JP2002537606A - 電子商取引システムにおける優先売主にビジネスを割り当てる方法 - Google Patents

電子商取引システムにおける優先売主にビジネスを割り当てる方法

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JP2002537606A
JP2002537606A JP2000600214A JP2000600214A JP2002537606A JP 2002537606 A JP2002537606 A JP 2002537606A JP 2000600214 A JP2000600214 A JP 2000600214A JP 2000600214 A JP2000600214 A JP 2000600214A JP 2002537606 A JP2002537606 A JP 2002537606A
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トーマス・エム・スパリコ
ロバート・エス・ウィッセ
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プライスライン・ドット・コム・インコーポレーティッド
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Abstract

(57)【要約】 買い手主導型商取引システムにおいて、複数の代理店を基盤とする及びブロードキャストを基盤とする売主間で条件付購入申込(CPO)を割り当てるシステム及び方法。一実施態様では、本システムは、代理店を基盤とする売主又はブロードキャストを基盤とする売主の中でCPOを成就させる又はCPOに応じることができるのが何れかを判断して、それらの売主を優先順位に並べる(703)。別の実施態様では、その優先順位は、相対市場シェア及び最近CPOに応じた機会の数によって決定する。また、別の実施態様では、優先順位は、測定規準(メトリック)及び買主情報によって決定する。また、別の実施態様では、優先順位は、ランダムに決定する。本システムは、買主が複数の価格水準でCPOに応じることができるときには最高価格水準がそのCPOを満たすことを保証する。そして、各CPO毎に、最大の売主収入を保証する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】優先権の主張 本出願は、1996年9月4日出願米国特許出願シリアル番号第08/707,660号(米国
特許第5,794,207号、1998年8月11日発行)の一部継続出願である1997年7月8日出
願米国特許出願シリアル番号第08/889,319号(発明の名称:「条件付購入申込管
理システム」)に対する米国特許法第120条(35 U.S.C. Section 120)に基づく
優先権を主張するものであり、その開示内容を参照することによって本明細書中
に組み込むものとする。
【0002】発明の属する技術分野 本発明は、一般に、商品及びサービスの販売を処理するシステムに係り、特に
、買い手主導型商取引システム内において複数の売主間でビジネスを割り当てる
システム及び方法に関する。
【0003】発明の背景 製品販売を処理するシステムはそのほとんどが売り手主導型なので、売主が販
売製品を値付け・包装・設計・提供し、買主が売主の申込を承諾するか否かを決
める。一方、買い手主導型システムは、買主が申込の条件を指示し、一乃至複数
の売主がその申込を承諾するか決めるものである。「従業員募集」の広告などは
、雇主が適任従業者を見つけて雇うわけだから、買い手主導型の照会の例である
。このような照会は、多数の潜在従業員に宣伝され、彼らは雇ってくれるかもし
れない広告主に履歴書を送付することによって応答することができる。
【0004】 プライスライン・ドット・コム・インコーポレーティッド(コネチカット州ス
タンフォード)は、航空券や自動車などの製品販売の買い手主導型システムの実
現に成功した売買業者のひとつである。プライスライン・ドット・コムは、米国
特許番号第5,794,207号及び国際出願番号PCT/US97/15492号において説明した、
個人消費者から受けた「条件付購入申込」及び/又は「拘束的条件付購入申込(
Binding Conditional Purchase Offers: Binding CPO's)」を処理する「条件付
購入申込(Conditional Purchase Offer: CPO)管理システム」を活用する。こ
のようなCPOには、買主が決めた価格で買主が決めた商品またはサービスを購入
する条件を一つ以上含んでいる。「拘束的CPO」は典型的に、デビットアカウン
トやクレジットアカウントのような汎用口座によって担保されているので、消費
者と締結する契約を強制履行するしくみを売主に提供していることになる。CPO
管理システムは、直接または売主が供給した規則によって、CPOを売主に提供し
、個々の売主は、それを承諾ないし拒絶する。売主が「拘束的CPO」を承諾する
と、CPO管理システムは、承諾した売主に代わって、買主を義務づけて、法的拘
束力ある契約を作成する。
【0005】 したがって、CPO管理システムは、個人消費者に、その消費者が設定した価格
で商品及びサービスを獲得する権限を与えることになる。CPO管理システムは同
様に売主にとっても多くの商業上の利点を提供する。例えば、CPO管理システム
によって、個々の売主は現実の需要が予測需要に満たなかった際に余剰生産を効
果的に売りさばくことができる。特に、売主が消費者の申込を承諾すれば消費者
がその合意した価格で商品またはサービスを購入するのであって、売主の競合他
社や顧客に知られると売主の総合的な収益構造に影響を及ぼしかねない売主の基
本的な価格適応力の水準を確認するために利用するだけではないことを、売主が
確信できる効果的なしくみがCPO管理システムによって提供されるのである。
【0006】 ある種の売主にとって、航空産業ではことさらに、現存の取引処理システムの
大幅なリエンジニアリングがなければ、個々のCPOに応答することは困難である
。結局、そのような売主は、代理人に、買い手主導型商取引を管理する権限を与
えることになる。この種の売主は代理店を基盤とする売主となり、CPO管理シス
テムがその代理人として行為する。しかし、代理店を基盤とする売主が複数いる
ときに、CPO管理システムがその代理店を基盤とする売主間でCPOを割り当てる方
法は存在しない。
【0007】 代理店を基盤とする売主が、売主が決めた複数のCPO規則で、一つのCPOに応じ
ることができることもあり得る。売主が決めたCPO規則のうち代理店を基盤とす
る売主にとって最大の収入を産むものをCPO管理システムが選択する方法は現状
では存在しない。
【0008】 ブロードキャストを基盤とする売主にとっても、ある形態の割り当ては望まし
いものである。これは、特に売主の応答の順に基づいて割り当てるのが不可能で
あったり不適当であったりする場合に有益である。例えば、二人のブロードキャ
ストを基盤とする売主が同時に応答した場合、両者間でCPOを割り当てる何らか
の方法が必要である。同様に、ブロードキャストを基盤とした売主にとっても、
ビジネスの地域、市場区域、サービス履歴、その他の要因に基づき、CPOを特定
