JP2002532918A - 映像記述システムおよび方法 - Google Patents

映像記述システムおよび方法

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Abstract

(57)【要約】 オブジェクト集合(24)とオブジェクト階層(26)と実体関係グラフ(28)とを含む映像記述レコードを確立する映像コンテンツを記述するためのシステムおよび方法。映像オブジェクトは大域的オブジェクトとセグメントオブジェクトと局所的オブジェクトとを含むことがでる。映像オブジェクトはさらにクラス内に編成される多数の特徴によって定義され、これらのクラスはさらに順に多数の特徴記述子(36、38、40)によって定義される。オブジェクト集合(24)内のオブジェクトの間の関連(44)はオブジェクト階層(26)と実体関係グラフ(28)とによって定義される。映像記述レコードは、後のアクセスのための映像情報のコンテンツおよび文脈を記述し、探索エンジン、フィルタおよびアーカイブシステム等のコンピュータアプリケーションによって処理するための標準ビークルを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】関連出願のクロス・リファレンス この出願は、1999年2月1日出願の米国仮特許出願第60/118020
号、1999年2月1日出願の米国仮特許出願第60/118027号、199
8年11月6日出願の米国仮特許出願第60/107463号を優先権として請
求する。
【0002】発明の分野 本発明は、マルチ記録媒体情報を記述するための技術、より詳細には映像情報
を記述する技術、およびそのような情報のコンテンツに関する。
【0003】発明の背景 グローバルインターネットの成熟と、広域ネットワークおよびローカルネット
ワークの広範囲の利用とに伴い、ディジタルマルチ記録媒体情報はますます消費
者およびビジネスに身近なものとなってきている。従って、増大する大量の生情
報から有用な情報を選ぶことができるように、ディジタルマルチ記録媒体情報を
処理しフィルタリングし探索し編成するシステムの開発がますます重要になって
きている。
【0004】 本願の出願時に、消費者およびビジネスがテキスト情報を探索することができ
る解決策は存在する。実際、yahoo.com、goto.com、excite.com等によって提供
されるような多数のテキストに基づく探索エンジンがワールド・ワイド・ウェブ
上で利用可能であり、それらは最もアクセスされるウェブサイトであり、そのよ
うな情報検索技術に対する需要を表している。
【0005】 残念なことに、同じことはマルチ記録媒体コンテンツには当てはまらず、この
素材の一般に認知された記述は存在しない。この点に関して、画像内に埋め込ま
れた映像オブジェクトの色、表面模様、形状情報等の特性を利用してユーザが画
像を探索できるマルチ記録媒体データベースを提供することが過去に試みられた
。しかし、20世紀の終わりでは、インターネットもしくは大抵の広域ネットワ
ークまたはローカルネットワークのマルチ記録媒体コンテンツの一般的探索を実
行することはまだできず、この素材の広く認知された記述は存在しない。その上
、マルチ記録媒体コンテンツを探索する要求はデータベースに限られているので
なく、ディジタル放送テレビおよびマルチ記録媒体電話等のその他のアプリケー
ションにも及ぶ。
【0006】 標準マルチ記録媒体記述フレイムワークの開発を広く試みているある企業は、
モーション・ピクチャーズ・エキスパート・グループス(“MPEG”)MPE
G‐7の標準化努力を続けている。1996年10月に始まるMPEG‐7は、
マルチ記録媒体サーチング、マルチ記録媒体フィルタリング、マルチ記録媒体ブ
ラウジングおよびマルチ記録媒体サマライゼイションのようなコンテンツに焦点
を当てたアプリケーションを促進するために、マルチ記録媒体データのコンテン
ツ記述の標準化を目指している。MPEG‐7標準の目的の一層完全な記述は国
際標準化機構の文書ISO/IEC JTC1/SC29/WG11 N2460(Oct.1998)に含まれており、
その内容は参照することによって本願に組み入れられる。
【0007】 MPEG‐7標準は、記述子の標準集合だけでなく、記述子とマルチ記録媒体
情報のさまざまな型を記述する記述子の関連とに関する(“記述スキーマ”と呼
ばれる)構造を指定することも目的とする。MPEG‐7はまた、その他の記述
子だけでなく、記述子とそれらの関連とに関する“記述スキーマ”も定義する方
法の標準化を提案する。この記述、すなわち記述子と記述スキーマとの組合せは
、ユーザの関心のある素材を迅速効果的に探索しフィルタリングできるようにす
るためにコンテンツ自体に関連付けられねばならない。MPEG−7はまた、記
述スキーマを指定する言語(“DDL”)と、マルチ記録媒体コンテンツの記述
を2進符号化するためのスキーマとの標準化も提案する。
【0008】 本願の出願時に、MPEGは、MPEG‐7標準への将来的統合のために必要
な記述スキーマを最適に実行することになる技術の提案を求めている。そのよう
な最適化された記述スキーマを提供するために、3つの異なるマルチ記録媒体ア
プリケーションアレンジメントを検討することができる。これらは分散処理シナ
リオと、コンテンツ交換シナリオと、マルチ記録媒体コンテンツの個人的閲覧を
可能とするフォーマットである。
【0009】 分散処理に関して、あらゆるプラットフォームとあらゆるベンダとあらゆるア
プリケーションとにかかわりなく、記述スキーマはマルチ記録媒体素材の記述を
交換する能力を提供しなければならず、それはマルチ記録媒体コンテンツの分散
処理を可能にするであろう。相互運用可能なコンテンツ記述の標準化は、さまざ
まなソースからのデータをマルチ記録媒体プロセッサ、マルチ記録媒体エディタ
、マルチ記録媒体検索システム、マルチ記録媒体フィルタリングエージェント等
のさまざまな分散アプリケーションにプラグインできることを意味することにな
る。それらのアプリケーションの幾つかは第三者によって提供され、マルチ記録
媒体データの標準化された記述と一緒に作動することのできるマルチ記録媒体ツ
ールのプロバイダの副産業を生み出すことができる。
【0010】 ユーザは、幾つかの低レベルまたは高レベル処理によって得られるコンテンツ
および関連するインデクシングデータをダウンロードするためにさまざまなコン
テンツプロバイダのウェブサイトにアクセスすることを可能とされ、ユーザの個
人的関心にしたがって、ツール(例えばJava applets)をダウンロードして特別
な方法で異種型データ記述を操作するために、幾つかのツールのプロバイダのウ
ェブサイトにアクセスし続けることを可能とされるべきである。そのようなマル
チ記録媒体ツールの1例が映像エディタであろう。各映像に関連付けられた記述
がMPEG‐7に準拠している場合、MPEG‐7準拠映像エディタはさまざま
なソースからの映像コンテンツを操作し処理できるであろう。各映像は、カメラ
の動き、シーンカット、注釈およびオブジェクト分割等の記述の細部の度合いを
変化させるのがつきものである。
【0011】 相互運用可能なコンテンツ記述標準から大きな利益を得ることになる第2シナ
リオは、異種型マルチ記録媒体データベースの間でマルチ記録媒体コンテンツを
交換することにある。MPEG‐7はマルチ記録媒体素材の現行の記述を表現し
交換し変換し再利用する手段を提供することを目指している。
【0012】 現在、TV放送局、ラジオ放送局およびその他のコンテンツプロバイダは、膨
大な量のマルチ記録媒体素材を管理し蓄積している。この素材は、現在のところ
テキスト情報と所有権を主張できるデータベースとを利用して手操作で記述され
る。相互運用可能なコンテンツ記述なしに、コンテンツユーザは各放送局によっ
て使用される記述を手操作でユーザ自身の所有権を主張できるスキーマに変換す
る人員に投資する必要がある。マルチ記録媒体コンテンツ記述の交換は、すべて
のコンテンツプロバイダが同じコンテンツ記述スキーマを受け入れた場合に可能
となるであろう。これがMPEG‐7の目的の1つである。
【0013】 最後に、記述スキーマを採用するマルチ記録媒体プレーヤとマルチ記録媒体ビ
ューアは、ユーザによって構成されるデータの多重ビュー等の革新的能力をユー
ザに提供しなければならない。ユーザは、データをコンテンツ放送局から異なる
フォーマットで再びダウンロードする必要なしに、ディスプレイの構成を変更で
きなければならない。
【0014】 上記例は、MPEG‐7を基にした標準化方法で提供される十分に構成された
データを利用する可能性を示唆するものにすぎない。残念なことに、分散処理シ
ナリオ、コンテンツ交換シナリオまたは個人化された閲覧シナリオを全体的に満
足することができる現在利用可能な先行技術はない。特に、先行技術は包括的特
性または意味関連のどちらかを基にしたマルチ記録媒体情報内に埋め込まれたコ
ンテンツを捕らえるための技術を提供することができず、またはそのようなコン
テンツを編成するための技術を提供することができない。従って、包括的マルチ
記録媒体情報に関する効果的コンテンツ記述スキーマ技術に対する要求が存在す
る。
【0015】発明の要約 本発明の目的は、映像コンテンツ用の記述スキーマを提供することである。
【0016】 本発明の他の目的は、拡張可能な映像コンテンツ用の記述スキーマを提供する
ことである。
【0017】 本発明の別の目的は、スケーラブルな映像コンテンツ用の記述スキーマを提供
することである。
【0018】 本発明のさらに別の目的は、MPEG‐7等の提案された記録媒体標準の要求
を満足する映像コンテンツ用の記述スキーマを提供することである。
【0019】 本発明の目的は、映像コンテンツを記述するためのシステムおよび方法を提供
することである。
【0020】 本発明の他の目的は、拡張可能な映像コンテンツを記述するためのシステムお
よび方法を提供することである。
【0021】 本発明の別の目的は、スケーラブルな映像コンテンツを記述するためのシステ
ムおよび方法を提供することである。
【0022】 本発明のさらに別の目的は、MPEG‐7等の提案された記録媒体標準の要求
を満足する映像コンテンツを記述するためのシステムおよび方法を提供すること
である。
【0023】 本発明によれば、コンピュータデータベースレコード内の映像コンテンツを記
述する第1方法は、映像内の多数のオブジェクトを確立するステップと、オブジ
ェクトの多数の特徴を備えたオブジェクトを特徴付けるステップと、特徴に従っ
て階層内にオブジェクトを関係付けるステップとを含む。この方法はまた、少な
くとも1つの実体関係グラフに従ってオブジェクトを関係付けるステップをさら
に含むことができる。
【0024】 好ましくは、オブジェクトは、(フレーム内の画素群等の)局所的オブジェク
ト、(映像クリップの単数または複数のフレームを表現する)セグメントオブジ
ェクトおよび大域的オブジェクトの態様をとることができる。オブジェクトは自
動的、半自動的に、または手操作で、映像コンテンツから抽出することができる
【0025】 映像オブジェクトを定義するのに使用される特徴は、視覚特徴と意味特徴と記
録媒体特徴と時間特徴とを含むことができる。本方法内の他のステップは、特徴
をさらに定義するために特徴記述子を割当てることを含むことができる。
【0026】 本発明の別の実施形態によれば、コンピュータ可読記録媒体は映像コンテンツ
を記述する少なくとも1つの映像記述レコードでプログラミングされる。好まし
くは上記方法に従って形成される映像記述レコードは一般に、映像内の多数のオ
ブジェクトと、前記オブジェクトを特徴付ける多数の特徴と、前記特徴に従って
映像オブジェクトの少なくとも一部に関係する階層とを含む。
【0027】 好ましくは、映像クリップ用の記述レコードはさらに、少なくとも1つの実体
関係グラフを含む。また、特徴が視覚特徴、意味特徴、記録媒体特徴および時間
特徴の少なくとも1つを含むのが好ましい。一般に、記述レコード内の特徴は少
なくとも1つの特徴記述子でさらに定義することができる。
【0028】 本発明に従って映像コンテンツを記述しかつ映像記述レコードを生成するため
のシステムは、プロセッサと、このプロセッサに作動的に接続されて映像コンテ
ンツを受信する映像入力インタフェースと、このプロセッサに作動的に接続され
た映像ディスプレイと、このプロセッサに作動的に接続されたコンピュータアク
セス可能データ蓄積システムとを含む。プロセッサは、映像オブジェクト抽出処
理と実体関係グラフ処理と映像コンテンツのオブジェクト階層処理とを実行する
ことによってコンピュータアクセス可能データ蓄積システム内に蓄積するための
映像コンテンツの映像記述レコードを生成するようにプログラミングされる。
【0029】 この例示的システムにおいて映像オブジェクト抽出処理は映像オブジェクト抽
出処理操作と映像オブジェクト特徴抽出処理操作とを含むことができる。
【0030】図面の簡単な説明 本発明のその他の目的、特徴および利点は、本発明の図解的実施形態を示す添
付図に関連した以下の詳細な説明から明らかとなる。
【0031】 図1Aは、本発明の画像記述システム用の例示的画像である。
【0032】 図1Bは、本発明の画像記述システム用の例示的オブジェクト階層である。
【0033】 図1Cは、本発明の画像記述システム用の例示的実体関係グラフである。
【0034】 図2は、本発明の画像記述システム用の例示的ブロック図である。
【0035】 図3Aは、本発明の画像記述システム用の例示的オブジェクト階層である。
【0036】 図3Bは、本発明の画像記述システム用の別の例示的オブジェクト階層である
【0037】 図4Aは、本発明の画像記述システム用の例示的画像の表現である。
【0038】 図4Bは、本発明の画像記述システム用の例示的クラスタリング階層である。
【0039】 図5は、本発明の画像記述システムの例示的ブロック図である。
【0040】 図6は、本発明の画像記述システム用の例示的プロセス流れ図である。
【0041】 図7は、本発明の画像記述システム用の例示的ブロック図である。
【0042】 図8は、本発明の画像記述システムの別の例示的ブロック図である。
【0043】 図9は、本発明による映像記述スキーマ(DS)の略線図である。
【0044】 図10は、例示的映像クリップの絵図とそこに定義された多数のオブジェクト
