JP2002540413A - 識別のための方法及び評価ユニットを有する識別可能な電気的コンポーネント - Google Patents
識別のための方法及び評価ユニットを有する識別可能な電気的コンポーネントInfo
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D21/00—Measuring or testing not otherwise provided for
Abstract
(57)【要約】
少なくとも１つの分圧器を有する電気的コンポーネントを提案する。この分圧器はこの電気的コンポーネントの識別のために電圧測定を用いる評価ユニットによって読み出される。この場合、まず最初に、評価ユニットが電気的コンポーネントに接続され、電圧測定が実施され、この電圧測定はアナログ・ディジタル変換器によってディジタルコードにおいて検出され、このディジタルコードによって電気的コンポーネントが識別可能である。この識別は電気的機器へのデータ出力側を介して出力可能である。
Description
【０００１】 従来技術 本発明は主請求項の上位概念記載の電気的コンポーネントに関する。取り付け
られたバーコード及び/又はタイプ標識によって電気的コンポーネントを識別す
ることは公知である。しかし、電気的機器によってこの情報を後続処理するため
には例えばこの電気的コンポーネントのタイプの更なる手動入力が必要である。
さらに、コンピュータ技術においては、コンピュータコンポーネントのアイデン
ティティに関する情報をインターフェースを介して問い合わせることが公知であ
る。ＵＳ４４８７１８１からは、ポンプの形式の燃料供給システムが公知であり
、このポンプではポンプハウジングにおいてテストフェーズ中にポンプのデータ
に関する表示が示される。このテスト表示は抵抗回路網の形式において実施され
、抵抗の値がテストフェーズ中のポンプのデータに関する情報を表している。ケ
ーブル接続を介してコントロールシステムへの伝送が可能である。
られたバーコード及び/又はタイプ標識によって電気的コンポーネントを識別す
ることは公知である。しかし、電気的機器によってこの情報を後続処理するため
には例えばこの電気的コンポーネントのタイプの更なる手動入力が必要である。
さらに、コンピュータ技術においては、コンピュータコンポーネントのアイデン
ティティに関する情報をインターフェースを介して問い合わせることが公知であ
る。ＵＳ４４８７１８１からは、ポンプの形式の燃料供給システムが公知であり
、このポンプではポンプハウジングにおいてテストフェーズ中にポンプのデータ
に関する表示が示される。このテスト表示は抵抗回路網の形式において実施され
、抵抗の値がテストフェーズ中のポンプのデータに関する情報を表している。ケ
ーブル接続を介してコントロールシステムへの伝送が可能である。
【０００２】 本発明の利点 従来技術に対して本発明の電気的コンポーネントは、この電気的コンポーネン
トのアイデンティティに関する情報が分圧器における電圧の測定から生じ、抵抗
回路網の部分がこの電気的コンポーネントにあるという利点を有する。これは、
分圧器から取り出し可能な分圧された電圧が抵抗回路網の抵抗の絶対値には依存
せず、この分圧器の抵抗の比にだけ依存するので、とりわけ有利である。とりわ
け、抵抗の温度依存性は、電圧測定の際には無関係になり、従って、この電気的
コンポーネントの識別誤りを引き起こさない。他の利点としては、電圧測定が非
常に高い内部抵抗を有する測定機器によって行われ、従って、この測定のために
は非常に小さい電流しか必要ない。
トのアイデンティティに関する情報が分圧器における電圧の測定から生じ、抵抗
回路網の部分がこの電気的コンポーネントにあるという利点を有する。これは、
分圧器から取り出し可能な分圧された電圧が抵抗回路網の抵抗の絶対値には依存
せず、この分圧器の抵抗の比にだけ依存するので、とりわけ有利である。とりわ
け、抵抗の温度依存性は、電圧測定の際には無関係になり、従って、この電気的
コンポーネントの識別誤りを引き起こさない。他の利点としては、電圧測定が非
常に高い内部抵抗を有する測定機器によって行われ、従って、この測定のために
は非常に小さい電流しか必要ない。
【０００３】 さらに有利には、抵抗回路網をそれぞれ２つのオーム抵抗の直列回路からなる
多数の並列回路として構成し、それぞれ直列に接続された２つの抵抗の間で電圧
を取り出し、この電圧を一定の基準電位に対して測定する。なぜなら、抵抗のト
レランス及び測定機器の制限された分解能のために任意に多数の可能な電圧値を
使用することができないので、多数の直列回路を設けることによって電気的コン
ポーネントの識別のための格納可能な情報量が増大されるからである。さらに、
有利には、抵抗回路網の抵抗の値は段階的に区別すること（Abstufungen）にお
いて選択され、基準電圧が予め設定される場合にはこの基準電圧までの電圧値だ
けが測定可能であり、これらの電圧値のトレランス範囲はそれぞれ分離されてい
る。これによって、測定された電圧値を一意的なやり方で電気的コンポーネント
の後続の識別に使用される理論的電圧値に割り当てることが可能である。
多数の並列回路として構成し、それぞれ直列に接続された２つの抵抗の間で電圧
を取り出し、この電圧を一定の基準電位に対して測定する。なぜなら、抵抗のト
レランス及び測定機器の制限された分解能のために任意に多数の可能な電圧値を
使用することができないので、多数の直列回路を設けることによって電気的コン
ポーネントの識別のための格納可能な情報量が増大されるからである。さらに、
有利には、抵抗回路網の抵抗の値は段階的に区別すること（Abstufungen）にお
いて選択され、基準電圧が予め設定される場合にはこの基準電圧までの電圧値だ
けが測定可能であり、これらの電圧値のトレランス範囲はそれぞれ分離されてい
る。これによって、測定された電圧値を一意的なやり方で電気的コンポーネント
の後続の識別に使用される理論的電圧値に割り当てることが可能である。
【０００４】 さらに、有利には、電気的コンポーネントは基準電圧に対する入力側を有する
。これによって、測定装置は電気的コンポーネントの給電電圧には依存しない。
これは、電気的コンポーネントが識別の時点にまだ活性化されておらず、従って
まだ動作電圧を給電されていない場合に有意義である。さらに、場合によっては
この電気的コンポーネントにおいて印可される電圧が変動し、この結果、測定が
場合によっては誤った識別をもたらすかもしれない。基準電圧が外部からこの電
気的コンポーネントに入力されるならば、この電圧は直接的に測定ユニットによ
って検査され得る。
。これによって、測定装置は電気的コンポーネントの給電電圧には依存しない。
これは、電気的コンポーネントが識別の時点にまだ活性化されておらず、従って
まだ動作電圧を給電されていない場合に有意義である。さらに、場合によっては
この電気的コンポーネントにおいて印可される電圧が変動し、この結果、測定が
場合によっては誤った識別をもたらすかもしれない。基準電圧が外部からこの電
気的コンポーネントに入力されるならば、この電圧は直接的に測定ユニットによ
って検査され得る。