の売主に割り当てたり制限したりすることが適切な場合もあるだろう。
【0009】発明の要約 本発明は、買い手主導型システムにおいて条件付購入申込を割り当てるシステ
ム及び方法を提供する。第一検討売主及び第二検討売主が、関連市場における市
場シェアに基づき特定される。また、第一及び第二検討売主の特定にあたり、本
システム及び方法は、与えられてしかるべき第一検討機会の数と比較したときの
与えられた第一検討機会の数も考慮する。第一検討売主は、CPOに応じる最初の
機会を与えられる。第一検討売主がCPOに応じることができなければ、第二検討
売主がそのCPOに応じる機会を与えられる。第一・第二検討売主がどちらもそのC
POに応じることができない場合、システムは残りの売主に対して価格順サーチを
実行する。
【0010】 一人の売主が複数の規則又は価格でCPOに応じることができるときには、本シ
ステム及び方法は、当該CPOを満足させる最高値の規則又は最高価格を特定する
ことが望ましい。このように、売主はCPOからの収入を最大化する。
【0011】 (以下の説明で参照される)図面は、本発明の代表例を提供するものと理解さ
れるべきであり、その内容を限定するものではない。
【0012】詳細な説明 図1は、一乃至複数の商品又はサービスに対する一乃至複数の買主110又は
(買主110を代理する)代理人120からの条件付購入申込(CPO)を受けて
処理する、条件付購入申込(CPO)管理システム100の第一の実施例を示す。C
PO管理システム100は一乃至複数の売主、例えば売主130、140、150
、160が所与のCPOを承諾する気になるか否かを判断する。後述するように、
売主が所与のCPOを承諾する場合、CPO管理システム100は、承諾する売主に代
わって、買主を拘束し、法的拘束力ある契約を作成する。
【0013】 この説明及び特許請求の範囲において用いられる、次の用語の意味を定義して
おこう。
【0014】 「代理店を基盤とする売主」 − 「CPO管理システム」に、売主が決めた「C
PO規則」を使用して所与のCPOを承諾又は拒絶する権限を委任した売主。
【0015】 「ブロードキャストを基盤とする売主」 − 「CPO管理システム」から(直
接に、又は、例えば、電子投稿システムにアクセスして)、評価用にCPOを受け
た売主。
【0016】 「条件付購入申込(CPO)」 − 買主が決めた価格で商品及び/又はサービ
スを購入するために買主によって提示される一乃至複数の条件を含む申込。
【0017】 「拘束的条件付購入申込(拘束的CPO)」 − 買主が決めた価格で商品及び
/又はサービスを購入するために買主によって提示される一乃至複数の条件を含
む拘束力ある申込。CPOと比較すると、「拘束的CPO」は、例えば、「汎用口座(
General Purpose Account)」による支払担保及びその「拘束的CPO」承諾に際し
てその「口座」に借方勘定として付ける権限を伴う。
【0018】 「条件付購入申込(CPO)規則」 − 「ブロードキャストを基盤とする売主
」又は「代理店を基盤とする売主」によって決定される制約であり、その制約下
であれば「CPO管理システム」のオペレータがその「売主」のために代理人とし
て行動しCPOに応じるべきかどうかを決定することができる。
【0019】 「CPO管理システム」 − 一乃至複数の売主(「代理店を基盤とする売主」
又は「ブロードキャストを基盤とする売主」)があるCPOを承諾する気になるか
どうかを判断するために、一乃至複数の買主から一乃至複数の商品他はサービス
に対するCPOを受けて処理する制御装置。
【0020】 「汎用口座」 − そこから支払が可能な口座で、クレジットアカウント、デ
ビットアカウントを含む。
【0021】 「第一検討機会」 − CPO管理システムが複数の売主に一つのCPOを割り当て
た場合に売主に与えられる最初のCPOに応じる機会。
【0022】 「第二検討機会」 − CPO管理システムが複数の売主に一つのCPOを割り当て
た場合に売主に与えられるCPOに応じるフォローアップの機会。CPOが第一検討機
会で成就しないときに、そのCPOに応じるフォローアップの機会を与えられた売
主は、第二検討機会を受ける。
【0023】 「規則」 − 売主が特定の価格又は販売を引き受ける前に満たす必要がある
売主が決めた一乃至複数の制約。航空業界では、他にも要求がある中で、運行中
止の日付、出発の曜日、最短又は最長滞在日数、前払い購入要求、及びキャンセ
ル/変更条件等が規則に含まれる。
【0024】 「測定規準(メトリック:Metric)」 − 売主の優先順位をつけるために使
用されるランク付けパラメタ。測定規準は、市場占有率等の売主側の要素、嗜好
等の買主側の要素、及びランダムな要素を含むことができる。
【0025】 図1に示すように、CPO管理システム100は、図2と関連づけて後述する、
中央制御装置200を含む構成が好ましい。CPO管理システム100は、所定の
選別基準に基づいて、選択された売主130、140、150、160に、所与
のCPOを提供することができるので、売主は、興味をもつかもしれないCPO、選別
する権限を付与されているCPO、又は、成就する可能性のあるCPOだけを獲得する
ことになる。代替的に、CPO管理システム100は、選別のため、すべてのCPOを
すべての売主に提供してもよい。
【0026】 後述するように、各買主110は、例えば、電話、ファクシミリ、オンライン
アクセス(すなわち、インターネット)、電子メール、直接の人的接触によって
、又は代理人を介して、CPO管理システム100と接触し、CPO管理システム10
0に、買主のCPOの条件を提供する。各買主110及び売主130、140、1
50、160は、CPO管理システム100と通信するために汎用品のコンピュー
タを使用することができることは特筆される。図示は省略したが、汎用品のコン
ピュータは、処理ユニット、通信装置(例えば、モデム)、メモリ手段、及びCP
O管理システム100との通信に必要な任意のソフトウェアによる構成が好まし
い。
【0027】 CPO管理システム100は、好ましくは、買主110又は売主130、140
、150、160により利用される汎用品のコンピュータ(集合的に、「ノード
」と呼ぶ)とともに、ディジタル的に暗号化されたデータその他の情報を相互に
送信しあう。ノード間の通信路は、電子信号が伝播可能な、例えば、被覆電線、
光ファイバ、又はワイヤレスリンクによる構成が好ましい。
【0028】代理店を基盤とする売主とブロードキャストを基盤とする売主 本発明の特徴の一つによれば、代理店を基盤とする売主130、160が、CP
O管理システム100に、所与のCPOを承諾又は拒絶する権限を委任しておくこと
で、CPO管理システム100がその特定の売主を代理してその権限を行使するこ
とができるような代理店機能をオプションとして提供することが好ましい。した
がって、CPO管理システム100は、(i)所与のCPOを承諾又は拒絶する権限をCPO
管理システム100に委任した特定の代理店を基盤とする売主130、160に
代わってCPOを評価し、(ii)売主140、150等のブロードキャストを基盤と
する売主がCPOを独立に評価できるようにすることが好ましい。
【0029】 したがって、CPO管理システム100は、好ましくは、一乃至複数のCPOを各ブ
ロードキャストを基盤とする売主140、150に提供し、売主140、150
