JP2002537738A - 第一および第二の通信ネットワークにおけるモジュール識別および方法 - Google Patents

第一および第二の通信ネットワークにおけるモジュール識別および方法

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JP2002537738A JP2000600438A JP2000600438A JP2002537738A JP 2002537738 A JP2002537738 A JP 2002537738A JP 2000600438 A JP2000600438 A JP 2000600438A JP 2000600438 A JP2000600438 A JP 2000600438A JP 2002537738 A JP2002537738 A JP 2002537738A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、加入者が第一のアイデンティティ(IMSI1)の下で、第一の通信ネットワーク(11)で自らを識別するための手段と、第二のアイデンティティ(IMSI2)の下で、第二の通信ネットワーク(12)で自らを識別するための手段とを具備する加入者識別モジュールを備えた、移動体通信局(MS)を備える、加入者を識別するための方法に関する。本発明はまた、前記方法を実行するための加入者識別モジュール(SIM)にも関する。本発明は、前記方法が、第二の通信ネットワーク(12)と比較して、優先するものとして、第一の通信ネットワーク(11)を定義し;加入者識別モジュール(SIM)が、第二の通信ネットワーク(12)において識別される時に、移動体通信局(MS)が、第一の通信ネットワーク(11)のサービスエリア内にあるか、定期的な間隔で検査し;加入者識別モジュール(SIM)が、第一の通信ネットワーク(11)に加入者が入る時に、加入者からの介入を必要とすることなく、その第一のアイデンティティ(IMSI1)の下で、第一の通信ネットワーク(11)で自らを自動的に識別することであるステップを具備することを特徴とする。本発明は特に、SIMを使用して、GSMネットワークにおける加入者識別に適用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、それに従って、加入者が加入者識別モジュールを備えた移動体通信
局を有する、第一および第二の通信ネットワークにおいて、加入者を識別するた
めの方法に関し、前記識別モジュールは、第一のアイデンティティの下で、前記
第一の通信ネットワークで識別される手段と、および第二のアイデンティティの
下で、前記第二の通信ネットワークで識別される手段との、両方を具備する。
【0002】 本発明は特に、好ましくは、移動電話の分野に応用される。
【0003】 (背景技術) この分野において、加入者は現在、会費を支払ったネットワーク上で、自分の
移動体通信局を使用することができる。唯一の制約は、移動体通信局が、加入者
が使用を望む通信ネットワークの周波数をサポートすることである:ほとんどの
国では、900MHz(初期GSM)で動作し、ある国では、1800MHz(
DCS1800)でのネットワークも有し、ある国(アメリカ合衆国)は、19
00MHzでのみ動作するか、または衛星に基づいたネットワークに帰属する周
波数さえも使用する。あらゆる国は、それぞれが通信ネットワークを経営するオ
ペレータによってカバーされている。各ネットワークは完全に、または部分的に
、その国をカバーしており、そうして動作領域を有する。「ローミング(roamin
g)」概念として知られている一つの概念によって、国の小さな部分をカバーす
るオペレータは、自らの加入者に対して、問題となる国に対するより広いネット
ワーク・カバー・アクセスを提供することができ、または加入者は、自分の移動
体通信局が、国外で動作している時に、電話をかけることができる。前記概念に
関する合意は、固定した金額の支払いについて、二つのオペレータ間で結ばれる
。第一のオペレータは、第一の通信ネットワークを利用する一方で、パートナ(
partner)として知られる第二は、第二の通信ネットワークを利用する第三のオ
ペレータと、ローミング合意を結ぶ。この場合、移動体通信局の加入者識別モジ
ュールは、それぞれ第一および第二のネットワークで識別されることができ、二
つの個別の加入者アカウントに対応するための、二つのアイデンティティを具備
する。
【0004】 番号EP O 579 655の下に発行された特許明細書に記述された従来
技術の一つの要素は、第一のネットワーク上にいる加入者が、自らのネットワー
ク上のサービスエリアの損失によって、もはや電話をかけることができない時、
前記加入者は、例えば自分の移動体通信局からのメニュを使用することによって
、自分のパートナ・アカウントを手動で選択することを指摘する。前記方法は、
第一に、加入者が電話をうけることができないか、または第二のアカウントの選
択時を選択することができず、この選択は前記加入者には複雑に思えることがし
ばしばあるために、および最後に、前記加入者は、自らが加入者である第一のネ
ットワークを、いつ、再度選択することができるのか、すなわち、いつ自らのネ
ットワークが、再度、自らの移動体通信局が存在する領域をカバーするのかを知
ることができないために、最善ではない。
【0005】 また、本発明の目的を通して解決すべき技術的問題は、前記加入者が、加入者
識別モジュールを備えた移動体通信局を有する第一および第二の通信ネットワー
クにおいて、加入者を識別するための方法を供給することであり、前記加入者識
別モジュールは、第二のアイデンティティの下で、第二の通信ネットワーク上で
識別される手段と同様に、第一のアイデンティティの下で、第一の通信ネットワ
ーク上で識別される手段とを具備し、また、第一に加入者アカウントのこれらの