【０００５】 さらに、有利には、電気的コンポーネントの識別のための方法が設けられ、こ
の方法においては、電圧が分圧器の少なくとも１つの抵抗において測定され、評
価ユニットによってこの電気的コンポーネントの識別を可能にする情報がもとめ
られる。これによって、測定された電圧が後続処理可能な信号に変換される。
の方法においては、電圧が分圧器の少なくとも１つの抵抗において測定され、評
価ユニットによってこの電気的コンポーネントの識別を可能にする情報がもとめ
られる。これによって、測定された電圧が後続処理可能な信号に変換される。
【０００６】 さらに、有利には、測定された電圧をアナログ・ディジタル変換器を介してデ
ィジタルコードに変換する。これによって、抵抗のトレランス又は供給線路にお
ける電圧降下ならびに測定機器の不精確さによって生じる測定エラーが除去され
る。さらに、ディジタルコードは計算ユニットによる後続処理を可能にする。
ィジタルコードに変換する。これによって、抵抗のトレランス又は供給線路にお
ける電圧降下ならびに測定機器の不精確さによって生じる測定エラーが除去され
る。さらに、ディジタルコードは計算ユニットによる後続処理を可能にする。
【０００７】 さらに、有利には、基準電圧として直流電圧を使用する。なぜならば、交流電
圧に比べて直流電圧の場合には抵抗値が容量性の乃至は誘導性の負荷の場合のよ
うに周波数に依存しないからである。
圧に比べて直流電圧の場合には抵抗値が容量性の乃至は誘導性の負荷の場合のよ
うに周波数に依存しないからである。
【０００８】 さらに、有利には、アナログ・ディジタル変換器のディジタルコードは計算ユ
ニットに転送され、この計算ユニットはこのディジタルコードを格納されたディ
ジタルコードと比較し、このもとめられたコードと格納されたディジタルコード
とが一致する場合には装置タイプをメモリユニットから呼び出し、出力ユニット
ないしはデータ出力側に伝送することができる。これにより、装置の識別は既に
評価ユニットにおいて可能であり、この結果、装置タイプを出力ユニットで表示
すること又は他の計算ユニットに伝送することができる。
ニットに転送され、この計算ユニットはこのディジタルコードを格納されたディ
ジタルコードと比較し、このもとめられたコードと格納されたディジタルコード
とが一致する場合には装置タイプをメモリユニットから呼び出し、出力ユニット
ないしはデータ出力側に伝送することができる。これにより、装置の識別は既に
評価ユニットにおいて可能であり、この結果、装置タイプを出力ユニットで表示
すること又は他の計算ユニットに伝送することができる。
【０００９】 さらに、有利には、ディジタルコードは評価ユニットから直接的に第２の計算
ユニットに転送され、この場合、装置の識別はすでに評価ユニットによって行わ
れるか又は第２の計算ユニットによって第２のメモリユニットにアクセスするこ
とにおいて行われるかのいずれかである。この場合、有利には、電気的機器の動
作に対するデータは第２の計算ユニットによって第２のメモリユニットからロー
ドされ得る。従って、どのような電気的な機器が存在するのかに関するユーザに
よる手動選択、又は、特別なデータキャリアの第２のメモリユニットへの入力が
回避され、この第２のメモリユニットは電気的機器の動作に対するデータだけを
担っている。従って、さらに、製品構成(Produktpalette)のための媒体を電気的
コンポーネントの様々な変形実施形態に使用しさえすればよく、メモリユニット
のための媒体を設けさえすればよい。
ユニットに転送され、この場合、装置の識別はすでに評価ユニットによって行わ
れるか又は第２の計算ユニットによって第２のメモリユニットにアクセスするこ
とにおいて行われるかのいずれかである。この場合、有利には、電気的機器の動
作に対するデータは第２の計算ユニットによって第２のメモリユニットからロー
ドされ得る。従って、どのような電気的な機器が存在するのかに関するユーザに
よる手動選択、又は、特別なデータキャリアの第２のメモリユニットへの入力が
回避され、この第２のメモリユニットは電気的機器の動作に対するデータだけを
担っている。従って、さらに、製品構成(Produktpalette)のための媒体を電気的
コンポーネントの様々な変形実施形態に使用しさえすればよく、メモリユニット
のための媒体を設けさえすればよい。
【００１０】 この場合、有利には、電気的コンポーネントの識別に依存して、この電気的コ
ンポーネントの動作に対して必要なデータは、自動的に、第２のメモリユニット
に既存においてはロードされる。
ンポーネントの動作に対して必要なデータは、自動的に、第２のメモリユニット
に既存においてはロードされる。
【００１１】 さらに、有利には、評価ユニットにはアナログ・ディジタル変換器が設けられ
、このアナログ・ディジタル変換器は電気的コンポーネントにおいて測定される
電圧をディジタルコードに変換する。なぜなら、ディジタルコードならば計算ユ
ニットによって後続処理され得るからである。さらに、有利には、この評価ユニ
ットには計算ユニット及びメモリユニットが設けられ、この計算ユニット及びメ
モリユニットによってディジタルコードは予めこのメモリユニットに格納される
装置タイプに割り当て可能である。というのも、この結果、直接的に評価ユニッ
トによって装置タイプの表示又は例えば他の計算ユニットへの伝達が可能だから
である。
、このアナログ・ディジタル変換器は電気的コンポーネントにおいて測定される
電圧をディジタルコードに変換する。なぜなら、ディジタルコードならば計算ユ
ニットによって後続処理され得るからである。さらに、有利には、この評価ユニ
ットには計算ユニット及びメモリユニットが設けられ、この計算ユニット及びメ
モリユニットによってディジタルコードは予めこのメモリユニットに格納される
装置タイプに割り当て可能である。というのも、この結果、直接的に評価ユニッ
トによって装置タイプの表示又は例えば他の計算ユニットへの伝達が可能だから
である。
【００１２】 図面 図１は本発明の評価ユニットを有する本発明の電気的コンポーネントを示し、 図２は別の本発明の評価ユニットを有する本発明の電気的コンポーネントを示
し、 図３は電気的機器における本発明の電気的コンポーネントを示し、この場合、
この電気的コンポーネントは本発明の評価ユニットに接続されており、 図４は電気的機器において評価ユニットに接続されている電気的コンポーネン
トを示す。
し、 図３は電気的機器における本発明の電気的コンポーネントを示し、この場合、
この電気的コンポーネントは本発明の評価ユニットに接続されており、 図４は電気的機器において評価ユニットに接続されている電気的コンポーネン
トを示す。
【００１３】 実施例の記述 図１には電気回路３０を有する電気的コンポーネント３１が図示されている。
さらにこの電気的な機器３１には抵抗回路網１１が設けられており、この抵抗回
路網１１は第１の抵抗１２、第２の抵抗１３、第３の抵抗１４、第４の抵抗１５
、第５の抵抗１６及び第６の抵抗１７から構成されている。この電気的機器３１
は評価ユニット１に接続されている。この接続は基準電圧線路６、第１のデータ
線路８、第２のデータ線路９、第３のデータ線路１０及びアース線路７を介して
