続い
て、同じブロック816において、すべてのレジスタのデータが、再び右に「1
」シフトされ、レジスタR0がデータ・エレメントdi+2、つまりこの実施形態に
おいてはd6を受け取る。これにより、係数L1およびH1が、この説明の最初の
方に述べたようにして計算される。
【0042】 プロセスは、ブロック816からブロック818に進み、そこで、レジスタの
データが右に「1」シフトされ、レジスタR0がデータ・エレメントdi+3、つま
りこの実施形態においてはd7を受け取る。続いて、レジスタ内のデータ・エレ
メントが、再度右に「1」シフトされ、レジスタR0がデータ・エレメントdi+2 、つまりd6を受け取る。これにより、係数L2およびH2が、この説明の最初の
方に述べたようにして計算される。
【0043】 その後プロセスがブロック820に進み、そこで、レジスタ内のデータ・エレ
メントが右に「1」シフトされ、レジスタR0が値di+1を受け取る。再度、レジ
スタ内のデータ・エレメントが右に「1」シフトされ、レジスタR0がデータ・
エレメントdiを受け取る。これにより、係数L3およびH3が、この説明の最初
の方に述べたようにして計算される。
【0044】 以上の詳細な説明においては、その具体的な実施形態を参照して本発明を説明
してきた。しかしながら、本発明の精神および範囲はそれよりも広く、そこから
逸脱することなく各種の修正ならびに変更が可能なことは明らかである。したが
って、明細書および図面は、限定を意味するものではなく、例示に関するもので
あるとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従った装置によって具体化されるフィルタリング演算に関係する基本
ステップを示したブロック図である。
【図2】 本発明の一実施形態に従った対称フィルタリング・画像圧縮を実行するための
装置を示したブロック図である。
【図3】 データ・エレメントが右に2つ分だけシフトされ、追加の2つのデータ・エレ
メントが追加された状態の図2の装置を示したブロック図である。
【図4】 データ・エレメントが右に2つ分だけシフトされ、追加の2つのデータ・エレ
メントが追加された状態の図3の装置を示したブロック図である。
【図5】 格納されたデータ・エレメントが右に2つ分だけシフトされ、追加の2つのデ
ータ・エレメントが追加された状態の図4の装置を示したブロック図である。
【図6】 データ・エレメントが右に2つ分だけシフトされ、2つのデータ・エレメント
が追加された状態の図5の装置を示したブロック図である。
【図7】 ローパス・エレメントL0〜L4が格納された状態の図2の装置を示したブロ
ック図である。
【図8】 本発明に従ってローパスおよびハイパスの係数を獲得するプロセスの実施形態
に関連するフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 バブロ,デビッド・ケイ アメリカ合衆国・85248・アリゾナ州・チ ャンドラー・ウエスト ゴールドフィンチ ウェイ・1872 Fターム(参考) 5B057 AA20 CA16 CB16 CE06 CH09 5C059 KK15 MA24 UA12 UA14 UA25 5C078 BA53 CA25 DA01

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対称フィルタリング・画像圧縮を実行する装置において: それぞれが画像のピクセルを表すデータ・エレメントを格納しかつシフトさせ
    るためのN個のシフト・ブロック(SB)を有するNエレメント・シフト回路; 前記N個のSBの第1の複数のペアとなっているSBからのデータ・エレメン
    トを加算するための第1の複数の加算回路; 前記N個のSBの、第2の複数のペアとなっているSBからのデータ・エレメ
    ントを加算するための第2の複数の加算回路; 対応するローパス係数を用いて、前記第1の複数の加算回路によって実行され
    た加算の結果に対する乗算を行う、第1の複数の乗算回路;および、 対応するハイパス係数を用いて、前記第2の複数の加算回路によって実行され
    た加算の結果に対する乗算を行う、第2の複数の乗算回路; を備えることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の複数のペアとなっているSBの各SBは、第1の
    SBに対して対称に配置されることを特徴とする前記請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の複数のペアとなっているSBの各SBは、第2の
    SBに対して対称に配置されることを特徴とする前記請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記ローパス係数は、中心のローパス係数に対して対称であ
    ることを特徴とする前記請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記ハイパス係数は、中心のローパス係数に対して対称であ
    ることを特徴とする前記請求項1記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記ハイパスおよびローパス係数は、9−7双直交スプライ