変更を自分で制御することができるようにし、第二にネットワークのサービスエ
リアが再度見つけられる時、加入者が、一つのネットワークから別のネットワー
クに単に移動することができるようにし、最後に、前記局が第二のネットワーク
にもある場合であっても、前記加入者が、自分の局が第一のネットワークに入る
とすぐに、ユーザとして加入する第一のネットワークへ、第二のネットワークか
ら移動することができるようにする、前記方法を実行するための加入者識別モジ
ュールも、前記移動体通信局は備える。
【0006】 (発明の開示) 本発明の第一の目的に従って、上述の技術的問題についての一つの解決法は、
前記方法が、以下のステージを具備することである: ・第一の通信ネットワークは、第二の通信ネットワークに対して優先するもの
として定義される ・加入者識別モジュールが、第二の通信ネットワークで識別される時、移動体
通信局が、第一の通信ネットワークのサービスエリアに入るか、定期的にチェッ
クし、前記チェックは、移動体通信局を定期的に再初期化することによってなさ
れる、 ・移動体通信局が、第一の通信ネットワークのサービスエリアに入る、 ・加入者識別モジュールは、加入者の介入を必要とすることなく、その第一の
アイデンティティの下で、第一の通信ネットワーク上で自動的に識別される。
【0007】 本発明の第二の目的に従って、この解決法は、加入者識別モジュールがさらに
: ・第二の通信ネットワークに対して優先するものとして、第一の通信ネットワ
ークを定義するための手段と、 ・加入者識別モジュールが、その第二のアイデンティティの下で、第二の通信
ネットワーク上で識別される時に、移動体通信局が、第一のネットワークのサー
ビスエリアに入るか、定期的にチェックするための手段であって、移動体通信ネ
ットワークを定期的に再初期化することができる前記手段と、 ・移動体通信局が、第一の通信ネットワークのサービスエリアに入る時に、加
入者の介入なく、前記加入者識別モジュールが自動的に、第一の通信ネットワー
クにおいて、その第一のアイデンティティの下で識別されることを確証するため
の手段と をさらに含むことを特徴とする。
【0008】 また、後に詳細に説明されるとおり、本発明の方法によって、加入者は、この
ローミング概念を簡単に、かつ明確に制御することができる。加入者通信ネット
ワークは、第二のネットワークに対して優先するものとして定義される。このよ
うに、加入者識別方法は、第二のネットワークのサービスエリアにおいて識別さ
れ、第一のネットワークのサービスエリアに入る時、前記モジュールは、第二の
ネットワークのサービスエリア内にある場合でも、優先ネットワークに関して、
すなわち第一のネットワークに関して自動的に識別される。ユーザは、何もしな
くてもよい。
【0009】 添付の図面を参照した以下の説明は、非制限的な例示であり、本発明を構成す
るもの、およびそれがどのように具現化されうるかを明確に説明するものである
【0010】 (発明を実施するための最良の形態) 図1は、国の領域10およびそのネットワーク・サービスエリアを示す。前記
国の領域10は、少なくとも二つの移動電話網でカバーされており、第一のネッ
トワーク11および第二のネットワーク12は、二つの個別のオペレータによっ
て管理され、二つの個別の地理的領域をカバーしている。図1の例において、前
記地理的領域は、交差領域13を有する。
【0011】 移動体通信フィールド内の通信ネットワークは、例えばGSMまたはDCS標
準に基づいて、通常は、移動電話のための交換センタMSC、名目ローカライゼ
ーション登録HLRおよびウェルカム・ローカライゼーション・レジスタ(welc
ome localization register)VLRを具備する。名目ローカライゼーション・
レジスタHLRは第一に、ネットワークによって使用される加入者アイデンティ
ティIMSI、または前記加入者が電話を受けることができる前記加入者の移動
体通信局の数に対応する加入者ディレクトリ番号MSISDN等の、各加入者の
個人的な詳細情報を記憶し、第二に、加入者が他のネットワーク上で接続してい
る場合であっても、各加入者に関して、前記レジスタHLRは、前記加入者が登
録されているウェルカム・ローカライゼーション・レジスタVLRを記憶する。
各アイデンティティIMSIは、加入者の居住国のコードMCC、加入者の名目
ネットワークのコードMNC、およびそのネットワークにおける名目ローカライ
ゼーション・レジスタHLRのコードを具備する。このように、これら三つのフ
ィールドによって、世界中で、並行でない方法で、加入者名目ネットワークとそ
の加入者の名目ローカライゼーション・レジスタHLRの両方を決定することが
できる。交換センタMSCは、加入者の移動性を管理するために、ウェルカム・
ローカライゼーション・レジスタVLRとのダイアログに入る一方で、前記レジ
スタVLRは、ローカライゼーション・ゾーン(localisation zone)としても
知られる、地理的領域における加入データを記憶する。前記ウェルカム・ローカ
ライゼーション・レジスタVLRによって記憶されるデータは、名目ローカライ
ゼーション・レジスタHLRのデータと似ているが、問題となる領域に存在する
移動体通信加入者のみに関する。
【0012】 ローカライゼーション・ゾーンは、ゾーン識別エレメントLAIによって識別
される。このエレメントは、前記ローカライゼーション・ゾーンが存在する国の
コードMCC、前記ゾーンをカバーするネットワークのコードMNC、および最
後に前記ゾーンの識別コードLACを具備する。
【0013】 移動体通信局MSを所有する加入者は、第一の通信ネットワーク11のオペレ
ータによって管理される名目アカウントとして知られる第一の加入者アカウント
、およびパートナ・オペレータによって管理されるパートナ・アカウントとして
知られる第二の加入者アカウントを有する。パートナ・オペレータは、第二のネ