行われている。この評価ユニット１には基準電圧源５、アナログ・ディジタル変
換器２、インターフェース３及びデータ出力側４が設けられている。抵抗回路網
１１では、第１の抵抗１２、第３の抵抗１４及び第５の抵抗１６がそれぞれ基準
電圧線路６に接続されており、従って評価ユニット１の基準電圧源５に接続され
ている。第１の抵抗１２はそのもう一方の端子によって第２の抵抗１３にも第３
のデータ線路１０にも接続されている。第３の抵抗１４はそのもう一方の端子に
よって第４の抵抗１５にも第２のデータ線路９にも接続されている。第５の抵抗
１６はそのもう一方の出力側によって第６の抵抗１７にも第１のデータ線路８に
も接続されている。３つのデータ線路８、９、１０はそれぞれ評価ユニット１の
アナログ・ディジタル変換器２の入力側に導かれている。第２の抵抗１３、第４
の抵抗１５及び第６の抵抗１７は全てアース線路７に接続されており、このアー
ス線路７に評価ユニット１は接続されている。この抵抗回路網において使用され
る全ての抵抗はこの場合２つの端子を有する抵抗であり、これらの抵抗は例えば
炭素膜抵抗として、ＳＭＤコンポーネントとして又はミクロ構造コンポーネント
としてミニチュア化された半導体回路において構成される。
さらにこの電気的な機器３１には抵抗回路網１１が設けられており、この抵抗回
路網１１は第１の抵抗１２、第２の抵抗１３、第３の抵抗１４、第４の抵抗１５
、第５の抵抗１６及び第６の抵抗１７から構成されている。この電気的機器３１
は評価ユニット１に接続されている。この接続は基準電圧線路６、第１のデータ
線路８、第２のデータ線路９、第３のデータ線路１０及びアース線路７を介して
行われている。この評価ユニット１には基準電圧源５、アナログ・ディジタル変
換器２、インターフェース３及びデータ出力側４が設けられている。抵抗回路網
１１では、第１の抵抗１２、第３の抵抗１４及び第５の抵抗１６がそれぞれ基準
電圧線路６に接続されており、従って評価ユニット１の基準電圧源５に接続され
ている。第１の抵抗１２はそのもう一方の端子によって第２の抵抗１３にも第３
のデータ線路１０にも接続されている。第３の抵抗１４はそのもう一方の端子に
よって第４の抵抗１５にも第２のデータ線路９にも接続されている。第５の抵抗
１６はそのもう一方の出力側によって第６の抵抗１７にも第１のデータ線路８に
も接続されている。３つのデータ線路８、９、１０はそれぞれ評価ユニット１の
アナログ・ディジタル変換器２の入力側に導かれている。第２の抵抗１３、第４
の抵抗１５及び第６の抵抗１７は全てアース線路７に接続されており、このアー
ス線路７に評価ユニット１は接続されている。この抵抗回路網において使用され
る全ての抵抗はこの場合２つの端子を有する抵抗であり、これらの抵抗は例えば
炭素膜抵抗として、ＳＭＤコンポーネントとして又はミクロ構造コンポーネント
としてミニチュア化された半導体回路において構成される。
【００１４】 抵抗回路網１１は電気的コンポーネント３１の電気的モジュール３０から独立
している。この電気的モジュールの動作方法は、この場合、任意である。データ
入力側、データ出力側及び電圧給電部は図１には図示されていない。この電気的
モジュールはこの場合例えば受動構成素子、半導体素子、計算及びメモリユニッ
トならびに表示ユニット及びアクチュエータを含む。
している。この電気的モジュールの動作方法は、この場合、任意である。データ
入力側、データ出力側及び電圧給電部は図１には図示されていない。この電気的
モジュールはこの場合例えば受動構成素子、半導体素子、計算及びメモリユニッ
トならびに表示ユニット及びアクチュエータを含む。
【００１５】 第１の方法ステップでは、評価ユニット１がこの電気的コンポーネントとりわ
け抵抗回路網１１に基準電圧線路６、第１の及び第２の及び第３のデータ線路８
、９、１０及びアース線路７を介して接続される。この接続は、プラグ端子接続
によって行われ、この接続において評価ユニットは電気的コンポーネントと直接
的に接続されるか又はこの評価ユニット１とこの電気的コンポーネント３１との
間のワイヤ接続が存在する。その他に、この評価ユニット１及び電気的コンポー
ネント３１を回路基板上に設け、これによりこの接続をそれぞれ回路基板線路を
介して行うことも可能である。この場合、この接続は、とりわけプラグ端子接続
の際に可能であるように、持続的でもあり中断可能でもある。第２の方法ステッ
プでは、基準電圧源５から基準電圧線路６を介して抵抗回路網１１に基準電圧が
印可される。この場合、基準電圧はそれぞれ第１の及び第２の抵抗１２、１３に
、第３の及び第４の抵抗１４、１５に、第５の及び第６の抵抗１６、１７に並列
回路に基づいて印可される。この場合、それぞれ２つの抵抗はそれぞれ１つの分
圧器を形成する。どのように情報が評価ユニットに第３の方法ステップにおいて
伝送されるのかを、第１の及び第２の抵抗１２、１３に基づいて説明する。例え
ばアース線路７に対して第１の抵抗１２と第２の抵抗１３との間の第３のデータ
線路の接続端子に印可される電圧は、この第１の抵抗１２の第２の抵抗１３に対
する比によって与えられる。１０ボルトの基準電圧が印可され、例えば第１の抵
抗は値１００オームを、第２の抵抗１３は値３００オームを有するならば、明ら
かにこの電圧の３／４が第２の抵抗１３において降下する。従って、基準電位ア
ースに対して第２の抵抗１３には７．５ボルトの電圧が印可される。この７．５
ボルトの値はアナログ・ディジタル変換器によって第３の方法ステップにおいて
測定されてデジタルコードに変換される。この場合、アナログ・ディジタル変換
器は有利には１ＭΩより大きな高い内部抵抗を有する電圧測定ユニットとして構
成される。例えばこの値７．５ボルトにはディジタルコードとして数字３が割り
当てられる。第１の抵抗１２及び第２の抵抗１３に対するさらに別の可能な抵抗
組み合わせ方法は、例えば、第１の抵抗１２が値３００オームを、第２の抵抗１
３が値１００オームを有すること、又は、両方の抵抗が値２００オームを有する
ことである。これらの抵抗が５％のトレランスを有すると仮定するすれば、第１
の抵抗１２が３００オームの値を有し、第２の抵抗１３が１００オームの値を有
する場合には、第３のデータ線路１０では基準電圧１０ボルトの場合に２．３〜
２．７ボルトの範囲の電圧が測定され得る。両方の抵抗が値２００オームを有す
る場合には、４．８〜５．２ボルトの電圧が測定され得る。第２の抵抗１３が値
３００オームを有し、第１の抵抗１２が値１００オームを有する場合には、７．
３〜７．７ボルトの範囲の電圧が測定され得る。この実施例では、アナログ・デ
ィジタル変換器によって範囲２．３〜２．７において測定された全ての電圧には
ディジタル値１が、範囲４．８〜５．２ボルトにおいて測定された全ての電圧に
は値２が、そして前述のように、範囲７．３〜７．７ボルトにおいて測定された
全ての電圧には値３が割り当てられる。この実施例では他の抵抗組み合わせ方法
は許されてはいないので、その他のどんな電圧がアナログ・ディジタル変換器に
よって測定されてもエラーが通報される。２．５、５．０及び７．５ボルトの個
々の電圧値を中心とするこれらのトレランス範囲が分離されていることによって
、一方ではエラーを識別することが可能であり、他方では電圧値のコードへの一
