JP2002534875A - ファイバ・チャネルのリンク事故レポート機能 - Google Patents

ファイバ・チャネルのリンク事故レポート機能

Info

Publication number
JP2002534875A
JP2002534875A JP2000592649A JP2000592649A JP2002534875A JP 2002534875 A JP2002534875 A JP 2002534875A JP 2000592649 A JP2000592649 A JP 2000592649A JP 2000592649 A JP2000592649 A JP 2000592649A JP 2002534875 A JP2002534875 A JP 2002534875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link
port device
port
message
node
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000592649A
Other languages
English (en)
Inventor
フレデリックス、ケネス、ジェイ
オドンネル、マイケル、イー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
McData Corp
Original Assignee
McData Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by McData Corp filed Critical McData Corp
Publication of JP2002534875A publication Critical patent/JP2002534875A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/64Hybrid switching systems
    • H04L12/6418Hybrid transport

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 通信リンクにより結合された第1ポート装置(101)と第2ポート装置(102)とを有するコンピュータ・ネットワークでリンクレベル・サービスを実装する方法である。リンク事故をレポートする前に、第1ポート装置(101)は第2ポート装置(102)へアドレスされたリンク事故レポート登録(LIRR)拡張リンクサービス(ELS)メッセージを実行する。第2ポート装置(102)は、リンク事故レポートを受信するように登録されたポートの登録リストに第1ポート装置(101)のアドレスを追加することによりLIRRに応答する。第2ポート装置(102)も第1ポート装置(101)へアドレスされたアクセプト応答メッセージを送信することによりLIRRに応答する。第2ポート装置(102)によりリンク事故を検出した後、第2ポート装置(102)はリンク事故を記述するデータを含むリンク事故レコードを発生する。第2ポート装置(102)は登録リストからアドレスを選択し、選択されたアドレスへアドレスされた登録リンク事故レコードELSメッセージを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) (1.発明の技術分野) 本発明は一般にネットワーク・データ通信に関係し、特にファイバ・チャネル
・ファブリック(fiber channel fabric)上のリンク事故
に関する情報を提供する拡張リンクサービスに関する。
【0002】 (2.関連技術) ファイバ・チャネルは、サーバー、記憶システム、ワークステーション、スイ
ッチ及びハブ間の両方向ポイントツーポイント通信用に設計された高性能直列相
互接続標準である。これは他のリンクレベル・プロトコルに対して、効率及び高
性能、スケーラビリティ、簡単性、使用と実装の容易性、及び一般的な高レベル
プロトコルのサポートを含む多様な利点を提供する。
【0003】 ファイバ・チャネルはポート間の接続(路)を確立するため「ファブリック(
fabric)」として知られるトポロジを使用する。ファブリックとは、スイ
ッチを配列する方法に関して制限を与えないよう複数個の装置を相互接続するス
イッチのネットワークである。ファブリックはポイントツーポイント、回線交換
及びアービトレート・ループ(arbitrated loop)トポロジの混
合体を含み得る。
【0004】 ファイバ・チャネルでは、2ノード間で路が確立され、ここで路の主要なタス
クはハードウェアで簡単な誤り訂正のみを実行して、低いレイテンシの高速な1
点から他点へのデータの転送である。ファイバ・チャネル・スイッチは多数の同
時ポイントツーポイント接続を確立することにより柔軟な回線/パケット交換ト
ポロジを提供する。これらの接続は接続された端点装置ではなくスイッチ又は「
ファイバ要素」により管理されるため、ファイバ・トラヒック管理は装置の観点
からは著しく簡略化される。
【0005】 ファイバ・チャネルに接続するためには、ファブリック装置はファブリック接
続を管理するノード部、すなわち「N_Port」を含む。N_Portはファ
ブリック・ポート又はF_portを有するファブリック要素(例えば、スイッ
チ)への接続を確立する。ファブリックに取付けた装置はN_PortとF_P
ortとの間の接続を管理するのに十分なインテリジェンスのみを必要とする。
ファブリック要素はルーティング、誤り検出及び回復、及び同様な管理機能を処
理するインテリジェンスを含む。ファブリック要素は各種のサービスを実装する
ことによりこれらの機能を提供する。いくつかの基本サービスは全てのファイバ
・チャネル装置により設けられることが必要であるが、広範囲の任意の又は拡張
サービスを実装して追加機能を提供可能である。
【0006】 ファイバ・チャネル構造は、ネットワーク・プロトコルを表現するのに使用さ
れるものと異なり、機能レベルの5層スタックとして定義される。5層は物理媒
体と伝送レート、コード化方式、フレーム・プロトコルと流れ制御、共通サービ
ス、及び上位レベル応用インターフェースを定義する。FC−0、最低位層は媒
体、送信器、受信器及びコネクタの物理特性を指定する。FC−1は、直列送信
技術で必要とされるクロック情報とデータを統合するために使用される8B/10Bコ
ード化/デコード方式を定義する。FC−2はポート間を転送されるデータのフ
レーミング・プロトコルと共に、ファイバ・チャネルの回線とパケット交換サー
ビスクラスを使用する機構及びデータ転送の順序を管理する手段を定義する。F
C−2は「リンクレベル」としばしば呼称される。FC−3は未定義で現在使用
されていない。FC−4はFDDI、HIPPI、IPI−3、SCSIインタ
ーネット・プロトコル(IP)、単一バイト指令コードセット(SBCCS)等
のような既存の標準及びプロトコルとのFC−2レベル・フレームの統合を提供
する。
【0007】 サービスはFC−2及びFC−4レベル(又は実装された場合にはFC−3レ
ベル)で容易に提供可能である。ファブリック要素間で送信された各データパケ
ットは、アドレス及びその他のパケット固有の情報を保持するフィールド(フィ
ールド)を含む「ヘッダ」を含む。特定数のコードがヘッダ中で予約されて、ユ
ーザーレベル・データを転送するパケットからサービスを提供するパケットを識
別する。ヘッダに識別されたサービス・コードを有するパケットを受信すると、
受信装置はペイロード・データが通常の情報トラヒックではないことを知る。受
信装置がコードにより指定されたサービスを提供する場合、これはサービスを実
装するルーチンを実行する。受信装置がコードにより指定されたサービスを提供