ットワーク12を管理する、第三のオペレータとの国際ローミング合意をし、ま
たは前記パートナ・オペレータは前記第二のネットワークを管理する。第一のネ
ットワーク11は、第一の加入者アカウントの名目ネットワークとして知られる
。パートナ・アカウントは、パートナ・オペレータのパートナ・ネットワークに
添付されており、パートナ・アカウントの名目ネットワークとして知られる(図
示されていない)。
【0014】 主たる問題は、第二のネットワークが第三のオペレータによって管理されてい
る場合である。当然、パートナ・オペレータは、他のネットワークを管理する他
のオペレータと、他の国際ローミング合意を結ぶことができる。
【0015】 加入者移動体通信局MSは、加入者識別モジュールSIMおよび移動体セット
(mobile set)として知られるトランスミッタ―レシーバ(transmitter-receiv
er)を具備する。このモジュールは特に、ETSIによって発行され、その内容
が、参照のため引用されている本発明の前文に採用されている、GSM11.1
1およびGSL11.14標準に記載されている。
【0016】 前記加入者識別モジュールは、特に、制御エレメント21(例えば中央処理装
置CPU)、書き換え可能メモリ23(例えば、EEPROM)、書き換え不可
能メモリ24(ROM)、および移動体通信局MSとの電気的接続を確立するた
めの接触ブロック(contact block)25を含む。
【0017】 前記モジュールSIMは、第一に、二つの個別のアイデンティティIMSI1
およびIMSI2に対応する二つのエレメントを、および第二に、前記局MSを
ローカライズするためのエレメントLOCIを、またネットワーク選択エレメン
トPLMN22も含む。これらのエレメントは、特に、前記モジュールの書き換
え可能メモリ23に含まれるファイルである。前記二つのアイデンティティは、
それぞれ、前記名目アカウントおよびパートナ・アカウントに対応する。ネット
ワークを選択するためのエレメントPLMN2は、パートナ・アカウントに添付
される。我々の例においては、前記ネットワーク選択エレメントPLMN2は、
加入者アカウントにも付属される。
【0018】 加入者が、自分の移動体通信局MS上でスイッチする時、初期化フェーズが開
始する。移動体通信局MSを初期化するためのこのフェーズは、基本的に、前記
モジュールSIMを初期化するためのフェーズおよび選択されたネットワーク上
に記録するためのフェーズを具備する。
【0019】 前記モジュールSIMを初期化するためのフェーズは、主に次のステージを具
備する: 移動体通信局MSは、加入者識別モジュールSIMにおいて、アクティブなア
イデンティティIMSIを読み取る、 移動体通信局MSは、アクセス可能なネットワークを探し、および選択し、こ
のサーチは、第一に、移動体通信局MSが、ローカライゼーション・エレメント
LOCIに存在する一時的アイデンティティTIMSIによって記録された古い
ネットワーク上で、およびネットワーク選択エレメントPLMN2によって、ア
クティブなアイデンティティの名目ネットワーク上でなされる。
【0020】 記録フェーズは特に、次のステージを含む: 移動体通信局MSは、前記選択されたネットワーク上で、アクティブなアイデ
ンティティIMSIによる、一つの識別に対応する、選択されたネットワーク上
に記録される。
【0021】 一時的アイデンティティTIMSIは、加入者が、移動体通信局のモジュール
SIMのスイッチ・オフ(switching off)または除去の前に記録されている、
ウェルカム・ローカライゼーション・レジスタVLR上で使用され、および記録
されたものである。
【0022】 記録フェーズ中に、局MSは、交換センタMSCに、ローカライゼーション要
求を送信する。アクティブなアイデンティティIMSIから、前記センタは、前
記局が依存する名目ローカライゼーション・レジスタHLRを決定することがで
きる。交換センタMSCは、アクティブなアイデンティティの正当性を検査する
ために、認証手続きを開始する。前記レジスタHLRはそれから、移動体通信局
MSに関するすべての特性を、歓迎ローカライゼーション・レコーダに送信し、
前記歓迎ローカライゼーション・レコーダのアイデンティティを記憶する。移動
体通信局MSは、その一時的アイデンティティTIMSIと同様に、それが、そ
の加入者識別モジュールSIMのローカライゼーション・エレメントLOCIに
存在する、ローカライゼーション・ゾーンのアイデンティティLAIを記憶する
。この記憶装置は、ローカライゼーション情報の更新に対応する。
【0023】 移動体通信局MSは、第一のネットワーク11のサービスエリアか、または第
二のネットワーク12のいずれかに存在しうる。二つのネットワークが、交差領
域13を有する図の例において、移動体通信局MSはまた、前記領域13にも存
在しうる。
【0024】 図2に記載のとおり、移動体通信局が第二のネットワーク12のサービスエリ
アに存在する時、加入者識別モジュールSIMは、第二のアイデンティティIM
SI2の下で、第二の通信ネットワーク12上で識別され、それからそのパート
ナ・アカウントを使用し、前記第二のアイデンティティIMSI2は、前記アカ
ウントに対応する。この場合、前記第二のアイデンティティIMSI2は、一時
的アイデンティティである。後述のとおり、これは移動体通信局MSが、第一の
ネットワーク11の領域にもはや存在しない時にのみ、有効である。
【0025】 また、移動体通信局MSが、第一の通信ネットワーク11のサービスエリアに
入る時、加入者識別モジュールは、加入者の介入を必要とすることなく、その第
一のアイデンティティIMSI1の下で、第一の通信ネットワーク11上で自動
的に識別され、移動体通信局が、第二のネットワーク12の領域にある場合でも
、同じように適用される。
