JP2002537062A - 埋込可能の作動機構 - Google Patents

埋込可能の作動機構

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JP2002537062A
JP2002537062A JP2000600583A JP2000600583A JP2002537062A JP 2002537062 A JP2002537062 A JP 2002537062A JP 2000600583 A JP2000600583 A JP 2000600583A JP 2000600583 A JP2000600583 A JP 2000600583A JP 2002537062 A JP2002537062 A JP 2002537062A
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プレゲンツェル,ブルーノ
シュテンツル,アーヌルフ
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プレゲンツェル,ブルーノ
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/0004Closure means for urethra or rectum, i.e. anti-incontinence devices or support slings against pelvic prolapse
    • A61F2/0031Closure means for urethra or rectum, i.e. anti-incontinence devices or support slings against pelvic prolapse for constricting the lumen; Support slings for the urethra
    • A61F2/0036Closure means for urethra or rectum, i.e. anti-incontinence devices or support slings against pelvic prolapse for constricting the lumen; Support slings for the urethra implantable
    • A61F2/004Closure means for urethra or rectum, i.e. anti-incontinence devices or support slings against pelvic prolapse for constricting the lumen; Support slings for the urethra implantable inflatable
    • AHUMAN NECESSITIES
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Abstract

(57)【要約】 2つの安定した状態又は位置の間で切換可能のインプラント用の埋込可能の作動機構(1)が、1つの支持要素(2)と、この支持要素(2)と相対的に移動可能のばね付勢式作動要素(8)とを有する。作動要素(8)は支持要素(2)を通して挿通されており、この支持要素(2)の離接側にインプラントの両方の安定した位置の間の交換を解除する駆動部(47)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1つの支持要素と、前記支持要素と相対的に移動可能の1つのばね
付勢式作動要素とを具備した、2つの安定した状態又は位置の間で切換可能のイ
ンプラント用の埋込可能の作動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
自然又は人工の管状の身体器官用の遮断装置のための前記のような作動機構は
、例えば欧州特許出願明細書EP−A19644から読取ることができる。身体
器官の周囲に設置可能の生体親和性の外部材料から成るマンシェットが圧力媒体
を含有し、同様に埋め込まれた圧力媒体容器から圧力媒体がマンシェットの中へ