である。
【0045】 図11は、図10の映像クリップ内のオブジェクト間の例示的関連を説明する
例示的意味階層の図式表現である。
【0046】 図12は、図10の映像クリップ内のオブジェクト間の例示的関連を説明する
実体関係グラフの図式表現である。
【0047】 図13は、本発明による映像コンテンツ記述を作成するためのシステムのブロ
ック図である。
【0048】 図14は、本発明による映像コンテンツ記述レコードの作成に含まれる処理操
作を説明する流れ図である。
【0049】 図全体にわたって、同じ参照番号および文字は、特段明記されない限り、図解
的実施形態の特徴、要素、構成要素または部分等を表すのに使用される。さらに
、従属発明が図に関連して詳細に説明されるが、それは図解的実施形態に関連し
てなされる。変更および変更態様は、追加請求項によって定義された従属発明の
真実の範囲と精神に反することなく、記述された実施形態とすることができる。
【0050】好ましい実施形態の詳細な説明 本発明は、包括的画像データを表現する単純だが力強い構造が利用される画像
用記述スキーマ(DS)を構成する。本発明の記述スキーマは画像コンテンツを
記述するあらゆる種類の標準で使用することができるが、本発明の好ましい実施
形態はMPEG‐7標準で使用される。本発明のDSを実行するためにあらゆる
記述定義言語(DDL)が使用されるであろうが、好ましい実施形態は、特にワ
ールド・ワイド・ウェブ・アプリケーション用に開発されたSGML(汎用マー
クアップ言語、ISO8879)の簡素化部分集合である拡張マークアップ言語(XM
L)を利用する。SGMLは、文書が文書内で使用されるタグ集合とそれらのタ
グを表現する構造関連とを指定することによって文書自体の文法を記述するとい
う意味で文書に自己記述することを可能にする。XMLは、習得し使用し実行す
ることが完全SGMLよりもごく容易となるように設計された言語において重要
なSGML利点を維持している。XMLの完全な記述はXMLによるワールド・
ワイド・ウェブ・コンソーシアムのウェブページhttp://www.w3.ore/XML/.で見
ることができ、その内容は参照することによって本願に組み入れられる。
【0051】 本発明の記述スキーマを使用する画像の特徴付けの第1構成要素は、オブジェ
クトと特徴分類とオブジェクト階層と実体関係グラフと抽出の多重レベルとコー
ドダウンローディングとモダリティトランスコーディングであり、それらはすべ
て以下で付加的に詳細に記述される。本発明の記述スキーマにおいて、画像文書
はオブジェクトとオブジェクト間の関連との集合によって表現される。各オブジ
ェクトは以下のカテゴリに一般的にグループ化される単数または複数の関連した
特徴を有することができる:記録媒体特徴、視覚特徴、意味特徴。各特徴は、外
部抽出コード、類似度整合コードを指示することによってコードダウンローディ
ングを促進することができる記述子を含むことができる。オブジェクト間の関連
はオブジェクト階層と実体関係グラフとによって記述することができる。オブジ
ェクト階層はまた抽出の多重レベルの概念を含むこともできる。モダリティトラ
ンスコーディングは、種々の能力を有するユーザターミナル(例えば、パームパ
イロット、携帯電話またはパーソナルコンピュータ(PC’s)の種々のタイプ等)
が同一の画像コンテンツを種々の解像度および/または種々のモダリティで受信
することを可能にする。
【0052】 上記のように、本発明の画像記述システムの好ましい実施形態は、MPEG‐
7標準で使用される。この標準と一致して、この好ましい実施形態はオブジェク
トを画像コンテンツのさまざまなレベルを記述するさいの基本実体として使用し
、それは種々のディメンションにそって定義される。例えば、オブジェクトは画
像領域または画像領域の郡を記述するのに使用することができる。高レベルオブ
ジェクトは順に意味特徴または視覚特徴を基にした最初のオブジェクトの群を記
述するのに使用することができる。さらに、特徴の種々の型はオブジェクトの種
々のレベルと関連して使用することができる。例えば、視覚特徴は画像コンテン
ツ内の物理的な構成要素に対応するオブジェクトに適用することができるのに対
して、意味特徴はオブジェクトのあらゆるレベルに適用することができる。
【0053】 さらに、本発明の画像記述システムは、使用することの柔軟性と拡張性とスケ
ーラビリティと利便性とを提供する。強化された柔軟性の利益において、本発明
は、画像記述システムの部分が例示されることを可能にし、クラスタリング階層
を介しての効率的特徴分類とオブジェクトのクラスタリングとを使用し、外部特
徴記述子と実行コードの効果的なリンキングと埋め込みとダウンローディングと
をサポートもする。本発明はまた記述スキーマ内に定義された要素がさまざまな
ドメイン用の新しい要素を導き出すことに使用されることを許可することによっ
て拡張性を提供する。スケーラビリティはオブジェクト階層を使用する規準のあ
らゆる任意の集合を基にした多重抽出レベルを定義する本発明の能力によって提
供される。それらの規準は、視覚特徴(例えば、サイズと色)、意味妥当性(例
えば、ユーザの利益差の妥当性)および/またはサービスクオリティ(例えば、
記録媒体特徴)の項で指定することができる。本発明は、構成要素、すなわちオ
ブジェクト、特徴クラス、オブジェクト階層および実体関係グラフの最小集合を
指定するので、利用するのに便利である。付加的オブジェクトと特徴はモジュラ
ー形式、フレキシブル形式で付け加えることができる。さらに、オブジェクト階
層および実体関係グラフのさまざまな型は、類似した仕方でそれぞれ定義するこ
とができる。
【0054】 本発明の画像記述システムにおいて画像は、オブジェクト階層と実体関係グラ
フとによって互いに関係する画像オブジェクトの集合として表現される。それら
のオブジェクトは外部抽出コード、類似度整合コードにリンクすることができる
多重特徴を有することができる。それらの特徴は、例えば、記録媒体特徴、視覚
特徴および意味特徴に分類される。画像オブジェクトは多重の種々のオブジェク
ト階層内に編成することができる。2つまたは複数のオブジェクト間の非階層関
連は、単数または複数の種々の実体関係グラフを使用して記述することができる
。大きな画像内に含まれるオブジェクトのために、そのようなオブジェクトをク
ラスタリングして見ることにおける抽出の多重レベルは、オブジェクト階層を使
用して実行することができる。そのような画像をクラスタリングして見ることに
おける抽出のそれらの多重レベルは、例えば、記録媒体特徴、視覚特徴および/
または意味特徴を基にすることができる。記録媒体特徴の1つの例は、モダリテ
ィトランスコーディングを含み、種々のターミナル仕様を有するユーザが十分な
モダリティと解像度とで同一の画像コンテンツへアクセスすることを許可する。
【0055】 本発明の画像記述システムの特性と操作がいまやさらに詳細に表現される。図
1A、図1B、図1Cは、本発明の画像記述システムに従った例示的画像の例示
的記述を示す。図1Aは、画像オブジェクトとこれらオブジェクトに関する例示
的対応するオブジェクト特徴との例示的集合を示す。より詳細には、図1Aは、
O08(すなわち例示的写真全体)に含まれた画像オブジェクト1(すなわち、
O1)2(“Person A”)、O26(“Person B”)、O34(“People”)も、図
示された例示的写真に関する例示的特徴10も示す。図1Bは図1Aに示した画
像オブジェクトに関する例示的空間オブジェクト階層を示しており、そこではO
08(写真全体)がO12(“Person A”)とO26(“Person B”)とを含むよ
うに示してある。図1Cは図1Aに示した画像オブジェクトに関する例示的実体
関係(E-R)を示しており、そこではO12(“Person A”)がO26(“Person B
”)の左に位置して握手をしていると特徴付けられている。
【0056】 図2は、従来の統一モデル化言語(UML)フォーマットおよび表記法を利用
した本発明の画像記述システムの例示的図形表現を示す。特に、図2に示した菱
形記号は構成要素関連を表現する。各要素と関連する範囲はその構成要素関連内
の頻度を表現する。特に、用語”0…*”は“0以上”を示し、用語”1…*”は“
1以上”を示す。
【0057】 以下の議論において、文字”<”and”>”の間に現れているテキストは、以下
で現れるXMLの好ましい実施形態内の参照される要素の特徴付けを示す。図2
に示すような本発明の画像記述システムにおいて、画像要素22(<image>)は、
画像記述を表現する画像オブジェクト集合要素24(<image_object_set>)を含み
、また単数または複数のオブジェクト階層要素26(<object_hierarchy>)と単数
または複数の実体関係グラフ28(<entity_relation_graph>)も含むことができ
る。各画像オブジェクト集合要素24は単数または複数の画像オブジェクト要素
30を含む。各画像オブジェクト要素30は、記録媒体特徴要素36、視覚特徴
要素38および/または意味特徴要素40等の単数または複数の特徴を含むこと
ができる。各オブジェクト階層要素26はオブジェクトノード要素32を含み、
各々が順に単数または複数の付加的なオブジェクトノード要素32を含むことが
できる。各実体関係グラフ28は単数または複数の実体関係要素34を含む。各
実体関係要素34は順に関係要素44を含み、また単数または複数の実体ノード
要素42も含むことができる。
【0058】 オブジェクト階層要素26は実体関係グラフ28の特別な場合であり、実体は
閉じ込め関連によって関係される。本発明の画像記述システムの好ましい実施形
態は、実体関係グラフ28に加えてオブジェクト階層要素26を含む。なぜなら
ば、オブジェクト階層要素26は実体関係グラフ28よりも効果的な検索用構造
であるからである。さらに、オブジェクト階層要素26は合成オブジェクトを定
義する最も自然な方法であり、MPEG‐4オブジェクトは階層構造を使用する
ように構成されている。
【0059】 柔軟性と一般性を最大にするため、本発明の画像記述システムはオブジェクト
間の関連を記述する構造からオブジェクトの定義を切り離す。従って、同一のオ
ブジェクトは種々のオブジェクト階層26と実体関係グラフ28とに現れること
ができる。このことで、1つ以上のオブジェクト階層26および/または実体関
係グラフ28内に現れるオブジェクトに関する特徴の好ましくない重複は避けら
れる。さらに、オブジェクトはオブジェクト階層26または実体関係グラフ28
等のあらゆる関連構造内に含まれるべき必要性なしに定義することができるので
、オブジェクトとオブジェクト間の関係との抽出は種々のステージで実行され、
それによって画像コンテンツの分散処理を許可する。
【0060】 図1A、図1B、図1C、図2を参照すると、画像オブジェクト30は画像の
単数または複数の任意の領域を参照し、その結果空間内で連続または不連続のど
ちらかになることができる。図1A、図1B、図1Cにおいて、O12(“Perso
n A”)とO26(“Person B”)とO08(すなわち、写真)は、唯一の関連する
連続領域を伴うオブジェクトである。他方、O34(“People”)は空間内の互い
から切り離された多重領域で構成されたオブジェクトの例である。大域的オブジ
ェクトは画像全体に共通する特徴を含むのに対して、局所的オブジェクトはこの
画像の特定部分の特徴のみを含む。従って、図1A、図1B、図1Cにおいて、
O08は図示画像全体を表現する大域的オブジェクトであり、それに対して、O
12とO24とO34は画像全体内に含まれた1名または複数の人物を表現する
各局所的オブジェクトである。
【0061】 本発明と関連して使用することができるオブジェクトのさまざまな型は、色ま
たは表面模様等の視覚特徴によって定義されるオブジェクトである視覚オブジェ
クトと、記録媒体特徴と、意味特徴と、意味特徴と視覚特徴と記録媒体特徴との
組合せによって定義されるオブジェクトとを含む。従って、オブジェクトの型は
そのオブジェクトを記述するのに使用される特徴によって決定される。結果とし
て、オブジェクトの新しい型は必要に応じて加えられることができる。さらに、
オブジェクトの種々の型は、階層関連を利用することによってそれらの一般のオ
ブジェクトから導き出すことができMPEG‐7標準によってサポートされる。
【0062】 図2に示したように、画像内に記述された全画像オブジェクト要素30(<imag
e_object>)の集合は画像オブジェクト集合要素24(<image_object_set>)内に含
まれる。各画像オブジェクト要素30は画像記述内に一意名を有することができ
る。一意名とオブジェクト型(例えば、局所的または大域的)は、それぞれオブ
ジェクト要素IDの属性とオブジェクト型の属性として表現される。図1A、図
1B、図1Cに図示された画像を記述するオブジェクトの例示的集合の例示的実
施は、以下でXMLで記載されて示される。以下に示す全XMLリストにおいて
、文字”<!_”and”_>”との間に現れるテキストは、XMLコードへのコメント
を示す。
【0063】
【0064】 図2に表されたように、画像オブジェクト30は、例えば3つの特徴によって
運ばれた情報に従って集められた群特徴である3つの特徴クラス要素を含むこと
ができる。そのような特徴クラス要素の例は、記録媒体特徴36(<img_obj_medi
a_features>)と視覚特徴38(<img_obj_visual_features>)と意味特徴40(<img
_obj_media_features>)とを含む。表1は以下でそれら各特徴クラスのための例
示的特徴のリストを表す。
【0065】 表1:例示的特徴クラスおよび特徴 特徴クラス 特徴 意味 テキスト注釈、誰、如何なるオブジェクト、如何なる行動、何 故、何時、何処 視覚 色、表面模様、位置、サイズ、形状、方位 記録媒体 ファイル形式、ファイルサイズ、色表現、解像度、データファ イルロケーション、モダリティトランスコーディング、作成日
【0066】 画像オブジェクトエレメント30内の特徴クラスに含まれた各特徴要素は、M
PEG‐7標準に従った記述子を含む。表2は以下で表1に示した例示的視覚特
徴と幾つか関連することのある例示的記述子を表す。表2に示したような特定の