【0026】 加入者識別モジュールSIMが、第二の通信ネットワークにおいて識別される
時、移動体通信局が、第一の通信ネットワーク11のサービスエリアに入るか、
定期的にチェックされる。前記チェックの頻度は、周期的または任意でよい。好
ましくは、検査は15分ごとに実行される。
【0027】 検査は、移動体通信局MSを定期的に再初期化することによってなされる。移
動体通信局のスイッチは入ったままであり、その結果、前記再初期化は、加入者
に関して明確に監視されうる。
【0028】 検査は、加入者識別モジュールSIMに含まれるコマンドまたはプログラムに
よって開始される。前記プログラムは、再初期化コマンド、例えばETSIによ
って発行されたGSL11.14標準において記述されているコマンドREFR
ESHを具備する。効果的に、前記再初期化の前に、前記モジュールSIMのロ
ーカライゼーション・エレメントLOCIの内容は削除される。
【0029】 当然、再初期化オペレーションに基づく前記検査は、前記識別モジュールSI
Mが、加入者の介入を必要とすることなく、第一のネットワーク上で自動的に識
別されることができるようにする唯一の方法である。前記モジュールSIMは、
再初期化を使用しないが、前の検査と同じ結果を得る特定のプログラム等、他の
エレメントを含んでもよい。
【0030】 再初期化の時、アクティブなアイデンティティは、SIMモジュールにおいて
読み取られる。前記アイデンティティは、パートナ・アカウントに対応するアイ
デンティティIMLSI2である。従って、前述のとおり、移動体通信局MSの
再初期化によって、移動体通信局(MS)が登録された古いネットワーク上で開
始するサーチに着手することができる。前記サーチは、ローカライゼーション・
エレメントLOCIによって実行される。後者の内容が削除されると、前記サー
チは、アクティブなアイデンティティ、この場合は第二のIMSI2アイデンテ
ィティに対応するネットワークによって実行される。対応するネットワークは、
パートナ・ネットワークである。移動体通信局MSが、前記ネットワークに存在
しない場合、前記サーチは、他のネットワーク上で継続する。
【0031】 このサーチが一度着手されると、図2に記載の交差領域13の場合や、移動体
通信局MSが、第二のネットワーク12のサービスエリアに存在する時、および
前記サービスエリアが最適である時のように、第二のネットワーク12がもはや
アクセスできない時、または前記ネットワークがもはや最適に、移動体通信局M
Sが存在するローカライゼーション・ゾーンをカバーしない時に、実行される。
【0032】 前記サーチは、加入者識別モジュールSIMにおけるネットワーク選択エレメ
ントPLMN2の助力で継続する。このエレメントは、前記移動体通信局MSに
アクセス可能なネットワークの一組のネットワーク・アイデンティティ Riを含み、前記アイデンティティは、好ましくは使用のオーダによって、前記
エレメントPLMN2に配置される。例えば、前記アイデンティティは、ネット
ワーク名またはネットワークのコードMNCであり、各コードは、国コードと関
連することができる。ファイルPLMN2は、第二の通信ネットワーク12、お
よび移動体通信局MSによってアクセス可能である他のネットワークに対して優
先するネットワークとして、第一の通信ネットワーク11を定義するためのエレ
メントである。
【0033】 図3に記載のとおり、第一のネットワーク11は、最初に選択エレメントPL
MN2に配置される。このように、パートナ・アカウントに関して、第一の通信
ネットワーク11は、第二にの通信ネットワーク12に対して、および国10に
おいてアクセス可能であるものすべてに対して優先するものとして定義される。
優先ネットワーク、ここでは第一の通信ネットワーク11は、このように、移動
体通信局MSが、前記ネットワーク11のサービスエリアにある時に、すなわち
前記移動体通信局MSが、第二のネットワーク12のサービスエリアにある場合
でも、前記第一のネットワーク11の前記エリアに入るとすぐに、自動的に選択
される。
【0034】 パートナ・アカウントは、第二のアイデンティティIMSI2によって、第一
のネットワーク11に記録される。一時的アイデンティティTIMSIは、それ
に割り当てられる。移動体通信局MSはそれから、前記第一のネットワーク11
に記録される。ローカライゼーション・エレメントLOCIにおけるローカライ
ゼーション情報は更新され、および名目ネットワークとして知られる、第一のネ
ットワーク11によってカバーされたゾーンのローカライゼーション・エレメン
トLAIを具備する。
【0035】 結果的に、定期的な検査は、第一の通信ネットワークのサービスエリアに入る
移動体通信局MSが、もはや起動されないか、についての検査である。
【0036】 短い通話の間、この検査は、前記会話を切断することを回避するために、開始
されないことが留意されるべきである。また検査は好ましくは、15分ごとにの
み、開始される。
【0037】 しかしながら、名目ネットワーク上でのパートナ・アカウントの使用による追
加費用を避けるために、第一のネットワーク11に対応する名目アカウントへの
ティルト(tilting)が生じる。
【0038】 第一のステージにおいて、ローカライゼーション・エレメントLOCIの更新
の後、移動体通信局MSが、その第二のアイデンティティIMSI2の助力で、
第一のネットワーク11上で明確に識別されるか、チェックされる。検査は、モ
ジュールSIMのローカライゼーション・エレメントLOCIを使用して実行さ
れる。ローカライゼーション・エレメントLOCIのコードは、第一のアイデン
ティティIMSI1のコード、すなわちネットワークのコードMNCおよび国の
コードMCCと比較される。
【0039】 第二のステージにおいては、加入者が、名目ネットワーク11上で、自らのパ
ートナ・アカウントを明確に使用しているかを調べた後で、第一のアイデンティ