意的な割り当てを実施することが可能である。従って、同様に基準電圧を基準電
位として選択することも可能である。抵抗のエラーによる全ての可能な測定値が
確実にこのトレランス範囲内にあるように、トレランス範囲は少なくとも大きく
選択される。
け抵抗回路網１１に基準電圧線路６、第１の及び第２の及び第３のデータ線路８
、９、１０及びアース線路７を介して接続される。この接続は、プラグ端子接続
によって行われ、この接続において評価ユニットは電気的コンポーネントと直接
的に接続されるか又はこの評価ユニット１とこの電気的コンポーネント３１との
間のワイヤ接続が存在する。その他に、この評価ユニット１及び電気的コンポー
ネント３１を回路基板上に設け、これによりこの接続をそれぞれ回路基板線路を
介して行うことも可能である。この場合、この接続は、とりわけプラグ端子接続
の際に可能であるように、持続的でもあり中断可能でもある。第２の方法ステッ
プでは、基準電圧源５から基準電圧線路６を介して抵抗回路網１１に基準電圧が
印可される。この場合、基準電圧はそれぞれ第１の及び第２の抵抗１２、１３に
、第３の及び第４の抵抗１４、１５に、第５の及び第６の抵抗１６、１７に並列
回路に基づいて印可される。この場合、それぞれ２つの抵抗はそれぞれ１つの分
圧器を形成する。どのように情報が評価ユニットに第３の方法ステップにおいて
伝送されるのかを、第１の及び第２の抵抗１２、１３に基づいて説明する。例え
ばアース線路７に対して第１の抵抗１２と第２の抵抗１３との間の第３のデータ
線路の接続端子に印可される電圧は、この第１の抵抗１２の第２の抵抗１３に対
する比によって与えられる。１０ボルトの基準電圧が印可され、例えば第１の抵
抗は値１００オームを、第２の抵抗１３は値３００オームを有するならば、明ら
かにこの電圧の３／４が第２の抵抗１３において降下する。従って、基準電位ア
ースに対して第２の抵抗１３には７．５ボルトの電圧が印可される。この７．５
ボルトの値はアナログ・ディジタル変換器によって第３の方法ステップにおいて
測定されてデジタルコードに変換される。この場合、アナログ・ディジタル変換
器は有利には１ＭΩより大きな高い内部抵抗を有する電圧測定ユニットとして構
成される。例えばこの値７．５ボルトにはディジタルコードとして数字３が割り
当てられる。第１の抵抗１２及び第２の抵抗１３に対するさらに別の可能な抵抗
組み合わせ方法は、例えば、第１の抵抗１２が値３００オームを、第２の抵抗１
３が値１００オームを有すること、又は、両方の抵抗が値２００オームを有する
ことである。これらの抵抗が５％のトレランスを有すると仮定するすれば、第１
の抵抗１２が３００オームの値を有し、第２の抵抗１３が１００オームの値を有
する場合には、第３のデータ線路１０では基準電圧１０ボルトの場合に２．３〜
２．７ボルトの範囲の電圧が測定され得る。両方の抵抗が値２００オームを有す
る場合には、４．８〜５．２ボルトの電圧が測定され得る。第２の抵抗１３が値
３００オームを有し、第１の抵抗１２が値１００オームを有する場合には、７．
３〜７．７ボルトの範囲の電圧が測定され得る。この実施例では、アナログ・デ
ィジタル変換器によって範囲２．３〜２．７において測定された全ての電圧には
ディジタル値１が、範囲４．８〜５．２ボルトにおいて測定された全ての電圧に
は値２が、そして前述のように、範囲７．３〜７．７ボルトにおいて測定された
全ての電圧には値３が割り当てられる。この実施例では他の抵抗組み合わせ方法
は許されてはいないので、その他のどんな電圧がアナログ・ディジタル変換器に
よって測定されてもエラーが通報される。２．５、５．０及び７．５ボルトの個
々の電圧値を中心とするこれらのトレランス範囲が分離されていることによって
、一方ではエラーを識別することが可能であり、他方では電圧値のコードへの一
意的な割り当てを実施することが可能である。従って、同様に基準電圧を基準電
位として選択することも可能である。抵抗のエラーによる全ての可能な測定値が
確実にこのトレランス範囲内にあるように、トレランス範囲は少なくとも大きく
選択される。
【００１６】 第３の抵抗１４にも第４の抵抗１５にも、第５の抵抗１６及び第６の抵抗１７
にも同様に場合によっては第１の抵抗１２及び第２の抵抗１３のように１０ボル
トの基準電圧が印可されるので、２つの抵抗の間で第２のデータ線路９乃至は第
１のデータ線路８を介して分圧された電圧が取り出され得る。同一の可能な抵抗
選択の際には、第１の及び第２のデータ線路８、９において同じ様にアナログ・
ディジタル変換器２への入力電圧が生じ得る。３つのデータ線路の各々に対して
アナログ・ディジタル変換器には固有の入力側が設けられている。これらの３つ
のデータ線路に同時に又は順次問い合わせるアナログ・ディジタル変換器は各デ
ータ線路に対してもとめられた数値をディジタルコードにまとめる。このディジ
タルコードは３つの桁から成り、各桁は値１又は２又は３を有し得る。ディジタ
ルコードは第４の方法ステップにおいてインターフェース３に伝送され、データ
出力側４を介してこの評価ユニットから取り出し可能である。この場合、このイ
ンターフェース３はコンピュータ分野において通常使用されるインターフェース
、例えばシリアルインターフェース又はパラレルインターフェースであるか、又
は、自動車において通常使用されるインターフェース、例えばＣＡＮバスに対す
るインターフェースであればよい。この伝送は第４の方法ステップを表す。デー
タ出力側から取り出されたコードはここには図示されていない外部ユニットによ
ってユーザへの情報提供のために使用される。このユーザには電気的コンポーネ
ント３１のアイデンティティに関する情報が提供される。さらに、外部ユニット
にはどのような電気的コンポーネント３１が存在しているかに関する情報が提供
され、これによってこの外部ユニットには意図的に次のことが可能になる、すな
わち、この電気的コンポーネント３１にアクセスし、この電気的コンポーネント
３１を制御し、この電気的コンポーネント３１から情報を読み出し、又は、ソフ
トウェアをロードすることが可能になる。このソフトウェアによって初めてこの
外部ユニットによるこの電気的コンポーネント３１の動作が可能になる。この外
部ユニットは有利には自動車におけるナビゲーション機器及び/又はラジオ及び/
又は移動通信ユニットである。この場合、この電気的コンポーネントは多数の上
記の機器において使用されるが、この電気的コンポーネントは様々な機器におけ
るこの電気的コンポーネントの使用に依存して特別なソフトウェアを必要とする
か、あるいは、この機器の方がこの電気的コンポーネント３１の動作のためにこ
の特別なソフトウェアを必要とする。
にも同様に場合によっては第１の抵抗１２及び第２の抵抗１３のように１０ボル
トの基準電圧が印可されるので、２つの抵抗の間で第２のデータ線路９乃至は第
１のデータ線路８を介して分圧された電圧が取り出され得る。同一の可能な抵抗
選択の際には、第１の及び第２のデータ線路８、９において同じ様にアナログ・
ディジタル変換器２への入力電圧が生じ得る。３つのデータ線路の各々に対して
アナログ・ディジタル変換器には固有の入力側が設けられている。これらの３つ