記述子は、外部抽出コード、類似度整合コードへのリンクも含むことができる。
表1、表2は例示的特徴と例示的記述子とを表しているが、本発明の画像記述シ
ステムは、拡張形式およびモジュラー形式で、各オブジェクト用のあらゆる数の
特徴と記述子とを含むことができる。
【0067】 表2:例示的視覚特徴および関連する記述子 特徴 記述子 色 色ヒストグラム、主色、色干渉ベクトル、ビジュアルスプライトカ ラー 表面模様 タムラ、MSAR、エッジディレクションヒストグラム、DCT係 数エネルギー、ビジュアルスプライトテクスチャ 形状 バウンディングボックス、2進マスク、クロマキー、多角形形状、 フーリエ形状、境界、サイズ、対称、方位
【0068】 以下で示されるXMLの例は、どのように特徴と記述子とが画像オブジェクト
30内に含まれるように定義することができるかの例を示している。特に、以下
の例は図1A、図1B、図1Cに示した大域的オブジェクトO0、すなわち2つ
の意味特徴(“where”と”when”)と1つの記録媒体特徴(“file format”)と1
つの視覚特徴(“color histogram”記述子を備えた”color”)とに関連された例
示的特徴10を定義する。オブジェクトは、以下の例で示されたような意味カテ
ゴリの各々において、種々な概念(<concept>)によって記述することができる。
【0069】
【0070】 図2に示したように、本発明の画像記述システムにおいて、オブジェクト階層
要素26は画像オブジェクト集合24内の画像オブジェクト30を編成するのに
使用することができ、記録媒体特徴36、視覚特徴38、意味特徴40またはそ
れらのあらゆる組合せ等の種々の規準を基にする。各オブジェクト階層要素26
は、リンク33を介して画像オブジェクト集合24内の画像オブジェクト要素3
0を参照するオブジェクトノード32の枝を組成する。
【0071】 オブジェクト階層26は単数または複数の子ノードから親ノードへの閉じ込め
関係を含む。この閉じ込め関係は多数の種々の型となることができ、例えば記録
媒体特徴36、視覚特徴38および/または意味特徴40等の利用されている特
定のオブジェクト特徴に依存することができる。例えば、図1Bに示した空間オ
ブジェクト階層は視覚閉じ込めを記述するが、何故ならそれは視覚特徴、すなわ
ち空間位置と関連して作成されるからである。図3Aと図3Bは2つの付加的な
例示的オブジェクト階層を示す。特に図3Aは、図1Aに示した画像オブジェク
トのための例示的階層を示しており、表1に表したように”who”意味特徴を基
にしている。従って、図3Aにおいて、O34(“People”)はO12(“Person
A”)とO26(“Person B”)とを含むように示されている。図3Bは、表1に表
したような例示的色視覚特徴と例示的形状視覚特徴とを基にして例示的階層を示
している。図3Bにおいて、O746は例えば特定の指定された色および形状抑
制を満足するオブジェクトの対応する領域であると定義することができる。従っ
て、図3BはO448(“Face Region 1”)とO650(“Face Region 2”)とを
含むようにO746(“Skin Tone & Shape”)を示す。さまざまな特徴を組合せ
たオブジェクト階層26もアプリケーションシステムのブロードレンジの要求を
満足するように構成することができる。
【0072】 図2にさらに示したように、各オブジェクト階層要素26(<object_hierarchy
>)は、オブジェクトノード(ONs)32の枝を含む。オブジェクト階層はまたオプ
ションの文字列属性型を含む。そのような文字列属性型が表れた場合、シソーラ
スはそれら文字列属性型の値を提供でき、アプリケーションは存在している階層
の型を決定できる。各オブジェクトノード32(<object_node>)は、リンク33
を介して画像オブジェクト集合24内の画像オブジェクト30を参照する。画像
オブジェクト30はまたリンク33を介してそれらを参照するオブジェクトノー
ド32に戻って参照できる。この双方向リンキング機構は、画像オブジェクト集
合24内の画像オブジェクト30からオブジェクト階層26内の対応するオブジ
ェクトノード32への効果的な横断を許可し、逆もまた同様である。各オブジェ
クトノード32は画像オブジェクトの一意名を使用することによって属性(objec
t_ref)を通って画像オブジェクト30を参照する。各オブジェクトノード32も
属性の形体で一意名を含むことができる。オブジェクトノード32のためのそれ
らの一意名はオブジェクト30がもう1つの属性(object_node_ref)を使用する
それらを参照するオブジェクトノードに戻って参照することを可能にする。図1
Bに示した例示的空間オブジェクト階層の例示的XML実行文が以下に表現され
る。
【0073】
【0074】 オブジェクト階層26はまたクラスタリング階層を構成し抽出の多重レベルを
生成するのに使用することもできる。例えば衛星写真等の比較的大きな画像を記
述することにおいて、そのような画像内に普通に含まれる多数のオブジェクトを
、効果的でスケーラブルな仕方で、記述し取り出すことにおいて問題が普通に生
じる。クラスタリング階層はこの問題の解決を提供するため本発明の画像記述シ
ステムに関連して使用することができる。
【0075】 図4Aと図4Bはクラスタリング階層スキーマの例示的使用を示しており、オ
ブジェクトがそれらの各サイズ(<size>)に基づいて階層的にクラスタリングされ
る。特に図4Aは、例えば衛星写真画像等の比較的大きな画像の表現を示してお
り、オブジェクトO1152、O1254、O1356、O1458、O156
0は大きな画像に含まれる例えば地表の湖等のサイズが変化する画像オブジェク
トを表現する。図4Bは図4Aに示したオブジェクトに関して例示的サイズを基
にしたクラスタリング階層を表現しており、オブジェクトO1152、O125
4、O1356、O1458、O1560は図4Aに示したオブジェクトを表現
し、付加的オブジェクトO1662、O1764、O1856は図4Bに示した
クラスタリング階層のためのサイズを基にした規準を指定するオブジェクトを表
現している。特にオブジェクトO1662、O1764、O1856は、例えば
オブジェクト階層26の中間ノード32を表現することができ、中間ノードは画
像オブジェクト30として表現される。これらのオブジェクトは、図示したクラ
スタリング階層内でオブジェクトを互いにグループ化するために使用されるサイ
ズ特徴に関係した規準、条件および制約を含む。図4Bに示した特定例において
、オブジェクトO1662、O1764、O1856は、サイズを基にした3つ
の階層レベルを有するクラスタリング階層を形成するために使用される。オブジ
ェクトO1662はクラスタリング階層を形成するサイズ規準を表現する。オブ
ジェクトO1764は50ユニット以下のサイズ規準の第2レベルを表現し、こ
のようなユニットが例えば画素を表現することができ、オブジェクトO1856
は10ユニット以下のサイズ規準の第3レベルを表現する。従って、図4Bに示
したように、オブジェクトO1152、O1254、O1356、O1458、
O1560は、特定ユニット数の指定サイズを有するようにそれぞれ特徴付けら
れる。同様に、オブジェクトO1356、O1458、O1560は、50ユニ
ット以下の指定サイズを有するようにそれぞれ特徴付けられ,オブジェクトO1
560は10ユニット以下の指定サイズを有するように特徴付けられる。
【0076】 図4Aと図4Bは規準、すなわちサイズ、の単一集合だけを基にした単一のク
ラスタリング階層の例を示しているが、多重特徴を含むさまざまなクラスタリン
グを使用する多重クラスタリング階層はまた、あらゆる画像用に使用することが
できる。例えば、このようなクラスタリング階層は記録媒体特徴、視覚特徴およ
び/または意味特徴のあらゆる組合せを基にしてオブジェクトを互いにグループ
化することができる。この手順は、画像を視覚情報検索エンジン内に互いにクラ
スタリングするのに使用される手順に類似している。大きな画像全体に含まれる
各オブジェクトはオブジェクト集合24内の画像オブジェクト30に割当てられ
、また記録媒体特徴36、視覚特徴38または意味特徴40等の特定の関連した
特徴にも割当てることができる。オブジェクト階層26の中間ノード32は画像
オブジェクト30として表現され、またオブジェクトをその特定レベルで互いに
グループ化するのに使用される単数または複数の特徴に関係した規準と条件と抑
制と含む。画像記述はあらゆる数のクラスタリング階層を含むことができる。図
4Aと図4Bに示した例示的クラスタリング階層は以下の例示的XML実行文内
に表現される。
【0077】
【0078】 図4Aと図4Bの多重クラスタリング階層例に示したように、また以下の表3
に示すように、図示オブジェクトのサイズを基に定義された3つの抽出レベルが
存在する。この多重レベル抽出スキーマは、図4Aに示した画像内のオブジェク
トを検索し見るためのスケーラブル方法を提供する。そのようなアプローチは、
例えばさまざまな意味クラス等の他の特徴を基に多重抽出レベルを表現するのに
利用することができる。
【0079】 表3:各抽出レベル内のオブジェクト 抽出レベル オブジェクト 1 O11、O12 2 O11、O12、O13、O14 3 O11、O12、O13、O14、O15
【0080】 このような階層構造は画像を検索するという目的に適しているが、オブジェク
ト間の特定の関連はそのような構造を使用することに十分に表現することができ
ない。従って、図1Cと図2に示したように、本発明の画像記述システムはまた
、オブジェクト間のさらに複雑な関連を指定するために実体関係(E-R)グラフ2
8も利用する。実体関係グラフ28は単数または複数の実体ノード42とそれら
の間の関連とのグラフである。表4は以下で各特定例と同様に、そのような関連
の幾つか異なる例示的型も示す。
【0081】 表4:関係型と関係の例 関係型 関係 空間 方向 の上端、の下端、の右、の左、の左上、の右上、の左下、の右下 位相 に隣接、に近接、の近傍、の内部、に含有、 意味 に相関、に属す、の一部、に関係、と同一、である、を構成、
【0082】 実体関係グラフはあらゆる一般的構造とすることができ、さまざまな継承関連
を利用して、あらゆる特定アプリケーション用にカスタマイズもできる。図1C
に示した例示的実体関係グラフは、図1Aに示したオブジェクト〇12、〇26
間の例示的空間関連、すなわち“の左”と、例示的意味関連、すなわち“と握手
している”とを記述している。
【0083】 図2に示したように、本発明の画像記述システムはゼロ以上の実体関係グラフ
28(<entity_relation_graph>)を指定することを可能とする。実体関係グラフ
28は実体関係要素34(<entity_relation>)の1つ以上の集合を含み、また2
つの任意の属性、すなわち実体関係グラフ28によって表現される統合を記述す
るための一意名IDと文字列型とをも含んでいる。そのような型の値は例えばシソ
ーラスによって提供することができる。各実体関係要素34は1つの関係要素4
4(<relation>)を含み、さらに1つ以上の実体ノード要素42(<entity_node>)
と1つ以上の実体関係要素34とを含むこともできる。関係要素44は記述され
る特定の関連を含む。各実体ノード要素42は属性、すなわちobject_ref、を利
用してリンク43を介して画像オブジェクト集合24内の画像オブジェクト30
を参照する。リンク43を介して、画像オブジェクト30は属性(<event_code_r
efs>)を利用して画像オブジェクト30を参照する実体ノード42に戻って参照
することもできる。
【0084】 図1Cの例示的実体関係グラフ28に示したように、実体関係グラフ28はオ
ブジェクト〇12(“Person A”)とオブジェクト〇26(“Person B”)との間の
2つの実体関係34を含む。そのような第1実体関係34はオブジェクト〇12
がオブジェクト〇26(すなわち“の左”へ)に関してどのように配置されてい
るかについての空間関係44を記述する。図1Cに示したような第2実体関係3
4は如何にしてオブジェクト〇12がオブジェクト〇26”握手をしている“で
あるかの意味関係44を記述する。図1Cに示した実体関係グラフ例の例示的X
ML実行文を以下に示す。
【0085】
【0086】 効率アップのために、実体関係要素34は図2に示したように1つ以上の他の
実体関係要素34を含むこともできる。これによって同期化マルチ記録媒体統合
言語(SMIL)で利用されるような実体関連の効果的な入れ子型グラフを作成
することができ、それは入れ子型並行シーケンシャル関連の連続を使用すること
によってさまざまな記録媒体文書を同期させる。
【0087】 オブジェクト階層26は実体関係グラフ28の特定の型であり、従って実体関
係グラフ28を使用して実行でき、実体は閉じ込め関連によって関係する。閉じ
込め関連は表4に表したような位相関連である。オブジェクト階層26が実体関
係グラフ28の特定の型であることを説明するために、図1Bで示した例示的オ
ブジェクト階層26は実体関係グラフ28としてXMLの中で下記のように表現
される。
【0088】
【0089】 図1Bで示した例示的階層は、オブジェクト〇08(全体写真)がオブジェク
ト〇12(“Person A”)と〇26(“Person B”)とをどのように空間的に含む
かを記述している。従って、このように特定の要求に基づき、アプリケーション
が、実体関係グラフ28の広範囲の構造の利便性か、あるいはオブジェクト階層
26の効率性を利用することのどちらかを利用する階層を実行することができる
【0090】 例えば記録媒体特徴36、視覚特徴38、意味特徴40等の特徴のあらゆる型
と関連する画像記述子のため、本発明の画像記述システムは、以下のXML例で
説明するように、コードダウンローディングを促進するため抽出コード、類似度
整合コードへのリンクを含むこともできる。これらのリンクは所有記述子を使用
する種々のソースからの画像コンテンツを効果的に探索しフィルタリングする機
構を提供する。本発明の画像記述システム内の各画像記述子は、記述子値とコー
ド要素とを含むことができ、これらはその特定の記述子用の抽出コード、類似度