ティIMSI1が起動する。
【0040】 これを確証するために、本発明は、加入者識別モジュールSIMが、モジュー
ルSIMのアイデンティティIMSIを起動させるためのエレメントACTIV
を具備するようにする。このエレメントは、特に、モジュールSIMの書き換え
不可能24または書き換え可能23メモリに含まれるプログラムである。図3の
場合、それは書き換え不可能メモリ24に配置されている。非制限的な実施形態
において、前記起動エレメントACTIVは、アイデンティティIMSIに対応
するファイルの選択および添付されたすべてのファイルの起動に対応する。
【0041】 ACTIV起動エレメントの助力によって、名目アカウントに対応する第一の
アイデンティティIMSI1が起動される一方で、以前に起動されたもの、すな
わち第二のIMSI2は、停止される。
【0042】 加入者に明確に可視である移動体通信局MSの初期化フェーズは、上述のとお
り、初期化コマンドREFRESHを使用して、再着手される。前記フェーズの
間、認証は、モジュールSIMのアクティブなアイデンティティを考慮する。起
動される名目アカウントに対応する第一のアイデンティティIMSI1は、認証
のために保持される。前記サーチは、移動体通信局MSが、ローカライゼーショ
ン・エレメントLOCIに存在する一時的アイデンティティTIMSIによって
記録された古いネットワーク上で開始する。古いネットワークは、第一のネット
ワーク11である。後者がアクセス可能なので、それが選択され、アクティブな
アイデンティティIMSI1によって記録が実行される。このように名目アカウ
ントは、再度、第一の通信ネットワーク11上で使用され、移動体通信局MSは
、その第一のアイデンティティIMSI1で記録される。
【0043】 前記初期化の前に、前記内容が、ローカライゼーション・エレメントLOCI
から削除されうることが留意される。この場合、前記サーチは、古いネットワー
クでは停止せず、選択されるべき第一のネットワーク11である、第一のアイデ
ンティティIMSI1の名目ネットワーク上で継続するものである。
【0044】 効果的に、検査およびアカウント・ティルトのための平均時間は、ほんのわず
かであり、1分以下である。加入者が、手動でアカウントを変更し、ネットワー
クが変更される場合のように、受信および発信することができる。
【0045】 前述と同じ主旨に従って、移動体通信局MSは、第一の通信ネットワーク11
のサービスエリアを出る。その結果、加入者識別モジュールSIMは、加入者に
よって取られるべき動作を必要とすることなく、その第二のアイデンティティI
MSI2の下で、第二の通信ネットワーク12上で自動的に識別される。加入者
は、メニュを使用し、SIMモジュールを変更し、あるいは加入者によって起動
される必要なく実行される識別のためのコードを入力してはならない。
【0046】 この目的で、加入者識別モジュールSIMは、ネットワークのカバー損失を制
御するためのエレメントCNTRLを具備する。このエレメントは特に、モジュ
ールSIMの書き換え不能24または書き換え可能メモリ23に含まれるプログ
ラムである。移動体通信局がネットワークを出る時、前記局は通常、ローカライ
ゼーション・エレメントLOCIによって情報を更新する。更新された情報は、
例えば、削除される一時的アイデンティティTIMSIまたはカバー表示データ
項目である。
【0047】 また前記制御エレメントの、第一の非制限的実施形態は、LOCIローカライ
ゼーション・エレメントのコードおよびアクティブなアイデンティティIMSI
1が、問題となる国のコードMNCおよびネットワークMCCであるかをチェッ
クすることを含む。相違は、ネットワークのカバー損失を表す。第二の実施形態
は、カバー表示データ項目が、ローカライゼーション・エレメントLOCIに存
在するかチェックすることを含む。このデータ項目は、ネットワークのサービス
エリアが、まだアクティブであるか示す。どちらの実施形態においても、前記制
御エレメントCNTRLは、移動体通信局MSによるローカライゼーション・エ
レメントLOCIの情報の各更新の後、前記モジュールSIMによって起動され
る。第三の実施形態は、制御エレメントCNTRLが、例えば15分ごとに、モ
ジュールSIMによって周期的に起動されることである。第一のステージにおい
て、前記エレメントCNTRLは、移動体通信局MSに、現在のローカライゼー
ション・ゾーンに対応するローカライゼーション情報を送信するように依頼し、
第二のステージにおいては、前記情報を、第一のアクティブなアイデンティティ
IMSI1のそれと比較するように依頼する。相違は、ネットワークのカバー損
失を表す。この場合、制御エレメントCNTRLは特に、例えばETSIによっ
て発行されたGSM基準11.14において記述された情報コマンドPROVI
DELOCALINFOを使用する。
【0048】 一般的に、ネットワークのサービスエリアが損失され、移動体通信局MSが第
二のネットワークに入る時、前記局は、そのアクティブなアイデンティティ、こ
こでは第一のアイデンティティIMSI1とともに、第二のネットワーク12に
記録されるように試みる。しかしながら、それは第二のネットワーク12とロー
ミング合意を結んでいないので、前記移動体通信局MSは、第二のネットワーク
12を使用することができず、後者は、前記移動体通信局MSの記録を禁止する
。従って、前記第二のネットワーク12のコードMNCが、ネットワーク禁止エ
レメントFPLMN(図示されていない)に書き込まれる。このネットワーク禁
止エレメントFPLMNは、モジュールの書き換え可能メモリ23に書き込まれ
るファイルである。
【0049】 しかしながら、この第二のネットワーク12を使用することができるようにす
るために、第一のネットワーク11のカバー損失が立証されると、前記モジュー