圧縮されるとき、管状の身体器官を締付ける。圧縮可能の圧力媒体容器は、一方
で心臓形の案内軌道と他方でその中で移動するピンとを含有する作動機構を具備
しており、それによって圧縮位置も弛緩位置も安定している。この装置の欠点は
、圧力流体及び埋設されるホースの使用、漏洩発生の危険、埋め込む貯蔵容器の
必要性等にある。
【0003】 尿失禁を防止するために、欧州特許出願明細書EP−A639355から尿道
を下把持する生体親和性の外部材料から成る帯状ホースを設けており、帯端は身
体のより高い部位に固定され、帯状ホースの中心部位が流体を充填可能の室であ
り、満たされた流体の量が尿道の支台高さを決定するため、同様に調節すること
ができる。欧州特許出願明細書EP−A639355に、身体に固定される帯状
ホース形成用の筋膜を使用したことが挙げられている。しかし後々の変更によっ
て補正することは殆ど不可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明が解決しようとする課題は、液圧装置なしに2つの状態又は位置
の間で切換可能のインプラントを作動する冒頭に述べた形式の埋込可能の作動機
構を提示し、特に尿失禁を防止することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
これは本発明によって、作動要素が支持要素を通して挿通されており、この支
持要素の離接側にインプラントの両方の安定した位置の間の変更を解除する駆動
部を有することによって達成される。
【0006】 作動機構は、それぞれの使用目的に応じて身体の好適な部位に嵌め込まれるた
め、作動要素が皮膚を通して到達可能に配置されており、外部からの圧力によっ
て支持要素の中で移動させることができる。支持要素から内側へ突出する駆動部
は、それによって直線状の往復運動を実行し、これが好適な手段により切換えら
れるインプラントに伝達される。
【0007】 好ましい作動機構の実施形態は、駆動部が筋膜の両端用の収容部を有すること
を考慮する。このような収容部は特に多年の障害のない接続を保証するために形
状接続部と摩擦接続部との組合せを包含する。駆動部は2つ又は3つの設置板又
はそのようなものを有し、それらの間に筋膜端が保持され、形状接続部のために
突部及び連通凹部を設けている。突部は一方で角錐状に形成し、筋膜の中に穿刺
する先端を有することができ、他方では、穴又は貫通部の中に突出する円筒形の
ピンを形成することができる。付加的な摩擦接続部のために、さらに貫通部の1
つの中に筋膜端の締付によって固定するアンダカットした弾性固定ピンを設ける
ことができる。
【0008】 体内の作動機構を保持するために、特に支持要素が骨に設置若しくは固定する
ための取付板を有することを考慮している。
【0009】 支持要素上に突出する駆動要素の長さの調節は、作動要素の圧縮面に係合する
ことができる調節ねじによって行うことができ、皮膚を通して近接することがで
きる。
【0010】 所与条件への良好な適合を達成するために、駆動部は作動要素に連結すること
ができる。もう1つの実施形態において、支持要素はすでに湾曲した端部を有す
ることができ、それを通して駆動部を作動部と接続する作動ケーブルが案内され
ている。関節又は作動ケーブルの遮蔽のために、好ましくは支持要素と駆動部と
の間に蛇腹が設けられている。
【0011】 能動的な、すなわち外部から影響を及ぼすことができる、膀胱尿道角の変化又
は尿道の持上げによって尿道の遮断を生ぜしめる尿道を下把持する筋膜の持上及
び傾斜による尿道の開閉のために、筋膜の両端を恥骨に固定可能の作動機構に接
続しており、筋膜の上部の閉鎖位置も下部の開放位置もそれぞれ作動要素の両方
の安定した位置によって限定される。
【0012】 作動機構のもう1つの好ましい実施形態は、駆動部を電気的な切換接点に組み
込むことを考慮する。この切換接点は、インプラントの電流回路の閉鎖又は遮断
のために使用され、そのエネルギー供給は作動機構に配設した電源から与えられ
る。この電源は特に無接触で外部から充電することができる。例えば有柄筋肉伝
達又は自在な筋肉移植組織としての横紋筋又は平滑筋を尿道に置換する場合、そ