整合コードに関する情報を含む。コード要素(<code>)は実行ファイル(<location
>)のポインターも、コードを実行するための入力パラメータ(<input_parameters
>)と出力パラメータ(<output_parameters>)の記述のポインターも含むこともで
きる。コード(すなわち、抽出コードまたは類似度整合コード)の型とコード言
語(例えばJavaまたはC等)とコードバージョンとについての情報はコード要素
の特定の属性として定義される。
【0091】 以下に述べる例示的XML実行文は、H. Tamura, S. Mori, T. Yamawaki, ”T
extual Features Corresponding to Visual Perception”, IEEE Transactions
on Systems, Man and Cybernetics, Vol.8, No.6, June 1978で述べられてい
るように、いわゆるTamura表面模様特徴の記述を提供するが、その全内容は参照
することによって本願に組み入れられる。 Tamura表面模様特徴は特定の特徴値
(すなわち粗雑とコントラストと方向性)と、また特徴抽出・類似度整合用外部
コードへのリンクも提供する。下に示した特徴抽出例において、入力パラメータ
と出力パラメータについての付加的な情報も提供される。そのような記述は例え
ば、メタ探索エンジンからの表面模様質問に応じて探索エンジンによって生成さ
れる。メタ探索エンジンはつぎに、ユーザ用に結果の同種型リストを生成するた
めに、他の探索エンジンから受信した結果から同一の特徴記述子を抽出するコー
ドを使用することができた。他の場合では、特定の特徴値ではなく抽出コードと
類似度整合コードだけが含まれる。そのような場合に必要があれば、ファルタリ
ングエージェントは処理のための特徴値の抽出に使用できる。
【0092】 以下に示す例示的XML実行文はまた、XML言語が記述子のための外部で定
義された記述スキーマが輸入されて本発明の画像記述システム内へ組み合わされ
ることを可能にする方法を説明する。下の例において、クロマキー形状特徴のた
めの外部記述子はXMLネーム空間を使用することによって画像記述内へ輸入さ
れる。このフレームワークを使用して、新しい特徴と特徴の型と画像記述子とは
、拡張形式およびモジュラー形式で便利に含むことができる。
【0093】
【0094】 本発明の画像記述システムはモダリティトランスコーディングもサポートする
。コンテンツ放送局が様々なユーザへ画像コンテンツを伝送しなければならない
典型例において、ユーザの様々なターミナル要求と帯域幅制限とを調整するため
、放送局は画像コンテンツを種々の記録媒体モダリティと解像度とにトランスコ
ードしなければならない。本発明の画像記述システムは局所的オブジェクトと大
域的オブジェクトの両方に関連してモダリティトランスコーディングを提供する
。このモダリティトランスコーディングは、問題内の画像オブジェクトのトラン
スコードされたバージョンの記録媒体モダリティと解像度と位置とをトランスコ
ードするかあるいは、外部トランスコーディングコードへリンクする。問題内の
画像記述子はまた、画像オブジェクトを種々のモダリティと解像度とへトランス
コードするためのコードを指すこともでき、種々のユーザターミナルの要求を満
足させる。以下に示す例示的XML実行文は画像オブジェクトのためのオーディ
オのトランスコードされたバージョンを提供することを説明する。
【0095】
【0096】 図5は本発明の画像記述システムを実動化するための例示的コンピュータシス
テムのブロック図を示している。図示したコンピュータシステムは例えば画像入
力インタフェース404を介して画像コンテンツを表現するディジタルデータを
受信するコンピュータプロセッサセクション402を含む。あるいは、ディジタ
ル画像データは双方向通信入力/出力(I/O)ポート406を介して遠隔ソー
スからプロセッサセクション402に転送できる。画像コンテンツも技術上周知
なあらゆる光学データ記憶装置または磁気記憶装置等の不揮発性コンピュータ記
録媒体408からプロセッサセクション402へ転送できる。プロセッサセクシ
ョン402は画像表示システム410へデータを提供するが、それは一般的に、
例えば従来のパーソナルコンピュータシステムとワークステーションとで普通用
いられる標準SVGAモニタおよびビデオカード等の適当なインタフェース回路と高
解像度モニタとを含む。キーボードおよびディジタル位置入力装置(例えば、マ
ウス、トラックボール、ライトペンまたはタッチスクリーン)等のユーザ入力装
置は、ユーザとコンピュータシステムとの相互作用をもたらすため、プロセッサ
セクション402へ接続されている。図5の例示的コンピュータシステムも揮発
性および不揮発性コンピュータメモリ414を普通含み、それは処理操作中にプ
ロセッサセクション402によってアクセスできる。
【0097】 図6は本発明の画像記述システムを実動化するために図5に図示したコンピュ
ータシステムによって行われる処理操作をさらに説明する流れ図を示す。ディジ
タル画像データ310はリンク311を介してコンピュータシステムへ適用され
る。コンピュータシステムは、適切なアプリケーションソフトウェアの制御下で
、ブロック320での画像オブジェクト抽出を実行し、そこで画像オブジェクト
30と例えば記録媒体特徴36、視覚特徴38および意味特徴40等の関連する
特徴とが生成される。画像オブジェクト抽出320は、オブジェクトが、例えば
ユーザ入力装置412を介するなどして、主としてユーザ相互作用を通して定義
される完全自動処理操作、半自動処理操作または実質的に手動の操作の形体をと
ることができる。
【0098】 好ましい実施形態において、画像オブジェクト抽出320は2つの補足的操作
、すなわちブロック325で示した画像分割とブロック326で示した特徴抽出
・注釈とからなる。画像分割325ステップには、ディジタル画像を単数または
複数の共通の特性を共有する領域に分割するあらゆる領域トラッキング技術が用
いられる。同様に、特徴抽出・注釈ステップ326には、分割された領域から特
徴を生成するあらゆる方法が用いられる。領域に基づくクラスタリング・探索サ
ブシステムは、自動化された画像分割と特徴抽出とに適している。画像オブジェ
クト分割システムは半自動化された画像分割・特徴抽出システムの一例である。
手動分割および特徴抽出は選択的に用いることができる。例示的システムでは、
画像分割325は例えば画像オブジェクト30を生成でき、特徴抽出・注釈32
6は例えば画像オブジェクト30に関連した特徴、例えば記録媒体特徴36、視
覚特徴38および意味特徴40等を生成できる。
【0099】 オブジェクト抽出処置320は画像オブジェクト集合24を生成するが、これ
は単数または複数の画像オブジェクト30を含む。画像オブジェクト集合24の
画像オブジェクト30は次に、ブロック330に示したようなオブジェクト階層
構成・抽出処理および/またはブロック336に示したような実体関係グラフ生
成処理の形体でさらに処理されるために、リンク321、322、324を介し
て提供される。好ましくはオブジェクト階層構成・抽出330と実体関係グラフ
生成336とはリンク327を介して並行して行われる。あるいは、画像オブジ
ェクト集合24の画像オブジェクト30は、リンク323を介してオブジェクト
階層構成・抽出330と実体関係グラフ生成336とを回避するように仕向ける
ことができる。このようにしてオブジェクト階層構成・抽出330は単数または
複数のオブジェクト階層26を生成し、実体関係グラフ生成336は単数または
複数の実体関係グラフ28を生成する。
【0100】 プロセッサセクション402は次に画像オブジェクト集合24とオブジェクト
階層26と実体関係グラフ28とを問題内の画像コンテンツのための画像記述レ
コード内へマージする。画像記述レコードは次にデータベース記憶装置340へ
直接蓄積されるか、あるいは最初にリンク342とリンク361とを介して2進
エンコーダ360によって圧縮されるかまたはリンク341とリンク351とを
介してXMLエンコーダ350による(例えばXMLを使用した)記述定義言語符号化
によって符号化される。いったん画像記述レコードがデータベース記憶装置34
0に蓄積されると、画像記述レコードは、双方向リンク371を介して他のアプ
リケーション370、例えば探索アプリケーション、フィルターアプリケーショ
ンおよびアーカイビングアプリケーション等よるアクセスおよび使用にとって便
利なフォーマットでの利用が可能なままである。
【0101】 図7を参照すると、本発明の画像記述システムを実行できるクライアントサー
バコンピュータシステムの例示的実施形態が提供される。システム100のアー
キテクチャはクライアントコンピュータ110とサーバコンピュータ120とを
含む。サーバコンピュータ120はディスプレイインタフェース130と、質問
ディスパッチャ140と、性能データベース150と、質問トランスレータ16
0、161、165と、目的探索エンジン170、171、175と、マルチ記
録媒体コンテンツ記述システム200、201、205とを含み、それらは下で
さらに詳細に記述される。
【0102】 付随する開示がこの例示的クライアントサーバ実施形態を参照するのに対して
、当業者は、多数の周知の局所的アーキテクチャまたは分散アーキテクチャを含
むために特定のシステムアレンジメントが本発明の範囲内で修正されることを理
解すべきである。例えば、クライアントサーバーシステムの全機能性は、単一の
コンピュータ内に含めることができるか、または複数のサーバコンピュータは、
共有されるか分離される機能性を伴って利用できる。
【0103】 商業的に利用可能なメタサーチエンジンは、ユーザを多重でテキストに基づく
探索エンジンへ自動的にユーザが気付くことなくリンクさせるゲートウェイとし
て活動する。図7のシステムはそのようなメタサーチエンジンのアーキテクチャ
において成長しており、ユーザの質問の種々のクラスに応じてそれらの性能をラ
ンキングすることによって、多重オンラインマルチ記録媒体探索エンジンを理知
的に選択しインタフェースをとるように設計されている。従って商業的に利用可
能なメタサーチエンジンの質問ディスパッチャ140と質問トランスレータ16
0、161、165とディスプレイインタフェース130は、本発明で用いられ
る。
【0104】 ディスパッチャ140はユーザ質問の受信において性能データベース150を
調べることによって質問されるべき目的探索エンジンを選択する。このデータベ
ース150は各サポートされた探索オプションのために過去の質問の成否につい
ての性能スコアを含む。質問ディスパッチャはユーザの質問を満足することので
きる探索エンジン170、171、175だけを選択し、例えば色情報を捜索す
る質問は色使用可能探索エンジンをトリガーする。探索エンジン170、171
、175は例えば、探索エンジン170と関連クライアント172等のクライア
ントサーバ関連内に配置できる。
【0105】 質問トランスレータ160、161、165はユーザ質問を選択された探索エ
ンジンのインタフェースに一致する適当なスクリプトへ変換する。ディスプレイ
コンポーネント130は性能スコアを使用して各探索エンジンからの結果をマー
ジしそれらをユーザに提示する。
【0106】 本発明に従って、ユーザがインターネットか広域ネットワークかローカルネッ
トワークで理知的に視覚コンテンツを探索することを許可するため、探索質問は
本発明か例またはスケッチによって生成されるマルチ記録媒体コンテンツの記述
によって形成できる。各探索エンジン170、171、175は、探索エンジン
によってアクセス可能なマルチ記録媒体情報のコンテンツを記述し探索を実行す
るため、記述スキーマ例えば下で記述される記述スキーマを用いる。
【0107】 マルチ記録媒体情報のためのコンテンツに基づく探索質問を実行するために、
ディスパッチャ140は、質問内のユーザ参照の満足感を保証するためにマルチ
記録媒体コンテンツ記述システム200を通して各探索エンジン170、171
、175によって用いられる質問記述をマッチさせる。次にそれは性能データベ
ース150を調べることによって質問されるべき目的探索エンジン170、17
1、175を選択する。例えばユーザが色によって探索することを望み、ある探
索エンジンがいずれの色記述子もサポートしない場合、その特定の探索エンジン
は質問するのに便利にはならない。
【0108】 次に、質問トランスレータ160、161、165は選択された各探索エンジ
ンに一致する記述へと質問記述を適合させる。このトランスレイションは各探索
エンジンから利用可能な記述スキーマに基づくことになる。このタスクは標準記
述子用の抽出コードまたは記述子を変換するために特定の探索エンジンからダウ
ンロードされる抽出コードを実行する必要があることがある。例えば、ユーザが
166ビンの色コヒーレンスを使用するオブジェクトの色特徴を指定する場合、
質問トランスレータはそれを各探索エンジンによって使用される特定の色記述子
、例えばxビンの色コヒーレンスと色ヒストグラムに変換される。
【0109】 結果をユーザに表示する前に、質問トランスレータはすべての結果記述を変換
することによって各探索オプションから生じる結果を比較とランキング用の同種
型物に変換する。再び、標準記述子用の類似度コードまたは探索エンジンからダ
ウンロードされる類似度コードは、実行する必要があることがある。ユーザ選択
は結果がどのようにユーザに表示されるかを決定することができる。
【0110】 次に図8を参照すると、本発明に従って各探索エンジン170、171、17
5によって採用される記述システム200はいまや記述される。この中へ開示さ
れる好ましい実施形態において、XMLはマルチ記録媒体コンテンツを記述する
のに使用される。
【0111】 記述システム200はマルチ記録媒体項目205の収集のため大変に様々な記
述子を生成するため、幾つかのマルチ記録媒体処理、分析および注釈サブシステ
ム210、220、230、240、250、260、270、280を有利に
含む。拡幅システムは順に記述される。
【0112】 第1サブシステム210は、映像シーケンスの自動的に分割された領域のため
の色、表面模様、動き、形状およびサイズ等の視覚特徴を抽出する領域を基にし
たクラスタリング・探索システムである。システム210は映像をシーン変化検