のデータ線路に同時に又は順次問い合わせるアナログ・ディジタル変換器は各デ
ータ線路に対してもとめられた数値をディジタルコードにまとめる。このディジ
タルコードは３つの桁から成り、各桁は値１又は２又は３を有し得る。ディジタ
ルコードは第４の方法ステップにおいてインターフェース３に伝送され、データ
出力側４を介してこの評価ユニットから取り出し可能である。この場合、このイ
ンターフェース３はコンピュータ分野において通常使用されるインターフェース
、例えばシリアルインターフェース又はパラレルインターフェースであるか、又
は、自動車において通常使用されるインターフェース、例えばＣＡＮバスに対す
るインターフェースであればよい。この伝送は第４の方法ステップを表す。デー
タ出力側から取り出されたコードはここには図示されていない外部ユニットによ
ってユーザへの情報提供のために使用される。このユーザには電気的コンポーネ
ント３１のアイデンティティに関する情報が提供される。さらに、外部ユニット
にはどのような電気的コンポーネント３１が存在しているかに関する情報が提供
され、これによってこの外部ユニットには意図的に次のことが可能になる、すな
わち、この電気的コンポーネント３１にアクセスし、この電気的コンポーネント
３１を制御し、この電気的コンポーネント３１から情報を読み出し、又は、ソフ
トウェアをロードすることが可能になる。このソフトウェアによって初めてこの
外部ユニットによるこの電気的コンポーネント３１の動作が可能になる。この外
部ユニットは有利には自動車におけるナビゲーション機器及び/又はラジオ及び/
又は移動通信ユニットである。この場合、この電気的コンポーネントは多数の上
記の機器において使用されるが、この電気的コンポーネントは様々な機器におけ
るこの電気的コンポーネントの使用に依存して特別なソフトウェアを必要とする
か、あるいは、この機器の方がこの電気的コンポーネント３１の動作のためにこ
の特別なソフトウェアを必要とする。
【００１７】 図１に図示されたいくつかの抵抗はこの場合可能な実施形態としてだけ見なさ
れる。さらに、２つの抵抗の唯一の直列回路だけを設けることも可能であり、こ
れらの２つの抵抗の間で測定電圧が取り出され、有利なやり方でアナログ・ディ
ジタル変換器の入力側に導かれる。さらに、抵抗回路網１１におけるそれぞれ直
列に接続された２つの抵抗の形式の並列接続された分圧器の個数を多くすること
も可能である。更なる個々の直列回路に対しても同様にデータ線路が付け加えら
れ、このデータ線路は測定ユニット、有利にはアナログ・ディジタル変換器の入
力側をそれぞれ２つの抵抗の間の接点に接続する。この場合、さらに個々の抵抗
、例えば第１の抵抗１２自体が多数の直列又は並列接続された抵抗から形成され
ることが可能である。例えば、上記の例において３００オームの抵抗を直列に接
続された３つの１００オーム抵抗によって形成することができる。しかし、この
場合にもしかしたら変化するかもしれないトレランス範囲に注意しなくてはなら
ない。さらに、例えば第１の抵抗１２を橋絡することが可能である。この場合、
抵抗１３では全基準電圧がアースに対して降下する。同様にこの第２の抵抗１３
を例えば橋絡によって置き換えることも可能である。この場合には、第３のデー
タ線路１０にはアース電位が印可され、全電圧が既存の第１の抵抗１２において
降下する。従って、フルレベルの基準電圧もアースもアナログ・ディジタル変換
器の入力側に印可され得る。よって、例えば第２の抵抗１３に対する第１の抵抗
１２の比によって予め設定される可能な電圧値の個数を多くすることができる。
れる。さらに、２つの抵抗の唯一の直列回路だけを設けることも可能であり、こ
れらの２つの抵抗の間で測定電圧が取り出され、有利なやり方でアナログ・ディ
ジタル変換器の入力側に導かれる。さらに、抵抗回路網１１におけるそれぞれ直
列に接続された２つの抵抗の形式の並列接続された分圧器の個数を多くすること
も可能である。更なる個々の直列回路に対しても同様にデータ線路が付け加えら
れ、このデータ線路は測定ユニット、有利にはアナログ・ディジタル変換器の入
力側をそれぞれ２つの抵抗の間の接点に接続する。この場合、さらに個々の抵抗
、例えば第１の抵抗１２自体が多数の直列又は並列接続された抵抗から形成され
ることが可能である。例えば、上記の例において３００オームの抵抗を直列に接
続された３つの１００オーム抵抗によって形成することができる。しかし、この
場合にもしかしたら変化するかもしれないトレランス範囲に注意しなくてはなら
ない。さらに、例えば第１の抵抗１２を橋絡することが可能である。この場合、
抵抗１３では全基準電圧がアースに対して降下する。同様にこの第２の抵抗１３
を例えば橋絡によって置き換えることも可能である。この場合には、第３のデー
タ線路１０にはアース電位が印可され、全電圧が既存の第１の抵抗１２において
降下する。従って、フルレベルの基準電圧もアースもアナログ・ディジタル変換
器の入力側に印可され得る。よって、例えば第２の抵抗１３に対する第１の抵抗
１２の比によって予め設定される可能な電圧値の個数を多くすることができる。
【００１８】 図２には同様に電気的コンポーネント３１が評価ユニット１００に接続されて
いる。図２及び以下の図では同一の参照符号は同一のコンポーネントを示す。図
２の評価ユニット１００は、アナログ・ディジタル変換器２が第１の計算ユニッ
ト２０に接続されている点で図１の評価ユニット１とは異なっている。第１の計
算ユニット２０は第１のメモリユニット２１にアクセスすることができる。この
計算ユニット２０には第１のデータ出力側４及び第２のデータ出力側２３が設け
られている。第２のデータ出力側２３は表示ユニット２２に接続されている。電
気的コンポーネント３１の識別に関してアナログ・ディジタル変換器２によって
もとめられたコードは、評価ユニット１００において計算ユニット２０に転送さ
れる。この第１の計算ユニット２０は第１のメモリユニット２１にアクセスし、
このアナログ・ディジタル変換器２により得られたディジタルコードと第１のメ
モリユニット２１に格納されているディジタルコードとを比較する。このメモリ
ユニット２１に格納されるディジタルコードとしてそこには電気的コンポーネン
トのタイプが格納されている。第１の計算ユニット２０によってこのアナログ・
ディジタル変換器２から相応に伝送されたディジタルコードが第１のメモリユニ
ット２１において見い出されると、この計算ユニット２０はこの電気的コンポー
ネント３１の相応するタイプをこの第１のメモリユニット２１から呼び出す。こ
の電気的コンポーネントのタイプは第１のデータ出力側４を介して図１において
記述されたのと同じやり方で例えば外部機器に転送される。同様に、電気的コン
ポーネントのタイプに関する情報を出力ユニット２２に転送することも可能であ
る。出力側２２は例えば表示ユニットとして構成されており、この表示ユニット
においてユーザに対して電気的コンポーネント３１のタイプが表示される。
いる。図２及び以下の図では同一の参照符号は同一のコンポーネントを示す。図
２の評価ユニット１００は、アナログ・ディジタル変換器２が第１の計算ユニッ
ト２０に接続されている点で図１の評価ユニット１とは異なっている。第１の計