しない場合、この固有のサービスはサポートされていないことを指示するヘッダ
コードを有するパケットを送信者に返信する。このシステムは特定の装置により
提供される各種のサービスを、コード空間が各サービスをユニークに識別可能で
ある限り拡張することを可能とする。
【0008】 「リンク事故」とは、リンクを通してデータを転送する能力が影響を受けた又
は能力に影響する事象を指す。リンク事故は、例えば多様なハードウェア又はソ
フトウェア障害、元のファブリック設計の制限、又は突然のトラヒック容量によ
り発生する。例えば、破断又は切断されたファイバ光学リンク、ポート電子機器
故障、誤って設定されたケーブル、劣化した送信レーザー等がリンク事故を生じ
る。全てのリンク事故がリンク不動作を生じるわけではなく、リンク事故が発生
しているポートは、ファブリック中の他の装置に影響を与えることなく特定の事
故から回復する何らかの能力を有する。
【0009】 リンク・インターフェース上の光源消失のようなリンク破壊又は不正動作後に
、中央インテリジェンスがリンク事故を解析して適切な救済処理を行うことが有
用である。これは、データが非同期的に転送される通信システムで特に正しい、
何故ならリンク障害又は劣化が単にデータ受信の失敗から直ちに、明確に検出不
能であるためである。結果として、リンク事故レポート機能のない従来のシステ
ムはリンク障害又は劣化を検出できず、故障リンクを通してデータをルートし続
ける。
【0010】 さらに、リンク事故を有効に解決するためには、事故が発生したことを単に検
出することに加えて、事故に関する情報を有することが有用である。しかしなが
ら、過去のシステムは、リンク事故の中央収集と解析に役立つ方法でリンク事故
情報を交換するシステムと方法論が欠如していた。結果として、リンク事故はし
ばしば診断と訂正が困難であった。従って、非同期的に接続されたデータ通信環
境下でリンク事故レポート管理を提供するシステムと方法の必要性が存在する。
【0011】 (発明の概要) 簡単に説明すると、本発明は検出したリンク事故の非同期通知をサポートし、
全てのクラスのサービスでリンク事故条件を記述する情報を提供するファイバ・
チャネル・ファブリック用の拡張リンクサービス(ELS)と関係する。オプシ
ョンとして、事故固有情報が提供される。望ましい実装例では、本発明を実装す
るELSフレームはクラス2、クラス3又はクラスFサービスを介してFT−1
フレーム形式を使用して送信される。
【0012】 特に、本発明は通信リンクにより結合された第1ポート装置と第2ポート装置
とを有するコンピュータ・ネットワークでリンクレベル・サービスを実装する方
法を含む。リンク事故がレポートされる前に、第1ポート装置は第2ポート装置
へアドレスされたリンク事故レコード登録(LIRR)ELSメッセージを実行
する。第2ポート装置は、リンク事故レポートを受信するよう登録されたポート
の登録リストに第1ポート装置のアドレスを追加することによりLIRRに応答
する。第2ポート装置は又第1ポート装置にアドレスされたアクセプト応答メッ
セージを送信することによりLIRRに応答する。第2ポート装置によりリンク
事故が検出された後、第2ポート装置はリンク事故を記述するデータを含むリン
ク事故レコードを発生する。第2ポート装置は登録リストからアドレスを選択し
、選択されたアドレスにアドレスされた登録リンク事故レコードELSメッセー
ジを送信する。
【0013】 (望ましい実施例の詳細な説明) リンク事故レポート機能は、ファイバ・チャネル環境下で問題検出と解決を簡
単化するためリンク事故情報を提供する装置の能力をさす。特に、本発明による
リンク事故レポート機能はリンク事故条件を障害ノード、リンク・インターフェ
ース等に分離する助けとなる。この能力は以下に限定されないが、これを含む多
数の問題の解決となる: ・誤ったファブリック定義(ハードウェア及びソフトウェア) ・誤設定(ハードウェア・ファイバ・ケーブリング) ・不動作条件(例えば開放ファイバ、ポート、ゾーン等) ・ファイバ又はノード故障 本発明の特定の利点は、検出された事故の非同期通知とオプションの事故固有情
報を有する事故条件の記述を含む。
【0014】 本発明は、本発明の最も有用な実装と信じられるFC−2拡張リンクサービス
を使用したファイバ・チャネルFC−2レベル(すなわち、リンクレベル)実装
での要求−応答プロトコルを実装するために使用されたプロトコルと例示データ
形式に関して有用に記載され理解できる。ノード識別データに与えられる固有の
情報とデータ・パケット形式を構成する際に任意の特定の実装が広範囲の許容度
を可能とすることを理解すべきである。本発明の別な実施例は、RLIR要求、
LIRR要求、及びアクセプト応答に対して指定のファイバ・チャネル層4(F
C−4)リンクサービス要求及び応答プロトコルを使用することを含む。この場
合、FC−PHヘッダフィールドは、要求フレームに対して16進「32」に、
応答フレームに対して16進「33」に設定されたR_CTLフィールドと、S
BCCSフレームフィールドを示すために特定の実装で16進「18」に設定さ
れた型式フィールドとを含む。残りのフィールドはFC−2拡張リンクサービス
実装の説明で示した値に設定される。
【0015】 図1は本発明による方法とシステムを実装する一般化されたファイバ・チャネ
ル環境を示す。図1は多数の装置と接続線により指示される装置間の接続とを図
示する。各装置は1個以上のポートを含む。ファイバ・チャネルでは、これらの
ポートはノード・ポート(N_Port)、ファブリック・ポート(F_Por
t)、及び拡張ポート(E_Port)と一般に分類される。ノード・ポートは
サーバー101、ディスク・アレイ102と103、テープ記憶装置104のよ
うなノード装置に配置される。ファブリック・ポートはスイッチ106とスイッ
チ107のようなファブリック装置に配置される。オプションとして、アービト
レート・ループ・ネットワーク108はファブリック・アービトレート・ループ
・ポート(FL_Port)を使用してファブリックにリンク可能である。
【0016】 図1に示した装置は線分により示される「リンク」により結合される。1本以
上のリンクを使用してN_Port間に路が確立される。例えば、図1に示した
サーバー101とディスク・アレイ102との間の路のような単一リンクを使用
して直接又はポイントツーポイント路が確立される。この場合、各N_Port
は他の装置のN_Port間のポイントツーポイント接続を管理する。複数リン
クを使用した回線交換路もスイッチ106又は107を使用して提供可能である
。例えば、サーバー101のN_Portはスイッチ106を介してディスクア
レイ103のN_Portとの路を確立可能である。この場合、各N_Port
はスイッチ106のF_portへの接続を行なう。スイッチ106はまた、ス
イッチ107の他のE_Portへの路を可能とする拡張ポート又はE_Por
tも含む。インタースイッチ・リンク(ISL)(すなわち、スイッチを含むリ
ンク)を使用すると、各N_Portを1つ以上の路を介してファブリックの各
他のN_Portに結合可能である。スイッチ107は又アービトレート・ルー
プ108へのリンクをサポートするファブリック・ループ・ポート(FL_Po
rt)も含む。装置111、112及び113は従来の直接又はネットワーク接
続を介してファブリックに結合されたユーザー端末、パーソナル・コンピュータ
、又はワークステーションを表す。
【0017】 本発明によると、1つ以上のポート(例えば、N_Port、F_Port、
E_Port等)はリンク事故情報を管理する拡張リンクサービスを含む。本発
明はサーバー101と装置102とにより図示されるポイントツーポイント・ト