ルSIMは、アイデンティティ起動エレメントACTIVを開始し、パートナ・
アカウントに対応するアイデンティティIMSI2を起動させる。第二のネット
ワーク12は、ネットワーク選択PLMN12エレメントにおいて、他のネット
ワークに対して優先するネットワークとして、および第一のネットワーク11に
対しては二次的なネットワークであるとして定義される。第二のネットワーク1
2のコードMNCは、こうして、ファイルPLMNにおいて第二に位置付けられ
る。
【0050】 移動体通信局MSは、再初期化され、再初期化コマンドREFRESHの助力
によって、ユーザに可視である。ネットワーク・サーチは、第一に、ローカライ
ゼーション・エレメントLOCIによってなされる。前者のネットワークは、一
時的アイデンティティTIMSIによって第一のネットワークであることがわか
るか、または前記アイデンティティは削除されている。第一のネットワーク11
は、もはやアクセスできないので、いずれの場合も、前記サーチはパートナ・ア
カウントIMSI2の名目ネットワーク、すなわちパートナ・ネットワーク上で
継続されるが、前記ネットワークは、移動体通信局MSが存在するゾーンをカバ
ーしないので、終了しない。その結果、前記サーチは、第一のネットワークで、
それから第二のネットワーク12で、優先するものとしてネットワーク選択エレ
メントPLMN2で実行される。第一のネットワークは、移動体通信局MSが存
在するゾーンをもはやカバーしないので、パートナ・アカウントは、第二のネッ
トワーク12上で記録される。加入者識別モジュールSIMは、その第二のアイ
デンティティIMSI2によって、第二のネットワーク12上で識別される。ロ
ーカライゼーション・エレメントLOCIの情報が、15分の最後で自動的に更
新されるので、定期的チェックが開始され、前記チェックによって、移動体通信
局MSは第一のネットワーク11のサービスエリア、および前述のもの、に入る
か決定することができる。
【0051】 モジュールSIMを初期化するためのフェーズ中は、サーチは通常、アクセス
が不可能であるネットワークを知るために、アクティブなアイデンティティIM
SIに対応するネットワーク禁止FPLMNエレメントでなされることが、留意
される。第一の実施形態において、ネットワーク禁止FPLMNエレメントは、
各識別IMSIに添付され、例えば、第一のネットワーク禁止エレメントFPL
MN1は、第一のアイデンティティIMSI1に添付され、および第二の禁止エ
レメントFPLMN2は、第二のアイデンティティIMSI2に添付される。第
二の実施形態において、単一の禁止エレメントFPLMNは、いくつかのアイデ
ンティティIMSIに添付され、例えば、単一の禁止エレメントFPLMNは、
第一および第二のアイデンティティIMSI1、IMSI2に添付される。この
第二の実施形態において、第二のネットワーク12を使用することができるよう
にするために、パートナ・アカウントに対応する第二のアイデンティティIMS
I2の起動と同時に、第二のネットワーク12のコードが、前記ネットワーク禁
止エレメントFPLMNにおいて削除されることは、効果的である。
【0052】 さらに、通常、移動体通信局MSのユーザは、ネットワーク選択エレメントP
LMN2におけるネットワークの使用の好みのオーダを変更することができるこ
とがわかる。このように、第一優先のネットワーク11または第二のネットワー
ク12を探すことができる。また効果的に、アイデンティティIMSIの各起動
時に、ネットワーク選択エレメントPLMN2において、同時に、第一のネット
ワーク11は、第二のネットワーク12に対して優先するものとして、および第
二のネットワーク12は、国の領域10をカバーすることができる他のネットワ
ークに対して優先するものとして定義される。このように、ネットワーク選択エ
レメントPLMN2は第一に、少なくとも第一のネットワーク11のコードMN
Cを含み、第二に、少なくとも第二のネットワーク12のコードMNCを含む。
【0053】 当然、本発明は、上述の実施例の列挙に限定されない。本発明のコンテクスト
は、前記加入者識別モジュールSIMが特に、一つの、またはいくつかのネット
ワーク選択エレメントPLMNにおいて、優先スケールで定義される多数のネッ
トワーク上で識別されうる、または前記モジュールSIMが、様々な加入者アカ
ウントに対応する多数のアイデンティティIMSLを具備する他の実施形態に拡
張される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、国のカバー・ネットワークの図である。
【図2】 図2は、図1に記載の国の様々なネットワークのサービスエリアに存在する移
動体通信ネットワークの図である。
【図3】 図3は、図2に記載の移動体通信局の図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/22 H04B 7/26 108B Fターム(参考) 5K024 AA02 BB04 BB07 CC11 DD01 DD02 GG01 GG10 5K033 DA19 5K051 AA01 AA08 BB01 CC07 DD02 DD15 EE01 EE02 EE07 FF02 FF04 FF11 GG06 HH19 HH27 KK01 5K067 EE02 EE10 EE16 GG01 HH11 HH23 【要約の続き】 ことであるステップを具備することを特徴とする。本発 明は特に、SIMを使用して、GSMネットワークにお ける加入者識別に適用される。

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一(11)および第二(12)の通信ネットワークにおいて、加入者を識別
    する方法であって、前記加入者が、それに従って加入者識別モジュール(SIM