に、独立に所与のCPOを承諾すべきかどうか判断させることができる。CPO管理シ
ステム100が、適当なブロードキャストを基盤とする各売主140、150に
、例えば、ブロードキャスト送信により、あるいは、例えば、ブロードキャスト
を基盤とする各売主140、150がアクセス可能な電子掲示板上等でCPOを投
稿することにより、CPOを提供することができることは特筆される。代替的に、C
PO管理システム100は、所与のCPOを承諾すべきか拒絶すべきかを代理店を基
盤とする売主130、160に代わって決定するために、一乃至複数の代理店を
基盤とする売主130、160が決めたいくつかのCPO規則に照らして一乃至複
数のCPOを評価することができる。典型的な代理店を基盤とする売主のCPO規則群
を図5に例示する。
【0030】 このように、CPO管理システム100は、各売主140、150にそれぞれ所
与のCPOをブロードキャストして承諾か拒絶かの返事を受けるなり、当該CPOをCP
O規則にかけて、代理店を基盤とする売主130、160に代わって承諾するか
拒絶するかあるいはCPOの逆提案をするかを決定するなりして、一乃至複数の売
主140、150が所与のCPOを承諾するかどうかを決定することができる。
【0031】 CPO規則は、以下に追加説明するように、所与の代理店を基盤とする売主13
0、160がそれに基づいていればCPOを承諾しようと思うような、その売主1
30、160が決めた制約群である。CPO規則、その生成法、及び関連する安全
性の諸問題に関するより詳しい説明を入用であれば、「条件付購入申込管理シス
テム」と題し1997年7月8日に出願した米国特許出願シリアル番号第08/889,319号
及び米国特許第5,794,207号を参照されたい。
【0032】 図2は、例示的中央制御装置200のアーキテクチャを表すブロック図である
。中央制御装置200は、好ましくは、中央処理装置(CPU)205、ランダム
アクセスメモリ(RAM)210、リードオンリーメモリ(ROM)220、クロック
225、データ記憶装置230、及び通信ポート240等特定の標準ハードウェ
アコンポーネントを有する。CPU205は、好ましくは、図2に示すように、共
有データバス又は専用接続器によって上記列挙の他の構成要素とそれぞれ連結し
ている。通信ポート240は、中央制御装置200を各買主110及び売主13
0、140、150、160に接続する。通信ポート240は、複数の接続を同
時に確立するマルチ通信チャネルを有するものが好ましい。
【0033】 ROM220及び/又はデータ記憶装置230は、CPU205が検索、解釈、実行
するために使用可能な(図3乃至8と関連づけて以下に説明する)一乃至複数の
インストラクションを記憶するために使用できる。例えば、ROM220及び/又
はデータ記憶装置230は、好ましくは、売主130、140、150、160
及び買主110の間の、要求された支払や請求や借方勘定の振替を処理するプロ
セスを格納する。このような決算業務の処理は、好ましくは、通常のやり方、例
えば、周知の暗号技術によって、セキュリティ保護されている。
【0034】 データ記憶装置230は、少なくとも、売主データベース231、買主データ
ベース232、申込データベース233、及び売主規則データベース234を含
む。売主データベース231は、好ましくは、CPOの買主に商品又はサービスを
販売するためにCPO管理システム100で登録がなされている各売主130、1
40、150、160の情報を格納しており、そこには連絡先情報も含んでいる
。買主データベース232は、好ましくは、身元情報、及びクレジットカード番
号等の請求書発行用の情報を含むCPO管理システム100の各買主の情報を格納
している。申込データベース233は、好ましくは、CPOの付随条件及びそれに
関連するステータスを含む、CPO管理システム100が処理する各CPOのレコード
を格納する。売主規則データベース234は、好ましくは、一乃至複数の代理店
を基盤とする売主130,160のためのCPO規則を保有している。
【0035】 また、データ記憶装置230は、CPO評価プロセス235及び規則評価サブル
ーチン236を含んでいるが、これらについてはそれぞれ図3A、3B、及び4
に関連づけて後述する。一般にCPO評価プロセス235は、(i)買主110から各
CPOを受け、(ii)各CPOを適当なブロードキャストを基盤とする売主140、15
0に提供し、各代理店を基盤とする売主130、160の適当な規則に照らして
評価し、(iii)売主130、140、150、160のうち誰かそのCPOを承諾す
る者がいるかを判断する。規則評価サブルーチン236は、CPO評価プロセス2
35によって実行されるサブルーチンであって、CPOを受け、そのCPOを一乃至複
数の代理店を基盤とする売主130、160の規則と比較対照して、所与のCPO
に対する応答をその売主に代わって生成する。
【0036】 本発明のシステムについて説明したので、以下、本発明の第1の方法について
説明する。図3Aのステップ301で、システム100は、複数の買主110の
うちの一人からCPOを受ける。
【0037】 ステップ303で、システムは、そのCPOが有効な申込かどうかを判断する。
【0038】 ステップ305では、システムがそのCPOを有効でないと判断した場合に、シ
ステムは当該買主にそのCPOを再送信するよう要求する。
【0039】 ステップ307では、有効な申込の場合に、システムは支払識別子を受ける。
【0040】 ステップ309では、システムがその支払識別子が有効かどうかを判断する。
【0041】 ステップ311では、システムがその支払識別子が有効でないと判断した場合
、システムは当該買主にその支払識別子を再送信するよう要求する。
【0042】 ステップ313では、システムは、ブロードキャストを基盤とする売主にその
申込を送信し、代理店を基盤とする売主のために規則評価サブルーチンを実行す
る。規則評価サブルーチンについては図4に関連づけて後述する。
【0043】 ステップ315では、売主がそのCPOを承諾すると、システムは、少なくとも
一つの承諾信号を受信する。
【0044】 ステップ317では、システムが一つ以上の承諾信号を受信すると、システム
は、一つの承諾信号を選択する。
【0045】 ステップ319では、システムは、その承諾信号に対応する売主を特定する。
【0046】 図3Bのステップ321では、システムは、選択された売主に対し、当該買主
の個人情報を提供する。
【0047】 ステップ323では、そのCPOが拘束的CPOでなければ、システムは、当該買主
が履行を怠ったり取り消したりしたかどうかを判断する。
【0048】 ステップ327では、当該買主が履行を怠ることも取り消すこともなければ、
システムは、CPO評価プロセスを終了する。
【0049】 ステップ325では、当該買主が履行を怠ったり取り消したりした場合に、シ
ステムは、当該買主から罰金を回収してから、ステップ327で、CPO評価プロ
セスを終了する。
【0050】 上述のように、CPO評価プロセス235は、図3Aのステップ313の中で規
則評価サブルーチンを実行し、一乃至複数の代理店を基盤とする売主130、1
60がCPOを承諾する気があるかどうかを判断する。