ポロジで実装可能であるが、スイッチ106及び/又はスイッチ107を介した
回線交換トポロジで特に有用である。同様に、アービトレート・ループ108内
の装置は本発明に従ってELSを実装し、図1に示した他の任意の装置とリンク
事故情報を要求供給可能である。ループ108はサーバー110、ワークステー
ション112、及びワークステーション113との間のリンクをサポートするL
−portと共に、スイッチ107へのリンクをサポートするFL_Portも
含む。ハブ109はサーバー110とワークステーション112と113へのリ
ンクをサポートするN_Portと共に、スイッチ107へのリンクをサポート
するFL_Portを含む。
【0018】 本発明は2つの異なるフェーズで動作する。登録フェーズはリンク事故レコー
ド(LIR)をレポート可能とする前に存在し、リンク事故が発生した場合にリ
ンク事故レコードを受信したいポート装置を識別するアドレス情報を交換する役
割を果たす。標準的には、1つの装置がリンク事故レコード情報を必要とし処理
する中央インテリジェンスである。この場合例えば、サーバー101が中央イン
テリジェンスで、登録フェーズの間にサーバー101はディスクアレイ装置10
2と103、テープ記憶装置104、スイッチ106と107、ループ108の
ループ装置、及びハブ109に「リンク事故レコード登録」(LIRR)要求メ
ッセージを送信する。
【0019】 本発明によりLIRサービスをサポートする各装置は、LIRR要求を受取っ
た他の装置のアドレスを含む登録リスト(例えば、データベース、スタック又は
等価なデータ構造)を保持する。本発明によるLIRサービスをサポートする装
置はリスト中のアドレスを記録し、LIRR要求を送信する装置にアドレスされ
たアクセプト・メッセージで応答する。アクセプト・メッセージはそのペイロー
ド中に何らの情報も含まない。
【0020】 LIR情報を必要とし処理する別の中央インテリジェンスが実装されている場
合、これらの装置もLIR情報を必要とする装置へLIRR要求メッセージを送
信する。各装置はリンク事故レコード登録を受信しアクセプトし、独立した登録
リストを保持する。
【0021】 この場合、ホスト101はLIRを処理し解析する中央インテリジェンスとし
ての役割を果たす。図1で、リンク114は破線で描画され、リンク障害又は劣
化のようなリンク事故が発生したことを示す。スイッチ106とディスク103
の両者がリンク事故を検出し、装置内のメモリに記憶されるリンク事故レコード
(LIR)を発生する。説明の都合上、スイッチ106により保持された登録リ
ストはサーバー101を含み、ディスク装置103により保持された登録リスト
はサーバー101を含むものと仮定する。スイッチ106はその登録リストから
サーバー101を選択し、選択した受信者にアドレスされた第1「登録リンク事
故レコード」(RLIR)要求メッセージを発生する。同様に、ディスク装置1
03はその登録リストからサーバー101を選択し、選択した受信者にアドレス
された第2RLIR要求メッセージを発生する。
【0022】 重要な点は、RLIRメッセージの各々に含まれるLIR情報はリンク事故を
検出した特定のノードの見通しを反映して異なっている。図2はスイッチ106
により発生された第1リンク事故レコード202とディスク103により発生さ
れた第2リンク事故レコード204を図示する。事故コードとある場合には可能
な現場交換可能装置(Field Replaceable Unit、FRU)装置はレコード間で異
なる。例えば、LIR202は開放ファイバを示し、一方LIR204はディス
ク103のノード・ポート装置内の送信回路の固有ハードウェア故障を示す。事
故コードと可能なFRU情報を決定するためのスイッチ106とディスク103
内で使用される発見的方法は特定の応用の必要性を満足するために選択された単
なる設計選択の問題である。LIRはリンク事故を解析するのに有用であるもの
として選択された他のデータを含み、本明細書に与えた固有の例に記載した特定
の情報に限定されないことを理解すべきである。
【0023】 特定の例では、標準化FT−1フレーム形式のヘッダフィールドは以下のフィ
ールドと設定を含み、本発明によるELSフレームを実装する: 表1に示した特定の設定は単なる例示値であり、任意の利用可能な16進コード
が使用できる。表1に示した例は、ファイバ・チャネル・システムで拡張リンク
サービスを識別するために使用されるFT−1フレーム形式プロトコルと一致す
る。他の全てのフィールドはFC−PH基準に定めた規則に従って適切に設定さ
れる。ペイロードの第1語は指令コードを指定する。
【0024】 本発明はオプションの拡張リンクサービスとして実装され、ファブリック又は
ポイントツーポイント接続の動作に有用に適用されるものと考えられる。本発明
によるELSは、本明細書に記載するオプションのリンク事故レコード機能に従
うN_Portとファブリックにより実装される。
【0025】 (リンク事故レコード登録(LIRR)) 上述したように、本発明による第1フェース動作は、LIRを発生する他の装
置とLIRを受信したい装置の登録に関係する。リンク事故レコード(LIR)
を得て処理したいポート装置に操作する上位層プロトコル(ULP)は、そのノ
ードに問題の他のノードを登録させなければならない。用語「問題のノード」と
は、登録ノードがアドレス可能でありかつそのリンク事故レコードを得たいファ
ブリック中の全てのノードを指す。本発明によるリンク事故レコード登録(LI
RR)拡張リンクサービスは送信装置(例えば、LIRを必要としているN_P
ort又はNL_Port)を付勢して、登録リンク事故レコード(RLIR)
ELSを受信するように登録されたN_Port及びNL_Portのリストへ
又はリストから送信装置のアドレス(上述したS_IDヘッダフィールドに指示
)を追加又は削除するよう受信装置に要求する。登録はリンク事故レコードがレ
ポートされる前に発生し、ログイン又は他の都合のよい時間に実行される。
【0026】 LIRR要求メッセージ・ペイロード300の提案形式を図3に示す。上述し
たヘッダ情報に加えて、4バイトが本発明によるELSを示す16進「7A 0
0 00 00」を担時する。図3の「RF」により示される1バイトは、以下
に詳細に記載するように要求された登録機能を指示する。LIRRペイロード3
00は又リンク事故レコード登録型式を示す1バイトを含み、図3の「RR」フ
ィールドに示すように2バイトが予約されている。
【0027】 登録機能フィールドは、以後確立登録リストと呼ばれる、受信ノードが登録ノ
ードのリストに又はリストから送信ポートのアドレスを追加又は除去するかどう
かを指定する。登録機能フィールドの例示形式を表2に示す。
【0028】 単一のバイトを使用して図3の「TYPE(型式)」フィールドに示したリン
ク事故レコード登録型式を指示する。リンク事故レコード登録形式フィールド(
図3のTYPE)は特定のULP(例えば、SCSI−FCP、SBCCS、等
)に要求されている登録のFC−4装置型式を指示する値を含む。16進値「0
0」は予約されている、何故ならFC−4装置型式はこの値には定義されていな
いからである。
【0029】 本発明によるリンク事故ELS機能を含む受信装置は、LIRRが成功したこ
とを指示するペイロードを含む、図4に示した、アクセプト・メッセージ400
を送信することにより「アクセプト」(ACC)ELS応答でLIRRに応答す
る。特定の例では、この情報はペイロードに16進「02 00 00 00」
を含むことにより示される。
【0030】 特定の実装例では、N_Port又はNL_Portは、要求N_Port又
はNL_Portがそのアドレス識別子を決定し、問題のノードのアドレス識別