    )に適合した移動体通信局を所有する前記方法であって、前記加入者識別モジュ
    ールは、第一のアイデンティティ(IMSI1)の下で、第一の通信ネットワー
    ク上で識別されるべき手段と、第二のアイデンティティ(IMSI2)の下で、
    第二の通信ネットワーク上で識別されるべき手段とを含み、前記方法は、以下の
    ステージに従って: 前記第一の通信ネットワーク(11)は、前記第二の通信ネットワーク(12)
    に対して優先するものとして定義され; 前記加入者識別モジュール(SIM)が、前記第二の通信ネットワーク(12)
    において識別される時、前記移動体通信局(MS)が、前記第一の通信ネットワ
    ーク(11)のサービスエリアの内側にあるか、定期的にチェックがなされ、前
    記チェックは、前記移動体通信局(MS)を定期的に再初期化(re-initialisin
    g)することによってなされ、 前記移動体通信局(MS)は、前記第一の通信ネットワーク(11)のサービス
    エリアにあり; 前記加入者識別モジュール(SIM)は自動的に、加入者の介入(subscriber i
    ntervention)を必要とすることなく、その第一のアイデンティティ(IMSI
    1)の下で、前記第一の通信ネットワーク(11)において識別される; 前記ステージを具備することを特徴とする、前記方法。
  2. 【請求項2】 前記加入者識別モジュール(SIM)は、前記移動体通信局(MS)が、まだ
    前記第二の通信網(12)のサービスエリアにある場合であっても、前記第一の
    通信ネットワーク(11)上で自動的に識別されることを特徴とする、請求項1
    に記載の方法。
  3. 【請求項3】 検査は、加入者識別モジュール(SIM)において、コマンドまたはプログラ
    ムによって開始し、前記プログラムは、再初期化コマンド(REFRESH)を
    具備することを特徴とする、前項までのいずれかの請求項に記載の方法。
  4. 【請求項4】 それに従って: 前記再初期化の前に、前記モジュール(SIM)におけるローカライゼーション
    ・エレメント(localization element)(LOCI)の内容が削除される 追加的ステージを具備することを特徴とする、前項までのいずれかの請求項に記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 それらに従って: 前記移動体通信局(MS)が、前記第一の通信ネットワーク(11)のサービス
    エリアから離れ、 前記加入者識別モジュール(SIM)が、前記加入者によって取られる必要があ
    る動作をすることなく、その第二のアイデンティティ(IMSI2)の下で、前
    記第二の通信ネットワーク(12)において自動的に識別される 追加的ステージを具備することを特徴とする、前項までのいずれかの請求項に
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 その第二のアイデンティティ(IMSI2)の下で、前記第二の通信網(12
    )で前記モジュール(SIM)を自動的に識別するための前記ステージは、それ
    らに従って: 前記第一のネットワーク(11)のサービスエリアの損失が監視され、 前記モジュール(SIM)の方法で、アイデンティティ作動エレメント(ACT
    IV)が起動され、前記第二のアイデンティティ(IMSI2)が起動され、 前記移動体通信局(MS)が再初期化される 追加的ステージを具備することを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 それに従って: 前記再初期化の前に、前記第二のネットワーク(12)は、ネットワーク選択エ
    レメント(PLMN2)において、他のネットワークに対して優先するものとし
    て、および前記第一のネットワーク(11)に対しては、二次的なものとして定
    義される 追加的ステージを具備することを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 サービスエリアの損失は、サービスエリア制御エレメント(CNTRL)の損
    失によって確立されることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】 サービスエリア制御エレメント(CNTRL)の損失は、各情報が、移動体通
    信局(MS)によるローカライゼーション・エレメント(LOCI)を更新した
    後に起動されることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記制御エレメント(CNTRL)は、前記モジュール(SIM)によって、
    周期的に起動されることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記制御エレメント(CNTRL)は、情報コマンド (PROVIDELOCALINFO)を使用することを特徴とする、請求項1
    0に記載の方法。
  12. 【請求項12】 その第一のアイデンティティ(IMSI1)の下で、第一のネットワーク上で
    前記モジュール(SIM)を自動的に識別するためのステージは、それらに従っ
    て: ・加入者識別モジュール(SIM)が、第二のアイデンティティ(IMSI2
    )によって、前記第一の通信ネットワーク(11)において識別され、 ・前記加入者識別モジュール(SIM)が、その第二のアイデンティティ(I
    MSI2)によって、前記第一のネットワーク上で識別されるか、チェックされ ・前記第一のアイデンティティ(IMSI1)は起動され、 ・移動体通信局(MS)を再初期化させるためのフェーズが、再起動される、
    追加的ステージを具備することを特徴とする、前項までのいずれかに記載の方法