【0051】 図4のステップ401で、システムは、そのCPOを、代理店を基盤とする売主
130、160が決めたCPO規則に記載された対応する制約と比較する。
【0052】 ステップ403で、システムは、そのCPOが満たすCPO規則があるかどうかを判
断する。
【0053】 ステップ405で、CPO規則が満たされるとシステムが判断すると、システム
は、対応する売主を特定する。
【0054】 ステップ407では、システムは、ステップ403で規則が満たされたか満た
されなかったかを表示して、規則評価サブルーチンに戻る。
【0055】 上述の、図3A、3B及び4で図解したステップによって、システムは、CPO
を受領及び認証し、そのCPOをブロードキャストを基盤とした売主に送信し、代
理店を基盤とした売主に対する規則評価ルーチンを実行し、承諾する売主がいる
かどうか判断して(そのCPOが拘束的CPOであれば)売主が承諾するとそのCPOに
拘束することができる。図3A、3B及び4の方法では、代理店を基盤とする複
数の売主130、160の間でCPOを割り当てる方法は提供されない。そのよう
な代理店を基盤とする複数の売主間でCPOを割り当てることを、所定の戦略に従
って実現する方法について、図5乃至8を参照して、より詳しく説明する。
【0056】 複数の代理店を基盤とする売主の場合、システム100は、その代理店を基盤
とする売主があるCPOに応じることができるかどうかを判断するために、売主デ
ータベース(図2の231)及び売主規則データベース(図2の234)の情報
を利用する。例えば、図5で、売主規則データベース(図2の234)は代理店
を基盤とする複数の航空旅行売主に対するフライトスケジュール505の情報を
有する。CPOの制約条項によって、これらの代理店を基盤とする売主のうち複数
の者がそのCPOに応じることができるようにもなる。従って、仮にそのCPOが19
97年の最初の三ヶ月間のニューヨーク発でカリフォルニア州内の目的地に向か
う便であることのみを条件とするものであれば、二人の代理店を基盤とする売主
がそのCPOに応じることができる。代理店を基盤とする売主の一人510は19
97年1月1日ニューヨーク発、シカゴ経由、ロサンゼルス着の便を有する。代
理店を基盤とするもう一人の売主520は、1997年3月3日ニューヨーク発
、サンフランシスコ着の直行便を有する。しかし、代理店を基盤とする売主53
0は、出発地がニューヨークでなく、日付も1997年の最初の3ヶ月内ではな
いので、そのCPOに応じることができない。
【0057】 上述のように、代理店を基盤とする複数の売主があるCPOに応じることができ
る場合、システム100はその代理店を基盤とする売主の中でそのCPOを割り当
てる方法を有することが必要である。また、代理店を基盤とする複数の売主があ
るCPOに応じることができるとともに、そのCPOを満たすことができる価格が異な
る場合には、システムは、特定の代理店を基盤とする売主一人にそのCPOを望ま
しいかたちで割り当てなければならないと同時に、そのCPOを可能な価格の一つ
に割り当てなければならない。これらのステップについて、図6乃至8を参照し
て、以下、より詳しく説明する。
【0058】 代理店を基盤とする複数の売主の中でCPOを割り当てる方法を、図6A及び6
Bに図示する。ステップ601では、システム100は買主からデータを受けて
、CPOを形成する。このステップは、機能的には、図3Aのステップ301から
311に記載のものと同じである。
【0059】 ステップ603では、システムは、そのCPOに応じることができる可能性のあ
る代理店を基盤とする売主がどれかを判断する。例えば、そのCPOが指定の発着
地を有する航空旅行を求めるものであれば、その発着地で運行する代理店を基盤
とする売主のみがCPOに応じることができる可能性がある。代理店を基盤とする
他の売主はそのCPOに応じることができず、以後の検討から外される。同様に、
代理店を基盤とする売主がそのCPOを満たすことができる適格価格を有するもの
でなければ、そのCPOに応じることはできず、以後の検討から外される。システ
ムは、このように、売主がCPOに応じることができる可能性があるかを判断する
ために複数の因子を用いるのである。
【0060】 ステップ605では、システムは、CPOに応じることができる可能性がある代
理店を基盤とする売主から、第一検討機会売主を決定する。この決定は測定規準
に基づいておこなわれるが、好適な実施態様において、測定規準とは、CPOに応
じることができる可能性がある代理店を基盤とする売主すべての相対的な市場占
有率を考慮するものである。システムは、その代理店を基盤とする売主に当然帰
すべき第一検討機会の数に対する、その代理店を基盤とする売主に与えられた第
一検討機会の数を考慮して、その市場における相対的な市場占有率の最も大きい
売主に第一検討機会を割り当てる。
【0061】 システムは、異なるCPOに対して売主に与えられた第一検討機会の数を記録す
る。この履歴情報は、第一検討機会の割り当て要件の一部をなす。システムが新
たにCPOを受けると、各売主に対して与えられた機会についての履歴情報が、各
売主に当然帰すべき機会の数と比較される。多くの要因から結果的に当然帰すべ
き機会の数と与えられた機会の数とが一致することはまずなく、システムは、最
も一致から遠い売主に対する割り当てに重みづけしたり偏向させたりして、両者
がより一致に近づくようにする。この不一致は、当然帰すべき機会と与えられた
機会との単純な数の差でもよいが、当然帰すべき機会と与えられた機会との比率
の差であってもよい。
【0062】 代理店を基盤としたどの売主が第一検討機会を得るかを決定するために複数の
要因を測定規準で考量するとき、要因を重みづけあるいは優先順位づけすること
が必要となる。CPOに応じることができる可能性のある代理店を基盤とする売主
間の相対市場占有率を正規化すると、その相対市場占有率は、ゼロパーセント(
0%)から100パーセント(100%)の値をとる可能性がある。代理店を基
盤とした2人の売主A及びBが、互いに同じCPOに応じることができるとともに
、売主Aが関連市場において売主Bの3倍の相対市場占有率を有しているとする
と、占有率の高い売主Aは75%の相対市場占有率を有し、占有率の低い売主B
は25%の相対市場占有率を有することになる。
【0063】 関連市場における相対市場占有率がこのようなものであった場合には、売主A
は第一検討機会の75%(例えば、4回の第一検討機会のうちの3回)を受け、
売主Bは第一検討機会の25%(例えば、4回の第一検討機会のうちの1回)を
受ける。
【0064】 ステップ605で、システムは、第二検討機会を受ける売主も、第一検討機会
を決定するのと同様の方法で決定する。
【0065】 ステップ607で、システムは、第一検討機会を受けた売主がCPOに応じたか
どうかを確認する。
【0066】 ステップ609では、第一検討機会を受けた売主がCPOに応じなかった場合、
システムは、第二検討機会を受けた売主がCPOに応じたかどうかを確認する。
【0067】 ステップ611では、第一検討機会又は第二検討機会を受けた売主のどちらか
かがCPOに応じた場合、システムは、CPOを拘束して拘束的CPOを作成し、買主・
売主双方に通知する。
【0068】 ステップ613で、第一検討機会又は第二検討機会を受けた売主のどちらもCP