出によって分離されたショットに分解し、それは不意または推移(例えば、分解
、フェードイン/フェードアウト、ワイプ)のどちらかとすることができる。各
ショットに関して、システム210は大域的動き(すなわち、主背景の動き)と
カメラの動きの両方、そして分割、検出、および各領域に関するさまざまな視覚
特徴を算出するショット内のフレームを横断するトラック領域を評価する。各シ
ョットに関して、このシステムによって生成される記述は視覚および動き特徴と
カメラの動きとを備える領域の集合である。領域を基にしたクラスタリング・探
索システム210の完全な記述は1998年5月5日に出願された”An Algorithm a
nd System Architecture for Object-Oriented Content-Based Video Search”
を名称とするPCT同時係属出願第PCT/US98/09124号に含まれており、その内容
は参照することによって本願に組み入れられる。
【0113】 この中で使用されるように、“映像クリップ”は、1例であり限定するもので
はないが、バットを振る野球選手、海を横断して移動するサーフボードまたは大
草原を横断して走る馬等の同一視できる属性を有する単数または複数の映像オブ
ジェクトを有する映像情報のフレームのシーケンスを参照すべきである。“映像
オブジェクト”はインタレスト、例えば、表面模様、動きまたは形状の単数また
は複数の特徴内で同種型である画素の隣接集合である。従って、映像オブジェク
トは少なくとも1つの特徴内の一貫性を提示する単数または複数の映像領域によ
って形成される。例えば歩行中の人物(人物がここでは”object”)のショット
は、形状、色および表面模様等の規準の点で異なる隣接領域のコレクションに分
割されるであろうが、全領域がそれらの動き属性内に一貫性を示すことができる
【0114】 第2サブシステム220はMPEGドメインフェイス検出システムであり、そ
れはMPEG圧縮ドメインの直接内部のフェイスを効果的におよび自動的に検出
する。ヒューマンフェイスは画像および映像内の重要なサブジェクトである。そ
れはニュース、ドキュメンタリ、映画等の至るところにあり、映像コンテンツの
理解のためにビューアにとって重要な情報を提供する。このシステムはフェイス
ラベルを備えた領域の集合を提供する。システム220の完全な記述は1997年11
月4日に出願された”A Highly Efficient System for Automatic Face Region
Detection in MPEG Video”を名称とするPCT出願第PCT/US97/20024号に含ま
れており、その内容は参照することによって本願に組み入れられる。
【0115】 第3サブシステム230は映像シーケンス内の意味オブジェクトを追跡するた
め自動分割がユーザ入力と一体化した映像オブジェクト分割システムである。一
般映像ソースのために、システムは捜索インタフェースを使用することによって
ユーザがおおよそのオブジェクト境界を定義することを可能にする。おおよその
オブジェクト境界が与えられたと仮定すると、システムは自動的に境界を定義し
映像のその後のフレーム内のオブジェクトの運動を追跡する。システムは現行の
アプローチを使用するモデルには困難な多数の実環境状態を対処するのに十分に
ロバストであり、複雑なオブジェクト、早くて断続する動き、複雑な背景、多重
ムービングオブジェクトおよび部分閉鎖を含む。このシステムによって生成され
た記述は、手動でテキスト注釈を付けることができる関連した領域と特徴とを備
えた意味オブジェクトの集合である。システム230の完全な記述は、1998年9
月24日に出願された”An Active System and Algorithm for Semantic Video Ob
ject Segmentation”を名称とする米国特許出願第09/405555号に含ま
れており、その内容は参照することによって本願に組み入れられる。
【0116】 第4サブシステム240はショット境界とムービングオブジェクトとオブジェ
クト特徴とカメラの動きとを抽出するため圧縮MPEG映像ストリームを解析す
る階層映像ブラウジングシステムである。それはまた映像の直観的視覚化と編集
のため階層ショットベーストブラウジングインタフェースも生成する。システム
240の完全な記述は、1997年5月16日に出願された”Efficient Query and In
dexing Methods for Joint Spatial/Feature Based Image Search”を名称とす
るPCT出願第PCT/US97/08266号に含まれており、その内容は参照することによ
って本願に組み入れられる。
【0117】 第5サブシステム250は手動テキスト注釈のエントリーである。シーン分類
のため視覚特徴とテキスト特徴とを統合することはしばしば望ましい。オンライ
ンの新しいソースからの映像、例えばクラリネットからの映像のため、各映像と
関連したキャプションまたはアーティクルの形体のテキスト情報がしばしば存在
する。このテキスト情報は記述内に含まれることができる。
【0118】 第6サブシステム260は、低レベル視覚特徴を基にした画像と映像ショット
の高レベル意味分類と、のためのシステムである。システムのコアはルールイン
ダクション、クラスタリングおよび最も隣接した分類等の様々な機械学習技術か
らなる。システムは画像と映像シーンとを{自然の景色}、{都市/郊外}、{
屋内}および{屋外}等の高レベル意味シーンクラスへ分類するのに使用されて
いる。システムは機械学習技術に焦点を置いており、なぜなら1つのコーパスを
伴い良く働くであろうルールの固定された集合はもう1つのコーパスとは、意味
シーンクラスの同じ集合であっても、良く働かないであろうということを我々は
発見しているからである。システムのコアは機械学習技術を基にしているので、
システムは各コーパスからの例でシステムを訓練することによって種々のコーパ
スのためのハイパフォーマンスを成し遂げるように適合することができる。この
システムによって生成される記述は、映像シーケンスのショットと関連した各画
像またはキーフレームのためのシーンクラスを指し示すテキスト注釈の集合であ
る。システム260の完全な記述は、S.Paek etal., ”Integration of Visual
and Text based Approaches for the Content Labeling and Classification of
Photographs” ACM SIGIR’99 Workshop on Multimedia Indexing and Retriev
al. Berkeley, C A (1999)に含まれており、その内容は参照することによって本
願に組み入れられる。
【0119】 第7サブシステム270はモデルベース画像分類システムである。多数の自動
画像分類システムは、クラス特定アルゴリズムが分類を実行するのに使用される
クラスの予め定義された集合を基にしている。システム270はユーザが彼ら自
身のクラスを定義し視覚モデルを自動的に学習するのに使用される例を提供する
ことを可能にする。視覚モデルは自動的に分割された領域と、それらの関連した
視覚特徴と、それらの空間関連とを基にしている。例えば、ユーザは青いシャツ
を着た1名の人物が茶色のソファーに座っており、第2の人物が着座人物の右に
立っているポートレイトの視覚モデルを構成することができる。システムは分類
の間怠惰な学習と決定樹と展開プログラムとの組合せを使用する。このシステム
によって生成される記述は各画像用のテキスト注釈、すなわちユーザ定義クラス
の集合である。システム270の完全な記述は、1997年5月16日に出願された”
A Method and Architecture for Indexing and Editing Compressed Video Over
the World Wide Web”を名称とするPCT出願第PCT/US97/08266号に含まれて
おり、その内容は参照することによって本願に組み入れられる。
【0120】 その他のサブシステム280は、例えば記述または記述の一部を生成するのに
使用されるコラボレータからのサブシステム等の、マルチ記録媒体コンテンツ記
述子ステム200に加えることができる。
【0121】 操作において、画像および映像コンテンツ205は、静止画または動画、ブラ
ウザインタフェース206からコンテンツを受信するバッファ、または、ライブ
画像または映像送波用レセプタクルのデータベースとすることができる。サブシ
ステム210、220、230、240、250、260、270、280は、
上記のように、自動的に分割された領域と、ユーザ定義意味オブジェクトと、高
レベルシーン属性と、分類と、関連したテキスト情報とによる低レベルの視覚特
徴を含む記述211、221、231、241、251、261、271、28
1を生成するため、画像および映像コンテンツ205上で作動する。いったん画
像または映像項目用の全記述が生成されブロック290内へ統合されると、記述
はデータベース295に入力され、そこへ探索エンジン170がアクセスする。
【0122】 注目すべきは特定のサブシステム、すなわち領域を基にしたクラスタリング・
探索サブシステム210と映像オブジェクト分割システム230とが、記述生成
処理全体を実行することができるということであり、一方では、残ったサブシス
テムが処理の一部だけを実行し処理の間サブシステム210、230によって指
名することができる。類似した仕方において、サブシステム210および230
は処理内の特定のタスクのために互いに指名することができる。
【0123】 図1〜図6において、画像コンテンツを記述するためのシステムおよび方法は
記述される。それらの技術は同様に映像コンテンツにまで容易に拡張可能である
。映像コンテンツ情報を探索し処理するためのシステムの性能は、そのような映
像コンテンツを十分に効果的に記述できる標準の作成および採用によって利益を
得る。この中で使用されるように、用語”video clip”は映像情報のフレームの
シーケンス等の映像コンテンツの任意の持続時間を参照する。用語記述スキーマ
は映像コンテンツを記述するのに使用されるデータ構造またはデータ組織を参照
する。用語記述レコードはデータ構造のデータフィールドが特定の映像クリップ
のコンテンツを記述するデータによって定義される記述スキーマを参照する。
【0124】 図9を参照すると、本映像記述スキーマ(DS)の例示的実施形態は図式で説
明される。映像DSは画像記述スキーマの全要素を所有し時間要素をそこに加え
るが、それは映像コンテンツ特有である。従って、映像記述を表現する映像要素
922は一般的に映像オブジェクト集合924とオブジェクト階層定義926と
実体関係グラフ928とを含み、それらのすべては図2と関連して記述されるそ
れらと類似している。例示的映像DS定義は以下で表5において説明される。
【0125】 表5:映像記述スキーマ(DS)内の要素 ‘ 画像DTD7内の定義
【0126】 本映像記述スキーマ(DS)の基礎要素は映像オブジェクト(<video_object>)
930である。映像オブジェクト930は映像クリップの単数または複数のフレ
ーム内の単数または複数の任意の領域を参照する。例えば、限定するわけではな
いが、映像オブジェクトは局所的オブジェクト、セグメントオブジェクトおよび
大域的オブジェクトとして定義することができる。局所的オブジェクトは単数ま
たは複数のフレーム内に見られる画素の群を参照する。セグメントオブジェクト
は映像クリップの単数または複数の関連したフレームを参照する。大域的オブジ
ェクトは映像クリップ全体を参照する。
【0127】 映像オブジェクト930は映像オブジェクト集合924の要素であり、図1〜
図6に関連して記述されるように同一の仕方でオブジェクト階層926と実体関
係グラフ928とによってオブジェクト集合924内のその他のオブジェクトと
関連することができる。その上、映像記述スキーマと予め述べられた画像記述ス
キーマとの間の基本的な違いは、記述スキーマ内の映像オブジェクトとそれらの
相互関係をさらに定義するであろう時間パラメータを含むことに存在する。
【0128】 本映像記述スキーマを実行するためXMLを使用することにおいて、映像オブ
ジェクトが関連する意味情報を有するかどうかを指し示すため、映像オブジェク
トは○か×か等の指示値を有することができる”semantic”属性を含むことがで
きる。オブジェクトが関連された物理的情報(色、形状、時間、動きおよび位置
等)を有するかどうか指し示すため、オブジェクトは○か×か等の指示値を有す
ることができる任意の”physical”属性を含むことができる。オブジェクトの領
域が互いに空間的に隣接している(空間内を連続する)かどうか指し示すため、
オブジェクトは○か×か等の値を想定できる任意の”spaceContinuous”属性を
含むことができる。特定のオブジェクトを含む映像フレームが互いに時間的に隣
接している(時間内を連続する)かどうか指し示すため、オブジェクトは任意の
”timeContinuous”属性をさらに含むことができ、この属性は○か×か等の指示
値を想定できる。オブジェクトが映像の選択フレーム内の領域か、映像のフレー
ム全体か、映像コモンリ(例えば、ショット、シーン,ストーリー)全体を参照
するかどうかを区別するため、オブジェクトはLOCAL、SEGMENT、GLOBAL等の多重
指示値をそれぞれ有することができる属性(型)を一般的に含むであろう。
【0129】 図10は多数の例示的オブジェクトが確認される映像クリップから映像クリッ
プを表す絵図である。オブジェクトO0は映像クリップ全体を参照する大域的オ
ブジェクトである。オブジェクトO1、ライブラリ、は映像のフレーム全体を参
照し、セグメントタイプオブジェクトとして分類されるであろう。オブジェクト
O2、O3はナレーターAとナレーターBとをそれぞれ参照する局所的オブジェ
クトであり、それらは時間および空間内で連続する人物オブジェクトである。オ
ブジェクトO4(“Narrators”)は空間内で不連続な局所的映像オブジェクト(
O2、O3)である。図10はさらにオブジェクトが組み合わさることを説明し
ている。例えば、オブジェクトO1、ライブラリ、は局所的オブジェクトO2を