  13. 【請求項13】 検査は、モジュール(SIM)をローカライズするためのエレメント(LOC
    I)の助けによって、実行されることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 再初期化は、ユーザに対して可視であることを特徴とする、前項までのいずれ
    かの請求項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記第一の通信ネットワーク(11)は、ネットワーク選択エレメント(PL
    MN2)によって、前記第二の通信ネットワーク(12)に対して優先するもの
    として定義されることを特徴とする、前項までのいずれかの請求項に記載の方法
  16. 【請求項16】 移動体通信局(MS)を初期化するためのフェーズは、モジュール(SIM)
    を初期化するためのフェーズ、およびネットワーク上に記録するためのフェーズ
    を具備することを特徴とする、前項までのいずれかの請求項に記載の方法。
  17. 【請求項17】 ・第一のアイデンティティ(IMSI1)の下で、第一の通信ネットワーク(
    11)上で識別されるべき手段と、 ・第二のアイデンティティ(IMSI2)の下で、第二の通信ネットワーク(
    12)上で識別されるべき手段と、 を含み、およびさらに: ・前記第二の通信ネットワーク(12)に対して、前記第一の通信ネットワー
    ク(11)を優先するものとして定義するための手段と、 ・加入者識別モジュール(SIM)が、その第二のアイデンティティ(IMS
    I2)の下で、前記第二の通信ネットワーク(12)上で識別される時、移動体
    通信局(MS)が、前記第一のネットワーク(11)のサービスエリアに入るか
    、定期的にチェックするための手段であって、移動体通信局(MS)を定期的に
    再初期化することができる前記手段と、 ・移動体通信局(MS)が、前記第一の通信ネットワーク(11)のサービス
    エリアに入る時に、その第一のアイデンティティ(IMSI1)の下で、前記加
    入者識別モジュール(SIM)が第一の通信ネットワーク(11)上で自動的に
    識別されることを確証するための手段と を含むことを特徴とする、移動体通信局(MS)と関連するものである加入者識
    別モジュール(SIM)。
  18. 【請求項18】 前記識別手段は、移動体通信局(MS)が、まだ第二のネットワーク(12)の
    サービスエリア内にある場合でも、移動体通信局(MS)が、第一の通信ネット
    ワーク(11)のサービスエリアに入る時、その第一のアイデンティティ(IM
    SI1)の下で、第一の通信ネットワーク(11)において加入者の介入を必要
    とすることなく、自動的に前記加入者識別モジュール(SIM)を識別すること
    ができることを特徴とする、請求項17に記載の加入者識別モジュール(SIM
    )。
  19. 【請求項19】 前記チェック手段は、加入者識別モジュール(SIM)において、コマンドま
    たはプログラムによって開始され、前記プログラムは、再初期化コマンド(RE
    FRESH)を具備することを特徴とする、請求項17または18に記載の、加
    入者識別モジュール(SIM)。
  20. 【請求項20】 モジュール(SIM)に含まれるローカライゼーション・エレメント(LOC
    I)の内容を削除するための手段を具備することを特徴とする、請求項17乃至
    19のいずれかに記載の、加入者識別モジュール(SIM)。
  21. 【請求項21】 ユーザの介入を必要とすることなく、その第二のアイデンティティ(IMSI
    2)の下で、第二のネットワーク(12)において自動的に識別される手段を具
    備することを特徴とする、請求項17乃至20のいずれかに記載の加入者識別モ
    ジュール(SIM)。
  22. 【請求項22】 アイデンティティ(IMSI)を起動させるためのエレメント(ACTIV)
    を具備することを特徴とする、請求項17乃至21のいずれかに記載の、加入者
    識別モジュール(SIM)。
  23. 【請求項23】 前記第二のネットワーク(12)を、他のネットワークに対しては優先するも
    のとして、前記第一のネットワーク(11)に対しては二次的なのものであると
    して定義することができる、ネットワーク選択エレメント(PLMN2)を具備
    することを特徴とする、請求項17乃至22のいずれかに記載の、加入者識別モ
    ジュール(SIM)。
  24. 【請求項24】 ネットワークのサービスエリア制御エレメント(CNTRL)の損失を含むこ
    とを特徴とする、請求項17乃至23のいずれかに記載の、加入者識別モジュー
    ル(SIM)。
  25. 【請求項25】 前記サービスエリア制御エレメント(CNTRL)の損失は、移動体通信局(
    MS)によって、各情報が、ローカライゼーション・エレメント(LOCI)の
    更新をした後で、開始されることができることを特徴とする、請求項23に記載
    の加入者識別モジュール(SIM)。
  26. 【請求項26】 前記サービスエリア制御エレメント(CNTRL)の損失は、前記モジュール
    (SIM)によって周期的に開始されることができることを特徴とする、請求項
    23に記載の加入者識別モジュール(SIM)。
  27. 【請求項27】 前記サービスエリア制御エレメント(CNTRL)の損失は、情報コマンド(
    PROVIDELOCALINFO)を使用することを特徴とする、請求項25
    に記載の加入者識別モジュール。
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