Oに応じなかった場合、システムは、残っている売主があるかどうか確認する。
【0069】 ステップ615で、残っている売主がなければ、システムは、買主に、そのCP
Oに応じることができる売主がいなかった旨通知する。
【0070】 図6Bのステップ617で、残っている売主がいる場合に、システムは、全売
主から低価格検索を実行し、当該CPOを満たす最低価格を選択する。
【0071】 ステップ619で、システムは、CPOに応じた売主がいるかどうかを確認する
。ある売主がCPOに応じることができた場合、システムは、図6Aのステップ6
11で、そのCPOを拘束し、買主と売主に通知する。
【0072】 低下価格検索中CPOに応じることができる売主がいなかった場合、システムは
、図6Aのステップ615で買主にその旨通知する。
【0073】 図6A及び6Bに示すように、システムは、優先順位の最も高い代理店を基盤
とする売主にCPOに応じる機会を与える。代理店を基盤とする売主が複数の規則
でCPOに応じることができるようにすることもできる。例えば、CPOに $300.00
の価格条件が含まれており、代理店を基盤とする優先売主が $250.00 及び $270
.00 の価格を有する2つの規則でCPOに応じることができる場合、システムは、
当該CPOを成就させる規則はどちらか決定しなければならない。例えば、CPOは $
300.00 で拘束力をもつが、システムは当該CPOを $250.00 か $270.00 のどちら
で成就させるかが具体的に問題となる。
【0074】 上述の実施態様では、複数の規則がCPOを満たす場合、システムは当該CPOを満
たす最も高い値又は最も高額の規則を選択する。このように、システムは、買主
が指定した価格でCPOを拘束するが、そのCPOを満たす最高額又は値でCPOを成就
させる。このことは、代理店を基盤とする売主がより低い価格でのみ成就可能な
別のCPOを成就させることができることを保証する。また、代理店を基盤とする
売主が応じる各CPOに対し最大限可能な収入を受けることも保証される。このよ
うな保証がなければ参加を辞退する代理店を基盤とする売主がいるかもしれない
【0075】 また、特定の売主を選択するにあたり、価格以外の要素を、価格に代えてある
いは価格に加えて用いることもできる。航空業界の例ではこのような他の要素と
しては、サービス水準、フライトの日時、座席クラス又は予約オプション、及び
旅行の曜日がある。
【0076】 図1及び2に示すCPO管理システムを利用して、図6A及び6Bに示す方法の
好ましい実施態様は、代理店を基盤とする売主に、所定の測定規準に基づき、CP
Oを成就する又はそれに応じる第一検討及び第二検討機会を許可する。上述の測
定規準は関連市場における相対市場占有率である。売主が複数の規則でCPOに応
じることができる場合には、システムは、売主が、最高価格又は最高値のCPOで
収入を最大化することができるようにする。様々な代替的実施態様も利用可能で
ある。
【0077】 システム100が、図6Aのステップ605で、第一検討売主及び第二検討売
主を決定するために使用する測定規準は、調整後の市場占有率以外のものでもよ
い。例えば、関連市場(e.g.発着地のペア)に対する調整していない合計市場占
有率に基づく測定規準が可能である。代替的に、乱数に基づく測定規準も可能で
ある。買主嗜好測定規準を使用することもできる。買主嗜好測定規準としては、
代理店を基盤とする特定の売主に関し買主がCPOの条件として要求することがで
きる。例えば、買主は、代理店を基盤とする特定の売主に対する選好を指示した
り、代理店を基盤とする特定の売主を受け入れたくない旨指示したりすることが
できる。
【0078】 図7及び8は、本発明の方法の代替的実施態様を示す。第一の代替的実施態様
では、ステップ701で、システム100は売主からデータを受け取ってCPOを
形成する。このステップは、機能的には図3Aのステップ301〜311で説明
したものと同様である。
【0079】 ステップ703で、システム100は、CPOに応じる第一検討機会の優先順位
の最も高いものから最も低いものへ代理店を基盤とする売主を順序づける。上述
のように、システム100は、売主を順序づけるために、市場占有率、調整後の
市場占有率、乱数、又は買主指定測定規準等の測定規準を使用する。
【0080】 ステップ705で、システム100は、CPOに応じる第一検討機会を、最高優
先順位の売主に与える。
【0081】 ステップ707で、システム100は、売主がCPOに応じることができたかど
うか確認する。
【0082】 ステップ709では、売主がCPOに応じることができた場合に、システムは、C
POを拘束力あるものとし、売主と買主に通知する。
【0083】 ステップ711では、売主がCPOに応じることができないと判断した場合に、
システムはその最高優先順位の売主をCPOに応じることができない者と認定する
【0084】 ステップ713で、システムは、残っている売主がいるかどうかを確認する。
【0085】 ステップ715では、残っている売主がいる場合に、システムは残っている売
主全員の優先順位を一づつ上方にシフトする。
【0086】 そして、システムは、ステップ705で、新しく最高優先順位となった売主に
第二検討機会を与える。ステップ707で売主がCPOに応じるか、ステップ71
3でシステムが売主が残っていないことを確認するかするまで、上記プロセスを
(第三、第四など)さらなる検討機会によって繰り返す。
【0087】 ステップ717で、システムは、残っている売主がいないことを確認すると、
買主に、当該CPOに応じることができる売主がいなかった旨通知する。
【0088】 図8に示す別の実施態様において、ステップ801で、システム100は、買
主からデータを受けて、CPOを形成する。このステップは、機能的には図3Aの
ステップ301〜311で説明したものと同様である。
【0089】 ステップ803で、システム100は、CPOに応じる第一検討機会に対する優
先順位の最も高い売主を特定する。売主の優先順位の決定は、上述の調整後市場
占有率、市場占有率、乱数、及び売主特有の測定規準などの測定規準によって行
われる。
【0090】 ステップ805で、システム100は、CPOに応じる第一検討機会を、優先順
位の最も高い売主に与える。
【0091】 ステップ807で、システムは、優先順位の最も高い売主がCPOに応じたかど
うかを確認する。
【0092】 ステップ809では、売主がCPOに応じた場合、システムはCPOを拘束力あるも
のとし、買主及び売主に通知する。
【0093】 ステップ811では、売主がCPOに応じなかった場合、システムはその最高優
先順位の売主がCPOに応じることができない者と認定し、そのCPOに対する選択可
能な売主リストからその最高優先順位の売主を削除する。
【0094】 ステップ813で、システムは、残っている売主がいるかどうかを確認する。
【0095】 残っている売主がいる場合には、ステップ803で、システムは、CPOに応じ
る第二検討機会に対する最高順位売主を特定する。このように、システムが売主
がステップ807でCPOに応じることを確認するか、ステップ813で売り主が
残っていないことを確認するかするまで、この方法を(第三、第四など)さらな
る検討機会によって継続実施する。