含み、それらのオブジェクトの両方は大域的オブジェクトO0内に含まれる。図
10で定義されるオブジェクトのXML記述は以下で述べられる。
【0130】
【0131】 図11はどのように2つまたは複数の映像オブジェクトがオブジェクト階層9
26を通って関連するかを説明している。この場合、オブジェクトO2、O3は
ナレーターである”what object”の共通意味特徴を有する。従って、それらの
オブジェクトはオブジェクト階層定義を介して新しいオブジェクトO4、ナレー
ターの定義内に参照することができる。そのような階層定義の詳細は図3Aと関
連して記述されたものに従う。
【0132】 図12はどのように映像記述スキーマ内の実体関係グラフが映像オブジェクト
と関連するかを説明している。この場合、2つの関連がオブジェクトO2、O3
間に示される。第1は意味関連”colleague of”であり、これは図1Cに関連し
て述べたように画像記述スキーマの場合に現れるであろう意味関連の型に等しい
。図12はさらに、オブジェクトO2、O3間の時間関連を示す。この場合、オ
ブジェクトO2は映像クリップ内でやがてオブジェクトO3に先行し、従って、
時間関連”before”を適用することができる。画像記述スキーマと関連して述べ
られる例示的関連タイプと関連とに加えて、映像記述スキーマは以下で表で述べ
られる関連タイプと関連とを採用することができる。
【0133】 関係型 関係 時間−方向 以前、以後、直前、直後 時間−位相 共同開始、共同終了、並行、逐次、重複、内部、内包、近傍
【0134】 映像オブジェクト930はオブジェクト特徴の点からさらに特徴付けることが
できる。特徴のあらゆる数とあらゆるタイプがモジュラー形式および拡張形式内
の映像オブジェクトを特徴付けるために定義することができるが、便利で例示的
特徴集合は意味特徴940と視覚特徴938と記録媒体特徴936と時間特徴9
37とを含むことができる。各特徴は次に特徴パラメータまたは記述によってさ
らに定義することができる。そのような記述は一般的に画像記述スキーマと関連
して記述されることに従うであろうし、必須の時間情報の付加を伴う。例えば、
視覚特徴938は形状、色、表面模様および位置、同様に動きパラメータ等の記
述子の集合を含むことができる。時間特徴937は一般的に開始時間、終了時間
および持続時間等の記述子を含むであろう。表6は、画像記述スキーマと関連し
て述べられる記述子に加えて、特徴のそれらの例示的クラスの各々に属すること
ができる記述子の例を示している。
【0135】 表6:特徴クラスと特徴 特徴クラス 特徴 視覚的 動き、編集効果、カメラの動き 時間的 開始時間、終了時間、持続時間
【0136】 要約すれば、予め記述された画像記述スキーマと類似した仕方において、本映
像記述スキーマは映像オブジェクト集合924とオブジェクト階層926と実体
関係グラフ928とを含む。映像オブジェクト930はさらに特徴によって定義
される。オブジェクト集合924内のオブジェクト930は単数または複数のオ
ブジェクト階層ノード932と参照933とによって階層的に関連付けることが
できる。オブジェクト930間の関連は実体関係グラフ928内に表現されるこ
ともでき、それはさらに実体関連934と実体ノード942と参照943と関連
944とを含み、それらのすべては図2と関連して記述された仕方で実質的に一
致する。各オブジェクト930は好ましくは外部抽出コード、類似度整合コード
にリンクできる特徴を含む。
【0137】 図13は本映像記述システムおよび方法を実動化するための例示的コンピュー
タシステムのブロック図であり、このシステムは図5に関連して述べられたシス
テムに類似している。このシステムは、例えば映像入力インタフェース1304
を介して、映像コンテンツを表示するディジタルデータを受信するコンピュータ
プロセッサセクション1302を含む。選択的に、ディジタル映像データは双方
向通信入力/出力ポート1306を介して遠隔のソースからプロセッサに転送す
ることができる。映像コンテンツはまた、技術上周知である光学データ蓄積シス
テムまたは磁気蓄積システム等のコンピュータアクセッシブル記録媒体408か
らプロセッサセクション1302に転送することもできる。プロセッサセクショ
ン1302は映像表示システム1310にデータを供給し、それは従来のパーソ
ナルコンピュータシステムおよびワークステーションにおいて普通採用される標
準SVGAモニタおよび映像カード等の適切なインタフェース回路と高解像度モ
ニタとを一般的に含む。キーボードや、マウスやとラックボールやライとペンや
タッチスクリーン等のディジタル位置入力装置等のユーザ入力装置1312は、
ユーザのシステムとの相互作用をもたらすため、プロセッサセクション1302
と作動的に接続されている。システムはまた処理操作の間プロセッサセクション
によってアクセスすることができる揮発性および非揮発性コンピュータメモリ1
314を一般的に含むこともできる。
【0138】 図14は図9〜図12と関連して記述される映像DSを確立することにおいて
プロセッサセクション1302によって請け負われる処理操作を一般的に説明す
る流れ図である。映像クリップを表示するディジタルデータはシステムに適用さ
れ、例えば映像入力インタフェース1304を介し、プロセッサセクション13
02に接続される。プロセッサセクション1302は、適したソフトウェアの制
御のもと、映像オブジェクト930と、特徴936、937、938、940と
、関連する記述子とが生成される映像オブジェクト抽出処理1402を実行する
。映像オブジェクト抽出処理1402は完全に自動化された処理操作、半自動化
処理操作または実質的に手動の操作の形体を取ることができ、オブジェクトはユ
ーザ入力装置1312を介したユーザ相互作用を通して大いに定義される。
【0139】 オブジェクト抽出処理の結果はオブジェクト集合924の生成であり、それは
単数または複数の映像オブジェクト930と、関連したオブジェクト特徴936
、937、938、940とを含む。オブジェクト集合924の映像オブジェク
ト930はオブジェクト階層構成・抽出処理1404と実体関係グラフ生成処理
1406との形体におけるさらなる処理を受ける。好ましくは、それらの処理操
作は並行して行われる。オブジェクト階層構成・抽出処理1404の出力結果は
オブジェクト階層926である。実体関係グラフ生成処理506の出力結果は単
数または複数の実体関係グラフ928である。プロセッサセクション1302は
適用された映像コンテンツ用の本映像記述スキーマに従ってオブジェクト集合と
オブジェクト階層と実体関係グラフとを記述レコード内で組合せる。記述レコー
ドはデータベース蓄積1410内に蓄積されるか、(2進符号化等の)低レベル
符号化1412を受けるか、または記述言語符号化(例えば、XML)1414
を受けることができる。いったん記述レコードがデータベースの態様でリード/
ライト蓄積1308に蓄積されると、データは探索、フィルタ、アーカイビング
アプリケーション等のその他のアプリケーション1416による使用にとって便
利なフォーマットで使用できる。
【0140】映像記述スキーマの例示的文書型定義 このセクションは、XMLが本映像記述スキーマの文書型定義(DTD)を実
行するのに使用された実施形態を議論する。表1は、上で述べたように、本映像
DSのDTDを要約する。付録Aは映像DSのDTDの完全リストを含む。一般
に、文書型定義(DTD)は文書内に含まれる要素、タグ、属性および実体のリ
ストとそれら相互の関連とを備えている。言い換えるなら、DTDは文書の構造
に関するルールの集合を指定する。DTDは、それらが記述する文書を含むコン
ピュータデータファイル内に含まれることができ、または外部ユニバーサルリソ
ースロケーション(URL)にリンクしまたはそこからリンクされることができ
る。そのような外部DTDはさまざまな文書とウェブサイトによって共用するこ
とができる。DTDは一般に、XML宣言の後および実際の文書データの開始前
の文書序言に含まれている。
【0141】 有効なXML文書に使用される全タグは、要素型宣言を備えたDTD内に正確
に一度宣言されなければならない。DTD内の第1要素はルートタグである。我
々の映像DSにおいて、ルートタグは<video>タグとして設計することができる
。要素型宣言はタグの名前とタグの許可された子供達とタグが空かどうかとを指
定する。ルート<video>タグは以下のように、定義することができる。
【0142】 <!ELEMENTvideo(video_object_set,object_hierarchy*,entity_relation_graph*
)> アスタリスク(*)はゼロ以上の存在を指し示す。XML構文において、プラ
ス記号(+)は1以上の存在を指し示し、疑問符(?)はゼロまたは1の存在を指
し示す。
【0143】 XMLにおいて、全要素型宣言は<!ELEMENT and end with>で始まる。それら
は宣言された映像であるタグの名前と許可されたコンテンツ(video_object_set,
object_hierarchy*, entity_relation_graph*)とを含む。この宣言は映像要素
が映像オブジェクト集合要素(<video_object_set>)と、ゼロ以上のオブジェクト
階層要素(<object_hierarchy>)と、ゼロ以上の実体関係グラフ要素(<entity_rel
ation_graph>)とを含まなければならないことを指し示す。
【0144】 映像オブジェクト集合924は以下のように定義することができる。
【0145】
【0146】 上の例において、第1宣言は映像オブジェクト集合要素(<video_object_set>)
924が1以上の映像オブジェクト(<video_object>)930を含むことを指し示
している。第2宣言は映像オブジェクト930が任意の映像オブジェクト記録媒
体特徴要素(<vid_obj_media_features>)936と、意味特徴要素(<vid_obj_sema
ntic_features>)940と、視覚特徴要素(<vid_obj_visual_features>)938と
、時間特徴要素(<vid_obj_temporal_features>)937とを含むことを指し示し
ている。さらに、映像オブジェクトタグは、3つの可能値(LOCAL, SEGMENT, GLO
BAL)だけを有することができる1つの要求された属性、型と、型ID, IDREFS, ID
REFSのぞれぞれの3つの任意の属性id, object_ref, object_node_refとを有す
るように定義されている。
【0147】 幾つかのXMLタグは属性を含む。属性は要素(IDのような)と関連したエ
クストラ情報を対象としている。上で示された例の最後の第四宣言は映像オブジ
ェクト記録媒体特徴要素936と意味特徴要素940と視覚特徴要素938と時
間特徴要素937とに対応する。それらの要素はそれらが提供する情報に依存す
る特徴要素をグループ化する。例えば、記録媒体特徴要素(<vid_obj_media_feat
ures>)936は、記録媒体特徴936の記述を定義するため、任意のロケーショ
ン要素とfile_format要素とfile_size要素とresolution要素とmodality_transco
ding要素とbit_rate要素とを含む。意味特徴要素(<vid_obj_semantic_features>
)は意味特徴記述子940に対応する任意のtext_annotationと6‐W要素とを含
む。視覚特徴要素(<vid_obj_visual_features>)は、視覚特徴記述子用の任意のi
mage_scl, color, texture, shape, size, position, video_scl, visual_sprit
e, transition, camera_motio要素およびmultiple key_frame要素とを含む。時
間特徴要素(<vid_obj_temporal_features>)は、任意の時間要素を時間特徴記述
子として含む。
【0148】 付録Aにリストされた例示的DTDにおいて、明瞭さと柔軟性のために特徴要
素は実体を使用する外部DTD内に宣言される。以下の記述はそれらの各要素用
の分離外部DTDを参照する好ましい方法を述べている。
【0149】 最も単純な場合、DTDは文書内で使用される全タグを含む。この技術は長い
文章を伴い扱いにくくなる。さらに、多数の種々の場所でDTDの種々の部分を
使用するのが望ましいことがある。外部DTDは大きなDTDが小さいものから
構成されることを可能にする。つまり、あるDTDはもう1つとリンクし、そう
することにおいて前者で宣言された要素と実体とに入り込むことができる。小さ
いDTDは分析するのが容易である。DTDは以下の例で説明されるように外部
パラメータ参照と連結されている。
【0150】
【0151】 オブジェクト階層は画像DTD内に定義することができる。以下の例は本オブ
ジェクト階層要素に関する宣言の概要を提供する。
【0152】
【0153】 オブジェクト階層要素(<object_hierarchy>)は好ましくは単一ルートオブジェ
クトノード要素(<object_node>)を含む。オブジェクトノード要素は一般的にゼ
ロ以上のオブジェクトノード要素を含む。各オブジェクトノード要素は関連した
一意名idを有することができる。名標は型ID、例えば<object_node id=”on1”
object_ref=”o1”>の要素の任意の属性として表現される。各オブジェクトノー
ド要素は各映像要素と関連した一意名を使用することによって映像オブジェクト
要素の参照を含むこともできる。映像オブジェクト要素の参照は型IDREF (objec
t_ref)の属性として与えられる。オブジェクト要素は型IDREFS (object_node_re
f)の属性を使用することによってそれらを指示するそれらオブジェクトノード要
素へリンクバックできる。
【0154】 実体関係グラフ定義はオブジェクト階層の1つにきわめて類似している。例が
以下にリストされている。
【0155】
【0156】 実体ノード要素の宣言は、カンマではなく垂直バーで子供要素を分離すること
によって1つまたは他の1つのどちらかを含むことができる。