れによって誤りのある又は機能しない尿道括約筋に血液を供給し且つある移行時
間後に再び再支配筋に置換することができる。この代用括約筋は高周波エネルギ
ーパルス発生器によって収縮を励起し、これが尿道を閉じて、意図しない放尿(
失禁)を防止する。体内に取付けられたパルス発生器は、作動機構によってスイ
ッチを入切することができる。スイッチ切の状態では代用括約筋が弛緩し、その
ようにして患者が意図しない膀胱の排出を可能にする。切換接点が膀胱排出の直
後に閉じられたとき、代用括約筋が新たに収縮し、それによって外部への意図し
ない放尿なしに腎臓から流れ込む尿による膀胱の充填を可能にする。この原理は
、他の全ての体孔及び体門の閉鎖機能用として、例えば肛門括約筋、食道括約筋
等用としても使用することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この作動機構の2つの実施形態を添付図面の図を利用してより詳しく説
明するが、これのみに制限されるものではない。 各図面は以下を示す: 本発明による作動機構1は、2つの安定した切換位置を有するインプラント、
特に例えば尿道43(図6、7、13)のような体門、体孔等の人工の閉塞部の
切換に利用する。この作動機構1は同様に好適な部位に埋込可能であり、人工の
尿道閉塞部の場合には恥骨44若しくは恥骨結合に固定又は支持される。
【0014】 図1から詳しくわかるように、作動機構1は支持要素2を有し、この支持要素
は恥骨44に固定するために取付板3及び恥骨44を貫通し且つジャケット45
によって取囲まれた案内スリーブ4を有する。取付板3は図面に対して側面垂直
に立上がる固定用接合板を具備し、この接合板は骨ねじ又はそのようなもので恥
骨に固定可能である。
【0015】 取付板3には、さらに締付板6が組み込まれ、取付板3と締付板6との間に生
体親和性の合成物質又はそのようなものから成る蛇腹若しくはバルーン23が密
に締め付けられており、その別の周縁は固定要素8のフランジ36に密に保持さ
れており、これが支持要素2の案内スリーブ4の中に移動可能に案内されている
【0016】 作動要素8は、案内スリーブ4の中で移動可能の内部のスリーブ9を有し、こ
れが2つの外部の長溝を通り該長溝に係合する案内スリーブ4のジャーナル17
によって耐捩り性に固定されており、その中に調整ねじ13が回動可能に保持さ
れている。調整ねじ13はリング溝14を具備しており、その中にスリーブ9に
軸支された案内ピン15が係合する。調整ねじ13の頭部が作動要素の圧縮面1
2を形成し、蛇腹23の周縁を覆う。調整ねじ13は工具の係合用の細口22を
有する。調整ねじ13は中空であり、下部の領域で雌ねじ部16を支持し、これ
がねじ付棒18にねじ止めされている。調整ねじ13から突出するねじ付棒18
の部分は、断面が四角形の延長棒19に接続されており、この延長棒が四角形の
開口20の中で案内スリーブ4の挿通スリーブ37に耐捩り性に案内されている
。調整ねじ13は細口22の中に係合する工具によって回動されるとき、調整ね
じ13の軸方向の設定はピン15によって、且つ延長棒19の回動固定は四角形
の開口20によって延長棒19を包含するねじ付棒18の軸方向の調整を生ぜし
め、該延長棒の案内スリーブ4から突出する端部が収容部25と関節式に接続さ
れているが、その機能については後述する。
【0017】 内部スリーブ9と案内スリーブ4との間には、戻りばね5が配設されており、
この戻りばねが作動要素8を図1に示した位置で付勢し、その中で作動要素8が
支持要素2に向かって移動可能であり、収容部25が案内スリーブ4に対して最
小の間隔を有する。蛇腹23が互いに引き離され、第2の蛇腹24が収容部25
の止めナット38と案内スリーブ4との間に強く折畳まれる。締付板6は、案内
スリーブ4に固定した管部7を有する。作動要素8の内部のスリーブ9は円周領
域で平坦になり、そこで案内ピン11用の案内軌道10(図14)を具備してお
り、これが下部の領域47で直線状に且つ作動要素8の軸に対してほぼ平行に延
長し、上部の領域48で近似的に心臓形に分岐している(図1に、案内軌道10
の下部の領域47を包含する内部のスリーブ9の部分が、軸断面に対して平行に