【0096】 このように、売主は、優先順位は高いが応じない売主を除外して、選択された
測定規準によって、改めて優先順位をつけることができる。
【0097】 ステップ815では、残っている売主がいない場合に、システムは、買主にそ
のCPOに応じることができる売主がいなかった旨通知する。
【0098】 図7及び8は、図1及び2に示すシステムを用いる本発明の方法の代替実施態
様を示す。これらの代替例では、売主を、測定規準によって優先順位づけして、
その優先順位に従って、売主にCPOに応じる機会を与える。
【0099】構造的優位の実施態様 ある代替実施態様において、一乃至複数の参加中の代理店を基盤とする売主に
アドバンテージ(優位)又はディスアドバンテージ(不利な地位)を与えるため
、割り当てシステムが使用される。この実施態様において、システムの目的は、
特定の売主に特典を与えるが特典を与えられた売主に第一検討機会をすべて提供
するようなことにはならないように不均衡をつくりだすことである。
【0100】 この実施態様の一例として、CPO管理システムは、2点間の市場占有率に基づ
き、複数の代理店を基盤とする売主に第一検討機会を割り当てる。第一検討機会
が「特典を与えられた売主」に割り当てられた場合には、その特典を与えられた
売主が申込に拘束力を与えるか履行をするかするのでなければ、割り当てられた
ものとはみなさない。このことによって、特典を与えられた売主がその申込を履
行しなかった場合に、その特典を与えられた売り主は自動的にその2点間の要求
の次の単位での第一検討を受けることになる点で、構造的なアドバンテージが作
出される。
【0101】 CPO管理システムが一乃至複数の代理店を基盤とする売主に構造的アドバンテ
ージ又はディスアドバンテージをもたらすことができる多くの方法があると考え
られる。
【0102】他の実施態様 例として、航空業界をとりあげたが、買い手主導型商取引モデルが適用可能な
業界であれば本発明のシステム及び方法に適合する。
【0103】 上述の実施態様は、「代理店を基盤とした売主」間の割り当てについて開示す
るものである。本発明は、「ブロードキャストを基盤とする売主」間の割り当て
を提供することも考えられる。同様に、本発明は、「代理店を基盤とした売主」
と「ブロードキャストを基盤とした売主」の組み合わせを含む多数の売主間で割
り当てることも考えられる。
【0104】 実施態様は、「拘束的CPO」の文脈で本発明を説明してきた。しかし、本発明
は、CPOが拘束力を持たないような状況であっても適合する。
【0105】 別の実施態様として、CPOは売主が決めた可変な又は幅のある、典型的には範
囲で指定されるような条件を含むものでもよい。例えば、可変条件としては、売
主による製品の配送日の範囲がある。他の可変条件としては、価格帯、性能の範
囲、品質の範囲等々がある。この場合、売主は、買主の指定範囲内で幅をもたせ
た条件を満たす製品を選択することができる。このような可変条件は、売主がCP
Oに応じる実質的な後押しとなる。例えば、航空券に関して、ある日時の範囲内
で売主がフライトを選択することができるようなCPOであれば、買主の指定価格
を満たすことができるようなこともある。
【0106】 一実施態様において、本発明は、買主が、繰り返しシステムに問い合わせ又は
「ping」をおこなって売主の基本的な価格幅を確認することができないような機
能を持つことが望ましい。このような ping 行為は、結果的に売主の価格の差額
及び収益性に潜在的な損害をもたらすことがあり得る。上述のように、買主を「
拘束的CPO」に登録するよう要求することで、少なくとも、申込が承諾されると
現実に当該製品を購入しなければならないことを保証することによって ping を
思いとどまるようにしている。ping を思いとどまらせる別の方法には、買主が
類似した申込を反復提示することを防ぐもある。例えば、価格幅を見極めようと
申込価格のみを変更して提示される反復CPOを、システムによって禁止すること
ができる。ある実施態様では、同一買主によって続けて提示されたCPOは、実質
的に異なる製品を購入することになるようななにかしら実質的な変更が買主の条
件に存在する場合にのみ、「CPO管理システム」によって、受け入れられる。例
えば、航空券の販売に関して、続けて提示されたCPOは、旅程上の大きな変更が
ある場合にのみ、処理が許可される。また、ping の実行を思いとどまらせるた
めに、CPO提示毎に料金の支払いを要求する別の方法もある。
【0107】 本発明の一実施態様において、CPOが承諾されるまでは、売主の身元は「CPO管
理システム」での匿名性を維持している。そのような売主の匿名性は、それ自体
、上述の価格の ping を防止することと相俟って、売主が、自身の公表価格構造
を切り崩したり常得意顧客の基盤を失ったりする懸念なく、「CPO管理システム
」に参加することを可能にする。例えば、小売店にはたいてい公表された製品価
格があって、すすんでその価格を払ってくれる上得意先がいる。「CPO管理シス
テム」に参加すると、売主は、潜在的には自ら公表した価格よりも低い水準まで
、対象製品を値引きすることができるようになり、そうでもしなければ公表され
た価格を払うことなどあり得ない買主からの申込に応じることができるようにな
る。このような売主は、匿名性があるために、自らの常得意顧客を失ったり自ら
の公表価格構造を切り崩したりする懸念が軽減され、より自由に、「CPO管理シ
ステム」のプロセスに参加することができるのである。
【0108】 本発明の例示的実施態様及びその様々な変形例を、添付図面を参照しつつ、こ
れまで詳細にわたり説明してきたが、本発明は、これらとまったく同じ実施態様
や、記載通りの変形例に限定されるわけではなく、様々な変更やさらなる変形が
、当該技術分野における熟練技術者によって、特許請求の範囲で定義された本発
明の範囲と趣旨から逸脱せずに、実現可能なものと理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のシステムの主要な要素を図解するブロック図である。
【図2】 本発明の中央制御装置の要素を図解するブロック図である。
【図3】 図3A及び3Bは、本発明の方法における「CPO評価プロセス」を図解するフ
ローチャートである。
【図4】 本発明の方法における「規則評価サブルーチン」を図解するフローチャートで
ある。
【図5】 CPO管理システムにおける規則を表すデータベースから抽出したテーブルであ
る。
【図6】 図6A及び6Bは、本発明の方法の好ましい実施態様を図解するフローチャートで
ある。
【図7】 本発明の方法の代替的実施態様を図解するフローチャートである。
【図8】 本発明の方法の代替的実施態様を図解するフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ロバート・エス・ウィッセ アメリカ合衆国カリフォルニア州ハーフム ーンベイ、パインハーストレイン12

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも二人の売主のうちの一人を優先売主に認定するス
    テップと、 条件付購入申込に応じる第一検討機会を当該優先売主に提供するステップとか