    ン・フィルタを具体化することを特徴とする前記請求項1記載の装置。
  7. 【請求項7】 先頭の((N−1)/2)+1個の前記データ・エレメント
    は、当初、先頭の((N−1)/2)+1個の前記シフト・ブロック内に格納さ
    れることを特徴とする前記請求項1記載の装置。
  8. 【請求項8】 先頭の(N−1)/2個の前記データ・エレメントがコピー
    され、((N−1)/2)+1番目のシフト・ブロックに対して対称な(N−1
    )/2個のシフト・ブロックに分配されることを特徴とする前記請求項7記載の
    装置。
  9. 【請求項9】 前記第1のシフト・ブロックは、((N−1)/2)+1番
    目のブロックであることを特徴とする前記請求項2記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記第2のシフト・ブロックは、(N−1)/2番目のシ
    フト・ブロックであることを特徴とする前記請求項3記載の装置。
  11. 【請求項11】 さらに、前記複数の第1の乗算回路に結合される、前記複
    数の第1の乗算器からの乗算の結果を加算するための第1の加算回路を含むこと
    を特徴とする前記請求項1記載の装置。
  12. 【請求項12】 さらに、前記複数の第2の乗算回路に結合され、それらの
    間における前記複数の第2の乗算器からの乗算の結果を加算するための第2の加
    算回路を含むことを特徴とする前記請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 さらに、到来データを固定小数点データ・エレメントに変
    換するための回路を含むことを特徴とする前記請求項1記載の装置。
  14. 【請求項14】 さらに、前記データ・エレメントを正規化するための回路
    を含むことを特徴とする前記請求項13記載の装置。
  15. 【請求項15】 対称フィルタリング画像圧縮を実行する方法において: N個のシフト・ブロックを有するNエレメント・シフト回路内に画像のピクセ
    ルを表すデータ・エレメントを複数格納するステップ; 前記N個のシフト・ブロックの、第1の複数のペアとなっているシフト・ブロ
    ックからのデータ・エレメントを加算するステップ; 前記N個のシフト・ブロックの、第2の複数のペアとなっているシフト・ブロ
    ックからのデータ・エレメントを加算するステップ; 対応するローパス係数を用いて、前記第1の複数のシフト・ブロックからのデ
    ータ・エレメントの加算の結果に対する乗算を行うステップ;および、 対応するハイパス係数を用いて、前記第2の複数のシフト・ブロックからのデ
    ータ・エレメントの加算の結果に対する乗算を行うステップ; を包含することを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 さらに、前記第1の複数のシフト・ブロックからのデータ
    ・エレメントの加算の結果を加算するステップを含むことを特徴とする前記請求
    項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 さらに、前記第2の複数のシフト・ブロックからのデータ
    ・エレメントの加算の結果を加算するステップを含むことを特徴とする前記請求
    項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記格納するステップは、符号なしデータ・エレメントを
    固定小数点小数に変換するステップを含むことを特徴とする前記請求項15記載
    の方法。
  19. 【請求項19】 前記変換するステップは、前記データ・エレメントに対す
    るレベル・シフトの実行を含むことを特徴とする前記請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記格納するステップは、さらに前記データ・エレメント
    の正規化を実行するステップを含むことを特徴とする前記請求項19記載の方法
  21. 【請求項21】 対称フィルタリング画像圧縮を実行する装置において: それぞれが画像のピクセルを表すデータ・エレメントを格納しかつシフトさせ
    るためのN個のシフト・ブロック(SB)を有するNエレメント・シフト回路; 前記N個のSBの、第1の複数のペアとなっているSBからのデータ・エレメ
    ントを加算し、かつその加算の第1の結果に対して2を除数とする除算を行う第
    1の複数の加算除算回路; 前記N個のSBの、第2の複数のペアとなっているSBからのデータ・エレメ
    ントを加算し、かつ該加算の第2の結果に対して2を除数とする除算を行う第2
    の複数の加算除算回路; 2を乗じた対応するローパス係数を用いて、2を除数とする除算を行った前記
    第1の結果に対する乗算を行う、第1の複数の乗算回路;および、 2を乗じた対応するハイパス係数を用いて、2を除数とする除算を行った前記
    第2の結果に対する乗算を行う、第2の複数の乗算回路; を備えることを特徴とする装置。
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