切り取られている。これは、さもないと軸断面で上部領域48の短い部分だけし
か見えないので、案内軌道10の部分領域を見ることができるようにするためで
ある。断面の延長は図14に描いている)。
【0018】 案内ピン11は、管部7で旋回可能の接合板39に固定されており、管部7及
び案内スリーブ4の湾曲した細口を通して案内軌道10の中に突出し、その中で
該案内ピンが作動要素8の作動時、つまり戻りばね5の方向への内部のスリーブ
9の移動時に摺動する。近似的な心臓形は、上端部で接合板39に保持した案内
ピン11の方向転換をその短い中心部分で生ぜしめ、それによって圧力の上昇時
に作動要素8上で内部スリーブ9が戻りばね5の作用によってただ1つの僅かな
戻り運動を実行し、第2の安定した位置に留まり、その中で蛇腹23が強く折畳
まれ、この蛇腹24が互いに大きく引き離されており、且つ延長棒19の端部で
関節21の周りを旋回可能の収容部が案内スリーブ4の端部から大きい間隔を有
する。この位置で作動機構の第2の安定した位置が与えられる。作動要素が再度
多少押圧されると、案内ピン11が近似的に心臓形の上部の領域48で第2の上
部の方向転換領域に達するまで、且つ作動要素8がばね5の作用下に収容部25
が再び案内スリーブ4に近接する第1の安定した位置へ戻るとき、そこから図1
に示した最深の出発位置へさらに摺動する。案内軌道10の底部は、少なくとも
上部の領域48で、この場合にばね付勢された案内ピン11が誤った側へ摺動す
ることを防止するために、それぞれ転回点に段差を付けることができる。
【0019】 図2乃至5は4種類の位置における作動機構1を示す。図2で、この作動機構
はその第1の安定した位置にあり、ねじ付棒18が調整ねじ13の外端部にある
。収容部25は、そのため支持要素2の案内スリーブ4から小さい間隔aにあり
、この実施形態において外部にねじ44で固定されている。作動要素8が図3に
示した第2の安定した位置へ移行するとき、接触スリーブ4から収容部25の間
隔が寸法bに拡大する。
【0020】 図1に相当する図4では、ねじ付棒18が調整ねじ13へ可能な限り最遠に引
き込まれ、それにより案内スリーブ4から収容部の間隔cが図2の間隔eよりも
作動要素8の全調整長さ分小さくなる。
【0021】 図5は、さらに引き込んだねじ付棒18における作動要素8の第2の安定した
位置を示す。可能な限り最大の間隔dは図2及び3の間隔aとcの間にある。
【0022】 図6及び7は、操作により持上げた尿道突出部の傾斜、すなわち膀胱付近の尿
道43の人工的な開閉のための作動機構1の好ましい適用を示す。人工の閉鎖要
素として、尿道43の下側に配設され、且つその両端が作動要素8の収容部25
に固定される筋膜40が利用される。
【0023】 埋め込まれた、尿道43を下把持する筋膜40の第1の安定した位置において
、尿道は図6に示すように持上げられ、放尿が不可能になるように折り曲げられ
る。作動要素8は図2による該要素の第1の安定した位置にあり、その位置で案
内スリーブ4と収容部25との間の間隔aが与えられている。作動要素8が皮膚
46の下にある圧縮面12に及ぼす外部の圧力作用によって図3に示した位置へ
移動するとき、収容部25の間隔が寸法bに増大し、筋膜40がその差分解放さ
れるため、尿道突出部が下がり、尿道43が開放される。これはインプラントの
第2の安定した位置を示す(図7)。再度圧力面12に及ぼす外部の圧力作用が
図2による位置への戻り運動を解除する。
【0024】 所与条件が悪化したとき、作動機構1は、局所麻酔への小さな術的侵襲によっ
て、筋膜40が必要寸法分引き戻されるまで調整ねじ13を回動しながら再調節
することができる。この調節は、最大で図4による位置まで行うことができ、再
調節範囲は間隔aとcの差となり、実用的には約10mmまでとすることができ
る。この調節した状態でも、尿道43(図4、5)の開閉は前記方法で実施可能
である。
【0025】 案内スリーブ4と取付板3との間の角度は、好適な取付状況に合わせて選び、
約60゜になる。図2乃至7の表示は、関節21が例えば水平軸周りに収容部2
5の旋回を許容し、それによって様々な解剖学的諸条件を広範囲に考慮できるこ