【0157】 上の記述は映像記述スキーマも、本映像記述スキーマに従って映像コンテンツ
を特徴付けするシステムおよび方法も述べる。勿論、本映像記述スキーマは図7
と図8とに関連して記述されるシステムに関連して有利に使用することができる
【0158】 本発明は特定の例示的実施形態と関連して記述されているが、様々な変化と置
換と変更とが、追加請求項で述べられたように発明の真実の範囲と精神に反する
ことなく開示された実施形態と合うことができることが理解されるべきである。
【0159】 付録A:映像記述スキーマの文書型定義
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像記述システムを説明する図であり、図1Aは本発明の画像
記述システム用の例示的画像、図1Bは本発明の画像記述システム用の例示的オ
ブジェクト階層、図1Cは本発明の画像記述システム用の例示的実体関係グラフ
である。
【図2】本発明の画像記述システム用の例示的ブロック図。
【図3】本発明の画像記述システムを説明する図であり、図3Aは本発明の画像
記述システム用の例示的オブジェクト階層、図3Bは本発明の画像記述システム
用の別の例示的オブジェクト階層である。
【図4】本発明の画像記述システムを説明する図であり、図4Aは本発明の画像
記述システム用の例示的画像の表現であり、図4Bは本発明の画像記述システム
用の例示的クラスタリング階層である。
【図5】本発明の画像記述システムの例示的ブロック図。
【図6】本発明の画像記述システム用の例示的プロセス流れ図。
【図7】本発明の画像記述システム用の例示的ブロック図。
【図8】本発明の画像記述システムの別の例示的ブロック図。
【図9】本発明による映像記述スキーマ(DS)の略線図。
【図10】例示的映像クリップの絵図とそこに定義された多数のオブジェクト。
【図11】図10の映像クリップ内のオブジェクト間の例示的関連を説明する例
示的意味階層の図式表現。
【図12】図10の映像クリップ内のオブジェクト間の例示的関連を説明する実
体関係グラフの図式表現。
【図13】本発明による映像コンテンツ記述を作成するためのシステムのブロッ
ク図。
【図14】本発明による映像コンテンツ記述レコードの作成に含まれる処理操作
を説明する流れ図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 27/00 G11B 27/00 D 5L096 H04N 5/91 H04N 5/91 Z 5/92 5/92 H 7/08 7/08 Z 7/081 (31)優先権主張番号 60/118,027 (32)優先日 平成11年2月1日(1999.2.1) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 アイビーエム アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ホーソ ン,ティー.ジェイ.ワトソン リサーチ センター (番地なし) (72)発明者 パイク,セウンユップ アメリカ合衆国 10027 ニューヨーク州 ニューヨーク,リバーサイド ドライブ 530,アパートメント 6ジェイ (72)発明者 ベニテス,アナ アメリカ合衆国 10027 ニューヨーク州 ニューヨーク,ウエスト 119番 スト リート 400,アパートメント 9エフ (72)発明者 チャン,シー−フ アメリカ合衆国 10027 ニューヨーク州 ニューヨーク,リバーサイド ドライブ 560,アパートメント 18ケイ (72)発明者 エレフテリアディス,アレクサンドロス アメリカ合衆国 10027 ニューヨーク州 ニューヨーク,コロンビア ユニバーシ ティー (番地なし) (72)発明者 プリ,アトゥル アメリカ合衆国 ニュージャージー州 レ ッドバンク,エーティー アンド ティー ラボズ (番地なし) (72)発明者 ファン,チァン アメリカ合衆国 ニュージャージー州 レ ッドバンク,エーティー アンド ティー ラボズ (番地なし) (72)発明者 リ,チュン−シェン アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ホーソ ン,ティー.ジェイ.ワトソン リサーチ センター,アイビーエム (番地なし) (72)発明者 ジュディス,チャーリー アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ロチェ スター,イーストマン コダック (番地 なし) Fターム(参考) 5B075 ND06 ND12 NK04 NK06 NK07 NK08 NK10 NK39 NK43 5C052 AA01 AB03 AB04 AB05 AC08 CC06 CC11 DD04 5C053 FA20 GA11 GB06 GB37 HA29 JA01 JA16 JA21 KA05 KA24 LA06 LA11 5C063 AA01 AB03 AB05 AC01 AC10 CA23 CA36 DA07 DA13 DB09 5D110 AA13 AA29 DA03 DA10 DA11 DA17 DB09 5L096 FA00 FA79 JA11

Claims (75)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像情報から記述レコードを生成するためのシステムにおいて、 前記映像情報を受信するための少なくとも1つの映像入力インタフェースと、 前記少なくとも1つの映像入力インタフェースに接続されてそこから前記映像
    情報を受信し、映像オブジェクト抽出処理を実行することによって前記映像情報
    を処理して前記映像情報から映像オブジェクト記述を生成し、オブジェクト階層
    構成・抽出処理によって前記生成された映像オブジェクト記述を処理して映像オ
    ブジェクト階層記述を生成し、かつ実体関係グラフ生成処理によって前記生成さ
    れた映像オブジェクト記述を処理して実体関係グラフ記述を生成し、前記映像オ
    ブジェクト記述と前記映像オブジェクト階層記述と前記実体関係グラフ記述とを
    含む少なくとも1つの記述レコードが、前記映像情報内に埋め込まれたコンテン
    ツを表現するために生成されるコンピュータプロセッサと、 前記プロセッサに作動的に接続された、前記少なくとも1つの記述レコードを
    蓄積するためのデータ蓄積システムとを特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】 前記映像オブジェクト抽出処理と前記オブジェクト階層構成・抽
    出処理が並行して実行される、請求項1記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記映像オブジェクト抽出処理が、 前記映像情報中の各映像を前記映像内の諸領域に分割する映像分割処理と、 単数または複数の前記領域に関する単数または複数の特徴記述を生成する特徴
    抽出・注釈処理とを含み、 前記生成された映像オブジェクト記述が、単数または複数の前記領域に関する
    前記単数または複数の特徴記述を含む、請求項1記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記領域が局所的領域とセグメント領域と大域的領域とからなる
    群から選択される、請求項3記載のシステム。
  5. 【請求項5】 前記単数または複数の特徴記述が、記録媒体特徴と視覚特徴と時
    間特徴と意味特徴とからなる群から選択される、請求項3記載のシステム。
  6. 【請求項6】 前記意味特徴がさらに、誰、如何なるオブジェクト、如何なる行
    動、何処、何時、何故およびテキスト注釈からなる群から選択される少なくとも
    1つの特徴記述によって定義される、請求項5記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記視覚特徴がさらに、色、表面模様、位置、サイズ、形状、動
    き、カメラの動き、編集効果および方位からなる群から選択される少なくとも1
    つの特徴記述によって定義される、請求項5記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記記録媒体特徴がさらに、ファイル形式、ファイルサイズ、色
    表現、解像度、データファイルロケーション、著者、作成、スケーラブルレイヤ
    およびモダリティトランスコーディングからなる群から選択される少なくとも1
    つの特徴記述によって定義される、請求項5記載のシステム。
  9. 【請求項9】 前記時間特徴がさらに、開始時間と終了時間と持続時間とからな
    る群から選択される少なくとも1つの特徴記述によって定義される、請求項5記
    載のシステム。
  10. 【請求項10】 前記オブジェクト階層構成・抽出処理が、前記映像オブジェク
    ト記述によって表現される映像オブジェクトの視覚特徴関連に基づいて前記映像
    オブジェクト記述の映像オブジェクト階層記述を生成する、請求項1記載のシス
    テム。
  11. 【請求項11】 前記オブジェクト階層構成・抽出処理が、前記映像オブジェク
    ト記述によって表現される映像オブジェクトの意味特徴関連に基づいて前記映像
    オブジェクト記述の映像オブジェクト階層記述を生成する、請求項1記載のシス
    テム。
  12. 【請求項12】 前記オブジェクト階層構成・抽出処理が、前記映像オブジェク
    ト記述によって表現される映像オブジェクトの記録媒体特徴関連に基づいて前記
    映像オブジェクト記述の映像オブジェクト階層記述を生成する、請求項1記載の
    システム。
  13. 【請求項13】 前記オブジェクト階層構成・抽出処理が、前記映像オブジェク
    ト記述によって表現される映像オブジェクトの関連に基づいて前記映像オブジェ
    クト記述の映像オブジェクト階層記述を生成し、前記関連が、視覚特徴関連と意
    味特徴関連と時間特徴関連と記録媒体特徴関連とからなる群から選択される、請
    求項1記載のシステム。
  14. 【請求項14】 前記オブジェクト階層構成・抽出処理が、前記映像オブジェク
    ト記述によって表現される映像オブジェクトの関連に基づいて前記映像オブジェ
    クト記述の映像オブジェクト階層記述を生成し、前記映像オブジェクト階層記述
    が複数の階層レベルを有する、請求項1記載のシステム。
  15. 【請求項15】 複数の階層レベルを有する前記映像オブジェクト階層記述がク
    ラスタリング階層を含む、請求項14記載のシステム。
  16. 【請求項16】 前記クラスタリング階層が、前記映像オブジェクト記述によっ
    て表現される映像オブジェクトの関連に基づいており、前記関連が、視覚特徴関
    連と意味特徴関連と時間特徴関連と記録媒体特徴関連とからなる群から選択され
    る、請求項15記載のシステム。
  17. 【請求項17】 複数の階層レベルを有する前記映像オブジェクト階層記述が、
    抽出階層の多重レベルを含むように構成される、請求項15記載のシステム。
  18. 【請求項18】 前記抽出階層の多重レベルが、前記映像オブジェクト記述によ
    って表現される映像オブジェクトの関連に基づくように構成され、前記関連が、
    視覚特徴関連と意味特徴関連と時間特徴関連と記録媒体特徴関連とからなる群か
    ら選択される、請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記実体関係グラフ生成処理が、前記映像オブジェクト記述に
    よって表現される映像オブジェクトの関連に基づいて前記映像オブジェクト記述
    の実体関係グラフ記述を生成し、前記関連が、視覚特徴関連と意味特徴関連と時
    間特徴関連と記録媒体特徴関連とからなる群から選択される、請求項1記載のシ
    ステム。
  20. 【請求項20】 さらに、前記映像オブジェクト記述を受信して符号化記述情報
    に符号化するためのエンコーダを含み、前記データ蓄積システムが前記符号化記
    述情報を前記少なくとも1つの記述レコードとして蓄積するように作動する、請
    求項1記載のシステム。
  21. 【請求項21】 前記映像オブジェクト記述と前記映像オブジェクト階層記述と
    前記実体関係グラフ記述が互いに組合わされて映像記述を形成し、さらに、前記
    映像記述を受信して符号化記述情報に符号化するためのエンコーダを含み、前記
    データ蓄積システムが前記符号化記述情報を前記少なくとも1つの記述レコード
    として蓄積するように作動する、請求項1記載のシステム。
  22. 【請求項22】 前記エンコーダが2進エンコーダを含む、請求項21記載のシ
    ステム。
  23. 【請求項23】 前記エンコーダがXMLエンコーダを含む、請求項21記載の
    システム。
  24. 【請求項24】 さらに、コンピュータプロセッサに作動的に接続された映像情
    報を表示するための映像表示装置とコンピュータプロセッサに作動的に接続され
    た少なくとも1つのユーザ入力装置とを含み、 前記映像オブジェクト処理の少なくとも一部が、前記ユーザ入力装置の操作に
    よるユーザ入力を受信することを含む、請求項1記載のシステム。
  25. 【請求項25】 映像情報から記述コードを生成するための方法において、 前記映像情報を受信するステップと、 映像オブジェクト抽出処理を実行することによって前記映像情報を処理して前
    記映像情報から映像オブジェクト記述を生成するステップと、 オブジェクト階層構成・抽出処理によって前記生成された映像オブジェクト記
    述を処理して映像オブジェクト階層記述を生成するステップと、 実体関係グラフ生成処理によって前記生成された映像オブジェクト記述を処理
    して実体関係グラフ記述を生成し、前記映像オブジェクト記述と前記映像オブジ
    ェクト階層記述と前記実体関係グラフ記述とを含む少なくとも1つの記述レコー
    ドが、前記映像情報内に埋め込まれたコンテンツを表現するために生成されるス
    テップと、 前記少なくとも1つの記述レコードを蓄積するステップとを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 前記映像オブジェクト抽出処理ステップと前記オブジェクト階