子を決定すると直ちにLIRR ELSを送信することにより以後のリンク事故
レコードの有効な受信者として登録を試行する。ULPも登録している問題のリ
ンク事故レコードの型式を指示する。受信N_Port又はNL_Portは、
本発明によるリンク事故機構をサポートする場合ペイロードなしのアクセプト(
ACC)ELSにより応答する。
【0031】 登録ポートのULPが問題のノードからリンク事故レコードを受信することに
もはや興味を抱かない時、これはLIRR ELSを送信してリンク事故レコー
ドの有効な受信者としてそのノードの登録を解除する。ULPも登録を解除され
ているリンク事故レコードの型式を指示する。登録されていないノードの登録解
除機能を要求するLIRR ELSを受信した場合、受信ノードは、アクセプト
(ACC)ELSを送信することにより要求を受取り、これ以上の動作を実行し
ない。
【0032】 LIRR ELSの各受信者は指定した登録型式による有効登録リンク事故レ
コード受信者の確立された登録リストを保持する。各指定型式に対して各ノード
により保持された確立登録リストの大きさは特定の応用の必要性に合致するよう
になされた設計選択の問題である。「追加登録」機能発生時に確立登録リストが
満員の場合、ノードはこの登録をアクセプトせず、この要求を拒絶して「指令要
求の実行不可能」を指示する。特定の実装例では、ノードと有効登録受信者ノー
ドとの間に生じるログアウトにより、ノードにより保持された確立登録リストの
有効受信者ノードの登録が解除される。
【0033】 有効な登録受信者はリンク事故レポート・プロシデュアに従って発生されるリ
ンク事故レコードを受信処理可能である。ULPによるリンク事故レコードの使
用方法と調整はモデルに依存する。
【0034】 有効な登録受信者がその登録型式と整合しない型式のリンク事故レコードを受
信した場合、受信ノードはRLIR ELSを拒絶する。望ましい実装例は従来
のN_Portへのオプションの追加であり、本発明によるELSをサポートす
るよう選択されない他のファブリックN_Portに収容を実行するよう説明す
べきである。受信N_Port又はNL_Portが本発明によるLIRR E
LSをサポートしない場合、「指令はサポートされていない」の理由コードを付
けたLS−RJT ELSメッセージにより応答する。N_Port又はNL_
Portがファブリック装置(例えば、スイッチ)によるリンク事故レコードの
受信の登録又は登録解除をしている時、LIRR ELSがプロトコル定義のア
ドレス16進「FFFFFA」の管理サーバーに送信される。
【0035】 (リンク事故レコード・レポ−ト機能) 本発明は登録されたN_Port又はNL_Portにリンク事故レコード(
LIR)を送信するN_Port又はNL_Portの方法を提供する。この機
能は本明細書では「登録リンク事故レコード」又は特定の例ではELSメッセー
ジとして実装されたRLIR機能と呼ばれる。リンク事故は事故コードを定義し
た条件を検出した時にノードにより認識される。リンク事故が認識され、検出ノ
ードの登録リストが少なくとも1つの登録受信者を含んでいる時、リンク事故に
関係する情報を含むリンク事故レコードが作成される。
【0036】 リンク事故レコードが発生されると、ノードは本発明によるリンク事故レポー
ト機能プロシデュアを使用してRLIR ELSの有効受信者として登録された
ノードにLIRを渡す。リンク事故レコードの有効受信者として登録されている
ノードがリンク事故を認識する時、レコードがまた発生されるが、本発明のリン
ク事故レポート機能プロシデュアを使用してもしなくともよい。
【0037】 N_Port又はNL_Portは、少なくとも1ノードがリンク事故レポー
ト機能用に登録されていることを決定した後、RLIR ELSメッセージを介
してLIRを送信することにより検出したリンク事故をレポートすることを試行
する。RLIR ELSメッセージの正常な応答はペイロードなしのアクセプト
(ACC)ELSメッセージである。受信N_Port又はNL_PortがR
LIR ELSをサポートしない場合、「指令はサポートされていない」の理由
コードを付けたLS−RJT ELSメッセージにより応答する。受信N_Po
rt又はNL_Portが指定のリンク事故レコード型式を受取れない場合、「
指令要求を実行不能」の理由コードを付けたLS−RJT ELSメッセージに
より応答する。
【0038】 レポート機能ノードが有効LIR受信者の確立登録リストに1つ以上のノード
を有している場合、RLIR ELSメッセージのデスティネーション・ノード
の選択はモデル依存である。
【0039】 ULPはその独自の目的のためにリンク事故レコードを得る。LIRを使用し
て、例えば、リンク異常をレポートし、問題ソースを決定し、故障ノード又はリ
ンクの特定の現場交換可能装置(FRU)へのリンク誤りを隔離する。
【0040】 望ましい実装例では、RLIR ELSは図5に示した例示RLIRフレーム
500のようなFT−1フレーム形式を使用してRLIR ELSが実装される
。メッセージ500は前述したような適切なヘッダ情報を含む。LFにより識別
されるリンク事故レコード形式フィールドは特定のULP(例えば、SCSI−
FCP、SBCCS、等)に与えられているレコードのFC−4装置型式を指示
する値を含む。16進値「00」は予約されている、何故ならFC−4装置型式
はこの値には定義されていないからである。
【0041】 リンク事故レコード長さフィールド(図5のLL)は各ULPのLFに指示さ
れたリンク事故レコード形式に従って指定される。長さ値はリンク事故レコード
・ペイロードのバイト数を指定する(すなわち、全LIRレコードを送信するの
に必要な全LIRバイト数)。LLフィールドの値はRLIR ELSペイロー
ドの語0と語1を含まない。このバイト数は4の倍数であり、リンク事故レコー
ド・データ形式に依存する。このフィールドの最小値は4バイトで、このフィー
ルドの最大値は120バイトである。
【0042】 図5でLIRと記したバイトはリンク事故レコード・データを含む。リンク事
故レコード・データの固有の形式は指定されたFC−4装置型式に依存する。リ
ンク事故レコード・データ形式とその内容はULPの必要条件とLIRデータの
意図した使用方法に従う。任意の特定FC−4装置型式に対して、ULPはLI
R形式、使用したフィールド、及びパラメータのサイズを定義する。LIRレコ
ードに使用した例示のフィールドは(図6参照)以下を含む: −事故修飾子(IQ):リンク事故レコードの内容を解釈する方法を記載。標
準的な方法仕様は以下を含む: 1) スイッチ:事故ノード記述子により識別された、事故ノードがスイッ
チ・ノードであることを指示する。 2) 拡張ポート:事故ノードがスイッチ・ノードであることをIQが指示
している時、この指定はスイッチ・ノードがインタースイッチ・リンク拡張ポー
ト(E_Port)であるかどうかを指示する。 3) レポート機能ステータス順序:リンク事故のレポート機能ステータス
を識別する。標準的なレポート機能ステータス順序は、情報レポート;リンク劣
化だが動作中−事故ノードはリンク故障又はオフライン状態ではない;リンク動
作せず−事故ノードはリンク故障か又はオフライン状態;を含む。 4) サブアセンブリ型式:ノードに使用したサブアセンブリの型式を識別
する、例えばレーザー。 5) 事故固有情報識別:事故固有情報フィールドの目的を識別する(例え
ば、事故固有情報フィールドはFRU識別を与える)。 −事故コード(IC):事故ノードに観察された事故事象を記述する事故コー
ドを含む。事故コードは以下の値を含む: 1) インプリシット事故:事故ノード内で発生したことが知られている事