とが識別できる。
【0026】 図8は、側面図による収容部25の実施形態を示す。関節21を介して第1の
設置板26が作動要素8に接続されており、その頭端に第2の設置板27が設け
られている。第2の設置板27は設置板26の頭端の溝の中に挿入されるジャー
ナル35を有し、このジャーナルと前記設置板が屈撓性の帯34を介して連結さ
れている。両方の設置板26、27は、互いに指向する面に角錐形の突部28と
凹部31とを具備しており、その間に筋膜40の端部が配置される。さらに、第
1の設置板26から筋膜を通して挿通されるピン29が突出し、その先端は第2
の設置板27の穴32に突出する。両方の設置板26、27の間の接続として、
アンダカットした固定ピン30が設けられており、これが第2の設置板27の貫
通部33に固定されている。固定ピン30の代わりに、リベット又はそのような
ものを設けてもよい。第1の設置板26の頭端にねじが形成されており、そのね
じに蛇腹24を収容部25に緊張する止めナット38がねじ止めされている。
【0027】 図15が示すように、収容部25は3分割型に形成してもよく、作動要素8と
結合される中央の設置板55(図11、12)を有する。中央の設置板55には
、両側に外部の設置板56が連結されており、それによって筋膜40の各端部を
独立の収容部細口57の中に挿入することができる。この設置板には、好ましく
は互いに係合する突部及び凹部が設けられる。
【0028】 図9及び10は概略的に同様に恥骨44若しくは恥骨結合に固定された作動機
構1を示し、その作動要素8は内部の端部に電気的切換可能要素を有する。案内
管4に載置されたハウジングは、ばね付勢式接点要素41を含有し、これが延長
棒19の端部から接点板42に対して押圧され、それによって電流回路が閉じら
れる。作動機構は、例えば高周波パルス発生器の切換用に使用することができ、
それを用いて移植した代用括約筋又はそのようなものがシミュレーションされる
【0029】 図11及び12は、作動要素8の第3の実施形態を示し、その支持要素2は湾
曲した端部50を有し、それによって作動機構1を、図13に示すように、恥骨
の上方に配置することができる。支持要素2と収容部25との間の接続は、作動
ケーブルによって形成される。ケーブル51は直接湾曲した端部50に案内する
ことができるが、或いは図11及び12に示したように、例えばケーブル51と
湾曲した端部50用に使用した材料の間に高すぎる摩擦が生じるようなとき、ケ
ーブルスリーブの中に配置してもよい。このケーブルスリーブは、ケーブル51
を用いて湾曲した端部50を通して摺動するために可能な限り可撓性にしなけれ
ばならないので、ケーブルスリーブ51は好ましくは一列に並べた球52と中間
板53とから構成され、それぞれ球52用の2つの凹状の取付面を有する。中間
板53はそれによって球52に制限して旋回可能に配置されており、作動ケーブ
ルは図11及び12の比較が示すように、湾曲した端部を通して移動することが
できる。支持要素2の端部50と収容部25には、さらに蛇腹24が止めナット
38によって固定されており、この止めナットは好ましくは戻りばねを具備して
いる。この蛇腹24の内部若しくはその内壁に設けた戻りばねは、第1の蛇腹2
3の内部に設けた戻りばね5が押えるが、この戻りばねよりも弱い。
【0030】 作動要素8の通常の構造は、広範囲に図1の実施形態に相当する。案内スリー
ブ4の中で移動可能の内部のスリーブ9は、さらに心臓形の案内軌道10を有し
、図14から明らかなように、その中に横移動可能に連結された案内ピン11に
沿って摺動し、2つの安定した位置を占めることができる。一方の安定した位置
において案内ピン11は下部の領域47(図11)の下端部に且つ他方の位置に
おいて上部の領域48の心臓形の中央の凹部の中にある。図1と異なり、図11
及び12の長手断面は連続的に軸面にあるため、短い案内軌道10の領域のみが
明らかであり、図12は作動要素8の最大の圧縮位置を示し、その中に案内ピン
11が上部の領域48で側方に旋回されている(図12に、図11で例えばバル
ーン状に形成した第1の蛇腹23は簡略にするために図示していない)。
【図面の簡単な説明】