    らなる買い手主導型システムにおける割り当て方法。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも二人の売主のうちの別の一人に、前記条件付
    購入申込に応じる第二検討機会を提供するステップをさらに有する、請求項1記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 前記買主を前記条件付購入申込に拘束するステップをさらに
    有する、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記条件付購入申込が成就しないであろうことを前記買主に
    通知するステップをさらに有する、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも二人の売主のうちの一人を優先売主に認定す
    る前に、少なくとも二人の売主のうちの誰が、前記条件付購入申込に応じること
    ができるかを判断するステップをさらに有する、請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも二人の売主のうちの一人が代理店を基盤とす
    る売主である、請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも二人の売主のうちの一人がブロードキャスト
    を基盤とする売主である、請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記条件付購入申込は拘束的条件付購入申込である、請求項
    1記載の方法。
  9. 【請求項9】 少なくとも二人の売主のうちの一人を優先売主に認定するス
    テップには、 前記少なくとも二人の売主に当然帰すべき第一検討機会の数を確認すること、 前記少なくとも二人の売主に与えられた第一検討機会の数を確認すること、及
    び 前記少なくとも二人の売主のうち与えられた機会と当然帰すべき機会との間の
    不足分が最も大きい者を前記優先売主に認定することを含む、請求項1記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 少なくとも二人の売主のうちの一人を優先売主に認定する
    ステップは、 前記少なくとも二人の売主に当然帰すべき第一検討機会の調整後の市場占有率
    に基づいた割合を確認すること、 前記少なくとも二人の売主に与えられた第一検討機会の割合を確認すること、
    及び 前記少なくとも二人の売主のうち与えられた第一検討機会の割合と、当然帰す
    べき第一検討機会の割合との間の不足分が最も大きい者を優先売主に認定するこ
    とを含む、請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】 少なくとも二人の売主のうちの一人を優先売主に認定する
    ステップは、 前記少なくとも二人の売主の各々に乱数を割り当てること、及び 前記優先売主を特定するためにその乱数を利用することを含む、請求項1記載
    の方法。
  12. 【請求項12】 少なくとも二人の売主のうちの一人を優先売主に認定する
    ステップは、 前記少なくとも二人の売主の各々に対する市場占有率を確認すること、及び 前記売主のうち、最大市場占有率を有するとともに、前記条件付購入申込に応
    じることができる者一人を前記優先売主に認定することを含む、請求項1記載の
    方法。
  13. 【請求項13】 少なくとも二人の売主のうちの一人を優先売主に認定する
    ステップは、 前記少なくとも二人の売主の各々に対する、買主の嗜好測定規準(メトリック
    )を確認すること、及び 前記少なくとも二人の売主のうちの一人を前記優先売主に認定するためにその
    買主嗜好測定規準を利用することをさらに含む、請求項1記載の方法。
  14. 【請求項14】 少なくとも二人の売主のうちの一人を優先売主に認定する
    ステップは、当該少なくとも二人の売主のうちの一人にアドバンテージを提供す
    ることをさらに含む、請求項1記載の方法。
  15. 【請求項15】 複数の売主価格が前記条件付購入申込を満たすかどうかを
    判断するステップ、及び 最高売主価格を選択するステップをさらに有する、請求項1記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記条件付購入申込に応じることができる売主が他にいる
    かどうかを判断するステップと 当該他の売主の低価格サーチをおこなうステップとをさらに有する、請求項1
    記載の方法。
  17. 【請求項17】 複数の売主のうち条件付購入申込に応じることができるの
    が誰かを判断するステップと、 前記売主のうち前記条件付購入申込に応じることができる者一人を、関連市場
    における相対的市場占有率及び当然帰すべき第一検討機会の数と比較したときの
    与えられた第一検討機会の数に基づいて、第一検討機会売主に認定するステップ
    と、 前記売主のうち前記条件付購入申込に応じることができる別の者を、第二検討
    機会売主に認定するステップと、 前記第一検討機会売主に、前記条件付購入申込に応じる第一検討機会を提供す
    るステップとを有する、買い手主導型システムにおける割り当て方法。
  18. 【請求項18】 前記第二検討機会売主に、前記条件付購入申込に応じる第
    二検討機会を提供するステップをさらに有する、請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 複数の売主価格が前記条件付購入申込を満たすかどうかを
    判断するステップと、 最高売主価格を選択するステップとをさらに有する、請求項17記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記条件付購入申込に応じることができる他の売主がある
    かどうかを判断するステップと、 当該他の売主の低価格サーチをおこなうステップとをさらに有する、請求項1
    7記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記関連市場は、出発/目的地のペアである、請求項17
    記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記複数の売主のうちの一人にアドバンテージを提供する
    ステップをさらに有する、請求項17記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記複数の売主のうちの少なくとも一人が代理店を基盤と
    する売主である、請求項17記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記複数の売主のうちの少なくとも一人がブロードキャス
    トを基盤とする売主である、請求項17記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記条件付購入申込を拘束するステップをさらに有する、
    請求項17記載の方法。
  26. 【請求項26】 売主の情報、条件付購入申込、及び条件付購入申込規則を