    層構成・抽出処理ステップが並行して実行される、請求項25記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記映像オブジェクト抽出処理ステップがさらに、 前記映像情報中の各映像を前記映像内の諸領域に分割する映像分割処理ステッ
    プと、 単数または複数の前記領域に関する単数または複数の特徴記述を生成する特徴
    抽出・注釈処理ステップとを含み、 前記生成された映像オブジェクト記述が単数または複数の前記領域に関する前
    記単数または複数の特徴記述を含む、請求項25記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記領域が局所的領域とセグメント領域と大域的領域とからな
    る群から選択される、請求項27記載の方法。
  29. 【請求項29】 さらに、記録媒体特徴と視覚特徴と時間特徴と意味特徴とから
    なる群から前記単数または複数の特徴記述を選択するステップを含む、請求項2
    7記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記意味特徴がさらに、誰、如何なるオブジェクト、如何なる
    行動、何処、何時、何故およびテキスト注釈からなる群から選択される少なくと
    も1つの特徴記述によって定義される、請求項29記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記視覚特徴がさらに、色、表面模様、位置、サイズ、形状、
    動き、編集効果、カメラの動きおよび方位からなる群から選択される少なくとも
    1つの特徴記述によって定義される、請求項29記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記記録媒体特徴がさらに、ファイル形式、ファイルサイズ、
    色表現、解像度、データファイルロケーション、著者、作成、スケーラブルレイ
    ヤおよびモダリティトランスコーディングからなる群から選択される少なくとも
    1つの特徴記述によって定義される、請求項29記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記時間特徴がさらに、開始時間と終了時間と持続時間とから
    なる群から選択される少なくとも1つの特徴記述によって定義される、請求項2
    9記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記オブジェクト階層構成・抽出処理ステップが、前記映像オ
    ブジェクト記述によって表現される映像オブジェクトの視覚特徴関連に基づいて
    前記映像オブジェクト記述の映像オブジェクト階層記述を生成する、請求項25
    記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記オブジェクト階層構成・抽出処理ステップが、前記映像オ
    ブジェクト記述によって表現される映像オブジェクトの意味特徴関連に基づいて
    前記映像オブジェクト記述の映像オブジェクト階層記述を生成する、請求項25
    記載の方法。
  36. 【請求項36】 前記オブジェクト階層構成・抽出処理ステップが、前記映像オ
    ブジェクト記述によって表現される映像オブジェクトの記録媒体特徴関連に基づ
    いて前記映像オブジェクト記述の映像オブジェクト階層記述を生成する、請求項
    25記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記オブジェクト階層構成・抽出処理ステップが、前記映像オ
    ブジェクト記述によって表現される映像オブジェクトの時間特徴関連に基づいて
    前記映像オブジェクト記述の映像オブジェクト階層記述を生成する、請求項25
    記載の方法。
  38. 【請求項38】 前記オブジェクト階層構成・抽出処理ステップが、前記映像オ
    ブジェクト記述によって表現される映像オブジェクトの関連に基づいて前記映像
    オブジェクト記述の映像オブジェクト階層記述を生成し、前記関連が、視覚特徴
    関連と意味特徴関連と時間特徴関連と記録媒体特徴関連とからなる群から選択さ
    れる、請求項25記載の方法。
  39. 【請求項39】 前記オブジェクト階層構成・抽出処理ステップが、前記映像オ
    ブジェクト記述によって表現される映像オブジェクトの関連に基づいて前記映像
    オブジェクト記述の映像オブジェクト階層記述を生成し、前記映像オブジェクト
    階層記述が、複数の階層レベルを有するように構成される、請求項25記載の方
    法。
  40. 【請求項40】 複数の階層レベルを有する前記映像オブジェクト階層記述が、
    クラスタリング階層を含むように構成される、請求項39記載の方法。
  41. 【請求項41】 前記クラスタリング階層が、前記映像オブジェクト記述によっ
    て表現される映像オブジェクトの関連に基づくように構成され、前記関連が、視
    覚特徴関連と意味特徴関連と時間特徴関連と記録媒体特徴関連とからなる群から
    選択される、請求項40記載の方法。
  42. 【請求項42】 複数の階層レベルを有する前記映像オブジェクト階層記述が、
    抽出階層の多重レベルを含むように構成される、請求項40記載の方法。
  43. 【請求項43】 前記抽出階層の多重レベルが、前記映像オブジェクト記述によ
    って表現される映像オブジェクトの関連に基づくように構成され、前記関連が、
    視覚特徴関連と意味特徴関連と時間特徴関連と記録媒体特徴関連とからなる群か
    ら選択される、請求項40記載の方法。
  44. 【請求項44】 前記実体関係グラフ生成処理ステップが、前記映像オブジェク
    ト記述によって表現される映像オブジェクトの関連に基づいて前記映像オブジェ
    クト記述の実体関係グラフ記述を生成し、前記関連が、視覚特徴関連と意味特徴
    関連と時間特徴関連と記録媒体特徴関連とからなる群から選択される、請求項2
    5記載の方法。
  45. 【請求項45】 さらに、前記映像オブジェクト記述を受信して符号化記述情報
    に符号化するステップと前記符号化記述情報を前記少なくとも1つの記述レコー
    ドとして蓄積するステップとを含む、請求項25記載の方法。
  46. 【請求項46】 さらに、前記映像オブジェクト記述と前記映像オブジェクト階
    層記述と前記実体関係グラフ記述とを組合わせて映像記述を形成するステップと
    、前記映像記述を受信して符号化記述情報に符号化するステップと、前記符号化
    記述情報を前記少なくとも1つの記述レコードとして蓄積するステップとを含む
    、請求項25記載の方法。
  47. 【請求項47】 前記符号化ステップが2進符号化ステップを含む、請求項46
    記載の方法。
  48. 【請求項48】 前記符号化ステップがXML符号化ステップを含む、請求項4
    6記載の方法。
  49. 【請求項49】 対応する映像情報内に埋め込まれた映像コンテンツを表現する
    少なくとも1つの記述レコードを備えたディジタル情報を含むコンピュータ可読
    記録媒体において、少なくとも1つの記述レコードが、 映像オブジェクト抽出処理を利用して前記映像情報から生成される単数または
    複数の映像オブジェクト記述と、 オブジェクト階層構成・抽出処理を利用して前記生成された映像オブジェクト
    記述から生成される単数または複数の映像オブジェクト階層記述と、 実体関係グラフ生成処理を利用して前記生成された映像オブジェクト記述から
    生成される単数または複数の実体関係グラフ記述とを含むことを特徴とするコン
    ピュータ可読記録媒体。
  50. 【請求項50】 前記映像オブジェクト記述と前記映像オブジェクト階層記述と
    前記実体関係グラフ記述がさらに単数または複数の特徴記述を含む、請求項49
    記載のコンピュータ可読記録媒体。
  51. 【請求項51】 前記単数または複数の特徴記述が、記録媒体特徴と視覚特徴と
    時間特徴と意味特徴とからなる群から選択される、請求項50記載のコンピュー
    タ可読記録媒体。
  52. 【請求項52】 前記意味特徴がさらに、誰、如何なるオブジェクト、如何なる
    行動、何処、何時、何故およびテキスト注釈からなる群から選択される少なくと
    も1つの特徴記述によって定義される、請求項51記載のコンピュータ可読記録
    媒体。
  53. 【請求項53】 前記視覚特徴がさらに、色、表面模様、位置、サイズ、形状、
    動き、カメラの動き、編集効果および方位からなる群から選択される少なくとも
    1つの特徴記述によって定義される、請求項51記載のコンピュータ可読記録媒
    体。
  54. 【請求項54】 前記記録媒体特徴がさらに、ファイル形式、ファイルサイズ、
    色表現、解像度、データファイルロケーション、著者、作成、スケーラブルレイ
    ヤおよびモダリティトランスコーディングからなる群から選択される少なくとも
    1つの特徴記述によって定義される、請求項51記載のコンピュータ可読記録媒
    体。
  55. 【請求項55】 前記時間特徴がさらに、開始時間と終了時間と持続時間とから
    なる群から選択される少なくとも1つの特徴記述によって定義される、請求項5
    1記載のコンピュータ可読記録媒体。
  56. 【請求項56】 前記オブジェクト階層記述が、前記映像オブジェクト記述によ
    って表現される映像オブジェクトの視覚特徴関連に基づいている、請求項49記
    載のコンピュータ可読記録媒体。
  57. 【請求項57】 前記映像オブジェクト階層記述が、前記映像オブジェクト記述
    によって表現される映像オブジェクトの意味特徴関連に基づいている、請求項4
    9記載のコンピュータ可読記録媒体。
  58. 【請求項58】 前記映像オブジェクト階層記述が、前記映像オブジェクト記述
    によって表現される映像オブジェクトの記録媒体特徴関連に基づいている、請求
    項49記載のコンピュータ可読記録媒体。
  59. 【請求項59】 前記映像オブジェクト階層記述が、前記映像オブジェクト記述
    によって表現される映像オブジェクトの時間特徴関連に基づいている、請求項4
    9記載のコンピュータ可読記録媒体。
  60. 【請求項60】 前記映像オブジェクト階層記述が、前記映像オブジェクト記述
    によって表現される映像オブジェクトの関連に基づいており、前記映像オブジェ
    クト階層記述が複数の階層レベルを有する、請求項49記載のコンピュータ可読
    記録媒体。
  61. 【請求項61】 複数の階層レベルを有する前記映像オブジェクト階層記述がク
    ラスタリング階層を含む、請求項60記載のコンピュータ可読記録媒体。
  62. 【請求項62】 前記クラスタリング階層が、前記映像オブジェクト記述によっ
    て表現される映像オブジェクトの関連に基づいており、前記関連が、視覚特徴関
    連と意味特徴関連と時間特徴関連と記録媒体特徴関連とからなる群から選択され
    る、請求項61記載のコンピュータ可読記録媒体。
  63. 【請求項63】 複数の階層レベルを有する前記映像オブジェクト階層記述が、
    抽出階層の多重レベルを含むように構成される、請求項62記載のコンピュータ
    可読記録媒体。
  64. 【請求項64】 前記抽出階層の多重レベルが、前記映像オブジェクト記述によ
    って表現される映像オブジェクトの関連に基づくように構成され、前記関連が、
    視覚特徴関連と意味特徴関連と時間特徴関連と記録媒体特徴関連とからなる群か
    ら選択される、請求項63記載のコンピュータ可読記録媒体。
  65. 【請求項65】 前記実体関係グラフ記述が、前記映像オブジェクト記述によっ
    て表現される映像オブジェクトの関連に基づいており、前記関連が、視覚特徴関
    連と意味特徴関連と時間特徴関連と記録媒体特徴関連とからなる群から選択され
    る、請求項49記載のコンピュータ可読記録媒体。
  66. 【請求項66】 前記映像オブジェクト記述が符号化記述情報の態様である、請
    求項49記載のコンピュータ可読記録媒体。
  67. 【請求項67】 前記映像オブジェクト記述と前記映像オブジェクト階層記述と
    前記実体関係グラフが、符号化記述情報の態様に互いに組合わされる、請求項4
    9記載のコンピュータ可読記録媒体。
  68. 【請求項68】 前記符号化記述情報が2進符号化情報の態様である、請求項6
    7記載のコンピュータ可読記録媒体。
  69. 【請求項69】 前記符号化記述情報がXML符号化情報の態様である、請求項
    67記載のコンピュータ可読記録媒体。
  70. 【請求項70】 特徴記述が、コードダウンローディングを促進するために抽出
    コード、整合コードに対するポインタを含む、請求項1記載のシステム。
  71. 【請求項71】 特徴記述が、コードダウンローディングを促進するために抽出
    コード、整合コードに対するポインタを含む、請求項5記載のシステム。
  72. 【請求項72】 特徴記述が、コードダウンローディングを促進するために抽出
    コード、整合コードに対するポインタを含む、請求項25記載の方法。
  73. 【請求項73】 特徴記述が、コードダウンローディングを促進するために抽出
    コード、整合コードに対するポインタを含む、請求項29記載の方法。
  74. 【請求項74】 特徴記述が、コードダウンローディングを促進するために抽出
    コード、整合コードに対するポインタを含む、請求項49記載のコンピュータ可
    読記録媒体。
  75. 【請求項75】 特徴記述が、コードダウンローディングを促進するために抽出
    コード、整合コードに対するポインタを含む、請求項53記載のコンピュータ可
    読記録媒体。
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