象により生じた条件が事故ノードにより認識された。これは取付けノードにより
リンク事故を認識させるように、この条件は取付けリンクに影響する。 2) ビット誤りレート閾値超過:事故ノードにより識別されたコード違反
誤り数が閾値を越えた(FC−PH節5.1を参照)。 3) リンク故障−信号又は同期の欠損:事故ノードにより同期欠損条件が
認識され、これがR_T_TOVタイムアウト時間以上に持続している。信号欠
損条件が事故ノードにより確認された(FC−PH節16.4.2参照)。 4) リンク故障−プリミティブ・シーケンス動作せず(NOS)の確認:
プリミティブ・シーケンス動作せずが事故ノードにより確認された(FC−PH
節16.5.3.2参照)。 5) リンク故障−プリミティブ・シーケンス・タイムアウト:事故ノード
はリンク・リセット・プロトコル・タイムアウト(FC−PH節16.5.2.
1、16.5.2.2、及び16.5.2.3)か又はNOS受信状態でかつN
OSがもはや認識されない時の適切な応答のタイムアウト(FC−PH節16.
5.3.2参照)のどちらかを認識した。 6) リンク故障−ポート状態の不正プリミティブ・シーケンス:OLS待
機状態でリンク・リセット(LR)又はリンク・リセット応答(LRR)プリミ
ティブ・シーケンスのどちらかが事故ノードにより認識された(FC−PH節1
6.5.4.3参照)。
【0043】 リンク故障を検出した後、ULPは認識を遅延し、指定時間の間レポート可能
なリンク事故条件としてこのリンク故障を考える。ある種のFC−4プロトコル
では、ULPはこのリンク故障条件から透明に回復可能であり、リンク事故レコ
ードを発生しなくともよい。リンク故障がFC−4指定タイムアウトより長く持
続する場合、リンク事故レコードが発生されレポートされる。 −拡張ポート・アドレス識別子(EPAI):LIRのIQフィールドが、事
故ノードがインタースイッチ・リンク拡張ポートであることを指示している時、
このパラメータはこのISL上の他の拡張ポートのドメイン及びエリア・アドレ
ス識別子(16進「dd aa」)を含む。 −事故ノード記述子:事故ノードのノード識別データを含む。ノード識別デー
タの内容は適切なULP標準又は技術レポートに記載されている。 −取付けノード記述子:リンク事故を検出した時に事故ノードに取付けられた
ノードのノード識別データを含む。ノード識別データの内容は適切なULP標準
又は技術レポートに記載されている。 −事故固有情報:LIRのIQフィールドが事故固有情報を識別した時、この
パラメータはモデル依存の事故情報を含み、この情報は事故に関する追加情報を
提供する。
【0044】 RLIRメッセージを送信する時、受信ノードはLIRをアクセプトする又は
拒絶することにより応答する。たとえ以前にLIR情報を受信する要望を登録し
ていたとしても、任意数の理由によりノードはRLIRメッセージを拒絶しても
よい。通常、受信ノードはRLIR要求の受入れを表明し、ペイロードに16進
「02 00 00 00」を有するアクセプト・メッセージを返信する。
【0045】 (レポート機能プロシデュア) 検出ノードはリンク事故当り1つのLIRを発生することが望ましい。ノード
が保有するLIRの数は、LIRを発生すべき特定の装置の設計制限に依存する
。検出ノードがLIRの発生を試行したが、有効な受信者として登録されたノー
ドにより受入れられるまでレコードを保有するリソースがない場合、最も古いL
IRを廃棄し、より新しいLIRを保持することが望ましい。
【0046】 リンク事故条件を検出するノードは、指定したFC−4装置型式に対して有効
な受信者として登録された任意のノードにRLIR ELSを送信することによ
りLIRを与える。登録が確立されていない場合(すなわち、特定のFC−4装
置型式に対して登録リストが空である)、ノードがリンク事故レコードを保持す
るか又は廃棄するかに関してはモデル依存である。1つ以上の有効ノードが登録
されている時、どの登録ノードがRLIR ELSを受信するかの選択は設計選
択の問題である。LIRを含むRLIR ELSを送信し、アクセプト(ACC
)ELSを受信した後、ノードはLIRを廃棄、ログ又はアーカイブする。特定
の発明では、ノードはアクセプトELSメッセージを受信した後LIRを廃棄す
る。
【0047】 RLIR ELSを送信した後、アクセプトされるか、拒絶されるか又はタイ
ムアウトするまでこれは「未決着(outstanding)」であるものと考
えられる。RLIRが未決着の間送信ノードは任意のリンクに他のRLIR E
LSを送信しないことが望ましい。LIR当り1つのRLIR ELSが送信さ
れる。ノードがRLIR ELSを送信した後、これはRLIR ELSのアク
セプト又はELSタイムアウトが発生するまでを待機する。指定したタイムアウ
ト時間より長い間任意のLIRがアクセプトされない状態に留まる場合、ノード
は指揮権を再設定して確立登録を有する任意のノードへ他のRLIR ELSを
送信する。ノードは時間が終了するたびに1つのRLIR ELSを送信し、R
LIR ELSが送信されると再びタイミングを開始する。
【0048】 (特定の例) 1例として、SBCCS型式装置間のELS要求/応答の特定の実装例を記載
する。FC−4装置型式SBCCSのリンク事故レコード形式は16進「18」
である。従って、LIRRメッセージは16進「18」を含むTYPEフィール
ドを有する図3に示したものと似ている。ヘッダは表1に指示したフィールドと
所要ポート(N_Port、F_Port、E_Port、等)へLIRRメッ
セージを向けるアドレス情報とを含む。
【0049】 RLIRメッセージを受信するよう登録されたノードにアドレスされた表1に
示すようなヘッダ情報を有する図5に示すものと似ている1メッセージを含むR
LIR ELS要求が発生される。リンク事故レコード・データ形式FC−4装
置型式SBCCSのリンク事故レコード・データ長は100バイトであることが
提案されている。1つのRLIRメッセージ500は100バイトのLIRデー
タを含む。
【0050】 FC−4装置型式SBCCSのLIRの提案形式を図6と図7に示す。図6と
図7では、水平軸はLIRの語数を表し、垂直軸は語内の特定のビットを表す。
図6と図7に示した特定の例は理解を改善するため1例として提案したものであ
り、本発明の制限ではないことを理解すべきである。
【0051】 バイト0は、LIRの内容を解釈すべき方法を記載する事故修飾子(IQ)で
ある。このメッセージの特定の値と割当て意味を表3に示す。
【0052】 バイト1は事故ノードにより観察された事故を記述する事故コード(IC)を
含む。事故コードのビット0はLIRがリンク事故のプライマリ又はセカンダリ
・レポートであるかを指示する。ビット0が0に設定されると、LIRはプライ
マリ・レポートである。ビット0が1に設定されると、LIRはセカンダリ・レ
ポートである。ICフィールドのビット1−7は観察された事故の型式を指定す
る値を含む。例として、値とその意味を以下に示す: 0 予約 1 インプリシット事故:事故ノード内で発生したことが知られている事象
により生じた条件が事故ノードにより認識された。これは取付けノードによりリ
ンク事故を認識させるように、この条件は取付けリンクに影響する。 2 ビット誤りレート閾値超過:事故ノードにより識別されたコード違反誤
り数が閾値を越えた。 3 リンク故障−信号又は同期の欠損:事故ノードにより同期欠損条件が認
識され、これがR_T_TOVタイムアウト時間以上に持続している。信号欠損
条件が事故ノードにより確認された。 4 リンク故障−プリミティブ・シーケンス動作せず(NOS)の確認:プ
リミティブ・シーケンス動作せずが事故ノードにより確認された。 5 リンク故障−プリミティブ・シーケンス・タイムアウト:事故ノードは