算ユニット２０は第１のメモリユニット２１にアクセスすることができる。この
計算ユニット２０には第１のデータ出力側４及び第２のデータ出力側２３が設け
られている。第２のデータ出力側２３は表示ユニット２２に接続されている。電
気的コンポーネント３１の識別に関してアナログ・ディジタル変換器２によって
もとめられたコードは、評価ユニット１００において計算ユニット２０に転送さ
れる。この第１の計算ユニット２０は第１のメモリユニット２１にアクセスし、
このアナログ・ディジタル変換器２により得られたディジタルコードと第１のメ
モリユニット２１に格納されているディジタルコードとを比較する。このメモリ
ユニット２１に格納されるディジタルコードとしてそこには電気的コンポーネン
トのタイプが格納されている。第１の計算ユニット２０によってこのアナログ・
ディジタル変換器２から相応に伝送されたディジタルコードが第１のメモリユニ
ット２１において見い出されると、この計算ユニット２０はこの電気的コンポー
ネント３１の相応するタイプをこの第１のメモリユニット２１から呼び出す。こ
の電気的コンポーネントのタイプは第１のデータ出力側４を介して図１において
記述されたのと同じやり方で例えば外部機器に転送される。同様に、電気的コン
ポーネントのタイプに関する情報を出力ユニット２２に転送することも可能であ
る。出力側２２は例えば表示ユニットとして構成されており、この表示ユニット
においてユーザに対して電気的コンポーネント３１のタイプが表示される。
【００１９】 第１の計算ユニット２０はこの場合有利にはマイクロプロセッサ又はマイクロ
コントローラとして構成されている。第１のメモリユニット２１は有利には半導
体モジュールであり、この第１のメモリユニット２１には、電気的コンポーネン
ト２１の様々なタイプへのディジタルコードの割り当てが配置されている。第１
のメモリユニット２１はこの場合例えばＥＥＰＲＯＭとして構成される。
コントローラとして構成されている。第１のメモリユニット２１は有利には半導
体モジュールであり、この第１のメモリユニット２１には、電気的コンポーネン
ト２１の様々なタイプへのディジタルコードの割り当てが配置されている。第１
のメモリユニット２１はこの場合例えばＥＥＰＲＯＭとして構成される。
【００２０】 図３には電気的機器５０が図示されており、この電気的機器５０には少なくと
も１つの電気的コンポーネント３１が設けられている。この電気的コンポーネン
ト３１は、本発明のやり方で構成され、図１及び図２において記述されたように
、評価ユニット１０００に接続されている。この場合、この評価ユニット１００
０は図１の評価ユニット１又は図２の評価ユニット１００のように構成されてい
る。この評価ユニット１０００はデータ接続路４２を介して電気的機器５０の中
央処理ユニット４４に接続されている。この中央処理ユニット４４は第２のメモ
リユニット４３に接続されている。同様に中央処理ユニット４４はデータ接続路
４０を介して電気的機器３１に、とりわけこの電気的機器３１の少なくとも１つ
の電気的モジュール３０に接続されている。
も１つの電気的コンポーネント３１が設けられている。この電気的コンポーネン
ト３１は、本発明のやり方で構成され、図１及び図２において記述されたように
、評価ユニット１０００に接続されている。この場合、この評価ユニット１００
０は図１の評価ユニット１又は図２の評価ユニット１００のように構成されてい
る。この評価ユニット１０００はデータ接続路４２を介して電気的機器５０の中
央処理ユニット４４に接続されている。この中央処理ユニット４４は第２のメモ
リユニット４３に接続されている。同様に中央処理ユニット４４はデータ接続路
４０を介して電気的機器３１に、とりわけこの電気的機器３１の少なくとも１つ
の電気的モジュール３０に接続されている。
【００２１】 評価ユニット１０００によって、図３には図示されてはいないデータ出力側４
を介しデータ接続路４２を介して電気的コンポーネント３１のアイデンティティ
に関する情報が転送される。評価ユニット１のような評価ユニット１０００の構
成の場合には、これはアナログ・ディジタル変換器によりもとめられたディジタ
ルコードである。評価ユニット１０００が図２の評価ユニット１００のように構
成される場合、第１の計算ユニット２０から中央処理ユニット４４に直接的にこ
の電気的コンポーネント３１のタイプが伝送される。これは例えば数字シーケン
スとして又は装置の名前としてテキストストリングの形式において供給される。
評価ユニット１０００が図２のような評価ユニット１００として構成される場合
、中央処理ユニット４４は、どのように特別な抵抗回路網１１が構成されている
のか乃至はどのようにして電気的コンポーネントのアイデンティティ情報がもと
められたのかに関する知識をもはや有してはいない。この中央処理ユニット４４
において、第２のメモリユニット４３へのアクセスが行われ、この第２のメモリ
ユニット４３からこの電気的コンポーネント３１のアイデンティティに依存して
この電気的コンポーネントの動作に対するデータが中央処理ユニット４４にロー
ドされる。これらのデータは、有利にはこの電気的コンポーネントを制御するた
めのプログラムは次のことを可能にする、すなわち、この中央処理ユニット４４
はデータ接続路４０を介して電気的コンポーネントを、特に電気的コンポーネン
ト３１の少なくとも１つの電気的モジュール３０を制御すること及び/又はこの
電気的コンポーネント３１の情報をこのデータ接続路を介して受け取ることを可
能にする。データ接続路４０及び４２はこの場合例えばケーブルとして構成され
ている。中央処理ユニット４４及び電気的モジュールを有する電気的コンポーネ
ント３１が回路基板上に配置されている場合には、データ接続路４０及び４２は
導体線路としても構成され得る。第２のメモリユニット４３は第１のメモリユニ
ットのように半導体モジュールとして構成できるが、有利には交換可能なメモリ
媒体を有するメモリユニットとして構成される。このメモリユニット４３は有利
には例えばディスケット、ＣＤ又は磁気光学データキャリアのような磁気データ
キャリア又は光学的データキャリアに対するドライブ機構として構成される。メ
モリユニット４３はこの場合有利には様々な電気的コンポーネント３１の動作に
対するデータを供給することができ、この結果、第２のメモリユニット４３にお
けるデータキャリアの交換は電気的機器５０において異なる電気的コンポーネン
ト３１を使用する場合でも必要不可欠ではない。さらに、第２のメモリユニット
から中央処理ユニット４４へのデータのロードは、メモリ媒体が第２のメモリユ
ニット４３に設けられる場合に初めて又は自動的に実施される。このメモリ媒体
は評価ユニット１０００によりもとめられた電気的コンポーネント３１に対する
データを含む。
を介しデータ接続路４２を介して電気的コンポーネント３１のアイデンティティ
に関する情報が転送される。評価ユニット１のような評価ユニット１０００の構
成の場合には、これはアナログ・ディジタル変換器によりもとめられたディジタ
ルコードである。評価ユニット１０００が図２の評価ユニット１００のように構
成される場合、第１の計算ユニット２０から中央処理ユニット４４に直接的にこ