【図1】作動機構の第1実施形態の拡大縦断面図。
【図2】作動機構の両方の安定した位置の縦断面図。
【図3】作動機構の両方の安定した位置の縦断面図。
【図4】短縮した駆動部を有する図2及び3による縦断面図。
【図5】短縮した駆動部を有する図2及び3による縦断面図。
【図6】患者の恥骨の取付部位。
【図7】患者の恥骨の取付部位。
【図8】筋膜収容部の側面図。
【図9】作動機構の両方の安定した位置における作動機構の第2の実施形態。
【図10】作動機構の両方の安定した位置における作動機構の第2の実施形態。
【図11】図4と同様の位置における作動機構の第3の実施形態の縦断面図。
【図12】図3と同様の位置における作動機構の第3の実施形態の縦断面図。
【図13】第3の実施形態の取付部位。
【図14】心臓形の案内軌道の拡大図。
【図15】筋膜収用部の第2の実施形態の断面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持要素(2)と、前記支持要素(2)と相対的に移動可能のば
    ね付勢式作動要素(8)とを具備した、2つの安定した状態又は位置の間で切換
    可能のインプラント用の埋込可能の作動機構(1)において、 作動要素(8)が支持要素(2)を通して挿通されており、この支持要素(2
    )の離接側に両方の安定したインプラントの位置の間の変更を解除する駆動部を
    有することを特徴とする作動機構。
  2. 【請求項2】駆動部が体管を下把持する筋膜(40)の両端部用の収容部(2
    5)を有する、請求項1に記載の作動機構。
  3. 【請求項3】収容部(25)が第1の設置板(26)と対向する第2の設置板
    (27)とを有し、これらが連通する突部及び凹部を具備した、請求項2に記載
    の作動機構。
  4. 【請求項4】収容部(25)が第1の中央の設置板(55)と、第2の外部の
    設置板とを有し、これらが連通する突部及び凹部を具備した、請求項2に記載の
    作動機構。
  5. 【請求項5】突部の一部が先端(28)で終了する、請求項3又は4に記載の
    作動機構。
  6. 【請求項6】突部の第2の部分が穴(32)の中に係合する円筒形のピン(2
    9)によって形成された、請求項3乃至5のいずれか1つに記載の作動機構。
  7. 【請求項7】駆動部が作動要素(8)で連結されている、請求項2乃至6のい
    ずれか1つに記載の作動機構。
  8. 【請求項8】支持要素(2)が湾曲した端部(50)を有し、駆動部が湾曲し
    た端部(50)を通して案内されたケーブル(51)によって作動部(8)と接
    続された、請求項2乃至6のいずれか1つに記載の作動機構。
  9. 【請求項9】ケーブル(51)がケーブルスリーブの中に配置されており、一
    列に並べた球(52)と球状の設置面を具備した中間板(53)とを有する、請
    求項8に記載の作動機構。
  10. 【請求項10】支持要素(2)と駆動部との間に蛇腹(24)を設けた、請求項
    1乃至9のいずれか1つに記載の作動機構。
  11. 【請求項11】作動要素(8)が駆動部の長手方向調節用の調整ねじ(13)を
    有する、請求項1乃至10のいずれか1つに記載の作動機構。
  12. 【請求項12】支持要素(2)が骨に支持及び/又は固定するための設置板(3
    )を有する、請求項1乃至7のいずれか1つに記載の作動機構。
  13. 【請求項13】駆動部が電気的な切換接点(41、42)に組み込まれた、請求
    項1に記載の作動機構。
  14. 【請求項14】尿道突出部を持上げるために上部の位置へ移動可能の尿道(43
    )を下把持する筋膜(40)を具備した尿失禁を防止するための埋込可能の装置
    において、 筋膜(40)の両端が恥骨(44)に固定可能の、請求項2乃至12のいずれ
    か1つに記載の作動機構(1)と連結されており、少なくとも筋膜(40)の上
    部の位置が作動要素(8)の安定した位置によって限定されたことを特徴とする
    装置。
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