リンク・リセット・プロトコル・タイムアウトか又はNOS受信状態でかつNO
Sがもはや認識されない時の適切な応答のタイムアウトのどちらかを認識した。 6 リンク故障−ポート状態の不正プリミティブ・シーケンス:OLS待機
状態でリンク・リセット(LR)又はリンク・リセット応答(LRR)プリミテ
ィブ・シーケンスのどちらかが事故ノードにより認識された。
【0053】 リンク故障を検出した後、ULPは認識を遅延し、指定時間の間レポート可能
なリンク事故条件としてこのリンク故障を考える。ある種のFC−4プロトコル
では、ULPはこのリンク故障条件から透明に回復可能であり、リンク事故レコ
ードを発生しなくともよい。リンク故障がFC−4指定タイムアウトより長く持
続する場合、リンク事故レコードが発生されレポートされる。
【0054】 7−127 予約
【0055】 拡張ポート・アドレス識別子(EPAI)はインタースイッチ・リンクの拡張
ポート・アドレスに関する情報を担持する。IQフィールドのビット2と3が共
に1である時、事故ノードがインタースイッチ・リンク拡張ポートであることを
指示し、語0のバイト2と3はこのISL上の他の拡張ポートのドメイン及びエ
リア・アドレス識別子(16進「dd aa」)を含む。
【0056】 事故ノード記述子は事故ノードのノード記述子を含む。同様に、取付けノード
記述子はリンク事故を検出した時に事故ノードに取付けられたノードのノード記
述子を含む。例示のノード記述子の内容は本発明の譲渡人に譲渡された米国特願
一連番号第XX/XXX,XXX号に記載されている。
【0057】 事故固有情報:IQフィールドのビット7が0に設定されると、バイト68−
99はノード依存の事故情報を含み、これは事故に関係する追加情報を与える。
IQフィールドのビット7が1に設定されると、バイト68−99は現場交換可
能装置(FRU)識別情報を含む。事故固有情報フィールドがFRU識別情報を
含む時、特定の例のバイト68−99に含まれる事故固有情報の例示形式は図7
に図示される。 フラッグ:バイト68はFRUフラッグフィールドを含む。ビット0−7のこ
れらの値に割当てた値とその意味の特定の例は表4に示される:
【0058】 バイト69は予約され0に設定される。バイト70−81は第1FRUコール
アウト識別情報を含む。正当FRUコールアウトフィールドは同じリンク事故レ
コード内のFRUフラッグフィールドのビット1(形式ビット)の値に依存する
。バイト82−93は、FRUフラッグフィールドのビット6−7の値に応じて
、第2FRUコールアウト識別情報か又は12バイトのベンダーユニーク(すな
わち、実装依存)情報のどちらかを含む。バイト94−99は予約され0に設定
される。形式ビットが0に設定されると、FRUコールアウトフィールドは右詰
のASCIIで、先頭はブランク又はASCIIの0である。形式ビットが1に
設定されると、FRUコールアウトフィールドは16進右詰で、先頭は0である
【0059】 本発明をある程度特別な例で記載し図示してきたが、本開示は単なる1例とし
て実施され、部品の組合せと配置の多数の変更が、特許請求の範囲に請求するよ
うに、本発明の要旨と範囲から逸脱することなく当業者には可能であることを理
解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による方法とシステムを実装した一般化されたファイバ・チャネル環境
を示す。
【図2】 本発明により発生された例示のリンク事故レコードを図示する。
【図3】 本発明による例示LIRR要求メッセージ形式を図示する。
【図4】 本発明による例示アクセプト応答メッセージ形式を図示する。
【図5】 本発明による例示RLIR要求メッセージ形式を図示する。
【図6】 本発明によるリンク事故レコードの詳細例を示す。
【図7】 本発明によるFRUコールアウトの事故固有情報の詳細例を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 オドンネル、マイケル、イー アメリカ合衆国 コロラド、ウエストミン スター、 ダブリュ、ワンハンドレッドア ンドファースト プレース 10621 Fターム(参考) 5K033 AA06 BA04 CC01 DB22 EA04 EA07

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ・ネットワークにリンクレベル・サービスを実
    装する方法であって、 第1ポート装置を設ける段階と、 第2ポート装置を設ける段階と、 第1ポート装置と第2ポート装置との間に物理層通信カップリングを設ける段
    階と、 リンク事故条件が発生する前に、第2ポート装置へアドレスされたリンク事故
    レコード登録(LIRR)メッセージを第1ポート装置に送信させる段階と、 通信カップリングを使用してLIRRメッセージを第2ポート装置へ転送する
    段階と、 リンク事故レコード(LIR)を第2ポート装置に記憶する段階と、 LIRRメッセージに応答して、第1ポート装置へアドレスされたアクセプト
    ・メッセージを第2ポート装置に発生させる段階と、 通信カップリングを使用して第1ポート装置へアクセプト・メッセージを転送
    する段階と、 を含むコンピュータ・ネットワークにリンクレベル・サービスを実装する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、LIRを記憶する段階は、 登録リストを有するデータ構造を第2ポート装置内に設ける段階と、 LIRRメッセージから登録リストへのソース識別(S_ID)フィールドを
    第2ポート装置に追加させる段階と、 を含む方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法において、通信カップリングはファイバ
    ・チャネル・ファブリックを含み、転送段階はさらにFC−4層プロトコルを使
    用する段階を含む方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の方法において、通信カップリングはファイバ
    ・チャネル・ファブリックを含み、転送段階はさらにFC−2層プロトコルを使
    用する段階を含む方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の方法において、通信カップリングはファイバ
    ・チャネル・ファブリックを含み、転送段階はさらにFT−1トランスポート層
    プロトコルを使用する段階を含む方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の方法において、 リンク事故に応答して、第2ポート装置にリンク事故レコードを発生させる段
    階と、 第2ポート装置が記憶LIRを有する少なくとも1装置へリンク事故レコード
    を送信する段階と、 をさらに含む方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の方法において、 第2ポート装置に複数個の事故コードを記憶する段階であって、各事故コード
    は通信カップリング上で発生する可能性がある予め選択された条件に対応してい
    る前記記憶段階と、 第2ポート装置に通信カップリングを監視させて事故コードを定義する条件を
    検出する段階と、 をさらに含む方法。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の方法において、 第1ポート装置を操作する上位層プロトコル(ULP)を実行する段階と、 LIRデータをULPに渡す段階と、 LIRに応答してULPに救済処理を実行させる段階と、 をさらに含む方法。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の方法において、RLIRメッセージはFC−