の電気的コンポーネント３１のタイプが伝送される。これは例えば数字シーケン
スとして又は装置の名前としてテキストストリングの形式において供給される。
評価ユニット１０００が図２のような評価ユニット１００として構成される場合
、中央処理ユニット４４は、どのように特別な抵抗回路網１１が構成されている
のか乃至はどのようにして電気的コンポーネントのアイデンティティ情報がもと
められたのかに関する知識をもはや有してはいない。この中央処理ユニット４４
において、第２のメモリユニット４３へのアクセスが行われ、この第２のメモリ
ユニット４３からこの電気的コンポーネント３１のアイデンティティに依存して
この電気的コンポーネントの動作に対するデータが中央処理ユニット４４にロー
ドされる。これらのデータは、有利にはこの電気的コンポーネントを制御するた
めのプログラムは次のことを可能にする、すなわち、この中央処理ユニット４４
はデータ接続路４０を介して電気的コンポーネントを、特に電気的コンポーネン
ト３１の少なくとも１つの電気的モジュール３０を制御すること及び/又はこの
電気的コンポーネント３１の情報をこのデータ接続路を介して受け取ることを可
能にする。データ接続路４０及び４２はこの場合例えばケーブルとして構成され
ている。中央処理ユニット４４及び電気的モジュールを有する電気的コンポーネ
ント３１が回路基板上に配置されている場合には、データ接続路４０及び４２は
導体線路としても構成され得る。第２のメモリユニット４３は第１のメモリユニ
ットのように半導体モジュールとして構成できるが、有利には交換可能なメモリ
媒体を有するメモリユニットとして構成される。このメモリユニット４３は有利
には例えばディスケット、ＣＤ又は磁気光学データキャリアのような磁気データ
キャリア又は光学的データキャリアに対するドライブ機構として構成される。メ
モリユニット４３はこの場合有利には様々な電気的コンポーネント３１の動作に
対するデータを供給することができ、この結果、第２のメモリユニット４３にお
けるデータキャリアの交換は電気的機器５０において異なる電気的コンポーネン
ト３１を使用する場合でも必要不可欠ではない。さらに、第２のメモリユニット
から中央処理ユニット４４へのデータのロードは、メモリ媒体が第２のメモリユ
ニット４３に設けられる場合に初めて又は自動的に実施される。このメモリ媒体
は評価ユニット１０００によりもとめられた電気的コンポーネント３１に対する
データを含む。
【００２２】 中央処理ユニット４４はこの場合有利にはここには図示されていないメモリを
有する計算ユニットとして構成される。電気的機器５０のデータ入力側及びデー
タ出力側のような個々のコンポーネントの電圧給電は図３には図示されていない
。この電気的機器５０はこの場合例えば車両ナビゲーションシステムであり、こ
の車両ナビゲーションシステムにはＧＰＳアンテナ、入力ユニット、出力ユニッ
トがディスプレイ表示器及び/又は音響出力側ならびに格納されたディジタル道
路地図の形式において設けられている。
有する計算ユニットとして構成される。電気的機器５０のデータ入力側及びデー
タ出力側のような個々のコンポーネントの電圧給電は図３には図示されていない
。この電気的機器５０はこの場合例えば車両ナビゲーションシステムであり、こ
の車両ナビゲーションシステムにはＧＰＳアンテナ、入力ユニット、出力ユニッ
トがディスプレイ表示器及び/又は音響出力側ならびに格納されたディジタル道
路地図の形式において設けられている。
【００２３】 図４には電気的機器４１が図示されており、この電気的機器４１はこの電気的
機器４１のハウジングの外部に接続された電気的コンポーネント３１を有する。
この電気的コンポーネント３１は例えば車両において使用する場合には車両の任
意の箇所に配置され、ワイヤ接続路を介して電気的機器４１に接続されている。
動作方法はその他の点においては図３に図示された構造に相応する。
機器４１のハウジングの外部に接続された電気的コンポーネント３１を有する。
この電気的コンポーネント３１は例えば車両において使用する場合には車両の任
意の箇所に配置され、ワイヤ接続路を介して電気的機器４１に接続されている。
動作方法はその他の点においては図３に図示された構造に相応する。
【図１】 本発明の評価ユニットを有する本発明の電気的コンポーネントを示す。
【図２】 別の本発明の評価ユニットを有する本発明の電気的コンポーネントを示す。
【図３】 電気的機器における本発明の電気的コンポーネントを示し、この場合、この電
気的コンポーネントは本発明の評価ユニットに接続されている。
気的コンポーネントは本発明の評価ユニットに接続されている。
【図４】 電気的機器において評価ユニットに接続されている電気的コンポーネントを示
す。
す。
１ 評価ユニット ２ アナログ・ディジタル変換器 ３ インターフェース ４ データ出力側 ５ 基準電圧源 ６ 基準電圧線路 ８ 第１のデータ線路 ９ 第２のデータ線路 １０ 第３のデータ線路 １１ 抵抗回路網 １２ 第１の抵抗 １３ 第２の抵抗 １４ 第３の抵抗 １５ 第４の抵抗 １６ 第５の抵抗 １７ 第６の抵抗 ２０ 第１の計算ユニット ２１ 第１のメモリユニット ２２ 表示ユニット ２３ 第２のデータ出力側 ３０ 電気回路/電気的モジュール ３１ 電気的コンポーネント ４１ 電気的機器 ４２ データ接続路 ４３ 第２のメモリユニット ４４ 中央処理ユニット ５０ 電気的機器 １００ 評価ユニット １０００ 評価ユニット
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１３年３月２４日（２００１．３．２４）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランク シュリーファー ドイツ連邦共和国 ディークホルツェン アム ツィマープラッツ ２ Ｆターム(参考） 2G036 AA00 BA00 CA05 2G132 AA00 AC07 AK09 AL01
Claims (18)
- 【請求項１】 外部からアクセス可能な少なくとも２つの電気的コンタクト
を有する電気的コンポーネントにおいて、 該電気的コンポーネント（３１）には抵抗回路網（１１）が設けられており、
該抵抗回路網（１１）は電気的コンタクト（６、７、８、９、１０）に接続され
ており、 前記抵抗回路網は前記電気的コンポーネント（３１）の識別のために使用され
、 前記抵抗回路網の少なくとも１つの分圧器において基準電位、とりわけアース
に対して分圧された電圧が前記電気的コンタクトを介して外部から取り出し可能
であり、 識別はこの電圧の測定を介して行われる、外部からアクセス可能な少なくとも
２つの電気的コンタクトを有する電気的コンポーネント。 - 【請求項２】 抵抗回路網はそれぞれ２つのオーム抵抗の直列回路からなる
多数の並列回路を有し、それぞれ２つの抵抗の間で基準電位に対して測定される
電圧は電気的コンタクトを介して外部から取り出し可能であり、 識別は個々の電圧の測定によって行われることを特徴とする、請求項１記載の
電気的コンポーネント。 - 【請求項３】 抵抗回路網（１１）には基準電圧が印可可能であることを特
徴とする、請求項１又は２記載の電気的コンポーネント。 - 【請求項４】 抵抗回路網の抵抗の値は段階的に区別することにおいて選択