    格納するデータ記憶装置と、 少なくとも二人の売主のうちの一人を優先売主に認定し、当該優先売主に、前
    記条件付購入申込規則に従って、前記条件付購入申込に応じる第一検討機会を提
    供するプロセッサとからなるシステム。
  27. 【請求項27】 前記売主及び一人の買主と通信するための通信ポートをさ
    らに有する、請求項26記載のシステム。
  28. 【請求項28】 少なくとも二人の売主のうちの一人を優先売主に認定する
    手段と、 当該優先売主に条件付購入申込に応じる第一検討機会を提供する手段とを有す
    る、買い手主導型システムにおける割り当てシステム。
  29. 【請求項29】 前記少なくとも二人の売主のうちの別の者に、前記条件付
    購入申込に応じる第二検討機会を提供する手段をさらに有する、請求項28記載
    のシステム。
  30. 【請求項30】 前記条件付購入申込に前記買主を拘束する手段をさらに有
    する、請求項28記載のシステム。
  31. 【請求項31】 前記条件付購入申込が成就しないであろうことを前記買主
    に通知する手段をさらに有する、請求項28記載のシステム。
  32. 【請求項32】 前記少なくとも二人の売主のうちの誰が前記条件付購入申
    込に応じることができるかを判断する手段をさらに有する、請求項28記載のシ
    ステム。
  33. 【請求項33】 前記少なくとも二人の売主のうちの一人が代理店を基盤と
    する売主である、請求項28記載のシステム。
  34. 【請求項34】 前記少なくとも二人の売主のうちの一人がブロードキャス
    トを基盤とする売主である、請求項28記載のシステム。
  35. 【請求項35】 前記条件付購入申込が拘束的条件付購入申込である、請求
    項28記載のシステム。
  36. 【請求項36】 少なくとも二人の売主のうちの一人を優先売主に認定する
    手段は、 前記少なくとも二人の売主に当然帰すべき第一検討機会の数を確認する手段と
    、 前記少なくとも二人の売主に与えられた第一検討機会の数を確認する手段と、 前記少なくとも二人の売主のうち与えられた機会と当然帰すべき機会との間の
    不足分が最も大きい者を前記優先売主に認定する手段を含む、請求項28記載の
    システム。
  37. 【請求項37】 少なくとも二人の売主のうちの一人を優先売主に認定する
    手段は、 前記少なくとも二人の売主に当然帰すべき第一検討機会の調整後の市場占有率
    に基づいた割合を確認する手段と、 前記少なくとも二人の売主に与えられた第一検討機会の割合を確認する手段と
    、 前記少なくとも二人の売主のうち与えられた第一検討機会の割合と、当然帰す
    べき第一検討機会の割合との間の不足分が最も大きい者を優先売主に認定する手
    段とを含む、請求項28記載のシステム。
  38. 【請求項38】 少なくとも二人の売主のうちの一人を優先売主に認定する
    手段は、 前記少なくとも二人の売主の各々に乱数を割り当てる手段と、 前記優先売主を特定するためにその乱数を利用する手段を含む、請求項28記
    載のシステム。
  39. 【請求項39】 少なくとも二人の売主のうちの一人を優先売主に認定す
    る手段は、 前記少なくとも二人の売主の各々に対する市場占有率を確認する手段と、 前記売主のうち、最大市場占有率を有するとともに、前記条件付購入申込に応
    じることができる者一人を前記優先売主に認定する手段を含む、請求項28記載
    のシステム。
  40. 【請求項40】 少なくとも二人の売主のうちの一人を優先売主に認定する
    手段は、 前記少なくとも二人の売主の各々に対する、買主の嗜好測定規準(メトリック
    )を確認する手段と、 前記少なくとも二人の売主のうちの一人を前記優先売主に認定するためにその
    買主嗜好測定規準を利用する手段とをさらに含む、請求項28記載のシステム。
  41. 【請求項41】 少なくとも二人の売主のうちの一人を優先売主に認定する
    手段は、当該少なくとも二人の売主のうちの一人にアドバンテージを提供する手
    段をさらに含む、請求項28記載のシステム。
  42. 【請求項42】 複数の売主価格が前記条件付購入申込を満たすかどうかを
    判断する手段と、 最高売主価格を選択する手段とをさらに有する、請求項28記載のシステム。
  43. 【請求項43】 前記条件付購入申込に応じることができた売主が他にいる
    かどうかを判断する手段と、 当該他の売主の低価格サーチをおこなう手段とをさらに有する、請求項28記
    載のシステム。
  44. 【請求項44】 コンピュータ可読媒体に格納されたコンピュータで実行可
    能なソフトウェアコードであって、 少なくとも二人の売主のうちの一人を優先売主に認定するためのコードと、 当該優先売主に条件付購入申込に応じる第一検討機会を提供するためのコード
    からなるコード。
  45. 【請求項45】 コンピュータで実行可能なソフトウェアコードを格納した
    コンピュータ可読媒体であって、該コードは、 少なくとも二人の売主のうちの一人を優先売主に認定するためのコードと、 当該優先売主に条件付購入申込に応じる第一検討機会を提供するためのコード
    からなる、媒体。
  46. 【請求項46】 コンピュータで実行可能なプログラムコード格納するため
    の領域を少なくとも一つ有するメモリと、 当該メモリに格納された当該プログラムコードを実行するプロセッサとからな
    るプログラムされたコンピュータであって、該プログラムコードは、 少なくとも二人の売主のうちの一人を優先売主に認定するためのコードと
    、 当該優先売主に条件付購入申込に応じる第一検討機会を提供するためのコ
    ードとを有する、プログラムされたコンピュータ。
  47. 【請求項47】 買い手主導型商取引システムにおいて売主に買主の申込を
    割り当てる方法であって、 買主から、条件、価格、金融口座識別子、及び該条件を満たした場合の該価格
    の支払に該金融口座識別子を使用する権限、を含む条件付購入申込を受けるステ
    ップと、 所定の測定規準(メトリック)に基づき、少なくとも二人の売主のうちの一人
    を優先売主に認定するステップと、 当該条件付購入申込を当該優先売主に提供するステップと、 当該優先売主が当該条件付購入申込の履行を提供する場合に、当該優先売主へ
    の支払に前記金融口座識別子を使用するステップと、 当該優先売主が当該条件付購入申込の履行を提供しない場合に、 第二の売主を選択し、 当該条件付申込を当該第二の売主に提供するステップとを有する方法。
  48. 【請求項48】 前記測定規準が、全市場占有率、関連市場占有率、乱数、
    及び買主の嗜好からなるグループから選択される、請求項47記載の方法。
  49. 【請求項49】 前記条件付購入申込が履行されるまで前記少なくとも二人
    の売主の身元の前記買主からの匿名性を維持するステップをさらに有する、請求
    項47記載の方法。
  50. 【請求項50】 前記条件付購入申込が、売主が指定できる幅をもたせた条
    件をさらに含む、請求項47記載の方法。
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