    4装置型式を指示する型式フィールドを含み、第2ポート装置がRLIRメッセ
    ージの型式フィールドで指示されたFC−4装置型式と関係している時にのみ、
    アクセプト・メッセージを作成する段階が実行される方法。
  10. 【請求項10】 データ通信用のシステムであって、 第1ポート装置と、 第2ポート装置と、 リンク事故レポート登録データを記憶するよう構成された第2ポート装置内の
    データ構造と、 第2ポート装置と、 第1ポート装置上で動作し、第2ポート装置にアドレスされた登録リンク事故
    レコード(RLIR)メッセージを第1ポート装置に発生させる上位プロトコル
    (ULP)と、 第1ポート装置内にあり、通信カップリングを通してRLIRメッセージを受
    信し送信するよう動作する送信装置と、 RLIRメッセージを受信し認識し、第1ポート装置のアドレスをデータ構造
    に記憶し、第1ポート装置にアドレスされたアクセプト・メッセージを作成する
    、第2ポート装置で動作するリンクレベル機能と、 第2ポート装置内で通信カップリングを通してアクセプト・メッセージを受信
    し送信するよう動作する送信装置と、 を含むデータ通信用のシステム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のシステムにおいて、通信カップリングは
    スイッチを含むシステム。
  12. 【請求項12】 請求項10記載のシステムにおいて、第1ポート装置はフ
    ァイバ・チャネル・ノード・ポートを含むシステム。
  13. 【請求項13】 請求項10記載のシステムにおいて、第1ポート装置はフ
    ァイバ・チャネル・ファブリック・ポートを含むシステム。
  14. 【請求項14】 請求項10記載のシステムにおいて、第1ポート装置はフ
    ァイバ・チャネル拡張ポートを含むシステム。
  15. 【請求項15】 請求項10記載のシステムにおいて、RLIRメッセージ
    はFC−4装置型式を指示する型式フィールドを含み、第2ポート装置がRLI
    Rメッセージの型式フィールドで指示されたFC−4装置型式と関係している時
    にのみ、リンクレベル機能がアクセプト・メッセージを作成するよう構成されて
    いるシステム。
  16. 【請求項16】 請求項10記載のシステムにおいて、 リンク事故条件を検出する第2ポート内の検出器と、 第2ポート内で検出器に結合された、リンク事故レコード(LIR)を発生し
    、検出されたリンク事故条件に応答してデータ構造に記憶された登録を有する少
    なくとも1つの装置にLIRをアドレスするリンク事故レコード発生器と、 第2ポート装置内で通信カップリングを通してLIRを受信し送信するよう動
    作する送信装置と、 をさらに含むシステム。
JP2000592649A 1999-01-06 1999-12-22 ファイバ・チャネルのリンク事故レポート機能 Pending JP2002534875A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/225,521 1999-01-06
US09/225,521 US6115361A (en) 1999-01-06 1999-01-06 Link incident reporting extended link service for networks
PCT/US1999/030926 WO2000040981A1 (en) 1999-01-06 1999-12-22 Link incident reporting for fibre channels

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002534875A true JP2002534875A (ja) 2002-10-15

Family

ID=22845212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000592649A Pending JP2002534875A (ja) 1999-01-06 1999-12-22 ファイバ・チャネルのリンク事故レポート機能

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6115361A (ja)
EP (1) EP1171775A1 (ja)
JP (1) JP2002534875A (ja)
WO (1) WO2000040981A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003503795A (ja) * 1999-06-30 2003-01-28 マイクロソフト コーポレイション サポート・インシデントを報告及び解決する方法及びシステム
US6636981B1 (en) * 2000-01-06 2003-10-21 International Business Machines Corporation Method and system for end-to-end problem determination and fault isolation for storage area networks
US6594044B1 (en) * 2000-03-15 2003-07-15 Lucent Technologies Inc. Apparatus and method for automatic port identity discovery in heterogenous optical communications systems
US9369498B2 (en) * 2003-01-30 2016-06-14 Nokia Technologies Oy Message-based conveyance of load control information
US7324455B2 (en) 2003-03-14 2008-01-29 International Business Machines Corporation Transfer of error-analysis and statistical data in a fibre channel input/output system
US7191934B2 (en) * 2003-07-21 2007-03-20 Salamander Technologies, Inc. Technique for creating incident-specific credentials at the scene of a large-scale incident or WMD event
US7721164B2 (en) * 2008-05-30 2010-05-18 International Business Machines Corporation Method and apparatus for improved storage area network link integrity testing
US8065571B2 (en) * 2008-10-14 2011-11-22 International Business Machines Corporation Storage area network (SAN) link integrity tester