され、基準電圧の値までの電圧値だけが測定可能であり、該電圧値のトレランス
範囲はそれぞれ分離されていることを特徴とする、請求項１〜３のうちの１項記
載の電気的コンポーネント。 - 【請求項５】 電気的コンポーネントは基準電圧に対する入力側（６）を有
することを特徴とする、請求項１〜４のうちの１項記載の電気的コンポーネント
。 - 【請求項６】 電気的コンポーネントの識別のための方法において、 第１の方法ステップでは、評価ユニット（１）が電気的コンポーネント（３１
）と少なくとも２つの電気的コンタクト（６、７、８、９、１０、１１）を介し
て接続され、前記電気的コンポーネント（３１）には抵抗回路網が設けられてお
り、 第２の方法ステップでは、電気的な基準電圧が装置内にある少なくとも１つの
分圧器（１２、１３、１４、１５、１６、１７）に印可され、 第３の方法ステップでは、印可電圧が前記分圧器の少なくとも１つの抵抗にお
いて前記評価ユニット（１）によって測定され、 第４の方法ステップでは、前記評価ユニット（１）によって測定された電圧に
依存して前記電気的コンポーネント（３１）の識別を可能にする情報が出力され
る、電気的コンポーネントの識別のための方法。 - 【請求項７】 測定された電圧にはアナログ・ディジタル変換器（２）を介
してディジタルコードが割り当てられ、該ディジタルコードは電気的コンポーネ
ント（３１）の後続の識別のために使用されることを特徴とする、請求項６記載
の方法。 - 【請求項８】 基準電圧は評価ユニット（１）によって供給されることを特
徴とする、請求項６又は７記載の方法。 - 【請求項９】 基準電圧として直流電圧が使用されることを特徴とする、請
求項６〜８のうちの１項記載の方法。 - 【請求項１０】 基準電圧に対する抵抗で測定された電圧の比は分圧器の抵
抗の比によって与えられることを特徴とする、請求項６〜９のうちの１項記載の
方法。 - 【請求項１１】 アナログ・ディジタル変換器（２）によりもとめられるコ
ードはインターフェース（３）を介して導かれ、データ出力側（４）を介して出
力されることを特徴とする、請求項６〜１０のうちの１項記載の方法。 - 【請求項１２】 ディジタルコードは第１の計算ユニット（２０）に転送さ
れ、該第１の計算ユニット（２０）は第１のメモリユニット（２１）にアクセス
することができ、該第１のメモリユニット（２１）には所定の装置に対する出力
信号の割り当てが格納されており、前記第１の計算ユニット（２０）は、どのよ
うな所定の装置が存在するのかをデータ出力側（４）及び/又は出力ユニット（
２２）へ伝送することを特徴とする、請求項６〜１０のうちの１項記載の方法。 - 【請求項１３】 ディジタルコードは第２の計算ユニット（４４）に転送さ
れ、該第２の計算ユニット（４４）は第２のメモリユニット（４３）にアクセス
することができ、該第２のメモリユニット（４３）から電気的機器の動作に対す
るデータが前記計算ユニット（４４）によってロードされることを特徴とする、
請求項６〜１２のうちの１項記載の方法。 - 【請求項１４】 請求項６〜１３のうちの１項記載の方法を実施するための
評価ユニットにおいて、 評価ユニット（１）には、アナログ・ディジタル変換器（２）、データ入力側
（８、９、１０）及び少なくとも１つのデータ出力側（４、２３）が設けられて
おり、 評価ユニット（２）はデータ入力側を介して少なくとも２つの電気的コンタク
トを介して電気的コンポーネント（３１）に接続されており（７、８、９、１０
）、 前記アナログ・ディジタル変換器（２）によって測定された電圧にはディジタ
ルコードが割り当て可能であることを特徴とする、請求項６〜１３のうちの１項
記載の方法を実施するための評価ユニット。 - 【請求項１５】 評価ユニット（１）には基準電圧に対する電圧源（５）が
設けられていることを特徴とする、請求項１４記載の評価ユニット。 - 【請求項１６】 評価ユニット（１）には計算ユニット（２０）及びメモリ
ユニット（２１）が設けられており、該計算ユニット（２０）及びメモリユニッ
ト（２１）によってディジタルコードは予め前記メモリユニットに格納された装
置（１１）のタイプに割り当て可能であることを特徴とする、請求項１４又は１
５記載の評価ユニット。 - 【請求項１７】 表示ユニット（２２）が評価ユニット（１）に接続されて
おり、該表示ユニット（２２）は計算ユニット（２０）によって制御可能であり
、前記表示ユニット（２２）にはどの装置タイプが識別されているかが表示可能
であることを特徴とする、請求項１４〜１６のうちの１項記載の評価ユニット。 - 【請求項１８】 評価ユニットは第２の計算ユニット（４４）に接続されて
おり、該第２の計算ユニット（４４）は第２のメモリユニット（４３）に接続さ
れており、該第２のメモリユニット（４３）から前記評価ユニット（１）により
もとめられたコードに依存して電気的機器（３１）の動作に対するデータがロー
ド可能であることを特徴とする、請求項１４〜１７のうちの１項記載の評価ユニ
ット。。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19914004A DE19914004B4 (de) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | Identifizierbares elektrisches Bauteil mit Verfahren zur Identifikation und Auswerteeinheit |
| DE19914004.9 | 1999-03-29 | ||
| PCT/DE2000/000914 WO2000058694A1 (de) | 1999-03-29 | 2000-03-28 | Identifizierbares elektrisches bauteil mit verfahren zur identifikation und auswerteeinheit |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002540413A true JP2002540413A (ja) | 2002-11-26 |
Family
ID=7902678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000608143A Withdrawn JP2002540413A (ja) | 1999-03-29 | 2000-03-28 | 識別のための方法及び評価ユニットを有する識別可能な電気的コンポーネント |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6567007B1 (ja) |
| EP (1) | EP1166049B1 (ja) |
| JP (1) | JP2002540413A (ja) |
| DE (2) | DE19914004B4 (ja) |
| ES (1) | ES2231195T3 (ja) |
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