US8260960B2 (en) * 2009-07-23 2012-09-04 International Business Machines Corporation Supporting non-delivery notification between a switch and device in a network
US10015084B2 (en) * 2010-08-10 2018-07-03 International Business Machines Corporation Storage area network path management
US9077448B2 (en) * 2012-08-23 2015-07-07 International Business Machines Corporation Read optical power link service for link health diagnostics
US9942134B2 (en) * 2015-09-30 2018-04-10 International Business Machines Corporation Holding of a link in an optical interface by a lower level processor until authorization is received from an upper level processor

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5517519A (en) * 1993-06-14 1996-05-14 International Business Machines Corporation Apparatus for repowering and monitoring serial links
US5638518A (en) * 1994-10-24 1997-06-10 Lsi Logic Corporation Node loop core for implementing transmission protocol in fibre channel
US5805924A (en) * 1994-11-08 1998-09-08 Stoevhase; Bent Method and apparatus for configuring fabrics within a fibre channel system
US5944798A (en) * 1997-02-19 1999-08-31 Compaq Computer Corp. System and method for arbitrated loop recovery

Also Published As

Publication number Publication date
WO2000040981A1 (en) 2000-07-13
US6115361A (en) 2000-09-05
EP1171775A1 (en) 2002-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6347334B1 (en) Self-description extended link service for networks
US8422359B2 (en) Communication network control system and control method
JP3649580B2 (ja) 分散コンピュータ・システムのエラーを報告するシステム
US8018936B2 (en) Inter-fabric routing
US7672226B2 (en) Method, apparatus and program storage device for verifying existence of a redundant fibre channel path
US20030208572A1 (en) Mechanism for reporting topology changes to clients in a cluster
EP0529220B1 (en) Method for acquiring the identifier of a node in an input/output system
US8583780B2 (en) Discovery of duplicate address in a network by reviewing discovery frames received at a port
US7133929B1 (en) System and method for providing detailed path information to clients
US6898183B1 (en) Method of determining a data link path in a managed network
US20040030766A1 (en) Method and apparatus for switch fabric configuration
US8072988B2 (en) Method and system for buffer-to-buffer credit recovery in fibre channel systems using virtual and/or pseudo virtual lanes
US6792479B2 (en) System and method for fibre channel tracking of SCSI identifiers in known configurations
US20030065775A1 (en) Mechanism for allowing multiple entities on the same host to handle messages of same service class in a cluster
US20020161852A1 (en) System and method for fibre channel tracking of SCSI identifiers in unknown configurations
US7430175B2 (en) Method and system for managing traffic in fibre channel systems
JP2002534875A (ja) ファイバ・チャネルのリンク事故レポート機能
JP3101604B2 (ja) 分散コンピュータ・システムのエラーを報告する方法
US20230421451A1 (en) Method and system for facilitating high availability in a multi-fabric system
US20080205376A1 (en) Redundant router having load sharing functionality
JP2006087102A (ja) スイッチ装置の透過的回復のための装置および方法
US7325060B2 (en) Management system for hardware network devices
US7660302B2 (en) Method and system for inter-fabric routing
US7184411B2 (en) Switch-management agent trap scheme in an infiniband-architecture switch
US7583597B2 (en) Method and system for improving bandwidth and reducing idles in fibre channel switches

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040629